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  1. 仙台市議会 2006-04-21
    市民教育委員会 本文 2006-04-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから、市民教育委員会を開会いたします。  本日の日程は、お手元に配付のプリントのとおりであります。  なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について、当局からの報告及び質問等を行いますので、よろしくお願いいたします。  審査に入ります前に、新年度の組織事務分掌並びに今回の人事異動に伴います職員紹介について、当局より申し出がありますので、企画市民局より順次、紹介願います。 2: ◯企画市民局長  企画市民局長平井俊之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  企画市民局組織事務分掌についてでございますが、委員皆様のお手元資料をお配りいたしているところでございます。組織につきましては、政策立案総合調整部門地域行政部門連携を強化し、地域の個性や実情に合った施策の展開を積極的に進めますとともに、文化、スポーツイベントを通じたシティセールスをより効果的に展開するなどのために、企画局市民局を統合し、企画市民局といたしたところでございます。次に、部のレベル変更でございますけれども、従前企画局情報政策部につきましては、個人情報保護情報セキュリティー対策などの情報関係全般を一体的に推進するため、総務局に移管いたしたところでございます。また、従前市民局市民部名称地域政策部といたしたところでございます。次に、課のレベル変更でございますけれども、従前地域振興課名称地域活動推進課といたしますとともに、広聴相談課市民生活部に移管いたしたところでございます。事務分掌につきましては、これらの組織改正に伴うもののほかは特に大きな変更はございません。  次に、あわせまして、区役所組織事務分掌もお配りをいたしているところでございますけれども、区役所につきましては区民向けのサービスを提供いたしております組織ということをよりわかりやすくするため、総務部名称区民部といたしますとともに、安全・安心まちづくりをさらに推進するため、防災、防犯、交通安全など、地域の安全や区民皆様安心にかかわる業務に一体的に対応するため、区民生活課新設いたしたところでございます。また、各区建設部管理課建設課をそれぞれ再編いたしまして、公園課道路課といたしましたほか、ハード系まちづくりをさらに推進するために各区建築宅地課業務を見直しまして、街並み形成課といたしたところでございます。加えまして、泉区保健福祉センター保護課新設いたしましたほか、市民課名称変更いたしまして各区宮城総合支所にありましては戸籍住民課に、秋保総合支所につきましては税務住民課にそれぞれ変更いたしたところでございます。具体内容につきましては後ほど資料を御高覧賜りたいと存じます。              〔出席者名簿に基づき紹介〕 3: ◯青葉区長              〔出席者名簿に基づき紹介〕 4: ◯宮城野区長              〔出席者名簿に基づき紹介〕 5: ◯若林区長              〔出席者名簿に基づき紹介〕 6: ◯太白区長              〔出席者名簿に基づき紹介〕 7: ◯泉区長              〔出席者名簿に基づき紹介〕 8: ◯消防局長  消防局組織及び事務分掌につきまして御報告させていただきます。
     消防局では本年4月1日から危機管理関連業務及び国民保護法関連業務に対応するため、防災安全部危機管理室新設いたしました。また、県からの高圧ガス保安法石油ガス保安の確保及び取引の適正化に関する法律及びガス事業法に関する事務の移譲に伴いまして、これらの規制業務に対応するために警防部予防課保安係新設いたしました。これを受けまして消防局は7課1室、警防部予防課は4係に拡充されたところでございます。この組織改正に伴いまして、危機管理関連業務に関すること及び仙台国民保護協議会に関すること等を危機管理室事務分掌といたしました。また、警防部予防課液化石油ガス高圧ガス等規制に関することを加えたところでございます。その他の事務分掌等具体的な内容につきましては後ほど御高覧いただきたいと存じます。              〔出席者名簿に基づき紹介〕 9: ◯教育長  平成18年度の教育局組織及び事務分掌につきまして、お手元資料に基づき御説明いたします。  組織につきましては、課レベル以上の変更はなく、引き続き、学校教育部並びに生涯学習部の2部、9課、25公所体制業務に取り組んでまいることとしております。なお、係レベルでは、教育指導課への高校教育改革室新設学事課への奨学調整係新設など一部変更いたしております。  事務分掌につきましても、学事課幼稚園関連事務子供未来局に移管いたしましたこと以外に特に変更はございませんので、具体内容につきましては後ほど資料を御高覧いただきたいと存じます。              〔出席者名簿に基づき紹介〕              《閉会中継続審査について》 10: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は「環境教育について」及び「都市活力スポーツイベント」でありますが、本日は、「環境教育について」を審査し、次回の委員会で「都市活力スポーツイベント」を審査したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  本日の説明に際し、教育局より、プロジェクターを使用したいとの申し出がありましたので、御了承願います。  それでは、教育局より説明願います。 11: ◯教育指導課長  それでは、仙台市の学校教育における環境教育について御説明いたします。恐縮ですが、スクリーンをごらんいただきたいと思います。  初めに、学校教育における環境教育のねらいについて御説明いたします。環境環境問題に関心と知識を持つこと。人間生活環境とのかかわりについて理解すること。環境への気配りを欠いた人間の活動環境の悪化をもたらすという認識を深めること。生活環境保全自然保護に配慮した行動を心がけ、よりよい環境づくりや自然との触れ合いに進んで参加すること。健全で恵み豊かな環境を共有の資産として次の世代に引き継ぐことができること。これらの資質や能力の育成環境教育のねらいといたしております。学校においては社会や理科などの教科、道徳、総合的な学習の時間のみならず、学級活動児童会活動生徒会活動学校行事など、教育活動全体で環境教育に取り組んでおり、生きる力の育成を目指しております。仙台教育委員会では環境教育を実践する際の教師用手引として、地球にやさしい仙台市の環境教育2(小学校中学校編)をそれぞれ発行いたしました。また、小学生向けの副読本として、仙台の自然、わたしたち仙台市、せんだいわがまちを作成しております。これまで仙台教育委員会が取り組んできた活動クリーングリーン仙台9万人のトライ学校版ISO杜の都のエコスクール活動子ども環境実践フォーラム子ども環境実践発表会地球環境親子タウンミーティングinせんだいの四つです。  まず、クリーングリーン仙台9万人のトライでは、平成9年度から7年間にわたって実施いたしました。市内の小中学生9万人が夏休み期間中、家庭地域社会の協力のもと節電や節水に努めたり、地域清掃に取り組んだり、昆虫探しや水生生物調べなどをしたりして、身近な自然や環境を知り、環境を守るための取り組みを行いました。  二つ目の、児童生徒環境保全に主体的に取り組むことをねらいとした、杜の都のエコスクールにつきましては、参加する学校を募集し、1年間にわたって実践活動に取り組んだ学校認証校といたしました。平成16年度までの3カ年で全ての小中学校認証校となっております。杜の都のエコスクール活動内容の一例でございます。プルタブなどの資源回収活動、水質や二酸化炭素などの環境測定活動、給食の生ごみを活用した堆肥づくり環境学習成果発表する活動など、工夫した活動を展開いたしております。  三つ目として、環境保全意識向上を目的に、子ども環境実践フォーラム平成12年度から5カ年にわたって開催いたしましたが、平成17年度からはより積極的な参加形態の拡大を図り、子ども環境実践発表会を開催いたしました。その一端を御紹介しますと、平成18年1月18日に仙台教育センターを会場に開催した子ども環境実践発表会では、午前中に六つの小学校発表を行い、200名余り児童生徒が参加し、意見情報交換を行いました。参加児童からは、「自分学校の近くにも梅田川が流れているので発表校と交流しながら水質調査などを行ってみたい」、「自然を守るためにもっと自分達にできることがあるとわかった」などの感想が聞かれました。午後からは五つの中学校発表を行い、200名余り生徒が参加しました。学校での省エネルギー活動家庭に普及させた取り組みEM菌を利用した堆肥や腐葉土づくりなど、循環型社会について学んだ成果発表されました。全体会では愛知万博に参加した岩切中学校愛知万博での発表報告を行うとともに、フードマイレージと題して、食から見た環境問題について学んだことを寸劇と踊りなどを使って表現しました。さらに全体会では、子ども実行委員の進行によってそれぞれの学校での取り組み様子課題について情報交換意見交換が活発に行われました。子ども環境実践発表会では宮城教育大学教授環境局職員科学館指導主事、そして保護者代表など、外部講師から学ぶ機会も設けました。子どもの目線に合わせた講話や指導助言によって環境保全への視野が広がり、子どもたち知識を豊かにすることができました。小学校の部、中学校の部、それぞれの全体会では子ども実行委員によって子ども環境宣言が行われました。17年度の環境宣言は「高めよう!一人一人の意識。続けよう!だれにでもできる杜の都のリサイクル。」でした。こうした発表様子はすべての小中学校にもビデオ配信され、自分たち取り組みについて見詰め直す機会となりました。各学校での視聴学習には延べ9,600名余り児童生徒が参加しました。  大きな四つ目でございますが、平成18年2月25日には小池百合子環境大臣が来仙して親子タウンミーティングが開催され、児童生徒とその保護者、200名余りが参加しました。会場ロビーには、子ども環境実践発表校11校の活動様子がパネル展示されました。環境大臣の内覧では、児童生徒が直接大臣説明する機会が設けられました。児童生徒自分たち学びや実践活動成果説明し、自分たちの考えや思いを真剣に伝えました。短い時間での説明でしたが、杜の都仙台子供たちが一生懸命に環境問題に取り組み実践活動を展開している様子大臣に伝えることができたのではないかと思います。タウンミーティングでは、「環境大臣家庭で行っているエコ活動について教えてください」、「私の学校では屋根にたまった水や牛乳パックを洗った水を利用して花壇に水まきをしています」、「ドイツ小中学生環境問題への取り組みを知り、ドイツに比べると日本のリサイクルにはまだできることがあると思います」など、身近な問題から地球規模の問題まで、子供たち環境大臣に積極的に質問意見発表を行いました。  その他の関連事業について御説明いたします。平成17年度から実施しております全小中学校でのプラゴミ分別環境について考える機会となる太陽光発電の設置は平成9年度から始まり、現在38の小中学校に設置されております。地域学校連携して学校を取り巻く自然環境保全について考える、学校ビオトープ事業。前年度同月比較で節減した光熱水費の一部を学校に還元する省エネ還元事業は、平成18年度からの新規事業となります。これらの事業などを有効に活用して環境教育推進を図っております。  最後に、環境教育課題でございますが、環境保全のための取り組みには学校によって若干差があることから、今後、互いの取り組みから刺激を受ける機会や自己チェックする機会を設けることが大切であると考えます。また、学校で学んだり身につけたりした知識実践活動が将来の地球環境づくりに結びつくことを考えますと、家庭地域とのより一層の連携が必要になってくると考えます。これらの課題につきましては、具体的な事業などを通して改善を図り、身近な活動から地球環境問題を解決しようと取り組む児童生徒育成に努めてまいります。  以上で学校における環境教育についての説明を終わります。 12: ◯委員長  ただいまの説明を含めて、本件について質問等はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...