ツイート シェア
  1. 仙台市議会 2010-10-21
    市民教育委員会 本文 2010-10-21


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                 ※会議の概要 ◯委員長  ただいまから市民教育委員会を開会いたします。  本日は庄子晋委員より欠席の届け出がありましたので、報告いたします。  本日の日程はお手元に配付のプリントのとおりであります。なお、委員会終了後、引き続き協議会を開催し、委員会審査事項以外の所管事項について当局からの報告及び質問等を行いますので、よろしくお願いいたします。              《閉会中継続審査について》 2: ◯委員長  それでは、これより審査に入ります。  審査事項は、「市政出前講座について」及び「子ども読書活動推進について」であります。  本日は、「市政出前講座について」を審査し、次回の委員会で「子ども読書活動推進について」を審査したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、市政出前講座について、市民局より説明願います。 3: ◯市民局長  市政出前講座について御説明申し上げます。  市政出前講座は、仙台市の政策や事業につきまして市の担当職員が直接出向いて説明を行うことにより、市民皆様市政への理解を深めていただこうと、平成14年7月から実施している事業でございます。詳しくは広聴相談課長より御説明申し上げます。 4: ◯広聴相談課長  市政出前講座につきまして、パワーポイント及びお手持ちの資料1に基づき御説明申し上げます。  まず初めに、広聴事業における市政出前講座の位置づけでありますが、広聴事業体系図ごらんください。広聴事業は、個別広聴と集会広聴、その他の広聴の三つ事業から構成されておりますが、市政出前講座はその他の広聴の一つとして位置づけております。ごらんのとおり、広聴事業は投書や要望、陳情など、市民の声に耳を傾ける事業が主体となっておりますが、そうした中にありまして市政出前講座市政を積極的にPRできる広聴事業一つであります。  市政出前講座概要につきましては、先ほど局長が御説明したとおりでありますが、テーマ数につきましては、平成22年度現在、11ジャンル153のテーマを御用意しております。  市政出前講座申し込みにつきましては、市内に在住、勤務または在学しておられる、おおむね20人以上の方が参加される団体グループ対象としております。開催時間は平日の午前10時から午後9時までの間で、時間はおおむね1時間から1時間半を目安としておりますが、土曜日や日曜、祝日を希望される場合には別途相談に応じております。実施会場仙台市内とし、申し込み団体側で用意していただきます。  次に、市政出前講座ジャンルについてでございますが、ごらんのとおり11のジャンルに分かれております。ジャンルごとにどういうテーマがあるかと申しますと、ジャンル1である市政のしくみには、ごらんテーマを初め15のテーマがございます。  次に、ジャンル2の健康と福祉は、最もテーマ数が多く26テーマとなっております。本年度は新たに、よくわかる特定健診・保健指導、子供の保健福祉サービス二つテーマを加えております。  ジャンル3のまちづくり市民活動は、ごらんのとおりのテーマなど7テーマとなってございます。  ジャンル4のくらしには、防犯対策についてなど全部で19のテーマとなっております。この写真は、防犯対策についての講座様子であります。ホワイトボードに振り込め詐欺にご用心と掲示されているのが見えます。
     ジャンル5の消防防災は、ごらんテーマを初め15のテーマがございます。次の写真は、災害の教訓と対策について、企業を対象とした講座様子であります。  ジャンル6の緑・環境には、ごらんテーマなど13のテーマがございます。次の写真は、国際センターにおいて留学生を対象とした生活ごみの分け方、出し方の講座様子です。右下写真は、ごみ分別の実演をしている様子です。  その他、ごらんのように国際化シティセールステーマ、経済7テーマ都市計画・交通18テーマとなっております。また、身近な区役所には、各区のまちづくりとして5テーマ教育文化スポーツにはごらんテーマを初め25テーマがあります。次の写真豊齢学園生に対して、政宗が残した夢~仙台城について講演している様子で、実際に発掘された遺物を見ていただいております。  次に、申し込み状況であります。申し込み件数は、平成17年度以降順調に件数を伸ばしておりましたが、平成21年度は193件で、平成20年度より100件減少し、対前年度比で34.1%の減となっております。また、受講者数につきましても、平成21年度は6,399人で、平成20年度より3,643人減少し、対前年度比で36.3%の減となっております。平成21年度申し込み件数及び受講者数が減少した理由につきましては、最も大きな理由といたしまして、春からの新型インフルエンザ流行に伴い、集会の自粛が行われたことが影響したものと考えております。  次に、申し込み団体の内訳でございますが、21年度の実績で見ますと、町内会が一番多く36件、2番目が生涯学習グループで30件、3番目が老人クラブで27件などとなっております。この三つ種別は、毎年申し込みにおいて上位を占める種別でありまして、三つ構成比の合計を見ますと、21年度は48.2%となっております。  次に、平成21年度ジャンルごと申し込み件数を見てみますと、第1位の健康と福祉が89件と、ほかのジャンルよりぬきんでております。2番目に消防防災が31件で、3番目が教育文化スポーツの26件となっており、その後にくらし、緑・環境が続いております。これらの分野市民関心の高い分野となっておりまして、例年ほぼ同様の傾向を示しております。  次に、平成21年度における人気テーマを見ますと、新型インフルエンザ流行ということもあって、感染症対策が26件で1位となっており、家庭における地震対策が15件で2位、安全・安心の食生活が13件で3位という状況でありました。また、人気テーマ上位項目の中に、赤字で記載した健康と福祉関連テーマが六つ入っており、健康と福祉分野への市民関心の高さを示しております。  次に、近年の傾向を見てみます。これは似たようなテーマグループ化し、推移を見たものでありますが、緑色で塗りつぶした部分はほかと比較して件数が高くなっているところです。これは今の表をグラフ化したものですが、申し込み件数が伸びた年度にどのような出来事があったかと申しますと、ピンク色の線、感染症平成21年度に急激に多くなっておりますが、新型インフルエンザ平成21年春から流行しております。次に、黄色の線、介護関係の増ですが、介護保険制度平成18年に改正になっております。赤色の線、高齢者医療の増ですが、後期高齢者医療制度平成20年4月に施行されております。緑色の線、地震対策の増ですが、平成17年8月16日に宮城南部地震が、平成20年6月14日に岩手・宮城内陸地震が発生しておりました。また、青色の線、ごみ問題につきましては、ごみ有料化平成21年4月スタートしております。このように市民生活に直結した出来事制度の変更などの有無が、講座テーマ選択申し込み件数に大きな影響を与えていることがわかります。  次に、事業評価であります。本事業においては、受講された団体などからアンケートによる評価をいただくことになっておりますが、平成21年度アンケートでは、ほとんどの皆様から有意義だったという評価をいただいておるところであります。また、今後の利用についてというアンケート項目についても、ほとんどの皆様からこれからも出前講座を利用したいという回答をいただいておるところであります。  最後に、今後の課題でございます。冒頭に局長からも申し上げましたが、本事業の趣旨は、市の職員が直接市民皆様担当業務について説明を行うことにより、市政への理解を深めていただくことにございます。このような形での情報提供は、今後本市が目指すべき市政への市民参画、あるいは市民協働を進めていく上で一つの基本となる形ではなかろうかと考えております。したがいまして、より多くの市民皆様に本事業を御利用いただくことが重要であろうかと認識しておりまして、課題といたしましては次の二つを掲げております。  一つは、テーマの充実であります。まず、市民関心やニーズにマッチしたテーマをそろえ、市民にわかりやすく興味を引くようなネーミングの工夫をすること、次に、これまで年1回のテーマ設定で冊子であるテーマ集を配付してきましたが、すべてのテーマを固定化せず、タイムリーな話題を随時取り入れられるような工夫を行ってまいります。二つ目は、新規申し込み者の開拓であります。さまざまな機会をとらえ、各種団体にこの制度を御利用していただくよう働きかけるとともに、これまで申し込みが少なかった若い世代やNPO及び事業所などをターゲットとした積極的な周知を行ってまいります。  以上のような取り組みを行うことにより、申し込み件数の拡大につながるものと考えております。これで市政出前講座についての説明を終わります。 5: ◯委員長  ただいまの説明を含めて本件について質問等はございませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯委員長  なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...