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仙台市議会
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2007-10-19
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市民教育協議会 本文 2007-10-19
健康福祉委員会 表紙 2007-10-19
健康福祉委員会 本文 2007-10-19
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仙台市議会 2007-10-19
健康福祉委員会 本文 2007-10-19
取得元:
仙台市議会公式サイト
最終取得日: 2021-07-24
1: ※会議の概要
◯委員長
ただいまから
健康福祉委員会
を開会いたします。 本日の日程は、お
手元
に配付のプリントのとおりであります。 なお、
委員会終了
後、引き続き
協議会
を開催し、
委員会審査事項
以外の
所管事項
について当局からの報告及び
質問等
を願いますので、よろしくお願いいたします。 《閉会中
継続審査
について》 2:
◯委員長
それでは、これより
審査
に入ります。 「
子供行政
について」であります。
本件
について、
子供未来局
より
説明
願います。 3:
◯子供未来局長
それでは、
子供未来局
より
継続審査事項
でございます
子供行政
に関し、本日は
高校生
の
居場所
に関する
意識調査
について御
説明
申し上げます。
平成
18年4月の
子供未来局
の設置に合わせまして、従来より
ヤングテレホン
などの
相談事業
や、ふれあい
広場
、
街頭指導
、
就労支援
など
青少年
の
非行防止
、及び
健全育成活動
に取り組んでまいりました。
青少年指導センター
に、
子育て
何でも
電話相談
や
児童青少年健全育成団体
に対する
指導育成等
の
事業
を加え、
子供相談支援センター
といたしたところでございます。
子供相談支援センター
では、
乳幼児期
から
青少年期
までの幅広い
年齢層
の
子供
に関する
相談
、
支援等
に取り組んでおりますが、今回、
思春期
の年齢に当たる
子供たち
、特に
高校生
につきまして、どのような
場所
でだれとどのように過ごしているかなど、その
生活実態
を含めた
意識調査
を実施いたしたところでございます。その
意識調査
につきまして、ただいまより御報告申し上げたいと
思い
ます。詳細につきましては、お
手元
の
資料
1-1及び
パワーポイント
に基づきまして、
子供相談支援センター所長
より御
説明
申し上げます。 4:
◯子供相談支援センター所長
御
説明
いたします。
説明
に入ります前に、
資料
の
訂正
が1カ所ございますので、よろしくお願いいたします。
資料
1-1の2ページをお開きください。2.
方法
の欄でございますが、2行目になります、
対象
、
仙台市内高等学校生活指導研究会
に「加盟校する」と記載されていますところを「加盟する」と
訂正
をお願いいたします。 では、
資料
に基づきまして
説明
に入らせていただきます。
平成
18年4月1日に、
青少年指導センター
の
相談部門
を充実拡充し、
子供相談支援センター
が開所されるのに伴い、中
高校生
の
居場所
、
HAS
の
事業
が移管されてまいりました。同年の8月から
HAS
の
事業
を開始するため、数校の
高等学校
を訪問し、直接
生徒
にチラシを配ったり、市政だよりや
電光掲示板
などへの
広報活動
に努めてまいりましたが、十分な
成果
を上げることができませんでした。そこで、
原点
に立ち戻り、今の
高校生
がどのような
場所
で、どのような過ごし方を、まただれと過ごしているのかなどを調べ、今後の
青少年活動
の充実を図るため
調査実施
の運びになりました。
目的
は、
高校生
が平日の
放課後
、休日をどのような
場所
でどのような過ごし方をしているのか。また、その
場所
に何を求め、だれと過ごし
満足
しているのかを知る
目的
で
高校生
に対する
意識調査
を実施するための
アンケート
を作成いたしました。
アンケート
の
内容
は
資料
1-2のページ22から23に載っておりますので、後ほどごらんいただければ幸いです。この
調査
結果を今後の
青少年施策
や展開の
基礎資料
にしたいと考えております。
意識調査
の
方法
の
対象
についてですが、
仙台市内高等学校生活指導研究会
に加盟している
仙台市内
の40校の中から、
市内
5区に設立されている
学校数
に比例する形で18校を抽出いたしました。1校につき各
学年
1クラスを抽出し、1,986名の
高校生
に
アンケート
への
回答
を依頼いたしました。期間、
方法
、
内容
はここに示しているとおりです。 次に、
アンケート
の
回収率
についてですが、
調査対象生徒数
は1,986名で、
有効回収数
が1,873名でした。
回収率
は、94.3%の高い数字になっております。性別、
学年
、
学校
区、在住区はここに示しているとおりです。 次に、
アンケート
の結果と考察に移らせていただきます。 平日の
放課後
に主に過ごす
場所
を
二つ
選んだものが図1-1の表です。ほとんどの
生徒
は
学校
と
自分
の家で過ごす、77.1%になっております。休日に主に過ごす
場所
を
二つ
選んだものが図1-2の表です。平日の
放課後
を
学校
で過ごしていた半数の
生徒
が、
商店街
・
駅周辺
、
友だち
の家、
ゲームセンター
・
カラオケボックス
へ移っていることがこの
二つ
の表からうかがえます。
次に、平日の
放課後
と休日の過ごし方・求めるもの・
一緒
に過ごす人・
満足度
をまとめたものが、この表です。 平日の
放課後
に
学校
や
公共施設
で過ごしている
生徒
は、「
部活動
」をしている
生徒
が最も多く、次に「
勉強
」の順になっております。
自分
の家や
ゲームセンター
・
カラオケボックス
で過ごしている
生徒
は、「
趣味
を楽しむ」が最も多くなっております。
友だち
の家や
飲食店
・
コンビニ
で過ごしている
生徒
は、「
友だち
や
家族
との
会話
」が最も多くなっております。
公園
、
河原
、
商店街
や
駅周辺
で過ごしている
生徒
は、「暇つぶし」が最も多くなっています。 次に、休日に
学校
で過ごしている
生徒
は、ほとんどが「
部活動
」で81.3%になっております。塾や習い事で過ごしている
生徒
は、「
勉強
」で64.4%になっております。
自分
の家、
公共施設
、
ゲームセンター
・
カラオケボックス
、
公園
や
河原
、
商店街
・
駅周辺
の五つの
場所
で過ごしている
生徒
は、「
趣味
を楽しむ」が最も多くなっております。
友だち
の家、
飲食店
・
コンビニ
で過ごしている
生徒
は、「
友だち
や
家族
との
会話
」が最も多くなっております。 次に、平日の
放課後
と休日に求めるものでは、平日の
放課後
、
学校
、
友だち
の家、
飲食店
・
コンビニ
、
ゲームセンター
・
カラオケボックス
、
公園
や
河原
、
商店街
・
駅周辺
、その他の7
項目
で「楽しさ」が最も多くなっております。休日では、
友だち
の家、
飲食店
・
コンビニ
、
ゲームセンター
・
カラオケボックス
、
公園
や
河原
、
商店街
・
駅周辺
の5
項目
で「楽しさ」が最も多くなっています。平日の
放課後
と休日の過ごす人では、平日の
放課後
、休日ともに8
項目
で「
友だち
と過ごす」が最も多くなっています。 平日の
放課後
と休日の
満足度
では、平日の
放課後
、休日ともに、その他の
項目
を除いた9
項目
において、「とても
満足
」と「まあまあ
満足
」とを合わせると83.3%から97.0%になっております。 次に、困ったり悩んだりしたときに
相談
する相手がいるかいないかをあらわしたものが、図2-1の表です。だれかに
相談
するという
高校生
は、約7割の1,287名もいることがわかりました。その7割の
高校生
のうち、だれに
相談
するか三つ選んだものが図2-2の表です。
友だち
が最も多く94.3%、次に
保護者
50.0%、
先輩
や後輩、
兄弟姉妹
の順になっております。図2-3の表は、
相談相手
にこんな人がいればということをまとめたものです。 このことから、身近な人が
高校生
の大きな
存在
になっていることがうかがえます。 次に、
興味
ある
活動
についてですが、自由な時間を過ごすためにどんな
場所
があったらといいなと思うところ三つ選んだのが、図3-1の表です。 ひとりで落ち着いて過ごせる
場所
が最も多く67.6%を占めています。次に、体を動かすことのできる
場所
51.4%、いろいろな
趣味
の人や情報と出会える
場所
、
音楽
や
ダンス
など家ではできない
趣味
のできる
場所
、中
高校生
が集まって自由におしゃべりできる
場所
などを求めています。しかし、イベントを企画、運営、発表する
場所
や
大人
、
先輩
からアドバイスを望む
高校生
が少ないこともこの表からうかがえます。 次に、平日の
放課後
や休日に
利用
する場合、どのような
活動
に
興味
を持っているかを三つ選んだものが、図3-2の表です。
友だち
や大学生との
会話
を求めている
高校生
が49.1%、
運動
や
ダンス
などの
スポーツ
が42.1%、CDなどの
音楽
を聞くにが41.2%、DVDやビデオを見るが32.8%、
楽器
の演奏などの
趣味
を楽しむに20.0%の
高校生
が
興味
を持っています。
会話
を求めている
高校生
が最も多い一方で、
人間関係
や進路などの
相談
に
興味
を示している
高校生
はわずかです。 次に、
利用
しやすい時間帯についてですが、休日の午後1時から5時までが最も多く、全体の38.7%を占めております。しかし、他の時間帯への
希望
にはばらつきが見られます。休日の午前10時から午後9時までの時間帯であれば、全体の64.1%、約1,200名の
高校生
のニーズにこたえることができます。
施設
を開所する際は、
利用
時間帯への配慮も必要になってくるのではないかと思っております。
利用
しやすい
場所
についてですが、
仙台
駅周辺
が最も多く、全体の37.6%、705名の
高校生
が望んでいます。その
理由
として、「
繁華街
に近いから」が39.4%、次に「家から近い」が29.8%になっております。この
二つ
を合わせますと約7割、490名の
高校生
が、
仙台
駅周辺
に
活動
できる
場所
があればと考えていることがうかがえます。
児童館
や
市民センター
、体育館や
文化センター
などの
公共施設
にあればいいなと考えている
高校生
は約2割、140名ほどいます。その
理由
は、「家から近い」という点をあげております。
高校生
は、
仙台
駅周辺
や
市民センター
、
児童館
などに
青少年
の集える
施設
があればと考えていることがうかがえます。 (4)ではこんな
場所
があれば、(5)ではこんな
活動
ができれば、(6)では
利用
しやすい時間に使用できればについて見てまいりましたが、もし
子供たち
が望むような
場所
などがあれば、「
利用
してみたい」と意欲的に思っている
高校生
が80.7%、1,511名もいることを改めて知ることができました。 最後に、まとめと今後の
施策
について述べさせていただきますと、今回の
高校生
の
居場所
に関する
意識調査
から、
高校生
は平日の
放課後
や休日においてさまざまな
場所
で過ごしていますが、過ごし方、求めるもの、過ごす人の
現状
に
満足
しているのもうかがえます。1,511名の
高校生
は、
先ほど
も述べましたように、
興味
ある
活動
があれば、
利用
しやすい
場所
があれば、また時間の延長ができれば、「
利用
してみたい」と意欲的に思っている
高校生
が80.7%もいます。今後、
高校生
が持つ
可能性
を引き出すような
青少年活動
の
施策
にこの
アンケート
結果を反映させていきたいと考えております。 5:
◯委員長
ただいまの
説明
を含めて、
本件
について
質問等
はございませんか。 6:
◯小田島久美子委員
今、
所長
から御
説明
があったことに対して、
高校生
の
居場所
について何点か御
質問
をさせていただきたいと
思い
ます。
一つ
、最初の御
説明
の前の段階で、
高校生
の
居場所
の
HAS
について思うような結果が得られなかったという御
説明
がありましたけれ
ども
、その
HAS
についてなんですけれ
ども
、若干簡単に
説明
をしていただいて、なぜ思うような結果が得られなかったのか、またどういう
目的
でこの
HAS
を置いたのかというのを
お話
ししていただければと
思い
ます。 7:
◯子供相談支援センター所長
HAS
の略語について御
説明
いたします。
HAS
というのは、子
ども
の自立・
参加支援事業
、Home Amusement Shareの頭文字をとったものです。楽しいことやうれしいことをみんなで分け合いながら過ごす家というような
意味
でございます。 次に、初めの
趣旨
という
部分
にお答えいたします。私
ども
の方で
HAS
を開所した際には、
高校生
の中でも
活動
をしていない
高校生
がいるのでないかというふうに
思い
ました。
先ほど
もありましたように、
部活動
、
勉強
などに意欲的に取り組んでいる
高校生
もいます。残念ながら、なかなかそのような
活動場所
を求められない
高校生
もいるのではと
思い
まして
HAS
の
事業
を開設した次第でございます。 8:
◯小田島久美子委員
その上で、
高校生
の
居場所
をつくるための
施策
を考えている中で、今回の
アンケート
を実施していただいたということでよろしいでしょうか。 9:
◯子供相談支援センター所長
先ほど
も言いましたように、十分な
成果
が上がらなかった。十分な
成果
というのは、残念ながら
利用
された
子供
の数が、
延べ人数
で70名でした。
開所日数
は61日間です。そのような
部分
で、もっと多くの
子供たち
に
利用
してもらいたいという
思い
と、
先ほど
言いましたように、どこにも行けないでいる
高校生
だけを
対象
にするのではなく、逆に多くの
高校生
を
対象
にする
居場所
というような点を考えてみなければいけないのかなというふうに考えた次第です。 10:
◯小田島久美子委員
1年弱たってみて、今の
HAS
という
子供
の
居場所づくり
に対して、人数的に数で見れば少ないように思うんですけれ
ども
、
高校生
の時期というのは、肉体的にも精神的にも本当に一番難しい、
施策
というか
事業
をしていくのには何回も何回も繰り返し議論をしながら進めていく、また成功も失敗も繰り返しても多少仕方のない、要は
大人
から見れば何をしてあげればいいの、親から見れば何をあなたは望んでいるのと、本人からしても
自分
はどうなったらいいんだろう、どうすればいいんだろうという一番つかみどころのない時代だなと思うんですけれ
ども
、その中で、他都市を見ても余り、
高校生
に対しての
居場所づくり
なんか真剣に
事業
として取り組んでいるところは少なかったように思うんですけれ
ども
、それを今度
仙台
市でこういう形で実施していただいているのはすばらしいことだと思うんですね。 1年たってみて、
余り数
が出なかったから今ここで
HAS
に対しての評価を出してしまうというのも、私としてはまだもう少し取り組んでいただきたいなという
思い
もありますし、今回の
アンケート
の結果を見て、
子供
のいたい
場所
というものが、家に近い
場所
というのが多く
回答
の中に見られたような気がするんです。その上で、これからそちらの方向の
施策
も取り組んでいこうとお考えになっているのかどうかお聞かせ願います。 11:
◯子供相談支援センター所長
私
ども
も、今の
高校生
が肉体的精神的に大変不安定な
状態
になっているのではないかと大変危惧しております。私
ども
の、18年度に開設しておりました
HAS
においては、青葉区
BBS会
の協力をいただきまして、学生さんに3名来ていただきまして、その中でいろいろな悩みを聞いてあげる、
一緒
になって遊んだり、そして
一緒
になって
勉強
を教え合ったりというようなことに取り組んでまいりました。ただ、私
ども
もこの
事業
を行う上で、今の
高校生
がどれほどの
思い
で、何を考えているものなのか、それを改めて知った上で
HAS
の
事業
というものを充実させていかなければいけないのかなと考えた次第です。 ただ、私
ども
にある
既存
の
施設
というものは限りがございます。
相談室
が4室、
サロン室
が1室、それに
楽器
などが演奏できるような
場所
が1室、そしてちょっと卓球ができるような、
スポーツ
のできるような部屋ということで1室、そのような
既存
の
施設
を十二分に活用していくためにも、
高校生
の
意識調査
を行った次第でございます。 12:
◯小田島久美子委員
ありがとうございました。私も、
高校生
の息子が1人、現役の
高校生
なんですけれ
ども
、できれば
自分
のやりたいように過ごしたいという、母親も父親も
学校
の先生も、本当に余りかかわってほしくないという
意思表示
は、我が家でも常に毎日のように行われているんですけれ
ども
、今回80%という
先ほど
の
所長
のお答えがありましたけれ
ども
、何らかの
居場所
を望んでいる、だけれ
ども
中には無
回答
だったり無関心、その
子たち
を引っ張り込めるような地域の
支援
もしていかなければいけないと考えたときに、今までもその問題で、うちの会派の議員の方が御
質問
をされていますけれ
ども
、
高校生
の
居場所
と
児童館
との
結びつき
、また
小学校
、中
学校
の休日の開放の仕方、そういう
結びつき
は考えているのかどうかお伺いいたします。 13:
◯子供施設課長
高校生
の
居場所
についてでございますけれ
ども
、
学校
、家庭以外の
居場所
の確保、この
必要性
については大変重要なものというふうに考えております。
児童館
の
取り組み
でございますけれ
ども
、各館の
取り組み
、さまざまでございますけ
ども
、
児童館
、単に
中高生
が集まる
場所
でなくて、やはり参加できる魅力あるプログラムの提供とか、例えば演劇とか
ダンス
とか、そういうものを提供しているところでございます。 また、休日の関係でございますけれ
ども
、これは試行的な点でございますけれ
ども
、
数館
におきまして、
児童館
のお休みのときに
中高生
の
居場所
として開放しているという
状況
がございます。 また、逆に
中高生
につきましては、
児童館
を
利用
するということではなく、遊びの
指導者
として
児童館
に来ていただきまして、ボランティアとしていろいろ
事業
に参画をしていただいているという
状況
がございます。今後とも積極的に
対応
してまいりたいと考えております。 14:
◯小田島久美子委員
私も、今回の
質問
に当たってインターネットを開いてみたんですけれ
ども
、愛知県の
高浜
市の方では、
高校生
と一般の
子供たち
と
一緒
に交流するのももちろん大事なんですけれ
ども
、そういうときに
高校生
が実際そこに行くかというと、なかなか小さい子がいるという抵抗を感じる
高校生
のお子さんもいるようでして、
高浜
市では月に2回、
高校生
、
中学生
のための曜日を決めているようでございました。 隣の富谷町では、ある
小学校
には毎週土曜日の午後、夜ではなくて午後の時間は、
大人
も含めての
中学生
、
高校生
がバドミントンをやったり、
先ほど
所長
から
お話
があった理想的な
運動
をしているという
ケース
もありました。ですので、これは
児童支援センター
だけの考え方の
高校生
の
居場所づくり
と考えないで、できれば
小学校
の
空き
時間、それから
児童館
の
空き
時間を工夫した
施策
にしていただけるようにお願いしまして私の
質問
を終わります。 15: ◯ふなやま
由美委員
私からも、
高校生
の
居場所
に関する
調査
にかかわってお伺いしたいと
思い
ます。 まず、従来の
青少年指導センター
の機能を含んで
子供相談支援センター
、
組織改編
でできたわけですけれ
ども
、これまで
青少年指導センター
で行ってきている
街頭指導
や
相談支援
、ふれあいの
広場
などの
事業
に加えて、特に体制も厚くした中で
相談支援
を充実させるという
意味
合いが含まれていると思うんですけれ
ども
、改編後の
現状
についてお伺いをいたします。 16:
◯子供相談支援センター所長
子供相談支援センター
になりまして、
子供
の
部分
のゼロ歳から
青少年
の
部分
までというようなことで幅広くなっております。特に、
面接相談
、また
子育て
何でも
電話相談
の2
事業
については、大変多くの市民の
方々
から
利用
されている
状況
でございます。特に、
子育て
何でも
電話相談
におきましては、昨年度995件の
電話相談
がございました。その中を見ますと、
子育て
について悩んでいるものもあれば、逆に親自身が悩んでいる
部分
の
二つ
のものに大別されることがあるのかなというふうに思っております。ただ、
乳幼児
の
面接相談
については、なかなか
電話相談
の
部分
だけで終わってしまう
ケース
の方がほとんどのような感じを受けております。 17: ◯ふなやま
由美委員
子供相談支援センター
ができたことによって、
乳幼児期
を含めた
子育て支援
の面で気軽に
電話相談
ができると、そういう
意味
では役割が広がっているという
お話
だと思うんですが、
先ほど
からも御
質問
ありましたけれ
ども
、
中高生
の
居場所づくり
という点での
HAS
、
子供
の
自立支援参加事業
が、今は休止をされているという
状態
で、非常に模索しながら苦労されていらっしゃるんだなというふうに思うんですけれ
ども
、18年度は70名ということでしたが、その前ですとか前年度の変化はどのようになっているのかお伺いをいたします。 18:
◯子供相談支援センター所長
平成
17年度は、
延べ
46日間開所しておりまして、
延べ
2人の
利用
でございました。 19: ◯ふなやま
由美委員
そういう
意味
では、17年度が2人ということですので、
HAS
の
取り組みそのもの
について、もっともっと広く知らせて、
子供たち
に認知されているのかどうかというところも非常に問題になるところだとは思うんですが、ただ参加されている
子供
さんの中では、やりたいことを行って
お話
をしたり自由に遊んだり、
自分
の
存在
を受けとめてくれる
場所
が気軽にあるということで、こうした
取り組み
は発展させることが大事だなというふうに考えています。 本市の
子育てすこやかプラン
の
重点項目
の中に、
中高生
の
居場所づくり
を盛り込んでいるわけですけれ
ども
、その点での現在までの
検討状況
はどのようになっているのか、それをお伺いいたします。 20:
◯子供未来局長
高校生
の時期の問題、
行政
として取り組むには、
先ほど
御発言もございましたけれ
ども
、かかわりを持ってほしくないという
意識
があったりして、なかなか
行政
と
高校生
とのつながりというものは非常に難しい
部分
だと考えております。ただ、多分、
子育て支援
の計画をつくった時期におきましては、さまざまな
高校生
の問題、
高校生
をめぐるさまざまな
社会的課題
というものがクローズアップされておりまして、その中で
高校生
に少しでも健全に育っていただきたいという
思い
から、
場所づくり
ということを
一つ
の
テーマ
にして計画をつくり、実施してまいったと
思い
ます。 基本的には、
先ほど
申しました
児童館
でのさまざまな、十分とは申せませんけれ
ども
、
児童館
は今、多様な機能を持たなければならないという中で、
中高生
に特化ずることは非常に難しいわけでございますけれ
ども
、
児童館
の中で工夫をした上での
取り組み
というものに取り組んでまいったところでございます。 さらに、
支援センター
をつくる中で、
所長
からいろいろ
お話
しございましたけれ
ども
、
中高生
の
対応
というものを
支援センター
の
一つ
の仕事の柱として
HAS
も含め、それ以外の引きこもりになっているような
方々
に対する
対応
とか、
非行少年
、引きこもりも含めた
方々
に対する
就労支援
であるとか、そういう業務に取り組んでまいったところでございます。 今回
アンケート
を行いましたのは、基本的には
所長
から
お話
しありましたように
支援センター
の業務、非常に難しいところにありまして、
原点
に返って
中高生
に対する、特に
高校生
に対する
対応
を考えようということで
アンケート
をしたわけでございまして、基本的には
支援センター
の今後の
事業
をどうするかというところに今回の
アンケート
の
テーマ
があったわけでございますが、局あるいは市といたしましても今後この
アンケート
の結果を踏まえまして、どうしたら、非常に
満足
している中で、ある
意味
では
子供たち
の、何というのでしょうか、わがままという言葉はふさわしくないと
思い
ますけれ
ども
、こんな
場所
でこんなことができて、こんな時間にという
希望
ですね、
子供たち
の
希望
です。それに100%こたえることが本当に
行政
として必要なのかどうかという疑問も一方であるわけでございますけれ
ども
、可能な限り、これからの
子供未来局
の
施策
の推進の中でこの
趣旨
を生かして、
中高生
の
居場所づくり
を中心にした
中高生
の
対応
を考えてまいりたいと思っているところでございます。 付言いたしますと、実は北部ののびすく、
宇宙館
につくるよと、廃止になった跡に設置する予定でございますけれ
ども
、3階、4階があいてございまして、3階の1部をの
びすく仙台
ということで、
乳幼児
の
施設
にするわけでございますが、4階にございますホールの
スペース等
を生かしながら、北部に偏ったという御批判を受けるかもしれませんが、なるべく
高校生
などが自然に集えるような場をつくってまいりたいということを今検討しているところでございますので、そのようなものも踏まえて検討しながら、
中高生
の
居場所
についてさらに推進してまいりたいと考えているところでございます。 21: ◯ふなやま
由美委員
今の現時点での検討の
状況
について、御
説明
いただいたんですけれ
ども
、今回の
アンケート調査
を見ますと、平日
放課後
に主に過ごす
場所
としては、
学校
と自宅が圧倒的に多いと。しかし
コンビニ
エンスストアとか
ゲームセンター
とか
駅周辺
と答えた
高校生
が1割近くで、これを休日で見ると
学校
と
自分
の家を合わせると6割、
コンビニ
・
ゲームセンター
・
駅周辺
は2割という結果になっています。
現状
こうなんですが、自由な時間を過ごすために、一人で落ち着けたり、体を動かしたり、
趣味
や情報を得たりと、そういう市の
施設
があったら活用したいかという問いには、
先ほど
から
お話
しいただいているように8割近くに上るということで、
高校生
の自発的な気持ちを応援していけるような、受けとめていくような
取り組み
というものが非常に大事になっているのではないかと
思い
ます。 市議会の中でも、これまでも繰り返し
中高生
の
居場所づくり
については議論されてきていまして、私も東京都杉並区の「ゆう杉並」を視察したことがありました。明るい吹き抜けで、受付を入ると職員の方が明るく迎えてくれて、おしゃべりやトランプをしたりゲームをしたり、
思い
思い
に過ごして、体育館があったり、学習コーナーも完備されて
中高生
の
活動
拠点として重要な役割を果たしている
施設
なんです。私は、ここで特に感銘を受けたのは、実際に
施設
づくり、建設も含めた構想段階から
高校生
たちが主体的に参加をして練り上げてプランをつくっていったという、このプロセスが非常に大事なのではないかと
思い
ます。 今回、市が今後、
中高生
の
居場所づくり
についてプランづくりするときに、どういうコンセプトでどういうものにしていこうかということを、当事者である
子供たち
自身の気持ちをしっかり受けとめて、
子供たち
が参加する形で、コンセプトからつくり上げていく、そういう必要があると
思い
ますけれ
ども
、この点いかがでしょうか。 22:
◯子供未来局長
先ほど
申しましたけれ
ども
、北部ののびすくに併設する形の
施設
づくりに当たりましては、今年度、ジュニアリーダーの方であるとか
高校生
の
方々
の御意見も、今、伺いながら進めているところでございまして、
利用
されるためには
利用
する方のニーズを踏まえるというのは、これは
高校生
の問題以前の問題として、
施設
整備なり
施策
推進の上で必要なことだと思っておりますので、基本的には今後まだ時間ございますので、今後も
支援センター
と連携しながら、
支援センター
とのびすくの整備をする課と、
子供
企画課でございますが、そこが連携しながら、
高校生
なりの御意見を伺いながら推進してまいりたいと考えておるところでございます。 23: ◯ふなやま
由美委員
ぜひ、推進をしていただきたいと
思い
ます。現在、錦町庁舎という点で、
子供相談支援センター
の立地なんですが、
高校生
自身にとってみても、わかりづらい
場所
だと。
子供たち
が認知して行ってみたいなと思うという点でも、
場所
を探すことから難しくなっているという点があると
思い
ます。
子供相談支援センター
がもっと市民にわかりやすいように、この機能を前面に出しながら、例えば駅前
周辺
、中央
商店街
の中だと気軽に
子供たち
が飛び込んでいけるような、立地も含めた
場所
の検討なんかも踏み込んでいく必要があると
思い
ますけれど、現地点での局長の御認識いかがでしょうか。 24:
◯子供未来局長
今、錦町庁舎の2階でしたか、あそこはいろいろ経歴があって、いろいろなものになったりして、現在
支援センター
になっているところで、私
ども
といたしましては、あの庁舎の古さ等を考えると、あそこで
満足
しているわけではございません。ただ立地的には市の中心部に近くて、これからどうコマーシャルするかということは、それは前からの課題ですけれ
ども
、あの
場所
をどうアピールしていくかという問題が課題になっておりますが、市の中心部に近くて、自転車等を
利用
すれば来やすい
場所
でもあると
思い
ますので、必ずしもあの
場所
がふさわしくないとは思っておりませんので、少しでも質の向上を図りながら、
利用
に向けた周知を図りながら
支援センター
の
事業
の充実を図ってまいりたいと考えているところでございます。 25: ◯ふなやま
由美委員
ぜひ、さまざま検討していただきたいと
思い
ます。 最後になるんですが、私は
子供未来局
のあらゆる
施策
に貫かれる大切な視点として、
子供たち
の最善の利益を社会全体が保障していくような、子
ども
の権利条約を生かした
取り組み
が隅々まで行き渡る
施策
展開が必要だと考えています。 複雑化する社会の中で
子供たち
を取り巻く環境は大きく変わって、特に
中学生
、
高校生
の年代では
自分
自身に対する否定的な感情ですとか、自己構成感情をなかなか持てない、あるいは葛藤したり、生きにくさやむかつきを感じるような、大変複雑な時代に生きているのだと思うのです。こういった
子供たち
が、社会の中で必要とされていて、心配なときには飛び込んでいけるし、あとは自由に友達と話し合えたり、そういう
中高生
の
居場所づくり
のプランについても、
子供たち
と
一緒
に考えてつくり上げていく、この
取り組み
が非常に大事ではないかと
思い
ますけれ
ども
、いかがでしょうか。 26:
◯子供未来局長
子供未来局
という
お話
がございましたけれ
ども
、未来局はまさにゼロ歳、妊婦から含めてだと
思い
ますけれ
ども
、18歳まで、
大人
になるまでの人生の前半
部分
を支える局でございまして、そういう
意味
ではその主人公である児童、
子供
というものを
施策
の中心に据えながら、そのニーズに基づいて政策決定し、かつ実施していくことが我々の任務だと思っているわけでございます。 そういう中で、
子供たち
を取り巻く、特に
乳幼児
の段階から
子供たち
を取り巻く社会の大きな変化の中で
子供たち
が非常に困難な課題を抱えながら生きているという
部分
もあるわけでございまして、それを
一つ
ずつ取り除きながら、その子が健全に育つということが求められておりますので、そのような視点に立って、ゼロ歳、妊婦からですが、
施策
を積み上げて
支援
してまいりたいと考えているところでございます。 27:
◯委員長
ほかにございますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28:
◯委員長
なければ、これをもって委員会を閉会いたします。...
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