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  1. 広島県議会 2017-04-19
    2017-04-19 平成29年生活福祉保健委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2017年04月19日:平成29年生活福祉保健委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (開会に先立ち、環境県民局長、健康福祉局長、病院事業管理者及び危機管理監が新任説  明員の紹介を行った。)  (1) 開会  午前10時31分  (2) 記録署名委員の指名        東   保 幸        宮   政 利  (3) 委員会の運営方針等についての確認    効率的な委員会運営のため、執行部の資料説明等に当たっては、委員長の指名の後、簡潔・   明瞭に行うことを確認した。  (4) 当局説明   1) 健康福祉局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 食品生活衛生課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (5) 質疑・応答 ◯質疑(東委員) 海砂利採取に係る海域環境フォローアップ調査結果について、環境保全課からも見解を求めたいと思います。県計画に基づいて、先般、湾灘協議会の設置の報告をされたところです。環境保全課を中心として、湾灘協議会がしっかりと取り組んでいただいた成果に大いに期待したいと思っております。  海砂利採取に係る海域環境フォローアップ調査については、土木建築局港湾振興課が中心となって、2014年から2016年の3カ年、5,000万円余の予算を措置して、海砂採取場の海域環境についての修復過程を把握するとともに、修復の方向性を確認する環境調査を行ったものです。1998年の海砂利採取全面禁止から16年ぶりの調査結果ということで、大変関心の高いものがあると思います。  建設委員会及び農林水産委員会には、資料提供が2月に行われています。当然、環境県民局環境保全課は、資料を出すに当たって関係局と連携していると思います。  そこで、まず、海砂利採取にかかわる海域環境フォローアップ調査結果について、環境保全課としての見解をお聞きいたします。 2 ◯答弁(環境保全課長) 当該フォローアップ調査につきましては、環境保全課、港湾振興課、水産課が連携し、役割分担のもと実施してきたものでございます。  環境保全課が所掌いたします水質及び底質の化学性状につきましては、悪化傾向は確認されなかった状況でございます。
    3 ◯質疑(東委員) 水質及び底質には、環境の悪化は見られないということでしたけれども、例えば底質について、環境県民局として精査するとしていたわけですが、報告を見ると、「底質の物理性状の著しい変化や化学性状の悪化は認められなかった、今後も底質環境はおおむね同様の傾向で推移すると予想される」とあります。  底質の物理性状の著しい変化や化学性状の悪化は認められなかったというのは、具体的にどういうことか、説明してください。 4 ◯答弁(環境保全課長) 当課が所掌しております底質の化学性状につきましては、平成10年度、平成16年度の調査と同様に、有機物質の含有量が少なく推移していることが確認されたところでございます。 5 ◯質疑(東委員) ということは、海砂利を採取する前の状況との比較ではなく、あくまでも海砂利採取後において悪化していないと理解するわけですが、課長の底質は悪化していませんという答弁では、何となく聞いているほうは安心をしてしまうのです。悪化していないと言われたら、それはよかったともとれますが、さて、それでいいものでしょうか。  今後も底質環境はおおむね同様の傾向で推移すると予想されるとの報告は、環境保全課としては海砂利採取後の状態は今後とも同じような状態で続くと見ていると理解していいのでしょうか。 6 ◯答弁(環境保全課長) 今回の調査結果につきましては、平成10年度、平成16年度に実施した調査結果と比較して大きく変わっていないことから、委員御指摘のとおり、今後も底質環境はおおむね同様の傾向で推移すると予想したところでございます。 7 ◯要望・質疑(東委員) 先ほども申し上げたように、海砂利採取前の状況と禁止後の現在の状況とが本来は比較されるべきで、海底の状況は大幅に変わっているわけで、水深も、生息する生物も変わっている。そうした中で、水質環境だけ変わっていないということがあり得るのだろうか。酸素濃度を含めて、きれいであればいいというだけではないと私は思うのです。あるべき姿から、どう変わっていったのか。今回の調査は採取後ということですから、一定の理解はできるのですけれども、確認だけをして終わってしまうと、海砂利採取は瀬戸内海の影響には何ら関係ないとも受け取れるのです。その辺のアナウンスは誤解のないようにお願いしたいと思います。  海砂利は、建設材料として1960年代から40年間にわたり、県内で1億4,000万m3、瀬戸内海全体で約6億m3が採取されました。これは、10トンダンプに換算すると1億台分です。想像がつかないような量が採取されているのです。何度も言いますけれども、採取以前の状態には戻っていないことは当たり前だと思うのです。海砂利が採取された後に砂利がどこからか供給されるとも思えないし、限られた移動しか想定できないわけで、私は戻るはずもないと思っております。そうした中で、報告を見ますと、「海域環境の変化については長期的な気候変動に伴う海水温や海流の変化等の影響も大きい」と言う。本筋の課題から少しそれた報告に見えると私は受けとめるのです。  そこで、結果として、海砂利採取に伴う影響はあるのかないのか、採取の影響を県としてどのように認識しているのか、お聞きいたします。 8 ◯答弁(環境保全課長) こうした影響につきましては、海砂利採取の影響だけでなく、長期的な気候変動に伴う海水温や海流の変化などの影響等も考えられるところでありまして、それぞれの影響を特定することは難しいと考えております。(「おかしいのではないか」と言う者あり) 9 ◯質疑(東委員) 今のお話だと、これまでのフォローアップ調査は一体何だったのか。あくまでも土木建築局と農林水産局とが形状を変えて水産資源を復活させたいということだけにかかわってくる。今の課長の答弁で、今後、湾灘協議会は一体何をやろうということなのか、それに対して環境保全課はどういう役割、使命感を持って取り組もうとされているのか。この問題は、先般の中国新聞に大きく紹介されましたから、皆さんも見られたと思います。海底の写真を見たら、まさに荒涼としていて、砂がなくなって石ころばかりです。こんな状況を見せられて、変わりません、少しずつよくなっていますなどと言われても、信じられないと思うのです。  今後、環境保全課が、先般出された湾灘協議会でどういう役割をし、瀬戸内海の環境保全に努めていこうとしているのか、もう一度答弁をお願いします。 10 ◯答弁(環境保全課長) 今後につきましては、豊かな海の回復を目指しまして、平成28年10月に変更いたしました瀬戸内海の環境保全に関する広島県計画に基づきまして、地域における海域利用の実情を踏まえまして、こうした取り組みを全庁的に進めていきたいと考えております。 11 ◯質疑(東委員) できるだけ答弁したくないというお気持ちがありありで、今度は局長に答弁してもらわなければならないけれども、それでいいのかどうなのか。今言われた瀬戸内海の環境保全に関する広島県計画を、ここに私は持っております。この中で、環境保全課が果たすべき役割は一体何だろうか。今回のフォローアップ調査から導き出されたものから、何を湾灘協議会に引き継いでいくのか。単純に、先ほどの水産資源の復活だけではないと私は思っています。古い言葉だけれども、瀬戸内海は豊穣の海と言われてきたわけです。白砂青松も死語になってしまいました。そういった中で、環境保全課が果たす役割が見えてこないのです。何がやりたいのか。やってしまったものはどうしようもないし、先輩が悪い、先輩が決めたことではないかと言っているようです。部長、そこら辺はいかがですか。 12 ◯答弁(環境部長) 長年の砂利採取によりまして地域の海域の地形が変化して、砂場にすむ生物が減少するとか、生物の生息環境を奪った事態はまさしく起き、この変化につきましては大きな回復は見られなかったというのが、延べ3回の調査の結果でございます。  現状を把握する目的で3回の調査を行ってきたわけですけれども、その変化の中にあって、どういった環境が望まれるのか。きれいということは維持されておりますけれども、豊かさの点では水産資源が変化し、減少してきています。ただ、全瀬戸内海海域において生物多様性が失われるとか、南方系の魚類が瀬戸内海にすむとか、大きな生物層の変化があるということで、海砂利だけではなく、いろいろな原因がふくそうしていることから、原因の特定は難しいということでございます。  いずれにしましても、水産資源の回復、漁業環境の修復が瀬戸内海には求められているのではないかと考えております。こういったことについて、関係機関、地元の関係者等と意見を交換しながら、どういった環境を目指すのかを協議しながら、できるところから対策を打っていきたいと考えております。 13 ◯意見(東委員) やってしまったことの影響の大きさは、今からすぐああしなさい、こうやりますと言えるものではないとは思うけれども、余りにも自分たちの果たすべき役割が他人事です。水産資源にかかわって、漁業関係者にしてみれば死活問題でしょう。会派でお呼びした広島大学の山本先生は、広島湾からカキはもういなくなるとはっきり言われました。今、安芸津沖で、新たに間伐材を入れて魚礁にしたらどうかといった提案もされています。鉄鉱石のスラグを入れたらよいという意見もありますが、いいのかどうか、何かを足せば人の思わないところで変化するのもまた環境です。  私は自分では潜れないから、新聞を見たときに大変なことだと思ったし、我々も含めて、海底は石の荒野なのだということからの出発だと思います。そのことなくして、今後の瀬戸内海の環境を守っていきますなどとは、決して言えることではないと強く申し上げて、質問を終わります。 14 ◯質疑(宮委員) 先ほど説明のありましたレジオネラ症集団感染事案について、お尋ねします。  先ほどの説明では、3月20日に三原市が営業自粛を要請したということでしたが、実際に営業を自粛したのは入浴施設部分だけで、食事の提供等は継続していたと伺っています。ちょうど三原でダブル選挙がありましたので、ちょくちょく行ってみますと、営業自粛なのに送迎バスはたくさん走っているという話をあちこちで聞いたのです。地元の方は、そういう光景に少なからず違和感を覚えたと言っておられました。確かに、いただいた資料やファクスを読み返しますと、当該入浴施設は営業自粛ときちんと書いてあるのです。プレスが悪いとは言いませんけれども、結局は、プレスリリースのときに、そこら辺の事情がうまく説明されていなかったのではないかと思うのです。  ひいては県民に誤解が生じないようにプレスリリース時にどのような配慮をされたのか、お尋ねしておきたいと思います。 15 ◯答弁(食品生活衛生課長) レジオネラ症の感染経路につきましては、レジオネラ属菌を含むエアロゾルを吸引して起こる肺炎症状でございまして、飲食物を介しての感染ではございません。したがいまして、営業自粛の範囲といたしましては公衆浴場部分を対象とするということで、感染の拡大を防げるものと考えて、今回対処しております。  県と三原市の合同の公表資料では、公衆浴場法及び感染症法に基づく取り扱いとして、利用者の方、市民の方に注意喚起を促すという趣旨で自粛を公表したものでございます。法令上も、公衆浴場の部分の自粛要請が妥当なものとは考えておりますけれども、委員御指摘のように、県といたしましては、今後とも県民の方に誤解のないように、リスクコミュニケーションに努めてまいりたいと考えます。 16 ◯要望・質疑(宮委員) 公衆浴場法に基づいて自粛を要請したということでしょうから、それに限定されるのはよくわかるのですけれども、一般的にニュースで扱われると、あの施設が閉めたという印象を受けます。予約のお客さんもおられたと思いますけれども、そこら辺に誤解が生じないように、今後、御配慮いただきたいと思います。  今回は死亡事故が発生したということで、大変重大な事案だと思いますが、3月24日の新聞に続報が出ておりまして、2009年にも同施設でレジオネラ菌が検出されて2人が発症したということです。先ほどの説明によると、2007年に県から市へ権限移譲がされていますから、その権限移譲から3年目ということだと思います。この新聞記事を読みますと、市は、発症が2人だったため一部浴槽の使用を停止し、公表しなかった理由はわからないと答えています。一方、県は、記録はないが死亡につながるなどの注意喚起を要するケースと判断しなかったと推測するということになっていて、公表基準がこういうアバウトな運用でよいのかと、大変疑問を持っているのです。結果論になりますが、2009年の時点でインシデントを踏まえて適切な対応がなされていれば、今回、最悪の死亡事故は、もしかしたら防ぐことができたのかもしれません。  今回の死亡事故を重い教訓として、市と県の連携のあり方、インシデントに対する対応方針、また集団感染と判断する定義の運用、あるいは先ほど申し上げた公表基準を、今後、どのように検討されますか。 17 ◯答弁(健康対策課長) 市と県の連携のあり方、インシデントの対応方針への取り組みでありますが、まず市と県の連携のあり方につきましては、立入検査につきましては市からの依頼に基づき一緒にするなど、連携を図っております。今回の公表につきましても、今後とも連携を十分図りながらやっていきたいと考えております。  インシデントへの対応でございますが、感染症の発生動向につきましては、毎月、県のホームページで公表しております。感染症の蔓延防止のためには、適切な公表が必要であると考えております。  2009年の場合ですけれども、まず患者から検体が採取できず遺伝子型が不明であったことから、原因施設が特定できなかったため公表しておりません。さらに、患者が2名で、ほかに患者の発生もなく健康被害の拡大がなかったことから、公表もしていないことが事実でございます。  感染症の蔓延防止のためには、適切な公表が必要とは考えております。現在、今回の事案を検証いたしまして、感染症の拡大を防止する必要があるときには積極的に公表するように努めてまいりたいと考えております。 18 ◯要望・質疑(宮委員) 今言ってもしようがないけれども、2009年のときにはその2人で済んだけれども、そのときにリスクマネジメントをしていれば、今回の事故にまでつながることもなかったのではないかと思います。ふだんから感染症については大変気を配っていただいているのはわかりますし、感染源が特定できないのに公表することはできないとは思うけれども、何らかの注意喚起ができる公表の方法もあると思います。パンデミックなどを防止するときには、後からあれが有効だったということがわかるとしても、何か方法があるような気がするので、私も研究してみたいと思いますし、検討をよろしくお願いします。  次に、県の福山市内の病院の不正投薬事案についてお尋ねします。  3月17日に、県の精神疾患患者の救急搬送施設として指定されている福山市内の病院で、期限切れのものも含む不適切な投薬があったことが報道されました。当該医師は、同病院の医師と、それから医療法人の理事を自主的に退職したことになっております。この過剰な投薬が事実なら、まさにモラルハザードの用語例を地でいく事案であります。  まず、一般的に県が精神疾患患者の救急搬送施設として指定もしくは指定を継続する場合に、こうした病院業務の点検はどのように行われているのか、お伺いいたします。 19 ◯答弁(健康対策課長) 救急の指定の件でございますが、広島県では精神科救急医療システムを構築いたしまして、精神疾患の患者に24時間365日対応を行っているところでございます。この医療機関につきましては、毎年指定しております。指定に当たり基準がございまして、医師・看護師の人員の配置の基準、保護室・診察室の施設設備の基準、空床確保の基準などがございます。これらに適合しているかどうかを審査した上で、指定を行っているところです。  現在、該当病院につきましては、事実関係を調査中でございます。事実関係が確認できるまで指定を保留している状態でございます。 20 ◯質疑(宮委員) 3月17日と29日に立入検査をしておられますが、いつから保留になっているのですか。 21 ◯答弁(健康対策課長) 今年度、4月1日から保留になっております。 22 ◯質疑(宮委員) この事案は、3月30日にも続報がありまして、ことし2月8日にも同病院の関係者が県を訪ねて、患者の身体拘束について病院の行為を告発したと報道されています。この告発について、事実確認されておられるのかお伺いします。あわせて、こういった場合、県としては、情報提供者、つまり公益通報者を保護する必要があると思いますが、どのように保護されたのか、あるいは今後どのように保護されるのか、お考えはいかがでしょうか。 23 ◯答弁(健康対策課長) 3月17日と29日に立入調査をしております。3月17日につきましては、県の東部保健所福山支所、福山市の保健所が合同で、3月29日につきましては、県の健康対策課、医務課、東部保健所福山支所、福山市の保健所が合同で立入調査をしております。現在、事実確認のための調査が継続中でございます。  公益通報者の保護につきましては、公益通報者保護法を踏まえまして、通報者の保護に努めるとともに、今後、通報者のフォローアップにも努めてまいりたいと考えております。 24 ◯質疑(宮委員) この調査結果が明らかになった時点で、本委員会にも恐らく報告されると理解しますけれども、先ほど、この病院の指定が4月1日から保留になっていると言われました。圏域の精神疾患患者の救急診療は、今後、維持が可能なのかどうか、見きわめはどうですか。 25 ◯答弁(健康対策課長) 調査結果につきましては、本委員会で改めて報告させていただきます。  圏域の精神疾患の救急医療につきましては、圏域のほかの医療機関と、県内全域の後方支援医療機関の支援を受けておりまして、現在、体制が維持できるようにしているところでございます。 26 ◯要望(宮委員) 維持できているということで一安心ですけれども、そういう指定をされているということは、県民の信用の裏返しでもあるのに、その指定が保留になっていることは、私の知っている限り、ニュースになっていないのです。やはり社会的に影響が出ることでもあるし、あそこに行っても今はだめだということも、関係者である県民は知っておく必要があると思うのです。いろいろな要素があるので、おいそれとは論じられないかもしれませんが、先ほどの件を含め、公表の仕方はいかにあるべきか、検討しておく必要があると思うのです。  内部通報によって機敏に県が動くということで、県の業務を信頼し、安心していらっしゃるということだろうから、結果がわかるまで一切公表しないという態度は、ある意味でその信頼を裏切ることにつながらないかと私は危惧しているわけです。調査の途中で出すというのも、いろいろハードルが高いことはわかりますので、もう少し県民の安心度が向上するような手段を考えられますよう要望して終わります。 27 ◯質疑(砂原委員) 平成29年2月25日の新聞に、「建設現場に大量瓦れき、志和の太陽光発電、九電工が除去へ取り組み」という記事が出ていたのですが、これはどういった事案だったのか、教えていただきたいです。 28 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 新聞記事の事案につきましては、ゴルフ場のクラブハウスの解体工事に伴います瓦れき類につきまして、解体した現場で破砕したものが残置されているといった事案でございます。 29 ◯質疑(砂原委員) この中に、県が指導して撤去すると書いてあるのですけれども、間違いないですか。 30 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 事案の通報を受けまして、現場の確認をするとともに、関係者から文書による報告聴取を求めております。その結果、改善計画の提出を求めており、今、改善に向けて指導しているところでございます。 31 ◯質疑(砂原委員) これは、非常に悪質な事案です。これがどうして発覚したかを御存じですか。 32 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) この事案の発覚につきましては、一般の方から通報を受けて発覚したものでございます。 33 ◯意見・質疑(砂原委員) 非常に感じるのは、県が産業廃棄物の処分をされたことについてチェックできていないことです。  それから、少し話が戻りますけれども、指導どおりに処分を行えば、解体した業者、それからこの事業者は処分されないのですか。 34 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 事案の該当者につきましては、生活環境保全上、著しい支障があり、行政処分か早期の解決を求める場合については処分を検討いたしますけれども、まずは事案の不法投棄された廃棄物につきまして改善を指導するということで進めているところでございます。 35 ◯質疑(砂原委員) この解体したものの中に、アスベストなどはなかったのですか。 36 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 今、アスベストが入っていたという状況は、把握しておりません。 37 ◯質疑(砂原委員) アスベストなど危険なものがなければ、指導して、解体業者も事業主も何ら処分されずに終わりということですか。 38 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 生活環境保全上の支障と悪質性を判断して検討することになりますけれども、今回の案件につきましては、まず指導して改善させるということで進めているところでございます。 39 ◯意見・質疑(砂原委員) これは、非常に悪質なのです。クラブハウスを壊したところに瓦れきを全部埋めて、その上に太陽光発電の設備を設置するから、誰も気づかないまま進みそうだったところを、偶然ある人が通報したことで問題が発覚したのです。産業廃棄物の担当として、こういうものを野放しにする形になるので、こんな処分でいいのかということを感じます。  それと、土木建築局にもかかわることだけれども、解体するときには、県や市町の土木建築部門には、報告とか届けをする義務はないのですか。 40 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 一定の規模以上の解体工事とか特定建設工事を行う場合につきましては、建設リサイクル法に基づいて届け出が必要となっております。 41 ◯質疑(砂原委員) 一定の規模というのも問題だと思うけれども、そのときには、壊したものをどこに捨てに行くかといったマニフェストをつくる。そのマニフェストは業者がつくって、土木建築局がチェックするのですか、それとも、産業廃棄物の担当がチェックするのですか。 42 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 排出事業者が交付したマニフェストにつきましては、1年間の実績を取りまとめて、翌年度に県の環境部に報告するよう義務づけられております。 43 ◯質疑(砂原委員) そうなると、解体した後、それからその産業廃棄物を処理した後、県は、それが正しく行われたかどうかをどうやってチェックするのですか。 44 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) これまでの建設廃棄物につきましては、先ほどの届け出情報等あるいは建設リサイクルの強化月間等につきまして、土木建築局と連携して合同で立ち入りしておりますけれども、その立ち入り時に委託契約、委託金に従って適正に行われているかどうかを指導しているところでございます。 45 ◯質疑(砂原委員) これは、ざるです。壊すときには土木建築局がチェックするけれども、ある程度の規模以下だったら自由に解体して自由に捨てられる。そうしたら、産業廃棄物はどうなるのか、全くチェックが行われないということになるわけです。ある程度の規模になったら、マニフェストがこうなっていたという情報が産業廃棄物の担当のところに来て、それを書類チェックするだけ。ざるの極みになっている。  今後、こういったものを本気でチェックしていかないといけないと思うのです。土木建築局と廃棄物の担当とが一緒になって、マニフェストどおりきちんと処理が行われたかどうかをチェックする機能をどこかに持つようにしていかないといけないと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。 46 ◯答弁(産業廃棄物対策課長) 現時点におきましては、排出現場とか報告でチェックしている状況ですけれども、実際のチェック体制等につきましては、届け出情報等をいただく中でどういったことができるか、今後、考えてまいりたいと考えております。 47 ◯要望・質疑(砂原委員) これは、県と市町で話をしたり、土木建築局と一緒になって対応したりするだけでは、事にならないと思うのです。やはり、どういうふうにやっていくか、国ときちんと話をしていかなくてはいけないし、こんなざるみたいなことをしていたら意味がない。アスベストなども、現地で解体してそのまま埋めておけばいい、ばれたら捨てるけれども何の処分も受けないというのでは、本当にやり得です。これは、しっかり国と協議してほしいし、こういったことを土木建築局ともきちんと連携をとって議論してほしいと思います。環境部長、約束できますか。 48 ◯答弁(環境部長) 建設工事に関する解体において、従前から、適正処理については大きな問題であると認識しております。そのため、数年前から、土木建築局に出された解体の届け出を環境サイドに情報提供いただきまして、その届け出をもとに現場でタイムリーな監視指導を行い、その際に、廃棄物の適正処理についてマニフェストも含めたチェックを実施いたしております。ただ、全ての事業について、タイムリーに現場を把握することは、現実にできていない状況にございます。したがいまして、そういった指導を強力に進めるよう、今後も土木建築局と連携していきたいと思います。また、国への要望等につきましては、監視体制をどういった形で担保していくのか、問題点を全国会議等で投げかけていきたいと思っております。それから、処分につきましては、違法性等について問うということもございますけれども、こういった場合には厳重注意と今後の再発防止に向けた事業者の姿勢を正す形で指導を行っているのが現状でございます。 49 ◯要望(砂原委員) よろしく頼みます。 50 ◯質疑(犬童委員) ここにある人権啓発の冊子を見せてもらいました。人権侵害なり差別なりの問題が、このほかにもいろいろあるのでしょうが、よくまとまっているのではないかと思います。問題は、これを各県民とか各事業者とかに見返してもらって、人権侵害や差別をなくすことが肝心な最終目標ですが、4,000部を刷って適当なところへ配って、後は皆さんよろしくという格好にならないかと思うのです。その辺はどうですか。 51 ◯答弁(人権男女共同参画課長) 冊子は4,000部の作成ではありますけれども、県のホームページに掲載したり、あるいはテキストとして研修で使われるところに配付したり、工夫しながら、啓発用資料として幅広い活用をしていきたいと考えております。 52 ◯質疑(犬童委員) 結果的に余り効果がないということに終わりはしないか心配するのです。これは全戸に配るのは難しいですし、配ってから読むとも限らない。これを県の広報紙に、一気に全部載せても見ませんから、毎月一つずつ載せるなど、いろいろな形で県民や各事業者に理解してもらう取り組みをしてもらいたいですが、どうですか。 53 ◯答弁(人権男女共同参画課長) 県民参加型イベントといたしましてヒューマンフェスタを行っておりますし、人権だより、スポーツ団体と協働した広報活動といったさまざまな機会を通じまして、個別の人権問題をパネルで展示するなど工夫していきながら、個別の課題についての人権意識をしっかりと啓発していきたいと考えております。そのときには、この人権の冊子もしっかりと活用してまいります。 54 ◯要望・質疑(犬童委員) 私は、冊子の内容をどういうふうに県民や各事業所までおろしていくかということについて、十分、担当の皆さんに知恵を出していただいて、細かくそれが浸透するようにしてもらいたい。冊子だけではなくて、こういう取り組みが生かされ、進むようにしてもらいたいと要望しておきます。  それから、先ほど、宮委員から質問があったレジオネラ菌について、実は、事故が起きる4~5日前に、友達が、みはらし温泉に風呂に入りに行かないかと言いまして、私は即座に、あそこへは行かないほうがいいと言ったのです。なぜかと言うので、何回か行ったけれども、とても人が多いし、風呂だってきれいではないから行かないほうがいいと言ったのです。それから問題が起きました。  東広島市に同じような施設があって、私は1カ月ぐらい前に、お風呂へ入らせてもらおうと行きました。そうしたら、汚いので慌てて上がって、受付にいた女性に、きょうの風呂はどうしたのかと尋ねました。すると、きょうは朝からお客さんが多くてきれいにする設備が間に合わないと言うわけです。汚いのであればやめればいいのですけれども、お金を取って入れているのです。だから、ああいうことがあるということです。  毎日検査をしていると言っても、浄化能力が本当に合っているのか、入浴者数や風呂の大きさといったものの点検をきちんとしていなかったら、こういう問題は後にも出てくると思います。そこら辺の点検はどういうふうにされていますか。 55 ◯答弁(食品生活衛生課長) 衛生管理の問題につきましては、まず、みはらし温泉に関しては、現在、営業停止状態でございます。一昨日の17日に、私ども食品生活衛生課と東部保健所、そして三原市と合同で、原因究明、再発防止という観点から立入調査を行っているところでございます。これから原因究明を行うところですけれども、委員御指摘のように、衛生的に守られて、安心して入浴していただけるように取り組んでまいりたいと考えております。東広島市に関しても、事務移譲しているところでございますけれども、公衆浴場の許可の際に、今、御指摘の容量の問題に関しては、例えば循環式浴槽であれば、ろ過能力の確保などについて確認させていただいているところでございます。今後、新規もあると思いますので、そういったところを十分に検討しながら、市町と連携して取り組んでまいりたいと考えます。 56 ◯要望・質疑(犬童委員) 施設によって一番多いときの入浴者数があると思うのです。1回に50人になるのか、100人になるのか、そのとき風呂の浄化能力がどうかということを点検していないと、もう許可した分は回っているから仕方がないでは済まないのです。経営者によっては、浄化する装置を必ず回しているところ、回したら金がかかるからできる限り回さないところがあるので、立入検査も必要です。そこら辺がきちんと点検されていかなかったら、同じようなことになると私は思います。  みはらし温泉はこの前テレビに出て、浴槽を見ましたけれども、真っ赤にさびたような浴槽が出てきました。色がついたから風呂がだめになったというわけではないのでしょうけれども、昔からずっと、あそこは非常に人が多く、多いときには芋を洗うように多いのです。ああいうところでは、経営者がよほどしっかりしなかったら同じような事故が起きると思いますので、今後の指導のあり方とか点検のあり方をきちんとしてもらいたいと要望しておきます。  3点目は、先ほど東委員が言いましたけれども、海砂利問題で、昔、当時の県会議員の渡壁さんを中心にして、私たちが現地調査をして、議会で取り上げて、これは大変だということになった。7mぐらいしかなかった海の深さが、25から35m掘られているわけです。何千年、何万年かけてできた瀬戸内海が、一気に元に戻るわけがない。スラグを埋めるなど、いろいろな考えもあるでしょうけれども、原因がはっきりしないではないのです。関西空港をつくるのに、三原から竹原の沖に20隻ぐらいの船が来て、連日掘ったわけです。そして、深さ7mの海が25m、30mになって、砂がどんどんずり落ちていって、大久野島の沿岸の道路が傾いたのです。竹原のほうも三原のほうも砂がずり落ちていって、沿岸の道路や護岸が大変なことになったわけです。それと同時に、魚が4~6割とれなくなったのが事実なのです。そういうことを忘れたような発言をしてもらっては困る。当時の藤田知事にそのことを伝えたら、藤田知事は、瀬戸内海沿岸部の県では初めて全面禁止の英断をし、それがマスコミに出たわけです。そして、ほかの県も広島県に倣ってきたわけです。  あなた方の考えを聞いていると、業者が、もうほとぼりも冷めたからまた海を掘りますと言ってきたら、もう1回海を掘るのを許可するのではないかと思える。冗談ではないと思う。そのときのことに返って考えて、海砂を掘った事実を確かめなくてはならない。餌になるイカナゴなどがほとんどいなくなったから、鯛とかが寄らなくなるということをきちんと考えてからものを言ってもらわないと、影響はどれかはっきりしませんでは困る。どう思いますか。 57 ◯答弁(環境部長) 先ほどの答弁につきまして、誤解を与えるようなことでありましたら御容赦いただきたいと思います。環境への影響といいますか、大きな変化をもたらしたことは十分認識しております。また、そういった環境が一足飛びに修復できることもないと理解しております。そういった中にあって、どういった方法が最善なのかを考えていかなくてはいけないという視点に立ちまして、今後の対策について検討していきたいと思います。 58 ◯意見(犬童委員) ぜひ、あのときのことをもう1回振り返ってやってもらいたい。渡壁さんが、戦後、瀬戸内海沿岸の住民は瀬戸内海があったから生き残ったとよく言っていました。食べ物をどんどんくれた瀬戸内海がなかったら大変だったのです。先祖から受け継いできた大切なこの瀬戸内海を、私たちがもう1回つくろうと思ったら、どれだけ銭があったらできるか。あれだけの穴を掘って、海水を入れて魚をとってやってみなさい。何百兆円かけたってできやしません。それだけ大事にしていかないといけない。やはり、自然が持つ力を我々が評価して、それを後世にも残していく。これは、そういう基本的な立場で取り組んでいくべきだということを強く申し上げて終わります。  (6) 閉会  午前11時34分 広島県議会...