○議長(
永田悦雄君) 次に、文教治安
常任委員長の
報告を求めます。倉重剛君。 〔倉重剛君登壇〕(拍手)
◆(倉重剛君) 文教治安
常任委員会に付託されました案件につきまして、
委員会における
審査の経過並びに結果について御
報告申し上げます。 本
委員会に付託されました案件は、
知事提出議案第一号、昭和六十二年度熊本県
一般会計補正予算のうち、本
委員会所管のものを初めとする
予算関係三
議案、
条例関係二
議案であります。 まず、
教育委員会の
予算の概要を申し上げます。
一般会計及び特別会計補正
予算として総額十億二千百二十四万四千円の減額でありますが、その主なものは、職員給与費及び国庫補助事業の内示減等であります。そのほか、県立学校施設整備事業等について総額十六億一千二百一万四千円の
繰越明許費の設定であります。 次に、
条例関係でありますが、第五十
号議案は、熊本県市町村立学校職員のへき地手当等に関する条例の一部改正、また第五十一
号議案は、熊本県学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正で、文部省令並びに政令の改正に伴うものであります。 次に、警察本部の
予算の概要について申し上げます。
一般会計補正予算として三千六百二十七万五千円の
減額補正でありますが、その主なものは
人件費の
調整等に伴うものであります。 各
議案の
審査に当たりましては、
執行部から詳細な説明を受け
審査を進めてまいりましたが、その過程において特に論議されました点を要約して御
報告申し上げます。 まず、
委員から、へき地等指定学校の指定の見直しに関する条例の一部改正に関連して、見直しにより指定級地が下がる学校に引き続き勤務する者には従前の手当額が保障されるが、新たに赴任する者には同等の保障がないので手当を受けられない者が出てくる、同一校に勤務して差があるのは問題ではないかとの質疑があり、これに対し、
執行部から、今回の見直しは、会計検査院からの措置要求により全国的に文部省令に基づき十五年ぶりに実施するものである、なお、僻地指定基準の本格的見直しは現在文部省で検討が続けられており、六十三年度は暫定見直しということで次のような激変緩和措置がとられている、すなわち、僻地指定級地がダウンした場合、引き続き勤務する者は従前の手当額を保障し、また、僻地級地が二段階以上下がる学校については、見直した級地よりも一段階上の級地に指定することとしている旨の答弁がありました。 以上が主な点でありますが、本
委員会に付託されました
議案のうち、第一号、第三号、第七号、第五十一号は
全員賛成で、第五十号は賛成多数で原案のとおり可決することに決定いたしました。
議員各位におかれましては、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、文教治安
常任委員長の
報告を終わります。(拍手)
○議長(
永田悦雄君) 最後に、総務
常任委員長の
報告を求めます。島津勇典君。 〔島津勇典君登壇〕(拍手)
◆(島津勇典君) 総務
常任委員会に付託されました案件につきまして、
委員会における
審査の経過並びに結果について御
報告申し上げます。 本
委員会に付託されました案件は、
知事提出議案第一号、昭和六十二年度熊本県
一般会計補正予算のうち、本
委員会所管のものを初めとする
予算関係五
議案、
条例等関係二
議案であります。
議案の
審査に先立ち、
総務部長から、昭和六十二年度二月補正
予算案について、今回の補正
予算は、道路、河川等の直轄事業負担金、県債に係る繰り上げ償還等に伴う増額並びに
生活保護費、職員給与費及び一般国庫補助事業、災害復旧事業の認証減等に伴う減額で総額六十九億四千六百四十六万七千円の減額である、なお、県税については、法人県民税、法人事業税等の増収に伴い三十四億九千三百四十九万二千円の増額である、この補正の結果、現計
予算額と合算すると六千二十七億七千二万七千円となり、前年度二月現計
予算と比較すると六・一%の伸びとなる、また、本
委員会関係の歳出
予算は三十億八千七百十一万円の追加であり、これを現計
予算と合算すると九百六十二億五百十五万四千円となる旨の
概要説明がありました。 引き続き、各課長から
議案について詳細な説明を受け、
委員各位の慎重な審議を行ってまいりました結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決または承認することに決定いたしました。
議員各位におかれましては、本
委員会の決定のとおりよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げまして、総務
常任委員長の
報告を終わります。(拍手)
○議長(
永田悦雄君) 以上で各
常任委員長の
報告は終わりました。 これより質疑に入るのでありますが、ただいままで通告はありません。よって、質疑なしと認めます。 次に、討論に入るのでありますが、ただいままで通告はありません。よって、討論なしと認めます。 これよりまず、
議案第二号、第三号、第七号から第十一号まで、第十四号から第十六号まで、第四十六号から第四十九号まで及び第五十二号を一括して採決いたします。 ただいまの各
常任委員長の
報告は、各
議案とも原案可決または承認であります。各
常任委員長の
報告のとおり原案を可決または承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田悦雄君) 御異議なしと認めます。よって、
議案第二号外十四件は、原案のとおり可決または承認いたしました。 次に、
議案第一号、第四号から第六号まで、第十二号、第十三号、第十七号、第四十五号及び第五十一号を一括して起立により採決いたします。 ただいまの各
常任委員長の
報告は、各
議案とも原案可決であります。各
常任委員長の
報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
永田悦雄君) 起立多数と認めます。よって、
議案第一号外八件は、原案のとおり可決いたしました。 次に、
議案第五十号を起立により採決いたします。 ただいまの文教治安
常任委員長の
報告は、原案可決であります。同
委員長の
報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
永田悦雄君) 起立多数と認めます。よって、
議案第五十号は、原案のとおり可決いたしました。 ――
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△日程第三 休会の件
○議長(
永田悦雄君) 次に日程第三、休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。明五日及び七日から九日までは、
議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
永田悦雄君) 御異議なしと認めます。よって、明五日及び七日から九日まで休会することに決定いたしました。 なお、六日は日曜日のため休会であります。 ――
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○議長(
永田悦雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 明五日から九日まで休会でありますので、会議は来る十日午前十時から開きます。日程は、議席に配付の議事日程第三号のとおりといたします。 本日は、これをもって散会いたします。 午前十一時十四分散会...