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  1. 群馬県議会 2018-12-07
    平成30年第3回定例会文教警察常任委員会(警察本部関係)−12月07日-01号


    取得元: 群馬県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    平成30年第3回定例会文教警察常任委員会警察本部関係)−12月07日-01号平成30年第3回定例会文教警察常任委員会警察本部関係) 委員会の名称 文教警察常任委員会 開催場所   302委員会室 開議年月日時 平成30年12月7日 午後1時55分 散会年月日時 平成30年12月7日 午後2時50分 会議の目的  平成30年第3回後期定例会における付託議案等の審査(警察本部関係)        委員長 安孫子哲  副委員長 泉沢信哉  委員 岩井 均 出席委員   委員  福重隆浩  委員   岩上憲司  委員 星名建市        委員  角倉邦良  委員   臂 泰雄  委員 金井康夫        委員  金子 渡 欠席委員   なし 執行部等出席者       【警察本部】        警察本部長           松坂規生   警務部長      中村典義        生活安全部長          神野明男   地域部長      早川昌宏        刑事部長            前原哲也   交通部長      星野貴司        警備部長            田中秀幸   首席監察官     高井 篤        総務参事官           金井 稔   警務参事官     神戸 勇        サイバーセキュリティ担当参事官 笹澤裕幸   広報広聴課長    生方 博
           会計参事官           中野敏和   会計課長      大野 聡        装備施設課長          茂木 豊   留置管理課長    関口宏行        生活安全企画課長        新井勘一   人身安全対策統括官 清水元司        少年課長            南雲広幸   生活環境課長    青山正幸        サイバー犯罪対策課長      高瀬 巌   地域課長      平田富徳        刑事企画課長          阿佐見友一  組織犯罪対策課長  中浜正男        交通安全対策統括官       都筑 誠   交通指導課長    立見 学        交通規制課長          唐沢康夫   総合交通センター長 諸岡新一        運転管理課長          戸屋信二   警備第一課長    代田浩美        危機管理対策統括官       岡野 桂   外事課長      兵藤義之 △再 開(午後1時55分) ○安孫子哲 委員長   休憩前に引き続き、委員会を再開し、警察本部関係の審査を行います。 △委員長あいさつ安孫子哲 委員長   (あいさつ)  本日、傍聴人は見えておりません。 △付託議案の概要説明・内容説明 ○安孫子哲 委員長   それでは、付託議案の概要について、警察本部長から説明をお願いします。 ◎松坂 警察本部長   (概要説明) ○安孫子哲 委員長   続いて、付託議案の内容について、説明をお願いします。 ◎中野 会計参事官   (第178号議案「平成30年度群馬県一般会計補正予算(第4号)」中、警察本部関係の補正について、議案書、補正予算説明書及び資料1により説明) ○安孫子哲 委員長   以上で、付託議案の説明は終わりました。 △付託議案の質疑 ○安孫子哲 委員長   これより、付託議案の質疑を行います。  委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いいたします。  なお、所管事項の質疑については、付託議案の質疑が終了した後に行いますので、ご了承願います。  質問のある方は、挙手をお願いします。  (挙手なし)  なしでよろしいでしょうか。  それでは、付託議案の質疑を終了いたします。 △所管事項の質疑 ○安孫子哲 委員長   これより、所管事項の質疑を行います。  委員の質疑及び執行部の答弁におかれましては、簡潔明瞭にお願いいたします。 ◆金子渡 委員   年末も近づき、詐欺の手法も変化していると思うが、直近の特殊詐欺被害の件数と被害総額について伺いたい。 ◎神野 生活安全部長   特殊詐欺の認知件数は、暫定値であるが、12月6日現在、203件、対前年比−32件で減少はしているものの、引き続き多くの高齢者が被害に遭っている。被害総額については、約3億3,400万円、前年に比べ6,200万円程減っているが、大きな被害額になっている。 ◆金子渡 委員   実際には、被害件数、被害額ももっと大きいと思うが、事件化を望まない被害者もいるので、この数字になっていると思う。被害防止策は講じていかなければならないが、詐欺手口の特徴と変化、警察が行った対策について伺いたい。 ◎神野 生活安全部長   金融機関の協力によるATM対策で、還付金等詐欺は、前年に比べ−31件の13件とある程度抑え込んでいる。しかし、オレオレ詐欺のうち、特に、警察官や金融機関の職員を騙って、キャッシュカードを騙し取り、コンビニのATM等で現金を引き出されるケースが増加している。オレオレ詐欺の認知件数は141件で、前年に比べ+14件で、その内82件約6割がキャッシュカードを騙し取る手口であった。このことから、高齢者に対する直接の働きかけのほか、ハード面では特殊詐欺電話対策装置の普及、ATMの振込制限の70歳から65歳への引き下げ、1日あたりの引出額の減額などを強化するとともに、子どもや孫の世代へ働きかけるなど家族の絆の大切さを訴え、社会全体で高齢者を守るセイフティーネットワークを強化した。また、予兆電話があった際には、110番通報をお願いし、地域における警戒の強化、検挙対策を図っている。 ◆金子渡 委員   手口が変わってきていることを早く県民に周知することが大事であり、高齢者だけでなく孫など家族にも周知することで、被害件数が減ってきているのだと思う。一番には、予兆電話があったら、まず110番するということをしっかりPRしていく必要があると思う。これについては、自らも周知していきたいし、更なる対策もお願いしたい。 ◆金井康夫 委員   市街地でも鳥獣に襲われるなどの問題が出ているが、警察の鳥獣対応について伺いたい。 ◎神野 生活安全部長   鳥獣の市街地への出没は、増減を繰り返しており、警察への通報は10月末現在、165件、昨年に比べ100件多い。市街地における鳥獣の出没等、人身被害の危険がある場合、自治体や関係機関へ通報、上州くん安全・安心メールによる情報発信、出没場所付近パトロールの実施、鳥獣が市街地に出没した場合は、市町村担当者及び地元猟友会等と連携した追い払い、駆除等を行っている。また、人の生命・身体に危害を及ぼすような具体的な危険性、緊急性がある場合には、警察官職務執行法第4条第1項の規定により、警察官が猟友会員等に対して猟銃を使用して駆除を命じることができる。ただし、あらかじめ周囲の安全確保に十分な配慮が必要であり、軽々に実施することはできないことから、ケースバイケースの判断となり、具体的には、周囲の状況、周辺住民の避難・誘導、学校等への連絡など、諸々の措置が必要となる。 ◆金井康夫 委員   警職法4条による対応、具体的事例について伺いたい。 ◎神野 生活安全部長   駆除した直近の事例は、平成28年4月、利根郡みなかみ町地内において出没したクマを猟友会員に命じて猟銃を使用して駆除した事案があるが、猟銃による駆除は、ケースバイケースでの判断となる。 ◆金井康夫 委員   県、市町村と警察が連携し、人に被害が及ばないよう努めていただきたい。 ◆角倉邦良 委員   交通安全に関わる道路標示についての要望を地域からも受けているが、道路標示の補修要望をどのように把握し、補修しているのか。また、予算の措置状況について伺いたい。 ◎星野 交通部長   補修が必要な道路標示の把握方法であるが、各警察署において、署員が補修が必要な場所を調査した結果や住民の方等からの要望場所を確認して把握している。把握した補修箇所については、視認性が悪く早期の補修が必要な箇所から優先順位を付けて次年度の補修計画を夏頃までに作成し、この補修計画をもとに、予算要求を行っている。しかし、夏以降も随時、補修要望が寄せられることから、その分は再来年度への積み残しとなる。工事の発注方法は、平成27年度以前は、年1回の発注であったが、平成28年度から年2回の発注になった。平成29年度からは、冬期の工事が困難な北毛地域を除き、年4回の発注とし、柔軟な対応を図っている。 ◆角倉邦良 委員   予算の措置状況についてはどうか。 ◎星野 交通部長   道路標示、道路標識、信号機のそれぞれの必要な箇所、個数等を財政当局に提示し、予算要求している。 ◆角倉邦良 委員   要望数も多く要望に応えきれない状況であると思うが、補修要望に対しどの程度措置できているのか。 ◎星野 交通部長   説明が重複するが、次年度の予算要求には、昨年度の積み残しを反映して要求している。そのため、本年度のみの要求箇所とすると6割程度にとどまっている。 ◆角倉邦良 委員   要望のうち措置できていない箇所はどのくらいあるのか。 ◎星野 交通部長   年4回のうちに、緊急で対応するものがあるので、4割程度と把握している。 ◆角倉邦良 委員   要望箇所は概ねどのくらいあるのか。 ◎唐沢 交通規制課長   要望の件数は年によって異なるが、平成29年度の横断歩道の要望で言うと、約1,000か所の要望があった。 ◆角倉邦良 委員   要望のうち、措置できたのはどのくらいか。 ◎唐沢 交通規制課長   平成29年度の要望で言うと、29年度の夏の段階で各署からの要望を取りまとめ、それに前年の積み残しを加え予算要求している。それ以外に、横断歩道についても約3万か所あるので、全てを把握することは困難なことから、住民から急遽要望があれば、現地調査を行い、優先して対応することもある。当初予定していたものも、積み残しとなってしまうものもある。 ◆角倉邦良 委員   要望があったときは、ほとんど見えなくなっている状況が多い中で、毎年毎年、要望の積み残しがあるということは、大幅な予算の増額が必要だと思うが、県警察の見解について伺いたい。 ◎星野 交通部長 
     平成30年度交通安全施設整備予算の中の道路標示の予算額は、前年度比15%増額となっているが、委員ご指摘のとおり、県民要望に応えるには十分ではないと認識している。 ◆角倉邦良 委員   道路標示は、交通事故防止上、最も重要な交通安全施設であり、必要性も高いと思うが、県警察の見解について伺いたい。 ◎星野 交通部長   委員ご指摘のとおり、道路標示は、信号機、道路標識同様に交通事故防止上、重要な交通安全施設である。来年度以降も、増額要求していきたい。 ◆角倉邦良 委員   本県のような車社会の中、交通事故防止の観点から、明確な道路標示は重要であり、要望のあった箇所のほとんどを年度内に措置できるような予算要求が必要だと思うが、県警察の見解について伺いたい。 ◎星野 交通部長   委員ご指摘のとおり、道路標示は、ドライバーや歩行者に対し、常に視認性を保つことが重要であるため、引き続き、可能な限り増額要求をしていきたいと考えている。 ◆角倉邦良 委員   道路標示の整備は、目に見える交通安全対策のため、要望箇所については、年度内に措置できるような予算が必要であり、その増額要求に対して、県議会も応援していきたいと考えているので、県警察としても財政当局へ増額要求していただきたい。 ◆福重隆浩 委員   生活道路における子供や高齢者等歩行者の安全対策のために実施しているゾーン30の推進状況と効果について伺いたい。 ◎星野 交通部長   ゾーン30とは、地域住民が日常生活に利用している一定の区域をゾーンとして、最高速度を時速30キロメートルに規制し、自動車の通行よりも歩行者や自転車の安全を優先させることにより、交通事故抑止を図るものである。警察が行う対策は、時速30キロメートルの交通規制、標識の高輝度化等であり、道路管理者が行う対策は、路側帯の設置や拡幅、センターラインの消去、交差点や路側帯のカラー舗装ゾーン入口における専用の看板や標示の設置等である。本県では、平成24年度からゾーン30に取り組み、平成29年度までの6年間で51か所を整備し、本年度は、前橋市三俣町二丁目地内と伊勢崎市三室町地内の2か所を整備する予定である。ゾーン30の整備は、歩行者、自転車の安全安心が守られ、地域住民から大変喜ばれている。 ◆福重隆浩 委員   交通部長の言うとおり、ゾーン30が整備された地域の保護者や学校関係者から、子供たちの安全が守られるようになって良かったと喜ばれているので、色々な地域に進めていきたいと考えるが、幅員の広い幹線道路がある高崎市内の中居小学校矢中小学校の区域でも、ゾーン30が設定できるか伺いたい。 ◎星野 交通部長   幹線道路自体はゾーン30のエリア外となるが、幹線道路の両側を1つのエリアとしてゾーン30を設置することは可能である。 ◆福重隆浩 委員   そのエリアはどうやって選定されるのか。 ◎星野 交通部長   エリアの選定は、警察と地元住民等で検討しながら決定する。 ◆福重隆浩 委員   幹線道路があっても、エリアの検討ができると言うことなので喫緊に相談したい。  もう1点は、信号機のサイクル変更についてである。高崎市内で右折信号のサイクルが短くて渋滞が発生している所について警察に相談したところ、サイクル時間を変更したことで、渋滞が緩和した。信号機のサイクルを容易に変えることで、交通渋滞が緩和されるのだから、すばらしいことである。インターネットでは、千葉県内の国道16号で信号機サイクルを変えたことにより、交通渋滞が約3割削減されたことが紹介されていたが、信号機サイクルの見直しに係る群馬県警の考え方について伺いたい。 ◎星野 交通部長   信号機のサイクルについては、主道路と従道路の車両や歩行者等の交通量を考慮して決定しているが、信号機設置後においても交通流の変化が認められた際には、その都度、サイクルの見直しを行っている。当県における最近の信号機サイクル見直し事例としては、群馬大橋東詰信号交差点において、特に朝夕の通勤時間帯に、ロイヤルホテル東側の北から国道17号への右折車両の渋滞が顕著となっていたため、現地における調査を実施の上、適切な信号サイクルの見直しを実施した結果、それまでの大きな渋滞は解消された。また、国道17号のテルサ前において、北から国道50号へ左折し桐生市方面へ向かう車両の渋滞も解消された。これら信号機サイクルの見直しを行った結果、いずれにおいても「渋滞が解消された。」といった好評をいただいている。県警察としては、県民の交通の安全と円滑を確保することは、道路上においてドライバーのストレスを蓄積させないということに大きな意味があることから、引き続き渋滞解消に努めて参りたいと考えている。 ◆福重隆浩 委員   通勤時間帯は混雑するなど、時間帯によって渋滞の状況は変わってくるが、信号機サイクルを時間帯別に変えることはできるのか。 ◎唐沢 交通規制課長   信号機には集中式と単独式がある。集中式は広範囲の交通量に応じて交通管制センターのコンピュータにより、交通流を効率よく制御している。単独式は、時間帯によって信号サイクルの設定が可能である。 ◆福重隆浩 委員   ドライバーのストレスを少しでも軽減できるよう、渋滞の状況をみながら区長等と検討し、また県警に相談したい。 ◆岩上憲司 委員   先日の新聞で、11月22日から28日までの間、横断歩道上の事故を防ぐため全国一斉の強化期間が設けられ、啓発や取締りを強化すると報じられていたが、その結果について伺いたい。 ◎星野 交通部長   県警察では、同期間中、広報啓発活動や「横断歩行者妨害違反指導取締り重点箇所」として選定した県内の59か所を県警ホームページで公開して取締りを実施した結果、横断歩行者等妨害違反を90件検挙した。 ◆岩上憲司 委員   多発する横断歩道上の事故を防止するために、県警察が取り組んでいる対策について伺いたい。 ◎星野 交通部長   過去5年間の本県における車両と歩行者の交通死亡事故を分析したところ、道路横断中が約7割、発生場所については、横断歩道上以外が約8割となっていることから、歩行者及びドライバー双方の遵法精神を高めることが重要であると考えている。そこで、歩行者に対しては、各種交通安全教育を通じて横断歩道を渡るように指導・教養し、ドライバーに対しては、横断歩道上における歩行者優先を周知するため、街頭指導及び取締りを実施していく。 ◆岩上憲司 委員   ドライバーと歩行者の意識の違いなどもあるので、双方への周知徹底を図ってもらいたい。次に、年末になると交通事故が増えるとも言われているが、交通事故情勢と年末に向けた取組について伺いたい。 ◎星野 交通部長   県内の交通事故情勢は、昨日(12/6)現在、人身事故発生件数12,146件、前年比+334件、死者数は56人、前年比−5人、負傷者数は15,529人、前年比+468人となっている。なお、死者数の56人は、統計を開始した昭和28年以降、同日時点で最少である。しかしながら、統計的に見ると、毎年10月以降は死亡事故の発生が多くなり、特に夜間の死亡事故の発生が懸念される。県警察では、先月8日に交通部執行隊のほか、地域部や刑事部の機動部隊も結集して「命を救う夕暮れ対策」と称して、11月30日まで夜間歩行中の死亡事故防止対策を中心とした緊急対策を実施した。また、現在、冬の県民交通安全運動期間中であり、同緊急対策で取り組んでいた各種対策を継続実施中である。具体的には、歩行者に対しては、反射材の着用促進活動のほか、無理な横断をしようとする歩行者に声を掛け、交通ルールの指導を行っている。一方、ドライバーに対しては、道路交通に緊張感を与え、交通ルール・マナーを遵守してもらうため、事故に直結する違反に重点を置いた交通指導取締りや、パトカー・白バイによるレッドランプ警戒を強化しているほか、夜間に前方の歩行者を早期に発見するため、ヘッドライトの早めの点灯とハイビームの活用を呼びかけている。 ◆岩上憲司 委員   県でも交通安全の条例ができたこともあり、年末に事故が1件でも少なくなるよう尽力いただきたい。最後に、特殊詐欺の件で要望になるが、実際、自分のところにも詐欺メールが来たので、注意喚起を図ってほしい。 ◆岩井均 委員   安中榛名駅前環状交差点、ラウンドアバウトが本年9月26日から社会実験開始となり2か月が経過した。その後の交通事故発生状況や住民の反響等について伺いたい。 ◎星野 交通部長   社会実験開始から2か月以上が経過したが、地元の安中警察署に確認したところ、交通事故の発生はなく、住民からは、車が来ていないのに赤信号で止まらなくても良くなった等と好評を得ていると報告を受けている。 ◆岩井均 委員   交通量が少ないのでスムーズに回れるが、中に入って減速をして回る時、真ん中の円形の所が狭いのでスピードを出す車もあると聞くので確認してほしい。また、安中土木事務所も反響がいいので、実験を伸ばそうと考えているようである。安中土木事務所とも連携を図ってほしい。  次に、退職警察官の地域貢献について伺いたい。地元では、退職した警察官が色々活動しているが、どのような地域貢献をしているのか。 ◎中村 警務部長   退職した警察職員の多くは、県内に居住する警察の退職者等で構成する群馬県警友会に入会し、それぞれの地域において交通安全活動防犯活動等で活躍している。群馬県警友会は、任意団体であり、本年11月1日現在の会員数は、1,583人である。また、平成15年5月に警察本部長警友会理事長とで覚書を取り交わして「群馬県警察安全安心サポーター制度」を発足し、警察署長から安全安心サポーターとして委嘱を受けた警友会員が、青色回転灯パトロールカー等を活用した防犯パトロールを実施するなどしている。さらに、平成25年3月には、「大規模災害発生時の支援に関する協定」を締結し、大規模災害発生時において、罹災していない退職警察職員にその住所を管轄する警察署に登庁してもらい、住民からの安否確認等電話相談対応、遺失物・拾得物に関する事務の補助等の支援をいただくことにより、一人でも多くの警察官を現場に出動させ、災害警備活動を円滑に推進することとしている。 ◆岩井均 委員   決算特別委員会分科会で教習所を視察した際、高齢者講習の指導員のような方を設置する話があったと思うが、高齢者講習待ち期間改善に向けた退職警察官の活用について伺いたい。 ◎星野 交通部長   今年度退職を予定している警察官を対象に、認知機能検査員資格取得研修高齢者講習指導員の資格取得前講習等を来年1月以降に実施予定であり、これにより資格取得者を増員して自動車教習所の要請に応えていきたいと考えている。 ◆岩井均 委員   免許更新に非常に時間がかかり、ミスした場合もなかなか次の講習が受けられないなどの状況もあるので、こういったところで、多くの退職者を活用し、社会貢献していただくようお願いしたい。 ○安孫子哲 委員長   以上で、所管事項の質疑を終了いたします。 △付託議案の討論・採決 ○安孫子哲 委員長   これより、付託議案の採決をいたします。  採決に先立ち、討論される委員は挙手願います。  (挙手なし)  なしでありますので、本委員会に付託された警察本部関係の議案について、採決いたします。  第178号議案について、これを原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手願います。  (挙手全員)  挙手全員であります。  よって、第178号議案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。 △閉会中継続審査(調査)特定事件の決定 ○安孫子哲 委員長   次に、委員会が閉会中審査または調査する案件については、お手元に配付してある案に、継続を申し出る請願を加えたものとしてよろしいでしょうか。  (「異議なし」との声あり)  さよう決定いたします。 △その他 ○安孫子哲 委員長   委員長報告については、正副委員長にご一任願います。  次に、来月、1月の月いち委員会についてですが、日程は、1月25日(金)とし、調査を実施したいと考えております。調査先等については、正副委員長にご一任いただくことで、よろしいでしょうか。  (「異議なし」との声あり)  案として、学生寮上毛学舎を予定しております。異議ないでしょうか。  (「異議なし」との声あり)  それでは、さよう決定いたします。  最終的な内容については、別途、通知いたします。 △散 会 ○安孫子哲 委員長   以上で、本委員会において審査すべき案件は全て終了いたしました。
     これにて散会いたします。  (午後2時50分散会)    委員会記録署名委員     文教警察常任委員会      委員長 安孫子 哲...