鳥取市議会 2009-02-01
平成21年 2月定例会(第7号) 本文
◯中島規夫議長 日程第2、議案第69号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 討論なしと認めます。
これより、議案第69号人権擁護委員候補者の推薦についてを起立により採決します。
お諮りします。
本案について、同意することに賛成の方は起立願います。
〔
賛成者起立〕
◯中島規夫議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。
日程第3 議案第78号訴えの提起について(
提案説明・質疑・
委員会付託・
委員長報告・討論・採決)
◯中島規夫議長 日程第3、議案第78号訴えの提起についてを議題とします。
提出者の説明を求めます。
竹内市長。
〔竹内 功市長 登壇〕
◯竹内 功市長 ただいま追加提案いたしました議案第78号につきまして説明いたします。
本議案は、鳥取簡易裁判所を通じ、支払い督促した滞納
学校給食費について、督促異議の申し立てがありましたので、民事訴訟法第395条のみなし規定に基づき、通常の訴訟手続へと移行するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。
以上、今回提案いたしました議案を説明申し上げました。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
◯中島規夫議長 これより、本案に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。
議案第78号訴えの提起については、
文教経済委員会に付託します。
委員会開催のため、しばらく休憩します。
午前10時55分 休憩
午前11時35分 再開
◯中島規夫議長 ただいまから会議を再開します。
議案第78号訴えの提起についてを議題とします。
本案について、
委員会審査報告書が議長に提出されております。
文教経済委員長の報告を求めます。
桑田達也議員。
〔
桑田達也議員 登壇〕
◯桑田達也議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本
委員会での審査の結果を御報告いたします。
議案第78号訴えの提起について。
本案は、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。
◯中島規夫議長 これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 討論なしと認めます。
これより、議案第78号訴えの提起についてを採決します。
お諮りします。
本案に対する
委員長の報告は
原案可決です。
本案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。
日程第4 まちづくりに関する調査
特別委員会の調査報告(報告)
◯中島規夫議長 日程第4、まちづくりに関する調査
特別委員会の調査報告を議題とします。
特別
委員長の報告を求めます。
まちづくりに関する調査特別
委員長、
房安光議員。
〔房安 光議員 登壇〕
◯房安 光議員 まちづくりに関する調査
特別委員会の御報告をいたします。
本
特別委員会は、平成19年3月
定例会において、本市のまちづくりに関する調査、研究を目的として14名の委員構成で設置され、
委員会内に地理的・経済的な要因を考慮し、中心市街地の活性化に関する小
委員会と周辺地域の活性化に関する小
委員会の2つを設けました。
現在まで、2年間にわたりまちづくりに取り組む市民の方々との意見交換を初め、それぞれの小
委員会の課題に則した地域の活動視察、また
委員会全体会における京丹後市の
公共交通の再生や企業誘致の
取り組み、各小
委員会の調査研究事項における高知県のグリーンツーリズム、越谷市の学生の芸術によるまちづくりの先進地視察を行うなど、さまざまな手法、観点を取り入れ、
特別委員会全体会を計17回、また周辺地域の活性化に関する小
委員会を計14回、中心市街地の活性化に関する小
委員会を計21回と、延べ52回にも及ぶ調査・研究活動を行ってまいりました。
このたびは、各小
委員会での意見、提案を交えながら最終報告を行います。
まず、周辺地域の活性化に関する小
委員会での意見、提案でございます。
第1点として、交流についてであります。
人的交流、物的交流、経済的交流など、さまざまな交流を促進することがまちの活性化につながるとの観点で、小
委員会での議論を深めてまいりました。
具体的には、まず、グリーンツーリズムの促進による交流活性化があります。現在、周辺地域においては、鹿野町、国府町、福部町、佐治町などでグリーンツーリズムの
取り組みが行われております。今後、農山村、漁村など全市域に
取り組みが拡大すれば、「鳥取市のグリーンツーリズム」として構築されることで活性化につながり、交流人口の増加、鳥取市の一体感の醸成にも寄与するものと考えられます。
課題としましては、関係法令の解釈、地域間の連携、県との調整・協議も必要となってまいります。行政として仕掛け・仕組みづくりに努力し、「おもてなしの心」を持った愛のある施策の展開につながることを期待いたします。
また、鳥取市内の中心市街地を初めとする「まち」と周辺地域の「むら」の交流の促進につきましては、現在マッチング作業中とのことでございますが、今後、効果的なPR、
取り組みを実施され、「私のところでも取り組んでみようか」という声が市民から上がってくるような積極的な展開を要望いたします。さらに、「むら」と「むら」との交流の促進も重要な視点であります。
第2点として、遊休財産の活用についてであります。
鳥取市が所有する財産、中でも使用されていない建物について、その活用の検討が必要であります。
具体的には、統合などにより使用されていない学校建物などを、
文化芸術の視点で「鳥取市まるごと美術館」とする
取り組みが考えられます。新たな施設を建設するのではなく、既存の建物を有効活用し、市民の作品や伝統芸能の発表の場として利用することで、鳥取市全体の
文化芸術振興、交流人口や定住人口の増加に寄与するものと考えられます。
また、市有地につきましても、「交流」をヒントに有効活用を検討する必要がございます。
第3点として、鳥取市ブランドについてであります。
鳥取市には、農林水産加工品や伝統工芸品を初めとして、さまざまな「よさ」を持った品物があります。これを積極的に掘り起こし、PRをしていくことが求められます。付加価値の高い農林水産加工品の開発も考えられますし、地域内限定で「当たり前」と考えられている品を外へ発信することもできると思います。また、伝統工芸品を
文化芸術施策とマッチングさせての展開も考えられます。
以上の点を踏まえ、積極的な経済効果を生み出す仕組み・仕掛けを行政としてサポートしていくことが求められます。
次に、中心市街地の活性化に関する小
委員会の意見・提案でございます。
中間報告でも述べてまいりましたが、「交通体系について」、「地元の食材を使った中心市街地の飲食店の活性化」、「文化・芸術について」を核にした中心市街地の活性化、まちづくりについての提言・提案を行ってまいりました。
まず、第1点として、交通体系についてであります。
現在、策定中の「鳥取市地域
公共交通総合連携計画」が、今月中に国を初めとする関係機関へ送付予定となっています。本計画は、
公共交通を計画的かつ戦略的に実現していくためのプランでございます。その構成は、基本理念と目標から、始まり、具体的な施策が列記してあります。
特に地域
公共交通ネットワークのあり方として、バス事業者・NPO法人等が各運行主体となり、それぞれの地域の交通結節点を中心とした放射状路線の運行・運営を行うことが検討されております。
本市における市域の成り立ちや地理的要因を勘案した場合、さまざまな運行主体によるこれらの施策の展開が効率的かつ有機的に地域の
公共交通の維持・再生に寄与するものであると強く考え、「
公共交通版鳥取方式」の確立に向けた今後の
取り組みに期待するとともに、議会としても大いに調査・研究の余地があると考えております。
また、中間報告において、「夜間・深夜バス」の視点を入れるように提案いたしました。
このたびの計画では、その視点は盛り込まれておりますが、夜間・深夜タクシーの企画・実証運行が平成22年度からの着手となっており、現下の経済情勢を考慮した場合、大変厳しい状況に置かれております中心市街地の飲食店、特に夜に営業される飲食店の経営にとって、また、中心市街地の活性化にとっては、一刻も早く実施に向けた
取り組みがなされるよう要望するものであります。
第2点として、「地元の食材を使った中心市街地の飲食店の活性化」についてであります。
「地産地消の店認証事業」という本市の特徴的、かつ現在までに一定の成果が得られている施策を活用した
取り組みに、来訪者へのもてなしの視点等も加え、より一層、内容を充実されることが重要であると中間報告で述べました。
それらを踏まえ、このたび、鳥取市「地産地消の店」認定要綱が改正されましたが、今後とも一層、この
取り組みが活性化するよう祈念しております。
第3点として、まちづくりに関するイベント開催に対する一元的なアドバイス・支援を行う「市民イベント支援担当窓口」の設置についてであります。
このことに関しては、中間報告において触れ、執行部の
取り組み・検討状況を二度にわたってお聞きしたところでございます。鋭意検討されたことは承知しておりますが、今もって、我々、
委員会の見解と執行部の見解に大きな隔たりがあると強く感じざるを得ません。
当然のことではございますが、本市が市民の皆様に市役所・行政との協働の精神を求めるのであれば、市民からの協働に対して、しっかりと受けとめる姿勢を打ち出すべきだと考えるものです。
第4点として、「文化・芸術について」であります。
本項目については、残念ながら、この2年間の中で小
委員会の議論をまとめることができませんでした。しかしながら、本市の中心市街地の区域内には多くの文化関連施設が立地しており、これらの有機的な連携や各種団体等の協働により、ほかのまちにない特色ある中心市街地の活性化の起爆剤になるのではと、強く思う次第であります。この視点が、しっかりと中心市街地活性化事業を初め、各種施策に反映され、にぎわい創出の一助となるよう期待するものでございます。
最後になりましたが、本
委員長報告をもって、まちづくりに関する調査
特別委員会の調査を終了することを委員全員で確認いたしたところでございますが、さきに述べましたように、本市のまちづくりにおける喫緊・個別の課題が山積しており、それらに対する議会におけるさらなる調査・研究が必要であると申し述べ、まちづくりに関する調査
特別委員会の
委員長報告を終わります。
◯中島規夫議長 これより、
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。
日程第5 議員提出議案第2号「緑の社会」への
構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案
第4
号鳥取市庁舎等に関する調査
特別委員会の設置について(質疑・討論・採決)
◯中島規夫議長 日程第5、議員提出議案第2号「緑の社会」への
構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案第4
号鳥取市庁舎等に関する調査
特別委員会の設置についてまで、以上3案を一括して議題とします。
お諮りします。
3案に対する提出者の説明、
委員会付託は省略したいと思います。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、
委員会付託は省略することに決定しました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 討論なしと認めます。
これより、議員提出議案第2号「緑の社会」への
構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案第4
号鳥取市庁舎等に関する調査
特別委員会の設置についてまで、以上3案を一括して採決します。
お諮りします。
3案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、3案は原案のとおり可決されました。
ただいま設置されましたまちづくりに関する調査特別委員及び鳥取市庁舎等に関する調査特別委員の選任については、
委員会条例第6条第1項の規定により議長が指名したいと思います。
各特別委員の氏名を事務局長に朗読させます。
◯松下稔彦事務局長 朗読いたします。
まちづくりに関する調査特別委員に、伊藤幾子議員、中村晴通議員、河根裕二議員、金谷洋治議員、岡田浩四郎議員、寺垣健二議員、
房安光議員、谷口輝男議員、入江順子議員、以上9人の方々を、鳥取市庁舎等に関する調査特別委員に、
角谷敏男議員、
桑田達也議員、中西照典議員、湯口史章議員、橋尾泰博議員、両川洋々議員、上杉栄一議員、吉田博幸議員、
高見則夫議員、以上9人の方々を。
以上、朗読を終わります。
◯中島規夫議長 お諮りします。
ただいまの朗読のとおり、それぞれ特別委員に指名したいと思います。御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しましたとおり、それぞれ特別委員に選任することに決定しました。
委員会開催のため、しばらく休憩します。
午前11時51分 休憩
午後0時10分 再開
◯中島規夫議長 ただいまから会議を再開します。
報告事項がありますので、事務局長に報告させます。
◯松下稔彦事務局長 各
特別委員会の正副
委員長の互選結果につきまして御報告いたします。
まちづくりに関する調査
特別委員会につきましては、
委員長に岡田浩四郎議員、副
委員長に河根裕二議員が、鳥取市庁舎等に関する調査
特別委員会につきましては、
委員長に上杉栄一議員、副
委員長に両川洋々議員がそれぞれ選出されました。
以上、報告を終わります。
日程第6 閉会中の継続調査について
◯中島規夫議長 日程第6、閉会中の継続調査についてを議題とします。
お手元に配付してありますとおり、各常任
委員長から会議規則第104条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出書が議長に提出されております。
お諮りします。
各常任
委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
以上で、本
定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。
これで、平成21年2月鳥取市議会
定例会を閉会します。
午後0時14分 閉会
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