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  1. 鳥取市議会 2009-02-01
    平成21年 2月定例会(第7号) 本文


    取得元: 鳥取市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    2009年03月25日:平成21年 2月定例会(第7号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                    午前10時0分 開議 ◯中島規夫議長 ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 日程第1 議案第3号平成21年度鳥取市一般会計予算から議案第24号平成21年度鳥取市病院事業会計予算ま      で、議案第44号鳥取文化芸術振興条例の制定について、議案第46号鳥取職員給与条例等の一      部改正についてから議案第65号鳥取土営地改良事業の変更についてまで、議案第67号財産の取      得の変更について、議案第68号財産無償譲渡について及び議案第70号平成20年度鳥取市一般会      計補正予算から議案第77号平成20年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算まで(委員長報      告・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第1、議案第3号平成21年度鳥取市一般会計予算から議案第24号平成21年度鳥取市病院事業会計予算まで、議案第44号鳥取文化芸術振興条例の制定について、議案第46号鳥取職員給与条例等の一部改正についてから議案第65号鳥取市営土地改良事業の変更についてまで、議案第67号財産の取得の変更について、議案第68号財産無償譲渡について及び議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算から議案第77号平成20年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算まで、以上53案を一括して議題とします。  委員会審査報告書が議長に提出されております。  各委員長の報告を求めます。  予算審査特別委員長高見則夫議員。                   〔高見則夫議員 登壇〕 ◯高見則夫議員 おはようございます。  予算審査特別委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の経過及び結果を御報告いたします。  初めに、本委員会の経過を御報告いたします。  本委員会は、平成21年度当初予算に関する審査を目的として2月27日に設置され、3月10日に当初予算22案が本委員会に付託されました。  その後、総括質疑の開催後、各分科会での詳細審査を終え、先日3月23日に各分科会長報告、討論、採決を行い、本委員会での審査を終了したところでございます。  各分科会長報告では、お手元に配付のとおり、4分科会の審査の過程で出された21項目にわたる要望等が報告されているところです。
     それでは、各分科会長報告の中から、次の3点について重ねて申し上げます。  まず、総合支所のあり方及び新市域への政策的予算配分についてであります。  市長は、本定例会代表質問に対する答弁の中で、「総合支所は、地域振興住民サービスの拠点である」旨触れられましたが、定員適正化の中、年々総合支所職員数は減少し続けています。  総合支所相談窓口を初めとする総合的体制が懸念される中で、4月からは各総合支所建設関連業務はブロック化され、担当職員ブロックセンターに配置されることとなり、8支所のうち、事実上6支所には技術系の職員がいなくなります。  総合支所サービス低下については、市幹部が参加する座談会等の場でもたびたび話題に上るところですが、地域の意見は反映されなければ意味がありません。総合支所のあり方については、事務機能そのものばかりでなく、何が地域における総合支所の機能なのか、その掌握に努められ、慎重に検討されることを求めます。  また、現在予算計上してある普通交付税は196億円ですが、実際には210億円程度見込まれるとの説明もありました。14億円の留保財源をつくることは、それはそれで大切なことと考えますが、過疎化、高齢化等深刻な課題を抱える新市域の地域の振興のために、重点的に政策的予算配分をされることを強く望みます。  次に、指定管理者の検証についてであります。  今回、福祉保健部所管指定管理者制度導入施設で、施設管理に当たって市民の方とトラブルが生じるなど、指定管理者制度導入施設適正管理がますます求められています。  新年度予算指定管理者への指定管理料が計上されていますが、指定管理施設適正運営について検証する場が、市民の代表である議会において設けられていないのが現状です。そのため、年度ごと指定管理者が提出する事業報告書収支決算書などを所管の委員会で報告するなど、指定管理者管理状況について、議会として検証する方法や体制について検討を望みます。  次に、市立病院事業についてであります。  まず、亜急性期病床の新設について、地域医療の拠点としての取り組みや、院内託児所の増設などによる女性医師、看護師の確保対策など、新たに取り組まれる事項については評価するものであります。  また、患者の方に対する接遇について、現在、マニュアル化された対応ではなく、病院として求められる適切な接遇を心がけていることや、退院患者に対する満足度調査を実施されているところですが、患者の方への対応のよしあしは、直接病院の歳入に影響する事項であり、鳥取市立病院改革プランに沿った経営にもかかわる重要な要素であります。  今後も引き続き患者の方に納得のいく対応に努めていただき、市民に信頼される病院づくりにしっかり取り組んでいただくよう、強く望みます。  次に、審査の結果を御報告いたします。  議案第4号平成21年度鳥取市土地区画整理費特別会計予算、議案第10号平成21年度鳥取市老人保健費特別会計予算、議案第11号平成21年度鳥取市高齢者障害者住宅整備資金貸付事業費特別会計予算、議案第12号平成21年度鳥取市住宅新築資金等貸付事業費特別会計予算、議案第13号平成21年度鳥取市土地取得費特別会計予算、議案第14号平成21年度鳥取市墓苑事業費特別会計予算、議案第17号平成21年度鳥取市財産区管理事業費特別会計予算、議案第19号平成21年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計予算、議案第20号平成21年度鳥取市介護老人保健施設事業費特別会計予算、議案第23号平成21年度鳥取市工業用水道事業会計予算、議案第24号平成21年度鳥取市病院事業会計予算、以上11案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で可決すべきものと決定しました。  次に、議案第3号平成21年度鳥取市一般会計予算、議案第5号平成21年度鳥取市下水道事業費特別会計予算、議案第6号平成21年度鳥取市簡易水道事業費特別会計予算、議案第7号平成21年度鳥取市公設地方卸売市場事業費特別会計予算、議案第8号平成21年度鳥取市駐車場事業費特別会計予算、議案第9号平成21年度鳥取市国民健康保険費特別会計予算、議案第15号平成21年度鳥取市集落排水事業費特別会計予算、議案第16号平成21年度鳥取市介護保険費特別会計予算、議案第18号平成21年度鳥取市温泉事業費特別会計予算、議案第21号平成21年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計予算、議案第22号平成21年度鳥取市水道事業会計予算、以上11案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  最後に、一言申し上げます。  今月の内閣府の経済月例報告において、「企業収益は、極めて大幅に減少している」とされており、本市の経済、雇用、ひいては市民の生活についても深刻な影響を及ぼすおそれがあると考えます。  本定例会冒頭の市長の提案説明において、新年度予算経済雇用対策を中心とした積極型予算であるとの説明がありましたが、執行部におかれましては、新年度予算の執行に当たり、費用対効果、市民への説明責任などを念頭に置きながら、市民生活、福祉の向上に鋭意取り組んでいただくよう要望するとともに、各分科会からの報告に対し、適切に対応をされることを求めて予算審査特別委員会委員長報告を終わります。 ◯中島規夫議長 総務企画委員長下村佳弘議員。                   〔下村佳弘議員 登壇〕 ◯下村佳弘議員 それでは、総務企画委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第44号鳥取文化芸術振興条例の制定について、議案第46号鳥取職員給与条例等の一部改正について、議案第47号鳥取市財産区基金条例の一部改正について、議案第48号鳥取解放センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第49号鳥取隣保館条例の一部改正について、議案第50号鳥取市集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第61号辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更について、議案第62号鳥取過疎地域自立促進計画の変更について、議案第68号財産無償譲渡について、議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算のうち本委員会の所管に属する部分、以上10案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、議案第44号鳥取文化芸術振興条例の制定について一言申し上げます。  今後、文化芸術の振興に関する基本方針の策定に当たっては、全市域、全市民が等しく文化芸術に親しむことができるよう努められることを希望します。  以上、報告を終わります。 ◯中島規夫議長 福祉保健委員長房安光議員。                   〔房安 光議員 登壇〕 ◯房安 光議員 福祉保健委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告します。  議案第58号鳥取病院事業の設置等に関する条例等の一部改正について、議案第59号鳥取市立病院使用料及び手数料条例の一部改正について、議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第77号平成20年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算、以上4案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第51号鳥取介護保険条例の一部改正について、議案第52号鳥取国民健康保険条例の一部改正について、議案第60号鳥取じん臓疾患等難病対策基金条例の廃止について、以上3案は、一部委員の反対がありましたが、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上、報告を終わります。 ◯中島規夫議長 文教経済委員長桑田達也議員。                   〔桑田達也議員 登壇〕 ◯桑田達也議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第53号鳥取簡易水道事業給水条例の一部改正について、議案第55号鳥取市立学校条例の一部改正について、議案第56号鳥取公民館条例の一部改正について、議案第57号鳥取文化センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第63号鳥取農産物加工等施設指定管理者の指定について、議案第64号鳥取三滝林間施設指定管理者の指定について、議案第65号鳥取市営土地改良事業の変更について、議案第67号財産の取得の変更について、議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第73号平成20年度鳥取市簡易水道事業費特別会計補正予算、議案第76号平成20年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計補正予算、以上11案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯中島規夫議長 建設水道委員長、寺垣健二議員。                   〔寺垣健二議員 登壇〕 ◯寺垣健二議員 建設水道委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第54号鳥取市廃棄物の処理及び再利用に関する条例の一部改正について、議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算のうち、本委員会の所管に属する部分、議案第71号平成20年度鳥取市土地区画整理費特別会計補正予算、議案第72号平成20年度鳥取市下水道事業費特別会計補正予算、議案第74号平成20年度鳥取市墓苑事業費特別会計補正予算、議案第75号平成20年度鳥取市集落排水事業費特別会計補正予算、以上6案は、いずれも適切な措置と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、報告を終わります。 ◯中島規夫議長 これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  通告により、順次発言を許可します。  角谷敏男議員。                 〔角谷敏男議員 登壇〕(拍手) ◯角谷敏男議員 私は、日本共産党市議団を代表して、議案第3号一般会計予算、議案第5号下水道事業費特別会計予算から議案第9号国民健康保険費特別会計予算、議案第15号集落排水事業費特別会計予算及び議案第16号介護保険費特別会計予算、議案第18号温泉事業費特別会計予算、議案第21号後期高齢者医療費特別会計予算、議案第22号水道事業会計予算、議案第51号介護保険条例の一部改正、議案第52号国民健康保険の一部改正並びに議案第60号じん臓疾患等難病対策基金条例の廃止、以上14議案に反対する討論を行います。  今日の雇用と国民生活への不安は、アメリカ発金融危機外需依存輸出頼みの経済のもと、深刻化・拡大化しています。そうした経済の打撃を受けやすく、脆弱にした背景に、小泉内閣競争主義自己責任論による「構造改革」路線があります。非正規で働く人や高齢者、障害者など多くの国民の間で、暮らしの悪化と格差・貧困の拡大が進んでおります。これまでの大企業中心輸出頼み外資依存の経済から、内需拡大・国民の家計を温め、地方経済を重視する政策の転換が求められます。  本市の予算案は、「市民生活を守り地域経済を支える“地域力向上”予算」とし、その重点施策に、国の経済対策に呼応した経済対策・雇用の創出、鳥取自動車道開通を生かした観光振興市民生活の向上と安全の確保を掲げております。  本市にとって、ことしは合併5年を迎え、新市の地域振興のあり方が問われております。合併のスケールメリットを生かした行財政運営、すなわち職員適正化計画行財政改革大綱をもとに進められ、職員数は全体で20%削減を掲げております。  その結果、既に総合支所の3課1分室の職員数は68人減少し、合併当時の76%までになっております。地域住民からは、権限がなくなり、支所の職員も予算も少なく、対応も遅くなったなど、サービス低下を指摘する声が絶えません。  先ほどの特別委員会委員長報告にありましたが、来年度は業務のブロックセンター化のため、総合支所産業建設課のほとんどで技術系職員がいなくなり、職員からもサービス低下への不安が出されております。地域振興住民サービスの拠点と言われる総合支所職員数の減少が続けば、地域振興の拠点が活力を失い、地域の崩壊になりかねません。  また、多くの総合支所管内では、中山間地域を擁し、合併後、人口減少が1割にもなる地域があるなど、急速な高齢化と過疎化が進行し、さらに限界集落が見込まれるなど、大きな行政上の諸課題を抱えております。  今、新市域での人口の激減を食いとめつつ、住みたくなり、住み続けられる生活基盤の整備、教育・福祉、公共交通の対策、農業の担い手や経営などの支援、そして災害にも強い地域づくりを抜本的に強化することが必要であります。  既に、小泉改革による三位一体改革で削減された地方交付税が、地方再生対策費として今年度から増額されております。本市において、現在の定員適正化計画を見直し、中山間地域において一律画一的な行財政効率を追求するのではなく、こうした交付税の趣旨を生かして、農業、福祉、教育、交通など過疎化高齢化対策に生かすべきであり、それが市民生活と地域力の向上につながるものと考えます。  学校給食調理業務民間委託は、昨年9月議会の討論で述べた行革のコスト削減を優先したものであり、容認できません。また、予算案に見られる介護保険料引き上げなど、市民負担とセットとなった3つの条例の一部改正などの問題点については、先日の予算審査特別委員会伊藤議員が討論で述べたとおりであります。  以上、議案に対する反対の理由を述べました。  「市民が主役の市政」とは、多額の内部留保を持ちながら、雇いどめや派遣切りをして雇用責任をきちんと果たしていない大企業と、またそうした社会的責任を実行するように求めない今の自公政治に対して、市民の雇用と暮らし、地元中小業者の経営を守る立場で、きちんと声を大にして物を言うことであります。  私たち議員団は、そうした市政を求めて、引き続き奮闘することを表明して、討論を終わります。 ◯中島規夫議長 西田正人議員。                 〔西田正人議員 登壇〕(拍手) ◯西田正人議員 私は、本会議に提案されている全部の議案に対し、賛成の立場で討論をいたします。  平成21年度鳥取市一般会計当初予算案は、4年連続減額であったこれまでの予算と打って変わって、対前年比2.2%増の804億2,000万円という積極型予算であります。  市長の提案説明にもありましたが、景気低迷による市税の減収が予想される中で、公共事業の増加や経済雇用対策を中心とした110の新規事業を盛り込んだことは、昨今の社会情勢と事態の緊急性にかんがみ、高く評価できるものと考えます。  また、鳥取自動車道開通を生かした新たな観光振興策は、20万市民に夢を感じさせるものでありますし、地域コミュニティー充実強化取り組みや、防災・震災対策の強化は、市民生活の向上と安全確保の面で必要欠くべからざるものと考えております。  市債発行人件費抑制による財政健全化への取り組みも同様に評価いたします。  介護保険費後期高齢者医療費などは、これからますます進んでいく高齢化社会に対応し、中・長期的な計画を進める上でやむを得ないものと考えております。消費税につきましても、福祉の分野を含め、必要な財源であることは明らかであります。  以上により、今定例会に提出された議案全部について、予算審査特別委員会と各常任委員会の報告のとおり賛成するものでございます。  皆様の御賛同をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ◯中島規夫議長 以上で討論を終わります。  これより採決します。  まず、議案第22号平成21年度鳥取市水道事業会計予算を起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第60号鳥取じん臓疾患等難病対策基金条例の廃止についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号平成21年度鳥取市一般会計予算、議案第5号平成21年度鳥取市下水道事業費特別会計予算から議案第9号平成21年度鳥取市国民健康保険費特別会計予算まで、議案第15号平成21年度鳥取市集落排水事業費特別会計予算、議案第16号平成21年度鳥取市介護保険費特別会計予算、議案第18号平成21年度鳥取市温泉事業費特別会計予算及び議案第21号鳥取後期高齢者医療費特別会計予算、議案第51号鳥取介護保険条例の一部改正について及び議案第52号鳥取国民健康保険条例の一部改正について、以上12案を一括して起立により採決します。  お諮りします。  12案に対する委員長の報告は原案可決です。  12案について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯中島規夫議長 起立多数であります。したがって、12案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号平成21年度鳥取市土地区画整理費特別会計予算、議案第10号平成21年度鳥取市老人保健費特別会計予算から議案第14号平成21年度鳥取市墓苑事業費特別会計予算まで、議案第17号平成21年度鳥取市財産区管理事業費特別会計予算、議案第19号平成21年度鳥取市観光施設運営事業費特別会計予算、議案第20号平成21年度鳥取市介護老人保健施設事業費特別会計予算、議案第23号平成21年度鳥取市工業用水道事業会計予算、議案第24号平成21年度鳥取市病院事業会計予算、議案第44号鳥取文化芸術振興条例の制定について、議案第46号鳥取職員給与条例等の一部改正についてから議案第50号鳥取市集会所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまで、議案第53号鳥取簡易水道事業給水条例の一部改正についてから議案第59号鳥取市立病院使用料及び手数料条例の一部改正についてまで、議案第61号辺地に係る公共的施設総合整備計画の変更についてから議案第65号鳥取市営土地改良事業の変更についてまで、議案第67号財産の取得の変更について、議案第68号財産無償譲渡について及び議案第70号平成20年度鳥取市一般会計補正予算から議案第77号平成20年度鳥取市後期高齢者医療費特別会計補正予算まで、以上39案を一括して採決します。  お諮りします。  39案に対する委員長の報告は原案可決です。  39案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、39案は原案のとおり可決されました。 日程第2 議案第69号人権擁護委員候補者の推薦について(討論・採決)
    ◯中島規夫議長 日程第2、議案第69号人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより、議案第69号人権擁護委員候補者の推薦についてを起立により採決します。  お諮りします。  本案について、同意することに賛成の方は起立願います。                     〔賛成者起立◯中島規夫議長 起立全員であります。したがって、本案は同意することに決定されました。 日程第3 議案第78号訴えの提起について(提案説明・質疑・委員会付託・委員長報告・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第3、議案第78号訴えの提起についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  竹内市長。                   〔竹内 功市長 登壇〕 ◯竹内 功市長 ただいま追加提案いたしました議案第78号につきまして説明いたします。  本議案は、鳥取簡易裁判所を通じ、支払い督促した滞納学校給食費について、督促異議の申し立てがありましたので、民事訴訟法第395条のみなし規定に基づき、通常の訴訟手続へと移行するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。  以上、今回提案いたしました議案を説明申し上げました。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ◯中島規夫議長 これより、本案に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  議案第78号訴えの提起については、文教経済委員会に付託します。  委員会開催のため、しばらく休憩します。                    午前10時55分 休憩                    午前11時35分 再開 ◯中島規夫議長 ただいまから会議を再開します。  議案第78号訴えの提起についてを議題とします。  本案について、委員会審査報告書が議長に提出されております。  文教経済委員長の報告を求めます。  桑田達也議員。                   〔桑田達也議員 登壇〕 ◯桑田達也議員 文教経済委員会に付託されました議案につきまして、本委員会での審査の結果を御報告いたします。  議案第78号訴えの提起について。  本案は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で報告を終わります。 ◯中島規夫議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより、議案第78号訴えの提起についてを採決します。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は原案可決です。  本案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、本案は原案のとおり可決されました。 日程第4 まちづくりに関する調査特別委員会の調査報告(報告) ◯中島規夫議長 日程第4、まちづくりに関する調査特別委員会の調査報告を議題とします。  特別委員長の報告を求めます。  まちづくりに関する調査特別委員長房安光議員。                   〔房安 光議員 登壇〕 ◯房安 光議員 まちづくりに関する調査特別委員会の御報告をいたします。  本特別委員会は、平成19年3月定例会において、本市のまちづくりに関する調査、研究を目的として14名の委員構成で設置され、委員会内に地理的・経済的な要因を考慮し、中心市街地の活性化に関する小委員会と周辺地域の活性化に関する小委員会の2つを設けました。  現在まで、2年間にわたりまちづくりに取り組む市民の方々との意見交換を初め、それぞれの小委員会の課題に則した地域の活動視察、また委員会全体会における京丹後市の公共交通の再生や企業誘致の取り組み、各小委員会の調査研究事項における高知県のグリーンツーリズム、越谷市の学生の芸術によるまちづくりの先進地視察を行うなど、さまざまな手法、観点を取り入れ、特別委員会全体会を計17回、また周辺地域の活性化に関する小委員会を計14回、中心市街地の活性化に関する小委員会を計21回と、延べ52回にも及ぶ調査・研究活動を行ってまいりました。  このたびは、各小委員会での意見、提案を交えながら最終報告を行います。  まず、周辺地域の活性化に関する小委員会での意見、提案でございます。  第1点として、交流についてであります。  人的交流、物的交流、経済的交流など、さまざまな交流を促進することがまちの活性化につながるとの観点で、小委員会での議論を深めてまいりました。  具体的には、まず、グリーンツーリズムの促進による交流活性化があります。現在、周辺地域においては、鹿野町、国府町、福部町、佐治町などでグリーンツーリズムの取り組みが行われております。今後、農山村、漁村など全市域に取り組みが拡大すれば、「鳥取市のグリーンツーリズム」として構築されることで活性化につながり、交流人口の増加、鳥取市の一体感の醸成にも寄与するものと考えられます。  課題としましては、関係法令の解釈、地域間の連携、県との調整・協議も必要となってまいります。行政として仕掛け・仕組みづくりに努力し、「おもてなしの心」を持った愛のある施策の展開につながることを期待いたします。  また、鳥取市内の中心市街地を初めとする「まち」と周辺地域の「むら」の交流の促進につきましては、現在マッチング作業中とのことでございますが、今後、効果的なPR、取り組みを実施され、「私のところでも取り組んでみようか」という声が市民から上がってくるような積極的な展開を要望いたします。さらに、「むら」と「むら」との交流の促進も重要な視点であります。  第2点として、遊休財産の活用についてであります。  鳥取市が所有する財産、中でも使用されていない建物について、その活用の検討が必要であります。  具体的には、統合などにより使用されていない学校建物などを、文化芸術の視点で「鳥取市まるごと美術館」とする取り組みが考えられます。新たな施設を建設するのではなく、既存の建物を有効活用し、市民の作品や伝統芸能の発表の場として利用することで、鳥取市全体の文化芸術振興、交流人口や定住人口の増加に寄与するものと考えられます。  また、市有地につきましても、「交流」をヒントに有効活用を検討する必要がございます。  第3点として、鳥取市ブランドについてであります。  鳥取市には、農林水産加工品や伝統工芸品を初めとして、さまざまな「よさ」を持った品物があります。これを積極的に掘り起こし、PRをしていくことが求められます。付加価値の高い農林水産加工品の開発も考えられますし、地域内限定で「当たり前」と考えられている品を外へ発信することもできると思います。また、伝統工芸品を文化芸術施策とマッチングさせての展開も考えられます。  以上の点を踏まえ、積極的な経済効果を生み出す仕組み・仕掛けを行政としてサポートしていくことが求められます。  次に、中心市街地の活性化に関する小委員会の意見・提案でございます。  中間報告でも述べてまいりましたが、「交通体系について」、「地元の食材を使った中心市街地の飲食店の活性化」、「文化・芸術について」を核にした中心市街地の活性化、まちづくりについての提言・提案を行ってまいりました。  まず、第1点として、交通体系についてであります。  現在、策定中の「鳥取市地域公共交通総合連携計画」が、今月中に国を初めとする関係機関へ送付予定となっています。本計画は、公共交通を計画的かつ戦略的に実現していくためのプランでございます。その構成は、基本理念と目標から、始まり、具体的な施策が列記してあります。  特に地域公共交通ネットワークのあり方として、バス事業者・NPO法人等が各運行主体となり、それぞれの地域の交通結節点を中心とした放射状路線の運行・運営を行うことが検討されております。  本市における市域の成り立ちや地理的要因を勘案した場合、さまざまな運行主体によるこれらの施策の展開が効率的かつ有機的に地域の公共交通の維持・再生に寄与するものであると強く考え、「公共交通版鳥取方式」の確立に向けた今後の取り組みに期待するとともに、議会としても大いに調査・研究の余地があると考えております。  また、中間報告において、「夜間・深夜バス」の視点を入れるように提案いたしました。  このたびの計画では、その視点は盛り込まれておりますが、夜間・深夜タクシーの企画・実証運行が平成22年度からの着手となっており、現下の経済情勢を考慮した場合、大変厳しい状況に置かれております中心市街地の飲食店、特に夜に営業される飲食店の経営にとって、また、中心市街地の活性化にとっては、一刻も早く実施に向けた取り組みがなされるよう要望するものであります。  第2点として、「地元の食材を使った中心市街地の飲食店の活性化」についてであります。  「地産地消の店認証事業」という本市の特徴的、かつ現在までに一定の成果が得られている施策を活用した取り組みに、来訪者へのもてなしの視点等も加え、より一層、内容を充実されることが重要であると中間報告で述べました。  それらを踏まえ、このたび、鳥取市「地産地消の店」認定要綱が改正されましたが、今後とも一層、この取り組みが活性化するよう祈念しております。  第3点として、まちづくりに関するイベント開催に対する一元的なアドバイス・支援を行う「市民イベント支援担当窓口」の設置についてであります。  このことに関しては、中間報告において触れ、執行部の取り組み・検討状況を二度にわたってお聞きしたところでございます。鋭意検討されたことは承知しておりますが、今もって、我々、委員会の見解と執行部の見解に大きな隔たりがあると強く感じざるを得ません。  当然のことではございますが、本市が市民の皆様に市役所・行政との協働の精神を求めるのであれば、市民からの協働に対して、しっかりと受けとめる姿勢を打ち出すべきだと考えるものです。  第4点として、「文化・芸術について」であります。  本項目については、残念ながら、この2年間の中で小委員会の議論をまとめることができませんでした。しかしながら、本市の中心市街地の区域内には多くの文化関連施設が立地しており、これらの有機的な連携や各種団体等の協働により、ほかのまちにない特色ある中心市街地の活性化の起爆剤になるのではと、強く思う次第であります。この視点が、しっかりと中心市街地活性化事業を初め、各種施策に反映され、にぎわい創出の一助となるよう期待するものでございます。  最後になりましたが、本委員長報告をもって、まちづくりに関する調査特別委員会の調査を終了することを委員全員で確認いたしたところでございますが、さきに述べましたように、本市のまちづくりにおける喫緊・個別の課題が山積しており、それらに対する議会におけるさらなる調査・研究が必要であると申し述べ、まちづくりに関する調査特別委員会委員長報告を終わります。 ◯中島規夫議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。 日程第5 議員提出議案第2号「緑の社会」への構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案      第4号鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会の設置について(質疑・討論・採決) ◯中島規夫議長 日程第5、議員提出議案第2号「緑の社会」への構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案第4号鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会の設置についてまで、以上3案を一括して議題とします。  お諮りします。  3案に対する提出者の説明、委員会付託は省略したいと思います。  御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、提出者の説明、委員会付託は省略することに決定しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 討論なしと認めます。  これより、議員提出議案第2号「緑の社会」への構造改革を求める意見書の提出についてから議員提出議案第4号鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会の設置についてまで、以上3案を一括して採決します。  お諮りします。  3案について、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、3案は原案のとおり可決されました。  ただいま設置されましたまちづくりに関する調査特別委員及び鳥取市庁舎等に関する調査特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により議長が指名したいと思います。  各特別委員の氏名を事務局長に朗読させます。 ◯松下稔彦事務局長 朗読いたします。  まちづくりに関する調査特別委員に、伊藤幾子議員、中村晴通議員、河根裕二議員、金谷洋治議員、岡田浩四郎議員、寺垣健二議員、房安光議員、谷口輝男議員、入江順子議員、以上9人の方々を、鳥取市庁舎等に関する調査特別委員に、角谷敏男議員桑田達也議員、中西照典議員、湯口史章議員、橋尾泰博議員、両川洋々議員、上杉栄一議員、吉田博幸議員、高見則夫議員、以上9人の方々を。  以上、朗読を終わります。 ◯中島規夫議長 お諮りします。  ただいまの朗読のとおり、それぞれ特別委員に指名したいと思います。御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しましたとおり、それぞれ特別委員に選任することに決定しました。  委員会開催のため、しばらく休憩します。                    午前11時51分 休憩                    午後0時10分 再開 ◯中島規夫議長 ただいまから会議を再開します。  報告事項がありますので、事務局長に報告させます。 ◯松下稔彦事務局長 各特別委員会の正副委員長の互選結果につきまして御報告いたします。  まちづくりに関する調査特別委員会につきましては、委員長に岡田浩四郎議員、副委員長に河根裕二議員が、鳥取市庁舎等に関する調査特別委員会につきましては、委員長に上杉栄一議員、副委員長に両川洋々議員がそれぞれ選出されました。  以上、報告を終わります。 日程第6 閉会中の継続調査について ◯中島規夫議長 日程第6、閉会中の継続調査についてを議題とします。  お手元に配付してありますとおり、各常任委員長から会議規則第104条の規定に基づき、閉会中の継続調査の申出書が議長に提出されております。  お諮りします。  各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯中島規夫議長 御異議なしと認めます。したがって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。  以上で、本定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。  これで、平成21年2月鳥取市議会定例会を閉会します。                    午後0時14分 閉会 このサイトの全ての著作権は鳥取市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Tottori City Council, All rights reserved....