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  1. 前橋市議会 2016-06-30
    平成28年_意見書案第29号 開催日: 2016-06-30


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 意見書案第29号  平成28年6月30日提出  平成28年6月30日否決                    提出者 市議会議員 長谷川   薫                          同   中 道 浪 子                          同   小 林 久 子                          同   近 藤 好 枝        米軍属による女性死体遺棄事件に強く抗議し        抜本的な再発防止策を求める意見書  4月28日から行方不明になっていた、うるま市在住の20歳の女性が、5月19日恩納村の雑木林で遺体となって発見された。県警は同日、死体遺棄容疑で、嘉手納基地で働く元海兵隊員米軍属の男を緊急逮捕した。その後、容疑者暴行や殺害についても供述しているという報道があった。  今回の事件は、将来に夢を抱く若い女性のとうとい命を奪うという極めて残虐で凶悪な事件であり、親族や友人、関係者、さらに県民に大きな衝撃と不安を与えるとともに深い悲しみと激しい怒りの声が広がっている。また、6月5日には米軍嘉手納基地所属海兵隊員が国道を逆走し、軽乗用車2台とそれぞれ正面衝突したため、道路交通法違反酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。5月27日から6月24日までを服喪期間として、全軍人軍属とその家族に基地外での飲酒を禁止しているさなかでの事件である。  沖縄県民は、戦後70年を経た今もなお、基地あるがゆえに多くの犠牲と過重な負担を強いられており、2015年12月末時点で米軍による事件は5,896件にも上り、今年3月にも米軍人による女性暴行事件が那覇市で発生したばかりである。  沖縄県民米軍人軍属等による事件事故等が発生するたびに、日米政府に対して再発防止策綱紀粛正を訴えてきたにもかかわらず、またしても沖縄県民犠牲となる凶悪事件が発生したことに激しい憤りを覚えるとともに断じて許せるものではない。  日本政府は、こうした凶悪な事件が、戦後70年余も幾度となく繰り返されている事態を重く受けとめ、これ以上の沖縄県民犠牲を断ち切るべく、実効性ある抜本的な対策を講じるべきである。  よって、国においては、今回の米軍属による女性死体遺棄事件に関し、下記の事項を早急に実現するよう強く要請する。                  記
    1 米政府に対して、遺族への謝罪並びに完全な補償を行うよう求める。 2 米政府に対して、米軍人軍属等綱紀粛正人権教育を徹底的に図るとと  もに、実効性のある抜本的な再発防止策を講じ公表するよう求める。 3 米政府に対して、日米地位協定の抜本的改訂を求めるとともに、日本国内に  おいて司法権及び裁判権を持つように求める。 4 沖縄米軍基地の全てを撤去する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書提出する。 ──────────────────────────────────── 平成28年6月  日  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣 あて  総務大臣  外務大臣                    前橋市議会議長 長 沼 順 一 当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...