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  1. 広島県議会 2016-03-02
    2016-03-02 平成28年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-08-07
    2016年03月02日:平成28年建設委員会 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1 7 会議の概要  (開会に先立ち、委員長が今次定例会中の委員会の進行順序について説明した。)  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員の指名        岩 下 智 伸        河 井 案 里  (3) 調査依頼事項    県第1号議案「平成28年度広島県一般会計予算中建設委員会所管分」外6件を一括議   題とした。  (4) 当局説明(調査依頼事項の説明)    調査依頼事項については、さきの委員会で説明があったので説明を省略した。  (5) 調査依頼事項に関する質疑・応答 ◯質疑(窪田委員) 来年度の公共事業予算について、何点かお伺いしたいと思います。  まず、補助公共事業の確保対策について伺います。このたびは社会資本未来プランの見直しを行われて、今後、それに基づく各事業分野の実施計画の改定が予定されておりますが、それらの計画を着実に実施していくためには必要な予算額をしっかりと確保していくということが非常に重要だと思っております。  そこで、平成28年度の補助公共事業予算と直轄事業負担金予算の2つについては内需が見込める最大限の額を計上されていると思うのですが、国から適切な配分を受けるために、しっかりと働きかけていくということが重要だと思うのですが、国に対しての働きかけに関してどういう対応策をとっているのか、伺いたいと思います。 2 ◯答弁(土木建築総務課長) 補助公共事業費の確保に当たりましては、昨年度、改めて取り組みを強化いたしました。今年度の結果でございますが、認証額につきましては国全体が100%であった中で、本県の補助公共事業の認証額としては8.8%強の増加をしたということで、補助公共事業費の減少自体には歯どめが一定程度かかり、効果があったのではないかと考えているところでございます。今年度も、これを基本といたしまして国への取り組みを進めているところでございます。  具体的には、東京事務所等、そしてさまざまな場を通じまして国土交通省の重点施策の内容や動向を十分に把握した上で本県の要望内容をその内容にできる限り整合させて要望すること、また、要望活動につきましても、施策提案において知事が県選出の国会議員、そして国土交通省等に対して要望活動を行うのはもちろんのこと、それに加えまして、事業ごとに国土交通省本省、そして中国地方整備局などに対しまして、あらゆる機会を通じ情報収集、実情の説明、そして予算確保についての要望などの取り組みを進めております。  また、国土交通省本省の職員等が来県されたときには、特に土砂災害の現地視察等の場もございましたが、そういう場などあらゆる機会を通じまして、現状、実情の説明をして働きかけているところでございます。そういう取り組みを現在も続けておりまして、来年度の予算確保に向けて取り組みを進めていくというところでございます。  しかしながら、今年度の配分額につきましては、8.20の土砂災害の影響を受けて、幾らかついたという部分も否めないと考えております。今年度は北関東、東北等で大きな災害がございました。そういうこともございますと、決して本県での予算配分が来年度についても楽観できるというような状況にはないと考えておりますので、引き続き取り組みを強力に進めてまいりたいと考えているところでございます。 3 ◯質疑(窪田委員) しっかりと知事に先頭に立ってもらって、認証減が起こらないような形で、来年度予算についても一生懸命努力していただきたいと思っております。
     次に、防災・減災施設の計画的な整備について伺いたいと思います。  このたびの本会議において、中長期的に必要となる防災・減災施設の整備規模を明らかにして、そのために必要な投資計画を具体的に策定することにどう取り組むのかという質問がございました。この質問に対して、次期事業別整備計画の策定に当たっては、計画期間における投資予定額や整備目標を明確にした上で、施設整備に積極的に取り組むと答弁されました。広島県では土砂災害危険箇所を約3万2,000カ所抱えておりまして、その土砂災害警戒区域の整備も大変重要ではあるのですが、昨年、北関東の鬼怒川防波堤が決壊して河川が氾濫したという事例がございましたので、こうした河川の氾濫等への対策もしっかり取り組んでいかなければいけないと思っております。河川内の堆積土砂への取り組みについても、今回、新たに河川内の堆積土等除去計画を策定し、取り組んでいくこととされたところであります。  そこで、河川の整備計画案及び堆積土等除去計画において今後どのような目標を掲げて、具体的にどのぐらいの投資額を計画しているのか、改めて伺います。また、その計画に基づいて来年度の河川の堤防、護岸等の施設の工事、堆積土のしゅんせつ等について具体的にどの程度予定しているのか、伺います。 4 ◯答弁(河川課長) まず、河川の整備計画の関係でございますが、河川の施設整備などのハード対策につきましては、ひろしま川づくり実施計画2016におきまして掲げた5本の施策の柱のうちのチャレンジ1、災害の防止・軽減対策の充実・強化において、河口部の地震、高潮対策事業の重点化など、整備の優先順位を明確にした上で、優先度の高い箇所から順に早期完成を目指し整備を進めることとしております。これらの取り組みによりまして、洪水、高潮防護達成人口率を60.3%から63%に引き上げること、堤防耐震化防護達成人口率を40.6%から42.7%に引き上げることを目標としております。  次に、堆積土等の除去につきましては、河川内の堆積土等除去計画において河道の流下能力を確保するため、緊急的な対策として、5年間で阻害率20%以上の場所を解消すること、また、阻害率15~20%に該当する延長を5年後に現在より約1割削減することを目指すことにしております。  なお、計画期間中の投資額といたしましてはおおむね360億円としておりまして、その内訳としては、直轄事業負担金が50億円、県費改良事業費が約200億円、維持修繕費が110億円となっております。この維持修繕費のうち堆積土除去に係る投資額につきましては、約40億円を予定しております。  次に、2つ目の質問でございますが、来年度の予算につきましては、来年度の堤防、護岸等の工事については、2月補正を含めて交付金が22.1億円で、23カ所、単独改良費が6.6億円で、34カ所の整備を行う予定としております。また、堆積土等の除去の費用に関しては約7.6億円を予定いたしております。 5 ◯要望(窪田委員) 一級河川が広島市内には6本流れております。自然に恵まれているといういい条件がある一方、災害が起こったときには大変大きな被害をもたらすわけでありますので、河川整備、土砂のしゅんせつ、高潮対策もしっかり進めていただきたいという思いがあるのですが、なかなかこのスピードが遅いように感じてならないのです。数メートルを整備するのに何千億円とかかるということはよくわかっているのですが、やはり知事が来年度は、暮らしでエンジョイというようなことを言われておりますけれども、エンジョイしていくためにも、まず、生活の安全が確保されないと、危険と隣り合わせではエンジョイできないわけですから、大変厳しい財政状況の中ではありますけれども、ソフトとハード一体といっても限度がありますので、しっかりとハード整備の対策に取り組んでいただきたい、しっかりと予算要求していただいて、1カ所でも多く整備していただきたいということを要望して質問を終わります。 6 ◯質疑(岩下委員) まず、広島高速5号線の予算案に関連してお尋ねします。  一般質問の場で5号線と2号線との連結機能のことについて質問いたしました。その機能に関しての答弁は、一応先送りしたランプ等の整備については、全線供用後の利用状況や社会経済情勢を踏まえて検討していく必要があると考えておりますという答弁をいただきました。  そこで、まず広島高速の現状の整備が終わるのはいつごろを想定されているのか、お尋ねします。 7 ◯答弁(道路企画課長) ただいまの御質問でございますけれども、今回の整備計画の変更の合意について議案を出させていただいておりますが、その中では、現計画につきましては平成32年度で整備を完了することとしております。 8 ◯質疑(岩下委員) 予算案に書いてあるものが平成32年度ということですけれども、それで現在、計画している広島高速の整備すべきところは全て終わるという理解で正しいですか。 9 ◯答弁(道路企画課長) 平成17年度に計画交通量の見直しによりまして有料道路事業としての投資可能額が減少したことから、その段階におきまして整備区間でありますとか整備手法とかの見直しを行ったところでございます。  整備区間、整備手法の見直しを行った中では、暫定の2車線整備を行ったり、委員から先ほど御指摘がありましたように、ランプの先送りを行ったところでございます。そういったところの整備につきましては、今後の利用状況や経済情勢でありますとか、事業をやる場合の採算性も重要になってまいりますので、そういったものを踏まえながら検討していく必要があると考えております。 10 ◯質疑(岩下委員) 平成32年度以降に検討すると受け取れる答弁だったのですが、その理解で正しいでしょうか。 11 ◯答弁(道路企画課長) 全線供用後の利用状況等は今後の残されたところの整備をするに当たりまして重要な判断材料になります。供用後におきます状況を見きわめながら検討していきたいと考えております。 12 ◯質疑(岩下委員) そもそも5年間の道路整備計画が出ているわけですけれども、それに従った予算案が、今、出ていると思います。それで、5年後までにやった内容の中に、広島高速も当然含まれてくると思うのですが、その結果を見た上でさらに改善していくということになると、2016年の道路整備計画の次、恐らく2021年になると思いますけれども、その計画の中には折り込めないという話になります。10年間ほどは計画に折り込めないということを答えられたと私は受け取っています。そういうふうな形で広島都市圏の交通ネットワークの議論を進めていいのか、もっとスピードアップしないと広島都市圏の交通の渋滞だとかいろいろな課題は解決できないのではないかと思うのです。  したがって、まず答弁でいただいた完成状況を見てからということに対しては、到底承服できないのですけれども、その辺は土木建築局長としてはどのようにお考えですか。 13 ◯答弁(土木建築局長) 御質問のありました、この先送りしたものの整備についてはいずれ検討しないといけないわけであります。どうするかということについては、今後の社会経済情勢もありますが、全線供用後の利用状況を見た上で最終的な判断をしていく必要があろうかと思います。  では、それまでの間、何もしないかというと、社会経済情勢がどうなるかといったようなこと、あるいは交通量がどういうふうに推移していくかというようなことは、逐次、情報を入手できるわけでありますので、すぐに検討の結果が出るわけではございませんけれども、そういった意味では、検討を開始するという言葉がどこをもって開始するのかははっきり申し上げにくいところではありますけれども、さまざまな状況について注視し、適切な時期に整備ができるよう、判断できる準備はしっかりしていきたいと思っております。 14 ◯質疑(岩下委員) 一応、本会議の中では全線供用後の利用状況というふうに答えられました。しかし、今のお答えですと、それが条件ではないと理解できますので、それでよろしいでしょうか。 15 ◯答弁(土木建築局長) 今の私の答弁の中でも、全線供用後の利用状況というのは大事な情報でありますので、それは見た上での判断になろうかと思います。ただ、それ以外のさまざまな情報も、交通量が現在から次第に伸びていくというような状況もありますので、そういったところに注視しながら、我々としても準備していくということであります。 16 ◯意見・質疑(岩下委員) 本会議で、全線供用後の利用状況が必要だとお答えいただいたのです。それが条件になって、もし今後、5号線のジャンクションだとか、それ以外にもあると思いますが、足かせになるとまずいのです。それで私は質問させていただいているのです。交通状況というのは日々変わるわけですから、一つの条件に固執するわけではないはずなのです。したがって、適宜、道路整備計画をやっている間に情勢はいろいろ変わるはずなのです。その中の一つに部分的に5号線が開通したりするかもしれませんので、あくまでもそれが絶対条件ではないというところが一番大事なのです。でも、答弁はそういうふうに受け取れない答弁をされたから、お尋ねしました。  先ほどのお答えは、多分、私が先ほど述べたようなお気持ちでお答えいただいたと理解しています。それでないと交通行政はとても立ち行かなくなると思いますので、硬直した状態では非常にまずいということを指摘したかったということでございます。  次の質問は、サッカースタジアムに関連してお尋ねしますが、霞庚午線についてのコメントがございました。その中で、新聞報道によりますと、土木建築局ではないですけれども、高速3号が全線開通されたので、霞庚午線については改善しているといったようなコメントが出たという報道がございました。それについてお尋ねしたいと思います。高速3号が全線開通したのですけれども、それによって霞庚午線の渋滞率はどれぐらい改善されたのでしょうか。 17 ◯答弁(道路企画課長) お尋ねの霞庚午線につきましては、国から南道路が開通した6カ月後の交通の混雑状況について発表したものがございます。霞庚午線におきましては、太田川放水路に向かいまして西向きに約2kmの渋滞があったものが、供用半年後におきましては、平均となりますが、混雑は解消されたという報告をされております。 18 ◯質疑(岩下委員) そうであると、道路整備計画の中に霞庚午線は渋滞区間と表示されていて、改善しなくてはいけないと書いてあります。それについてはどちらが正しいのですか。今のお答えだと、もう現状で解消しているようなお答えなのですけれども、どちらなのでしょうか。 19 ◯答弁(道路企画課長) 今、お話ししましたのは供用半年後の状況でございまして、それぞれ渋滞が発生している状況もあるということは認識しております。 20 ◯質疑(岩下委員) よくわからないのですが、1月の総務委員会に提出されたサッカースタジアムの検証に係る実施状況という資料がございます。その中に現況の交差点の処理能力の分析という資料がありまして、そこには霞庚午線を含めた全ての交差点において需要率が0.9未満となっており、ここからが大事ですが、交差点全体としては処理能力に余裕があると書いてあるのです。これは土木建築局の見解でもあるのでしょうか。 21 ◯答弁(道路企画課長) 1月に公表いたしました資料については、実際、現地での交差点での実測データ並びに実測できていないところについては周辺の道路の交通量調査に基づき推計したものを活用して出させていただいております。  1月に公表したものは、需要率について、委員から御指摘がありますように0.9を下回っているという説明がなされていると思いますけれども、1月の段階では、その後、交通容量比について引き続き算定していくこととしておりました。交通容量比を算出した結果、幾つかの交差点においては各車線ごとの混雑が発生するということは確認しているところでございます。 22 ◯質疑(岩下委員) もう一度言いますが、総務委員会に出された資料に、現状をどう評価しているかということが書いてあるのです。サッカースタジアムができたときにどうなるかではなくて、今、どうなのかという資料なのです。今の評価では、交差点全体としては処理能力に余裕があるという見解が出されているけれども、これはどうなのですか。 23 ◯答弁(道路企画課長) 先ほどもお話しいたしましたとおり、実測のデータに基づきまして評価しておりますので、交差点の需要率に関しまして、交差点の処理能力はあると考えております。 24 ◯質疑(岩下委員) 私がお尋ねしたのは処理能力に余裕があるということであって、需要率をお尋ねしたのではないのです。需要率というのは計算とか測定で出てくる内容であって、それを見た上で、土木建築局としては、まだたくさん交差点の処理能力はあるから、もっとたくさん車が来ても大丈夫だという見解なのかということをお尋ねしているのです。 25 ◯答弁(道路企画課長) 先ほどもお話ししましたとおり、需要率におきましては0.9を下回っているということで、計算上は処理できる容量であり、余裕はあるという形になっておりますが、それだけの評価ではなくて、各車線ごとにおきます流入の交通量と、あと可能交通量の兼ね合いから算出いたします交通容量といったものも改めて算出しております。  そういった中で、需要率におきまして余裕はあるものの、交通容量比で算定した場合においては、交差点において渋滞が発生するリスクがあるという確認をしているところでございます。 26 ◯質疑(岩下委員) 実際にその道路を利用されている方がこの中にどれぐらいいるのかわからないのですけれども、私も少ないですが月に1回か2回ぐらいは通過します。そのときに、いつも信号を1回以上待つことになります。需要率の計算の中で0.9以上だと、信号待ち1回以上が発生する確率が非常に高いという説明になっています。ところが、現況の数字を見ると、0.7ですとか、0.4のところとか、かなり実感と乖離しているのです。  それで、需要率の出し方もいろいろ調べてみると、一番大事なのは、まず現状と、それからシミュレーションするときの内容が必ずしも合致しないから、合致するようにパラメーターを設定して現状と同じになるようにするということが大事なのですと書いてあるのです。こちらで出されている資料を見ると、私の感じる時間と随分離れているのです。それから考えたときに、国から、パラメーターできちんと現況と一緒にするということが指導されているはずですけれども、やられているのですか。 27 ◯答弁(道路企画課長) 基本的には交通需要率の算定の仕方に沿ったやり方で算出しております。 28 ◯質疑(岩下委員) その内容は、私も調べた上で質問しているのです。だから、パラメーターでやらないといけないと書いてあります。調べたらすぐわかります。だから、それができているかできていないか、すぐにお答えいただけないのは、多分どこかに外部委託しているのでしょう。その内容をきちんと精査されているのですか。そこが大事なのです。お金をかけて外部委託するのだったらやはり実態が合っているかどうか、交差点の付近に住んでいる住民の方に聞いたらすぐわかるのではないですか。  先日、私も質問しまして、その後、警察の交通関係の方から、岩下さんの言われるとおりに、あの辺はすごく混んでいるのですというお話も承りました。私も気になっているのは、実際に現場を知っておられる県警の方が今回の検討の中に入っているのかどうか、多分入っていないのではないか。やはり県民の生活に影響が出る内容なので、それを単純にどこか外部に丸投げして計算してもらったらオーケーという話ではないでしょう。みんなの情報を集めてしっかり解析して、このとおりなのだから、これはいける、これはいけないという判断をしないといけないと思うのに、どうもそれができていないように思うのですけれども、どう思われますか。 29 ◯答弁(道路企画課長) 検討に当たりまして、確かに警察に入っていただいているということはございませんが、委託によります結果、中身については確認しながらやったものでございます。  先ほど申しましたように、交差点におきます渋滞につきましては、需要率だけではなくて交通容量比という考え方とあわせてやっておりまして、繰り返しになりますけれども、全く霞庚午線が混んでいないとは認識しておりません。そういった中で、渋滞があると認識した上で、今回さまざまな検討を行っているところでございます。 30 ◯質疑(岩下委員) 随分現状と違うような資料が出てくること自体が問題だと思うのです。先ほど、県警は入っていないというお答えだったのですけれども、サッカースタジアムの検討の資料もどういう改善策をやるかというものの中には、かなり信号の改善が含まれています。信号の改善は基本的には県警が実施されていると思うのですが、そういったものの中に県警が入っていないことは、かなり問題ではないですか。実際にできるかどうかも検証されているのかどうかと疑いたくなる内容だと思うのです。だから、やはりもう一度この内容は精査していただいて、単純に今、参加していない方で、そういう知見をお持ちの方もしっかり入った上でやっていかないといけないと思うのですが、どう思われますか。 31 ◯答弁(道路企画課長) 先ほど申しましたのは、推計そのものについて警察に入っていただいていないということでございまして、委員からの御指摘のように信号を調整することにつきましては、当然、警察、また関係機関と協議、調整させていただきながら対策を講じていく必要があると考えております。 32 ◯質疑(岩下委員) 質問が長くなりますのでこれぐらいでやめたいと思いますけれども、指摘しておきたいのは、シミュレーションにこだわり過ぎているような気がして、やはり大事なのは現場を見て、状況がどうかということだと思うのです。そうしないと県民の視線とかなりずれてくるのではないかと思います。そう考えたときに、もとに戻りますけれども、2号線と5号線の連結機能についても、かなり県民の期待値はあると思うのです。そういったものをやはり土木建築局として捉えていっていただいて、どのように実現していくかという方向に政策を持っていっていただかないといけないと思うのですけれども、その辺はどのように考えられますか。 33 ◯答弁(土木建築局長) 委員から御指摘の県民の実感と一致した政策を目指すべきであるということについては、おっしゃるとおりだと思っております。個々の事業をする前に、我々は机上での検討ももちろん行いますし、それから交通量といった数字も計測いたしますけれども、県民の実感、体感ということについても、あわせて政策を決めていく上では大事な要素だと思っておりますので、いろいろな方向で、引き続き、そのようなことを把握しながら方針を決定してまいりたいと思います。 34 ◯意見(岩下委員) サッカースタジアムの検討で一番気になっているのは、先ほどの需要率が0.9ということで、一応線引きがしてあるのですけれども、かなり実感とかけ離れているのではないかということと、実はそれと同じ値で、広島みなと公園近くの交差点を評価されています。3万人の人が来たときに、どういう形の対応策をとるのかというときに、基本的には0.9を下回るように検討されているのです。だから、0.9を下回ればいいのではなくて、恐らく0.7か0.6を下回らないと、それなりの混雑は仕方ないにしても許容していただけることにならないのではないかというところを指摘して、質問を終わりたいと思います。 35 ◯質疑(栗原委員) 平成28年度の予算につきまして幾つかお伺いしたいと思います。  私からは、この平成28年度予算の中の瀬戸内海クルージングの促進の項目ですけれども、この項目として大型客船の誘致受け入れ態勢の充実と、クルージング事業の掘り起こしが上がっております。ともすれば今、この大型客船の誘致、受け入れ態勢の充実に目が行きがちですけれども、クルージング事業の掘り起こしについて質問したいと思っております。大型客船で大量の観光客を招き入れることも非常に重要な要素だと思うのですけれども、やはり瀬戸内海の魅力を十分満喫してもらおうと思えば、これから個人的な小さな単位での旅行であるといったものが非常に重要になってくるだろうということは一層感じているところでありまして、県が行う海の駅の整備やビジター桟橋の整備は非常に大事であると思って、今までも訴えてまいりました。  そういう中で、継続事業としてこれから進めていかれるわけですけれども、この瀬戸内クルージングポータルサイトの運営について、それからまた、今回、事業案の概要の中にはもう一つ、関東、関西のボートショーへの出展という形になっているのですけれども、このクルージング需要の掘り起こしについて、今年度の段階でどういった成果を上げてきているのか、お伺いしたいと思います。 36 ◯答弁(港湾漁港整備課長) プレジャーボートによる瀬戸内海クルージングの促進という取り組みを、今、やらせていただいています。これは海からの観光地の訪問ということと、瀬戸内海の旅行に県内外のたくさんの観光客に来ていただくという取り組みでございます。委員から御指摘のクルージング需要の掘り起こしでございますが、一つは県内のビジター桟橋、通常外から来られてプレジャーボートをとめられる桟橋でございますが、そういったビジター桟橋の情報もいろいろ発信するという取り組みで、瀬戸内クルージングポータルサイトを運営させていただいています。これは平成25年から立ち上げて利用させていただいている分でございます。  それと、もう一点は関東、関西でボートショーのイベントがございまして、そこにはプレジャーボートに関心のある方がいっぱい集まって、貴重な情報発信の場になっているのです。これは地方自治体では広島県が唯一、出展させていただいて、アピールしていく貴重な場となっております。そういった部分で県内外の方に瀬戸内海に来ていただくというPRを今までもさせていただきました。その結果としまして、今のビジター桟橋の利用という面で見ますと、平成24年度で約2,500隻という利用隻数が、平成26年度は約5,000隻で2倍の増加になっています。5割を超える方が県外の方になっておりまして、利用がふえている状況でございます。そういった意味で、PRの促進、瀬戸内海の魅力の発信が効果を上げていると考えております。 37 ◯質疑(栗原委員) 先日、実は観音マリーナに会派として視察に行かせていただきました。そのときの観音マリーナの取り組みの中で、チャーターボートでクルージングをするという観光振興を目的とした取り組みが行われておりました。これは要するにチャーターボートに船長が同乗して、広島湾内のクルージングスポットを案内してもらえ、気軽にクルージングが楽しめる、さながら海の貸し切りタクシーという感じになっているわけで、非常にいい取り組みだと思うわけです。この中には7つのプランが設定されていまして、世界遺産である厳島神社の海上から見学するプランとか、戦艦大和が建造された呉港で海上から造船場、海上自衛隊の施設を見学するプランとか、もう一つがおもしろいのですけれども、免許がない人でも広島湾の安全な場所で操船体験ができるプランを進めておられました。  広島県内はそうした小型船舶をとめる先ほどのビジター桟橋とか海の駅が16カ所あって、数は全国最多ということも伺っております。そういう取り組みの整備をしっかり行う上で、今はボートを持っていらっしゃる方だけではなくて、一般の観光客がそういった場に触れるということによって、観音マリーナの使い道が出てくることにつながっていくわけでありますし、そしてまた海の駅やビジター桟橋の整備の必要性も高まっていくわけであります。  先日も東京で、東京も海外からの外国人の誘客対策でいろいろな事業者が今や団体観光客を狙うよりも個別の観光客を狙うという方向に進んでいるということを伺いましたが、広島県としても団体、大型客船で誘致するということも必要だとは思いますが、大型客船の誘致、受け入れ体制の充実という部分だけにとらわれるのではなくて、日本のよさをアピールするために個別の小さな単位での観光がしっかり推進できるような、桟橋の整備や海の駅の整備をしっかり進めていくべきだと思うのです。  観音マリーナで進められている事業ですけれども、なかなか一般的に知られていないという状況があると思うのです。したがって、港湾の関係するこういう事業をうまく観光の分野とタイアップしていかないと、港湾だけで一生懸命頑張って整備をしっかりやっていますということだけでは済まされないのではないかと思うわけなのです。  したがって、今後の取り組みですけれども、今回こういう形で予算はついております。クルージングポータルサイトの運営も非常に大事ですし、関東、関西のボートショーの出展も大事ですが、もっと観光の部署との連携等で、海を利用する人、港湾を利用する人、それから海の駅を利用する人たちにボートを操船するだけではなくて、しっかり利用していただくということでクルージング需要の掘り起こしができるのではないか、そういう観点をもう少し加えていただきたい。もっと加えたら、その部分の振興、発展につながっていくのではないかと思うのですけれども、御意見はいかがでしょうか。 38 ◯答弁(港湾漁港整備課長) 委員がおっしゃいますように、小さな旅行、あるいは個別の観光が非常に有用だと我々も考えておりまして、日ごろから観光部局とは話をしながら進めているものでございます。  一つ、場ということでございますけれども、昨年6月に広域観光周遊ルートせとうち・海の道が認定され、国の関係で、瀬戸内観光ルート誘客促進協議会が設けられております。こういうプレジャーボートクルージングを先進的に取り組んでいるというところもございまして、この協議会の場に入らせていただきながら、こういう取り組みもPRしますし、官民の協議会でございますので、そういった誘客の促進という面で、いろいろ御提言いただけるのではないかと考えております。今後とも関係部局と連携して、全体としてPRも含めて、施策につながるような取り組みを進めてまいりたいと考えております。 39 ◯要望(栗原委員) とにかくそういう意味で言えば、やはり小単位で瀬戸内海をめぐるプレジャーボートの旅は、これから恐らく新たな観光需要を創造していく上で、非常に大事なポイントになってくると思います。こうした観音マリーナの取り組みがほかの事業者でもできるよう、せっかく海の駅もたくさんあるわけですから、海の駅並びに海の駅の周辺において、海の関係で取り組んでいらっしゃる方々が続いて事業を開始できるような施策の取り組みをぜひとも加えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 40 ◯質疑(宮本委員) 2点ほど質問させていただきます。  まず1点目は、広島市東部地区連続立体交差事業の来年度予算について確認したいと思います。この事業については県、広島市による高架区間の見直しをめぐり、現在、船越地区の住民から当初計画どおりの事業執行の請願や署名が出されるなど、住民合意がまだできていない区間があります。来年度は府中町における工事区間について予算計上されていますが、この区間は、その後、府中町の住民の賛成はもとより、船越地区の住民も反対されていないと聞いています。  一方、この区間の工事に着手することが船越地区における高架化をどうするかという問題に影響を与えることがあってはならないと思います。そこで、来年度予算で予定されている府中町の工事に着手することは、船越地区の高架化に関する判断に影響を与えないとはっきり言えるのかという点について、その理由とともに、改めて都市建築技術審議官にお伺いいたします。 41 ◯答弁(都市計画課政策監) 今回の府中町の工事につきましては、12月の補正予算をいただきまして、現在、手続を行っているところでございまして、この間から説明しましたとおり、今回の工事につきましては当初計画どおりの区間でございまして、現在の4mの町道を6mに広げるといった工事でございます。この工事によりまして、船越地区の高架化の見直しに影響を与えることはありません。 42 ◯質疑(宮本委員) この工事については影響を与えないということなのですけれども、もう一つ確認したいのは、この工事費のほかに調査設計費も予算に含まれていると思っておりますけれども、正しいでしょうか。先般の本会議の答弁で、都市建築技術審議官から、平成28年度から鉄道施設の設計等に着手し、平成30年度前半の都市計画変更に向けて取り組むと答弁されていますが、設計費が含まれているのでしょうか。 43 ◯答弁(都市計画課政策監) 今回、来年度予算としまして、広島市東部地区連続立体交差事業関係で4億2,500万円の予算を計上しております。このうち先ほど説明しました工事につきましては3億円でございまして、今回の調査につきましては、先ほど言いました平成28年度から行います鉄道の設計に約1億円の予算を計上しております。この設計につきましては、やはり今回、地元に説明しております見直し案を基本に設計を進めまして、先ほど委員からもありましたように、これからしっかりと地元の方にも広島市と一体となりまして説明した上で、平成30年度前半の都市計画変更を行って、本格的な工事に入れるように引き続き進めていきたいといった予算を計上しているところでございます。 44 ◯意見・質疑(宮本委員) 今の答弁では、見直し案については設計を行っていくということでありますので、まだ船越地区の住民の合意ができていないところも含めて設計していくということは、船越地区の住民に対して複雑な思いをさせるのではないかということで、この委員会で第1号議案について修正することはできませんが、この設計費が組まれているということについて反対したいと思っておりますので、委員長に県第1号議案の分離採決をお願いしたいと思います。  続いて、今度は水道事業で公共施設等運営権制度、いわゆるコンセッションを活用することを検討する調査事業について質問したいと思います。  1月の建設委員会で、今年度のコンセッション導入検討に係る調査結果報告を説明されました。将来負担の抑制の検討においては、企業局が直営した場合でも可能と思われる資料や、また事業継続性の確保の検討においては運営権者の撤退や倒産に備えた体制には、企業局が民間の運営権を持っている人員を引き継ぐなど、本当にできるのかどうかという実現性が疑わしい対策も含まれております。企業局の検討作業が、直営でいかに事業継続できるかという観点での検討が十分ではないと思います。どう見てもコンセッションしたいという導入を前提とした結果になっているのではないかと思っております。水の安全確保、安定供給の責任は、今の指定管理者ではなく県にあり、その県が水道事業の運営権を民間に売り渡し、その対価で企業会計の健全化を図るということは本末転倒ではないかと思っております。  これまで繰り返し訴えてきたように、水道事業は、たとえ赤字になっても公共が担うべき性格の事業だと思っております。我々は、もともと水道事業については、現在の指定管理を行うこと自体にも反対してまいりました。そこで、コンセッション方式を水道事業に適用することは、県民から水の安定供給の責任を放棄したととられかねないと思いますが、改めて企業局の認識をお伺いします。 45 ◯答弁(企業総務課長) 水道は県民の皆様の日常生活に欠かせない重要なライフラインでございます。安全で安心な水を将来にわたって供給していくことは、県の責任であると認識しております。  一方、県営水道事業は人口減少等の影響から、将来にわたって給水収益は減少を続けていく中、今後、老朽化してまいります施設や管路の更新が大量に生じていくことから、昨年11月の本委員会で御報告いたしましたとおり、今後40年間では水道用水の供給事業で最大1.6倍、工業用水道事業では最大3倍の料金の引き上げが試算されているところでございます。こうした厳しい状況になるため水道事業の公共性を確保しつつ、こうした課題に対して適切に対応するため、経営の効率化も求められているところでございます。このたびの公共施設等運営権の活用検討は、こうした課題認識のもとに行ったものでございます。今後ともこうした経営環境の変化に対応した運営形態等について、慎重かつ柔軟に検討し、引き続き安心・安全な水を安定的に供給できるよう取り組んでまいりたいと考えております。 46 ◯意見(宮本委員) そこで、来年度の予算でさらに検討が必要として、800万円の予算を計上されております。これは公共のガバナンスかどうかの検討を行うという予定でありますけれども、コンセッションの事業者として想定されるのは多分水みらい広島だと思っておりますが、この水みらい広島においても、県は35%しか出資していないのです。普通、公共性を持ってやろうと思えば50%以上は確保していないとなかなか意見が言えないと考えております。そうしたような状態では、どのようにガバナンスを確保しようとしても、県が行う監視や料金規制も限定的にしか効果がないと思います。  例えば、公共から民間におろしたJRでも採算性ばかりを追求するということも聞いておりますし、当然、民間であれば業績が悪くなるとすぐ料金改定も行うのではないかと考えております。コンセッション方式については、国の担当者もほかの事業にない難しさがあると言っておられますし、企業局もこれまでの検討を通じてかなり課題があると感じ、困難さを十分認識されているのではないかと思っております。それでもなお限定的にしかコントロールできない会社に対して、県民の命に直結する水道事業を売り渡す仕組みの検討を続けるのか、私には理解しにくいと思っております。よって、これも先ほどと同じように修正ができませんので、この検討予算が計上されている以上、反対せざるを得ないということで、県第16号議案についても分離採決を求めたいと思います。 47 ◯質疑(犬童委員) このような予算がいっぱい入って、鞆の問題、あるいは広島市東部地区連続立体交差事業、5号線の問題を取り上げて、今後の方針等も説明されているわけですが、どれにしても地域住民への説明会をして、いろいろな話をした結果はよく拍手を贈ってもらったりするわけです。説明会の内容は私も読ませてもらっていて、住民からは身近な問題であるわけでして、意見も出ているのです。したがって、この鞆地区の道路港湾整備事業といったものに対して、住民から出た意見を丁寧にできるだけ酌み取って生かしていくという取り組みがなければ事業は進まないと思うのです。鞆の問題については、やはり今年度はかなり予算を組んでいらっしゃいます。問題は、福山市と広島県、地域住民が一体となった組織ができているのかということです。説明はするけれども、共同で推進しようというスタイルになっていくのかということを心配するのです。どの程度、福山市も含めて共同でやっていこうという体制になっているのですか。 48 ◯答弁(道路整備課長) 鞆の問題については、今年度も鞆地区の地域振興推進費ということで予算を計上して、精力的に取り組んでいくところでございます。その過程において、地元住民の皆様の意見を伺いながら、丁寧に対応しながら進めております。  それと、先ほど委員から御指摘のございました福山市との連携について、基本的に鞆のまちづくりを推進するに当たっては、まちづくりの主体となる基礎自治体である福山市との連携が不可欠でございますので、その辺も随時連携しながら取り組んでまいりたいと思います。 49 ◯質疑(犬童委員) 私はなかなか難しいことだと思うのです。福山市長もいろいろあるのだろうけれども、お互いが理解し合って、少なくとも鞆にこれだけ力を入れていくのだとしたら、地域のどこかに共同デスクみたいなものをつくって、お互いが人を派遣し、県がやる事業、福山市がやる事業を含めて一緒にやっていこうという機運をつくっていかなければ、いろいろな面で非常におくれたままになります。土木建築局長が旗を振るのか、知事が旗を振るのかということになると思いますけれども、まちづくりも、文化財の保存・修復もおくれているといったことを含めて、腹を割って、鞆に共同デスクをつくってやりましょう。仕事の分担にしても、地元への説得や意見を吸い上げるということは別々に連携していっても、本当にそういうことをやっていかなければ鞆のまちづくりはおくれると思うのです。皆さんがいろいろな案を出されていることについて地元民からいったら疑問が残るものもあるかもしれないけれども、一体になってやらないといけないと思うから、福山市長、あるいは市の担当に対して、一緒に事務所を構えてやりませんかというような取り組みをすべきだと思うのですが、どうですか。 50 ◯答弁(土木整備部長) 鞆につきましては、委員から言われたように、福山市と連携し、地元の意見を丁寧に聞くという考えを重視しておりまして、今年度、東部建設事務所へ専門の課をつくったところでございまして、従前より密接な関係を持って進めております。専門のデスクをつくったらどうかという御提案でございますけれども、それについては意見として承らせていただきたいと思います。 51 ◯質疑(犬童委員) 鞆の問題は非常に県民からの注目を集めているし、関心も高い。同時に、やることがたくさん出てきている。そうすると、福山市と腹を割って話して、お互いが協力して、地元にも協力してもらう。鞆地区の中にそういうデスクをつくって、お互いが専門家を何人か出して、予算も出し合ってやるという取り組みを福山市、また、地元に提案していくということが大事だと思います。県だけが構えるのではなく、福山市と一緒に構えていくということです。ぜひ、そういう話をしてもらいたい。そうでなかったら、いつまでもこっちで説明したときはいいことを言うけれども、裏に回ったら別のことを言っていたらかないません。福山市とお互い話し合いをして、共同で一つの事務所をやっていき、ただ、必要なときだけ話をするのではなく本当に取り組んでいこうという考えはないのですか。 52 ◯答弁(土木整備部長) 現地に事務所を構えて、より密接にやったらどうかという御提案だと思いますけれども、そういったことも含めて、これから事業の進展ということを見ながら検討してまいりたいと思います。 53 ◯要望・質疑(犬童委員) ぜひ、そういう突っ込んだ話し合いもしてもらいたいとお願いしておきます。  それから、5号線の問題でも細かい数字の話まで含めて住民からいろいろ意見が出ていました。そういう意見に対してどれだけ誠意を持って応えていくかということが大事だと思うのです。この5号線の問題も、これから具体的に予算をたくさんつけていって実現するということですから、ぜひ地元民の意見に一つ一つ応えていってもらいたいと思っております。  それから、県が今まで急傾斜の工事をやったところはどれぐらいあって、管理をどうしているのか、この前、呉市内の急傾斜地に物すごく大きな木が生えていて、昔は地元の老人クラブや町内会が自分たちで切っていたが、今は高齢化してできなくなってきた。だから、県に頼んで切ってもらったりしたのですけれども、県全体でかなりの数を計画的にきちんと予算をつけてやっていると思うのですが、どうですか。 54 ◯答弁(砂防課長) 県が実施している急傾斜事業についてのお尋ねでございました。  現在、急傾斜の危険箇所としましては、広島県内に2万1,943カ所ございまして、約2,000カ所で工事を行っているところでございます。  また、その管理についてでございますが、一部の市町を除きまして、市町に管理を移譲しているところでございます。ただ、いわゆる施設そのものの管理につきまして、5年に1回程度の点検を行いまして、適切な機能を維持するような対策をとっているところでございます。 55 ◯要望・質疑(犬童委員) 5年に1回程度と言われても、十分な点検とは思いません。予算がたくさんないということで、調査すると工事をしないといけないから、余り調査したくないというのがあるのではないかと勘ぐってしまいます。少なくとも市や町に任せるのではなく、きちんと自分のところがやった急傾斜工事について特に大型な木が十分管理されているかどうかをきちんと調査して、5年に1回程度点検を行うということですけれども、10年以上もそのまま木が生えているところもあり、現場を見たことがないのではないかと疑問を持っています。そこら辺は広島県が思っているようになっているかどうかも再点検して、しっかり取り組んでもらいたいと要望したいと思います。  それから、広島高速3号線が全線開通しました。呉市から宮島のほうに行く際に非常に便利になりました。時間が30分以上短縮されましたが、おりてからが、もう少し便利にならないかと思う。山陽道に行くまでが渋滞しているときに1時間ぐらいかかります。3号線がつながっていたら5分ぐらいで山陽道まで行くのではないかと思っているのです。  ですから今、具体的な事業計画というのはないわけですが、検討はされていると思いますけれども、やはり3号線をずっと延長していって、山陽道までつなぐ。まして、広島みなと公園にはサッカースタジアム建設の動向もありますから、そうすると、中国、九州方面から来る皆さんがもっと便利に宇品まで来られるということも考えて、早急に具体的な事業計画をつくってもらいたいと思っているのですが、その点について、土木建築局長はどう思われますか。 56 ◯答弁(土木建築局長) 3号線あるいは広島南道路につきましては、現在かなり整備が進んできておりますけれども、残る区間につきまして、まだその事業主体が決まっていないというようなところもございます。これらについては現在、国等の関係者と調整を進めているところでございますので、しっかりと進めてまいりたいと思っております。 57 ◯質疑(山崎委員) 先月の委員会のときにいただいた資料なのですが、この予算の中に、予算以外の提案見込事項と書いてあるところを読んでみますと、何をどうするのかよくわからない。その他の議案の3で広島空港整備事業費負担金について、県の負担する負担金の20%に相当する額を市町に負担してもらうと書いてあるのですが、この広島空港整備事業費というのはどこに計上したのか、幾ら見てもわかりません。 58 ◯答弁(空港振興課長) 委員からの御指摘ですが、空港整備につきましては道路事業と違って、利用される方が県域の皆様ですので、県だけではなく23市町に負担していただくというルールでございまして、それについて求める際には議会の議決が必要ということでございまして、予算は予算であるのですけれども、負担することについて提案しているものでございます。 59 ◯質疑(山崎委員) それで、この空港整備事業費というのはどこへ計上しているのですか。 60 ◯答弁(土木建築総務課長) 提案見込事項の3ページにございます国直轄事業負担金の表の一番下に直轄空港建設費負担金がございます。これが国に対する事業の負担金でございまして、この負担金の裏負担を市町にいただくというのがもう一つの議案でございます。  (6) 表決    県第1号議案及び県第16号議案 … 原案賛成 … 賛成多数    上記以外の議案5件(一括採決) … 原案賛成 … 全会一致
     (7) 閉会  午前11時49分 広島県議会...