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  1. 広島県議会 2011-02-07
    2011-02-07 平成23年農林水産委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成23年農林水産委員会 本文 2011-02-07 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 18 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑小林委員選択 2 : ◯答弁林業課長選択 3 : ◯答弁農産課長選択 4 : ◯意見質疑小林委員選択 5 : ◯答弁農産課長選択 6 : ◯要望質疑小林委員選択 7 : ◯答弁農業基盤課長選択 8 : ◯質疑小林委員選択 9 : ◯答弁農業基盤課長選択 10 : ◯質疑小林委員選択 11 : ◯答弁農業基盤課長選択 12 : ◯質疑小林委員選択 13 : ◯答弁農業基盤課長選択 14 : ◯要望質疑小林委員選択 15 : ◯答弁農産課長選択 16 : ◯要望質疑小林委員選択 17 : ◯答弁農林水産局長選択 18 : ◯要望小林委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員の指名        森 川 家 忠        沖 井   純  (3) 当局説明   1) 農林水産局長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 森林保全課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑小林委員) 何点かお伺いしたいと思います。雪害について、前回もお尋ねしたのですが、その後、農産物、林業関係被害が出ているかどうか、まずお聞きしたいと思います。 2: ◯答弁林業課長) まず林業関係被害でございます。島根県や鳥取県のような立木が折れたりして被害があったという報告は受けておりませんが、今、間伐を積極的に進めておりまして、それについてはやはり作業がおくれているという報告森林組合から受けております。結局、現在のところ、実質的な被害というのは聞いておりません。 3: ◯答弁農産課長) 果樹関係で、特に北部のリンゴにつきましては、まだ積雪深が1メートル以上あるという状況ですし、今回の雪は、雪質が軽かったということで、今後、気温が高くなるにつれ、雪が締まることで枝折れの被害等が懸念されています。被害につきましては、一部で枝折れが発生しているという状況で、大きな被害というのは伺っておりません。 4: ◯意見質疑小林委員) 林業関係については、私もそういう認識を持っておりますが、農産物については、先ほど課長も懸念しているということであります。  きのう高野で雪合戦がありまして、有岡副知事も開会式に御出席いただきましたが、その高野では数年前に雪害のために枝折れが発生しております。今回1メートル60センチ以上の積雪がある中で、気温が上がっていくと、「雪がしとる」と表現しますが、雪が枝を押さえながら引っ張って枝を折ってしまいます。これを危惧しているわけでありまして、きのうもリンゴ農家19軒の代表と話をしましたが、そういう心配をしているということでございました。こういうことになれば、きちんとした対策はとれるのであろうかということも代表者の方はおっしゃっておりました。県として市町や生産者と一緒になって、例えば融雪剤を配付するなどの対策がとれないのかと思うのですが、それについてどのようにお考えか、お聞かせください。 5: ◯答弁農産課長) リンゴの被害につきましては、リンゴの枝に乗っている雪は、既に農家のほうで落とされていると思うのですが、委員が先ほどもおっしゃられたように、雪の中に埋まっている部分がどうしても、雪解けに従って引っ張られていって枝折れの原因になります。今お願いしておりますのは、埋まっている部分を一刻も早く取り出していただくということと、例年、この時期に不要な枝の剪定をされていると思いますが、まだ剪定が終わっていない園樹がたくさんありますので、これを急いでいただくということでございます。このほかにも、特別な融雪剤ではないのですが、灰をまいて雪解けを早めるということもあります。ただし、まだ2月ですので、灰をまいても次の積雪があると効果がなくなりますので、時期を見てそういうところを検討していきたいと考えております。 6: ◯要望質疑小林委員) 被害が想定される中で、手をこまねいているというのは、これまたおかしな状況だと思います。被害を受けてから行えばよいという考え方ではなく、被害が起きるという前提で生産者や市町とよく相談しながら対応策を考えていただくよう強く要望しておきたいと思います。  それと、昨年7月16日に発生した庄原市の豪雨災害において、農地が相当被害を受けているわけであります。災害査定を12月中に済ませて、実施設計を組んで発注という形をとっていただいているわけでありますが、農業施設と農地について、復旧作業の進捗状況を、お聞かせ願いたいと思います。 7: ◯答弁農業基盤課長) 今年度は、5月に発生したのを初め、広島県では5回の災害を受けております。その中に、先ほど委員から御指摘のありました7月16日の庄原市の激甚災害も含まれておりますが、2,131カ所で38億7,100万円の被害が出ております。このうち、12月16日までに終えた査定で認証を受けたものが867地区の19億7,100万円でございます。これらにつきましては、現在、市や町のほうで発注の準備を進めていただいている状況ですが、昨年末現在で38%の発注が完了しているということです。これは聞き取りした情報ですが、年度内には9割程度の発注を終えたいという考えであるとお伺いしております。  現在までに7月16日以前の災害の発注を終えており、7月16日に係る災害につきましても、年度内には発注したいと聞いておりますが、一部、大型のため池災害などが含まれておりまして、これらにつきましては、平成23年度以降の発注となるとお伺いしております。 8: ◯質疑小林委員) よくわかりました。大変努力していただいていると感じるわけでございますが、昨年から私が大変危惧しておりますのは、農地、農業施設についてことしの稲の作付に間に合うかどうかというところでございまして、農林水産委員会においても、このことについて何度も質問しております。その都度、鋭意努力するとの課長の答弁でありましたが、今の時点で作付についてどういう見通しを持っておられるか、お聞かせ願いたいと思います。
    9: ◯答弁農業基盤課長) 庄原地域の災害につきましては、農地、それから水路などの農業施設については年度内に発注を目指して準備を進める予定です。その完了時期につきましては、平成24年度の作付には影響のないよう準備を進められているとお伺いしております。当然ながら、平成23年度につきましては、作付は困難あるいは無理な状況ということになっています。  また、ため池につきましては、災害復旧制度は3カ年の工事までが認められておりますので、平成24年度も視野に入れた工期で現在検討しているとお伺いしております。できるだけ早く復旧することが営農への影響を小さくすることにつながると考えておりますので、県としましても、復旧方法や発注手法などについて支援してまいりたいと考えております。 10: ◯質疑小林委員) 今、課長がおっしゃいましたが、平成23年度については、稲作の作付はほとんど困難であるという理解でよろしいですか。 11: ◯答弁農業基盤課長) はい。 12: ◯質疑小林委員) 当初の答弁では、頑張るとおっしゃっておりました。そのときに、作付ができなかった場合、どのような補償制度があるのか、どのような支援策があるのかということを何度も質問いたしましたが、その都度、ありませんという答弁でした。稲作の作付がほぼ100%できないということであれば、被害に遭われた方々に対する支援策を特別にでもつくっていくということが必要ではないかと思うのですが、その点についてどのような見解をお持ちなのか、お聞かせ願いたいと思います。 13: ◯答弁農業基盤課長) 委員が御指摘のとおり、平成23年度の作付についてはほとんど無理であろうと考えております。以前からいろいろと御質問いただいている中で、災害復旧制度の中では、災害復旧期間中の作付ができない場合の補償はできない、制度がございませんとお答えさせていただきました。我々、災害復旧を担当する者といたしましては、できるだけ早く復旧し、営農していただくということが地域への影響を一番小さくすることだろうと考えております。そのために、災害復旧工法や被災地復旧の手法、現地の診断などについて、しっかりと支援させていただき、できるだけ早く復旧し、営農が再開できるように努力してまいりたいと考えております。 14: ◯要望質疑小林委員) これ以上求めても答えが返ってきませんので、要望に変えます。明快な答弁をいただけなかったのは残念なのですが、仕方がないです。  前々回の農林水産委員会だったと思いますが、広島県の水稲の生産調整目標の報告があって、たしかマイナス3.2ぐらいであったと思いますが、全国平均よりはかなり下回るような状態でした。その辺を活用して、復旧中の水田を調整田扱いするようなことも考えられると私は思うのです。そういうものも活用していくなど、いろいろな方法で支援策を考えていただくよう強く要望しておきたいと思います。  それともう1点、米の戸別所得補償について質問いたします。現在、収穫や出荷が終わり、戸別所得補償の固定部分については決まっているわけでありますが、変動部分については、いつになったら確定されるのでしょうか。また、どういうところで、どのような方法でその金額を算定されるのかもあわせてお聞かせ願いたいと思います。 15: ◯答弁農産課長) 米の戸別所得補償の変動部分につきましては、1月末までの全国の相対取引価格を全部集計しまして、その平均を出して、その差額部分について補てんしていくということで、現在は、全国の集計段階にあると伺っております。国からは、年度内には交付できるように進めていくと聞いております。 16: ◯要望質疑小林委員) 要するに、戸別所得補償について早く確定していただいて、生産者に対して早くきちんと支払っていただきたいということを言いたかったわけです。広島県としても、生産者に対してきちんと説明ができるよう、国とよく連絡をとり合って、金額が決まったら早く生産者に伝え、そして支払いをしていくという作業を進めていっていただきたいことを、強く要望しておきます。  それと、TPP参加に関する問題であります。先日も菅首相が、どこか外国に行った際、「第3の開国である」という軽々とした発言をなさりました。我々が、国民の議論を構築した後で参加の是非を決めるべきであると要望し、知事もそういう要望を出していただいている中で、「ええ格好しい」ではないですが、そういう軽々とした発言をなされる首相に対し、憤慨しているわけであります。農林水産局長に1点だけお伺いしますが、そういう菅総理大臣の発言、態度についてどう思われているのでしょうか。 17: ◯答弁農林水産局長) これまでも御答弁申し上げましたように、本県は、中国地方知事会を通じまして、国民的議論を踏まえること、そして地域へ与える影響、農業に与える状況、これらを十分勘案して国民的議論を行うことということを要望しているところでございます。菅首相の発言の真意を、私は推しはかることはできませんが、我々の要求に沿った対応を今後もとっていただきたいと考えております。 18: ◯要望小林委員) 我々県民として要望し、当然、県知事も要望していただいているわけでありまして、国民的な議論を踏まえるべきということを、今後も強く国へ働きかけていただいて、やはり軽率な発言はやめていただきたいと強くお願いしておきたいと思います。  (5) 閉会  午前11時10分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...