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  1. 広島県議会 2009-10-19
    2009-10-19 平成21年警察・商工労働委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成21年警察商工労働委員会 本文 2009-10-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 14 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑日下委員選択 2 : ◯答弁刑事部長選択 3 : ◯質疑日下委員選択 4 : ◯答弁刑事部長選択 5 : ◯質疑日下委員選択 6 : ◯答弁刑事部長選択 7 : ◯質疑日下委員選択 8 : ◯答弁刑事部長選択 9 : ◯要望日下委員選択 10 : ◯質疑川上委員選択 11 : ◯答弁生活安全部長選択 12 : ◯質疑川上委員選択 13 : ◯答弁生活安全部長選択 14 : ◯要望川上委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (開会に先立ち、委員長県外調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員指名        柴 崎 美智子        日 下 美 香  [警察本部関係]  (3) 当局説明   1) 生活安全部長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 刑事部長報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑日下委員) 広島県内の未解決凶悪事件の取り組みについて何点かお伺いしたいと思います。  5年前に廿日市市で起きた女子高生殺人事件犯人が依然逃走中ということで、私もJRの宮内串戸駅で砂原委員蔵本委員とともに情報提供を呼びかけるチラシを配らせていただきました。5年の月日が流れて、改めて被害者の御冥福をお祈りさせていただくとともに、犯人逮捕に当たってはさらに執念を持って取り組んでいただきたいと思います。  その上で何点かお伺いしたいと思うのですが、これが(チラシを示す)配らせていただいたチラシでございますが、これを県民の皆さんへお渡ししたときに似顔絵に非常にインパクトがある。ということは、この似ている人が身近にいないかを私たちは探すということですが、万が一、この似顔絵犯人に似ていなかったとしたらどうなのだろうかという声もあります。報道によりましたら徹底的に捜査を洗い直していくという記事がございましたけれども、もちろんこの似顔絵犯人を見た方に聞いてかかれたことは間違いないと思うのですが、万が一、それでも犯人に似ていなかったらということも含めて、捜査を徹底的に洗い直そうとされているのかどうなのかをお尋ねしたいと思います。 2: ◯答弁刑事部長) 先般10月5日には、日下委員を初め砂原委員蔵本委員現場に出ていただきまして、このチラシを配布していただきました。まことにありがとうございました。  今、委員から一から洗い直しをして捜査をするということについて、御質問がありましたけれども、これまでに似顔絵情報提供に基づく捜査でありますとか、現場付近の聞き込み捜査、さらには素行不良者捜査等、各種の捜査をしてまいりました。一から洗い直してという言葉でありますけども、この意味につきましては犯人に結びつく貴重な情報をあれでも見落としているのではなかろうか、あるいは犯人に結びつく新たな情報はないかということ等について、もう一度、新たな視点で見直して捜査をするということでありまして、犯人似顔絵が間違っているという趣旨ではないので、御理解をいただきたいと思います。公開しております似顔絵につきましては、発生直後の記憶に基づいて作成したものであって、信憑性は高いというふうに理解しております。 3: ◯質疑日下委員) 決して間違っていると言っているのではなくて、間違っているかもわからないということも含めてという趣旨でございましたけれども、この中に情報提供してくださった方には300万円というのがあります。この300万円と似顔絵に非常にインパクトがあるのですが、海外では遺族の方がお金を用意して情報提供を呼びかける場合もあるのです。このたびの300万円というのは警察で用意されたお金なのか、そしてどういった状況になれば警察報奨金を出して捜査されるのか、また警察が出すとすれば予算を何費として計上しておられるのか、あわせてお伺いしたいと思います。 4: ◯答弁刑事部長) まず、報奨金とありましたけども、正しくは捜査特別報奨金制度という制度に基づいて、国費で警察庁がこれを負担して報奨費として支出するということになっております。  制度概要を若干説明いたします。これは平成19年4月に制定をされたもので、どういった事案に対して報奨金が出されるのかといいますと、指名手配被疑者のうち警察庁指定特別手配被疑者というのがありますけれども、これに対するものは上限が1,000万円となっています。それから、この廿日市市で起きた事件のような殺人、強盗、放火等社会的反響が大きい特異または重要な事件に関するものにつきましては上限が300万円ということであります。これらの事件に対して、警察庁刑事局長事案の内容や捜査状況に照らして、情報提供の促進など捜査手法としての有効性の観点から必要と認めたものを対象に実施するということであります。 5: ◯質疑日下委員) 5年もたつと、皆さんの記憶からも忘れ去られてしまいます。私たちには見えないところでしっかりと捜査してくださっていると思いますけれども、県民に見える形でこういった情報提供をしていくということはある意味、私たちは忘れてないというメッセージを送ることにもなりますし、犯人への圧力をかけることにもなると思いますので、今回、5年目にしてこういったものを出されたことについては、非常に重要なことであったと思います。
     先ほど未解決凶悪事件と冒頭申し上げましたが、県内における未解決凶悪事件は現時点で何件あるのでしょうか。 6: ◯答弁刑事部長) 平成5年以降となりますけれども、現在、未解決になっておりますいわゆる捜査本部を設置した事件は10件でございます。 7: ◯質疑日下委員) 先日、県外調査で警視庁に行かせていただきましたけれども、警視庁で未解決事件を専門に捜査をする特命捜査対策室というのが、来月2日に発足することとなったそうでございます。特命捜査対策室というのは、従来捜査一課だけでは次々と起こる事件の対応に追われて未解決事件捜査がなかなか進まないことや、時効制度の見直しの議論も大きくなっていることなどを理由に全国で初めて、警視庁がつくったものです。広島県内でも未解決凶悪事件が10件あるということを教えていただきましたが、最近はDNA鑑定もさらに進んでいる中で、犯人の逃げ得は許せないという強い姿勢を県民に打ち出すためにも、そういった県民の安心・安全を守るという観点からも、この警視庁での初めての取り組みを広島県内でも今後考えていくべきではないかと思いますが、そこら辺の考えをお示しください。 8: ◯答弁刑事部長) 警視庁の事例を視察されたということで、我々も興味を持ちながら、いい捜査手法があればということは考えておりますけれども、現段階では広島県警は警視庁に比べて相当に体制も規模も違いますので、限られた捜査員によって捜査をしているということであり、情報の内容とか角度によって柔軟に捜査員を投入していく、あるいは重点的に捜査員を投入していくという形で現在は捜査を進めております。 9: ◯要望日下委員) 最後に要望でございますけれども、先ほどの10件は時効まであと10年から15年、20年とさまざまだと思うのですが、遺族の苦しみ、また親族も大変そのことで日々苦しんでおられると思います。私たちも事件があったときはすぐ目にして心に残るのですが、すぐ忘れてしまうということもあります。時効までこの10件につきましては広島県警として全力を挙げて取り組んでいただきたいことを強く要望して終わりたいと思います。 10: ◯質疑川上委員) 私には警察官の友達がおりまして、本当に過労で大変御苦労されている。なぜこうなっているのかといいますと、犯罪がふえて、なかなか住民との協力体制ができないというところに問題があるのではないかと思うのですけれども、警察が住民といいコンセンサスがとれないのは、スピード違反のネズミ取りをしたり、住民の信頼を失うような行為を多くすることにあるのではないかという思いがあります。予防のためとはいいながら、私はそういう思いを前々から持っている。だから、それはもうやめなさいと言っているのです。  そこで、お尋ねしたいのですけれども、県から補助金が出ている警察の外郭団体は広島県に幾つぐらいあるのですか。わからないのならいいですが、防犯協会とか交通安全協会とかがあるでしょう。  防犯協会、交通安全協会、そういう団体はたくさんあるのですけれども、きょうは防犯協会についてお尋ねしたいのです。なぜ、防犯協会について質問するのかといいますと、福山市の箕沖に港ができているのですが、そこに港湾防犯協会というのがありまして、先般、そこの会長が、中国人がたくさん上がってこられて、箕島の方を歩かれているけれども、自転車はなくなる、野菜はなくなると、大変なのです。防犯協会として中国語の看板をかけたり、チラシを上がった人に配ろうと思ってもお金がないと言うのです。どの署長のときかは知りませんけれども、僕は警察へ行って、何とかこれに対応されたらどうですかというお願いをしたのです。防犯協会にはお金がないということがありますので、先般も少し県警で調べてみましたら、今から5~6年前は広島県も600万円ぐらいの助成を防犯連合会にしていた。どんどん減らされて、今は110万円ぐらいになっている。そして、防犯協会の組織を見ますと、防犯連合会があって、各自治体が防犯協会というのをつくっているのですけれども、福山市を調べてみますと、福山市だけでも330万円の防犯協会に対する助成をしているのです。連合会にはそうしたやらなければいけないことが非常にたくさんあるのですけれども、なぜ、広島県はここまで予算を削られたのかということに非常に不信を持っているのでこういう質問をしているのです。この辺についてどう思いますか。 11: ◯答弁生活安全部長) 県からの補助金という話でございますけれども、平成20年度、平成21年度は委員のお話のとおり116万円の補助金でございます。これ以外にも防犯活動に関する費用というのは、県費あるいは国費あたりで、例えば子供の見守り活動支援モデル事業であるとか、地域安全安心ステーション推進事業であるとか、さまざまな形で予算というもの編成をしながら、なおかつ、地区防犯組合、県の防犯連合会、こういったところで会費あるいは賛助金もいただきながら日々活動をしていただいているというのが実態でございます。 12: ◯質疑川上委員) 先般、僕はイタリアに行きまして、イタリアという国はアフリカのいろいろな国から国籍のない人がたくさん入ってきて、大変な犯罪が起きている。そこで、どうそれを防いでいるかと聞きますと、住民としっかりとしたコンセンサスができて、大変いい住民組織をつくっている。これは早く言うと防犯組織に当たるのではないかと思うのですけれども、日本の警察は住所のない人を捜査するというのは非常に困難を極めている。やはり住民ときちんとしたコンセンサスがとれて、防犯協会のようなものがしっかりと根づいて、うちの近くに変なのが来て困っているといった情報が隅々から入るような体制づくりというのは必要だと思うのです。  そこで、福山市の防犯協会の会長に何か困っていませんかとお聞きしたら、いろいろな行事に本部長に来ていただいている。いろいろな活動をしたいのですが、本当に資金的に困っている。また、永井福山署長のときだと思うのですけれども、以前は制服の警察官が市内を巡回していただいて非常に予防防犯に効果があった。しかし、最近の警察は非常に忙しくてそういう体制にないこともいろいろと言われるのです。基本的には、資金も防犯協会として協力していただきながら一生懸命やっている。いろいろなことをしたいけれども非常に資金が足りないというのが実態だと思うのです。  ことしはしっかりと防犯協会の予算をふやすぐらいのことをやって、やはり地域と一体になっていろいろな協力をしながら犯罪を防いでくれることが非常に重要だと思うのですけれども、この辺についてどう思いますか。 13: ◯答弁生活安全部長) 非常に力強いお言葉をいただきましてありがとうございました。限られた予算の中でいかに効率的に執行するかということについては、県防連、あるいは地区防連を所管する部署といたしましてしっかりやっていきたいというふうに考えます。さらに、印刷物の関係でございますけれども、これも予算措置をして、各署に配布しているといった現状でございます。 14: ◯要望川上委員) 警察というのは何でこんなに予算折衝を遠慮するのかよくわからない。本部長、しっかり体制をつくって、広島県の安全・安心を保つために必要なものはしっかりいただくということをやらないといけない。僕が県議会議員になって10年になるのですけれども、いろいろな中でおくれているのは警察行政だと思うのです。先般も質問しましたけれども、庁舎でももう古い、冷房もつかないような庁舎がいっぱいあるのです。知事部局の庁舎を見てください。どこへ行っても立派なものです。  そういうことで、ぜひとも県警本部を挙げて予算獲得に努力して、これを早く言うと県民の安全・安心に結びつくのですからしっかりやっていただきたいということを要望するとともに、最近、医学でも予防医学というのがはやっておりますけれども、予防、防犯含めて大切なことなのですから、それにもっと目を配って、しっかりと予算をつけて、住民と一体になって犯罪を防ぐということが大切だと思うので、こういう意見を言わせていただきました。     休憩 午前11時2分     再開 午前11時6分  [商工労働局・労働委員会事務局関係]  (5) 当局説明   1) 商工労働局長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   2) 雇用人材確保課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   3) 企業立地課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。  (6) 質疑・応答    なし  (7) 閉会  午前11時20分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...