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  1. 広島県議会 2009-10-19
    2009-10-19 平成21年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成21年建設委員会 本文 2009-10-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 16 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑安木委員選択 2 : ◯答弁河川課長選択 3 : ◯質疑安木委員選択 4 : ◯答弁河川課長選択 5 : ◯質疑安木委員選択 6 : ◯答弁河川課長選択 7 : ◯要望杉西委員選択 8 : ◯質疑犬童委員選択 9 : ◯答弁港湾管理課長選択 10 : ◯要望質疑犬童委員選択 11 : ◯答弁土木局長選択 12 : ◯質疑犬童委員選択 13 : ◯答弁土木局長選択 14 : ◯意見質疑犬童委員選択 15 : ◯答弁河川課長選択 16 : ◯要望犬童委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要   (開会に先立ち、委員長県外調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午前10時34分  (2) 記録署名委員の指名        犬 童 英 徳        城 戸 常 太  (3) 当局説明   1) 土木局長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 技術企画課長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 空港振興課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   4) 港湾企画整備課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑安木委員) 治水という点で、河川防災対策についてどのように取り組んでいるのかお伺いします。  先般の県外調査小倉に行かせていただき、紫川から水を取水し、省エネにも活用しているという状況を見させていただきました。温度差を使って冷暖房に活用しているということで、すばらしいことだと思います。その紫川整備について、以前はよく洪水があり、それについてどうするかということで取り組まれた中に、一つ川幅を広げること、もう一つ川底を深く掘る対応をしてきたということでした。もちろん護岸整備なども行われたのだと思います。それで今、100年に1回ぐらいの豪雨があっても洪水は起きない整備をしたという説明があり、なるほどと思い、見させていただきました。豪雨のときに水位が上昇したり護岸が壊れたりして、川の水があふれて洪水を起こすことが県内や我々の地元でもあるわけですけれども、これを防ぐために川幅を広げること、川底を深くすること、護岸を強くすること、護岸を高くすること、これらはいずれも有効だろうと思います。もちろん多目的ダム等も当然あろうかと思いますけれども、こういったことは川の洪水等を防ぐために有効なのかどうか、またそのように判断されて対策を打たれているのかどうかをお聞きします。 2: ◯答弁河川課長) 治水事業の考え方でございますが、まさしく小倉紫川と一緒でございまして、改良するときには各河川状況、地域の状況などを踏まえて川幅を広げるところもございますし、河床を掘削するところもございます。当然、既設の護岸かさ上げもございまして、それは各河川改修状況で判断している状況でございます。紫川小倉の市街地を流れているかなり大きな川であり、親水性も設けているすばらしい川でございますが、一度氾濫すると大きな危険がございますので、確率規模につきましては、100年に1回ということでございます。県内河川改修につきましては、二級河川の沼田川が100年に1回、あるいは黒瀬川あたりが一度反乱すると大きな危険がございますので、そういうところについては大きな確率規模で行っているところでございます。  若干断面が小さいところにつきましては、時間40ミリ河道というものがございまして、大体5年に1回くらいの確率規模ですが、当面は時間当たり40ミリの雨量に対応していこうというのが当面の目標でございます。 3: ◯質疑安木委員) 5年に1回くらいは洪水が起こり得るということで、大雨、豪雨などで崩れたりするとこはそこが弱いということで、どこが弱点かわかるわけです。ここは護岸が弱いとか、ここは護岸が低いのではないかとか、災害のときにこの川のここが弱点だということがわかるということで、それが一つの目安になるのだろうと思いますけれども、崩れる頻度が多い護岸については、復旧する場合に強度を上げて修復しなければいけないと思います。基本的にはそのような観点で、災害対策と言いますか、それを見込んでの防災対策に取り組んでいるのでしょうか。 4: ◯答弁河川課長) 災害復旧工事につきましては、再度災害防止の観点からその災害の原因を調査しまして、通常の護岸よりも強固な護岸、あるいは川が洗掘されたという原因があれば、根固めブロックと言いますが、これを提案しまして、強固なものにするという対応をしております。 5: ◯質疑安木委員) 大雨等の後には、毎回あちこちを見て回らせていただくのですが、行ってみると毎回やられている場所がありまして、その時々に直していただきますが、また同じようにやられてしまうということがあります。強度を上げて修復するだけではなく、嵩上げをしないといけないということもあります。裏に回って崩れてしまったというようなこともあるようです。崩れた護岸はもとに戻さないといけないわけですが、崩れそうな護岸についても防災対策として早期に修復しておくことが必要だと思いますし、前回も言いましたが、最近水位が高くなっているということを聞きます。河口付近は、瀬戸内海は潮の干満の差が大きいので余り関係ないという声も聞きますが、紫川は、非常に河口に近いところでも少し川底を深くしているということでしたので、やはりもう少し深くしないといけないということ、状況によってはしゅんせつということも必要ではないかと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか。 6: ◯答弁河川課長) 施設の老朽化につきましては、各建設事務所・支所から要望が上がってきております。しゅんせつについても、基本的にはその断面の3割くらいという目安を持っておりまして、限られた予算の中ですが、緊急性の高いものから整備を行い、老朽化している護岸につきましては、一度壊れると背後の資産に大きな影響が出るようなところにつきまして、安心・安全の観点から集中的に投資して、効率的、効果的な事業執行に努めております。
    7: ◯要望杉西委員) 上半期の公共事業の執行状況が資料として提出されておりますが、資料を要求させていただきたいと思います。次回でもよろしいですが、この各件の落札率について、わかりやすい資料にして提供していただきたいと思います。 (平成21年度上半期公共事業における落札率について資料要求があり、委員会に諮って要求することに決定し、次回までに執行部が資料作成をすることとなった。) 8: ◯質疑犬童委員) 鞆の浦埋立・架橋工事について、前回、私は判決をきっかけにして、県ももう一度謙虚な気持ちになって、見直した方がいいのではないかと申し上げました。しかし、藤田知事は置き土産として、このことは裁判所でさらに争うということで正式な手続をとられたわけです。それなりの理由はあると思いますが、地域の皆さんが理解しなかったらこの事業というのは進んでいきませんし、よりよいものにならないと思います。これはどの地域においてもそうだと思います。特に、鞆の場合には歴史的、文化的な遺産を抱えているということで、県の方も苦慮されていると思います。しかし、この判決で、日本全国から関心を集めているということも含めて、私はインフラ整備という側面からではなく、もう一度、国民全体の文化的な遺産という側面から再検討していくべきだと強く思っております。  議会の中で控訴に対して反対であるという声も余り聞こえない気もしていますが、私は、今回控訴の手続をされた知事の方針には少し疑問を持っています。鞆の浦にも再三足を運んでみましたけれども、私は地域の皆さんの思いや、歴史的な建築物や全体としての景観というものは大事にしていかなければ、後になってまずかったからまたその橋を取り除くというわけにはいかないですし、埋め立てたら50年、100年は続くわけで、もとに戻ることは絶対ないわけです。したがって、私は今回とられた手続きの真意が、どうも意地になっているという感じがしています。それ以外の方法がないのであればいいのですが、意地になってどうしてもこれはやっていくのだという知事の判断だと思います。職員の皆さんもそういう意見ではないかと思いますが、その辺はどう考えて今回の対応になったのか、お聞かせ願いたいと思います。 9: ◯答弁港湾管理課長) 鞆のまちづくりの推進につきましては、鞆の多数の住民の皆様が長年にわたって実現を願っておられたものと考えておりまして、今回の控訴はこの思いを重く受けとめた結果であると御理解いただきたいと思います。  もちろん、今の鞆の整備事業について、さまざまな意見があることにつきましては十分承知しておりますし、景観の重要性についても認識しておりますけれども、まず1点目として、今の福山市長が、鞆のまちづくりの事業の推進を公約として立候補され、当選されているということ、それから、これは平成19年9月でございますが、福山市議会で事業促進の請願が採択されていること、あわせて事前に福山市に意見をお諮りした件について、同じく福山市議会が異議なしと回答されているという点がございます。法定の民主的な手続の選挙によって選ばれた市長や議会の皆様がそういう意思を示されているということは、我々県としても非常に重いものがあるのではないかと考えておりますし、今の福山地域、鞆地域の皆様の意思としてもこの点について多く賛成の意向が示されていると考えております。  その点から見ますと、今回の第一審の判決は、原告適格の認定、それから事業の妥当性に対する個別的な判断を具体的に示されずに、一刀両断のもとで必要性が認められないというような判断をされておりますので、我々は鞆地区の住民の皆さんの多数の意見を踏まえた上で、承服できないのでさらに上級審で判断をいただきたいと考えた次第でございます。 10: ◯要望質疑犬童委員) 鞆のどのくらいの方が賛成し、反対したのか、県は過半数が賛成されたという言い方で、反対の側の人は、大多数の人が反対しているのだと言います。言葉のあやだと思いますが、お互いの主張はこの面でもはっきりしていないと思います。確かに福山市長や市議会が決議をされているのは私も知っておりますけれども、お互いの意見が合わないときは裁判に訴えて、そこで争点として争った上で、最後は国の認めた裁判官が一定の方針を出しました。したがって、私はそういう意味で、ただ力で押しまくるというだけでは意は達しませんし、公の法で認められた裁判所において一定の判断がされたところは、やはり尊重していく必要があるのではないかと思います。  私は鞆の浦を歩いているときいつも、歴史的な建造物の整理をもう少しきちんとすべきではないかと思います。例えば酒店とか、個人的なところはみずから整備をされている。しかし、公のところはなかなか整備されないで放置されている。したがって、私はもう少し県と市が力を合わせて、もちろん国の支援を得ながら、まち全体で歴史的な建物の復元を図るとか全体をきちんと整備をした上で、それからどうしようかというように、2段階に分けてインフラの問題は検討すべきではないかと思います。歩くたびに、これはもっと整備するものがたくさんあるのではないか、また、いろいろおくれているという実感を持ちます。それから、トンネル案にしても一刀両断にそれはだめだということでもないと思います。私は、お互いが理解し合った方が早期にインフラの整備もできますし、そうした方が解決は早いのではないかと思います。最高裁まで行って判断を求めるのであれば何年もかかりますし、県、福山市サイドが自分たちの主張だけを頑固に主張するだけで物事が解決すればいいのですが、それでは解決しないと思います。県庁内部においても、来月から新しい知事が来るわけですから、新しい知事とも議論して、過去はこうだからこれで行かなければだめですというような発想ではなく、過去の経緯はこうですが、新知事としてはどう思いますかといったことを含めて、私は方針転換をする大事なチャンスだと思います。その点をとらえて、一から考え直していただくよう、要望しておきたいと思います。  次に、新政権が来年度から新規公共事業はストップすると言っています。新規というのは全くゼロなのか、あるいは一定の5区間だったらそのうちの別の区間を新規と認めるのかわかりませんが、こういう動きに対する広島県への影響をどのように考えているのかについて、局長に伺います。 11: ◯答弁土木局長) 今、新政権が来年度概算要求の方針を出していますが、新規のもの、例えば道路事業を例に挙げますと、来年度のいわゆる公共補助の新規については認めないということで、来年度に新規で上げている箇所についてはこれを公共事業としては認めていただけないという状態でございます。これは、我々として新規で予定したものができないということになってしまいますので、非常に地域に与える影響も大きいと考えております。どのようにしていくかということは今後考えたいと思いますが、できるだけ地域の方が困らないようにいろいろ知恵を出していきたいと思っております。詳細につきましては、今後検討していくということで御理解いただきたいと思います。 12: ◯質疑犬童委員) まだ固まっていないのかもしれませんが、具体的な規模として、広島県で考えている新規の事業は何件ぐらいで、どれぐらいの額になりそうなのでしょうか。 13: ◯答弁土木局長) 来年度事業の話ですから、新規をどれぐらいやるとか、その辺については我々も予算の確保を含めて既に検討はしているところでございます。ただ、そのうちの補助分とか、例えば道路でいえば交付金事業になりますし、交付金事業の新規がどうなるかというのは、まだはっきりしたお話はできませんし、まだ詳細が決まらないということがありますので、今後国とも相談しながら詰めていきたいと考えております。 14: ◯意見質疑犬童委員) 地域にとっては、非常に敏感な問題だと思います。私の地元呉でも、第2音戸大橋や東広島呉道路などがありますが、非常に注目し、心配しております。後2~3年で完成するというところなので、心配するような問題ではないと思いたいのですが、見通しとしてはどうなのでしょうか。国の方針からすると、全く影響がないことはないのではないかと心配しております。これは、我々議会も含めて、こういった問題にどう対応するかの議論を深めていって、新しい知事が誕生されたらその知事とも議論しながら、地域の将来性を守っていくという意味からも、おくらせてよいものはおくらせればよいですが、必要性があるからやっているわけですから、その点は十分取り組んでいく必要があるのではないかと思っております。これについては、また議論していきたいと思っております。  もう一つは、以前からお願いしていますが、河川の問題です。先ほど質問が出ましたが、私の近所にも黒瀬川がありますし、その他の川も歩いて見てきましたけれども、例えば朝晩の散歩やいろいろ水に親しむ場所については、その親水性を高めていこうということを県は以前から提案されて、重点的な予算づけをしたり、地元の市町と協力したり、あるいは住民組織と協力して、いろいろな美化運動や親水性になじむような護岸整備をするとされています。  しかし、今の状況を見ていますと、維持管理費が非常に少なく、あるいは県の単独事業費が少ないということも含めて、少しルーズになってきているのではないかと心配しています。私は、2,700キロメートルという長い延長をすべてやれとは言いませんが、少なくとも危険なところや県民が親水性に馴染むようなところは予算を確保し、きちんとやってもらいたいと思います。今までみんなが親しんできたところが段々荒れてきているように思いますので、現在の非常に予算が限られた中であっても、具体的に今後こうしていくという考え方を伺いたいと思います。 15: ◯答弁河川課長) 先般もお話しさせていただいたと思いますけれども、今言われましたように、2,700キロメートル、両岸で5,400キロメートルの川を現在管理しています。親水性護岸、あるいは維持修繕、先ほど申し上げました嵩上げ、あるいは草刈りなどいろいろな要望が出てきている状況でございます。これまでずっと申しておりますが、厳しい財政状況の中でございます。各事務所へも地元の方から要望が上がってきていると思いますけれども、その中で、安全・安心の観点からやはり緊急性の高いものから順次行っているのが現状でございます。 16: ◯要望犬童委員) 県内のボランティアの中には河川の調査をして、水生生物を守っていこうという運動もあちこちにあります。皆さんは真剣で、毎年地域の河川のいろいろな生物を調査されている人もいらっしゃいます。また、一方で、木の生えている中州に鳥がたくさんいるので、野鳥保護の立場から、木を切り倒したら野鳥が逃げるではないかと、おしかりになる方も中にはおられます。それも一定の理解はできますが、余りにも土砂が堆積して、背丈の高い雑草や樹木が生えているというところは私の近所にも多くありますが、毎年はできなくとも5年に1回とか、時期を見計らって、私は中州の撤去であるとか、樹木の伐採であるとか、そして一方だけに水が寄らないように安全対策をするなどしていただきたいと思います。私は地域を歩いていて、随分予算がないのだなと感じておりますが、ぜひ、もう少し地域や区間を限定してでも、安全対策親水性対策をきちんと行っていただきたいと思います。  (5) 閉会  午前11時16分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...