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  1. 八戸市議会 2018-12-13
    平成30年12月 港湾・都市基盤整備推進特別委員会−12月13日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成30年12月 港湾都市基盤整備推進特別委員会−12月13日-01号平成30年12月 港湾都市基盤整備推進特別委員会   港湾都市基盤整備推進特別委員会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成30年12月13日(木)午前10時00分〜午前10時27分 第3委員会室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ● 議 題   ・ 八戸駅西土地区画整理事業について  ────────────────────────────────────── 出席委員(8名)  委員長  壬 生 八十博 君  副委員長 日 當 正 男 君  委 員  冷 水   保 君   〃   山 名 文 世 君   〃   小屋敷   孝 君   〃   立 花 敬 之 君   〃   前 澤 時 廣 君   〃   五 戸 定 博 君
    欠席委員(なし) 委員外議員(なし)  ────────────────────────────────────── 出席理事者  市民防災部長         石 田 慎一郎 君  建設部長           渡 辺 昇 覚 君  都市整備部長         大志民   諭 君  建設部次長          八木田 満 彦 君  建設部副理事兼港湾河川課長  大 山 幹 友 君  都市整備部次長都市政策課長 畠 山   智 君  都市整備部次長区画整理課長 元 沢 千 寿 君  防災危機管理課長       榊 原 正 克 君  港湾河川課参事        佐々木 益 澄 君  駅西区画整理事業所長     豊 川 雅 也 君  駅西区画整理事業所副所長   三 浦 誠 純 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  主査 知 野 大 介  ──────────────────────────────────────    午前10時00分 開会 ○壬生 委員長 おはようございます。  本日は全員出席であります。  ただいまから港湾都市基盤整備推進特別委員会を開きます。  ────────────────────────────────────── ● 議 題  ・ 八戸駅西土地区画整理事業について ○壬生 委員長 それでは、議題に入ります。  八戸駅西土地区画整理事業について説明願います。 ◎豊川 駅西区画整理事業所長 おはようございます。  それでは、八戸駅西土地区画整理事業について御説明申し上げます。  お手元に資料がございますけれども、スクリーンもあわせてごらんください。  まず、八戸駅西土地区画整理事業の目的でございますが、東北新幹線八戸周辺地区北奥羽圏域玄関口にふさわしい都市基盤の施設の整備を図り、広域交通結節点という恵まれた立地条件を生かした八戸市の顔となるまちづくりを行うこととしております。  次に、事業概要でございますが、区域面積96.75ヘクタール、施工期間平成9年度から清算期間5年を含めまして平成40年度まで。  減歩率は、公共減歩が22.4%、保留地減歩が8.8%でございまして、合わせまして平均減歩率31.2%となっております。  総事業費は240億円でございます。  続きまして、事業の歩みですけれども、平成9年12月に事業計画決定をいたしまして、平成11年10月に本工事に着手しております。その後、5回の事業計画の変更を行って、現在に至っております。  これが駅西設計図でございます。このオレンジ色都市計画道路5路線ございます。赤い細い線が区画道路、そして駅前から伸びるピンクのところが商業地域、あと黄色いところが住宅地あと区域内には、三条小学校、それから三条中学校がございまして、ちょっと色が薄い緑のところは近隣公園とか、街区公園になってございます。区域の真ん中に一級河川浅水川が流れております。  続きまして、事業進捗状況でございますが、事業費ベースでは総事業費240億円に対しまして、平成30年度末で累計事業費が約192億円となり、進捗率が80%となる見込みになっております。建物移転につきましては、移転戸数646戸に対しまして、平成30年度末で488戸となりまして、進捗率は75.5%となる見込みになっております。  下のグラフ事業費の推移でございますけれども、平成27年以降は駅前広場とか、シンボルロードを施工しているということで、10億円を超える事業費になっております。  この写真が一番新しい平成28年10月に撮影した航空写真でございます。道路は黄色い線で表示されております。ここの赤色で着色されたところが、これから建物移転整備を行う場所、要は残っている場所でございまして、矢沢、人形場、それから中根市、下根市、張田地区ということで、この辺がこれから整備を行う場所となっております。  浅水川にかかる真ん中三条未来橋とありますけれども、この橋につきましては、三条夢橋はもうできておりまして、事業の2本目の橋となりますけれども、現在工事を発注済でありまして、来年1月ぐらいから桁の架設を行いまして、春ごろには供用開始させる予定となっております。  なお、三条未来橋の名前につきましては、三条夢橋と同様、三条小学校の児童に募集をいたしまして、駅西橋名選考委員会のほうで橋の名前を決めております。  続きまして、八戸市の人口駅西区域内の人口の推移ですけれども、このグラフ平成18年から平成30年までの推移を示しております。青色が八戸市の人口、赤色が駅西区域内の人口となっております。八戸市内人口は年々減少傾向にありますけれども、駅西区域内の人口については、平成24年度から微増でありますけれども、増加傾向にあります。平成30年9月30日現在の人口は2606人で、前年度より135人増です。世帯数につきましては、1057世帯となっており、年齢別では30代から40代というところが多くなってきております。  増加の要因といたしましては、事業推進に伴い宅地造成道路整備されてきたこと。八戸駅に近いという利便性、また区域内に保育園、幼稚園、小学校中学校があるため、子育て世代の転入が多くなったことによるものと考えられます。  下の図は区域内の新築件数グラフでございます。平成23年度ぐらいから50件を超える新築件数が続いております。これは区画整理事業に伴う建物移転補償により、従前地の建物を壊して、仮換地先に新築する件数以外にも、民間宅地の売買や保留地の売却によるものが50件を上回る要因と考えられます。今後も駅前エリア整備されることにより、さらなる新築件数人口増が期待されるところでございます。  続きまして、八戸西口駅前整備について御説明いたします。  まず、八戸西口駅前広場についてですが、平成26年度に基本計画を策定して、平成27年に実施計画を策定、平成28年度から整備を行っております。基本計画において、整備方向性を便利でやさしい駅前にぎわい・集う駅前、美しく誇れる駅前としております。  整備内容及び整備状況については、次の図で説明いたします。  これが駅前広場イメージパースでございます。駅に向かって右側が一般車両の短時間無料駐車場真ん中にぎわい交流広場、左側に参りまして、バスプールタクシープール、一番左に憩いの交流広場という配置になっております。  整備状況でございますが、短時間無料駐車場及び前面の3・4・27松森高田線につきましては、昨年の12月1日から供用を開始しております。現在は、左側のバスプールタクシープール、それから交流広場あとにぎわい交流広場も半分ぐらい、ここの整備をしております。全体完成は、来年の3月末に予定しております。  続きまして、駅から伸びます都市計画道路3・1・1八戸西中央通り線について、いわゆるシンボルロード整備概要について御説明いたします。  経緯でございますが、平成26年度に景観設計業務委託平成28年度より整備を開始しております。  景観のコンセプトを活気・繋ぐ・風格としており、整備しております。  整備計画及び状況につきましては、次ページにて御説明いたします。  シンボルロード平面図となっております。延長は179メートル、幅員が40メートルとなっております。道路構成につきましては、片側2車線に、停車帯が両側です。両側に5メートルの歩道、真ん中に12メートルの中央分離帯を設けております。  整備状況でございますが、先ほど説明いたしました駅前広場整備に伴いまして、バスプールが使えませんので、平成29年12月1日より車道部分バス乗降場を設けまして、バスのみの運行ということで供用開始をしております。  なお、この路線につきましては、電線地中化となっており、電柱が立っておりません。今年度電線の管の中に電線を入れる入溝工事を行いまして、既存の電柱は全て撤去が完了しております。  現在は中央分離帯の一部、この辺のブロックと植栽が若干残っておりまして、これらも来年3月末には完成する予定整備を進めております。  これが駅、あと集ゾーン側から見たイメージパースです。幅員がこのように40メートルという感じで整備をしております。  これが10月ぐらいだと思いますけれども、直近の写真でございます。駅の2階から見た感じになります。駅前広場になっておりまして、シンボルロードと。この辺の整備は今現在進めているところでございます。奥にアリーナを建てる集ゾーンが見えておりまして、西高、三条中、三条小という形で見えます。  これが短時間無料駐車場です。40台分ございます。こちらのほうにちょっと隠れていますけれども、全体で40台です。  これはちょっと雪が降って最近の写真ですけれども、現在整備しておりますバスタクシープールのところでございます。中のところは、もうラインが引かれていまして、ほぼ完成形になっております。現在は、シェルターの下のブロックとか、あとここに融雪装置のユニットがつきまして、それの整備を行っているところでございます。  これがちょうど駅西の事務所の前から駅方向八戸駅、それから奥のほうは矢沢方向になりますけれども、撮った写真でございます。  続きまして、集ゾーンへの多目的アリーナ整備エリアマネジメント導入検討について御説明いたします。  駅西地区への多目的アリーナ整備につきましては、昨年12月に議員全員協議会で御説明申し上げ、共同記者会見を行いました。その後、ゼビオグループクロススポーツマーケティング株式会社整備に向けた協議を重ねるとともに、諸手続を進め、10月25日に計画概要が発表されたところでございます。  整備予定地でございますが、駅西土地区画整理事業集ゾーンと呼んでいるところで、保留地面積が約1万5000平方メートルでございます。先ほどの写真にもございましたが、八戸駅の正面で、駅から約200メートルの距離に位置しているという近距離のところでございます。  集ゾーンとは、近くから、遠くから、たくさんの人を集めることを狙った、駅西の核となる施設立地ゾーンとして設定しているところでございます。  これが先日10月25日にクロススポーツマーケティング社より発表がありましたロゴマーク及び外観イメージでございます。名称はFLAT HACHINOHE、ロゴ及び外観のデザインは、有名なところだとユニクロとか楽天、あとはTポイントカードなどをデザインしておりますクリエイティブディレクターとして著名な佐藤可士和氏によるものでございます。  計画概要といたしまして、延べ面積約7200平方メートル、構造が鉄骨RC造、地上2階で、建物の高さは約17メートルとなっておりまして、収容人数ですけれども、アイスホッケー利用時が3500人規模、バスケットボールとか、コンサート利用時は5000人規模の収容となっております。  本日この後起工式を行いまして、2020年、平成32年の春ごろに開業する予定となっております。  続きまして、FLAT HACHINOHEエリアガイドでございます。  ここが通年型アイスアリーナなどへ多目的に使えるフラットアリーナフラットアリーナでのイベントをサポートしたり、地域の人が集まったり、マルシェを開催するなど、自由な使い方ができるフラットクロス、野外でのスポーツを初め各種イベントに利用可能なフラットスペースフラットスペースと一体となり、市民とのさまざまな交流の場として活用するフラットパークといった内容で記者発表が行われております。  なお、フラットクロスにつきましては、ここは全面ガラス張りになるということで、いろいろな利用ができるという形になっております。  なお、公園につきましては、今設計中でございまして、ちょっとまだ形がお見せできませんけれども、一体となった公園にしたいということで整備をしていきたいと思っております。  最後になりますが、今議会の一般質問でもございました駅西地区エリアマネジメント導入検討について御説明いたします。  駅前地区が今年度完成すること、また先ほど説明いたしました多目的アリーナ整備されることを駅西地区まちづくりの好機と捉え、今年度内閣府の地方創生推進交付金を活用した駅西地区エリアマネジメント導入検討調査業務を行っております。  検討内容といたしましては、アリーナを核とした持続的にぎわい創出仕組みづくりアリーナとの一体利用にも配慮した公園の基本方針シンボルロード沿線商業地域への誘導機能シンボルロード中央分離帯や、駅前広場といった公共空地利活用などについて検討しております。  調査業務の動きですが、市民ワークショップを10月6日、あと公園だけ27日に分科会、最後に11月17日ということで、3回の市民ワークショップを開催し、広く意見や要望を出していただきました。並行いたしまして、まちづくり専門家数名により、アドバイザーとしてアドバイスをいただいております。それとともに学識経験、金融、商業、観光、スポーツ関係といった方々から構成するまちづくり検討委員会を立ち上げまして、意見をいただいたところです。  現在、まちづくり計画案を策定しておりまして、来年1月にはパブリックコメントを実施する予定で、その後、検討委員会から意見をいただきまして、3月末に八戸駅西地区まちづくり計画として取りまとめる予定で進めてまいります。  平成9年度の事業計画決定以来、今年度で22年目となり、ようやく待望の駅西地区の顔であり、当市の顔となるエリアの完成が近づいてまいりました。それに伴い、先ほど御説明いたしました駅西地区まちづくりについて、今後計画を実施するための組織づくりやガイドラインを策定するための検討が必要となっております。  一方で移転整備が終わっていない今後着手する地区は、住宅密集度が高く、難しい移転となっており、事業進捗のためには、これらの地区をいかに整備するかが課題となっております。この課題に対応するため、事業早期完了を望む地域住民の声を踏まえつつ、地権者の皆様との合意形成を図りながら、事業を進めてまいりたいと考えております。  今後は限られた予算の中でありますが、早期完了に向け、事業及びまちづくりを進めてまいりますので、港湾都市基盤整備推進特別委員会の皆様には、今後とも御支援を賜りますようお願い申し上げます。  以上で説明を終わります。 ○壬生 委員長 ただいまの説明について御質問ございませんか。 ◆山名 委員 山名です。短時間無料駐車場ですけれども、短時間にとめるんだか、長時間にとめるんだかわからないし、ほかの駐車場にとめるのであれば、ここにばたばたと先に埋まってしまう可能性が強いと思うんです。  もう一つは、3000人とか5000人とかのイベントのときの駐車場をどうするのかという問題、つい1週間ぐらい前に、ユートリーの駐車場を利用しようとしたらもう表まで並んでしまって、民間のほうを探せばもう全部満車というような状況だったわけですので、これからまた集客がふえてくると、駐車場の問題が大変だと思いますけれども、その辺はどういうふうに考えているんでしょうか。 ◎豊川 駅西区画整理事業所長 駐車場は、今駅利用者でかなりいっぱいになっている状況でございます。今、まちづくり検討の中でも、駐車場の現状とか、将来アリーナに来る人数とかを踏まえて検討しているところでございまして、基本的には駅から先ほど言ったとおり200メートルという近距離ですので、JRとか、あとバスとかという公共交通を使っていただきたいという考えではおりますけれども、その辺もまちづくり検討の中でいろいろと調査をしているところでございます。 ◆山名 委員 その短時間駐車場の問題、恐らくは、もう一般の方々の有料駐車場を使う人がまずこっちを目当てに来るということが考えられるから、短時間で使える人はほとんどいないんじゃないかと思うんです。  それともう一つは、今言ったように、3000人、5000人の人たちが利用できるような駐車場をちゃんとそろえないと、パニックになっちゃうということが考えられますので、今すぐ返事してくれといっても無理なんでしょうから、その辺を十分に考えていただきたいということで、意見とさせてもらいます。 ○壬生 委員長 ほかにございませんか。 ◆前澤 委員 どうも御苦労さまでございます。今の話とも関連するんですけれども、まず、この活ゾーンのところ、駅前広場の40メートル道路シンボルロードのところに、両側が商業施設予定ですよね。要は駅へ行くための道路ばかりじゃなくなるわけだ。まず、今まではそうだったけれども、ここはあれですか、今信号がついていないみたいだけれども、まずその確認なんだけれども、そこの駅前広場のところの40メートル道路のところに信号がちゃんとつくんですか。ちょっと心配しているんだけれども、全く見えないものだから。まずそれから。 ◎豊川 駅西区画整理事業所長 信号の問題につきましては、これを整備するときに、警察と協議をしておりまして、まだ完成していないと交通量が見えないというところで、現在のところはつく予定はございません。交通量がふえた時点で警察のほうと協議をしまして設置の検討ということで、警察との協議は進んでおります。  以上でございます。 ◆前澤 委員 わかりました。当然のことですけれども、人をふやすためにこれをつくっているわけだから、活ゾーンとして、やっぱり要は集ゾーンのことがいっぱいしゃべられているんだけれども、やっぱり活ゾーンというこの商業エリアがきちんとできて、やっぱり一つの形になるんだろうと思いますが、山名委員からお話があった駐車場の問題も大きい問題だし、どこかに大きい駐車場を設けて、何かイベントがあった場合はシャトルバスか何か使うのか、公共交通機関だけで考えていると相当厳しい、そういう部分もあるんだろうと思います。屋内スケート場も同じで、そのあたり、当然水面下では検討はなさっていると思いますけれども、よろしくお願いをしたい。  今、この活ゾーンのところにも既に有料駐車場も現在あるわけです。そこをどうするのか。  あと、八戸市の保留地というか、これが5500平米ぐらいあるということで、どういう形に皆さんのほうでここを考えていくかというのが、ワークショップでいろいろな話を聞きながら、検討されていくんだろうと思いますけれども、市としても、一つの大きなここの構想を自分たちが持っていないと、やっぱりまずいんだろうと思うんです。ただ、聞くだけでは、自分たちはこうしたいというものの中にさまざまな声を聞き入れて、やっていくという、今まではここが尻内だったわけです、我々が若いころは。今は本当にこれから八戸駅になるのかという私自身はそういう思いがあるもんですから、それら人のやることですから、落ち度も考えながら、やっぱり最上のものを仕上げていただきたいと、申し述べて終わります。 ○壬生 委員長 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○壬生 委員長 ないようですので、ただいまの説明については終わります。  以上で本日予定しておりました議題は全て終了いたしました。  この際、その他で何かございますか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕  ────────────────────────────────────── ○壬生 委員長 ないようですので、以上で港湾都市基盤整備推進特別委員会を閉じます。  御苦労さまでございました。    午前10時27分 閉会...