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  1. 八戸市議会 2012-01-20
    平成24年 1月 議員全員協議会−01月20日-01号


    取得元: 八戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    平成24年 1月 議員全員協議会−01月20日-01号平成24年 1月 議員全員協議会   議員全員協議会記録  ────────────────────────────────────── 開催日時及び場所  平成24年1月20日(金)午前9時30分〜午前9時41分 第2会議室  ────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  ・ 屋内スケート場立地適性調査を踏まえた今後の対応について  ────────────────────────────────────── 出席議員(35名)  高 山 元 延 君  伊 藤 一 喜 君  工 藤 悠 平 君  藤 川 優 里 君  高 橋 一 馬 君  西 村 吉 晴 君  夏 坂   修 君  田 端 文 明 君  秋 山 恭 寛 君
     冷 水   保 君  三 浦 博 司 君  田 中   満 君  小屋敷   孝 君  森 園 秀 一 君  島 脇 一 男 君  壬 生 八十博 君  三 浦 隆 宏 君  大 島 一 男 君  坂 本 眞 将 君  松 田   勝 君  下 田 保 夫 君  古 舘 傳之助 君  石 橋 充 志 君  八 嶋   隆 君  豊 田 美 好 君  立 花 敬 之 君  吉 田 淳 一 君  松 橋   知 君  前 澤 時 廣 君  伊 藤 圓 子 君  田名部 和 義 君  五 戸 定 博 君  山 口 広 道 君  大 館 恒 夫 君  坂 本 美 洋 君 欠席議員(1名)  吉 田 博 司 君  ────────────────────────────────────── 出席理事者  市長             小 林   眞 君  副市長            奈良岡 修 一 君  副市長            田名部 政 一 君  総合政策部長         大 坪 秀 一 君  まちづくり文化観光部長    大 岡 長 治 君  財政部長           高 島   司 君  市民健康部長         松 浦 伸 一 君  環境部長           荒屋敷 秀 俊 君  建設部長           岩 藤 寿 通 君  都市整備部長         妻 神 敬 悦 君  総合政策部次長政策推進課長 千 葉 憲 志 君  ────────────────────────────────────── 出席事務局職員  事務局長            宮 崎 光 弥  次長議事課長         佐 藤   卓  副参事(議事グループリーダー) 秋 山 直 仁  主査              和 田   智  主査              細谷地 幸 夫  主事              毛 利 誠 司  ──────────────────────────────────────    午前9時30分 開会 ○秋山 議長 おはようございます。  これより議員全員協議会を開きます。  ────────────────────────────────────── ・ 屋内スケート場立地適性調査を踏まえた今後の対応について ○秋山 議長 理事者から、屋内スケート場立地適性調査を踏まえた今後の対応について説明をいたしたいとの申し出がありますので、これを受けることにいたします。  それでは、説明願います。 ◎小林 市長 おはようございます。  議員各位には、常日ごろから市勢発展のために多大なるお力添えを賜り、厚く御礼を申し上げます。  今年度、県が実施をいたしました屋内スケート場立地適性調査につきまして、去る1月10日に県の担当部局企画政策部企画調整課でございますけれども、こちらから結果報告がございましたので、調査結果を踏まえた今後の対応について御説明をさせていただきます。  調査結果の概要につきましては、事前に資料をお配りしているところでございますけれども、お手元に同じ資料を用意させていただいております。  今回の調査では、1、広域的利用アクセスに関する調査、2、地質調査、3、土地利用制約を踏まえた施設規模構造等調査の3本の調査が実施されましたので、順に説明をさせていただきます。  1つ目広域的利用アクセスに関する調査では、長根公園当市中心市街地に位置し、市内一円からの交通アクセスに恵まれていることや、新幹線を含めた鉄道、三沢空港高速道路など、バランスよく近接した立地条件にあることなどから利便性が高く、おおむね良好なアクセスが確保されているとの結果が示されております。  また、年間利用者数につきましては、スケート場利用者が10万4000人〜14万8000人、中地――中地はリンクの中の部分です。何をつくるかによるわけでありますけれども、中地利用者が12万1000人〜22万1000人、駐車場は最大で562台から678台の利用が見込まれるとのことでございます。  一方で、市内及び公園周辺道路等アクセスについては、公園周辺道路整備による交通渋滞の解消や公園出入り口の改良、歩道や案内標識整備公共交通機関利便性向上などが課題として挙げられております。  以上のとおり、広域的利用において利便性が高く、交通アクセスもおおむね良好であるとの調査結果となっており、県立屋内スケート場長根公園整備されることで中心市街地活性化に大きく寄与するほか、県南地域はもとより、県内全域からの利用者増が大いに期待されることが示されております。  市といたしましては、今後、県による建設着工の決定を受けて、課題として示されております市内周辺アクセスの一層の円滑化利便性向上について、関係機関協力もいただきながら順次対応してまいりたいと考えております。  次に、2つ目地質調査ですが、アの長根公園内の2地点で実施された地質柱状図標準貫入試験――ボーリング調査ですけれども――では、長根公園が位置する谷底平野の第1層は有機質土粘性土を主体とする軟弱層で、地盤沈下等が発生しやすい地盤条件であることが確認されております。しかしながら、いずれの地点でも深さ23メートル以深で、より深いところでN値50以上の支持地盤が確認されており、施工中に突発的な湧水が発生する可能性はあるものの、建設後については特段大きな影響がないことも報告されております。  また、イの液状化等可能性調査する地盤解析では、地盤全体に影響を及ぼす液状化が発生する可能性は低いことが報告されております。  一方で、深さ8〜10メートル以浅、より浅いところに分布します有機質土層は、含水比が100〜500%と非常に高いため圧密沈下量が大きく、地盤沈下の継続的な進行が見込まれるとのことでありますが、沈下対策を講じた設計施工とすることで、スケート場本体建設は可能であると報告されております。  このように、地質の面からも、技術的に長根公園への屋内スケート場建設は十分可能との調査結果が示されております。  そして、資料では裏面になりますが、3つ目土地利用制約を踏まえた施設規模構造等調査では、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルモデル施設として、建築面積1万8000平米の屋内スケート場長根公園整備することを前提に、地上型と半地下型の2つのケースで概算工事費建設期間課題等が検討されております。  まず、地上型で整備する場合には概算工事費が73億9100万円、建設期間が27カ月とされておりますが、課題としては、都市公園法により都市公園内の建築物許容建築面積が2万556平米――12%分でありますけれども――であること、また、現在の長根公園施設立地状況から、建築余裕面積が8572平米、5%分であることから、屋内スケート場整備するためには既存施設を解体・撤去する必要があると報告されております。  次に、都市公園法建ぺい率緩和特例に該当させ、施設上屋を公衆の利用に有効な空き地として緑化整備するいわゆる半地下型の場合においては、概算工事費が197億5800万円、建設期間が30カ月とされておりますが、課題としては、この場合、散策路を設けて屋上へ上がれるよう、建物周辺の一部に盛り土を行うことなどにより、地上型よりも工事費が大幅に増加することが報告されております。  市といたしましては、長根公園における建ぺい率制限課題につきましては、昨年8月に成立をした第2次分権一括法におきまして、都市公園法における建築物建築面積割合に関する基準が条例委任事項とされたことから、所要条例整備を進めることにより建ぺい率課題は解消することができ、長根公園への地上型での建設は可能であると考えております。  以上のとおり、今回の調査において幾つかの課題は提示されましたものの、ただいま御説明申し上げましたとおり、いずれも対応可能なものと考えており、全体として非常に前向きな調査結果が出されたものと考えております。  何とかこの段階までこぎ着けることができましたのも、ひとえに議員皆様平成19年に市議会議員連盟を設立されて以降、国内主要スケート場先進事例視察等を通じて、県立屋内スケート場早期建設に向けて積極的に取り組んでこられた結果のたまものであると考えており、改めまして議員皆様に対しまして深く御礼を申し上げるところであります。  市といたしましては、今回の調査においてモデル施設とされた建築面積が約1万8000平米の明治北海道十勝オーバルでは、国際大会等を開催する上で狭小であるとの報告を受けておりますことから、国際大会を支障なく開催することができ、また、各種コンベンションイベント等にも対応可能な多目的な施設として、県において早期長根公園への県立屋内スケート場建設を決定いただきますとともに、一日でも早く建設が実現されるよう、平成24年度予算における所要経費の確保について強く要望してまいりたいと考えております。  このようなことから、議員皆様におかれましても引き続き一丸となって取り組んでいただけますよう、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  以上、説明を申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。  私からの説明は以上で終わります。 ○秋山 議長 ただいまの説明に対し御質問ありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○秋山 議長 ないようですので、以上で屋内スケート場立地適性調査を踏まえた今後の対応についての説明を終わりますが、最後市長から何かコメントがありましたらお願いいたします。 ◎小林 市長 それでは、最後に一言だけ申し上げます。  当市では、県の屋内スケート場立地適性調査の結果を受けて、これまで県立屋内スケート場早期建設促進青森県議会議員団方々を初め、県立屋内スケート場誘致推進協議会構成市町村長方々、そして本日は市議会議員皆様に今回の調査結果を踏まえた今後の対応について御説明を申し上げ、これからさまざまな意見等もいただくことになろうかと思ってございます。  市といたしましては、皆様からちょうだいいたしました御提案等を踏まえながら、今後、県に対して県立屋内スケート場の一日も早い建設着工に向けて、県の平成24年度予算所要経費が確保されますよう、来週でありますけれども、1月25日に要望することで今調整をしてございます。  市議会議員皆様におかれましては、今後とも引き続きお力添えのほど、よろしくお願いを申し上げます。  以上であります。  ────────────────────────────────────── ○秋山 議長 これをもって議員全員協議会を閉じます。  御苦労さまでした。    午前9時41分 閉会...