ツイート シェア
  1. 島原市議会 2011-09-01
    平成23年9月定例会(第5号) 本文


    取得元: 島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-18
    2011-09-08 : 平成23年9月定例会(第5号) 本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前10時開議 議長(濱崎清志君)  皆さんおはようございます。  これより本日の会議を開きます。  日程第1.市政一般質問を前日に引き続き行います。 2 13番(種村繁徳君)(登壇)  皆さんおはようございます。質問に入ります前に、このたびの台風12号によりまして、紀伊半島豪雨によって大変な被害を受けられた方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。また、お亡くなりになられた方に衷心よりお悔やみを申し上げたいと思います。  それでは、通告によりまして、一般質問を行いたいと思います。  私も今回、一問一答で質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。  質問の1は、地域高規格道路についてでありますが、今までも議会あるたびに質問が出されていることは御承知のとおりでございます。この地域高規格道路の重要性は、非常に大きいものと思います。  この道路は、諫早-島原間、約50キロメートルを結ぶ道路として平成6年に計画されて、もう長い年月がたっていると思っております。特に島原半島には、国道251号の幹線道路しかございません。そのような中で、地域高規格道路県央地域等の人的、物流的な拡大と産業の活性化、農畜産物の流通、高度医療機関の連携や災害時の緊急避難道路として、そして日常生活の利便性の向上に必要な道路として、非常に期待をされているところでございます。  そのような中、先月8月17日に、島原市工区建設促進期成会の役員会が開かれております。この役員会の中で出平町-有明町間の約4キロメートルの区間を新規事業として審議されているようですが、具体的にどのような審議がされているのか、お尋ねをいたします。  また、現在、供用あるいは整備区間を含めて約6割しか工事が進んでいないと言われておりますが、今後の見通しはどのように進んでいくのか、お尋ねをいたしたいと思います。  以上、壇上からの質問を終わらせていただきますが、あとは議席より質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 3 市長(横田修一郎君)(登壇)  種村議員の御質問に対し答弁をさせていただきます。  地域高規格道路「島原道路」について、まず、その全体計画の概要から申し上げますと、お尋ねにありましたように、長崎、大村方面への大幅な時間短縮を可能とするということで、重篤患者の第3次医療機関への搬送時間の改善とか交流人口の拡大、あるいは物流の効率化、あるいは農業、観光など地域産業の活性化、そして15万人の人々が暮らす島原半島地域での通勤や買い物など、日常生活の利便性向上にも大きく貢献が期待されているものでございまして、平成6年の12月に南島原市深江町から諫早市までの延長約50キロメートルということで計画路線として指定をされたものでございます。  現在、整備中の区間は、雲仙復興事務所において、秩父が浦町から下折橋町までの延長約4.5キロメートルございますけれども、これは、用地はすべて買収が終わりまして、御協力をいただいたところでございまして、感謝を申し上げる次第でございます。  なお、進捗率につきましては、事業費ベースで申し上げますと、23年の3月末で80%と聞いております。  また、長崎県が整備中の愛野町から諫早市森山町間のいわゆる愛野森山バイパス、これの延長約2キロメートルにつきましては、事業費ベースで、同じく3月末現在で65%ということでございます。
     諫早インターから鷲崎-栗面間までは、県のほうで用地交渉等が今具体的に進められておるところでございますし、森山拡幅、いわゆる長野のところから愛野バイパスの起点の森山までは、国のほうの直轄事業として、今、用地交渉を主として進められておるところでございます。  それから、愛野-吾妻間は今年度新規着工と認められまして、これも用地交渉が始まる予定でございます。  それから、新規要望区間についてどうかということでございますが、先ほど申し上げましたように、吾妻町から島原の出平町間が約18キロメートルございますけど、そのうちの4キロメートル、出平町から有明町までの約4キロメートル、有明の中心部地区にありますけれども、この約4キロメートル間を具体的に、24年度の新規着工区間として要望をしようということで県にも昨年来ずっと要望いたしておりましたところ、8月5日に知事、それから諫早市、南島原市、雲仙市、そして私も御一緒させていただきまして、国のほうに地元選出の国会議員、あるいは民主党、あるいは国土交通省のほうに具体的な路線として知事のほうから説明をし、お願いをしていただいたところでございます。これは今、工事区間の中央道路が来年の秋には供用開始ができる見通しが立ちましたので、引き続き、北進の要望を強くお願いする必要がございます。そういう意味で、ぜひとも今年度、新規区間を2区間採択いただいたところでございますが、全国的にも非常に道路財源が厳しい中ではございますけれども、何としてもこれを引き続き採択いただくためにも、地元として改めて今年度も決起集会を開催して、また昨年開催していただきましたような成果を出すべく、11月には、今度は有明の文化会館でお願いをしたいと思って今、関係先に接触をしておるところでございます。  以上でございます。 4 13番(種村繁徳君)  どうもありがとうございました。今市長も申されたとおり、島原中央道路については、島原新聞にも掲載がされておりましたけれども、用地買収も100%完了し、来年の秋の完成を目指して急ピッチで事業は進んでいるというふうなことでございました。私も大変喜んでいるところでございます。  国土交通省の皆さん方の、あるいは関係者の皆さん方のお力添えによって、来年春、特に和牛能力共進会、あるいはジオパークの大会などあるわけですから、それまでに何とか間に合うというふうなことでございますので、期待をしておきたいと思っております。  ただ、私がちょっと心配しておりますのは、今市長も言われましたが、18キロメートル、湯江から吾妻間、それから出平から湯江、いわば雲仙市の境界ですね。そこの問題がいろいろちまたでは話が出ております。特にこの4キロメートルの区間において、以前、広域農道を並行して計画がなされるだろうという、そういう話がございました。しかし、それもまだはっきりされたわけではございませんけれども、この区間を当然、広域農道を境に並行してコースが決まるというふうなことでございますので、海側になるのか、あるいは山側になるのか、そこら辺についてはどのような方向づけになっているのか、お尋ねをいたします。 5 市長(横田修一郎君)  これは昨年の春以来、島原半島地域の道路整備のあり方という中で、早く島原道路を着工してくれということになりまして、その路線をどうするかということを決めにゃいかんということになりまして、おおむね愛野-島原間、広域農道に沿ってという形で地元として検討結果としてまとまりまして、県のほうにもその答申を行いまして、その結果として、愛野-吾妻間からいきなり着工しようということで、昨年県のほうで要望されて、整備予算がついたわけでございます。  具体的な路線は、細かなところは調査をしながら決めていくという手法のようでございますので、細かな点は私どもも承知しておりませんけれども、おおむね広域農道に沿ってということでございますから、部分的には下になるだろうし、あるいは下といいますか、海側になるところもあるでしょうし、あるいは山側になるところもあるんじゃないかなと予測はいたしておりました。具体的な調査に入った上で線形が決められていくものと思っているところでございます。 6 13番(種村繁徳君)  今の市長のお答えから見ますと、具体的になる前に私も地元の住民の声を市長に届けたいと思います。  というのは、仮に山側をルートとして設定された場合、平成22年度に三会原の改良区で圃場整備が行われて、もう完成をしております。それで、この三会原の圃場整備の第2工区を、あるいは第3工区を通る可能性が十分あるわけですね。  それで、この改良区が圃場整備をした、その圃場整備のいきさつを話しますと、地権者が何筆か、要するに該当する地域に何カ所か農地を持って、そして改良区の換地委員会で換地をされ、そして担い手の事業で集積をしております。それで、その集積をした土地が、例えば2工区に集まっておる場合、例えば50アールの畑が、今までは点々としてあった畑を50アールの畑としてまとまって集積をして圃場整備をされた場合、もしそこが1人の人の農家の農地としてあった場合に、限られた人の農地がすべてそのコースに設定された場合には、すべて道路に該当するわけなんですよ。そういったときに、どのように対応されるのかお尋ねをいたします。 7 市長(横田修一郎君)  その種の問題は常に今まで論議をされてきておりますので、県のほうでお決めになるわけですけれども、私どもは具体的には承知をしておりませんが、常識的に判断がなされるんじゃなかろうかなというふうに思いますので、そういう声はお伝えをしたいと思います。 8 13番(種村繁徳君)  県がそういうふうにして示されたからということではございますけれども、しかし、実際地権者とすれば、そう簡単なものじゃないわけなんですよ。やはり自分の圃場整備されたところの農地がすべてそれに当てはまったら、あるいは替え地の問題とか、あるいはいろいろな問題が出てくると思うんですよ。特に自己負担の問題も、それは県のほうである程度の解決はできると思いますけれども、そういったいろんな問題が出てくることは、農家の皆さん方は大変今心配をされておりますので、そこら辺を県に任せればいいという問題じゃなくて、やはり1次産業の本当の、いえば三会地区、あるいは有明地区あたりは非常に盛んな地域でございます。そういったところの農地が減るわけですから、あるいはそういった該当するところが出てきた場合の対応も十分考えておかなければ、私は用地交渉をするときに相当な難航が予想されるというふうに思いますので、そこら辺をもう少し具体的に話をしていただきたいと思います。 9 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  三会原台地につきましては、先ほど議員さんがおっしゃったとおり、長崎県営事業として圃場整備事業、農地の区画整理事業、これが順次行われております。  一方、島原道路につきましては、現時点は広域農道に沿ったルートでということで、まだ具体的に示されておりません。そのようなことから、広域農道より海側になるのか、山側のほうになるのか判明はいたしておりませんけれども、もし圃場整備地区を通すということになりますと、やはり国費を含めたところでの公共事業でありますので、農政局あたりとの協議、調整ということも当然必要になってこようかと思います。あるいはせっかく集約された農地を、もし圃場整備地区を通るということになりますと、せっかく集約された農地をお世話になければならないという事態も発生してこようかと思いますけれども、それはそれで、用地交渉等々の段階で誠意を持って交渉していかなければならないというふうに思っております。 10 13番(種村繁徳君)  まあいろいろ非常にこの計画がもっと早い段階で、圃場整備に取り組む前に、事業にかかる前に、ある程度のコース、あるいはそういったところが選定をされておれば、やっぱりそういったところもお互いに外しながら、あるいはそこのコースを避けていきながらできたんじゃなかろうかと思っておりますが、まあしかし、一番農家が心配しているのは、自分の畑のところを通っちゃなかろうかいとか、やっぱりそういう不安なことがいろいろ、いろんな話を聞きますと出てきているようでございますので、そこら辺を十分考えて用地交渉をしていただきたい。特にその替え地の問題をやはり最重点に頭に置きながら用地交渉にしていかなければ、もう集積して1カ所にまとまった農地を、例えばAさんという農家がそこに5反なら5反しかない場合に、もうすべてが農地を取られるわけですから、農地を買収されるわけですから、そこら辺を十分理解をしていただいて、今後進めていただきたいと思いますので、再度そこら辺を確認していきたいと思います。 11 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  先ほども申しましたとおり、圃場整備の完了地区を通るということになりますと、地権者のお考えなども十分お聞きしながら交渉をしていかなければならないというふうに思っております。 12 13番(種村繁徳君)  それから、島原工区の期成会は会員数20名で構成されておるということでお聞きをしました。この期成会の構成のメンバーについては、島原工区ですので島原在住の方でございますか、それとも、雲仙市あるいは南島原市、そういった方々も入っておられますか、お尋ねをいたします。 13 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  地域高規格道路「島原道路」の島原工区建設促進期成会でございますけれども、これにつきましては、対象地区が島原市工区ということになっておりますので、旧島原市に関係する各種団体の方々で組織いたしております。  例えて挙げますと、市とか議会、それから商工関係、観光関係、農業関係、水産関係、あるいは島原鉄道とか、銀行関係とか商店街、そういった方々で参画していただいております。 14 13番(種村繁徳君)  わかりました。島原工区ですので、当然、島原の方々がすべてであろうと思います。  市長は、市長がお答えになられた、湯江から吾妻、この18キロメートルの区間、これについてはまだそういった推進の期成会とか、そういった組織は立ち上げて、あるいはそういった団体はないわけですか。 15 市長(横田修一郎君)  これは、島原半島を取り巻く幹線道路の期成会がございます。それから、諫早も含めたところでの協議会もございまして、この島原道路については、常にその分も入れてもらっております。 16 13番(種村繁徳君)  半島の道路ということで、半島全体のそういう構成で進むということでよろしいですか。わかりました。  とにかく地域高規格道路が一日も早く全通開通し供用できますように市長のお力添えをいただきたいと思っておりますので、再度確認をしたいと思います。 17 市長(横田修一郎君)  湯江から吾妻間は、実態は出平から18キロメートルでございますので、約14キロメートル程度になるんじゃないかなと思いますけれども、この間は、吾妻からと両方から着工をしていただけば、非常に早く実現できるということになりますので、そういう視点から常に要望をしていかにゃいかんと思っておりますので、今後とも努力していきたいと思います。 18 13番(種村繁徳君)  どうかよろしくお願いをしたいと思います。  それでは、質問の2に行きたいと思います。  水道事業でございますけれども、今、島原の水道事業には、上水道と簡易水道が大きく分けて2つあるかと思います。  今、上水道のいわゆる市水道の使用者、あるいは簡易水道の使用者の軒数について、何戸と何戸ぐらいあるかお尋ねをいたします。 19 水道局長(吉谷 均君)  現在の上水道の場合の給水戸数は、本年の3月31日現在で1万5,846戸、それから、市の簡易水道のほうの分で679戸、それから、有明地区の簡易水道で3,390戸ぐらいでございます。 20 13番(種村繁徳君)  今、上水道は1万5,000戸と言われて、有明のほうがその上水道との比較、比率は何対何ぐらいでありますか。簡易水道水と上水道と、どうなんでしょうか。 21 水道局長(吉谷 均君)  有明地区は、すべてが簡易水道でございます。 22 13番(種村繁徳君)  私がちょっと勘違いしておりました。  それで、この有明地区を平成26年度までに料金の改正と、すべてを一体化し統合するというふうになって、今準備をされておると思いますけれども、今の基本計画の中でいろいろ調査をされると思いますが、調査の内容については、やはり希望される方がほとんどであると思いますが、そこら辺をちょっと確認しておきたいと思います。 23 水道局長(吉谷 均君)  たしか半数強が統合に賛成だったと思っています。もう統合することは決まっておりますけれども、その当時のアンケートでは、半数強は統合にということであったと思います。 24 13番(種村繁徳君)  有明町もすべて統合でいいんでしょう、そういう希望で。いいです。とにかく26年度を起点に、上水道に整備されるということでございます。  島原の1万5,846戸で簡易水道が679戸、率にしまして約4.何パーセント、5%ぐらいしかないわけですかね。その5%弱の町内、あるいは地区が簡易水道とか水道組合をつくって供給されているのだと思いますけれども、この市内の簡易水道の地区については説明会とか、あるいは、そういった今後の取り組みについて計画はありませんか。 25 水道局長(吉谷 均君)  市が管理運営していない地区の本市への加入につきましては、本年度、水道事業の基本計画の見直しに合わせまして、地元説明会等を今年度中に開催する予定にしています。 26 13番(種村繁徳君)  私もいろいろ、その上水道が来ていないところの人のいろいろな話を聞きますと、やっぱり早く上水道にしてもらいたいという希望がかなりあるようです。  それで、いろんな地理的な、今までできなかったのは地理的、地形的な問題もあると思いますのでできなかったわけでしょうが、昨年、一昨年、有明の水ノ出口とそれから舞岳に水源の確保ができておると思いますが、そこの水源の確保、供給ができる体制になるのはいつごろから。 27 水道局長(吉谷 均君)  今年度中には、そこの部分からの給水をずっと下のほうに落とすように計画しております。 28 13番(種村繁徳君)  ことしじゅうに供給体制ができるということであれば、有明地区でいえば川内、湯江、大三東、それから島原でいえば立野、広高野、礫石原、そういった今上水道が来ていない地域、あるいは町内、そこら辺の対応をどのように考えておられるかお尋ねをいたします。 29 水道局長(吉谷 均君)  現在、そこの地区につきましては、市の給水区域に入っておりませんので、平成25年度までにその区域も給水区域に編入するよということでの認可申請を受けて今後進めていくというふうな考えでおります。(発言する者あり) 30 13番(種村繁徳君)  局長は平成25年度っていう説明ですけれども、違うと言われますと、整理してきちっと説明をしていただきたいと思いますけれども。(発言する者あり) 31 議長(濱崎清志君)  しばらく休憩します。                              午前10時33分休憩                              午前10時34分再開 32 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 33 市長(横田修一郎君)  広高野とか、礫石原とか、立野の件だと思いますけれども、その件については、それぞれの地区の管理組合でやっていらっしゃいますので、そこの御意見を今聞いている段階です。その上で、やはり上水道がいいということになれば、市としては、そういうふうな意向を踏まえて計画づくりを進めにゃいかんと思いますけれども、まずはそういう意向を今聞いている段階でございます。何年までにと今決めているわけじゃございません。そういうことで御理解いただきたいと思います。 34 13番(種村繁徳君)  今の市長の答弁で、それはそれとして、やはり大方の市民の方は上水道をという希望がありますので、そこら辺の調査をきちっと担当部局でされて、そして、例えば何年度ぐらいまでにどういうふうになるとか、やっぱりそういう説明会を、その町内会あたりとこまめにされて、そして、できれば26年度、有明町との合併がございますので、その年度ぐらいまでに、いろいろ汗を流していただければいいと思います。それで、大体そのくらいのときに大体の見通しを町内に示していただくということでよろしいでしょうか。 35 市長(横田修一郎君)  やっぱり料金体系とか、それから水源の確保とか、それから工事費がどれくらいかかるか、そういった面も十分踏まえて、地元の意見を踏まえた上で、そういう計画を立てて見通しが立った段階で、きちっと説明、計画概要を説明して、また議会にお諮りせにゃいかん手はず、手順はそうなりますので、ことし地元の意見を聞く説明会を行うことにしておりますので、その中で今後詰めていきたいと思っております。 36 13番(種村繁徳君)  水道事業については、よろしくお願いをしたいと思っております。  次に、地域公共交通についてお尋ねをいたします。  この事業の要綱によりますと、市内の鉄道やバス、あるいはフェリー、あるいはバス停等の環境整備、あるいは人口の減少、高齢化によって、非常に厳しい経営状況にあるところから、いろんな事業が対応できるような要綱になっておるようでございます。そういったことを含めて、この有明の乗り合いタクシー、あるいは島原の循環バスの事業が運行されておると思いますけれども、1日当たり何便で、どのくらいの乗車があっているのかお尋ねをいたします。 37 政策企画グループ長(苑田弘継君)  地域公共交通の実証運行事業についてのお尋ねでございますが、この事業につきましては、平成20年度に策定いたしました島原市地域公共交通総合連携計画に基づきまして、今お話のありました21年度、22年度におきましては、市内中心部における循環バス及び有明地区での乗り合いタクシーによる実証運行を実施してまいってございます。  事業の状況でございますけれども、平成21年度、22年度におきまして、市内中心部における循環バスにつきましては、2年間で延べ1万4,874名の方に御利用をいただきまして、1便当たりの利用者数としましては、平成21年度が4.8人、22年度が9.5人となってございます。  また、有明地区での乗り合いタクシーにつきましては、2年間で927名の方に御利用いただきまして、1便当たりの利用者数が21年度が0.6人、22年度が0.9人となってございます。  以上でございます。 38 13番(種村繁徳君)  今、答弁をしていただきましたが、島原の循環バスは小型バスを利用されておると思いますが、これは資料の中では29人乗りのバスを利用されておると。そして、1便当たり4人ないし5人、四、五人の乗車だったと。  それで、有明のほうのジャンボタクシーなんですが、定員が9名で0.6人とか0.9とかという乗車率の中で、この事業自体が本当に市民のためになっているのか。私が話を聞くところによりますと、何かいろいろ効果がないような話も聞くわけなんですが、政策企画としては、市としてはどのように把握をされておりますか。 39 政策企画グループ長(苑田弘継君)  御指摘のありましたように、特にこの有明のジャンボタクシー事業につきましては、厳しい結果が運行実績として出ている状況にございます。  一応、事業実施に当たりましては、各年度、実証運行とあわせまして、利用者及び周辺住民の方にアンケートもとりまして、1年目よりも2年目ということで、適宜改善を加えまして実施をしてまいっております。結果としまして、市内の循環バスにつきましても1便当たり4.8名だったものが9.5名へと、有明地区も若干ではございますが0.6名から0.9名へと改善が図られたところでございます。
     報告書の中にも、確かに有明地区の乗り合いタクシーにつきましては、このままであればなかなか採算性が厳しいということで、別途やり方を含めた検討が必要ではないかといった話もいただいているところでございます。  一方で、市内循環バスにつきましては、料金体系とかを検討の結果であれば、ある程度採算も見込めるような、本格運行も見込めるといった話もいただいてございます。その場合は既存の路線をどうするかといった部分の話は出てまいりますが、ある程度そういった改善を加えたことで、本格実行に実施に向けて、ある程度実現性のある形まで持ってきている状況もございます。  そういったところで、23年につきましては、三会地区、安中地区でまた新たに実施するわけでございますけれども、御指摘のような視点で、より実効性のある実証運行となりますように、これ今後とも努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 40 13番(種村繁徳君)  23年度は三会地区と安中地区で予定をされているようでございますが、この事業の事業費というのは、国が2分の1、市が2分の1の予算で計画をされておると思いますけれども、事業費の額については、全体で幾らの額になっていますか。 41 政策企画グループ長(苑田弘継君)  21年度におきましては、事業費全体で1,500万円、そのうち国庫が780万円程度となってございます。  22年度におきましては、事業費が850万円程度で、国庫補助額が380万円程度ということで、2分の1までは国の内示としては見込めなかったという結果になってございます。 42 13番(種村繁徳君)  21年度と22年度の国庫の補助率がちょっと変わってきておるようでございますけれども、23年度については、国費はどのくらいの予算が予定をされておるわけですか。 43 政策企画グループ長(苑田弘継君)  こちらにつきましては、現在、国との協議及び申請に向けて手続を進めておるところでございます。  当初の実施計画では、560万円程度国庫を見込んでおるところでございますけれども、できる限り総額確保に向けて、今後とも協議、申請に向けて進めてまいりたいと考えております。 44 13番(種村繁徳君)  この事業の全体の事業費とすれば、やはり1,500万円必要なんですね、違いますか。 45 政策企画グループ長(苑田弘継君)  年度ごとに実施する内容も変わってまいりますので、そこは事業費についてもその関係で動くわけでございますけれども、一応23年度におきましては、当初の計画におきましては、国庫が560万円で、全体事業費が1,200万円程度見込んでおるところでございます。 46 13番(種村繁徳君)  仮に1,200万円が1年3カ月間の事業費と仮定した場合に、国が平成22年度では380万円の負担となる。23年度がまだわかりませんが、560万円の助成を見込んでいるということでございますけれども、単純に差し引きますと、市の負担額が約700万円前後になるかと思うんですね。  それで、この運行、循環バスと有明の利用率からいって、これが果たして、この事業が本当に適当なのかという私は疑問を持つわけなんですよ。  23年度について、よほどやはりいろんなアンケート調査とか、あるいは調査をされて取り組まなければ、この0.6とか0.9人の利用を二十何%、30%とか、そういうふうに効率を上げるのはなかなか不可能じゃないかと思っておりますが、いかがでしょう。 47 政策企画グループ長(苑田弘継君)  今回のたしか23年度の三会地区、安中地区につきましては、今年度から1年間新たに実施する箇所になります。確かにこの2年間の状況としまして、有明地区とかについてはなかなか厳しい結果が出ているという実情も実感しているところでございます。  そういうことで、今回の実施に当たりましては、運行事業者等を含めて、いろんな業界のほうとも話をさせていただきまして、より実効性のある形でルート設定及び時間帯の設定といったものも検討いたしてきております。御指摘の点は十分理解してございますので、1年3カ月間ではございますけれども、できるだけ実効性のある形で実施できるように、引き続き努めてまいりたいと考えてございます。 48 13番(種村繁徳君)  ぜひ効率のよい、あくまで一般財源を使うわけですから、税を使うわけですから、市民からの声は批判を浴びないような、やはりそういった事業に取り組んでいただきたいと思います。  それからこの事業で、バス停の上屋の整備等も、この要綱によれば該当するようでございますが、21年度と22年度と1カ所ずつされているようでございますけれども、いろいろ私も聞いてみますと、市内に128カ所路面バス、要するに定期バスのバス停があるそうですけれども、その中で何カ所この上屋があるか私も知りませんが、そういった、例えば市民からの声があったときにそういった対応はできますか。 49 政策企画グループ長(苑田弘継君)  バス停上屋の整備につきましても、計画策定段階、及びその後のいろんな利用状況等を踏まえまして、利用者数の多いところ、また、その中で設置していない場所、あと学生さんの多いところといった、いろんなさまざまな視点から検討を重ねまして、一応、実施箇所については優先順位をつけて整備をさせてきていただいております。  これまでいろいろ御意見いただいた部分とかもございますので、そういったところを含めて、今年度につきましては、これまでは1カ所ずつでございましたけれども、国の予算の確保に努めまして、できる限り箇所数も複数できるように、現在検討を進めているところでございます。 50 13番(種村繁徳君)  定期バスを利用される方は、ほとんどが学生か、あるいは高齢者の方々か、自分で車を運転できない方、そういった方々がほとんどであろうと思います。  やはりバス停というところは、意外と日陰のないところとか、あるいは風通しのいいところとか、やっぱりそういうところが意外と多いわけですね。特に夏場の直射日光の当たり方、あるいは冬場の北風の当たり方、やっぱりそういったところが非常に条件が悪いところ、要するに整備しなければいけないようなところが、私も何名かの方々からそういう相談を受けたことがございますけれども、そういったことを、もし要望があれば、この事業の中で1年、例えば年間の対応する箇所の選定とか、あるいは設定を決めて対応されることは可能ですね。 51 政策企画グループ長(苑田弘継君)  場所の選定につきましては、これまでもさまざま運行事業者のほうとも話をしてきたり、またそういったアンケート結果とか踏まえて、優先順位をつけてきているところでございます。  今後そういった新たな御要望とか、そういったのが出てきた部分につきましては、今年度からまた国の新たな制度のほうが始まっておりまして、少し用件は厳しくなりますけれども、バリアフリー化でございますとか、そういった部分につきましては、また国庫補助事業の活用というのも対応ができる状況もございます。御要望も踏まえまして、次年度以降になろうかと思いますけれども、またそういった部分で対応できる部分は引き続き努めてまいりたいと考えております。 52 13番(種村繁徳君)  ぜひ国の事業の要綱の変更あたりも、あればあったで、そのような要望があれば、ぜひその要望に応えていただくようにお願いをしたい思っております。  次に、普賢岳の登山道の整備についてお尋ねをいたしたいと思います。  平成22年の7月14日に、普賢岳周辺の登山の利用再開に向けて、島原市長、それから雲仙市の市長、南島原市の市長、それから県知事の方々が九州地方環境事務所にその整備を要望として出されておりますが、その後、普賢岳の登山道の整備についてどのような動きがあっているのか、お尋ねをいたします。 53 産業振興部長(柴崎博文君)  昨年の7月に県知事、あるいは半島の3市長さんが要望されまして、環境省のほうで新しい登山道を整備するというふうなことになっておりまして、ずっと昨年から調査、そして、ことしは測量設計というのもございますけれども、そういう中で7月にも、そういう九州地方環境事務所が主催をしまして、関係機関と一緒になって調査をしながら行ったところでございまして、現実的にどこに倒木があって、どこに石積みをする必要があるのかとか、あるいは案内板とか、具体的な調査を進めながら登山ルートの設計のための調査登山が行われたところでございます。 54 13番(種村繁徳君)  来年、国際会議があるわけで、普賢岳の平成新山を眺めながら散策する登山道路は大変いいコースになるかと思うんですね。ジオパークの会議、ネットワーク、国際会議にも、いえば花を添えるように登山道も整備されたがいいと思うんですね。  今そういうコースを選定中というふうに聞いておりますけれども、今の地形から、山の状態からいって、平成2年前の噴火前には焼山のほうから登ったり、あるいは深江のほうから登ったり、いろいろ小学生の子供が遠足に登った、そういった経過がございます。この山の変化によって、そういうことができないというふうに、危険性があるというふうに思いますけれども、ぜひそういった子供たちが普賢岳に登れるような登山道を、どういうコースがいいかわかりませんが、できればそういったことを考えながら、このコース、あるいは登山道の整備をできないものか、検討をしていただきたいと思いますが、いかがですか。 55 産業振興部長(柴崎博文君)  今、環境省のほうで、先ほど言いましたルートについて、約2.47キロメートルの距離でございますが、鋭意整備を進めるために今、そういう調査登山をやられておりますし、特に今お話ありましたようなルートにつきましては、安中の赤松谷とか、あるいは千本木とか、焼山ですか、それと有明のほうからも登るルートがあったということはいろいろお聞きしておりますけれども、私どももそういうのが、本当に島原からの登山ルートというのは大変熱望する声も伺っておりますので、機会あるごとにいろんな機関とも協議をしてみたいとは思っております。 56 13番(種村繁徳君)  時間もございませんのでなんですけれども、ことしの1月5日に、今言いました遠足のコースあたりを仮定されてかわかりませんが、「島原ルートも復活へ」ということで新聞に載っております。そういったことを、将来の一つの希望として取り組んでいただきたいなと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 57 議長(濱崎清志君)  しばらく休憩いたします。                              午前10時57分休憩                              午前11時7分再開 58 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 59 4番(林田 勉君)(登壇)  皆さんこんにちは。4番、庶民の会の林田勉です。9月議会の最終質問者、連続18回で二度目の大トリを当ててしまいました林田でございます。よろしくお願いします。  それでは、質問に入りますが、質問の大きな1点目のみを壇上で質問し、あとの2点は自席より一問一答形式で行います。よろしくお願いいたします。  さて、今回は3つの事柄について市政一般質問を通告しております。1つ目に広域農道、いわゆるグリーンロードの安全確保についてであります。2つ目に学校周辺の子供の安全確保について、3つ目に市民総出による福島、そして東北地方の支援についてお尋ねいたします。  それでは、大きな1つ目の、グリーンロードの安全確保についてお尋ねいたしますが、本グリーンロード、いわゆる広域農道は、近隣の農業耕作、そして運搬用道路として建設されたものでありますが、近年では、農道でありながら国道251号のバイパス的役割を担い、その交通量は国道並みに大変多くなっております。  現在は、一般車両はもとより、トラック、そして観光バスなども多く見られます。当然、通勤にも利用され、そんなことから、信号機のない交差点では、時間によってはグリーンロードを横断する通学の子供たちも、当然ながら車両にとっても、この農道への進入、もしくは横断ができず、大変危険な状態であります。  今後は、さらに今建設中の島原中央道路が完成し、このグリーンロードに直結した場合、さらなる交通量の増加と危険性の増加が目に見えております。そこで、この島原中央道路供用開始前に、危険箇所の総点検をして横断交通の安全確保が必要だと思われます。  そこで1つ目に、安全に走ろうということで、交通量が増大する島原中央道路供用開始前に、先ほども言いましたが、横断交通量がある交差点には早期に信号機などの設置で、安全に横断もしくは進入できるような配慮ができないのか、お尋ねいたします。  また2つ目に、もっと島原を知ろうということで、逆の発想で、交通量の増大、そして通過車両、そして観光車両の多さを利用して、グリーンロード沿道に設問看板を設置して、もっと島原のことを知り、島原の歴史や文化、行政情報の発信ができないかと考えます。沿道ですので、わき見運転の配慮をしなくてはいけないのは当然とは思いますが。  以上、壇上での質問といたします。あとの大項目2点は自席より質問いたします。よろしくお願いいたします。 60 市長(横田修一郎君)(登壇)  林田勉議員の御質問に対し答弁を申し上げます。  グリーンロードの安全確保と利用についてでございますが、安全対策という面からの御質問かと思いますが、確かに島原中央道路が供用開始しますと、車両が増加するというのは、これはもう当然予想されるわけでございますが、22年度で1日当たり約1万2,900台通行があっているようでございます。さらに供用開始になりますと、2,000台程度がふえるのではないかなというふうに予測されておるようでございます。  信号機の設置については県の公安委員会のほうでございますけれども、こうした状況が予想されることから、私どもも必要な箇所は状況を見ながら、その都度要望をしてまいりたいというふうには思っております。  それから、もっと島原を知ろうと、そのためにサインや看板を設置したらどうかでございますけれども、これはもともとがやはり広域営農団地農道整備事業として整備された経過がございまして、この辺の管理については、雲仙グリーンロード共同管理協議会というところで維持管理をいたしております。  沿道への看板設置は島原の情報発信になるのではないかということでございますが、確かにそういう効果は期待できますけれども、基本的には、道路はやはり道路情報などを案内できる道路情報掲示板ということで、こうした点については県に設置を要望いたしております。  今後とも、そうした看板設置については、お尋ねにもありましたように、安全面もやはり考慮しながら、また検討していく必要があるかなというふうに思います。  むしろ何もないほうがいいんではないかという声もあるんですけれども、まあ、そうはまいりませんので、私どもも遠来の客が迷われると困りますから、そういう必要な看板案内は、これはやっぱり地元でよく協議して要望はしていくべきかなと思っておる次第でございます。  以上でございます。 61 4番(林田 勉君)  はい、ありがとうございました。先ほど壇上で言いましたとおり、今、このグリーンロードは国道の、第2国道と言われるぐらい朝夕は特に交通量が多いのが現状でございます。  それと、現状の把握のために少しお尋ねしますが、先ほど市長は、22年度で1万2,900台通過していると。島原中央道路が接続した場合には、さらに2,000台ぐらいの増加が見込めるだろうということだったんですけれども、逆に、現在、国道251号ですね、そちらのほうの通過量というのは今どれくらいぐらいの台数になるのか、調査とか資料がありましたらお願いいたします。 62 建設整備グループ長(大津義兼君)  国道の交通量につきましては、ちょうど三会の新港あたりで約1万4,000台、これは1日当たりの台数なんですけれども1万4,000台ということでございます。 63 4番(林田 勉君)  ということは、先ほど言いましたとおり、1万3,000台プラスの2,000台ですので、1万5,000台。今度逆に、21年度の国道が1万4,000台ですので、その部分の交通量が結局、深江からグリーンロードまで来れますので、その部分で逆に減って、グリーンロードのほうがそれぐらいふえて、今度は交通量が恐らく逆転するような状況じゃないかなと思うんですが、そこらの想定はどのようになっていますか。 64 建設整備グループ長(大津義兼君)  今、現在の交通量を勘案されまして、一応、予測として、先ほど市長が申しましたように、2,000台がグリーンロードでふえるだろうということで予測されていますけれども、利用形態によって少し移動はあるかと思いますけれども、逆転現象までは今のところわかっていないということでございます。 65 4番(林田 勉君)  余り数字の小さい比較はもうなんでしょうけど、恐らく国道並みにグリーンロードのほうも通過が今度始まるんじゃないかなというふうな予想を既に読み取れるようなわけなんですよね。  そこで、このグリーンロードを安全にということで、先ほども言いましたけど、通行するということと、それを横断するというふうな使い方があるんですが、そういった意味で、今もこの島原管内ではグリーンロードの上下に関して信号機が何台か設置されているわけなんですけど、その他のメーンの横断道路でもかなりの交通量があるんですけど、その他の、いわゆる信号の設置されていない部分での横断交通量とかの調査とかしたことはございますでしょうか。 66 建設整備グループ長(大津義兼君)  グリーンロードの横断の市道の交通量ということになりますでしょうか。(発言する者あり)特段、市道の横断道の分の交通量というのは、調査は今のところはやっておりません。 67 4番(林田 勉君)  質問するのは、かなりの横断の交通、もしくはグリーンロードの進入車両がありながら、やはりなかなか時間帯によってはグリーンロードに入るのが困難な時間帯もありますし、また、横断する人にとってもなかなか危険な状態があるのでそういう質問をしたわけなんですが、それではもう1つ、この島原中央道路ですね、今度、深江道路から島原中央道路、今、眉山トンネルの部分を、いわゆる中央道路というんですが、それから、がまだすロードですね、出平かな、そこまでがもう今度直結してくるわけなんですけど、その中央道路の開始、いわゆる今工事中の部分で、島原管内の供用開始はいつごろになる予定なんでしょうか。 68 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  現在工事中の島原中央道路ですね、これにつきましては、来年の秋というような言われ方をしております。 69 4番(林田 勉君)  来年の秋ということですので、ほぼ1年ぐらい期間があるということでございますので、その間にその横断交通の安全性の確保をぜひしていただきたいということで質問をしているわけなんですけど。  そこで、やはり横断の安全で一番のかなめは、先ほども言いましたとおり、信号機の設置だろうというふうに思っております。  さらに、先ほど横断交通量をお聞きしましたけど、有明でいえば何本か上下に大きな道がございますので、そこらで具体的に言いますと、舞岳の里とか、ああいうところとか、湯江でいえば向こうの野田の付近ですね。そういったところもかなりの交通量がありながら、なかなか信号機が設置できていないという状況がございますけど、以前から信号機の設置に関してはいろんな自治体とか個人からさんざんお願いがあるんですけど、なかなかお願いをしても設置が難しい。先ほど公安委員会の管轄というふうなこともございましたんでしょうけど、よく聞かれるのは、事故でもなかったらなかなか設置は難しいだろうということだったんですけど、具体的に信号機の設置という手順ですね、そういうのがございましたらお教え願いたいと思います。 70 市民生活グループ長(田上伸一君)  信号機の設置につきましては、まず、その状況を地元等から要望をいただいたといたしますと、それを警察署の、こちらでいえば島原警察署のほうに要望をいたしまして、それから、県の公安委員会で審査をされますので、そこで信号機が設置するかどうかが決定されるという手続になっております。
    71 4番(林田 勉君)  ということなんですが、現在のところ、そういう設置の要望とかは上がってきておりますか。 72 市民生活グループ長(田上伸一君)  要望は随時上がってきております。 73 4番(林田 勉君)  ぜひ役所の方々も、朝、そのグリーンロードを少し見ていただいて、現状がどのような状態なのか、これからどのような予測がされるのか、ぜひ把握いただいて、市のほうからも、そういう設置の要望を強い声でぜひ上げていただきたいと思います。  また、今、信号機の話をしましたけど、その他の安全確保について少しお尋ねしますが、同じくそれほど大きくない進入路がやっぱり畑の中とかいろんなところから出ていますけど、そういったところで、グリーンロードが見えにくい場所とか、見えにくいからそういう隅切りを切ってくださいとか、道路の高低とか、もしくはカーブミラーの設置とか、そういうふうな要望は上がっているのか確認できますでしょうか。そういう要望が上がっているのか。 74 建設整備グループ長(大津義兼君)  見えないところ、市道からグリーンロードに出るときに見えないところ、見えにくいところ、そのところは以前は上がっていましたけれども、改善をしておりますし、先ほどおっしゃられました野田地区、あの辺の交差点につきましても、路面のかさ上げを少しやらせていただきまして、見えやすいように工夫をしたという経過がございます。  カーブミラーにつきましては、要望がありましたら設置する方向で順次進めているところでございます。 75 市民生活グループ長(田上伸一君)  済みません。先ほど私、要望が随時上がっていると申しましたけれども、グリーンロードの部分については具体的にはまだ上がっていないところでございます。 76 4番(林田 勉君)  先ほども私も言いましたとおり、そういう申請をしても結局なかなか要望が実現しないということで、なかなか声が上がりにくいというのが実際のところです。ほかのところに聞いても、なかなかそういう設置は難しかろうねというのがまず最初に言われる言葉ですので、ぜひ地域の住民の方、もしくは市のほうが先ほど言いましたとおり、出向いて、そういう交通量とかを確認していただいて、やはりここは必要だろうと思うところはぜひ公安委員会のほうに上げていただきたいと思いますし、私たちも声を聞いたら、さらに担当のほうへお持ちしたいと思いますので、その節にはよろしくお願いしたいと思います。  さらに、先ほど隅切り、もしくはカーブミラーの件でお尋ねいたしましたけど、その件に関しても、要望してもというふうな声をまず第一に聞きますので、さらに、そういう要望がありましたらお持ちいたしますので、ぜひ声を聞いていただきたいと思っております。  次に、島原をもっと知ろうということで、設問看板の件でお尋ねしたんですが、市長のほうは、そういうのもいいけど、グリーンロードには何もないこともいいんじゃないかなというふうなことだったんですけど、せっかくの交通量があるわけで、島原はこんなまちだよということで、いわゆる設問看板、何のことを言っているのかなというふうに思われたかもしれませんけど、一つの問いがあって、しばらく走ったらその答えがどこかの看板にあると。そういう間隔を置いての看板を設置したらどうだろうかというのを私は今質問しているんですけど、例えば、今の時期なら、今度、しまばら温泉不知火まつりがありますので、島原の城主はだれだろうというふうな問いをして、しばらく走ったところで、だれだれですよと。島原は何万石だったんでしょうというならば、またしばらく走ったとき答えが出るとか、ほか、島原のイベント情報はこんなですよとか、そういういろんな使い方ができるんじゃないかなというふうな声もお聞きいたしましたので、そういうふうな御質問をしているわけなんですけど、その件に関して、市長の御見解をさらにお願いしたいと思うんですが。やはりそういうのは何もなくてすっきりした道路のほうがいいというお考えなんでしょうか。 77 市長(横田修一郎君)  大変おもしろいアイデアですけれども、走っているときにはともかく運転に集中してもらいたいと思いますので、いろいろ考えますと事故のもとになりますから、どうでしょうか。アイデアとしては受けとめていいです。 78 4番(林田 勉君)  アイデアを褒めていただきましたのでありがとうございますけど。そうですね、私も壇上で言ったように、わき見運転というふうな部分の考えがございますので、そういうのを一つの参考として、ぜひ今後何らかの機会があったらこういうこともできるのかなというふうな部分がありましたら、ぜひ採用していただきたいと思います。  また、何か設置ということでまた1つ御提案申し上げれば、下の国道に島原城を少し形どったモニュメント、今、島原半島ジオパークか何か書いてあるんですね。木下病院の下ぐらいですね。少し目立ちませんので、今度、島原の入り口ですね、ここから島原だぞというふうな感じで、ぜひ国道、グリーンロードにそういう何かできないかなと思うんですよね。歴史と文化のまちでもいいし、農業のまちでもいいし、ここから島原が始まるんだ、どういうまちだろうというふうな、そういうふうな看板とか、何かそういうのができないかなと思うんですけど、産業振興部長、どうでしょう。 79 産業振興部長(柴崎博文君)  国道には島原の入り口に幾つかそういう島原の観光の看板を設置しているところがございますが、農道について今のところないようでございますけれども、先ほど市長が言いましたように、あくまでやっぱり農道という位置づけもありますし、そういう交通安全というようなこともありましょうし。だから、従前の、例えば国道を見ますと、有明と国見の境、島原市と雲仙市の境ですが、ガネのまち島原というようなことで表現もいただいておりますので、そういうのを含めた中で検討をさせていただきたいというふうには思っております。 80 4番(林田 勉君)  ぜひよろしくお願いしておきます。  今、言われた雲仙市と有明の境、そこには看板という話があれば、今、看板等出て、キム・ヨンジャコンサートがどうのこうのとか、そういうのも既にありますので、そういうともひとつ考慮していただいて、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  この1番目の質問の第一目的は、要するにグリーンロードの横断車両とその使われる市民の方々の安全確保です。ぜひそういった地元の意見、また状況を調査いただいて、その島原中央道路が供用開始ですね、交通量が増大する前に、とにかく信号の設置も申請してからしばらくかかると思いますので、そういった意味で、この1年ぐらいまだ少しありますので、ぜひ早急な対応をお願いして、次の質問に進みたいと思います。  2番目の質問です。学校周辺の子供の安全確保についてお尋ねいたします。  小学校の子供たちも1学期を終え、そして夏休みを終えて、真っ黒い顔で今、登下校をしております。その登下校は、やはり道路に書かれた白線の中を一生懸命、上級生の子供たちの後をついて、新1年生たちも安全に通学しているような状況だろうと思います。  そこで、この白線、いわゆる歩道ではないんですけど、車道と路側帯を分けるということで白線が引かれているんですけど、学校の指導では、その白線の中を通りなさいということで恐らく指導されていると思うんですが、そこで、学校周辺を少し回ってみますと、引かれているところ、そういった消えかかっているところがございますけど、そういう白線の範囲ですね。ここまでぐらいは子供たちの安全のために優先的に引かなければいけないんじゃないかなというその範囲と、実際どれくらい引かれているのか、範囲をどれくらいと考えておられるのか、そして、実際どれくらいの範囲で引かれているのかお尋ねいたします。 81 建設整備グループ長(大津義兼君)  白線につきましては、学校周辺を事前的に引き直しといいますか、消えているところについて更新をやっているところでございますけれども、その範囲というのは明確にはしておりませんけれども、おおむね500メートル相当ぐらいの範囲ぐらいかなということで考えております。 82 4番(林田 勉君)  500メートル相当という回答をいただけましたので、大変ありがとうございます。今度、その学校周辺500メートルぐらいをぜひ調査していただきたいと思います。  私も、この質問をする以上、学校──第一小学校から第五小学校、そして、有明地区の3つの小学校の周りをずっと回ってみたんですけど、島原市内、旧市内においても、白線がなかなか引けていない部分もございます。けど──ここで、けどが入るんですけど、旧市内はなかなか歩道とか整備されていて、この白線がなくても歩道を歩いて行けるような状態なんですね。ふと思ったんですけど、有明地区ではそういう歩道がなかなか整備されていなくて、先ほど言いましたとおり、子供たちは白線の路肩の中を歩くような格好ですので、ああ、そこらでやっぱり少し違うんだなとも思っているんですよね。だから、優先的にいえばどちらを優先すべきなのかなというような部分の、また少し考慮が要るのかなというふうな感じもございますけど。特に、有明でいったら高野地区のほうが何か少し白線の引かれている部分というか、消えかかっているところが多いような気がいたしますので、先ほど500メートルというお声をいただきましたので、ぜひ学校周辺、注意していただいて再度確認していただきたいと思っております。  次に、通学路の安全ということで、道路側溝についてお尋ねをしているわけなんですけど。  学校通学路で子供たちが危険な開溝、いわゆる側溝にふたがはまっていないような道路というのは数多くあると思うんですが、そういう確認もとりあえずされているわけなんでしょうか。 83 建設整備グループ長(大津義兼君)  学校周辺の側溝のふたにつきましては、おおむねはまっていると思っておりますけれども、一部はまっていないところも見受けられると思っております。 84 4番(林田 勉君)  おっしゃるとおりで、子供たちの通学路の中で少し危険な、そういう部分もございますので、その500メートルを見られる範囲の中で、ぜひ子供たちが安全に通学できるような御配慮をお願いしたいと思います。  少し前に聞いた話によりますと、道路に車がとまって、そこをどうしても子供たちが通過するとき、逆に側溝のほうにおりて渡っているというふうなことも聞いたりしますので、どのような状況で子供たちが通学をしているのか、学校のほうとも、またはPTAの方とも、そういうお話の機会がありましたらぜひ御確認をしていただいて、年次計画なりしていただいて、対応のほうをよろしくお願いしたいと思います。  次に、学校の校門前の安全確保は大丈夫かということでお尋ねいたしますが、最近、子供たちをよくかわいがられて、雨の日とか車の送迎が多いような気がいたします。親御さんよりも、その親御さん、いわゆるおじいちゃん、おばあちゃんが、孫かわいさに結構送り迎えとかされているんですけど、そういったことで、一般車両の通行が逆に危険という部分もございますし、その間を通り抜けてくる子供たちが一般車両によってさらに危険というふうな状況をお聞きするんですが、学校のほうではそういう送迎に関しての親御さんたちへのお願いというか、御指導というか、そういったことはなされているのかお尋ねいたします。 85 学校教育グループ長(本田道隆君)  車の保護者の送迎ということですけれども、今、議員さんがおっしゃられますように、保護者のみならず、おじいちゃん、おばあちゃん、孫かわいさにたくさんの方が送り迎えをされているのが実情です。校長会等、あるいは各学校でも、安全面で非常に危ないと。特に雨の日の朝はもうラッシュに近い状況で、各学校とも苦慮して、安全面で説明をしているんですけれども、なかなか改善できていない悩みの種でもあります。  安全面も含めますけれども、たくましく生きるというたくましさも含めまして、保護者の方には、自分の足で歩く、自転車で来る、雨の日もちゃんとかっぱを着てくる、それが子供たちの将来にもためになりますよと説明をしております。ただ、なかなか減らないのが現状かなととらえております。  以上です。 86 4番(林田 勉君)  本当、大変危険な思いをするとき、僕らも学校の周辺をよく通っていくことがあるんですけど、そういうことも、大変危険な状態もありますので、ぜひ再度、各学校に通知をしていただいて──お願いですね、御指導というふうにはいけないんですけど、保護者の方にですね、ぜひお願いをしていただきたいと思います。  また、学校の子供の安全に関しては、特に校門前ですね、裏門も含めてなんですけど、その前が、安全に関しては重要なことと思います。上級生はある程度判断がつくんでしょうけど、小さい子供はいきなり飛び出すということはないんでしょうけど、なかなか大人と比べてちょっと視野が狭いというふうなことも聞いておりますので、そういった意味で、逆に周りの環境で安全を確保したらどうかなというふうに思っております。  そこで、学校や子供の存在ですね。今、学校も町なかの建物だと少しあるところもあるんですが、そういったところで、ここら付近に学校がありますよというのがなかなか気づかないような部分もありますので、逆に、ここら付近の通過車両に学校の存在、もしくは子供の存在を知らせるという意味で、1つ御提案なんですが、校門前、もしくは学校周辺を、カラー舗装とか、そういった部分で少し通行車両に注意の喚起ができないのかというふうな思いもございますし、ちょっと他市では道路サインですね、(資料を示す)こういうシート状のサインなんですが、道路が凹凸に見えたり狭く見えたり、そういうふうなするようなシート状のサインなんですね。そういった配慮もされて、校門前の通過車両の減速とか、注意とか、そういったことで子供の安全を守ろうというふうなことをなされているところがございますけど、そういった安全対策ができないものかお尋ねいたします。 87 建設整備グループ長(大津義兼君)  道路の安全対策に関する路面表示関係なんですけれども、それにつきましては、いろんな方法があろうかと思います。例えば、先ほどおっしゃられました路面サイン、それとか、白線で引きます文字で書く注意喚起ですね、そういうのもあると思います。カラー舗装もあるんですけれども、そういうものにつきましては、一応、道路交通法の関係で警察のほうとも協議をしながら検討してまいりたいと考えております。 88 4番(林田 勉君)  今、ちょっと1つ確認したいんですけど、例えば、こういうシートを張るとか、カラー舗装を校門前に注意のためにするという場合には、公安委員会の許可とかが要りますか。ここの道路が色が違うから危ないよ、逆に言ったら、一般車両が危ないよとか、そういう御指導とかはあるんですか。確認が必要なのかお尋ねいたします。 89 建設整備グループ長(大津義兼君)  今、学校の正門関係には横断歩道がほとんど設置されております。学校の裏門といいますか、正門の子供たちが出入りするところ、主に校庭のところなんですけれども、そういうところには、現状としては横断歩道はほとんどありませんけれども、そういう路面表示をする場合は、やはり文字も一緒なんですけれども、やはり道路交通の関係もございますので、一応、警察等とも協議しながらやっているところでございます。  ただ、カラー舗装につきましては、道路管理者のほうで判断してやっているというのが現状でございます。 90 4番(林田 勉君)  こういうサインは、警察のほうと協議をしながらということで、今、御回答いただいたと思うんですが、ぜひ正門のみならず裏門のほうも、子供たちも飛び出し、もしくは通学に使いますので、ぜひそういった意味で、学校の所在、もしくは子供たちの所在を少し車両に注意喚起するという意味で、ぜひそういうカラー舗装をしていただくか、こういうサインをしていただいて、子供たちが安全に登下校できるような配慮をぜひしていただきたいと思いますし、先ほど横断歩道の件を少し言われましたけど、ある学校で、飛び出しで結局子供が少しけがをしたんですけど、その部分で横断歩道のお願いをしたんですけど、向こう側に、対面側に歩道がないとか、少し行く道がないということで、なかなか難しい状況が発生したこともございますので、ぜひそれができないようであれば、そういうカラー舗装、もしくは道路サインで通過車両に対して注意喚起を促して、子供たちの安全、そして、登下校がスムーズにできるような配慮をぜひお願いしておきたいと思います。  これでこの件は終わりまして、次に行きたいと思います。  福島・東北地方の支援ということで、島原でも被災地の一品購入等、何か一つでも被災地のものを買って支援しようじゃないかなというふうなものが島原市でできないか。もしくは、それが島原市民総出になれば、すごい金額になって支援になるんではないかなというふうに思っております。  先ほども被災のことを先に言いましたけど、日本では3月11日に東日本大震災が発生して、多くの被害、被災者が出ておられて、本当、心からお見舞い申し上げますけど、被災地では落ち着きもまだながら、これから復興に向けて頑張っていくようになるわけなんですけど、本島原も20年前、雲仙普賢岳噴火災害ということで、全国の皆さんから多くの支援をいただいたわけでございます。  今回の東日本の震災から現在まで、義援金や支援物資、そして、市の職員の派遣もあっているような状況だと思いますけど、さらに、何らかの復興のお手伝いができないものかと考えております。  ちなみに島原市の現在までの東北地方に対する支援の状況がわかられましたら、少し御説明いただければと思います。 91 政策企画グループ長(苑田弘継君)  東北地方への支援についてでございますけれども、本市におきましては、3月11日の東日本大震災発生直後から、今お話のありましたように、国や県との連携もとりながら、人的支援、物的支援及び義援金の送付といったところで取り組みを進めているところでございます。  中で、人的支援につきましては、現在までに59名を派遣いたしておりまして、引き続き、また要請がありましたら対応してまいりたいと考えております。  また、去る8月27日から29日にかけましては、島原半島3市が合同しまして、関東在住の島原半島出身者の皆様とともに、震災の被災地であります3県におきまして、炊き出し事業やそうめんの配布等を行ったところでございます。  お話のありましたように、20年前、雲仙普賢岳噴火災害のときのいただきました多くの御支援への感謝の思いも込めまして、引き続き息の長い支援を行ってまいりたいと考えております。 92 4番(林田 勉君)  島原市も、いろんな支援をしながらやっているというふうな状況を今お聞かせいただきました。  東北の被災地の中でも、特に福島は原発事故の発生県ということで、福島産ということだけで、安全な作物とか、品物、商品でも売れないというふうに聞いております。  そこで、復興を目指す東北の被災地の農産物とか加工品、その他いろんなもろもろの商品があると思うんですけど、何か一つでも買って応援できないものか。さらに、先ほど言いましたように、そういう機運が島原市民の中で盛り上がって、市民総出で何か一つ買おう運動をできれば本当にすごい支援になるんじゃないかなと思うんですが、そういう旗振り役を島原市ができないものか、市長にお伺いいたします。 93 市長(横田修一郎君)  お説のように、それは本当、もうそういう盛り上がりがあれば一番ありがたいんですよ。ところが、二、三当たってみますと、果たして売るっとやろうかな、うちで扱いき切らんばないとか多いんですよ、実際のところ。例えば桃でいえば、山梨と長野のはございます。でも、そこがやっぱり、市で手数料払っていいですから福島はどうですかと言ったら、いや、売り切らんというのがございましてね、これは非常にやっぱり時期と物を選ぶ必要があるなというのを本当に感じました。しかし、おっしゃることの意味は十分受けとめてやっていければですね、ただ、市役所が旗を振らんばというのは極めて残念ですね。  ちなみに安中の夏祭り、これでは本当に地域の若い青年たちが向こうの人を呼んで、持ってこいということで、盛岡冷麺、盛岡あかもくうどん、ラ・うーめん、冷やし米めん、岩手山かりんとう、こけしストラップ、伊達政宗とめごとかですね、全部売り切れですよ。私も買いました、おいしかったです。だから、みんなにPRして、私のホームページにも載せています。(「桃……」と呼ぶ者あり)あ、ごめんなさい、忘れていました。これ、桃は福島の桃でしたけれども、全部売れました。だから、一人一人が、地域の皆さんがやっていただくことが本当にありがたい。私たちが出てやると、「何で島原んとのあっとにそがんとば入れて、うちんとは売れん」と、こう言われるのが私は怖いんですよ。  だから、私が本当は旗振りが足らんのかもしれませんけど。だから、実際、私たちも義援金をいただい中で、ここで買って、売って、またその売上金を送ろうかとしました。しかし、庁内で今のところまだまとまっていません。いつも、もう私がやかましく言うと、また市長がやかましかと言うものですから、皆さんがそういう気分になるのをちょっと待っていますけど、本当に大事なことだと思います。今からも息長くやることが必要じゃないでしょうか。  だから、今からはサンマとか、ことしは大きゅうございますから、うちもサンマを買いました。冷蔵庫の中にいっぱい詰めています。おいしいですよ。だから、皆さん一人一人がそういうふうに心がけていただければいいんじゃないですか。やっぱり島原のとが売れんで困るという声を少し我慢して、加工品なんかはいいんじゃないかなと思っておりますので、どしどしむしろ啓発していただければありがたいですね。 94 4番(林田 勉君)  本当、いいお話を今聞かせていただきました。本来、本当は、こういうのは民間のほうで立ち上げてすべきところもありますし、現に、今聞いたお話で、いろんな団体がそういうふうな購入活動されているということで、市長さん自身も何かいっぱい買われたということでございますけど。  そういうことですので、逆に言ったら、そういう方々のこういうところが信用しながらしていますよというふうな御紹介をしていただければ、市民の方々が、東北地方とか、そういったところのを何か少し買いたいんだけどどこから買っていいのかわからないという声もちょっと聞きますので、ぜひそういう御紹介を、逆に言ったら、市のほうでそういう御紹介をしてくださいというふうな意味で私もお伝えしているような状況ですので、ぜひそこらのコメントがありましたら、最後に市長、よろしくお願いします。 95 市長(横田修一郎君)  スーパーに行きましたら、今売ってある店もございます。どこと言ったら商売に差し支えありますから。だから、そういう紹介はしていいんですけど、特定の店ばっかり宣伝したと言われんようにせにゃいけませんけど、宣伝方法は考えたいと思います。 96 4番(林田 勉君)  そうですね、本当、市内のスーパーにもそういうものいっぱいございますので、私がそういうふうに言ったとおり、島原市でも何か一つでも支援をしてやろうと、そして、今、市長さんも言われたとおり、支援というのを何か一過性で終わるようなところがちょっとありますので、そういった意味で、末永い支援をこの島原からもしていければいいなというふうに私も思っております。  以上で、グリーンロードの安全の確保、それから、学校周辺の安全の確保、さらに、東北地方の支援ということで、今回3問質問させていただきました。  ということで、どれも大事な案件、物件、話題ですので、ぜひ市のほうも御配慮いただいて、これからもどうぞよろしくお願いして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 97 議長(濱崎清志君)  通告による市政一般質問はこれにて終了いたします。  関連質問がございましたら、休憩中に通告をお願いします。  午後1時まで休憩いたします。                              午前11時55分休憩                              午後1時  再開 98 議長(濱崎清志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これにて一般質問を終結いたします。  これより日程第2.第28号議案から日程第15.第42号議案までを一括議題とし、順次議案の質疑に入ります。  まず、第28号議案 島原市営平成町人工芝グラウンド条例に対する質疑を行います。 99 10番(馬渡光春君)
     ちょっとお尋ねをいたしたいと思います。  これは人工芝を打って、以前、フットボール場とかなんとか仮称であったわけでございますけど、今度は多目的で利用できるような形に整備されるんでしょうか、それとも、あくまでもやっぱりサッカー場として利用を考えておられるのかどうか、ちょっとお尋ねをしたいと思います。 100 文化・スポーツ振興グループ長(坂本昌晴君)  以前はフットボールセンターという呼び方もしていたんですけれども、一応、日本サッカー協会の補助をもらって建設する部分がコート1面分とか、そういう公認の部分がありますので、長崎県のフットボールセンターという位置づけもあります。平成町人工芝グラウンドと言いますけれども、長崎県フットボールセンターとしての位置づけもございます。ですけれども、1面が公認をとって、もう1面はもう公認はとらずに、ラグビーとか、そういうほかの競技も使えるように、あと、老人でいいますと、グラウンドゴルフ等も使えるようにということで考えております。 101 10番(馬渡光春君)  これは長崎国体でも御利用されるかなと思っております。  それともう1つは、プロサッカーのキャンプを誘致したりとか、そういう目的もここはいい形でできるんじゃないかなと思っておりますけれども、そういうときの使用料ですか、減免もあると思いますけれども、そういう形で利用すれば一番いい形で、プロサッカーとか、またいろんな大学のサッカーチームとかをキャンプ誘致というとも観光には一番大きく寄与するんじゃないかなと。島原はそれができると思います。そういう点に利用できるような考えはないのかどうか、お尋ねをしたいと思います。 102 文化・スポーツ振興グループ長(坂本昌晴君)  一応、使用料につきましては、減免規定もございます。それで、プロのサッカーチーム等も誘致は可能なんですが、プロのサッカーチームにつきましては、通常、天然芝しか使えません。ですから、故障をした選手がトレーニングをするとか、そういう場合は使用するかもしれませんけれども、それとまた大学とか高校の合宿等については使用が可能ではないかなというふうに思っております。 103 21番(島田一徳君)  こういった施設、国体に向けてつくるんだという話なんですが、国体で使うた後ですよね、この使用頻度というのはどのように見込んでおられるのかというのが1点。  それからあと、維持管理費をどのような金額で見立てておられるのか。  それから、この条例を見てみますと、何だか管理に関してはまるっきり業者に丸投げというような感じがするんですが、市とのかかわり方というのは、もう一切、市のほうは管理に関しては関知しないというふうなお立場なのかどうか、3点についてお伺いします。 104 文化・スポーツ振興グループ長(坂本昌晴君)  使用頻度ということでお尋ねがありました。  一応、県のサッカー協会等に問い合わせをしまして、高校生以下の大会とか一般の大会の、例えば高校生以下の大会でいいますと、年間の数が32試合と、あと一般の大会が8試合と、そういうふうな分け方で、試算的に、年間の収入の試算をしておりますが、300万円前後を試算しております。  それと、それに対します支出の部分ですが、中身について言いますと、水道代とかガス代、電気代ですね、あとは管理費としまして、職員を雇った場合の賃金とか社会保険料、あとは機械警備の委託料とか、工作物の保守点検、浄化槽の保守点検とか、あとは消防設備の検査、保守点検とか、施設の修繕料とか、そういうものを見込んでおりますが、意外と高額なのが電気代で、夜間照明をつける関係で基本料金が高くなります。月々15万円以上ぐらい基本料金がかかります。それに、使用したときの加算がありますので、結構電気代がかかる計算になります。そして、トータルで計算しましたときに、人間を何人雇うかで違うんですが、ここで想定しておりますのは3名ということで1,500万円程度ということで試算をしております。  それで、管理につきましては、今のところ指定管理を考えておりまして、この条例が通りましたなら、あと指定管理をどういう方法でやっていくのかというのを検討していきたいと考えております。 105 21番(島田一徳君)  ここの指定管理者に渡した場合に、先ほど質問しておったのをちょっと載せているんですが、市とのかかわり方ですね、ほとんどもう市長という言葉は指定管理者というふうに置きかえてしまうような文言になっているわけですけれども、市のかかわり方というのはどういうふうになるんでしょうか。  それからもう1つは、3人程度を雇いたいんだという話なんですが、大体3人の労賃ですね、どこの指定管理者の場合も非常に賃金が安いというふうに皆さん承知のとおりだと思うんですが、ここの場合、どの程度の労賃を想定して1,500万円というふうにやられているのか、ちょっとさらに突っ込んで御説明をいただきたいというのと、それから、この施設そのものが、先に条例ができてしまうようですけれども、スタンドの建設、それから建物といいましょうか、そういったものが大体いつごろになるのか、幾らぐらいを想定しておられるのか。それから、この財源的な問題なんですけれども、どうなのかというところでもう少し補足の説明をお願いしたいと思います。  それから、もう1つはこの使用頻度の見込みで、県のサッカー協会との絡みでこの程度はという今説明があったわけですけれども、雲仙市でもこういったサッカー場をつくるということで計画されているようなんですが、あっちこっちでこういうのをつくった場合、少々のことでは使用頻度というのは上がらないんじゃないかという目測といいましょうか、推測ができると思うんだけれども、こういった全体を見渡した場合の使用頻度、県のサッカー協会が年間32試合とかと言わしたですね。こういうのを全体にばらすと、下がってしまうような気もするんですが、その点についてもう少し補足説明いただけませんか。 106 文化・スポーツ振興グループ長(坂本昌晴君)  賃金の試算なんですが、これは3名雇った場合のことで試算をしておりますが、正規の職員を2人、非常勤を1人ということで、一応、試算の金額としましては、正規職員を月18万円ということで試算をしておりまして、非常勤のほうを9万円ということで試算をしております。  それから、施設の建設についてですが、現在、クラブハウスとか、防球ネットとか、夜間照明等については今実施設計の最中でございまして、今月中旬にはでき上がるようになっておりまして、それができ上がると、起工、入札という手順になるんですが、一応、3月中旬ぐらいに完成をさせて4月から供用開始をしたいというふうに考えております。  それと、予算の関係ですが、当初予算の金額で、全体で5億4,180万円ということで当初予算になっておりますが、実際に人工芝の芝を購入しましたときに半額程度になっておりますので、この予算額からはかなり減った金額になるんではないかというふうに思っております。  それと、補助金については、日本サッカー協会からの補助と、toto──スポーツ振興くじからの、それと県の国体施設の整備の補助金をいただくようにしております。  それから、市とのかかわりですが、一応、指定管理ということで考えておりますが、現在ほかの島原復興アリーナとか、体育館周辺とか、陸上競技場周辺も指定管理に出しておりますので、それと同じように考えますと、通常の管理運営は指定管理でしていただきますが、特別な案件とか、いろんな相談する案件がありましたら、今現在も同様ですが、市のほうと協議しながら、管理運営には当たっているところでございます。 107 議長(濱崎清志君)  第28号議案に対する質疑をとどめ、第29号議案 島原市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 108 議長(濱崎清志君)  第29号議案に対する質疑をとどめ、第30号議案 島原市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。 109 19番(中川忠則君)  一、二点お尋ねをしますけれども、この第4条の「死亡者の死亡当時において、死亡者により生計を主として維持していた遺族(兄弟姉妹を除く。以下この項において同じ。)」という文言があって、第3項には、今度は、兄弟姉妹がもらわれるように、兄弟姉妹がいるときには災害弔慰金を支給するものとするというふうな規定がなっておりますが、遺産相続の法定存続の順位を考えましたときに、1番目は、遺言書がある場合には遺言書のとおりになっていきます、指定をされておりますので。それで、御存じのように、法定相続人の第1番目は配偶者とその子供でありまして、第2番目は配偶者と父母になります。第3順位が配偶者と兄弟姉妹になっていくわけですけれども、この相続人の順位とこの第4条の順位は異なるわけでしょうか、どうなるわけでしょうか。 110 福祉保健部長(磯本憲壮君)  この順位につきましては、大もとの災害弔慰金の支給等に関する法律のほうで順位が定められておりまして、この条例につきましても、国のほうから条例準則というのが示されております。それに沿って今回の部分についても改正をさせていただいて、その順位についても法律の順位に沿った形での改正にさせていただいているところでございます。 111 19番(中川忠則君)  この災害弔慰金は、災害により死亡をした者1人当たりの弔慰金の額が、生計を主として維持していた場合には500万円支払われるという法律になっておりますけれども、この第4条、そしたら具体的に順位を、1番がだれ、2番がだれ、3番がだれというふうに説明をしてもらいたいと思います。  それにつけ加えまして、東日本大震災では、同時死亡、例えば親子亡くなったり、じいちゃん、ばあちゃんも一緒に亡くなったりという、こういういろんな形がありますけれども、民法に同時死亡の推定というのがありますが、この災害弔慰金のときには、同時死亡をされたときには弔慰金の請求の順位はどういうふうになりますか。  2点について、1点目は、具体的に1番がだれだれというふうに答えてもらいたいと思います。 112 福祉保健部長(磯本憲壮君)  弔慰金の場合は、まず、配偶者の方が1番、そして子供、そしてその後、お父さん、お母さん、そしてその次に孫、そして、生計同一の兄弟姉妹という順番になります。  同時死亡の場合は、その方とどういう関係にあるかによって、この順位で支給される方が決まってくるという形になろうかと思います。 113 19番(中川忠則君)  あと1点お尋ねしますが、公正証書や私製証書による遺言書が出てきたとき、その遺言書の順位指定をされておったときにはこの順位は変わるものでしょうか。 114 福祉保健部長(磯本憲壮君)  災害弔慰金につきましては、本人に支給するものではありませんので、遺産相続という形ではなくて、その順位に基づいて支給をする方々に直接支給をされるものでございます。 115 議長(濱崎清志君)  第30号議案に対する質疑をとどめ、第31号議案 平成22年度南高北東部環境衛生組合一般会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 議長(濱崎清志君)  第31号議案に対する質疑をとどめ、第32号議案 平成23年度島原市一般会計補正予算(第2号)に対する質疑を行います。 117 19番(中川忠則君)  2点ほどお尋ねをしますけれども、26ページの浄化槽設置費補助金についてでありますが、平成21年度、22年度、23年度の一般会計予算の計上の仕方は、浄化槽設置費補助金ということで、国、県、市がそれぞれ3分の1の補助金で今まで計上をされていたと思いますが、今度の補正予算には括弧書きをして(単独)という記載がされております。これはどういう理由でこういう計上をされたのか、まず第1点目にお尋ねいたします。  それと、第2点目には、平成21年度の予算には保健衛生費として環境衛生費の19節の中に浄化槽設置費補助金というふうにされて、そして、22年度ぐらいから、今度は土木費の下水道費の中の19節で記載をされております。質問をしますのは、衛生費で計上をされておったときに、ここに予算を計上されておった問題は知っておられたのか知られなかったのかという、まず大きな2点についてお尋ねをいたします。 118 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  26ページで今回補正計上させていただいておりますのは、過年度分、過去に支出すべきであった補助金の計上でございます。  それから、浄化槽設置費補助金につきましては、従来、保健環境課のほうで事務を所管しておったわけでございますけれども、昨年4月の組織・機構改革に伴いまして、私どものほうのまちづくり基盤整備部のほうに所管がえになったことから、こちらの下水道費に計上ということになっております。 119 19番(中川忠則君)  昨年の4月から管轄がかわったということで、どの部長が答えてもらうかよくわかりませんが、過年度分を単独で払うということであれば、何らかの根拠が必要であろうかと思います。この計上をされるときに役所としてはどういう根拠で計上されたのかお尋ねをしますが、この補助金交付要領の中の第6条には、まず、補助金の交付申請書の提出があったときには、補助金の交付の可否を決定して補助金交付決定通知書を交付するようになっております。そしてまた、交付額が確定したときにも、補助金確定通知書というのを第6号様式まで定めて補助対象者に通知するというふうになっております。そして、補助金の交付については、補助金交付請求書を市長に提出をしなければならないというふうに、その段階段階できちっと決まっておるわけですので、どこかの段階でだれかが知っておったのではなかろうかという推測がされるわけですが、この、今言いました決定の通知については、なされておるのかなされていないのかお尋ねをしたいと思います。いつの時点でこれがわかったのかお尋ねをしたいと思います。 120 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  補助金の交付につきましては、私どもは交付要綱を定めて、それに基づきまして事務処理いたしております。  議員がおっしゃいますとおり、まず最初に補助金の交付申請書を出しまして、その内容を審査いたしまして、適切であると判断いたしますと、補助金の交付決定通知書を申請者にお渡しします。その後、現場のほうで工事に取りかかっていただいて、工事が完了しますと工事完了届、あわせまして補助金の実績報告書を提出していただきます。その実績報告書を審査いたしまして、間違いなければ補助金の確定通知書を申請者にお渡ししまして、それに基づいて申請者の方から補助金請求書を出していただいて、最終的に補助金を支出するということになっております。  今回5件が判明したわけでございますけれども、それにつきましては、ことしの4月になりまして、その5件のうちの1人の方からまだ補助金が口座のほうに入っていないようだがどうなっているのか調べてくれというような申し出がありまして判明したわけでございます。  以上でございます。 121 19番(中川忠則君)  私も余りこの質問自体も整理をしておりませんので、違うふうになるかもしれませんが、1つ不思議に思っておりますのは、まず、補助金がその年度年度において、金が国や県から市に交付されておったのかどうかということがまず1点ですね。  それで、先ほど答弁にはありませんが、この交付の決定の通知とかが、5件と今言われましたので、きちっとされておるのかどうか。  そして、3点目に、市は本当に支払う義務があるのかどうかですよね。ある場合には、市の間違いかどうかははっきり言えませんが、こういうときに何年までさかのぼって市は払わなければならないのか。  4点目に、こういう予算計上がされておりますが、これは損害賠償的な意味が含まれておるのかどうかですよね。  そして、5点目に、さっき1回目から言っておりますように、こういう理由で予算計上をせざるを得ませんでしたとか、この予算計上をされた、だれでもわかるような説得する理論構成というか、理由づけを欲しいんですけど。これはとにかく初めてですよね、こういう形。初めてであります。保健環境課の場合にわかっておったのかどうかも知りたいんですね。わかっておったとすれば非常に悪意になります。この補助金が平成5年度ぐらいから設置をされまして、4,281基で人員が1万8,000人で交付額が20億円ぐらいの交付をされておるわけですから、職員は一、二件の問題ではありませんので、これには精通しておったと思うとですよね。ですから、私が知っておったか知らなかったという点も非常に大事ではなかろうかと思いますので、もう3遍目ですから、詳しい説明をお願いしたいと思います。 122 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  国、県の補助金の関係ですけれども、この5件につきましては補助金として支出をいたしておりません。そのようなことから、国、県の補助対象には含まれないところでございます。  次に、補助金の申請書は出され、交付決定の手続をやったのかということでございますけれども、交付決定の手続をやった実績は見られないところでございます。  過年度の分を補助金として支払うべきかということにつきましては、専門家の方に御相談申し上げて、補助金の交付申請書が提出され、浄化槽が設置されているのであれば、やはり補助金として支出すべきではないかというようなコメント、御意見をいただいておりますので、そのことを含めまして、今回予算計上をいたしたところでございます。  また、何年前まで支払うべきかということでございますけれども、これも専門家の方に御相談申し上げておるんですけれども、補助金の交付決定、あるいは交付確定という事務処理を行っておりませんので、申請者の請求権というんでしょうか、それはまだ生じていない。ただ、補助金としては支払うべきだというような考え方のもとに判明した5件について支払う方向で計上させていただいたわけでございます。  それから、過去にわかっていたのかどうかという問題でございますけれども、私どもは先ほども申しましたとおり、ことしの4月に入りまして、申請者の1人の方からそういう申し出がありましたので、初めてわかった次第でございます。 123 議長(濱崎清志君)  第32号議案に対する質疑をとどめ、第33号議案 平成23年度島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 124 議長(濱崎清志君)  第33号議案に対する質疑をとどめ、第35号議案 平成22年度島原市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 議長(濱崎清志君)  第35号議案に対する質疑をとどめ、第36号議案 平成22年度島原市温泉給湯事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。 126 5番(松坂昌應君)  皆さんも御心配と思いますけれども、小涌園が廃業して、今回の決算にはまだ反映はしておらんとは思うんですけれども、非常にこの温泉給湯事業の会計そのものがかなり大きな財源だったと思うんですね。この件を踏まえての見通しというのかな、そもそもこの温泉給湯事業そのものがいつも一般会計からかなりつぎ込んで維持をしておって、この後の見通しみたいなのがあれば、大きな方針だけでもお聞かせ願えればと思います。 127 産業振興部長(柴崎博文君)  6月30日をもって小涌園が営業を終了したということで、温泉使用をしているホテルが1軒減ったということは事実でございますけれども、確かに本当にふだんから、この温泉給湯事業につきましては燃料等の価格に本当に左右をされるというようなことで、厳しい経営が強いられているところも事実でございますけれども、せっかく島原にこういう形で島原の温泉があるわけですから、厳しい中にも何とか維持できるような方向性を持ちながら取り組んでいきたいというふうに思っております。 128 5番(松坂昌應君)  例えば、泉源の温度を一たん加熱をして回すような仕組みだけれども、例えばこれをもう加熱をしないで回すだとか、いろんな抜本的にちょっと考えなきゃいかん部分が出てきたのかなとかも思っているんですけれども、そういったような検討もされるんでしょうかね。ちょっと問題提起だけにして、あとはもう答弁要りません。ぜひ委員会のほうでここら辺を詳しく論議していただければと思います。よろしくお願いします。 129 21番(島田一徳君)  1つだけお伺いしておきたいと思います。  この収入未済額1,500万円余りあるんですね。ここのところというのは、大体何社ぐらいに供給しているんですかね。特別供給と普通供給というのがあるんですかね。そこのところは件数的にはどういうふうになっているんですか。 130 産業振興部長(柴崎博文君)  平成22年度の決算ベースで申し上げますと、普通供給が7件、旅館等の供給は7件でございます。一般家庭的な特別供給が48件でございます。 131 21番(島田一徳君)  そうしますと、さっき松坂君、もう沸かさんでやって、そっちで勝手に沸かしてくれみたいな話でしたほうが料金的にも安くなるんじゃないかみたいな話もしたようなんだけれども、そういったことを検討されたことというのはないんですか。この問題というのは、もう亡くなった議員もいらっしゃるんですが、随分昔から、もうやめりゃどがんあっとねという話を旧島原の議員さんたちの間でもよく聞かれたんですね。これが展望がある話なのかどうなのか、何か無理にしがみついているみたいな気もするんだけれども、そこのところどうなんでしょう。抜本的な対策というのは考えたことないんですか。 132 産業振興部長(柴崎博文君)
     これまでもそういう灯油じゃなくて、他の燃料を使って温度を上げる方法とか──ヒートポンプなんかですね。あるいは源泉をそのままでという話は論議はしたことございますが、じゃ、具体的にどこまでどうやるのかということまでは大変恐縮ですがまだやっておりませんし、特に私どもが観光行政携わっておりまして、温泉というのはやはり今までの観光客の中でも第一番目に必要とされる要素であることはいろんなデータでも出ておりますので、ぜひ何とかこの島原の温泉ということで私どもは維持をしていきたいというふうに思っております。 133 議長(濱崎清志君)  第36号議案に対する質疑をとどめ、第37号議案 平成22年度島原市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 134 議長(濱崎清志君)  第37号議案に対する質疑をとどめ、第38号議案 平成22年度島原市老人保健特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 議長(濱崎清志君)  第38号議案に対する質疑をとどめ、第39号議案 平成22年度島原市島原都市計画事業安中土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 議長(濱崎清志君)  第39号議案に対する質疑をとどめ、第40号議案 平成22年度島原市有明町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 議長(濱崎清志君)  第40号議案に対する質疑をとどめ、第41号議案 平成22年度島原市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に対する質疑を行います。 138 21番(島田一徳君)  ちょっと歳入のところで伺っておきたいんですが、例えば、国民健康保険税の滞納というのも結構ありますよね、5億円から上っています。そうした場合に、この後期高齢者の支援金というんですか、とにかくそっちのほうに回すお金があるわけですね。 139 議長(濱崎清志君)  島田議員、できれば所管の委員長でありますので、ちょっとその辺は委員会でやっていただきたいと思います。  第41号議案に対する質疑をとどめ、第42号議案 平成22年度島原市水道事業会計決算に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 140 議長(濱崎清志君)  第42号議案に対する質疑をとどめ、各議案に対する質疑を終結いたします。  次に、日程第16.第43号議案 建設工事請負契約の締結についてを議題とし、提出者の説明を求めます。 141 教育次長(高見彰久君)  第43号議案 建設工事請負契約の締結について御説明をいたします。  お手元の資料の1ページをお願いいたします。  まず、契約の目的でありますが、第三小学校旧校舎改築建築主体工事でございます。  契約の方法は、制限つき一般競争入札で実施しておりまして、契約金額は6億889万5,000円、契約の相手方は星野・入江・昭和技建特定建設工事共同企業体、代表構成員は島原市梅園町丁2870番地1、星野建設株式会社、代表取締役 星野親房であります。その他の構成員は、島原市上の原三丁目6745番地2、有限会社入江亀建設、代表取締役 入江亀と、島原市上の原一丁目6222番地6、有限会社昭和技建工業、代表取締役 大町辰朗でございます。  この請負契約の締結につきましては、予定価格が1億5,000万円を超えるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を経ようとするものでございます。  なお、参考といたしまして、2ページに関係条例の抜粋を、3ページから23ページまでは建設工事請負仮契約書の写しを添付いたしております。また、別冊ですが、議案参考資料といたしまして、配置図等の関係図面を添付しております。  以上で説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 142 議長(濱崎清志君)  これより第43号議案に対する質疑を行います。 143 19番(中川忠則君)  二、三点お尋ねいたしますけれども、まず第1点目は、契約締結の議案ですから、契約管財グループが説明するのかなと思いますけれども、教育次長が説明して、今度、監督は教育委員会からまちづくりにかわると聞いておりますが、本当にこの議案の一番もとになる課はどこなのか、まず第1点目に。  それと、契約の目的が改築建築主体工事とされておりますので、この請負契約については、第三小学校は6億円かと思われがちですので、この工事には何々が入っておるのかお尋ねをします。  それから、3点目に、仮契約書の5ページの監督職員についての規定が事細かになされております。聞きます理由は、第一小学校のときにああいう予期せぬ金額が、打ち合わせは綿密にしておきながら1,000万円という追加の金額が出て、そして、引き渡しの3日前に臨時議会まで開いてしなければならないという事態が生じました。やはり監督の職員がおるわけですので、今回は監督職員に資格を持った人がなるのかどうか、まずここは非常に大事なところと思いますので、第一小学校の二の舞をしないようにするためにあらかじめ質問をしたいと思います。  それから、同じく監督職員のところに、工事材料の試験というふうにされておりますが、工事材料の試験や検査を本当に監督職員も立ち会うのかどうか。  それと、最後になりますが、第9条第5項に、「この契約書に定める請求、通知、報告、申出、承諾及び解除については、設計図書に定めるものを除き、監督職員を経由して行うものとする」ということで、「この場合においては、監督職員に到達した日をもって発注者に到達したものとみなす」という、非常にこれは監督責任で承諾までできるような文言になっておりますので、この点の説明も詳しくお願いしたいと思います。 144 教育次長(高見彰久君)  まず1点目の、議案の説明を教育次長がしたという部分につきまして、予算計上を教育のほうでさせていただいております。今回の第三小学校の工事につきましては、施工管理については、まちづくり基盤整備部にお願いをしておりますけど、予算計上しているということで私のほうで説明をさせていただきました。  それから、2点目の全体の工事ですけど、第三小学校につきましては、総事業費を全体で10億2,000万円を予定いたしております。その中で、今回の審議をお願いしております建築主体工事、それからほかには仮設校舎の建設工事、旧校舎の解体工事、それから建築主体に伴います機械設備、それから電気設備、そして屋外附帯工事等がございます。  今回の6億円の金額につきましては、建築主体全体の金額でございます。 145 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  監督職員に関連してでございますけれども、工事材料の試験に立ち会うのかというような質問でございましたが、これは、材料試験あたりの報告書、それと現場に立ち会うこともございます。材料の試験の報告書、これでチェックすることもございます。  それから、有資格者かどうかという話ですけれども、今回、主任監督員がうちの建築班の班長でございまして、1級建築士でございます。 146 まちづくり管理グループ長(森 純一郎君)  この契約で一定契約を結びますと、このようなことで監督職員に到達した日をもって発注者に到達したものということになります。 147 19番(中川忠則君)  そうすれば、第一小学校のように予算をオーバーして承諾をしておるところはどこでチェックするとかというのが私の一番大きな質問の要旨ですよ。監督職員に到達したと言えば、現場で監督職員にこういうふうに変わりますよと、監督職員がいいですよと承諾すれば、もう決裁権を持つグループ長とか部長には伝わらんでも承諾したということになるとですか。これからいけばそういうふうになるとですよ。だから、違うならどこで違うというふうに言ってもらわんと、これは少しそういう誤解を生じるわけでしょう。その請負契約金額の中で変更したり承諾されたりする場合は問題は何もなかですよ。ところが、8月の臨時議会のときには、くどかごたるですけれども、1,000万円オーバーしておったわけでしょう。そして、いろいろ打ち合わせの書類はかなり分厚かったと聞いておりますけど、そういうこの請負金額を超えてまで承諾する権限があるのかどうかというとが質問の趣旨ですから、そこをはっきり踏まえて説明をしてもらいたいと思います。  それから、監督職員は1級建築士が1人でするんですか、複数でするんですか。 148 まちづくり管理グループ長(森 純一郎君)  監督職員は、監督員と主任監督員の2人で行います。  それと協議につきましては、通常、協議書を出されまして、そこで協議を行います。その分について、それぞれのことによりまして決裁も上まで上がって決裁をいたしますけれども、金額につきましては、議決を受けた額とか、そういったものの兼ね合いを見ながら、どういった形でしていくかというのは最終的に決裁を受けた後に回答するようなことになっております。 149 19番(中川忠則君)  今回は係がかわりましたので、多額な金額ですから、個人にしてみますと莫大な金額ですので、億単位の金額で、工事の最後ごろにならんと請負金額内でされておるかどうかなかなかわかりにくいと思いますが、工事の途中で何回ぐらいこの金額はチェックされるわけですか。そして、その2人の職員は2人とも1級建築士が当たりますか。もう少し書類の、現場で工事の現場監督から監督職員が相談を受けて、そしてその後、まちづくり基盤整備部にはだれの係に回ってきて、そして、梶山部長に最後の決裁が回るという、この段取りをもう少し説明をしてもらいたいと思います。いいですか、予算の範囲内の変更はわかるとですよ、請負金額の中で変更される場合。第一小学校の場合もきちっと市の職員のプロがついておったら早目にわかったと思うとですよ。私は追加を全然認めんという考え方じゃなかっですよ。勝手にしたというところに、議会の議決をもらわなければならないのに、もらわないで1,000万円も使ったというところに、ここを指摘しておるだけですからね。後で追加予算とか上げれば、本当に必要かったら追加予算で第一小学校の問題も上げればよかったわけですけれども、やはり今回は少し監督者も責任を感じながら工事に当たってもらわんと、要らん金かかるだけですからですね。本来はこれは契約管財グループが答えなんとですけれども、契約の内容ですから、まあ梶山部長でよかですから、そういう変更をしていくとき、だれが決定権を持つのか。そして、どういう職員に決裁の書類が回るのか、その説明をお願いしたいと思います。 150 まちづくり基盤整備部長(梶山正剛君)  今回の第三小学校の工事に関しましては、うちの建築班の1級建築士の免状を持った2人が主任監督員として対応することにいたしております。  それと、現場の工事に入りましてからいろいろ工事変更等々生じるわけでございますけれども、通常は請負工事費の中で調整しながら、工事を進めてまいります。もし、工事費等に変更が生じますと、契約変更伺というようなことで、その金額、今回は6億円余りの契約でございますので、当然、市長までの決裁を得て契約額を変えるということになります。 151 5番(松坂昌應君)  私もちょっとお聞きしますけれども、今、ちょっと説明で総予算10億2,000万円のうちのという話だったんですけど、今回計上されている6億800万円ですかね、これは全体じゃないかとは思うんですけれども。つまり、10億2,000万円の分が6億800万円でというわけじゃないんでしょう。だから、今回の6億800万円の当初予定していた予算で上げた部分は幾らになるのかですね。ちょっと別の聞き方をすれば、いわゆる落札率は何パーセントで落札をしたんでしょうか。 152 契約管財グループ長(金子忠教君)  落札率でございますけれども、89.4%でございます。 153 5番(松坂昌應君)  当初予算に上げた額と、いわゆる入札のときの予定価格というのは若干違うのかとは思うんですけれども、今の89.4%で、いわゆる割り戻した数字が予定価格ということになるんでしょうけど、もう済んだことですから聞くんですけど、その予定価格と当初予算とは同じ額なんですか。これはたしかこの前、第一小学校のときにもちょっと気にかかって質問はしたんですけど、いわゆる予定価格というのを役所のほうが用意するときに、原価計算みたいなものを計算をして、それに、よく言う諸経費を掛けて、1.2とかいう数字を掛けて予定価格を出すとかというふうに大体把握しておるつもりなんですけれども、それを競争入札でもって、最低制限価格にかからない一番安い金額を入れたところが落札をするという、その流れで間違いないんですよね。  それで、前回、第一小学校のときに私がちょっと質問をしたのは、それはもう契約完了している。あのときに発生した例の1,000万円ほどの追加工事の発注のときの計算の仕方ですね。あれはもう中川議員が言うまでもなく、本来は事前に議会に諮ってもらうべき内容だったと思っているんですけれども、あのときにもう終わってしまった工事費1,000万円を議会で議決してくれろというような趣旨の話でした。ただ、あのとき私が聞いたのは、その金額を、これは入札でもなんでもないわけですよね、今、仕事をしている業者さんが言われた額で仕事をすると。そのときに、あのとき私質問したのは、何で0.9を掛けるんですかというようなことを言いました。今回のでいうと、多分0.894ですか。例えば第三小学校の工事をしていった、終わりのほうになってから、あと1,000万円ほどの工事が発生したよというときに、その計算をするときに、業者さんがもう決死の思いでなるべく安い金額で抑えて自分のところにとろうということで頑張って、本来であれば100%で落としたいんだけど、89.4%まで落として落札した。その89.4%という数字を掛ける根拠は何だったんですかと。当時、契約管財グループの方ですかね、慣例ですからというようなことをおっしゃったんだけど、その辺の話は、今回のこの分厚い20ページほどの契約書の中に書いてあるんですか。いろんな契約変更とかなんとか書いてはあるんだけれども、金額の決め方については特に書いていないようですけれども、金額については、もちろん話し合いができればいいんですけれども、そういう0.9を掛けていいんでしょうかという話です。  あと1つ言えば、そもそもこの諸経費という、1.2という数字をたまたま私言いましたけれども、この1.2という数字は、私が業界の方に聞いたところによると、大きな工事ほどスケールメリットがありますから、パーセンテージでいえば経費は少なくて済むと。例えば1.15でオーケーだと。ところが、小さな工事になると、いろいろ経費が割高にかかってくるから、小さな工事だと1.5とか、1.4とか、1.8とか、そういう額で計算するのが普通であるということを聞いています。そうであれば、この6億円規模の工事の場合に、第一小学校の場合なんかがそうですけれども、そうやってあのときはたしか出された数字でいえば1.2を掛けてありましたね。1,000万円という数字を出すときに追加発注分の原価掛けるの1.2、そして掛けるの0.9というふうになっていたんですけれども、あれは通常でいえば、1.2ではなくて1.5を掛けた上に、こっちの都合でお願いしたんだから1.0を掛けるべき、そういう数字ではなかったかと思うんですけれども、どうでしょうか、意味わかりますか。 154 議長(濱崎清志君)  松坂議員、この今の質問は、第一小学校に関する問題ですか、追加に関する問題をされているわけですか。整理して。 155 5番(松坂昌應君)続  できれば第一小学校のときの事情も説明してほしいんですけれども、そのことがまたこの第三小学校で全く同じことが繰り返される可能性があるから言っておるんです。だから、第三小学校のときにも、例えば追加発注があった場合は、第一小学校のときと同じような考え方で基本的な追加発注の分の計算はするよということなんですか。ただ、どっちみち前回と違って、今度の場合はきちんと議会に諮られるものとは思っておりますけれども、そういう理解でよろしいですか。 156 総務部長(本多直行君)  第一小学校の例でお話しされましたけれども、第三小学校につきましても同様の方法で積算をするということになります。 157 議長(濱崎清志君)  質疑を終結いたします。  これより各議案の委員会付託を行います。  第28号議案、第29号議案、第31号議案及び第37号議案を総務委員会に、第36号議案、第39号議案、第40号議案及び第42号議案を産業建設委員会に、第30号議案、第33号議案、第35号議案、第38号議案、第41号議案及び第43号議案を教育厚生委員会にそれぞれ付託いたします。  お諮りいたします。第32号議案については、19人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 158 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、本件については19人の委員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、議長及び議会選出の監査委員を除くお手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 159 議長(濱崎清志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました19人の議員を予算審査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。  次に、今期定例会において本日までに受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり所管の委員会に付託しましたので、御報告をいたします。  以上で本日の日程は終了いたしました。  次の本会議は21日定刻より開きます。  本日はこれにて散会いたします。  なお、引き続き予算審査特別委員会を開きますので、会議室に御参集をお願いいたします。                              午後2時3分散会 Copyright © Shimabara City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...