まず、今後市民を対象といたしました
説明会のほうを来月16日、日曜日の午前10時半から11半まで、
仙台国際センター会議棟3階
しらかし2において開催いたします。年明けの2月には
かさ上げの
デザインなどについて
市景観総合審議会に
報告し、
平成31年度には
かさ上げ工事に着手する予定でございます。
4:
◯委員長 ただいまの
報告に対して
質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯委員長 なければ、次に
交通局より御
報告願います。
6:
◯交通事業管理者 南北線の漏電による
全線運休事故の
調査結果及び今後の
対応について御
報告申し上げます。
交通局では、本年4月18日に発生した
地下鉄南北線の
全線運休事故に関しまして、
事故の
原因究明及び今後の
再発防止対策等の検討を行うため、局内に
高速鉄道事故等調査委員会を設置し審議を重ねてまいりました。このたび
当該委員会での審議結果を踏まえ、
交通局としての
対応を取りまとめましたので、御
報告申し上げます。
詳細につきましては資料3により
施設課長より説明いたします。
7:
◯交通局施設課長 では、お手元の資料3に基づき
南北線の漏電による
全線運休事故の
調査結果及び今後の
対応について御説明させていただきます。
初めに、
事故発生状況と
お客様への
対応状況でございます。
発生日時は
平成30年4月18日水曜日17時16分ころ。
発生場所でございますが、資料中ほどの図をごらんください。八乙女駅の南側約300メートル、
黒松トンネルの北側約50メートルの地点でございます。今回の
事故では約7万人の
お客様に影響があり、
対応としましてはJR東日本による
代替輸送と市バスによる振りかえ輸送を行っております。それから、
現場検証につきましては資料に記載のとおりでございます。
次に、
高速鉄道事故等調査委員会の
開催状況でございます。
平成30年5月9日に第1回を開催後、最終となった
平成30年11月6日の第4回まで、
事故の
原因や
事故発生に至った
問題点、
再発防止策等を審議していただきました。
3番目に、究明された
事故原因でございます。
直接的な
原因としては、架線に電気を送る
ケーブルは
信号通信ケーブルを収容している側溝の下に埋設されており、側溝が沈下したことで押しつぶされ損傷し漏電したことでございます。また、側溝が沈下した
原因は、
側溝下の
盛り土材が
東日本大震災及び雨水により一部沈下流出したことによります。
裏面をごらんください。4番目に、
再発防止のための施設の改善でございます。
改善前と改善後の図をごらんください。
1)として、架線に電気を送る
ケーブルに側溝の重さがかからないよう、
信号通信ケーブルを収納する側溝の上部を横断させる
ルートに変更します。これは6月21日までに完了しております。
2)として、
盛り土の沈下によって生じた
側溝下のすき間をモルタルで充填し、沈下を抑止します。これは7月31日までに完了しております。
3)として、
バラスト砕石の下に敷設されている
ゴムマットの影響で
雨水側溝に雨水が流れない状況となっておりますが、
ゴムマットを一部撤去することにより雨水が
当該側溝の下に回り込まないよう
排水経路を改善するものです。これは年内に完了の予定です。
5番目に、今後に向けた改善でございます。
まず、鉄道の施設についてでございます。
1)としまして、架線に電気を送る
ケーブルは
老朽化による劣化は認められなかったことから、更新時期の前倒しは行わないこととし、今後更新する際には
ケーブルの
ルートなどについてより安定的な構造となるよう検討いたします。
2)としまして、今回の
事故も含めた
技術情報の継承、
共有化に向けて、職員の
教育訓練等の
取り組みの充実を図ります。
次に、情報の伝達についてでございます。
1)としまして、
情報収集・発信の
一元管理及び
事故等発生時の
体制確保と
担当業務の
明確化に向け、異常時
対応マニュアルの再整備を行います。
2)としまして、再整備する異常時
対応マニュアルに基づく
情報伝達訓練を行い、その
実効性を確認します。
最後に、
お客様への
対応の改善でございます。
お客様への
対応については、
交通局内における業務の連携、バスの振りかえ輸送、
運行情報を初めとする広報などの体制が十分ではありませんでした。当時の状況についても現在も検証を行っているところであり、今後
お客様への
対応に関する
マニュアルの見直し及び訓練を年度内に実施することとしています。
なお、
調査結果
報告書をあわせてお配りしておりますので、後ほど御高覧くださいますようお願いいたします。
8:
◯委員長 ただいまの
報告に対して
質問等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
9:
◯委員長 なければ、以上で
報告事項関係を終了いたします。
この際、当局から
報告を受けた事項以外で皆様から何か
発言等がございましたらお願いいたします。
10:
◯野田譲委員 それでは、私から数点質問をさせていただきます。
その前に
水道局がいらっしゃいいますので、先日、10月31日、1日、2日と
豪雨被害に遭った
姉妹都市の宇和島に訪問させていただきました。市長、議長から
ねぎらいの言葉をいただきました。それはまさに
先発隊で行った
水道局次長以下職員の皆様、そしてまた
水道事業管理者、後に現地を視察に行かれたと聞いておりますけれども、それに対しましてまさに仙台市の
皆さんのノウハウ、本当にお役に立ったということを高橋副
委員長とともにお邪魔をさせていただきましたけれども、
ねぎらいの言葉をいただき、くれぐれもよろしくということをお伝えしてほしいということでございましたので、この場をかりて御
報告させていただきたいと思います。
それでは、数点質問させていただきたいと思いますが、11月16日に
水道事業管理者のほうから電話にて御
報告をいただきましたけれども、仙台市の
発注工事の
資材単価ミスということで御
報告をいただきました。詳しく
水道局の部分については御説明をいただきましたけれども、
都市整備局のほうから後に会派のほうに資料が
記者会見の
発表資料ということで置いておりましたが、これちょっと詳しく御説明をいただけますか。
11:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 今回の
資材単価の誤りについて、まずこれまでの経過を御説明させていただきたいと思います。
4月26日に今回の事案が発覚したところでございます。こちらは
工事の
発注課のほうから
工事の
予定価格算出に使用する
資材単価についての問い合わせがございまして、そちらのほうを精査しましたところ誤りがあることが判明したところでした。ほかの
単価にも同様の間違いがないかどうかを
調査しましたところ、99品目で
単価の誤りが判明したということでございます。
早速区あるいは
企業局も含めました
契約担当課のほうに、64件当時
契約手続中だったものがありましたけれども、この手続の中断を要請させていただいたところでございます。
翌日には
記者発表をさせていただきまして、手続を中断している64件の
調査を開始させていただいたところでございます。
さらに、5月10日につきましては、
調査を進めていく過程の中で
水道局の
資材単価でも同様の誤りが33品目あったということが判明しまして、先ほどの99品目と合わせまして132品目の誤りがあったということがわかったということ、そして64件、現在は全て契約を結び
工事のほうを行っているということになりますが、その64件の
調査結果とあわせて
記者発表を実施させていただいたところでございます。
5月21日、本
委員会におきまして以上の御
報告をさせていただいたところでございますが、その中で誤った
単価を使用していた期間がさかのぼって
平成29年4月からということが判明しておりますので、そこまでさかのぼった
調査を行うということを御
報告をさせていただきまして、今般その結果がまとまりましたのでこちらのほうを
記者発表させていただいたというところでございます。
まず、その
調査の結果でございますけれども、
平成29年4月から
平成30年4月までの全
発注案件、こちら2,883件あったわけなんですけれども、こちらのほうについての
調査結果といたしましてまず誤りのある
単価、先ほどの132品目ですが、こちらを使用していたものが590件ございました。
うち水道局の
単価の誤りに起因するものは66件ございました。
このうち入札の結果に影響が生じてしまったもの、つまり本来落札すべき業者さんでない方が契約をしてしまったものが30件ございました。さらに、こちら最終的な支払いの金額に差が生じてしまったものが292件あったということが判明いたしまして、こちらのほうを
記者発表させていただいたというところでございます。
12:
◯野田譲委員 まさに先日
記者発表した資料に基づいての御説明でございましたけれども、まさにこれは64件が残されていた部分全てわかったので
記者発表ということでありますけれども、21社が本来落札の機会を逃すということであったようでありますが、この問題というのは
水道局の場合は職員の
ミスだということ、
市発注の部分については
委託業者の
ミスだということでございますが、この
委託業者を選定するのに何か公募とか何か、随契とか何か、そういう入札とかあるのかどうか、お聞かせください。
13:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 委託業者の選定でございますけれども、こちらは入札に基づいて
競争性を確保する中で選定を行ったところでございます。こちら東京に本社のある
調査会社ということでございまして
平成28年度の業務から入札に参加していたというところでございます。
それまでは大手の
調査会社2社のほうがメンバーに入っておりまして、それの入札の結果としまして一番安価だったこの
調査会社が
平成29年度分、そして
平成30年度分の
調査を行っているというものでございます。
14:
◯野田譲委員 入札によって安価な部分の業者が選定されたという、その業者がこのような
ミスをしたという、その補償的なものを今後どういうふうに進めていくのか、お示しください。
15:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 本件につきましては、
発注者である私どもの
チェックの漏れがあったという事実も大きいところがあるとは思いますけれども、
調査会社につきましては
契約書の中に
瑕疵担保に関します規定がございます。この中で、当然今回の件につきましては正しい
成果物を納品できなかった、そして、その結果発生した
工事の
支払額に差が生じてしまうというふうな重大な事件があった、さらには、入札の結果が異なったものになってしまったと。それらの影響を鑑みますと、きちんとこの差額につきましてもこの
調査会社のほうに求めていきたいなというふうに考えてございます。
16:
◯野田譲委員 ぜひそういう部分はしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
前々から、今回この
単価ミスでありますけれども、
積算ミス、さまざまな
積算ミスが今まで数多くあったことによって指摘もさせていただいてまいりました。ここ1年以内で
積算ミスがあったのかなかったのか、あればどれぐらいあったのか、ちょっとお示しいただきたいなと思います。
17:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 本来
工事の
予定価格を算出する業務につきましては、
積算ミスなどあってはならないというところは
皆さんの意見の一致するところだと思いますが、ただ、残念ながら積算の
ミスが生じているということも事実でございます。
今般、
単価の
ミスというものがわかりまして、その結果がこれだけの広い範囲に及んだというところをしっかりと反省する必要があるのかなというふうに考えております。
私どものほうで確認しております、
平成29年度になりますけれども、その
ミスにつきましては合計で7件ほど確認してございます。そのうち入札の中止にまで至ったものも7件ということで、発覚した段階で全て入札のほうを中止にしてございます。
18:
◯野田譲委員 まさに
積算ミスというのは、今回の
単価ミスにおいても21社がまさに仕事をとれたかもしれない、そういう業者さんなんです。やはり、企業というものは落札をし、そこで利益を得て会社を維持し、
従業員の給料を支払っていくわけでありますから、まさに本来とっていればその金額がそのとれなかった会社のものであったというところもあるんでありまして、この
積算ミス、
平成29年度7件あったということでございますけれども、やはり
積算ミスをするということの
原因については今までも再三指摘をさせていただきましたけれども、再
チェック、
再々チェック、そういうことがこの7件において怠っていたからこの7件の
積算ミスが起こったのかどうか、その辺をお聞かせください。
19:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 これまで私どものほうで
積算ミスとして
報告をいただいているものを分析いたしまして、その主なものといたしましては、幾つかございますけれども、まず一つが数量を計上する際に間違った数量を計上してしまったもの、あるいは
単価というものが例えば10メートル当たりだったものを10分の1に割り戻ししないでそのまま使ってしまったもの、あるいは
金抜き設計書に本来載せるべきでない情報が間違って掲載されてしまったもの、このような
ヒューマンエラーが非常に多く見受けられるところでございます。
言うまでもなく、
公共事業についての
信頼性を確保するためには、きちんとした
予定価格を算出する責務が
発注者にはあるというふうに考えてございます。その影響の度合いというものが今回のように本来入札の機会を逸してしまうというふうな大きい影響も考え得るというものもございますので、今後私
ども技術管理室、今回
技術管理室がまさに
ミスを起こしてしまったわけなんですが、全庁的な
取り組みとしましてこれまでの
ミスの
事例集なども活用し、それらを共有することによって
ミスの防止を全庁的に進めていきたいなというふうに考えてございます。
20:
◯野田譲委員 ぜひ
ミスのないように取り組んでいただきたいと思いますけれども、これから年末にかかってさまざま発注する予定の部署、
区役所等々あるかと思います。今までも何度も発注したけれども入札の参加がなくて不調に終わったという件も結構あるように聞いているんですが、この不調に終わる
原因というのは
地元企業に聞きますれば
人手不足とか
単価が合わないとかという話を聞くわけでありますが、
担当局としてはどういう
情報収集をしているのか、なぜ不調に至っているのか。
やはり発注する側としてみれば、この
工事は早くこの年次に終わらせたいという思いで発注していると思いますので、その辺の不調に終わっている
原因をどういうふうにつかんでいるのか、お聞かせください。
21:
◯都市整備局参事兼
技術管理室長 不調の
原因はるる考えられると思います。
委員が御指摘のあったところの
原因というものも非常に大きいかなと思います。あと、
復興事業について県内ではまだ
最盛期を迎えておりまして、そちらのほうに
人員等が行く中で、どうしても人員的な部分の
単価が折り合わないだとか、あるいは多くの
工事を抱えてなかなかそちらのほうに入札の参加がなかなか至らないというふうなケースもあるやに伺っております。
私
ども機会を設けまして
建設地域の
建設業団体の方とお話をする中でこのような
指摘等もいただいておりますし、
原因等につきましてもお話し合いをさせていただいているところでございます。その中で、
発注者としてどのような対策ができるのかにつきましても
意見交換の場の中できちんと業界のお話なども伺いながら、
実効性の高い対策というものを進めていきたいなというふうに考えてございます。
22:
◯野田譲委員 今後さまざま発注する予定のものについて、業者さんが参加をして受注したというときに、
積算ミスが発覚してとれるものがとれなくなったとか、そういうことのないようにぜひ進めてほしいと思います。
今後、
都市整備局長、体制としてやはり気を引き締めて、やはり
再々チェック含めてすべきだと思いますけれども、御見解を。
23:
◯都市整備局長 今御指摘ありましたこのたびの
工事資材単価の誤り、あるいはこれまで年に何件かございました積算の
ミスにつきまして、昨年度の
工事発注分も含めまして多くの
工事に影響が生じることとなりましたこと、関係する皆様に多大なる御迷惑をおかけしましたことにつきまして改めておわびを申し上げたいと思います。
今後このような
ミスが起きないように、
単価算定の過程における
チェック体制の強化はもとより、先ほど
技術管理室長から申し上げましたように
ヒューマンエラーに基づく
ミスというものが生じないような、
ミスの事例を参考にしました
研修体制の強化、そういったところに力を入れてまいりまして、
再発防止にしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。
24:
◯岡部恒司委員 6階の
建設局さんに激励とエールを込めながら若干お伺いをいたします。
去年だったでしょうか、
道路予算幾らなのと聞いて、
最高マックスのとき何年にこれくらいだと言って、今これくらいだと
自分自身で言ったんですけれども、何かちょっと自信がなかったものですから、私の記憶では
平成6年、7年ぐらいが700億円だか800億円だかぐらいあって、最近だと6割ぐらい減ったんじゃないかなと勝手に思い込んでいるんですが、ちょっとこれ確認させてください。
25:
◯道路計画課長 道路関係事業に係る予算につきましては、
平成6年度の約600億円をピークに減少しまして、震災前の
平成22年度には約237億円になっており、その後の
かさ上げ道路などの
震災復興事業等によりまして増加があって、今年度につきましては約418億円を計上しているところでございます。
26:
◯岡部恒司委員 復興関係について除いたほうがわかりやすいと思うんで、いずれ近いところの数字でいくと震災前に300億円ですよね。こんなに減ってきているんだということだった。
そこで、今
建設局では
工事をやっているものがあると思うんだけれども、いわゆる大物というか、大型の
道路、大型ってどのくらいなのという基準の判断が違うと思うんだけれども、何となく10億円前後以上のものが大きいものかなと思うんですけれども、そこら辺の大きな
道路工事、着手、着工というものが何本ぐらいあって、そんなにこの予算ではないと思うんだけれども、例えばこういう
道路がありますよというものをちょっとお教えいただければと思います。
27:
◯道路計画課長 道路事業におきまして現在契約中及び今年度
発注予定で
契約額または
予定価格が10億円を超える
工事につきましては、
東部復興道路整備事業であります
かさ上げ道路6件でございます。
28:
◯岡部恒司委員 復興関係のものは抜きにして話さないと何かぐちゃぐちゃになると思うんです。では、
復興関係以外のものはないということ。それから、
区役所が行っている
工事というのは、これは別なのか。それともそんな大きい
工事はないということなのだろうか。そこら辺はいかがでしょうか。
29:
◯道路計画課長 先ほど御答弁申し上げましたのは10億円以上ということでお話しさせていただきましたけれども、ここで3億円というふうなボーダーラインを引かせていただきますと、ここでも
かさ上げ道路に関しましては4件ございます。また、仙台駅西口再
整備事業に関しましては
工事が3件、それと
都市計画道路の
宮沢根白石線の
浦田工区、ここにつきましては
工事が3件ございまして、
委員のお尋ねのあります
区役所の
事業につきましては
宮城総合支所の発注している
工事案件が2件、そのほかございます。
30:
◯岡部恒司委員 いろいろ少なくなった予算の中でやりくりしている御苦労も本当にわかると思うんです。いろいろ地域からも要望があるでしょう。陳情あるでしょう。何となくお願いしに来たわけじゃなくて、地域からの積み上げたものを検討し合ったものを、考えたものを地域の悲願である
道路等々要望してきておる。それにどういうふうに
対応しているのかなと。
お金が予算がないからだめですと断り切れないものだってあると思うんです。それはたくさんあるような気がするんですけれども、そこら
辺区役所だけとは限らないですよね。本庁にだっていろいろな要望が上がってきていると思うんですけれども、答えを出し切れていない要望、陳情、幾つでもあると思うんだけれども、そこら辺の
対応の仕方というのはどういうふうになさっているんだろう。
31:
◯建設局長 道路事業につきましては、
道路の新設などももちろん行っておりますが、近年は
橋梁長寿命化修繕事業など
保全系の
事業に結構シフトしてきているというところではございます。なので、まずは
道路新設につきましても
長寿命化修繕
事業につきましても、現在
事業中のものをまずはしっかりと進めるということが必要かなと考えてございます。
それで、地域の皆様からの御要望などにつきましては、その緊急性あるいは重要性というものを総合的に勘案させていただいてしっかりと進めてまいりたいというふうに考えております。
32:
◯岡部恒司委員 10年くらいになるだろうか、
都市計画道路を随分7階の
都市整備局のほうでなくしたよね。あのときだって、そんなにいろいろな苦情とかもめごとはなかったやに聞いています。本当かなと思うんです。
やはり地域住民、市民は一番関心があるのは
道路、一番じゃないかもしれないけれども、関心あるものの一つは
道路だと思います。だって、行ってきますと家から出ていってすぐのような
道路です。一番目立つのは
道路ですよ。
道路は大切なものであると思っておりますよね。
それを長年
都市計画道路を計画したものを廃止にしたと。廃止にしたらしようがない。これから時代が、事情が、
道路状況が変わってきて、新しいいろいろな地域から要望が上がってきているはずなんです。それで、この予算で大丈夫かなと本当に心配している。
そして、お話をよく最近マスコミでも新聞紙上でも取り上げられている。東
道路ってよく聞くんです。これって今どこら辺まで進んでいるのか。それで、一体これ何のための
道路なのか。どこら辺まで進んでいるんだろうか。そこら辺ちょっとお伺いします。
33: ◯交通政策課長 仙台東
道路におきましては、今年度より国において地域高規格
道路であります仙台東
道路の計画段階評価を進めるための
調査が開始されてございます。先月10月末には学識経験者から構成されます社会資本整備審議会
道路分科会東北地方小
委員会が開催されまして、地域や
道路交通の状況や課題につきまして審議が行われているところでございます。
34:
◯岡部恒司委員 だから、これは何のための
道路という、そのもともとのところを伺いたかったんです。
35: ◯交通政策課長 仙台東
道路の意義でございますけれども、今後物流、それから卸売業の中心でございます仙台東部地区につきましては、現在も自動車交通が集中してございまして、東北有数の渋滞箇所と認識してございます。こういった渋滞の緩和、解消に向けまして、こういった課題がございます。
そういったところから、東
道路につきましては国において現在
調査検討を実施しておりまして、本市といたしましても将来のまちづくりを見据えてしっかりと検討し、国と協議してまいりたいと存じます。
36:
◯岡部恒司委員 まだ全然これからということなんだろうけれども、何となくイメージって湧かないものですか。ここら辺からこう来て、ああ来て、ここにこう行くぐらいの、設計する前のもともとの原案の原案みたいなところぐらいはわかっているのかなと思うんだけれども、そこもまだなんですか。
37: ◯交通政策課長
委員から今御質問がありました東
道路のイメージといいますか、将来像といいますか、そういったところからの御質問かと思います。東
道路につきましては今後、詳細な時期までは伺ってございませんけれども、国からは地域住民、それから
道路利用者など、御意見を伺いながら、先ほど申し上げました小
委員会において具体の
ルートでありますとか構造、そういったものが検討されるというふうに伺っております。
また、東
道路につきましてそもそもでございますけれども、この
道路につきましては仙台都市圏の自動車専用
道路のネットワークの一部として
平成6年に地域高規格
道路の計画路線として国から指定された路線でございます。対象区間につきましては、仙台東部
道路を東の起点といたしまして、それから西のほうに向かいまして本市の中心部を結ぶ区間となってございます。
先ほども申し上げましたけれども、具体的な
ルート、構造、費用面、そういったものについては今後国において検討してまいるわけでございますけれども、本市といたしましても将来のまちづくりをしっかり見据えまして検討し、国と協議してまいりたいと存じます。
38:
◯岡部恒司委員 国が絡んでくる、中心部に絡んでくるということは、すさまじい
工事になるくらいは言えますよね。すさまじいくらいってどのぐらいかと思いますけれども、1億円単位、違いますよね。10億円単位、もっとですね。100億円単位、もっとですね。何千億円単位になると思うんです。すごい
工事になると、
道路になると思うんだけれども、ここら辺まではなるでしょうと聞いたほうがいいのかな。どうですか。
39:
◯都市整備局長 東
道路の
ルートとか構造、あるいはそれに係る費用ですとか、今御質問あった中身につきましては、今国から示されておりますのは大きな仙台の図面上に太い点線で東側から市の中心部に至るような構想ですよというところまでしかお示しいただいておりませんで、具体にどうなるかというのは今後の検討の中で行われるというふうお聞きしております。
ですので、今の時点で仙台市としてこういうふうなものという、そのイメージも含めてお答えするには至っていないというところでございます。
40:
◯岡部恒司委員 具体には言えないけれどもすごい
道路、すごい
工事費だと思うんです。やはり恐らく、その意義はいいと思うんだけれども、その予算が心配なんです。恐らく何分の一を国が持って、残りの何分の一を市と県がと、こんなことになると思うんだけれども、さっき言った300億円の仙台の
道路予算、300億円しかない。そこからなるのと心配なんです。これ別枠でなるのかどうかなと疑ってしまう。
だって、結構大
工事だったら、ここの話の中で言えないと思うけれども、そういう心配をしているということ。結構な
事業費だから、それの何%、何十%だってすさまじい
工事費、負担額になると思うんです。
そうすると、もともと半分ぐらいになった仙台の
道路予算にも影響するんじゃないかと素人ながらに心配しているんですけれども、これもこれからのことだよと言われるけれども、どういうふうな感じでございましょうか。
41:
◯建設局長 御指摘のとおり今後の検討ということになるんではございますが、仙台市の負担は間違いなく出てくるものというふうに考えております。
42:
◯岡部恒司委員 でしょう。そうすると、さっきから言っているいろいろな地域からの
道路整備要望があって、そんな余裕なんかなくなってくる。はい、すぐに、というわけないし、かといって、そのままやるんだかやらないんだかわからないような状態で陳情をたなざらしするんでは、やはり地域の方々がかわいそうだと思うんです。
やはり、いろいろさっきも言ったけれども、その地域の悲願として新設
道路の要請、要望上がってきているわけだから。だったら、やはりちょっと待ってねと。これからのものだから、これをやっているから、足りないから、これは次にするかとか、長期的か中期的かわからないけれども、その先先ぐらいまで、この時期ぐらいまでには何とかするからとか、何か先の計画というか、そこら辺を与えてあげないと要望した地域、方々には本当に申しわけないなと思うんです。
だから、東
道路だっていいものだと思いますけれども、その後々
道路予算に大きくかかわってくると。もともと仙台の方の
道路というものにすさまじく影響が出るから、そこら辺を非常に心配しているんです。予算がないならないなりに、やはりそれなりの要望者に対していろいろな配慮をしていくべきだと思うんです。そこら辺の気持ち、どうでございましょう、局長。
43:
◯建設局長 地域からの要望をいただいている新しい
道路の整備というものにつきましては、先ほどの繰り返しになりますが、当面は今進めている
事業を確実に終わらせると。それにつきましては終わらせる年次というものが見えているわけでございますから、仮に
道路予算というものが昨年度、今年度並みで推移していくと想定をすれば、この
事業は何年ぐらいに終わって、そして、その後これくらいの余裕が出てくるとか、そういった試算は可能でございます。