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  1. 福島市議会 2019-11-05
    令和元年11月5日建設水道常任委員会-11月05日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    令和元年11月5日建設水道常任委員会-11月05日-01号令和元年11月5日建設水道常任委員会  建設水道常任委員会記録  令和元年11月5日(火)午前10時23分~午後1時28分(9階908会議室) 〇出席委員(8名)   委員長      梅津一匡   副委員長     根本雅昭   委員       丹治 誠   委員       石原洋三郎   委員       小熊省三   委員       黒沢 仁   委員       渡辺敏彦   委員       真田広志 〇欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(建設部、都市政策部、環境部)   建設部長                  菊田秀之   建設部次長                 草野裕市
      路政課長                  車田和昭   路政課課長補佐建設総務係長        高橋 滋   路政課建設総務係主査            須藤美友紀   路政課建設総務係主査            森山 淳   道路保全課長                大槻仁人   道路保全課維持係長             星  賢   道路保全課課長補佐施設保全係長      佐々木賢一   道路保全課維持補修センター所長兼技能主査  菅野弘幸   道路建設課長                歌川豊彦   河川課長                  須田正幸   河川課課長補佐河川企画係長        甚野一彦   河川課改良係長               石井 眞   河川課管理係長               福地正文   建設部参事建築住宅課長          阿部雅明   建築住宅課主任主査住宅管理係長      渡辺博之   建築住宅課課長補佐住宅企画係長      大波照男   建築住宅課建築係長             加藤貴光   建築住宅課設備係長             清野隆司   都市政策部長                遠藤徳良   都市政策部次長               林 和良   公園緑地課長                服部喜弘   公園緑地課管理係長             佐々木弘光   公園緑地課施設係長             佐藤修一   下水道室長                 砂子田統夫   下水道総務課長               髙槻文彦   下水道総務課庶務係長            本田慎也   下水道総務課庶務係主査           谷 康二   下水道総務課業務係長            大泉智幸   下水道総務課課長補佐普及推進係長     佐藤博邦   下水道建設課長               折舘孝之   下水道建設課主任技査兼計画係長       齋藤秀一   下水道建設課課長補佐兼建設第一係長     佐藤潤一   下水道建設課建設第二係長          安藤 元   下水道建設課建設第三係長          二瓶和久   下水道管理センター所長           渡辺孝典   下水道管理センター施設管理係長       橋本和昌   下水道管理センター所長補佐管路管理係長  安齋 真   環境部長                  清野一浩   環境部次長                 堀江清一   環境課長兼放射線モニタリングセンター所長  加藤直樹   環境課課長補佐環境衛生係長        市川広範   ごみ減量推進課長              高田豊一   ごみ減量推進課清掃管理係長         安藤利樹   ごみ減量推進課課長補佐ごみ減量推進係長  安齋和幸 〇案   件   1 議案審査(建設部)     議案第121号 令和元年度福島市一般会計補正予算中、建設部所管分   2 議案審査(都市政策部)     議案第121号 令和元年度福島市一般会計補正予算中、都市政策部所管分     議案第122号 令和元年度福島市下水道事業会計補正予算     議案第123号 令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算   3 議案審査(環境部)     議案第121号 令和元年度福島市一般会計補正予算中、環境部所管分 ─────────────────────────────────────────────                午前10時23分    開  議 ○梅津一匡 委員長  ただいまから建設水道常任委員会を開会いたします。  審査日程についてお諮りいたします。お手元に配付の印刷物のとおり審査を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、そのように進めます。  これより建設部の審査を行います。  議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、建設部所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎建設部長 まず、委員会資料を配付させていただきます。 ○梅津一匡 委員長  はい、お願いします。      【資料配付】 ◎建設部長 建設水道常任委員会におきましてご審議いただきます議案のうち、建設部所管分につきまして概要を申し上げます。  ただいまお配りいたしました委員会資料の1ページをお開きいただきたいと思います。議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算(第3号)のうち、建設部所管分につきましては、歳入歳出予算及び繰越明許費並びに地方債の補正で、歳入で19億6,640万円、歳出で20億5,000万円を追加するものでございます。  歳入につきましては、歳出補正に伴い、道路保全課所管分国庫支出金を4億6,530万円、市債を5億8,910万円、計10億5,440万円、河川課所管分国庫支出金4億630万円、市債を2億6,770万円、計6億7,400万円、建築住宅課所管分、県支出金2億3,800万円を追加するものでございます。  歳出につきましては、台風第19号の大雨により法面崩落、路肩崩落等の被害を受けた市道の復旧に係る費用として、道路保全課所管分道路橋りょう復旧費11億3,800万円、護岸崩落、河床洗掘等の被害を受けた市管理河川の復旧に係る費用として、河川課所管分河川水路等復旧費6億7,400万円、住宅が一部損壊、半壊または大規模半壊し、みずから修理する資力のない世帯を対象に、災害救助法に基づき応急的な修理を行うための費用として、建築住宅課所管分住宅応急修理費2億3,800万円を追加するものでございます。  また、繰越明許費の補正は、土木施設災害復旧費の全額を令和2年度に繰り越して使用するためのものでございます。  なお、これら事業費の追加のうち、地方債の補正につきましては、道路橋りょう復旧債5億8,910万円、河川復旧債2億6,770万円を追加するものでございます。  詳細につきましては、次長より説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎建設部次長 議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算(第3号)のうち、建設部所管分につきましてご説明いたします。  初めに、歳入につきましてご説明いたします。補正予算説明書のほうの6ページをお開きください。補正予算説明書の6ページでございます。歳入につきましては、歳出補正に伴うものでありまして、16款国庫支出金、1項国庫負担金、3目災害復旧費国庫負担金、1節土木施設災害復旧費負担金道路橋りょう復旧費負担金を4億6,530万円、同款同項同目同節河川復旧費負担金を4億630万円、17款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金、5節災害救助費負担金災害救助費負担金のうち、建設部所管分として2億3,800万円、続きまして10ページをお開きください。23款市債、1項市債、12目災害復旧費、5節土木施設災害復旧債道路橋りょう復旧債を5億8,910万円、同款同項同目同節、河川復旧債を2億6,770万円追加するものでございます。  次に、歳出につきましてご説明いたします。今ほどお配りしました委員会資料の2ページをお開きください。道路保全課所管、11款災害復旧費、5項土木施設災害復旧費、1目道路橋りょう災害復旧費、細目、道路橋りょう災害復旧費道路橋りょう復旧費台風19号関連でございます。台風第19号の大雨により法面崩落、路肩崩落等の被害を受けました市道の復旧に係る費用として11億3,800万円を追加するものでございます。  このうち、公共災と市単災の内訳といたしまして、公共災による復旧費、表の中ほどでございます。これは合計54路線、64カ所で6億9,800万円、市単災による復旧費は合計300路線、352カ所で4億4,000万円でありまして、本庁管内及び飯坂、松川、信夫、吾妻支所管内ごとの路線数、箇所数、事業費及び財源内訳、主な路線の被害状況等は記載のとおりでございます。  なお、公共災による復旧予定箇所につきまして、お配りしました資料の別冊になりますが、委員会資料その2のほうの1ページから2ページにその箇所を記載してございますので、ご参照願います。  次に、委員会資料の3ページのほうをごらんいただきたいと思います。河川課所管、11款災害復旧費、5項土木施設災害復旧費、2目河川災害復旧費、細目、河川災害復旧費河川水路等復旧費台風19号関連でございますが、護岸崩落、河床洗掘等の被害を受けました市管理の河川及び水路の復旧に係る費用として6億7,400万円を追加するものでございます。  このうち、公共災と市単災の内訳といたしまして、公共災による復旧費は合計14河川、39カ所で6億1,560万円、市単災による復旧費は合計29河川、46カ所、17水路、17カ所の合わせて63カ所で5,840万円であり、本庁管内及び松川、信夫、吾妻支所管内ごとの河川、水路数、箇所数、事業費及び財源内訳、主な河川等の被害状況等は記載のとおりでございます。  なお、公共災による復旧予定箇所につきまして、同じく別冊の委員会資料その2のほうの3ページに記載してございますので、ご参照をいただきたいと思います。  次に、委員会資料の4ページをお開きください。建築住宅課所管、3款民生費、4項災害救助費、1目災害救助費、細目、災害救助費住宅応急修理費台風19号関連でございますが、住宅が一部損壊、これは損害割合が10%以上の場合でございます、それから半壊または大規模半壊し、みずから修理する資力のない世帯を対象としまして、災害救助法に基づき、福島県から委任を受けまして、応急的に修理を行うための費用として2億3,800万円を追加するものでございます。事業費並びに財源内訳は、記載のとおりでございます。  また、応急修理制度の概要等につきまして5ページに記載してございますので、ご参照願います。  続きまして、議案書のほうの4ページをお開きください。議案書の4ページでございます。第2表、繰越明許費のうち、建設部所管分についてご説明いたします。道路保全課所管、11款災害復旧費、5項土木施設災害復旧費市道復旧事業11億3,800万円、それから河川課所管、同款同項河川水路等復旧事業6億7,400万円を繰り越しするものでございます。なお、繰越明許費につきましては、さきにご説明いたしました土木施設の災害復旧に係る道路橋りょう復旧費河川水路等復旧費の全額を令和2年度に繰り越して使用するものでございます。  説明につきましては以上でございます。 ○梅津一匡 委員長  これより質疑を行います。ご質疑のある方はお述べください。 ◆渡辺敏彦 委員  災害救助法に基づく住宅の応急修理制度って、対象者、みずからの資力で応急修理ができない人ってどういう人なのかなと思うのですけれども。あと、この損害割合が10%というのは、例えば床上何センチとかってあると思うのね。流されて壊れたとかではなくて、床上何センチとか何かという基準もあるのかい。これ生活保護の人でなければだめだとか、市税払っていなければだめとか、何か基準あると思うのだけれども、どういう人なのだい。貯金ないから、俺できないよという人でも大丈夫なのかい。ここではわからないのかい。 ◎建築住宅課建築係長 まず、お金がないというか、資力のないものの基準につきましては、明確に国や県のほうでうたってはいないのですけれども、実際、ある程度収入があるような方でも、住宅ローンが残っているであるとか、あとは例えば子育てしている世帯で、生活に余裕がないであるとか、そういったものも勘案しながら、申立書を出していただいて、それに基づいて判断しなさいという内容になっております。 ◆渡辺敏彦 委員  申立書というのは、建設部になるのかい、福祉のほうになるのかい、これ。建設部のほうに出せばいいのかい。あなたたちのほうがまとめてつくるのか、あるいは福祉関係のほうでつくるのかというのがあるのだけれども。 ◎建築住宅課建築係長 窓口は、建築住宅課になっております。申立書につきましては、県の実施要領に基づいた様式が定められておりますので、そちらを参考に、建築住宅課のほうで、あと内容を審査していくような形になっております。 ◆渡辺敏彦 委員  応急修理の範囲とか、ずっと書かれているのだけれども、地震ではないから、水害が中心なのだろうけれども、さっき言ったように、例えば1メートルまでの床上だったらばとか、そういうのは何にも基準は特にないの。ここに書かれているけれども。 ◎建築住宅課建築係長 まず、床上浸水になると半壊になるというようなお話は聞いております。ただ、床下浸水だけですと一部損壊の10%未満になるのではないかというお話を伺っております。総合的に判断しまして、床下浸水プラス台風の風で屋根が飛んだであるとか、そういったものを積み上げていって、10%以上になったものが対象であるというふうに伺っております。 ◆渡辺敏彦 委員  これは、いつから始まるのかな。この受け付けってやっているのかい。 ◎建築住宅課建築係長 もう既に始まっております。 ◆渡辺敏彦 委員  始まっていて今の答弁だと、伺っておりますというけれども、きちっと対応今しているのでしょう。だから、伺ってはいるのだけれども、県のほうから言われて、伺っているのだけれども、きちっとした基準がないと、判断、職員の人ができないのではないかなと思うのだけれども。 ◎参事兼建築住宅課長 基準につきましてはございます。ただ、県のほうも対応が若干聞き取りで変わってきていますので、その辺の対応については県と協議しながら対応しています。 ◆渡辺敏彦 委員  これは、返したりすること、もらえるのだよね。
    ◎参事兼建築住宅課長 今回この申請を上げて、うちのほうで審査しまして、上限59万5,000円、それについては、審査して適法であれば、それを支払うという形になります。 ◆真田広志 委員  公共災と市単災の区分ってどこでつけるのですか。 ◎河川課改良係長 被害額が200万円以上のものについては、公共災で修理を予定しております。200万円未満のものについては、市単災で修復を予定しております。 ◆石原洋三郎 委員  先ほどの渡辺委員の質疑のところで関連するのですが、先ほどのみずからの資力ではということでちょっとご説明いただいたのですけれども、これは、その資力があるというふうに判断されれば、それは対象にならないということでよろしいのでしょうか。 ◎参事兼建築住宅課長 当初は収入基準というのがありましたが、それが今回の災害の状況で、県のほうで基準を変えまして、先ほど説明した申立書、その中にお金がないという内容で記載があれば、それは県と協議しながら、今回の制度として認めていくという形になります。 ◆石原洋三郎 委員  大変お手数をおかけするのですが、もう一度、具体的に言うと、どういった基準ということになるのでしょうか。 ◎建築住宅課主任主査 もともと県のほうでは500万円以下、もしくは年齢基準によりまして、700万円から800万円程度までの収入基準というものを持っておりました。世帯の収入合算でそういった金額以下の収入世帯についてのみ対応とするような形でおったのですが、今回の台風19号のこの受け付けをやっていくにあたりまして、受け付け開始後、途中から県のほうでそちらの収入基準というものをなくしまして、申立書にそういった収入が若干少ないというような記述をいただいて、そこに署名、押印をいただければ、それによって収入基準を満たすものというふうに判断をしていくというふうな内容に変わっていったという経過がございます。  以上です。 ◆小熊省三 委員  先ほど渡辺委員の質問のところでちょっと確認というか、あれなのですけれども、10%のところで、床下については、床下浸水も含まれて、それに屋根があった場合は一部損壊になるというふうな発言があったかと思うのですけれども、一部損壊は床下だけでもなるのですか。その辺のどうなっているのかという確認でございます。 ◎参事兼建築住宅課長 先ほどご説明しました一部損壊につきましては、床下だけでは10%にならないということで、先ほど屋根というお話がありましたけれども、屋根だけではなくて、壁とか、いろいろその部分を足していって、積み上げて10%を超えれば今回の対象になる。 ◆小熊省三 委員  当然そうすると半壊と大規模半壊の関連の中でもそういうふうに、例えば床上1メートル未満だったら半壊という形で、1.8メートルまでだったら大規模半壊で、それ以上は全壊という形で高さではなると思うのですけれども、そのときも先ほどのような壁だとか、答弁にはなかったですけれども、衛生、お風呂等も含めて、そういうのは勘案するということになるのでしょうか。 ◎参事兼建築住宅課長 今回の基準につきましては、あくまでも罹災証明のほうで対応していきます。 ◆小熊省三 委員  だから、罹災証明のほうで対応するのですが、そこでは、そうすると担当の部署が違うということなのでしょうか。 ◎参事兼建築住宅課長 罹災証明は、うちのほうで出しておりませんので。 ◆小熊省三 委員  その基準のところで、例えば今のところでいえば、大規模のところはあれにしても、先ほどのいろんな壁の状態だとか、いろいろ勘案して、一部損壊のところは見ますよという話があったので、そういうところでいえば、半壊のところでもそういうことを勘案するのですかという質問なのですが。 ◎参事兼建築住宅課長 一応あくまでも判断基準は、罹災証明に書いてある中身で判断いたします。 ◆小熊省三 委員  だから、罹災証明のところの基準というか、そのところの中で、例えば1メートル未満のところなのか、1メートル80にならないけれども、例えば壁の状態だとか、そういうところも当然考えて判断していくということなのですよね。 ◎参事兼建築住宅課長 一応罹災証明の中に半壊とか、大規模半壊、その中に書いてありますので、それによって、うちのほうの基準として見ます。 ○梅津一匡 委員長  罹災証明の段階でそういう全壊であったりとか認定をしているという、それをもとにやりますよという説明で。 ◆小熊省三 委員  私は、そこをもうちょっと突っ込んで、その中身について、ここではないのかもしれないけれども、そういう先ほどの……      【「ここではない」と呼ぶ者あり】 ◆小熊省三 委員  いや、でも先ほど壁の、例えば一部損壊のときには屋根だとかを考えるということも含めてご説明があったので、やはりそこについてはどの辺まで、ちょっと部署が違うのかもしれないけれども、考えていくのかということについては聞けるのではないのですか。 ◎参事兼建築住宅課長 建築住宅課におきましては罹災証明の基準の中身は持っておりませんで、先ほど説明した一部損壊というのは、ただ単純に床下だけではならない、いろんな積み上げをして、その担当課で罹災証明の中で一部損壊となったものについてはうちのほうで対応する。ですから、基準はうちのほうでは持っていません、それについては。 ◆渡辺敏彦 委員  話題をかえて、道路橋りょう復旧河川災害復旧、それぞれ件数あるのだけれども、生活道路とか何かで、何でかんで必要なところは多分直したと思うのね。予算はとったのだけれども、現実的に終了したという、終了というよりも、緊急復旧だけした部分というのはどのぐらいあるのかな。河川は余りやらないと思うのだけれども、道路の復旧については多分大分やっていると思うのだけれども。 ◎河川課課長補佐 河川の部分につきましては、102のうち34カ所、こちらのほうで緊急的に工事をさせていただいております。これは流れ、堆積して水の流れが完全に変わってしまったようなところにつきましては、もとの姿に戻すという形でやらせていただいております。 ◎道路保全課維持係長 道路の部分につきましては、当然被災を受けたときに、通行できないというような電話が入ってきまして、当然生活道路として必要な部分については早急に対応しているわけではございます。ただ、その件数につきましては、申しわけないですけれども、整理がちょっとまだできておりませんので。とにかく今通行どめになっているのは、もう本当に道路が流されてしまったとか、そういった12件については通行どめになっていますけれども、それ以外については応急的に土を入れて、通れるような状態になっているという状態でございます。 ◆渡辺敏彦 委員  通行どめ何カ所と言ったのだっけ。残っているのは。 ◎道路保全課維持係長 こちらホームページにも上がっていますけれども、12カ所です。 ◆渡辺敏彦 委員  いろんな調査して、道路が土砂でとまってしまったよ、生活できなくなったよ、何カ所ありました。通れるようにしたのかわからないというのもなじまない話なのだと思うのね。ここは直しましたよ。あと12カ所残っているのは、まさに緊急にやらないと困る道路は残っていないと思うのだけれども。やってしまったのは何ぼあったかというのがわからないのは寂しいから、今度誰かに聞かれたら答えられるようにしておいてください。そんなことで。 ◆小熊省三 委員  ここに書いてある応急修理のことについてでございます。委員会資料のところの5ページのところでございます。この対象について、4つほどありますが、戸というか、ふすまというかは何か、これ市民の方から聞いたことなのですが、対象にならないみたいなことをちょっと聞いたことがあったのですけれども、そんなことはないですよね。 ◎建築住宅課建築係長 県のほうに問い合わせしたところ、内部に使う建具関係については対象にならないというふうに回答が来ております。 ◆小熊省三 委員  内部に使うものは対象にならないということですか。今僕ちょっと資料がどこに行ったかあれなのですけれども、ちょっと僕の今記憶の中で言って申しわけないのですけれども、ふすまとか戸の中でも、ゆがんでいたりなんだりというようなところがあれば対象になるようなことが、ちょっと国のホームページ、このところを調べたときにあったような気がするのですけれども、でもそこのはっきりこれですと言わないとちょっとあれですよね。  では、別の質問します。内部のところだったら対象にならないということだったのですけれども、畳なんかの場合は畳のみだと対象にならなくて、床のところもあわせてにならないとならないということなのですけれども、そもそも災害救助法の趣旨としては、いわゆる応急的な生活できるようにというか、していくというところで、畳だけだから、認めないとなったらば、その人たちは、では床の、板のところで、それで生活しろということになってしまうわけですよね。本当にそれでいいのかどうか、その人たちの日常生活が保障されるのか、災害救助法の趣旨からいってもやっぱりその辺は、国がなかなかうんと言わないというのがあるのでしょうけれども、本来ならばそこは、被災された人たちの生活を守っていくという意味では、対象になってもしかるべきだと思うのですが、いかがですか、その辺は。 ◎参事兼建築住宅課長 今回の応急修繕につきましては、建物の破損箇所に手を加えれば何とか生活を営むことができるような場合、あと必要最小限の修理を行って、災害を受けた住宅の被害等を補償するものではなくて、日常生活に不可欠な部分の応急的な修理のみを対象とすることです。ですので、今回、先ほど言われた畳のみと言われた場合、必ず畳の下には下地がありますので、下地が水につかれば下地が暴れたりなんかしますので、それと一緒に畳を改修することはできると思います。 ◆小熊省三 委員  では、乾かしてもちょっと難しいなというときはやってもらえるということになるのですかね。この趣旨からいえば、日常生活に欠くことのできない部分ということになっていますよね。そうすると、畳は日常生活にとって、では要らないのかという、ここでの問題ではないと思うのですけれども、本来被災した人たちの生活を守るという意味では、それだけだとだめだというのは、趣旨的にはどうなのだろうなというところが非常に、これは意見です。ここに、向こうに求めてもならないのでと思っております。 ○梅津一匡 委員長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、建設部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、議案第121号中、建設部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  建設部の審査は以上で終了いたしました。  当局退席のため、暫時休憩します。                午前10時58分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時08分    再  開 ○梅津一匡 委員長  委員会を再開します。  これより都市政策部の審査を行います。  初めに、当委員会に付託されております議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、都市政策部所管分、議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算、議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算、以上3件は関連した内容でありますので、一括して議題として審査を行い、自由討議、討論、採決についてはそれぞれ議案ごとに行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、そのように審査することといたします。  なお、本議案の審査については、当局の説明が多岐にわたることから、都市政策部所管分のうち、下水道室分を切り分けて、それぞれに当局説明と質疑を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、そのように審査することといたします。  では、下水道室以外の部分について、当局の説明を求めます。 ◎都市政策部長 まず、委員会資料を配付させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○梅津一匡 委員長  お願いします。      【資料配付】 ◎都市政策部長 本緊急会議に提出いたしました議案のうち、都市政策部所管分でございますが、一般会計補正予算が2件、下水道事業会計補正予算が1件、農業集落排水事業会計が1件の計4件でございます。よろしくご審議の上、ご議決を賜りますようお願い申し上げます。  それでは、議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算(第3号)中、都市政策部所管分につきましてご説明いたします。今回の補正予算では、都市計画施設災害復旧費として、公園災害復旧費におきましては、冠水による土砂堆積や法面崩落等の被害を受けた公園施設について、早急な復旧が必要なため、所要の経費を計上するものでございます。  都市下水路災害復旧費におきましては、浸水被害により使用不能となった岡部排水機場の建屋、機械設備、電気設備等の復旧に係る所要の経費を計上するものです。  内容の詳細につきましては、次長及び下水道室長よりご説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎都市政策部次長 議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算(第3号)中、都市政策部所管分につきましては、議案書では1ページから7ページにかけて、補正予算説明書では、歳入の国庫負担金分が6、7ページ及び市債分が10、11ページ、歳出は16、17ページに記載しておりますが、お手元に配付しております委員会資料によりご説明させていただきます。  資料の1ページをお開き願います。11款災害復旧費、5項土木施設災害復旧費、3目都市計画施設災害復旧費、公園災害復旧費におきまして、台風19号関連の公園復旧費として、3つの事業に分けて2億2,300万円を計上したものでございます。今般の台風19号の豪雨に伴いまして、河川敷公園内の冠水による土砂堆積や公園内法面崩落等の被災があり、公園施設の使用不可及び破損並びに一部隣接民地への土砂流出が発生していることから、早急に復旧を行うものです。国庫補助事業を活用した災害復旧事業として、都市公園の復旧につきましては公共土木施設災害復旧事業による復旧、都市公園以外の公園の復旧につきましては都市施設等災害復旧事業による復旧とし、国庫補助事業に該当しない公園の復旧につきましては一般単独災害復旧事業による復旧と、3つの事業に分けて復旧を行ってまいります。  2ページをごらん願います。それぞれの被災箇所、復旧工事の概要、概算事業費を記載しております。1つ目の公共土木施設災害復旧事業につきましては、被災した都市公園5カ所の復旧に係る工事費1億8,500万円、委託料1,500万円、計2億円を計上するものです。  2つ目の都市施設等災害復旧事業につきましては、都市公園以外の公園2カ所の復旧に係る工事費170万円、委託料100万円、合計270万円を計上するものです。  3つ目の一般単独災害復旧事業につきましては、14カ所の公園の復旧に係る工事費1,780万円、委託料250万円、計2,030万円を計上するものであります。  3事業の合計は、工事費で2億450万円、委託料1,850万円、計2億2,300万円でございます。  補正額の財源には国庫支出金1億3,460万円、起債8,840万円を充当いたします。  なお、それぞれの工事箇所につきましては、3ページと4ページの図面と2ページにつけましたナンバーが合致していることを申し添えます。  下水道室分以外の説明は以上でございます。 ○梅津一匡 委員長  では、この部分についてご質疑のある方はお述べください。 ◆小熊省三 委員  資料集の2ページのところでございます。公園等のところで土砂の流入等があったりだとか、法面崩壊ということでありましたが、ここでいろいろと民地というかのところに流入した部分があるということですが、住宅等に影響を与えたところはあるのでしょうか。 ◎公園緑地課長 こちらでいきますと、3の一般単独災害復旧事業の中で弁天山公園3カ所ほど崩れておりますが、一部崩れた土砂が民地のほうに流れ出ている部分がございます。そちらにつきましては、応急工事といたしましてブルーシートを張らせていただきまして、土のう等で流れないような応急手当ては今のところさせていただいておりますので、早急に復旧のほうをしていきたいという考えでございます。 ◆小熊省三 委員  確認。民地には入ったけれども、一般住宅まではという形のことはないわけですよね。 ◎公園緑地課長 民地の住宅とか、そういったものに影響しているものはございません。 ◆根本雅昭 委員  いただいた資料の2ページなのですけれども、1の②、荒川運動公園、これ、いつごろから使えるようになるのか、お伺いしたいのですけれども。 ◎公園緑地課長 こちらにつきましては、早急にうちのほうも災害復旧したいのですが、こちら先ほどご説明ございました国庫補助事業の災害のほうで上げさせていただいておりまして、それの査定が来年1月の8日と20日で予定しております。その査定が終わってから発注という形になりますので、今年度中はちょっと難しいのかなとは思うのですが、なるべく早い開放をしたいと思います。 ◆真田広志 委員  先ほど荒川が、いわゆる公共土木施設災害復旧事業、国庫補助を使う事業に関しては全てそのぐらいの期間かかるという、時期になるということなのですか。 ◎公園緑地課長 年度内ないし繰り越しになってこようかと思うのですが、ただこの中であぶくま親水公園、こちらのほうが花見山の時期に臨時駐車場としてお使いいただいておりますので、こちらのほうは県を通しまして国のほうに査定前着工ということでお話をさせていただいておりますが、ほかの4公園につきましては通常の査定を受けてからの着工というふうに考えております。 ◆渡辺敏彦 委員  この被害の箇所なのだけれども、例えば渡利の弁天山は3カ所になっていたり、飯野町の舘山というのかな、これ、3カ所になっていたりするのだけれども、1つの公園だよね。だから、積算の仕方と言うと変なのだけれども、これはそこの公園で何カ所かあって、例えば飯野は3つになっているのだけれども、例えば3カ所しかなかったのか、あるいは10カ所あるやつを3つに分けたのか、これどういう、もっともっといろんな細かいのいっぱいあると思うのだけれども、そもそも被害として出すのは最低何ぼとかというのはあるのかい。5,000円とか1万円とか。その積算の基礎というのはどういうふうになっているの、これ。 ◎公園緑地課長 今弁天山と舘山公園のお話がございましたが、位置図のほうの3ページのほうの右下のほうになるのですが、8、9、10番、弁天山公園とございまして、こちら弁天山の公園で3カ所法面が崩落したという事案でございます。  それから、4ページ、舘山公園、こちら真ん中でございますが、こちらの舘山公園ちょっとエリアが広いものですから、こちらの3カ所が崩れたというような形で、1公園で複数箇所被災している部分がございましたので、こういう形にさせていただいております。  なお、通常公共土木災等で上げる場合は、原則60万円以上の被災が要件になってございます。 ◆渡辺敏彦 委員  60万円以上だから、例えば40万円とか30万円の被害があったとしても、それはここには出てこないという理解でいいのかい。この市単の部分というのはどうなのだか知らないけれども。 ◎公園緑地課長 60万円以下の部分につきましても2ページの3番、一般単独災害復旧事業で、例えば12番の爼板山緑地、それから十六沼公園の鬼越山散策路等、60万円以下の部分も記載させていただいております。  なお、このほかに、例えば倒木、それからちょっとした砕石が流れたと、ごみがたまったといったものについては、うちの職員が直営で対応しておりますので、そちらのほうはこちらのほうに記載しておりません。 ◆渡辺敏彦 委員  箇所数としてもっともっとあるのかなと思っていたものだから、お聞きしました。 ◆小熊省三 委員  2ページ目のところの1番の公共土木施設のところなのですが、③のところで腰浜緑地公園って、これフェンスの復旧ということなのですが、おそらく土も入っている、それもあわせて、それともフェンスだけなのですか。 ◎公園緑地課長 こちらにフェンス、テニスコートの南北にボールが行かないようにフェンスがあったのですが、大雨のせいで冠水したものですから、ごみ等もひっかかったりして、フェンスが倒れてしまったということなものですから、そのフェンスをもう一度新たに復旧し直すというような内容になってございます。 ◆小熊省三 委員  いわゆる堆積物というかはもう影響なかったというか。 ◎公園緑地課長 腰浜緑地については、若干堆積物も見られますが、おおむねフェンスが被災を受けたという形になってございます。 ◆真田広志 委員  先ほど建設部、先ほど道路に関してのいわゆる公共災と市単災の、単独災の区分が200万円で分けているのだというような話をいただいたのですけれども、こちらに関しては公共土木災と一般単独災の区分というのはどこで。 ◎公園緑地課長 1番、2番の、公共土木災と都市施設災害、こちらは国庫補助金を使いまして、3番の一般単独災、こちらについては国庫補助事業の要件に合致しないものを上げさせていただいております。ただいまご説明しました例えば弁天山公園、これは法面が崩落しているのですが、例えば法面の上に園路等がございまして、それも一緒に落ちていたりすれば公共土木災害で上げられるのですが、ただ単に法面が崩れただけなものですから、こちらのほうにつきましては要件に合致しないということで一般単独災のほうに上げさせていただきます。 ◆真田広志 委員  金額ではなくて要件ということですね。
    公園緑地課長 はい、要件で上げさせていただいております。 ○梅津一匡 委員長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では次に、下水道室の部分について、当局の説明を求めます。 ◎下水道室長 それでは、議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算(第3号)中、都市政策部所管分のうち、下水道室分につきまして説明申し上げます。  まず、補正予算の内容を配付いたしました資料を主に用いてご説明申し上げます。参考までに、議案書では2ページ、4ページ、補正予算説明書では16ページから19ページとなります。あわせてご笑覧願います。  資料6ページ、場所のご確認をいただきたいと思います。今般被災しました岡部排水機場、上のほうに黄色くマーカーされているのではないかと思いますけれども、こちらはいわゆる岡部都市下水路が俗に言う向鎌田地点で胡桃川へ流入する、その箇所にポンプ4台及びその電源施設等が設置されているものでありまして、合計の最大排水量、分当たり75トンの能力を有していたものであります。今回の台風による大雨で、都市下水路及び排水先の胡桃川の水位が上昇し、都市下水路への逆流が予測されたため、水門を閉じてポンプによる排水を行ったところでありますが、能力以上の流入があったため、浸水被害が起き、排水機場そのものも水没し、その機能を喪失したものであります。  参考までに、7ページに、12日から13日の雨でしたが、13日ほかの状況の写真をお示しさせていただいております。  5ページにお戻りいただいて、補正の内容となります。現在の排水機場は、都市下水路の水面近くに設置されていることから、今後同様の被害を極力避けるために、かさ上げ及びポンプをはじめ動力である電気設備等の一式の更新を行うものであります。またあわせて、現状でも排水能力を少しでも多く確保するため、取り急ぎ、現状の4台中、最大能力の分当たり33トンのポンプの分解整備などによる復旧と動力源である電源の確保をしてまいりたいと思います。そうしまして、補正の金額は、これらの措置を含めて6億2,000万円を計上しております。  なお、議案書のほうの4ページに記載のとおり、予算は繰り越しとなる見込みでありますが、令和2年度末までを目途に本格復旧を進めてまいる予定であります。  また、財源としましては、資料に記載の国庫補助金2億7,000万円及び市債3億5,000万円であり、議案書でいきますと2ページの歳入の部分の表中、16款2項国庫補助金及び下ほどの23款市債、第1項市債に含まれております。  補正予算説明書になります。16ページからまたいで19ページまでになりますが、一番下の表になります。11款災害復旧費、5項土木施設災害復旧費、3目都市計画施設災害復旧費、細目、都市下水路災害復旧費に後ろまで含めて6億2,000万円ということになっております。  なお、現在の当該地における排水対策でありますが、予測される雨量に応じて、建設業者に依頼するなどして、可動式のポンプを最大4台設置し、もとの能力の一部ではありますが、排水対応を行っているところであります。本格復旧なされるまでは、この対策を継続する考えであります。  議案第121号中、下水道室分の説明は以上であり、都市政策部所管分につきましても以上であります。 ○梅津一匡 委員長  この部分についてご質疑のある方お述べください。 ◆石原洋三郎 委員  ちょっと教えていただきたいのですけれども、さっき水門を閉めたという話なのですけれども、ちょっとよくわからないのですけれども、その水門を閉めるというのはどういうことで閉めるのでしょうか。 ◎下水道管理センター所長補佐 今の水門を閉めるというのは、胡桃川のほうに排水する、都市下水路から排水する部分がございまして、そこに水門がございます。胡桃川の水位が上がってきますと、都市下水路のほうに逆流が始まりますので、門を閉めるという形になっております。都市下水路のほうの水を胡桃川のほうに排水するといった形になります。 ◆石原洋三郎 委員  実際に断面図で見たわけではないので、ちょっとわからないのですけれども、要は水門を閉めてしまったら何かその分、水位が、閉められたほうは上がっていくのかななんて思うのですけれども、そういうわけではないのですか。何か水門をあけて流すのかな、それでポンプで排出するのかななんても思うのですけれども、そういうわけではないということでしょうか。 ◎下水道管理センター所長補佐 今のご質問に対してなのですが、一応胡桃川の水位が上がりますと逆流が始まってしまいまして、幾ら都市下水路のほうでポンプを動かして吐いても、どんどん、どんどん胡桃川から水が逆流してくるという体制になってしまいますので、内水排除ということであれば、一旦門を閉めて、区切って、内水の都市下水路のほうの水を胡桃川に排水するということになります。 ◆石原洋三郎 委員  そうすると、このポンプというのは胡桃川に出すポンプではないですか。胡桃川に出す。水門を閉めて、胡桃川にポンプでやる。 ◎下水道管理センター所長補佐 今のちょっと補足させていただきます。  胡桃川に都市下水路が直接接続になっていまして、通常であれば胡桃川に都市下水路の水が流れるようになっております。そこが胡桃川のほうの水位が上がっていきますと、都市下水路のほうに逆流が始まりますので、水門を閉めて、都市下水路の水を胡桃川のほうに排出するという形、ポンプで排出するという形になります。 ◆石原洋三郎 委員  そうすると、ポンプが水没した原因というのはどういう原因だったのですか。その水門を閉めたからというわけではなくて、普通に水没してしまったということなのですか。 ◎下水道管理センター所長補佐 今のご質問なのですが、内水以外の外水が入ってきたのではないかということが想定されます。内水だけであればポンプでの排出という形になるのですが、外水までが入ってきたのではないかと今は想定しております。 ◆小熊省三 委員  済みません。今の関連質問で。私が理解できていないのかもしれないですけれども、一般に、今のご答弁についてなのですが、いわゆる内水といった場合は、いわゆる側溝だとか、そういうのを含めて行ったのが内水ですよね。ここで言っている、使われた外水というのはどういうふうな意味で。 ◎下水道管理センター所長補佐 内水といいますのは、岡部都市下水路のほうに都市下水路の区域というのが決まっておりまして、その区域内は内水という形になります。それ以外の区域からの流入は外水という形になります。 ◆小熊省三 委員  今回の中で排水の機械が水没したということでございましたが、結局どのぐらいかさ上げというかすれば対応できるというふうに、かさ上げするという計画なのですが、どのぐらいのかさ上げを計画なさっているのですか。 ◎下水道管理センター所長補佐 現在、水位の高さを見まして、今後調査して、決定していきたいと考えております。 ◎下水道室長 少なくとも今回上がった以上は、1.4メートルぐらい上がっていますので、それ以上の高さは検討していきたいと思っております。 ◆石原洋三郎 委員  一応想定の範囲内にはなっていたのかなと思うのですけれども、もし仮に水門を閉めなかった場合とかというのはもっとやっぱり被害は大きくなっていたということでよろしいのでしょうか。 ◎下水道建設課長 もし水門を閉めなかった場合は、胡桃川からどんどん逆流してきまして、胡桃川の外ですか、堤防の外になるのですけれども、そこはかなり低い土地になっていますので、かなり、もっと浸水被害がひどくなったかと思われます。 ◆渡辺敏彦 委員  国見の本体のほうはどんなぐあいなのですか。国見の本体のほうはどんなぐあいになっているのかどうか。 ◎都市政策部長 国見のほうは、県北浄化センターにつきましては、新聞などでもご存じのとおり、阿武隈の支流の堤防が決壊して、水浸しになってしまって、現在はその水は全部かき出し終わって、下水道集まってきますから、それを一部の施設にまず沈殿させて、まず沈殿の砂なんかは沈殿させて、あと消毒をした上で排水をしているような状態でございます。徐々に段階的に修繕というか、復旧を図っていくというような形の予定になっております。 ◆渡辺敏彦 委員  いつごろ直る予定なの。見通しはつかないのかい、あれは。 ◎都市政策部長 県の下水道課のほうから随時、県の災害対策本部会議に出している資料とかの情報は伝わってくるのですが、今のところ二、三年はかかるのではないかというふうに言っております。 ○梅津一匡 委員長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  それでは、この部分までについての質疑は終わります。  次に、議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算についての説明をお願いいたします。 ◎都市政策部長 議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明をいたします。  この補正予算につきましては、管路改良費及びポンプ場改良費におきまして、浸水したマンホールポンプなどについて早急な復旧が必要なために補正予算を計上するものでございます。  内容につきましては、下水道室長より説明をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎下水道室長 それでは、議案第122号補正予算(第2号)につきまして、まず配付資料に基づいて説明を申し上げます。  資料の8ページをごらんください。2番、中ほどの表にございますマンホールポンプ4カ所においては、地表に設置してある制御盤が、マンホールポンプの制御盤が浸水により故障が発生し、ポンプの正常な稼働が不能となったものであります。また、郷野目雨水ポンプ場では、施設内浸水により燃料供給系のポンプが作動しなくなったことによる故障、渡利ポンプ場については、ポンプ室内への浸水によりポンプのふぐあいが生じたものであります。  参考までに、この後の議案第123号も含め、おのおのの位置につきましては資料でいいますと10ページにお示ししておりますので、ご参照願います。  現在は、いずれの箇所も応急的に稼働を確保しておりますが、本来的な機能を回復するために、マンホールポンプのうち、鳥谷野1号及び矢剣町においては制御盤の取りかえを、太平寺2号及び瀬上3号につきましては部品の交換などを行います。また、郷野目ポンプ場では燃料供給系のポンプ等の取りかえ等を、渡利ポンプ場はポンプの修繕工事を行うものであります。  補正額につきましては、おのおの表に記載のとおりでございますが、合計8,940万円計上しております。  財源についても3番、補正額のところに書いてあるとおり、資料記載のとおりでありますが、一部国庫補助の該当とならない箇所があることから、下水道事業の留保財源を充当する10万円、10万円、20万円がございます。  おのおの早急な復旧に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  議案書では9ページになります。会計処理の部分がございまして、第2条中、収入の第1款下水道事業収益、第3款特別利益、補正予定額3,574万7,000円は、下水道等の設備が整備された際には補助金が一括で収入せずに、会計処理上、各年次で分割して前倒し収益をしているという処理をしております。そうしまして、今般の、今年度以降の残余の、今回除却となる施設につきましては今年度以降の残余の補助金額等を前倒し収益するものであります。  同じく支出の部分につきましては、第1款下水道事業費用、第3項特別損失、補正予定額4,190万円につきましても今回除却する設備の帳簿価格の残存額の合計ということになります。  続いて、第3条中ですが、ページとしては10ページ、資本的収支に係る第1款資本的収支、第1項企業債3,020万円、第3項補助金5,900万円、計8,920万円は復旧事業の財源収入であり、支出中、第1款資本的支出、第1項建設改良費8,940万円は復旧事業費となっております。  また、第4条は、今回企業債として公共下水道災害復旧費を追加するものであります。  なお、補正予算書では23ページから35ページに本議案に係る収益的収支、資本的収支に係る計画書及び説明書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書をお示ししております。  議案第122号の説明は以上であります。 ○梅津一匡 委員長  では、この部分についてご質疑のある方お述べください。 ◆小熊省三 委員  資料集の8ページのところで質問させていただきます。  ①から③、④と、鳥谷野1号、それから太平寺2号、それから瀬上3号ということが浸水したというかによって取りかえになっているという、これ1号とか2号ということは、よくわかっていない中で質問して悪いのですけれども、何号か鳥谷野にも、1号か、1号以外のものもあるのだろうということでこうなっていると思うのですが、そうするとほかのところはならなかった、機能が保たれていたということなのですけれども、その違いというか、何でここだけこういうふうになったのかというのは何かございますか。 ◎下水道管理センター所長補佐 基本的にマンホールポンプというのは低地部に設置されていまして、低地部の汚水を自然流下で流れるところまで圧送するという形になっております。ですので、今上げた部分、4カ所に関しましては比較的低い場所にあったということになっております。 ◆小熊省三 委員  私、おそらく鳥谷野は1号なので、ほかの号もあるのだと思うのです。そこはならなかったというのは、同じ低地に、今のご説明だと、低地において汚染水を圧送するような仕組みには構造としてなっているのでしょうけれども、ほかの2号、例えば鳥谷野を例にとれば、何号あるかわかりませんけれども、2号だとか、あったところは、そこはならなかったわけですよね。その辺の違いというか、位置的な違いなのか。 ◎下水道管理センター所長補佐 同じ低地部でも高さの違いによりますので、位置の差によってくるということになります。 ◆梅津一匡 委員  8番の渡利雨水ポンプ場、あくまでもこれは修繕ですよね。というのも、前の任期のときの調査のときに、大分ポンプも経年劣化というようなことで話を聞いていたような記憶があったので、あくまでも今回は修繕ですね。 ◎下水道管理センター所長補佐 こちらは、1度分解点検整備が必要になりますので、修繕という形になります。 ◆梅津一匡 委員  修繕でいくのだね。前回その調査の中で、どうしてもやっぱり排水能力の関係であったりとか、さまざま経年劣化というところが心配されているのだというところで、取りかえたいけれども、取りかえられないというようなお話も出ていたやに記憶があるので、ちょっと今回の、イレギュラーと言ってはあれなのですけれども、このような自然災害が起きたときにこそやっぱり国のほうなりなんなりに予算要望していって、しっかりとポンプ場の更新であったりとかというところもしていくべきなのかなというふうにちょっと感じたところで、先ほどの議案にもありました岡部の関係もそうですけれども、ポンプ場を新しくしていれば、ある程度カバーできたかもしれないという可能性があるので、そういうところをやっぱり国なり県なりに今後求めていただければという意見でございます。 ◆根本雅昭 委員  先ほどの岡部は、かさ上げということだったのですけれども、この122号は、また同じ雨が降ったらまた同じような状況になりそうな気もするのですが、何か対策というのはあるのですか。ただ取りかえだけではなくて。 ◎下水道管理センター所長補佐 マンホールポンプ制御盤に関しましては、浸水高さ以上に設置する予定でございます。雨水ポンプ場に関しましては、郷野目雨水ポンプ場のほうに関しましては防水工事を実施とする予定にしております。渡利雨水ポンプ場に関しましては、現在原因を調査中でして、ちょっと今のところ原因がわかっておりませんので、調査中になります。 ◆石原洋三郎 委員  ちょっと教えていただきたいのですが、このマンホールポンプとかの場合、例えば停電とかになったときには、何か非常用発電機みたいなのというのはあるのでしょうか。 ◎下水道管理センター所長補佐 マンホールポンプに関しましては、非常用電源というのはございませんので、停電になってしまえばとまるという形になります。雨水ポンプ場に関しましては、非常用発電機等がございますので。 ◆小熊省三 委員  先ほどの郷野目の雨水ポンプ場のことについて伺います。  雨水ポンプ場って、あそこ結構高いところに、住宅の浸水よりも高いところにあったような、現場ちょっと回ってきたときにそんなイメージだと思ったのですけれども、それでも水が来てしまって、とまったということなのですか。住宅のあそこの地域の浸水の高さよりも結構高い感じだったのですけれども、その辺はどんな原因と言うとあれですけれども、浸水なのでしょうけれども。 ◎下水道管理センター所長補佐 一応郷野目雨水ポンプ場に関しましては、下水道、高台にはなっておるのですけれども、あそこも一応浸水しております。あそこの高さまでは浸水という形にはなっております。燃料移送ポンプ等に関しましては、浸水による被害ということで上げさせていただいていましたので。 ○梅津一匡 委員長  よろしいですか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では次に、議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算についての当局の説明を求めます。 ◎都市政策部長 議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明いたします。  この補正予算につきましては、管路改良費におきまして、浸水したマンホールポンプの制御盤について早急な復旧が必要なため、補正予算を計上するものであります。  内容につきまして、下水道室長よりご説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 ◎下水道室長 では、議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について、配付資料に基づいて説明申し上げます。  資料は9ページになります。山口地区の農業集落排水事業においては、山口地内のマンホールポンプの制御盤が浸水したことにより機能を喪失したことから、その取りかえなどを行うものであります。  補正額につきましては500万円を計上し、財源につきましては国庫支出金ほか記載のとおりであります。先ほどの下水道事業分と同様に、一部農業集落排水の留保資金から充当する10万円もございますので、書き添えています。  なお、こちらにつきましても現状は、応急処置により稼働は確保しております。  議案書になりますが、議案書では13ページからになります。まず、第2条、第1款農業集落排水事業、第3項特別利益は、今回被災した設備に係る補助金等の前倒し収益で14万7,000円、支出中、第1款農業集落排水事業、第3項特別損失156万円は、滅失した除却する設備の帳簿価格の残存額になります。  また、第3条中、実際は14ページということになりますが、第4条、こちらにつきましては資本的収入、合計490万円は財源として、次の支出、第1款資本的支出500万円は事業費ということになっております。  補正予算説明書では、前段の下水道事業会計の補正と同様の構成になっておりまして、37ページから47ページまで、それぞれ本議案に係る収益的収支、資本的収支に係る計画書、説明書、貸借対照表及びキャッシュフロー計算書をお示ししております。  議案第123号の説明は以上であります。 ○梅津一匡 委員長  それでは、この部分についてご質疑のある方お述べください。 ◆渡辺敏彦 委員  122号も制御盤の取りかえ工事で、こっちも取りかえ工事で、片や4カ所で1,190万円、これ1カ所で500万円なのだけれども、品物が違うのか、場所が違うと違うのか、どうなのだいと思ったのですが、何でだい。 ◎下水道管理センター所長補佐 こちらの500万円に関しましては、農業集落排水のほうに関しましては盤そのものという形になります。マンホールポンプ、先ほどの122号のほうに関しましても盤そのもの全体を交換の部分と、浸水の高さにより、パーツ、パーツ、部分、部分の交換で間に合うものとに分かれておりますので、こういった形になっております。 ◆渡辺敏彦 委員  ぱっと見たら、表現が制御盤取りかえ工事で取りかえてしまうのでしょう。こっちも制御盤が浸水して取りかえをするのだよと、同じこと書かれているでしょう。違うほうがいいのかなと思ったものだから。そうすると、取りかえの内容が違うという理解でいいのだね、では。同じ被害があっても、故障するところが違うということなのかい、そうすると。同じものを使っているのではないの、これ。同じく浸水して、壊れるところが同じだったら同じく取りかえられるのだけれども、例えば500万円のほうがそっくり交換、こっちは250万円、260万円から270万円になるのかな。これもそっくり交換でなくて、修理がきくものなのであれば、この下の段に来てもいいということなのだけれども、わからないのだ。 ◎下水道管理センター所長補佐 今のご質問に関してなのですが、浸水の高さによりまして、全部交換しないとだめな場合がありまして、浸水の高さによりまして、そのパーツ、制御盤の中の部分的に交換だけで間に合うという判断を専門業者のほうからいただいていましたので、こういった形。 ◆石原洋三郎 委員  こちらのほうですと、今後のまた防水対策といいますか、何かされるのですか。 ◎下水道管理センター所長補佐 浸水高さ以上の高さに設置予定でございます。 ◆石原洋三郎 委員  あと、こちらのほうですと、マンホールポンプ制御盤というのは、何か建物の中に入っている制御盤ということなのでしょうか。それとも、もう屋外で制御盤がぼんとあるということなのでしょうか。 ◎下水道管理センター所長補佐 そのまま外にぼんと置いてある、屋外タイプになります、制御盤。 ○梅津一匡 委員長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  採決は議案ごとに行います。  初めに、議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、都市政策部所管分の採決を行います。  自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
         【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、都市政策部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、議案第121号中、都市政策部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算の採決を行います。  自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、議案第122号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算の採決を行います。  自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では、以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、議案第123号については原案のとおり可決すべきものと決しました。  都市政策部の審査は以上で終了いたしました。  当局退席のため、暫時休憩します。                午前11時59分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後0時59分    再  開 ○梅津一匡 委員長  委員会を再開します。  これより環境部の審査を行います。  議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、環境部所管分を議題といたします。  当局の説明を求めます。 ◎環境部長 説明に先立ちまして資料を配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。 ○梅津一匡 委員長  お願いいたします。      【資料配付】 ◎環境部長 それでは、議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、環境部所管分につきまして、詳細を次長より説明いたしますので、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ◎環境部次長 それでは、環境部所管分の台風19号関連についてご説明させていただきます。  配付資料の1ページお開きいただきたいと思います。まず、環境衛生施設復旧費、補正額2,330万円、これは台風19号による豪雨被害、土砂崩れに伴い、法面の修復に関する早期復旧工事を行うものでございます。  被災場所につきましては、下のところにあります。まず、(1)としまして新山霊園、岡部、これが法面修復約320平米。それから、2つ目が赤坂公共墓地、これは土湯温泉町にございます。こちらは法面修復約230平米。3つ目が斎場、渡利にございます。こちらの法面修復約30平米ということになってございます。  事業費の内訳でございますけれども、補正予算説明書、こちらの14ページをお開き願います。2段目にございます11款災害復旧費、2項衛生施設災害復旧費、1目保健衛生施設災害復旧費で、こちら環境衛生施設復旧費ということで2,330万円。  財源内訳でございますけれども、財源といたしましては、こちらの8ページをお開きいただきたいと思います。同じ説明書の8ページになります。こちら23款市債、1項市債、12目災害復旧債、それから9ページに移りまして、2節衛生施設災害復旧債、衛生施設復旧債ということで2,050万円というのが市債の充当になります。残りの280万円につきましては一般財源。  こちらの配付資料1ページに戻っていただきまして、新山霊園が1,950万円、赤坂公共墓地が250万円、斎場が130万円、合計2,330万円となってございます。  なお、2ページ、3ページ、4ページには被災場所の詳細について写真を添付させてございますので、位置図とともにご参照いただければと思います。  次に、配付資料の5ページをごらんいただきたいと思います。2、災害等廃棄物処理費、補正額2億1,000万円、これは台風19号による豪雨被害に伴い発生した災害廃棄物、水害ごみでございますけれども、及び損壊家屋等の解体撤去を行うものでございます。  それでは、補正予算説明書12ページをごらんいただきたいと思います。こちらの3、歳出ということで、2段目でございます。4款衛生費、2項清掃費、2目じんかい処理費、こちら災害等廃棄物処理費としまして2億1,000万円の委託料となってございます。  財源の内訳につきましては、まず国庫支出金といたしまして1億500万円、こちらは6ページをごらんいただきたいと思います。説明書の6ページになります。こちら2段目でございます。歳入の2段目、16款国庫支出金、2項国庫補助金、3目衛生費国庫補助金、2節清掃費補助金といたしまして、災害等廃棄物処理事業費補助金1億500万円ということでございます。  それから、市債の充当もございまして、市債につきましては8ページごらんいただきたいと思います。こちらも23款市債、1項市債、12目災害復旧債、1節災害等廃棄物処理債、災害等廃棄物処理債といたしまして1億500万円ということで、2億1,000万円となってございます。  それでは、また、済みません、配付資料の5ページに戻っていただきたいと思うのですけれども、こちらの事業費の内訳といたしましては、(1)、災害廃棄物、水害ごみの処理といたしまして、委託料としまして8,500万円、内容といたしましては収集運搬業務の委託、それから処分業務の委託となってございます。  (2)、損壊家屋等解体処理、こちらも委託料でございますけれども、1億2,500万円、こちらの対象は全壊家屋ということで、50棟分見込んでございます。  続きまして、今度は、申しわけございません、もう一冊、議案書の4ページをごらんいただきたいと思います。こちら第2表、繰越明許費でございます。今年度内に事業完了の見込みがないということでありますので、令和2年度に事業を繰り越すものが環境部で2件ございます。まず、4款衛生費、2項清掃費、事業名、災害等廃棄物処理業務、2億1,000万円。次に、11款災害復旧費、2項衛生施設災害復旧費、事業名、環境衛生施設復旧事業、こちらのうち新山霊園、それから赤坂公共墓地分の2,200万円、こちらを繰り越しするものでございます。  説明は以上となります。 ○梅津一匡 委員長  では、これより質疑を行います。ご質疑のある方お述べください。 ◆渡辺敏彦 委員  これ霊園大分やられているのだけれども、売却してしまって、お墓できていたとか、区画になったところに被害があったなんていうところもあったのかい。 ◎環境課課長補佐 本日配付させていただきました資料の2ページの左側の現況のようになっている場所が3カ所ほどございました。1カ所は、右側の図にありますが、上のほうにお墓の区画がございまして、上側のほうになります。5分の1ほど崩落したような感じになります。左側の図面では12区画ほど対象になりまして、1つのお墓が埋まっているような状態でございます。あとは土砂が流れ込んでおります、敷地に。あともう一カ所ございまして、それはまた別なのですが、後ろの崖が崩れまして、2つの墓石が埋まっている状態でございます。 ◆渡辺敏彦 委員  そうすると、そういうときって土砂に埋もれたやつをとって、きれいに洗って、組みかえというのかい、それとも新しくつくってくれるのかい。どうするのだいと思ったのだけれども。 ◎環境課課長補佐 これまで対象になったお客様に全て担当のほうでご説明に行きまして、今これから発注させていただきますというふうな話をして、それからの話になると思うのですが、手前どものほうが今回修繕その他、委託料ということで計上させてもらいまして、墓石に傷ついたりといった場合は交換させていただく、修繕させていただく意思で今回計上させていただいております。あと、その他の委託料で、下に石ありまして、その交換もするようにというふうな感じで話があった場合の対応として、その他の委託料でも計上させていただいております。 ◆渡辺敏彦 委員  だんだん変な話になってしまうけれども、例えば今までこういうお墓だったと、今度こういうお墓にしたいとか、金額見合いであれば、利用者の意向に沿ってつくってくれるのかい。 ◎環境課課長補佐 新山霊園は、このタイプで全て統一しておる場所でございますので、これでお話のほうを進めるようになるかと思います。 ◆石原洋三郎 委員  関連してといいますか。その崩落した場所とかですと、例えば代替地を提供するとか、あるいは原状復帰になるのでしょうか。 ◎環境課課長補佐 この写真にあります右側の崩落したところ、5分の1欠けてしまったところは、まだ墓石がなかったものですから、場所だけとりあえず確保しているような状況でございましたので、斜め向かいにちょうどまだ売れていない土地がありますので、その辺で今話を進めているような状況となっております。 ◆石原洋三郎 委員  あと、今後のために、例えば何か法面の部分を強化していくとか、そういう対策というのですか、いわゆるコンクリート化みたいな、そういうのはどうなのでしょうか。 ◎環境課課長補佐 これから工事請負費で対応いたしますが、布団かごというような形でしっかりと対応して、崩れないように対応するように進めて…… ○梅津一匡 委員長  布団かごとは何ですか。 ◎環境課課長補佐 金網でコの字にして、その上に石を積んで、布団のかごのような感じで、どんどんと、2段、3段というような感じで、土砂が来るのを防ぐような対応ということになっております。かなり経費が抑えられるというふうな施工となっておると聞いております。 ◆渡辺敏彦 委員  水害ごみの話、この前電話いただいて、郡山のやつを持ってきて、燃やして、スラグにして返すとかという話、受けたのだけれども、国からのお金とか来るでしょう。これというのは、郡山の分というのはこっちに入っているのかな。 ◎ごみ減量推進課長 郡山の家庭ごみの受け、処理につきましては、郡山と福島市でこれから契約を結びまして、それで郡山からその処理費というのはいただくようなことになります。 ◆渡辺敏彦 委員  またこのごみで、郡山は、こっちが中核市になったときにそういう協定を結んだという話を聞いたのだ。本宮あるいは梁川は近いよね。その辺の対応というのは、福島市のほうでは向こうから話が何かあったとか、本来県のほうで、ごみ処理しなくてはどうにもならないから、それぞれの力のない市町村がやったのでは時間かかってしまって、うんと差がついてしまうのではないかと思っているのね。その辺で、ここも、本宮も含めて、圏域を組んで一緒になってやろうねという流れは大きな流れであるのだけれども、その辺での協議なり検討なりした流れはないのかい。郡山は中核市というのはわかったのだけれども。 ◎環境部長 まず、伊達市に関しましては、個別に災害応援協定というのを過去に結んでおります。その協定に基づいて、伊達市から要請があれば応えるという形なのですが、幸いにも伊達広域さんのほうは水害を受けなかったということで、特に要請は受けておらず、自分のところの施設で焼却することができるというふうな確認をとっております。  一方、本宮市さん等については、特に協定は結んでおりませんが、安達広域処理組合のほうのごみ処理施設で本宮市さんはごみを燃やしておりますが、こちらのほうも幸いにも水害を受けなかったということで……      【「本宮だよ」と呼ぶ者あり】 ◎環境部長 処理施設そのものは。現有の施設で十分稼働できますということで、要請はございませんでした。 ◆渡辺敏彦 委員  例えば本宮、広域でもやるのだけれども、本宮と梁川は水害あって、県のほうで調整でもとらない限りは、早くこっちは復旧したみたいになるのではないかと思うのね。だから、県のほうでそういった何らかの、例えば、では福島市さんで、同じくらいに復旧復興したいから、県のほうから、福島市さん、協力願えませんかとかという、こういうような話も全然なかったということでいいですね。 ◎環境部長 県のほうから特にお話はございませんでした。 ◆真田広志 委員  災対法なんかに規定されていて、いろいろこういった災害のときに、ある程度圏域を分けてというか、例えば福島・宮城・山形広域圏災害時相互応援協定みたいなのってあったと思うのです。例えばこの間の福島地方広域行政圏なら、この辺はこの辺で。こういったある程度大規模な災害のときには、例えば福島なんかは名取だとか、その辺の行政圏にも加わったりとか、それぞれの相互連携って組んでいて、当然そういったときに、例えば郡山も福島も同じ流域ではないですか。そうすると、そういったときのことなんかも考えて、ある程度距離の置いたところとの協定なんかを結んだりとか、それぞれのいわゆる災害種別、また状況においての協定って多分違っていて、直接的に被災地同士でやりとりするというのはどうなのかなと思っていて、今回どういった根拠で福島のほうに要請が来たのかなというのがやっぱりちょっと不思議なのです。その辺の考え方ってどうなっているのかなという。 ◎環境部長 ちょっと私の説明が言葉足らずだったかもしれません。郡山市の件については、まず県の担当課のほうからまず郡山市のごみ処理が今大変な状況になっているということで、福島市のほうで可燃物の処理を支援することは可能かというふうなまず打診がありました。その段階で、あぶくま、あらかわの炉の停止状況等もあったので、その辺の勘案をしながら検討を進めまして、ある程度の量は受け入れることができますという回答をさせていただきまして、その旨を県から郡山市のほうに伝わったようで、その後は郡山市さんのほうと事務的な細かいところの打ち合わせをして進めてきたというのが実態です。 ◆真田広志 委員  そもそも中核市になってからの協定を結んだという話で、それ以前というのは福島と郡山って一切の協定結んでいないのですよね。その流れでどうして今回こういうふうなことになったのかなというのをちょっと不思議に思ったもので、例えばやっぱりこっちも被災地であるのには変わらないですよね。だから、そういったことで例えば3県にまたがるような広域連携、相互応援協定なんかというのは災対法なんかに規定されている中でたしか結んでいるというふうに記憶はしてはいたので、その辺の考え方ってどうなのかななんていうことでちょっと思いました。私がこういうふうに言っても、当局に言ってもしようがないので。済みません。 ◆渡辺敏彦 委員  環境部でソーラー、メガソーラーとか何かの許可出している。大雨前にちょっと通ったらば、土砂が崩れているところがあった。このごろの雨でどうなるのかなと注目していたのだけれども、心配はしていたのですが、吾妻開パが今度協議会、了解もらったとかという話を聞いてきて、許可を出した、環境部で出したというのも変だな。県にも聞くことになっているのだけれども、そういった中でメガソーラーとか何かやったところでどのぐらい被害が出たというのは調査はしていますか。 ◎環境課長 太陽光発電のいわゆるメガソーラーですか、そちらのほうの太陽光発電による被害の状況ということになりますけれども、まず岡島の9基、岡島にあるところ、そちらのほうで崩落が見られた。法面の崩落です。またあと、こちらは整備中のところになりますけれども、山田、福島中森土地合同会社というところですか、こちらが今整備中でありますけれども、調整池の壁面がちょっと破損したと、そういったことをちょっとこちらのほうでも把握しているというところでございます。 ◆渡辺敏彦 委員  その2カ所。 ◎環境課長 こちらのほうで把握している中では2カ所ということになります。 ◆渡辺敏彦 委員  吾妻開パも許可は出した。今後ともやっぱりその辺の、昔とは違う大雨が降ったりなんかするから、その辺やっぱりしっかり環境部のほうでもチェックあるいは指導等できる部分についてはしていただければ、下のほうに住んでいる人らも安心なのかなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○梅津一匡 委員長  ほかございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  それでは、質疑を終結いたします。  続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  以上で自由討議、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決の方法は簡易採決といたします。  お諮りいたします。議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、環境部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  ご異議ございませんので、議案第121号中、環境部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。  環境部の審査は以上で終了いたしました。  当局退席のため、暫時休憩いたします。                午後1時24分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時25分    再  開 ○梅津一匡 委員長  委員会を再開します。
     審査のまとめを行います。  これまでの常任委員会審査を通して、委員長報告に要望事項として取り上げる事項がありましたらお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  それでは、委員長報告案調製のため、暫時休憩いたします。                午後1時25分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午後1時25分    再  開 ○梅津一匡 委員長  委員会を再開します。  書記に委員長報告案を配付させます。      【資料配付】 ○梅津一匡 委員長  それでは、委員長報告案を書記に朗読させます。 ◎書記 それでは、令和元年11月5日市議会緊急会議建設水道常任委員長報告(案)につきまして読み上げさせていただきます。  さきの本会議におきまして当建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第121号令和元年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第122号令和元年度福島市下水道事業会計補正予算、議案第123号令和元年度福島市農業集落排水事業会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。  以上でございます。 ○梅津一匡 委員長  それでは、お諮りいたします。  ただいまの委員長報告案のとおりでよろしいですか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○梅津一匡 委員長  では、そのように報告します。  以上で委員会に付託された議案の審査は全て終了いたしました。  以上で建設水道常任委員会を終了いたします。                午後1時28分    散  会                       建設水道常任委員長    梅 津  一 匡...