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  1. 広島県議会 2019-01-18
    2019-01-18 平成31年文教委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成31年文教委員会 本文 2019-01-18 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 21 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑尾熊委員選択 2 : ◯答弁施設課長選択 3 : ◯要望質疑尾熊委員選択 4 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 5 : ◯意見質疑尾熊委員選択 6 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 7 : ◯質疑尾熊委員選択 8 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 9 : ◯要望尾熊委員選択 10 : ◯質疑犬童委員選択 11 : ◯答弁教職員課長選択 12 : ◯質疑犬童委員選択 13 : ◯答弁教職員課長選択 14 : ◯質疑犬童委員選択 15 : ◯答弁教職員課長選択 16 : ◯質疑犬童委員選択 17 : ◯答弁健康福利課長選択 18 : ◯要望質疑犬童委員選択 19 : ◯答弁(豊かな心育成課長選択 20 : ◯質疑犬童委員選択 21 : ◯答弁(豊かな心育成課長) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時31分  (2) 記録署名委員の指名        佐々木 弘 司        犬 童 英 徳  (3) 当局説明    なし  (4) 質疑・応答 ◯質疑尾熊委員) それでは2点にわたって質問させていただきます。  この委員会では説明がありませんでしたが、12月にお聞きしました県立高校のエアコン未整備教室への移動式クーラーの設置についてお伺いします。  県立高校のエアコン未整備教室全てに移動式クーラーが今年度中に設置されるという説明をいただきました。生徒の熱中症対策として、また、移動式クーラーであることから、災害時には避難所となる体育館などに移動ができるということで、早期の決定、対応を評価したいと思います。そういった中で、前回の委員会でも質問いたしましたが、県立高校の教室へPTAが設置したエアコンについて、PTAの要望による設置ということで、設置費、電気代、維持費、管理費はPTAの負担とお聞きしております。このことについて確認ですけれども、今回の移動式クーラーの設置費用、電気代、維持管理費は誰が負担するのか、お伺いします。 2: ◯答弁施設課長) これまで県立高等学校の普通教室の空調設備につきましては、PTAなどからの申し出があれば設置許可し、整備が進められてきたところですが、PTAなどによる設置が困難な小規模校、あるいは定時制、通信制などの普通教室につきましては、いまだ整備されていない状況にございます。このため、空調設備が設置されていない普通教室におけるスポットエアコンなどの整備に当たりましては、限られた財源の多くを老朽化対策に振り向けざるを得ない状況の中で、比較的少額の経費で設置が可能であるとともに、電気代などにつきましても比較的少額であることから、公費により整備するものでございます。 3: ◯要望質疑尾熊委員) 子供の貧困対策や教育費の負担軽減を国、県も進めている中で、PTAの要望による県立高校の教室のエアコンについても、数も多いので財源の問題が確かにあると思いますが、やはり今後については電気代や維持管理費をPTA負担から県の負担に変えていく検討を進めていただければと思います。要望にかえておきます。  続けて2点目の質問です。こちらについても、この委員会では説明がありませんでしたが、学校の防災新教材の作成についてお伺いします。  1月1日の中国新聞に掲載されておりますが、東日本大震災から地震や津波の災害を中心とした教材を使って防災教育を進めてこられましたが、昨年7月の豪雨災害を受けて、県教育委員会として、土砂災害や洪水に関する新たな教材を5月までに完成するとの記事がございました。5月までに教材を完成させて、小・中・高等学校での防災教育に活用していくとありますが、これは本当でしょうか。 4: ◯答弁(豊かな心育成課長) この教材の作成につきましては、昨年の9月定例会における沖井議員の質問に対して、教育長が答弁したところでございます。新たな教材につきましては、災害の基本的な知識の習得だけでなく、このたびの豪雨災害における児童生徒の被災体験や、被災した市町から、家族に対しても避難行動を促すといったことも聞き取りさせていただいておりますので、避難の際の実際の行動例などを取り入れて、自然災害の危険性をより早期に予測し、みずから避難するだけでなく、家族に対する避難行動を促すといったような資料を作成することについて、御説明させていただいているところでございます。 5: ◯意見質疑尾熊委員) この委員会で説明があってもよかったかと思います。  この記事では、学びの変革の考えを取り入れ、子供がみずから学べる仕組みを重視するとありました。この教材での防災教育について、どのような学びの仕組みをつくろうとされるのか、お伺いします。 6: ◯答弁(豊かな心育成課長) 学校における防災教育は、どのような災害に対しても児童生徒が主体的に判断して適切に行動ができるよう、危険の予測、回避能力の育成を図ることが重要だと考えております。このため、災害等に係る基礎的な知識だけではなく、例えば地域にある過去の災害に係る碑をめぐるフィールドワークなどを通してみずから学ぶとともに、その中で気づいたことなどをまとめ、学校全体で発表の場を持つなど、過去の災害からみずから命を守る行動ができるよう、さらに実践的な防災教育が推進できればと考えております。 7: ◯質疑尾熊委員) 命を守っていく防災教育においては、早期避難行動ができ、みずからの知識と判断で行動ができるようにすることは非常に重要だと思います。子供が学ぶことによって家族で話し合う、そして子供が大人になってからも生かされると思いますので大変重要であると考えております。近年の地震、台風、豪雨災害といった自然災害が多発する中で、例えば小学校、中学校、高校において、知識も年齢によってそれぞれ違うと思いますが、時間数などはふえるのか、先ほどまち歩きをして周辺の碑を回るとありましたけれども、防災教育を今後どのように充実していくのか、お聞かせください。
    8: ◯答弁(豊かな心育成課長) 先ほどの説明と重なる部分もありますが、作成する教材につきましては、全ての発達段階に応じたものではなく、ある学年の特定の教科や特別活動のものになろうと思いますが、各学校の立地条件や発達段階等を踏まえながら各学校でアレンジし、学校も主体的に取り組んでいただくことは特に指導していきたいと考えております。また、災害に対して自分は大丈夫だと他人事として捉えることがございますが、今回の災害で被災した子供たちの思いをしっかりと伝え、しっかりと子供たちが考えられるよう、内容や方法についても検討しながら作成していきたいと思います。 9: ◯要望尾熊委員) やはり内容が非常に大事になってくると思います。教材をつくって終わりではなく、子供みずから主体的に判断できるように、例えば、土砂災害のハザードマップは地域で違いますので、学区内の危険箇所やハザードマップの見方、地震が起きた際の通学路のブロック塀など、地域の危険箇所を自分たちで見て回って意見交換し、子供たちがつくる子供の目で見たハザードマップといったものを教職員と子供が一緒に考えていく。教材としては、その地域ごとにつくるのはなかなか難しいと思いますので、地域を回ったときに危険箇所を子供たちがみずから調べる、また、豪雨と地震のときとで、どういう行動をとればいいのか、実際の行動につながる防災教育を充実していただきたいと要望して終わります。 10: ◯質疑犬童委員) 教職員の残業だとか過剰な仕事に対する働き方改革ということで、精神的に患って学校を休む方が全国的にふえる傾向にあると思いますが、本県の実態はどうなっているのか、原因の分析や対策について、具体的に教えてもらえればと思います。 11: ◯答弁教職員課長) 本県における教職員の休職状況でございますけれども、おおよそ在籍者の1%が休職に入っているという状況でございます。近年の状況を申し上げますと、平成28年度の休職者が150名、そのうち精神疾患が90名という状況でございます。昨年、平成29年度は147名が休職者、そのうち107名が精神疾患であり、休職者のうち精神疾患が7割になっているところでございます。今年度につきましては、現段階で93名が休職し、そのうち74名が精神疾患であり、大体6~8割というところを推移しております。精神疾患の休職者につきましては平成22年度がピークであり、その131名から徐々に減らしてきているところでございます。  原因といたしましては、さまざまな要因がございまして、生徒指導上の問題を抱えてしまっているとか、保護者対応の苦慮、職場での人間関係、長時間勤務や人事異動による環境の変化、個人的なものでは家族の介護とさまざまな要因があって、期間につきましてもまちまちな状況です。  こうしたことに対しまして、教育上の課題については個人で抱えるのではなく、校長を中心として組織的に取り組むことや、一般の教員に過重な負担がかからないよう適正な校務分掌を整えるとともに、会議や行事を精選し効率化を図ることが必要と考えております。また、校長を中心とした管理職による周囲に気軽に相談や情報交換ができる職場環境づくり、そして、面談を行い教員の悩みを聞き出すことによる早期発見、早期治療を心がけているところです。そういった中でストレスチェックを行い、集団分析による傾向をつかみながら手を打っているところであり、精神疾患にかかる教員が少しでも減るように、また、教員の働き方改革が進むよう努めてまいりたいと考えております。 12: ◯質疑犬童委員) そういう先生方で職場復帰せずに退職された方の割合はどの程度でしょうか。 13: ◯答弁教職員課長) 職場復帰せずに退職された方の数につきましては把握できておりませんが、職場復帰のサポートシステムという形で4週間の期間を学校で設けて、復帰に向けて学校にならせるように努めるなど、退職する方をなくすように努めているところでございます。 14: ◯質疑犬童委員) 休職期間の長い先生は、どの程度の期間休職しているのでしょうか。すぐ復帰できる方もいれば、長く休職しなければいけない方もいると思いますが、どうでしょうか。 15: ◯答弁教職員課長) 手元に資料がございませんので、調査をして後日説明に伺いたいと思います。 16: ◯質疑犬童委員) 教育委員会として、先生方の健康を把握して適切な指導していくために、健康管理のマニュアルのようなもの、たしかカウンセリング関係のものもあったと思いますが、そこはどうなっているのでしょうか。 17: ◯答弁健康福利課長) 職員の健康管理につきましては、健康管理システムを定めており、日ごろから管理職は職員の健康状況をしっかりと把握し、職員の相談体制につきましても、メンタル不調が特に多いとされている採用後の職員、あるいは転勤、異動後の職員、休職から復帰された職員に対して臨床心理士を派遣して相談するといったことと、それから所属で気になる職員がおりましたら、依頼をいただいて臨床心理士を派遣し、相談に応じております。  それから、未然防止、早期発見が大切でございますので、3年目になりますがストレスチェックも駆使して健康をチェックしているところでございます。 18: ◯要望質疑犬童委員) 昔から続いている問題ですが、政府も過重労働は少なくしていこうとしている。例えばクラブ活動の指導については、教職員が全部引き受けるのではなく一般の指導者も考えていますが、それは大変大事だと思っています。私も子供がいますからサッカーの試合を応援に行ったりしますと、先生は土曜、日曜なしで大変だと思います。何としても先生の負担を少なくしていくことが大事だと思います。けさ、中学生の子供がいっぱい待っているからどうしたのかと聞くと試験だと、先生が来られて試験に行く子が間違いなく駅に来ているか一人一人チェックして、試験が受けられなかったらいけないと一生懸命やっておられました。本当にありがたいと思いますが、クラブ活動にしても、そのような早朝から駅に立って生徒を迎えてチェックすることは大変な仕事だと思います。勤務時間の管理や精神的な問題、教員の健康管理は教育長も現場経験がある方ですから、もっと力を入れて取り組んでもらいたい。  また、スクールモンスターとは最近は余り言わなくなりましたが、今は学校にスクールモンスターが来てどうこうというのはないのでしょうか。 19: ◯答弁(豊かな心育成課長) スクールモンスターというのは、学校に対する不平不満をおっしゃる保護者の方かと思いますが、いないわけではありません。ただ、きちんと指導方針を明確にし、保護者に説明していくことは学校としても重要ですので、適切に対応しております。 20: ◯質疑犬童委員) 件数はふえているのでしょうか、減っているのでしょうか。 21: ◯答弁(豊かな心育成課長) 各学校に対して調査は行っておりませんが、学校が苦慮している事案については、体感的には減ってきていると感じております。  (5) 閉会  午前10時57分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...