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  1. 調布市議会 2014-03-03
    平成26年 3月 3日厚生委員会−03月03日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成26年 3月 3日厚生委員会−03月03日-01号平成26年 3月 3日厚生委員会 平成26年3月3日 厚生委員会開議時刻 午前9時59分 〇散会時刻 午前11時18分 〇場所 第2委員会室出席委員(7人)  橘 正俊  委員長  鈴木宗貴  副委員長  井樋匡利  委員  須山妙子  委員  高橋祐司  委員  宮本和実  委員  元木 勇  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(18人)  大木正勝  子ども生活部長  山本雅章  福祉健康部長福祉事務所長  吉田育子  福祉健康部参事福祉健康部次長事務取扱福祉事務所所長事務取扱   ほか関係管理職職員
    〇事務局  宮川節夫  事務局主幹  飯田義幸  議事係主任 〇案件  議案第3号 平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)        ─厚生委員会所管部門─…………………………………………………… 1  議案第4号 平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)…… 10  議案第7号 平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)………… 22  議案第8号 平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)……… 26    午前9時59分 開議 ○橘 委員長   皆様、おはようございます。ただいまから厚生委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  本日審査していただきます案件は、お手元に配付してあります付託案件一覧表のとおり、議案4件であります。  審査は、付託案件一覧表の順序のとおり行いたいと思います。以上のとおり進めていくことに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ります。  初めに、議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、厚生委員会所管部門を議題といたします。  初めに、審査の進め方についてお諮りいたします。  委員会室の関係で、最初に子ども生活部、次に福祉健康部の順で、説明員の入れかえのための休憩を挟みながらそれぞれ説明、質疑を受け、審査を進めてまいりたいと思います。なお、質疑につきましては、ページごとに区切って審査を進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、子ども生活部所管の理事者の説明をお願いします。はい、泉子ども政策課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   議案第3号、一般会計補正予算(第4号)につきまして御説明いたします。補正予算書、22、23ページをお願いいたします。  私からは、右側説明欄に沿って子ども政策課所管分につきまして御説明いたします。  まず、目5「児童福祉総務費」の一般職人件費につきましては、平成26年1月1日付人事異動による職員1人分の1月以降の人件費に相当する額の増額補正でございます。これは、当該職員が属しておりました費目からの予算の組みかえということになります。  続きまして、子ども基金につきましては、指定寄附をいただきました1件 5,000円を基金積立金として、また、基金の利子収入として5万 4,000円を利子積立金として、合計5万 9,000円を積み立てるため補正をお願いするものです。  目13「保育所運営費」の◎民間保育所助成費の国・都支出金過年度清算返還金は、平成25年第3回市議会定例会にてお認めいただきました平成24年度決算のうち、民間保育所助成費に係る、東京都からの補助金の清算額を返還するものです。こちらの内訳といたしましては、待機児童解消市町村支援事業補助金、こちらで 3,324万 8,000円、保育対策等促進事業費補助金で 252万 2,000円、一時預かり事業・定期利用保育事業補助金、こちらで62万 1,000円となっております。  次の目25「保育園費」の◎保育園施設管理費維持補修費は、調布市立神代保育園空調設備改修工事繰越明許にて実施するため補正予算をお願いするものです。 ○橘 委員長   はい、松岡児童青少年課長補佐。 ◎松岡 児童青少年課長補佐   続きまして、児童青少年課所管分、目30「学童クラブ費」です。説明欄をお願いいたします。  ◎学童クラブ管理運営費の国・都支出金過年度清算返還金です。  内容といたしましては、平成24年度学童クラブ事業運営費補助金都型学童クラブ事業補助金について、実績報告額交付決定額を下回ったことに伴い、返還するため補正をお願いするものです。  説明は以上です。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、質疑、意見を許します。  22、23ページです。はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   子ども基金についてちょっとお伺いしたいんですけど、 5,000円というのは一般の方からの寄附ですか。 ○橘 委員長   はい、泉子ども政策課長補佐。 ◎泉 子ども政策課長補佐   はい。こちらのほうは、一般の方からの指定寄附になります。 ◆宮本 委員   今、こういう基金の募集というんですか、どういう形で募っていらっしゃるんですか。 ○橘 委員長   はい、大島次長。 ◎大島 子ども生活部次長子ども政策課長事務取扱   特に何かの媒体を使って積極的にという形にはしておりませんけれども、例えば、私どものほうで市の後援名義を許可させていただく場合に、何かのイベントがあって調布市後援というような場合には、基金の存在を御説明しながら、そういったところで募金をお願いできませんかというふうなお願いはしております。 ◆宮本 委員   何かのイベントの後援になるから、ひとつ寄附してよみたいな──こういう基金に寄附をすると、一般の人は税額控除とか、ああいう控除の対象になるんですよね。そういう意味では、この基金を使って、基金全体の取り組みというのがまだはっきりしていないというのもあるからだとは思うんですけども、やっぱりある以上は、こういうことのためにぜひともというホームページ、これからホームページをつくるんでしょうけども、もう少しいろんな方々に案内をするべきではないかなと。  昔から言っているんですけど、そういう基金だとか寄附を募る流れというか、そういうのが非常に少ないなと僕は思っていまして、そういう仕組みとしては、寄附をした人は税金の控除ができるわけですから、だから、そういうのをもう少し、財源確保という意味からも積極的にやるべきではないかなと思うんです。その目的が決まっていないというのもあるのかもしれないけれども、その辺の寄附をもっととっていこうというのは、部長、そういう考え方というのはどうですか。 ○橘 委員長   はい、大木部長。 ◎大木 子ども生活部長   今、宮本委員から御指摘いただいたとおりだと思います。私どももそういった機会を積極的に捉えようとしているんですが、今実際のところ、やっているのは、5月の親子まつりと、それから児童館とのコラボレーションで前庭でやるお祭りがあるんですが、そういうときにブースをつくってお願いするとか、そういった部分の取り組みしか今実際にやっていないのが現状です。  これからホームページを立ち上げて、そこにさまざまなイベント情報とかが掲載されてまいりますので、それを上手に活用して、また、今、宮本委員から御指摘いただきました、子ども基金を一体どうやって使っていくのかという部分をはっきりとした考えを示しながら募金を募っていきたいと思っております。  以上です。 ◆宮本 委員   今、調布だけの問題じゃないですけど、待機児童がこれだけいるんで、やっぱりそういうのにも、要はお金があればいろんな土地を買って保育園をつくることだってできるわけですから、待機児童対策に回すとか、やっぱりみんなが困っているんだったらそうやって税金をどう使おうかという選択肢があるわけなんで、お金がないからできないよと言うんだったら、やっぱりそういうことを考えてやってほしいなと。  この基金についてはいつも言うけども、基金だからこうだ、ああだってなっているんであれば、それはそれとして、待機児童についてお金を集めようという努力をしているんだという姿勢を見せるというのは、それは考えているんだなということになると思うので、これは子ども生活部から発信していかないと、ほかの部署から多分やってもらえないと思うので、それもぜひ考えてください。  以上です。 ○橘 委員長   ほかいかがですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   ないようですので、それでは、これで子ども生活部の質疑、意見を打ち切ります。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午前10時9分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時11分 開議 ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  それでは、議案第3号について福祉健康部所管の理事者の説明をお願いします。はい、川見福祉総務課長。 ◎川見 福祉総務課長   それでは、議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、福祉健康部所管分につきまして、順次御説明いたします。18ページ、19ページをお願いします。  初めに、款15「民生費」、項5「社会福祉費」、目5「社会福祉総務費」です。  19ページの説明欄をごらんください。職員人件費ですが、一般職の人事異動に伴い80万 1,000円の増額補正をお願いするものです。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、荒木保険年金課副主幹。 ◎荒木 保険年金課副主幹   続きまして、保険年金課所管分です。  ◎国民健康保険事業特別会計です。これは、国民健康保険事業特別会計繰出金を6億 3,708万円増額するものです。  主な内容は、特別会計法定繰り出し分の減額、その他繰出金の増額であります。後ほど議案第4号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」で御説明いたします。  以上です。 ○橘 委員長   はい、川見福祉総務課長。 ◎川見 福祉総務課長   続きまして、福祉総務課所管分です。
     初めに、◎社会福祉総務事務費です。国・都支出金過年度清算返還金ですが、平成24年度東京都地域福祉推進市町村包括補助事業補助金について、補助金の執行額が交付額を下回り、超過交付となったことから、返還金 1,212万円の補正が必要になったものであります。  次に、◎社会福祉事業基金です。まず、基金積立金ですが、社会福祉事業基金への指定寄附が5件、また、実習生の受け入れ謝礼が5大学からありましたので、それらを基金に積み立てるため、補正をお願いするものであります。  次の利子積立金ですが、社会福祉事業基金利子収入を基金に積み立てるものであります。  説明は以上です。 ○橘 委員長   はい、小野障害福祉課長補佐。 ◎小野 障害福祉課長補佐   続きまして、障害福祉課所管分、目10「心身障害者福祉費」です。右側の説明欄をお願いします。  ◎心身障害者福祉事務費です。国・都支出金過年度清算返還金ですが、平成24年度において、障害者自立支援給付費国庫負担金都負担金障害者施策推進市町村包括補助事業補助金につきまして、実績額が交付決定額を下回ったことにより、超過額の1億 972万 8,000円の増額補正をお願いするものです。  その下、◎法外援護事業費民間移送サービス事業費です。車椅子福祉タクシーは、常時寝たきりの障害者高齢者が車椅子やストレッチャーを利用したままタクシーを利用できる制度ですが、利用者数が当初の利用見込みを上回ったことにより、 520万円の増額補正をお願いするものです。  次に、◎特殊疾病患者福祉手当費です。調布市特殊疾病患者福祉手当受給対象者数が見込みを上回ったことにより、 627万 5,000円の増額補正をお願いするものです。  続きまして、目14「自立支援福祉サービス費」です。  ◎補装具費ですが、支給件数が見込みを上回ったことにより、 676万 5,000円の増額補正をお願いするものです。  以上でございます。 ○橘 委員長   はい、荒木保険年金課副主幹。 ◎荒木 保険年金課副主幹   続きまして、目15「高齢者福祉費」です。右側説明欄をごらんください。保険年金課所管分です。  ◎後期高齢者医療特別会計です。これは、後期高齢者医療特別会計繰出金を 7,791万 3,000円減額するものです。後ほど議案第8号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」で御説明いたします。  以上です。 ○橘 委員長   はい、内藤高齢福祉担当主幹。 ◎内藤 高齢者支援室主幹高齢福祉担当課長補佐事務取扱   次の20ページ、21ページをお願いいたします。  続きまして、高齢者支援室高齢福祉担当分です。右側説明欄をお願いいたします。  ◎高齢者福祉事業費高齢者福祉施設整備費です。シルバー人材センターが事務所として使っている建物の外壁について劣化が進み、早急に補修工事の実施が必要となり、工事費の 1,026万円を増額補正をお願いするものでございます。なお、工事が年度内に終了しないため、繰越明許費として計上いたします。  以上です。 ○橘 委員長   はい、半澤介護保険担当課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   続きまして、介護保険担当所管分です。  ◎の下、介護保険事業特別会計繰出金です。ホームヘルプサービスなどの介護サービスを賄います保険給付費が見込みを上回りましたことなどにより、 9,427万 5,000円を増額するものです。  次の◎地域密着型サービス整備費です。昨年の10月に開始いたしました複合型サービスを実施します事業者への東京都からの補助金を 2,000万円減額するものです。  以上です。 ○橘 委員長   はい、小蔦健康推進課長補佐。 ◎小蔦 健康推進課長補佐   続きまして、24、25ページをお願いします。健康推進課所管分です。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目5「保健衛生総務費」でございます。右側の説明欄をお願いします。  最初の◎保健事業費ですが、子宮がん大腸がん検診において委託料の増加が見込まれることから、子宮がん検診費で 279万 3,000円、大腸がん検診費で 569万 9,000円、合わせて 849万 2,000円を増額補正するものであります。  次の◎であります母子保健事業費ですが、これは妊産婦健康診査費において、やはり委託料の増加が見込まれることから、 702万 7,000円を増額補正するものであります。これは、妊婦が安全な出産を迎えられるよう、健診の受診票を配布することにより、定期的な受診を促す事業であります。  よろしく御審査の上、御決定くださいますようよろしくお願いいたします。  説明は以上です。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。  それでは、ページごとに質疑、意見を許します。  最初に、18、19ページから御発言はありませんか。はい、須山委員。 ◆須山 委員   補装具費なんですけれども、これ、見込みを上回ったのは、全体的に補装具がいろんなものがふえてきたのか、それとも何か特定なもので補装具費がふえていったのか、もう少し詳しいことを教えていただけますか。 ○橘 委員長   はい、小野課長補佐。 ◎小野 障害福祉課長補佐   補装具費でございますが、平成24年度と25年度、1月までの比較でございますが、平成24年度につきましては約 357件、平成25年度については 423件と、前年比で66件の増の件数になってございますので、全体的に件数が伸びているのが原因でございます。  以上でございます。 ◆須山 委員   わかりました。そうすると、何か特定のものがふえていったというのではなく、御利用になる方が増加しているということだと思いますので、やはり今後の計画を立てていくときにもう少し精査が必要かなというふうには思いますので、よろしくお願いします。  もう1つ伺いたいのは、関連をしてのことですけれども、それは例えば御高齢等によってより必要なものがふえてきたのか、それとも障害を持つ方そのものがふえてきているのか、これはどちらだというような印象をお持ちでいらっしゃいますか。 ◎小野 障害福祉課長補佐   基本的には障害をお持ちの方の申請と捉えております。  以上でございます。 ◆須山 委員   わかりました。結構です。 ○橘 委員長   はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   似たようなケースで申しわけないんですが、1つお聞きしたいんですけども、法外援助事業費民間移送サービス事業費というところで、車椅子タクシーとかの利用者がふえたということでの増額ということなんで、今の質問と似たような話なんですけども、これは利用者自体がふえているのか、それとも人数ということでなくて、件数がふえてきているのか、そこについてちょっとお聞かせいただきたい。 ○橘 委員長   はい、小野課長補佐。 ◎小野 障害福祉課長補佐   利用者数がふえている形になってございまして、この数字になって補正をお願いしているものでございます。  以上です。 ◆高橋 委員   延べ利用者数でなくて、絶対数がふえたという理解でよろしいんですか。 ◎小野 障害福祉課長補佐   はい、そのとおりでございます。 ◆高橋 委員   ということは、今までよりも利用者、もちろん高齢になられて車椅子を利用されている方というのがふえたのかななんていうふうに推測するんですけども、今までよりも車椅子とかになっても、アクティブに外に出られるような高齢者の方々、そういった意識みたいな部分も変わってきたのかななんていうふうに私、勝手に推測しちゃうんですが、そんな理解もあってよろしいのかなと思うんですが、いかがなんでしょうか。 ◎小野 障害福祉課長補佐   委員のおっしゃるとおり、こちらにつきまして介護人なしと介護人ありの制度がございまして、介護人をつけなくても利用できるという人数が伸びているのがございますので、重篤な障害者よりもより軽快な方の利用もふえているというのが現状でございます。  以上でございます。 ◆高橋 委員   御丁寧にありがとうございました。結構です。 ○橘 委員長   ほかいかがですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   続きまして、20、21ページ。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   では、ページ飛びまして24、25ページ、衛生費の上段でございます。はい、須山委員。 ◆須山 委員   どちらも検診事業ですけれども、委託料がふえているということは、受診する人がふえての委託料の増加なのかどうかというところを教えていただけますか。 ○橘 委員長   はい、小蔦課長補佐。 ◎小蔦 健康推進課長補佐   受診者数の増加でございます。 ◆須山 委員   ありがとうございます。補正を組むほどの増加をしてきたというのは、勧奨について大変努力していただいた結果だとも思いますので、よかったと思います。ありがとうございました。  以上です。 ○橘 委員長 
     ほかいかがですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   ないようですので、それでは以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、厚生委員会所管部門、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第3号は原案了承と決定いたしました。  ここで説明員の入れかえのため、暫時休憩といたします。    午前10時24分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時26分 開議 ○橘 委員長   委員会を再開いたします。  次に、議案第4号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  本件につきまして理事者の説明をお願いいたします。はい、丸田保険年金課長。 ◎丸田 保険年金課長   議案第4号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」について御説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。歳入歳出それぞれ3億 6,431万 7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を 217億 4,802万 1,000円とするものです。  2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正です。歳入歳出の項における増減額を記載しております。  それでは、歳出から御説明いたします。12、13ページをお願いいたします。款10「保険給付費」は1億 9,857万円の増額です。  項5「療養諸費」、目5「一般被保険者療養給付費」は、執行状況、今後の見込み及びインフルエンザ等への対応を考慮して、1億 6,502万円増額するものです。  目10「退職被保険者等療養給付費」は 1,836万円の減額、目15「一般被保険者療養費」は 2,313万円を減額するものです。  次に、14、15ページをお願いいたします。項10「高額療養費」は、執行状況及び今後の見込みを考慮して、一般被保険者高額療養費を 6,981万円、退職被保険者等高額療養費を 523万円増額するものです。  次に、16、17ページをお願いいたします。款12「後期高齢者支援金等」は 1,192万 3,000円の減額です。社会保険診療報酬支払基金への拠出額が確定し、その差額を補正するものです。  18、19ページをお願いいたします。款15「老人保健拠出金」は1万 5,000円の減額です。こちらも社会保険診療報酬支払基金への拠出額が確定し、その差額を補正するものです。  20、21ページをお願いいたします。款18「介護納付金」は 5,659万円の減額です。こちらも社会保険診療報酬支払基金への拠出金額が確定し、その差額を補正するものです。  22、23ページをお願いいたします。款20「共同事業拠出金」は 6,900万円の減額です。東京都国民健康保険団体連合会への支払額が確定したことに伴い、目5「高額医療費拠出金」は 2,707万 4,000円、目7「保険財政共同安定化事業拠出金」は 4,192万 6,000円を減額補正するものです。  24、25ページをお願いいたします。款25「保険事業費」は 2,633万 2,000円の減額です。  項3「特定健康診査等事業費」、目5「特定健康診査等事業費」において、健診委託料及び保健指導委託料執行状況及び今後の見込みを精査し、 2,279万 2,000円を減額するものです。  26、27ページをお願いいたします。項5「保健事業費」、目5「保健衛生普及費」において 354万円の減額です。これは、ジェネリック医薬品促進事業において、1月までの通知実績及び今後の見込みを精査し、減額するものです。  28、29ページをお願いいたします。款40「諸支出金」、目5「償還金,利子及び還付金」において2億 7,867万 6,000円の増額です。国・都支出金過年度清算返還金につきましては、前年度国からの指示により増額交付された療養給付費等負担金において、増額分とほぼ同額が過年度清算返還金として納付が求められていることから増額補正するものです。  療養給付費等交付金過年度清算返還金につきましては、退職被保険者に係る療養費等の経費が社会保険診療報酬支払基金から交付されておりますが、平成24年度に概算交付されていたものが実績により交付額が確定し、過大交付分を返還するため増額補正するものです。  次に、歳入について御説明いたします。恐れ入りますが、戻りまして6、7ページをお願いいたします。  款5「国民健康保険税」です。 7,773万 2,000円の減額です。主な要因といたしましては、調定額が予想したほど伸びず、当初予算を下回ることが見込まれるため補正予算するものです。  次に、款15「国庫支出金」ですが、1億 2,539万円の減額です。年度途中までの実績と今後の見込みから決定された交付額にて、療養給付費負担金を減額、介護納付金負担金、後期高齢者医療費支援金負担金を増額しております。  目15「高額医療費共同事業負担金」につきましては、歳出の高額医療費拠出金の4分の1を国と都が負担するもので、今年度の同拠出金が減額決定したことから、これと連動して 676万 9,000円を減額するものです。  8、9ページをお願いいたします。目20「特定健康診査等負担金」は、特定健診・特定保健指導の経費の一部について、国と都がそれぞれ3分の1ずつ負担するもので、今年度の実績及び今後の見込みから現年度分を減額するものと、平成24年度の実績が確定したことによる追加交付分を増額するものです。  項10「国庫補助金」は、市町村間の財政力不均衡を調整する交付金において、実績に応じて仮算定した決定額に基づき 4,084万 1,000円を減額するものです。  次に、款20「療養給付費等交付金」は2億 4,589万 1,000円の減額です。歳出のほうでも御説明いたしましたが、退職被保険者に係る療養費等の経費が交付されるものですが、交付決定額に基づき所要の額を増額補正するものです。  次の款22「前期高齢者交付金」は 604万 2,000円の減額です。前期高齢者交付金は、被用者保険との財政調整制度でありますが、今年度の交付額が決定したことから、所要額を減額補正するものです。  次の款25「都支出金」は2億 1,481万 3,000円の減額です。  目5「高額医療費共同事業負担金」は、国庫支出金において御説明させていただきましたものと同様、都が負担する分として同額を減額するものです。  目10「特定健康診査等負担金」も国庫支出金と同様、本年度の実績及び今後の見込みから現年度分を減額するものと、平成24年度分の実績が確定したことによる追加交付分を減額するものです。  項5「都補助金」は2億 790万 3,000円の減額です。市町村国民健康保険事業費補助金は、国保事業に係る財源の一部を都が項目補助を行っているものですが、 7,362万円の減額、また市町村間の財政力不均衡を調整する都財政調整交付金が1億 3,428万 3,000円の減額です。  次の款30「共同事業交付金」は1億 1,376万 7,000円の減額です。歳出で御説明したとおり、高額医療費給付実績及び平成24年度前期高齢者交付金などを算定材料として国保連合会が算出した額の確定に伴う減額です。  10、11ページをお願いいたします。  款40「繰入金」は6億 3,708万円の増額です。右側説明欄をお願いいたします。財政安定化支援事業繰入金は、国保財政の健全化に資するためとして、保険者の責に帰さない特別の事情に基づく要因に対して、一般会計からの繰り入れが認められているもので、調布市においては高齢者が多いなど年齢構成差による医療費差額分を繰り入れておりますが、医療費差額の算定係数の確定による 322万 1,000円の減額です。  その他一般会計繰入金6億 4,030万 1,000円は、本補正の歳出に対する歳入の不足を補うものです。  最後に、款50「諸収入」は、延滞金等の精査及び第三者行為賠償金の確定状況から増額補正を行います。  説明は以上です。よろしく御審査の上、御決定いただきますようお願いいたします。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   13ページの療養給付費1億 6,500万余の増額補正で、私は運協にも出ていますので、大体インフルエンザの影響で1億 2,000万円ぐらいというふうにそのとき説明を受けております。1回風邪が流行すると、国保にどかんと影響が来るという状況ですが、これだけ影響があるというのを見ると、例えば流行を抑えるための予防接種に対する助成を行うとか、あるいはそれを広げていくみたいなことをやるほうが、むしろ財政的にもプラスになるんじゃないかというような気もしてくるんですけれども、今、電算化されたことでレセプトの点検とかいろんな集計もやりやすくなっているというふうに聞いていますが、その辺について今後どのような可能性があるのかなというのを伺いたいと思います。 ○橘 委員長   はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   今、委員がおっしゃられたように、今、レセプトのデータ化でいろいろ医療費の分析をしているところでございます。今現在、予防接種のほうの取り組みについては、健康推進課のほうで取り組んでいただいていますが、今後、予防接種をした人のうち、国保の人がどれぐらいいて、その方がどういうような効果があったかというのを検証してから、今委員がおっしゃられた予防接種に対する取り組みというのは検証してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆井樋 委員   そこはぜひ調べていただきたいなというふうに思います。もちろんコストだけの問題ではなくて、市民の健康増進という点でもこれは大事なことだと思いますので、よろしくお願いします。  あとは、うがいとか手洗いというのはせっせと奨励しているんですよね。それでもこれだけ出るんだから、インフルエンザというのはなかなか本当に手強いですね。 ○橘 委員長   ほか。はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   国保の収納率というのはどのぐらいなんですか。延滞金を払わない人もいるわけじゃないですか。収納率というのはどのくらい。 ○橘 委員長   はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   平成24年度の実績になりますが、現年度で約9割、90%の方、滞納繰り越しになりますと、21%が平成24年度の実績となっております。  以上です。 ◆宮本 委員   なかなかとるにとれないでという残っている額というのはどのぐらいなんですか。 ○橘 委員長   はい、荒木副主幹。 ◎荒木 保険年金課副主幹   滞納繰越分でいきますと、約17億円ほどが滞納繰り越しで残っている状況でございます。  以上でございます。 ◆宮本 委員   これもちりも積もればということで、今までの合計が17億あるということで、その辺の回収というんでしょうかね、具体的にはどんな感じで進まれているんですか。 ◎荒木 保険年金課副主幹   滞納繰越分につきましては、財産の差し押さえをしまして、差し押さえを換価して収入のほうに当てるという、今、差し押さえのほうに力を入れている状況です。  それと一方で、回収の見込みがない方に関しましては、執行停止ということが法律上認められておりますので、見込みのない方に対しては執行を停止するといった処分を行っています。  以上でございます。 ◆宮本 委員   そういう方々は保険がなくなっちゃうということですか。どういうことですか。 ◎荒木 保険年金課副主幹   執行停止をした方につきましては、3年間で徴収権が消滅するということになります。そういった方々については、その後、徴収をしていかないということになります。  以上です。 ◎丸田 保険年金課長   国保の資格そのものはなくなることはございません。ただ、あくまでも払う資力がないという形になりますと、3年間、資力の回復が通常、何もしないと5年間で落とすような形になるんですが、早目に3年間で執行停止するという形になります。  以上です。 ◆宮本 委員   そういう方々というのは、過去10年ぐらいを見るとふえているんですか、減っているんですか。
    ◎丸田 保険年金課長   多少ふえている傾向があります。やはりバブルがありまして、バブルではじけてしまった方というのは、なかなか今現在も回復が難しいという方もいらっしゃいますし、あとは経済の状況でここのところ、どうしても景気が悪いという部分では、バブル時代にお金があった、ないにかかわらず、今現在、なかなか収入がないという部分と、あとは正規雇用じゃなくなって入ってきた方もいらっしゃいますので、その方についてはなかなか難しいというふうにおっしゃる方も多いというのが現状です。  以上です。 ◆宮本 委員   そういう方々というのは、生活保護ではない方々になるんですか。 ◎丸田 保険年金課長   生活保護を受けなくても国保に加入されている方がいます。俗に言うとぎりぎりの方とか、保護費よりは収入があるんですけど、実際はいろいろ借金をされている方とかという部分で、収入があっても借りたお金を返さなきゃいけないという部分になると、生活保護を判定する中では、借金というのは基本的には計算上の考慮はしていませんので、保護は受けられないけれど、生活状況がかなり厳しい中で、国民健康保険に加入されているという方もいらっしゃいます。  以上です。 ◆宮本 委員   そうすると、生活保護まで受けるという状態ではなくて、国保みたいなものは払えないという方々がふえているなと。今後、また経済がどうなるかとか大分。それをとめる手段というのは、行政側には方法というのはなかなかないのかなと思うんですけど、ただ、やっぱりふえてくるだろうなという今の流れで、これから4月から消費税が上がったりとかいろいろあるわけじゃないですか。そうすると、その辺もある程度は頭に入れながら、予算でも何でもつくっていくということになるんですか。 ◎丸田 保険年金課長   国保は、今後景気がよくなるというふうに言われていますが、逆に景気がよくなってしまうと、非正規な職員が正規の職員になったりという部分で、国民健康保険としての財源たる被保険者というのは、1次産業の人は多分収入がふえると思うんですけど、非正規の人は収入がふえると、今度逆に社会保険のほうに加入されてしまうという部分では、26年度以降、税収の伸びというのは、国の動向に比べるよりは多分低い予想をしなきゃいけないのかなというふうに考えております。  以上です。 ◆宮本 委員   いいです。結構です。 ○橘 委員長   ほかいかがですか。はい、須山委員。 ◆須山 委員   私も13ページの療養給付金ですけれども、先ほどインフルエンザのお話もありましたが、学級閉鎖も本当に多いので、少し見ていただくときに、学齢期の子どもたちはどうなのかというところ。どうも予防接種をして、症状が軽いので、普通の風邪だと思ってインフルエンザの検査をしないで学校に行ってしまうので、よりうつってしまう率が高くなるというようなことをおっしゃるお母さんもおいでになったり、それが医学的に正しいのかどうかはわからないんですけれども、いろんなことが考えられますので、子どもや健康やいろんな課にまたがっての問題になってくるかとも思いますけれども、ぜひ音頭をとっていただいて、少し丁寧に見ていただくとありがたいなというふうに思います。これは意見でございます。  もう1つ伺いたいのが25ページなんですけれども、特定健診の診査事業費が減になっているんですけれども、これは委託料の減ですが、執行状況等を見てということだと思うんですが、これは特定健診を受診する方が減ったということでしょうか。 ○橘 委員長   はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   平成24年度の特定健診のほうなんですが、受診率が51%で、予算としては52%を見込んでいます。その見積もりの中身というのが集団健診というのと個別健診というのがありまして、個別健診のほうが多少単価が安いような形になっています。健診者そのものはそれほど大きく下がって、昨年と比べて同等ぐらいの内容になっていますが、精査した結果、多少余るということが想定されるので、今回減額という形でお願いしたところでございます。  以上です。 ◆須山 委員   わかりました。そうすると、健診者は減ってはいないけれども、より安いほうを選んでいただく方が多かったのでということだというふうに理解をいたしました。やはり50%を超える、もうちょっと上まで特定健診の受診者は上げていってほしいなというふうにも思いますので、今後、勧奨等よろしくお願いいたします。  以上です。 ○橘 委員長   ほかいかがですか。はい、井樋委員。 ◆井樋 委員   先ほど徴収率の話が出ましたけど、たしか、やっぱり徴収率を上げるというか、その努力は国も奨励していて、調布市はそれなりに努力しているというか、成果を上げているということで、国からの補助金というんですかね、多少増額になっているということがあったかなと思うんですが、ごめんなさい、ちょっと説明してください。 ○橘 委員長   はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   国、東京都及びその他特別調整交付金というのがありまして、その中身としましては、徴収率がどういうふうな状況になっているのかという部分とか、あとは特定健診の受診率、その他市町村の努力に対して補助金が出るような形になっています。  24年度については、徴収率と特定健診等の取り組みが認められて、多くの補助金をいただいていたんですが、平成25年度につきまして、今のところもらえる見込みでないということで、今回減額の補正をさせていただいているところでございます。  以上です。 ◆井樋 委員   それは徴収率と特定健診の受診率、それで出る額が決まるのかしら。 ◎丸田 保険年金課長   徴収率と特定健診だけではないんですが、あとはそのほかの取り組みとかという形になります。 ○橘 委員長   はい、荒木副主幹。 ◎荒木 保険年金課副主幹   あとは、差し押さえの件数ですとかによって、交付金の額が変わってくるというのはございます。  以上でございます。 ◆井樋 委員   それは、差し押さえ件数が多いと頑張っているねと補助金も来るということでしょうか。 ◎荒木 保険年金課副主幹   こちらのほうは都の財政調整交付金になりますけれども、差し押さえの取り組み件数が多いと、その分の努力割というんでしょうか、インセンティブということで、交付金の額が増額するという算定ルールになっております。  以上でございます。 ◆井樋 委員   余りうれしくない制度だなということがよくわかりました。まず、徴収努力は当たり前のことで、しかるべく負担していただけるようにしていかなければいけませんが、同時に先ほど生活保護との比較が出てきたけど、そもそも生活保護自体が捕捉率が2割とか3割とか言われている状態ですから、現実には生活保護基準以下で保護を受けずに暮らしている人が、今生活保護を受けている人の何倍もいるという事態を想定していないといけないので、その一方で医療費の伸びに対して、担税能力のない人が国保に集まってくるという仕組み自体はこれからも当面変わりそうにないという中にあっては、本当になかなか国保というのは厳しい状況にあると思うんですよね。  だから、根本的に国の制度そのものについての抜本的な対策をやってもらわないとなかなか厳しい。自治体の努力という範囲をもう超えているなというふうにいつも思います。だから、国保会計の話をし出すと暗くなるんだけど、そういう点で国に対しては負担金をふやすように求めていただいていると思うので、引き続きそういう努力をしていただくほうが大事なのかなというふうに思います。  以上です。 ○橘 委員長   ほか。はい、高橋委員。 ◆高橋 委員   済みません、ちょっと細かいところで1つだけ教えていただきたいんですけども、27ページの保健衛生普及事業費というところで、ジェネリック医薬品促進事業費、これが項目として出ているんですが、これはジェネリックの普及に対して、啓蒙活動を各自治体が努力していくといった制度がある。それに対して補助金が出ているということなんですか。 ○橘 委員長   はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   ジェネリック医薬品の利用促進につきましては、国のほうでも推進しておりますが、ここは実際、具体的にジェネリック医薬品を利用促進するために、保険年金課では通知を差し上げています。その通知にかかわる費用という形で計上させていただいています。  以上です。 ◆高橋 委員   ちょっとわからなかった。普及のために通知をするというのは、事業者に対しての通知ということですか。いわゆる調剤薬局だとか、そういったところに対してということですか。 ◎丸田 保険年金課長   被保険者の方に今、医療費分析というのをデータでやっていまして、そのデータでその方がどういうお薬を利用しているかというのがわかりますので、そのお薬に対してジェネリック医薬品があるものについては、お薬をジェネリック医薬品にすると、このぐらい窓口で薬局で払うお金が安くなりますということで、金額と薬品名を書いて、おはがきで通知しております。  以上です。 ◆高橋 委員   わかりました。丁寧な作業をされていらっしゃることは理解いたしました。そんな中で、ジェネリックの普及率みたいな、都道府県ではきっと出ているのか。自治体ごとにも普及率みたいなものというのも数字であらわすことがあるんですか。そうしているんですか。 ◎丸田 保険年金課長   自治体ごとというのは記憶はしていませんが、国レベルで60%ぐらいという──この間まで30%ぐらいだったんですが、近年60ぐらいまで上げようということで、厚労省のほうなんかは指示しているところでございます。  この事業については、個人の負担もお安くなるようなメリットもあるんですけど、我々は保険者としてもそれだけ使っていただく薬品が安い薬品になりますと、払う部分もお安くなるという部分で、この事業を始めることによって、療養の給付費のほうも多少下がるような部分で始めておりますので。  以上でございます。 ◆高橋 委員   わかりました。60数%の伸び率とすごい数字でびっくりしたんですけども、ぜひ今おっしゃったように個人の負担だけでなくて、給付額、それだけ多分大幅に下がってくるんだろうというふうに思いますので、何ができるのかわからないんですけど、ぜひそういった形で積極的な促進を図っていただきたいなと思います。ありがとうございます。 ○橘 委員長   はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   先ほど井樋委員からあった補助金なんですけど、平成24年度というのは幾ら補助金をいただいているんですか。 ○橘 委員長   答弁を求めます。はい、丸田課長。 ◎丸田 保険年金課長   24年度は、国が1億 5,000万程度多く優秀だったという部分でいただいた。東京都のほうも多分、同程度の金額でした。 ◆宮本 委員   これは、率によってよく頑張ったところに上げるという先ほどのお話で、25年度はもらえないと。ということは余り頑張らなかったという結果なわけですよね。こういう状況を見ると、やっぱりどんどん負担がふえてくる中でいくと、やっぱり担当部署とすると、何が何でもとりに行かざるを得ないじゃないですか。そうすると、25年度は24年度よりはトータルとして悪かったと。これ、よければ毎年もらえるんでしょうから、26年度に向けての意気込みというものを1つ聞かせていただけると。 ◎丸田 保険年金課長   平成26年度の当初予算の中では、納付推進員さんという財産調査をしていただける非常勤の特別職を1人、新規拡充ということで増員を予定しております。差し押さえをするに当たっても、執行停止という形で落とすにしても、やはりその方の財産というのを調べないと、財産があって払っていない方については、ことし以上に積極的に差し押さえをして、徴収率の確保に努めなければいけないというふうに思っていますし、また、財産がない方、何もしなければ5年間、分母として残ってしまいますので、しっかり調査をして、財産がないよという部分であれば、3年で分母から落とす、もしくは本当になければ即不納欠損という部分もありますので、分母としてすぐ削ってしまうというような部分を含めて、両方から徴収率の向上に努めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆宮本 委員   それは当然、ない人からはとれないわけで、あるのに払っていないというような人がいるから、差し押さえという制度があるんでしょうから、そこはそういうふうにやっていただきたいなと。あとは健診率とかほかの部分もあるんで、やっぱり部としても毎年必ずとれるように、そこを目標の1つとして頑張っていただきたいんで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○橘 委員長   ほかいかがですか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第4号「平成25年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第4号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第7号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明をお願いいたします。はい、半澤介護保険担当課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   それでは、議案第7号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明申し上げます。  1ページをお願いいたします。介護サービスに係る経費が当初の見込みを上回りましたことから、7億 3,266万 8,000円の増額補正となり、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 127億 4,501万 6,000円とするものです。  続きまして、2ページをお願いいたします。第1表、歳入歳出予算補正です。歳入につきましては国庫支出金等を増額し、歳出につきましては主に保険給付費を増額するものです。  それでは、事項別明細書につきまして、歳出から御説明いたしますので、恐れ入りますが、8ページをお願いいたします。まず、介護保険事業運営費です。消費税増税に対応するためのシステム改修費 230万円の増額です。  10ページをお願いいたします。介護サービス等諸費ですが、6億 1,800万円の増額です。  12ページをお願いいたします。介護予防サービス等諸費です。要支援の方への保険給付ですが、 4,900万円の増額です。  14ページをお願いいたします。その他諸費の審査支払委託料は 400万円の増額です。  16ページをお願いいたします。高額介護サービス費は 2,500万円の増額です。  18ページをお願いいたします。高額医療合算介護サービス費は 2,500万円の増額です。  20ページをお願いいたします。特定入所者介護サービス費です。低所得者の介護施設等での食費、居住費を軽減するものですが、 2,400万円の増額です。  次に、22ページをお願いいたします。基金積立金等を減額するものです。  それでは、次に歳入を御説明いたしますので、恐れ入りますが、戻りまして6ページをお願いいたします。このページでは、法定の負担割合に基づきまして、歳出の増減額から算定いたしました国や都からの支出金等が主な内容となっております。  説明は以上のとおりでございます。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。  以上です。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。はい、須山委員。 ◆須山 委員   17ページの高額介護サービスですけれども、高額介護サービス、もう少し具体的な内容を教えていただくことはできますか。 ○橘 委員長   はい、半澤課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   この高額介護サービス費は、利用者負担額が一定の上限額を超えたときに、申請により超えた分を支給する負担が軽減される制度となっております。  以上です。 ◆須山 委員   ありがとうございます。これは、件数が多かったと考えていいですか。それとも、1件の金額が多かったと考えていいですか。どちらでしょうか。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   件数がふえているといったところでございます。  以上でございます。 ◆須山 委員   わかりました。その件数がふえているものの内容について、顕著なものがありましたら教えていただけますか。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   内容でございますが、特にこれがといったものではございませんで、総体的に数がふえているといったところでございます。  以上です。 ◆須山 委員   わかりました。顕著なものがないということでしたので、やはり高額になっていく、一定を超えていくというところは、そこをどうやって抑制していくかということを今後考えていかなければならないと思いますので、内容につきましては、今後、一般会計の予算の中でもきっといろいろなお話もできるかと思いますけれども、もう少し内容がわかって、そこをどうやって抑制していくかというような議論ができるといいなというふうに思いますので、またよろしくお願いいたします。  以上です。 ○橘 委員長   ほか。はい、宮本委員。 ◆宮本 委員   毎年この時期の補正というのはあるかと思うんですけど、7億 3,000万というのは結構な数字だなと思うんですが、これは例年、大体このぐらいの金額が出るものなんですか。 ○橘 委員長   はい、半澤課長。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   例年、この時期に同額程度の補正額ということで増額をお願いしております。  以上です。 ◆宮本 委員   毎年毎年7億、8億増額するというのは、最初から予算に入れておきなさいよという話にならないのかなと思うんですよ。その辺、予算の組み方の問題じゃないかなと思うんですけど、いかがですか。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   予算の組み方がという委員の御指摘がございますけれども、近年、居宅のサービスがとてもふえている状況がございます。こういった居宅のサービスの需要がふえれば、それに伴いまして、事業者の参入等も柔軟になされていくといった状況がございます。これだけ多くのサービスの種別、金額のある介護事業サービスでございますので、どうしても金額にぶれといったものが出てきてしまっているという状況でございます。  以上です。 ◆宮本 委員   24年度、23年度というのは、この時期の補正額はわかります? 大体同じぐらいだと言われましたけど。 ◎半澤 高齢者支援室介護保険担当課長   申しわけございません。後ほどということでお願いいたします。 ◆宮本 委員   だんだんやっぱり介護のサービスの度合いもふえてくる、これは高齢化になってどんどんふえてきているのはわかるんですけども、仮に毎年毎年同じであれば、そこは当然それを予測しながらやるべきなのかなと。  また、例えば来年度になってくれば、国のほうの制度もまたいろいろ変わってきたときにはいろいろ変わってくるでしょうし、減っていくという状況じゃないのかなと思うんですよ。ただ、今回、補正予算の審査なんで、こういう金額が毎年出るというのはどうなのかなと。これというのは、やっぱり毎年大体同じぐらいと予測するべきではないのかなと思うんですけど、いかがなもんなんですか。 ○橘 委員長   はい、山本部長。 ◎山本 福祉健康部長福祉事務所長   当然、委員御指摘のとおり、伸びの予測というのをある程度立てて予算編成というのはなされるべきだろうというふうには思います。ということと、全体的に当初予算を組むときには、最小の経費を見込みながら、それで事業運営をしていくというところが求められていくかというふうに思っております。  とりわけ介護のほうにつきましては、サービス料であるとか、そういったものを計画値に基づきながらやっているわけでございますが、先ほどの答弁にもありましたとおり、想定外に伸びが多くなるというところはあろうかと思いますし、また、基金の運用等の関係もございまして、どうしても今回補正ということでお願いせざるを得なかったと。来年度以降、財政当局含めてどういう予算の計上の仕方で考えていくのか、そこを最大限伸ばすのか、あるいは最小限で見込んでおくのかというところは協議をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆宮本 委員   そこはしっかりと検討してやっていっていただきたいと思います。 ○橘 委員長   ほかございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、宮本委員、先ほどの補正額の件はどういう形でやりますか。個人的に…… ◆宮本 委員   後でもらえれば。 ○橘 委員長   そのようにお願いします。  それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第7号「平成25年度調布市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第7号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第8号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  本件につきまして、理事者の説明をお願いいたします。はい、鈴木保険年金課長補佐。 ◎鈴木 保険年金課長補佐   議案第8号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について御説明申し上げます。  それでは、1ページ目をお願いいたします。歳入歳出それぞれ2億 4,269万 2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を41億 5,922万 6,000円とするものです。  続きまして、2ページ目をお願いします。第1表、歳入歳出予算補正です。歳入につきましては、後期高齢者医療保険料について1億 6,477万 9,000円の減額、繰入金について 7,791万 3,000円の減額をお願いするものでございます。歳出につきましては、広域連合納付金について2億 4,269万 2,000円の減額をお願いするものでございます。
     それでは、歳出から御説明いたします。8ページ、9ページをお願いいたします。  款10「広域連合納付金」です。右側の説明欄をごらんください。  ◎広域連合分賦金です。療養給付費負担金は 7,236万 1,000円の減額、保険料等負担金は1億 5,359万 7,000円の減額、保険基盤安定負担金は 280万 2,000円の増額、保険料所得割減額分負担金は 1,890万 5,000円の減額、事務費負担金は63万 1,000円の減額、これらは広域連合に支払う負担金の額が確定したことに伴い、差額を補正するものです。  次に、歳入を御説明いたします。恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。  款5「後期高齢者医療保険料」です。1億 6,477万 9,000円の減額補正です。右側の説明欄をごらんください。  ○現年度分については、調定額及び収納額が予算額を下回る見込みのため、1億 6,622万 5,000円を減額するものです。  ○滞納繰越分については、収納額が予算額を上回る見込みのため、 144万 6,000円を増額するものです。  次に、款15「繰入金」です。 7,791万 3,000円の減額でございます。右の説明欄をごらんください。  ○療養給付費繰入金、○保険基盤安定繰入金、○審査支払手数料繰入金、○予定収納率不足分繰入金、○葬祭費繰入金、○広域連合事務費繰入金については、歳出でのそれぞれの負担金の額が確定したことに対応するものです。  ○その他一般会計繰入金 1,118万 2,000円の増額については、今回の歳出に対する歳入の不足を補うものです。  本補正により、歳入歳出それぞれ2億 4,269万 2,000円を減額し、歳入歳出予算総額を41億 5,922万 6,000円とするものです。  説明は以上のとおりです。よろしく御審査の上、御決定くださいますようお願い申し上げます。 ○橘 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、一括して質疑、意見を許します。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   それでは、以上で質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第8号「平成25年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」、本件については、原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○橘 委員長   御異議なしと認め、議案第8号は原案了承と決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  これにて厚生委員会を散会いたします。お疲れさまでした。    午前11時18分 散会...