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  1. 調布市議会 2014-03-03
    平成26年 3月 3日建設委員会−03月03日-01号


    取得元: 調布市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    平成26年 3月 3日建設委員会−03月03日-01号平成26年 3月 3日建設委員会 平成26年3月3日 建設委員会 〇開議時刻 午前10時0分 〇散会時刻 午後2時21分 〇場所 第3委員会室 〇出席委員(7人)  小林充夫  委員長  清水仁恵  副委員長  雨宮幸男  委員  大河巳渡子  委員  大須賀浩裕  委員  漁 郡司  委員  平野 充  委員 〇欠席委員(0人) 〇出席説明員(28人)  柏原公毅  環境部長  岩本宏樹  都市整備部長  江田信久  都市整備部参事都市整備部次長事務取扱   ほか関係管理職職員
    〇事務局  石坂知之  議事係主査 〇案件  議案第3号 平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)        −建設委員会所管部門−…………………………………………………… 1  議案第5号 平成25年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)…………………… 48  議案第6号 平成25年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)…………… 50    午前10時0分 開議 ○小林 委員長   皆さん、おはようございます。ただいまから建設委員会を開会いたします。  本日、説明のための職員の出席を求めてありますので、御了承をお願いいたします。  本会議で当委員会に付託されました案件は、お手元に配付してあります一覧表のとおり議案3件であります。  審査の順序につきましては一覧表のとおり進めてまいりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、これより審査に入ります。  議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、建設委員会所管部門についてを議題といたします。  本件の審査の進め方につきましては、最初に環境部所管の説明、質疑を受けた後、続いて都市整備部所管の説明、質疑を受けたいと思います。また、質疑につきましてはページを区切って審査を進めてまいりたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、さよう決定いたします。  それでは、まず環境部所管について理事者の説明を求めます。はい、山地環境政策課長補佐。 ◎山地 環境政策課長補佐   議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、環境政策課所管分補正予算について御説明いたします。  25ページ中段部分をお願いいたします。  款20「衛生費」、項5「保健衛生費」、目15「環境整備費」、節15「工事請負費」です。  右側説明欄の◎環境保全事業費多摩川自然情報館施設管理運営費ですが、経年劣化等により屋上ガラスブロックの破損や外壁にひびが入るなど危険なことなどから、改修工事を実施するものです。  なお、市内事業者の受注機会の確保及び工事発注機会の平準化を図るため、繰越明許費を設定し、工事を前倒しいたします。  次に、節25「積立金」です。  右側説明欄の◎地球環境保全基金利子積立金ですが、利率確定により28万円の増額となったことから、増額補正をお願いするものでございます。このことにより地球環境保全基金の平成25年度末基金残高は2億 2,900万円余となります。  以上でございます。 ○小林 委員長   服部ごみ対策課長補佐。 ◎服部 ごみ対策課長補佐   続きまして、ごみ対策課所管分でございます。26、27ページをお願いいたします。  項10「清掃費」、目10「塵芥処理費」の説明欄をお願いいたします。  ◎塵芥処分費ふじみ衛生組合負担金につきましては、ふじみ衛生組合において平成24年度繰越金や容器包装リサイクル協会から配分された合理化拠出金があったことから、市の負担金 9,000万円余を減額するものでございます。  以上でございます。 ◆小林 委員長   坂本緑と公園課長補佐。 ◎坂本 緑と公園課長補佐   続きまして、緑と公園課所管分について説明いたします。30、31ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項15「都市計画費」のうち最下段、目20「公遊園費」です。  右側の説明欄をお願いいたします。◎公遊園用地費用地特別会計繰出金は、土地開発公社により取得した仙川崖線緑地及びみんなの森に対する利息の確定に伴い、減額補正するものです。  32、33ページをお願いいたします。目25「緑化推進費」です。  右側の説明欄をお願いします。◎緑の保全基金基金繰出金ついては、指定寄附3件、合計 168万円余を受けたことにより増す同額の増額補正をするものです。  なお、本年度は、仙川崖線緑地11平方メートル余を緑の保全基金を活用し取得したことにより、現金残高は3億 500万円余、土地残高は38筆、 8,700平方メーター余、金額にしまして23億 4,000万円余、基金の総額は26億 5,000万円余となります。  以上でございます。 ○小林 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、ページごとに質疑、意見を許します。  最初に、24、25ページ。はい、平野委員。 ◆平野 委員   この地球環境保全基金なんですけども、これは主にどういったものに使えるお金なんでしょうか、教えてください。 ○小林 委員長   河西環境政策課長。 ◎河西 環境政策課長   充当のルールが決まっておりまして、地球環境の保全、あと、水と緑の快適空間づくり、ごみの減量と廃棄物の適正処理ということで、これは旧計画の施策の部分でございますが、この部分に当たるものに関して直接寄与する事業、間接的に寄与する事業、意識向上に寄与する事業ということで、それぞれ充当率を決めて配分しております。  以上でございます。 ◆平野 委員   具体的なものとして何か教えていただけませんか。 ○小林 委員長   山地環境政策課長補佐。 ◎山地 環境政策課長補佐   具体的には、環境政策課が所管してございます高効率給湯器の購入助成に対する助成金に対して給付していたり、同じ目的ではございますが、住宅課が所管している太陽光、太陽熱の一般住宅向けの給付に対して充当したりしております。  そのほか深大寺・佐須地域の計画策定に充当していたりとか、そういう形で、環境に資する取り組みに充当を図っております。  以上でございます。 ◆平野 委員   ありがとうございました。 ○小林 委員長   はい、大河委員。 ◆大河 委員   多摩川自然情報館の件ですけれども、ガラスブロックがという話がございましたけれども、ちょっとそういうのを聞くと施設管理をどうされているのかというか、基準が。まして劣化してということの危険性とかを感じるわけですけども、環境としては、この施設に限ったことではありませんけれども、やはり維持補修とかというものの観点というのはどんなところに置きながら見ているんでしょうか、ちょっとお聞かせください。 ○小林 委員長   はい、山地環境政策課長補佐。 ◎山地 環境政策課長補佐   私ども環境政策課が所管する当該施設は多摩川情報館でございますが、既に法律で定められている定期建物点検等を毎年実施しております。今回のガラスブロックの破損及び壁のひび、クラック等については、定期建物検査において指摘を受け、早目に修繕するように委託事業者から報告が上がったため対応するものでございます。 ◆大河 委員   それは検査に出してということですけど、目で見てわかるものではなかったということですかね。 ◎山地 環境政策課長補佐   多摩川自然情報館につきましては、あゆみ学園が整備された平成5年3月以降、施設として存在してきているわけですが、その間一度、平成16年11月に少し外壁の補修工事を入れました。それ以降、何かやってきたわけではございませんので、私どもが施設を回りながら、特に3.11以降については、先ほど申し上げたひびや破損が顕在化しつつあることを認識しており、応急の修繕対応、テープを張るですとか、近隣の住宅地に迷惑をかけない対応をしてまいりました。  その中でも、定期建物点検の中で早急な修繕が望ましいという指摘を受けたことから、今回補正をお願いするものでございます。 ◆大河 委員   何か聞いていますと、3.11があったときにもう既に、そしてテープで補修とか、やっぱり定期点検したからというよりも、今、早急にというのが出たということは、目で見ても安全性にどうなのかという部分があったような気がいたします。やはり施設に手を入れていく基準というところで、もし今、市が持っている建物に対して、何かそういうことをしないと予算づけがなかなか要求できない状態なのかどうか。そういうことが逆に言うと気になるんですけれども、その点はどうなんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、河西環境政策課長。 ◎河西 環境政策課長   基本的に防水関係、外壁関係、いわゆる長期修繕計画にのせるようなものに関しましては計画的に検討しているところでございますが、今回のようなケースというのは、ガラスブロックというのは部屋に入っているガラスではなくて、屋上に飾りでついているガラスなんですね。ただ、子どもたちが使用する施設でございますので、それが落下すると非常に危険だということでございまして、そういうところで緊急性ということで、今回の工事を上げさせていただいております。  そういう点では、長期修繕計画でどうしても施設の根本的に維持管理しなければいけない内容と、今回のような、その時々に見て危険を及ぼすものということはちょっと違うので、今回のケースは計画的に修繕するものではなく、緊急性を要するものだということで計上させていただいた工事でございます。 ◆大河 委員   私が言っているのは、場所的には上かもしれませんけれども、やはりそういう検査をする以前に気がついていたということですよね。今も言いましたように子どもが利用しているわけですから、誰かに指摘されなくても、3.11以降ということでいえば、それなりの年月が多少たっているわけですから、特にそういう急ぎしなきゃいけないということが目で見てわかっていれば、できるだけ、それを早く予算化していくという体制をとっていっていただきたいなというふうに思うんですけども、その点についてはいかがですか。 ◎河西 環境政策課長   緊急性を要する、特に子どもの安全にかかわるものについては早急に対応していくという考えを持っておりますので、今後ももし緊急的なものであれば、当然、営繕課と相談しながらということになるんですが、補正を組みながら対応していきたいと考えております。 ◆大河 委員   これは意見にしておきますけれども、今回、補正予算ですね。つまり、施設がそうなっていたというのは当初から見えていたのかなというふうな気がいたします。やはり予算というのは、予算主義でいえば当初予算で見込んでいく必要性というのは私は十分あると思いますので、できることだったらば、こういった内容も含めて早急に当初予算でしっかり見積もっていくということをぜひやっていっていただきたいと思います。これは意見です。 ○小林 委員長 
     はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今の情報館の問題なんですが、あそこ、以前は福祉施設ですよね。環境部のほうに情報館という形で所管がえになったのは何年前になりますか。 ○小林 委員長   はい、山地環境政策課長補佐。 ◎山地 環境政策課長補佐   自然情報館がオープンしたのが平成22年4月ですので、その時点で一時的に。今でも3課が所管する施設ですが、環境政策課情報館機能と、それから障害福祉課が担う障害者の就業機能、それと協働推進課が担うふれあいの家事業、3課共管の施設となったのはその時点でございます。 ◆雨宮 委員   今度の補正対応をせざるを得なくなったガラスブロックにしろ、外壁にしろ、こういう事象がはっきりしてきたのは時期的にはどのくらいになるんですか。 ◎山地 環境政策課長補佐   平成24年後半ぐらいだったと記憶しております。 ◆雨宮 委員   やっぱり事にどういうスタンスで対応するかという問題だろうというふうに思うんですよ。24年度ということになると、正味で言っても1年以上前ですよね。だから、やっぱりそういう現象が発生し始めたときにどういう対応をとるかという議論を、それは環境部だけの責任というつもりはないんですが、3部で所管していれば3部で協議して、どういう対応するかというのは、今後への教訓として生かしてほしいなというふうに思いますので、これは別に情報館だけの話じゃなくて、後で出てくると思いますけど、道路なんかも一緒ですよね。何か起こってから対応するというんじゃなくて、やっぱり事前の防止、これが大事ですから、そこのところはよろしくお願いします。 ○小林 委員長   はい、漁委員。 ◆漁 委員   私も自然情報館でお聞きしたいんですが、今の話を伺いますと、平成22年4月に、それまでのあゆみ学園改修工事して、3課、3施設の複合施設になったということで、2点伺いたいんですが、1つは、3課で使っているようですけども、施設自体の管理にかかわる諸費用とか、責任セクションというのはそれぞれ案分でなっているのか、どこか1つが館総体の維持管理の仕事をされているのかが1つと、2つ目は、平成22年4月ですから、21年に工事をやられたということだと思うんですが、あれは大幅な改修工事でしたから新築とはまた違うんでしょうが、工事に伴う保証期間というのが外壁も含めて何年ぐらいあって、そのあたりの保証期間との関係で、今回の工事というのはどんな対応や判断がされたのか、お聞かせください。  22年だから、まだ4年、実質的には3年ぐらいですよね。そうなると、普通で考えると、マンションなんかもそうですが、外壁、屋上工事というのは最低5年は工事に対しての保証期間ですよね。その辺の対応をどうされたのか、2点お聞かせください。 ○小林 委員長   はい、山地環境政策課長補佐。 ◎山地 環境政策課長補佐   まず1点目についてでございます。3課共管する施設ではございますが、光熱水費等、日々のオペレートにかかわる経費については3課で案分しております。施設の維持保全に係る例えばエレベーターの修繕維持、定期建物点検ですとか、セコムの費用ですとかは、施設の所管を中心で行っている環境政策課の経費で支出しております。  2点目でございます。施設工事の工事に伴う瑕疵期間との関係でございますが、22年4月に多摩川自然情報館はオープンしております。そのときは旧あゆみ学園内装工事のみを対応し、改修工事を行ったものでございます。したがいまして、外壁等につきましては平成5年3月にあゆみ学園がオープンした以降、最初に御説明した平成16年に1回多少の外壁補修工事を入れておりますが、それ以降は一切外壁についてはかかわりないもので、今回の多摩川自然情報館開館に伴う内壁改修工事について外壁まで含めるものではございません。  以上です。 ◆漁 委員   今のでよくわかりましたが、多摩川情報館がオープンしたときは例えば外壁の塗りかえとか、そういうのは何もやらなかったんだっけ。前のあゆみの外壁そのままで、内装だけ変えてオープンしたんでしたっけ。 ◎山地 環境政策課長補佐   そうでございます。 ○小林 委員長   はい、河西環境政策課長。 ◎河西 環境政策課長   主には使用の用途が変わってきますので、特にエレベーターをつけたり、バリアフリーの観点、ユニバーサルの観点とか、そういうことで内装工事を行ったということでございまして、外壁とか屋上防水に関しましては、当然、耐用年数がありますから、まだその時点では手を入れる必要がなかったということで、そこの工事は行わなかったということでございます。 ◆漁 委員   なるほどね、結構です。 ○小林 委員長   はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   関連して伺いたいんですが、既に委員の何人かから出ていますけども、ガラスブロックの緊急対応という説明でしたよね。危険を認識したのは平成24年度の後半ですよね。子どもたちに対して危ないから緊急で対応するという割には期間が随分たっちゃっている理由が1点目です。  それから、2点目は、今もちょっとやりとりがありましたけど、平成22年4月にあゆみ学園からリニューアルオープンして多摩川自然情報館になりましたよね。必要な部分、内装中心でやったというのはわかります。ただ、そのときに今後、施設を管理運営する上でどの辺がどのくらい傷んでいるから、いつごろ補修が必要かなみたいなことはあったと思うんだよね。ただ、3.11でプラスされたのはわかりますよ。  私が聞きたいのは、そういうことはちゃんとやっていたんでしょうねということ。リニューアルオープンするときに、当然、所管もかわりますから、それぞれの責任において、外壁も含めて、いつごろどんな工事が必要かなというふうにちゃんと予見というか、そういう資料もちゃんとつくっていたんですかというのが2点目です。 ○小林 委員長   河西環境政策課長。 ◎河西 環境政策課長   緊急対応につきましては、例えば地震等があった場合については落下のおそれがあるということでございまして、ひび割れして、もう落下のおそれがあるものについては、そこは撤去していたということでございまして、全体的に見ていくと、もう耐用年数からいってもかなりひびが入っているところがありましたので、そういう意味での緊急という意味でございまして、できる限り早くそれを外したほうがいいということでございまして、ガラスを外してステンレス製のパネルをもう一度入れ直すというような工事を行うということでございます。  2点目でございますが、先ほどちょっと長期修繕計画の話をさせていただいたんですが、防水や外壁についてはおおむね10年とか、15年とか、これは営繕課と相談しながらということであるんですが、やはり全て、今のガラスについても全部その期間でかえていくかということになりますと、ここについては、何かひび割れがしたり、ガラス自体がもたないというようなことになればかえていくんですが、その大きな部分と小さな部分がございますので、劣化等はその都度、定期点検等は行っておりますので、見ているんですが、今回のようなケースにつきましては、いついつ行うというものの中に入っているものではございませんので、少し取り扱いが違っていたということでございます。  今後は、注意しながら点検の頻度も上げていって、子どもが使う施設ですので、危険のないように行ってまいります。これは、営繕課とも相談しながらということでございます。 ◆大須賀 委員   わかりました。あと、資料の提供のあり方ですけど、例えばガラスブロックって、1回オープンのときに行ったけど、どんなものだか記憶していないし、その後どうなって、どういうふうに危ないのかわからないし、あと、ひび割れ等もね。現調に行くというのも、皆さんが行こうといえば、そういうこともあり得るんだろうけど、そうじゃないケースも多いので、できれば写真を添付してわかりやすくするようなことも努力していただいて、その辺は正・副委員長と資料の提供のあり方について、ぜひ御検討いただきたいと思います。  以上です。 ○小林 委員長   ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、次に26、27ページ。はい、漁委員。 ◆漁 委員   本当のただの要望だけなんですが、負担金がこれだけ減りましたよということで、これが当初予算がどれくらいで、何%ぐらい減ったかというあたりの説明は最初のときにちょっとやっていただくと、どんな要因の中でどんな効果がどれだけあったのかなというのがわかるものですから、本来はちゃんと予算審議もしているんだから、自分で予算書見て調べてから臨みなさいよという指摘もあろうかとは思うんですが、ある意味で丁寧な報告、説明ということでお願いできればありがたいと思いますけれども、ほかのケースもあり得ますが、どうでしょうか。 ○小林 委員長   はい、上野ごみ対策課長。 ◎上野 ごみ対策課長   御指摘のとおり説明がちょっと足りなかったというようなことは、今お聞きして思っておりますので、今後の説明につきましては、皆様にわかりやすいような、丁寧な説明に努めていきたいというふうに考えています。  以上です。 ○小林 委員長   ほかに。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今の負担金の 9,000万の減額の要因が、1つは、リサイクル協会からのある種の還付金みたいな形なのかなというふうに受けとめたんですが、このリサイクルの効能といいますか、例えばここ5年ぐらいの推移で見るとどんなふうな推移をしているんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、上野ごみ対策課長。 ◎上野 ごみ対策課長   今の御質問、拠出金の推移というふうに受け取っておりますけども、ちょっとはっきりした年月までは覚えておりませんが、一時期、億単位でふじみ衛生組合全体として拠出金を受けていた経緯がございますが、今現在はどの自治体もそうなんですけども、減少傾向にあるというのが現状でございます。 ◆雨宮 委員   それは、現象としてはどういうふうに理解したらいいかよくわからない。つまり、年代をさかのぼっていけばリサイクル率が非常に悪いから、当然、負担金が上がるというのはわかりますよね。リサイクルがかなり浸透してきて、もうリサイクルの余地(「限界」と呼ぶ者あり)、そこに到達しつつあるから拠出金が少なくなってきているんだという理解でいいのか。そういう意味で言うと、やっぱりサチっているということなのかな、飽和しているということの理解でいいんですかね。 ◎上野 ごみ対策課長   拠出金の原資になりますけども、製造者とか、そういったメーカーが主に拠出金の原資をつくっておりまして、リサイクルされるよう、それを当初予想して、それぞれの製造者に割り振られるというようなことでプールされるという金額がございます。これ自体が実際にリサイクルされるよう、これ、多分、リデュースの効果だと思うんですけど、ごみの減量の効果だと思うんですけども、当初の予定量がどんどん減ってきておりまして、それに連れてプールされる、配当される原資も少なくなって、どの自治体についても拠出金の返還というか、受け取りが少なくなってきているというのが現状でございます。 ◆雨宮 委員   金銭的に拠出金がふえたか、減ったかという話が問題じゃなくて、要するにリサイクルが相当進んできて、これ以上、ある意味で限界まで近づいているということなのか、さらにまだ余地があるのかということを聞いているわけですよ。そこの話。 ◎上野 ごみ対策課長   リサイクルも量と質という部分がございますけども、年々メーカーによる軽量化とか、そういったのが図られておりますので、量につきましては減少傾向にあるかと思います。ただ、質につきましては、調布市、ふじみ衛生組合のものをとってみましても、例えば残渣が一部ついているとかいうのがございますので、質についてはまだ改善の余地があるというふうに認識しております。 ◆雨宮 委員   今、残渣の話がありました。特にプラスチックの関係で前にも委員会でちょっとやりとりしたことを記憶していますけれども、例えば、そういうプラスチック資源の回収の質を上げるために水で流しますよね。そうすると、総合的なコストとして見た場合に、どっちがどうなのかという議論は当然あると思うんですよ。その辺の分析というのは、例えばふじみレベルで何かやっているのか。あるいは協会あたりで、そういった相関関係みたいなものを分析しているとか、何かありますか。 ◎上野 ごみ対策課長   ふじみ衛生組合においても、協会においても、そういったデータというのは、私、認識はございませんけども、協会からの指導としましては、さっと洗うなどして残渣、例えば御飯粒とか、そういったものは極力取り除いていただきたいというような要望は受けておるところでございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   これは意見にしますけど、残渣を取り除くというのは一般論としてはそのとおりだと思うんですが、程度なんですよね。だから、さっきも言いましたけれども、例えば普通は大体水で洗い流すじゃないですか。その使う水の量によってエネルギー総量が変わってくるわけですよね。  だから、何を言いたいかというと、市民の皆さん方に対してどの程度まででいいんですよ、あるいは、ここまでやってくださいよと、そういう周知、啓発、これの効果があるかないかによって、トータルコストで相当違いが出てくるんじゃないかという思いがあるもんで、しつこいようですけれども、これは意見で結構ですので、ぜひ今後に生かしていただきたいというふうに思います。 ○小林 委員長   ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、30、31ページ。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、続きまして32、33ページ。はい、大河委員。 ◆大河 委員   先ほど緑の保全基金に対して3件受けてということで、基金の内訳、金額に換算してという言い方がございましたけれども、これ、見直して使える基金にかえていくというんでしょうか、物ではなく。そのことについて相変わらずの答弁だったんですが、何か少しは進んでいるんでしょうか。これは部長がいいかな。 ○小林 委員長   はい、柏原環境部長。 ◎柏原 環境部長   このところで基金の見直しということでは2年ぐらいでしょうか、表明させていただいております。環境部の内部におきましては、そんなしょっちゅう、頻繁に検討しているというわけではないんですが、定期的に担当者レベル、あるいは私も交えて検討してございまして、一定の条例案の検討とか、そういったものなども行ってきた経過はございます。  ただ、正直申し上げまして、最終的な結論を出すには至ってございませんし、また、細部におきましても、今、統合する場合において2つある基金の性質が根本的に違うものですから、その辺の整合をどう図るかといった細かい問題もまだ若干残っているという状況でございます。
     ただ、私どもとしましては、特に今後の緑地の保全とか、そういった観点を考えたときにやはり何らかの基金のあり方というのはしっかりと出して、その財源をどうするかということも考えていきたいなと思っておりまして、行政経営部も交えて、その辺の話も少しずつやっているところでございますし、また、昨年の例で申し上げますと繰越金の活用の中で一定程度の額を緑の保全基金のほうに積んでいただけるような調整も庁内的には図ることもできたかなと思っております。  また、今後、もちろん基金についても一定の結論を出すとともに、統合したからといって財源が急に出るわけじゃございませんので、財源のあり方も含めて庁内的にきちっと調整を図っていきたいなと思っております。  以上でございます。 ◆大河 委員   話し合いの進展の度合いですから、審査はあれして、意見にしておきますけども、やはりある程度時期の目標を持って、いつまでにそうしようということを決めないと、まさに今、学校、子どもがふえているのを見たりすると、宅地化も進んでいますし、深大寺じゃありませんけど、早期に購入しなければいけないところが出てきた場合、余りにも財源不足、弱体していると思います。  都市整備基金、一部あれを変えて、そういう見直しだって、もうそろそろしてもいいんじゃないかということを言ってきましたけれども、やはり市の方針として図っていくことの重要性を認識したら、いつまでも検討しているんではなくて、時期を区切って財源をどうやって手だてしていくかということに、かなり前向きに取り組んでいかないと達成できないと私は思います。  ですので、新しい基本計画が動き出していますけども、見直しの期間、ローリングといっていますね。政権が交代するかどうかわかりませんけれども、いろいろある中で、やはりこういうことに対して、ぜひ前向きに考えていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   ほかに。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今の質疑を聞いていて、2つの基金の目的が違うというお話があったと思うんですよ。それは、それぞれの基金の設立過程からたどっていけば、そういう話になるんだろうというふうに思いますけれども、せっかく見直しという作業をかけているわけだから、目的自身の包括化とか、あるいは相互融通性みたいな、そういう角度から見直していくということが統合に当たっては必要なんじゃないかなというふうに思いますし、それから、文字どおり緑地保全のための原資にするんだという位置づけが明確にされているとすれば、さっき大河さんも言われたけども、例えば5年、10年のスパンでどこまで積み上げていくのかというふうな議論が本格的にやられていく必要があると思うんですよね。  例えば今、都市計画審議会なんかでも毎年、生産緑地の問題が話題になって、いつもネックになるのが財源問題なんですよね。特に生産緑地の場合は相続税問題というのが一番大きなネックになっていることがあるにしても、たしか平成30年ぐらいまでに国レベルで大きな見直しがあるんじゃないかと言われていますけども、それはそれとして期待をしつつも、やっぱり基礎自治体としてどういう目標を掲げるのかという本格的な議論をしていく必要があるんじゃないかなというふうに思いますので、これは意見で結構ですが、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   はい、漁委員。 ◆漁 委員   同じ意見ですが、これは、検討材料の中で多分全く検討していないテーマだろうなというふうには思うんですが、都市計画税です。都市基盤絡みで全部事業の中で取り込んでいっているという実態があるし、実際には財源が厳しい中で、どうしてもそっちにばかり使わざるを得ないという要因もあるのはわからないではないんですが、都市計画税の中の何%とか、一部はきちんと緑の保全基金にしっかり積み立てていきながら原資をふやしていくという、この視点も僕は絶対に必要なんじゃないのかなと。とりわけ、こんな都市化されている調布の中で、崖線も含めて公有地、緑地を少しでも広げていくという長期的なまちづくりの視点からは絶対必要だと思うんですよね。  ぜひ検討材料の中にひとつ取り込んで、財政当局や管理者との意見交換もやってみていただければと思います。要望です。 ○小林 委員長   では、今の漁委員の話ですが、岩本部長、そういうことができるかできないかというのはありますか。都市計画税をそのような形で(「委員長交代しなきゃまずい」と呼ぶ者あり)、それでちょっと聞いているだけだからね。岩本都市整備部長。 ◎岩本 都市整備部長   制度的には不可能じゃないと思いますが、今、都市整備基盤の基金のほうも、基本的には一般寄附金といって開発のほうの寄附、それと不動産の売払収入、赤道とか水路、畦畔、売り払った収入を主に積み立てていて、都市計画税の何%かをという積み立て方を都市基盤のほうもやっていないので、ちょっと全庁的な議論というか、課題かというふうに認識しております。 ○小林 委員長   ありがとうございました。基本的なところで間違っているとまずいと思って、一応、お伺いいたしました。  ほかにございますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なしと認め、以上で環境部所管の質疑、意見を打ち切ります。  ここで、説明員の入れかえのため暫時休憩といたします。    午前10時38分 休憩        ─────────── ── ───────────    午前10時40分 開議 ○小林 委員長   委員会を再開いたします。  続いて、議案第3号の都市整備部所管について理事者の説明を求めます。田村道路管理課長補佐。 ◎田村 道路管理課長補佐   それでは、議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」について御説明いたします。  一般会計補正予算説明書の28、29ページをお願いいたします。  款40「土木費」、項10「道路橋りょう費」、目10「道路維持費」でございます。29ページ右側の説明欄に沿って御説明させていただきます。  ◎道路維持管理費、光熱水費でございます。内容といたしましては、街路灯の電気料金につきまして、燃料調整費の高騰により当初の見込みを上回ったため 1,055万 3,000円の増額をお願いするものでございます。  続きまして、目15「道路新設改良費」でございます。  街づくり事業課所管分の◎道路整備費、生活道路新設・改良工事費につきましては、市道北 201号線の道路整備が開発事業者の負担で行われることから皆減になったこと、また、土地利用更新等に伴い整備を進める単価契約による生活道路工事が減少したことにより 1,000万円の減額をお願いするものでございます。  ◎道路用地費につきましては 6,279万 8,000円の減額をお願いするものです。その内訳といたしまして、生活道路用地買収費につきましては市道南 148号線において、今年度中の用地取得が一部困難になったこと、各路線の用地費の精査及び公社所有地の買い戻しにおいて補助金を充当するため、市道北69号線を平成26年度に先送りしたことなどにより 3,273万 8,000円の減額をお願いするものです。  次に、生活道路物件補償費につきましては、市道南 148号線において、今年度中の用地取得が一部困難になったこと及び各路線の補償費の精査等により 2,896万 7,000円の減額をお願いするものでございます。  用地特別会計繰出金につきましては、調布市土地開発公社の借入金の利率の確定などにより 109万 3,000円の減額をお願いするものです。  次に、道路管理課所管分の◎道路整備費でございます。  その内訳といたしまして、生活道路新設・改良工事費につきまして、他企業との工事調整により市で行う工事範囲の減少並びに設計の精査により 900万円の減額をお願いするものです。  次に、人と環境にやさしい道路整備工事費につきましては、市道南21号線、調布駅北口から甲州街道に延びる、旧道から甲州街道間、電通大通りになりますが、こちらの工事の入札不調により 5,000万円の減額をお願いするものです。 ○小林 委員長   はい、遠藤街づくり事業課副主幹。 ◎遠藤 街づくり事業課副主幹   続きまして、30、31ページをお願いいたします。  項15「都市計画費」、目5「都市計画総務費」でございます。31ページ右側の説明欄に沿って説明させていただきます。  ◎地区整備事業費につきましては、1億 1,665万 2,000円の減額をお願いするものでございます。その内訳といたしまして、国領駅東地区整備事業費につきましては、国領駅東地区整備事業における車橋下部(その1)工事におきまして、応札者不在による工事入札中止により、今年度予定していた工事を中止せざるを得なかったことにより1億 1,500万円の減額をお願いするものでございます。  中心市街地区画道路等整備費につきましては、調布駅周辺地区区画道路7号において、当初計画していた取得用地面積が実測した結果、減少したこと及び補償費の精査により 108万 3,000円の減額をお願いするものでございます。  用地特別会計繰出金につきましては、調布市土地開発公社による国領駅周辺地区歩行者専用道路1号用地の買収を来年度に先送りしたことから、借り入れに伴う支払いの利息が不要となり、繰出金を皆減するものでございます。  次に、◎京王線線増連立事業促進費、京王線連立事業負担金につきましては、京王線連続立体交差事業の事業進捗に伴い負担金が増額になることにより、 2,681万 4,000円の増額をお願いするものでございます。  次に、目6「土地区画整理事業費」でございます。  ◎土地区画整理事業推進費、土地区画整理事業整備費につきましては、布田駅南土地区画整理事業におきまして、これまで建物等の移転補償を進めてまいりましたが、これら移転が全て終了したことに伴い、必要と見込んでおりました宅地造成費につきまして、移転後の宅地状況が良好であったために宅地造成費用の縮減ができたことから、工事費 300万円の減額をお願いするものでございます。  次に、目8「市街地再開発事業費」でございます。  ここで本日机上配付させていただきました資料について御説明させていただきます。  1枚目の資料につきましては、現在施工中の3地区の最新の資金計画及びスケジュールになってございます。2枚目につきましては、これまで及び今後の補助金、公管金につきましての予定でございます。  それではもとに戻りまして、◎調布駅周辺市街地再開発事業推進費につきましては、1億 7,338万 6,000円の減額をお願いするものでございます。内訳といたしまして北第1地区市街地再開発事業補助金につきまして、調布駅北第1B地区で今年度、権利変換計画認可に向けて本格的に建物調査及び補償算定業務を行い補償費を精査した結果、同地区に対する補助金が1億 874万 6,000円の減額になりました。  南口東地区市街地再開発事業補助金につきまして、同地区の今年度執行可能な建築工事の出来高を精査した結果、同地区に対する補助金が 7,335万 8,000円の減額となりました。  南口東地区公共施設管理者負担金につきまして、同地区の補償費の一部を公共施設管理者負担金で負担することとなったため、 871万 8,000円の増額となりました。  次に、目10「街路事業費」でございます。  ◎都市計画道路整備費につきましては1億 4,929万 7,000円の増額をお願いするものでございます。その内訳といたしまして、都市計画道路用地買収費につきまして、調布3・4・26号線において昨年度契約できなかった物件の用地取得ができたこと、調布3・4・28号線において今年度中の用地取得が一部困難になったこと及び各路線の用地費の精査などにより1億 9,547万 3,000円の減額、都市計画道路補償費につきましても、調布3・4・26号線において昨年度契約できなかった物件の用地取得ができたこと及び調布3・4・28号線、調布3・4・32号線の補償費を精査したことにより、3路線合わせて3億 4,477万円の増額をお願いするものでございます。  ◎都市計画道路整備諸経費、取得済用地管理費につきまして、都市計画道路の事業用地取得後の事業用地の管理のための管理柵の設置や防じん舗装を行う費用でございますが、今年度末までの物件移転完了が困難な物件があることから、外柵等工事の一部が未実施となるため 1,500万円の減額をお願いするものでございます。  続きまして、32、33ページをお願いいたします。  環境部所管分を飛ばしまして、目30「都市基盤整備事業基金費」でございます。33ページ右側の説明欄に沿って御説明させていただきます。  ◎基金積立金につきましては、基金積立金に 5,154万 3,000円を計上し、都市基盤整備事業基金に積み立てるものでございます。積立金の原資といたしましては、基金積立金として街づくり協力金が 175万円、法定外公共物売払収入が 4,918万 2,000円、合わせて 5,093万 2,000円、利子積立金として61万 1,000円でございます。これにより都市基盤整備事業基金の残高は18億 4,768万 3,622円となるものでございます。 ○小林 委員長   はい、奥村住宅課長。 ◎奥村 住宅課長   続きまして、住宅課所管分につきまして御説明いたします。34、35ページをお願いいたします。  項20「住宅費」、目5「住宅管理費」でございます。補正額4億 5,263万円を減額いたしまして、予算現額を2億 1,036万 1,000円にするものでございます。  それでは、説明欄に沿って説明いたします。  初めに、◎住宅対策事業費でございます。  緊急輸送道路耐震化促進事業補助金につきまして4億 5,695万円を減額するものでございます。その主な減額要因ですが、耐震診断、補強設計、耐震改修及び建てかえなど、平成25年度当初想定していた目標件数が達成できない見込みとなったことなどによるものでございます。  特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業につきましては、平成27年度末までに特定緊急輸送道路沿道建築物の耐震改修率 100%の目標達成に向けて、平成25年度は耐震診断実施率が 100%となるよう取り組んでまいりました。  しかしながら、耐震診断につきましては当初53件を想定していたところ、実績件数が19件の見込みとなることから、34件、 3,113万円余の減額や、補強設計につきましては当初10件を想定していたところ、実績件数が4件の見込みとなることから、6件、 2,077万円余の減額のほか、耐震改修及び建てかえにつきましては当初6件を想定していたところ、実績件数が3件の見込みとなることなどから、3件、4億 724万円余の減額をするもので、総体で4億 5,600万円余を減額するものでございます。  また、平成25年12月末時点における平成25年度末の耐震診断実施率は53.4%見込み、耐震改修率につきましては19.2%見込みという状況でございます。  なお、耐震診断につきましては、平成25年度末までの時限措置でございました東京都の補助金が1年間延長されたことから、平成26年度末までに耐震診断実施率 100%の目標を達成できるよう、引き続き取り組んでまいります。  次に、◎市営住宅対策費でございます。  市営住宅改修工事費につきまして 432万円を皆増するものでございます。八雲台市営住宅につきましては、汚水管の劣化が著しく、居住者の生活を第一に早急に工事着手するため、市営住宅改修工事といたしまして 432万円を計上するものでございます。  本工事につきましては、市民生活支援の取り組みのうち、工事発注の前倒しによる市内事業者の受注機会を確保するものでもございます。また、工事に当たりましては、居住者の生活に支障が生じないよう最大限配慮しながら事業を進めてまいります。  なお、年度内に工事完了することが困難なため、歳出補正予算とあわせて、 432万円全額について繰越明許費の設定をお願いするものでございます。  平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)についての説明は以上でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○小林 委員長   以上で説明は終わりました。それでは、ページごとに質疑、意見を許します。  最初に、28、29ページ。はい、大河委員。 ◆大河 委員   御説明がありました一番上の道路維持管理費、主に光熱費という話がありましたけど、光熱費以外のものは何か含まれておりますでしょうか。 ○小林 委員長   伊藤都市整備部副参事。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   本補正につきましては光熱費と書いてございますが、街路灯の電気料のみでございます。  以上です。 ○小林 委員長   はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員 
     1つは、道路管理の関係なんですが、これは前にも多分聞いているんですけれども、道路表面の舗装管理というのか、この間も専決ででっかい事故のあれがありましたけれども、今、市内の、特に生活道路、あるいは狭隘もそうかもしれませんけども、路面の状況が劣悪な部分がかなり目立つんですよね。そういうところに対する政策的な方針というのは、何かきっちりしたものを持っているんでしょうか。  前のときにも言いましたけども、例えば私が住んでいる多摩川住宅の染地小通りというのかな、バス通り、あそこなんか、本当にミミズ腫れですよ。それから、穴があきっ放しで、ひっかかっていつ転んでもおかしくないようなところが数多くあるんですが、生活道路をめぐってはこれまでもいろんな議論がされてきていると思うんですが、現時点での生活道路の維持管理に対する市としての方針といいますか、基本スタンスというのはどの辺に置いているのか、ちょっと説明願えませんか。 ○小林 委員長   伊藤都市整備部副参事。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   市内の道路でございますが、これまでも御説明させていただいていますとおり市内に 400キロほど道路がございまして、この状況を全て細かく把握できているかということになりますと、現状なかなか難しい状況でございます。  ただ一方で、平成26年度からは空洞化調査等を行いまして、いわゆる通行量の多いと思われる路線、あるいはバス路線等を中心に、空洞化と路面の正常化、この二方面から調査を進めてまいりたいというふうに考えておりまして、これらの成果をもちまして、できるだけ早期にいわゆる舗装の更新の順序について一定の方向を出していきたいというふうに思っています。  現状、どこを優先的にやるかというのは、状況を見ながらというのが現状になっているということでございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   今の答弁は、それはそれで大いにやっていただきたいというふうに思いますが、やっぱり予算枠をしっかり押さえておかないと、幾らやりたいといっても、そうはならないわけなんで、そこのところの財源のやりくりというのは都市整備部、あるいは道路と街路との中でのやりくりだけでなくて、全庁的なやりくりの中で優先度を押さえるという、こういう強い決意で臨んでほしいなというふうに思います。  それから、次の質問なんですが、さっき人環でしたっけ、入札不調になったという話がありましたね。次のページにもありました。その理由、原因についてはいろんなところで説明されていますけれども、資材費の高騰と人件費のアップ、この2つが大きな要因だというふうにされているようですが、不調になった入札について、当然、再入札にかけるという次の手順に行くと思うんですが、その場合の積算単価の見直しということについてはどんなことが考えられるんでしょうか。  別の部署ですけども、市役所庁舎の耐震診断がやっぱり入札不調になって、再入にかけるのに25%ほどアップして制限価格を決めたというふうな報告も聞いているんですが、7階関係、特に道路関係なんかでは、その辺はどうなるんでしょうか。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   今回補正でお願いしている道路管理課所管の路線につきましては、先ほど説明させていただきましたが、いわゆる電通大通りといいまして、駅前通りの調布駅の北側の甲州街道から旧甲州街道の区間でございました。これについて再入札を当然チャレンジはしてみました。その中で見直している内容としましては、例えば具体的な単価が大きく変わっていれば、そういうものについて見直しというのも考えなければいけないんですが、やはりどうしても時間の関係もございまして、今回についてはいわゆる立地条件が市街地の非常に込み入ったところにあるということがあって、例えばガードマンであったり、そういうものの対象数を再度検討する中で価格を検討するということもさせていただいているところでございます。  結果としては、応札者があらわれなかったということで、先ほど申し上げた市道南21号線については打ち切り再掲という形になっているというような現状でございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   打ち切り再掲、それは、書いてあるからわかるんですよ。ただ、問題は、再入札する際に、応札者が生まれるかどうかというのは、まさに価格にかかわってくるわけでしょう。そうしたら、価格をアップするのか、ないしは工事仕様を下げて、仕様を下げて、現状の価格で再入札かけるのか、大きく言えば、その2つぐらいしかないような気がするんですけども、基本的な選択はどういうふうになるんですか。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   当該年度の工事になりますから、どうしても予算上の制約がございます。したがいまして、単価を上げられる可能性のある工事もありますが、そうじゃない工事もありますから、場合によっては工事自体の規模を見直すということも考えなければいけないのかなと思っています。  今回は、それができる工事の規模ではなかったということもあって、改めて内容の条件を見直してみたんですけども、そういう意味では、今後の工事の中では規模、それから、今ちょっと考えていますのは、発注時期をもう少し早くしようと。発注時期をできるだけ早くすることで、エントリーができる機会をふやしていこうというようなことを努力していきたいと思っていますので、そのあたりを総合的に対応していかないと、単品ではなかなか勝負できないなというふうに考えております。  以上です。 ◆雨宮 委員   今の答弁の中で、工事規模というのは、例えば延長を短くするとかいうふうな意味合いですか。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   場合によっては、工種、あるいは全体の規模、それを分けるというようなことも考えなければいけないかなというふうに思っております。  以上です。 ◆雨宮 委員   道路のことですから、さっきの情報館のガラスブロックじゃありませんけれども、やはり一歩間違うと人命にかかわる、そういう要素を持っていますから、当初の設計仕様、これを値切ってじゃないけども、下げて、それで価格を抑えるというふうな手法はぜひとらないでほしい。工区区分が多少短くなっても、それはしようがないと思うんですよね。言いかえれば、工事終了までに時間がやや長くなったとしても、仕様自体については維持していただきたい、これは、今後の方向性の問題としてぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○小林 委員長   ほかに。はい、平野委員。 ◆平野 委員   この道路整備費のマイナスの 1,000万円、これは、内訳としてはどこになるんですかね。国、都とか、ちょっと教えていただけますか。 ○小林 委員長   香西整備担当課長。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   対象とする道路については、調布市内の生活道路の改良工事ということが対象になります。 ◆平野 委員   済みません、このお金がもともと国からの補助なのか、都からの補助なのか、市のお金なのか、その辺を聞いたんですけど。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   本工事につきましては、予算は市の一般財源ということになっております。 ◆平野 委員   わかりました。今回は市ということですけども、補助をいただいて使える工事もある中で、それで入札不調になっている件もあるんでしょうか。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   このページではないですけれども、次のページの車橋の件につきましては国の補助をいただきながら工事を進めております。 ◆平野 委員   ありがとうございます。そのときに質問させていただきます。 ○小林 委員長   漁委員。 ◆漁 委員   道路維持費の中の簡単な質問ですが、光熱水費、街路灯ということでLEDへの切りかえや省エネ化の現状と今後の進め方、お聞かせください。 ○小林 委員長   はい、伊藤都市整備部副参事。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   市内のLED化につきましては、現在、これは時点ごとに変わっておりますけども、26年の2月時点で市内の街路灯が1万 4,345基ほどございます。これは年々ふえています。これに対して、同じ時点での確認ができていないんですが、25年の3月末時点でLED化が完了しているのが 397基という結果になっております。単純に割り戻しますと、おおむね全体に対する3%ぐらいと。  これは、現在のところ、LED化の主体を4メーター程度、いわゆる狭隘の道路につける街路灯等に限っているということでございまして、これは、大型のLEDの機種の価格がなかなかまだ落ちてこないということと、性能差についても、いろいろな製品がまだつくられているという状況の中で、その状況を見ているということでございます。  ですので、今後は、まず4メーター程度の狭隘の道路に対しての器具の入れかえに合わせて、適宜、LED化を図っていきたいと。当面は、そのように考えております。  以上です。 ◆漁 委員   急速に一気にもっていくための全体の事業費とのかかわりもあるんでしょうし、LEDの価格問題もあるんでしょうが、生産の電力の入り口で抑えるのか、使うところの出口で抑えるか、そっちの中での電力改善、改革というのは問われていますので、少しずつでもできるところから、また工夫してください。要望です。 ○小林 委員長   はい、大河委員。 ◆大河 委員   先ほどのやりとりの中で、道路の舗装状況が悪いというお話がありましたけど、ちょっとお聞きしたいんですけども、道路の舗装費というのは、区分で言うと工事請負、こっちに入るんですか。分け方はどこで見るんですか。 ○小林 委員長   はい、伊藤都市整備部副参事。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   今の御質問の内容でございますが、予算上は道路維持管理費の中に入ってございまして、今回、当然、補正の内容でございますので、その項目が出ておりませんが、道路維持管理費の中の維持補修費という項目に入っております。済みません。  当初予算上は、目で言いますと、10の目の「道路維持費」の中に入っておりまして、項目としては、先ほど申し上げたとおり、道路維持管理費の中の維持補修費という形で予算計上させていただいております。節につきましては13の「委託料」の中に入っております。  以上です。 ◆大河 委員   では、それは、工事請負とか、そうじゃなくて、全部委託料に入るでよろしいんですか。分け方は全部そうなのね。 ○小林 委員長   はい、岩本都市整備部長。 ◎岩本 都市整備部長   日ごろの日常管理で苦情とか要望でいただいたもの、発見されたもので、緊急的に直すものについては委託料で直しています。それ以外に路線で、一本の路線を新設改良費ということの中でやる場合については工事請負費で対応、その2本で対応させていただいているということです。 ◆大河 委員   何で聞いたかといいますと、やはり先ほど言ったように、たしか 400キロもあるから、あちこちで傷んだりはするわけですね。そう考えると、例えば補修してほしいということ1つでもかなりの手順を踏まないとなかなかに実現しない実態からすると、これは、当初予算のとき議論すべきことかもしれませんけれども、やはり委託なり、そういう補修の金額を十二分にとったのかどうなのかということが気になるところです。  ですから、最終予算の中で、そういったものを使うようになったのか、どうなったのかというのを聞きたかったんです。結果的には最終補正には出てきていないということですね。ですから、それだけ間に合っていたのかどうなのかなといったときに、市民の人の声を聞くと、そうでもないようなので、やはり、この点については市民生活の基本中の基本で、税金払っていてよかったなというのを感じる部分でもあるので、しっかり対応していっていただきたいなと思います。  つまり、今回の補正ではなかったというふうな認識でよろしいんですね。 ◎岩本 都市整備部長   そういう観点では補正には含まれておりません。ただ、先ほど道路管理課のほうからも答弁申し上げましたが、路線単位で工事請負費でそれを位置づけていって執行していくということになりますと、やはり全市的に補修の必要性の度合いを客観的に説明できて、その路線は優先順位が高い、低いというものがしっかり説明できないと、のべつ幕なし全て、ここはちょっと傷んでそうだから何でやらないんだと、市内あちこちからそういう声をいただきますので、客観的な根拠づけを説明できるようなものとセットで今後予算づけについて考えていきたいというふうに思っております。 ◆大河 委員   空洞化の道路と路面舗装と両方取り組んでいく、これは結構だと思います。やはり皆さん歩いていて、ここは、こんなに歩いているのになぜというような疑問も出されると思うので、理屈的にはそうだと思います。  ただし、先ほども言ったように、そうは言っても気がつかずに放っておかれている身近な道路というのは当然あるわけですから、逆に言えば、考え方も2本立てにしていただいて、そういうものに対して緊急対応でもきちんとできるようなことはしっかりしておかないと、最近、よくそこでけがをしたとか、いろんな声を聞きます。やはり調布市の道路行政、特に深大寺で言いますと、三鷹の道路が結構狭いところでも丁寧に整備されているんですね。それで、みんな実感として、どうなっているのというようなことも聞きますので、ぜひ道路行政には基本的な部分で力を入れてください。よろしくお願いします。 ○小林 委員長   意見ということでね。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   さっき平野委員とのやりとりの中で、この補正の新設改良費、目15については市担だという答弁があったようにちょっと理解したんですが、それは間違いないんですか。 ○小林 委員長   香西整備担当課長。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   この生活道路新設改良工事につきましては市一般財源ということになっております。 ◆雨宮 委員   そうすると、国・都の支出金の 2,400万円の減額というのは、これはどこにかかってくるんですか、人環。 ○小林 委員長   はい、伊藤都市整備部副参事。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   道路管理課の所管の人と環境にやさしい道路整備工事費の中の都補助分が特定財源のところに計上されておりますので、これを再掲させていただいている関係で落ちているということでございます。
     以上です。 ◆雨宮 委員   それで、ふっと気になったのは、これがまさに入札不調になったわけでしょう。そうすると積算やり直す。だけど、都のほうの積算単価は変わらない。仕組みの問題としては、当然、補助金は変わらないという話になりますよね。  その場合に、さっきの話じゃないんだけど、入札価格を上げるとすると、それは市費で全部かぶらなきゃならないという仕掛けになるんですか。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   単価については、これは、市だけの単価が上がるわけではございませんので、当然、国からスライドして、都も、市も上がってくるということで、我々の単価についても、都の単価の上昇に合わせているというところがございますから、そこの差は基本的にはありません。  それと、当然、補助を受ける際には事前に設計審査を受けますので、その設計審査の内容で該当する補助の金額が決まってきますから、そういう意味では、これでコンクリートということではないということです。  以上です。 ◆雨宮 委員   いや、それだったら余計あれで、設計審査を受けてパスしたから入札にかけるという手順になるとすると、さっき言いましたように、不調になった場合に、では、どこで見直すのという話になると、工事仕様を下げて、グレードを下げて価格を抑えるしか手法的にはなくなってしまわないかという疑問があるんですよ。  何で都の積算単価かというと、不調になったから、この単価では見合いませんよということを東京都なり何なりに言って、設計単価を上積みした形で再積算ができるんであれば、まだ話はわかるんですよ。しかし、都の基準は都の基準だから、これ以上動かせないよとなると、そうなったら救済方法は市が持ち出して上乗せしてかぶるしかないという話にならないんですか。そこのところを心配しているんですよ。  だから、財源の仕組みの問題として、どういう捉え方をすればいいのかなということなんですよ。それは、この道路ばかりじゃないですよね。要素としては、ほかの都市計画事業にだって全部かかわってくる、そこを聞いているんですけどね。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   今の御質問ですが、1つは、単価の上昇に合わせて例えば入札不調が起こって、設計の見直しをしなければいけないという状況になれば、それは、同じように都の単価が上がっている基準にのっとって我々のほうも設計ができますからいいと思います。  もう1つ、そうでない場合についてどうするかという話ですが、これは、当然、設計の内容を見直すに当たっては、単価の上昇は望めませんから、中身をもう一度見直した中で、場合によっては設計審査を受け直すということも必要かもしれません。ただ、一般的には年度の中で、我々が入札を考えている時期に合わせて設計審査を受けますから、そう何度も設計審査は受けられないんですね。  なので、今回のように年度をまたいだ工事になってしまうということもありますので、基本的には設計審査ごとに、設計の内容については、東京都であれば東京都の担当者と協議しながら、そのときの情勢に合わせて内容を決めていくことになると思います。  以上です。 ◆雨宮 委員   なかなかな微妙な部分で、要するに設計審査にかかる段階での積算単価というのは都の単価ですよね。それに対して応札する側との関係でいけば、不調ということは、それでは見合わないから入札しませんという話になっているわけでしょう。そうすると、応じてもらえるだけの金額を積み増さないと再入札という話にならないんじゃないんですか。  さっきの答弁だと、結局、積み増し部分というのは市がかぶるしかないということなのかという話なんですよ。そういうことなんですか。 ◎伊藤 都市整備部副参事兼道路管理課長事務取扱   不調の理由が単純に単価だけかというと、必ずしもそうではないんですね。先ほど申し上げたとおり、時期がどうしても適切ではなくて、いわゆる管理技術者が足りないとか、人の問題もありますから、必ずしも全てが単価だけではないというふうに我々としては思っております。  ですので、その対応についても、価格だけを上げればいいかというと、我々はそうではないというように考えているということでございます。  以上です。 ◆雨宮 委員   ちょっと余り繰り返しやっていてもしようがないので。ただ、言いたかったのは、さっきやりとりで言ったように、工事仕様のグレードと、それから、当然、人件費にしろ、資材費にしろ、コストとの見合いという問題があると思うんですけど、7階関係ではたしかなかったと思いますけども、前、契約の案件でたしか3件ぐらい落札者の申し出により単価をアップするということがありましたよね。要するに都の積算単価を上げたときがあるんですよ。  その入札をした時期には間に合わなかったんだけど、入札が終わった後の段階で都の単価がアップされて、それを救済する措置として、業者からの申し出があった場合には、それに応じるという実際の契約の変更ですよね。こういうことがほかの部署であったんですよ。だから、それと同じような仕組みが都市計画関係でもあるのかなというふうにちょっと考えたんで、今、ちょっと時間とりましたけど質問しました。 ○小林 委員長   よろしいですか。ほかにはありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、続いて30、31ページ。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   さっき市街地再開発3件について、せっかく追加の資料で非常に丁寧な資料をいただいたんですが、これを読み込めということなんでしょうけれども、ちょっとでいいから補足的な説明してもらえませんか。 ○小林 委員長   遠藤街づくり事業課副主幹。 ◎遠藤 街づくり事業課副主幹   それでは、まず1枚目の資料のほうから簡単に御説明させていただきたいと思います。  今現在、北第1A地区、左端の欄ですが、こちらにつきましては総事業費が86億 9,400万円の事業費を見込んでおります。その中で補助金、市が歳出予算として払う分になりますけど12億円余でございます。その中には、国から6億、都から3億いただく形で、市の単独の費用としましては3億円という内訳になってきます。  それから、参加組合員の負担金と保留床の処分金というのがございますけども、あと、公共施設管理者負担金、こちらの北1A地区につきましては、7・5・1号線、都道の部分の整備に係るお金が今、23億円余。それから、市の部分、線路の北側の部分に6メートルの拡幅道路が入るんですけども、こちらのほうの整備で 7,800万円見込んでおります。都の部分に関しては置いておきまして、市の部分の負担につきまして国庫補助金が当たっておりまして、それが約 3,500万円見込んでおりまして、市の単独としては 4,300万円。このような形での内訳の見方となっております。  B地区につきましては総事業費で44億 7,000万円余、それに対して今、補助金が17億円余、市の単費としましては4億 4,000万円余。公管金の部分では、市道の整備の部分はございませんので、都道の旧甲州街道側を15メートルに拡幅する部分がございますので、その部分で約9億円余という形で内訳ができております。  南口東につきましては、総事業費で今、95億円余です。それに対して補助金が24億 9,000万円余、市の単費に直しますと6億 2,300万円。公管金といたしましては、周りのところで 4.5メートルに道路を整備する部分と3メートルの歩行者通路ができますので、その部分に係る整備費用が市の費用として1億 6,800万円見込まれておりますが、その中で国庫補助金に当たる部分が約 5,400万円、残りが単費という形で、今現在見込まれております。  スケジュールのほうにつきましては、最新のところでは、北1B地区が平成26年2月14日に権利変換計画認可をいただきまして、今現在、除去工事のほうを開始しております。こちらのほうが、予定としましては26年8月ぐらいから建築工事のほうに入りまして、27年9月には完成の予定で、全ての事業、当初目標と変わっておりませんが、28年度の3月に全ての事業を完了する方向で、今、事業のほうは進んでいるところでございます。  2枚目につきましては、それぞれの地区ごとに今まで投入されてきた、事業化の前後のところから補助金として払われてきたものが、それぞれの年度ごとで計上されているところと、あと、26年度、今、予算要望させていただいている部分と27年度の予定ということで、今現在の事業計画に合わせところでの執行予定という形でお金のほうを入れているところでございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   ありがとうございました。今の資料の事業費の内訳、それで北1A地区の保留床4億、これ、中身は何なのかというのが1点。  それから、予算書、議案書のほうの街づくり事業課のところで再開発3件が計上されている欄で、1億 7,000万円の減額補正、北が1億円、南東が 7,000万円とあるんですが、この減額理由についてはどういうことなのかを教えてください。 ◎遠藤 街づくり事業課副主幹   まず、机上配付させていただきました資料の1枚目のところの保留床処分金、北1A地区にございますけども、こちらのほうにつきましては、基本的には、権利者の方々が従前の資産に対して権利変換をするわけですけども、それ以上の部分、要は増し買いをしたい部分等が地権者の方から要望等がございまして、場合によっては、本来、商業床に転嫁したいところが、一部、どうしても足りない部分を合わせて、例えばあと何千万円とか足していただくことで、住宅部分を取得したいとか、そういう形で発生している部分、基本的には権利者の方の増し床の部分と考えていただいて結構だと思いますが、保留床処分金という形で計上されているところでございます。  それから、予算のほうについてなんですけども、今年度の補正なんですが、まず北第1地区、再開発事業の補助金につきましては、これ、A地区とB地区を合算した形で補助金の予算は組まれておりまして、その中で今年度につきましては、北1B地区のほうは、権利変換計画認可に伴いまして、補償費等を改めて算定しております。それぞれの地権者さん等に移転補償の交渉等も行っていったわけなんですけども、その中で、それぞれの事業者さんの資料等いただいて補償算定したところ、補償費に係る部分の補助金としまして1億 874万 6,000円減額という形になりました。  それから、南口東地区なんですけども、こちらのほう、当初予算要望させていただいたときの工事費に対して、実際上、施工会社さんのほうも入った中で、どこまで建物と設備関係ができ上がってくるだろうかということを今年度末までのところで精査した中で、若干、当初要望していたときよりも国費要望する時点では落ちるなということで、トータルは一緒なんですが、今年度の出来高としては、当初要望したときよりも執行が少なくなりそうだということで、その部分が減額になってございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   事業進捗の中身、要するに出来高が当初見込みより下がると。それは、言葉としては理解できるんですが、具体的な事業の内容としてはどういう事情になっているのかということと、補償費が当初見込みより1億円減額、これがよくわかんないんですよね。私、事前に聞いた話だと、北も南も地下構造物の掘削でおくれたというふうな話も聞いているんですが、その辺の関係はどうなるんですかね。 ◎遠藤 街づくり事業課副主幹   事業のおくれについての部分につきましては、繰越措置という形をとらせていただいた部分ではございますけれども、ここの補正の部分につきましては、当初、工事につきましては、例えば昨年度のこういう時期に予算要望させていただいた中では、設計者側のほうで、建物がこの辺まで上がっていくでしょう、その中では設備もこの辺までついてくるでしょうという形で、例えば地下の部分の設備等もほぼ入っているよという形で想定して金額を積んでいた部分がございます。  でも、実際、施工者側としましては、要は受注している建設会社のほうでは、その部分を先に入れると、全体の工程の足場を建てるとか、動線の支障になるということで、もうちょっと後から入れたいよというところで、事業の途中ですので、年度の途中の切れ目のところでは、そこまで入れ切れませんよという部分等がございまして、今年度執行可能の出来高としては下がっているところでございます。  それから、補償費のほうにつきましては、これ、北1B地区の遊技場をされている方の部分が大きなところになりますけども、もともとかなりの利益等で大きく補償費を算定していた部分がありますが、先方のほうから、その辺の経営資料等をいろいろいただいて補償額を算定していく中で下がってきたということになります。 ◆雨宮 委員   その地下構造物が当初の見込みというか、予定外に巨大なものがあって、それを解体除却するのに時間がかかって進捗がおくれたという説明だったように私は記憶しているんですが、その部分というのはどうなんですか。 ◎遠藤 街づくり事業課副主幹   その部分については、今回の補償のところでは見込んでおらず、その前の段階で、当初進捗するであろう額として補正させていただいております。国費とリンクしている部分でございます。  説明の中でさせていただきました下の構造物が除却のときに予定より大きくて、その分、期間がかかったという部分に関しましては、今現在、繰り越しという形で、その分の金額のところを説明させていただいて、お願いしているところでございます。 ◆雨宮 委員   今の件は了解しました。  それで、次の都市計画道路の補償費、3億円の増額になっていますが、この説明の中で路線の中に3・4・28が入っていたというふうに思うんですが、具体的な補償部分というのはどの辺になるんでしょうか。 ○小林 委員長   香西整備担当課長。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   具体的な対象箇所というところでございますけれども、今回用地買収しているところが旧甲州街道から甲州街道間、それと京王線から品川通り間、今年度、その2カ所で用地買収を行っていまして、その部分での増額でございます。 ◆雨宮 委員   そうすると、それは、進捗が当初の見込みを超えて進んでいるということなんですか。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   対象とする用地買収の面積でございますけれども、これは、当初予定していたよりも減ってございます。ただ、補償費につきましては、場所によって額等変わってきます。用地買収の進め方としましては、地権者の方の再建等を考えながら、当初予定していたところを全て買えるというわけではなくて、それぞれ地権者の事情等把握しながら、協議しながら進めているということでございまして、そういった点から、面積は減っているんですけれども、逆に補償費は上がったというふうな形になっております。 ◆雨宮 委員   予算の内示会のときにも質問して、部長からも答弁いただいているんですが、3・4・28についての事業区間ですね。これまでにいろんないきさつがあって、たしか数年前に実際の事業区間については、あそこの市道何号というのか忘れちゃいましたけども、要するに駅前の通りから長谷川食堂というのかな、あの辺から東に抜ける道がありますよね。当時、線路からそこまでに限定するという、これまでのやりとりの答弁を私は確認しているんですけど、その点について改めてちょっとお聞きしておきたいと思います。 ○小林 委員長   はい、齊藤街づくり事業課長。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   3・4・28号線につきましては、委員のとおり、品川通りから甲州街道まで全区間を事業認可としては全部とっております。しかしながら、事業費が膨大にかかるものですから、京王線の南側に市道南37号線ですかね、布田駅のほうから調布駅のほうに来る市道があるんですが、その市道から品川通りの間、ここについては手続保留という形をとらせていただいております。  これは、事業認可は取得しておりますが、土地収用法上の手続を保留するということをさせていただいております。したがいまして、市としましては、手続保留をしていない区間、旧甲州街道と甲州街道間及び京王線から市道までの間、ここをまずは優先して用地取得する。そこにある程度のめどがついた段階で、手続保留の区間に行くということを基本方針にしております。  しかしながら、手続保留の区間につきましても、やはり生活再建等々でどうしても早く取得してほしいという依頼があるものについては、やはり取得せざるを得ないということで、これまでも何件かは取得しております。しかしながら、計画的に取得するという場所ではないということを御理解いただきたいと思います。  以上です。 ◆雨宮 委員   そうすると、地権者との関係で先行取得はするケースはあるけれども、それが即事業着工ではないという理解をしておいたらよろしいんですか。  つまり、都市計画道路については、たしか2年か3年ぐらい前のやりとりで、1路線の事業完了を見て新規に着手するという答弁がありましたよね。この3・4・28の場合、今、手続保留になっている区間については、今取り組んでいる3・4・28の連続した一体のものなのか、手続保留を解除した時点での新規着手という理解になるのか、そこのところについてちょっとお聞きしておきます。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   3・4・28号線につきましては、品川通りから甲州街道間の事業認可を既に取得しておりますので、手続保留区間も含めて、我々としては事業化しているという認識でおります。  全区間事業化しておりますが、手続保留区間については、それ以外の用地取得がある程度めどがついた段階で計画的買収に入るということで、我々は認識しております。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかに。はい、平野委員。 ◆平野 委員   国領駅東地区整備事業のところですけども、これは、位置的に警察署のとこら辺から掘り割り式の新甲州街道から品川道に向けての道路工事をされている、あの辺のことを国領駅東地区整備というのかなと思うんですけども、具体的に、これ、何の整備のことでしょうか。 ○小林 委員長   齊藤街づくり事業課長。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長 
     今回補正をお願いしております事業費につきましては、車橋という橋がございます。これは、金子団地のほうから柴崎方に向けて野川にかかっている橋があるんですけれども、現在、5メーターぐらいの橋梁なんですが、これを幅員10メーターの橋にかけかえるという事業の費用でございます。  以上でございます。 ◆平野 委員   では、実際、橋の工事ということでよろしいんですか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   今回の補正をお願いしておりますものにつきましては橋の工事の費用のみということでございます。  ちなみに国領駅東地区整備事業という名前がついていますのは、これは、住宅市街地総合整備事業ということで採択を受けて、国の補助金を受けておりまして、この住宅市街地整備事業というのが、いわゆる金子団地の建てかえ、あの辺の全体をエリアとして示しております。この中に含まれている事業としましては、先ほど委員からもありました甲州街道から品川通りの抜ける掘り割り、これ、東京都施工ですけど、この道路ですとか、今申しました車橋、あと、京王線の線路沿いの線路の北側の側道、ここは緑道整備ということで今後行うんですが、このような事業が一体となった計画ということで示されております。  以上でございます。 ◆平野 委員   わかりました。お聞きしたかったのは、例えば車橋の整備なら、橋として、ここでは1億 1,500万円ですか、補助金が出ているということ、これ、全額補助金ということでよろしいんでしょうか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   今回、この事業につきましては国の補助率は3分の1ということでございます。したがいまして、残りの3分の2は市のお金ということになります。  以上でございます。 ◆平野 委員   わかりました。国が3分の1で市が3分の2ということで、もし、これが入札不調ではなく工事がきちんとでき、完了したら、この国から3分の1補助金をいただいた車橋というのは、市の財産になるんですか。それとも、工事は終わっても、車橋は3分の1は国の財産ですよと。どっちになるんでしょうか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   市の財産となるものでございます。 ◆平野 委員   そこで、やはり補助金をいただいても、きちんと工事ができて完了すれば市の財産になるということであれば、補助金がついているものを入札不調とか、いろんな理由があると思いますけれども、それでだめになっちゃうと市としては損するということですよね。お金の財産ではないかもしれませんけれども、物の財産として本来得られたものが得られなかったということになると思うんですね。  そうなった場合に、先ほど雨宮委員からもいろんな角度で質問されていましたけども、では、市が3分の2出すところを3分の2プラスアルファで、もう少し出したら工事ができたのかとか、もしそうであるならば、ちょっと出してもきちんと補助金を全て使い切って物にしたほうが、調布市としては財産がふえるんじゃないかと思うんですね。  もっとも、先ほど答弁いただいたように、単なるお金を上乗せしたら、それで入札が落ちるわけではないということで、もちろん国全体的に、建設部門においては技術を持っている人とか、資格を持っている人とか、働き手の人が、長年ずっとお給料が安いもんだから離れていっちゃって、働き手がいないということも大きな原因だと思いますけど、その辺も含めて、働き手をもう一回、市が何とか工夫して、本当は働き手いるんだけれども、一回離れてなかなか復帰できなかったりとか、いろんな理由で、まだ表に出てきていない人もいると思うんですね。その辺も含めて調布市がきちんと、特に補助金のついたものは物にしていこうという考えは何かございますでしょうか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   委員おっしゃいましたとおり、今回の車橋の不調になった原因は、お金ではなくて人がいないというのが大きかった。特に橋梁工事という、ある意味、特殊な技術者がなかなかいないというのも正直ございます。人の問題は、すぐ解決するというのはなかなかないと思うんですね。長年かけて育ててきて、やっと技術者になると。  今、市のほうでもいろいろ検討しているという話を私も聞いておりますが、1つは、いわゆる管理技術者、現場ごとに必ず管理技術者なり主任技術者というのを置かなきゃいけないんですが、これが今までだと専任、1つの現場に一人必ずいなきゃいない。ほかの現場、兼務できませんよと。そうなると、その人数分しかお仕事ができないということになる。それが、ある程度規模が小さいものは兼任もできますよとか、そういうことを検討しているようなお話は聞いたことがあります。  なので、すぐできるということであれば、人を育てるというのは、すぐにはできないので、まず、そういうことから始めないといけないのかなというふうには思っております。  以上です。 ◆平野 委員   ありがとうございました。 ○小林 委員長   はい、漁委員。 ◆漁 委員   今の平野委員の質問のやりとりの中で、改めて国領駅東地区整備事業費というのは、非常に大きな何種類かの事業がセットになって、総事業費も含めて構成する一つ一つの事業がどんなふうに展開されているのか。市の一般財源持ち出しがどうなっているのかという、全体的な地区整備事業の開発の姿をしっかり押さえておく必要があるのかなという気がしたんですよ。  そこで、今回いただいた資料みたいに、資金計画一覧で一つ一つの事業を横欄にして、縦欄に財源構成、あと、スケジュールのように、裏面もそうですが、いつから始まって、いつごろ各パーツ事業がどう始まって、どう進んで、どう目標になっていくという、その辺のまとめたものを、大変でしょうが、ぜひ作成いただければありがたいなと思うんですけれども、できますかね。 ○小林 委員長   齊藤街づくり事業課長。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   一番規模の大きい都市計画道路の3・4・7号線につきましては、これ、東京都の事業ですので、実は金額の細かいところ、我々のほうではわからないというのがございます。  ただし、車橋、緑道につきましては市の事業ですんで、そこはお出しできると思います。 ◆漁 委員   多分、金子団地も含めた住宅整備事業についても東京都が中心でやっている世界でしょうから、財源とか、事業手法とかも含めて、市としてはなかなか関知できないというところかなとは思うんですけれども、事業名と、わからないところは、これは都事業ですよぐらいにして、そんなような表で理解を深めるような材料をぜひ用意していただければありがたいと思います。これは要望ということで。 ○小林 委員長   はい、大須賀委員。 ◆大須賀 委員   このページの幾つかの項目に関連してお伺いしたいんですけども、調布、布田、国領駅は地下化になって、これから駅前広場つくっていきますよね。縁があって最近、駅前に立っているんですけど、そのときに今までの駅と違って、新しい駅舎に立つのは初めてなんですよ。布田駅と国領駅は1つの改札になって、みんなそこに集まっているよね。  ふと見ていると、駅前広場はこういうふうになりますよ、夢があるまちができるんですよというPRがちょっと足りないかなと。例えば看板、パース図というの、いろいろありますよね。今まで市民説明会で使ってきた絵があるじゃないですか。説明会に参加した人はわかるけど、駅の利用者はどういうふうになるのかなと思っている人が多いと思うんです。  そこで、駅前広場に、こういうふうになりますよという市のPR、説明、市民の皆さんに訴えかけたいことがいろいろあるよね。そういうのを整理して、駅前広場用地は鉄柵で入っちゃいけないよとなっている。それはそれでしようがないんだけど、そういう看板を設置する場所は幾らでもあるわけですね。そういうのは、どこかには立っているのか、気がついていないのか、あるいは全然立っていないのか。それは、まずどうなんでしょうか。 ○小林 委員長   はい、香西整備担当課長。 ◎香西 街づくり事業課整備担当課長   看板につきましては、布田駅については、土地区画整理事業の看板を3・4・26号線沿いに立てて、将来の駅前広場のイメージがわかるような形になっております。  あと、国領駅、調布駅については、まだ看板等は設置されておりません。この部分については、これまでも質問等いただいて、事業の工事着手に合わせて看板等を設置して、将来の姿を見せるとともに、意見等を募集していきましょうということで設置していくというお話をさせていただいているところでございます。 ◆大須賀 委員   どうせ設置するんなら早く設置すればいいんじゃないの。それから、布田駅は、確認したら確かに道路の脇についていた。でも、ほとんどの人は駅を利用するわけですよ。駅の改札出たけども、その看板見ないで歩行する人は多いわけですよね。どこに看板を設置するかというのもちょっと考えて、駅の利用者のためには改札出た外に設置したほうが 100%、本人が見たくなくて見ないのは別だよ。改札の真ん前に持っていけば、ほぼ 100%見るわけですよね。そこは、駅前広場用地なんだから紛れもなく市の土地でしょう、違う。市の土地じゃない、京王の場合もある。駅前広場用地は市の土地じゃないんだっけ(「何であろうとやれという話なんじゃないの。どうだっていいじゃない」と呼ぶ者あり)。そこは市の土地じゃなくても、了解もらって看板をつくる。それは市の姿勢でしょう。税金を投入するわけですから、税金を使って、こういういいまちになりますよというのをわかりやすく説明してほしいなと強く思うんですけど、部長、いかがでしょう。 ○小林 委員長   はい、岩本都市整備部長。 ◎岩本 都市整備部長   委員おっしゃるとおりでありまして、再三過去にも御質問、御要望いただいておりますので、なるべく早期に、わかりやすい場所に、そういうものを設置してアピールしていきたいと思っております。 ◆大須賀 委員   お願いします。 ○小林 委員長   はい、大河委員。 ◆大河 委員   先ほど都市計画道路の補償費のやりとりの中で手続の保留になっているところがあるという話がありましたけど、今回の補償費の中に、その場所の部分の金額は入っているんでしょうか。手続保留している部分。 ○小林 委員長   齊藤街づくり事業課長。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   今年度の補償費につきまして、手続保留している区間は一部買収しておりますので、今年度の全体の中には含まれているという御理解をいただければと思います。 ◆大河 委員   だから、この補正の中に入っているかどうか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   補償費全体として、今回お願いする3億 4,400万円というところの増額をお願いするので、どの案件がここに入っているかはなかなか難しいと思います。なので、全体としては入っているという御理解をいただければと。 ◆大河 委員   やはり事業進捗とかを考えてもそうですけども、今、市のほうで財政フレームでいえばちょうど山になっていますけども、公共施設とか、さまざまな部分で足りないというお話が多いです。公共施設の最たるものが道路かもしれませんが、優先順位を上げるものなのかどうかは非常に疑問に思うところですので、やはり、ここのところは、先ほどもお話が出ていましたけども、対象になっていないことの意味というのは大きいわけですので、私は、やっぱり、やるかやらないかも含めて本来は考え直す部分もあってしかるべきではないかと思います。  それと、先ほどのやりとりで、道路が市のものになればというお話もありましたけども、私は、今、維持補修関係の伸びの将来負担の大きさを思えば、道路そのものに関しても、つくるべきかどうかということの検討というのは、むしろ当初からしっかりやっていかないと、自分のところが手に入れると、そのことを未来永劫、特に道路は廃道できないわけですので、必ずそういう費用が発生します。  ですので、本当に必要なものに関して行っていくようにしないと、将来、こんなに人も減ったのに、こんな大きい道路あって、余り使わないのにということになると思うので、私たちは国民であり、都民であるわけですから、最終的な借金、みんな借金でやっているわけですからね。その辺は心してやっていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○小林 委員長   ほかにございますか。雨宮委員。 ◆雨宮 委員   南の東再開発、 500平米ぐらい市の権利分があるというふうに話がずっとされているんですが、その活用方向性について、今どのあたりまできているんですか。 ○小林 委員長   齊藤街づくり事業課長。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   南口東の床の使用方については、行政経営部のほうでずっと検討しております。その方向性については、いろいろな方向を探っているということは我々も伺っておりますが、まだ、決定したというところは伺っていないのが我々の現状でございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   その検討の中には7階としては参画していないんですか。 ◎齊藤 街づくり事業課長兼街づくり事業課再開発・区画整理担当課長   我々は検討には参加しておりません。 ◆雨宮 委員   やっぱりいろいろ言っても、7階の皆さんは、この再開発に直接携わっているセクションですから、行政経営部のほうは、どちらかというと頭の中だけでいろいろと考え回すほうなんでしょうが、現場で責任を持ってやられているわけですから、使い勝手の問題なんかも含めて、もっと積極的にかかわりを持っていってほしいなというふうに思いますので、これは意見でございます。 ○小林 委員長   はい、大河委員。 ◆大河 委員   今お話が出た南の部分ですけども、私は、雨宮委員さんと少し違うんですけど、やっぱり市民の財産ですから、総合的に見て生かした形にしなければいけない。ただ、そこに現場を担当している人の声、その建物がより有効に生きるという意味での意見というものは反映する必要がある。  ですから、今、参画していないという話がありましたけれども、参考意見として、それをどう取り入れてもらうかというのを組織的な部分で考えていく必要があるんじゃないかと思いますけど、その辺については、部長はどうお考えでしょうか。 ○小林 委員長   岩本都市整備部長。 ◎岩本 都市整備部長   ハードといいますか、物を担当しているのは我々でありますので、使い勝手の問題とか、床をどういう場所をとるかとか、そういうところの話ということは、情報提供もさせていただいて、部としての意見というか、担当者の意見ということもあるんでしょうけど、そういうものも伝えながら、総合的に今、行政経営部で検討を進めているという状況でありますので、全く計画、考え方に参画させていただいていないということではないということだけは、ちょっと申し上げておきたいと思います。 ◆大河 委員 
     解散認可は28年3月ですけども、建物の工事完了は27年3月ですよね。だから、ある意味でいえば26年度中ということで、もう6年入っているわけですので、現時点で、まだ様相も見えないというのは、これは、経営部に言うべきことかもしれませんけれども、やはり担当者としても、それでは、いかんせん、ほかの方への話としても先が見えないことでは困るということはしっかり伝えていただいて、どたばたで、最後には、これに充てたということにならないような進め方にしていっていただきたいと思います。これは意見です。 ○小林 委員長   はい、平野委員。 ◆平野 委員   ちょっと先ほど大河委員から市の財産にすると、その後も維持費等がかかって大変だからというお話がございましたが、都とか国からの補助金をいただきながら、この車橋ですけれども、つくれるんであれば、非常に大事なことだと私は思っているんです。あそこは第六中学校の生徒も物すごく通っています。見るからに、あの橋はもう古いです。早くきちんと整備したほうがいいに決まっているんですね。  もちろん整備して市の財産となれば、橋以外でも、どんなものでも、それを今後維持していくという部分では、何でもそうですけども、それは維持する上でお金もかかると思うんですけども、先ほどの御意見を聞いていたら、維持するのにお金がかかるんだから、整備しなくてもいいというふうにも聞こえないわけでもなかったので、ここで一言発言させていただかないと、自分の言ったことが否定されたような気がいたしましたので、委員間討議になるのかわかりませんけれども、一言言わせていただきます。 ○小林 委員長   はい、大河委員。 ◆大河 委員   私は、先ほどのやりとりで、都市計画道路の補助費のところで発言いたしました。つまり、都市計画道路が計画であっても、それが将来見込みを含めて、本当に必要かどうかということは十分検討していかなければいけないという意味で言ったのでありまして、平野委員さんがおっしゃっている市民の人が必要な道路に対してどうのこうのという話ではなく、道路を考えていく上での捉え方、特に、これから持続可能な地域社会ということを考えていったときに、非常に大きな財源を必要とする主に都市計画道路、そういったものも含めて、道路というものは、つくったら廃道にすることは難しいとすれば、つくる段階で、特に新規のものに関しては考えていく必要があるという意味で言ったのでありますので、その点は誤解のないようにということで意見を言わせていただきます。そういうことです。 ○小林 委員長   ほかに。はい、雨宮委員、端的にお願いします。 ◆雨宮 委員   都計道の問題で言うと、2年後ぐらいに、たしか路線の見直しがありますよね。だから、今の必要性の可否も含めての再検討という部分を私も強調しておきたいというふうに思うんです。  今の都市計画道路の線引きというのは、たしか今から30年、40年前の線引きですよね。だから、それをそのままあるからやるんだというスタンスではなくて、本当に今の時代、あるいはこれら先、20年、30年後を見通したときに必要なのかどうかという、文字どおり見直し、再検討、そのところについては本予算でやるべきことなのかもしれませんが、あえてこの場所で意見として申し上げておきますので、よろしくお願いします。 ○小林 委員長   ほかに。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、午前中の審査はここまでとしまして、午後この続き、32、33ページの質疑から審査を行いたいと思います。午後の再開は1時半からといたします。  それでは、委員会を休憩いたします。    午後0時3分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時30分 開議 ○小林 委員長   それでは、建設委員会を再開いたします。  午前中、議案第3号の都市整備部所管、30、31ページの質疑まで終えておりますので、これより32、33ページの質疑、意見を求めます。ありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   続いて、34、35ページ。はい、平野委員。 ◆平野 委員   住宅対策ですけども、先ほどの御説明では、今年度は53のうちの19件ということで、これは耐震化の実績として35.8%ということなんですけども、26年度は 100%を目標に何とか頑張りたいというふうにおっしゃっていただいたんですが、 100%といっても、今年度と同じ、これまでと同じやり方ではなかなか 100%というのは見込めないんじゃないかと思うんですけど、26年度は、こういうことにさらに力を入れて 100%を目指すというような、何か具体的なものがあれば教えていただきたいんですけども、よろしいでしょうか。 ○小林 委員長   はい、奥村住宅課長。 ◎奥村 住宅課長   委員御指摘のとおり、平成27年度までに耐震改修率 100%の目標達成に向けて、今も取り組んでいるところですが、極めて厳しいものと認識しております。  しかしながら、東京都耐震改修計画に基づきまして、東京都及び都内の自治体におきましても平成27年度までに耐震化率 100%を目標としておりますので、特定緊急輸送道路の沿道建築物の耐震化につきましては、震災時の物資を運ぶ緊急搬送ルートであり、調布市民はもちろんですが、東京都全都民の生命を守るということから、目標達成が極めて厳しいものと認識しているところですが、耐震改修率 100%に向けて引き続き取り組んでまいりたいと考えております。  耐震診断につきましては、今年度、先ほど御説明申し上げたとおり19件という実績しかざいませんでしたが、残り34棟、そのうち3件は除却されておりましたので、平成26年度は31件の耐震診断をやらなければならないというところですが、29件の皆様につきましては耐震診断の意思があるということで御確認がとれているところでございますので、26年度は、何としてでも早期に耐震診断の実施率を 100%に向けて取り組んでいくというのが喫緊の課題かなと考えております。  以上でございます。 ○小林 委員長   奇策という話がありましたけども、その答弁をいただいていませんので。 ◎奥村 住宅課長   奇策というところはないのですが、着実に耐震診断 100%、26年度早期に向けて達成するように取り組んでまいりたいと考えております。耐震診断が 100%になりますと、改修工事等々も進捗するという形になってきますので、それをとりあえず住宅課としては早期に取り組んでいけるように、建築指導課と連携を図りながら、また、東京都さんのほうにもお知恵を拝借しながら取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆平野 委員   26年度は、既に31件中の29件が診断の意思を示していただいているということで、それは、何か一生懸命されたから31件中29件が既に示してくれているということだと思うんですけども、具体的にどういったことで、そんなに急に29件、あと2件になったのか、教えていただきたいと思います。 ◎奥村 住宅課長   平成25年度、調布市独自の取り組みといたしまして、建築指導課と住宅課が連携いたしまして、3人1組体制によるローラー作戦、戸別訪問等々をかけさせていただきました。  また、対象建築物所有者の現況確認ですとか、住宅課のほうでは補助金等々、太陽光ですとか、そういったところで現地に出向いて写真を撮ったりする作業がございますので、その足で特定緊急輸送道路、まだ未耐震の方々等のお宅を訪問したりですとか、あとは電話連絡を小まめにやったというところから、今までなかなか進捗しなかった耐震診断のほうが所有者の方からかなり認識されまして、耐震診断をやりますというような表明をいただいているところでございます。 ◆平野 委員   大変評価したいと思います。そうやってローラーをかけてくださるとか、現場を歩いてくださって、それはすばらしいことだと思います。  もう1つだけお伺いしたいのは、残り31件中の31件、 100%にならないと耐震化工事に向けて何かふぐあいがあるんでしょうか。先ほどの説明ですと 100%になればというふうな言われ方をされましたので、その辺は、例えば95%と 100%じゃどう違うのか。診断じゃなくて、実際工事に向けてですね。その辺の違いを教えていただけますでしょうか。 ◎奥村 住宅課長   31件の対象建築物の方に耐震診断をしていただかないと、その対象建築物が耐震性を有しているのか、有していないのかがわかりませんので、そういう意味では 100%を目指しませんと、耐震改修率のほうが 100%なのかどうなのかというところが出てこないところでございます。 ◆平野 委員   わかりました。ありがとうございました。 ○小林 委員長   ほかに。はい、雨宮委員。 ◆雨宮 委員   今のところなんですけど、いわゆる耐震に関係する流れというのは、ここにあるように診断から設計、実際の改修工事というふうな流れになるんですけども、大体、緊急輸送道路に限らず一般的な耐震事業というのは、診断まではやるんですよね。だけど、実際に改修工事がどこまで貫徹できるのかというところで、大方とまっているというのが一般的な状況だろうというふうに私は理解しているんですが、それで、この事業の対象になった建物については、補助の内容はどういう仕組みになっていたんでしたっけ。 ○小林 委員長   奥村住宅課長。 ◎奥村 住宅課長   補助率ですが、耐震診断は診断費用の原則10分10、補強設計は設計費用の6分の5、こちら、国が3分の1、都が3分の1、市が6分の1。耐震改修、建てかえ、除却につきましては改修費等の6分の5、国が3分の1、都が3分の1、市が6分の1。これに加えまして、国拡充分というのが1月9日から開始されておりますが、補強設計が6分の1、したがいまして、補強設計については原則10分の10の補助となっております。また、耐震改修、建てかえ、除却等々に関しましても、国の拡充分がございまして10分の9という形になっておりますので、所有者の方の負担は10分1という形になってございます。 ◆雨宮 委員   所有者負担が10分の1だとはいっても、結構、建物としてはかた物が多いんじゃないかと思うんです。それで、現状で、診断をしてみないとどの程度のものが必要かわからないというと、それで話は終わっちゃうんだけど、ざっとにらんだ感じで、改修工事費用、例えば一番大きなところで、どのぐらいのものが見積もられそうなんですかね。  つまり、本当に10分の1の所有者負担だとしても、それの絶対額がどの程度のものになって、負担能力があるかないかというところが一番肝心なところなもんで、その辺をちょっとお聞きしておきたいんです。 ◎奥村 住宅課長   25年度の耐震改修及び建てかえに要した費用の最大で申し上げますと、最大で約4億 1,910万円余を要しました。そのうち補助金は約 4,759万円、自己負担が約3億 7,151万円と(「逆じゃないの、逆だろう」と呼ぶ者あり)。 ◆雨宮 委員   改修費用なんですけど、改修工事費用。 ◎奥村 住宅課長   申しわけございません。平成25年度の実際の事業費4億 6,600万円余、自己負担が 215万 8,000円でございます。 ◆雨宮 委員   今の答弁はちょっと理解しがたいんですが、4億 6,000万円というのは事業費の総体なのか、それとも1件当たりのマキシマムの値なのかが1点ですね。  それからもう1つ、4億 6,000万円に対して所有者負担 200何十万とか、たしか言ったと思うんですが、10分の1の負担割合だとすると、例えば4億 6,000万円が妥当な数字だとしても、それが10の1といったら 4,600万円でしょう。桁もちょっと違うし、ちょっと整合性がとれないような感じがするんですけど、どうなんでしょう。 ◎奥村 住宅課長   済みません、後ほど資料でお配りいたしたいと思います。 ○小林 委員長   それでは、暫時休憩します。    午後1時44分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後1時52分 開議 ○小林 委員長   委員会を再開いたします。奥村住宅課長。 ◎奥村 住宅課長   先ほど申し上げました 460万円余、自己負担 210万円余の金額につきましては、補強設計の金額でございましたので、訂正させていただきます。  その他の件に関しましては、後日、資料を送付させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   資料ということですので、それを了といたしますが、ただ、その資料をつくる場合に、私は、これ、今まで何げなく議論してきたんだけど、この事業の制度自体の中身が実を言うとよくわからないんですよ。だから、制度設計の中身がわかるようなものにしていただくことが1つと、その制度の枠組みに基づいて25年度に実行された実額がどういうふうになるのか。  特に一番気にしているのは、補助率がどれだけ高くなったとしても、自己負担分の絶対額が相当程度高い額になるとすれば、それは、個人なり、事業所なりで負担し切れるかどうかというところを知りたかったのが1つと、それは、とりもなおさず、この事業自体の実現可能性が本当に客観的にあるのかどうかということを知りたいということのためなんで、そこら辺の趣旨をよく受け取っていただきまして、資料のほうをよろしくお願いします。 ○小林 委員長   それでは、そういった形の資料提出をお願いいたします。  ほかにございますか。大河委員。 ◆大河 委員   この緊急輸送道路のこの事業について、ちょっとお伺いしたいと思います。三鷹通りが指定されているわけですけど、当然、それに並行するように、実はこの計画があった後ですけども、武蔵境通りが並行しているわけですね。それを考えると、何としてでも緊急輸送道路なのかというと、充てるところの見直しということがもう少し速やかにされたほうがいいんじゃないかなというふうに私は思っていますけども、この耐震化促進事業、もうやっているものですけども、東京都は、武蔵境通りというのはどういうイメージで捉えているんですかね。 ○小林 委員長   奥村住宅課長。 ◎奥村 住宅課長 
     武蔵境通りは、委員おっしゃるとおり、幅広の道路でして、そちらのほうに関しては調布市以外でも特定緊急輸送道路に指定する道路を変更したほうがいいんではないかという自治体の意見もあるところですが、東京都の考え方としては、当時、特定緊急輸送道路に指定した道路、今で言いますと対象物件があるのは甲州街道、三鷹通り、品川通りですが、それから、指定を外すということは、見直しは考えていないというような見解でございました。  以上です。 ◆大河 委員   なぜ聞いたかといいますと、普通考えたときに、それしかないんで緊急にといった場合、その緊急性がどうなのというふうに問われる部分もあると私は思います。だとしたら、当事者の人からすれば、たとえ本人負担が10分の1であってもどうなのというふうに、やはり予定されていない場合、言われてもいかがなものかなというふうに私は捉えるんじゃないかと思います。  ここからは意見ですけれども、東京都は、これにまた熱心に取り組むというお話もありましたけども、もしそうであるんであれば、限りなく本人負担を減らす方向でいかないと実現は難しい。ですから、市から東京都に対して、やはり武蔵境通りも抱える中で、事業の整合性を市で対象の方に納得していただくにはなかなか難しい。ですから、たとえわずかでも、もう少し本人負担を軽減できるようなことにぜひ取り組んでいただきたいということもあわせて要望していく必要があるんではないかと私は思いますので、もし、そうお考えでしたら、そのように頑張っていただきたいなと思います。これは意見です。 ○小林 委員長   ほかに御意見は。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   それでは、なしと認め、以上で都市整備所管の質疑、意見を打ち切ります。  これより討論を許しますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第3号「平成25年度調布市一般会計補正予算(第4号)」、建設委員会所管部門、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、議案第3号は原案了承と決定いたしました。  次に、議案第5号「平成25年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」についてを議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。畑山用地課長。 ◎畑山 用地課長   議案第5号「平成25年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明させていただきます。  1ページをお願いいたします。本補正予算につきましては、条文に記載しておりますとおり、歳入歳出予算の額を補正するものであります。歳入歳出予算の補正につきましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出予算の総額からそれぞれ 2,357万 7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億 9,613万 7,000円とするものでございます。  裏面、第1表、歳入歳出予算補正をごらんください。歳入では款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出につきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして減額補正をしております。それぞれの款項の予算額は表のとおりでございますが、補正前の額、2億 1,971万 4,000円から歳入歳出それぞれ 2,357万 7,000円を減額いたしまして、歳入歳出の合計をそれぞれ1億 9,613万 7,000円とするものでございます。  次に、5ページをお願いいたします。歳入歳出補正予算の事項別明細書でございます。  歳入につきましては款5「財産収入」と款10「繰入金」を、また、歳出につきましては款5「用地費」と款10「繰出金」におきまして、それぞれ記載のとおり減額補正をしております。  次に、6ページ、7ページをお願いいたします。歳入の全般でございます。  款5「財産収入」、項5「財産運用収入」、目5「利子及び配当金」につきまして5万 5,000円を増額補正するものであります。内容といたしましては、土地開発基金の利子収入の増額でございます。  款5「財産収入」、項10「財産売払収入」、目5「不動産売払収入」につきまして 2,080万 4,000円を減額補正いたします。内容といたしましては、当初予算において、土地開発公社からの買い戻しを予定しておりました市道北69号線用地につきまして、翌年度に東京都の補助金が見込まれるため不動産売払収入を減額するものであります。  款10「繰入金」、項5「一般会計繰入金」、目5「一般会計繰入金」につきまして 282万 8,000円を減額補正いたします。内容といたしましては、土地開発公社へ支払う債務負担解消分の利息について、償還利息が確定したことから、一般会計からの繰入金を減額補正するものであります。  次に、8ページ、9ページをお願いいたします。歳出でございます。  款5「用地費」、項5「用地買収費」、目5「用地買収費」につきまして減額補正をいたします。内容につきましては、右側9ページをごらんください。  公共用地買収費について 2,363万 2,000円を減額補正するものであります。内容といたしましては、当初予算において、土地開発公社から買い戻しを予定しておりました市道北69号線用地につきまして、翌年度に東京都の補助金が見込まれるため、生活道路用地買収費を 2,080万 4,000円減額いたします。また、土地開発公社へ支払う債務負担解消分の利息について 282万 8,000円を減額補正するものであります。  続きまして、10ページ、11ページをお願いいたします。  款10「繰出金」、項10「基金繰出金」、目5「土地開発基金繰出金」につきましては、土地開発基金の利子収入の増額分、5万 5,000円を増額補正するものでございます。  以上が議案第5号「平成25年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」の説明でございます。よろしく御審査のほどお願い申し上げます。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより一括して質疑、意見を求めます。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なしと認め、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論に入りますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第5号「平成25年度調布市用地特別会計補正予算(第2号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、議案第5号は原案了承と決定いたしました。  ここで、説明員の入れかえのため暫時休憩といたします。    午後2時3分 休憩        ─────────── ── ───────────    午後2時5分 開議 ○小林 委員長   委員会を再開いたします。  議案第6号「平成25年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてを議題といたします。  本件について理事者の説明を求めます。はい、岩下下水道課長。 ◎岩下 下水道課長   それでは、議案第6号「平成25年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」につきまして御説明申し上げます。  今回の補正につきましては、一般会計と同様に、年度末を見据えた執行見込額を精査し、所要の額を補正するものでございます。  それでは、1ページをお開き願います。  今回の補正につきましては、歳入歳出予算の補正、繰越明許費の設定、地方債の補正を内容としております。  初めに、歳入歳出予算につきましては、第1条のとおり、歳入歳出予算をそれぞれ4億 7,425万 5,000円減額し、予算総額を31億 8,544万 5,000円とするものでございます。  続きまして、3ページをお願いいたします。  続きまして、第2表、繰越明許費でございます。その内容は、款10「事業費」、項5「管渠整備費」の耐震工事費につきまして 8,500万円を、同じく枝線工事費につきまして 8,000万円を、同じく都道共同工事負担金につきまして 200万円の繰越明許費を設定するものでございます。  内容といたしましては、1つ目の耐震化工事につきましては、マンホールと下水道管渠の継ぎ手部分の可とう化を行うため工事起工を行いましたが、入札不調となったものでございます。  2つ目の枝線工事費の内容は2点あり、1つは、都市計画道路調布3・4・33号線管渠新設工事において、当初、応札者がいなかったため入札中止となり、再入札を行うものでございます。もう1つは、調布駅北側の下水道管新設工事につきまして、工事工程調整の結果、年度内の完成が見込めなくなったものでございます。  3つ目の都道共同工事負担金につきましては、東京都の施工する都市計画道路築造に伴う下水道整備に対する負担金であり、都の事業進捗により年度内の完成が見込めなくなったものであります。  これらのことから、必要な事業費につきまして、平成26年度に繰り越すこととするものでございます。  続きまして、第3表、地方債補正でございます。  野川処理区整備事業や管渠建設事業など8つの事業につきまして、執行額の確定などに伴いまして、各事業の地方債限度額が変更となりますことから、各事業それぞれ記載のとおり限度額を補正するものでございます。この結果、平成25年度の下水道事業における借入限度額は5億 6,060万円となるものであり、年度末の下水道事業債の残高見込みは60億 8,400万円余となるものでございます。  続きまして、補正予算の内容につきまして、歳出予算から御説明いたします。10、11ページをお願いいたします。  款10「事業費」、項5「管渠整備費」、目5「維持管理費」の補正でございます。右側の説明欄に沿って御説明いたします。  初めに、◎下水道管渠維持管理費の下水道施設長寿命化推進事業につきましては、長寿命化事業の調査委託の契約実績に基づき 1,490万円余を減額するものでございます。  次に、管渠等補修工事費につきましては、維持管理上必要な補修工事、緊急工事に対応するための費用につきまして 1,280万円余の増額をお願いするものでございます。  次に、耐震化工事費につきましては、下水道施設の防災対策といたしまして、マンホールと下水道管との継ぎ手部分を柔軟な構造とする可とう化を行うものでございます。先ほど御説明いたしましたとおり、入札不調であったことから繰越明許費を設定するものでございますが、執行見込額による精査を行い、 1,610万円余を減額するものでございます。  次に、合流式下水道改善事業費につきましては、浸透管設置工事の実施設計及び設置工事費、さらに水面制御装置の調査委託に要する費用につきまして、契約実績に基づき減額するものでございます。  なお、合流式下水道改善事業につきましては、平成25年度は、設置工事など事業の最終年度でございまして、本年度は水面制御装置5カ所、雨水浸透管93基を設置し、事業を完了する見込みでございます。  2番目の◎下水道水質管理費につきましては、東京都の流域下水道幹線と調布市の下水道管との接続点における水質検査費に係る費用の執行見込額による精査を行い、 100万円を減額するものでございます。  3番目の◎仙川中継ポンプ場維持管理費につきましては、ポンプ交換など、施設改修費の契約実績に基づき 710万円余を減額するものでございます。  4番目の◎流域下水道処理負担金につきましては、市内の下水を処理している東京都森ケ崎水再生センターにおける下水処理及び汚泥処理に係る費用並びに維持管理費の負担金であり、執行見込額による精査を行い、1億 1,670万円余を減額するものでございます。  次に、目10「管渠費」に移りまして、1番目の◎管渠建設費につきましては、設計・測量・調査委託料及び枝線工事費につきましては、都市計画道路調布3・4・28号線や国領駅前広場の整備に伴う設計費及び工事費でございますが、整備のスケジュールに伴い 1,220万円余及び1億 4,690万円余を減額するものでございます。  次に、都道共同工事負担金につきましては、東京都の施工する都市計画道路、調布3・4・11号線や調布3・4・17号線の築造に伴う下水道整備に対する負担金であり、都の事業進捗より年度内の完成が見込めなくなったものであることから、 4,050万円余を減額するものでございます。  次に、京王線連立下水道事業負担金につきましては、連立事業本体とあわせて下水道移設工事の仮設や復旧工事などを実施しており、事業の進捗伴い 5,130万円余を減額するものでございます。  2番目の◎野川処理区整備費負担金につきましては、市内の下水を処理している東京都森ケ崎水再生センターにおける下水処理施設及び汚泥処理施設の整備費並びに野川流域における合流改善事業に対する負担金であり、事業費の確定に伴い 1,210万円余の増額をお願いするものでございます。  次に、12、13ページをお願いいたします。  款15「公債費」、項5「公債費」の◎利子償還費でございますが、平成24年度起債分の利子の確定に伴い 350万円余を減額するものでございます。  続きまして、歳入予算について御説明いたします。戻りまして、8ページ、9ページをお願いいたします。右側の説明欄をごらん願います。  款10「使用料及び手数料」の現年賦課分の下水道使用料につきましては、ここ数年の水道使用量の緩やかな減少傾向に伴い、下水道の使用が見込みの量を下回りましたことから、決算見込額に基づき 8,950万円余を減額するものでございます。  同じく滞納繰越分の使用料につきましては、決算見込額に基づき 160万円余を減額するものでございます。  次の款15「国庫支出金」の○社会資本整備総合交付金(下水道事業)につきましては、対象となる合流式下水道改善事業費などの精査により 6,630万円余を減額するものでございます。  次の款20「都支出金」の○下水道整備費補助金につきましては、国庫補助事業に係る東京都の補助金であり、対象となる合流式下水道改善事業費などの精査により 330万円余を減額するものでございます。  次の款40「諸収入」の○消費税過年度清算金につきましては、平成24年度の事業費の確定に伴う消費税の還付でございまして、 930万円余を増額するものでございます。  最後に、款90「市債」につきましては、野川処理区整備事業、管渠建設事業など8つの事業につきまして、事業費の確定等に伴い、総額で3億 2,280万円を減額するものでございます。  下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、御説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○小林 委員長   理事者の説明は終わりました。これより一括して質疑、意見を求めます。雨宮委員。 ◆雨宮 委員 
     8、9ページの歳入なんですが、先ほどの説明で、使用料がここのところ連続的に減少傾向にあるという説明があったと思いますけれども、下水道使用料というのは上水の使用量にリンクしているわけですけども、人口がふえ続けている割には、これだけの金額で減るというところの因果関係がちょっとよく見えないんですが、教えてもらえませんか。 ○小林 委員長   岡田下水道課主幹。 ◎岡田 下水道課主幹   ただいま委員に御指摘いただきましたように、下水道の使用料につきましては、ここ数年、緩やかな減少傾向でございます。その理由につきましていろいろ調べているところでございますが、やはり節水型機器の普及が大きく影響しているのかなというところでございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   それはわかりました。  今度は歳出のほうで、1つは、都道共同工事負担金、これの都道の路線名と、それから、その下の京王線の負担金について、これは、精査の結果というか、実績に基づいてということなんだろうというふうに思いますけども、京王線の立交工事自体は26年度完了ですよね。そうすると、下水の負担金については、25年度、この補正をもって終了というふうに見ておいてよろしいんでしょうか。その2点を ○小林 委員長   岩下下水道課長。 ◎岩下 下水道課長   初めに、都道共同工事負担金でございますが、東京都の施工いたします施工箇所、路線名は3・4・11号線、佐須街道と、もう1カ所は3・4・17号線、若葉町でございます。  それから、京王線連立下水道整備事業でございますが、連立事業本体と合わせまして平成26年が最終年度というふうに考えてございます。  以上でございます。 ◆雨宮 委員   都施工の共同工事負担金の3・4・17は何となくわかるんですけど、佐須街道というのはどの部分になるんですかね。 ◎岩下 下水道課長   佐須街道と中央自動車道の交差するというか、御塔坂の交差点の東側あたりというのが予定箇所でございます。 ◆雨宮 委員   これは、新設になるんですか、布設がえ。 ◎岩下 下水道課長   佐須街道は、現在、現道として機能しております。都が計画しておりますのは拡幅でございますので、そういう意味では新設というふうになります。 ◆雨宮 委員   わかりました。 ○小林 委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   なしと認め、質疑、意見を打ち切ります。  これより討論に入りますが、討論はありますか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   討論なしと認め、討論を打ち切ります。  お諮りいたします。  議案第6号「平成25年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、本件については原案了承と決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林 委員長   御異議なしと認め、議案第6号は原案了承と決定いたしました。  以上で当委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  それでは、これをもちまして建設委員会を散会いたします。お疲れさまでございました。    午後2時21分 散会...