ツイート シェア
  1. 茨城県議会 1996-03-11
    平成8年文教治安常任委員会  本文 開催日: 1996-03-11


    取得元: 茨城県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時33分開議 ◯海野委員長 ただいまから,文教治安委員会を開会したいと思います。        ─────────────────────────── 2 ◯海野委員長 本日の委員会記録署名委員を指名いたします。  本澤委員,川津委員にお願いをいたします。        ─────────────────────────── 3 ◯海野委員長 きょう,あしたと教育庁関係の審査を行うことといたしたいと思いますが,本日は議案の説明のみとし,明日は,質疑,採決,請願の審査を予定しておりますので,よろしくお願いをいたします。  議事に入るに先立ち,謹んで申し上げます。  御案内のとおり,去る1月25日,本委員会の出席説明者でございました堀田教育次長が急逝されました。心から御冥福をお祈り申し上げます。        ─────────────────────────── 4 ◯海野委員長 それでは,これより議事に入ります。  委員会に付託されました案件のうち,教育庁関係は,第1号議案中教育庁所管事項,第58号議案ないし第60号議案,第73号議案中教育庁所管事項,第 102号議案及び第 105号議案中教育庁所管事項についてであります。  これら案件を一括して議題といたします。  これより,平成7年度関係議案について執行部の説明を求めます。  初めに,小林教育長。 5 ◯小林教育長 それでは,今議会に提案しております教育関係議案の説明に先立ちまして御報告申し上げます。  さきの平成7年第2回定例県議会の当委員会におきまして,平成7年度から平成17年度までの本県教育行政の指針でありますいばらき教育プランの基本構想編と基本計画編の策定を御報告いたしましたが,このたび,それに加えまして,基本計画編に掲げました施策を着実に実施していくための具体的な事業計画であります実施計画編を策定いたしました。この基本構想編と基本計画編,それに実施計画編と,この3編により,いばらき教育プランが完結しまして,お手元に配付してございます計画書としてまとめることができましたので,御報告申し上げます。  実施計画編につきましては,基本計画編の11ヵ年の計画期間のうち前半6ヵ年に行います事業計画でございまして,学校教育,生涯学習,スポーツ・レクリエーション及び芸術文化について,総数 364本の事業の計画を掲げております。今後は,この具現化と推進を図り,子供たちが21世紀の茨城を担って心豊かにたくましく生きていけるよう,また県民の方々がいつでもどこでも,学習活動やスポーツ活動芸術文化活動を生き生きと活発に行うことができるよう,本県教育の一層の充実発展に取り組んでまいる所存でございます。  なお,実施計画編の概要につきましては,後ほど企画室長から御説明いたします。  次に,平成7年度の教育関係議案等につきまして御説明申し上げます。
     議案4)第2綴の1ページをお開き願います。  第73号議案 平成7年度茨城県一般会計補正予算(第4号)でございますが,第1条で 265億 9,289万 6,000円の減額となっておりますが,このうち教育庁所管分は,6ページの中ほどでございますが,12款教育費の補正額でございますが,40億 5,175万 7,000円の減額でございます。これによりまして,教育費の最終予算額は 2,815億 9,258万 1,000円となります。  補正予算の主な内容でございますが,人件費及び天心記念五浦美術館(仮称)整備費の決算見込みによる減額が大宗を占めておりまして,人件費につきましては,小,中,高等学校等の教職員の給料,退職手当などの増減額を合わせますと31億 6,422万 9,000円の減となり,また天心記念五浦美術館(仮称)整備につきましては,3億 4,646万 1,000円の減となります。  次に,10ページをお開きいただきます。  第3表地方債の補正でございますが,この表の下から8行目,盲学校建設事業でございます。次の11ページに移りまして,下から5行目の自然博物館セミナーハウス(仮称)建設事業,一番下の高校整備事業,12ページに移りまして,上から9行目の天心記念五浦美術館(仮称)建設事業,その下の鹿行地区生涯学習センター整備事業,さらに4行下の臨時高校整備事業,6件合わせまして3億円の増額補正をするものでございますが,いずれも県債の充当額の確定に伴うものでございます。  次に,77ページをお開きいただきます。   102号議案 工事請負契約の締結についてでございますが,県立水戸商業高等学校体育館改築工事について,工事請負契約を締結しようとするものでございます。  次に,大変恐縮でございますが,7)第3綴でございますけれども,これの1ページをお開きいただきます。   105号議案でございますが,平成7年度茨城県一般会計補正予算(第5号)の第1表の繰越明許費でございますが,7ページをお開きいただきます。下の方でございますが,12款教育費につきまして,総額で14億 4,056万 7,000円を翌年度へ繰り越して使用するものでございます。  内容につきまして申し上げますと,まず高等学校費でございますが,次の8ページに移りますが,運動場の整備費から耐震補強事業費につきましては,藤代高等学校運動場整備工事外10校の施設工事が,設計の遅延等のため,それから,次の8ページの社会教育費につきましても,そこにございますように,天心記念五浦美術館(仮称)整備費につきまして,同じように不測の湧水等が出まして工事の遅延のために,また管理運営費につきましては自然博物館のセミナーハウスの整備が設計等の遅延のため,いずれも年度内完成が困難になり,翌年度へ繰り越ししようとするものでございます。  以上,教育関係の議案につきまして御説明いたしましたが,なお,詳細につきましては関係課長から説明させますので,よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 6 ◯海野委員長 次に,河野総務課長。 7 ◯河野総務課長 総務課関係の補正予算について御説明申し上げます。  お手元の議案概要説明書6)でございますが, 395ページをお開きいただきたいと思います。  最初に,教育委員会費の11万 9,000円の増でございますが,教育委員の交代による報酬の増額が23万 2,000円及び運営費の執行残が11万 3,000円でございます。  次に,事務局職員費 6,214万円の減でございます。教育委員会事務局等職員給与費等決算見込みによるものでございます。  次に,総務調査費のうち行政指導費,次のページ, 396ページにまたがりますが,21万 1,000円の減となっております。これは決算見込みによる執行残でございます。  次の総務諸費でございますが, 1,460万 5,000円の減でございます。備考欄の上から9行目,項目でいきますと4段目になりますが,文書諸費 151万 6,000円の増になっておりますが,これは本庁各課室の郵便料の増でございます。その他につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  次に,教育財団等運営費 3,091万 9,000円の減についてでございますが,教育財団体育協会職員の給与費の決算見込みによる執行残と,教育財団本部運営費の執行残でございます。  次に,同和教育費 539万 8,000円の減でございますが,備考欄の上から6行目の入学支度金等支給事業費,次のページの地域改善対策進学奨励費につきましては,対象者数の確定による減,その他につきましては決算見込みによる執行残でございます。  次に, 397ページ,私学振興費 1,045万 2,000円の増でございますが,増減の主なものについて御説明いたします。  備考欄の上から8行目に,私立学校教職員共済組合補助 179万 8,000円の増でございます。これは補助額の確定によるものでございます。  次の私立高等学校等経常費補助 828万 2,000円の増でございますが,これは1月1日現在の高校生徒数確定によるものでございます。  次の私立小中高等学校施設設備整備費補助63万 6,000円の減でございますが,事業の確定によるものでございます。  次に,私立高等学校授業料減免事業費補助40万 2,000円の減でございますが,対象生徒数の確定によるものでございます。  次のページ,返していただきまして,私学教育振興会補助 1,245万 2,000円の増でございますが,補助額の確定によるものでございます。  次に,私立幼稚園特殊教育費補助 398万 2,000円の減でございますが,対象幼児数の確定によるものでございます。  次に,私立幼稚園退職基金財団補助 278万 3,000円の増でございますが,補助額の確定によるものでございます。  次に,学校法人立専修学校教育近代化研究費補助 350万円の減でございます。これは対象学校数の確定によるものでございます。  次の私立高等学校等教育改革推進事業費補助 520万円の減でございますが,対象事業の確定によるものでございます。その他につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  以上,総務課計は1億 270万 2,000円の減となります。内訳としましては,特定財源が1億 676万 9,000円の増,一般財源が2億 947万 1,000円の減と相なります。  総務課関係,以上でございます。よろしくお願いいたします。 8 ◯海野委員長 次に,中村企画室長。 9 ◯中村企画室長 続きまして,企画室関係につきまして御説明申し上げます。  同じ資料の 398ページでございます。  企画室の補正予算額は,総務調査費といたしまして 419万 3,000円の減額をするものでございます。その内訳といたしまして,企画調整費の 332万 7,000円の減額でございますが,これは新しい教育振興計画の周知や啓発及び企画室の運営に要した経費の執行残でございます。  次の調査統計費の25万 1,000円の減額でございますが,これは文部省関係の調査あるいは県単独の調査に要した経費の執行残等でございます。  次の広報普及費の61万 5,000円の減額でございますが,これは広報紙の発行及び広聴活動に要した経費の執行残でございます。  以上, 419万 3,000円の減額,特定財源が 4,000円の増,一般財源 419万 7,000円の減額でございます。よろしくお願いいたします。 10 ◯海野委員長 次に,藤枝財務課長。 11 ◯藤枝財務課長 続きまして,財務課関係につきまして御説明いたします。  同じページでございます。  初めに,財務諸費 139万 7,000円の減でございますが,主なものは課内運営費の決算見込みによる減などによるものでございます。  次の 400ページに移りまして,小学校費10億 8,594万 1,000円の増,中学校費5億 6,865万 6,000円の増,次のページに入りまして,高等学校総務費6億 306万 6,000円の減につきましては,いずれも教職員の人件費の決算見込みによる増減等でございます。  次の全日制高等学校管理費でございますが,決算見込みによる歳入補正でございます。  次に,教育振興費 6,706万 6,000円の減のうち, 402ページに移りまして,実験実習費 3,451万 2,000円の減でございますが,これは海洋高等学校実習船運営費の減が主なものでございます。  次の教育設備費 3,255万 4,000円の減でございますが,教育用コンピュータ整備費の減が主なものでございます。  次の高等学校建設費 8,464万 5,000円の減の内訳でございますが,防音校舎建設費6万 2,000円の減,体育施設整備費 1,124万 8,000円の減,校舎等整備費 334万 6,000円の減,校地等整備費20万円の減,次の 404ページに移りまして,老朽校舎改築費 6,978万 9,000円の減でございますが,これは事業費の確定に伴う減額,国補対象事業の確定及び県債の充当額の確定に伴う歳入補正でございます。  次の通信教育費18万 8,000円の減でございますが,これは教科書学習書給与費の給与人員の確定による減でございます。  次の産業教育整備費でございますが,これは施設整備費,学科改編整備費及び工業高校設備リフレッシュ事業費国補対象事業の確定及び県債の充当額の確定に伴う歳入補正でございます。  次の盲ろう学校費2億 5,166万 5,000円の減,次のページに入りまして,養護学校費9億 474万 9,000円の減につきましては,特殊教育諸学校教職員の人件費及び特殊教育就学奨励費決算見込みによる減等でございます。  次の 406ページに移りまして,特殊教育学校整備費 123万 8,000円の減でございますが,これは事業費の確定による減及び国補対象事業の確定による歳入補正でございます。  以上が,財務課の補正予算の概要でございます。  財務課計といたしまして,予算額2億 5,941万 7,000円の減,特定財源8億 2,601万 4,000円の増,一般財源10億 8,543万 1,000円の減となります。  次に,議案4)の10ページをお開き願います。  第3表地方債補正でございますが,下から8行目の盲学校建設事業 7,100万円の増,次の11ページに移りまして,一番下の高校整備事業 6,000万円の増,次の12ページに移りまして,中ほどの上から14行目の臨時高校整備事業1億 1,600万円の増は,いずれも平成7年度事業費の確定に伴いまして,県債の充当額を補正しようとするものでございます。  次に,77ページをお開き願います。   102号議案 工事請負契約の締結についてでございますが,県立水戸商業高等学校体育館改築工事につきまして,株式会社鈴木良工務店代表取締役鈴木重男と,7億 452万円をもって工事請負契約を締結しようとするものでございます。  次に,議案概要説明書8)の37ページをお開き願います。  繰越明許費につきまして御説明いたします。  初めに,高等学校建設費13億 3,357万 4,000円のうち,次の38ページに移りまして,体育施設整備費 7,885万 3,000円でございますが,備考欄をごらん願います。運動場整備費でございますが,藤代高等学校運動場整備工事が設計の遅延により,次の校舎等整備費12億 5,472万 1,000円でございますが,備考欄をごらん願います。セミナーハウス整備費は,笠間高等学校セミナーハウス新築工事が不測の埋設管の切り回し工事に伴い遅延したため,また石下高等学校セミナーハウス新築工事は設計が遅延したため,多目的学習館建設費多賀高等学校の多目的学習館新築工事が不測の埋設管の切り回し工事に伴い遅延したため,また土浦第一高等学校の多目的学習館新築工事が関係機関との調整に日数を要したことにより工事着手がおくれたものでございます。  耐震補強事業費は,土浦二高外5校,いずれも補強設計が遅延したため年度内の完成が困難になり,翌年度へ繰り越ししようとするものでございます。  以上が財務課関係でございます。よろしくお願いいたします。 12 ◯海野委員長 次に,綿引教職員第一課長。 13 ◯綿引教職員第一課長 続きまして,教職員第一課関係について御説明いたします。  議案概要説明書6)の 407ページをお開き願いたいと思います。  まず,小中管理諸費 1,376万 8,000円の減でございますが,これは学校管理指導費及び中学校非常勤講師配置費に係る決算見込みによる執行残でございます。  次の退職手当費の予算につきましては,28億 3,176万円の補正減となるわけでございますが,その主なものは勧奨退職者数の減によるものでございまして,当初見込みに対しまして,68名の減ということでございます。  以上,教職員第一課といたしまして,歳出総額28億 4,552万 8,000円の減,特定財源で14億 1,498万 4,000円の減,一般財源では14億 3,054万 4,000円の減となるわけでございます。  よろしく御審議のほどお願いいたします。以上です。 14 ◯海野委員長 次に,長瀬教職員第二課長。 15 ◯長瀬教職員第二課長 続きまして,教職員第二課関係の補正予算について御説明申し上げます。  議案概要説明書6),今のページですが, 407ページからでございます。ページを返していただきます。  高校管理諸費につきましては, 708万 9,000円の減額でございます。そのうち,企画調査費は 270万円の減額でございます。備考欄の入学者選抜方法協議会費入学者選抜実施費学科改編等推進費につきましては,いずれも執行残による減額でございます。  管理諸費は 438万 9,000円の減額でございます。備考欄の修学奨励資金貸付費につきましては,貸与者の減によるものでございます。人事管理費から運営費までの事項につきましては,いずれも執行残による減額でございます。時間講師報酬につきましては,県立学校非常勤講師の通勤手当費の増によるものでございます。  次に,奨学資金貸付費 573万 2,000円の減額につきましては,継続貸与者の休学等に伴う貸与停止等によるものでございます。  教育指導費につきましては,特殊教育推進費 383万円の減額でございます。備考欄の2番目,早期教育推進事業費につきましては,盲ろう学校における早期教育指導員報酬単価改正による増でございます。早期教育推進事業費以外の事項につきましては,いずれも執行残による減額でございます。  以上,教職員第二課関係といたしまして,歳出予算額 1,665万 1,000円の減額,特定財源 405万円の減額,一般財源 1,260万 1,000円の減額でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 16 ◯海野委員長 次に,川井生涯学習課長。 17 ◯川井生涯学習課長 生涯学習関係について御説明申し上げます。   410ページをお開き願います。  まず,社会教育指導費でございますけれども, 7,189万円の減額でございます。このうち生涯学習推進費でございますけれども, 5,784万 5,000円の減でございます。備考欄で申し上げますと,青少年教育振興費,このいずれも決算見込みによる減でございます。  それから,このページの下から3行目,婦人教育振興費でございますけれども,国補事業につきましては国庫支出金の確定による減,また県単事業につきましては決算見込みによる残でございます。  それから,中ほどに行きますけれども,家庭教育振興費及び成人教育振興費,いずれも国庫支出金の確定による減でございます。  社会同和教育振興費,これは決算見込みによる残でございます。  それから,生涯学習推進事業費,これは国庫支出金の確定による減でございます。生涯学習推進広報啓発事業費及び県南地区生涯学習センター建設調査費,いずれも決算見込みによる減でございます。  次の 412ページに移らせていただきます。  生涯学習審議会費,次の市町村生涯学習実践活動支援事業費,その下の生涯学習ネットワーク化検討委員会費,いずれも決算見込みによる減額でございます。  鹿行地区生涯学習センターにつきましては,決算見込みによる減額でございますけれども,特に主なものといたしまして,8年度に建設を予定してございます多目的ホールの設計委託費が,かなり見込みより安くできたということでございます。  続きまして,社会教育体制充実費でございます。 1,117万 5,000円の減でございます。備考欄で申し上げますと,指導体制強化費,これにつきましては国庫補助支出金の決算確定による減でございます。県の社会教育指導員報酬につきましては,指導員報酬の単価アップがございました。これによる増でございます。視聴覚教育指導費,これにつきましては決算見込みによる減でございます。  社会教育推進費につきましては,これも決算見込みによる減額と,さらに次のページの一番上に書いてございます地域改善対策集会所整備費補助,これにつきましては,真壁町と境町で集会所の建設費補助を予定しておりましたけれども,両町とも地元住民の同意が得られなかったことのため,集会所の建設を中止したことによる減額でございます。  続きまして,社会教育費の諸費の 287万円の減でございますけれども,社会教育委員会議費,運営費,いずれも決算見込みによる減でございます。  次に,社会教育施設費でございますけれども, 860万 2,000円の減でございます。備考欄で申し上げますと,図書館費から一番下の県西生涯学習センター費までのうち,2番目の西山研修所,一番下の県西生涯学習センター費以外は,いずれも決算見込みによる減でございます。  西山研修所につきましては,浄化槽の酸性を中和するためにペーハー調整器を取りつける工事を行いました増でございます。県西生涯学習センターにつきましては,未買収用地が残っておりましたけれども,その未買収用地が194.91平米購入できましたので,それによる増でございます。  以上,生涯学習課の計でございますけれども,予算額 8,049万 2,000円の減,特定財源1億 5,154万円の増,一般財源2億 3,203万 2,000円の減でございます。  次に,恐れ入りますけれども,議案4)の12ページをお開きください。  第3表の地方債の補正でございますけれども,上から10行目に記載されてございます鹿行地区生涯学習センター整備事業でございますけれども,1億 4,900万円の増となってございます。これにつきましては,麻生町にございます茨城県立婦人教育会館に鹿行生涯学習センターを併設すると,それに伴いますレストランの増築工事を実施いたしました。この建設に充当するものでございます。  以上で,生涯学習課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどをお願いいたします。 18 ◯海野委員長 次に,野田参事兼保健体育課長。
    19 ◯野田参事兼保健体育課長 続きまして,保健体育課関係について御説明申し上げます。  大変恐れ入りますが,6)の議案概要説明書の 414ページをお開き願います。  初めに,体育振興費の 5,125万 9,000円の減でございます。まず,学校体育費の45万 1,000円の減につきましては,学校体育指導費から3番目のフィットネスアドバイザー派遣事業費まで,いずれも決算見込みによる執行残でございます。  次に,社会体育費 3,139万 7,000円の減でございますが,内訳といたしましては,地方スポーツ振興費,その下にあります体力つくり推進事業費につきまして,いずれも国庫補助事業の確定による減でございます。   415ページに移りまして,スポーツ振興審議会費でございますが,これは決算見込みによる委員報酬の執行残でございます。  次の社会体育振興費から学校体育施設開放事業費までにつきましては,いずれも決算見込みによる執行残でございますが,次の体育施設整備費でございますが,これは事業実施箇所の減によるものでございます。  次の諸費につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  その次の体育施設整備指導事務費につきましては,国庫補助事業の確定による増でございます。  次の社会体育施設検討費につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  続きまして,運動競技費 1,941万 1,000円の減でございます。内訳といたしまして,まず国民体育大会費でございますが,これは昨年福島県で国民体育大会が行われましたが,その大会への選手派遣人数の減に伴う執行残でございます。  次の各種体育大会費につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  その次の体育協会育成費でございますが,これは給与改定に伴います人件費補助の増によるものでございます。  次に,団体等育成費でございますが,これは全国大会等に参加する生徒の交通費等として県中学校体育連盟等に補助をしているところでございますが,参加生徒数の減に伴う執行残でございます。  次の 416ページをお開き願いまして,一番上の行の競技力向上費,次の国民体育大会関東ブロック大会開催費につきましては,ともに決算見込み執行残でございます。  次に,体育施設費 156万円の減でございますが,野外活動センター費からライフル射撃場費まで,いずれも各施設の管理運営費の決算見込みによる執行残でございます。  なお,使用料につきましては,堀原・東町運動公園等における施設の使用料の増でございます。  続きまして,保健給食振興費 772万 6,000円の減でございます。学校保健費 588万 5,000円の減でございますが,まず要保護及び準要保護児童生徒医療費につきましては,決算見込みによる執行残でございます。  健康管理費でございますが,これは県立学校児童生徒及び教職員の定期健康診断の検診単価改定による増でございます。  次の健康教育推進費から, 417ページに移りまして生徒健康診断充実費まで,いずれも決算見込みによる執行残でございます。  続きまして,学校給食費 184万 1,000円の減でございますが,夜間定時制高等学校給食費,その下の学校給食施設促進指導費につきましては,国庫補助事業の確定による減でございます。  次の県立学校給食施設設備整備費及びその下の学校給食指導管理費につきましては,ともに決算見込みによる執行残でございます。  以上,保健体育課計でございますが,予算額 6,054万 5,000円の減,特定財源5万 1,000円の減,一般財源 6,049万 4,000円の減でございます。  以上で,保健体育課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 20 ◯海野委員長 次に,池田指導課長。 21 ◯池田指導課長 続きまして,指導課関係について御説明させていただきます。  ただいまの保健体育課に続きまして, 417ページ一番下から指導課関係でございます。  それでは,ページを繰っていただきまして 418ページをお開き願います。  教育指導費 3,678万 1,000円の減額のうち指導助言費の 178万 1,000円の減額でございますが,備考欄の公立学校指導助言費から福祉教育推進事業費まで,いずれも決算見込みによるものでございます。  次に,現職教育費 2,597万 9,000円の減額でございますが,備考欄上から2つ目の生徒指導総合推進費 169万 4,000円の増額につきましては,教育事務所に配置しております生徒指導相談員の報酬の単価増に伴うものでございます。   419ページの上から3つ目の長期研修代替講師等報酬の減額がありますが,教員の内地留学に係る補充教員について,国庫負担対象の定数配当が増加したことに伴うものでございます。その他の事項につきましては,いずれも決算見込みによる減でございます。  次に,学力向上対策費 902万 1,000円の減額でございますが,備考欄の国際教育推進費から英語指導助手招致費まで,いずれも決算見込みによる減でございます。  続きまして,教育研修センター費 9,439万 4,000円の減額でございますが,主なものといたしましては,備考欄2つ目の教育研修費,国補の 8,145万 8,000円の減がございます。これは,初任者研修において研修対象教員数が当初計画より少なかったことによる非常勤講師の採用減などに伴うものでございます。  続きまして, 420ページをお開き願います。  一番上の運営費の減額でございますが,教育研修センターに係る光熱水費等の減によるものでございます。  以上,指導課計といたしまして,予算額1億 3,117万 5,000円の減額,特定財源計 2,673万 8,000円の減額,一般財源1億 443万 7,000円の減額でございます。  よろしく御審議のほどお願いいたします。 22 ◯海野委員長 次に,大森福利厚生課長。 23 ◯大森福利厚生課長 それでは,福利厚生課関係につきまして御説明を申し上げます。  同じく 420ページでございます。  まず,教職員住宅費 361万 6,000円の減額でございますが,教職員住宅整備費のうち購入費は教職員住宅の固定資産税,また維持管理費は独身寮の共同炊事の経費,いずれも執行残でございます。  次に,厚生諸費 240万円の減額でございますが,職員安全衛生管理費は,教育庁等職員の定期健康診断費の執行残でございます。  1つ飛びまして,公立学校共済組合宿泊施設会議室使用料,これは県庁各課のサンレイク水戸などの会議室使用件数,これの増に伴うところの増額でございます。  それから,1つ飛びまして,教職員相談事業費は相談員報酬等,教職員等ライフプラン推進費はガイドブック作成費,いずれも執行残によるものでございます。  次, 421ページに移りますが,恩給及び退職年金費1億円の減につきましては,受給権者の死亡失権によるところの執行残でございます。  以上,福利厚生課といたしましては,歳出総額1億 601万 6,000円の減額,特定財源 146万 9,000円の減,一般財源1億 454万 7,000円の減で補正をお願いするものでございます。  どうぞよろしく御審議のほどお願いいたします。 24 ◯海野委員長 次に,大島文化課長。 25 ◯大島文化課長 文化課関係につきまして御説明申し上げます。   421ページでございますが,文化振興費 2,662万 8,000円の減でございますが,このうち芸術文化振興費 200万円の減につきましては,備考欄1行目の課内運営費,3行目の指導者育成費,これはいずれも決算見込みによる減でございます。2行目の芸術文化事業推進費につきましては,事業確定,入場者の増によるものでございます。  次の文化財保護費 2,462万 8,000円の減につきましては,文化財保存調査費,国指定文化財管理費補助,これにつきましてはいずれも国補事業の確定によるものでございます。  次に, 422ページ,文化財普及費,銃砲刀剣類登録審査費,埋蔵文化財調査費,これにつきましてはいずれも決算見込みによる減でございます。埋蔵文化財発掘調査費補助,文化財等整備費補助,これにつきましては国補事業の確定によるものでございます。常磐新線等発掘調査整理費,これにつきましては決算見込みによる減額でございます。  次に,文化施設費4億 1,841万円の減でございますが,このうち近代美術館費3億 7,346万 7,000円の減につきましては,管理運営費,展覧会費,資料整備費,美術普及活動費はいずれも決算見込みによる減額でございます。  次のつくば美術館費のうち,管理運営費,展覧会費,美術普及活動費はいずれも決算見込みによる減額でございます。  次の備考欄にあります天心記念五浦美術館(仮称)整備費3億 4,646万 1,000円につきましては,工事入札差金によるものでございます。  次の歴史館費 2,496万 7,000円の減額につきましては,管理運営費,事業費,資料収集費,施設整備費,これらはいずれも決算見込みによる減額でございます。  次の自然博物館費 1,997万 6,000円の減につきましては,管理運営費,展示事業費,資料収集事業費,教育普及事業費, 424ページの企画広報費は,いずれも決算見込みによる減額でございます。  以上,文化課といたしまして,歳出総額4億 4,503万 8,000円の減額,特定財源 125万 7,000円の減額,一般財源4億 4,378万 1,000円の減額でございます。  次に,議案4)の11ページをお開き願います。  第3表地方債補正でございますが,11ページの下から5行目,自然博物館セミナーハウス(仮称)建設事業 900万円の増でございます。次のページ,12ページ上から9行目の天心記念五浦美術館(仮称)建設事業1億 500万円の減は,いずれも平成7年度事業費の確定に伴いまして,県債の充当額を補正しようとするものでございます。  次に,8)の38ページをお開きいただきたいのですが,繰越明許費につきまして御説明申し上げます。  文化施設費1億 699万 3,000円を翌年度に繰り越して執行しようとするものでございますが,初めに,近代美術館費 1,946万 9,000円につきましては,天心記念五浦美術館(仮称)の整備費の中で調整池等の工事でございますが,予想外のわき水がありますとともに,仮設道路が軟弱地盤のために作業効率が著しく低下したためでございます。  次の自然博物館費 8,752万 4,000円につきましては,管理運営費の中のセミナーハウス──仮称でございますが──秋のイベント等対応のため設計に期間を要したことと合わせまして,多くの入館者を迎えまして,工事車両との交錯を避けるため一方通行や時間の制限を実施したために,いずれも年度内の完成が困難となり,翌年度に繰り越ししようとするものでございます。  以上で,文化課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 26 ◯海野委員長 次に,いばらき教育プラン実施計画編の概要について説明を求めます。  中村企画室長。 27 ◯中村企画室長 それでは,教育長が冒頭で御報告申し上げましたいばらき教育プランの実施計画編につきまして御説明をさせていただきます。  恐れ入りますが,お手元に配付をいたしましたこちらの冊子,それから別途お配りしましたこちらの概要によりまして,御説明を行いたいと思います。  お手元に配付させていただきましたカラー刷りの冊子でございますが,これが全体の計画書でございまして,この中には基本構想編,基本計画編,実施計画編の3編を盛り込んでございます。  1ページから9ページまでが基本構想編でございます。11ページから96ページまでが基本計画編,97ページからが実施計画編という形で構成されております。それ以降が参考資料でございます。  それでは,実施計画編の概要につきまして御説明申し上げたいと思いますが,別途お手元にお配りしましたいばらき教育プランの概要という,今度は,大変恐れ入ります,コピー刷りのもので御説明をしたいと思います。  いばらき教育プラン概要という綴りでございますが,1ページに基本構想編が書いてございます。2ページまでが構想編,3ページからが基本計画編,4ページ,5ページまでが基本計画編でございます。こちらにつきましては,平成7年度から平成17年度までの計画を盛り込んであるわけですが,昨年の第2回定例会におきまして御説明いたしましたので,今回は説明は省略させていただきます。  恐れ入りますが,6ページをお開きいただきたいと思います。  実施計画編でございます。この実施計画編は,平成7年度から17年度までの11ヵ年の計画期間のうち,前期計画期間であります6ヵ年に取り組む事業につきまして,事業計画を盛り込んだものでございます。全体の事業計画数は 364本,このうち新規の事業計画は74本でございます。  では,順次説明してまいりたいと思いますが,全体の構成は,学校教育,生涯学習,スポーツ・レクリエーション,芸術文化という4つの柱にまとめてございますので,順次,拾い読みという形で説明をさせていただきます。  まず,第1章,個性と創造性を伸ばす学校教育の充実でございますが,1番の中では,右側の一番上でございますが,学校図書館を利用した学習指導の推進に取り組んでまいります。さらに,2つほど飛びまして,地域で育てる学校づくりの推進でございまして,地域の人材を活用するなど,地域の教育力を生かし,学校教育活動の充実を図ってまいります。  恐れ入りますが,ページを返していただきまして7ページでございます。  職業教育の充実,高等学校の職業教育の充実でございますが,現在,商業教育,農業教育につきまして,生徒の体験学習の機会を拡充したり,あるいは教員の研修の充実に努めておるわけですが,今後とも,工業,家庭科,水産教育,そして看護教育の推進に取り組んでまいる考えでございます。  次に,4番と5番でございますが,全日制単位制高校の設置を図ってまいりますとともに,その下でございますが,総合学科の設置について検討してまいります。  次に,心の教育の関係でございますが,7番でございます。下の四角でございますが,情操豊かな児童生徒の育成に取り組んでまいります。  また,10番でございますが,いじめ問題の解決とも関連いたしまして,たくましい児童生徒の育成に取り組んでまいります。  ページを返していただきまして,8ページでございますが,生徒指導の推進でございまして,12番でございますが,生徒指導校内体制の充実ということで,校内研修へ指導員を派遣するなどして,校内の指導体制の確立を図ってまいります。  次に,13番でございます。登校拒否,いじめ,中途退学等への対応でございますが,引き続き心の居場所づくり,そしてその下でございますが,はつらつスクール推進事業に取り組んでまいります。  次に,国際教育,情報教育の分野でございますが,右側,国際教育フェア,本県児童生徒と県内に在住する外国人児童が,それぞれの国の伝統的な文化の発表や意見交換などを行う場の提供に努めてまいります。  さらに,その下でございますけれども,情報教育の関係ですが,ソフトウエアライブラリーを設置いたしまして,さらに情報ネットワークの構築を進めてまいりたいと考えております。  次に,9ページでございます。体育,健康教育の推進のうち19番でございますが,高校生の交通マナーアップの推進に取り組んでまいります。  さらに,心身障害児の教育の関係でございますが,24番,25番でございます。24番の精肢併設養護学校の設置の検討を進めてまいります。重複障害のある肢体不自由児童生徒の通学上の負担軽減を図るため,精神薄弱者養護学校との併設について調査検討を進めてまいります。  その下でございますが,高等養護学校の設置を図ってまいります。  恐れいりますが,10ページを,真ん中辺でございますが,学校施設・設備の充実でございます。29番,30番でございますが,現在,県立高等学校の多目的学習館の整備を行っているわけですが,引き続き整備を進めてまいりますとともに,老朽校舎の改築事業を進めてまいります。  次に,私学教育の関係でございますが,私立学校等経常費補助,さらにその下でございますが,学校法人立専修学校に対する補助につきましては,その拡充に努めてまいります。  一番下でございますが,39番でございます。教職員福利厚生施設の整備でございますが,公立学校共済組合水戸宿泊所の整備を図ってまいります。  ページを返していただきまして,11ページでございます。  次が,2つ目の柱でございます第2章,生涯学習の推進でございます。  まず,40番でございますが,引き続き生涯学習のまちづくり推進事業を進めてまいります。  42番でございますが,生涯学習フェスティバル開催事業で,特に下の2つ目の白丸でございます。全国生涯学習フェスティバルの招致活動を展開してまいります。  恐れ入ります,ページを返していただきたいと思います。12ページでございます。  46番婦人教育の推進ということで,引き続きウイメンズ・ライフロング・カレッジを開催いたしますとともに,50番でございますが,生涯学習情報提供システムの整備を図ってまいります。  さらに,施設の整備の関係でございますが,54番県北地区生涯学習センターの整備でございますが,県北地域の生涯学習の推進を図るための中核施設の整備を検討してまいります。  さらに,新県立図書館の整備を進めてまいります。  それから,56番図書館の整備ということで,市町村立の図書館の整備を促進してまいります。  ページを返していただきまして,13ページでございます。
     第3章,スポーツ・レクリエーション活動の推進でございます。ちょっと下の方になりますが,競技スポーツの充実のうち63番選手強化体制の充実でございますが,特に指導者の派遣事業ということで,スポーツコーチ国内サミットへの派遣,さらにインターハイ特別指導者養成,活用事業に取り組んでまいります。  その下でございますが,大学,企業等におけるスポーツへの支援を進めまして,連携を深めてまいります。  次に,14ページでございます。同じ競技スポーツの充実の中で,医・科学的支援体制の充実に努めてまいります。  次に,64番中学生,高校生の競技力の向上でございますが,学校,地域,関係団体と連携した指導者体制づくりということで,指導者の養成とその適正配置,さらに外部指導者の活用等に努めてまいります。  次に,その下でございますが,競技スポーツクラブの支援のために,その条件整備を検討してまいります。  66番でございますが,ビッグイベントの誘致開催ということで,平成14年インターハイに向けまして,誘致,開催に努力してまいります。  次に,下の方でございますが,社会体育施設の整備,69番でございまして,県営体育施設の整備を図ってまいります。  恐れ入りますが,ページを返していただきまして,15ページでございます。  最後の柱でございます芸術文化活動の推進でございます。72番でございますが,一番右上でございますが,文化協会,さらにはその下でございますが,小,中学校,高等学校,文化連盟等の組織体制の強化に努めてまいります。  そして,一番下でございますが,美術映像情報提供システムの整備を図ってまいります。  次に,16ページでございます。  芸術文化活動の推進でございますが,73番でございます。真ん中辺でございますが,既に設置をしておりますが,天心記念五浦美術館(仮称)の設置に伴う賞の創設でございます。既に天心記念茨城賞ということで創設をしたところでございます。  さらに,1つ飛びまして,その下でございますが,全国的イベントの招致活動ということで,全国的な文化イベントを本県で開催するため招致活動を展開してまいります。  恐れ入ります,ページを返していただきまして,最後のページでございます。17ページでございます。  文化施設の整備でございます。79番でございますが,一番上でございます。天心記念五浦美術館(仮称)の整備を進めてまいります。  それから,1つほど飛びまして,近代文学資料,近代文学館調査事業でございますが,近代文学館につきましては,本県出身あるいは本県に関連ある文学者,文学資料の所在状況を調査するほか,その役割等について検討してまいります。  1つ飛びまして,埋蔵文化財センター(仮称)の整備でございますが,その整備構想を検討してまいります。  以上,簡単でございますけれども,拾い読みという形で説明をさせていただきました。よろしくお願いいたします。 28 ◯海野委員長 説明漏れはございませんか。──。  ないようでございますので,平成7年度関係議案等の説明を終了いたします。  それでは,引き続きまして,平成8年度関係議案の説明を求めます。  初めに,小林教育長。 29 ◯小林教育長 それでは,議案の説明に先立ちまして,平成8年度の教育行政施策の中から,主な新規施策等の概要について御説明申し上げます。  お手元に縦長の資料としてお配りしてございます平成8年度主要施策の体系というのがあろうかと思います。これに基づきまして御説明申し上げます。  まず,資料の1枚目の,特に下線を引いてありますものについて御説明申し上げたいと思います。  まず,資料の1枚目の学ぶ楽しさ推進事業でございます。この事業は,児童生徒一人ひとりの特性に応じた学習指導を複数の教員が協力し合って行いますティーム・ティーチングを拡充するため,年次計画により県単独で小学校に教員を配置するものでございまして,例えば1つのクラスを2人の教員で指導したり,あるいはまた2つのクラスを合わせて3人の教員で指導したりするなど,指導方法を工夫することができ,これによりまして,児童の個に応じた教育を一層推進してまいります。  次に,たくましい児童生徒の育成事業でございますが,今,子供たちが困難に打ち勝ち,つらいことでも耐え抜く力,いわゆるたくましさを養うことが求められております。このため,学校,家庭及び地域社会が一体となって,たくましい児童生徒を育成するための具体的な諸方策について協議するとともに,研究協力校の実践の成果をもとに,指導資料を作成したりしまして,各学校の指導の充実を図るものでございます。  次が,生徒指導校内体制充実事業及びその下のスクールカウンセラー活用調査研究委託事業でございますが,生徒指導を充実させまして,いじめや登校拒否など児童生徒の問題行動等の未然防止と解消を図るものでございます。  このうち生徒指導校内体制充実事業は,中学校における生徒指導に関する校内研修へインストラクターを派遣いたしまして,生徒指導体制の充実と教員の指導力の向上を図るとともに,高等学校の家庭訪問を推進しまして,学校と家庭の連携を密にして,一層きめ細かな指導を推進するものでございます。  また,スクールカウンセラー活用調査研究委託事業は,臨床心理士等の専門家を学校に派遣いたしまして,児童生徒や保護者からの相談に応ずるとともに,教員に対する助言を行うなどいたしまして,学校におけるカウンセラーの活用,効果等について実践的な調査研究を行い,児童生徒の問題行動等の解決に資するものでございます。  次に,高校生交通マナーアップ推進事業でございますが,この事業は,多発する傾向にございます高校生の交通事故を防止するため,学校,保護者及び関係団体が一体となり,生徒の主体的活動を中心として,交通マナーの向上に取り組むものでございます。  具体的には,県内のすべての高等学校,私立も入れまして 132校になるわけでございますが,この学校に学校委員会を設置して行います交通マナーに関する意識調査及び啓発資料を作成するほか,県内を5つに分けまして設置いたします協議会による標語の募集及び横断幕の作成などを行ってまいります。  次に,高等養護学校整備事業につきましては,中学校の特殊学級等を卒業した軽度の精神薄弱者が,職業自立に必要な知識,技術,技能,態度を身につける学校といたしまして,高等学校と養護学校高等部のちょうど中間に位置するような教育の場でございますが,こういうものを水戸市常澄地区に高等養護学校として設置するものでございます。  次に,ゆとりある教育施設整備事業でございます。これは特に私学教育の振興でございますが,ゆとりある教育施設整備事業費の補助につきましては,35人学級への幼稚園設置基準の改正による不足教室の発生,あるいはまた老朽化に伴う園舎の増改築につきまして,学校法人立幼稚園に対し助成するものでございます。  学校法人立専修学校運営費補助につきましては,経営の健全性を保つとともに,保護者の経済的負担を軽減するため,学校法人立専修学校の運営費に対し助成するものでございます。  資料の2枚目をお開き願います。  中ほどでございますが,図書館建設促進費補助についてでございます。県民の身近な学習施設であります市町村立図書館につきましては,本県の場合,未設置市町村が現在53市町村あることから,これら未設置市町村に対する補助限度額を,現行の 3,000万円から,全国トップレベルの1億円まで大幅に引き上げまして,市町村立図書館の整備を一層促進するものでございます。  次に,笠松運動公園拡張整備事業につきましては,昭和49年の茨城国体を契機に整備いたしました施設も老朽化が進みまして,機能的にも不十分,十分でなくなってきているということから,県民の多様なスポーツのニーズや,あるいはまた平成14年のインターハイの誘致,開催等に対応できる施設整備が必要となってきております。このため,平成8年度は拡張予定用地の測量などを行うものでございます。  最後の一番下でございますが,最後に天心記念五浦美術館(仮称)整備につきましては,引き続き建築,公園,展示等の各工事を行いますとともに,開館記念展の準備とか,あるいはハイビジョンによります美術情報システムの整備など,平成9年秋の開館に向けまして諸準備を進めてまいります。  主な概要につきましては,以上でございます。  それでは,本委員会に付託されております議案の概要につきまして御説明申し上げます。  議案1)でございます。1ページをお開き願います。  第1号議案 平成8年度茨城県一般会計予算でございますが,第1条で歳出総額でございますが,1兆 512億 3,098万 7,000円となっておりまして,このうち教育庁所管分は,8ページの中ほどを見ていただきたいと思いますが,第12款教育費 2,888億 3,712万 3,000円でございます。これは平成7年度当初予算 2,834億 3,757万 2,000円と比較いたしますと,53億 9,955万 1,000円の増でございまして,伸び率は 1.9%となっております。  次に,10ページをお開きいただきます。  第2表債務負担行為でございますが,教育庁所管分につきましては,16ページの下から2行目でございますが,県立学校建設工事請負契約及び次の行の天心記念五浦美術館(仮称)公園工事請負契約の2件でございまして,平成9年度の契約限度額を,合わせまして47億 7,000万円とするものでございます。  次に,18ページをお開きいただきたいと思います。  第3表地方債でございますが,下から7行目の盲学校建設事業,一番下の緊急防災基盤整備事業3億 9,500万円でございますが,これは県全体でございまして,このうち教育分は1億 4,500万円でございます。  続きまして,19ページの中ほどでございますが,下から11行目でございますが,高校整備事業,一番下の天心記念五浦美術館(仮称)建設事業,続きまして,20ページの一番上でございます鹿行地区生涯学習センター整備事業,さらに4行下の臨時高校整備事業,この6つの事業を合わせまして82億 9,500万円でございます。  次に, 181ページをお開きいただきます。  第58号議案でございます。学校以外の教育機関の設置,管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例でございますが,これは近代美術館及び歴史館等の入館料及び使用料について,物価上昇に対応いたしましてその改定を図ろうとするものでございます。  ちなみに,前回の改定は平成4年度でございます。  次に, 183ページをお開きいただきたいと思います。  第59号議案 茨城県市町村立学校教職員へき地手当等支給条例の一部を改正する条例でございますが,これにつきましては,へき地学校の一部廃止に伴いまして,その指定を削除しようとするものでございます。  次に, 185ページをお開きいただきたいと思います。  第60号議案でございますが,茨城県営ライフル射撃場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。これは県営ライフル射撃場の施設使用料につきまして,物価上昇に対応してその改定を図ろうとするものでございます。  以上,平成8年度の教育関係の議案につきまして御説明いたしましたが,なお,詳細につきましては関係課長から説明させますので,よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 30 ◯海野委員長 それでは,暫時休憩をいたしまして,午後1時再開といたします。よろしくお願いいたします。                 午前11時54分休憩          ───────────────────────                  午後1時6分開議 31 ◯海野委員長 それでは,午前中に引き続き平成8年度の関係議案の説明をお願いしたいと思います。  河野総務課長。 32 ◯河野総務課長 総務課関係の平成8年度予算概要について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書3)──横書きのものです── 343ページをお開きいただきたいと思います。  教育委員会費 1,570万 2,000円でございますが,これは教育委員5人の報酬と会議費等でございます。次の事務局職員費47億 866万 6,000円でございますが,教育委員会事務局等職員 546人の給与費等でございます。次に,総務調査費のうち行政指導費,ページを返していただきまして, 169万 2,000円でございますが,市町村教育委員会の指導助言事務費等でございます。  次の総務諸費1億 7,538万 8,000円の主なものを御説明申し上げます。  備考欄上から2行目にございます永年勤続退職教職員感謝状贈呈式費 1,415万 6,000円は,平成7年度末に勧奨,定年等により退職する教職員に対し,感謝状と記念品を贈り長年の労をねぎらうものでございます。一般諸費,3項目目でございますが,一般諸費1億 1,280万 8,000円でございますが,本課運営費や,仮称でございますが,茨城県教育センター建設費に対する補助,OA推進事業費等でございます。次に,教育財団等運営費14億 9,813万 1,000円でございますが,教育財団体育協会職員の人件費及び教育財団本部の運営費でございます。  次に,同和教育費 5,439万 8,000円の主なものを御説明いたします。  備考欄上から5行目,地域改善対策進学奨励費 1,306万 8,000円でございますが,同和教育関係者の子弟の高校や大学等への進学を奨励するための補助金や貸付金でございます。次に,社会同和教育振興費 3,583万 1,000円でございますが,運動団体が行う社会同和教育の事業経費及び推進員設置の経費に対する補助金等でございます。  次に,私学振興費 123億 1,684万 3,000円の主なものを御説明いたします。   345ページの備考欄上から2行目,私立学校教職員共済組合補助1億 3,087万 1,000円は,学校法人等の長期掛金の負担軽減を図るための補助でございます。次の私立高等学校等経常費補助 116億 8,026万 8,000円でございますが,私立高等学校等の教育条件の維持向上,父母負担の軽減及び経営の健全化を図るための補助金でございます。  なお,生徒1人当たりの補助単価でございますが,高校は対前年度1万 1,560円増の25万 7,690円に,小中学校は対前年度 7,530円増の21万 9,390円に,幼稚園は対前年度 7,160円増の12万 7,730円に,それぞれ増額するものでございます。  次に,私立小中高等学校施設設備整備費補助 6,561万 7,000円でございますが,学校施設や教育用設備の充実を図ることを目的に実施するものでございます。  次に,私立高等学校授業料減免事業費補助 1,821万 6,000円でございますが,経済的理由により授業料の納入が困難な生徒の救済を図る目的で実施するものでございます。  次に,私学教育振興会補助でございます。1億 6,591万 2,000円でございますが,高校,中学,小学校教職員を対象とした退職手当資金を給付するために必要な基金の造成に対する補助金でございます。  次に,私立幼稚園特殊教育費補助 6,346万 8,000円でございますが,障害を持つ幼児が就園する幼稚園の教育条件の向上,父母負担の軽減を目的に実施するものでございます。  次に,私立幼稚園退職基金財団補助 3,932万 3,000円でございますが,幼稚園教職員を対象とした退職手当資金を給付するために必要な基金の造成に対する補助金でございます。  次に,県私立幼稚園連合会補助 5,189万 6,000円でございますが,学校法人立以外の幼稚園に在籍する幼児の父母負担軽減及び教育内容の充実を図ることを目的として,私立幼稚園連合会に補助するものでございます。  次に,私立高等学校等教育改革推進事業費補助 3,510万円でございますが,私立高等学校等における学校教育の国際化や特色ある学校教育の推進等教育改革を行う学校に対して補助するものでございます。  次に,学校法人立専修学校運営費補助 2,005万 6,000円でございますが,学校法人立専修学校の教育条件の維持向上,父母負担の軽減及び経営の健全化を図ることを目的に,新たに運営費補助を実施するものでございます。  次のゆとりある教育施設整備事業費補助 3,000万円でございますが,学校法人立幼稚園が,幼稚園設置基準の改正に伴いまして1学級当たりの幼児数を35人以下へ引き下げることにより不足する学級数を増築する場合や,老朽化した園舎の改修等を実施する場合,父母負担の軽減とともに,35人学級編制の推進を図るため,新たに施設整備費に対し補助するものでございます。  以上,総務課予算額でございますが, 346ページをお開きいただきたいと思いますが,総務課といたしまして 187億 7,082万円,内訳としまして,特定財源が19億 2,475万 4,000円,一般財源が 168億 4,606万 6,000円でございます。  続きまして,条例関係について御説明申し上げます。  議案1)の 181ページをお開きいただきたいと思います。  第58号議案 学校以外の教育機関の設置,管理及び職員に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが,このたびの改正は,近代美術館や歴史館を初めとします学校以外の教育機関の入館料と使用料につきまして,前回の平成4年4月1日改正後の物価上昇に見合った改定を図るため,所要の改正を行うものでございます。  総務課関係は以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。 33 ◯海野委員長 次に,中村企画室長。 34 ◯中村企画室長 続きまして、企画室関係の予算案について御説明申し上げます。  3)の 346ページをお開き願います。  予算総額は 6,388万 7,000円でございます。その内訳といたしまして,企画調整費 1,898万 5,000円でございますが,これは新しい教育振興計画の周知啓発や進行管理及び企画室の運営に要する経費でございます。  次の調査統計費 474万 7,000円でございますが,これは教育行政を進める上での教育関係の基礎資料となります地方教育費あるいは社会教育調査など,文部省所管の調査4件,さらに中学校,高等学校生徒の卒業後の進路調査など本県独自の調査5件,合わせて9件の実施に要する経費でございます。  次の広報普及費 4,015万 5,000円でございますが,これは教育行政を円滑に推進するための各種の広報,広聴に要する経費でございまして,主なものを申し上げますと,教職員向けの広報紙,さらには児童生徒の保護者を対象とした広報紙,そして,県立高校の特色や進路状況等を紹介し,中学生が進路選択の資料とするための県立高校案内などの発行が主なものでございます。  企画室関係は以上でございます。よろしくお願いいたします。 35 ◯海野委員長 次に,藤枝財務課長。 36 ◯藤枝財務課長 それでは,財務課関係につきまして御説明申し上げます。  同じページでございます。  まず,財務諸費 4,414万 8,000円でございますが,備考欄の公立文教施設整備指導事務費は,市町村が小中学校等の施設を整備する際に,当該市町村に対して指導連絡に要する経費でございます。   347ページに入りまして,課内運営費,県立学校の財産管理費及び公舎の維持管理費でございます。  小学校費 908億 6,612万 3,000円,中学校費 538億 4,656万 7,000円,次のページに入りまして,高等学校総務費 558億 8,918万 3,000円につきましては,小,中,高等学校合わせまして2万 4,452人の教職員に係る人件費,旅費等でございます。  次に,全日制高等学校管理費46億 725万 9,000円でございますが,備考欄をごらん願います。運営費及び授業料口座振替委託費は,全日制高等学校 110校に係る学校の運営に要する経費でございます。設備等充実強化費につきましては,学校図書館の図書等あるいは教育用パソコンソフトの整備,または体育設備の整備充実に要する経費を合わせて計上してございます。
     次の定時制高等学校管理費 8,015万円は,定時制高等学校15校の運営費でございます。  次の教育振興費10億 3,065万 3,000円でございますが,最初に,実験実習費7億 4,388万 1,000円は,授業で行う実験実習のための経費,次の 349ページに移りまして,農業高校7校の農業生産実習費,海洋高等学校の鹿島丸等3隻の実習船運航に要する経費でございます。  次の教育設備費2億 8,677万 2,000円でございますが,備考欄をごらん願います。最初に,理科教育等設備費でございますが,これは理科及び数学設備の充実を図るための経費でございます。  次に,定時制教育設備費でございますが,これは定時制教育に必要な設備の整備に要する経費でございます。  次に,定時制教科書給与費でございますが,これは勤労青少年の経済的負担を軽減するため教科書を給与するための経費でございます。  次に,語学演習装置設備整備費でございますが,これは語学演習装置を活用した授業の展開を図るための機器を県立高校に計画的に整備しようとするものでございます。  次に,教育用コンピュータ整備費でございますが,これは平成7年度から高等学校の普通科設置校に,レンタル方式で年次計画により1人1台の整備を行っているものでございます。  次に,高等学校建設費 109億 6,376万 8,000円でございますが,最初に,体育施設整備費24億 2,040万 6,000円でございますが,備考欄をごらん願います。最初に,運動場整備費でございますが,これは排水不良,不陸,砂塵公害のある運動場についての全面整備及び全天候型テニスコートの整備を行うものでございます。  次に,体育館改修費でございますが,これは水海道第一高等学校外3校の体育館改築の経費及び那珂高等学校外2校の重層体育館のピロティ部分を改修いたしまして多目的フロア等を整備いたします経費でございます。  次に,弓道場整備費でございますが,これは年次計画により未保有校へ弓道場を整備する事業でございます。  次に,校舎等整備費51億 495万 3,000円でございますが,最初に,校舎等整備費の内訳でございますが,建物新増築費と施設保全費がございますが,これは学校建物の維持や保全に要する経費でございます。  次に,県立高校建設費償還金は,住宅・都市整備公団の立てかえ施行により建設いたしました竹園及び並木高等学校校舎等の償還金でございます。  次の 350ページに移りまして,セミナーハウス整備費でございますが,これは県立高校の集団宿泊研修施設,2校の整備に要する経費でございます。  次に,多目的学習館建設費でございますが,生徒の学力向上など特色ある学校づくりを行うため,大小の学習室や多目的ホールなどの施設を県立高等学校2校に計画的に整備するものでございます。  次に,図書室等冷房設備整備費,職員室等冷房設備整備費でございますが,これらにつきましては,図書室あるいは進路相談室,職員室等に冷房設備を整備するものでございます。平成8年度に全校完了予定でございます。  次に,耐震補強事業費でございますが,これは南関東直下の地震対策費で,地域内に立地する県立学校の校舎及び体育館の耐震補強を実施する経費でございます。合わせて10校予定しております。  次に,校地等整備費5億 7,100万 1,000円でございますが,これは県立高等学校ののり面整備,敷地保全整備等に要する経費でございます。  次に,老朽校舎改築費28億 6,740万 8,000円でございますが,これは老朽化した校舎につきまして,今日の多様化した教育にふさわしい機能を持ち,ゆとりと快適性を備えた施設とするため,水戸第一高等学校外6校の校舎の改築を行うものでございます。  次に,通信教育費 3,260万 6,000円でございますが,これは水戸南高等学校の通信制教育に係る運営費等でございます。  次に,産業教育整備費15億 4,334万 7,000円でございますが,備考欄をごらん願います。まず産業教育整備費,内訳の施設設備整備費は,専門高校における実習棟や温室の改築費及び実習に必要な設備の充実更新等に係る経費でございます。  次の 351ページに入りまして,次の学科改編整備費でございますが,高等学校の学科の改編に対応するため,必要な設備の整備を図るものでございます。  次の産業教育設備近代化推進事業費は,平成8年度から5ヵ年計画で産業教育に必要な設備の充実を図るとともに,老朽化,旧式化した設備の更新を図るものでございます。  次に,盲ろう学校費26億 5,842万 7,000円でございますが,備考欄をごらん願いたいと思います。教職員給与費等から公務災害補償基金負担金までは,盲ろう学校の教職員 286人の人件費でございます。旅費以下につきましては,盲ろう学校3校の旅費,運営費及び特殊教育就学奨励費が主なものでございます。  次の養護学校費 128億 3,584万 1,000円につきましても,次のページでございますが,盲ろう学校費と同様でございまして,養護学校職員 1,368人の人件費及び14校の運営費,特殊教育就学奨励費等でございます。  次の 352ページに移りまして,特殊教育学校整備費16億 5,731万 3,000円でございますが,備考欄をごらんいただきたいと思います。まず,理科教育設備費は,理科及び数学設備の充実に要する経費でございます。  次に,施設整備費及び設備整備費は,土浦養護学校高等部の不足教室整備のほか,屋上防水などの大規模改修,職員室等の冷房化,教育用コンピュータの整備等に要する経費でございます。また,建物新増築費,施設等保全費及び校地等整備費につきましては,建物の維持,補修,運動場等の保全整備に要する経費でございます。  高等養護学校整備費でございますが,障害のある生徒が,将来,社会の一員として主体的に生活することができるよう職業自立に必要な知識,技能等を身につけるための高等養護学校を水戸市常澄地区に設置するための用地取得,用地造成,基本設計等の経費でございます。平成9年から10年度に建設をいたしまして,平成11年4月開校を予定しております。  以上が財務課の予算概要でございます。  次の 353ページに移りまして,財務課計といたしまして,予算額 2,360億 5,538万 5,000円,特定財源 789億 9,157万 8,000円,一般財源 1,570億 6,380万 7,000円でございます。  次に,議案1)の10ページをお開き願います。  第2表の債務負担行為の新規分のうち,16ページに移りまして,下から2行目の県立学校建設工事請負契約でございますが,水戸第一高等学校及び波崎高校の老朽校舎の改築,太田第二高等学校及び古河第二高等学校の体育館改築,総和工業高等学校及び鉾田農業高等学校の実習棟改築に係る工事請負契約を締結するため,平成7年度の限度額を40億 2,500万円とするものでございます。  次に,18ページをお開き願います。  第3表の地方債でございますが,下から7行目の盲学校建設事業 6,700万円は,盲学校の老朽校舎の改築に充当するものでございます。さらに,一番下の緊急防災基盤整備事業で3億 9,500万円のうち教育委員会分として1億 4,500万円は,高等学校の耐震補強事業費に充当するものでございます。  次の19ページに移りまして,中ほどの下から11行目でございますが,高校整備事業15億 2,100万円は,セミナーハウス,多目的学習館,産業教育に係る実習棟,特殊教育諸学校高等部の不足教室整備費及び高等養護学校整備費等に充当するものでございます。  次の20ページに移りまして,上から5行目の臨時高校整備事業でございますが,35億 9,200万円は,体育館の改築,老朽校舎の改築及び耐震補強事業費に充当するものでございます。  以上で,財務課関係の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 37 ◯海野委員長 次に,綿引教職員第一課長。 38 ◯綿引教職員第一課長 続きまして,教職員第一課関係について御説明いたします。  議案概要説明書3)の 353ページをお開き願いたいと思います。  まず,小中管理諸費 6,047万 7,000円でございますが,備考欄のうち学校管理指導費につきましては教職員の服務管理の指導等を実施するための経費,その他の人事事務費,教員採用試験に要する経費及び優秀な教員を確保ためのパンフレットやポスターを作成,配布するために要する経費などでございます。  次に,教職員実務研修費の方でございますが,新たに昇任した管理職等に対する研修会及び給与事務に関する研修会の実施に要するものでございます。これらの研修会を通して,それぞれの職責についての意識の高揚と実務能力の向上を目的とするものでございます。  また,電算機事務管理指導費につきましては,教職員給与の電算機による集中管理及び指導のための経費でございます。  また,中学校非常勤講師配置費につきましては,中学校における免許外教科担任の解消を図るために非常勤講師を配置するものでございます。  次の退職手当費 189億 8,337万円でございますが,これは小学校,中学校,高等学校,盲ろう学校,養護学校の教職員及び教育委員会事務局職員に係る退職手当でございます。  以上,教職員第一課といたしましては,歳出総額で 190億 4,384万 7,000円,特定財源といたしまして68億 5,903万 1,000円,一般財源では 121億 8,481万 6,000円でございます。  次に,条例改正についてでございますが,議案1)の 183ページをお開き願います。  第59号議案 茨城県市町村立学校教職員へき地手当等支給条例の一部を改正する条例について御説明いたします。  へき地手当等につきましては,へき地教育振興法に基づき,交通条件及び自然的,経済的,文化的諸条件に恵まれない地域に所在する学校の教職員に対し支給する給与で,支給対象となる学校等の指定については,茨城県市町村立学校教職員へき地手当等支給条例で行っております。今回の改正は,へき地学校として指定されている大子町立槙野地小学校が,平成8年3月31日限りで廃止となりますので,当該学校をへき地学校の指定から除くものでございます。  教職員第一課の説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 39 ◯海野委員長 次に,長瀬教職員第二課長。 40 ◯長瀬教職員第二課長 続きまして,教職員第二課関係について御説明申し上げます。  議案概要説明書3)の 353ページ,一番下のところでございます。  高校管理諸費2億 9,125万 3,000円です。その次のページをお開き願います。企画調査費は 7,700万 6,000円でございます。  備考欄の入学者選抜方法協議会費65万 7,000円は,県立高等学校入学者の選抜方法について,教育関係の代表の方々に協議をしていただくために要する経費でございます。  次の入学者選抜実施費 7,122万 5,000円は,平成9年度に県立学校に入学する生徒を選抜するために要する経費及び平成6年3月から実施した新しい入学者選抜制度をよりよく運用するために要する経費でございます。  次の学科改編等推進費 512万 4,000円は,社会情勢の変化や地域の要望などにこたえるため学科改編の検討を行うのに要する経費でございます。  管理諸費は2億 1,424万 7,000円でございます。  備考欄の修学奨励資金貸付費,国補は 669万 6,000円,県単が22万 2,000円でございますが,勤労青少年の修学を促進するため,県内の高等学校の定時制課程に在学する生徒に対し修学奨励資金を貸与するために要する経費でございます。  人事管理費 441万 1,000円は,人事管理,指導及び県立高等学校教員採用選考試験実施に要する経費でございます。  次に,教職員実務研修費でございますが, 340万 9,000円は,県立学校教職員に対し人事管理上必要な研修会を実施するために要する経費でございます。  次の教職員検定費 706万 7,000円は,教育職員免許状の検定のために要する経費でございます。  次の行政訴訟費54万 5,000円は,教職員等の訴訟に係る弁護士への相談に要する経費でございます。  次の管理者賠償責任保険費 392万 2,000円は,学校管理上発生した損害賠償等を補てんするための保険加入に要する経費でございます。  続きまして,災害補償費97万 6,000円は,県立高校の元宿直代行員の通勤災害補償費として遺族に年金を支払うために要する経費でございます。  続きまして,時間講師報酬1億 7,486万 6,000円は,高等学校における小単位科目の補充,岩瀬高等学校の医師,薬剤師,特殊教育諸学校における専門科目の補充,水戸南高校の単位制特別講座の実施に要する経費でございます。  次に,奨学資金貸付費1億 7,494万 4,000円でございます。これは,優秀な生徒,学生でありながら経済的理由によって就学困難な者に奨学資金を貸与するために要する経費でございます。  次に,教育指導費でございます。 7,993万 2,000円でございます。指導助言費35万 3,000円は,特殊教育諸学校等への学習指導等について指導助言を行うために要する経費でございます。  特殊教育推進費は 7,957万 9,000円でございます。  備考欄の特殊教育対策費,国補 178万円,県単 1,202万円でございます。心身障害教育推進検討委員会,特殊教育諸学校進路指導推進事業及び心身障害児就学指導委員会の開催等に要する経費でございます。  早期教育推進事業費,国補 260万円,県単 394万円でございますが,心身に障害のある就学前の幼児に対し,早期教育を実施するために要する経費でございます。  特殊教育充実強化費 985万 2,000円は,特殊教育指導計画実践の手引きの作成,就学指導実技講習会及び特殊教育課程運営改善講座の開催等に要する経費でございます。  続きまして,交流教育推進費 506万 8,000円は,児童生徒の社会性を養い,好ましい人間関係を育てるため,小,中学校の児童生徒と共同で行事を実施するために要する経費でございます。  2つ飛ばしまして,重度・重複障害教育推進費98万 7,000円は,重複障害児に対する教育内容,指導方法について研究協議をするために要する経費でございます。  地域交流活動推進費 1,297万 1,000円は,地域社会等との文化的活動,体育的活動などを通して,地域住民の心身障害児に対する理解を啓発するために要する経費でございます。  続きまして,特殊学級振興推進事業費 397万 9,000円は,教育事務所ごとに小学校と中学校をセットにした特殊学級振興推進地区を指定し,小,中学校一貫の教育課程のあり方等を研究するために要する経費でございます。  続きまして,養護学校施設開放事業費 1,801万 2,000円は,学校週5日制の実施に伴い,特殊教育諸学校の児童生徒の中で主体的に活動することが困難な者等に対して,スポーツ,文化活動等を行うため指導員の配置を行い,特殊教育諸学校の学校施設を開放するために要する経費でございます。  特殊教育推進調査費 126万 8,000円は,長期療養児童生徒の学校復帰の状況等を調査するために要する経費でございます。  学習障害児等教育推進費 175万 5,000円は,学習障害児等を指導する小中学校の教員や市町村教育委員会担当者等に対し,専門家による教育相談を実施するために要する経費でございます。  以上,教職員第二課計といたしまして,歳出予算額5億 4,612万 9,000円,特定財源1億 3,250万円,一般財源4億 1,362万 9,000円でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 41 ◯海野委員長 次に,川井生涯学習課長。 42 ◯川井生涯学習課長 続きまして,生涯学習課関係について御説明申し上げます。  同じページの 355ページ,一番下でございます。  社会教育指導費3億 4,437万 5,000円でございます。続いて次のページをお開きください。そのうちの生涯学習推進費2億 856万 1,000円でございます。  備考欄で申しますと,青少年教育振興費,これは青少年の健全育成のために,自然体験学習あるいは親子のふれあい事業,こういった各種の事業を行う事業でございます。その中で,ウイークエンド・コミュニティー・スクール推進事業について御説明申し上げます。  この事業につきましては,将来の学校週5日制の完全実施を視野に入れまして,平成8年度から実施を予定しております新規事業でございます。この事業につきましては,地域における子供たちの学校外活動の場,あるいはその学校外活動の機会,こういったことを充実するために,子供たちがウイークエンド,すなわち週末の土曜,日曜,このときに学校とかその他の公民館等の身近な施設を利用いたしまして,地域の社会人等の指導のもとに,伝統文化の習得あるいはスポーツ,こういった各種活動を行う事業を推進するものでございます。  それから,少し飛ばしまして,八溝FITジャンボリー事業費,これも青少年教育振興費の中でございますけれども,これはFIT事業,FIT構想ということで,福島,茨城県,栃木,この3県の青少年,これが福島県にございます国立の那須甲子少年自然の家,ここを舞台といたしまして,自然体験活動を中心とする交流事業を通じまして,連帯感あるいは協調性といったことを養いまして,21世紀のFIT県を担う,たくましい創造性豊かな青少年を育成するための事業でございます。  次に,婦人教育振興費についてでございます。これは,婦人に対する学習機会あるいは学習の場の提供,こうしたことを通じまして,婦人の地位の向上,こういったことを推進いたしまして,男女共同参画社会の形成を推進する事業でございます。  その中の幾つかを説明いたします。  1つが,ウイメンズ・ライフロング・カレッジ事業でございます。これは国補事業でございまして,女性の高度な学習ニーズに対応した事業ということで,大学等に講座を開設いたしまして,女性の生涯学習の推進,あるいはそのリーダー等の養成を行う事業でございます。平成8年度は,土浦の短期大学と水戸の常磐大学に開設する予定となってございます。  それから,少し飛ばしまして, 357ページの方に行かせていただきます。  上から2番目,いばらき女性フレッシュサポート事業費でございます。これは地域における女性団体の活動を促進するための事業でございまして,昨年度に引き続きまして今年度も,北浦地区と水海道地区におきまして地婦連を中心とした女性団体に実践活動を委託する事業でございます。  続きまして,家庭教育振興費の方に移らせていただきます。これは家庭の教育力を高めるための事業を行うものでございまして,家庭教育通信費といたしまして,幼稚園から高等学校までの児童を持つ全家庭に対しまして学習資料を提供いたしまして,さまざまな家庭教育を学ぶ資料にしていただく,あるいはラジオ放送を利用いたしまして養育の相談事業を行う,あるいはまた家庭教育用のビデオを作成いたしまして市町村で行っている家庭学級等の教材に提供する事業でございます。  それから,成人教育振興費でございます。真ん中あたりでございますけれども,この中身につきましては,PTAの指導者研修会とか,あるいは長寿学園開催事業といたしまして,60歳以上の方を対象といたしまして,県内5地区におきまして基礎講座を行う,あるいはその2年間の基礎講座を終えた後,さらに2年間の専門講座,これも5コースほど用意いたしまして,県の美術館あるいは歴史館等々を学習の場といたしまして,高齢者に対する学習の提供を行っているわけでございます。  続きまして,少し飛びまして,下から3番目,県南地区生涯学習センター建設調査費でございますけれども,これは県南地区における生涯学習推進等の拠点施設といたしまして,県南地区生涯学習センターを土浦の駅前の再開発ビル内に整備する,こういった方向で準備を進めるための調査費でございます。  続きまして,一番下でございますけれども,市町村生涯学習実践活動支援事業費でございます。これにつきましては,市町村を援助いたしまして,全県的な生涯学習の振興を図るため,市町村が実施いたします新規講座の開設等の生涯学習事業に対して補助を行いますとともに,そういった補助対象市町村に指導助言するための専門家,クリエーターを派遣する事業でございます。これは県単事業でございますけれども,これに国補事業を絡めまして,県内すべての町村に対して生涯学習の支援,援助を行っていくという事業でございます。  続きまして,次ページの 358ページに移らせていただきます。  備考欄一番上でございます。生涯学習ネットワーク化検討委員会費でございます。これは平成6年3月に茨城県生涯学習審議会から答申をいただきまして,国,県,市町村,あるいは民間を含めて,学習資源のネットワーク化を進めることが好ましいという答申をいただきましたので,それに基づきましてこの調査検討を行う委員会の設置費でございます。  次に,社会教育体制充実費の方に移らせていただきます。社会教育体制充実費1億 1,920万 1,000円でございますけれども,備考欄をごらんいただきます。  この中では,特に下から7行目,図書館建設促進費補助について御説明申し上げます。
     県民の最も身近な学習活動の場でございます市町村立図書館の整備を一層促進するために,平成8年度から補助基準を改正いたしまして,現在の対象であります市及び3万人以上の町村ということを対象にしてございましたけれども,補助額も,床面積に応じまして 1,500万から 3,000万円までの補助でございました。これに対しまして,新たに8年度からは,その対象を未設置の全市町村に拡大すると,さらに補助額も 2,000万円から最高限度額1億円以内と,補助金を大幅に引き上げまして,市町村に図書館の整備を促進するというものでございます。平成8年度は猿島町を予定してございまして,たまたまその床面積等によりまして 6,000万円を計上したというところでございます。  続きまして, 359ページの方へ移らせていただきます。  社会教育施設費でございます。19億 6,104万 8,000円の内容でございますけれども,備考欄の方をごらんください。  図書館費から真ん中あたりの婦人教育会館費までは,県の社会教育施設6施設の管理運営及び施設の維持管理に要する経費でございます。  次の水戸生涯学習センター費は,水戸生涯学習センターの事業費及び運営費でございます。水戸生涯学習センターの中で,県民大学の開催,あるいは市町村のコンピューターで結ぶ学習情報の提供,あるいは相談員による学習相談の実施,こういったことを行う費用でございます。  次に,県西生涯学習センター費でございますけれども,これは下館にございます県西生涯学習センターにかかわる事業費及び運営費でございます。水戸と同じように,県民大学あるいは子供プラザ等々の学習機会の提供あるいは学習相談,こういったことを行う事業費でございます。  それから,鹿行地区生涯学習センター費でございますけれども,これにつきましては,鹿行地域における生涯学習の拠点ということで,地区生涯学習センターの機能を麻生町の婦人教育会館に付与すると,こういった施設整備を行う事業でございます。平成8年度は多目的ホール,あるいは講座室の増築,こういったことを含めまして新築工事を予定してございます。  以上,生涯学習課の予算の概要でございます。  生涯学習課の計といたしまして,歳出予算額23億 542万 3,000円,特定財源10億18万 1,000円,一般財源13億 524万 2,000円でございます。  次に,恐れ入りますけれども,議案1)に移らせていただきます。20ページをごらんください。  地方債でございます。上から1行目の鹿行地区生涯学習センター整備事業8億 5,700万円,これは先ほど御説明申し上げました県立婦人教育会館に併設いたします鹿行地区生涯学習センターの建設に充当するための起債分でございます。  以上で,生涯学習課の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 43 ◯海野委員長 ここで10分ほど休憩を入れたいと思います。  暫時休憩いたします。                 午後1時58分休憩          ───────────────────────                 午後2時8分開議 44 ◯海野委員長 休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。  執行部の説明を求めます。  次に,野田参事兼保健体育課長。 45 ◯野田参事兼保健体育課長 保健体育課関係について御説明申し上げます。  恐れ入りますが,議案概要説明書の3),359 ページをお開きいただきたいと思います。  体育振興費5億 6,523万 9,000円でございます。一番下の行の学校体育費の 1,050万 1,000円でございますが,学校体育指導費は,小,中,高等学校における体育に関する指導の充実を図るために要する経費でございます。   360ページをお開き願います。  茨城っ子パワーアップ事業費でございますが,これは縄跳び発表会を開催いたしまして小学生の体力向上を図ろうとするものでございまして,その下のフィットネスアドバイザー派遣事業費では,中高校生の体力向上と運動部活動の充実のために,優秀なスポーツ選手や大学教授などの専門家を中学校,高等学校に派遣するための経費でございます。  続きまして,社会体育費 9,680万 3,000円でございます。主なものを説明させていただきます。  まず,地方スポーツ振興費でございますが,これは生涯スポーツの普及振興を図るため,市町村が行う事業に対しての補助等に要する経費でございます。  次に,体力つくり推進事業費でございますが,これは県民の体力つくり運動を普及させるために,体力つくり運動県民会議の開催等に要する経費でございます。  その下のスポーツ振興審議会費でございますが,本県のスポーツの振興を図るため,スポーツ振興審議会の開催に要する経費でございます。  次に,社会体育振興費でございますが,これは市町村の社会体育担当者の資質向上を図るため,各種の研修事業を実施しようとするものでございます。  次の県民スポーツレクリエーション活動推進費につきましては,多くの県民の方々がそれぞれの年齢層に応じたスポーツ活動に気軽に参加できるよう,県民スポーツ・レクリエーション祭やスポーツ天国等を開催するほか,全国スポーツ・レクリエーション祭に県代表選手を派遣するなどの各種事業を実施するものでございます。  次の学校体育施設開放事業費でございますが,これは県立高等学校の体育施設を開放いたしまして,地域住民のスポーツ活動の利用に供するための経費でございます。  次に,体育施設整備費でございます。これは市町村が多目的運動場や野球場などを芝生化する事業に対しまして助成をするものでございまして,新規の事業でございます。  続きまして,運動競技費4億 5,793万 5,000円でございます。  内訳を申しますと,まず国民体育大会費でございますが,ことし広島県において開催されます第51回国民体育大会に選手団を派遣するために要する経費でございます。  次に,各種体育大会費でございますが,各体育団体等が本県で開催いたします全国,関東大会等の開催助成に要する経費でございます。   361ページに移りまして,県民総合体育大会兼国民体育大会茨城県大会費でございますが,これは県民参加によるスポーツの振興を目的といたしました県民総合体育大会兼国民体育大会予選会の実施に要する経費でございます。  次の体育協会育成費でございますが,これは体育協会の育成を図るための補助等に要する経費でございます。  次に,団体等育成費についてでございますが,これは県の中学校体育連盟,県の高等学校体育連盟等の体育関係団体の事業費補助に要する経費でございます。  続きまして,馬術競技用県有馬飼育管理費でございますが,これは国体等に出場する馬術競技用県有馬の飼育管理に要する経費でございます。  次の競技力向上費につきましては,国民体育大会候補選手及びジュニア選手の競技力の向上を図るための合宿訓練や遠征費等に要する経費でございます。  その次のインターハイ特別指導者養成・活用事業費と,その下の平成14年度インターハイ準備推進費でございますが,これは平成14年度に開催が予定されておりますインターハイに向けて,学校スポーツ指導者の養成をするとともに,開催に向けた諸準備を進めるための経費でございます。  続きまして,体育施設費5億 1,672万 4,000円でございますが,これは野外活動センター費,堀原・東町運動公園費,笠松運動公園費,ライフル射撃場費でございまして,それぞれの施設の管理運営及び整備に要する経費でございます。  なお,笠間松運動公園につきましては,平成14年度のインターハイ開催との関連から,公園の拡張整備を合わせて行うものでございます。  続きまして,保健給食振興費4億 8,645万 7,000円でございます。  まず,学校保健費3億 8,271万 7,000円でございますが,内訳の主なものといたしましては, 362ページをお開きいただきまして,健康管理費でございます。これは県立学校の幼児,児童,生徒及び教職員の健康診断等を実施するために要する経費でございます。  次に,健康教育推進費でございますが,これは小,中,高等学校における保健安全に関する指導の充実を図るための訪問指導,各種講習会の開催及び指導資料の作成等に要する経費でございます。  2つほど飛ばしていただきまして,交通安全教育費でございますが,これは小,中,高等学校における交通安全に関する指導の充実を図るために,指導者研修会を開催するほか,新規事業といたしまして,高校生の交通事故防止のため,学校と地域,家庭が一体となって交通ルールやマナーの向上に組織的に取り組む高校生交通マナーアップ推進事業を展開するための経費でございます。  次の学校医等報酬でございますが,これは学校医,学校歯科医及び学校薬剤師に対しての報酬でございます。  続きまして,県立学校教職員保健管理強化費でございますが,これは県立学校教職員の保健衛生管理体制の確立のための経費でございます。  次に,エイズ教育充実費でございますが,学校教育におけるエイズ教育の充実のため,研修会の開催による指導者の資質の向上と,学校と地域,家庭との連携についての研究事業の実施に要する経費でございます。  次の生徒健康診断充実費でございますが,これは県立学校における生徒の健康診断の充実を図るために,生徒数の多い学校を対象に健康診断時に支援医を配置するための経費でございます。  次の災害安全教育費ですが,新規事業でございまして,災害時に適切なる対応がとれるよう教員を対象とした講習会を開催するとともに,学校教材としてのビデオテープを市町村へ配布し,学校における災害安全教育の充実に資するための経費でございます。  続きまして,学校給食費1億 374万円でございます。  主なものといたしましては,まず夜間定時制高等学校給食費でございますが,これは県立高等学校の夜間定時制に学ぶ生徒の夜食費に要する経費でございます。  1つ飛びまして,県立学校給食施設設備整備費については,県立学校の給食施設設備の整備に要する経費でございます。  次の学校給食指導管理費でございますが,これは学校給食の充実を図るため,訪問指導や研修会の開催等に要する経費でございます。  次に,学校給食会育成費貸付金でございますが,これは学校給食用物資の安定供給を図るため,県学校給食会に対して物資購入資金の貸し付けに要する経費でございます。  以上,保健体育課計でございますが,予算額15億 6,842万円,特定財源1億 4,133万 8,000円,一般財源14億 2,708万 2,000円でございます。  続きまして,条例関係でございます。  恐れ入りますが,議案1)の 185ページをお開き願います。  第60号議案でございます。茨城県営ライフル射撃場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございますが,消費者物価の上昇に見合い,施設使用料の改定を図ろうとするものでございます。  以上で,保健体育課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 46 ◯海野委員長 次に,池田指導課長。 47 ◯池田指導課長 続きまして,指導課関係を御説明いたします。  恐れ入ります。資料3)の方を御用意ください。 362ページの下からが指導課関係でございます。  教育指導費4億 8,921万 5,000円について御説明いたします。  まず,指導助言費 8,311万 9,000円に係る主な事業を御説明させていただきます。  備考欄1つ目の公立学校指導助言費でございますが,これは指導主事が学校を訪問いたしまして,学校教育全般の状況を把握し,専門的な指導助言を行うものでございます。  次の教科書採択・無償措置費でございますが,これは義務教育諸学校におきまして使用いたします教科用図書の採択を公正に実施するためのものでございます。  次に,1つ飛びまして,学校指導改善充実費でございますが,これは国際化,情報化等の社会の変化や,生徒の能力,適性等の多様化に対応するため,進路指導の充実や国際理解教育の推進など,特色ある高校づくりを推進いたしますブライトハイスクール推進事業などを実施するものでございます。  次に,1つ飛びまして,環境教育推進費でございますが,これは児童が授業で活用できる環境教育の資料を作成し,小学校における環境教育の充実を図るものでございます。  次に,3つ飛びまして,職業教育活性化推進事業費でございますが,商業に関する学科を設置する高校の教員を県内の先端的企業で研修させることや,農業高校の生徒が講師となりまして地域の希望者に園芸などの指導を行うことなど,商業教育,農業教育の活性化を推進するものでございます。  次に,現職教育費2億 5,103万 5,000円に係る主な事業を御説明いたします。  2つ目の科学技術教育振興費でございますが,主な事業といたしまして,スクールサイエンスピア21がございます。これは科学に対する児童生徒の興味関心の高揚を図るため,ミュージアムパーク茨城県自然博物館を利用して各種の実験観察を行う,中学生科学観察実験講座を開催するとともに,全小中学校で学校サイエンスフォーラムを実施いたします。ほかに,中学生約 4,600名を対象に,県内5つの会場で科学に関する後援会を開催いたします。また,教員の指導力の向上を図るために,研究協議会などを実施するものでございます。  次の生徒指導総合推進費でございますが,主な事業といたしまして,まず,はつらつスクール推進事業がございます。これは,いじめ,登校拒否など生徒指導上の諸問題に対処するため,中学校50校,高等学校30校を推進校に指定しまして,生徒指導教員を配置するとともに,地区別の連絡協議会などを開催するほか,推進校の高校におきまして生徒の生きがいを啓発するための講演会を開催し,明るくはつらつとした学校づくりを推進するものでございます。  次に,教育相談体制整備充実事業がございます。これは,県内5ヵ所の各教育事務所に生徒指導相談室を設置し,各種の教育相談に応ずるほか,県南と県西の相談室に精神科の医師を配置して,医学的見地からの指導助言を要する児童生徒及びその保護者の相談に応ずるものでございます。  また,新規事業といたしまして,生徒指導校内体制充実事業がございます。これは,生徒指導のための校内研修にインストラクターを派遣して,研修の質的充実を図るとともに,県立高校における家庭訪問を実施するための経費を措置するものでございます。  さらに,新規事業で,スクールカウンセラー活用調査研究事業がございます。これは,小,中,高等学校における生徒のいじめ,校内暴力などの問題行動,登校拒否などの諸問題に対する取り組みのあり方及び問題行動などを未然に防止して,その健全な育成を図るための活動のあり方を調査研究するものでございます。  次の心の居場所づくり総合推進事業費でございますが,登校拒否の未然防止と解消を図るため,研究協議会の開催による教員の指導力の向上,リーフレットの配布,講演会の開催による家庭への啓発を実施するほか,学校への再登校を促すための適応指導教室を設置する市町村に対して補助を行うものでございます。  次に,各種教育推進費でございますが,教育課程の趣旨の徹底と指導力の向上を図る教育課程運営改善講座や,中学生が主体的に進路を選択決定できる能力,態度の育成を図る進路指導総合推進事業などがございます。また,新規事業といたしまして,いじめなどの困難に負けないたくましい児童生徒の育成を図るため,学校,家庭,関係機関の代表者によるフォーラムの開催,研究協力校による実践研究及び指導資料集の作成を行う,たくましい児童生徒の育成事業を実施するものでございます。  次の国内・国外研修費でございますが,教員を茨城大学や教育研修センターなどに長期間派遣するほか,海外へ派遣するものでございます。  次に,2つ飛びまして,幼稚園教育振興費でございますが,新規採用教員に対し研修を実施するほか,指導資料の作成などを行うものでございます。  続きまして, 364ページをごらん願います。  学力向上対策費1億 5,506万 1,000円に係る主な事業を御説明いたします。  1つ目の国際教育推進費でございますが,帰国児童生徒や外国人児童生徒の指導の充実を図るための国際ふれあい教育推進事業や,高校生26名を海外に派遣する高校生海外セミナーを実施するなどしまして,国際理解教育の充実を図るものでございます。  1つ飛びまして,英語指導助手招致費でございます。これは,外国人の英語指導助手22名を教育事務所及び県立高校に配置し,英語教育の充実を図るものでございます。  続きまして,教育研修センター費8億 8,146万 2,000円でございますが,茨城県教育研修センターに係る経費でございます。  まず,最初に,教育研究費でございますが,教科や教育相談に関する研究を行いまして,指導方法などの改善を図るものでございます。  次に,教育研修費でございますが,これは初任者研修を初め各種の研修を体系的に行うものでございます。  次の教育相談費でございますが,児童生徒の問題行動や心身に障害のある子供の就学などの相談に適切に対応できるよう教育相談員の配置などを行うものでございます。  1つ飛びまして,運営費でございますが,これは教育研修センターの管理運営に要する経費でございます。  以上,指導課計といたしまして,予算額13億 7,067万 7,000円,特定財源計2億 1,093万 2,000円,一般財源11億 5,974万 5,000円でございます。  よろしくお願いをいたします。 48 ◯海野委員長 次に,大森福利厚生課長。 49 ◯大森福利厚生課長 それでは,福利厚生課関係について御説明を申し上げます。  同じく 364ページの一番下からでございます。  まず,教職員住宅費でございますが,2億 8,421万 9,000円,そのうち備考欄で職員住宅整備費のうちの購入費につきましては,公立学校共済組合から資金を借り入れまして整備した教職員住宅,このうち現在年賦で償還中の 284戸あるわけですが,これの購入代金などでございます。  次の維持管理費,現在,教職員住宅は世帯用と単身用と合わせまして 484戸・室ありますが,その維持保全のための補修等の経費でございます。  次に,厚生諸費4億 9,619万 5,000円でございますけれども,職員安全衛生管理費は,教育庁等職員の定期健康診断などに要する経費でございます。
     次の福祉団体助成費は,1つには,教職員互助会が行う福利厚生事業あるいは給付事業を一層充実させるため,また2つ目には,学校生活協同組合が教職員に対しまして質のよい,しかも安い物資の供給というものができるように,3点目としましては,教育友の会,その事業が円滑に実施できますよう,それぞれ助成をするものでございます。  厚生事業費は,教職員の成人病検査の経費や,学校などで行います各種の厚生事業,これの援助経費でございます。  それから,公立学校共済組合宿泊施設会議室使用料でございますが,これは県庁内の各機関が公務で会議室を使用する場合の使用料,これを一括して計上したものでございます。  教職員相談事業は,教職員の一身上の不安,悩みなどの相談に応じ,助言をするという事業に要する経費でございます。  教職員等ライフプラン推進費は,その推進のためのガイドブックの発行,あるいは各種のセミナーを開催するなどしまして,教職員の生涯にわたっての生活設計の確立,あるいはその実現に向けて支援をするための経費でございます。  最後に,次の恩給及び退職年金費15億 8,616万 6,000円でございますが,これは教職員の恩給,退職年金等でございます。  以上,福利厚生課といたしまして,歳出総額で23億 6,658万円,特定財源では1億 731万 9,000円,一般財源22億 5,926万 1,000円でございます。  どうぞよろしく御審議のほどお願いいたします。 50 ◯海野委員長 次に,大島文化課長。 51 ◯大島文化課長 文化課関係につきまして御説明申し上げます。   365ページ,一番下の行ですが,文化振興費4億 2,163万 2,000円でございます。内訳といたしまして,次の 366ページ,芸術文化振興費でございますが,2億 1,481万 3,000円でございます。  備考欄の主な事業について申し上げます。4行目の芸術文化事業推進費でございますが,有名なオーケストラの演奏や演劇などの舞台芸術の公演,つくば国際音楽祭,芸術講座,児童生徒のための芸術劇場等に要する経費でございます。  次の芸術祭費でございますが,小中学校,高等学校,一般と,この3つに分けまして行っておりまして,一般の場合は,美術,音楽など32種目を県内約10市町村で実施しております。  次の県民芸術鑑賞の集い開催費でございますが,交響楽等を無料で県内5ヵ所で実施するものでございます。  一番最後の指導者育成費でございますが,指導者の育成を図るため,美術講習,新人演奏会,公開音楽セミナーを実施しております。  次に,文化財保護費2億 681万 9,000円でございますが,上から3行目になりますか,文化財保護指導委員設置費でございますが,文化財を保護するため,県内に33名委嘱しまして,国,県指定の文化財のパトロールを行うものでございます。  次の国指定文化財管理費補助でございますが,防災設備の保守点検等に要する経費でございます。  ずっと下に行きまして,埋蔵文化財調査費でございますが,国,県,公社,公団等が開発する場合の埋蔵文化財の調査費でございます。  2行飛ばしまして,埋蔵文化財発掘調査費補助でございますが,市町村が行います埋蔵文化財の発掘調査に対する補助でございます。  その下の文化財等整備費補助でございますが,国,県指定文化財の補修が主なものでございまして,国で8件,県で14件の補修をする予定になっております。  それから,郷土民俗芸能の集い開催費でございますが,国,県指定無形民俗文化財を一般の方々に公開するものでございます。  次に, 367ページ,文化施設費でございますが,63億 2,432万 3,000円でございます。内訳といたしまして,近代美術館費47億 7,675万 2,000円,主なものとしまして,備考欄上から3番目展覧会費でございますが,エルミタージュ美術館展を初め企画展が6回,それから常設展が年7回の展覧会に要する費用でございます。次の資料整備費でございますが,美術資料の購入費でございます。次の美術普及活動費は,移動美術館アートフォーラムの運営,親子向けのファミリー美術館,美術講演,美術講習会等に要する経費でございます。  次に,つくば美術館の方でございますが,展覧会費は,本県出身の芸術院会員であります鶴岡義雄展を初めとしまして,4本の展覧会に要する経費でございます。  一番下,天心記念五浦美術館(仮称)整備費でございますが,本体の建築工事,周辺の公園工事,展示工事,それから美術情報システムの整備等でございます。  次に,歴史館費でございますが,4億 7,816万 9,000円でございます。上から2行目の事業費でございますが,中国内モンゴル自治区博物館の協力を得まして,「チンギス・ハーンとその末裔たち」展の企画展,それから特別展3回の開催費及び常設展費でございます。資料収集費は歴史資料の購入費でございます。施設整備費につきましては,研究棟の補修関係の費用でございます。  次のページをお願いいたします。  自然博物館費10億 6,940万 2,000円でございますが,展示事業費といたしましては,ロサンゼルス自然史博物館の協力を得まして,「鮫,太古からの使者」展を含め,3回の企画展及び常設展にかかわる経費でございます。次の資料収集事業費は,博物館資料の購入経費でございます。  次の教育普及事業費につきましては,移動博物館,教員研修,講演,講習会等に要する経費でございます。  以上が主なものでございまして,文化課といたしましては,歳出総額67億 4,595万 5,000円,特定財源25億 927万 5,000円,一般財源42億 3,668万円でございます。  次に,議案1)の16ページをお開きいただきます。  これは第2表債務負担行為の新規分でございますが,最終行にございます天心記念五浦美術館(仮称)公園工事請負契約でございますが,天心記念五浦美術館(仮称)の公園工事に係る工事請負契約の限度額を7億 4,500万円に定めようとするものでございます。  次に,19ページをお開き願います。  一番最後の行でございますが,天心記念五浦美術館(仮称)建設事業債21億 1,300万円は,ただいまの工事を含めました天心記念五浦美術館(仮称)建設費に充当する県債でございます。  以上で,文化課関係の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 52 ◯海野委員長 説明漏れはございませんか。──。  ないようでございますので,本日の委員会はこれで終了したいと思います。  次回は,明日午前10時30分から委員会を開き,質疑及び採決をいたしますので,よろしくお願いをいたします。  長時間にわたりまして御苦労さまでした。                 午後2時41分閉会 Copyright © Ibaraki Prefectural Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...