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青森県議会
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2013-07-19
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平成25年農林水産委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年総務企画委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年建設委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年環境厚生委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年環境厚生委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
平成25年総務企画委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
平成25年建設委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
平成25年文教公安委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年文教公安委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
平成25年商工労働観光エネルギー委員会 本文 開催日: 2013-07-19
平成25年商工労働観光エネルギー委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
平成25年農林水産委員会 名簿 開催日: 2013-07-19
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平成29年建設委員会 本文 開催日: 2017-04-21
平成4年度決算特別委員会(第3号) 本文 開催日: 1993-12-13
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青森県議会 2013-07-19
平成25年環境厚生委員会 本文 開催日: 2013-07-19
取得元:
青森県議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-08
↓ 最初の
ヒット
へ(全 0
ヒット
) 1 ○開 会 午前10時59分
◯工藤委員長
ただいまから
環境厚生委員会
を開きます。 慣例により、会議の
記録署名委員
を指名いたします。
阿部委員
、
藤川委員
にお願いいたします。 本日の
審査案件
は、
特定付託案件
であります。 なお、
審査
の順序は、
健康福祉部
・
病院局関係
、
環境生活部関係
の順に行いますので御了承願います。 それでは、
健康福祉部
・
病院局関係
の
特定付託案件
について
審査
いたします。 初めに、
執行部
から
報告事項
があります。──
江浪健康福祉部長
。 2
◯江浪健康福祉部長
被
措置児童等虐待
に係る
実態調査
につきまして
中間報告
を申し上げます。 まず、本
調査
の趣旨でございますが、先日御
報告
申し上げましたとおり、
県内
の
社会的養護関係施設
で被
措置児童
の
虐待
が発生したことを受けて、
環境厚生委員会委員長
から、被
措置児童
の一層の
安全確保
を
目的
として県が直接
児童
への聞き取り
調査
を
実施
するよう申し入れがあり、これを踏まえまして、県としてもさらなる
児童
の
福祉
の増進を図る観点から、現在入所している
児童
に対する被
措置児童等虐待
に当たる
行為
の有無などの
実態
を改めて
確認
し、
虐待
の
早期発見
及び
虐待防止
のために必要な
措置
を講じることを
目的
として
実施
をしているものであります。
調査対象施設
ですが、
社会的養護関係施設
のうち
児童養護施設
、
情緒障害児短期治療施設
、
児童自立支援施設
を
対象
としております。
調査対象者
につきましては、
平成
25年6月24日時点で、
調査対象施設
に入所している
児童
353人となります。
調査方法
でございますが、
入所児童
への
児童相談所
による個別聞き取りにおきまして
虐待
があると答えた
児童
について、
児童相談所
による事実
確認
を行うというものでございます。
調査実施期間
は、
平成
25年6月24日月曜日から7月31日水曜日までとしております。 現在の
進捗状況
ということで7月5日現在のものでございますが、聞き取り
実施児童数
は176人、
調査実施率
は49.9%となっております。各
児童相談所
とも
計画どおり
7月31日までに
調査
を終える
予定
としております。
調査
におきまして、
児童
から聞き取った
内容
のうち、こどもみ
らい課
が事実
確認
し、
青森
県
社会福祉審議会児童福祉専門分科会児童処遇部会
へ
報告
、意見聴取した
事案
が1
施設
で1人の職員、
男性児童指導員
30代につきまして2件、
対象児童
3人というものがありまして、いずれも被
措置児童等虐待
には当たらないが不適切な
指導
であるとの判断となったものがございました。
その
事案
の
概要
ですが、1件目は昨年度、就寝時間後、
小学生男児
の居室におきまして、
担当保育士
の
指導
に従わないと引き継ぎを受けました
男性児童指導員
が、
当該男児
に注意、
指導
を行うため、二段ベットの上段にいた
男児
の服を引っ張ったところ、
指導員
とともに
児童
も床に落ちましたが、けがはなかったというものでございます。 2件目は二、三年前から繰り返し、自由時間中、
施設
の居間などで追いかけっこなど体を使った遊びの際に──ここは実際の表現をそのままで申し上げさせていただきますが──
男性児童指導員
が「チューするぞ」と追いかけ回したり、キスのように唇を近づける
行為
を行ったことに対し、今年度に入り、2人の
小学生女児
が
嫌悪感
、
不快感
を訴えたものです。 なお、
施設
では、本年4月に
施設
で
実施
いたしましたアンケートでこの2件目のもの、2)の
事案
につきまして把握し、
指導
していたものでありましたが、その後の
確認
がされていなかったため、改めて
施設
に対し
確認
を求めたところ
指導
後はこの2)に該当する
行為
は行われていなかったということが
確認
をされております。
施設
ではこの2)の
事案
への
対応
といたしまして、
当該男性児童指導員
を
小学生女児
の
指導
から外しているほか、両
事案
への
対応
のため、現在、
当該男性児童指導員
に対して
研修プログラム
を
実施
しているところであります。 県といたしましては、
施設
に対して
施設
の苦情を受ける
体制
、
スーパーバイズ体制
の充実、強化などの
再発防止策
について
指導
中でございます。 御参考といたしまして、この被
措置児童等虐待実態調査
に係る
事案
への主な
対応状況
というものも記載させていただいております。
報告事項
は以上でございます。 3
◯工藤委員長
ただいまの
報告事項
及び
特定付託案件
について
質疑
を行います。
質疑
は
議題外
にわたらないように願います。 なお、
答弁者
は
挙手
の上、「
委員長
」と呼び、次に
職名
を言って
発言
を求めてください。
質疑
はありませんか。──
清水委員
。 4
◯清水委員
ドクターヘリ
のことについて
質問
をさせていただきます。 3県
ドクターヘリ
の
広域連携運航
に係る
運用
の
柔軟化
についてであります。 先般も
東奥日報等新聞紙上
でも記事が載っておりましたけれども、
北東北
3県
ドクターヘリ
の
広域連携運航
については、今年4月10日より
開始
をし、おおむね半年
程度試行期間
として
実績
と
課題
の
検証
を行った上で3県知事の
協定
による
本格運航
へと進めていく
予定
とされております。しかし、現在の
広域連携運航
では自
県ヘリ優先要請
が
原則
とされ、
現場
から他
県ヘリ
が
直近
となる場合にも円滑に
出動要請
ができずに、3県の
県境地域
においては一刻を争う
救命救急医療
にその効果を十分に発揮できない
状況
にあります。そこで
広域連携運航
については
現場
から
直近
の
ヘリ
に柔軟に
出動要請
ができるよう
運用
の
柔軟化
が必要と考えています。 以下3点についてお伺いしますが、
広域連携運航
の
試行開始
以降、現在までに
県境
を越えた
運航実績
がないとのことであるが、県としてはこれをどのように捉えているのか、まず1点お伺いします。 5
◯楠美医療薬務課長
現在までに
県境
を越えた
運航実績
がないことについての県としての捉え方との御
質問
でしたが、まず
北東北
3県による
ドクターヘリ
の
広域連携運航
につきましては、
県境
を接する3県が互いに
連携
し、補完し合うことを
目的
に、
平成
25年4月10日から試行的に
開始
したものであり、
原則
として、各
基地病院ヘリポート
から100キロメートル圏内を
出動対象地域
としております。 4月10日の
開始
から昨日7月18日までの間で、
広域連携
により
運航
された
事案
が発生したとの
報告
は受けてございません。
広域連携運航
につきましては6カ月程度試行的に
運航
し、各県の
運航実績
や
広域連携実績
について
検証
を行い、それぞれの
県内
における
課題
、
連携
における
課題
を
整理
して3県の
協定
による
本格運航
へと進めていくこととしているところです。 現在、その
試行的運航期間
の約半分が経過したところでございます。今後は、各県がそれぞれの
県内
における
事例
について
検討
した上で、今月中をめどに、3県の
担当者
による
検討
を行うということとしております。 以上です。 6
◯清水委員
救命救急医療
は一刻を争うほどであるということから柔軟な
連携
を要する
事案
が発生する
可能性
も考慮した上で、あらかじめ
対策
を講じるべきものと考えますがいかがでしょうか。 7
◯楠美医療薬務課長
今般の
北東北
3県
広域連携
につきましては、3県の
関係者
及び
ヘリ運航会社
による
協議
の結果に基づき、それぞれの県の
ドクターヘリ
で自
県全域
に
対応
することを基本としつつ、
重複要請
などにより自県の
ドクターヘリ
が
出動
できないときには、
県境
を接する3県が互いに円滑に
連携
して補完し合うことを
目的
に、他県の
ドクターヘリ
の
出動
を
要請
することとしたものでございます。 今後は今回の
試行運航
の
実績
の
検証
を踏まえまして、
本格運航
について
検討
していくこととなるものでございます。 8
◯清水委員
他の
地域
の
事例
で他
県ヘリ
へ
優先要請
を実現している
広域連携運航
の
事例
はあるのか、あればその
実情
についてお知らせ願いたいと思います。 9
◯楠美医療薬務課長
他県の
実情
についてですが、
ドクターヘリ導入
県の
連携
の在り方といたしましては、
北東北
3県の
広域連携
のように、それぞれの県の
ドクターヘリ
が
県境
を越えて
相互
に乗り入れする形としているものについてお答えいたします。
相互乗り入れ
を行っている県は、
北東北
3県を含めまして全国で15府県ございます。基本的に自県の
ドクターヘリ
で
対応
できない場合に他県の
ドクターヘリ
を
要請
できることとしております。 このうち島根県、広島県、山口県におきまして、
救急現場
への
出動
に当たって他県の
ヘリ
を優先して
要請
することができる
市町村
をあらかじめ指定している例がございます。 以上です。 10
◯清水委員
広域連携運航
の
運用柔軟化
については、
北東北
3県の24
市町村
で構成する
北奥羽開発促進協議会
においても、去る6月28日開催の
定例総会
において決議されたところであり、私も
協議会
の
相談
役として、県においてはこれをしっかりと受け止めてほしいと思います。 また、県においては
北東北
3県における
ドクターヘリ
のパイオニアとして3県の
広域連携運航
がより充実したものになるよう、今後3県
協議
に際し前向きに取り組まれることを要望して終わります。 以上です。 11
◯工藤委員長
ほかに
質疑
はありませんか。──
松尾
副
委員長
。 12
◯松尾委員
今の
清水委員
の
質問
に関連してお伺いしたいと思います。 試行的に
運用
を
開始
してから3カ月の中で、まだ1回もないということで、それであれば今後の
運航
についての
課題
を
整理
すると言ってもまだ動いてないわけですから、今後どういう
状況
が続くのかは分かりませんが、ここまでの中で、やはりその
運航
しない、できていないというところの
整理
というのはしながら6カ月後にそれをするということではなくて、やっていかないと実際の
整理
というのはつかないと思うんですが、その点について県の考えを伺いたいと思います。 13
◯楠美医療薬務課長
試行的運用
、
運航
につきましては3カ月が経過したということで、今月中を目途に3県の
担当者
による
検討
をまず行いまして、その上で今後の進め方についてまた
検討
していきたいと思っております。 以上です。 14
◯松尾委員
そういうことなんでしょうけれども、何かそれがスムーズにいかない今、
理由
がまだ見えてきてないんでしょうか。もしもあるんであればこういうことが
課題
になっているとか、今その
検討
する
委員会
でしたか、
清水委員
のほうで今後もされるということなんで、十分そういう意見は反映されていくんだと思いますけれども、ただそこの、どういうところがあるのかなというのを
委員会
の場で
問題提起
といいますか、情報としてお聞きできればなと思うんですけれども。 15
◯楠美医療薬務課長
青森
県の例でいきますと、
平成
25年4月10日から
運航実績報告
が届いている6月30日までの本
県内
の不
出動
、
出動
にならなかった
事案
につきましては天候不良によるものが13件、
重複要請
によるものが4件という
報告
を受けております。例えばこういった
状況
について、
課題
があるのかどうか、これは
青森
県の例ですが、岩手県、秋田県でもそういった
事例
について一緒に
検討
し3県での
検証
、
課題整理
といったことをこれからやっていくということになるかと思っております。 以上です。 16
◯松尾委員
たしか
新聞等
で拝見をすると、いざ地元から
要請
があったときに
対応
できないと困ると、そういう
現場側
での
考え方
もちらりと聞こえたりしています。ただそれは分かるんですけれども、でも実際に
運航
してみないとどういう
課題
があるのか、また
受入体制
の
部分
でどういう
対策
を示していけばいいのかということはやってみないと分かりませんが、とにかく
運航
をまずするように県でも努力をしていただきたいと思います。 以上です。 17
◯工藤委員長
ほかに
質疑
はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり] ないようでありますから、これをもって
健康福祉部
・
病院局関係
の
審査
を終わります。
執行部入れ替え
のため、暫時休憩いたします。 ○休 憩 午前11時15分 ○再 開 午前11時18分 18
◯工藤委員長
休憩前に引き続き
委員会
を開きます。
環境生活部関係
の
特定付託案件
について
審査
いたします。 初めに、
執行部
から
報告事項
があります。──
林環境生活部長
。 19
◯林環境生活部長
お手元の資料に基づきまして、
報告
いたします。
八戸
市
櫛引地区
の
産業廃棄物
不
適正保管事案
に係ります
地下水
の
分析
結果でございます。 まず
事案
の
概要
でございます。
原因者
は
株式会社
三
協リサイクル処理センター
でございます。 先日7月3日の
委員会
の
県内調査
でごらんいただきました
八戸
市
櫛引
の
現場
でございます。
現場
には燃え殻及び汚泥、約17,000トンが不適正保管されているところでございます。 今回の
地下水
の
分析
結果でございますが、今年6月6日に採水いたしました
地下水
でございます。
調査
の場所ですが、次のページの図面をお開きいただきたいと思います。 右側に
写真
で
当該現場
の
写真
がございますが、白い
部分
、
廃棄物
が保管されております。その
上流部
の
井戸
1)の
井戸
、そして
下流部
の
井戸
2)の
井戸
、この2カ所から採水いたしまして
地下水
を
調査
いたしました。その結果、1ページにお戻りいただきまして、(3)でございます。
下流側
の
井戸
、2)の
井戸
でございます。こちらの
井戸
で、下の表にございますように
環境基準
1リットル当たり0.0005ミリグラム以下に対しまして、2)の
井戸
は0.002ミリグラムと総
水銀
が
環境基準
を超えて検出されたところでございます。 ただ、現在のところ
周辺環境
への
影響
は
確認
されてございません。経緯といたしまして昨年7月6日に今回採水いたしました2)の隣の
井戸
2)
ダッシュ
としております
井戸
におきまして総
水銀
と
ダイオキシン類
が検出されました。ただその後、
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団
から、この2)
ダッシュ
で採水いたしました
井戸
は懸濁物質が入っているため、
周辺環境
への
影響
をモニタリング評価するには適切でないという
助言
がございましたことから、今回2)
ダッシュ
の横に新たに2)の
井戸
を設置いたしまして今年度の
調査
を
実施
したものでございます。 この結果を受けまして今後の
対応
でございますが、(1)でございます。
周辺環境
への
影響
を把握するため、この2)の
井戸
、そして地図の3)、
下流部
の湧き水の3)と、近くの4)の農家の
井戸
でございますが、この2)、3)、4)において
地下水
への
影響調査
を継続的に
実施
いたします。 そして(2)でございますが、併せまして、今後、
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団等
からの
助言
をいただきまして、速やかに
汚染源調査
を
実施
することとしてございます。 以上でございます。 20
◯工藤委員長
ただいまの
報告事項
及び
特定付託案件
について
質疑
を行います。
質疑
は
議題外
にわたらないように願います。
なお、
答弁者
は
挙手
の上、「
委員長
」と呼び、次に
職名
を言って
発言
を求めてください。
質疑
はありませんか。──
清水委員
。 21
◯清水委員
今後の
対応
の中で
財団
からの
助言
を得て速やかに
汚染源調査
を
実施
するとありますが、その
内容
と
実施
時期についてお伺いします。 22
◯鳥谷部環境政策課長
汚染源調査
の
内容
と
実施
時期についてでございます。
汚染源調査
につきましては、今回の総
水銀
が検出された
原因
が、
株式会社
三
協リサイクル処理センター
の
事業場
内に不適正保管されている
産業廃棄物
によるものかどうかを
調査
するものでございます。 具体的には、
事業場外
、外からの
流入地下水
の
水質調査
や、不適正保管されている
産業廃棄物
の
溶出試験
などが考えられますが、
調査方法等
の詳細につきましては、
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団等
の
専門家
からの
助言
を受けて決定し、できるだけ速やかに
実施
したいと考えております。 以上です。 23
◯清水委員
この
調査
は
行政代執行
として
実施
するのかどうかお伺いいたします。 24
◯鳥谷部環境政策課長
汚染源調査
は
行政代執行
かというお問合せでございます。 この
汚染源調査
は、
地下水
の
汚染源
を特定するための立入検査の一環として
実施
するものでございまして、
行政代執行
として
実施
するものではございません。 以上です。 25
◯清水委員
それでは県がこれまで
実施
した
行政代執行
の
件数
とその
内容
についてお伺いいたします。 26
◯鳥谷部環境政策課長
これまでの
行政代執行
の
件数
と
内容
についてでございます。 本県で
行政代執行
した
件数
は、
県境不法投棄事案
を除きまして4件となっており、これらの
事案
は、いずれも
医療系廃棄物
や
不正軽油
の
製造過程
で発生した
硫酸ピッチ
に係る
不法投棄事案
となっています。
行政代執行
を
実施
した
理由
としましては、
現場周辺
に有害又は危険な
内容物
が漏出するなどにより、
生活環境
の保全上支障が生じ、又は生ずるおそれがあると認められたことから、
行政代執行
を
実施
したものでございます。 以上です。 27
◯清水委員
八戸
市が要望している──もう随分前から
重点要望
で出しておるんですが──要望している
産業廃棄物
の
全量撤去
についての県の
考え方
をお伺いいたします。 28
◯鳥谷部環境政策課長
八戸
市で
全量撤去
を求めている、それに対する県の
対応
についてでございます。 県では、
株式会社
三
協リサイクル処理センター
の
事業場
の
下流側隣接地
の
地下水
から、
環境基準
を超える総
水銀
が検出されたことを受けまして、
原因者
に対し引き続き直接
面談等
により必要な
対応
を求めるなどの
指導
を強化してまいります。 また、
周辺
の
生活環境
への
影響調査
と
汚染源調査
を
実施
することとしており、これらの
調査
結果や
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団等
の
専門家
の
助言
を踏まえ、今後の
対応
を
検討
したいと考えております。 以上です。 29
◯清水委員
随分前のことになりますが私が
県議会議員
に当選したときに、三戸の選出の
澤田啓県議会議員
を通して、こういう話をしたんですね。 田子の
県境
の
不法投棄
、産廃の問題だったんですが、あの辺に大変な問題が発生しているという話を聞きまして、私もいろいろな
相談
を受けたものですから、
澤田県議会議員
に
相談
しましたら、いやこれはもう大変な問題だから
清水
さんあんまり首を突っ込まないほうがいいって注意されましてですね。私も
正義感
がどっちかといえば強いほうなもんですから、
現場
を見に行こうっていうことになりまして。当時、
政調会長
は
高樋県議会議員
ですね。
高樋県議会議員
もなかなか熱意のある方でありまして、早速見に行こうということで、
現場
を見たんですけれども、私らその時の政調会のメンバー七、八人だったと思いますが、これはもうとても県では手に負えない大きな問題だ、そういうことで、当時、自由民主党の県連会長は津島先生、さらには大島代議士にも
相談
しまして、
調査
を何回か繰り返しまして、そしてこれを時限立法で、是非
全量撤去
しなければだめだということで、後は三村知事の大英断で
全量撤去
ということになりました。 結果は皆さん御承知のとおりだと思いますが、ほぼ100%ですかね、当時のお金でたぶん400億ぐらいかかったと思いますが、半分を国で出していただいて、後は県でその半分を
対応
するということですね。当時は大木環境庁長官、その後引き継いだのが鈴木俊一環境庁長官なんですが、おかげさまで知事の英断と、後はまさに政治力で、
県境
の産廃問題はほぼ解決したような
状況
になっています。 そういうことで、二度と負の遺産を私どもの後世に残すわけにはいかないなと思っております。全部で200億円というお金、どれくらいかといえば、大変なお金だと思うんですね。学校でいえば10校くらいは作れるぐらいのお金だったと思いますが、知事の大英断でなったわけでありまして。やはりこの問題も、市役所がやるべきだ、県がやるべきだ、という議論がちょっとあるかもしれませんが、しっかりと取り組んでいただきたいなと。私どもはそういう経験をしているもんですから、特にその辺を部長さん、何か御返答ありましたら、ひとつお願いしたい。 30
◯林環境生活部長
今、
清水委員
から過去のケースのお話をいただきながら、強い気持ちをいただいたところでございますけれども、私どもといたしましては今回対処方針を示したように、まず
周辺
の
生活環境
の
影響調査
を行い、そしてまた、いざ実際にいろいろな
対応
をする際には、財源的な問題もございますので、この場合法律の仕組みとして今回
指導
をいただきます
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団
、こちらがそういったいわゆる支援を行う場合の非常に重要な鍵を握っている組織でございます。したがいましてこちらの
指導
を十分得て、言ってみれば一緒になってやるような形をつくりながら、
状況
をきちんと
整理
して、
対応
をきちんと決めてまいりたいと考えてございます。 31
◯工藤委員長
ほかに
質疑
はありませんか。──
松尾
副
委員長
。 32
◯松尾委員
済みません。また関連でちょっと
質問
したいんですけれども。 おおむね県の説明で適切に
対応
していただきたいなとは思いますけれども、今の答弁で
行政代執行
の
件数
のところで4件という
報告
をいただきました。ここは医療系の
廃棄物
ということと、今回の
事案
は違うと、そういう意味にとりましたけれども、何で
県境
を除いたのかなというのを
確認
したかったということと、あと
行政代執行
にかかった経費、もしも分かれば今回の4件分と、今その
県境
の分、
行政代執行
がトータルでいくらくらいかかったのかという話をしても出るかどうか分かりませんが、可能な範囲で教えていただきたと思います。 33
◯鳥谷部環境政策課長
まず1点目、
県境
を除いたのは、という問いですけれども、当課所管のという意味で、
県境
分を除いたということで答弁いたしました。県では5件ということで
県境
の
部分
が1件と、当課所管の
部分
が4件、そういう趣旨でございます。 それから4件の事業費でございますけれども、合計で約1億9,000万円の事業費が投入されたということでございます。 以上です。 34
◯工藤委員長
ほかに
質疑
はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり] ないようでありますから、これをもって
環境生活部関係
の
審査
を終わります。 以上をもって
環境厚生委員会
を終わります。 ○閉 会 午前11時33分 Copyright © Aomori Prefecture, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...
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