討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、
採決を行います。
議案第43号を可決すべきものと決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 異議なしと認め、
議案第43号は、可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
理事者交代のため、
委員会を暫時休憩いたします。
――――――――――――――
休 憩 午前10時2分
再 開 午前10時4分
――――――――――――――
○
小形香織 委員長 委員会を再開いたします。
次に、
議案第35号 市道の
認定、
変更及び廃止の件を
議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎松川
総務部長 議案第35号 市道の
認定、
変更及び廃止の件につきまして
補足説明をさせていただきます。
市長提出議案等の73ページをご覧ください。
本件は、新たに
認定する5
路線と
認定路線を
変更する3
路線及び廃止する1
路線の合わせまして9
路線をご審議いただくものでございます。
新たに
認定する5
路線につきましては、
開発行為によるものが4
路線、
市施行事業によるものが1
路線でございます。
認定路線を
変更する3
路線につきましては、
開発行為により
既存路線を延長するものが2
路線、
市施行事業により
路線を短縮するものが1
路線でございます。
廃止する1
路線につきましては、
区画整理によるものでございます。
○
小形香織 委員長 それでは、
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 なければ、
討論を終了いたします。
それでは、
採決を行います。
議案第35号を可決すべきものと決定することにご
異議ございませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 異議なしと認め、
議案第35号は、可決すべきものと決定いたしました。
次に、
議案第36号
令和4
年度札幌市
一般会計補正予算(第7号)中
関係分及び
議案第46号 公の
施設の
指定管理者の
指定の件(
都市公園)の2件を
一括議題とし、
理事者から
補足説明を受けます。
◎松川
総務部長 議案第36号
令和4
年度札幌市
一般会計補正予算(第7号)のうち
建設局関係分について、
議案に基づき
補足説明させていただきます。
初めに、
歳出予算についてご
説明いたします。
議案の98ページ、99ページをご覧ください。
今回の
補正は、国の
令和4
年度補正予算の成立に伴い、
道路や
橋梁等の
整備、
更新に係る経費のほか、
指定管理者制度を導入する
市有施設について、
感染拡大防止を理由とする
施設利用の
キャンセルや
光熱費の高騰に対応するための経費を追加するものでございます。
まず、国の
令和4
年度補正予算の成立に伴う
補正についてご
説明いたします。
歳出の6款
土木費のうち、2項
道路橋りょう費 2目
道路維持費について、右側の
説明欄にあります
施設街路灯整備費において、
施設街路灯の
LEDへの
更新に係る
費用として9,400万円を追加するものでございます。
次に、4目
道路新設改良事業費について、
交通安全施設整備費において、
南郷線の
通学路安全対策に係る
費用として6,000万円、
道路改良費において、
札幌北広島環状線の
道路改良等に係る
費用として5億1,300万円、
道路橋りょう整備費において、
藻岩橋等の
橋梁長寿命化に係る
費用として8億8,000万円を追加するものでございます。
次に、5目
街路事業費につきましては、
街路改良費において、
環状通等の
電線共同溝整備に係る
費用として4億6,000万円を追加するものでございます。
続きまして、
指定管理者制度関連の
補正についてご
説明いたします。
議案の100ページ、101ページをご覧ください。
6項
公園緑化費のうち、1目
公園緑地管理費についてでございますが、
公園管理費において、
施設利用の
キャンセルに係る
費用として300万円、
光熱費高騰に係る
費用として2,400万円の合計2,700万円を、緑地及び
街路樹等管理費において、
さけ科学館の
光熱費高騰に係る
費用として200万円を追加するものでございます。
次に、
繰越明許費に関する
調書についてご
説明いたします。
議案の104ページ、105ページをご覧ください。
建設局分は、104ページの下段にあります6款
土木費のうち、1項
土木総務費、2項
道路橋りょう費、105ページの上から
三つ目の6項
公園緑化費がございます。これらは、
事業進捗の遅れのほか、国の
予算措置の
関係上、
年度内執行が困難と予想されますことから、翌
年度に
事業費を繰り越すものでございます。
最後に、
債務負担行為に関する
調書についてご
説明いたします。
議案の106ページをご覧ください。
まず、
債務負担行為の追加でございますが、上から
四つ目の
LED街路灯推進、一つ飛ばして、
街路新設改良について、これらは、
早期発注により施工時期の
平準化を図る、いわゆるゼロ市債と呼んでいるものでございます。
次に、上から
五つ目の
雪対策施設整備、一つ飛ばして
公園造成につきまして、これらは、工期の
関係上、早期に契約する必要があるものでございます。
次に、
債務負担行為の
変更でございますが、
議案の107ページをご覧ください。
上から
二つ目の
舗装等整備、
道路新設改良(
道路改良等)、
生活道路等整備について、これらは、
早期発注により施工時期の
平準化を図る、いわゆるゼロ市債と呼んでいるもので、
限度額を増額するものでございます。
次に、一番下の
都市公園等運営管理については、百合が原
公園の
指定管理が本
年度末をもって満了するため、来
年度以降の協定を締結するため、
債務負担行為を設定するものでございます。
◎鈴木
みどりの
管理担当部長 続きまして、
議案第46号 公の
施設の
指定管理者の
指定の件(
都市公園)についてご
説明させていただきます。
議案の177ページをご覧ください。
本市で管理する
都市公園につきましては、平成18
年度から段階的に
指定管理者制度を導入し、運営を行っており、本件は、今
年度末で
指定期間が満了となります百合が原
公園について、
次期指定期間である
令和5年4月1日から
令和10年3月31日までの
指定管理者の
指定議案を提出するものでございます。
百合が原
公園は、当初、
Park−
PFIの
事業者と
指定管理者を併せて募集しておりましたが、応募がなかったことから、改めて
指定管理者のみの募集を行ったものでございます。
選定経過でございますが、
有識者等の
外部委員4名に、
札幌市の
内部委員として私が加わった計5名によりまして、
令和4年9月29日に第1回の
指定管理者選定委員会を開催し、10月3日に
募集要項等の配布を開始し、10月20日から約1か月間、
公募を行ったものでございます。その後、
選定委員会における決定として、
候補者を選定したものでございます。
◎藍原
住宅担当部長 私から、
議案第36号
令和4
年度札幌市
一般会計補正予算(第7号)のうち、
都市局市街地整備部関係分についてご
説明させていただきます。
議案の100ページをご覧ください。
7項
建築費の1目
市営住宅管理費につきましては、
市営住宅の
改修費に対します
国庫支出金の充当が決定しますことに伴いまして、7億2,400万円を追加するものでございます。
続きまして、105ページ、
繰越明許費に関する
調書をご覧ください。
6款
土木費の7項
建築費のうち、
市営住宅整備につきましては、国の
補助決定が
年度末近くでありますことから、
事業の
年度内執行が困難であるため、翌
年度に繰り越すものでございます。
◎小島
建築部長 続きまして、同105ページの
都市局建築部関係分の
繰越明許に関する
調書、6款
土木費の7項
建築費、下段、
建築計画等総括の1億3,800万円は、
青少年科学館の
改修工事についてでございます。
社会経済情勢の変化による世界的な半導体の
供給不足のため、
設備機器の
納入遅延により
事業の進捗が遅れ、
年度内の執行が困難なことから、翌
年度に
事業費の一部を繰り越すものであります。
○
小形香織 委員長 それでは、
質疑を行います。
◆よ
こやま峰子 委員 私は、ご
説明のあった
議案第46号 公の
施設の
指定管理者の
指定の件に関連して、百合が原
公園の
魅力向上についてお伺いいたします。
百合が原
公園は、2006年から
指定管理者制度による
管理運営を採用し、民間のノウハウを積極的に取り入れることにより、ユリをはじめとする6,400種類もの植物を育成するなど、すばらしい花の景観を有する年間約50万人が訪れる
公園です。
百合が原
公園の
認知度を高めるきっかけとなったのは、1986年に開催された
全国都市緑化フェア、さっぽろ花と緑の
博覧会であり、それ以来、
札幌市を代表する
公園として多くの市民に親しまれております。
近年の新しい
公園管理制度を見ますと、2017年の
都市公園法の
改正の際に
制度化された
公園公募設置管理制度、いわゆる
Park−
PFIがあります。この
制度は、
民間活力を生かして、
公園の
魅力と
利用者サービスをより一層向上させることを目的に創設されておりまして、今回、
札幌市として初めての導入を百合が原
公園で目指しているとのことでございます。
今
年度当初には、新たな
施設や
サービスを充実させる
Park−
PFI制度と
公園全体を
管理運営する
指定管理者制度の双方を併用し、同一
事業者とする
公募を実施しており、私は、
市内随一の
フラワーパークに新たな
魅力が加わるものと、大いに期待をしておりました。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症による収益の悪化や
建築資材などの高騰の影響により、
事業者から応募がなかったことは大変残念であります。
この結果を受けて、
札幌市では、今
年度で満了となる
指定管理者の選定を本
議案により先行するとの
説明が、先ほど、
みどりの
管理部長よりございました。
一方、
Park−
PFI事業者については、別途、再
公募を検討していくと聞いており、市民の望む
施設が少しでも早く建設されることを期待しており、再
公募の時期並びに
供用開始時期が大いに気になるところでございます。
また、私は、
指定管理者だけを先に選考することにより、
統一感や
公園全体のバランスなど、
魅力が損なわれるのではないかという不安や、
Park−
PFI事業者の提案に制約が生じ、本来期待していた
魅力向上の効果が薄れるのではないかと懸念しております。
そこで、質問ですが、百合が原
公園の
Park−
PFIの
公募に当たり、今後の実施時期や
指定管理者と分離した影響についてどのようにお考えになっているのか、お伺いをいたします。
◎高橋
みどりの
推進部長 Park−
PFI事業を所管している私のほうから答弁させていただきます。
百合が原
公園の
Park−
PFIの今後の
公募時期及び
指定管理者と分離した影響についてお答えいたします。
まず、百合が原
公園Park−
PFIの
公募時期につきましては、現在、
民間事業者と対話をしながら、応募しやすい条件を検討しているところであり、来
年度夏頃の
公募を目指してまいりたいと考えております。
その
予定でいきますと、
令和5
年度中に
事業者を決定し、
令和6
年度から
施設整備を行い、
令和7
年度の
供用開始を見込んでおります。
次に、
指定管理者と分離した場合の影響としましては、
公園全体の
魅力発信や
イベント開催におきまして、
指定管理者と
Park−
PFI事業者が一体となった効果的な
事業ができなくなるという
可能性があります。そのため、
指定管理者には
Park−
PFI事業者との積極的な協力や
連携を求めており、また、今後実施する
予定の
Park−
PFIの
公募におきましても、同様の
連携を要件とすることで、両者の
連携を密にし、
公園全体の
魅力を図っていきたいと考えております。
◆よ
こやま峰子 委員 ただいま、
指定管理者と
Park−
PFI事業者の双方に
連携を促すこととし、来
年度夏頃の
公募を目指し、
令和6
年度からの
施設整備を行い、
令和7
年度の
供用開始を見込むとのご答弁がございました。
そのために、
札幌市が
指定管理者と
Park−
PFI事業者の間に入って、しっかりと
連携を図っていただきたいと思います。
これまでの話を伺いますと、
Park−
PFIによる新たな
施設や
サービスに期待が高まる中で、開園から40年が経過している百合が原
公園では、
リリートレインや世界の庭園など、多くの
施設で
老朽化が著しく進んでおります。先ほどのご答弁では
公園全体の
魅力向上を図っていくとのことでしたが、
老朽化した
施設がたくさんある現状では、
幾らPark−
PFIを導入したとしても、その効果は限定的ではないかと私は危惧します。
今後は、
Park−
PFIによる個別の
整備にとどまらず、
既存施設全体の
更新の検討を早急に行うべきと考えます。
そこで、質問ですが、百合が原
公園の
老朽化した
施設をどのように
更新していかれるのか、お伺いいたします。
◎高橋
みどりの
推進部長 百合が原
公園の
老朽化した
施設の
更新についてお答えいたします。
百合が原
公園を含む
札幌市の
主要公園は、昭和50年代から
平成初期に
整備したものが多く、その大半が
更新の時期を迎えつつあります。
とりわけ、百合が原
公園内の各
施設については、
指定管理者及び
札幌市において日常的な点検や修繕を行ってきておりますが、
委員がご指摘のとおり、
整備から40年が経過し、世界の庭園や
リリートレインなどをはじめ、多くの
施設で
老朽化が進行している状況であります。
百合が原
公園の
施設更新につきましては、市内各
主要公園の
施設の
老朽化度合いや
安全性、
市民ニーズなどを考慮した上で、その
方向性について検討していきたいと考えております。
◆よ
こやま峰子 委員 今お伺いしましたことを受けて、最後に要望です。2点ございます。
1点目は、先ほど、
主要公園それぞれの状況を考慮した上で、百合が原
公園の
施設更新の
方向性について検討していくというご答弁でございました。百合が原
公園全体の
魅力向上には、
Park−
PFIだけではなく、
老朽化した
施設全体の再
整備が急務と考えます。また、それにより集客を見込めるという状況になれば、
Park−
PFIを検討中の
事業者の
参画意欲向上にもつながり、
応募者が増える
可能性もあるのではないかと私は思います。ぜひ、百合が原
公園の
老朽化施設などの
現状整備を急いでいただきたいと思います。
2点目ですが、最初のご答弁で、今後の
予定については、
令和5
年度の
公募予定、
令和6
年度に
施設整備、
令和7
年度に
供用開始見込みとのご
説明でございました。そういたしますと、
供用開始は
令和7
年度となり、当初
予定の
令和6
年度より1年後ろ倒しということになります。本年の
Park−
PFI公募が不調となったこともあり、スケジュールが大変タイトになったということは理解いたしますが、年間50万人もの人が訪れる
公園であります。少しでも早い開始を私は望んでおります。
Park−
PFIの導入により、新しい
魅力にあふれた百合が原
公園になるよう、
進捗管理をしっかり行っていただき、
令和7
年度供用開始が遅れることなく、
予定どおり開始となるよう願っております。
以上2点を要望いたしまして、私の質問を終わります。
○
小形香織 委員長 ほかに
質疑はございませんか。
(「
なし」と呼ぶ者あり)
○
小形香織 委員長 なければ、
質疑を終了いたします。
次に、
討論を行います。
討論はございませんか。