八戸市議会 2018-09-18
平成30年 9月 民生常任委員会−09月18日-01号
1項4目
災害対策費の補正額はゼロ円でございますが、主な補正は4節共済費を24万3000円減額し、
災害危機管理研修参加に係る経費として9節旅費、19節
負担金補助及び交付金を増額するものでございます。
以上で第9
款消防費の説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
次に、第2条
債務負担行為の補正について理事者から説明を求めます。
◎松橋
福祉部次長兼
生活福祉課長 それでは、第2条
債務負担行為の補正について、当委員会に係る事項を御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の67ページをお開き願います。
表中、3款4項1目子育てつどいの
広場業務委託料の
債務負担行為設定の理由でございますが、平成26年度から継続してきた子育てつどいの
広場運営業務委託が今年度で満了となることから、平成31年度以降の運営を委託する事業者を募集するため、
業務委託料に係る
債務負担行為を限度額1500万円で平成30年度から平成31年度まで設定するものでございます。
3款5項1目
生活保護受給者等就労準備支援事業業務委託料ですが、平成26年10月より事業を委託実施してまいりましたが、平成31年度以降の運営を委託する事業者を募集するに当たり、
業務委託料に係る
債務負担行為を限度額3630万円で平成30年度から平成31年度まで設定するものでございます。3款5項1目
生活困窮者自立相談支援事業等業務委託料ですが、平成27年4月より事業を委託実施してまいりましたが、平成31年度以降の運営を委託する事業者を募集するに当たり、
業務委託料に係る
債務負担行為を限度額2470万円で平成30年度から平成31年度まで設定するものでございます。3款5項1目
生活困窮者等学習支援事業業務委託料ですが、平成27年4月より事業を委託実施してまいりましたが、平成31年度以降の運営を委託する事業者を募集するに当たり、
業務委託料に係る
債務負担行為を限度額1480万円で平成30年度から平成31年度まで設定するものでございます。
以上で説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第115号は原案のとおり可決されました。
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2 議案第116号 平成30年度
八戸市立市民病院事業会計補正予算
○大館 委員長 次に、議案第116号平成30年度
八戸市立市民病院事業会計補正予算を議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 それでは、議案第116号平成30年度
八戸市立市民病院事業会計補正予算につきまして御説明申し上げます。
まずは、
補正予算及び説明書の12ページをお開き願います。
第2条
資本的収入及び支出について御説明申し上げます。
収入の第1
款資本的収入は1億7510万円を増額し、10億7778万9000円とするものでございます。この増額の内訳は、第1項企業債を1億7350万円、第4項補助金を160万円それぞれ増するものでございます。
次に、支出の第1
款資本的支出は1億7510万6000円増額し、32億2637万2000円とするものでございます。
補正予定額の内訳は、第1項
建設改良費を増額するものでございます。
第3条でございますが、継続費の総額及び年割額を定めるもので、
資本的支出建設改良費におきまして、
緩和ケア病棟整備事業の
事業費総額を35億3726万3000円とし、その年割額を平成30年度は1億7510万6000円、平成31年度は33億6215万7000円とするものでございます。
次の13ページに参りまして、第4条でございますが、
病院施設整備事業に係る
企業債限度額に1億7350万円を追加するものでございます。
続きまして、
補正予算に関する説明書71ページの平成30年度
八戸市立市民病院事業会計補正予算実施計画をお開き願います。
まず、上段の
資本的収入でございます。第1
款資本的収入の1項企業債ですが、これは
緩和ケア病棟の建設に係る
病院施設整備事業に充てる
企業債収入として1億7350万円を増額するものでございます。
次の4項補助金は
緩和ケア病棟に係る青森県
病床機能分化連携施設設備整備費補助金で、160万円を計上するものでございます。
次に、下段の
資本的支出でございますが、第1
款資本的支出の1項1目施設費は、
緩和ケア病棟整備事業に係る
建設工事費で、第3条の継続費のうち、平成30年度の年割額となる1億7510万6000円を増額するものでございます。
次の72ページ以降の
予定キャッシュ・
フロー計算書、継続費に関する調書、
予定貸借対照表及び注記につきましては、今回の補正に基づき計数整理をしたものでございますので、恐縮ですが、説明を省略させていただきたいと思います。
以上で議案第116号の説明を終わらせていただきます。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第116号は原案のとおり可決されました。
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3 議案第122号 平成30年度八戸市
介護保険特別会計補正予算
○大館 委員長 次に、議案第122号平成30年度八戸市
介護保険特別会計補正予算を議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎夏坂
介護保険課長 それでは、議案第122号平成30年度八戸市
介護保険特別会計補正予算について御説明申し上げます。
補正予算及び説明書の36ページをお開き願います。
第1条は
歳入歳出予算の総額に、それぞれ565万4000円を追加し、予算の総額をそれぞれ209億2724万8000円とするものでございます。
歳入歳出予算の補正の款項の区分及び
当該区分ごとの金額並びに補正後の
歳入歳出予算の金額は37ページ及び38ページの第1
表歳入歳出予算補正のとおりでございます。
続きまして、
補正予算の内容について御説明申し上げます。
120ページをお開き願います。
歳入について御説明申し上げます。
第8
款繰越金565万4000円の増額は、今回の
補正財源として前年度からの繰越金を計上したものでございます。
121ページをお開き願います。
歳出について御説明申し上げます。
第1
款総務費の1項2目
計画等策定委員会経費は、増減はございませんが、
地域密着型サービス事業者選定に伴う委員への謝礼について予算を組み替えるものでございます。
122ページに参りまして、第5
款諸支出金の1項2目償還金565万4000円の増額は、
保険給付費に係る前年度の
社会保険診療報酬支払基金交付金受入超過分を返還するものでございます。
以上で説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第122号は原案のとおり可決されました。
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4 議案第129号 八戸市
個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について
○大館 委員長 次に、議案第129号八戸市
個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎松橋
福祉部次長兼
生活福祉課長 それでは議案第129号八戸市
個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
議案書の27ページをお開き願います。
まず、改正の理由でございますが、生活に困窮する外国人に対する
進学準備給付金の支給に関する事務を、
個人番号を利用することができる事務に加えるとともに、その他所要の改正をするためのものであります。
次に、28ページをごらんください。
改正の内容でございますが、条例中の
個人番号を利用できる事務を定める別表第1の5の項に、生活に困窮する外国人に新たに
進学準備給付金を支給する事務を加えるともに、
特定個人情報を町内の事務間で連携できる情報を定める別表第2の1の項に、
進学準備給付金の支給に関する条項を加えるものであります。
施行期日でございますが、公布の日から施行するものであります。
以上で説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆田端 委員
個人番号というのは
マイナンバーにかかわることでよろしいですね。
◎松橋
福祉部次長兼
生活福祉課長 そのとおりでございます。
○大館 委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
◆田端 委員 私も
マイナンバーのことについては、個人の資産や税の滞納状況が丸見えになるというもので、それで情報の漏えいなどの懸念からまたこの制度に反対するという声が根強くあります。それで、登録率ですが、全国的にも10%前後、10%を少々超えるくらいで、その後はふえるとか、そういう事態にはなっていないと思って見てきましたので、
マイナンバーの利用の拡大につながるようなことはやめるべきだと考えておりますので、反対をします。
○大館 委員長 その他ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見がありますので、これより採決をいたしたいと思います。
本案を原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。
〔
賛成者起立:賛成6、反対1〕
○大館 委員長 御着席願います。
起立多数であります。
よって、議案第129号は原案のとおり可決されました。
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5 議案第130号 八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
○大館 委員長 次に、議案第130号八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎中里
高齢福祉課長 それでは、議案第130号八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。
議案書29ページをお開き願います。
まず、改正の理由でございますが、
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、
サテライト型養護老人ホームの
本体施設の条件に、
養護老人ホームを加えるとともに、
サテライト型養護老人ホーム等における職員の配置基準を緩和するためのものでございます。
次に、30ページをお開き願います。
改正の内容でございますが、今回の改正につきましては、第12条のみを改めるもので、1項4号アの字句を改めるほか、第4項におきましては、
常勤換算方法に関する規定に
サテライト型養護老人ホームの
職員配置基準の緩和に係る条文を加えるものでございます。
続いて、第6項につきましては、現行の条例では、
サテライト型養護老人ホームを設置できる
本体施設は
介護老人保健施設、
介護医療院または病院、診療所に限られており、
養護老人ホームは含まれていないことから、
サテライト型養護老人ホームを設置できる
本体施設として新たに
養護老人ホームを加えるものでございます。
次に、第7項及び第12項は、
サテライト型養護老人ホーム等の
職員配置基準について改めるもので、第7項におきましては、
養護老人ホームの主任生活相談員の職員配置は、専従の常勤でなければならないが、
サテライト型養護老人ホームにあっては、
常勤換算方法で1以上であればいいものとし、第12項におきましては、
養護老人ホームを
本体施設とする場合の
サテライト型養護老人ホームの職員配置について、入所者の処遇が適切に行われていると認められる場合に、栄養士、調理員、事務員、その他の職員を置かないことができるものとするものでございます。
また、第10項におきましては、看護職員の配置を
常勤換算方法で1人以上とする施設に
サテライト型養護老人ホームのほかに指定特定施設入居者生活介護、指定地域密着型特定施設入居者生活介護、指定介護予防特定施設入居者生活介護の指定を受けた
養護老人ホームを加えるものでございます。
本条例の施行期日は、平成30年10月1日とするものでございます。
以上で説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
◆中村 委員 ちょっと1点だけ質問をしたいんですけれども、この利用者側のメリットについてもうちょっと詳しくわかればお願いします。
◎中里
高齢福祉課長 お答え申し上げます。
今回の条例改正につきましては、サテライト型をつくる場合に、
養護老人ホームができるというところと、職員の基準緩和ということが主な改正理由でございますので、入所者については、特に不利益等はございません。
以上でございます。
◆中村 委員 特に今までと変わらないということでよろしいでしょうか、条例が改正となっても。
◎中里
高齢福祉課長 お答え申し上げます。
当市の長生園におきましては、このところ入所者が44人ということで50人の入所定員を満たしておらず、待機者が今のところございませんので、当市の長生園におきましては、サテライト型というのを増設することは今のところ予定はございません。
あとは入所者についても、
養護老人ホームの職員がサテライト型のほうについても常時に見届けするということですので、特に変わりはないということで認識しております。
以上でございます。
○大館 委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第130号は原案のとおり可決されました。
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6 議案第131号
八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について
○大館 委員長 次に、議案第131号
八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
理事者から説明を求めます。
◎藤丸 医事課長 それでは、議案書31ページから32ページにあります議案第131号
八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。
議案書ではなく、お手元の資料により御説明いたしますので、そちらをごらんください。
まず、今回の改正に係る再診加算料、こちらについて簡単に述べさせていただきます。
平成28年4月、国の制度改正に伴い当院のような地域医療支援病院、こちらは健康保険法第70条第3項に規定する保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携のための措置として、患者の病状が安定している場合、その他当該保険医療機関以外の病院または診療所に紹介することが適当と認めたときは、文書による紹介を行う旨の申し出を行うものとし、その申し出を行ったにもかかわらず患者が受診した場合には、選定療養費として再診時に2500円、歯科医師による再診の場合は1500円、それ以上の金額の支払いを受けることと徴収が義務化されました。それに伴い、当院では平成28年10月に条例を改正し、再診加算料として最低金額に消費税を加えた額を徴収しております。
それでは、お手元の資料をごらんください。
まず、1の改正理由でございますが、平成30年4月の保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正に伴い、再診加算料の算定の対象となる再診について規定の整備をするものです。
次に、2の改正内容でございますが、条例の別表中、再診加算料の項を新旧対照表の次のとおり改正するものであります。
規定の中にあります紹介先の医療機関のうち、診療所以外の他の病院の条件を、これまでの病床数500未満のものから医療法の規定に基づき、許可を受け、もしくは届け出をし、または承認を受けた病床の数が400未満のものに改めるものです。
最後に施行期日でございますが、平成30年10月1日から適用になります。
以上で説明を終わります。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御意見なしと認めます。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第131号は原案のとおり可決されました。
次に、陳情の審査に入りますので、審査に関係のない理事者の方々は退席されて結構です。
御苦労さまでした。
〔理事者一部退席〕
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● 陳情審査
・ 平成30年陳情第2号 日本政府が速やかに
核兵器禁止条約に署名し国会が批准することを求める陳情
○大館 委員長 それでは、陳情の審査に入ります。
継続審査となっておりました平成30年陳情第2号日本政府が速やかに
核兵器禁止条約に署名し国会が批准することを求める陳情を議題といたします。
本陳情の審査の参考に資するため、理事者からその後の経過等について説明を願います。
◎榊原 防災危機
管理課長 それでは、日本政府が速やかに
核兵器禁止条約に署名し国会が批准することを求める陳情に関し、その後の経過等についてお手元の資料により御説明申し上げます。
お手元の資料は、前回、当委員会において御説明申し上げました資料について、その後の経過等の部分を下線箇所でお示ししたものとなっております。その後の経過等の部分につきましては、1、
核兵器禁止条約の概要の(3)条約の発効について、本年6月7日現在では、署名国が59カ国、批准国が10カ国でございましたが、本年9月4日現在では、署名国については1カ国増加して60カ国、批准国については5カ国増加して15カ国という状況になっております。
説明は以上でございます。
○大館 委員長 これより質疑を行います。御質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館 委員長 御質疑なしと認めます。
これより意見を徴します。御意見ありませんか。
◆高山 委員 今回のこの陳情については、継続審査でお願いしたいと思います。
その理由は、先般の協議会のときにおいてもいろいろと協議をし、継続審査でございましたけれども、いま一度継続審査をして、そして国の動向、あるいはまた県の各市町村、自治体の動向等も注視して八戸市としての探るべき方向を見出したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
○大館 委員長 ほかに御意見ありませんか。
◆八嶋 委員 我が会派はこれについても議論いたしましたが、一刻も早く平和日本を願うためにも被爆国の立場もありますし、一刻も早く採択すべきという意見でございます。
○大館 委員長 ほかに御意見ありませんか。
◆中村 委員 私は高山委員同様、継続審査とさせていただいたほうがいいと思います。
核兵器の廃絶に向けては、やはり国際社会と協調して進めていくべきだというふうには思っております。しかしながら、前回の資料にもありましたが、やはり国の動向、特に核兵器と保有国じゃない国、非保有国の対立の溝が深い状態で今進んでおります。ぜひこの両者の信頼関係の再構築がやはり必要だというふうなことが課題として挙げられておりますので、2番目にある賢人会議ですね、これがまた2回目の準備委員会も提出されたりして、さまざま動きもあるようです。この動きに期待をして、今後そういった核廃絶に向けての話し合いが深まるように期待を込めております。
よって、継続審査としたほうが妥当だと思います。
○大館 委員長 ほかに御意見ありませんか。
◆田端 委員 国民の皆様と被爆者の皆さんがこれを国連で採択するよう70年以上時間をかけて、活動をしてきて、それで昨年は国連で122カ国の賛成で採択をされたという経過があります。
それで、私はこちらでは9月4日の一番新しい数字になることだと思っていますが、批准国が15カ国ということですが、毎月毎月批准する国がふえて、世界各国でこの準備が進んでいるということは思ってまいりました。このような流れはもう何があってもとめることができないと、私は受けとめていますので、被爆国、世界でただ1つの被爆国である日本の政府が廃絶の先頭に立って、署名、それから批准することは無条件で選ばなければならないことだと思っておりますので、採択を求めます。
○大館 委員長 ほかに御意見ありませんか。
◆寺地 副委員長 私は八戸市が平成7年に八戸市平和都市宣言ということで、市議会の総意によって恒久平和の実現とあらゆる国の核兵器の廃絶を議会が決議をしている。これは非常に大きい事実であります。今、この陳情が出されて、議論は議論として行うのはやぶさかではないのでありますが、やはり過去において、八戸市議会がこのことを決定しているということは重い事実であります。そしてまた、先ほど田端委員からも話がありましたが、唯一の被爆国として、日本こそがこの核兵器廃絶のリーダーシップをとって、世界の平和に貢献するというのは国民の願いでもあろうと思いますので、私はこのことに賛成をして、陳情を採択すべきだと思います。
また、このことがおくれることによって八戸市の議会は何を考えているんだというふうな市民からの批判にもなりかねないと思いますので、このことは早く採択をして過去における八戸市議会としての意思を再度示すべきだと、私は思います。
以上であります。
○大館 委員長 ただいまそれぞれ継続審査と採択との意見がありましたので、まず、
継続審査についてお諮りをいたしたいと思います。
平成30年陳情第2号を
継続審査とすることに賛成の方々の起立を求めます。
〔
賛成者起立:賛成4、反対3〕
○大館 委員長 御着席願います。
起立多数であります。よって、本陳情は
継続審査とすることに決定いたしました。
以上で当委員会に付託されました議案等の審査は全て終了いたしました。
なお、報告内容については、委員長に一任願います。
ここで、理事者の方々は退席されて結構でございます。
大変御苦労さまです。
〔理事者退席〕
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● その他
・
議会報告会への
出席委員について
○大館 委員長 次に、
議会報告会への
出席委員についてお諮りをいたします。
本年11月11日に開催予定の
議会報告会への当委員会からの出席者1名の推薦でありますが、今回は工藤委員を推薦することでよろしいでしょうか。
◆寺地 副委員長 それはどういうふうな理由でそのように決定されるのか。理由をお伺いします。
○大館 委員長 副委員長にお願いをしたかったんですが、副委員長が別なほうで出られるというようなことで、前回の民生の委員長をやられておられた工藤委員にお願いをしたいということでございます。
◆寺地 副委員長 そのような話は伺っていないので、今その承服するわけにはいきません。
以上です。
○大館 委員長 その他御意見ありませんか。
◆高山 委員 大館委員長がこういう常任委員会のときはまず今までの通例ですと委員長がまず云々ということがあったと思いますけれども、その辺の経緯をちょっとお知らせくださいませんか。
○大館 委員長 委員長の私ですが、当日3時から会合が入っていまして、30分ぐらいしか最初に顔を出せないので、私のかわりに寺地副委員長にお願いをしたかったんですが、寺地副委員長は別なほうで出られるというお話を聞いていましたので、前委員長である工藤委員にお願いをしたいということで、それで納得いきませんか。
◆寺地 副委員長 いや、ですから、そのことについて私は聞いていませんので、今承服するわけにはいきません。
以上です。
○大館 委員長 いつまで待てばいいですか。
◆寺地 副委員長 正式なそういうふうな違うほうで出てくれという要請があってから、考えざるを得ないと思いますが、いかがですか。
○大館 委員長 じゃあ保留にします。今申し入れしておきますので、副委員長、考えておいてください。
◆寺地 副委員長 わかりました。
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○大館 委員長 以上で
民生常任委員会を閉じます。
午前10時50分 閉会...