八戸市議会 2018-08-21
平成30年 8月 民生協議会-08月21日-01号
4の
応募資格ですが、申請時において、八戸市で1年以上継続して
子育て支援事業を実施している法人、団体とし、個人での応募は不可としております。
最後に、5、
委託業務開始までの
スケジュールですが、9月
定例会に
委託料の
債務負担行為を設定するための
補正予算案を提案いたしますので、よろしくお願いいたします。
補正予算を御議決いただきましたら、
市ホームページで
募集要項を公表し、募集を開始いたします。
10月には
公募説明会を開催、12月には
選考会を開催して
運営事業者を選定し、来年1月の当
協議会にて選定の結果を御報告申し上げ、4月から
運営委託を開始する予定としております。
以上で説明を終わります。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆中村 委員 ちょっと1点だけ、これまでの
事業者の
応募者数ってどれくらい毎年というか、これまであったのかお知らせください。
◎出河
こども未来課長 こどもはっちにつきましては、平成23年2月から開設をしているところでございますけれども、このときに応募があった団体は4団体でございました。そして、3年後、今度は平成25年に、また
プロポーザルで公募を募ったところでございますけれども、このときの
応募団体は1団体でございました。
以上でございます。
◆中村 委員 わかりました。
○大館
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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5 八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正(案)の概要について
○大館
委員長 次に、八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部
改正案の概要について報告願います。
◎中里
高齢福祉課長 それでは、八戸市
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部
改正案の概要につきまして、資料に基づき御説明いたします。
初めに、
条例改正の理由についてですが、平成28年12月20日に閣議決定された平成28年の地方からの
提案等に関する
対応方針を踏まえ、
養護老人ホームの設備及び運営に関する
基準省令が一部改正されたことに伴い、
関係条例について所要の改正を行うものであります。
次に、
省令改正の経緯についてですが、内閣府が平成28年3月に
地方分権改革に関する
提案募集を行ったところ、
サテライト型養護老人ホームの
設置基準について、滋賀、兵庫、和歌山、鳥取、徳島の5県から
支障事例が挙げられ、
設置基準の
見直しについての提案がありました。その
支障事例の内容ですが、
1つ目は、
養護老人ホームの整備を検討している
社会福祉法人から、効率的な
養護老人ホームの経営を目指す観点から、
養護老人ホームを
本体施設とした
サテライト型養護老人ホームを設置したいとの要望があるが、現行の基準では
養護老人ホームを
本体施設として整備することができない。
2つ目は、整備が進まないことで支援が必要な
高齢者が入所困難となる可能性がある。
3つ目として、
養護老人ホームへの入所は、
市町村の措置により行われることから、
介護保険施設等と比較すると制限が多いため、効率的な運営が必要である。そして、平成28年12月20日に、これらに対する
対応方針が閣議決定され、それを踏まえて、
養護老人ホームの設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成30年8月2日に公布されました。
次に、省令及び条例の主な改正の内容についてですが、
1つ目として、
サテライト型養護老人ホームの
本体施設について、現行の条例では
サテライト型養護老人ホームを設置できる
本体施設は、
介護老人保健施設、
介護医療院または病院、診療所に限られており、
養護老人ホームが含まれていないことから、
サテライト型養護老人ホームを設置できる
本体施設として、新たに
養護老人ホームを加えるものであります。
次に、
養護老人ホームを
本体施設とする
サテライト型養護老人ホームの
職員配置について、
入所者の処遇が適切に行われていると認められる場合には、栄養士、調理員、
事務員、その他の職員を置かないことができるものとするなど、
職員配置基準について所要の改正を行うものであります。
最後に、
施行期日は、平成30年10月1日でございます。
なお、この件につきまして
次期市議会定例会にて御提案させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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6
高齢社会フォーラムin八戸の開催について
○大館
委員長 次に、
高齢社会フォーラムin八戸の開催について報告願います。
◎中里
高齢福祉課長 それでは、
高齢社会フォーラムin八戸の開催につきまして資料に基づき御説明いたします。
初めに、当
フォーラムの趣旨についてですが、
高齢化が急速に進行している我が国において、
高齢者が住みなれた地域で自分らしく暮らしていくために、地域における
社会参加、協働、多
世代交流等について理解を深める機会として、毎
年度内閣府と
地方都市の共催により開催しているもので、開催当日は、
有識者による
基調講演や
パネルディスカッションのほか、
エイジレスライフ実践事例及び
社会参加活動事例の
表彰式をあわせて挙行するものであります。
次に、
開催概要についてですが、日時は、平成30年10月12日、午後1時から4時半まで、会場は八戸市
公会堂文化ホール、定員は300名程度で事前の申し込みが必要となります。
主催は、内閣府及び八戸市で、
文部科学省、
厚生労働省、青森県の後援を予定しております。
次に、次第につきましては、内閣府及び当市による
主催者挨拶、内閣府による
表彰式、過去の
受賞者による
活動事例発表、
有識者による
基調講演、当市による
行政施策説明、そして市内で活躍されている方々による
パネルディスカッションを行うこととしております。
なお、
パネルディスカッションは、1時間程度を予定しており、
テーマ及び人選につきましては、後ほど御説明させていただきたいと思います。
次に、
開催地についてですが、ごらんのとおりとなっております。毎年度、東京都、
地方都市で1回ずつ開催しております。
次に、
開催経費についてですが、内閣府負担となっております。
次の
ページをごらんいただきたいと思います。
パネルディスカッションの
テーマ及び人選についてですが、まず、
テーマを「
シニアが輝く、
シニアを輝かせる
地域づくり」としております。この
テーマを選んだ理由としては、これからの
少子高齢社会に対応していくためには、2つの要素が必要であると認識しており、その1つは、
高齢者みずからが
生きがいや趣味を持ち、明るく元気に暮らすこと。
2つ目は、地域が
高齢者に
生きがいや役割、活躍場の集う場を与えることで、この2つを合わせたものでございます。
次に、コーディネーターにつきましては、
八戸学院大学健康医療学部講師の
小柳達也様にお願いしております。小柳様は、八戸市
生活支援体制整備推進協議会会長とともに、八戸市
健康福祉審議会委員としても、当市の
施策運営に御尽力をいただいております。
また、パネリストにつきましては、内閣府の意向やそれぞれの
活動分野等を考慮し、4名が登壇することとしており、順番に、
株式会社池田介護研究所代表取締役の
池田右文様、
社会福祉法人白銀会グループホーム八戸グリーンハイツ管理者の
今野千晴様、
公益財団法人八戸市
シルバー人材センター理事長の
前田洋子様、これに内閣府から当市の
行政担当者の
登壇要請がありましたので、私が加わります。
現在内閣府において、チラシ及びポスターの作成を進めており、完成次第改めて皆様にお知らせしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○大館
委員長 ただいまの報告に対し御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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7 平成30年度八戸市
総合防災訓練の実施について
○大館
委員長 次に、平成30年度八戸市
総合防災訓練の実施について報告願います。
◎榊原
防災危機管理課長 それでは、平成30年度八戸市
総合防災訓練の実施についてお手元の資料により御説明申し上げます。
まず、1の目的でございますが、この訓練は、八戸市
地域防災計画に基づき、国県及びその他の
防災関係機関並びに
地域住民参加のもと、大
規模地震発生時の
応急対策並びに津波及び地震に伴う
避難行動を迅速かつ円滑に実施できるように訓練するとともに、
防災体制の強化、
地域住民の
防災意識の高揚を図ることを目的とするものでございます。
次に、2の
実施日時でございますが、平成30年8月31日の金曜日午前8時13分から正午までを予定しております。
次に、3の
実施場所でございますが、沼館・
城下地区及び三八
城地区で、八戸市公民館、八戸市
津波防災センター、
沼館緑地公園等でございます。
次に、4の主催でございますが、八戸市、
八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部、
八戸圏域水道企業団でございます。
次に、5の
参加機関、団体でございますが、60団体で、
参加人員は、
地区参加住民を除きまして、約1200名を予定しております。
最後に、6の
訓練項目でございますが、
地震発生時
初期対応訓練、
津波避難対応訓練、
被災現地災害対応訓練、
地域自主防災訓練、
避難者対応・
受援訓練、展示・
体験訓練等を予定しております。
説明は以上でございます。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆中村 委員 1点だけ、日程の件で、この平日に実施されるわけですけれども、地域の方からはより多く参加したいということで、日曜日とかを希望する方もたくさんいらっしゃると思うんですけれども、今回、この金曜日の日程に決めた経緯をお知らせください。
◎榊原
防災危機管理課長 ただいま御案内のとおり、これまでは日曜日などで開催してきたところでございますが、市といたしましては、
防災教育というふうな部分につきまして重要であると考えておりまして、昨年度実施する際に、小中学校様のほうに日程について御相談申し上げましたところ、土日よりは平日の開催のほうが参加しやすいというふうなお話を伺ったことから、昨年度平日に開催させていただいたところでございます。
今年度につきましても、今回は
参加人員約1200名のうち、1000名がこの地区にございます保育園と小学校とそれから中学校の園児、児童、生徒に参加していただく予定となっておりまして、学校側のほうに御相談申し上げましたところ、やはり平日の開催のほうが参加しやすいというふうなお話があったことから、今回につきましても平日開催とさせていただいたところでございます。
以上でございます。
◆中村 委員 丁寧な説明ありがとうございました。これでは、毎年そういった形で参加される方の希望とか要望を聞いて、内容も含めて変わってくるということでよろしいでしょうか。
◎榊原
防災危機管理課長 ただいまお話しありましたとおり毎年度開催する地区ですとか、参加していただく団体や、それからあとは
自主防災会の皆様からもお話を伺いながら毎年度日時、平日もしくは休日で開催するかは検討させていただきたいと思っております。
以上でございます。
○大館
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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8 平成30年7月豪雨(
西日本豪雨)に係る
職員派遣について
○大館
委員長 次に、平成30年7月豪雨――
西日本豪雨――に係る
職員派遣について報告願います。
◎榊原
防災危機管理課長 それでは、平成30年7月豪雨――
西日本豪雨――に係る
職員派遣について、お手元の資料により御説明申し上げます。
まず、1の大雨の概要でございますが、平成30年7月9日の
気象庁情報によりますと、平成30年6月28日以降、
梅雨前線が
日本付近に停滞し、また29日には台風第7号が南海上に発生、北上して、
日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、台風第7号や
梅雨前線の影響によって大雨となりやすい状況が続きました。このため、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となり、各地で甚大な被害が発生いたしました。前線や湿った空気の影響で、6月28日から7月8日までの総降雨水量が四国地方で1800ミリ、東海地方で1200ミリ、九州北部地方で900ミリ、近畿地方で600ミリ、中国地方で500ミリを超えるところがあるなど、7月の月降水量平均値の2から4倍となる大雨となったところがございました。
また、九州北部、四国、中国、近畿、東海地方の多くで24、48、72時間降水量の値が観測史上第1位となるなど、これまでの観測記録を更新する大雨となったものでございます。
囲み部分でございますが、平成30年6月28日以降の台風第7号や、
梅雨前線の影響によって、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となり、全国各地で甚大な被害が発生したことを踏まえ、気象庁は今般の豪雨について、その名称を平成30年7月豪雨と定めたところでございます。
次に、2の被害の状況でございますが、消防庁情報によりますと、平成30年8月2日14時45分現在、
人的被害につきましては、死者は岡山県61人、広島県108人、愛媛県26人他合計で220人、行方不明者は岡山県3人、広島県6人の合計で9人、負傷者は岡山県161人、広島県124人、愛媛県11人他合計で381人となっております。
住家被害につきましては、全壊は岡山県3983棟、広島県634棟、愛媛県317棟他合計で5074棟、半壊は岡山県1022棟、広島県1770棟、愛媛県1159棟他合計で4589棟、一部破損は岡山県351棟、広島県1446棟、愛媛県311棟他合計で2579棟、床上浸水は岡山県5210棟、広島県2868棟、愛媛県3271棟他合計で1万3983棟、床下浸水は岡山県6058棟、広島県4629棟、愛媛県2251棟他合計で2万849棟となっております。
次に、3の避難所の状況でございますが、消防庁情報によりますと、平成30年8月2日13時現在、避難所数は岡山県68カ所、広島県66カ所、愛媛県38カ所他合計で182カ所、避難者数は岡山県2336人、広島県995人、愛媛県368人他合計で3732人となっております。
最後に、4の当市からの被災地への対応でございますが、中核市災害相互応援協定に基づく岡山県倉敷市からの応援要請に対して職員を派遣しております。要請期間は平成30年7月23日月曜日から平成30年8月31日の金曜日まで。要請人員は2名となっております。
職員の派遣状況につきましては、予定を含めまして、表にお示ししてございます。
まず、防災危機管理課から2人を、移動日を含めて7月22日から7月28日まで7日間派遣し、また各課から1人を、業務引継ぎを考慮して記載の期間のとおり7日間ずつ派遣し、合計で16人の職員を派遣することとしております。
要請期間について、7月26日と27日は1日3人、8月30日と31日は1日1人となりますが、これら以外の日は1日2人の派遣となるものでございます。
業務内容につきましては、避難所運営業務となっております。
説明は以上でございます。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆中村 委員 ちょっと2点ほど確認ですけれども、中核市の災害協定の応援ということで、倉敷市からあったということで、ほかの中核市のところからの要請はなかったのかということ。
それから業務内容ですね、主にどういった活動をしているのか、ちょっとお知らせいただければと思います。
◎榊原
防災危機管理課長 お答えを申し上げます。
1点目の他の中核市からの要請につきましてはございません。
2点目の業務の内容でございますけれども、倉敷市におきましては、一級河川の小田川が氾濫し、真備地区を中心に甚大な浸水被害が発生しており、避難者の状況につきましては、市災害対策本部の情報によりますと、7月21日現在、7つの地区で32カ所の避難所が開設され、避難者数は合計で2428人となっております。このうち、真備地区につきましては、薗小学校、岡田小学校、二万小学校の3カ所の避難所が開設され、避難者数は合計で868人となっており、当市からの派遣職員は、7月24日から薗小学校の避難所運営職員として従事してございます。7月24日現在の薗小学校の避難者数は245人でございまして、避難所の運営体制といたしましては、倉敷市、岡山県、東京都特別区、中核市の4つのチームで構成され、各チーム内の交代制で常時10人前後の職員が従事してございます。このうち、中核市チームについては、八戸市、豊田市、前橋市、高崎市の4市で構成され、早朝4人、昼夜各2人の3交代で従事し、八戸市につきましては、夜の10時から翌朝6時までを担当してございます。
業務内容につきましては、巡回パトロールのほか、支援物資の仕分け、ごみの管理などとなっております。
なお、派遣職員からの報告によりますと、8月20日現在の避難者の状況については45世帯96人となっております。
以上でございます。
◆中村 委員 大変にありがとうございました。避難所のそういう警備みたいな業務だと思いますけれども、大変に各課から派遣していただきまして、職員の皆様には御負担いただきまして、本当にありがとうございます。ぜひ帰ってきたらまた地域のために経験を生かして業務に携わっていただければなと思います。感謝の意を込めて終わりたいと思います。
○大館
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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9 平成30年8月15日から17日にかけての大雨による
被害状況等について
○大館
委員長 次に、平成30年8月15日から17日にかけての大雨による
被害状況等について報告を願います。
◎榊原
防災危機管理課長 それでは、平成30年8月15日から17日にかけての大雨による
被害状況等について、お手元の資料により御説明申し上げます。
まず、1の気象情報でございますが、(1)の警報については、8月15日は18時27分に大雨警報――浸水害――が発表され、19時26分には洪水警報が発表されております。
8月16日は、9時58分に大雨警報が解除され、注意報へ切りかわり、17時47分には再び大雨警報――浸水害――が発表されましたが、19時49分に大雨、洪水警報が解除され、注意報へ切りかわっております。
8月17日は、7時20分に洪水警報が発表され、10時49分に洪水警報が解除され、注意報へ切りかわっております。
(2)の降水量については、8月15日の15時から8月17日の11時までで120.5ミリメートル、1時間最大は28.0ミリメートルとなっております。
次に、2の避難情報でございますが、(1)の避難勧告等については、8月16日の6時35分に避難準備・
高齢者等避難開始を発令いたしました。対象地域は櫛引、八幡、上野、尻内町、田面木、根城の各一部でございます。
その後、15時20分に避難準備
高齢者等避難開始を解除しております。
(2)の避難所開設状況については、表にお示ししてございますように、館公民館、上長公民館、田面木公民館、根城公民館の4カ所を開設し、最大避難者数は合計で6名となっております。
最後に、3の被害状況でございますが、
人的被害はなく、建物被害については住家の床下浸水が2棟ございました。建設関係被害については、市道通行どめが2件、馬淵川河川敷の第3、4、5野球場とローラースケート場で冠水がございました。
ライフライン被害については停電が中心街付近の60戸で、15日の18時31分から18時50分までございました。
交通機関については、東北新幹線は平常運転、JR八戸線は16日に運転見合わせ、青い森鉄道は八戸盛岡間で16日に運休、区間運休がございましたが、JR八戸線、青い森鉄道ともに16日中に平常運転となっております。シルバーフェリーについては通常運行となっております。
説明は以上でございます。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
◆田端 委員 1点だけ、市道の通行どめ2件とありますが、こちらはどちらとどちらになるか、ここだけお聞かせください。
◎榊原
防災危機管理課長 市道の通行どめ2件の内訳でございますが、1件は湊町字柳町、もう1件は南郷島守堤森線となってございます。
以上でございます。
○大館
委員長 他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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10 平成29年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について
11
八戸市立市民病院新
改革プランの
達成状況について
○大館
委員長 次に、平成29年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について及び
八戸市立市民病院新
改革プランの
達成状況についての2件の案件を一括して報告願います。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 それでは、平成29年度
八戸市立市民病院事業会計決算の概要について、お手元の資料により御説明申し上げます。
まず、平成29年度の患者数の状況でございます。入院は延べ19万1175人で、前年と比べて7796人減、外来患者数は延べ24万2832人で前年度と比べて6491人の減と、入院、外来ともに患者数は減少しておりますが、一般病床の利用率は90.6%と高い利用率を維持しております。
以上を踏まえまして、決算の収入の状況でございます。事業収益の決算額でございますが191億3468万円で、延べ患者数は減少したものの、手術件数の増加や平均在院日数の短縮などがありまして、診療単価が増加したことにより、前年度に比べ3億5837万円、率にして1.9%の増となっております。
次に、支出の状況でございます。事業費の決算額は178億7016万円で、がん治療薬など高額な薬剤の使用などで材料費が大幅に増加したことによりまして、前年度に比べて8億6854万円、率にして5.1%の増となってございます。
なお、資料のほうに載せてございます表の事業費の欄⑥特別損失というところが皆増で1億3600万円計上しているのでございますが、この部分を説明させていただきます。これは特別修繕引当金の計上不足額を一括計上したものなってございますが、その中身といたしましては、建築基準法に定められている当病院の建物の外壁タイルの10年ごとの点検、これが義務づけられているということで、その点検と修繕に要する費用として平成28年度までに引き当てるべき額を一括で計上しているものでございまして、この点検につきましては、平成30年度、今年度実施しているところでございます。これらの結果、収支差引は12億6452万円の黒字となりまして、資料にございます表の一番下の欄に記載しておりますが、累積の欠損金は33億円弱まで減少しているという状況でございます。
この平成29年度決算の詳細につきましては、
次期市議会定例会で報告させていただきます。
当院は今後も健全な経営状況の維持に努め、地域の中核病院としての責務を果たしてまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
決算概要の説明は以上でございまして、引き続きまして
八戸市立市民病院新
改革プランの
達成状況についてお手元の資料に基づき御説明申し上げます。
当院では、総務省の新公立病院改革ガイドラインに基づきまして、平成28年度末の平成29年3月に
八戸市立市民病院新
改革プランを策定いたしまして、健全な経営状況の維持に努めております。期間は平成28年度から平成32年度までの5カ年でございます。
資料に表を載せてございますが、本プランにおける経営の効率化に向けた数値目標といたしましては、経常収支比率や医業収支比率など、12項目表のとおりに載せてございます。プラン策定時の目標値に対して、平成29年度の実績値は表に掲げるとおりでございます。その表の一番右側のほうにプランの策定時に掲げた目標値に対する
達成状況を記号で示させていただいてございます。表の一番下に米印で判例をつけさせていただいておりますが、目標値を上回っている項目が経常収支比率など8項目、未達成ではあるんですが、目標値の90%から99%までとなっている項目が材料費対医業収益比率などの4項目、未達成で目標の90%未満、まだまだという部分につきましてはゼロというふうな状況になってございまして、平成29年度の実績におきましては多くの項目が目標値をクリアないしは目標値の近似値となっている状況となっております。
当院といたしましては、本プランを健全な経営に資するものとして、今後も目標の達成に努めてまいりたいと考えてございます。
以上で説明を終わります。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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12
緩和ケア病棟整備事業実施設計の概要について
○大館
委員長 次に、
緩和ケア病棟整備事業実施設計の概要について報告願います。
◎工藤
市民病院事務局次長兼
管理課長 それでは、
緩和ケア病棟整備事業実施設計の概要について、お手元の資料に基づき御説明申し上げます。
まず、1、事業の概要でございます。A4のほうの資料をまずごらんいただきたいと思いますが、タブレットのほうに入っていると思います。
事業の概要は、本病棟は、地域のがん医療の拠点として緩和ケア提供体制のさらなる充実を図るため、市民病院敷地内に独立型の緩和ケア病棟を整備することということになってございます。
また、その資料中ほど、この工事につきましては、資料のほうに記載してございますけれども、基本設計時とほぼ変わらず、実施設計においても35億円というふうになってございます。
次に、建築計画の概要でございますが、今度はお手元のほうに紙で配っているA3の資料のほうをごらんいただきながら説明したいと存じます。
まず、1枚目です。建築計画概要といたしまして、資料の左下の表にございますが、建築面積は約2400平米、延べ床面積は約6700平米で、地上3階、塔屋1階の鉄骨造の建物ということになってございます。
建設場所でございますが、左のパースがございますが、市民病院の南西側の現職員の
駐車場としているところに図のパースの真ん中にある建物でございますが、そこに建てるということになってございます。
病床数は、全個室で20床、また、工期のほうは資料の右下にございますが、平成30年11月の着工予定で完了予定は平成32年の2月ということにしてございます。
次に、横判の資料を1枚めくっていただいて、2
ページ目をごらんください。
まず、1階、2階でございます。1階、2階は、近年特に看護師など医療職職員の増員を図ってきたことによりまして、現施設において会議室、研修室やロッカー室などの確保が非常に厳しくなっているという状況がございます。なので、主に病院内部で使用するスペースというふうにしてございます。
まず、左の1階の平面図をごらんください。中心のところにございますけれども、1階は全職員分の男女更衣室、女性が約1200名、男性が約500名で、合計で1700名分ございます。そのほか職員が休憩できるスタッフ共用ラウンジと、物流施設課などをこちらに移したいと考えてございます。
次に、2階でございます。右の2階の平面図に参りまして、こちらは大人数の研修にも対応できる研修室のほか、会議室、管理課事務室、看護局事務室などを整備します。また、2階エレベーターホールの先には、既存の外来診療部とつなぐ渡り廊下を設置するというふうにしてございます。
次に、資料3
ページをごらんください。
緩和ケアの病棟に関して説明申し上げます。まず、資料の平面図で色分けしている病室でございますが、緑と赤と2色ございますが、緑色の病室5床でございますが、こちらはベッドに寝たまま中庭へ直接出られる開口部を持った病室としてございます。
一方、朱色の病室15床は外側に面したサンルームを備えた病室としてございます。資料の右側にそれぞれの色で枠を囲んだカットモデルの写真を掲載しておりますので、後ほどごらんいただければと思います。
病床の特徴でございますけれども、オープンエアの中庭を中心に明るく開放的な空間となっておりまして、静かなゆったりとした療養環境としております。20床全ての病室は28平米のゆったりとした広さの個室であり、上部からの自然採光を確保してございます。また、中庭は植栽エリアと、デッキテラスエリアで構成しており、季節や時間の変化を感じられる場としてございます。さらに中庭と直結するラウンジは、病棟内のイベントなどに活用できる多目的ホールとしているほか、中庭周りの廊下は中庭を眺めることができるスペースとしてございます。
4
ページのほうをめくっていただきますと、実施設計に添付されたイメージ図をつけてございますので、先ほどの説明に合わせた形でごらんいただきたいと思います。
左上の①は中庭の様子でございます。②は先ほど申し上げた多目的スペースラウンジの様子、左下は車椅子でも通れる3メートルほどの幅がある廊下の様子、最後に右の下のほうではエレベーターホール前の看護師とかが詰めているスタッフステーションの様子のイメージとなってございます。
以上が緩和ケア病棟の実施設計の概要となりますが、建設工事にかかる費用につきましては、
次期市議会定例会において
補正予算として計上させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
説明は以上でございます。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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13
八戸市立市民病院条例の一部改正(案)の概要について
○大館
委員長 次に、
八戸市立市民病院条例の一部改正(案)の概要について報告願います。
◎藤丸 医事課長 それでは、
八戸市立市民病院条例の一部改正(案)の概要について御説明いたします。
まず、今回の改正に係る再診加算料、こちらについて簡単に説明させていただきます。
平成28年4月の国の制度改正に伴い、当院のような地域医療支援病院は、健康保険法第70条第3項に規定する保険医療機関相互間の機能の分担及び業務の連携のための措置として、患者の病状が安定している場合、その他当該保険医療機関以外の病院または診療所に紹介することが適当と認めたときは、文書による紹介を行う旨の申し入れを行うものとし、その申し入れを行ったにもかかわらず、患者が受診した場合には、選定療養費として再診時に2500円、歯科医師による再診の場合には1500円、それ以上の金額の支払いを受けることの徴収が義務化されました。それに伴い、当院では平成28年10月に条例を改正し、再診加算料として最低金額に消費税を加えた額を徴収しております。
それでは、お手元の資料をごらんください。
まず、改正理由でございますが、平成30年4月の保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正に伴い、再診加算料の算定の対象となる再診について、規定の整備をするものでございます。
改正内容といたしましては、再診加算料に関する規定の中にあります紹介先の医療機関のうち、診療所以外のほかの病院の条件を、これまでの病床数500未満から許可病床の数が400未満のものに改正するものです。
最後に、
施行期日でございますが、平成30年10月1日からの適用を予定しております。
なお、本条例案につきましては、9月市議会
定例会に提案しますのでよろしくお願いいたします。
以上で説明を終わります。
○大館
委員長 ただいまの報告について御質問ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大館
委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
以上で本日予定しておりました
理事者からの報告案件は終了いたしました。
○大館
委員長 この際、その他で何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○大館
委員長 ないようですので、以上で
民生協議会を閉じます。
大変御苦労さまでした。
午前10時52分 閉会...