委員長 豊 田 美 好 君
副委員長 古 舘 傳之助 君
委 員 久 保 百 恵 君
〃 日 當 正 男 君
〃 苫米地 あつ子 君
〃 夏 坂 修 君
〃 田名部 和 義 君
〃 坂 本 美 洋 君
欠席委員(なし)
委員外議員(なし)
──────────────────────────────────────
出席理事者
総合政策部長 中 村 行 宏 君
まちづくり文化スポーツ部長 原 田 悦 雄 君
新
美術館建設推進室長 山 田 泰 子 君
総務部長 大 坪 秀 一 君
財政部長 岩 田 真 奈 君
会計管理者兼出納室長 柴 田 義 弘 君
総合政策部次長兼
政策推進課長 小笠原 了 君
南郷事務所長 畑 内 俊 一 君
まちづくり文化スポーツ部次長兼 前 田 晃 君
まちづくり文化推進室長
まちづくり文化スポーツ部次長兼 河原木 実 君
屋内スケート場建設推進室長兼
国体室長
総務部次長兼
総務課長 野 田 祐 子 君
総務部次長兼人事課長 田 中 一 美 君
財政部次長兼
財政課長 秋 山 直 仁 君
財政部次長兼
住民税課長 板 橋 裕 幸 君
教育部次長兼
教育総務課長 橋 本 淳 一 君
図書館長 千 葉 玲 子 君 他関係課長
──────────────────────────────────────
出席事務局職員
主査 林 一 秀
──────────────────────────────────────
午前10時01分 開会
○豊田 委員長 皆様、おはようございます。
本日は
全員出席であります。なお、
吉田教育部長は欠席ですので、御報告いたします。
ただいまから
総務協議会を開きます。
──────────────────────────────────────
●
所管事項の報告について
○豊田 委員長 それでは、理事者から
所管事項について報告の申し出がありますので、これを受けることといたします。
──────────────────────────────────────
1 苫小牧市との
交流連携協定の締結について
○豊田 委員長 初めに、苫小牧市との
交流連携協定の締結について報告願います。
◎小笠原
総合政策部次長兼
政策推進課長 それでは、苫小牧市との
交流連携協定の締結について、お手元の資料により御説明申し上げます。
タブレットでは2ページとなります。
4月の
総務協議会におきましては、市長が苫小牧市を訪問し、今後の
都市間連携に向けた意見交換を行うことについて御報告してございましたが、7月31日に苫小牧市との
交流連携協定を締結いたしましたので、その内容等について御説明申し上げます。
まず、1の
交流連携協定締結の目的でございますが、人口減少、
少子高齢化や若者の東京一極集中等によって、地方を取り巻く環境は厳しさを増しており、近年、
複数自治体による連携の重要性が高まっております。苫小牧市と当市は、多くの製造業が立地する工業都市という類似性を有しているほか、昭和48年の
フェリー航路の開設以来、本州と北海道を結ぶ発着点として、人や物の
交流機能を担っているなど、
都市間連携の素地が整っております。苫小牧市と当市は、両市のより一層の発展に資するため、
交流連携協定を締結し、両市の密接な連携と協力により、
フェリー航路を活用した
交流人口の拡大や、新たな
海外コンテナ航路の開設等による物流機能の強化等の面において、
都市間連携による相乗効果を得ることを目的とするものであります。
次に、2の締結日ですが、本年7月31日でございます。
次に、3の
連携事項ですが、協定書からの要旨抜粋となりますが、両市は、協定の目的を達成するため、観光、
スポーツ、物流、貿易、その他の分野において相互に連携し、協力する。これらの各分野において連携、協力を推進するに当たっては、必要に応じてその方策等を別途定めるとしてございます。
次に、4の愛称と
ロゴマークですが、設定の目的は、両市の連携が、両市民に親しまれ愛されていけるよう、親しみやすさ、呼びやすさ等を考慮し、定めたものであります。
愛称は、両市でアイデアを出し合い、八戸市、苫小牧市の略称であるはちとまと、
フェリー航路や
コンテナ航路でのつながりや、両地域と人と人のつながりを意味する
ネットワークをつなぎ合わせ、はちとま
ネットワークといたしました。
ロゴマークは右側に記載のとおりでございます。
次に、
タブレットでは3ページとなりますが、5の
連携事業についてでございます。
今回の
連携協定締結を契機として、平成30年度に次の事業を実施することとしております。
八
苫連携相互情報発信事業では、両市のパンフレットの
観光案内所への設置、
観光PR動画の放映など、
観光情報を相互に発信いたします。
東南アジアコンテナ定期航路誘致事業では、
船会社訪問や、
宮城県庁訪問を両市が連携して実施いたします。
広報誌への
情報掲載では、両市の広報誌に観光、
スポーツ等の
イベント情報等を掲載するものでございます。
次に、6の今後についてですが、
連携事業を推進するとともに、新たな
連携事業の実施に向けて協議を継続し、両市のきずなをさらに深めるため、民間団体を巻き込んだ
交流連携の可能性を研究していくこととしております。
最後に、参考といたしまして、7月31日にはっちにて開催いたしました調印式での写真を掲載しておりますので、ごらんいただければと存じます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
2 (仮称)三日
町にぎわい拠点本棟工事請負の一部
変更契約の締結をすることの
専決処分について
○豊田 委員長 次に、仮称・三日
町にぎわい拠点本棟工事請負の一部
変更契約の締結をすることの
専決処分について報告願います。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 それでは、仮称・三日
町にぎわい拠点本棟工事請負の一部
変更契約の締結をすることの
専決処分について御説明いたします。
資料をごらんください。
タブレットでは4ページとなります。
工事の名称は、仮称・三日町
にぎわい拠点本棟工事。
契約者は、穂積・
石上特定建設工事共同企業体でございます。
専決処分の理由ですが、契約額に変更が生じたため、
地方自治法第180条第1項に基づき
専決処分をしたものです。
変更額は、4に記載のとおり1024万9200円を増額し、変更後の契約額は13億3442万6400円となります。
主な変更理由ですが、2階
広場ベンチの仕様、倉庫内、植栽、外構の仕上げ材の変更や、工期延長に伴う作業区域内の安全確保のための
交通誘導員の増員によるものです。
処分年月日は、平成30年6月26日であり、9月定例会に報告いたします。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
3 平成29年度
八戸ブックセンターの
事業報告について
○豊田 委員長 次に、平成29年度
八戸ブックセンターの
事業報告について報告願います。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 平成29年度
八戸ブックセンター事業報告について御説明をいたします。
タブレットでは5ページとなります。
八戸ブックセンターでは、平成28年12月の開設以降、本の陳列、販売という一般的な書店の業務の範囲にとどまらず、本を読む人をふやす、本を書く人をふやす、本でまちを盛り上げるの3つの
基本方針に基づき、さまざまな
企画事業を実施してまいりました。今般、議員の皆様や市民の皆様に
ブックセンターの
取り組みへの御理解を深めていただくために、これら
企画事業の平成29年度の
取り組み状況を中心に、
事業報告として取りまとめしましたので、御報告いたします。
報告書の内容は、1に記載のとおり3つの
基本方針に基づき、それぞれに関連の強い
企画事業を整理しまして、
実施状況などを記載いたしております。
それでは、報告書の内容について、その概要を御説明いたします。
報告書をお開きいただきまして、目次の次の1ページをごらんください。
中段の概念図をごらんいただきたいと思います。こちらには本にまつわる各種の
サービスにおける
ブックセンターの位置づけを整理しております。大きく上下に2つの区分を設けており、上が
民間書店に代表される本を私有して読むこと、下が図書館に代表される本を共有して読むという区分ですが、
ブックスタート事業、
マイブック推進事業、
八戸ブックセンターなど、本の
まち八戸の事業として新たに取り組んでいる各事業は、本を私有して読む分野に
行政サービスを拡充した
取り組みとなっております。
また、概念図の上の部分には、
サービスの対象者を年齢別に区分しておりますが、左側の未就学児を対象とした
ブックスタート事業から始まり、中高生から大人までを対象としたのが
ブックセンターの事業となります。
次に、
まちづくりの観点から見た
ブックセンターの効果を下の図で整理をしております。良質な書店の存在は、生活の質を高める効果があると考えますが、本を提供するという機能を通して、来街や観光、さらには移住や
企業誘致など、市内外からの人の流れを促進させる波及効果が期待されます。
また、はっち、
マチニワ、新美術館など、他の公共施設や
民間書店などとの
事業連携により、まちの回遊を高めるなどの効果も期待されるものと考えております。
次に、2ページを飛ばしていただきまして3ページをごらんください。
ここから
企画事業ごとの資料となります。一例としまして、3ページは、
基本方針1の本を読む人をふやすに関連した
取り組みである、本の
まち読書会の報告となっております。その内容は、さまざまなテーマの本を設定した読書会のほか、時にゲストを招いた読書会を開催しており、テーマとした本への理解を深めるほか、本を通した参加者の交流、読んでいない本や新たなジャンルへの興味を喚起する機会となっております。
平成29年度の
実施状況ですが、計27回開催し、延べ123名に御参加いただきました。
また、10月には、元
NHKアナウンサーの山根基世氏をゲストに招き、朗読の基本のキを学ぶというワークショップのほか、朗読会を開催し、約60名が参加しております。
本の
まち読書会の参加者からは、いろいろな本を知ることができ、知っている本でもより深く理解することができたといった意見が寄せられております。
このような
ブックセンター主催の読書会につきましては、一定の参加者がおり、好評であることから、平成30年度も月三、四回程度継続して実施してきております。
また、12月15日には、元
NHKアナウンサーの松平定知氏をゲストにお招きし、
公民館文化ホールにおいて、朗読を通じた本との出会いをテーマとした
トークイベントを開催する予定としております。
4ページ以降につきましては、説明を省略させていただきますが、同様の記述内容で事業別に作成しておりますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
各
企画事業の報告の後には、
参考データとしまして、平成29年度の決算額の状況や視察の
受け入れ状況、また
オープン以来平成29年度末までの
来館者数や
販売冊数、販売額の推移、
来館者アンケートの集計結果を添付しておりますので、あわせて後ほどごらんいただければと思います。
なお、当報告書につきましては、印刷した資料を全議員の皆様に別途配付するほか、
ブックセンターのホームページに掲載してまいります。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
◆苫米地 委員 まだちょっと資料を詳しく見ていないのであれなんですけれども、本を読む人をふやす、書く人をふやす、そういうコンセプトで訪れる人もふやしていくということであろうかと思いますけれども、入館者というか、来場者はどういうふうに推移しているのか。資料を見ればわかるんでしょうが、ちょっと大ざっぱなところを教えてください。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 報告書では17ページのほうに来館者の推移、それから書籍の
販売冊数と販売額の推移を掲載してございます。平成28年12月に
オープンいたしましたが、やはり
オープン当初は非常に利用が多かったということでございますが、平成29年度、4月以降は平年度化したような推移をしてございます。年間を通しては来館者が多い時期、例えば8月の三社大祭あるいはお盆の前後、さらには正月の帰省の時期等に来館者がふえる傾向があるというふうに考えております。
来館者の総数につきましては、
オープン以来平成29年度末まで、資料に記載してございますが、約20万人の方に御来館をいただいてございます。そして、
販売冊数につきましては、1万2200冊程度、販売金額は1800万円ほどの累計になってございます。
最近の傾向でございますが、7月21日に
マチニワが
オープンいたしまして、三日町側からもアクセスがしやすい環境になりました。その関係で、
マチニワオープン以来は約2割から3割ほど来館者の数がふえ、本の売り上げも同様に2割強ふえているというような状況でございますので、より施設の存在を広い方に知っていただくことで利用がふえていくものと期待してございます。
以上でございます。
◆苫米地 委員 ありがとうございました。表を今見ましたけれども、
オープン当時と比べて3分の1くらいの来館者ということでしょうか。これは
来館者数が落ち込んできたというふうに見るのか、それともこのあたりを予想していたというふうに見ていけばいいのか、今後どういうふうになっていくのかというようなところの見通しがあれば教えてください。
◎前田
まちづくり文化スポーツ部次長兼
まちづくり文化推進室長 本の
販売冊数につきましては、1日平均30冊程度を当初見込んでいたということでございまして、統計資料上は今、平成29年度末までに、まさに1日30冊程度というようなことになってございます。
オープン当初はやはり物珍しさもあるというか、そういうことで非常に来館者の方が多かったんですが、それが平年度化したというふうに考えてございます。ただ、平成29年度は
マチニワの工事をしていたという関係で、非常にそういう意味では三日町側からはなかなか建物自体が見えないような状況がありましたし、通り抜けもできなかったということでございますので、そういった
マチニワ工事の影響もあっての数字の部分もあるのかというふうに考えてございます。先ほど
マチニワオープンでふえたというお話もさせていただきましたが、ふえた状態で推移していってほしいと考えております。
以上でございます。
◆苫米地 委員 わかりました。
ブックセンターそのものはちょっといろいろ市民からもどうなんだという声もあったわけですけれども、本の売り上げというところを見れば、1日30冊だと営業的にはどうなのかという気もするんですけれども、
にぎわいをつくり出すという意味では今後に期待したいということでしたので、そこのところを一生懸命やっていってもらいたいとは思います。
ただ、市からの簡単な言葉で言えば
持ち出し分というんですか、お金を入れている分については、市民の関心が高いところであると思いますので、今後私たちももちろん、いろいろ見ていくんですけれども、工夫していってほしいということで要望を申し上げて終わります。
○豊田 委員長 他にございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
4 (仮称)
八戸多目的アリーナについて
○豊田 委員長 次に、仮称・
八戸多目的アリーナについて報告願います。
◎下村
スポーツ振興課長 それでは、仮称・
八戸多目的アリーナについて、
タブレットでは32ページになりますが、資料に沿って御説明申し上げます。
今回の
報告事項は、仮称・
八戸多目的アリーナの建設に向けて、そのための
事業用地であります八戸駅
西土地区画整理事業施工地区内の保留地、
集ゾーンを市で購入したというものでございますが、その購入した土地の概要の報告の前に、昨年12月18日の
議員全員協議会で御説明いたしました
多目的アリーナ整備の
事業スキームについて、いま一度御報告させていただき、次に取得した
事業用地の概要につきまして御報告させていただきます。
それでは、資料をごらんください。
初めに、1の
多目的アリーナ整備の
事業スキームについてでありますが、
クロススポーツマーケティング株式会社と市との間で協議した事項は全部で(1)から(5)までの5項目になります。
まず、(1)についてですが、市は保留地であります
集ゾーンを購入し、購入した土地を事業者であります
クロススポーツマーケティング株式会社へ無償で貸し付けします。
(2)として事業者、
クロススポーツマーケティング株式会社は、施設、
多目的アリーナを建設し、30年間施設を
管理運営します。
(3)として、市は地域住民、市民の
施設利用枠として、年間約2500時間を30年間事業者から借り上げ、その借り上げる使用料を事業者へ毎年支払います。
(4)として、市は借り上げた
施設利用枠の約2500時間を利用者、市民に貸し出し、利用者からは市に料金を納めていただきます。
(5)として、施設は30年間の
管理運営後、市に無償譲渡されます。
というものでございました。
次に、2の
事業用地の概要、すなわち
事業用地を
駅西区画整理事業所から購入したということについてであります。なお、当該事項につきまして、本日
建設協議会におきまして、八戸駅
西土地区画整理事業、
集ゾーンの保留地の売却についてとして、保留地を
スポーツ振興課へ売却した旨の報告がなされるものでございます。
まず(1)の所在でありますが、八戸駅
西土地区画整理事業施工地区内保留地の60ブロック1ロットで
集ゾーンと位置づけしているところであります。
(2)の面積ですが、約1万5000平方メートル、約4545坪であります。
(3)の取得価格ですが、8億2051万6000円で、1平方メートル当たり5万4700円、1坪当たり約18万500円になります。
(4)契約日は、平成30年5月22日。
(5)
取得年月日は、平成30年5月29日であります。
最後に、
多目的アリーナ建設に向けて、先ほど1の
事業スキームで御説明させていただきました項目のうち、(1)事業者への土地の
無償貸し付けについてと(3)市が支払う使用料についての関連議案につきましては、
クロススポーツマーケティング株式会社と協議が調い次第、9月
市議会定例会に提案する予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。
以上で説明を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
◆日當 委員 ちょっと確認したいんですけれども、30年間この施設はあるということですよね。そうすると30年間の間にいろいろ傷んだところとかが出てくると思います。補修とか、改修とか、その辺は当然この施設を持っている所有者、
クロススポーツマーケティング株式会社が全部出すということでよろしいんでしょうか。
◎下村
スポーツ振興課長 今、
日當委員のほうからお話があったとおり、修繕等、維持運営に含まれていまして、
クロススポーツマーケティング株式会社で行います。また、30年後も譲渡される際には、もちろんきちんと使える状態で譲渡していただきたいと協議しております。
◆日當 委員 30年間の間は
クロススポーツマーケティング株式会社で
維持管理、全部補修はやっていくということで理解しました。その後30年たったら市のほうに所有権を移すということですか、建物の。移した場合は、市のほうでもし5年でもやるのであれば、直し等は市のほうでということでよろしいんでしょうか。
◎下村
スポーツ振興課長 まず譲渡される際にきちんとそこは使える状態で譲渡を受けまして、その後31年目以降の
維持修繕等は所有者であります市のほうで行うことになります。
◆日當 委員 わかりました。ありがとうございます。
○豊田 委員長 他にございませんか。
◆田名部 委員 関連で、今、
日當委員の関連というか確認をしておきたいんですが、この建物は何年の耐用年数でみておられるのですか。
それともう1回聞きますが、
事業概要は理解するんですが、どうも引っかかることが土地を無償貸与するということが今後も市政運営に何らかあったときは、何であそこが無償貸与でおらんどから占用料、使用料を取るんだとなった場合には符合しにくいんじゃないかと、ちょっと危惧、心配することですが、その辺をどういうふうに考えているのか。ちょっと課長から聞くのは酷かと思うんですけれども、見解だけで結構ですので。
◎下村
スポーツ振興課長 まず、
ホッケーリンク、
アイスリンクがどれくらいの期間もつのかということに関しましては、例えばことしに入りましてからの南部山のアイスアリーナ、あれは約30年になります。ちなみに新井田のリンクにつきましては昭和59年ということで、ここからはそれぞれの所有者の考え方にもよるんですが、やはり
維持修繕をどれだけ行っていくかということにかかってくるのかと。
なお、話はそれますが、
体育施設はやはり10年たつと
維持修繕がやはり出てきます。それはリンク以外の
体育施設もそうですので、その修繕費もいろいろな捉え方があるんですが、毎年の点検から始まって、ただ市内の
体育施設の状況を見ていますと、およそ
維持管理費の2割ぐらいは10年たつとかかってくるのかというふうには見込んでおります。
あと、なぜ無償で貸し付けするのかということについてですが、
クロススポーツマーケティング株式会社と協議している条件の中で、まず30年というのが出てきたんですが、やはりそれに向けて前向きに我々のほうも交渉したということに関しまして、やはり全国的にも珍しいリンクができて、そして駅西地区に高い付加価値を与えてくれる施設であると。
にぎわいを創出してくれるということで、限りなく公共性の高い施設であるということで、
無償貸し付けの判断に至ったところであります。
◆田名部 委員 これは保証金が存在しないですよね。何であえてこういうふうに耐用年数がどのくらいかと聞いたのは、いわゆる立派な資産として30年後引き受けるものなのか、あるいはもうだんだんと傷んだものが引き継がれると、結果的にまたすべからく税負担になるということがちょっと心配なものですから、あえて確認の意味で聞かせていただきましたので、理解しました。
○豊田 委員長 他にはございませんか。
◆苫米地 委員 1の(3)のところについてちょっと教えてください。
地域住民の
施設利用枠、年間2500時間というふうになっていますけれども、この地域住民というのは八戸市民のことなのか、もっと広いところなのかということが1つと、この2500時間という数字が出てきた理由と、リンクとして使うのか、多目的だからリンク以外の利用も含んでいるのかどうかということについて教えてください。
◎下村
スポーツ振興課長 地域住民ということに関しましては、まず、市民を基本に考え、その他現在の新井田リンクも南部山のリンクも他県からの合宿で常に夏場は来ておりますし、最近の傾向として韓国や中国の高校、大学からも新井田リンクのほうへ合宿で来ているということです。まずは市民を中心に県外からの屋内でのスケート競技者及び時には海外からのスケート競技者も訪れるのかと考えております。あと2500時間につきましては、まず南部山の現在の状況が2300時間ほど利用されております。学校教育においてはそのうち約130時間ぐらいなんですが、やはりリンクの特徴からいきまして、学校、市内の教育機関からもより使っていただきたいと。あとはプラスリンク以外での興業、イベント等の使用を考えますと2500時間を超えてくるのかというふうに考えております。
あとリンク以外の使用を含めての2500時間なのかということにつきましては、そのとおりでございます。
◆苫米地 委員 わかりました。ありがとうございます。
この2500時間分の借り上げ料を市が払う。市税から払うということです。(4)になると、この市が借り上げた
施設利用枠を利用者に貸し出して、利用者はまた料金を納めるということになるので、何か市民感情からすれば、私たちの税金で枠を借りているのに、私たちがまた利用料を払うんですかみたいなところになっていかないかと心配するんですが、その点についてはどう考えればよろしいでしょうか。
◎下村
スポーツ振興課長 そのような感情といいますか、お考えが出てくるかもしれません。まず、2500時間を一度市のほうで借り上げて、市が使える権利を得て、学校教育等に関しましては、まだ検討中ですが、南部山等ほかのリンクでも無償でリンクを貸し出ししております。あとは一般市民ないしは合宿等につきましても1時間当たり幾らの金額で貸し出しするのかということについては、やはり競技者の需要といいますか、あと現在の市内ないしは周辺町村のリンクの利用料金等も参考にしながら料金を設定していきたいと考えております。
以上です。
◆苫米地 委員 わかりました。
○豊田 委員長 他にはございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
5
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について
○豊田 委員長 次に、
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について報告願います。
◎山田 新
美術館建設推進室長 それでは、
自動車破損事故に係る
損害賠償額の
専決処分について御報告申し上げます。
資料をごらんください。
タブレットでは33ページとなります。
事故発生日時は、平成30年5月10日木曜日午前10時15分ごろ。
事故発生場所は、八戸工業高等専門学校の一般車両用駐車場でございます。
事故の発生状況ですが、当室職員が、同校での講義を実施するため赴いた際、公用車を駐車場に駐車し、運転席側のドアを開けておりようとしたところ、ドアが強風にあおられ、隣に駐車していた相手方乗用車の右側後部ドアに接触したものでございます。
これよる
損害賠償額につきましては、11万7493円と定めることを平成30年6月22日に
専決処分し、既に示談も成立しておるところでございます。
これまでも職員には安全運転に努めるよう指導してきたところでございますが、このような事故が発生し、大変申しわけございませんでした。今後はより一層の安全意識を徹底させ、事故の防止に努めてまいりたいと思います。
なお、本件につきましては、9月
市議会定例会で報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。
以上で報告を終わります。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
──────────────────────────────────────
6
八戸ポータルミュージアムの
ライブラリーコーナーにおける不明書籍について
○豊田 委員長 次に、
八戸ポータルミュージアムの
ライブラリーコーナーにおける不明書籍について報告願います。
◎安原
八戸ポータルミュージアム館長 それでは、
八戸ポータルミュージアムライブラリーコーナーにおける不明書籍について御報告申し上げます。
タブレットの34ページをごらんください。
まず、はっちの
ライブラリーコーナーについてですけれども、はっちではさまざまな自主事業を実施しておりまして、それら自主事業の一つとして、来館者の方々に気軽に立ち寄り、憩い、集い、地域の文化に触れることができる場所を提供することを目的としまして、開館以来2階、3階、4階の各階に
ライブラリーコーナーを設け、主にアートや
まちづくり、デザインといった分野や、八戸に関連する書籍などを設置し、市民を中心とした多くの来館者の方々に気軽に本に親しんでいただいております。資料には
ライブラリーコーナーのうち、4階の画像を掲載しております。
次に、ライブラリーの状況についてですけれども、登録書籍数については、開館以来合計で930冊となっており、その内訳は購入が681冊、寄贈が224冊、その他25冊については、当市が発行した書籍等でございます。
今回不明本がふえてきている状況というところがありましたので、現状を把握するために、8月3日、館内のスタッフにて点検を実施いたしました。その結果、合計で132冊が不明本の冊数であると判明したものでございます。
なお、内訳としましては、購入本が97冊、寄贈本が35冊となっております。
次に、書籍の管理方法についてですけれども、はっちでは開館当初より同館の書籍であることを明記するため、書籍の上部、側面、下部の3カ所に
八戸ポータルミュージアムと押印しているほか、警備及び事務室スタッフの定期的な館内巡回の実施や、各階フロアへの防犯カメラの設置といった不明本の発生防止策に加え、書籍の状況を把握するため、年度ごとに点検を実施してまいりました。平成29年度からは3階の三浦哲郎氏の書籍の一部を4階事務室で貸し出しする方法に改めたほか、案内表示を
ライブラリーコーナー周辺で読んでいただけるよう変更するなどしております。
次に、今後の対応についてですけれども、今年度4階ライブラリーに新たな防犯カメラを設置したほか、本が行方不明になっているということを注意喚起する案内表示を新たに設置するとともに、点検作業を年4回実施することとしており、これらの対応策により
ライブラリーコーナーの設置目的である、気軽に本に親しんでいただける環境の維持を大事に、市民の皆様が気持ちよく御利用いただけるよう適正な
管理運営に努めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
○豊田 委員長 ただいまの報告について御質問ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○豊田 委員長 ないようですので、ただいまの報告については終わります。
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7 災害時における物資供給に関する協定の締結について