ツイート シェア
  1. 入善町議会 2010-12-01
    平成22年第8回(12月)定例会(第1号)  提案理由説明


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成22年第8回(12月)定例会(第1号)  提案理由説明 2010-12-07 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 22 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 2 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 3 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 4 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 5 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 6 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 7 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 8 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 9 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 10 :  ◯決算特別委員長佐藤一仁君) 選択 11 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 12 :  ◯8番(松田俊弘君) 選択 13 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 14 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 15 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 16 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 17 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 18 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 19 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 20 :  ◯議長松澤孝浩君) 選択 21 :  ◯町長米澤政明君) 選択 22 :  ◯議長松澤孝浩君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 議事の経過  午前10時00分 開会            開   会   の   宣   告 ◯議長松澤孝浩君) 皆さん、おはようございます。  ただいまより、第8回入善町議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。        ─────────────────────────            諸   般   の   報   告 2: ◯議長松澤孝浩君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  まず初めに、本定例会における説明員の出席要求に対し、町長、副町長、監査委員、教育委員長、教育長及び関係各課長が出席する旨の報告がありました。  次に、本定例会における事務職員は、事務局長 大角秀雄君、係長 腰本高輝君、主査 城崎正宣君、主任 島瀬佳子君であります。  次に、第7回臨時会以降における主な活動の報告をいたします。  11月29日、県町村議会議長協議会が県市町村会館で開催され、平成23年度の事業計画を協議してまいりました。  12月2日、新川広域圏事務組合議会の議会運営委員会並びに全員協議会に出席し、12月定例会開催について協議してまいりました。  6日、入善町国民保護協議会が開催され、議会を代表し出席してまいりました。  以上、諸報告を終わります。        ─────────────────────────            会 議 録 署 名 議 員 の 指 名 3: ◯議長松澤孝浩君) これより本日の日程に入ります。  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
     署名議員には、3番 佐藤一仁君、4番 鬼原征彦君を指名いたします。        ─────────────────────────            会   期   の   決   定 4: ◯議長松澤孝浩君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から22日までの16日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯議長松澤孝浩君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から22日までの16日間と決定いたしました。        ─────────────────────────            報   告   第   9   号 6: ◯議長松澤孝浩君) 次に、日程第3 報告第9号 寄附の受け入れについて、内容を職員に朗読させます。  島瀬主任。  〔議会事務局主任(島瀬佳子君)が資料を朗読〕 7: ◯議長松澤孝浩君) ただいまの報告第9号 寄附の受け入れについては、寄附者の御厚志に対し深く感謝を申し上げるものであります。  以上、朗読をもって報告を終わります。  (※当号末に寄附一覧表を掲載)        ─────────────────────────            議案第31号ないし議案第38号 8: ◯議長松澤孝浩君) 次に、日程第4 議案第31号ないし議案第38号 平成21年度入善町一般会計歳入歳出決算認定についてほか7件の議案8件を議題といたします。  ただいま上程した案件は、去る第6回定例会において決算特別委員会に付託し、継続審査となっているものであります。  (委員長報告) 9: ◯議長松澤孝浩君) それでは、決算特別委員長の審査結果の報告を求めます。  決算特別委員長 佐藤一仁君。  〔決算特別委員長 佐藤一仁君 登壇〕 10: ◯決算特別委員長佐藤一仁君) それでは、平成22年9月定例会におきまして、決算特別委員会に付託された議案第31号から議案第38号、平成21年度入善町一般会計歳入歳出決算認定ほか7件につきまして審査結果を報告いたします。  決算特別委員会では、9月16日に第1回委員会を開催し、その後、審査日程を決め、10月22日、25日、29日の3日間にわたり、会計管理者をはじめ担当課長の出席を求め、添付資料などに基づく説明を受け、質疑を行うなど、7回にわたり委員会を開催し、決算について慎重に審査を行ってまいりました。  当委員会では、監査委員との重複を避け、予算が適正であり、かつ行政効果があらわれているかといった政策的な面に重点を置いて審査をいたしました。また、10月29日の午後からは、上原地区のJAみな穂の農産物処理加工施設、芦崎地区のアワビ養殖水槽やアワビ養殖の現況、舟見地区のクマ進入防止電気柵、舟見寿楽苑のユニット型施設、入善地区中心市街地の花月公園駐車場など、各事業の結果を現地視察し審査の参考にいたしました。  このように審査を重ねながら、11月4日に総括質疑、討論、採決を行い、本委員会の審査を終了しております。  その結果につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおり、議案第31号 平成21年度入善町一般会計歳入歳出決算認定、議案第38号 平成21年度入善町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定の2議案については賛成多数で、議案第32号ないし議案第37号までの6議案につきましては、賛成全員で認定すべきと決したところであります。  決算の当該年度である平成21年度は、長引く世界的経済不況や景気低迷により、歳入の根幹である町税が大幅に減収となりました。また、9月の総選挙において政権交代がなされたことから、地方の行財政運営が先の見えない状況になるなど、入善町にとりましても厳しい1年となったところであります。  このような中、町では行財政改革を着実に進め健全財政を堅持しつつ、国の補正予算に伴う補助金を活用するなど、喫緊の課題であります雇用対策や地域経済活性化に積極的に取り組まれたほか、市街地空間整備事業や小摺戸・新屋統合保育所整備の着手など各種施策に取り組まれております。  町の財政状況を見ますと、財政力指数は0.593で昨年度より若干上回っております。財政の弾力性を示す経常収支比率においては79.9%で、これも前年度より若干改善がなされております。また、借入利率が5%以上の地方債を繰上償還し、将来の負担を約2,000万円軽減するとともに、財政調整基金及び減債基金において一層の基金積みをなされております。  また、財政健全化判断比率の各指標を見ましても、実質公債費比率は15.8%、将来負担比率は54.0%と前年度よりも下回っております。かつ、県内でもトップクラスにあるところであります。これらの数値から、健全財政を保っていることをうかがい知ることができると私どもは評価をさせていただきました。  当局には、町民にとって優先度や利便性が高く、暮らしてよかったと思えるような事業を実施していただくとともに、これらの指数、数値を常に念頭に置きながら、地方財政の動向を的確にとらえ、今後も健全な財政運営に当たっていただきたいと考えております。  それでは、審査の過程で出されました意見について若干の報告をいたします。  まず、歳入の根幹であります町税であります。  町民税は、長引く不況や景気の低迷によりまして、個人町民税と法人町民税、合わせて約1億5,000万円の大幅な減収となったところであります。また、固定資産税におきましても、評価がえなどにより前年度より約7,700万円の減収となるなど、町税全体で大幅な減収となっております。今年度の町税においてもさらなる減収が見込まれ、町財政に与える影響が懸念されるところであります。  また、町税の収納率は県下でトップを維持しているとのことであり、関係職員の努力には敬意を表するものであります。しかしながら、先ほども述べましたとおり、景気低迷の中、破産や生活保護などの理由により収入未済額が年々増加傾向にあることから、今後、収納率低下について心配がされるところであります。  社会や経済状況が変化する中、今後も町税の確保に当たり、収入未済額や不納欠損額を減らすように、状況に応じた徴収・滞納対策を実施するなど、さらなる努力を要望するものであります。  次に、行財政改革についてであります。  町では、定員管理計画に基づき、指定管理者制度の導入、システムによる合理化や学校給食の共同調理を実施するなど職員の削減に努め、計画より1年早く削減目標を達成されたところであります。これは、三位一体の改革などを受け、やむを得ない判断だったとは思いますけれども、今後の人口増対策や多様な町民ニーズにこたえていく行政サービスのためにも、出先機関や臨時・パート職員を含め、適正な職員数の確保と定数のあり方や待遇について検討すべき時期であると考えております。  次に、昨年も指摘されましたけれども、地区振興助成補助金についてであります。  この補助金は、地区における町税の収納率に応じた割合で助成されておりますが、最近は、個人情報保護法などにより、地区によって収納率を一層上げることはなかなか困難になってきている状態であります。収納率が下がった場合には激変緩和措置をとって助成しているとのことでありますが、時代に即した補助制度とは言えないような状況になっております。  少子高齢化が進展し超高齢社会となっている今日、町が進める自助・共助・公助のまちづくりにおいて、特に共助、つまり地域の果たす役割は非常に重要になってきており、この地域力をどう向上させるかが課題となっております。  このようなことから、この補助金が自助・共助の意識が向上し、地域で支え合うまちづくりの一端を担うような制度に見直すべきであると考えます。  次に、高齢者福祉についてであります。  我が入善町の高齢化率は28%を超え、超高齢社会となっております。老老介護などで苦労されている方々や相当数の施設入所待機者がいる状況は周知のところであります。また、新総合計画の住民アンケートでは、高齢者福祉は重要度が高く、満足度が低い項目となっており、超高齢社会への対応はまちづくりの主要課題となっております。  住みなれた地域で、生涯を通じて、心身ともに健康で生きがいを持ち安心して暮らしたいのは、町民だれしもの願いであります。そのために、在宅介護支援や介護保険施設整備をはじめ、地域住民や地域組織と連携した支援体制、地域交通網の充実など総合的な環境整備、地域の仕組みづくりを再構築するべきであると考えております。  また、介護保険施設の整備は介護保険料に影響することから、国に保険料にはね返らないような制度に改正するよう要望することを望むところであります。  次に、企業誘致についてであります。  町長はじめ町当局におかれましては、日々、積極的に企業誘致活動をされ、その結果として、株式会社サンリッツや株式会社ウーケなどの新規企業立地の成功を見ることができました。当局の取り組みを高く評価するものであります。  先ほども述べましたけれども、町は概ね健全な財政状況でありますが、それに甘んじていては将来の道を開くことはできないと考えます。企業が立地し、雇用が生まれ、そこに働く人々が生活し、子どもを育て、そして地域が安定していく。このような仕組みをつくり出していくことがまちづくりの本来の目的であるというふうに考えております。企業誘致には今以上に取り組んでいただき、町民が安心して働けるような環境づくりに鋭意努力していただきたいものであります。  次に、有害鳥獣対策についてであります。  今年は非常にクマの出没が多く、その対策において、町民の安全・安心を守るために、有害鳥獣連絡協議会を中心に、地元の皆さん、そしてまた猟友会、警察、消防団、町当局など関係機関が連携しパトロール活動を強化するなど、連日、警戒に当たっていただいたことに大変感謝を申し上げます。  近年、市街地に集中するカラスの被害が甚大であります。効果的な打開策がなかなか見当たらないとのことでありますけれども、カラスが市街地に集中する原因を解明するとともに、近隣市町や関係機関と連携し、総合的な対策を行っていただきたいものであります。  次に、海洋深層水アワビ養殖事業についてであります。  平成19年度に実施した養殖技術研究の結果に基づき、漁業協同組合が行う養殖水槽及び飼育水の循環・浄化システムの改善に町から支援を行いました。その結果、順調にアワビが生育してきており、いまだ採算ベースには届いていないものの、一部販路が拡大するなど、わずかながら明るい兆しが見えてきたところであります。  このアワビ養殖につきましては、町もこれまでに多額の支援をしてきていることから、その成果が早くあらわれることが期待されます。  今後、さまざまな機会をとらえPRを行い、さらなるアワビの増産と販路の確保に努めていただくとともに、加工品など高い付加価値をつけた深層水ブランドの確立と、かつ6次産業化を目指した取り組みを望むところであります。  この事業が自立したアワビ養殖事業へ展開できるよう、深層水を利用した栽培漁業へと発展的に結びつけることができるよう、当局の指導を仰ぎたいところであります。  最後に、窓口サービスについてであります。  窓口サービスにつきましては、接遇の向上や複雑多岐にわたる各種制度に対応するため、職員の自己研さんはもちろん、職場内研修や専門研修などを通じ、その向上に努めておられることと思います。しかしながら、各種手続をどこで行えばよいのかわかりにくいといったような声もあることから、来庁者がスムーズに諸手続が行えるよう、役場内の仕組みを工夫していただきたいものであります。  そのほか、防災情報の伝達方法、公園の管理体制、観光施策などに対して、さまざまな意見が出ておりました。当局におかれましては、決算特別委員会で出されました意見等を新年度の予算に反映されますことをお願い申し上げます。  終わりになりますが、国は積極的に景気回復政策や雇用対策を実施しております。しかしながら、いまだ自律的回復には至らず、まだまだ厳しい状況が続いています。歳入の際にも申し上げましたけれども、今後も町の歳入の柱である税収の減収が予想されるところであります。  一方、現政権におきまして地域主権改革が進められており、それに対応できる行財政運営の体制整備をし、複雑化、多様化する町民のニーズに的確にこたえるとともに、平成23年度からスタートする新総合計画にも取り組まなければなりません。  このようなことから、町当局には、現在の財政を堅持しながらも、常に町民の視点に立ち、時には思い切った改革をし、新総合計画の将来像である「扇状地に 人と幸せがあふれるまち 入善」の実現を目指し、町政執行をされますことを念願いたしまして、決算特別委員会の報告といたします。  (討  論) 11: ◯議長松澤孝浩君) これより討論を行います。  上程した案件について一括して御意見を承ります。  8番 松田俊弘君。  〔8番 松田俊弘君 登壇〕 12: ◯8番(松田俊弘君) 私は日本共産党を代表し、平成21年度歳入歳出決算のうち、議案第31号 一般会計歳入歳出決算及び議案第38号 後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算には不認定、そしてその他の議案には認定の立場で意見を述べます。  当局は町の健全財政を誇っていますけれども、それを手放しで評価することはできません。町の一般会計の起債残高、つまり借金は、2009年度末、約114億円にもなります。その借金返済の公債費は約15億4,000万円、予算の16%を占めています。  なぜこれほど借金が多いのか。それは、政府がアメリカの求めに応じて95年から10年間で総額630兆円の公共投資計画を進め、町もこれに従ってきたからであります。国は、後で地方交付税で面倒を見るからと、地方にどんどん借金をさせ大型事業を進めさせてきました。町も、地方交付税に算入される有利な借金だからといって、これを進めてきました。私どもは、こうした政策がいかに危ういものかを常に指摘してきましたが、残念なことに、今その指摘どおりになっているのではないでしょうか。  小泉構造改革は、政府の財政運営の失敗を地方に押しつけてきました。三位一体の改革で、町の財政は、地方交付税と負担金や補助金を合わせると6億3,000万円も削られました。これが地域の経済も疲弊させました。町は、削られた負担金、補助金、そして地方交付税の回復を国に強く求めるべきであります。  ところで、地方交付税の原資には法人税、所得税がありますが、消費税の導入と相まって、大企業の法人税率も高額所得者の税率も大幅に引き下げられてきました。政府は大企業や大金持ちの負担を下げ、消費税で庶民に課税を強めてきました。消費税は税の累進性を損なうもので、所得の少ない人ほど負担が大きくなります。消費税の増税などは許されないことであります。  政権がかわりましたけれども、何らこの方向は転換されるどころか、むしろ強まっていると言わなければなりません。何でも国の指示に従っていればよいという姿勢では、住民の暮らしは守ってはいけません。町はあくまでも住民の立場に立って、社会保障や雇用、農業を守り、地域経済を守るよう国に強く言っていくべきであります。  一般会計の企業立地助成についてであります。  新しく優良な企業が町に進出してくることは、地域経済の活性化、そして雇用の創出でも大切であり、歓迎するところであります。しかし、だからといって、特定の企業を手厚く優遇することは慎むべきです。固定資産税の課税免除は、一定規模以上の投資額の立地企業に対してのみ免除されるもので、不公平であります。これまで町内で頑張ってきている中小業者にこうした手だてがあったでありましょうか。長引く不況で、中小零細業者の経営は大変厳しい状況に置かれています。小口事業資金の保証料への助成など、中小業者への支援を強めるべきであります。  また、町は、2008年から子どもの医療費助成を小学校6年生にまで拡大しましたが、新たに所得制限を設けたことで、約100名の子どもが助成を受けられなくなりました。これは社会保障の後退です。どの子もひとしく助成を受けられるようにすることであります。  町は、行財政改革の名で職員数を前倒しで削減し、学校給食を自校方式から共同調理方式の導入などを進めています。職員は過重労働、低賃金で働く多くの臨時職員、これが構造改革であります。  ところで、アワビ養殖は黒字のめどが立っていません。鳴り物入りで導入した当局の責任は重大であります。漁業振興にはなっていないことを強調しておきます。  桃李小学校の学童保育では、施設が手狭で受け入れる児童を制限せざるを得ない状況です。早く改善することを求めるものであります。  勤労者小口資金緊急融資制度は、職を失い、職探しに懸命になっている人も対象にするなど、もっと柔軟な対応を求めるものであります。  一昨年度から、黒東小学校と飯野小学校で共同調理が始められました。今年度も、入善中学校と桃李小学校で実施されています。本来、自校直営の学校給食が、食育、地産地消など、どの面から考えても最良であることを再度強調しておきます。  次に、後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でありますが、この制度は、75歳という年齢で医療に差別を持ち込むものでありました。政府は国民の強い批判でいろいろと手直しをしてきましたけれども、根本の理念は変わりませんでした。  私どもはこの制度の廃止を訴えてきましたが、現政権が廃止の名のもとに新たな国民負担を強化しようとしていることは許してはなりません。  以上で私の討論といたします。 13: ◯議長松澤孝浩君) ほかにありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯議長松澤孝浩君) 御意見が尽きたものと認めます。これにて討論を終結いたします。  (採  決) 15: ◯議長松澤孝浩君) これより採決を行います。  まず、議案第31号 平成21年度入善町一般会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の審査報告は認定であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 16: ◯議長松澤孝浩君) 起立多数であります。よって、議案第31号は委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第32号 平成21年度入善町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてないし議案第37号 平成21年度入善町農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定についてまでの議案6件について、一括して採決いたします。  これらについて、決算特別委員長の審査報告は認定であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕 17: ◯議長松澤孝浩君) 起立全員であります。よって、議案第32号ないし議案第37号までの議案6件は委員長報告のとおり認定されました。  次に、議案第38号 平成21年度入善町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、決算特別委員長の審査報告は認定であります。よって、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 18: ◯議長松澤孝浩君) 起立多数であります。よって、議案第38号は委員長報告のとおり認定されました。        ─────────────────────────            議案第40号ないし議案45号 19: ◯議長松澤孝浩君) 次に、日程第5 議案第40号ないし議案第45号 平成22年度入善町一般会計補正予算(第3号)ほか5件の議案6件を議題といたします。  (提案理由の説明) 20: ◯議長松澤孝浩君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。  米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 21: ◯町長米澤政明君) 皆さん、おはようございます。  師走に入り、大変慌ただしい時期となりましたが、議員各位には、12月定例会に御出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  それでは、議案の説明に先立ちまして、一言所感を申し述べさせていただきます。  ことしの秋はクマの出没が全国的に多発し、山間部のみならず、平野部、海岸部においても目撃や痕跡情報が相次ぎ、入善町におきましても、10月19日から11月30日までの約1カ月半にわたってクマ対策本部を設置し、その対応に当たったところであります。  この間、入善町有害鳥獣捕獲隊を中心として、消防団や区長会などの団体に町職員も加わり、連日のパトロールに取り組んだ結果、人的被害を出さず、クマの冬眠時期を迎えることができました。昼夜を問わず御尽力いただきました関係各位に、改めて深甚なる敬意と感謝を申し上げます。  さて、今年度も町民の皆さんの声を直接お聞きする「まちづくり懇談会」を全地区で開催いたしました。どの会場におきましても大変多くの参加をいただき、地域課題などについて活発な討論が行われたところであります。この懇談会の開催に当たり準備くださいました区長会長さんをはじめ関係各位に対しまして、この場をおかりいたしまして厚くお礼を申し上げます。  今回の懇談会では、さきの9月議会で議決をいただいた新総合計画の基本構想を全地区の統一テーマに掲げ、入善町が目指す10年先の姿について、御意見、御提言を賜りました。  この中で、多くの地区においてお聞きしたのが、急激な少子高齢化の進行や人口減少などに伴う地域活力の低下に対する不安であります。多くの皆さんが懸念する地域活力の持続、強化を図ることこそが、まさに新総合計画における最大のテーマであり、将来像に掲げる「扇状地に 水と幸せがあふれるまち 入善」の実現を図る最も重要な取り組みと位置づけるものであります。  私は、人口減少の局面にあっても、薄れつつある人と人との「縁」、地域と人との「きずな」の強化を図り、「支え合い」の意識を高めていくことが、「地域活力」の将来にわたる持続発展につながるものと考えております。  とりわけ、「きずな」の基礎となる地域コミュニティーの強化は、町の将来を築く上で欠かすことのできない要素であり、新総合計画を策定するに当たって特に意を用いた点でもあることから、その実現に邁進する所存でございますので、議員各位の御協力をお願いするものであります。  次に、来年度の予算編成を取り巻く環境についてであります。  国においては、昨年廃止した概算要求基準を復活させたにもかかわらず、新年度の概算要求額は、過去最高を記録した昨年の概算要求額をさらに上回る96.7兆円にまで膨らみ、中期財政フレームを形骸化させないためにも、予算編成作業の難航は必至と見られています。  また、地方財政に大きく影響を及ぼす国庫補助金等の一括交付金化については、平成23年度は都道府県に5,000億円超、平成24年度からは対象を市町村まで拡大して1兆円超を交付するなどという情報しか開示されておりません。  さらに、地域主権改革に向けた法制化の先送りに加え、地方交付税の別枠加算廃止の動きなど、政府マニフェストに掲げる一丁目一番地の改革から遠のくばかりであり、また関税撤廃を目指す環太平洋連携協定、いわゆるTPPの問題や、平成23年産米の生産数量目標で、富山県においては前年比1万トン以上の削減となる生産調整を課せられるといった農家の声を無視した不条理な農業政策などは、信を失いつつある政権運営を象徴しており、今後も政策や制度の突然の変更など、国の動向を注視しながら、柔軟な予算編成に当たってまいる所存であります。  また、県においては約115億円の財源不足が見込まれ、厳しい財政環境が続くとされていますが、「元気とやま創造計画」を着実に推進し、県の発展基盤となる社会資本整備や県民福祉の向上につながる施策を展開しながら、景気・雇用対策にも引き続き配慮するという方針を打ち出しております。  入善町におきましても、三位一体の改革の影響や長引く不況による税収の落ち込みなど依然として厳しい財政状況が続くものの、平成23年度予算は、新総合計画を着実に推進するため、「新しい10年の基盤づくりの予算」と位置づけ、地域コミュニティーの強化を図る施策などに積極的に投資していきたいと考えております。  健全財政を堅持しつつ、将来に向けたまちづくりに積極果敢に挑戦する姿勢を町民の皆さんにお示しできるよう、全職員が一丸となって予算の編成に取り組んでまいりますので、議員各位の一層の御理解と御支援をお願いするものであります。  それでは、議案第40号 平成22年度入善町一般会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  今回提案いたしております補正予算案は、人事院勧告に基づく給与改定や人事異動などに伴う人件費補正をはじめ、子宮頸がん等の予防ワクチン接種費の助成、道路改良舗装事業に係る工事請負費、異文化理解教育基金への積立金の増額などを計上しております。  まずは、歳出の主なものについて申し上げます。  職員の人件費につきましては、人事院勧告に基づく給与、職員手当等の改定、人事異動や職員の早期退職、育児休業などによる調整、退職手当組合負担金の増額などにより、一般会計で3,915万4,000円の減額を計上しております。  職員の人件費に係る補正以外では、議会費で、人事院勧告に伴う議員期末手当の減額を計上しております。  総務費では、来年4月10日の統一地方選挙で予定されております富山県議会議員選挙に係る平成22年度分の執行経費の増額を、衛生費では、子宮頸がん等に対するワクチンの接種希望者への助成費用の増額のほか、小杉第一水道組合の井戸の更新に係る簡易水道事業補助金の増額を計上しております。  労働費では、職業訓練施設への入所者の増加に伴う職業能力開発訓練奨励補助金の増額を、農林水産業費では、緊急クマ対策に伴う町有害鳥獣捕獲隊の特別出動等に係る委託料の増額のほか、新たに創設しました緊急農業経営安定対策資金利子補給事業に係る補助金の増額を計上しております。  土木費では、地域経済の活性化を図るため、切れ目のない公共事業の実施を目的とした町単独の道路改良工事費の増額のほか、平成21年に発生したガードパイプ転落事故の賠償金を計上しております。  また教育費においては、新学習指導要領への対応に向けた生徒用の机の大型化を図る天板購入費をはじめ、毎年、異文化理解教育事業に御寄附いただいております泉英明様の御提案を受け、これまでの派遣事業に加え、新年度から取り組みますカンボジアからの受け入れ事業に対する寄附金の積み立て、社団法人茶道裏千家淡交会魚津支部様から御寄附いただいた浄財によります図書購入費の増額などを計上しております。  以上が歳出の主なものであります。  歳入につきましては、これらの事業の財源として、県支出金や寄附金、繰越金などを計上しております。  以上により、一般会計については、既定の予算額に4,703万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ98億8,875万8,000円としたところであります。  次に、議案第41号 平成22年度入善町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  今回の補正予算は、非自発的失業者への軽減措置に伴うシステム改修費の増額をはじめ、一般及び退職被保険者の高額療養費、精算返納金の確定に伴う国、県への償還金の増額などを計上しております。  続いて、議案第42号 平成22年度入善町下水道特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  今回の補正予算の歳出では、人件費のほか、国の第1次補正予算で増額が図られた社会資本整備総合交付金を活用し、下水道工事請負費の増額を計上しております。  歳入では、一般会計からの繰入金の増額と合わせ、繰越金全額を一般財源化して、下水道基金からの繰入金の減額を行うことで財政基盤の安定化を図ることとしております。  以上、御説明申し上げました補正予算関係3議案について御審議を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。  次に、議案第43号 入善町長等の給料その他の給与及び旅費支給条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。  この条例改正は、去る11月29日に開催された入善町議員報酬及び特別職給料審議会の答申を受けて、特別職の給料月額の減額を提案するものであります。  審議会には、人事院勧告により、職員給与月額が平成21年度で0.2%、平成22年度で0.1%と、2カ年で0.3%の引き下げとなっていることや、県内市町村の動向及び経済情勢などを踏まえて、町長の給料月額をマイナス0.36%、3,000円の減額で82万5,000円から82万2,000円に、副町長の給与月額をマイナス0.3%、2,000円の減額で67万5,000円から67万3,000円に、教育長の給与月額をマイナス0.32%、2,000円の減額で61万8,000円から61万6,000円に1月分の給与からすることを諮問したところであります。  委員各位からさまざまな御意見を賜ったところでありますが、「引き下げについては適切である」との判断をいただき、諮問のとおり答申されたところであります。  以上、特別職の給料月額の引き下げについての条例改正案を御提案いたしますので、議員各位の御理解を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  次に、議案第44号 損害賠償の額を定めることについての提案理由を申し上げます。  昨年の平成21年2月7日の土曜日、午前11時30分ごろ、神林地内にあります高速道路高架下の町道で、当時2歳の女児が、側溝をのぞこうと転落防止柵に手をかけたところ、転落防止柵ごと1.8メートル下の側溝に転落した事故で、幼児の顔面額に長さ4センチメートル、幅1センチメートルの傷が残りました。事故原因は、高速道路の凍結防止剤の散布等により転落防止柵が腐食していたものと考えられ、転落防止柵設置後の点検が十分でなかったことによるものであります。  事故直後の傷跡は、被害者が幼児であり、将来、成長するとともにその様相が変化することが予想されるため、弁護士からの助言により、観察期間として、治療の終了後、1年程度の経過を見ることとしておりました。1年経過後のことし6月24日に病院で診断していただいたところ、顔面の額部に傷が残り、後遺障害12等級15号に該当すると判断されたものであります。  損害賠償金額は、病院での治療費や傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、保護者の看護料、入通院の交通費等を合わせて354万8,563円となっております。  町としましては、事故発生後、担当課職員全員で、町内の転落防止柵の点検を定期的に行っており、二度とこのような事故が起こらないように、十分に点検管理を行ってまいりたいと考えております。  以上、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を得たく提案いたしましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  続きまして、議案第45号 町道路線の変更についての提案理由を申し上げます。  変更する路線は町道古黒部国道線であり、主要地方道入善朝日線を起点、国道8号を終点とし、古黒部地内を縦断する延長770メートルの道路であります。  現在、富山県が古黒部地内で主要地方道入善朝日線バイパスを現道路の海側に整備中であり、そのバイパスに取りつくことを目的として、町道古黒部国道線の起点を110メートル延伸するものであります。  その道路用地の買収を行う際に、土地代金の譲渡所得特別控除を適用するためには、買収用地が道路法上の道路区域内でなければならないため、道路法第10条第2項の規定により、今回、路線の変更の議決を得たく提案いたしましたので、御審議のほどよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。        ───────────────────────── 22: ◯議長松澤孝浩君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしましたので、閉議いたします。  次に、議会日程を申し上げます。  次の本会議は15日水曜日午前10時から開議し、町政一般に対する質問を行います。特に通知書は差し上げませんので、各位には定刻までに御参集をお願いいたします。  なお、この後、全員協議会を11時から開催します。議員並びに当局は全員委員会室へ参集ください。  本日はこれにて散会いたします。  議員並びに当局には、大変御苦労さまでした。  午前10時53分 散会 ※寄附一覧表 ┌─────┬────────────────┬───────┬───────────────────┐ │寄附申出 │                │       │       寄 附 者       │ │     │   寄 附 金 品 等    │ 寄附目的  ├───────┬───────────┤ │受付年月日│                │       │ 住  所  │   氏   名   │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │リバースウッド製ベンチ   4基│入善町花月公 │新潟市中央区 │(株)不動テトラ北陸支店│ │22. 9. 2 │間伐材製テーブル・椅子 1セット│園の備品とし │万代島5-1   │支店長 矢山千哲   │ │     │                │て      │       │           │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │                │入善町運動公 │新潟市中央区 │(株)不動テトラ北陸支店│ │22. 9. 2 │太陽光発電街灯       1基│園の備品とし │万代島5-1   │支店長 矢山千哲   │ │     │                │て      │       │           │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │22. 9.27 │     金110,937円      │国際交流事業 │入善町入膳  │ 入善町日韓親善協会 │ │     │                │に活用として │5232-5    │           │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │児童図書          206冊│       │       │           │ │     │(新まんがふしぎ博物館他)   │飯野小学校の │入善町東狐  │ 飯野小学校同窓会  │ │22.10. 7 │屋外用テント        1張│備品として  │171      │ 会長 笹島 子平  │ │     │折りたたみ椅子       30脚│       │       │           │ │     │椅子台車          2台│       │       │           │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │                │       │埼玉県    │           │ │22.10.14 │     金2,000,000円     │異文化理解教 │さいたま市北区│   泉  英明   │ │     │                │育基金として │東大成町   │           │
    │     │                │       │1-263-2    │           │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │                │文化事業振興 │魚津市大海寺野│(社)茶道裏千家淡交会 │ │22.11.10 │     金100,000円      │として    │715      │魚津支部       │ │     │                │       │       │支部長 千田 則行  │ ├─────┼────────────────┼───────┼───────┼───────────┤ │     │                │入善町商工会 │       │           │ │22.11.11 │コシノヒガンザクラ     1本│設立50周年記念│入善町入膳  │入善町商工会     │ │     │                │花月公園の備品│5232-5    │会長 扇原 紀昭   │ │     │                │として    │       │           │ └─────┴────────────────┴───────┴───────┴───────────┘ ┌────────────┬────────┬─────┬───────────┐ │  寄附申出受付期間  │  内  容  │ 件 数 │    金 額    │ ├────────────┼────────┼─────┼───────────┤ │  22.8.21~22.11.20  │ ふるさと納税 │  7  │   760,000円    │ └────────────┴────────┴─────┴───────────┘ 発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...