目黒区議会 2019-06-21
令和元年生活福祉委員会( 6月21日)
令和元年生活福祉委員会( 6月21日)
生活福祉委員会
1 日 時 令和元年6月21日(金)
開会 午前 9時59分
散会 午前11時21分
2 場 所 第二委員会室
3 出席者 委員長 鈴 木 まさし 副委員長 西 崎 つばさ
(8名)委 員 青 木 英 太 委 員 金 井 ひろし
委 員 山 宮 きよたか 委 員 石 川 恭 子
委 員 おのせ 康 裕 委 員 松 田 哲 也
4 欠席者
(0名)
5
出席説明員 鈴 木 副区長 髙 橋
区民生活部長
(25名)松 原
地域振興課長 中 野
滞納対策課長
(
東部地区サービス事務所長)
和 田
国保年金課長 三 吉
北部地区サービス事務所長
関 田
南部地区サービス事務所長
藤 田
西部地区サービス事務所長
橋 本
産業経済部長 橿 原 産業経済・
消費生活課長
竹 内 文化・
スポーツ部長 吉 田 文化・交流課長
金 元
スポーツ振興課長 佐 藤
オリンピック・
パラリンピック推進課長
上 田
健康福祉部長 田 邉
健康福祉計画課長
(
福祉事務所長)
細 野
福祉総合課長 伊 藤
介護保険課長
松 下
高齢福祉課長 保 坂
障害福祉課長
樫 本
生活福祉課長 石 原
健康推進部長
(保健所長)
小野塚
健康推進課長 堀 内
生活衛生課長
橘
碑文谷保健センター長
6
区議会事務局 青 野 議事・調査係長
(1名)
7 議 題 地域振興、保健衛生、社会福祉及び文化・
スポーツ等について
【報告事項】
(1)第56回目黒区
商工まつり(
目黒リバーサイドフェスティバル20
19)の開催について (資料あり)
(2)金沢市による「氷室の雪氷」の贈呈について (資料あり)
(3)小規模多
機能型居宅介護事業所の指定について (資料あり)
(4)目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施
方針(案)について (資料あり)
(5)
東根老人いこいの家の臨時休館について (資料あり)
(6)
医療的ケア児等通所支援事業の実施について (資料あり)
【その他】
(1)次回の委員会の開催について
─────────────────────────────────────────
○
鈴木委員長 おはようございます。
それでは、ただいまより
生活福祉委員会を開会します。
本日の署名委員は、金井委員、山宮委員にお願いいたします。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(1)第56回目黒区
商工まつり(
目黒リバーサイドフェスティバル2019)の開催について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 では、報告事項に入ります。
報告事項の1、第56回目黒区
商工まつり(
目黒リバーサイドフェスティバル2019)の開催について報告を受けます。
○
橿原産業経済・
消費生活課長 それでは、第56回目黒区
商工まつり(
目黒リバーサイドフェスティバル2019)の開催について御報告いたします。
1の開催の趣旨でございますが、記載のとおり、区内の産業に対する区民の理解を深めていただくとともに、地域産業の振興と地域の活性化のため、長年にわたり開催しているものでございます。
2の主催・後援・協力団体でございますが、主催は
商工まつり運営委員会、後援・協力団体は目黒区のほか、記載のとおりの団体でございます。
3の会期でございますが、7月27日、28日の土曜日、日曜日に開催いたします。
なお、26日金曜日に、前夜祭といたしまして、夕方6時から
経済講演会を開催いたします。
4の会場は、
目黒区民センターです。
5の出展企業・団体は、76団体が予定されております。
6の
来場者見込数は、例年約2万人と見込んでございます。
なお、昨年度の来場者数は、初日の天候が台風となった影響で、約1万4,900人でございました。
次に、7の今年度の主な内容でございますが、(1)は先ほど御説明いたしました前夜祭としての
経済講演会を、26日18時から、記載の題名で、講師は元
朝日新聞編集委員の萩谷順氏にお願いしてございます。
ここで、恐れ入りますが、資料の訂正をお願いいたします。講師の肩書きに
法政大学法学部教授とありますが、本年3月に講師は本職を退職されておりますので、恐れ入りますが、
法政大学教授の前に元と追加をお願いしたいと思います。
次に、(2)
特別企画展といたしまして、27日、28日の2日間にかけて、「
beyondめぐろ」と題して、目黒の担う
子どもたちのために、鉄筋の結束、商品陳列、雑貨小物の作製などの区内企業のお仕事体験や車椅子の
生活介助体験を実施いたします。
なお、この
beyondとは、何々を超えてという意味でございますが、この
商工まつりは、国の
beyond2020
プログラムとして認証を受けております。この
beyond2020
プログラムは、
オリンピック・
パラリンピックが開催される2020年以降を見据え、日本の強みである地域性豊かで多様性に富んだ文化を生かし、成熟社会にふさわしい、次世代に誇れるレガシーの創出に資する
文化プログラムであるというものでございます。よって、この
商工まつりを次世代へのレガシーとして続けていくという、
商工まつり運営委員会の皆さんの気持ちが込められたタイトルとなっているものでございます。
次に、(3)
クラシックコンサートでございます。これは27日土曜日の18時30分開始になりますが、
チェンバロ奏者の方をゲストに迎えて、
日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーによる演奏会でございます。
(4)は
区内商工業者、それから
産業関連団体等による出展でございまして、これは2日間行います。製品の展示・販売のほか、中庭におきまして飲食物の販売等も行います。
(5)といたしまして、気仙沼、角田を初めとする市町村10団体によります
産直特産品販売でございますが、これも2日間にわたって行います。
次に、(6)
小・中学校等によるダンス、合唱、楽器演奏、演劇など、2日間にわたって
中小企業センターホールで実施いたします。
最後に、8、その他ということでございまして、昨年同様、会場に募金箱を設置いたしまして、売上金の一部とともに、
東日本大震災の被災地への義援金とする予定でございます。また、とても暑さが厳しい時期での開催でございますので、
熱中症対策といたしまして、
東京共済病院の看護師の待機、よしずや遮光幕の設置、それからミストシャワーの設置などで対応してまいります。
報告は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 済みません。区内で初めての
beyond2020の登録のイベントだと把握をしています。私もTEAM BEYONDのほうに登録をしておりますが、どうしても、
beyond2020になっていきますと、所管は産経になりますけれども、やはり障害福祉ですとか、そういった部分の連携が必要になってくる部分があるかと思いますが、当日このような所管の連携について、どのようになっていますでしょうか。
2点目は、いつも凝った意匠の
パンフレットをつくられていると思います。ただ、それが一般の区民の方の手元に届くのが、なかなかコースがないように見受けられまして、枚数なんか、あと内容なんかも見ていただければ、もっと
お子さんたちが集まって楽しんでいただきたいなと思うんですが、そこのPRに関しての何か工夫やルートがありましたら、教えていただければと思います。
○
橿原産業経済・
消費生活課長 まず、1点目の
beyond2020に関するものでございますが、確かに委員御指摘のとおり、多様な文化との交流、そういったものが
beyond2020の趣旨というもので強いものになっているということでございますので、今回、車椅子の体験等実施いたします。これについては、
社会福祉協議会、こちらに協力をお願いいたしまして、当日の介助等をお願いするというようなことでやっていくというものでございます。
次に、2点目の周知の問題でございます。周知といたしましては、まず区が行うものとしましては、区報の7月15日号、それから区の
ホームページ及びメルマガの3点を行う予定でございます。それから、先ほど委員のほうでおっしゃいました
パンフレット、こちらのほうは
運営委員会のほうで3万部作成いたします。そして、
小・中学校、幼稚園に1万5,000部、
青色申告会会員に7,000部、それから
勤労者サービスセンターの会員に1,100部郵送をさせていただくほかに、協賛企業、出展者については配布をさせていただきます。また、
区民センターや総合庁舎においても配布をさせていただきます。それから、ポスター、こちらにつきましては、公衆浴場と住区の掲示板に掲示をさせていただきます。
やはりたくさんの人に当然来ていただきたいということでございますので、その辺、
パンフレットのほうも結構内容も盛りだくさんで、
運営委員会のほうでもかなり力を入れてつくっているものでございますので、この辺の配布については、さらに検討できるものがあればということで、
運営委員会のほうにも伝えていきたいと考えております。
以上です。
○
鈴木委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○松田委員 まず、協力団体として、
東京共済病院が
熱中症対応に当たっていただいていると思うんですが、これは3年前からだったでしょうか。3年前、2年前、去年と、実際熱中症の方がいらっしゃったか。
それから、2つ目、もう一つは、目黒区
女性団体連絡会が、これは子連れのお母様、
赤ちゃん連れのお母さんに来ていただきたいということで授乳室を設置していると思うんですが、この利用状況も、これは2年前からだったでしょうか、その確認。
それから、3つ目としては、募金箱を設置して義援金を募っていると思うんですが、これは2011年からやってきたんでしょうか。去年18万円だというふうに聞いておりますけれども、参加人数が台風の影響で、通常2万人ぐらいだったでしょうけれども、1万5,000人に減ったということで18万円だったと思うんですが、その前の義援金の額は幾らだったということを教えてください。
以上3つにします。
○
橿原産業経済・
消費生活課長 まず1点目の
東京共済病院の御協力によります看護師の待機でございます。
これは、委員がおっしゃいましたとおり、平成28年度から実施しているものでございます。今まで特に熱中症で倒れたというような方はいらっしゃらないと。ただ、軽く気分が悪くなったというようなことで、こちらのほうに来ていただいて、いわゆるお休みをしていただくというようなことで介助したことは確かにございます。
続きまして……
○
鈴木委員長 女性団体連絡会ですね。
○
橿原産業経済・
消費生活課長 そうですね。済みません。失礼しました。
続きまして、2点目です。29年度から
赤ちゃん連れの
お母さんたちも参加しやすい
環境づくりとして、新たに授乳室を設置してございます。こちらの利用状況につきましては、毎年20人前後の方が利用されているというものでございます。
女性団体連絡会につきましては、見守り活動としてやっていただいているほかに、あと授乳しながら水分補給ができるように、お茶の
無料提供等、
あと子育て関連のポスター、チラシなども配備いたしまして、啓発の場として活用しております。
3点目の義援金でございます。恐れ入ります。義援金につきましては、
東日本大震災後から開始をしているものでございます。昨年は確かに入場者数が少なかったのですが、義援金の額といたしましては18万円余です。29年度につきましては、20万円余でございましたので、多少減っているというようなものでございます。
以上です。
○松田委員 まず、1点目、2点目は、暑い時期の開催ですので、幸いに熱中症の方はいらっしゃらなかったということですけれども、引き続き万全の態勢をとっていただきたいと思います。いかがでしょうか。
それから、義援金のほうは2万円減少したということですけれども、いずれにしましても、より多くの方の義援金を募れるように、こちらもさらに設置場所を多くするとか、拡充をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
あと、ちょっと今思い出したんですが、喫煙所はどうなっていましたかね。あそこ、かなりもくもくと喫煙される方がいらっしゃいますけれども、その対応について、最後、伺います。
○
橿原産業経済・
消費生活課長 1点目と2点目ですね。熱中症の対策と子育て中のお母様等が参加しやすい
環境づくりにつきましては、委員の御指摘も踏まえまして、その辺、充実させていくように
運営委員会のほうに伝えまして、対応していきたいと考えております。
3番目の義援金の件でございます。こちらにつきましても、やはり、ただ箱を置いてあっても、なかなか金額が集められるというものではございませんので、
クラシックコンサートとか、そういったところの会場に募金箱を持って出向きまして、人の集まるところでなるべく募金を募るような、そういう工夫をしてまいりたいと考えております。
最後に、喫煙所の件でございますが、今回につきまして、通常ですと中庭のほうに喫煙所を設置しておりますが、昨年度まではホール裏に1カ所移動して設置をしておりましたが、今年度につきましては、喫煙所の設置は行わないというものでございます。
以上です。
○
鈴木委員長 松田委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないですね。
ないようですので、報告事項1番、第56回目黒区
商工まつり(
目黒リバーサイドフェスティバル2019)の開催についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(2)金沢市による「氷室の雪氷」の贈呈について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 続いて、報告事項の2番、金沢市による「氷室の雪氷」の贈呈について報告を受けます。
○吉田文化・交流課長 それでは、金沢市による「氷室の雪氷」の贈呈について御報告いたします。
項番1、概要及び目的でございます。
氷室の雪氷贈呈は、氷室と呼ばれる貯蔵庫に天然の雪を詰めて貯蔵した雪氷を旧暦の6月1日、今の暦にしますと7月1日になりますが、切り出して加賀藩から徳川家へ献上した、そういった歴史にならって、これを再現した催しとして行われております。平成29年以来、旧暦の6月1日前後の時期に、金沢市の湯涌温泉の氷室から切り出した雪氷を目黒区に贈呈していただいてございまして、本年度も例年同様に贈呈式を行って、その後、
西口ロビーに展示するというものでございます。これによって、友好都市である金沢市の歴史や文化を区民に紹介し、友好交流の増進を図ることを目的としてございます。
実施者、項番2でございます。
主催が金沢市、共催として目黒区が行うものでございます。
項番3、実施日等でございます。
令和元年7月8日月曜日の13時から、場所は南口の
エントランスで行います。飛脚の装束をした石川県
トラック協会の青年部の会員の方が約5キロの雪氷を長持に入れて、
南口エントランスに運び込んでいただいて、そこから取り出して
湯涌温泉観光協会の会長様から区長に贈呈をいただくというようなセレモニーを行います。例年、ここに保育園児の皆さんも参加していただいて、贈呈式を盛り上げていただいておりますので、今年度もそれが実施できるように、保育園のほうには今、調整を図っているところでございます。その後、より人通りの多い
西口ロビーのほうに移設いたしまして、こちらのほうで展示をするものでございます。
今後の予定でございます。
6月25日のめぐろ区報に掲載と同時に、
ホームページのほうで周知を図ってまいります。
御報告は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないようですので、報告事項の2番、金沢市による「氷室の雪氷」の贈呈についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(3)小規模多
機能型居宅介護事業所の指定について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 続いて、報告事項の3番、小規模多
機能型居宅介護事業所の指定について報告を受けます。
○
伊藤介護保険課長 それでは、指定に関しましての御報告をさせていただきたいと存じます。
まず、この小規模多
機能型居宅介護事業といいますのは、いわゆる介護保険の中では
地域密着型サービスと呼ばれている種別に当たります。この
地域密着型サービスと申しますのは、住みなれた地域での生活を支えるために、身近な区市町村で提供されることが適当なサービスとして創設されたものでございまして、区市町村が指定を行うものでございます。
また、この
地域密着型サービスの事業を指定する際には、
介護保険法の規定に基づきまして、介護保険の被保険者、その他関係者等からの御意見などを反映させるよう努めなければならないとされているところでございますが、これにつきましては、区では、去る6月5日に
地域包括ケアに係る総合的な推進を図るための協議の場として、
学識経験者ですとか、被保険者の皆様などから構成される
地域包括ケアに係る
推進委員会を設置して協議をしていただきまして、御了承いただき、本日、指定の御報告を申し上げるものでございます。
また、この小規模多
機能型居宅介護というサービスは、いわゆるデイサービスのような通いを中心としまして、そのほか、随時の訪問ですとか、いわゆるショートステイのような機能の宿泊、これを組み合わせてサービスを提供することによりまして、御利用者の方の居宅生活の継続を支援するというようなものでございます。
こうしたことで、今回指定をさせていただきますのは、資料の項番1にございます社会福祉法人奉優会が運営いたします、項番2、(1)にございます小規模多
機能型居宅介護及び介護予防の小規模多
機能型居宅介護サービスを提供する事業所で、名称といたしましては、優しいをゆと読ませまして、優っくり小規模多
機能目黒中央と申します。
(2)の住所は記載のとおりでございますが、こちらは、具体的には5月の当委員会で
高齢福祉課長のほうから御報告をさせていただきました、旧第六中学校跡地を活用して開設をいたしました社会福祉法人奉優会が運営いたします
特別養護老人ホーム目黒中央の家の建物の中の4階に開設するというものでございます。
次に、(4)
利用定員等でございますが、本施設の利用定員は18人で、1日当たりの通いの定員が12人、宿泊の定員は5人となっているところでございます。また、随時訪問も行ってございます。
また、居間・食堂の面積は46.50平方メートル、宿泊用の居室の面積は8.46平方メートルから9.54平方メートル、記載のとおりでございます。
本事業所につきまして、事業者から提出されました申請書類ですとか、実際に私どもの職員が施設の現場の確認を行ったところ、本区の指定基準と照合いたしまして、基準を満たしているという判断をいたしましたことを確認しているところでございます。
なお、本事業所は、田道ふれあい館の中で運営しております田道小規模多
機能型居宅介護事業所と同じ小規模多機能型の事業所でございますが、こちらと同じ法人が運営するというところでございますが、こちらの事業所のサテライトという位置づけでございまして、連携を確保しつつ、運営されることとなっているところでございます。
なお、指定日は、当事業所のオープンの日でありまして、あわせて
特別養護老人ホームのオープンの日と重なります令和元年7月1日付の指定で、指定期間は、この7月1日から6年間というところでございます。
また、現在は事業者が利用者を募集しているところであると聞いておりますが、区におきましても、6月15日号のめぐろ区報により、特養を含め、この施設が開設したという旨のお知らせをしているところでございます。
説明は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○石川委員 この間、特養ホームを見学してきたときに、その中にあったので、そこも見学させていただいたんですけども、あそこは1施設の中に保育所もあるし、ここもあるということで、給食については、食事については、1階かな、奥にあった給食室で全部一括だって聞いたんですけども、今まで考えたことがなかったんですけども、例えばこうした小規模多機能の職員とか、そういう食事をつくる職員の配置とか、そういうのってあるんですかというか、その辺は職員配置というのはどうなっているのかなということと、要は、それは複合というか、総合施設の場合は何ら一緒になっても全然構わないということなのか、その分配置が少なくていいということなのか、その点を最初に教えていただきたいと思います。
○
伊藤介護保険課長 石川委員の御質問でございますが、この施設の運営基準上では、こういった給食調理をする方とか、そういったものの基準はございません。
以上でございます。
○石川委員 それと、あと、これだけの規模の場合の職員配置はあると思うんですが、その点について1点お聞きしたいのと、あと、小規模多機能は、私は本当にいい施設だと思ってるんですけども、前も質問したんですけども、これはここの事業者を使わないとだめですよね。要は、だから、ほかの事業者を使ってて、例えば宿泊をしたい、ショートしたいと言っても、それは使うことができないということで、いい施設でありながら、なかなか埋まらないというか、そういうのがあったと思うんですね。その辺はどうにかならないのかと前も聞いたことがあるんですけども、検討できるような返答だったのかな。よくわかんないんですけど、その辺がどうなっているのか。
現状も、基本的には同じ事業者、全てその
ケアマネジャーによって、ここでしなければならないのかどうかお聞きしたいのと、そういう関係で、今、区内の小規模多機能が幾つかあると思うんですけども、その辺の定員というか、利用状況、そのために、せっかくあるのに枠が余ってるとかどうかという現状をちょっとお聞きしたいと思います。
○
伊藤介護保険課長 まず、職員の配置でございます。
具体的に、例えば通いの中で、いらっしゃった方への介護というところでございますと、こちらは通常の
通所介護等と同様、大きく申し上げますと、いわゆる3対1の配分でやるというところで、そういった御利用者様の処遇に関しましては、同様の基準となっているところでございます。
また、ショートステイ等の別への利用ということでございますが、これは同じ法人だからいいとか悪いということではございませんで、
介護保険法上の、こういったサービスを提供する事業所を利用される方が別のショートを利用するですとか、別のデイも利用するとかということを
介護保険法上では認めていないというような取り扱いになっているところでございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 答弁漏れ。区内の多機能の利用状況。
○
伊藤介護保険課長 失礼いたしました。個々の事業所の数字は、申し訳ございません。ちょっと手元に今ないんでございますが、小規模多機能型のサービスの利用者全体の件数で申し上げますと、平成28年度は延べの利用件数でいいますと780件、29年度は987件、30年度は現在集計途中ではございますが、1,219件は御利用があるというふうに把握しておりまして、小規模多機能型全体の利用数は伸びているというふうに認識しているところでございます。
以上でございます。
○石川委員 そうすると、介護保険上、基本的には同じ事業者のもとでという理解でいいんですよね。それはどうしようもできないと。区のところではできないということですよね。
その辺を確認したいのと、あと、今、利用件数が出てきたんですけども、区内にある、いわゆる小規模多機能の中で、細かい件数じゃなくていいんですけども、十分に、完全に利用できているのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいんですが、いかがでしょうか。
○
伊藤介護保険課長 まず、最初のお尋ねの件でございますが、繰り返しになりますが、同じ事業所といいますか、小規模多機能型のサービスの中で賄っていただくということですので、そこを超えて同じ建物のショートを使っていいかとか、そういうものではございません。あくまでもそこの小規模多機能事業所のサービスを使ってくださいという趣旨でございます。
それから、今、手元に詳細な数字は、申し訳ございません。ちょっとございませんが、徐々に増加しているというところでございますが、必ずしも満員ではないというようなところではございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 石川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないようですので、報告事項3番、小規模多
機能型居宅介護事業所の指定についてを終わります。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【報告事項】(4)目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施方針(案)について
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鈴木委員長 続きまして、報告事項4番、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施方針(案)について報告を受けます。
○松下
高齢福祉課長 それでは、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施方針(案)につきまして、資料に沿って御報告申し上げます。
項番1の経緯でございますが、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターは、26年3月に廃止されました区立田道高齢者在宅サービスセンターの跡施設を活用いたしまして、通いを初め、宿泊及び訪問の機能を持つ小規模多
機能型居宅介護サービスとともに、認知症対応型通所介護サービスを提供する施設といたしまして、27年3月に開所したというものでございます。
施設の運営に当たりましては、指定管理者制度の導入をいたしまして、27年3月から社会福祉法人奉優会が管理運営を行っているところでございますが、令和2年3月をもちまして5年間の指定期間が満了するというものでございます。つきましては、指定管理者制度活用の基本方針に基づきまして、指定管理者を公募により選定することとしたというもので、次期指定管理の選定に当たっての基本的事項を定めるために、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施方針を策定したというものでございます。
項番2の対象施設といたしましては、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターということでございまして、実施方針(案)につきましては、別紙のとおりでございます。
恐れ入りますが、別紙の実施方針(案)をごらんいただきまして、ポイントのみ、かいつまんで御説明いたしますと、実施方針(案)の3番のところで、運営に関する基本的事項といたしまして、これまでどおり7業務を挙げさせていただいてございます。
続きまして、4番の指定期間につきましては、これまでどおり5年間といたしまして、恐れ入ります。次のページにまいりまして、10番では、利用料金制を適用するという旨を記載させていただいております。
また、3ページのほうにまいりまして、13番のほうで選定の基本的な考え方、また14番のほうで評価項目、そして15番のほうで今後の予定を記載させてございます。
恐れ入りますが、表面の資料にお戻りいただきまして、項番4のほうの今後の予定でございますが、本実施方針(案)の(案)をとった上で決定して、それから近々選定評価委員会を設置・開催いたしまして、来月の本会にて公募に関しての御報告をさせていただいた後に、公募を開始いたしまして、9月には指定管理者候補者が決定となり、第4回区議会定例会に議案として提出をさせていただき、御審議いただいて、議決いただきましたら、来年度から指定管理業務が開始されるといった予定でございます。
説明につきましては、以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○青木委員 前回に関しては、選定評価、一次の書類審査を経てのヒアリングなんですけども、前回、一次評価はまず何者、書類審査で何者を審査したのか、また二次評価に進んだところは何者あったのか、教えていただければと思います。
○松下
高齢福祉課長 前回の公募の際に、4団体から応募がございました。そして、その応募された4団体とも二次のほうで審査をいたしまして、現在の奉優会のほうに決定させていただいたという経緯でございます。
以上でございます。
○青木委員 ありがとうございます。
あと、評価組織で外部の有識者2名なんですけども、これも前回の組織としては、具体的にどういった方を招いて委員会を開いたのか、教えていただければと思います。
以上です。
○松下
高齢福祉課長 前回のメンバーの構成も、今回も同様な考え方を持ってございまして、まず
地域密着型サービスや認知症ケアに関して専門的知識・経験を有する方1名に入っていただいてございます。また、経営及び財務に関して専門的知識・経験を有する委員1名ということと、あと区の内部の職員という形で、外部の有識者につきましては2名に入っていただいているということでございます。
○
鈴木委員長 青木委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○石川委員 1点確認したいんですけど、昔のことになっちゃうんだけど、指定管理というのは、当然、公の施設ですよね。当初、ここをつくるときに、区としては新たな施設はつくらないという方針で、区立の施設というか、その中で、ここで当初は民間でつくることもという考え方だったんだけども、ここの土地が公、東京都の土地かな、ということで、私立、要は民間で建てることができなかった。それで、公の施設を建てて、そして指定管理になったと。その辺の確認で、もう一つ、済みません。確認したいんですが、いかがでしょうか。
○松下
高齢福祉課長 申し訳ございません。ただいま委員の御指摘の件につきましては、私のほうで十分把握してございませんので、ここでの答弁は控えさせていただければというふうに思います。
○上田
健康福祉部長 ここの施設、田道ふれあい館そのものについては、清掃工場の元管理施設ということで、この土地自体は東京都から無償で借りている。その関係がありまして、ここを民間の法人がそのまま、民間がそのまま運営するというのは無理なんですが、区が指定管理者として指定して、そこに法人が入るのは大丈夫ということを、このときに確認をして、区としては、ここを指定管理者として使用するということを東京都とも改めて契約をし直してやっているという状況でございます。ですから、今回の方針に関しても、そのままそこを引き継いで行っていきます。
以上でございます。
○石川委員 でも、今もそうだと思うんですが、要は、民間事業者が建てることはできないということですよね、東京都の土地だと。ということの理解でいいんですか。
○上田
健康福祉部長 建てるとかというものではなくて、あそこは田道ふれあい館の建物、地下1階地上3階のあの建物の一部の利用ですので、建てるとか建てないとかではないというふうに御理解いただければと思います。
以上です。
○
鈴木委員長 石川委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○西崎副委員長 1点だけ、ちょっと整理ができていないので、確認をしたいんですが、ここの指定管理を新たにということなんですけれども、先ほどの説明で、田道のサテライトみたいな話が3番のところであったかと思うんですけど、そことの何か絡みが、例えばこの指定管理が同じ事業者になるのかどうかは別といたしまして、出てくるのか出てこないのか、そこだけ1点確認をしたいと思いますが、いかがでしょう。
○松下
高齢福祉課長 先ほどの
介護保険課長からの報告のサテライトの関係でございますが、もし万が一今回の指定管理が、公募によりまして、その選定の結果、現在の奉優会とは別の指定管理者になった場合という御質問だと思いますが、その場合につきましても、今回の指定が変更されるという、目黒中央の家のほうになるんですけども、目黒中央の家の中の優っくり小規模多機能のほうにつきましては、今現在の指定のほうが変更になるというものでございます。
ただ、今現在も施設基準というものを十分満たしてございますので、施設の改修等の必要はございませんし、また利用者等への影響も特にないものというふうに考えてございます。
以上でございます。
○西崎副委員長 今、確認で、指定管理者がどの事業者になるのかまだわからない段階で、なかなか整理もつきづらいとは思うんですが、仮に違う事業者になった場合は、サテライトではないけれども、それぞれ別々に運営をする、要は、今現状で連携をしてやっていこうというものが、サテライトではなくなって別々でやるというような、そういう理解でいいんですかね。お願いします。
○松下
高齢福祉課長 失礼いたしました。委員御指摘のとおりでございます。
○
鈴木委員長 西崎副委員長の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないようですので、報告事項の4、目黒区
立田道在宅ケア多
機能センターにおける
指定管理者制度実施方針(案)についてを終わります。
――
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【報告事項】(5)
東根老人いこいの家の臨時休館について
――
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○
鈴木委員長 続いて、報告事項の5番、
東根老人いこいの家の臨時休館について報告を受けます。
○松下
高齢福祉課長 それでは、
東根老人いこいの家の臨時休館につきまして、資料に沿って御報告申し上げます。
項番1の対象施設でございますが、目黒区東が丘一丁目にございます
東根老人いこいの家でございます。
臨時休館の期間でございますが、来月、7月22日月曜日から8月19日月曜日までの約1カ月間でございます。
項番3の臨時休館の理由でございますが、恐れ入りますが、資料の裏面のほうをごらんいただきまして、こちらが
東根老人いこいの家の配置図でございまして、お部屋が4部屋ございまして、全ての部屋が和室となってございますことから、そのうち、斜線部分に当たります松の間と竹の間の2部屋の床を畳からフローリングに変更するための改修工事に伴うものというものでございます。
恐れ入りますが、表面に戻っていただきまして、約1カ月間の工事期間中における対応でございますが、日ごろから、こちらの施設を1つの老人クラブが毎日のように利用されてございますので、項番4のとおり、併設の東根住区センターの会議室を代替施設として使用するというものでございます。
項番5の区民の皆様への周知でございますが、6月25日号の区報に掲載するとともに、区の
ホームページに掲載及び館内掲示により周知してまいるというものでございます。
なお、涼み処につきましては、こちら臨時休館中の代替といたしまして、昨日調整がつきまして、併設の住区センターの談話コーナーの一角を利用して開設するというものでございます。
説明につきましては、以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 ここ五、六年で老人いこいの家のフローリング化を熱望される老人クラブが大変多くなり、予算要望で私どももお願いをしておりますが、今回は東根ということですけれども、計画修繕というか、フローリング化していく計画、年間何個とか、その目的またはそういう計画で動いていらっしゃるのか、それともたまたま順番で動かしていくのか、その辺を。
○松下
高齢福祉課長 ただいま委員御指摘いただきましたとおり、基本、計画修繕ということで、今現在、24ある老人いこいの家のうち、15施設につきましてはフローリング化もしくはフローリングがあるという施設でございます。ですので、残りの9施設のうち、今年度2施設対応いたしまして、今回の
東根老人いこいの家と、それと10月から始まります八雲老人いこいの家のほうもございますので、来年度以降、残り7施設について計画的に修繕してまいるというものでございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鈴木委員長 ないようですので、報告事項の5番、
東根老人いこいの家の臨時休館についてを終わります。
――
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【報告事項】(6)
医療的ケア児等通所支援事業の実施について
――
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○
鈴木委員長 続いて、報告事項の6、
医療的ケア児等通所支援事業の実施について報告を受けます。
○保坂
障害福祉課長 それでは、私から
医療的ケア児等通所支援事業の実施について御報告申し上げます。
1の主な経緯についてでございますけれども、障害者総合支援法及び児童福祉法の規定に基づきまして、第5期障害福祉計画及び第1期障害児福祉計画に係る国の基本指針が定められたところでございます。この基本指針におきましては、障害福祉サービス及び障害児通所支援事業等の提供体制の確保に係る目標としまして、主に重症心身障害児を支援する児童発達支援及び放課後等デイサービスの提供体制を令和2年度末までに各区市町村に少なくとも1カ所以上確保することが示されてございます。本区におきましても、目黒区実施計画及び第1期目黒区障害児福祉計画に基づきまして、令和2年度末までに医療的ケア児及び重症心身障害児を支援するための障害児通所支援の提供体制の整備を各計画に掲げたところでございます。
2の事業概要でございますけれども、まず(1)事業の位置づけについてでございますけれども、こちらにつきましては、医療的ケア児及び重症心身障害児を対象とします通所支援事業におきまして、施設内のバリアフリー化、また送迎用の駐車スペースの確保、災害時の避難経路の確保等、さまざまな構造設備が必要でございます。目黒区心身障害者センターにおきましては、心身障害者に対する保健福祉の向上、また福祉の増進を図ることを目的としまして、これまで生活介護、短期入所等の各種サービスを提供してきたものでございます。当該事業は、これまでの心身障害者センターの目的及び機能に資するものでございまして、心身障害者センターの事業に位置づけて実施するものでございます。
(2)の事業の運営につきましては、心身障害者センター条例に定める業務につきまして、社会福祉法人目黒区社会福祉事業団が指定管理者として業務を行ってまいりました。医療的ケア児及び重症心身障害児を対象とする通所の支援事業におきましては、安全かつ安定的な事業運営が必要でございまして、豊富な経験と実績を有する事業者の公募選定により、委託事業として運営するものでございます。
裏面2ページをごらんいただきまして、(3)事業の実施時期、対象及び内容でございますけれども、目黒区実施計画に掲げてございます児童福祉法に基づく児童発達支援、こちらは未就学児を対象とするものでございます。この事業につきましては、令和2年7月に行いまして、あわせて放課後等デイサービス、こちらは就学児を対象とするものでございますけれども、令和3年度末までに実施するものでございます。
また、児童福祉法に基づく障害児福祉サービスを提供するに当たりまして、区が事業主体となりまして、東京都の指定を受けて、1日当たり定員を5名とするものでございます。
3ページの別紙1をごらんいただきまして、こちら、各事業の運営主体を示したものでございます。いずれの事業も東京都の指定を受けて区が設置するものでございますけれども、上段の囲みの部分で指定管理者として目黒区社会福祉事業団が運営するものにつきまして、記載の1から4につきましては、現行の事業内容を記載してございます。
なお、来年度以降につきましては、委託事業者が児童福祉法に基づく児童発達支援と放課後等デイサービスを行うものでございます。
2ページにお戻りいただきまして、3の心身障害者センターの施設の概要でございますけれども、(1)所在地及び(2)の当該施設におきましては、記載のとおりでございます。
(3)の改修の内容につきましては、児童発達支援、放課後等デイサービス及び事務室等の設置をするものでございます。こちらは、東京都の指定を受けるための改修が中心となってございます。
続きまして、4ページ、別紙2をごらんいただきまして、心身障害者センターの主な施設の改修の前と改修後についてでございます。色塗りの部分が変更となるところでございます。
まず、録音朗読室1・2というのがございますけれども、こちらは録音朗読室と相談室となります。また、機能訓練室につきましては、放課後等デイサービスの部屋、運動療法室2におきましては、障害児の通所支援の事務室となります。また、団体交流室につきましては児童発達支援、機器サービスコーナーにつきましては団体交流及び利用者活動のコーナーとさせていただきます。
A3の横長、別紙3をごらんいただきまして、こちらは現行のあいアイ館の各事業と施設の案内図でございます。色で囲っている部分が、今回の変更の内容となるものでございます。参考のために添付しております。
2ページにお戻りいただきまして、今後の予定でございますけれども、9月以降に事業者の公募及び選定に入りまして、11月には第4回区議会定例会におきまして、目黒区心身障害者センター条例の一部改正をする条例の議案を提出させていただきます。
なお、主な改正の内容につきましては、各部屋の名称が条例で示されているということがございまして、改修後の施設名に変更とするものでございます。
続きまして、令和2年2月から3月にかけまして改修工事を行って、4月1日に事業の開始実施を予定してございます。
長くなりましたが、説明は以上でございます。
○
鈴木委員長 説明が終わりましたので、質疑を受けます。
○おのせ委員 済みません。ずっと求めていた医療的ケア児の通所の支援の事業が実施されるということであります。これは、2の事業概要の(2)の事業の運営のところに書いてあるとおり、医療的ケア児、また重症心身障害児の通所に関しては、快適に過ごすにはノウハウや専門的な部分が大変深いのかなと思っています。それだけ快適に過ごしていただくには大事なことかなと思っています。そうしますと、(2)で事業の運営ということで、委託事業者をお選びしなきゃいけないわけですけれども、23区の中でも、多分多くの通所支援事業を行おうとしているところもあり、いろんな、自分たちの区の中で大きい敷地を持って準備したところから事業者の取り合いが始まっているというふうにお聞きしています。
そういった中で、多分この9月から事業者公募をおやりになるんでしょうから、今、多分サウンディングはしているんだと思います。23区だけにとどまらず、こういう専門的なノウハウを持った事業者さんがここに来てくれるというか、選定のところに集まってくれるということに関してのサウンディングを今していれば、その経過を教えていただければと思います。安心できるかどうかということです。
○保坂
障害福祉課長 それでは、今の御質疑に対しまして、昨年以前から、区におきましては、これまでの事業の、周辺の事業を含めて、見学や視察をしてまいりました。この中で、複数の適した、既に実績ある事業所につきましては、一定程度、応募した場合の状況も含めて、リサーチしてまいりましたけれども、今後応募した場合、恐らく応募がゼロということは、少なくともないという状況でございます。
以上でございます。
○
鈴木委員長 おのせ委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○金井委員 7点ほどありまして、済みません、もりもりと。
まず、土日のニーズについて、どのようにお考えなのかというのをお聞きしたいのと、次に、送迎についてお伺いいたします。
次に、看護師の配置基準について……
○
鈴木委員長 金井委員、済みません。マイクに近づいて。聞こえない。
○金井委員 はい、済みません。看護師の配置基準について。
次に、選定基準ですね。こちらは、どのような選定基準を設けて選定していくのか。初めての事業ということで、しっかりとした事業者を選んでもらいたいという意味合いで質問します。
次に、定員と受け入れスペースの関係についてですね。5名の受け入れということで計画はされているのでありますが、最大どの辺まで考えていらっしゃるかということをお伺いいたします。
次に、人の確保。こちらは、選定基準のほうにもかかわってくる話になるとは思うんですけれども、いろんな事業所が、やはり介護の仕事はきつい、安いということで人がやっぱりやめていく、事業所が畳まれていく状況も背景にありながら、しっかりとした運営をできるのかどうか、それをしっかりと選べるのかどうかということが1つ。
最後に、療育の保障ですね。こちらは、ほかの放課後等デイサービスでありがちなのが、重症の子たちって、結構置きっ放し、音楽を聞かせっ放し、DVDを流しっ放しというようなケースが散見されるので、そこら辺の質の問題もあわせてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
○保坂
障害福祉課長 それでは、まず1点目の土日の対応についてでございますけれども、こちらについては、最終的に、応募内容につきましては、今後開催される選定委員会の中で募集の基準を決めていくところになりますけれども、まずは平日のサービスの提供を考えてございます。
また、土曜日、日曜日等のサービス提供につきましては、今後の事業者の提案の内容ですとか、開設後のニーズを踏まえながら対応してまいりたいと考えてございます。
次に、送迎についてでございますけれども、送迎については、事業の委託内容に含めて考えてございまして、心身障害者センターあいアイ館までの送迎を行うものと考えてございます。
また、看護師の配置につきましては、基準上、重症心身障害児をやる場合は、看護師の配置が必須でございますので、そちらについては、配置基準に従って配置していくというところでございます。
また、選定の基準でございますけれども、これにつきましても、今後開催される選定委員会で選定の基準を考えていくことにはなりますけれども、やはり一定の実績や経験を踏まえて基準としていくということと、あと区の基本的な考えでございます実施計画、障害者計画に基づく令和2年度の児童発達支援、令和3年度の放課後等デイサービスの提供を踏まえたところで選定の基準を考えていきたいと思っております。
次に、定員5名についてでございますけれども、医療的ケア児や重症心身障害児につきましては、入退院を繰り返したり、体調不良によって安定的な通所が難しい方も多く、実際は登録者よりかなり多目の方を登録して運営しているという状況でございます。本区の医療的ケア児につきましては、半分程度、既に通所のサービスを利用しているというところでございますけれども、人工呼吸器の使用も含む、一定の人数は確保できるものと考えてございます。
また、民間事業者におきましては、5名以上で運営している事業者はほぼないということで、これにつきましては、5名が最少の基準上の定員ですけれども、定員がふえると、報酬が減っていく仕組みだったり、一定の面積や、やはりそれなりの職員体制を確保していかなければいけないということで、まずは区として5名ということで考えてございますけれども、今後、民間事業者の開設の動向や、またスペース的には200平米以上のスペースを確保しているということで、定員については、例えば今後2倍から3倍の需要があれば、増員は可能というところでございます。
なお、人の確保につきましては、特に民間事業者において、サービス報酬だけで運営していくというところは、実はかなりぎりぎりの採算ベースでやっているというところがございますけれども、区の場合は委託費ということで、もちろんサービス給付費については区の歳入とするところでございますけれども、そういった安定的な運営も踏まえて、委託料の設定は考えていきたいと思います。
続きまして、療育の保障の部分でございますけれども、国におきまして、放課後等デイのガイドライン、また児童発達のガイドラインが示されております。これにおきましては、厚生労働省において、質の高い支援を提供するために定めたものでございまして、それに沿った運営が求められていくというところでございます。本事業におきましては、区が設置主体となるという運営形態をとるために、事業者には適切な事業運営を履行してもらうよう、区としても対応していくというところでございます。
以上でございます。
○金井委員 ありがとうございます。
その上で2点、選定基準のところで、先ほどのおのせ委員からの質問で、1者以上は間違いなく公募があるだろうということだったんですけれども、これが仮に1者だった場合、そして、選定委員会の中で基準を満たしていなかった場合というのは、基準を下げて無理矢理1者を選ぶのか、また公募のし直しをするのか教えていただきたいのと、質の問題で、その絡みでいうと、医療的ケア児について深い識見を持った方にもアドバイスをいただきながら、しっかり運営できる体制を整えていってもらえたらうれしいなと思っております。
以上2点でした。
○保坂
障害福祉課長 選定の、これから公募に入るということで、実施については、何者応募するかですとか、そこについては、今言える段階というところではないんですけれども、選定評価の中で、例えば基準点の何割以上をとった場合に、仮に1者であっても選定されるというふうな、恐らく評価選定の内容になると思いますので、それについては、選定評価委員会の中で判断していくものかと考えております。
また、今後、選定評価委員会の中で医療的ケア児について深い識見を持った方を外部の方として選んでいくかも含めて、選定評価委員会の設置の委員の選考につきましては、外部の有識者を含めて考えていきたいと思っております。
以上でございます。
○
鈴木委員長 金井委員の質疑を終わります。
○青木委員 今回の障害児通所支援について、国も基本方針で令和2年度末までに各区市町村に少なくとも1カ所以上ということで、目黒区は、ほかの市町村に比べて、もちろん人口規模も多いですし、国も以上ということで書いていますので、こういったものはどんどんふやす必要があると思っていますが、そのことに関して区の考えと、また本件以外で、今具体的に何か進めていることがあれば、それもあわせて教えていただければと思います。
以上です。
○保坂
障害福祉課長 まず、国の考えが示されたということで、やはり各自治体において、設置に向けては、そういった動きがあることは事実でございます。
ちなみに、近隣区におきましては、大田、渋谷、品川、世田谷、目黒の間では、児童発達と放課後等デイサービスの事業所が両方あるのは、今現在、世田谷区のみということで、各区も国の示す提供体制に向けて動きがあるところでございますけれども、現時点で私のほうで具体的な部分は把握はしてございません。ただ、それぞれの区の計画に基づいて、そういった設置に向けて動きがあるというところはございます。
区におきましては、やはり複数の、区内に事業者がふえるほど当然お互いに補完できるということもありますし、サービスの提供ができるというところはございますので、また東京都のほうが最終的に指定については情報を持っておりますので、その辺とも連携しながら対応していきたいと思っております。
以上でございます。
○
鈴木委員長 青木委員の質疑を終わります。
ほかにございますか。
○石川委員 今回の新たな取り組みというのは、この計画の中では計画目標に載っていたけども、未実施ということをずっと書いてあるわけだけど、それがもう実現できるというところでは、非常に大変評価というか、国からしなければならないと来ているから、その面もあるとはいえ、やはり実現できるというのは本当によかったことだと思います。
それで、質問したいんですが、基本的なことを聞くんですが、今まであいアイ館というのは、ここの事業の位置づけというところにも書いてあるように、心身障害者、18歳から64歳ですよね。65歳になると、大体介護保険で、そちらにという形だったと思うんですが、今回、先ほどの答弁の中で、当初は5名と言うけど、今後はという、そういう含みがあったと思うんですが、そうすると、あいアイ館が今後もっと大きく、障害児の受け入れというか、そういう施設に発展的になっていくんだという理解でいいんでしょうかということが1点。
それと、2番目は、事業の運営ということが書いてあるんですけども、ここは事業団が指定管理者としてやっているわけですよね。ここに書いてあるのは、重症心身障害児に対して安全かつ安定的な事業運営が必要だから、ここの部分については、委託事業とするということが書かれているわけですけども、もし、私は別に事業団を云々かんぬん言ってるんじゃないけど、事業団が、例えばノウハウとか能力を持っているとすれば、これは例えば指定管理としてやることができるんですか。そして、東京都のこれを受けて、委託事業とするということが書かれているんですが、その辺についてはどういうことなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
まず2点。
○保坂
障害福祉課長 まず、心身障害者センターあいアイ館におきましては、これまですくすくのびのび園で、子どもについては一時期事業を行ってきたということもございますけれども、今、委員の御指摘のとおり、今後は障害児も含めた総合的な心身障害児・者の施設として機能強化をしていきたいということで、機器展示のサービスの部分のスペースも含めて、そういった意味で、機能の強化というところを考えてございます。
2点目なんですけれども、目黒区社会福祉事業団におきましては、やはりこれまで、特に例えばゼロ歳とか1歳とか、例えば人工呼吸器をつけたお子さんの対応というのは全くししたことがないということなので、安全かつ継続的な事業運営は困難であるというふうに判断しまして、やはりそういった経験のある事業者でないと、こうした事業を行うことはできないという判断で、公募選定というふうな考えに至っております。
以上でございます。
○石川委員 1つの施設に指定管理と、要は委託事業が入るということは、ほかの、例えばパーシモンの中にもいろんな事業者が入ってますよね。そういうことを考えれば、要は、聞きたいのは指定管理者と委託事業者、同じような障害の部分で、そうしたところで連携を当然同じ施設で、やる事業は違うけど、そうしたところで不具合というか、そういう問題はないのかどうか、その点、ちょっとお聞きしたいのが1点。
それと、今回は重症心身障害児ですよね。そうすると、軽度なお子さんというのは、ここでは対応できないわけですよね。例えば、児童発達支援は未就学児ですよね。放課後等デイサービスは就学児を対象としたということで、ちょっとよくわからないんですが、未就学児というのは、多分大体在宅とか、あるいは病院に、さっき言ったけど、入退院されているお子さんだということですが、放課後等デイサービス、要は、就学されているお子さんというのは、重症児ですよね。そうすると、例えば今、学校で、
小・中学校にいる特別支援学級とか、例えば肢体不自由児のお子さんとか、わかたけなんかにいるわけですよね。そうしたお子さんというのは対象になるんですか。その辺が私は、要は、就学児という対象というのは、そのお子さんはどこにいらっしゃるか。わかたけは入るのかどうか。もし入っても、例えばそれ以外に来るお子さんというのは、在宅でいらっしゃるということですか。その辺がよくわからないんですが。
それと、18歳までですよね、就学というのは。そうすると、例えば目黒区内の、重症だから、目黒区内の特別支援学級とかいなくて、区外のところのお子さんも入ってくるということ、目黒区在住だけど、結局、目黒の今の教育関係のところでは、公立小学校、中学校に入れなくて、区外のところに行っているお子さんもいらっしゃるわけじゃないですか。そういうお子さんもここに、放課後デイサービスの対象になるということか、その辺、どういう人たちが対象になるのかというのを、もう少し詳しく教えていただけますか。
○保坂
障害福祉課長 まず、1点目の指定管理者と委託の関係でございますけれども、指定管理者につきましては、公の施設の施設管理と運営を行うという考えで、基本的に、1つの施設について指定管理ができる事業者が1つということになっています。委託事業については、委託契約に基づく業務の履行を行うものということで、指定管理の施設の中で委託業務を行うということは、既に他区でも同様の障害者センターのような中で同じような事業を委託で実施しているところもありますし、既に、こちらも土地の所有者は東京都ということで、東京都の賃貸借の関係にもあるんですけれども、東京都のほうの指定を受ける保健福祉局との調整の中でも、この事業の運営については、承認をいただいているところでございます。
続いて、2点目なんですけれども、主に重症の心身障害児もしくは人工呼吸器などの医療的ケアのお子さんを対象としているところでございますけれども、既に、例えば軽度のお子さんについては、例えばすくすくのびのび園は、未就学児であれば受け入れておりますし、例えばわかたけ学級のような就学児につきましても、区内の民間の放課後等デイサービスで既に受け入れているという状況でございますので、主に医療的ケアがあることによって、例えば人工呼吸器があるですとか、そういったことによって、ほかのサービスが受けられないですとか、そういったお子さんを中心に、こちらの施設で支援していくということになろうかと思っております。
3点目なんですけれども、特に医療的ケアのあるお子さんにつきましては、都立の光明学園ですとか、あとは送迎バスに乗れないために、いわゆる訪問教育の対象となっているお子さんもいらっしゃるんですけども、そういったお子さんも、この施設の支援、サービスは受けられるという状況でございます。
以上でございます。
○石川委員 大体わかりました。そうすると、要は、放課後デイサービスは、基本的には、今、公立小学校、中学校に行っている特別支援学級とか、そういうところのお子様たちは対象ではないという理解、基本的にはそうですよね。
(「違う」と呼ぶ者あり)
○石川委員 違うの。だって、現実問題として、例えば「びりぃぶ」とか、いろんなところがありますよね。だって、区内の公立小学校、中学校に、例えば医療的ケア児のお子さんが今入っていらっしゃいますか。要は、医療的ケアは入れないでしょう。だから、基本的には、当然目黒区在住だけども、区内の小学校、中学校の公立に現状では入ることができないお子さんが、在宅や、あるいは区外の学校に行っているわけですよね。そういうお子さんが対象になるだろうという理解は違うの。区内の、例えば今回は重症で知的と肢体不自由とかということだけど、例えばわかたけの
お子さんたちも入ることができるのか、その辺、もう一度。
○保坂
障害福祉課長 今現在も、区内の
小・中学校の中でも、例えば経管栄養をしながら通っているお子さんですとか、一部、人工呼吸器、親のつき添いではありますけれども、通っているお子さんもおりまして、そういった中で、ほかの通所というか、サービスが受けられないような対象となるお子さんがいれば、もちろん今回の通所の支援のサービスは受けられるというふうになりますけれども、最終的に、利用者の公募をしていく中で、例えばほかのサービスが受けられるとか、今回できる通所の事業でなければサービスが受けられないとか、そういったところも踏まえながら、利用者については調整していきたいと思っております。
以上でございます。
○石川委員 現在の公立にもそういう方はいらっしゃるよということで、例えば親がついていかなければならないとか、そういうお子さんは、例えばここの新たな重症の
お子さんたちがここの放課後デイに通う場合というのは、新たな施設というところで、例えば看護師の、先ほども言ってたけど、配置するとかってありましたよね。そうすると、ここに通うというお子さんは、基本的には保護者が同伴しなくてもいいということと理解してよろしいですか。
それと、私は、新たなこういう施設というのは本当によかったなと思ってるんですけども、あいアイ館のここなんですけども、機器が置いてあるところは私も何で無駄なスペースだなって、ずっと思ってたんですが、ここは生活介護、重症の人たちがいらっしゃいますよね、一番奥の右のところにね。そして、今回これを整備するに当たって、要は、重症障害者の方たちの運動療法室、こういうところが使われるんですけども、要は、新たにつくるんだけども、現状の障害者の人、重症の方々がたくさんそこにいらっしゃいますよね。生活に通ってらっしゃるけど、そういう人たちにとって影響はないのかどうか。彼らが生活、ここで介護を受けていく中で、制限されることはないのか。その辺がちょっと心配なんですが。
そして、今回5人は初めだと。そして、普通の民間では、5人だと採算性の問題とか、いろいろあるから、多分もっと大きくなってるんだと思うけど、将来的にこの5名がもっと多くなる可能性があるわけですよね。そうしたときに、生活介護の人たちへの影響は大丈夫なのか、その辺は検討されたと思うんですけども、この人たちのここの介助の部分ではどうなるのか、どのような検討がされたのかということです。いかがでしょうか。
○保坂
障害福祉課長 まず、1点目の新たな事業に対しては、もちろん親のつき添い等はなく、看護師も配置しておりますので、送迎も含めて、運営の事業者が対応していくということになります。
2点目ですけれども、現在、運動療法の別紙3の2のところは、かつて、すくすくのびのび園が実施されていたというところで、現在は静養のための一時的なベッドを置いているという状況で、実際の生活介護の活動スペースとしては使っていないという状況でございます。
もう一点、機能訓練室におきましては、こちらについては、特に介護の2号被保険者でも使えるサービスがふえてきたということで、利用率が年々減少しているという状況にございまして、中途デイと機能訓練については、来年度に向けて、利用者アンケートなども行いながら、新たな事業として再構築をしていきたいと考えております。
以上でございます。