○
本橋環境清掃部長 先ほど
課長から
答弁させていただいたとおり、
機能強化は
一定やむを得ないという考えではございます。ただ、
区民の
皆様は、
騒音、
落下物など大きな不安を覚えているということは確かでございます。そういう
意味で、区としても、これまでも国の責任において
区民への丁寧な
説明、
説明会等をきちんとやること、もしくは
落下物対策にきちんと取り組むこと、
あとは
環境影響へのさらなる配慮に取り組むことということはこれまでも再三国に対して申し上げてきております。そういう
意味で、私
どもも当然諸手を挙げて賛成ということでは当然ありません。ただ、
一定やむを得ないものというふうには捉えている中で、
区民に対する不安の
払拭、
払拭までいかないのかもしれませんけれ
ども、丁寧な
説明をこれからもきちんと続けていただきたいということで、これからもそれは私
どものほうではきちんと
要望してまいります。
以上です。
○
鴨志田委員長 ほかに御
質疑ございますか。よろしいですか。
○関副
委員長 安心な
状況にあるのかを
確認したいので、わかる
範囲になると思うんですけれ
ども、
質問いたします。
過去10年の
状況ということで、私も前回はこの
委員会ではなかったので
確認していきたいんですけれ
ども、ネットで見る
情報だと、
落下物という
部分では21件とか447件とかさまざまな数字が出ているんですが、どの数値を考えるのが正しい見方なのかはわからないので、その辺も
確認していきたいんですけれ
ども、
羽田での
航空機からの
落下物事故のこの10年間の推移というか、そういったところをまず教えてほしいんです。
あと、定点観測された
騒音のレベル、これについてはさまざまな
航空会社があると思うんですけれ
ども、全体的にこれは下がっているものなのかどうか、ちょっとその辺を
確認したいです。
あと、
地元の
三田町会のほうで
説明会を
教室型でやられたということで、ここには
区側のほうが参加されたのかどうかちょっとわからないんですけれ
ども、もし参加されているのであれば、その
説明会の中では納得していただけたような雰囲気だったのか、その辺のところ様子がわかれば教えてください。
以上です。
○
佐藤環境保全課長 まず1点目につきましては、国の
説明資料にございますが、2008年度から2017年度の10年間、この
発生件数が
落下物として21件、少し詳細に申しますと、
成田空港の
周辺では20件というふうになっておりまして、
関西空港周辺では1件、
羽田空港周辺ではゼロ件という内訳も含めて公表されているものでございます。
それから、2点目につきましては、
騒音の
対策ということで、これも
資料の中にあって、
問い合わせがあった場合に国が答えている
内容としましては、この
機体、
航空機自体の
技術向上によって音の静かな機が順次採用されているというふうに聞いてございまして、いずれにいたしましても、
音そのものを下げるということで申すと、あるいは途中の
見直しの中で飛行高度の案の
段階ですけれど、それを少し上に上げて音を下げるというような
取り組み、そういったものを組み合わせた上で国として
対策をとってきているという
認識でございます。
それから、
説明会につきましては、これは国が
開催したものということでございまして、公表できる
中身は
人数のみということでございますので、先ほどの
補足説明のとおりでございます。
以上でございます。
○関副
委員長 ありがとうございます。
羽田ではゼロ件という解釈ですか。
じゃあ、国全体としてちょっと考えていきたいんですけれ
ども、先ほど
松嶋委員のほうからも
質問が出ていたんですけれ
ども、この
航空機に対する信頼性を向上させていかないといけないとは思います。そういった
観点で、こうした21件発生してきている中で、日進月歩、いろいろと性能向上だとかいろんな品質管理ですとか
安全管理ですとか、その信頼性向上のための
対策というのは、
航空機会社も食指を動かして一生懸命やっていかないといけないということだと思うし、国のほうとしても、これは本当にやっていかないといけないことだというふうに思っているんですけれ
ども、こうしたことが発生、
落下事故が発生したごとにこうした
対策を打って、これだけ信頼性が上がって成果が上がってきたんだという、そういったところが実感できるようなことがあれば教えていただければと思うんですけれ
ども、いかがでしょうか。
○
佐藤環境保全課長 ただいまの御
質疑については、また国のほうの
説明の中でさまざまな未然防止も含めて、それから、
さきの
委員の御
指摘の中にもございましたような
落下物対応を含めて取り組んできているという
認識でございます。
改めて、今、統計上は数字を申したとおりでございまして、新たにこの案の実現に向けてさまざまな
対策がとられている
段階でございますので、またその後の統計等については、これはきちんと御
質疑を踏まえて注視しながら、これはまた
区民の
皆様に御
説明が必要であるものについては、また
説明をしていきたいと考えてございます。
以上でございます。
○
本橋環境清掃部長 目に見えるものというのはなかなか難しいとは思います。ただ、国の
資料などを見てみますと、
落下物対策未然防止策の徹底ですとか、防止
対策基準の策定など順次取り組んできているというふうには
説明を受けております。確かに、これで十分かどうかという
意味でいけば、これでやることはなくなったということまでは言えないと思いますが、国の姿勢としては、これからも取り組んでいこうという姿勢が私
どもも見えているというふうには思っております。これからも注視していきたいと考えております。
以上です。
○関副
委員長 先日、
パネル展示を私も見に行きまして、その中で、
羽田空港のこれからというパンフレットがあって、その裏側に、
落下物が心配ですということで書かれた7つの
落下物対策ということで、そのうちの2つについては、飛行機を飛ばす前のチェックですとか整備、点検の徹底ということで書かれてありまして、
1つは、
機体を抜き打ちでチェックするとかそういった感じなんですけれ
ども、こうしたことというのは結構前からやっているんじゃないのかなというふうに思うんですけれ
ども、それ以外に、こうした
落下が発生したときに
報告制度を充実させるとか、
あと原因分析をするとか、こうしたことというのは、今まで全然やっていなかったことだったのか、それともここで取り立てて書いてあるということは特段にここの
部分を
強化したんだとか、そういったことがあれば教えていただければと思います。
○
佐藤環境保全課長 落下物で、今、
報告の件の御
質疑をいただきましたが、
1つは、
部品が欠落した場合の
報告制度については、これは制度を拡充して、非常に軽いものも含めて
報告をするように変更してございますので、それについては、これまでの統計はございませんが、それ以降、2017年の11月以降でございますけれど、そこから先については、本当に10グラム未満の軽いものも含めて件数等がきちんと
報告されるようになっている、ひとつこういったものも含めて制度を拡充しながら、より
皆様にわかりやすくということで、部長が御
答弁しましたとおり、引き続き取り組んでいくというふうに聞いてございます。
以上でございます。
(「
委員長、
議事進行」と呼ぶ者あり)
○田島
委員 今、関副
委員長のほうからされた、
資料に基づいて
答弁がなされたので、
委員会として
資料を各
委員にいただけるように
委員長のほうからお計らいいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○
鴨志田委員長 じゃあ、次の
委員会のときに、こちらのほうの配付
資料を全員に御用意していただければありがたいんですけど、よろしくお願いいたします。
質問は。
(「私は結構です」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 関副
委員長の御
質疑が終わりました。
ほかにございますか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
鴨志田委員長 ないようですので、
質疑を終わります。
議事の都合により、暫時休憩いたします。
(休憩)
○
鴨志田委員長 休憩前に引き続き
委員会を再開いたします。
ただいま議題に供しました
陳情1第13号、
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書につきましては、引き続き調査研究を要するため、閉会中の継続審査とすることに賛成の
委員は挙手をお願いいたします。
〔賛成者挙手〕
○
鴨志田委員長 賛成多数と認めます。
本
陳情につきましては、閉会中の継続審査といたします。
以上で
陳情1第13号、
羽田空港の
国際線増便計画の
見直しを求める
陳情書を終わります。
――
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【視 察】(1)
目黒清掃工場
(2)
京浜島リサイクルセンター
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○
鴨志田委員長 それでは、本日午後、視察に参りますのでよろしくお願いいたします。
委員の
皆様、参加される方は、午前中、
目黒清掃工場……
(「午前中」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 午前中。
(「午後って」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 午後も視察に行くということで、午後、視察に参る。
午前中は、
目黒清掃工場の視察なんですけ
ども、11時に集合。
(「若干早目でも大丈夫」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 10時50分ぐらいにしますか、45分にしますか、どうしますか。
(「では、10時50分で」と呼ぶ者あり)
○
鴨志田委員長 それでは、10時50分に南口に集合ということでよろしくお願いいたします。
委員会を暫時休憩いたします。
(休憩)
○
鴨志田委員長 休憩前に引き続き
委員会を再開いたします。
きょうは、午前中から午後の視察で、
委員の方々、また、理事の方々、大変お疲れ様でございました。やっぱり現場であるリサイクルセンターを視察して、二重袋にしないとか、ラベルをちゃんと剥がすとか、こういった現場視察を踏まえて
区民の方に啓発して、
目黒区は一人当たり1万5,600円を再生リサイクルの予算で使っていますので、それを少しでも縮減できるようにすることが我々の役目かなと思っております。
以上で、視察を終了いたします。
――
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【その他】(1)次回の
委員会開催について
――
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○
鴨志田委員長 その他として、次回の
委員会開催ですが、7月10日水曜日、午前10時から開会いたしますのでよろしくお願いいたします。
以上で本日の
委員会を散会いたします。お疲れさまでした。...