掛川市議会 > 2018-06-11 >
平成30年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号
平成30年第 2回定例会( 6月)−06月11日-目次

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  1. 掛川市議会 2018-06-11
    平成30年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    平成30年第 2回定例会( 6月)−06月11日-01号平成30年第 2回定例会( 6月)              平成30年第2回(6月)             掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程      平成30年6月11日(月) 午前9時30分 開会  日程第1    会議録署名議員の指名  日程第2    会期の決定  日程第3    議案第56号  平成30年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計予算について    議案第57号  平成30年度掛川市一般会計補正予算(第1号)について    議案第58号  掛川市特別会計条例の一部改正について    議案第59号  掛川市税条例等の一部改正について    議案第60号  掛川市都市計画税条例の一部改正について    議案第61号  さんりーな天井落下防止工事請負契約の締結について
       議案第62号  掛川市道路線の認定について    議案第63号  掛川市道路線の変更について  日程第4    議案第64号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市税条例の一部改正)    議案第65号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市都市計画税条例の一部改正)    議案第66号  専決処分の承認を求めることについて(掛川市国民健康保険税条例一部改正)  日程第5    報告第 1 号  平成29年度掛川市一般会計繰越明許費の報告について  日程第6    静岡地方税滞納整理機構議会議員の選挙の件 〇本日の会議に付した事件 ………………………………… 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 ………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………… 出席表のとおり                    議 事                  午前9時30分 開会 ○議長(鈴木正治君) ただいまの出席議員は21名です。所定の定足数に達しておりますので、これから平成30年第 2回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(鈴木正治君) これから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木正治君) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 5番、松浦昌巳君、16番、山本裕三君を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(鈴木正治君) 日程第 2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から 7月 5日までの25日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は、本日から 7月 5日までの25日間と決定いたしました。  なお、会期中の会議予定につきましては、お手元に配付しました会期日程表のとおりであり、御承知おき願います。 △日程第3 議案第56号〜議案第63号 ○議長(鈴木正治君) 次に、日程第 3、議案第56号から議案第63号までの 8件について一括議題とします。  提出者から、提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) 市議会 6月定例会の開催に際しまして、行政報告をまず申し上げます。  初めに、子育て施策取り組みの状況について申し上げます。  本年 4月 1日現在の国定義による待機児童は46名となり、その対策が急務となっております。このため、定員72人のすずかけっこ保育園を増設し、来年 4月には新たに 3歳児から 5歳児の定員を90人ふやし、定員 162人の保育園といたします。  また、企業主導型保育につきましては、私も時間のある限り市内の企業を訪問させていただき、保育事業への取り組みをお願いしております。具体的な動きといたしましては、来年 4月の開園に向けて既に数社が準備を進めております。掛川市としましては、保育の規模や運営方法などについて企業などとの調整を行っております。  さらに、国の進める幼児教育・保育の無償化により、全ての 3歳児から 5歳児と市民税非課税世帯のゼロ歳児から 2歳児までの保育料が来年10月から無償化される見込みとなりました。これに伴い、保育ニーズの増加や財政事情の増大などが予想されるため、今後の保育需要を精査し、さらなる待機児童対策を図ってまいります。  次に、南部地域認定こども園化の推進についてでありますが、先月の22日にその 1園目となりますおおさかこども園の起工式が行われ、いよいよ本格的な事業実施の段階となりました。来年 4月には定員 300人の認定こども園が開園し、これにより南部地域待機児童は解消される見込みであります。認定こども園化を進めることで、長年の懸案であった幼稚園、保育園の再編の課題が解消され、乳幼児期の教育・保育を一元的に行う質の高い教育・保育を提供できる体制が整います。  次の 2園目は、ちはまこども園の整備を予定しております。今後も引き続き地域や保護者の皆さんとの情報の共有を図りながら、大東、大須賀の両社会福祉法人と協働して、南部地域認定こども園化を進めてまいります。  次に、企業誘致を中心とする仕事づくりについて申し上げます。  菖蒲ヶ池工業用地に隣接した約10ヘクタールの南西郷工業用地につきましては、本年12月の完成に向け造成工事が進められており、現在の進捗状況は約50%となっています。企業の進出状況は、昨年の 6月に大和ハウス工業株式会社に売却した 2区画中 1区画につきましては遠州トラック株式会社の進出が決まっており、今月20日には起工式が行われ、来年春の操業に向け、今後、建築工事が進められます。  また、南部地域の活性化のため、積極的な企業誘致を進めておりました大坂・土方工業用地につきましては、 5月に製造業 2社から進出意向が示されたことから、西工区約12ヘクタールの造成工事に着手することといたしました。事業期間は 5カ年を予定しており、平成34年度の事業完了を目指してまいります。  次に、シティプロモーション取り組みについて申し上げます。  先月の議会全員協議会で報告させていただきましたが、掛川市のブランドメッセージ「あなたの夢、描いたつづきは掛川で。」を柱に、市民総ぐるみで掛川を売り込んでいくための指針となる掛川市シティプロモーション推進計画を策定いたしました。  この計画にも掲げましたテレビドラマなどの撮影誘致を通じて、掛川市の認知度向上と愛着心の醸成を図るフィルムコミッション取り組みを進めております。この 4月から先月にかけて、映画「地上の星〜二宮金次郎伝」や2019年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺」のロケが行われました。また、 4月に開設しましたシティプロモーションサイト「掛川物語」ではインスタ・フォトコンテストを開催し、さらに、市民提案型による新たな魅力発信事業も推進しており、市民協働による新たなシティプロモーション取り組みが着実に進んでいると考えております。  掛川市への移住定住についても、東京の静岡県移住相談センターとの連携により、直近 2年間で29世帯90人が市外から移り住むなどその成果もあらわれてきております。  今後も市民総ぐるみによるシティプロモーションを積極的に展開することで地域資源を磨き上げ、掛川市を全国に売り込んでまいります。  次に、歴史まちづくり取り組みについて申し上げます。  江戸時代に建築され、明治天皇の行在所ともなった貴重な文化財である松ヶ岡については、昨年度、その修復にかかわる修復・活用調査設計松ヶ岡プロジェクト推進委員会等との議論も交わして策定いたしました。これを受けて、今年度は修復のための実施計画に取りかかります。修復後は松ヶ岡を本市の人づくり施策の拠点となる現代版教養館とするよう活用を図ってまいります。この事業費の確保のためにも、引き続き市民の皆さんとの協働による募金活動を進めてまいります。  また、今年度の認定を目指して取り組んできました日本遺産については、市内の歴史資産をもとにストーリーを組み立て、申請をいたしましたが、全国から申請のあった76件のうち認定の13件に入ることができず、残念ながら落選となりました。  しかし、掛川市の歴史資産やたどってきた歴史は日本遺産としてふさわしい素材であると考えておりますので、さらに素材を生かせるようストーリーを組み直し、来年度の認定を目指して再チャレンジをしていきたいと考えております。  次に、ラグビーワールドカップ2019日本大会の取り組みについて申し上げます。  日本大会まで残り 500日を切り、機運醸成とPRのために開幕までの日数を表示するカウントダウンボードと、エコパスタジアムで対戦するチームのユニフォームを市役所 2階北側に展示いたしました。  以前より取り組んできた公認キャンプの誘致につきましては、組織委員会からオーストラリア、アイルランドのキャンプ地として掛川市と磐田市が内定したと通知がありました。正式決定は契約後となりますが、両チームがベストコンディションで大会に臨めるよう、磐田市と協力してサポートを進めてまいります。  また、ルーマニアにかわり出場することとなりましたロシアからも公認キャンプ地として選ばれるよう、受け入れ態勢を整えてまいります。  掛川市を挙げての応援体制につきましては、それぞれの中学校区ごとに応援するチームの割り振りを行い、応援ののぼり旗を作成することといたしました。そのデザインを中学生から募集し、小・中学校のクラス別投票により選定するなど小・中学生みずからが直接かかわる仕掛けづくりを行っております。  今後は選ばれたデザインをもとに公式応援のぼり旗を作成し、公共施設や街頭に掲げるなど地域ぐるみでの出場国の応援を進めてまいります。  次に、プレ・デスティネーションキャンペーンの取り組みについて申し上げます。  来年 4月から 6月にかけてJRグループ 6社と地方自治体、観光関係団体が協力して実施する国内最大級大型観光キャンペーン、デスティネーションキャンペーンが静岡県で19年ぶりに開催されます。ことしはプレキャンペーンの年となり、 4月 1日に東京、大阪、名古屋、静岡の各駅で行ったプレオープニングキャンペーンを皮切りに、さまざまな企画を開催しております。  先月15日に、静岡市のグランシップで開催したDC全国宣伝販売促進会議では、県内 5つのエリアの観光PR、全国旅行会社との大商談会などを行い、掛川のブースでは葛布織機を展示いたしました。翌16日からは旅行会社向けエリアごとの旅行商品の企画コースを体験してもらうエクスカーションを開催し、市内では掛川城や掛川花鳥園の案内、宿泊先のつま恋リゾート彩の郷では、横須賀高校郷土芸能部の出演もあった歓迎レセプションを開催いたしました。  今後は来年の本番に向けましてプロモーション、PR活動を中心に実施するなど、静岡県や中東遠地域の各市町と連携しながら観光交流人口の拡大を図ってまいります。  次に、海岸防災林強化事業「掛川潮騒の杜」の進捗状況について申し上げます。  南海トラフ巨大地震で想定される最大クラスの津波に対応した高さに防潮堤をかさ上げするこの事業は、全長 9キロの整備区間のうち、昨年度末までに掛川市に盛土工事を 1.2キロ実施し、今年度末には全体の 4分の 1を超える 2.5キロの整備完了を見込んでおります。また、静岡県でも大量に必要となる土砂の確保に対応するため、御前崎港内ストックヤードを整備し、県外からの土砂の受け入れ準備を進めております。  今後も工事の進捗にあわせ、希望の森づくり事業による植樹・育樹活動を行うなど引き続き市民、企業、国、県の協働によりこの事業を推進し、平成38年度の完了を目指してまいります。  次に、南北幹線道路進捗状況について申し上げます。  南北幹線道路大東ルート市道掛川高瀬線改良事業につきましては、平成28年度より用地買収及び工事に着手してまいりました。今年度は全線の用地買収を完了するとともに、結縁寺インターチェンジから南側 650メートルにかけての工事を進め、早期の完成を目指してまいります。  また、大須賀ルート県道袋井小笠線西大谷トンネル区間及び県道大須賀掛川停車場線の未改良区間につきましては、静岡県事業として既に着工しておりますので、早期の全線完成を目指し、引き続き事業進捗を強く要望してまいります。  次に、今後開催する事業等について申し上げます。   1点目は、今月12日に開催される中地区生活支援車運行開始式について申し上げます。  平成27年度末に路線バスが廃止された中地区では、高齢者などの交通弱者の足の確保が課題となっており、地区の皆さんが約 2年間にわたって検討を重ねられてきました。今回、中地区まちづくり協議会が主体となり、自宅から近隣バス停やあらかじめ決められた病院、買い物施設までを送迎する市民協働による生活支援車両運行事業を展開することとなりました。国土交通省の認定講習を受けた運転手に対し、報酬を支払うことのできる制度を利用した事業として市内初の取り組みであります。   2点目になりますが、来月 4日に生涯学習センターにおいて開催する掛川市地域支え合い推進フォーラムについて申し上げます。  掛川市でもひとり暮らしの世帯や高齢者世帯が増加しており、地域の助け合いの必要性が増しています。当フォーラムでは住民同士の支え合い活動について、さわやか財団法人会長の堀田力氏の基調講演や実践発表、パネルディスカッションを予定しております。住みなれたまちで安心して生き生きと暮らしていくためにみんなで考え、今後につなげていく機会にしたいと考えております。  それから、最後に、 7月14日からつま恋リゾート彩の郷で開催されるap bankについて申し上げます。  国内屈指の音楽の祭典、ap bankが 6年ぶりに掛川で開催されることになりました。このフェスは多くの有名ミュージシャンが出演するだけでなく、開催理念として地球環境を守っていくことを伝えるイベントでもあります。掛川市でも環境日本一を掲げ、さまざまな取り組みを積極的に進めておりますので、このフェスの理念に大いに共感をするものであります。 7月14日から16日の 3日間の期間中、延べ 7万人を超える来場者が見込まれており、玄関口となる掛川駅周辺のにぎわい、その経済効果、掛川市の情報発信などは大変期待できるものであります。掛川市としても「お帰り」という気持ちでブースの出店、輸送計画への協力など可能な限り協力してまいります。  以上、行政報告とさせていただきます。  続きまして、上程されました議案第56号から議案第63号までの 8件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第56号、平成30年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計予算については、大坂・土方工業用地西工整備事業のため、新たに特別会計を設置するもので、予算額は歳入歳出それぞれ 290万円とするものであります。  次に、議案第57号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 4,548万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 471億 548万 8,000円とするものであります。  次に、議案第58号、掛川市特別会計条例の一部改正については、大坂・土方工業用地整備事業特別会計の設置に伴い、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第59号、掛川市税条例等の一部改正については、地方税法の一部を改正する法律の施行に伴う規定の整備等を行うため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第60号、掛川市都市計画税条例の一部改正については、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う地方税法からの引用条項の整理を行うため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第61号、さんりーな天井落下防止工事請負契約の締結については、一般競争入札により 2億 5,920万円で、掛川市二瀬川 4番 1号、川島・金田特定建設工事共同企業体、代表者、株式会社川島組代表取締役社長、川島達也と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第62号、掛川市道路線の認定については、宅地造成に伴う道路の路線認定で、今回、認定の対象とするのは 1路線であります。  最後に、議案第63号、掛川市道路線の変更については、橋梁かけかえ等に伴う道路の路線変更で、今回、変更の対象とするのは 2路線であります。  以上、 8件について一括して御説明申し上げましたが、議案第56号、議案第57号及び議案第59号の 3件につきましては、引き続き担当部長が補足の説明をいたしますので、御審議くださるようよろしくお願いをいたします。  以上であります。 ○議長(鈴木正治君) 次に、補足説明を求めます。  初めに、議案第56号について、大石環境経済部長。              〔環境経済部長 大石良治君 登壇〕
    環境経済部長(大石良治君) 議案第56号、平成30年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計予算について補足説明いたします。   6月定例会議案の 1ページをお願いいたします。  第 1条、歳入歳出予算ですが、大坂・土方工業用地西工整備事業に係る専任職員の人件費、事務費として、歳入歳出それぞれ 290万円と定めるものです。  第 2条の債務負担行為については、第 2表により説明をさせていただきます。   4ページをお願いいたします。  第 2表、債務負担行為です。   3件の債務負担行為をお願いするもので、 1番目の大坂・土方工業用地整備事業基本設計業務委託料 8,370万円、 2番目の大坂・土方工業用地整備事業環境影響調査業務委託料 1,000万円、 3番目の大坂・土方工業用地整備事業発掘調査業務委託料 1,000万円は、工期の関係からそれぞれ平成31年度までの 2カ年度について債務負担行為を設定するものであります。   9ページをごらんください。  事項別明細書の歳入により説明します。  一般会計からの繰入金 290万円により、一般職員 1人分の人件費及び旅費等の事務費分23万 6,000円とするものであります。  以上、議案第56号の補足説明とさせていただきます。 ○議長(鈴木正治君) 次に、議案第57号及び議案第59号について、高柳総務部長。                〔総務部長 高柳泉君 登壇〕 ◎総務部長(高柳泉君) 議案第57号及び議案第59号の 2件について補足説明します。  初めに、議案第57号、平成30年度掛川市一般会計補正予算(第 1号)について、議案書の17ページをお願いします。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。  歳入歳出それぞれ 4,548万 8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 471億 548万 8,000円とするものです。  以下、事項別明細書により主な補正内容について御説明します。  24ページをお願いします。  歳入、14款国庫支出金、 2項 5目土木費国庫補助金 1,130万円の増は、国が新たに創設した木造住宅の補強設計及び耐震改修を総合的に支援する補助制度を活用するため、当初予定していた旧制度による実施戸数の一部を新制度で実施できるよう補正を行うものです。  26ページをお願いします。  15款県支出金、 2項 3目衛生費県補助金 534万 6,000円の増は、県が子ども医療費助成制度の対象年齢を10月 1日診療分より高校生相当年齢までとすることに伴い、掛川市においても対象年齢を県にあわせ、歳出予算において 2,534万円を増額することによるものでございます。   6目土木費県補助金 447万円の減は、土木費国庫補助金で御説明しました国の新制度により県の負担割合が下がったため減額するものです。  28ページをお願いします。  18款繰入金、 1項 1目基金繰入金 2,081万 2,000円の増は、本補正予算の財源とするため、財政調整基金から繰り入れるもので、これにより本年度末の基金残高は21億 1,969万 1,000円となる見込みです。  30ページをお願いします。  20款諸収入、 4項 1目総務費雑収入 1,250万円の増は、一般社団法人自治総合センターよりコミュニティセンター建設事業を実施する自治区に対し 1,500万円が助成されることとなった一方で、当初予算で 2区 500万円計上していました一般コミュニティ助成事業にて 1区分が不採択となったことによるものです。  続いて、歳出について御説明します。歳入で説明した内容につきましては、説明を省略させていただきます。  少し飛びまして、38ページをお願いします。   7款商工費、 1項 1目商工業振興費のうち、説明欄 1の (1)一般職給与費及び説明欄 3の (1)企業誘致対策費、さらに (2)大坂・土方工業用地整備事業特別会計繰出金費は、新たに設置する特別会計において必要な人件費や事務費 290万円を一般会計から減額し、同額を特別会計に繰り出すものです。  以上、議案第57号、一般会計補正予算(第 1号)の補足説明とさせていただきます。  続きまして、45ページをお願いします。  次に、議案第59号、掛川市税条例等の一部改正について補足説明いたします。  今回の条例改正は、平成30年 3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものです。  主な改正内容について御説明します。  46ページの新旧対照表をお願いします。  第14条の改正は、人格のない社団等について、第45条第10項から第12項までに規定する電子申告義務化に係る規定を適用しないこととするものです。  第15条の改正は、個人住民税の非課税の範囲を10万円引き上げるもので、第 1項第 2号では、障がい者等の非課税措置の前年の合計所得要件を 125万円以下から 135万円以下に引き上げるものです。  47ページ、第20条及び第23条の改正は、基礎控除額及び調整控除額に所得要件を創設するもので、前年の合計所得金額が 2,500万円を超える納税義務者については、基礎控除及び調整控除を適用しないこととするものです。  48ページをお願いします。  第28条の改正は、年金所得者に係る配偶者特別控除の申告要件を見直すものです。  下段、第45条の改正は、資本金 1億円を超える内国法人等に対し、納税申告書等に記載すべき事項を地方税関係手続用電子情報処理組織を使用し、かつ地方税共同機構を経由して送信する方法により市長に提供する、いわゆる電子申告を義務づけるものです。  49ページ下段、第 102条から、めくっていただき50ページ中ほどの第 103条の 2までの改正は、製造たばこの区分を新たに設けるとともに、製造たばことみなす場合の規定を設けるものです。  続いて、第 104条の改正についてです。  紙巻きたばこ以外の製造たばこの課税標準は、加熱式たばこを除き重量をもって紙巻きたばこの本数に換算しますが、51ページの第 3項において、加熱式たばこの換算方法を規定するものです。第 1号において、現行の換算方法であります加熱式たばこの重量 1グラムをもって紙巻きたばこ 1本に換算する方法、第 2号及び第 3号において、新たに加熱式たばこの重量 0.4グラムをもって紙巻きたばこ 0.5本に換算する方法と加熱式たばこの小売定価を紙巻きたばこの 1本の金額に相当する金額をもって紙巻きたばこの 0.5本に換算する方法を規定し、平成30年10月 1日から平成31年 9月30日の間は、第 1号による換算本数に 0.8を乗じて求めた本数と第 2号及び第 3号による換算本数に 0.2を乗じて求めた本数の合計本数を課税標準とするものです。  なお、この換算本数は平成34年10月にかけて段階的に移行することとし、54ページ以降の第 2条から第 5条において、それぞれ第 1号から第 3号で求めた本数に乗ずる値を改正するものです。  53ページをお願いします。  53ページ上段、第 105条の改正は、平成30年10月 1日から平成32年 9月30日までのたばこ税の税率を 1,000本につき 430円引き上げ、 5,692円とするものです。  下段、附則第 9条の改正は、めくっていただき54ページで、所得税非課税限度額の引き上げに伴い、個人市民税の所得割の非課税の範囲について10万円加算するものです。  附則第17条の 2に新たに 1項を加える改正は、固定資産税に係る時限的な特例措置を創設するもので、中小事業者が平成33年 3月31日までの間に取得した生産性向上特別措置法に規定する機械設備等について、固定資産税をゼロとする特例規定を設けるものです。  続いて、下段の第 2条による改正について御説明します。  55ページ、第 104条の改正は、平成31年10月 1日から平成32年 9月30日までの加熱式たばこに係る課税標準を規定するものです。  続いて、第 3条による改正について御説明します。  第 104条の改正は、めくっていただき56ページの最上段、 3項で、平成32年10月 1日から平成33年 9月30日までの加熱式たばこに係る課税標準を規定するものです。  また、第 105条の改正は、平成32年10月 1日から平成33年 9月30日までのたばこ税の税率を 1,000本につき 430円引き上げ、 6,122円とするものです。  次に、第 4条による改正について御説明します。  第 104条の改正は、平成33年10月 1日から平成34年 9月30日までの加熱式たばこに係る課税標準を規定するものです。  また、第 105条の改正は、平成33年10月 1日以降のたばこ税の税率を 1,000本につき 430円引き上げ、 6,552円とするものです。  次に、第 5条による改正について御説明します。  めくっていただき58ページ中ほどの第 104条の改正は、平成34年10月 1日以降の加熱式たばこに係る課税標準を規定するものです。  59ページをお願いします。  下段、第 6条による改正は、平成27年10月の条例改正に応じて講じた旧 3級品の紙たばこに係る税率の引き上げ時期を平成31年 4月 1日から平成31年10月 1日に延期するものです。  60ページをお願いします。  附則第 1条では、各改正規定の施行日を規定しております。  附則第 2条から第 4条までは、それぞれ市民税、固定資産税及び市たばこ税に関する経過措置を規定しております。  附則第 5条及び、めくっていただき63ページ中ほどの附則第 8条並びに、64ページ下段の附則第10条においては、各条に掲げる日以前に売り渡し等が行われた製造たばこを同日に販売するため所持する卸売販売業者及び小売販売業者に対して、 1,000本につき 430円の手持ち品課税を行うこととするものです。  以上、議案第57号及び議案第59号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(鈴木正治君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本 8件の議案に対する質疑は 6月27日開催の本会議で行います。  この際、しばらく休憩といたします。                 午前10時14分 休憩                 午前10時25分 開議 ○議長(鈴木正治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第4 議案第64号〜議案第66号 ○議長(鈴木正治君) 日程第 4、議案第64号から議案第66号までの 3件について、一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました議案第64号から議案第66号までの 3件について、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第64号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき掛川市税条例の一部改正について、平成30年 3月31日をもって専決処分しましたので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります  次に、議案第65号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき掛川市都市計画税条例の一部改正について、平成30年 3月31日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  最後に、議案第66号、専決処分の承認を求めることについては、地方自治法第 179条第 1項の規定に基づき掛川市国民健康保険税条例の一部改正について、平成30年 3月31日をもって専決処分したので、同条第 3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。  以上 3件について一括して御説明申し上げましたが、それぞれの議案について担当部長が補足説明をいたしますので、御審議くださいますようよろしくお願いをいたします。  以上であります。 ○議長(鈴木正治君) 次に、補足説明を求めます。  初めに、議案第64号及び議案第65号について、高柳総務部長。                〔総務部長 高柳泉君 登壇〕 ◎総務部長(高柳泉君) 議案第64号及び議案第65号の 2件について補足説明します。  議案書の77ページをお願いします。  議案第64号、専決処分の承認を求めることについては、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年 3月31日に公布されたことに伴い、平成30年 4月 1日に施行された事項について専決処分した掛川市税条例の一部改正について承認を求めるものです。  80ページからの新旧対照表により、主な改正内容を御説明します。  まず、第11条の改正は、第45条及び第48条の改正に伴い、規定の整備を行うものです。  第18条の改正は、均等割の税率について、また、第28条の改正は、市民税の申告について、それぞれ地方税法施行規則の改正に伴い、規定の整備を行うものです。  82ページをお願いします。  最上段、第44条の 3の改正は、年金所得に係る特別徴収義務者について、また、第44条の 5の改正は、年金所得に係る仮特別徴収税額について、それぞれ地方税法の改正に伴い、規定の整備を行うものです。  83ページをお願いします。  第45条の改正は、法人市民税の申告納付に関するもので、租税特別措置法に規定する内国法人の外国関係会社に係る所得について課税の特例等の適用を受ける場合は、控除すべき額を法人税割額から控除することについて規定するものです。  85ページをお願いします。  第48条の改正は、法人市民税に係る納期限の延長の場合の延滞金に関するもので、申告した後に減額更正がされ、その後さらに増額更正があった場合には、増額更正により納付すべき税額のうち延長後の申告期限前に納付がされていた部分は、その納付がされていた期間を控除して計算することについて規定するものです。  87ページをお願いします。  中ほどの附則第 7条及び、めくっていただき附則第 8条の改正は、第45条及び第48条の改正に伴い、規定の整備を行うものです。
     最下段の附則17条の 2の改正は、地域決定型地方税制特例措置、いわゆる「わがまち特例」に係る地方税法改正に伴い、津波避難施設や再生可能エネルギー発電設備などについて規定の整備と特例割合を改正するものです。  90ページをお願いします。  附則第18条の改正は、固定資産税の減額について定めた地方税法附則第15条の 8から第15条の11までの改正に伴い、規定の整備を行うものです。  その中で、めくっていただき92ページ下段、第12項は、バリアフリー改修が行われた劇場や音楽堂に係る固定資産税額の減額措置が創設されたことに伴い、減額規定の適用を受けようとする者がすべき申告に関する規定を設けるものです。  続いて、93ページ、附則第20条の改正は、土地に対して課する各年度分の固定資産税の特例について定めた地方税法附則第17条の改正に伴い、規定の整備を行うものです。  また、附則第21条の改正は、時点修正した際の土地の価格の特例等について定めた地方税法附則第17条の 2の改正に伴い、規定の整備を行うものです。  94ページをお願いします。  附則第22条及び、95ページ下段、附則第25条の改正は、評価替えに伴う宅地等及び農地に係る固定資産税の負担調整措置を 3年間延長するものです。  以上で議案第64号の補足説明とさせていただきます。  続いて、99ページをお願いします。  議案第65号、専決処分の承認を求めることについては、地方税法等の一部を改正する法律が平成30年 3月31日に公布されたことに伴い、平成30年 4月 1日に施行された事項について専決処分した掛川市都市計画税条例の一部改正について承認を求めるものです。   102ページの新旧対照表をお願いします。  附則第 8項は、バリアフリー改修が行われた劇場や音楽堂に関することで、税条例で都市計画税について御説明したとおりです。  また 103ページ、附則第 9項から、めくっていただき 105ページ、附則第14項の年度に係る改正は、固定資産税同様、宅地等及び農地に対して課する都市計画税の特例を 3年間延長するものです。   106ページをお願いします。  附則第 1項にて、この条例は、一部の規定を除き、平成30年 4月 1日から施行することといたしました。  以上、議案第64号及び議案第65号の 2件について補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(鈴木正治君) 次に、議案第66号について、深谷健康福祉部長。              〔健康福祉部長 深谷富彦君 登壇〕 ◎健康福祉部長(深谷富彦君) 私からは、議案第66号について補足説明申し上げます。  議案書 107ページをお願いします。  議案第66号は、掛川市国民健康保険税条例の一部改正につきまして、専決処分の承認を求めるものであります。  改正内容は、平成30年 3月31日付で地方税法施行令の一部が改正されたことに伴い、語句の修正及び国民健康保険税の軽減対象となる世帯を拡充するものであります。  議案書 110ページをお願いします。  条例第 3条第 1号、第 2号及び第 3号は、語句の修正を行うものであります。  条例第27条第 2号は、 5割軽減賦課基準の算定の基準所得額を27万円から27万 5,000円に引き上げ、同条第 3号では、 2割軽減賦課基準の算定の基準所得額を49万円から50万円に引き上げるものであります。  第27条の 3第 2項は、マイナンバーによる情報連携により把握できるのであれば、雇用保険受給資格証の提示が不要となるものであります。  本条例は、附則で施行日を平成30年 4月 1日からと規定しております。  なお、平成29年度分までの国民健康保険税につきましては、従前のとおりであります。  以上で議案第66号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(鈴木正治君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本 3件の議案に対する質疑は、 6月27日開催の本会議で行います。 △日程第5 報告第 1号 ○議長(鈴木正治君) 日程第 5、報告第 1号を議題とします。  提出者から、説明を求めます。市長、松井三郎君。                〔市長 松井三郎君 登壇〕 ◎市長(松井三郎君) ただいま上程されました報告第 1号について、御説明を申し上げます。  報告第 1号、平成29年度掛川市一般会計繰越明許費の報告については、本年 2月議会において議決いただきました繰越明許費10件について、地方自治法施行令第 146条第 2項の規定により、裏面繰越計算書のとおり報告するものであります。  以上、報告第 1号について御報告を申し上げました。  以上であります。 ○議長(鈴木正治君) 以上で説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。  以上、本件の報告を終わります。 △日程第6 静岡地方税滞納整理機構議会議員の選挙の件 ○議長(鈴木正治君) 次に、日程第 6、静岡地方税滞納整理機構議会議員の選挙を行います。  広域連合議会議員につきましては、静岡地方税滞納整理機構規約第 8条第 1項第 4号の規定により市議会議員から 2名を選出することとなっております。このたび候補者を募ったところ、 3名となりましたので、選挙が行われるものであります。この選挙は広域連合規約第 8条第 4項の規定により、県内全ての市議会の選挙における得票総数により当選人を決定することになりますので、掛川市議会会議規則第32条第 2項に規定する当選人への通告は行えません。  この際、お諮りいたします。  選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することといたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  よって、選挙結果の報告につきましては、会議規則第32条第 2項の規定にかかわらず、有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定いたしました。  選挙は投票で行います。  議場の閉鎖を命じます。                    〔議場閉鎖〕 ○議長(鈴木正治君) ただいまの出席議員は21名であります。  候補者名簿を配付いたします。                  〔候補者名簿配付〕 ○議長(鈴木正治君) 候補者名簿の配付漏れはありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 配付漏れなしと認めます。  投票用紙を配付いたします。                   〔投票用紙配付〕 ○議長(鈴木正治君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「ありません」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                   〔投票箱点検〕 ○議長(鈴木正治君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて、議席番号 1番の議員から順次投票をお願いいたします。  それでは、事務局長から点呼をいたします。 ◎議会事務局長(栗田一吉君) それでは、お名前を申し上げますので、順次投票を願います。   1番、鈴木正治議長、 2番、藤原正光議員、 3番、嶺岡慎悟議員、 4番、鈴木久裕議員、 5番、松浦昌巳議員、 6番、寺田幸弘議員、 7番、勝川志保子議員、 8番、富田まゆみ議員、 9番、藤澤恭子議員、10番、榛村航一議員、11番、松本均議員、12番、大石勇議員、13番、小沼秀朗議員、14番、窪野愛子議員、15番、野口安男議員、16番、山本裕三議員、17番、二村禮一議員、18番、草賀章吉議員、19番、山本行男議員、20番、鷲山喜久議員、21番、榛葉正樹副議長。 ○議長(鈴木正治君) 投票漏れはありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。                    〔議場開鎖〕 ○議長(鈴木正治君) 開票を行います。  会議規則第31条第 2項の規定により、立会人に、 7番、勝川志保子さん及び13番、小沼秀朗君を指名します。よって、両君の立ち会いをお願いいたします。                    〔開 票〕 ○議長(鈴木正治君) 選挙結果を報告いたします。  投票総数21票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。  そのうち、有効投票21票。無効投票なし。有効投票のうち、田形清信君、ゼロ票、鈴木正治、20票、川口三男君、 1票。  以上のとおりであります。  以上で本日の日程全部を終了いたしました。  この際、お諮りいたします。  議事の都合により、12日から22日までの11日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(鈴木正治君) 御異議なしと認めます。  したがって、12日から22日までの11日間は休会することに決定いたしました。  来る25日は、午前 9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日はこれにて散会します。                 午前10時54分 散会...