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  1. 名護市議会 2008-03-05
    03月27日-13号


    取得元: 名護市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-19
    平成20年第150回名護市定例会第150回名護市議会定例会会議録┌─────────┬─────────────────────────┐│招 集 年 月 日│     平成20年3月5日水曜日 午前10時     │├─────────┼─────────────────────────┤│招 集 の 場 所│      名 護 市 議 会 議 場      │├─────────┼─────────────────────────┤│開       議│    平成20年3月27日木曜日 午前10時00分    │├─────────┼─────────────────────────┤│閉       会│    平成20年3月27日木曜日 午後 3時45分    │└─────────┴─────────────────────────┘出席並びに欠席議員 出  席27名 欠  席 0名┌────┬─────────┬───┬────┬─────────┬───┐│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  1  │志良堂 清 則 君│ 出 │  15  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  2  │岸 本 直 也 君│ 出 │  16  │屋比久   稔 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  3  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  17  │神 山 敏 雄 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  4  │岸 本 洋 平 君│ 出 │  18  │長 山   隆 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  5  │比 嘉 拓 也 君│ 出 │  19  │宮 城 弘 子 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  6  │玉 城 健 一 君│ 出 │  20  │宮 城 義 房 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  7  │仲 村 善 幸 君│ 出 │  21  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  8  │長 山 一 則 君│ 出 │  22  │渡具知 武 宏 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  9  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  23  │吉 元 義 彦 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  10  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  24  │具志堅   徹 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  11  │大 城 勝 章 君│ 出 │  25  │小 濱 守 男 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  12  │金 城 善 英 君│ 出 │  26  │屋 部 幹 男 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  13  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  27  │大 城 敬 人 君│ 出 │├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤│  14  │神 山 正 樹 君│ 出 │    │         │   │└────┴─────────┴───┴────┴─────────┴───┘ 署名議員      26番 屋部幹男君   27番 大城敬人君 議事日程      別紙のとおり 会議に付した事件  別紙のとおり 会議の結果     別紙のとおり議会事務局出席者 事 務 局 長   宮 城 幸 夫 君   次     長   岸 本 健 伸 君 議 事 係 長   安 里   順 君   庶 務 係 長   友 寄 隆 史 君 議  事  係   新 城 貴 盛 君   庶  務  係   伊 芸 智 子 君 ○議長(島袋権勇君) おはようございます。ただいまより本日の会議を開きます。 △日程により委員会報告及び処理を行います。日程第22 陳情2号から日程第42 入札制度の調査研究についてまでの件と今期定例会において付託されました日程第43 陳情第44号から日程第50 陳情第51号までの件を一括議題といたします。陳情第12号及び今期定例会において付託されました陳情第50号の件について総務財政委員会委員長より委員会報告を求めます。総務財政委員会委員長 比嘉祐一君。 ◎総務財政委員会委員長比嘉祐一君) 委員会報告を行います。平成20年3月27日名護市議会 議長 島 袋 権 勇 殿名護市議会総務財政常任委員会 委員長 比 嘉 祐 一   委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。記件  名  陳情第12号 公共サービスの安易な民間開放に反対し、国民生活の「安心・安全」            の確立を求めることについて審査月日  平成20年3月26日結  果  継続審査審査経過  審査の結果次のとおり結論を得た。      本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名  陳情第50号 名護小学校名護中学校の児童生徒の通学路の安全確保について審査月日  平成20年3月26日結  果  継続審査審査経過  陳情者より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。      本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。 ○議長(島袋権勇君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。14番 神山正樹君。 ◆14番(神山正樹君) 総務財政委員会の皆さん、大変ご苦労さまでございます。陳情第50号についてお聞かせください。この名護小学校名護中学校の児童生徒の通学路の安全確保についてということで、確かに裏の道は大変危険な道であると私も感じております。これについてはその通学時間帯の現地の踏査を行ったのか、又は下校時の現地の踏査を行ったのか。お聞かせいただきたいのと、それと確かに向こうは一方通行の話も出ていたと思うんですけども、これについては付近住民の意見聴取等を行うのかどうか、その辺をお聞かせください。 ○議長(島袋権勇君) 答弁を求めます。総務財政委員会委員長 比嘉祐一君。 ◎総務財政委員会委員長比嘉祐一君) まず第1点目に、この子どもたちの通学路というのは非常にこの交通の面からしても現在、陳情が出ている所は非常に登下校の多い所でございまして、いろいろの面からこれは問題があるということでPTA会長とか区長が陳情を出してまして説明を受けました。私ども総務財政委員会といたしましては確かにここは非常に危険な場所であると同時に、また非常に安全確保の面から見ても考えなければいけないということを話し合ったんですけども、もし、こういった箇所というのがいま委員の中から、例えば羽地とか東江とか屋部とかいろんな面で数多く抱えているわけです。そういった危険な地域というのは、その前にまず地域の人たちがどの程度、通学路として子どもたち安全確保のために協力して自分たちの防止策をできるかという点、もし一生懸命やったあげくどうしても行政の力をかりなければならないとき、一応は考えていきましょうというそういった議論が交わされたわけです。いまこういった一ヵ所の所に、こうパッパとすべて行政の力とか警察の力を持っていった場合、はて、他の所はどうなんだろう。それとまた警察との話の中でも先ほど、神山議員がおっしゃっておりました時間帯にこう決めますと断定して、何時から何時まで決めた場合、普通の住民認識としてはこれがこんがらがってしまってわからなくなってしまうと。何時から何時まで一方通行なのか。そういった観点から見ますともっともっと検討していく余地があるんじゃないかという決論を得てます。それから地域住民との話し合いというのは、これから区長をはじめPTA会長とかそういった方々にこれからやっぱり積極にやっていこうという話を聞いております。 ○議長(島袋権勇君) 14番 神山正樹君。 ◆14番(神山正樹君) 確かに各学校、安全面については非常に神経をとがらせているところであると思います。特に近年、大宮小学校の裏などは外廓線ができ上がってくるということで当初のふたば公園、特に祐一議員が毎朝交通安全で立っておられる所がありますけど、あの道も外廓線が完成するということで大体緩和されてくるという状況にあります。ところがこの名護小学校名護中学校の裏の通りは雨の日になると大変、大混雑を起こす所でございます。いま言った一方通行にしても時間帯を設けてやるとこんがらうということがありましたけど、地域住民と話し合って、もちろん警察の力も必要でしょうけれども完全な一方通行にするのかというのもまた話し合っていかなければいけないだろうと思っております。できるだけ早急に解決していただきたいと思うんですけども委員長の考え方をもう一度お願いいたします。 ○議長(島袋権勇君) 総務財政委員会委員長 比嘉祐一君。 ◎総務財政委員会委員長比嘉祐一君) 子どもたちの登下校の交通安全予防に対しまして確かに私どももやっぱり優先的に考えていかなければいけないと思います。そういった問題に関しまして今後とも地域住民とかその抱えている、隣接する人たちと話し合いながらそういった問題というのはこれから進めていかなければいけないんじゃないだろうかと思っております。 ○議長(島袋権勇君) ほかに質疑がございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、委員長報告に対しての採決を行います。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) △ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり決定されました。陳情第2号 陳情第11号 陳情第16号 陳情第17号 陳情第25号及び陳情第29号の件と今期定例会において付託されました陳情第45号 陳情第46号 陳情第47号及び陳情第49号までの件について民生教育委員会委員長より委員会報告を求めます。民生教育委員会委員長 長山一則君。 ◎民生教育委員会委員長長山一則君) 平成20年3月27日名護市議会議長 島 袋 権 勇 殿名護市議会民生教育常任委員会委員長 長 山 一 則   委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。記件  名 陳情第2号 障害者自立支援法の要望事項について審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 採 択審査経過 社会福祉課長等より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本件陳情項目に関して担当課において相当の改善が図られ、その充実に鋭意取り組     んでいることが確認できた。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第11号 名護市民プール運営方針の見直しについて審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 採 択審査経過 社会教育スポーツ課長等より現況及び学校授業における取り組み等について説明を     受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第16号 久志給食センターの廃止に反対し、名護市における教育条件改善を           求めることについて審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 継続審査審査経過 教育委員会プロジェクトチーム主幹等より名護市学校給食施設整備検討市民懇話     会の動向及び取り組み等について説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第17号 久志給食センターの廃止に関して、改善を求めることについて審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 継続審査審査経過 教育委員会プロジェクトチーム主幹等より名護市学校給食施設整備検討市民懇話     会の動向及び取り組み等について説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第25号 特別支援教育に関することについて審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 継続審査審査経過 学校教育課長より支援体制及び学校における現況等について説明を受け、審査の結     果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第29号 久志給食センターの存続を求めることについて審査月日 平成20年2月29日、3月26日結  果 継続審査審査経過 教育委員会プロジェクトチーム主幹等より名護市学校給食施設整備検討市民懇話     会の動向及び取り組み等について説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第45号 妊産婦健康診査の公費負担の拡充を求めることについて審査月日 平成20年3月26日結  果 採 択審査経過 健康推進課長より市の取り組み及び現況について説明を受け、審査の結果次のとお     り結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第46号 乳幼児医療費制度の拡充に関することについて審査月日 平成20年3月26日結  果 採 択審査経過 健康推進課長より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第37号 障害者福祉サービスの整備拡充について審査月日 平成20年3月26日、27日結  果 採 択審査経過 陳情者より意見を聞き、社会福祉課長等より説明を受け、審査の結果次のとおり結     論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第49号 地域医療と国立医療の充実に関することについて審査月日 平成20年3月26日結  果 採 択審査経過 陳情者より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。 ○議長(島袋権勇君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。14番 神山正樹君。 ◆14番(神山正樹君) 民生委員会の皆さん、大変ご苦労さまでした。特に陳情第47号障害者福祉サービスの整備拡充について採択していただき心より厚く御礼申し上げます。それから陳情第16号、それから陳情第17号、それから陳情第29号これは久志給食センターの廃止に係る問題だというとらえ方をして私個人といたしましては、これはもう廃止が決定された状況の中で今後どういった形で整備していくのかというところに焦点が移ってくるんじゃないかなというふうに私は思っております。その中で継続審査になった経緯を教えていただきたい。逆に教育委員会プロジェクトチームの方から今後どのように計画して整備していくのかということを審査した方がいいと私は思っております。それからもう1点、陳情第25号 特別支援教育に関することについて、これは学校教育課長より支援体制及び学校における現況等について説明を受けたというふうになっておりますけれども、実際に特別支援教育を受けられている方々の状況を現場に行って見たことがあるのか、それぞれの陳情者含め親御さんたちの話をじかに聞いてきたのかというところを教えていただきたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 民生教育委員会委員長 長山一則君。 ◎民生教育委員会委員長長山一則君) 陳情第16、17、29号について申し上げますが、ご案内のように約1年間かけて審議してきて先搬廃止については決議してその内容等々の関連からいたしますと、これもなくなって当たり前じゃないかというような見解を持たれてしかるべきだと思いますが、民意の問題として今後、給食センターをどうするのかというほかに食育という観点もございます。その中で給食センターどのように構築していけばいいのかという問題等にかんがみて、これもやはり民意という意味で再度一つずつ図っていって決議していきたいというのが民生委員会の中であります。せんだって視察研修などもやっておりまして、その中で市当局から名護市学校給食施設整備検討市民懇話会なるものの説明を受けましたが、残念ながらその中に議員が入っておりません。そういうことも考えてじゃあだれがどのようにしてやるのか、我々はチェックだけでいいのかという機能の在り方を考えたときにどうしても三つの陳情を一つずつ検討していく必要性と新しい給食センターを食育の面でどうのように構築しているかという点ではその陳情を簡単に採決するわけにはいかず現在に至っておりまして、鋭意研究をしながらこの名護市学校給食施設整備検討市民懇話会というものの返事を聞きながら進めていきたいと考えております。陳情第25号 特別支援教育に関することについても、これもまた法整備が本当にまだ十分じゃないかのように思われるところも多くて、先ほど、神山議員おっしゃったように名護市においても相当配慮しなければいけないというところがありまして、我々も先進地視察をしたりやってまいりました。その中でいろんな問題を当局の方に投げかけております。確か1から4項目の内容が質疑のような感じで、図ってくれというようになっていたかのように思われますが、現在2,168人の小中学生がいるらしいんですが、ちょっと待ってください手書きなもんですから申しわけないです。全体で名護市特別支援が必要とされる子どもたちが全体の数の5.9%おられるらしいんです。4,344人の小中学生の子たちがおりまして、その中に約256人は支援が必要であろうというような数字も出していただいて、ちょっと数字が定かではございませんので、後でまた必要とあれば資料をお出しいたしますが、そういうこともありまして、幼稚園の児童生徒の中からも、幼稚園のころからもかなり支援が必要だと思われる子ども、お子さんがいたとかそういうのがありまして、県の方に要請をする前に名護市でどのような対応していけばということで、図っていけばいいのかというようなことをまず先決されるだろうというような見解も得られております。そういうことをもって十二分に体制は整いつつあるのじゃないかということで決議させていただいて今後、我々も独自で研究していくつもりで継続させていただきました。
    ○議長(島袋権勇君) 14番 神山正樹君。 ◆14番(神山正樹君) 学校給食については地産地消、大事な食育の観点から大事なところだと思いますけれども、いかんせん3件ですか16号、17号、29号と一つに絞れるところはないのかという思いもあります。いずれにせよこれについては頑張っていただきたい。陳情第25号 特別支援教育については本当に学校教育現場におられる先生方も大変苦労されるところも出てきているわけですから、その辺をまず教育委員会からのみの話を聞くのではなく実際に学校現場の方から話を聞いていただいた方がまたかなり重大な問題だというふうな認識が受けてとられるのではないかと思っておりますけれども、その辺またそういうふうに進めていくのかお聞かせください。 ○議長(島袋権勇君) 民生教育委員会委員長 長山一則君。 ◎民生教育委員会委員長長山一則君) 先ほどちょっと答弁不足で申し訳ございません。数字がちゃんと手元にありました。専門の先生の配置として平成20年度に幼稚園に6名、小学校に16名そして中学校に4名を配置して現在までサポートの必要な子どもたちをサポートしてきていただいております。その中で先ほど申し上げた配慮を必要とする子どもなんですが、小学校4,300名中に256人の子どもが支援を必要とされるだろうということで全体の5.9%、中学校では2,168人中164人、7.6%の合計で420人のお子さんが特別支援が必要じゃないかというような結論が出されいるところでありまして、せんだってそれを集中審議させていただきました。その中で1番大切なのは少子化の問題で子どもたち減っているのに、じゃあその子どもの支援が必要とする子どもたちはどうなのかというと毎年増えていくわけですね、それが非常に不思議な傾向にあるということもわかっておりまして、1番大切なのは親の教育が1番重要視されるんじゃないかというようなところも見解として出されております。先ほど質疑いただきましたように私たちも学校現場に踏み込んでまたプロの教員の皆さんにそういう現在の取り組み方、内容等々を精査していきたいというふうに考えております。 ○議長(島袋権勇君) ほかに質疑がございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、委員長報告に対しての採決を行います。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) △ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり決定されました。陳情第9号から陳情第22号 陳情第27号 陳情第30号 陳情第35号 陳情第36号 陳情第37号 陳情第38号 陳情第40号 陳情第41号 陳情第42号 陳情第43号及び入札制度の調査・研究についてまでの件と今期定例会において付託されました陳情第44号 陳情第48号及び陳情第51号の件について経済建設委員会委員長より委員会報告を求めます。経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 平成20年3月27日名護市議会議長 島 袋 権 勇 殿名護市議会経済建設常任委員会 委員長 渡具知 武 豊   委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。記件  名 陳情第9号 我部祖河川、二級河川の早期整備促進及び関連河川排水等の整備につ           いて審査月日 平成20年1月10日、1月17日、2月22日、3月26日結  果 採 択審査経過 建設土木課長より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第22号 うんさの森第1、第2市営住宅建替えについて審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第27号 羽地漁業協同組合について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第30号 公契約における公正な賃金・労働条件の確保を求める意見書の採択           について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第35号 名護市営庭球場の全面人工芝コート(8面)改造及び整備について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 採 択審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第36号 中小業者の営業と市民の生活と平和を守ることについて           1項、2項、3項、4項の4審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第37号 台風4号被害修復工事願いについて審査月日 平成20年1月10日、1月17日、2月22日、2月25日、3月26日結  果 一部採択・一部継続審査審査経過 建設土木課長より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、陳情項目1.対岸の護岸工事願いについては当面の応急処置がなされ、     本工事着手への準備等が進められているため一部採択とし、項目2.墓地と浜との     境の波止めについては、引き続き審査する必要があり一部継続審査と決定した。件  名 陳情第38号 「企業組合沖縄ユーカリファーム」の補助金をめぐる(コアラ.の           會)被害者の実態解明を求めることについて審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第40号 床上浸水補償のお願いについて審査月日 平成20年1月10日、1月17日、2月22日、3月26日結  果 継続審査審査経過 教育施設課長より説明を受け、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第41号 「まちなか市営住宅建設」反対について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第42号 移設対象物件としての認定について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、3月26日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第43号 嵐山展望台の整備について審査月日 平成20年1月10日、1月17日、2月22日、3月26日結  果 採 択審査経過 現地踏査を行い陳情者より意見を聞き、商工観光課長より説明を受け、審査の結果     次のとおり結論を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第44号 名護市一般廃棄物最終処分場管理委託について審査月日 平成20年3月26日結  果 採 択審査経過 陳情者より意見を聞き、環境衛生課長より説明を受け、審査の結果次のとおり結論     を得た。     本案件は、願意妥当であり採択と決定した。件  名 陳情第48号 「鳥獣被害防止特措法」関連予算を、鳥獣捕殺ではなく自然林復元           と被害防除に使うこと等を求める意見書提出に関することについ           て審査月日 平成20年3月26日結  果 継続審査審査経過 産業建設課主幹及び産業建設課林務水産係長より説明を受け、審査の結果次のとお     り結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。件  名 陳情第51号 ハーベスターの導入について審査月日 平成20年3月26日結  果 継続審査審査経過 陳情者より意見を聞き、審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。 引き続き委員会報告を行います。平成20年3月27日名護市議会議長 島 袋 権 勇 殿名護市議会経済建設常任委員会 委員長 渡具知 武 豊   委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の案件は、調査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。記件  名 入札制度の調査・研究について調査月日 平成20年1月28日、1月29日、1月30日、1月31日、2月1日、2月4     日、2月5日、2月8日、2月12日、3月27日結  果 継続審査調査経過 関係部課長等より説明を受け、調査の結果次のとおり結論を得た。本案件は、下記     の意見を付して報告する。     1 最低制限価格の公開時期について       最低制限価格の公開時期は現在契約締結後となっているが、入札の透明性のあ       る運用を図るために最低制限価格の公開は、開札後ただちに行うべきである。     2 最低制限価格と入札価格の関係について(最低制限価格と入札額が一致又は       近似の件)       最低制限価格の設定に際しては、事業ごとに極力設定率に変化をもたせるよ       うに努めること。     3 入札に関係する名護市の各委員会の構成員について       名護市建設工事等請負業者選定委員会・名護市建設工事競争入札参加者資格審       査委員会・名護市公正入札調査委員会・名護市入札制度等検討委員会が設置さ       れているが、各委員会とも同じ陣容で構成されており、健全な運営を図る上か       らも見直しの必要性がある。     4 名護市建設工事競争入札参加者資格及び指名基準等に関する規程について       名護市建設工事競争入札参加者資格及び指名基準等に関する規程(指名基準)       第8条第2項中で、「地域の特殊性」に関しては十分理解できるが、執行に関し       誤解を招くことがないように最善の配慮が望まれる。     5 最低制限価格設定の率の設定について       名護市の発注工事費の85%から65%が最低制限価格を設定する際に土木工事       及び建築工事の直接工事費と同額となる。しかし、近年の経済情勢にかんがみ、       最低制限価格を設定する際には率等(%)の見直しが必要である。     6 随意契約について(多額の随意契約締結)       法的根拠は、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条       例」等の説明で理解を深めることはできたが、上記条文の契約金額以下で多額       の随意契約締結に関して、議会に報告できないものか。また、技術の特殊性・       経済的合理性・緊急性を客観的かつ合理的に判断する特殊な場合を除き、契約       締結に関しては、競争入札に付すことを基本とすべきである。     7 入札参加資格審査における本市独自評価算定について(社会貢献度 第4表)       本市独自の評価算定については、一部沖縄県の評価と重複している点があり、       見直しが必要ではないか。また、社会貢献度に関しては、企業の独自性及び自       主性を評価すべきである。 なお、この入札制度の在り方については今回の報告に関しまして今後も適時、対応していきたいと思います ○議長(島袋権勇君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。16番 屋比久稔君。 ◆16番(屋比久稔君) 経済建設委員の皆さん大変ご苦労さんでございます。陳情案件がたくさんあるようでございますので2案件についての質疑をさせていただきます。陳情第38号の件でございます。「企業組合沖縄ユーカリファーム」の補助金をめぐる被害者の実態解明を求めるというようなことでございますが、少し休憩お願いします。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前10時39分) 再 開(午前10時40分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。16番 屋比久稔君。 ◆16番(屋比久稔君) 休憩中に申し上げたことについては事実無根のことであるならば、やはりこの名誉にも傷つくことでございますので、その辺の問題等についてはどういうふうな処理をしておられるのかお聞きしたいということ。それから陳情第41号「まちなか市営住宅建設」反対というふうなことがあります。そこにつきましては地域住民の皆様方に説明があまりなくて突飛に出てきた問題もあります。今回の当初予算にもこの予算が組まれていることからしますと、これは陳情が出ているにもかかわらず予算を通過するということに対しても相当の問題が残るんじゃないかということもありますので、地域住民との話し合いもされたのかどうか、そして建設委員の皆さんがそういった地域の声をどういうふうに反映させていくのか、その辺の経緯等についてご説明いただければと思っています。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 先ほどのコアラ.の會の陳情に関しての質疑でございますがこの件に関しましては前回の議会のときに議場において議員の方からいろんな指摘を受けました。それを踏まえまして陳情者の方に、その名前の削除等を要求したところであります。しかしながら陳情者の方はその名前の削除は受け入れられないということがございまして、この件に関してはいま委員の中からいろいろとそのことに関し議論があったわけでありますが、いまそのユーカリファームの件については追加議案の中でもいろいろと議論をされておりますし、今後また見守って次回の委員会で深く議論していきたいというふうに思っております。続きまして「まちなか市営住宅建設」反対についてなんですが、この件に関しましては12月に陳情がございまして陳情者、大東区長、そして代議員等がお見えになり、そのときにこれまでの経緯等の説明それと同時にまちづくりに関しての不満等に関し説明を受けております。その後、当局の方からこれまでの経緯ということについての説明も受けております。今回、一般質問等々でこれまでの経緯に関しまして市、行政の区に対する対応に関して一部誤った対応をしてきたことがありまして、いま鋭意話し合いを進めていこうとしているということもございまして、その経緯を見守りながら委員会としては判断していきたいと思っております。 ○議長(島袋権勇君) 24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) 今の陳情第41号 「まちなか市営住宅建設」にかかわる陳情書についてこれまで12月議会から、そして今回も議案の提案の中でいろいろ具体的に質問してきましたが、簡潔にお聞きしたいんですが、委員会で地権者が3名おられるということがありました。その地権者3名に面接したのかどうか。そして2番目に土地の取得はまだだと思うんですが、その件についてどういうことが話し合われたのか。3番目に土地開発公社の役割について先行取得を提案もしたんですが、それを当局は否定的な対応でした。それについてどうなのかと。4番目に今さっきも出ていたんですが、今年度の絡みで、駐車場が造られるという予算があります。具体的には1階の駐車場がどういう仕組みになっているのか、2階の駐車場がどういう仕組みになっているのか、3階の駐車場がどういうことなのかをまず最初にお聞きしておきます。去年の12月議会でも多数決によって強行された経過があります。そのことによって土地もまだ買われてないことのようですが、土地がない、空中に2階や3階の駐車場を造るという予算が出されていることとのかかわりも含めて、より具体的に簡潔に聞いておりますから、過去のいろんな議会の中での論争はあるけども、まず最初に聞いたことを簡潔にお答えしていただければと思います。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) まずただいまの件に関しまして地権者に面接をしたのかということでありますが、地権者に対しては面接等もしておりませんし、委員会の中で、どなたが地権者なのかという議論もしておりません。それと土地の取得等に対して現在されているのかということでありますが、その件に関しましては議会を通しましてまだ購入されてないということで聞いておりますが、委員会の中でそのことに関しまして深く議論はしておりません。それと同時に公社の役割、あるいはまた、駐車場が造られることに関しましてですが、この問題は地元の方では「まちなか市営住宅」には反対はしているということで陳情を受けておりまして、その反対をしているその今の状況がどういうふうになっているかということの中においてしっかりした話し合いがなされてないということもございまして、その具体的なことに関しましてはまだ委員会の中では議論されてないとあります。先ほど、答弁しましたが駐車場等に関しても具体的なことは議論しておりません。 ○議長(島袋権勇君) 24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) この案件は大東区の皆さんは、区長はじめ役員会を持って意思決定をして陳情書が出されている内容です。当時も12月の議会でも反対者と退場者が不服でありながら予算の提案だということで賛成した皆さんがおられて多数決で通ったということです。現在3月31日に期限が切れるこの昨年度の予算、これが執行されない状況にあるのではないかという、土地が取得されてないということについて、ぜひ皆さん話し合っていただきたいんですが、やられてないということから、私は要求としてこの地権者の3名にきちんと面接して、どういう経過でそこを売ることになっているのか、あるいはまだちゅうちょしているのか、あるいはその後向こうで経営されている商店が増えてます、営業が。この営業に対する補償などについて諸要求が出てくるんではないかと思うんですが、そういうことについて委員会できちんと調査をしてほしい。面接をして、聞き取り、地権者のほかに営業している皆さんの声もきちんと聞いていただきたい。そのことについて、ぜひ、委員会で審議していただきたい。それから土地がまだ買われていないから予算が執行できないのではないかと、執行するなら、きょうから数えると3日、4日しかありません。もちろん契約をとっておいて4月、5月に追認することもあり得ると思うんですが、このような状況で土地が取得できないじゃないか。そうであれば土地開発公社の役割があるわけですから、土地開発公社に先行投資で買い取っておいてもらうというようなことについてしっかり委員会で論議をして、土地開発公社の役割、任務をきちんと果たしていただくと、そのことが名護市の将来のかかわりでもあります。前例はたくさんあるわけですから、これは建物があるからできないとか何とかという理由は通りません。土地開発公社の任務についてきっちと任務を果たせということの決議、結論を出して働きかけていただきたいということについて委員長の答弁を求めます。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) ただいまの件に関しましては地権者に対して直接お会いしていろいろ話を聞く、あるいは営業補償、それに土地開発公社の件に関してお触れになっておりましたが、その件に関しましては次回の委員会で議論をしていきたいと思っております。 ○議長(島袋権勇君) 26番 屋部幹男君。 ◆26番(屋部幹男君) 経済建設の皆さん、ご苦労さんです。大任を背負われてですね。その前に一言、以前から言ってるんですけど常任委員会があって、委員会制度がある。その中で経済建設がある中で、全国にはない本議会中心の、そして全島にも名護市だけの委員会制度、生きた化石なんですよ。その中でいま重要な問題を取り上げようとしているその中については委員会の皆さん、そしてこっちの皆さんも頭に入れながらこの問題をやってほしいという思いです。私の質疑をやります。件名からいきます。陳情第38号「ユーカリファーム」の件、そして陳情第41号「まちなか市営住宅建設」の件、そして陳情第42号「移設対象物件」の件、それと「入札制度」の問題になります。この4点を質疑したいと思います。この問題、先ほど、委員会制度と言ったけど皆さんの経済建設で取り扱えるような問題でもないし、判断できる問題でもないと私は思っております。先ほど、陳情があって東区の皆さんの陳情を受けたと。私から言うと経済建設というのはその現場に行ってどこに建物ができるのか、どの土地なのか、そして地域の皆さんとおりていって会う、それが経済建設の在り方ですよ。そういうのをやられたのか、これからやるのかということもお聞きしたいと思います。これは地域住民にとっては大変大きい問題なんですよ、そして都市計画法において地域住民が反対すると、その都市計画はできないんです。住人の合意が必要なんです。私が一般質問の中で東江の山手線の話しましたね。それも住民の合意があってできたんですよ、そして途中でコースはだれかによって変わってしまいますけどね。そういう中で住民の合意が得られていない、これは十分に考える必要があると思います。経済建設だけに言うんじゃなくて我々、そこに東区出身の議員の方もいらっしゃいます。そういう意味で、まちなか市営住宅建設は議員全体の問題としてとらえるべきだというふうに思います。そういう中で「まちなか市営住宅建設」反対をしているわけですから、住民合意を取るべく皆さんの行動はどういうぐあいにとっていくのかと継続審査になっておりますからそれをお聞かせください。そして42号「移設物件」これはもう第3区画の中で陳情上がってますよね。その中でアパートがあって、世帯があって、区画整理事業の中で全部道路がとられるわけですよ。駐車場が4台とめられるのがとられるわけですね。この内容は皆さん知ってると思いますけども、今度、役所からその地権者あてに来たのは道路法にひっかかるから、後は警察の問題であると、警察に振ってしまったわけですね。その資料を私、委員長にあげてますよね。そういう中で行政が市民から逃げて、市民のためにならない。何のための区画整理事業かわからんわけですよ。迷惑してアパートの経営もできない、駐車もできない、そういう中である大きな問題この三つの問題、これは大変なことだと思います。陳情第38号に関しては被害者からの陳情であるわけですね。実態の解明とある中で本来だったら総務財政委員会が引き受けるべき補助金の問題ですから国、県そして間接的に名護市ということでは総務財政が引き受けるべき、しかしコアラ.の會、被害者の会が皆さんに陳情を出している中で経済建設がどういうぐあいに対応しているのか。そして皆さんは経済建設でやると、源河に建物ができたんですよ、そういう中で対応の仕方によって焦点がずれるんですよね。ちゃんとやってほしい。本来なら総務財政、本来なら特別委員会です。そういう思いは我々はずっとやってきたと思います。そういう中においてコアラ.の會の被害者の実態解明の陳情ですので、それにお答えしていただきたい。そして談合問題、これは私が一般質問の中でいま全国的に疑惑の中にある名護市、私からすれば事実に近い疑惑があるわけですよ、そういう中での入札制度の問題で現実に皆さん時間をかけて調査、研究はしていますけども、実質的なこの結果として、資料として新聞にも載っていますし、各週刊誌等にも載っているこの入札の問題に関して皆さんは結論を出せるのか。調査結果の終了ということになっていますけれども、そういう内容の結果終了になってますよ。そういうのもこれからの思いを込めて言ってもらいたい、そして1点だけたくさんある談合問題の中でピタリ賞一つ、最低制限価格、それから落札率が一致しているのも新聞報道でされてます。一つだけ気になるのがあります。数久田地区用水調査の件、ダムですね、数久田ダム。3回までは競争入札でやってるんですよ。4回目、1億7,000万円、4回目は随契でやってるわけです。それは今まで指名競争入札で、なぜ4回目からだけはそうなるのか1回から3回とっているのは日本工営という会社ですよ。4回目は随契でやっている。こういうのは何でですか、談合の疑惑があると考えるのが市民じゃないですかね、そう思います。今後どうするのか、この問題を。皆さんはぴしゃっと答えなきゃいけない。そういう意味も含めてこれの資料とか皆さん研究なされて話し合いされたら、これも経済建設にとっては、非常に大きな問題だと思いますけども、この資料があったら、なぜ、1回から3回までは競争入札でやっているけども次は随契になっているのか。1億7,000万円ですよね。そういう問題がたくさん疑惑の中として上がってるじゃないですか、いま、新聞等にも。だからその重荷を背負っているのが経済建設委員会なんですよ、だからそれでは重いということで特別委員会を作ろうという話をしたんですけども多数決で負けました。これは経済建設の皆さんにとっては大きい問題ですよ、そういう意味も含めて四つの件、明解にお願いしたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) ただいま、質疑がございました「ユーカリファーム」の件に関しましては前回の12月議会の中でもいろいろな指摘を受けているところであります。この件に対してどう対応していくのかということであります。委員会の中でも被害者の方が告訴しているということも出たんですが、その中で陳情の趣旨の中に企業組合沖縄ユーカリファームへの補助金交付への国の会計監査要求というのがございまして、そのことに関して議会としては取り扱っていけるのではないかというふうに申し上げたところであります。しかしながらまたその中に先ほどもありましたが、事実でないことが書かれていることによっていま訂正を求めているところでありますが、その件に関しては応じていただけない状況の中から、今後この陳情の要旨の中の1に関して、この陳情の趣旨を理解し議論をしていきたいというふうに思っております。それと「まちなか市営住宅」の件に関してなんですが、この件に関しましては陳情者、先ほども述べましたが区長の方から出されておりまして、区の総意なのかというふうに思いますが、ただいま、屋部議員の方から地域の皆さんの声も聞くべきだということの指摘もございましたので、周辺の方々からの声をどういうふうに聞いていけるのかということも委員会の中で検討し対応していきたいと思っております。それと同時に地域が反対するとそういった事業もできないということは我々もそのように思っております。それと移設対象物件についてなんですが、この件に関しても市の方から陳情者に対して回答が出ておりますが我々としては、あくまでも陳情者の言い分も理解しながら対応していくということです。これまで行政が陳情者にとってきた対応について、委員の方から時系列的に文書で整理して提出していただきたいということもございますので、それを踏まえ対応していきたいというふうに思っております。続きまして随意契約の件に関してなんですが、ダム事業の件に関して委員会の中でかなり時間をかけて議論をしてきたころであります。また近隣市町村のダム工事等に関しても参考資料としていただき、その中でもいろいろと議論をしたわけでありますが、いずれにしましても随意契約に関しましては随意契約の規程に基づいて行っているということもございます。その中で議員の中からいろんな異議も出たわけでありますが、今回の報告の中に随意契約に関することに関しての委員会の意見ということで取りまとめているところでございます。それと同時に条例、あるいは自治法にのっとった随意契約ということが求められているということを委員会の中で指摘した次第でございます。 ○議長(島袋権勇君) 26番 屋部幹男君。 ◆26番(屋部幹男君) 先ほどの質疑の中で市の入札制度のことで1回から3回までは競争入札でやっているんですよ。4回目がなぜ随契なのかと、そして皆さん研究して随契の在り方はというのは研究されて報告に書いてますけども、1回から3回までは競争入札で、なぜ4回目が1億7,000万円、随契なのと。これは皆さんの研究の中からはわからないんですよ。こっちにわかる人はいないと思います。その資料をなぜ随契になったのか、1回から3回までは、それをわかりやすく提供してくれないですか。そしたら我々、市民が納得いくような入札制度を理解させてください。資料の提供できますか、これは答弁漏れの一つです。そして2回目ですのでまとめていきます。それと42号の移設物件に関してはこれは皆さん大変ご苦労さまです。現地に行かれて、その場所を見てだれが見てもこの場所が土地区画整理法の中でこういうやり方があるのかと。本来だったら喜ぶべき利便性をもった区画整理法なんですが、それがない、一切ない、ただアパート経営できない、それはもう一度本当に本人をもう一度呼んで確認して、どれだけ困った状況にあるかという中での解決を図っていってほしいと思います。38号に関して、ユーカリに関してはこれから議案としては司直の場でも、このコアラの件に関しては扱っておりますので、その件に関しては継続とならざるを得ないと思いますけども、その皆さんの補助金をめぐることに関しては十分に理解できますから、陳情を上げてるのは被害者ですから、焦点がボケてはいけないよという形の中でその被害者からの実態解明ね。これは返還金の900万の話とは別で経済建設に付託されている陳情の中でのコアラ.の會の陳情ですから、その辺は一緒にしないで別々であるべきですけども、皆さんはこのコアラ.の會の陳情者に対してどのような対応をするのですか、これ1点。それから41号まちなか市営住宅に関して、休憩お願いします。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時6分) 再 開(午前11時9分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。26番 屋部幹男君。 ◆26番(屋部幹男君) そいうことでいろんな談合問題と同じような形で一つの疑惑としてあるとそういうことも頭の中に入れる。しかし、そこのまちなか市営住宅は、住民は純粋ですからね、本当にまち興しを考えている人たちですから、そういう人たちが反対をやっているわけですから、それを経済建設、我々議会も含めてもちろん当局も含めてですよ、彼らは柔軟な姿勢で臨まなきゃいけないという思いも込めて、その資料の提出の問題と談合の問題、そして焦点を間違えないようにぜひユーカリの件に関してはやっていただきたいということと、このまちなかに関しては住民の意思、意見を尊重し住民との合意を見て初めて結果を出すという方向に行けたらというふうに思います。そして土地開発の件は十分に言いましたのでこれから継続ということですから住んでいる人の立場、喜べる区画整理をやっていただけたらなというふうに思います。答弁いただきたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 先ほどの随意契約等に関してなんですが、これまでの議会でのやりとりの中で具体的に数久田地区用水対策調査委託業務に関しての説明がございましたので、そのことに関しまして説明をしたいと思います。確かに平成18年度までは競争入札になっておりました。それが平成19年度に関して随意契約を企業と締結をしております。その随意契約の理由として、平成18年の調査の継続であって特にまた地質環境調査に関して精通している技術者の解析業務による判断が重要であるという観点から今回この随意契約をしたということになっております。随意契約に関しましては名護市随意契約取扱規程というのがございますので、そちらの方も合わせて議員の方にお配りをしたいというふうに思っております。それと、まちなか市営住宅の件で先ほどの地権者の件で前にも質問がございましたが、地権者からの意見聴取等に関しては委員会の中でどのようにそういう対応ができるのかも含めて考えていきたいと思います。それと同時に住民の合意を見て結果を出すということが基本だというふうに思いますので、そのように対応していきたいというふうに思います。また企業組合沖縄ユーカリファームの件に関してなんですが、この件に関しては先ほども答弁をしたわけでありますが、陳情の趣旨が三つございましてその中から委員会での対応をということで先ほど、補助金交付への国の監査要求等に関しての議論をしていきたいというふうに思っています。 ○議長(島袋権勇君) 7番 仲村善幸君。 ◆7番(仲村善幸君) 陳情41号「まちなか市営住宅建設」反対について継続審査ということになっていますけど、私も先日質疑しましたが、市当局は地域との話し合いをまだやってないと、これからやっていきたいんだと、そして協力を求めていきたいということをお答えしていましたけれども、しかし、建設の予算がつけられてると。これは矛盾しているわけですよ。話し合いをすると言いながら建設はどんどん進めていくと。これはもう地域を無視することであるし、市当局も答弁してましたけど反対する人は地域コミュニティー崩壊するんだと、話し合いを十分持ってくれということで反対をしてるということを言われていて、それに対して説明会はやったんですが1回も話し合いは進んでいないと。理解も得られてないという中で、まちづくりが進められているのはもう最初から失敗と、失敗をしているというふうに懸念をしてこれは大きな問題に発展すると思いますが、市当局は委員会の中で説明会を持っていきたいんだとか、あるいは地域はどういうことで反対をしてるんだとか、どうしようと考えているんだとか説明はどのようになされていたか、簡潔でよろしいですので。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) ただいまの質疑に対してなんですが、12月の陳情が出た段階で当局の対応について説明を受けたところであります。その後の対応につきましては特に委員会に現在どうなっているかということで、この件に関して市の対応、現況を問うたということではありません。先ほどおっしゃいました地域を無視した対応は決してあってはならないというふうに思っておりますが、当局としては区の方に話し合い、これまでの経緯の説明と今後のことについての話し合いに関して再三アプローチをしているということは聞いておりますが、具体的にどういったところまでどういう区の方の対応がどうなっているかということまでは委員会としては聞いておりません。 ○議長(島袋権勇君) 7番 仲村善幸君。 ◆7番(仲村善幸君) 委員会もそこら辺はきちっとただしていただきたいと思います。市当局にもそれから陳情者に対してもですね、それで継続審議が必要だということだと思います。なんというんですかね、ことがどんどん進んでいることでにっちもさっちもいかないような状態で、地域と市当局がぶつかってしまっていて、これは最初から地域の声を聞きながら地域の意見を十分、議論をしながら計画を進めていくということができなかったからこういうことが起きてるわけですよ。そこをもう一度、反省をして市当局は初心に立ち返って、地域の声をどう聞くかということでなければならないと思いますが、先日、僕も質疑したときに振興策に振り回されてるんじゃないかと。この金を使わんとどうしようもないからどんどんどんどん地域との話し合いは、なおざりにして建物だけを造ろうとするというか、計画だけを進めようということが失敗のもとになっていますので、委員会としてもぜひそういう議論もやっていただきたいということを要望します。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) そのようにやっていきたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) 今の議論の中で私、最初に指摘していた土地開発公社の役割についてどうなのかということでまだこれから調査のようですからいいんですが、これは守秘義務、公務員の守秘義務にかかわることも含めて先ほど、屋部議員が言ってたようにこのかかわりのある地権者が柳やあるいは十字路、その他で物色をしているということは明らかに守秘義務との関係があるのでこういうこともきちっと追跡していただきたい。それと合わせて入札の制度の結果については入札制度の調査、研究を終了ということになってるもんですから、これは継続して対応するのか、これで皆さんの審議は打ち切りにするのかその確認のことについてお聞きしたいと思います。できればきちっと結論を出すようなことも含めて、継続してチェックをするということが必要ではないのかなという2点についてお聞かせください。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 先ほどの入札制度に関してなんですが、委員会報告の中では終了というふうになっております。その件に関しましては今回私たちが入札制度の調査、研究を通しまして一定の報告を述べております。この報告に対しまして今後、行政がどう対応していくのかということに関して当然、我々はその対応に関しても今後、適切な対応しているかどうかということに関して継続して審査をしていかなければならないというふうに思っております。それと土地開発公社の件は先ほども申し上げましたとおり、また委員会の方で議論していきたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) 体調不良で大事な予算審議には参加できなくて残念だったんですけど、いま、医者の外出許可を得まして最後の日の委員会報告だけはと思いまして出席をさせていただいております。委員会報告に対する質疑ということでありますのでまず件名から申し上げますと陳情第22号の「うんさの森第1、第2市営住宅建替えについて」、これはこの前からいろいろ委員会報告に対する質疑や提言も申し上げてありますので、具体的にどのように進捗してるのか。市当局はいまなおこれを陳情の中にあるように壊さずに継続せよという声を、委員会はそれを聞いた上でどのように行政に反映させようとしているのかその辺をお聞きしたいということが一つ。それから7ページの先ほど質疑がありますが、陳情第38号の企業組合沖縄ユーカリファームの問題なんですけども、これについて今回、新たに資料等が出されました。審議は26日となっておりますので、最終日がそれでこの審査をされたのかなということでお伺いしておきたいんですが、いわゆる確認調書について、確認調書、名護市の職員、確認職員指名、立会い職員指名の確認調書が出されまして、平成19年3月27日付けの調書です。これについて、上記の事業について、この実績報告書及び現地を調査した結果、補助金等の交付の決定内容に適合することを確認したと。議長、休憩してください。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時23分) 再 開(午前11時24分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) 休憩中に申し上げましたが極めてゆゆしき事態です。虚偽の調査報告をしたと、これについて委員会としては、かなり厳しく事実確認を確認した上で、議会にも報告をするということがあるんだろうと思うんですが、それを伺ってません。加えて三役が、これらに関してみずからを律するための反省と言いますか、処分と言いますか、そういったことも表明されてないと。これはあえて言いますけど、今回の委員長、今回の認証、平成20年登簿第37号の認証、仲嶺真勝公証人が発行した、いわゆるこの負担金の返還に当たって誓約書がありますが、これがもし履行されない場合、名護市当局はどうしようとしているのか。これらについての追及もしたのか。これは既に26日以前に出されてる資料ですから26日の委員会ではこれらのことについても追及がされたはずです。それから本議会でちょっと理解できない問題がありましたので、委員会では追及されたのかどうか気になっておりまして、先ほど私、全議員に資料を配らせていただきました。12月の資料で21ページというのがありまして、平成17年9月25日の沖縄県知事 稲嶺惠一殿に対する、設立せよとする組合員の住所及び名称や発起人代表の住所氏名がありまして、印鑑押されて中小企業等協同組合設立認可申請書というのが、これがその当時、我々が手に入れた、配布してもらった12月の資料として21ページというページがあります。そして、その裏側の22ページが沖縄県指令観第597号になってまして、稲嶺県知事から出てるんですね、17年9月30日のいま皆さんの手元の1枚目です。20と21なんです。これがあります。そしてもう1枚は、この前市当局からもらった資料なんですが、これが20ページとまったく同じ内容のものの裏に18年6月9日という書類が作られてるんですよ。これどういうふうに解釈したらいいかよくわかりません。残念ながら私、体調不良で入院したもんですから一般会計予算の質疑ができなっかたんです。これはどう見ても20ページ、これにはページ打ってないんですが、20ページと同類だと思うんですよ。一つ、597号というのは同じだと思います。我々は去年の暮れにこの22ページ資料をいただいております。今回このページのないですね、名護市市長 島袋吉和殿ということがきて、作られていて印鑑も押されてるんですがこれがなぜここに来ているのか。ちょっとよくわからない。であるならば、これ補助金に係ることですから委員会としてはこれらのものに鋭く、やっぱし解明をするということが陳情で求められてるわけですから、その辺のことが調査されているならばこれをやるべきじゃないのかなと思ってお尋ねしたいと思います、というのは陳情書にもあるように、この企業組合沖縄ユーカリファームとコアラ・の會とは不離一体であって、これは別々だとする名護市当局の答えもいかがかなと思っておりますので、その辺の追及、その調査というのが経済建設委員会でどこまで進んだのか、これは明らかにせんといかんだろうということでお尋ねしたいと思います。それから陳情第41号の「まちなか市営住宅建設」に反対についてなんですが、これと先ほどのうんさの森市営団地の手法といい根は同じなんですね。上意下達、都市計画については住民市民の意見は聞く必要ないと。特に十字路商店街のまちなか市営住宅に関連する計画とは。これまでに二、三千万円コンサルタント料を払って、4回にわたって十字路商店街の開発計画が出されたんですが、委員会ではこれを検証したのかどうか。過去の失敗を、過去に言われてきたツウインタワーのモデルを市役所の広場に展示するなどして、鳴り物入りでありましたが、そういうことも含めてこれまで過去どうして失敗したのか。十字路商店街の計画、検証されてるかどうか一つお聞きしたいというふうに思います。それから今回の予算にも出ておりますが、これについてよつ葉会の合意は得られているのかということを委員会は調査されたのか。それと合わせて十字路商店街の皆さんと経済建設委員会の懇談会か話し合いが行われたのかどうか。住民の意思を聞くというのが議会であるわけですから、当然このような陳情が出ている以上、住民の意向を議会が聞くというのは当たり前のことなんです。それと合わせて当初建設予定だった市場商店街、公設市場とその上にアパートという案がありました。皆、周辺の人はそれを信じてきたと、その人たちの思いとういうのを経済建設委員会は調査したのかどうか、そういったことをぜひお聞きしたいというふうに思います。それから先ほど屋部幹男議員からありましたが、去年の1月に競売に出されたものを落札されて、今年の4月1日からここに市営住宅を造るということで予算化した1億の金、この土地を用地買収をすると。しかしながら、地主にはぎりぎりまで教えられてなかった。私は地主にも会ってきたのでその調査をしてきたんですが、非常に疑問に思ったのが一般質問でも取り上げてやったように、本来、名護市の公社が先行取得をするべき都市計画の用地をなぜ一般業者に競売させたのか。どうして二重補償をしなければいけない、二重補償と言いますか、要するに一括で競売で落とせばそれだけで済むわけですよね。それを今回、特定の業者がそれをまず先行して落としておくと。それに対して多額の補償をするとこういう手法でもって事が進んでいるのでないだろうかという疑問を抱かざる得ないような、こういう実態解明というのを経済建設委員会は本来やらなければいけないだろうと思います。そのために屋部議員からは登記簿謄本の話もありましたが、本来は委員会としてもそういう、しかるべき書類は整えてちゃんと検証すべきだと思います。これがやられてないのかどうかというのもお聞きしたいと思います。次は先ほど質疑もありましたが、この最後の「入札制度の調査・研究について」報告があります。経済建設委員会は非常にここまでよく頑張っていただいたと思います。私も全日程できるだけ傍聴者として参加させていただきました。しかし経済建設委員会じゃない方々がこの報告書を見て果たしてどれだけ理解できるかなとちょっと疑問がありますので、この報告書に基づいて理解を深めるためにもう少し説明を伺いたいなと思います。その前に先ほどの入札制度の調査・研究終了となっていることについて委員長からお答えはありましたが、ここは継続するということを明確になさらないとおかしいと思うんです。これで入札制度の調査・研究が終了するということはこれで終わりだというふうに聞こえるんです。これ文言の訂正をするのかどうかということが大事です。なぜならば昨年12月の我々が入札制度に係る「名護市が発注する請負工事入札制度に関する特別委員会の設置に関する動議」として7名の議員でもってやりました。そのときの提案理由は「名護市の入札制度について1.予定価格の事前公表2.最低制限価格の設定等5項目の制度運用に変わりました。以後今日まで入札制度の運用の徹底が図られ、予定価格に対する落札率は99%台から80%台に変わりました。しかし、落札額が最低制限価格と同額になることが多々あり、このままでは入札に関する自由な競争が損なわれます。名護市が発注する請負工事等の入札制度を調査研究する必要があり、入札制度に関する特別委員会を設置するために動議を提出する」ということをやったんです。これに対して宮城義房議員から「いやこれは経済建設委員会でやるべきだ」と「提案理由についても、ごもっともだ」と、タイムス紙上あるいは琉球新報紙上というこの県内2大新聞に報道されているということについては市民もこれを読むわけだから、これらの問題については当然これを権能も発揮して調査することが大事だということで、宮城義房議員がこれを経済建設委員会に付託を提案されてそれでやられてきてるんです。ところがこの今回の7項目、私は名護市議会始まって以来だと思います。議会が、名護市の経済建設の在り方についてこれだけ調査したというのは今回が初めてなんです。したがって、これは極めてこの経済建設の皆さんのこれまでのご努力については私も敬意を表したいし、この件についてよく頑張っていただいたなというふうに思っております。しかしながら、ここにもありますように今日の在り方についての調査・研究をやられただけで、我々が提起したのは全国的なメディアで報道されている名護市のいわゆる談合問題、これは市民がすべてメディアに触れて疑問、疑念、疑惑を持ってるわけですから、議会として、チェック機関としての権能を発揮してこれを解明するというのが求められているということから求めたものでありますが、この件についてはこの報告のとおりほとんど手つかずです。しかしながら、今回の一般質問等においてもかなりはっきりしてきたと思います。きょうは経済建設委員会からのこの報告に加えて18年度及び平成19年度名護市発注工事の一覧表、1,000万円以上というのが初めて皆さん目にするんだろうと思うんです。これは市が公表したものでありますからこれに偽りはありません。ちょっと触れておきますが、まずは平成18年度のナンバー6、あるいはナンバー34、ナンバー35それからナンバー39、そして平成19年度のナンバー3、ナンバー4、ナンバー8、それからナンバー33、ナンバー34等があります。その他にも例えばナンバー36のように入札の中身が、一般質問でも明らかにしましたが、この学校建設において羽地中学校校舎改築工事A工区なんですが、これは6社が同額と予定価格の85%ということで失格と。たまたまこの落札した企業がその入れた額が落札価格になったといういわくつきでありますが、6社が同額を書いたということでこの問題等についても委員会では質問が行われております。これらについて、この番号にあるような資料も全部今回の経済建設委員会の方には全部市当局から提供された資料が配付されております。これらについて逐一、このなぜこうなっているのかということについて若干の質疑では課長等の意見も聞いておりますが、なぜこうなったかはいわゆる封印をする者でないとわからないから、どうしていいかわかりませんということなんですね。そういうことで宮城義房議員が言われたように議会の権能として経済建設委員会が徹底して、やっていくためにも端緒についただけだと私はこれほど入札制度の在り方を調査した議会は初めてですから、これに基づいてなぜ同額、最低制限価格の同額が起こったかということについての調査はこれからなんですよね。したがって委員長、これは終了とするのは極めてこの文言上、誤解を受けると思うんです。入札制度の調査・研究の報告であって、第1回報告なんですよ。先ほど委員長からありましたように制度運用について当局のこれからの改善を見るというのは委員会でも指摘してこられたことだから、それはそれで進めて見ていかなければいけませんが、議会に付託された今回の最低制限価格が入札価格と同額になっている原因が何なのか、どうしてこうなったのかということ等に対する、今、大きくメディアで報道されている名護市の談合疑惑を議会はチェックして解明する責任があるんです。それについて継続してやらなければいけないものをこのような文言で終了となると極めてこれは誤解を受けるし、また我々、議会の意思ではなかったと思います。引き続きこれは継続審査として本議会終わり次第、議会で提起されている、付託されているこの入札の実態の解明を同委員会がやるべきだと、これこそが宮城義房議員が12月の討論の中でも明らかにした中身じゃなかったのかなというふうに私は理解してます。そういう説明等も義房議員やっておられたので、それで私も傍聴させてもらってきました。そういうことだけにここの訂正、継続していくということが先ほどの答弁ではどうも成り行きを見て改善がやられるかどうか見たいというふうに聞こえてならないんですね。そうじゃないと思うんです、本来はこの疑惑問題についてメスを入れるということが、その委員会の目的でもあったと思います。そのためにこの調査やられてここまで名護市の問題を解明されたと思います。随意契約についてもかなり突っ込んで解明されています。そういった点は私は高く評価しながら、まだやられてない問題についてやっていかなけばいけないんじゃないかということで、大変長くなりましたが、1、2、3、とこの項目に沿って質疑をしますのでお答えいただきたいと思います。1の「入札の透明性のある運用を図るために最低制限価格の公開は、開札後直ちに行うべきである。」と、これ我々も議論したことなんですよ議会でね。ここでね。あの久辺の小学校のときですね、それはどうなっているのか、それはできるのかどうか経済委員会としてはどういう理解になったのか、仕方がないということになっているのか。2番目は最低制限価格と入札価格の関係についてですが、「事業ごとに極力、設定率に変化をもたせるように努めること」とは具体的にどういうことなんですかと。委員の皆さんはよく知っておられるんですが民生委員会、総務委員会の皆さんはこういう具体的なことはきょうの報告ではよくわかりません。3番目の「各委員とも同じ陣容で構成されており」この陣容というのはどういう陣容なのかというのが、条例とかそういったものを勉強すればすぐわかることかもしれませんが、具体的にお願いしたいと思います。そして健全な運営を図る上からも見直しの必要があると言うんですが、今のままではどのように健全じゃないのか、健全な運用にならないのか、市当局は健全な運用ができるとして主張してるわけですから、その辺を具体的にご説明いただきたい。4番目の「執行に関し誤解を招くことがないように最善の配慮が望まれる」とあります。この点についても具体的にどういう誤解を招くのか説明していただきたい、5番目の「最低制限価格設定の率の設定について」とありますが、85%から65%というのは総務省の指導なんですね。名護市は当初、平成16年には文書でもって60%から80%ですという文書通達を出しました。これは12月の議会で副市長が我々にも文書で60%から80%という文書を出してます。ところがこの経済建設委員会の中ではっきりしたことが、この85%から65%ということで平成18年に要綱が設定されてそれでこういう設定になった。それがいまご指摘のように最低制限価格設定する際にはこの見直しが必要であると言われてるんですが、これはなぜなのか。全国、いま65から85なんですね、その辺については委員会でも議員たちからここに触れているような問題もありましたが、その辺をもう少しこの委員会としてどの程度のパーセントの最低制限価格にしたらいいということになったのかその辺を一つ。それから6番目ですが随意契約に関してなんですけども、先ほど委員長から説明がありましたように13節、予算の委託設計等々についての競争入札は当該から外れるという、指名競争から外れるということを最大限にした今回の随意契約の問題なんですが、この数久田の問題については、先ほど委員長がお答えやられましたように実際に過去3回の入札したのと同じような仕事を継続するということを理由の中に書いていながら、入札じゃない随意契約にしたというのが委員会の中でも疑問が呈示されたと思うんですが、当局のそういう説明をそのままでいいということになったのか。どういう改善を求めるのか、具体的にそれをお聞きしたい。それから7番目の「社会貢献度 第4表」というのはどういうものかと、これは委員の中からも出てこの現在のこのAクラス、Bクラス、Cクラスに算定する、本市独自評価算定の中の問題があるんじゃないかと言われたと思うんですね。この辺のことについて、ちょっとこれだけでは具体的なことがわかりませんので一応いま、申し上げた点について説明をいただきたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 質疑が多いものですから抜けていたら指摘をしていただきたいと思います。入札制度に関しましてまずただいまの質疑に対してお答えをしたいと思っております。我々のこの報告が今回なされているわけでありますが、先ほども申し述べましたとおりこの報告に関してのこれからの市の対応等に関しては我々、委員会の中でも十分その対応が適切にされているのかということに関して推移を見守る必要があり、当然これは継続していかなければならない。ただ今回、付託された案件12月の議会で経済建設に付託されましたが、今回のいろんな指摘事項に関してこの委員会の中でいろいろと明らかになっているところであります。例えば、いま指摘を受けました最低制限価格と落札額が同一な金額が数件見受けられるということに関しましては関係課、2課か3課だったと思いますが、その担当の方に聞いたところ企業の営業努力、あるいはこれまでの落札の率の変化等そういった統計もすべてとって対応しているのではないかというふうな答えもございました。そのことに関しては委員の一部の方からもいろいろな議論もあったところであります。そいうことに関して市の見解を聞いたところであります。それと細かい話、指摘を受けたいろいろな工事の問題でありますが、そのことに関してもこれまで最低制限価格が同一の率になっていてそこにいろいろと集中していると。これまでの率の設定が単純ではなかったかということでありました。その件に関しましては委員会報告の2の中でその件を指摘しているところであります。それに最低制限価格の公開時期等についていま1から7までの質疑がございました。1番の「透明性のある運用を図るために、最低制限価格の公開は、開札後に直ちに行うべきである。」ということに関しまして、現在とられてる制度は落札をし、業者と契約をする際に確か最低制限価格率を公表している、それでは不透明ではないかというような指摘がございまして、このような見解をとっているわけであります。それと2番目の件に関しましては先ほどもお話したとおり最低制限価格の率に変化をもたせる。先ほどの案件もございますし、そういう指摘をしたところでございます。3番目の入札に関する各委員会の構成員については資料がございますので、その資料を提出したいと思います。ここで指摘してるのは、その委員会それぞれが同じ委員のメンバーから構成されているということを指摘している次第であります。それと第4の入札資格の「地域の特殊性」ということでありますが、これまでその特殊性に関しては十分理解しているが不公平なやり方があったのではないかというようなことの指摘の中からその4番の文言になっております。続きまして、「最低制限価格設定の率の設定」なんですが、65%から85%ということにこれはなっております。しかし、その根拠は何なのかということで突っ込んで議論していく中で、かなりその設定には厳しいのではないか、材料費も高騰している中でその最低制限価格においては業者の経営等に関してもかなり厳しい状況が出てくるということの中からの指摘でございます。続きまして、この随意契約に関しては先ほども説明をしたわけでありますが、ここに指摘されている契約締結に関しては「競争入札に付すのを基本とすべきである。」ということでありまして、随意契約の規程等もあるのはもちろん、委員会の中でも議論してきたところでありますが、極力、競争入札をすべきではないかという指摘からこの文言が入いってきたわけであります。あと企業の独自性評価についてなんですが、社会貢献度ということでいろいろな指摘事項もございまして、そういったのが掲載されている資料がございますので、その資料を提出したいというふうに思っております。続きまして、まちなか市営住宅に関して十字路商店街のこれまでの再開発に対する検証は行われたのかということと、よつ葉会、あるいは十字路商店街の方々の声、そういうのも聞くべきではないかということに関しましては、これに関していま対応しておりませんので、その件に関して対応していくべきかどうかは委員会の中でまた話し合いをしていきたいというふうに思っております。うんさの森の件に関しましては、この件に関しまして陳情者、あるいは住民の方から当初、意見を聞き、当局の考え方等を聞いてきたところであります。住宅マスタープラン等に関してですね、いま、取りそろえ審議をしていくという段階になっており、細かいことに関しましては閉会後の委員会の中で議論をしていきたいというふうに思っております。それとユーカリファームについての件なんですが、先ほどご指摘がありました件に関しましては、今回、我々委員会の中で具体的な議論をしておりません。この件に関しまして5月、公正証書等との中にも5月いっぱいで返還をしていくということもございますし、閉会中にそのことを踏まえ議論していく、それと当局に対する処分等に関してそういったことに関しましても市の考え方等を聞いて対応していきたいというふう思っております。対応の仕方等については委員会の方で議論していきたいというふうに思います。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午前11時56分) 再 開(午前11時59分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。暫時休憩いたします。休 憩(午後0時00分) 再 開(午後1時30分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 午前中、委員会報告についての件で指摘がございまして、先ほど委員会を開催いたしまして訂正した箇所を皆さんの方に報告したいと思います。入札制度調査・研究に関しての結果の所がございます。その結果を「継続審査」ということで調査経過の中に2行目「本案件は下記の意見を付して報告します。」というふうに訂正をお願いしたいと思います。なお、この入札制度調査・研究については今回の報告をした中で進捗状況によりまた今後、報告をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋権勇君) 27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) 委員長にお尋ねしたいと思いますが、先ほどの入札制度の調査・研究については継続審査という委員会の皆さんの方で決定されたことで非常にそれでよかったと思うんですが、先ほど、委員長のお答えの中で私の聞き違いかしれませんが、一般質問中における建設部長のお答えと委員長のお答えに食い違いがあるのかなということで確認しておきたいことがあるんです。というのは先ほどの説明で入札が行われて開封して、私も委員長と認識同じなんですよ、認識は。というのは開封して公表を後にしたということでここに指摘があったと思うんですよね。開封後の公表が望まれるということが言われたと思うんですが、これについて建設部長はすぐにやっていますというお答えがありましたよね、本会議でね。そこのところを、ちょっと僕の誤解があるようですから先ほど、小濱議員と話したら。それで正確にその辺のことまでどうなっているのか。要するに問題は入札したら開封はするけど公表はしないのか、すぐにその場で最低制限価格も公表してるのか、そのことが非常に大事だと思うんです。というのは透明性というご説明もあったと思うんですけども、今の名護市のやり方ではその入札はした、開封はしたけど公表しない、最低制限価格もそこで言わないとなると、じゃあ最低制限価格、後で入れたのかという誤解があるということで委員会でも指摘されましたよね。それはそのとおりなのかどうかということなんですよ。なぜかと言うとそうだとすると非常に不透明、しかも誤解を受ける。そういうことになるわけですから、そこのところお互い議会としては共通の認識にしておかないと、私は、先ほど委員長の説明したのはいま申し上げたようにちょっと誤解があるのかもしりませんが、開封はするけどここでは公表しないで後で公表するということだったのか、その辺もう少し詳しくわかりやすく説明をお願いしたいと思うんですがそれが、一つ。それからちょっとまだ体調が思わしくなくこの集中ができなくて、先ほどの委員長の答弁が頭の中に残っていないんですよ。それで2回目になって申し訳ないんですけど、先ほど指摘したユーカリの問題についてのいわゆる資料等の追跡、当局のその辺があったのかどうかということをお尋ねしたつもりだったんですが、それはどのようになったのかなということ、それから例のうんさの森の団地の件ですけど市はそのまま更地にするということになっているのかどうか、もう一度その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 先ほども報告をしたわけでありますが、先ほど指摘の入札時に最低制限価格を公開すべきではないかという話の中から今やられていることは入札をして、そしてその業者と契約する際に最低制限価格を公表しているということであったというふうに思っております。部長の答弁等に関しましては、いま詳細に覚えておりませんが、いずれにいたしましても現在やっていることは改めて1の方で指摘をしているところであります。続いて、うんさの森に関しましては今、当局の方としてもその件については決定はまだしておらず検討の段階というふうに聞いております。続いてユーカリの件に関してなんですが、先ほど私答弁しましたが指摘事項に関して今回その審査経過がございました。そのことについては委員会の中で議論はされておりませんので、公正証書等で5月30日が期限になっていたと思いますので、それを含めて閉会中の委員会で審査をしていきたいというふうに思います。 ○議長(島袋権勇君) 27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) コアラについて、このユーカリの問題についてここが設立されるに当たってある人物が、大物といえば大物かもしれませんが介在していたという情報を私は得ているんですが、そういう状況、要するにコアラ.の會とユーカリの問題については関係がないということだったんですが、市長がこの大物とお会いしてるんですね。名護市の市長の日程の新聞報道の中にこの人物とお会いされた日が掲載されています。これは後でまた機会があれば委員会にも提供してその辺のくだりを調査する必要があるんじゃないかと思います。非常にそういう点で言えばいろんな業者が介在してきてこういう問題が惹起すると。我々本市は振興策等々、莫大な金が名護市に注ぎ込まれるということをねらって、そういうことになると大変困るわけなんですね。そういう情報は皆さんに全く知らされてないのか、元参議院みたいな人物らしいですが、その辺の情報は全くなかったのか、それについて一つお答えをいただきたいなというふうに思うんです。それから先ほどお答えなさったかもしれませんが、例のまちなかの問題。公社の方の追及、追及というと語弊がありますが、このなぜ公社が先行投資をしなかったのかというくだりですね、これが調べられなかったのか。それからもう一つは最後になりますが談合問題で名護市の課長クラスの答弁ではこの封印をする市長、副市長、部長の段階で行われることについては、金額によって違うわけですから、それぞれの担当部長、課長等では察知できませんというお答えがありました。そういう点で率直なところお尋ねしたいんですが、きょう継続審査にされて、この先ほど委員長から、委員会から配付されたこれらについてのピタリ額の、同額の問題などについて、今後、経済建設委員会で業者を呼ぶなどしてしっかりこの辺が調査できる可能性があるのかどうかというところ、一応、委員長の見解もお聞きしておきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(島袋権勇君) 経済建設委員会委員長 渡具知武豊君。 ◎経済建設委員会委員長渡具知武豊君) 先ほどのコアラ.の會に関しましての情報については、我々委員会の中でその情報を得てるという報告は受けておりません。そして、まちなか市営住宅の土地の件に関してなんですが、先ほど来指摘もございましたとおり今後、委員会でどのように対応していけるのか検討していきたいというふうに思っております。それと先ほども答弁したんですが、今回の最低制限価格における額の一致についてはいろいろと疑義があるところであります。それと、ただいまのもっと深く突っ込んだ、あるいは具体例を申し述べておりましたが、そのようなことについて、今後、委員会でどう対応していけるか話していきたいというふうに、議論をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(島袋権勇君) ほかに質疑がございませんか。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、委員長報告に対しての採決を行います。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり決定されました。次に陳情第36号の件について軍事基地等対策特別委員会委員長より委員会報告を求めます。軍事基地等対策特別委員会委員長 渡具知武宏君。 ◎軍事基地等対策特別委員会委員長(渡具知武宏君) 平成20年3月27日名護市議会議長 島 袋 権 勇 殿名護市議会軍事基地等対策特別委員会 委員長 渡具知 武 宏      委 員 会 報 告 書 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第102条の規定により報告します。記件  名 陳情第36号 中小業者の営業と市民の生活と平和を守ることについて(6項)審査月日 平成20年3月18日結  果 継続審査審査経過 審査の結果次のとおり結論を得た。     本案件は、引き続き審査する必要があり継続審査と決定した。 以上でございます。 ○議長(島袋権勇君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 (「質疑なし」と呼ぶ者あり) 質疑がないようでございますので、委員長報告に対する質疑を終わります。委員長報告に対する討論を許します。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 討論がないようでございますので、委員長報告に対しての採決を行います。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって本件は委員長報告のとおり決定されました。これより議案に対する討論、採決を行います。 暫時休憩いたします。休 憩(午後1時52分) 再 開(午後1時53分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。次に採決の一括処理についてお諮りいたします。議案第5号、議案第12号及び議案第17号を除く議案第4号から議案第19号までの13件の議案と承認1件の討論採決につきましては、議事日程として配付してありますので、議案番号を宣告するのみで一括して処理することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしとのことでありますので、このように決定されました。お諮りいたします。議案第5号、議案第12号及び議案第17号を除く議案第4号から議案第19号までの13件の議案と承認1件の件につきましては、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしとのことでありますので、このように決定されました。お諮りいたします。議案第5号、議案第12号及び議案第17号を除く議案第4号から議案第19号までの13件の議案と承認1件の件につきましては、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって議案第5号、議案第12号及び議案第17号を除く議案第4号から議案第19号までの13件の議案につきましては、原案のとおり可決されました。また、承認1件につきましては、原案のとおり承認されました。議案第5号 名護市後期高齢者医療に関する条例の制定についての討論を許します。16番 屋比久稔君。反対討論を許します。 ◆16番(屋比久稔君) 議案第5号であります。この後期高齢者医療制度に関する議案でございますけれども、これは冷酷な後期高齢者医療の制度だというふうなことで非常に世論ではこれは撤廃とか、あるいはまた廃止するしかないというふうな気運が盛り上がっております。政府が決めたからそれに従えというふうなことではなくして、その後期高齢者医療制度についての反対討論をさせていただきたいと思います。実は市の職員の皆様に対しましては大変ご苦労願いまして、そして条例の制定についても一生懸命頑張っておられると。そういうことに対しましては非常に感謝申し上げたいというふうなことであります。この後期高齢者医療制度については名護市議会は、これは後期高齢者制度の2008年の4月実施を中止し制度の抜本的な見直しを求める意見書を2007年度の12月議会において我が名護市議会は決議しております。そういうことで関係機関に提出いたしましたが、現在の進捗状況を見る限りにおいては実施中止、あるいは抜本的な見直し等がこれは見られません。この制度は被扶養者を含む75歳以上のすべての高齢者が加入している医療保険から脱退させられて、後期高齢者だけの医療保険に組み入れられ、保険料を年金から天引きするなどの高齢者に限りなく負担を強いる制度であります。しかもこの制度は保険料を滞納すると保険証が取り上げられると、高齢者が医療を受けられない事態に生じます。また75歳の高齢者の診療報酬を包括性とするために必要な医療が受けられなくなる差別的な医療が実施される恐れがあります。ヨーロッパ等の国民皆保険が確立している国では、年齢で被保険者を切り離して保険料や医療内容に格差をつけている国はどこの国にもありません。同制度の凍結や見直しを求める意見書の採択は制度に対する懸念がこれも全国的に広がっております。例えば岐阜県大垣市でございますけども、大垣市でも自民党市議団で断固反対だとそういうふうな新聞記事も見られます。そいうことで議会で、その大垣市議会ではこれは廃止の意見書を可決している。こういう自治体もあります。つきましては我々はこの高齢者がいつでもどこでも安心して医療が受けられるように、現在の制度を維持するとともに市民が受け入れがたい後期高齢者医療制度の中止を求める必要があるのではないかというふうに思ってます。この議案については民生教育委員会に付託して審議させた方がいいんじゃないかというふうにも思っております。そういうことで新聞等読みますと、これにはこの制度は75歳以上の高齢者がすべてがこの強制加入させられる。65歳以上の障害者、寝たきりの人、人工透析を受けている人が対象であるというふうな一つの問題点はあります。そして二つ目には保険料や条例を審議する、審議し決定するのがこれは広域連合だというふうなことで言われておりますが、広域連合では県内では25人の地方議員で構成されているというふうなことがありますけども、それも保険料や条例を審議したりするその機関であるにもかかわらず、これは11月に開かれた臨時議会ではたくさんの問題があったと。しかし、それを審議はしないで賛成多数で採択されて、これは本当に政府からの追認機関であると言われております。そして3点目の問題点といたしまして、これは保険料は所得割とそれから均等割で計算され賦課されるんですけど、全く収入のない高齢者、これまで保険料を支払う必要のなかった被用者保険の被扶養者も保険料を払わなければならないということで、沖縄県では年4万8,440円というふうなことで、本人と世帯主の収入で計算される仕組みになってるというふうなこともございます。これは個人の保険制度だと言いながら保険料だけはしっかりと取り上げると、そういうことで医療費が増えれば保険料に反映されて、しかも高齢者、人口が増えれば保険料がまた引き上げられる仕組みになっているということからしますと、これは自動的にこういった保険料が上がってくる仕組みにもなっております。そういうことでまたこれは1年間滞納すると資格証明書が発行されるというふうなことです。これは資格証明書は病院の窓口でかかった医療を一たん全部支払わなければならないというふうなことでありますが、現在は75歳以上の高齢者には資格証明書の発行が禁止されております。この制度が高齢者から医療を受ける権利を奪う、血も涙もない冷酷な制度であるのが明白である。このような制度は中止撤廃させるしかないというふうなことでこれは新聞の論壇にもあります。よって私はこの制度に対しては、この議案に対してはこれはもう国も含めて廃止、あるいはまた中止をする必要があるのではないのかなという観点から、ぜひ我が名護市議会もこういうふうな見直しを求める意見書も去年の12月議会にも議決しておりますので、ぜひ、これは中止をさせ、あるいはまた廃止をさせるためにもこの条例は制定していただかないと、という気持ちから、意味からその制度に対しては反対意見といたします。 ○議長(島袋権勇君) 22番 渡具知武宏君。賛成討論を許します。 ◆22番(渡具知武宏君) ただいま、議案第5号 名護市後期高齢者医療に関する条例の制定について討論に入っております。本条例については提案理由の中にもありますように高齢者の医療の確保に関する法律の施行に伴い本条例を制定する必要があるということで、ご提案を願っております。この本制度は県内すべての市町村が加入する広域連合が主体となって各市町村がその事務を行うということであります。その事務を行うときにおいて条例が制定されてないと取り扱うことができないということになっております。したがいまして、この条例はぜひ法的にも必要だしこれからもこの制度が充実していくような広域連合議会での話し合いも必要ではないかなというふうに思っております。またこの条例は平成20年の4月1日から施行するということになっており市当局においては一般質問等の資料で出てきました地域の説明会などを27回実施しておりますけれども、私はそれで納得がいくものだというふうにはまだ思っておりません。例えば2月6日に数久田、世冨慶区をやっておりますが、9名しか参加しておられないという状況の中でもっともっと説明会をし、市当局は施行に伴いぜひ力を入れて地域への説明責任を果すべきだというふうに思っております。なお、本件については屋比久議員からもありましたように、平成20年の12月に民生教育委員会において後期高齢者医療制度の実施中止と抜本的な見直しを求める意見書が採択されております。その内容については後期高齢者制度の2008年4月実施を中止し制度の抜本的な見直しを求めるということでありました。全国各地からこういった意見書が寄せられ政府においては今、再度審議をしているところでございます。政府におかれましてもこういった地方自治体の意見を取り入れ見直すべきところは見直す、そしてきっちりやるべきところは制度としてやっていく、そういうことをはっきりとさせていただきたいのと同時に、やはり我が本市においても条例を実施する中においては、市民の声を聞きながらスムーズな運営ができるような方法で事務を所掌していただきたいというふうに思っております。そういうことからしますと法的に制定しなくちゃならない条例ではありますが、75歳以上という大先輩方の健康、あるいはこれからの生き生きとした健康を願う制度であると思います。施行に当たっては丁重なる市当局の心遣いを希望いたし、本条例に賛成の立場から討論とさせていただきます。議員諸公の皆さんよろしくお願いをいたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) 今、賛成討論もあるんですが賛成討論の気持ちと実際のこの制度とは違うということをやっぱり私たちはチェックしないといかんじゃないのかなと思います。反対討論の立場で訴えますけども先ほど、屋比久議員が岐阜県で自民党議員団がこの案に対して反対をして、提案をして公明党以外のすべての会派の皆さんが賛同して決議も行われたということがありました。そのとおりであると思います。それでこの後期高齢者医療はそのうば捨て山だということで青森市の医師会が結論を一定のことをしてね、うちの赤旗でつい26日、先日報道されてるんですがちょっと紹介しておきますと、「4月実施予定の後期高齢者医療制度について青森市医師会齊藤勝会長は「医療費削減のために日本国民を75歳未満と75歳以上で差別し」「粗診粗療で済ませてうば捨て山政策を実行」ということで批判し、「後期高齢者診療料を算定しない」ことを呼びかける文書を25日までに会員に送付しました。」医師会がこの制度を否定して、診療の在り方について文書を出したと。「4月の診療報酬改定で外来で慢性疾患の75歳以上の高齢者を総合的、計画的に診察する開業医(主治医)に対する報酬(後期高齢者診療料)が新たに設けられました。」と。「後期高齢者診療料は、医学管理、検査、処置、画像診断をすべて含んで患者1人につき定額で月6,000円。検査や治療をすればするほど医療機関の持ち出しが増えることになります。」と病院の倒産にもつながるような制度だということで指摘されております。それからこの医師会での文書では「「糖尿病、心疾患、がんなどと専門分化している現状を無視して、1人の主治医によって一元管理するのは無理」だと問題点を挙げております。」いま医療制度が発達していて医師がそれぞれ同じがんであっても脳か肺はその中にかかわってくる、そしてその他産婦人科いろんな外科で医師が分業化して専門化になってる。これが1人の医師で対応するというのはそもそも無理なんだということを青森市の医師会が批判をしている状況であります。こういうような状況のものは許されないと、これがね、この制度がつくられた目的というのは何かと。これは後期高齢者医療制度は75歳以上の高齢者を国保や健保から切り離し保険料値上げか、それが嫌なら医師の制限化という選択に追い込んでいく制度だと75歳以上を他の世代と区切る理由として政府は心身の機能が低下し入院も増えると、もう年とっているから体調も衰えていることなどなんですね。これは医療費がかかるといって高齢者を追い出すものであり、ある元厚生労働省の幹部はうば捨て山と自ら認めてるんです。こうした制度改悪を強く求めてきたのは財界大企業で公的医療保険は国民の家計負担、保険料あるいは窓口負担、事業主の企業の保険料、国と地方で運営されていると、この間、財界は企業の税、保険料負担を減らすため社会保障給付費を切り詰めよと要求し続け、医療制度については高齢者医療を現役世代から分離すること。高齢者の医療費負担を抜本的に増やすこと、そして三つ目には診療報酬を包括払いに変え、保険給付を制限することなどを求めてきたと。2020年代に入れば戦後ベビーブームのときに産まれた団塊の世代が75歳以上になります。そうなっても国の財政負担と大企業の保険料負担が増えない仕組みを今のうちから作ろうというのが政府と財界のねらいだと。高齢者の医療を抑制することは現役世代のためとも言いますがとんでもありません。後期高齢者医療制度は今の高齢者はもちろん将来、高齢者となるすべての国民から医療を奪い取る改悪です。高齢者を扶養している現役世代にも重い負担がのしかかることになりますと。既に相次ぐ患者本人の負担増、国庫補助の削減、国が出すべき金額を減らすと。大企業の正社員削減などを受け医療費に占める国庫負担と事業主負担の割合は大きく減っていますと。こういうことがあって、この医療制度についてたまたまつい先日アメリカ映画で、病気、アメリカにメスを入れると、世直しであるエンターティメントということで「シッコ」という映画が放映されました。この映画は文字どおりアメリカの医療制度が摘発されていて、この保険証がないお年寄り、慈善施設の皆さんがいろんな態度をしているところがありますから、その慈善施設のところに病院から患者を金が払えないということで、この施設の前に放り投げるというのがだされていて、とんでもない状況だなと。これには切断した指、薬指と中指をその診察する、とりつけるのにどうするか、薬指はこのぐらいかかる、人差し指はこのぐらいかかる、値段の安い薬指だけ治療を受けて対応したとかいうことなどがあったり、がんについて発覚したら「あなたはやせすぎているからがんにはならない。太っているからがんではない。」いったような、外から見て受け付けしないというこういうとんでもない保険制度がいまスタートしていて、ひどいのはいまアメリカがそのアルカイダということでこのイラクに戦争をおっぱじめた、侵略戦争をおっぱじめたけども、そのときに捕んできたアルカイダの皆さん、キューバのグアンタナモ基地に収容してるけれども、そこは完全に診察一切合財きれいに国の金でやっています。ところがイラクで被害を受けてきた皆さんや9・11で被害を受けた皆さんはほったらかし、これじゃあおかしいんじゃないかというのでわざわざキューバに出かけて行って診療させるということなどが報道された映画です。これが近いうち5月の何日ぐらいかにタイムス主催で名護市でも映画会を持ちたいということですから、これぜひ、これ「シッコ」という映画を皆さんにも見ていただきたいなということも紹介もしながらこの制度がとんでもない制度だということをこの質疑の段階から、私は私自身の家族の構成で今度きた国保手帳、この国保手帳から父の名前が抜けてるもんでびっくりしたら、この制度が実際スタートすることになって改めて自覚させられる。とんでもないと。家族がバラバラになる。そして今まで国保で受けていた医療が別々に金が請求されるということがはっきりしております。そういうことも含めて先ほど、渡具知武宏議員からあったんですが、あの思いは通じない、あるいは否定するようなこの制度ですから私は認めるわけにいかんということでこの条例はまずい、こんなことをさせてはならないという立場で反対討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) 反対の討論をします。時間がかかってますのであんまり長く語りませんが、日本の医療制度で最悪の状態を迎えてるんじゃないかと。要するに福祉切り捨てや高齢者切り捨てというのは言われてきたんですが、これほどひどいものはないと思います。先ほど、うば捨て山の話もありましたけども、かつて自民党の幹部が花咲じじいのお話しをもじって枯れ木に花を咲かさないと、お年寄りに花を咲かすようなことはしないと言って国民からひんしゅくを買いましたが、私は非常に残念と言ったらおかしいかもしれませんが、最近、日本国の悪い制度全部、自民党と公明党でやっている、国民いじめを。かつて福祉の党と言っていた公明党がこれほど国民いじめをするとは思わなかった。公明党の議員はこの全体主義などといって、かつていろいろ批判して自由がないとかいって批判したと思うんですが、こういう市民にかかわる問題についてはその党本部が決めたからもうこれはそのとおりだというふうになさるのかどうか、非常に気になっているんですね。最近あらゆる面で国の政治にしろ昨日の東京都の都民の多数の反対がある銀行の問題でも、自公でこれを石原知事の提案した400億円の追加を通すと、どうも当初の公明党がやってきたことと違うんじゃないかという感じがしてるんです。我々が理解してた当初の公明党というのは福祉の党だと言ってたんですよ、いつごろか知りませんが与党になって政治の保守化、そして民主主義の破壊と言いますか、国民の自由を奪う、しかも1番大切なお年寄りの生きる権利を奪うということは、これは非常に矛盾してるんじゃないかという感じが最近してならない。そして苦言を呈しておかないと、独走されたら困るじゃないかと、ぜひ、賛成討論で反論してほしいと思うんですよ心情を。でなければ反対に回っていただきたい、非常に疑問に感じてるんです。信頼できなくなってます。これほど悪い政治をするというのは非常にひどい、だから日本の政治から自公をなくさないかぎりは日本はもう幸せになれないんだとみんなが言うとおりですよ。そういう点から、こんなひどい年寄りを死になさいと言うような今回の後期高齢者の医療などというのは本来あるべきもんじゃないです。小泉内閣が進めてきた、いわゆる格差社会と医療のアメリカ化という形で皆保険である日本の良さを捨ててアメリカのように金がなければ医療も受けるなとこういう制度に日本は全部やっていくと、全国の病床数を全部減らして、病棟から追い出していく、今、大きな問題になっているのは途中でリハビリさえもできなくなって帰らなければいけないお年寄り、障害者支援法を改悪して障害者をいじめる。本当に我々国民全体が今、こういう形でいじめられてる。この根本は何なのかというと自公政治だなと思ってるんですよ。ここを我々が地方議員として批判していかない限り、地方の公明党はよくならないと思いますよ。そこをやっぱし勇気を持って地方の公明党の議員たちが頑張ってそれは間違っていると言わないとだめだと思うんです。私はどういう見解があるか公明党の意見も聞きたいなと思ってこういう発言をしてるんですが、ぜひ市民の立場に立ってこういう悪は悪と言える市議会議員として言ってほしい、そういう立場で言えばこれは通すべきじゃない。今、渡具知議員からも4月1日からと言われておりますが、我々地方自治体の議会としてはやっぱし市民を守る立場にあるから行政は行政、議会は議会ですから、市民の代表ですから、これは認めるわけにはいかないという立場で反対討論とします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。26番 屋部幹男君。 ◆26番(屋部幹男君) 後期高齢者医療制度に対して反対の立場から討論いたします。2006年にこれ自公によって制度ができるんですけども、その中でいま賛成の立場にいるこちらにいる議員の方がこの後期高齢に対してどれくらい理解しているのか。この名護市議会が、そしてこの行政がすごい疑問を持っております。それでいて皆さんが賛成の立場を取るというのなら賛成の面で1人だけじゃなくて、もうちょっと多くの方がこの制度に関しての賛成をやるべきだというふうに思ってます。那覇市議会はじめいろんな市議会、これは党派を超えてこの制度はだめだということは全国、あるいは沖縄本島内でもこれは反対ということでどんどんどんどん日本全国に広がっております。反対の立場でいろいろ年金からの天引きとかいろいろあるんですけども、単純な一つの例として、例えば夫が75歳以上で奥さんは75歳に満たないとき、10歳離れてるとき、そのときだんなさんと奥さんが切り離されるわけですよ。今までは一つだったわけですね。それを賛成の皆さんはどう理解して、夫婦一緒にやってきたんですよ。老齢の人は。それが75歳以上になると、一つの私から言ったら差別ですけども、だんなさんは奥さんは60代だと奥さんは奥さんのままでやってくれ、この問題一つ取ってもなに一つ理解されてないし、我々市民あるいは県民、国民もこの問題についてはいろんな問題がまだたくさんあるわけですよ。そういう意味も含めて絶対理解不足。その中で賛成するわけにはいかない。反対討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。6番 玉城健一君。 ◆6番(玉城健一君) この問題の不安、高齢者の方が不安を抱える問題に関しましては屋比久稔議員が申し上げておりますので詳しくは私は申し上げませんけども、この問題に関しては審議が、議論が尽くされてないというのが私の意見であります。それと地域の多くの高齢者の皆さんが不安を抱えたままこれを押し通すのかということであります。まず地域説明会を当局はやったという話であったんですけども屋部、安和、勝山、山入端地域の説明会の人数を見てみますと4名なんですよ。この地域の人口が700名、800名以上いる人口の中から4名の方が来て説明会をしたとあるんですけども、これでしっかりと高齢者の皆さんに理解をさせたということであるんでしょうか。説明会を持ったというのと、理解をいただいたというのとは全然違うと思います。この問題もじっくりと時間をかけてこれまで沖縄の発展をしっかりと支えてきた、この高齢者の皆さんをしっかりと安心をさせて支えていくのが僕らの務めではないかと思っております。反対の立場で意見を述べます。 ○議長(島袋権勇君) 本件につきましては、賛否両論がありますので、起立により採決を行います。議案第5号に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。よって議案第5号は原案のとおり可決されました。議案第12号 平成20年度名護市一般会計予算についての討論を許します。24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) 質疑の段階からずっとかかわってきました。それには今の後期高齢者医療制度にかかわること、それからまちなか市営住宅に係る予算があります。先ほども質疑の段階でもやったんですけども、こういうことが含まれている予算なんでこの部分は認めるわけにいかないという立場でこの予算に反対をするということにしたいと思います。まず、まちなか市営住宅にかかわって一連のかかわりで質疑もしてきました。それで知り得たのはまず、予定されている土地。その土地はまだ買われてないという。今年度の予算の執行はあと31日まで4日ぐらいです。その4日で執行される可能性は見えません。仮に繰越しで4月、5月としてもその見通しがないのではないか。そのことを指摘もしながら新たにそこの土地に駐車場を造るという予算が組み込まれている。買った土地、名護市の土地であるならば、あるいは土地開発公社が保管している土地ならばそれは理解できます。ところが他人の土地に勝手に金があるからといってそこに駐車場を造る、あるいは市営住宅を造るということについて予算を組むという、この組み方、これは質疑の中でも指摘しましたが、地域の声を聞かないで強制執行するような形は行政上、大変な事態だと。行政の横暴なやり方なんでこれについては認められない、ここについては文字どおり職員の守秘義務もかかわってくる状況が見えてきました。これは土地開発公社の役割についてもこれまでもずっと指摘してきました。土地開発公社の機能をきっちと生かして先行投資をしておけということについてもやらない、やられていない、こういうことがここに出てきております。さらに他の議員からもいろいろありましたが、とにかく強行して可決した12月の議会の状況があります。この12月の議会も私のこういう話もしながら7名ほどの議員の皆さんが退場もして、そして強行して、あの土地を求めるという決議もしたけど実際は執行されてないというような予算が組み込まれております。そういうことについてこれは認めるわけにいかんと。いわゆる執行不能になることになります。そういうことを認められないと。あわせて今の後期高齢者についても予算が組み込まれているということについては、先ほど屋部議員からもありましたけども、2006年の6月の国会で12本の法律を一まとめにして医療制度改革関連法が成立した。これは先ほど敬人議員からもありましたように自民党、公明党が賛成、野党が反対したができ上がりました。この予算が組み込まれていると。高齢者の医療の確保に関する法律で高齢者医療確保法というのかな、75歳以上の高齢者いわゆる高齢者といっても前期、後期で分けてあるんです。65歳から74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者に区別というように対象者。新しく医療保険制度がこの4月からスタートするということです。この新しい制度の目的は先ほども言いましたが、ねらいは、法律には健康の保持、老人保健法が削られ医療費の適正化の推進、これは医療費の削減の推進です。病院が倒産する理由なども含めて高齢者医療確保法が加わってきたと、高齢者から確実により多くの保険料を取ると、75歳以上の皆さん問答無用で収入があろうとなかろうと金を取ると。高齢者の医療を制限して入院や長期医療を困難にすると。入院したら金がかかるから入院するのを遅らすという形で家で我慢させるというようなやり方で、手遅れになって病院に行ったらアウトというようなことです。そして三つ目になります。保険料が払えなければ保険証も奪い取る。この保険証はこれまでは取らなかったんですよ。例えばこれまで75歳以上の人に対して保険証を取り上げて短期保険証や資格証明書を発行することは禁止されていました。障害者、被爆者とともに人道的な配慮からでしたと。ところが、これからは75歳以上でも保険料を滞納した場合は保険証を取り上げると資格証明書が発行されます。資格証明書になると医療費の10割を窓口で一たん払わなければなりません。全日本民医連では国保証が取り上げられてこの2年間余りにわかっただけで29人が死亡しました。金が払えないで保険証が渡らないために命を失ったと。国民健康保険の滞納世帯は全国で480万、これは2006年度です。約5分の1が滞納世帯です。制裁措置で35万世帯が資格証明書、122万世帯が短期保険証しかもらえず受診しにくい、病院に行きにくい、手遅れになって命を落とすというのがいま全国で調べられた状況です。沖縄県内の資料もありますが時間もたちますから、本当にここでいろいろ述べるわけにはいけませんけども、二、三内容を述べると、この75歳以上の高齢者すべてが強制加入させられるとこれまで介護保険の場合は入っても入らなくてもいいというのがあったんですよ。これは強制加入。65歳以上の障害者、寝たきりの人工透析を受ける人が対象になっているということなどがあります。さらに運営主体が先ほど言っていたように41全市町村が強制加入させられる。後期高齢者医療広域連合、これは特別な自治体としているんですね。脱退も許されないというような形でこの押し付けてきているという、とんでもない状況の制度に予算が組み込まれようとしている。保険料は世帯から個人に、先ほど屋部幹男議員からもありましたように年齢差によって75歳かそれ未満かによって夫婦であってもバラバラになると。先ほど、私も言いました。私の父親がこの別個に私の保険証から抜けてなくなった。新しく後期高齢者の本当にペラペラな用紙で、1年間も持つかなというふうなものが発行されている。家族でもバラバラになる、夫婦でもバラバラになるというのがあるんです。だから世帯だったのが個人的に賦課される仕組み、収入がない高齢者からも保険料を徴収、家族の概念がなくなって扶養者、被扶養者がなくなると。これも詳しく述べれば時間がたちますから申し上げませんけど、このような仕組みになっている条例が多数決によって通過してるんですが、そのもとで予算が組み込まれております。ですから、私はこの後期高齢者の予算とまちなか市営住宅にかかわる支出の在り方はまともな予算の組み方ではありません。このまちなか市営住宅の予算については予備費にでも置いておいて執行できる状況ができたら復活させたっていい、こんな感じで今ここで組み込むことにつては邪道だと。これはもう明らかにできないものを組み込むというのはこれは非常にまずい。これは先ほど、先々日来仲村善幸氏がこの付近がどうなのかわからん、当てにして予算を組むのはまずいんじゃないかという指摘がありましたが、当局はこれに答えるのにちゅうちょしておりました。ちゅうちょせんでさっさと入ることを予定しているから組むんだと言えばいいものを、交付税が入いらないように予算どうするのかと言われて、もたもたするというようなこんな態度での予算の組み方です。文字どおり、今年入るべき予算4億円余りが何か新聞の報道によると25日に市長が名護での基地誘致に、調査に同意したから、今回出しましょうということになって、宜野座と名護市が交付金を受けるということにするというのがこの前報道されています。報道されているけどこれ今年入るということではありません。文字どおり来年ということですから、このように基地を誘致する、だから交付金を出します。なんて形でのこの組み方にもなっております。こういう指摘をすればたくさんありますけども、いずれにしてもこの後期高齢者、そしてまちなか市営住宅そして交付金の在り方についても基地誘致する市長であっては困るし、市民の立場に立ってもきっちと予算の仕組みは指摘しておかなければなりません。こういう意味で今年の予算は不備だらけの予算になっております。そういうことも含めて反対討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 賛成討論を許します。22番 渡具知武宏君。 ◆22番(渡具知武宏君) 議案第12号 平成20年度名護市一般会計予算に賛成の立場から討論をさせていただきます。この議案第12号は本市の平成20年度の名護市の一般会計の予算が計上されているものであります。歳入はもとより人件費、扶助費あるいはまた事業費とたくさんの項目に分かれて総額263億4,832万6,000円が計上されております。その中には我々の特区を目指す金融特区事業、あるいは民生安定のための扶助費、そしてまた振興発展あっての農林水産、土木費、消防費などが含まれております。特に教育費においては各学校の新築、改築などが含まれております。非常に大切な予算であります。これから執行に当たってはやはり一部、経済建設委員会が抱えております陳情もございますけども、委員会の報告を受けた際に、地域の皆さんとしっかりと話をしていきたいという委員会の報告も受けました。本市においてはやはり予算執行に当たっては地域の皆さんの声を大切に執行されていただきたいと思います。本予算はここ1年間の名護市の大切な予算でありますので、これが速やかに執行されることを祈念申し上げ賛成の討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。7番 仲村善幸君。 ◆7番(仲村善幸君) 反対する立場から討論いたします。いま渡具知議員の方から大切な予算だから、1年間の市民のための予算だから可決してほしいということがありましたが、だからこそ市民のためにならないような内容については反対せざるを得ないと。予算全体に反対するものではなくて先ほどからもありましたように、多くの問題がそこの中にある。だから私は反対をいたしたいと思います。まちなか市営住宅の問題、後期高齢者の問題、ユーカリファーム問題それから談合問題、再編交付金問題、様々な問題がこの予算の中にはあるというふうに思います。その中でまちなか市営住宅についてはこれまでの質疑などでも行いましたように、やってはならないことだと思います。市民のコンセンサスに沿えないまちづくりは必ず失敗するということは明白ではないでしょうか。将来に悔いを残すし、将来のまちづくりを押しとどめるもの、ゆがめるものにしかならない。まちづくりは100年先を見て行うものだという教訓もあります。振興策が来るからドタバタドタバタ箱物を適当な場所に造るというような感じになっていないでしょうか。そういうふうに感じます。ですから、地域からも反対の意見も出ており、しかもその中できょうも明らかになったように委員会にも12月の説明会以後、何の説明もないと。市当局も地域との話し合いもその後行われてない、というような状態の中で予算化をして進める手法というのは住民不在だと思います。それから談合問題、市当局は談合はないと確信しているというふうに答弁されていましたし、談合について調査もしないというふうに言っていました。これはおかしいではないですか。確信するということは調べて初めて確信することであって、調べもしないでないと思うとか、あってはならないんであるとかいうことは確信とは言わないんです。逃げていることだと思います。市当局は市民への責任を持つ立場で事実関係を明らかにしていくということが使命だと思います。潔白を表明すべきではないですか。そうじゃない限り市民の不満は、不信は高まるばかりであってこの初歩的な対応ができていないことに、私は疑惑を含んでいるんじゃないかと疑わざるを得ません。それからもう一つ再編交付金のことですが、再編交付金が来るのは当然だというふうに答弁を申されておりましたが、この再編交付金はいわくつきなんです。条件つきなんです。政府が言うことを認めれば交付します。いま名護市と対立しているわけです。大まかに言えば上空を飛ばないという約束をしたにもかかわらず政府は上空を飛ぶこともあり得るというふうに環境アセスに出しているわけですよ。これはもう名護市との約束違反ですよ。これだけでも市と政府との基本合意は崩れているわけです。それでも名護市が拒否するだけの理由があるわけです。そして沖合にずらすということも名護市の方針ですが、政府が言うことを聞かなければ交付しないということは名護市が言うことは取り下げなさいということを言っているわけです。そうしないと金あげませんよということに対して、名護市は当然あるべきだということで何の力がありますか。政府に対して何の対抗ができますか、本当にやろうという気持ちがあればこれを予算化しようという気持ちがあれば政府と堂々と対決するべきじゃないですか、市当局は。それさえもやらない、こういうところに大きな問題があってこの予算も、予算の作り方も市民のためにやるのならば本当に市民のためにやるような行動をして、政府からの金も引き出すなりしないと、市民は幸せにならないと思います。そういうことで大事な予算をどう使うかということからすると私としてはこのいま言ったようなことについては到底納得できませんので、ほかのことについてはぜひやってほしいんですけども、一括審議でありますから反対せざるを得ませんので反対意見といたします。 ○議長(島袋権勇君) 賛成討論を許します。14番 神山正樹君。 ◆14番(神山正樹君) 賛成討論、反対討論ありましたけれども、私、賛成の立場で討論させていただきます。予算というのはその計画に基づいて年間の予算を決めるのであって、ここだけ除けというのはまず無理だろうと。その中で先ほど言っていました、まちなか市営住宅の件についても、あくまでも計画をやっていくと。その中で建設とか用地とかありますけども、これは私たち会派、以前12月でしたか、ちゃんと話し合いがされてないということで退席させていただきました。あの後も話し合いがないということは、やっぱり不満に思うところであるんですけれども、今後ともしっかりとこれは住民説明会をやっていただきたい。やらないという中で理解を得られることはまずない、しかしながら、計画はあくまでも計画、予算は予算としてしっかり立てておくべきだと私は思っております。そうじゃないといきなり予算を組みなさいということであればなかなかこれはできません。いま言った再編交付金の問題、北部振興策事業費の問題も出てきますから、そういった中であくまでも計画に対しての予算を組み立てるべきであると私は思っております。賛成の討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。26番 屋部幹男君。 ◆26番(屋部幹男君) 議案12号 平成20年度名護市一般会計予算 反対の立場で討論せざるを得ない、そういう思いで反対討論にします。145ページまちなか市営住宅これは146ページ8款13節 土木費の14節、15節 まちなか市営住宅建設事業、まちなか市営住宅駐車場整備事業。先ほど賛成の中であくまでも予算は予算という話の中でやってきたんですけども、いろんな議員がいます。この一つを取ってみても大体、一般会計予算の中にこの問題を組み入れること自体がひきょうなやり方であって各議員において、それは反対の立場これにおいては反対の立場を取っている人は重々いると私は思っております。あえて反対の立場をとらざるを得ないのは、これ全体を見ては当初の予算ですよ。一括審議ですけども大をとって小を殺すのかと。この問題は地元に現地調査も行っていない、現地も見てない、地元では反対が上がっている、3,000名以上の住民が住んでいる地域です。そこに反対が出ている。議員の皆さん、議員は市民から選ばれて議員になったわけでしょう。地域の中で数の中でこれを通さなきゃいけないという中でやるべきではないと思いますね。そういう意味の中では地域の人々も理解させていない、そして彼らからは反対が上がっている。これは私は議員も原点の立場に立って我々は地域市民のためのことでこの場で、議論の府の中で議論するわけですよ。それで一般会計が出てきたから、はい一括審議これを通しましょうという話ではない。一部の地域がこのできるか、できないかによって大変な将来の問題あるわけですよ。それを駐車場はできるわ、こっちはできるわで予算ついているわけでしょう。そういう中では私は地域の立場として、そして議員の原点に戻り、やっぱり市民の立場に立ってこれ一つ取っての小は殺してはいかん。大は生かしてはいかん、小を生かすべきだというふうにとっております。それといろいろとありますけども後1点だけ、ユーカリもあります。もう一つは談合問題、130ある特Aクラスの中で県の談合問題は、名護市に11社ある特Aクラス、この間も言いましたけども、それは談合を認めてるわけですよ。県には談合を認めてペナルティーを負わされてるわけです、賠償金。名護市においては認めていない。疑惑として挙がって、いま全国にやられてる。そして事実に近い疑惑として、数字としても最低制限価格、入札、落札価格ぴったしのもある。そういう中でこの談合問題に関しても、あまり覆い隠しと言うんですか、そういう話の中でいろんな問題がある中でこれは我々市民がこれから、ちゃんと議会としても説明しなければいけない問題だというふうに思っています。ほかにもユーカリもありますし、この問題どちらかの問題に関しては、はっきりこの問題だけは今から説明しよう、現地にも行ってない、どこにも行ってない、そういう中で十分にできることがあった。まして競売されているもんでしょう。競売してその地権者たるやまた他にも土地を持って、そういう疑惑がある、そういう物件の中にこれからのこのまちなかの建設、絶対に私はだめだと思います。そういう意味においてこの一般会計、当初予算ではありますけどもこの一つの他の住民の反対の意見はかなりある。これは地域だけじゃなくて名護の市営住宅の在り方も問題だというふうに思っております。そういう意味も含めて反対の立場をとらせていただきまして討論といたします。 ○議長(島袋権勇君) 反対討論を許します。27番 大城敬人君。 ◆27番(大城敬人君) 議案第12号に反対する立場で討論をさせていただきたいと思います。議員の皆さん、今、名護市は大変な転換点だと思います。名護市をだめにするのか、これから希望のある、夢のある名護市を発展させていくのか、非常に大切な岐路にあるし、この予算書が物語る中身はどういうことなのかということで私たちが対処せんといかんと思います。その前に先ほど、神山議員の発言が少し間違っていると思うので指摘しておきたいと思います。その他の人が賛成討論があれば直していただきたいと思いますが、一般会計予算は総予算主義ですから財政の裏づけのないものを予算にすることは違法行為になっています。違反になっています。ですから、今回この交付金が来ないからその事業は歳入欠陥じゃないんですかと言ったら、交付金が来ないからこの事業できませんというだけで逃れているんですが、要するに総予算主義というのはその予算の裏づけとなるものがあって予算計上すべきだというのが財政法の基本なんですよ。そこを先ほどの神山議員の言われたことを私が誤解してるのか、聞き間違ったのか知りませんけど、そこは少し補った方がいいんじゃないのかなというふうな感じがしてなりません。それは1番大事なことです。いわゆる根拠のない財政、今回の振興策すべて仲村議員からも指摘されましたが、入ってくるだろうということを想定して予算を立てるというのは邪道なんです。そういうことを原則として名護市の市議会議員は地方自治法や財政法や名護市の条例に基づいて事を運ばなければいけない、いわゆるこの27名はプロなんですよ。このプロが過ちを犯すようなことになれば市民はもうたまったもんじゃない。私は名護市の在り方について今どうなっているのかということをやっぱしいま、目を見張って我々は見ないといけないんじゃないか週刊金曜日で2,000億円に群がるマフィアと言われました。名護市は一体そういう状況になっているのだろうか。なぜ2006年の4月7日に基本合意した島袋市長が反旗を翻して沖へ移動するようにということを掲げ出したのか。そういうことを見るときに、いま客観的に言われているのは、メディアで言われていることはこれまでの流れを見ますと、この12年間の流れを見ますと非常によくわかっていると思うんです。1番分かっているのは議会議員だと思うんですよ。それは何か、予算ですから、ですから、この予算の中に何が物語れるかというと、まさに特定企業の要求に基づいてまちづくりが進められようとしているのではないかという市民の声があります。例えば大東区にまちなかの市営住宅を造るといったときに、十字路商店街の営業、経営者が「敬人さん、わかってるでしょう、こんなの土建業が考えてることである、そんなの言わなくてもわかってますよ、もう我々のところは人も来ないし希望もありません」と「いつまでも変わりませんよ」とこれが真実だと思うんですね。例えば十字路商店街を活性化すると言うんだったら活性化のための人を集める、人に来てもらう、観光客に来てもらう、そういう基本政策、政策の展開等々は考えれば考えるほどいっぱいあるんですね。12億ぐらいの金があれば、すぐに人が集まってくる政策ができるんですよね。これが建物を造る、箱物を造る予算に回ってくる、だれの要求か地元ですか、市民ですか、違うでしょう。今回の十字路の開発についても先ほども言いましたが、これまで市長がかわるたびに十字路再開発が出てきましたよ。何千万円も使ってコンサルタントに絵をかかしてあたかもすぐにできるような話を、十字路商店街に夢持たせるようなことして、全部ウッチャンナゲテきてますよね。今回は振興策の金があるからどんどん注ぎましょうと、これ十字路商店街含めた大東区、大中区、港区あるいは城の皆さん、東江の皆さんの希望でやってるんでしょうか。そうじゃないでしょう、ロータリーをつくってつぶして新しいもんをつくって古い家は賃貸借しなさいと、それに反対が出たからかえましょうと。みんな一部のところ、どこかで決まったことが押し付けられているにすぎないじゃないですか。私は今年度の予算のこの、まちなかづくりの予算のところはあまりにも無責任だと思うんです。本当にまちを発展させるのであればもう少し政策的な展開というのを市民に理解ある説明をした上で市民みんなの考えとして進めるべきなんですよ。そうじゃないでしょう、これは市民が望んでいるもんでもないんですよ。なぜここに金を注いでやるのかこれはそれで利益を得るそういう人たちがいるからなんですよ。その名護市の行政が呼応して、その名護市の行政が提起したことを今度は与党多数で全部やってしまうということになると、名護市民の要求ではない一部の要求が議会で通ってしまう。これがずっと繰り返されてきているんですよ皆さん。何度、名護市の十字路商店街の皆さんはだまされたら済むのか、もうあきらめているんですね。この最たるものが今回のまちなか市営住宅でしょう。あれほど市場商店街に造ると言いながら、いつの間にか変わっちゃってよつ葉会の皆さん一生懸命頑張っていたのにみんなもう落胆してますよ。いろいろ理屈はこねますけども生きた案を作って、そういう形でのまちづくりがいったいいつになったらできるのか。振興策、振興策と言ってますが、この振興策の予算はどこに流れているんでしょう。名護市の市民の所得はどうなっているんでしょう皆さん。我々議会に責任があるんですよ。国民健康保険税の今度の実態報告見てください、担税能力のない人、国民健康保険税納められない人、今のままだと後期高齢者のペナルティーの人たちがどんなに増えて、これで命を失う人たちがどれだけ出てくるか。こういう行政を我々が認めてるんですよ。我々の責任です。議会はチェック機関です。行政が悪ければ悪いと言うのが名護市の議会でなければいけないんですよ。それを、それぞれ立場があり、つながりがあって、そのとおりにしなければ困ることがあるかも知れませんが、我々議会が基本に置くのは市民であって、市民から選ばれたんじゃないんですか、特定企業の方々から選ばれた議員じゃないと思いますよ。それぞれ会派があって、会派の考えもあるでしょう。その前に一議員として市民から負託されて出てきているわけですね。したがって市民の利益の前に我々は精魂込めて必死に頑張っているんじゃないですか。福祉のために、教育のために、経済発展のためにと、しかし今の名護市政はどうでしょう談合問題見てくださいよ。皆さんに、この議会に、私はいくつかの資料を提供しています。例えば各業者指名回数の問題、これだって15年と19年の比較を対象してます。この中身はなんですか。平成15年などは選挙の7,000万円の後援会の予算に貢献した多額のものから指名回数が多いというのはいったいどういうことですか。指名回数はそういった問題じゃないですよ。しかし、現実はそうじゃないですか。平成19年だってそうじゃないですか。これは既に西日本新聞で明らかにされてるじゃないですか。我々が、こういう行政と企業の癒着をチェックするのが議会じゃないですか。談合問題を徹底して追及して、議会として市民が安心して安全で暮らせる本当に希望の持てる名護市をつくるのが我々議会の使命じゃないですか。これがピタリという全国でもまれに見るようなことがこんな件数もあるということが解明されない。そんなことありませんよ。既に出てきた資料でだんだんわかってきましたからね。これは6月までに調査されます。例えばコアラの問題でも先ほど私が申し上げた人物と琉球新報2006年、平成18年11月14日火曜日朝、朝刊この島袋市長の日程で16時10分からこの人物と市長は会っているんです。平成16年ユーカリの問題と絡みのあるといった方ですよ。こういうところで何を話されたのか。いいですか、我々議会議員は疑問がわき、市民不安を持つことについては徹底的に調査して、その真実を明らかにするのが議会なんですよ。真相を究明するのが議会なんですよ。それをカバーしたりフォローしたりオブラートに包んで、煙に巻いたようなことを行政がすることを認めたりするのが与党でもないわけですよ。これは与野党もないですよ、市民のためにそういったことをしっかりはっきりさせて、いやこんなことありませんとこれは風評です、そんな疑惑はありませんと解明してこそじゃないですか。ある場合はあるでちゃんとただすのが議会じゃないですか、そういうことですよ。そういう立場からしたらいま出てきているのは氷山の一角じゃないですか。2,000億円に群がるマフィアって言われているんですよ我々。その中身見てください。本当にこの談合の状況というのを調べてきて、5年間、平成15年から徹底的に調べてきてだんだん見えてきた、やっと見えてきた。これからの経済建設委員会が6月まで一生懸命頑張っていささかでもそういう状況が明らかになれば幸いだなと思います。引き続きこれらについても調査をしていきたいと思いますが、今回のコアラの問題でも名護市の職員が偽りの報告書を書いた。そして誓約書なるものを公正証書で取っていますが、担保するものがない。みんないいかげんですよ。ナーナーナーですべては我々議会の前に何ら解明されない、それでいて与党多数がだまってる。そこにそういう問題が発生する温床を議会が容認していることを反省するべきだと思います。もっと敢然と勇気を持って正義を貫くという市民の立場に立った、市民の利益を守るための議会議員であってほしいなと思います。そういう点からしましても、この予算はだれしも賛成ですよ。全体は賛成なんですよ。いいですか、先ほどから言われているように一部の目的のために市民の地域の市民の要求を無視して行う。うんさの団地見てください。市営団地の根本は所得が低い人に住宅の供給をしなければいけないという法律に基づいて市営団地を造ってるんですよ。何て言ってます職員は、ここ壊すからまちのアパートに行ってくださいと、3万円払えないから5万円行きなさいってこんなばかなことありますか。更地にして計画ありませんと、こんな市民いじめな行政があっていいんですか皆さん。これは議会全部としてこういったことは地方自治の根本に立ち戻ってやるべきなんですよ。市営住宅造れと何だといって我々が決議もせんといかん問題です。そういう点からしましてもきょう、経済建設委員会は一生懸命頑張っていただいたことは私も10日間傍聴してよく見てきましたからこれを評価するものですが、残念ながら附帯決議が出なかった。これは非常に残念なんですよ。6月に回すのかなと思ってますが、7項目にわたる指摘事項がある以上、7項目に対する改善策を附帯決議を出すというのはこれまでの名護市議会でやってきたことなんですね。なぜこれが議会の独自の活動として権能発揮できなかったのか。もちろん拘束力がないにしろ、これだけ集中して名護市の入札の在り方、制度の在り方やそういった問題を調査・研究された委員会が最後に報告だけで終っているということは非常に残念なんですね。これは具体的な提案をして附帯決議を出していただければ先ほど委員長が言われたような目に見えるようなことが本来、改善されるべきです。議会が提起して改善するのが行政なんですよ、行政の言いなりになるもんじゃないんですよ。議会はいま逆でしょう、行政の言いなりになって、行政を支えているじゃないですか。どこに議会と行政が両輪になってます。片腹バイですよ、行政だけが回って、ぐるぐる同じところ回ってるんですよ、前に進んでますよ、名護市は皆さん進んで勇気ある発言できますか、どこに進んでますか、ぐるぐるぐる同じとこ回っているだけですよ、はっても何もありません。これでは名護市の有望な、有能な人材育てたいというのが市民の、心ある市民の強い声です。今の名護市では人材育ちませんと。なぜか一方では教育のことを言いながら他方ではこんな談合があると、こんな裏表あるところでどうして人材が育つかというのが名護市を思う人たちの声ですよ。皆さん我々原点に立ち戻ってこういう3月議会ですから政策論争いろいろやってきました。一般質問でそういった点で私は夕べもまんじりとせず医者のストップもありましたが、きょうは最後ですので行かしてくださいということで外出許可で、ちょうど12時までの外出許可でしたが午前中で終りきれませんでしたので一たん、病院に帰って午後の外出許可も取って出てきております。私たちはこの議会に命をかけてるんですよ。どういうことか。市民のために働かなければいけないんですよ、我々は。そういうことを考えた場合にこの今回の12号予算案は一般会計予算案は市民の暮らし、教育、あらゆる面、福祉の面に賛成するところは多いわけでありますが、修正の動議を出すいとまもなかったものですから、この部分だけで修正を出せる状況にもありませんので、この部分の反対ということでこの問題点を指摘しながら我々議会が本当にしっかりと市民の代表として前進するような議会であってほしいと。新人議員も悪い流れに流されず自立して、しっかりと主体的な議会議員として頑張っていただきたいなという希望を持ちながら、申し上げながら反対討論といたします。
    ○議長(島袋権勇君) 本件につきましては、賛否両論がありますので、起立により採決を行います。議案第12号に賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数) 起立多数であります。よって議案第12号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時 7分) 再 開(午後3時21分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時22分) 再 開(午後3時26分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。議会事務局長 宮城幸夫君。 ◎議会事務局長(宮城幸夫君) 先ほど休憩中に申し上げましたけれども、今後そういう議会の運営の私は議事を支える立場に、議長の運営を支える立場にございます。十分確認をした上で議事運営の支えになっていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(島袋権勇君) 議案第17号 平成20年度名護市老人保健特別会計予算についての討論を許します。24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) これは予定外のことになるんですが、そもそも私が通告してあるのは後期高齢者医療制度についてかかわるので条例と本予算についてはちゃんと反対討論しますと言ってありました。老人保健については通告はしていないんですが、あわせてここで関連する後期高齢者のかかわりで予算がこの半額になって、この何ていうか減額になっていることなども含めて医療費があります。その関連で、ついでに上の17、なんだこれ16号の話と一緒にして反対討論をしておきたいと思います。これは通告そのものがなされていないという話じゃなくて通告そのものが、項目が間違っていたということになるもんですから、先ほど一括採決という話もありますからそれはそれとして構わないと…。 ○議長(島袋権勇君) 暫時休憩いたします。休 憩(午後3時28分) 再 開(午後3時29分) ○議長(島袋権勇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。反対討論を許します。24番 具志堅徹君。 ◆24番(具志堅徹君) 確認しておきます。今の論議は20年度名護市老人保健特別会計予算についてなんだよな。間違いないね。そばから土地改良の話からヌーカラ出てくるものだから。わかってほしいんですよ。それでね、これでなぜ、この老人会計が医療費が減ったか、減ったかというのは文字どおりこの後期高齢者制度16号の議案にかかわって医療費が移動したんですよ。移動してこの会計が、変化が起こっているわけ。関連する内容なんです。実際は、そういうこともあってこの後期高齢者で反対すれば下はいいなと思っていたら一括採決で通ちゃったというからこれは私自身の聞き間違いもあるもんでね。それできちっとしておかんといけんなと思って後期高齢者がなぜこの老人保健から離されたか、これは先ほどもいろいろ申し上げました。その75歳以上の高齢者をすべてこの老人から切り離して国保から切り離してきた制度によることで起こっていると。しかもそのことによって65歳以上の障害者、寝たきりの、人工透析これを受けている人が対象の仕組みになって切り離されたと、生活保護世帯はまた別だということです。そのことによって老人保健のかかわりで沖縄でいえば41全市町村が強制加入させられて抜かれたんですよ。これが後期高齢者医療広域連合によって老人保険の会計から医療費が削減されている。こういう状況になっております。先ほども一回言っておりますけれども75歳以上の高齢者が事情があって孫を扶養している場合、本人は後期高齢者保険、孫は小学校生であっても国保に残されるというこういう仕組みになって切り離されてきた。老人特会からね。こういうことになっております。それで本人が後期高齢者医療保険料と介護保険料と孫の保険料を支払わなければならない事態になってきます。そういうことのかかわりについてもこれはやっぱりとんでもない制度に移行していくなということを指摘しておきます。それと言いたいことみんなわかるというからもうかいつまんで言っておきますけれども、この保険料を滞納したら保険証を取り上げ資格証明書を発行するというこれまでに老人保健にあったものが、この移動することによって資格証が保険証が取り上げられるという、強制的にこれまではなかったんですよ。この保険制度では、老人特別会計では一応そんなことはなかったけれど、今は完全に取り上げられる仕組みに変えられている。このことについてやっぱり指摘しておかなければならないと。年金から天引きできない場合に、例えば18万円以下約2割の低所得者がいても問答無用で請求される。だれが払うか、家族が払わざるを得ないんですよ。こういうことについて老人が粗末にされる、お年寄りだといって排除されるようなことがあってはならない。ということについて老人保健特別会計が悪くなって後期高齢者医療制度に切り替わったことによる医療費が削減されることなど許されることではありません。そういう意味で私は関連した形でこの制度について反対をするということを表明しておきます。 ○議長(島袋権勇君) 賛成討論を許します。22番 渡具知武弘君。 ◆22番(渡具知武宏君) 議案第17号 平成20年度名護市老人保健特別会計予算の定められた議案第17号について賛成の立場から討論をさせていただきます。議案第17号は20年度における老人保健特別会計の予算を計上し、執行しようとするものでございます。確かに具志堅議員おっしゃるように昨年度48億8,000万円ぐらいありました予算が、後期高齢者の移動により5億4,698万6,000円と総額は減っておりますけれども、やはり歳出の方では老人の皆さんの医療費にかかわる医療諸費が計上されておりますので、是非ともこの特別会計で適切な医療費が医療ができるよう講じることをお願いを申し上げ賛成の立場で討論とさせていただきます。 ○議長(島袋権勇君) ほかに討論はございませんか。 (「討論なし」と呼ぶ者あり) 本件につきましては賛否両論ありますので、起立により採決を行います。議案第17号に賛成の諸君の起立を求めます。 (「起立多数」) 起立多数であります。よって議案第17号は原案のとおり可決されました。お手元に配付してありますように意見書案1件及び陳情2件が提出されております。この際、日程追加第1 意見書案第4号から日程追加第3 陳情第53号までの件を日程に追加することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんのでこのように決定されました。先に陳情案件の処理をいたします。 △お諮りいたします。日程追加第2 陳情第52号及び日程追加第3 陳情第53号の件につきましては民生教育委員会へ付託し閉会中に審査させることにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんのでこのように決定されました。意見書案第4号 国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案)について提出者より趣旨説明を求めます。8番 長山一則君。 ◆8番(長山一則君) △意見書案第4号 国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、 地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案) 上記の意見書案を別紙のとおり提出します。 平成20年3月27日名護市議会議長 島 袋 権 勇 殿提出者 名護市議会議員 長 山 一 則 宮 城 弘 子 大 城 敬 人 屋 部 幹 男 渡具知 武 宏 長 山   隆 吉 元 義 彦 仲 村 善 幸 岸 本 洋 平あて先:内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣、総務大臣国立病院の廃止・縮小・民営化に反対し、 地域医療と国立病院の充実を求める意見書(案) 国立病院は、がん・脳卒中・心疾患などの高度医療の実施とともに、重症心身障害や筋ジストロフィー・神経難病、結核、災害医療、僻地医療など、民間では困難な分野を担い、地域医療においても重要な役割を果たしています。 政府は、国立高度専門医療センター(がんセンターなど6施設8病院)を2010年度に非公務員型独立行政法人化することを閣議決定し、08年度で中期計画が終了する国立病院機構(146病院)についても09年度より非公務員化することを検討しています。さらに、07年末までに国立病院を含むすべての独立行政法人を廃止・民営化・民間委託の対象として全面的に見直し、「整理合理化計画」を策定するとしています。 しかし、国民医療の現状は、医師・看護師不足による診療科・病院の閉鎖、公立公的病院の廃止・休止などによって地域医療が崩壊しかねない状態にあり、必要な医療を受けることができない医療難民・介護難民が広がっています。医師・看護師の配置についても、日本は欧米諸国の数分の一と極めて少なく、第166回通常国会(参議院)において医師・看護師の増員を求める請願が全会一致で採択されているところです。 また、08年4月から、4疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病)5事業(救急、災害、僻地、周産期、小児)の医療連携体制を含む新たな都道府県「医療計画」がスタートすることになっており、国立病院を地域の医療提供体制に位置づけ、地域医療の充実を図ることが求められています。地域医療と国立病院の充実について下記の事項を要望します。記1 国立病院の廃止・縮小・民営化を行わず、存続及び更なる充実を図ること。2 地域の実情と地域住民の要望に応じて、国立病院の機能強化を図ること。3 医療の複雑高度化に対応し、安全で行き届いた医療・看護を提供するため、国立病院の医師・看護師をはじめ必要な人員を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成20年3月27日沖縄県名護市議会 ○議長(島袋権勇君) お諮りいたします。意見書案第4号の件につきましては質疑、討論を省略して採決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。お諮りいたします。意見書案第4号の件につきましては原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よって意見書案第4号は原案のとおり可決されました。先ほど可決しました意見書の要請行動につきましては郵送により行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よってこのように決定されました。平成20年度名護市一般会計予算の議会費1款1項9節旅費が計上されております。所管事務調査の調査等のための旅費の行使につきましては、名護市議会会議規則第162条の規定により議長において議員派遣を行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議なしと認めます。よってこのように決定されました。 地方自治法第109条の2第3項の規定に基づく案件については、議会運営委員会で閉会中に審査をしていただくことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ご異議ありませんので、このように決定されました。今期定例会において議決されました案件などのミスプリントを事務局において認めた場合は、議長権限によってミスプリントだということを決定し修正させていただきます。以上で日程は全部終了しましたので、これをもって平成20年3月第150回名護市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。閉 会(午後3時45分)名 護 市 議 会   議  長 島 袋 権 勇副 議 長 大 城 秀 樹署名議員 屋 部 幹 男署名議員 大 城 敬 人...