大分市議会 2017-09-20
平成29年決算審査特別委員会( 9月20日 建設分科会)
平成29年
決算審査特別委員会( 9月20日 建設分科会)
決算審査特別委員会 建設分科会記録
1.開催日時
平成29年9月20日(金)午前10時1分開議~午前11時0分休憩
午前11時5分再開~午後0時11分休憩
午後1時0分再開~午後2時3分散会
2.場所
第4委員会室
3.出席委員
分科会長 足立 義弘 副分科会長 宮邉 和弘
委 員 小野 仁志 委 員 永松 弘基
委 員 高松 大樹 委 員 三浦 由紀
委 員 泥谷 郁
欠席委員
委 員 仲家 孝治
おはようございます。
会議に先立ちまして、台風18号の被害状況について御報告いたします。
昨日の本会議の冒頭で総務部長が報告いたしましたが、その後、市道に係る倒木、崩土や路肩崩壊等の報告がありまして、18日18時30分現在で、土木建築部が管理する市道で153件の被害が発生し、通行どめ箇所は、全面通行どめ29件、片側通行どめ8件の計37件となっております。また、市河川等の被害状況につきましては、現在調査中でございます。今後、復旧に向けて全力で取り組んでまいります。
それでは、平成29年大分市
決算審査特別委員会建設分科会の開催に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
足立分科会長、
宮邉副分科会長を初め、委員の皆様方には、第3回の定例会に引き続きまして、大変厳しい日程での決算審査でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
さきに開かれました
建設常任委員会におきましては、議第75号、大分市手数料条例の一部改正について、議第79号、市道路線の認定及び廃止についてにつきましては、慎重御審議の上御決定賜り、まことにありがとうございました。
決算審査特別委員会建設分科会の審査項目でございますが、議第81号、平成28年度大分市
歳入歳出決算の認定についてにつきましては、第8款土木費及び第9款消防費、第11款災害復旧費のうち土木建築部に係る項目並びに平成28年度大分市
住宅新築資金等貸付事業特別会計決算でございます。よろしくお願いいたします。
また、議会が行います
事務事業評価対象事業といたしまして、土木建築部から
道路構造物点検及び
修繕計画策定事業が選定されております。
議案及び
事務事業評価対象事業の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明いたしますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定、評価を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○
足立分科会長
それでは早速、審査に入ります。
初めに、議第81号、平成28年度大分市
歳入歳出決算の認定についてのうち、平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算、歳出第8款土木費のうち
土木建築部所管について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
伊藤土木管理課長
〔説明書③205ページ~ 第8款土木費のうち
市民協働推進課関係を除く土木管理費
説明書③206ページ~ 第8款土木費のうち道路橋梁費
説明書③219ページ~ 第8款土木費のうち河川費
説明書③263ページ~ 第8款土木費のうち住宅費について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、
事務事業評価に入ります。
当分科会の
評価対象事務事業のうち、土木建築部に係る
道路構造物点検及び
修繕計画策定事業について、
事務事業評価を行います。
執行部の説明をお願いいたします。
○
伊藤土木管理課長
事務事業評価、
道路構造物点検及び
修繕計画策定事業について御説明いたします。
それでは、お手元の
事務事業評価シートをごらんください。
まず、事務事業の概要のうち、目的についてですが、本事業は、従来の対症療法型の維持管理から予防保全型の維持管理に転換することにより、道路の安全性や道路機能の信頼性の確保を行うこと及び維持管理における
ライフサイクルコストの縮減を図ることを目的としております。
次に、対象、手段についてですが、橋梁、トンネル、横断歩道橋、
大型ボックスカルバートは、平成27年度に策定いたしました大分市橋梁・
トンネル等長寿命化修繕計画に基づき、修繕を進めるとともに、5年に1回の法定点検を行います。なお、コスト縮減を図るため、橋長が10メートル以下の橋梁につきましては職員点検を実施いたします。
そのほか、道路のり面、道路附属物、橋梁の耐震化については、今後、各計画に基づき進めてまいります。
次に、事務事業の必要性についてですが、構造物の老朽化が進む中、道路構造物が壊れてからつくりかえる従来の事後対症療法型の維持管理では、道路の安全性や道路機能の信頼性が確保できず、かつ、道路構造物の更新は多額の経費が必要となるため、道路構造物の長寿命化や予防保全型の維持管理を推進する本事業は必要不可欠でございます。
次に、成果目標ですが、法定点検を行う重要構造物等については、点検結果により健全度をⅠからⅣに診断する中で、平成27年度から行っております2巡目点検におきましても、健全度Ⅲ、速やかに補修等を行う必要があると診断された構造物が確認されております。
今後は、点検結果が全て健全度Ⅱ以下、健全な状態となることを、また、その他の構造物につきましては、点検の定期化や修繕計画に基づく修繕を進めることで、予防保全型の維持管理への移行を目指してまいります。
次に、成果実績についてですが、橋梁、トンネル等の重要構造物の修繕は、平成27年度に策定した大分市橋梁・
トンネル等長寿命化修繕計画等に基づき、修繕を実施しております。
実績につきましては、次の成果指標名に記載のとおり、市道橋における点検済みの橋数は、平成31年度までに951橋の目標に対し、平成28年度実績として275橋、約28.9%となっております。また、市道橋における修繕済みの橋数は、平成31年度までに132橋の目標に対し、平成28年度実績として43橋、32.6%でございます。
次に、総事業費、コスト把握についてですが、平成28年度の総事業費は9,260万4,000円、平成29年度は1億7,217万円を予定しております。平成28年度の事業費の内訳は、
橋梁定期点検調査業務委託6,355万9,000円、
道路トンネル定期点検調査業務委託696万6,000円など、
評価シート記載のとおりでございます。なお、人件費の従事職員数は1.3人となります。
次に、自己評価のうち実績評価についてですが、橋梁などの重要構造物については、法定点検や大分市橋梁・
トンネル等長寿命化修繕計画に基づく修繕を進めております。また、道路のり面や道路附属物等については、昨年度、修繕計画を策定いたしましたので、今後は計画に基づき修繕を進める必要がございます。
次に、今後の方向性、課題、改善案についてですが、橋梁等の重要構造物の点検、修繕等については、交付金の充当率が下がっているため、減額分の修繕費等を確保する必要があること。また、道路のり面や道路附属物について、平成28年度に策定した修繕計画に沿って修繕を進める必要がございますが、これにつきましても、交付金の充当率の削減が課題でございます。
以上、
事務事業評価につきましての説明でございます。
○
足立分科会長
説明が終わりましたが、意見、質疑はありませんか。
○泥谷委員
現状を見たら、目標に対して点検が追いついていない状況があります。それと、この点検をする場合に、専門の職員の方も減っている状況があると思います。職員の方が点検される割合と、外部発注はどれぐらいの割合なのでしょうか。
○
後藤土木管理課参事補
平成29年度は、橋梁に関しての点検数は370橋ぐらい見込んでおります。そのうち、主に長さ10メートル以上の橋梁を対象にしたもので、今外注しているのが164橋。それから10メートル以下で職員が点検できる規模のものということで、職員点検をことしは206橋予定しております。ことしに関しては、職員点検の数のほうが多くなっております。
○三浦委員
土木系事業は、単に予算をふやして追いつくのか、追いつかないのか、それと、ふやしてほしいものか、悪いものか、その2点を教えてください。
○
木村土木建築部長
今年度、内部の機構改革で、道路建設課の中にそういう
橋梁維持補修班みたいな班を新たにつくりたいと考えておりまして、今までが道路維持課が維持ということで長寿命化工事をしておりましたけど、ふだんから要望や苦情などの対応で忙しいものですから、夜残って時間を見つけてやっているような状況で、なかなかはかどらないという面もございました。そういうことで、今後大きな予算を獲得する上ではそういう体制づくりが必要であるということで、今、道路建設課にそういう体制をつくりたいと考えております。今後とも予算獲得をして、計画どおりの長寿命化計画をしたいと考えております。
○三浦委員
建設分科会として、この事務事業の予算の増額並びに、その体制も整えてほしいという要望をくっつけるのが、一番土木建築部としてはいいというパターンですか。
○
木村土木建築部長
そのとおりでございます。
○
宮邉副分科会長
では、関連で質問いいですか。
○
足立分科会長
はい、どうぞ。
○
宮邉副分科会長
結局、今後の方向性、課題のところで、予算の話も交付税等も含めて減らされているというような状況があったのは聞きましたけれども、工事をするに当たって、技術職の方、職員ではなくて工事の施工業者もですけれど、そういう人的なものは足りている状況にあるのですか。
○
古城道路維持課長
いろいろな橋によって壊れているところとか、修復の工種が違いますけれども、コンクリートを扱う業者の方々とか、上の高欄の鋼材を扱う業者とか、業者的にはあると思いますけれども、基本的には、先ほど言いましたように予算的なものがかなり厳しいものですから、業者が少ないという形ではないと考えております。
○
宮邉副分科会長
予算がつけば工事はできるということですね。
○
古城道路維持課長
はい、そうでございます。
○
足立分科会長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、質疑、意見を終結いたします。
次に、委員評価に入ります。
ここで、委員各自でお手元の
事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入ください。
それでは、今から5分間程度で御記入をお願いします。
〔
事務事業評価シート記入〕
○
足立分科会長
それでは、一応5分となりましたのでよろしいですか。
次に、自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分と、その理由についての発言をお願いいたします。
○
足立分科会長
泥谷委員からどうぞ。
○泥谷委員
この
道路構造物点検及び
修繕計画策定事業は、今回の台風18号のような災害などがあったときに、特に人員を含めてですけど、非常に重要で、これはもう先送りはできないものと思います。そういう意味では、早期課題として取り組んでいくべきだと思っていますので、必要性は非常に高いと思います。
妥当性は1、市が行わなければならない。
達成度も、先ほど言ったように予算が足りないと思うので、成果は得ていると思いますけれども、どちらかといえば成果を得ている。
費用対効果は現状であれば、どちらかというと効果は高いと思います。
そういう意味で、私は拡充です。
○小野委員
必要性については、市民生活の安全確保のため、2番、どちらかといえば必要がある。
妥当性は、これは当然、市がやるべきことなので、1番で市が行わなければいけない。
達成度は、実績も段階的にふえているので、1番の成果を得ている。
費用対効果については、安全確保のためにはコストというのはかかるものだと思うので、2番のどちらかといえば効果が高い。
2番の委員評価については、1番の拡充で、説明の中で必要性もおっしゃられていましたけど、安全性とかがなくなって、事後対症療法型の維持管理では間に合わなくなるので、事前の点検ということをやっていただけたらと思います。
○永松委員
今お二人が言ったとおりだと思っております。昨年の熊本地震にしてもしかり、先日の台風18号にしてもしかりで、いわゆる想定外と言われるような自然災害が頻発しているような状況でございますので、やっぱり事前にこういう対応はきちんとしておくべきであろうと。また、ただ予算を組みますということだけではなくて、そういうものに対応できる役所内の体制整備というのを大いに進めていくべきであろうと私は思っております。
そういう意味で、まず必要性は1番で、大いに必要性が高い。
また妥当性、これもやっぱり行政が率先して行うべきであろうと思って、私は1番です。
達成度は、今までから言えばそれなりの成果ということも考えられるのですけれども、今のこういう自然災害の状況を見ると、そういうふうに照らせば3番のどちらかといえば成果を得ていないということになるのかと思っております。
費用対効果、これはもう当然のことながら費用はかかるわけですが、将来的なことをいろいろ考えれば、私は効果が高いと思いますので、1番。
委員評価としては、拡充と思っております。
○
足立分科会長
1番から行きます。必要性は1番、必要性が高い。
妥当性は1番、市が行わなければならない。
達成度は2番、どちらかといえば成果を得ている。
費用対効果は1番、効果が高いと思います。
評価区分は拡充でお願いします。やっぱり不測の事態に備えて安全管理を怠らないということと、橋でも道路でも物を大切に使っていこうという意味で、不測の事態に備えて予算どりも頑張ってもらって、拡充ということであります。
○
宮邉副分科会長
私も必要性は1番で高い。当然、老朽化した、耐用年数が来ているような構造物もあるわけで、新しいものをつくるのは厳しいということでありますので、どうしても長寿命化を目指す必要があると思いますから、しっかりとやっていただきたいし、早急な対応が必要だと考えます。
妥当性についても、市が管理をしている構造物については、しっかりと責任を持って行う必要があると思いますので、1番です。
達成度については、説明によると予算の状況があったにしても、目標数の50%に達していないという説明がございましたので、どちらかといえばまだ成果を得ていないという気がしております。
費用対効果については当然、危険な構造物を安全なものにするために、市民生活に影響が出ないようにする必要があるということで、効果は高いと思っています。
そういう意味で、この評価区分については私も拡充でお願いいたします。
○三浦委員
必要性は1番、必要性が高い。
妥当性も同じく1番、市が行わなければならない。
達成度に関しましては、現状、皆さん方の頑張りを見ていて、成果を得ているにしたいのですが、そうすると予算をふやさなくていいではないかとなりますから、ここはあえて3番の、どちらかといえば成果を得ていない。これはそういう理由があっての3番にさせていただきたいと思います。
費用対効果は、効果が高い。
次は、1番の拡充。何かあるとこれは市民の生命やライフラインの寸断にかかわることですから、予算をふやして一刻も早くこの部分は終わらせていただきたい。ただし、先ほど私が申し上げましたように、内部の体制もそれとあわせて構築していただきたいというのを、付記として述べさせていただきたいと思います。
○高松委員
必要性が1番。
妥当性も1番です。
達成度が2番。
費用対効果が2番。
拡充で、僕も予算をふやして体制づくりをしっかりしてほしいと思います。
○
足立分科会長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず、ページ右の最終委員評価の評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめたいと思います。また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではありませんので、私を含めて全委員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
では、そのようにいたします。
評価区分が変わる方はいますか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、今の結果では拡充が7名であります。協議の結果、拡充となりました。
よって、建設分科会評価といたしましては拡充ということにしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、先ほど拡充と決定した理由、改善内容、提案事項等について、まとめを行いたいと思います。いかがいたしましょうか。
○永松委員
分科会長、先ほど皆さんが言ったとおりのことを正副分科会長で文章化していただければいいのではないでしょうか。
○
足立分科会長
それでは、分科会評価結果の理由等につきましては、先ほどの皆さんの意見をもとに、正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で、
事務事業評価を終わります。
次に、討論、採決については全体会で行うことになりますが、本案のうち、当分科会として意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の御意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算、歳出第9款消防費のうち河川課関係及び、第11款災害復旧費のうち
土木建築部所管分についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
伊藤土木管理課長
〔説明書③273ページ~ 第9款 消防費のうち河川課関係
説明書③350ページ~ 第11款 災害復旧費のうち
土木建築部所管分について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案の認定についての反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約をいたします。
次に、特別会計の平成28年度大分市
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○上原住宅課長
〔資料④6ページ 平成28年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案の認定についての反対の御意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案について反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約いたします。
では、委員の皆さんから、今までの全ての中について、要望等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
以上で土木建築部の審査は全て終了いたしましたが、委員の皆さんから、ほかの分科会と関連する要望事項などはありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、委員の皆さんからその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
執行部からその他として何かありませんか。
○
木村土木建築部長
ありません。
○
足立分科会長
次に、都市計画部の案件について審査を行いますので、説明員を交代させます。土木建築部の皆さん、お疲れさまでした。
5分間休憩します。
午前11時0分休憩
午前11時5分再開
○
足立分科会長
それでは、引き続きまして
決算審査特別委員会建設分科会を再開いたします。
これより都市計画部の案件についての審査を行います。
ここで審査に先立ちまして、
長野都市計画部長から発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。
○
長野都市計画部長
おはようございます。
平成28年度
決算審査特別委員会建設分科会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
まず初めに、今回の台風18号の被害状況でございます。
津久見市や佐伯市等の大分県南部地域を中心に、河川の氾濫等、甚大な被害を及ぼしておりましたが、本市におきましても床上浸水や床下浸水の被害がございました。
こうした中にありまして、都市計画部に係る被害状況でございますが、横田の日吉原舞子浜緑地内の松の木が倒れまして、緑地横の歩道を塞ぐ被害がございました。17日の夜のことでございますけれども、公園緑地課の職員が現場に行きまして、松の木を切断する等の対応を行いまして、現在、通行どめは解消されております。
また、電線にかかっている枝もございましたことから、速やかに九州電力へ連絡し、対応の依頼も行ったところでございます。
それでは、本日は第3回の定例市議会審議に引き続きまして、大変厳しい日程ではございますが、決算審査をお願いすることとなりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
初めに、議第81号、平成28年度大分市
歳入歳出決算の認定についてでございますが、都市計画部におきましては、第8款土木費、第4項都市計画費を上程させていただいております。
また、議会が行います
事務事業評価対象事業といたしまして、都市計画部から
大分城址公園整備・活用事業が選定されております。
加えて、第11款災害復旧費のうち都市計画部所管分を上程させていただいております。詳細につきましては、後ほど担当課長より説明をさせていただきますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定、評価を賜りますようお願い申し上げまして、挨拶にかえさせていただきます。
○
足立分科会長
それでは、議第81号、平成28年度大分市
歳入歳出決算の認定についてのうち、平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算、歳出第8款土木費のうち都市計画部所管分についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
釘宮都市計画部次長兼都市計画課長
〔説明書③223ページ~ 第8款土木費のうち都市計画費について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、
事務事業評価に入ります。
当分科会の
評価対象事務事業のうち、都市計画部に係る
大分城址公園整備・活用事業について、
事務事業評価を行います。
執行部の説明をお願いいたします。
○
田中都市計画部次長兼公園緑地課長
まず、建設-2の
大分城址公園整備・活用事業につきまして御説明をいたします。
事務事業評価期間は平成27年度からでございます。
予算費目は、記載のとおりでございます。
実施方法につきましては、直接実施でございます。
次に、事務事業の概要についてですが、本事業は、大分文化会館跡地を含む大分城址公園の一体的な整備活用を行うことにより、大分駅北の中心市街地における市民の憩いの場やにぎわいの拠点など、多様な機能を有する公共の広場となるよう整備することを目的としております。
対象、手段につきましては、平成27年度から大分城址公園の美しい桜を次世代に引き継ぐことを目的として、生育状況を確認する中で、桜樹勢回復処置、植えかえ、間引きを行い、桜の育成促進及び更新に取り組むとともに、大分城址公園の整備活用に関する市民意識調査や、
大分城址公園整備・活用基本計画検討委員会の立ち上げを行いました。
平成28年度に
大分城址公園整備・活用基本計画検討委員会より提言を受け、
大分城址公園整備・活用基本計画を平成29年2月に策定したところであります。
本計画は、史跡としての価値を明らかにしながら、その保全を前提に、整備活用を図ることとしております。今後は、策定した基本計画に基づき、平成29年度から3カ年の短期整備と、平成31年度から7カ年の中期整備に位置づけられた大分城址公園の整備活用に取り組むこととしております。
平成29年度の具体的な取り組みについては、記載しているとおりでございます。
事務事業の必要性についてですが、平成26年度に解体が完了した大分文化会館跡地を含む大分城址公園は、大分市の貴重な歴史的文化遺産であるとともに、さまざまなイベントに使われるオープンスペースとしての機能を有しているため、整備活用による歴史的文化観光拠点の形成を図り、市民や来訪者が憩い、触れ合える公園の整備を目指す必要があります。
次に、右側上段部分をごらんください。
成果目標として、大分市の歴史的資源を生かした市民の憩いの場、中心市街地のにぎわいの拠点としての形成を図ることにより、市民にとって魅力的な公共空間とすることを目指しております。
成果実績・効果といたしましては、市民や来訪者にとって、大分市の歴史文化を感じることができる空間形成を図り、都市の個性と風格を醸成し、集客力を高め、都市の魅力創造に寄与することができます。
総事業費につきましては、平成27年度実績1,724万円、平成28年度実績2,859万円、平成29年度は1億2,838万円でございます。
次に、自己評価ですが、実績評価としましては、桜の樹勢回復処置は平成27年度に15本、平成28年度に18本、合計33本実施しており回復傾向にありますが、引き続き経過観察が必要と考えております。また、平成28年度に
大分城址公園整備・活用基本計画を策定し、平成29年度より発掘調査等に取り組んでおります。
最後に、今後の方向性、課題、改善案でございますが、
大分城址公園整備・活用基本計画に基づき、短期整備──平成29年度から平成31年度の3カ年では、本格的な整備を実施する前に発掘調査を推進する期間として、既存施設の活用を図りながら広場として利用できる空間の確保を行い、遺構の保存に影響を与えている樹木や、石垣ややぐら、塀への見通しを阻害している樹木の整理、帯曲輪の桜の樹勢回復処置、老朽化した既存トイレの建てかえ、西出入り口改修工事、国道197号のリボーン197による歩道改修工事にあわせ、国道の歩道から大手門間の通路整備等を予定しております。
中期整備──平成32年度からおおむね7年間では、発掘や文献などの調査結果に応じて、本丸の地形及び石垣の整備検討、憩いの空間としての機能とあわせて、さまざまなイベント開催、災害時にも使用可能な広場としての活用、桜を中心に配植し、帯曲輪とあわせた桜の名所づくりを推進するとしております。
将来計画、中期以降の整備では、整備目標を、調査研究の成果に応じて、天守等の歴史的建造物を含む城郭の復元、整備を目指すとしております。また、平成29年度以降に行う発掘調査や文献調査等の成果や、寄附金制度等の活用による財源確保の課題を整理し、総合的視点から判断するとしております。
以上で、
大分城址公園整備・活用事業の説明を終わらせていただきます。
○
足立分科会長
説明が終わりましたが、質疑、意見はありませんか。
○小野委員
基本的には、平成28年度は桜の再生というのが多分メーンになると思うのですけど、お城サミットはどのような感じだったのですか。
○
田中都市計画部次長兼公園緑地課長
お城サミットは、県内の5市長と1町長をホルトホール大分に集め、市民約900名がそろいまして、お城を持つ各市町の魅力や集客の方法などについて、各首長が講演をしました。それと、パネリストに来ていただきまして、首長とパネリストで討議を行いました。
○小野委員
桜の樹勢回復処置というのは、具体的にどういうことをやりますか。
○
田中都市計画部次長兼公園緑地課長
桜の木の幹の中が腐って空洞化している部分などについて、腐っている部分を全部取りまして、防腐剤を塗って、そこにウレタン等で補強しまして、桜の生きている木から下まで根が伸びていくようにしていることと、あと根の回りが踏み固まっているものですから、その部分をほぐして土壌改良を行って、元気をつけさせております。
○小野委員
わかりました。
○
足立分科会長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、質疑、意見を終結いたします。
次に、委員評価に入ります。
ここで、委員各自でお手元の
事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入ください。
それでは、これから5分間程度で記入をお願いいたします。
〔
事務事業評価シート記入〕
○
足立分科会長
皆さん、よろしいですかですか。
次に自由討議に入りますが、評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分と、その理由についての発言をお願いいたします。
それでは、今度は高松委員からお願いします。
○高松委員
必要性が2番で、妥当性が2番で、達成度が3番で、費用対効果が3番で、評価区分は継続です。
理由は、立派な桜があって、僕は本当に大分城址公園といったら花見しかイメージがないので、イルミネーションとか、いろんなイベントをやっていると思うのですけど、なかなか成果として出ていない部分があるので、そこは気になるところですけど、本当に桜があって、市民の方が花見など喜ぶことがいっぱいあると思うので、ぜひ桜は減らさないようにして、回復傾向とかあると思うので、しっかりとなくさないようにしてほしいということで、継続です。
○三浦委員
必要性は3番、必要性が低い。理由としては、やはり大友氏遺跡が優先です。去年の決算の要望にもありますように、大友氏遺跡を我々は決算でも上げているので、そちらが優先ということで、必要性が低いと書かせていただきました。
妥当性に関しては、これは市がやらないといけないという部分に関して異論はないところなので、1番。
達成度は非常に迷ったのですが、2番のどちらかといえば成果を得ているとしたいと思います。
費用対効果は、これは効果が低いと、逆に厳しくさせていただきました。
最後の委員評価の部分なのですが、これは継続です。ただ、事業費等を縮小した上で継続すべきというのがあります。イルミネーションのこともありますので、やはり優先順位というのを考えてほしいということがあります。今回、我々はイルミネーションの予算を認めましたが、やはり大友氏遺跡を最優先にする中で、予算を集中投下した上で、それが終わった後にこちらの大分城址公園に移ればいいのではないかということを、私はこの前の委員会でも申し上げさせていただきました。そういう部分があるので、一旦これは予算を縮小して、その部分の予算を大友氏遺跡に突っ込んで、そちらを最優先にすべきという部分があるので、事業費等を縮小した上で継続ということにさせていただきたいと思います。
○
宮邉副分科会長
私は、必要性は高いということでさせていただきました。やはり市民の憩いの場であるとか、にぎわい創出、観光名所という意味では、大分城址公園の持っているいろんな条件というのは大きなものがあると思っていますので、これに関する取り組みはしっかりやっていただきたいと思っております。
妥当性としては、私は市の公園、また公的なものも絡みがあるのかという気もしますので、これもしっかりと市がやっていただきたいと思っております。
達成度ですが、これは平成28年度の
事務事業評価になりますので、申しわけないのですが、どちらかといえば成果を得ていないとさせていただきました。中身については、実を言うと何をやっているのかよくわからないというのが現実でありまして、そこをしっかりと市民の皆さん方にわかりやすく説明ができるというか、今何をやっているのかが伝わるようなものが要るのかという気がしております。
費用対効果についても、どちらかといえば効果が低いとしております。ただ、これまでの取り組みで成果が出ていないと、さっきの理由になりますけれども、今後の状況をしっかりとつくっていくということで必要性においては高いということも言っておりますので、様子を見るという意味で、委員評価としては継続ということでお願いしたいと思います。
○永松委員
これは判断が本当に苦しいのです。大分パルコ跡地を購入するかしないか、その辺によっても大きく変わってくると思うのです。仮にあそこを購入できたとすれば、広場が2つも要るのかと。それで集客などといろいろ言っていますけど、大分駅前と大分城址公園と、2つもつくって、必要性があるのかという問題が出てくると思うのです。
だから、そういうことを加味しながら考えて、必要性は2番、どちらかといえば必要性がある。大分パルコ跡地の件がなければ、必要性が高いにしたかったのだけど、2番のどちらかといえばというところです。
妥当性は、前提条件つきで、やるのであれば、これは市が行わなければいけないだろうと思っております。
それから、イルミネーションの話がなければ2番に持っていったのですけど、どちらかといえば成果を得ていないの3番。方向性がはっきりしていない、行き当たりばったりと私は感じます。
それから費用対効果は、正直言って低いと言わざるを得ないです。
それから委員評価は、やめなさいとは言いませんので、一応、低空飛行で継続です。
○小野委員
必要性については、今回、大分城址公園の平成28年度の決算で、桜の樹勢回復が主ということで判断したのですけど、大分城址公園の桜は市民に定着していますし、2番のどちらかといえば必要性がある。
妥当性については、本市における歴史的文化遺産のため、市が当然行わなければならないで1番。
達成度については、私も委員の皆さんがおっしゃられたように悩んだ部分があるのですけど、平成28年度においては基本計画策定と樹勢回復につながっているということで、2番のどちらかといえば成果を得ている。
費用対効果については、2番のどちらかといえば効果が高い。予算的には1,700万円ぐらいでやられているということで。
2番の委員評価については、市の大分城址公園でありますし、市民に定着している部分もあり、歴史文化観光拠点の形成ということに当たって、必要な事業と思いますので、2番の継続でよろしくお願いします。
○泥谷委員
必要性は、2番か3番かちょっと微妙なところで、難しいのですけど、平成28年度から言えばどちらかといえば必要性があるで、3番に近いかと。
妥当性は、これは市が行わなければいけないと思います。
達成度も、これも2番か3番の間で難しいのですが、桜のみを見れば成果は上がっていると思いますけど、それ以外を見るとどうなのかというのはありますので、2番です。
費用対効果は、低いのではなかろうかと思います。ここにもあるように、市民や来訪者が訪れるものを目指すということですけど、桜に関してはありますけど、それ以外に関してはなかなかないので、効果が低いのだろうなと思います。
評価区分は継続の2番でお願いします。
○
足立分科会長
必要性は2番、どちらかといえば必要性がある。まあ、やはり大友氏遺跡が優先だということで。
妥当性は2番であります。市民のいろんな意見を調査研究する中で、市が先頭に立っていかなければならないということです。
それから、達成度は3番です。客観的に見たときには、一つ一つの事業はまだ一歩かなということであります。
費用対効果は3番です。
そういうことで、私の評価は継続です。昔の豊後というのは大友氏から始まり、次の江戸時代までの間は、小さい藩でしたけどこの府内城が中心であり、やはり貴重な観光資源ではないかと。また、大分市の1つの顔であるということと、憩いの場や緊急の避難場所として必要がありますので、この事業は息長く続けてもらいたいということで、継続であります。
今、委員の皆さんからそれぞれ御説明がありましたが、そのほか何かありませんか。
○永松委員
私は、大分パルコ跡地によってやはり進め方が変わってくると思うのです。大分パルコ跡地を購入すれば、2ケ所も同時並行なんていうのはいかがなものかと思います。
ただ基本的には、さっき三浦委員も言っていたように、やはり大友館が最優先です。今までそれでずっとやってきているわけだから、天守閣の復元とか何とか言う前に大友氏遺跡を最優先すべきと私は思います。それは指摘しておきたいと思います。
○
足立分科会長
ほかに委員の皆さんからありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず右の面の3の最終委員評価の評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめます。また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではありませんので、私を含めて全委員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
宮邉副分科会長
評価区分の継続の説明には、①現状のままで十分効果があり特に変更なしという部分と、②事業内容を一部見直して継続すべきであるということと、それから③事業費等を縮小した上で継続すべきであるという3つの観点があるのですが、今までお話を聞いている中では、②か③という話なので、その辺を委員長の分科会長報告の中に少し盛り込む形が必要なのかと考えております。ただ評価区分については多分皆さん継続ですが、ここはもう一度確認していただきたいと思います。
○
足立分科会長
それでは一応、決をとりたいと思います。
それでは、今までの委員の皆さんに発表していただいた結果は継続ということです。よって、建設分科会評価は継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように決定をいたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、先ほど継続とした理由、改善内容、提案理由について、まとめを行いたいと思います。
○
宮邉副分科会長
皆さん方の意見はもう聞いています。理由についてもとりあえずは。であれば、もう……。
○三浦委員
ただ、まとめるのは、一部見直しか縮小かとか、あとは現行の予算内で、これは全然内容が変わってくるので、その辺の合意形成をしておかないと。あくまでもこれは平成28年度決算という部分もあるのでしょうけど、議会は予算委員会がないので、評価だけではなくて、その辺の部分も、次のことを考えた中で、私は意見を言わなければいけないのではないかと思います。
○
宮邉副分科会長
先ほど大友氏遺跡の関係が先だというような意見もございまして、内容を少し見直す必要もあるかということもあります。三浦委員に至っては、事業費を縮小した上でということを主張されましたので、そこのところをまとめていただければと思います。
○三浦委員
私は縮小という、結構過激なことを言ったので、もし皆さん方が賛成してくれるならそれでも構いませんけど、最初に妥協点を言って悪いけど、要は一部を見直して継続すべきと言ったときに、見直した結果、またこれとこれの予算が要りますということで、ふえていく部分を私は危惧しているのです。やはり大友氏ファーストではないけど、そっちのほうを先に予算を割いてということがあるので、せめてそこの予算額に関しては、予算委員会がないからという部分もあるので、一回歯どめをかけておいたほうがいいのではないかという部分が、私はあります。
○
宮邉副分科会長
予算をふやすということは拡充という評価になるので、継続を主張すれば予算がふえることにはならないと思うのですが。
○永松委員
まあ、予算をふやすということは誰も思っていないわけですから。
○三浦委員
現状ではですね。
○永松委員
現行の予算の範囲内で効率的に行うこと。
○三浦委員
現行というと、平成29年度で幾らでしたか。1億円くらいですか。
○永松委員
それはもう3月議会の中で予算を一応了承していますから、よっぽどの理由がなければ、これを減らせなんてことにはならないでしょう。
○三浦委員
1億円以内でということですね。
○永松委員
その範囲内でということで、継続と。
○
宮邉副分科会長
三浦委員が縮小ということを文言に入れないということで御理解いただければ。
○三浦委員
ですから、妥協点と言ったではないですか。
○
足立分科会長
では、予算を認めてまたすぐというのも何か、3月の委員会で何をしていたのかとなりますから。我々にも責任が伴います。
ということで、まとめます。
○
宮邉副分科会長
はい、あとは私と分科会長で。
○三浦委員
分科会長、副分科会長でおまとめください。
○
足立分科会長
では、このようなまとめ方でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように決定いたします。
分科会評価結果内の文言については、正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で、
事務事業評価を終わります。
次に、討論、採決については全体会で行うことになりますが、本案に対する当分科会としての意見を集約したいと思います。
本案の認定について反対の御意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案についての反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約をいたします。
次に参ります。
平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算、歳出第11款災害復旧費のうち、都市計画部所管分についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
田中都市計画部次長兼公園緑地課長
〔説明書③350ページ~ 第11款災害復旧費のうち都市計画部所管分について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案の認定について反対の御意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約をいたしたいと思います。
以上で都市計画部の審査は全て終了いたしましたが、委員の皆さんから、ほかの分科会と関連する要望事項等はありますか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、委員の皆さんからその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
執行部から何かありませんか。
○
長野都市計画部長
ございません。
○
足立分科会長
では、私から最後に、JR九州のスマートサポートステーションの導入につきましては、10月18日に中間市の視察を予定しておりますので、我々は参りますが、執行部のほうも体制をとっておいてください。よろしくお願いいたします。
都市計画部の皆さん、お疲れさまでした。
それでは、午後1時から再開します。
午後0時11分休憩
午後1時0分再開
○
足立分科会長
それでは、
決算審査特別委員会建設分科会を再開いたします。
これより下水道部の案件についての審査をいたします。
ここで審査に先立ちまして、
衞藤下水道部長より発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。
○
衞藤下水道部長
初めに、17日に発生いたしました台風18号における下水道部の対応及び下水道施設の被害状況について御報告申し上げます。
下水道部では浸水対策といたしまして、雨水排水ポンプ場及び災害対策ポンプ合わせて12カ所を稼働するとともに、後ほど
事務事業評価で御説明いたします仮設ポンプを設置するなどの対応を行ったところでございます。
なお、下水道施設につきましては、マンホールぶたの周囲の舗装が破損したものが数件あったものの、大きな被害は発生いたしておりません。
それでは本日は、平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算のうち下水道部に関する事項及び、大分市
公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定並びに、
事務事業評価対象事業であります
災害対策ポンプ等設置工事についての御審議をいただきます。
決算及び
事務事業評価事業に係る具体的な内容につきましては、後ほど担当課長より御説明申し上げますので、何とぞ慎重御審議の上、御認定賜わりますようお願い申し上げます。
○
足立分科会長
それでは、議第81号、平成28年度大分市
歳入歳出決算の認定についてのうち、平成28年度大分市
一般会計歳入歳出決算、歳出第4款衛生費のうち浄化槽費及び第8款土木費のうち下水道部所管分についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
衛藤下水道経営企画課長
〔説明書③120ページ~ 第4款衛生費のうち浄化槽費
説明書③259ページ~ 第8款土木費のうち下水道費について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、
事務事業評価に入ります。
当分科会の
評価対象事務事業のうち、下水道部に係る
災害対策ポンプ等設置工事について
事務事業評価を行います。
執行部の説明をお願いいたします。
○
佐藤下水道部次長兼
下水道施設課長
整理番号建設-3、
災害対策ポンプ等設置工事につきまして、下水道施設課より御説明いたします。
まず、左側3段目、事務事業実施期間でございますが、平成14年度からとなります。
予算費目は記載のとおりでございます。
実施方法は、直接実施です。
目的は、台風等の豪雨による浸水被害の軽減を図ることです。
次に、対象・手段についてでありますが、台風等の豪雨により浸水被害が想定される低地等の22カ所及びその他の浸水箇所の発生に備え、予備として4カ所分を確保し、仮設ポンプ及び発電機を緊急的に設置し、排水します。
なお、ポンプ、発電機は、主に設置業者が市内リース業者から借り上げた後、現地対応しており、22カ所の電源については表のとおりであります。
資料①をごらんください。仮設ポンプの位置図となっております。今回、台風18号への対応は、22カ所全てに設置するとともに、予備を使いまして、羽田、王子山の手の2カ所にも設置いたしました。今回予備を使った分が、この水色の四角で囲った分になります。
資料②をごらんください。写真入りの部分です。資料②につきましては、現地の設置状況でございます。上の段につきましては、現在、九州電力から常設の電源をおろしてポンプだけを持ってくればいいような形態のパターンの現場でございます。下は発電機とリースのポンプ、両方をセットした形での設置状況になります。こういったものが市内22カ所配置を予定しております。
再度、シート左側の最下段のところをごらんください。必要性につきましては、台風等の豪雨時に滞水しやすい低地に仮設ポンプを設置し、強制的に排水することで浸水被害の軽減を図る必要がございます。
続きまして、右側の成果目標及び実績・効果についてでございます。ポンプを迅速に設置することで、浸水被害の軽減、浸水水位の上昇抑制などにつながっているほか、より迅速な対応を目指し、平成27年6月に仮設ポンプ設置業務に関する協定を市内業者と結んだところでございます。
次に総事業費につきましては、平成26年度、平成27年度は記載のとおりであります。また、平成28年度は近年のゲリラ豪雨を勘案し、計画630万円に対しまして実績306万9,000円。平成29年度の計画は平成28年度と同額でございます。
なお、平成28年度の事業費内訳は、仮設ポンプ設置212万8,000円、雨期仮設ポンプ常設設置18万1,000円となっております。
続きまして自己評価でありますが、実績評価につきましては、さきの成果実績と同様となります。
また、今後の方向性、課題、改善案につきましては、近年多発しておりますゲリラ豪雨などにはポンプ設置が間に合わない場合もありますことから、その対応について、より迅速な方法の採用など見直しを図る必要があると考えております。
特記事項についてはございません。
今後、今回の台風に対する検証を行いまして、さらに対応してまいりたいと思っております。
○
足立分科会長
説明が終わりましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
質疑、意見を終結いたします。
次に、委員評価に入ります。
ここで、委員各自でお手元の
事務事業評価シートの左側1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は後の自由討議や最終委員評価の発表で必要となりますので、必ず御記入ください。
それでは、5分間で御記入をお願いいたします。
〔
事務事業評価シート記入〕
○
足立分科会長
よろしいでしょうか。
次に自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分と、その理由について、泥谷委員からよろしくお願いします。
○泥谷委員
必要性は1番、非常に高いと思います。今回の台風18号でもおわかりのように、被害を聞いて私も現地に行ってみたのですけど、早い対応で、それほど被害が出ていなかったことを含めても、必要性は本当に高いと思います。
妥当性ですけれども、これはもちろん市が行わなければならないと思っています。
達成度も、成果は十分に得ていると思います。
費用対効果も、1番の効果が高い。それと、最近のゲリラ豪雨などでわかるように、本当に想定外のことが起きていますので、私はこの点においても拡充して備えていく必要があるのではないかと思っています。
○小野委員
必要性は、1番の必要性が高い。これはもう泥谷委員が言われたように、異常気象等もふえていますし、危険な大雨などもあるので、1番にしました。
妥当性についても、市が行わなければならない。
達成度については、1番で成果は得ている。浸水被害の軽減に役立っていると思います。
費用対効果についても、1番の効果が高い。思ったよりも高額ではないと思います。
委員評価については、もちろん今後のことを考えたら、拡充ということも考えたのですけど、計画が630万円で実績が約300万円ということで、継続でも大丈夫なのかというような考えで、2番の継続にいたしました。
○永松委員
私は、全てに1番でございます。
今までお二人が言ったのと全く同じでございまして、特に市民の安心・安全を守るというのは行政のイロハのイのことでございますし、生命、財産を守るという観点からも、豪雨災害対策に関するポンプの設置は積極的にこれからどんどん進めていくべきであろうと思います。今までと違って、ゲリラ豪雨、1時間に100ミリメートルを超える降雨量があるような状況になっているわけですから、今までの基準にとらわれることなく、昨今の気象状況をしっかりと捉えて、本当にそういうものに対応できるのか。こういうものにはお金を幾らかけたって惜しいことはないわけですので、拡充どころか大幅拡充ということで私はお願いをしておきます。
○
足立分科会長
必要性は1番です。このたびの台風で十分理解できます。
妥当性は、市がやるのはもちろんです。
達成度、若干の不手際はあったし、今後もあるかもしれない。その辺のところは常に万全をという思いがあります。
費用対効果も1番です。
よって、私の評価は拡充です。やはり生命、財産を守る重要な工事であり、常に豪雨など不測の事態に備えて万全の備えをすることは皆さん方の使命であろうと思いますので、拡充です。
○
宮邉副分科会長
私も1番について、必要性については高いということであります。まだ途中経過ではありますけれども、浸水をした箇所も見受けられたということもありますので、早急にやる必要があるのだろうと思っています。
妥当性についても、市がしっかりと行っていただきたいと思います。
達成度については、先ほど言いましたように、改善は図られているのですけれども、十分な対応になっていない部分が見受けられるという気がしておりますので、どちらかといえば成果を得ているということで2番にさせていただきました。
費用対効果については、永松委員がおっしゃったように、お金の問題ではないと思っています。市民を守るという立場で、効果は高いと思います。
委員評価としては、1番の拡充でお願いしたいと思います。
○三浦委員
全て1番で拡充です。理由は重なるので、以下同文です。
○高松委員
全部1番で、拡充です。市民の安心・安全を守ってほしいと思います。
○
足立分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず、右側の3の最終委員評価の評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめます。また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではありませんので、私を含めて全委員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのようにいたします。
○
宮邉副分科会長
小野委員が継続を主張しておりますので、小野委員の意見を聞いた上で。
○小野委員
当然、拡充も考えたということで申し上げたのですけれども、拡充して、たくさんそういう必要なところがあるということでいいのですか。
○
宮邉副分科会長
私どもはそういうふうに。
○小野委員
はい、私は問題ありません。
○
宮邉副分科会長
では最終評価としては、拡充に変更ですか。
○小野委員
はい。
○
足立分科会長
それでは、今協議していただいた結果、拡充となりました。よって、建設分科会評価といたしましては拡充といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、先ほど拡充と決定した理由、改善内容、提案事項等について、まとめを行いたいと思いますが、いかがいたしましょうか。
〔「正副分科会長に一任」の声〕
○
足立分科会長
それでは、分科会評価結果の理由等につきましては、先ほどの皆さんの意見をもとに、正副分科会長に一任ということでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのようにさせていただきます。
以上で、
事務事業評価を終わります。
次に、討論、採決については全体会で行うこととなりますが、本案に対する当分科会としての意見を集約したいと思います。
本案の認定についての反対の御意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見はなかったということで集約してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、議第83号、平成28年度大分市
公共下水道事業会計資本剰余金の処分及び決算の認定について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
衛藤下水道経営企画課長
〔添付資料 平成28年度大分市公共下水道会計資本剰余金の処分および決算の認定について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
○
宮邉副分科会長
接続依頼の実績分について、平成28年度の接続依頼目標というのをクリアしているかどうかということと、その未接続の主な理由がわかれば教えてください。あと、クリアできていない理由があるならば、それに対して今後の対策があればお聞きしたいと思います。
あと、下水道使用料の高額滞納者の方がいらっしゃると思うのですが、その状況がわかれば教えていただきたいと思います。
3点目に、下水道使用料の徴収漏れについて、現在の状況について教えてください。
公共ますの設置状況と未接続状況がわかれば、あわせて教えていただきたいと思います。当然、未接続が長くなれば収入が減るということでありますので、この辺も含めて、あればお願いいたします。
○
藤野下水道営業課長
数が多いので、1個ずつでよろしいですか。
○
足立分科会長
それでは、1個ずつ言ってください。
○
藤野下水道営業課長
全て営業課の領域でございますので、数が多いので1個ずつ答弁させていただきたいと思います。
まず収入目標、資料①でございましたように、水洗化率は平成29年度末で91.7%が目標値でございます。先ほど御説明いたしましたように、平成28年度決算が88.8%ということで、平成27年度決算より0.2%上昇してはおりますが、目標は91.7%で約3%届いておりません。
その理由といたしまして、人口普及率、いわゆるますの設置が計画以上に進んだとことが1つでございます。その急速な伸びに対して接続がついていかなかったということがございます。事務手続、それから資金の用意等、それぞれ市民の方もございますので、大体そういう傾向がございます。
もう一点は、この率を出すに当たっては人口が絡んできます。人口動態的に、今、世帯の人口が縮小化しております。接続したますに対して、ついている人口が減っていること、それから既に下水道を整備した明野、稙田地区の人口減少、こういった社会現象等も相互に絡み合っていると推測しております。
○
宮邉副分科会長
高額滞納者はどの程度のものなのですか。
○
藤野下水道営業課長
高額滞納者につきまして個人名を出すことは守秘義務等がございますので、あくまで金額ということで述べます。
残高で申しますと、業種としてホテル業界ということで1,500万円程度がございます。その次もホテル業者として約350万円、もう一つもホテル業者として約260万円です。
○
宮邉副分科会長
名称を隠したままでその資料をいただくことは可能ですか。
○
藤野下水道営業課長
可能な範囲の情報ということでよろしいですか。
○
宮邉副分科会長
はい、可能な範囲でお願いします。
徴収漏れの関係はありますか。
○
藤野下水道営業課長
徴収漏れというと、平成23年度に一斉調査をいたしまして、そこで無断接続を発見いたしました。それについては当初、確定した件数としては364件、約5,400万円という数字になっております。現在はその8割が収納済みでございまして、残り1割については分納中でございます。残り1割についてはなかなか進んではおりませんが、積極的に催告を行い、収納再開に向けて努力していきたいと考えております。
○
宮邉副分科会長
はい、ありがとうございます。
公共ますの設置は、急速に進んでいるということですが、設置状況はどうやってわかるのですか。何カ所という形なのですか。
○
藤野下水道営業課長
設置状況といいますと、今のところ全体としては4万ますぐらい設置しているのですが、未接続は5,500ます程度でございます。
○
宮邉副分科会長
はい、わかりました。ありがとうございます。
○
足立分科会長
ほかに質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案の認定について反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約いたします。
それでは文言については、分科会長報告を作成するに当たり、先ほどまとめたものを正副分科会長にある程度一任していただいてよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
以上で下水道部の審査は全て終了いたしましたが、委員の皆さんから、ほかの分科会と関連する要望事項はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、委員の皆さんからその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
執行部からその他として何かありませんか。
○
衞藤下水道部長
ありません。
○
足立分科会長
それでは、次に水道局の案件について審査を行いますので、説明員を交代させます。
下水道部の皆さん、お疲れさまでした。
〔説明員交代〕
○
足立分科会長
これより水道局の案件について審査を行います。
ここで審査に先立ちまして、
小畑水道局管理部長から発言を求められておりますので、これを受けたいと思います。
○
小畑水道局管理部長
足立分科会長、
宮邉副分科会長を初め委員の皆様方におかれましては、平素から水道事業に御理解と御協力をいただきまして、まことにありがとうございます。
本日は、平成28年度
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について御審議いただくことになりますが、その前に、さきの台風18号における水道局の対応について御報告させていただきます。
最初に市内の被害でございますが、17日日曜日に緑が丘団地内の横瀬配水池ののり面の一部が崩落しまして、土砂が隣接民有地のフェンスと倉庫の一部を破損し、これにつきましては18日、翌日中に土砂を除去したところでございます。
また、大字志津留の水道管の一部が破損し、6世帯において断水が生じ、給水車にて対応し、これも翌18日中には復旧いたしました。
次に、市外への応援状況についてでございますが、津久見市より応急給水並びに復旧支援の要請がございまして、18日早朝に給水車2台並びに資材等を運搬のため、水道局職員並びに大分市管工事組合の方にも応援をお願いして、総勢11名を派遣したところでございます。今現在も連日、早朝から職員を派遣しているところであり、水道局としましても、今後とも県内各市と関連企業の方々と連携しながら、復旧に向けて最大限の支援をしていく予定にしております。
それでは、本日御審議いただきます平成28年度
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定についてでございますが、後ほど担当課長より詳細について御説明させていただくことになりますが、収益的収支につきましては約26億5,000万円の純利益を上げることができました。
また、翌年度に繰り越して使用できます内部留保資金も約29億円を確保しております。
今後につきましては、料金収入の減少が見込まれるなど、水道事業を取り巻く経営環境は大変厳しい状況でございますが、健全財政を維持し、持続性のある事業運営に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。
○
足立分科会長
それでは、審査に入ります。
議第82号、平成28年度大分市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
真田経営管理課長
〔添付資料 平成28年度大分市
水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について説明〕
○
足立分科会長
ただいま執行部より説明がありましたが、質疑、意見等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案の認定について反対の御意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
本案については反対の意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、そのように集約いたします。
何か要望事項はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
以上で水道局の審査は終了いたしましたが、委員の皆さんから、他の分科会と関連する要望事項はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
それでは、委員の皆さんからその他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
執行部からその他として何かありませんか。
○
小畑水道局管理部長
ありません。
○
足立分科会長
それでは、水道局の皆さん、退席をしてください。お疲れさまでした。
委員の皆さん、しばらくお残りください。
〔水道局退席〕
○
足立分科会長
それでは、これまで出された建設分科会としての要望事項及び、その他の分科会と関連する要望事項はありませんでしたが、なしということでよろしいですか。
〔「なし」の声〕
○
足立分科会長
ここで、次回の建設分科会についての確認をいたしたいと思います。
次会は、22日金曜日の午前10時から開催し、分科会要望及び
事務事業評価の分科会評価結果の文言を確認いたしたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上で、決算審査分科会を終了いたします。
午後2時3分散会...