大分市議会 2017-09-20
平成29年決算審査特別委員会( 9月20日 総務分科会)
平成29年
決算審査特別委員会( 9月20日
総務分科会)
決算審査特別委員会総務分科会記録
1.開催日時
平成29年9月20日(水)午前10時0分開議~午前11時32分休憩
午前11時40分再開~午後0時5分休憩
午後1時0分再開~午後2時5分休憩
午後2時15分再開~午後3時7分休憩
午後3時15分再開~午後3時58分散会
2.場所
第1委員会室
3.出席委員
分科会長 田島 寛信 副分科会長 松下 清高
委 員 穴見 憲昭 委 員 秦野 恭義
委 員 井手口 良一 委 員 馬見塚 剛
委 員 荻本 正直 委 員 国宗 浩
欠席委員
な し
ほかに質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
今の質疑と若干関連しますが、滞納繰越分は年数を経るうちに非常に難しくなってくる。そうなると、ここに書いているような理由等によって、不納欠損をせざるを得ないと思いますが、ここ数年の状況と収入未済の金額の状況について教えてください。
○
堀財務部次長兼納税課長
収入未済額につきましては、平成20度年が約34億円、平成21年度が約34億円、その後の平成22年度以降は約29億円、約24億円、約19億円、約16億円、約12億円、約8億円、約7億円と額は減っております。
不納欠損額ですが、平成20年度が約4億8,000万円、平成21年度が約2億2,000万円、その後は約2億5,000万円、約2億9,000万円、約2億6,000万円、約1億6,000万円、約1億5,000万円、平成27年度が約1億8,000万円、平成28年度が約1億2,000万円と額は減っております。
○松下副分科会長
わかりました。収入未済額は、特に徴収率のアップと大分市
未収金対策会議といったものの効果があらわれていると捉えてよろしいですか。
○
堀財務部次長兼納税課長
はい。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようでございますので、質疑、意見を終結いたします。
次に、第2
款地方譲与税から第12
款交通安全対策特別交付金までの説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書②3ページ~ 第2
款地方譲与税~第12
款交通安全対策特別交付金について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、第13款分担金及び負担金、第14款使用料及び手数料の説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書②7ページ~ 第13款分担金及び負担金、第14款使用料及び手数料について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、第15
款国庫支出金から第22款市債までの説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書②11ページ~ 第15
款国庫支出金~第22款市債について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございますか。
○
井手口委員
新規起債の銀行利子を教えてください。
○
吉良財政課長
最新の利子は確認しておりませんので、後ほどお持ちしたいと思います。
○
井手口委員
起債の種類によって違うのですか。
○
吉良財政課長
借り入れ先によって異なります。
○
井手口委員
後ほどお願いします。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
分科会要望についてですが、昨年、
総務分科会は要望を出しており、要旨を申し上げますと、自主財源の安定を図り、市債残高に留意し、
基礎的財政収支の黒字を確保するとともに、財政構造の弾力性の確保、健全性の堅持に努めることを要望しておりますが、ことしはいかがいたしましょうか。
同様とするか、他に追加することはありませんか。
○松下副分科会長
歳入については、
総務分科会でしか審査しませんので要望としたいことがあれば。
○
井手口委員
収納率は向上しているし、2年連続で全国1位を継続しているので、言うことはありませんが、不納欠損額に関しては、やはり極力圧縮できるようにしないといけない。これは今後入ってこないお金になるので、さらに努力をしてもらうことを加えていただきたい。
○
田島分科会長
ただいま
井手口委員から不納欠損額の圧縮という御意見が出ましたけれども、要望事項の文言整理につきましては、正副分科会長に一任ということでよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
では、そのようにいたします。
それでは、質疑、意見を終結いたします。
次に、討論、採決については全体会で行うことになりますが、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
では、そのように集約いたします。
次に、歳出第1款議会費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書③3ページ~ 歳出 第1款議会費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
本案に対する分科会の意見を集約したいと思います。本案の認定について反対の意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第2款総務費の審査を行います。
最初に、第2款総務費のうち、第1項総務管理費について執行部の説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書③7ページ~ 歳出 第2款総務費 第1項総務管理費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
○
井手口委員
19ページの
地域づくり交付金モデル事業ですが、それぞれの地域でどういうふうにお金を使ったかということをまとめたものがありますか。
○
安東市民協働推進課長
各地域での
取り組み状況の表はつくっております。
○
井手口委員
それを見せていただきたい。そろそろ
事務事業評価の対象となるものなので、参考にしなければならない。
それと、
まちづくり協議会で、互いにほかの協議会の取り組みを参考に勉強してもらわないといけないが、協議会の代表者での話し合いのようなものはあるのでしょうか。
○
安東市民協働推進課長
今のところ、
まちづくり協議会の会長の集まりというのはございません。
○
井手口委員
ぜひ行うことを検討してください。個人要望です。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
○国宗委員
10ページの負担金と補助金及び交付金について、各地区の踊りの保存会への補助金、
大野川合戦まつりなど、いろいろ補助金がお祭りとかイベントに出されています。これ以外にも各地区でイベントを行っているところはあると思いますが、この補助金が出されているところ、出されていないところの差はどのように考えているか教えてください。
○
安東市民協働推進課長
補助金につきましては、以前は観光課で祭りの補助金という形で出していましたが、現在はそれぞれの地域の活性化などに資する取り組みということで、市民部が所管しております。
補助金を出しているところ、出していないところにつきましては、それぞれの経過がありますが、補助金を出していないものにつきましては、各地域からの要望等があれば、検討してまいりたいと思います。
○国宗委員
要望があれば出す方向で考えていくということでよろしいのですか。
○
安東市民協働推進課長
要望をいただきまして、お祭り、行事の内容の確認をさせていただきまして、検討してまいりたいと思います。
○国宗委員
具体的に市に補助金を出してくださいという要望があったのですか。
○
安東市民協働推進課長
要望をいただいて、補助金を出すという形になります。
○国宗委員
補助金が出るところと出ないところの線引きはどのようなルールとなっているか教えてください。
○
安東市民協働推進課長
明確な基準は今のところございません。
○国宗委員
それは不公平になりませんか。
○
安東市民協働推進課長
不公平にならないよう、各地域からの要望をいただいて検討させていただきたいと思います。
○国宗委員
具体的なルールがない。執行部のさじかげんで、出す、出さないということですか。何回もこの話はしています。そこはどうですか。
○
村上市民部審議監
これまで、祭りの補助金はいろいろな形の経緯がございまして、先ほど安東課長が申し上げましたように、国宗委員が言われたこの一覧表の補助金については、市民部が一元的に地域振興の一環で補助金を示しているところでございます。
なお、それぞれの地域の活性化事業というのは、例えば大在の
コスモスまつりでは、
地域まちづくり活性化事業の一環で現物支給の支援をしていますし、いろんな……。
○国宗委員
今、
コスモスまつりのことは言っていない。
○
村上市民部審議監
いろいろな形があるものですから、先ほど安東課長は要望があればということですが、今、市民部が一括所管している部分については、今後も現状維持をしていきたいと考えていますし、それぞれ地域の要望については、例えば商工労政課の
商店街活性化補助金とタイアップしながら、支援ができる形で検討しているところでございます。
○国宗委員
では、その結論はいつ出ますか。私は二年、三年と言ってきていることです。
○
村上市民部審議監
その結論については、それぞれの関係者と話し合いをしながら、補助金の要綱に沿った形で、地域の体制が整えば支援をするということで確認をしているところでございますので、もう一度私どもで確認をしていきたいと思っております。
○国宗委員
その結果を教えてくれませんか。いつまでに教えていただけますか。
○
村上市民部審議監
商店街の
活性化補助金について商工労政課と協議して、今、指摘がありましたように、かなり期間がたっていますので、早急に詰めて御報告をと考えております。
○国宗委員
現在、補助金を出しているところは、こういう経緯だと。別に出しているところに出さないようにとか言っているわけではなく、これ以上に各地域で頑張っているところもあるのだから、そういうところに対して、こういうものもありますと。地域から声を上げないと、それを教えないというのもフェアではないと思います。こういうものがありますから、地域の方、使いませんかとか、それぐらいの地域活性化に対しての温かい気持ちが市にないと、だめです。私は何回もこういう話をしてきて、こういう場で言わないと、前向きな答えをいただけないというのはおかしいと思います。
今回のものは、もう出したものだからしようがないかもしれませんが、来年も変わらない、何もないというのは許されない話です。伊藤部長、その辺を考えていただけませんか。出せるもの、出せないもの、ここまでなら出ますなどをきちんと示さないと、いつまでも変わらない。私は要望させていただきますので、ぜひお願いします。
○
田島分科会長
国宗委員、それは個人要望ですか。
○国宗委員
個人要望です。
○
田島分科会長
では、個人要望ということでございます。
ほかに質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
重点事業にも関係することですが、3ページの7、
豊予海峡ルート推進事業で、交流というのが今時点では予算的にはかなり大きいと思いますが、その交流状況、参加人員などを教えていただきたい。
○
宮下企画部次長兼企画課長
交流につきましては、本市が独自で行っている部分と、愛媛西伊予・
大分中部地域間交流促進協議会での交流がありますが、細かい実績等の数字を持ち合わせておりませんので、後ほど御報告させていただきたいと思います。
○松下副分科会長
この事業の中では交流という分が今時点では大きいのだろうと思いますし、調査事業もかなり多かったと思いますが、そういう機運の醸成というところで取り組んでいると思いますので、しっかり報告していただきたいと思います。
○
田島分科会長
報告を皆さんにお願いします。
ほかにございますか。
○松下副分科会長
説明書8ページの
職員健康管理に関して、健康診断の結果状況がどうなっているのか。ここ二、三年の比較データを調べていただけますか。要精密検査となった場合の治療、継続といった結果とここ二、三年の比較状況を教えてください。
それと
職員ストレスチェックも同じく、メンタル面の状況がわかると思うのですが、チェックを受けてからの経過です。例えば保健師と面談、相談をする、それから治療という状況になっていると思いますが、同じようにここ二、三年がどういう状況になっているのかを報告していただきたいと思います。
○
村上職員厚生課長
今、お話しいただきました資料につきましては、後ほど配付させていただきたいと思います。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
○松下副分科会長
1ページの2番で、地域の「魅力・活力」創造事業で、
地域おこし協力隊員、平成28年度は3名、今年度も3名でしたか、増員したと思いますが、平成28年度の協力隊員の活動状況が見えません。
一年で増員したということに非常に疑問に思っていまして、通常は二年、三年取り組んで、一定程度の成果があって、ふやすというのであればわかりますが、一年で増員ということは、すごい成果が出たという判断のもとで増員した、何をしてきたのか、具体的な成果といった部分を含めて、資料をいただけたらお願いしたいと思います。
○
安東市民協働推進課長
平成28年度に3名採用いたしました。その活動状況等の資料を後ほどお渡ししたいと思います。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
○松下副分科会長
自治委員報酬の考え方を教えてください。
○
安東市民協働推進課長
自治委員の報酬でございますが、基本額といたしまして8,500円、世帯数に応じて91円を掛けた額を月額としてお支払いをしております。
○松下副分科会長
世帯数に応じて91円という考え方というのはどういったものですか。
報酬を出す根拠、考え方、内容を教えてください。
○
安東市民協働推進課長
91円の単価の内訳というのがございます。その詳細について、資料を持ち合わせておりませんので、後ほど提出させていただきたいと思います。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
続いて、第2款総務費のうち、第2項徴税費から総務費最後の第6項監査委員費までの説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書③48ページ~ 第2款総務費 第2項徴税費~第6項監査委員費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
55ページの
個人番号カードの交付状況に関してですけれども、平成28年度末で2万4,556枚の発行ということですが、見込み数との比較でどうであったのかということと、当初、発行の状況がかなりおくれていたと思いますが、現在の状況の2点を教えてください。
○
大久保市民部次長兼市民課長
松下副分科会長から言われました件につきまして、交付状況は8月31日現在で、8月末の人口47万9,337人に対しまして7.78%の交付状況であります。
目標としましては、今後、マイナンバーカードを利用しまして、コンビニでの証明交付などが始まる予定になっておりますので、窓口等で広報など、募集を強化していきたいと思っております。
発行状況といたしましては、ただいま市で滞っている分はございません。国に発行の申し出をしていただきますと、3週間程度で発行できる状況になっております。
○松下副分科会長
7.78%ということですが、目標というのはあるのですか。
○
村上市民部審議監
個人番号カードの取得状況は、中核市48市で大体が大分市と同様であり、現時点は8%でございます。大久保次長が申し上げました、来年、コンビニでの住民票交付などの事業が開始されると同時に、その要件に
個人番号カードの取得がございます。市の市民サービス向上、市民向けの事業が開始されますから、ぜひとも市民の皆さんに
個人番号カードを取得してくださいということで、ホームページやポスターの掲示などによって、
個人番号カードの取得に全力を挙げているところでございます。目標は特に定めておりません。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、
事務事業評価に入りますが、ここで説明員を交代させますので、しばらく休憩いたします。再開は午前11時40分からといたします。
〔説明員交代〕
午前11時32分休憩
午前11時40分再開
○
田島分科会長
それでは、分科会を再開し、
事務事業評価に入ります。
地域コミュニティ創造事業、おおいた
夢色音楽プロジェクトが評価対象となっております。
それでは、提出された
事務事業評価シートをもとに、執行部から説明を受けます。
まず、
地域コミュニティ創造事業について執行部の説明を求めます。
○
安東市民協働推進課長
総務1、
地域コミュニティ創造事業につきまして、市民協働推進課より
事務事業評価のシートの項目に沿って御説明させていただきます。
まず、事務事業実施期間から実施方法は記載のとおりでございますが、本事業は、平成26年度から直接実施をいたしております。
次に、事務事業の概要のうち目的でございますが、近年の少子高齢化、人口減少社会において、地域づくりやまちづくりを進めていくには、地域コミュニティの持続的な発展が不可欠であり、そのためには地域の担い手となる人材の育成が大変重要であり、そのような人材の確保を支援することとしております。
次に、対象でございますが、自治会長を初めとする地域リーダー及び一般市民の方としております。
また、その手段につきましては、記載をしております4つの事業を柱としております。
事業の1点目は、学びの場事業でございます。
地域づくりやまちづくりの分野で活躍されている講師を招聘し、地域活動の大切さや参加意識の醸成を図る講演会等を開催いたしております。
2点目は、研修支援事業でございます。
自治会長を初めとする地域リーダー等を対象とし、県内外でまちづくりについて先進的な活動をしている団体を視察し、活動している方々の話を直接聞くことにより、そのノウハウを学んでいただく事業でございます。
3点目は、情報提供促進事業でございます。
自治会が日ごろどのような活動をしているのか、住民の方に知っていただく手段の一つであります自治会新聞の作成などについて学んでいただく講座等を開催いたしております。
最後に、地域活性化講座でございます。
まちづくりや地域のリーダーとしての考え方や手法を学んでいただくため、専門的な知識を持つ講師により、年間5回の連続講座を開催いたしております。
次に、この事業の必要性でございます。
近年の少子高齢化やライフスタイルの変化などに伴い、人々の価値観も多様化しており、自治会等が行う地域活動への参加者の減少、担い手不足などが、地域の深刻な課題となってきております。
こうしたことから、本事業を実施することで、市民の方への地域活動の大切さや参加意識の醸成を図るとともに、次の時代を担う人材を育成することで、地域コミュニティを持続的で発展性のあるものにできると考えております。
次に、成果目標と成果実績、効果及び成果指標名につきましては、記載のとおりでございます。また、事業費につきましては、平成26年度、平成27年度実績は記載のとおりであり、平成28年度の実績額は266万5,000円、平成29年度の予算額は295万5,000円となっております。また、平成28年度事業費の内訳、従事職員数は記載のとおりでございます。
次に、自己評価の実績評価につきましては、各事業の参加者からは、学んだことを地域で実践したいという声も聞こえており、地域リーダーや次期リーダーの学習の場や地域課題解決のアイデアを得る場として成果を上げていると考えております。
今後の方向性、課題、改善案につきましては、これまでの講演会では、多くの参加者を得るために著名人などを招聘してまいりましたが、今後は、より実践的な効果を得ることを目的に、地域活動に興味がある市民を対象とした新たなセミナー等を実施するなど、地域の新たな人材を育成する取り組みを進めていく必要があると考えております。
特記事項は特にございません。
○
田島分科会長
説明が終わりましたが、質疑、意見はございませんか。
○
井手口委員
成果目標、成果実績ですが、事業の目的は、次世代、新しいリーダーを育成していくことであり、イベントに参加する人間の数を目標にしているというのは少し違うと思う。このイベントに参加した、あるいは次に自治委員になるつもりで研修に参加した結果、自信を持って新しく自治委員になりましたという人はどのくらいいるのですか。
○
安東市民協働推進課長
成果で参加者数を記載しておりますが、例えば活性化講座を行った後の成果につきましては、参加者からのアンケートなどをもとに、意見をいただいており、その後に、その方々が実際に地域での活動をされているのかという部分については、追跡調査等はできておりませんので、これから改善して、目に見えるようなものをということで考えております。
○
井手口委員
地域広報紙がA4で1ページ、年間3回であったものが、月に1回、あるいはA4で8ページになりましたといった形で活性化されたという成果はどうですか。
○
安東市民協働推進課長
講座に参加された後の状況は確認いたしておりません。
○
井手口委員
講演会、研修会はどういう単位で行っていますか。地域単位ですか、それとも、例えばコンパルホールやホルトホール大分などで行って、全市から人が集まってくるという形ですか。
○
安東市民協働推進課長
コンパルホールでの講演会等は、全市から参加者を募っております。
○
井手口委員
自治委員が抱えている問題というのは、周辺部、中心部、それから新規の住宅地区といったところでそれぞれ違うので、1カ所に集まって、1人の講師から話を聞いても、自分のところの地域には当てはまらないということがあります。そういったことがアンケートの集計で出ていませんか。
○
安東市民協働推進課長
アンケート調査によりますと、講演会に対する評価というのは、概ねいい評価が出ておりますが、やはり意見としては、自分の地域の課題の解決にはつながりにくいというものもございます。
○
井手口委員
アンケートにそういうものが多く出たとしたら、どのような検討をして、次の本年度に生かすようにしていますか。
○
安東市民協働推進課長
例えば地域活性化講座などにおきましては、
まちづくり協議会の立ち上げを考えているところ、課題のあるところの自治会から参加いただいておりますので、それぞれの地域の課題解決について取り組みが行われております。
○
井手口委員
平成27年度、平成28年度は参加者数を目標として、1,000人としています。本年度は600人としていますが、減らした理由は何ですか。
○
安東市民協働推進課長
多くの人が参加する講演会を1回減らし、細かい範囲で次のリーダーを育てる事業を今年度から取り組んでいる分、目標値が下がっております。
○
井手口委員
大きなイベントに有名人を呼んで、楽しんでもらうというところから、少数精鋭で、じっくりと地域自治に関して勉強してもらうという方針に変わったので、この人数ということですね。
○
安東市民協働推進課長
はい。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
○荻本委員
地域に特化したということで、例えば地域の要望があって講演会を開いたということはあるのでしょうか。
○
安東市民協働推進課長
そういった形の講演会はございません。
○荻本委員
今年度からは地域に特化したものはあるのですか。
○
安東市民協働推進課長
今年度からの新規事業につきましては、地域の中で次期リーダーを育てる講座を開始し、地域に特化した課題に対応するリーダー育成の事業となっております。
○荻本委員
地域まちづくりビジョン会議のメンバーに、この事業に参加した次世代のリーダーは入っているのですか。
○
安東市民協働推進課長
自治会長の参画はありますが、他の方で地域まちづくりビジョン会議の委員の参画があるかどうかは把握しておりません。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はありませんか。
○国宗委員
平成26年度から3年間行っていますが、各地域から参加される方は、別の方ですか。
○
安東市民協働推進課長
地域活性化講座等はそれぞれ違う方に参加いただいています。
○国宗委員
ほかは、3年間、同じ方が出ているのですか。
○
安東市民協働推進課長
そのほかの事業につきましては、講演会等、多くの方がいらっしゃいますので、3年間続けて参加をしているかどうかまでは把握しておりません。
○国宗委員
先ほどの質問であったように、追跡調査をしていないというところが、今後の課題と思います。追跡調査をしてないということは、講座、研修は開催するが、後は地元でお願いしますという姿勢に見えてしまいます。そうすると、本当に地域の次世代を担うリーダーを市が一生懸命になって支援していくのかというところが問われると思います。今後の方向性、課題にも具体的にそういうことは書いていませんが、その辺はどうですか。
○
安東市民協働推進課長
当然、事業の成果を見据えて行っていますが、把握できてないというのは課題だと思っております。新しい取り組みでは、講座に参加された方々が、例えば自分で企画したものがその後、地域で実際に行われているのかどうかというところも今後はフォローしていきたいと思います。
○国宗委員
今、この地域でこういう方がこういうふうに頑張っているという、具体的なものは持ちあわせていないということですね。
○
安東市民協働推進課長
特にそういった情報を集めているということはございません。
○国宗委員
はい、わかりました。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
○穴見委員
地域リーダーというのはどの年代をターゲットとして行っているのでしょうか。
○
安東市民協働推進課長
特にありませんが、時間的余裕が、なかなか仕事をしながらというのは難しい部分もあるかと思いますので、定年をされた方が多いと思います。各年代層から、まちづくりに対して集まっていただいて、多様な意見がまざり合って課題解決をしていくものだと思っておりますので、いろんな方に声かけはしていきたいとは思っております。
○穴見委員
いろんな世代にお声かけということですが、この4つの事業の周知はどのような方法でされているのでしょうか。
○
安東市民協働推進課長
事業を開始する際には、ホームページや市報、また各自治会において回覧などでこの事業の周知広報をいたしております。
○穴見委員
参加された方に、どうやってその事業を知ったのかというアンケートとかはとられているのですか。
○
安東市民協働推進課長
事業の際に、どういった形で知り得たのかというアンケートをしておりまして、例えば昨年度の講演会のアンケート結果で言いますと、自治会の回覧で知ったという方が一番多く、ほかは知人から聞いた、市報で見たといった意見がございました。
○穴見委員
若い人に来てほしいということですが、なかなか難しいところがあると思います。ですから、今後、若い方への周知方法を工夫してほしいという要望です。
○荻本委員
アンケートで、何で知ったかというのはどのようなものですか。
○
安東市民協働推進課長
昨年度の講演会では、市報、ホームページ、自治会回覧、知り合いから聞いた、その他となっております。
○荻本委員
その他のところで、自治会長から誘われたというのはないのですか。
○
安東市民協働推進課長
詳細にお聞きしておりませんが、自治会役員の方から声がかかってということはあるかと思いますし、知人から聞いたという中に、自治会長なども入っているのではないかと思っております。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
今後の方向性について、参加人数が1,000名、今年度は600名ということですが、目的を持ってどういう人をターゲットにしていくのかということが大事と思います。
地域活動というのも自治会活動だけではなく、いろいろあると思います。その目的に沿った形で、どこにターゲットを絞って募集していくのか、PRしていくのかというのが大事と思います。今まで、そういった目的を持って、ターゲットを絞って募集方法を行ってきたのかどうか。例えば、事業内容で、③情報提供促進事業では、私も自治会活動で、広報紙をつくったりしたこともありますが、ノウハウがありませんでした。今までの実績を把握されているのかというのが1点。
それと、先ほど
井手口委員も指摘しましたが、地域によって課題はいろいろあります。同じような地域課題を抱えている人たちとの意見交換、情報交換、実践、そういったものをこの講座でしてきたのかどうなのか、あるいは今後の方向性でそういう考えがあるのかを教えていただきたい。
○
安東市民協働推進課長
募集については、地域づくりへのきっかけを持っていただきたいということで、広く広報しておりますが、それぞれの状況は把握できておりません。
地域ごとの課題についての意見交換の場でございますが、地域活性化講座の中に、幾つかの参加地域、自治会がございますので、それぞれの地域での課題を話し合いながら、ほかの地域の課題も含めて検討していただいているというところはございます。
○松下副分科会長
募集について、現在、そして将来という2つの視点を持っていると思いますが、例えば現役世代は、日中はなかなか難しい。そうなると、土日、夜間といった時間設定での講座の開設、あるいはターゲットを絞った形での募集といったことは、今時点ではしていないのでしょうか。
○
安東市民協働推進課長
講演会は土曜日、日曜日に行い、参加しやすいと考えております。また、地域活性化講座におきましては、平日の夜、2カ所の公民館で行っております。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
では、質疑、意見を終結いたします。
ここで、しばらく休憩いたします。再開は午後1時からとします。
午後0時5分休憩
午後1時0分再開
○
田島分科会長
それでは、分科会を再開し、委員評価に入ります。
ここでは、委員各自でお手元の議会側
事務事業評価シートの1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は、後の自由討議で必要となりますので、5分程度で記入をお願いします。
〔
事務事業評価シートを記入〕
○
田島分科会長
記入が終わったようですので、次に、自由討議に入ります。評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分とその理由について、発言をお願いします。
それでは、お願いします。
○国宗委員
地域のリーダーづくりは不可欠であり、地区、校区独自のリーダーを育成するということで必要性はありますが、後の追跡調査ができていないということ、達成度と費用対効果が全くわかりません。ちょっと厳しい評価ですけど、今の段階では休止してもいいのかと思います。
○穴見委員
自治委員のなり手不足という声も聞こえますし、また若い方の地域コミュニティの参加が年々減っているという現状を踏まえて、こういう取り組みの必要性はあると思います。また、市が行わないといけないかというと、自治会単位、もしくは民間などに任せるのは、難しい部分があるのかと思うので、やはり市がしなければならないと感じております。
ただし、意見が出ましたけれども、ターゲットが曖昧であるがゆえに、最終的なゴールがわかりづらいという感覚が拭えません。そういった部分を明確にして、取り組んでほしいという気持ちがありますし、また、若い方をどんどん巻き込むような取り組みとかをしていけば、いい形になるという気持ちもありますので、個人的には継続と感じております。
○秦野委員
私も継続です。こういった事業というのは、ある程度長期的に取り組まないと効果が出てこないと思います。地域おこし、地域コミュニティということからして、いかに皆さん方に地域の自治会を含むコミュニティの形成に関心を持ってもらうかということが大事なことであって、年齢を問わず、人材を育てるという意味で捉えております。そういった内容となっているかどうかというのはわかりませんが、こういった事業を長期で取り組まないと、本当の意味のリーダー育成という形にならないと思いますので、私は継続です。ただし、中身をもうちょっと整理する必要があるかと思っております。
○松下副委員長
評価区分としては継続です。先ほども指摘したように、必要性はあると思っていますし、市が目的意識を持って、こういうリーダー育成を行っていくということは、非常に大切なことだと思っていますが、3カ年の事業内容を聞くと、本来の目的達成といった部分では、残念ながら疑問を抱かざるを得ないと思っています。
ただし、事業の目的は必要だと思っていますので、さきほどお話がありましたが、目的意識を持って、ターゲットを絞り込みながら、どういう事業をするのか、事業内容の絞り込み、構築をする。事業内容を精査しながら、ターゲットごとに事業内容を構築する。それと、幅広く地域コミュニティに関心を持っていただくという意味で、幅広い人たちに対する一般的な講演会というのも必要と思います。
○馬見塚委員
3年間が経過して、この事務評価シートにあるように、今後の方向性、課題、改善案を含めて、今までの経過を含めてしていこうというものも見えていますし、長い目で見るべきだと思っていますから、継続ということで評価したいと思います。
○荻本委員
地域コミュニティは非常に重要ですし、そのための次世代リーダーの育成は必要であります。しかし、実際、今の状況を見ると、成果が余り出ていないという状況にありますので、これからは地域コミュニティの醸成ということと、次世代コミュニケーション、何が必要かということを、もう一度検証する中で、事業内容を見直して、継続としてもらいたいと思います。
○
井手口委員
私も、事業内容を見直して、継続すべきと考えます。目的と目標の設定が、少しずれがあるかと思います。その辺のところも検討しながら、きちっとしたアフターフォローが最も重要な事業だと思いますので、その辺をきちっと踏まえた形で、一部を見直ししていただきたいと思います。
○
田島分科会長
私は、参加された方々の追跡調査、また成果について把握されていないという面もあるのですけれども、今後の取り組みやフォローに期待をいたしまして、継続としたいと思います。
それでは、ただいま出された意見について、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず、3番の最終委員評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめます。
また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではありませんので、私を含めて全員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
そのようにいたします。
国宗委員、いかがでしょうか。
○国宗委員
先ほど、休止ということで申し上げましたけど、皆さんの御意見もお伺いして、新しいリーダーをつくっていくというのは、当然必要なことだと思っております。私は悩んだ末に休止と言ったのは、事務事業として、後の追跡が何もないということが一番、寂しいところだと思います。こういうのは市民の税金を使って、毎年1,000万円以上のお金をかけているので、市はきちんと追跡しながら、できれば、リーダー間の横の連携とか、いろいろな形で、本当に本物のリーダーを育成していくというところが先ほどの説明でなかったので、休止という厳しい結論を出しましたが、内容をしっかり見直していただいて、本当に生きた
地域コミュニティ創造事業になるのであれば、継続でもやむを得ないと思います。
○
田島分科会長
委員の皆さん方に発表していただいた結果、継続という合意形成が図れたと思いますので、
総務分科会評価といたしましては、継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定をいたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、継続とした理由、改善内容、提案事項等について、まとめを行いたいと思います。
○松下副分科会長
皆さんの御意見は、事業内容をしっかり見直して、本来の目的に従った形での事業内容、地域を見直してくれということ。それから、その効果がどのように上がったかということの追跡調査、横の連携などを含めた、アフターフォローもしっかりしてくださいというのが御意見だったと思います。
○
田島分科会長
ただいま松下副分科会長がお話しした内容でよろしいでしょうか。
○荻本委員
地域コミュニティは重要であり、そのためにリーダーを育成すると入れてほしいです。それを入れた上で、今の内容、松下副分科会長が言ったところで継続すると。
○
田島分科会長
それでは、分科会評価結果内の文言につきましては、正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、おおいた
夢色音楽プロジェクトについて、執行部の説明を求めます。
○
広瀬文化国際課長
総務―2、おおいた
夢色音楽プロジェクトにつきまして、評価シートに従いまして、本事業の概要から説明してまいります。
まず、目的でございますが、おおいた
夢色音楽プロジェクトは、本市が西洋音楽発祥の地であるなど、音楽にゆかりの深い歴史を有していることから、音楽をベースに新たなまちの魅力づくりを行おうと、平成20年度から始まった事業で、年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むような音楽のまち大分の実現を目指しています。
次に、対象、手段をごらんください。おおいた
夢色音楽プロジェクトは、①おおいた夢色音楽祭実行委員会への補助金から、④のいかした大人たちのバンドフェスまでの4事業を実施しております。このうちおおいた夢色音楽祭が10周年を迎え、これまでの取り組みを検証するとの選定でありましたので、シートの右側につきましては、主におおいた夢色音楽祭の成果、実績を掲載しております。
まず、昨年度までの3年間の開催実績でございます。平成26年度、平成27年度は、出演者が1,000人を超え、観覧者数も5万人を超えましたが、昨年は、初日が雨模様で、出演者、観覧者数ともに、前年度より減少しましたが、アンケート等を見ますと、音楽祭への出演、開催を楽しみにされている方も多く、現在では大分の秋を代表する音楽イベントとして定着してきているものと考えております。
次の、総事業費には、おおいた
夢色音楽プロジェクトの3年間の事業費を掲載し、その下段には、平成28年度のおおいた
夢色音楽プロジェクトの各事業費とおおいた夢色音楽祭の事業費内訳を掲載しております。
次に、8月9日の総務常任委員会で御質問いただきました件につきまして、御説明を申し上げます。お手元に御用意しておりますA3横の資料1と資料2を御用意いただきたいと思います。
初めに、資料1のほうでございますが、①が、昨年度、平成28年度の事業費の内訳でございます。
それから、次の②が、本市が昨年度100万円以上の補助金を支出し、中心市街地や各地区で実行委員会形式により開催されました事業の一覧でございます。
次に、③と④に掲載しておりますのが、中心市街地の振興と経済効果でございます。このうち、経済効果につきましては、昨年度2日間で出演者968人、来場者4万9,000人の合計4万9,968人が参加され、その経済効果は1億6,568万7,000円と算定しております。
次に、資料の2をごらんください。
⑤おおいた夢色音楽祭のこれまでの開催実績でございます。実行委員会では、毎年、企画、運営のノウハウを磨きながら、音楽祭の充実を図ってまいりまして、支出経費の見直しと同時に、協賛金や運営協力金等、自己財源の確保、拡充に努めており、事業費に占める補助金の割合は減少傾向にあります。
次に、⑥情報発信についてですが、おおいた夢色音楽祭を市内外に広く情報発信するため、紙媒体や市報、メディア等の告知に加え、全国に向けて、ホームページの運用を初め、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNSをフル活用し、出演者の募集やプレイベント情報、ステージの見どころなどを発信しております。
次に、⑦、この10年間で、音楽のまち大分をどのようにつくってきたかでございますが、おおいた夢色音楽祭を初め、4事業を実施することにより、中心市街地だけでなく、市内のさまざまな場所で幅広い世代の市民が参加し、年間を通して市民が身近に音楽に触れる機会を提供してまいりました。中でも、おおいた夢色音楽祭は、市民協働により80人ほどの実行委員会が組織され、出演者、観覧者、そして実行委員会やボランティアの皆さんなど、音楽祭にかかわった人全てが楽しめる、音楽のまち大分を目指しております。今では、県外からの出演者が38組までに拡大するなど、本市が全国に誇る魅力の一つとして広がってまいりました。
また市内では、おおいた夢色音楽祭を契機に、民間主体の音楽祭も生まれてきており、年間を通してまちに音楽があふれる音楽のまち大分の実現に大きく寄与しているものと考えております。
最後に、⑧今後の方向性でございますが、実行委員会の主体的な活動を支援し、西洋音楽発祥の地にふさわしい音楽のまち大分の実現を目指してまいります。
10周年を迎える今年度は、中央通り歩行者天国との同時開催により、ステージを増設し、さらにスケールアップした音楽祭を開催してまいります。
また、来年以降は、国民文化祭やラグビーワールドカップ2019との同時期での開催となりますことから、さまざまなジャンルの音楽を、世代を超えて楽しめる国際色豊かな音楽祭となるよう、実行委員会とともに取り組んでまいります。
同時に、こうした実行委員会の自由で柔軟な発想を具現化できる財源を確保していくことが必要なことから、クラウドファンディング等の新たな手法も研究しながら、自主財源の拡充を図り、より市民主体の全国に誇る音楽祭を目指してまいりたいと考えております。
○
田島分科会長
説明は終わりましたが、質疑、意見はありませんか。
○荻本委員
目的が、年間を通して音楽のまち大分ということを発信していくということですが、今、4事業の年間構成はどうなっているのですか。
○
広瀬文化国際課長
様式の左側の事務事業の概要に、対象手段という項目がございますけど、①おおいた夢色音楽祭実行委員会の補助金の交付がおおいた夢色音楽祭への資金援助であり、中心市街地で、10月の2日間、土日に開催しております、おおいた
夢色音楽プロジェクトの柱となる事業でございます。
それから、②どこでもコンサートというのが、コンサートホールを離れ、中心市街地だけでなく、周辺部の景色のいい場所や、雰囲気のある場所など、さまざまな場所での入場無料のミニコンサートでございまして、おおむね、年間9回開催しております。昨年度、平成28年度の主な開催場所といたしましては、大分市内の各支所や公民館、アートプラザ等々で開催をしております。
それから、③大分市ふるさとコンサートの開催でございます。これは、大分市にゆかりのある国内外での活躍が期待される若手実力派演奏家によるクラシックコンサートでございまして、毎年1回、大体2月に開催しておるものですけれども、出演者が4名から5名ぐらいのクラシックコンサートでございます。
最後が、いかした大人たちのバンドフェスと申しまして、こちらは5月に開催しておりますけれども、幅広い世代でということで、市内で音楽活動をしている平均年齢40歳以上のアマチュアミュージシャンを対象とした観覧無料のコンサートでして、最近では、パークプレイス大分のセンターステージでコンサートを実施したところでございます。
○荻本委員
大分市が日本における西洋音楽発祥の地ということですが、これはどこに向かって発信していこうとしているのですか。市民、それとも全国、大分市外ですか。
○
広瀬文化国際課長
大分市におきまして、西洋音楽発祥の地、それから、滝廉太郎にゆかりのある地ということが、こういった歴史的な特性がありますので、音楽のまちづくりの中で、市民ももちろんそうですし、市内外につきましても、発信をしていっているところでございます。
○荻本委員
市民にとっては、いろいろなところですれば浸透すると思いますが、例えば大分駅など、来街者がいるところあたりで行うという企画は考えなかったのですか。
○
広瀬文化国際課長
おおいた夢色音楽祭は10月の土日の2日間で開催しており、平成28年度は38ステージを設けております。その38ステージの中に、大分駅の府内中央口前広場、それから、大分いこいの道に面した南口でもステージを設けて開催しておりまして、来街者の方々も参加できるような工夫をしております。
○荻本委員
それは10月の2日間ですね。年間を通してはどうですか。
○
広瀬文化国際課長
おおいた夢色音楽祭で申し上げましたけれども、今、紙媒体、市報等の方法とは別に、ホームページ、それから、ブログ、ツイッター、フェイスブック等で情報発信しており、西洋音楽発祥の地というのを広報していくという状況でございます。
○荻本委員
おおいた夢色音楽祭だけではありませんが、これが最も出演団体が多いです。ジャンルはどうなっていますか。
○
広瀬文化国際課長
出演者の方のジャンルは特に設けておりません。
○荻本委員
演歌でもいいのですね。募集して集まった中でということですね。
○
広瀬文化国際課長
はい。
○
田島分科会長
ほかにございませんか。
○松下副分科会長
西洋音楽発祥の地という特色を生かしていくというのは、いいコンセプトだと思いますが、それをどう具現化していくのかというのが1点。あと、より幅広い市民の皆さんに参加していただく、底辺の拡大といった分も必要と思いますが、年間を通して音楽があふれ、道行く人がというのを考えると、例えば、小中学校とか、学生などの合唱であるとか、吹奏楽とか、そういうのもいろいろあると思うのですけれども、そういう人たちがこの音楽祭に参加した実績があるのか、参加させようとする狙い、目的、方向性を教えてください。
○
広瀬文化国際課長
昨年まで9回、おおいた夢色音楽祭を開催してまいりまして、小学生のダンスチームですとか、中学生のブラスバンドの組ですとか、そういった青少年の方々の参加もいただいているところでございます。ただし、時期が10月後半の土日であるということもありまして、中学校の子供さん方にとっては、学校行事等の兼ね合いもあり、なかなか参加が難しいところもあるのかと思いますが、これまでも青少年の参加はいただいているところでございます。
○松下副分科会長
西洋音楽発祥の地という特色をどう具現化してきたのですか。
○
広瀬文化国際課長
おおいた夢色音楽祭にしても、アマチュアのミュージシャンの方々に発表の機会を提供する、ふるさとコンサートというのは、今後国内外で活躍が期待される若手実力派の方々に、ふるさとでの発表の機会を提供するということでございまして、西洋音楽発祥の地と申しますのが、大分市は日本で初めて西洋音楽を、日本人の方々によって発表されたという歴史がございますので、そういうプロのミュージシャンの方々だけでなくて、市民の方々、誰もが参加できるような形での音楽祭というのを、これまでも目指してきたというところで、西洋音楽発祥の地という考え方等も生かしながら開催してきたというところでございます。
○松下副分科会長
ふるさとコンサート、どこでもコンサートもありますが、一層そういった部分を具現化するために、学生たちの発表の場というのを年間通して市民全体に西洋音楽発祥の地だというのを理解していただくということも大事だと考えます。答弁はいりませんが、そのためにどう発信していくのか、実行していくのか、そういった部分も必要だと思います。
○
田島分科会長
ほかにございませんか。
○穴見委員
おおいた夢色音楽祭実行委員会は具体的にどういった方々で構成されているのですか。
○
広瀬文化国際課長
実行委員会の委員は社会人の方々が中心でございまして、今、9回の歴史を誇っておりますが、ほとんどの方が初回から集まっていただいた方々によって組織された実行委員会となっております。
○穴見委員
音楽が好きな方は、誰でも入れるということですね。
○
広瀬文化国際課長
はい。
○穴見委員
毎年、実行委員会委員の募集はされているのですか。
○
広瀬文化国際課長
毎年、おおいた夢色音楽祭の開催にあたって、実行委員会への加入ですとか、ボランティアでの参画という呼びかけをしております。
○穴見委員
歩行者天国などでも、個人的に感じていましたが、中心市街地に人が集まるイベントがあって、市街地のお店などでお金を使ってくれるような試みがあるといいと思っていますが、③に、SNSを活用した協賛各店舗の割引サービスが受けられるラインクーポンというのがあります。大変おもしろいと思いましたが、今、ラインクーポンに参加されている店舗は、何店舗ぐらいあるのですか。
○
広瀬文化国際課長
今、正確な数字は持ち合わせておりませんけど、昨年度の実績で20店舗ぐらいだったと思います。
○穴見委員
分かりました。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
○国宗委員
年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むような音楽のまち大分を実現することが目的となっていますけど、具体的に大分市のまちづくりをどのようにイメージしているか教えてください。
○
広瀬文化国際課長
目指すまちの姿として、年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むようなというところでございまして、今、市が実際に行っている事業は、このおおいた
夢色音楽プロジェクトでは4事業になりますけれども、この4事業の中で、例えば、おおいた夢色音楽祭に御出演していただいたミュージシャンの方々につきましては、大分市が実施するイベントとは別のイベント等にも出演をいただいているところでございます。昨年度で、そういった回数が9回ほどありました。市が実施するイベントですとか、それぞれの地域で開催されるイベント、そういったところで、音楽を通して心和むようなまちを目指しているところでございます。
○国宗委員
具体的にそれができていますか。
○
広瀬文化国際課長
4事業を実施することによりまして、それぞれの地域で、新たに音楽祭のようなイベントが生まれているところを見ますと、具体的にという御質問のお答えになるかどうかわかりませんけれども、着実に広がっているものと考えております。
○国宗委員
10年間取り組んで、来場者がかなりふえているなど、大分市にだんだん定着してきていると感じますが、今後10年間のおおいた夢色音楽祭の方向性は、今のままなのか、ほかのところとマッチングしてといったことはどうでしょうか。
○
広瀬文化国際課長
お手元の資料には掲載していませんが、私ども事務局、実行委員会の皆さんがイメージしている音楽祭というのが、平成3年から仙台で始まりました定禅寺ストリートジャズフェスティバルという音楽祭がございます。ことしで、もう27年目になりますけれども、9月の土日、2日間で、70万人の来場者があるとお聞きしております。この音楽祭に追いつけ追い越せといった形で、私どもも取り組んでおりまして、その定禅寺の音楽祭と比較すると、メディアの協力体制ですとか、経済的な支援を担う企業を拡充していくこと、それから、大学生を初め若いボランティアの方々の参加を拡充していくといったことが課題と認識をしておりまして、課題の解決に向けて、実行委員会の皆様方と協力、協働しながら、定禅寺ストリートジャズフェスティバルのような大規模で、日本を代表するような音楽祭を目指してまいりたいと実行委員会の方々と協議している状況でございます。
○国宗委員
日本を代表する音楽祭を目指しているということで、志は高くて大変いいと思いますが、例えば、来場者の声とか、市外の方が、この音楽祭に対してどのようなイメージを持っているのか、アンケートなどがあれば教えてください。
○
広瀬文化国際課長
来場者、出演者、それぞれアンケートを実施しており、ほとんどの方々が、今後もぜひ続けてくださいという御意見でございます。
出演者の方々にとりましては、中心市街地だけではなく、ほかのところにも広げていただきたいという御意見もいただいております。
それから、県外の方々、県内の方々につきましても、ぜひ続けてくださいというのが大勢を占めているという状況でございます。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
○
井手口委員
年間を通してプロジェクト全体を支えるプロジェクトチームの人役は1.5人となっていますが、どういう体制ですか。
○
広瀬文化国際課長
年間を通して専従職員は1.5人程度であり、具体的には、おおいた夢色音楽祭は毎年10月の開催に向けて専従職員が2人、どこでもコンサートは、年間9回を開催しておりますので、専従職員が1人、ふるさとコンサートにつきましては、この3人が協力しながら開催をしているという状況でございます。
○
井手口委員
プロジェクトという事業名になっています。例えば、おおいた夢色音楽祭は商工労政課、どこでもコンサートは市民協働推進課、それから、ふるさとコンサートは、例えば美術館など、そういったところとの連携が重要だと思いますが、プロジェクトチームとして、そういうところからの人間を招集して、集団で動けるような体制をつくることは検討していますか。
○
広瀬文化国際課長
これまでもそれぞれのコンサートの開催を通して、委員御指摘の関係課と思われるようなところとは連携をしてきたところでございまして、ことしのおおいた夢色音楽祭は大分市中央通り歩行者天国と同時開催をする予定でございます。今後も、こうした形で連携を深める中で、プロジェクトチームの設立につきましては、あり方等も含めて検討してまいりたいと思っております。
○
田島分科会長
ほかにございますか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
では、質疑、意見を終結いたします。
次に、委員評価に入ります。
ここでは、委員各自で、お手元の議会側
事務事業評価シートの1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は、後の自由討議で必要となりますので、5分程度で記入をお願いします。
〔
事務事業評価シートを記入〕
○
田島分科会長
記入が終わったようですので、次に、自由討議に入ります。
評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分と、その理由についての発言をお願いいたします。
○
井手口委員
評価は拡充です。必要性、妥当性のどちらも高いと考えますし、これまでの達成度、特に、経済効果からしても、十分効果が上がっていると考えます。
拡充としたのは、国民文化祭とラグビーワールドカップ2019がありますので、それを盛り上げるということも含めて、これを大分市が西洋音楽の発祥地であるということを全国発信するための好機としたらどうかと考えます。
○荻本委員
評価区分としては継続ということです。音楽によるまちづくり、これは基本的にニーズもありますので、いいかと思います。
ただし、市がどこまでするかということになると、おおいた夢色音楽祭に関してはプロジェクトチームを組んでいるので、市はバックアップをするという体制を整えていけばいいかと思っております。
成果については、おおいた夢色音楽祭に限るかもしれませんが、来場者数も含めて、経済効果、商店街の活性化という意味では、非常にいいことだと思います。例えば、大分いこいの道広場を活用して、もっと大々的にということも検討したほうがいいのかと思います。
事業を継続して、西洋音楽の発祥地というアピールをしてもらいたいと思います。
○馬見塚委員
評価区分は継続であります。年間5万人以上の観覧者数がありますし、年を追うごとに出演者もふえているということもあります。
仙台市の話もありましたが、ことしで10回目ということで、引き続き育てる、見守るべきではないかと思いますので、継続でお願いいたしたいと思います。
○松下副分科会長
評価区分は継続です。先ほども指摘しましたが、西洋音楽発祥の地、これは大きいと思います。目的意識を持ってこれをどのように行っていくのか、それを市民の皆さん、全国に向けて情報発信をしていくということが必要だと思っております。同時に、年間を通してという部分も大きいと思います。開催内容、参加者をより広げていく、底辺の底上げということも含めて、工夫、検討していく必要があると思っております。
また、市の美術館などとのコラボレーション、あるいは商店街、民間企業との連携、タイアップといったものを検討、充実することによって、さらなる活性化を、定着を図っていただきたいということを申し上げて、継続としたいと思います。
○秦野委員
私も継続です。中心市街地に住む者としては、商店街の活性化は大いにいいことだと思います。
ただし、先ほど言いましたように、西洋音楽発祥の地ということは、もう少しPRを一生懸命にしたほうがいいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○穴見委員
私も評価区分は継続です。皆さんがおっしゃっているとおり、参加者、出演者もふえていますし、経済効果も見えていますので、結果は出ていると感じます。
先ほども言ったとおり、そこからさらに、商店街とか周辺の施設に、人が流れて活性化につながる工夫を、今後も考えていってほしいと思います。また、資料にも今後の財源、クラウドファンディング等で新たな手法も研究しながらとありますが、個人的にも、クラウドファンディング等で集めやすい事業内容と思いますので、そういうことにも取り組んでほしいと思いまして、継続とします。
○国宗委員
私も、継続でお願いします。先ほど申し上げました、この10年間の実績は評価できますので、引き続き頑張っていただきたいことと、来場者や出演者もこれを楽しみに来られている方もおられると思いますので、ぜひ、裾野を広げていただけるよう、今後、期待をしていきたいと思います。
また、課長が言われたように、日本を代表する音楽祭を目指しているということで、物すごく高い志をお持ちで、実行委員の方が一生懸命頑張られていると思いますので、財政面だけではなく、いろいろな意味でサポート、支援しながら、県外の方が10月に大分に来たら、音楽祭をしているというぐらい、すばらしい音楽祭に成長していく、今回、継続とする意味があると思いますので、継続でお願いします。
○
田島分科会長
出演者、来場者ともに続けてほしい、おおむね高評価のようでございますし、大分市内外、大分県内外の方にも知ってほしいという思いもあります。また、日本を代表する行事となれるよう頑張るということでございますので、そのようなことを期待しながら、継続とさせていただきたいと思います。
ほかにございますか。
○荻本委員
大分駅前ではストリートミュージシャンは禁止されているのですか。
○
広瀬文化国際課長
はっきりしたことはお答えできませんが、使用料が必要となる場所と必要とならない場所がありまして、おおいた夢色音楽祭も、施設管理者に使用料を払ってステージを開設しているところもございます。場所によって規定があるところ、比較的自由にパフォーマンスができるところがあると思います。
○荻本委員
そういうところも含めて、バックアップしてほしいと思います。
○
田島分科会長
ただいま出された意見につきまして、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず、3番の最終委員評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめます。
また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではございませんので、私を含めて全委員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
では、そのようにいたします。
井手口委員、拡充ですがどのようでしょうか。
○
井手口委員
私だけが拡充ですが、皆さんは、とにかく発展的にという話だし、予算をつけるだけが拡充ではないので、予算規模はともかくとして、先ほど私が言ったように、プロジェクトチームを強化するような面で、せっかく大分の顔になりつつある音楽祭ですから、取り組んでいただきたいと思いますので、継続で結構です。
○
田島分科会長
では、委員の皆さん方に発表していただきました結果、継続となりました。
よって、
総務分科会評価といたしましては、継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、継続とした理由、改善内容、提案事項等について、まとめを行いたいと思います。
○松下副分科会長
おおいた夢色音楽祭のお手本である西洋音楽発祥の地のPR、情報発信をしながら、目的意識を持って、いろんな方が参加できるような部分でやっていくことと、いろんな方との連携、コラボレーション、また、クラウドファンディングといったことを含めて継続ということですね。
○
田島分科会長
そのようにまとめたいと思います。
文言につきましては、正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定いたします。
以上で、
事務事業評価を終わります。
次に、本案に対する、本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
ここで、説明員を交代させますので、しばらく休憩いたします。再開は午後2時15分にしたいと思います。
午後2時5分休憩
午後2時15分再開
○
田島分科会長
それでは、再開いたします。
次に、第3款民生費のうち、
国保年金課関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
池永国保年金課長
〔説明書③71ページ~ 歳出 第3款民生費のうち
国保年金課関係について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようでございますので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで、集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第4款衛生費のうち、葬斎場費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
大久保市民部次長兼市民課長
〔説明書③116ページ~ 歳出 第4款衛生費の
うち葬斎場費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで、集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第8款土木費のうち
市民協働推進課関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東市民協働推進課長
〔決算説明書③205ページ~ 歳出 第8款土木費のうち
市民協働推進課関係について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで、集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第9
款河川課関係を除く消防費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
針宮消防局次長兼総務課長
〔説明書③267ページ~ 歳出 第9
款河川課関係を除く消防費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
274ページの自主防災組織情報伝達整備事業補助金について詳しい内容を教えてください。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
自主防災組織情報伝達整備事業補助金につきましては、各防災会が放送塔、放送設備などを整備する際の補助事業でございます。
○松下副分科会長
600ほどある自主防災会組織の皆さんへの周知はどのように行っていますか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
周知につきましては、自主防災会長、防災士の研修などの際に、事業の説明をさせていただいております。
○松下副分科会長
これを利用した団体は平成28年度は3団体ですが、今までの整備状況はどのようになっていますか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
この事業は平成15年度から行っておりまして、これまでに43団体が申請し、交付を受けております。
○松下副分科会長
12年間で43団体ということですが、当局としては43団体しかできていないのか、43団体できたというところか、整備状況をどう考えますか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
放送設備につきましては、市民協働推進課に公民館の放送設備という補助事業もございますが、自主防災組織情報伝達整備事業補助金につきましては、災害時に使用するということで非常電源を必ず確保するといった条件がございますので、地域公民館の放送設備と防災関係とのすみ分けはできていると思っております。
今後は、非常電源の確保などの条件があるといったことを市民の方々、地区の方々にしっかりと周知し、普及を進めていきたいと思っております。
○松下副分科会長
日田市も、東日本大震災もですが、大型スピーカーなどを設置しても、台風、大雨などの場合、聞こえにくいという意見がありますが、今後の事業内容のあり方は検討されているのですか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
地区の情報伝達につきましては、それぞれ自主防災組織で、いろいろと取り組んでいる例がございます。自主防災組織活動事業費補助金を活用していただいて、自治会でラジオなどを配るといったところもありますけれども、今のところ、基本的に情報伝達は、この放送設備の補助と考えているところでございます。
○松下副分科会長
個人要望ですが、先ほど言ったように、大雨などの場合に、非常に聞こえにくく、周知できなかった、避難がおくれたといったケースもあると聞いていますので、もう少し屋外放送設備以外の情報伝達について、費用対効果も含めて、あり方を検討してほしいと思います。
○
田島分科会長
ほかに、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、
事務事業評価に入ります。
本分科会では、
被災者救援物資等備蓄事業が評価対象となっております。
それでは、提出された
事務事業評価シートをもとに、執行部から説明を受けます。
まず、
被災者救援物資等備蓄事業について、執行部の説明を求めます。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
被災者救援物資等備蓄事業につきまして、お手元に配付の平成29年度
事務事業評価シートによりまして、御説明申し上げたいと思います。
まずは、シート中央の目的でございます。本事業は、大規模災害時に、市外からの救援物資等が供給できる体制が整うまでに必要な食料や水、生活必需品等を地域の防災拠点に分散備蓄することで、迅速な支援体制構築に資することを目的に、平成25年度から実施いたしております。
具体的には、南海トラフ地震の被災1日後の想定避難者数、約9万5,000人分の救援物資を、ホルトホール大分や小中学校を中心に分散備蓄をしております。
目標数量は、想定避難者数の3日分を、自助、共助、公助の流通備蓄、公助の現物備蓄で確保することといたしておりまして、現物備蓄については、県と市で半分ずつ整備することといたしております。
また、本市の備蓄については、避難所の環境向上のため、毛布やマット、照明、ラジオ、福祉避難室用のベッドや間仕切り、子育て世代への配慮として粉ミルクやオムツ、衛生的なトイレ環境を維持するため、携帯トイレや障害者等に配慮した広いテント式の水洗トイレなどを備蓄し、さまざまなニーズに対応いたしております。
成果実績、効果につきましては、平成28年度までの目標といたしておりました備蓄拠点54カ所全てに備蓄がされたところでございます。
総事業費につきましては、平成28年度実績をごらんください。平成26年度、平成27年度の実績の3倍となっておりますが、これは自己評価に記載しているとおり、平成28年度に、平成29年度整備予定であった資機材もあわせて整備するとともに、熊本地震の災害対応の検証の中で必要とされたブルーシートや間仕切り等の資機材を、新たに整備したためでございます。
このように時代の変化や災害事例から明らかになったニーズに対応できるよう、今後とも調査、研究し、必要とされたものについては、随時整備を検討していきたいと考えております。
なお、消費期限のある食料などにつきましては、消費期限の前に新しいものと入れかえ、自主防災組織等の訓練などで使用してもらうなど、無駄にならないようにしております。このように、在庫管理などについても、適切に行ってまいりたいと考えているところでございます。
また、自助、共助、公助によるそれぞれの役割を明確にし、ローリングストックなどの簡単にできる家庭備蓄などについて、市民への周知、啓発にもしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
○
田島分科会長
説明が終わりましたが、質疑、意見はございませんか。
○荻本委員
分散備蓄として、市内各所に配置、整備されているのですが、先日の台風の際は、津久見市などで孤立地域が出ています。あのような場合の配送はどうなるのですか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
孤立地域の発生をある程度想定して、中学校区単位で備蓄しております。道路の寸断も想定しており、寸断された場合は、ほかの場所から配送するといった形をとっていきたいと考えております。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
○松下副分科会長
荻本議員の質問に関連しますが、この前、視察した上戸次小学校などは、大野川が氾濫した場合、道路が寸断される可能性が非常に高いと思います。そうしたときに、上戸次小学校から、備蓄した品物をどう搬送するのかというところが課題となると思いますが、そういった点をどう改善していくのかお伺いしたい。また、ホルトホール大分は、地下に備蓄していますが、今回の台風18号の時の状況はどうだったのか。この前の説明では、地下に水が流れ込まないように遮断しているということですが、想定以上の大雨を考えた時に、今の防水設備、遮断設備の改善を検討されているのか。もう一つは、備蓄場所をふやすということで、地区公民館等への備蓄計画、考えがあるのかを教えてください。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
まず、1点目でございますけれども、道路が寸断されたときの想定もございますけれども、先ほどの説明で県の指針がございましたが、自分自身で備蓄するということを推進していきたいと思っておりまして、1日分程度は自分自身でカバーしていただき、その後は行政がといった形をとりたいと思っております。
2点目につきましては、地下に備蓄しておりますので、浸水の危険があるかと感じております。設計の段階で地下に設置するとなっておりまして、その後に、いろいろな被害が想定されるようになり、設計に間に合わなかったという状況がございます。委員が心配されるとおりでございますので、この点につきましては、ほかの公共施設といったところにもさらに分散していく、拡大させていくといったところで対処していければと考えております。
○松下副分科会長
拡大ですか。
○
渡邉総務部次長兼
防災危機管理課長
拡大ということにつきましても、今のところ、中学校区が中心ですが、公共施設、学校といったところの空きスペースなど、協議が調えば拡大していきたいと考えております。
○
田島分科会長
ほかに質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
では、質疑、意見を終結いたします。
次に、委員評価に入ります。
ここでは、委員各自でお手元の議会側
事務事業評価シートの1の項目別評価と2の委員評価を記入していただきます。これらの部分は、後の自由討議で必要となりますので、5分程度で記入をお願いします。
〔
事務事業評価シートを記入〕
○
田島分科会長
記入が終わったようですので、次に、自由討議に入ります。
評価の合意形成を図る上で重要ですので、ただいま記入していただいた評価区分と、その理由についての発言をお願いします。
○国宗委員
私は拡充をお願いしたいと思います。理由としましては、タイムリーな
事務事業評価であると思いますが、先般の台風18号のときも、指定避難所となっていたある自治公民館には備蓄品が何もありませんでした。全避難所に備蓄をというのも、予算的に厳しいかもしれませんが、いざとなったときのことを、今回、私も身をもって確認しました。できるだけ避難所に指定しているところは、市民は安心して避難するので、せめて1日分、そこで避難生活が送れるような態勢をとるためにも、ぜひ拡充をお願いしたいと思います。
○穴見委員
私も評価区分は拡充でお願いしたいと思います。国宗委員と関連しますが、全ての中学校区に整備されているということですが、やはり、もっと細かい範囲での備蓄、もっと細かな配慮をと思いまして、拡充としました。
○秦野委員
私も拡充です。理由は同じです。
○松下副分科会長
私も拡充です。今回の台風18号だけではなく、熊本地震など、いつ発生するかわからない状況が強まっています。50年に一度と言われるように、通常起こらないようなことが、今起こっているというのを考えると、今想定している中学校区だけでは、先ほど指摘があったように、孤立などで、自助の分を越えて長期間となることを想定したときに、流通といったこともあるのですが、この3日間をどうカバーするのかを考えると、より身近な範囲での対応が要ると思います。場所の拡大には費用が伴いますので、予算の拡充をということです。先ほど指摘した場所については、今のところも含めて、十分に検討していただきたいということもあわせて、お願いをしたいと思います。
○馬見塚委員
評価区分は拡充です。理由としては、皆さんと同じでありますので、拡充でお願いしたいと思います。
○荻本委員
この件については、行政としてしっかり対応していくということで、備蓄体制のさらなる拡大強化、そして、災害時の搬送体制の確立を求めていきたいと思いますので、拡充とすべきだと思います。
○
井手口委員
拡充です。ただし、食料品、飲料水以外の備蓄品について、メンテナンスに留意していただきながら、災害時の要配慮者に対して、何が必要かというところを、もう一度考え直していただきたいと思います。例えば、いざとなったときに、毛布は湿気ている、段ボールベッドはふやけているというようなことが、絶対に起こらないように体制を組んでもらわなければいけない。また、今のところ3日間の避難生活を考えていますが、これが5日になる、7日になるというようなことも、当然出てきます。そのときに水をどうするかというのは、備蓄品、それから、搬入品と同時に、その場で水をどうつくれるかということも考えていただきたいと思います。あらゆるケースを想定しながら、備蓄を広げていくということで拡充をお願いします。
○
田島分科会長
私も皆さんと同じで拡充でお願いします。
それでは、ただいま出されました意見につきまして、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、自由討議を終結いたします。
次に、分科会の合意形成に入ります。
まず、3番の最終委員評価区分の番号に丸をつけていただき、評価区分とその理由を1人ずつ述べていただき、本分科会としての評価の合意形成を図るため、意見を取りまとめます。
また、最終的に意見が分かれた場合は、多数決で決した意見を分科会での評価といたします。
なお、可否を決するものではございませんので、私を含めて全員の挙手で決したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
では、そのようにいたします。
委員の皆さんに発表していただきました結果、
総務分科会評価といたしましては、拡充といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、分科会評価結果についてでございますが、拡充とした理由、改善内容、提案事項等についてまとめを行いたいと思います。
○松下副分科会長
先ほどあったように、場所など、細かい範囲での備蓄ということになると、当然予算が要るだろうということ。また、指摘があったように、保存方法、管理体制といったもの、搬送体制なども含めて十分検討していただくということでありました。
○
田島分科会長
このようなまとめでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、分科会評価結果内の文言につきましては、正副分科会長に一任ということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように決定いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
しばらく休憩いたします。再開は午後3時15分からとします。
午後3時7分休憩
午後3時15分再開
○
田島分科会長
それでは、再開いたします。
次に、第10款教育費のうち、
市民協働推進課関係及び
スポーツ振興課関係の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
安東市民協働推進課長
〔説明書③279ページ~ 第10款教育費のうち、市民協働推進課及び
スポーツ振興課関係について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第12款公債費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書③351ページ~ 歳出 第12款公債費について説明〕
午前中に御質問をいただいておりました、起債の借り入れ利率の件ですけれども、借り入れの年数、借り入れ時期によって異なりますが、市中銀行等の縁故債につきましては、平成28年度は0.164%から0.248%で借り入れを行っております。
また、地方公共団体金融機構、財政融資資金につきましては、0.01%から0.5%の利率により借り入れを行ったところであります。
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、第13款予備費の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
吉良財政課長
〔説明書②149ページ~ 歳出 第13款予備費について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
続いて、平成28年度大分市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
池永国保年金課長
〔国民健康保険特別会計決算について説明〕
○
田島分科会長
それでは、質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
続いて、平成28年度大分市財産区
特別会計歳入歳出決算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
佐々木財務部次長兼管財課長
〔財産区特別会計決算について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
続いて、平成28年度大分市
土地取得特別会計歳入歳出決算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
佐々木財務部次長兼管財課長
〔土地取得特別会計決算について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
続いて、平成28年度大分市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
池永国保年金課長
〔後期高齢者医療特別会計決算について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ないようですので、質疑、意見を終結いたします。
次に、本案に対する本分科会の意見を集約したいと思います。
本案の認定について、反対の意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
本案は、反対意見がなかったということで集約したいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、そのように集約いたします。
次に、認定事項ではありませんが、財産に関する調書及び基金についての説明を求めます。
○
高場会計管理者兼会計課長
〔財産に関する調書及び基金について説明〕
○
田島分科会長
質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
これまでに、分科会要望として、1点の要望事項が出されましたので、ここで確認をしておきたいと思います。
総務分科会として、要望事項を確認しておきます。
1点、歳入について、自主財源の安定確保を図り、起債残高に留意し、
基礎的財政収支の安定を確保するとともに、財政構造の弾力性の確保、健全性の堅持に努めることに加えて、欠損額の圧縮に努めることということになっております。
以上、要望事項は1項目ですが、よろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
では、以上で、本日の審査は終了いたしましたが、ここで、委員の皆さんで、他の分科会に関連する要望事項はございませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、今御確認いただいた分科会要望事項の文言整理等については、正副分科会長に御一任いただけますでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
委員の皆さん、その他として何かありますか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
執行部の皆さんで、その他としてございますか。
○
宮下企画部次長兼企画課長
歳出の説明の際に御質問いただいておりました、豊予海峡の交流事業の実績につきまして、資料をまとめましたので、御説明させていただいてよろしいでしょうか。
○
田島分科会長
はい。
○
宮下企画部次長兼企画課長
大分市豊予海峡交流促進事業の平成28年度の実績でございます。
5月1日に伊方町で開催されました佐田岬灯台プレミアム100はなはな祭りに参加いたしまして、鯛つりおどりの披露や物販、観光パンフレットの配布等を行ったところでございます。プレミアム100はなはな祭りの来場者は約9,000人となっております。
また、伊方町からの参加ということで、10月30日に、佐賀関ふるさとまつりに、伊方町から、伊方堂々太鼓の演奏、また特産品等の販売が行われたところでございます。来場者数は約1,500人となっております。
引き続きまして、愛媛西伊予・
大分中部地域間交流促進協議会における実績といたしまして、相互出展事業を行っております。伊方町、八幡浜市で行われましたサイクリング佐多岬2016、また、大洲市で行われましたサローネ・デル・ナンヨ、また、八幡浜市で行われましたやわたはま産業まつりに、人的交流と物販ブースの出展ということで、記載のとおりそれぞれに出展しております。
愛媛県から大分県側へのイベントの参加といたしましては、大分七夕まつり、宗麟公まつり、OITAサイクルフェスに、記載の市町から参加をいただいているところでございます。
もう1点、フェリーの活用イベントということで、婚活フェリーというものを実施いたしました。愛媛県、大分県の両県を結ぶ2本のフェリー航路を活用して、全部で3回開催いたしまして、愛媛県からは49名、大分県からは64名の参加があったところでございます。
○
田島分科会長
その他として、何かありますか。
○
村上職員厚生課長
松下副分科会長からお話のありました、大分市職員の定期健康診断の受診状況と、ストレスチェックの実施状況についてまとめておりましたので、御説明をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○
田島分科会長
はい。
○
村上職員厚生課長
平成26年度から平成28年度の資料でございます。
平成28年度につきましては、職員数が3,407名であり、そのうち除外対象者が23名、受診対象者数が3,384名、受診者数が3,384名ということで、受診率は100%となっております。
経過観察を含む有所見数は2,816名、有所見率が83.4%、要医療、要精密者数が991名、医療機関の受診確認できた数が771名ということで、医療機関の受診率が77.8%ということになっております。
要医療、要精密の職員に対しては、職員厚生課の保健師から、個別の文書を送付いたします。それでも受診しない場合は、電話で保健師が受診をするように勧奨いたします。また、産業医が結果を確認する中で、緊急性がある場合には、その者に対して面接を行い、受診を勧めて、早期治療につなげるようにしております。
下段の大分市
職員ストレスチェックの実施状況について、御説明いたします。
ストレスチェックにつきましては、平成28年からの実施になりますので、1年分しかありませんが、職員数が3,404名、除外対象者が96名、受検対象者3,308名で、受検者が3,292名で、受検率が99.5%となっております。受検の結果は、高ストレス者数が313名、全体の9.5%、そのうち面接の申し出者数は12名でありました。
○
田島分科会長
執行部から、その他にありますか。
〔「なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、分科会の要望事項につきましては、22日の金曜日の分科会要望等確認日に、委員の皆さんで御確認いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
田島分科会長
それでは、次回は22日午前10時に開会いたします。
その際、御確認いただいた要望事項については、正副委員長、正副
分科会長会議を経て、
総務分科会長報告として、26日の
決算審査特別委員会全体会において報告したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、これにて
総務分科会を散会いたします。
午後3時58分散会...