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  1. 大分市議会 2013-06-19
    平成25年建設常任委員会( 6月19日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成25年建設常任委員会( 6月19日)                    建設常任委員会記録 1.開会日時   平成25年6月19日(水)午前9時57分開議~午前10時58分休憩             午前11時6分再開~午後0時28分散会 2.場所   第4委員会室 3.出席委員    委員長 二宮  博  副委員長 髙野 博幸    委 員 永松 弘基  委 員  仲道 俊寿    委 員 井手口良一  委 員  三浦 由紀    委 員 荻本 正直  委 員  川邉 浩子    委 員 今山 裕之   欠席委員    なし 4.説明員
      (土木建築部)    生山土木建築部長後藤土木建築部次長首藤土木建築部次長、    新井土木建築部次長兼河川課長、羽田野土木管理課長河野道路建設課長、    松田道路維持課長河野建築課長安部住宅課長松崎建築課参事、    阿部建築課参事平山住宅課参事友土木管理課参事補   (都市計画部)    木村都市計画部長、    工藤都市計画部次長兼次長兼中心市街地活性化推進担当未収金徴収対策担当、    森本都市計画部次長公園緑地課長後藤都市計画部次長都市交通対策課長、    長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長広瀬都市計画課長、    清水開発建築指導課長内田まちなみ整備課長上原都市交通対策課参事、    大塚開発建築指導課参事釘宮開発建築指導課参事溝辺まちなみ整備課参事、    富永まちなみ整備課参事横尾土地区画整理事務所所長小野公園緑地課参事、    吉田公園緑地課参事公園管理事務所長高瀬都市交通対策課参事補 5.事務局出席者    書記 村田  潤 6.審査案件等   (土木建築部)    一般議案    議第61号 市道路線の認定及び廃止について            〔承認〕    報告議案    報第 1号 専決処分した事件の承認について            〔承認〕          (平成24年度大分市一般会計補正予算(第6号))     第1条 歳入歳出予算の補正         歳出 第8款 土木費            第2項 道路橋梁費            第3項 河川費            第4項 都市計画費のうち土木建築部所管分            第6項 住宅費            第9款 消防費のうち河川課関係            第11款 災害復旧費のうち土木建築部所管分     第2条 繰越明許費の補正 第2表中        1追加 第8款 土木費のうち土木建築部所管分        2変更 第8款 土木費のうち土木建築部所管分    報第 4号 専決処分した事件の承認について            〔承認〕          (平成24年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第          2号))    報告事項    道路不法占用物件の指導の強化について    倒木のおそれのある街路樹の調査結果について    既成宅地防災工事等助成事業について    市営住宅の管理について   (都市計画部)    報告議案    報第 1号 専決処分した事件の承認について            〔承認〕          (平成24年度大分市一般会計補正予算(第6号))     第1条 歳入歳出予算の補正         歳出 第8款 土木費            第4項 都市計画費のうち都市計画部所管分     第2条 繰越明許費の補正 第2表中        1追加 第8款 土木費のうち都市計画部所管分        2変更 第8款 土木費のうち都市計画部所管分    報第 7号 専決処分した事件の承認について            〔承認〕          (平成24年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算          (第1号))    報告事項    大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画(案)について    大分駅北口駅前広場 ザビエル像の制作者について    シンボルロード愛称市民投票について    建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部改正について                 会議の概要                              平成25年6月19日                              午前9時57分開議 ○二宮委員長  おはようございます。  ただいまより建設常任委員会を開会いたします。  審査に入る前に、委員会運営について確認しておきます。  自由討議についてですが、委員会におきましては、委員の皆さんからの要求がある場合、また、委員長が必要と認める場合には、原則として討論の前に自由討議の場を設けたいと思います。  ただし、審査や調査内容に応じ、自由討議の時期、執行部の方に退席を求めるか等については、委員会において決定したいと思います。よろしくお願いいたします。  また、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、委員の質問、政策提言等に関し、執行部は委員長の許可を得て反問することができることとなっております。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いいたします。  最初に、日程についてお諮りいたしますが、別紙の案のとおりでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、19日は土木建築部都市計画部、20日は下水道部、水道局、21日は管内視察といたします。  あすは議会運営委員会がありますので、議運終了後に開催いたします。  また、本委員会におきまして、第3回定例会での決算審査の一環としての事務事業評価の実施に当たり、協議事項として評価対象事務事業の選定を行いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、日程に従い、土木建築部から審査を行います。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いします。  最初に、4月1日付の人事異動に伴い、説明員の変更がありましたので、紹介を受けることにいたします。 ○生山土木建築部長   まず、審議の前に、4月1日付で土木建築部におきます説明員の異動がございましたので、昇任及び転入者につきまして、自己紹介の時間をいただきたいというふうに思います。    〔説明員自己紹介〕 ○二宮委員長   では、審査に先立ちまして、土木建築部長より発言の申し出がありましたので、これを受けます。 ○生山土木建築部長   それでは、最近の諸事情及び今回御提案をいたしております議案につきまして、御説明いたします。  まず、県内の景気動向についてでございますが、大銀経済研究所によりますと、県経済は一部に持ち直しの動きが見られ、主要製造業では、例年並みの生産水準を維持しており、全体の基調は底がたく、円安に伴う輸出環境の好転や公共事業の増加に伴う国内需要の高まりから、先行きは上向きつつある状況となっているところでございます。  土木建築部といたしましても、平成24年3月補正で追加がありました事業費と平成25年度当初予算の事業費を効果的に執行する中で、道路の改良や舗装、保守、通学路の交通安全対策のほか、橋梁、トンネル、市営住宅の維持補修などの社会資本整備を進めてまいりますとともに、一部にあります建設資材等の単価の変動も注意をしながら、受注環境にも配慮し、可能な限り工事の早期発注に努めるなど、経済の下支えとなるよう努力してまいりたいと考えております。  それでは、今回御提案いたしております議第61号、市道路線の認定及び廃止について、報第1号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市一般会計補正予算第6号)、報第4号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第2号)でございます。  そのほか報告事項といたしまして、4件ございます。
     まず、道路不法占用物指導強化について、2点目が倒木のおそれがあります街路樹の調査の結果について、3点目が既成宅地防災工事等助成事業について、4点目が市営住宅の管理につきまして、後ほど担当課長より説明をいたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。 ○二宮委員長   それでは、審査に入ります。  まず、一般議案の審査を行います。  議第61号、市道路線の認定及び廃止についての審査を行います。  執行部より説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長   それでは、議第61号、市道路線の認定及び廃止について御説明申し上げます。  議案書の議61の1ページをお開き願います。  今回認定いたしたい市道路線は、高崎61号線ほか18路線でございまして、路線名、起点、終点は、議61の1ページから議61の2ページに記載いたしております。  今回廃止いたしたい市道路線は、八木合循環線ほか1路線でございまして、路線名、起点、終点は、議61の2ページに記載いたしております。  それでは、具体的に路線ごとに御説明申し上げます。  議61の3ページをお開き願います。  この高崎61号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、61の4ページをお開き願います。  この森12号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、61の5ページをお開き願います。  この下徳丸9号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、議61の6ページをお開き願います。  この①大在山の手台1号線から⑤大在山の手台5号線までの5路線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、議61の7ページをお開き願います。  この佐野43号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、議61の8ページをお開き願います。  この田尻9号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、議61の9ページをお開き願います。  この敷戸台1丁目1号線は、開発行為による帰属に伴い認定するものでございます。  次に、議61の10ページをお開き願います。  この尼ケ瀬4号線は、地元要望に伴い、地区生活道路として認定するものでございます。  次に、議61の11ページをお開き願います。  この宮崎光吉2号線は、地区生活道路として認定するものでございます。  次に、議61の12ページをお開き願います。  この①ホームタウン城原台7号線、②ホームタウン城原台8号線は、地元要望に伴い、地区生活道路として認定するものでございます。  次に、議61の13ページと議61の14ページをお開き願います。  議61の14ページの①八木合循環線②八木合線は、一部道路機能がない部分がございましたことから、これを廃止し、議61の13ページの①八木合1号線、②八木合2号線、③八木合3号線、④八木合4号線として、分割再認定するものでございます。  今回の認定、廃止によりまして、市道路線は7,496本から17路線ふえまして、7,513本となり、延長は2,434キロメートルと479.9メートルとなります。  以上でございます。 ○二宮委員長   ただ今の説明に関して、意見、質問はありませんか。 ○井手口委員   森12号線について、よくわからないのですが、この最後の一番右側の家の前まで市道が行っているのか、もしくは、途中の車が転回できるようにスペースをとって確保してあるところまでなのか、教えてください。 ○友土木管理課市道管理担当班参事補   この地区は戸数が6戸ですので、この奥までは路線は行っておらず手前で切れているような形になります。(「転回広場があるでしょう」の声)転回広場は横にちょっと広がっている道でございます。 ○井手口委員   普通なら、そこで市道は切れるはずですが、この矢印から言うと、それよりさらに奥まで入っています。現況、家が建っていない場所に行っていて、確かに今なら転回はできますが、将来、家が建ったら転回できなくなるのではないですか。 ○友土木管理課市道管理担当班参事補   申しわけございません。再度ちょっと確認をして、後で報告をさせていただきたいと思います。 ○井手口委員   道路が最後のところまで行っていたとしても、それに反対するものではありません。将来的に地上権の問題とかがありますので、開発業者がここまでしてくれと言えば、むしろするべきだと私は考えています。  ただ、これまでよそで認定をするとき、あるいはもう既に開発が終わってしまって、古い状態で市道に認定してくれという際に、土木管理課のほうで説明することとの整合性がとれてないと困る。それで、今、確認をしたかっただけです。調査をした上で報告してください。  それと、もう一点、河原内の件ですが、ここは、10年か、もっと前かもしれませんが、台風で崩れた道です。もともと林業をする人以外にとって役に立つような道じゃないということもあって、ほったらかしになっていた道ですよね。  これは常識的に考えて、残った部分だけ市道のままで残すということになれば、転回ができるかどうか確認をした上で認定をしているのでしょうか。 ○友土木管理課市道管理担当班参事補   この八木合循環線及び八木合線につきましては、再認定するところにつきましては、そこで転回できるという確認をして認定しております。 ○井手口委員   確かにこれは要らない道です。この市道については崖崩れによって使えないから、また、そこから先、道を広げたり、崖崩れの防止工事をしたりする金を使いたくないから、市道を廃止しますというのは、いささかこの周辺部の方々にとっては気分のいい話ではないですよね。  この逆のケースで言うと、明治時代から現在までの経過で村道から市道になり、そのままほったらかしになっていた道路というのも散見されます。  そういう場所で、車が入れなくなったから、入れるところまで市道にしておいて、あとはやめましょうみたいな話は、大分市の道路行政としては寂しいものがある。  この道路の上のほうには誰も住んでいません。今は林業も廃れているから、一応、目をつぶるつもりですが、これから先もまたあそこを歩きに行って、気がついたときに、またそのときに指摘しますけど、いずれにしても、道路行政の視点から言うと、こういう形での市道を廃止したり認定したりするということに対しては、いささか疑問が残るということを指摘しておきます。 ○生山土木建築部長   今、委員さんの御指摘につきましては、図面の中でも御確認がいただけるかというふうに思いますが、底地につきましては、法定外の里道という表示が残るということは担保されるかと思います。  市道として適正管理という観点から、利用の実態、周辺の土地利用ということを加味いたしまして、なおかつ地域の方々とも御相談させていただいた上で、廃止や見直し等を行っております。今後はこの法定外という管理のレベルで、そういう要望等を踏まえて、管理に対してはお伺いしていきたいと思っています。 ○井手口委員   よろしくお願いします。 ○友土木管理課市道管理担当班参事補   済みません、先ほど井手口委員からありました件について、地元自治会との協議が終わり、廃止についての同意はいただいておりますことを申し添えます。 ○二宮委員長   ほかに質疑、意見はないですか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、報告議案の審査をいたします。  報第1号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市一般会計補正予算(第6号))のうち土木建築部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長     〔説明書② 94ページ~第 8款土木費のうち土木建築部所管分          110ページ~第 9款消防費のうち河川課関係          130ページ~第11款災害復旧費のうち土木建築部所管分     説明書① 7ページ~第 8款土木費のうち土木建築部所管分について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありますか。 ○永松委員   道路新設改良費で1億2,500万の減額だとか、最後は事業費の確定によるものですというような結論をつけているんですが、その減額になった内容、なぜこれだけ減額になったのか、それを全部説明してください。  それを今言ったら時間がかかるでしょうから、後でよいので減額になった理由を全部出してください。 ○河野道路建設課長   ただいま質問がありました件は、資料をそろえまして、後ほどお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○永松委員   私は道路を例に挙げてと言ったけれども、そのほかの課の分も全て減額になった理由について提出してください。 ○仲道委員   ペーパーにしてもらえるとありがたいです。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。
       〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  続いて、報第4号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号))の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○羽田野土木管理課長     〔説明書② 187ページ~平成24年度大分市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正 予算(第2号)について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  それでは、ここで報告事項の申し出がありましたので、報告を受けます。  まず、道路不法占用物件の指導の強化について説明を受けます。 ○羽田野土木管理課長   道路不法占用物件の指導の強化についてでございますが、民地から道路上にせり出した庭木等や立て看板、乗り入れブロック等によって、安全で快適な通行に支障が生じており、安心・安全な道路空間を確保するため、今年度から月ごとに強化週間を設定し、道路関係3課の土木管理課道路建設課道路維持課による道路パトロールを実施することとしております。  5月は庭木等が繁茂する時期でもあることから、道路上にせり出した庭木等の剪定指導を中心に、5月27日から5月31日までを強化週間に設定し、特に5月30日はふじが丘において、車両4台で道路パトロールを行いました。  結果ですが、庭木を確認した戸数は1,119件であり、うち88件に対して、市民の皆様へのお願いビラなどにより指導したところです。  今後、お手元の取り組み予定表に記載の地域と項目で実施の予定であり、撤去の指導等により、適正な道路区間の確保を図ってまいりたいと考えております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。 ○荻本委員   樹木ということですけど、例えば歩道を不法に占拠しているとか、そういう指導というのはどういうふうになっているのですか。例えば樹木以外で物を置いたりしている場合等、そういう指導も含めて教えてください。 ○羽田野土木管理課長   これは主に樹木を対象としているだけでありまして、当然、車両も通過しておりますので、その他のものにも目を光らせながら指導をしております。例えば商店街等への指導についても、この強化週間に実施しようとしております。 ○荻本委員   今言った商店街等では、お店の商品の陳列を歩道まで出しているとか、そういう指導というのはどういう形でしているのですか。 ○羽田野土木管理課長   昨年は10月と2月に、中央町、竹町の商店街に対して指導しております。また、例えばワゴンセールが臨時もしくは定期的に行われておりますので、その開始をするときと終盤には、こちらが現地を確認して、指導をしております。  その他の部分につきましても、現場に向かう車両が数台ありますので、その現場に行く際に、そういう不法占用物件が確認できれば、指導等はしております。 ○荻本委員   指導ということですけれども、例えば道路に樹木が出ているから伐採してくださいとかいう指導をして、従わない場合はどういうふうな対処をしているのですか。 ○生山土木建築部長   民地からの樹木がせり出して、通行に支障を来たしているといった場合に要望なり苦情もいただく件が多いわけですが、所有者の高齢化等で、本人が対応ができない場合につきましては、その状況を見ながら、通行する際の一般の方の安全ということを捉えておりますので、最低限で市が緊急的に伐採を行うということもあわせて実施をしております。  これは個人だけの問題ではなく、地域において、道路の安全管理につながる取り組みとしての清掃等を含めまして、様々な形で活動していただいている地域もございます。  また、中心部の商店街等の不法占用につきましては、年間で定期的にパトロールをし、また苦情や要望等をいただいた中で取り組みを行っておりますが、指導して、その直後は片づけていただけるのですが、また戻ったら、もとに戻しているということで、店主のモラルもございますけど、今回のこういう指導強化の取り組みの中では、中央警察署等公安委員会も少し協力をいただくということで話を進めながら、取り組んでまいりたいと考えております。 ○荻本委員   よろしくお願いします。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○今山委員   例えば郊外で、山から木が垂れ下がって、普通車の通行には支障はないけれども、例えば救急車両が通るときに、明らかに枝があったりとか、木がせり出したりして通れないのではないかという苦情をいただきますが、その辺のパトロールはしないのですか。 ○生山土木建築部長   今、御指摘をいただいたような状況で、救急車両が現地に向かう中で、迂回を余儀なくされたという話も聞いたことがあります。そういうことにつきましては、通常、道路パトロールはやっておりますが、市域が広いので限界もございます。  地域の方々からの要望もいただく中で対応はしておりますが、救急車両等につきましては、消防局が搬送する経路において把握した情報をいただいているところでございます。  そういう中で、個人の方の管理というところが基本にあるものですから、ある程度、所有者の方にお願いというところが基本になりますので、市での対応が出来ない状況もございます。  ただ、時間的な要素で、安全に影響がないように取り組みはしたいというふうに考えています。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、倒木のおそれのある街路樹の調査結果について説明を受けます。 ○松田道路維持課長   先月15日、勢家町で起こりました街路樹の倒木につきまして、二宮委員長を初め委員の皆様方には大変御心配をおかけしました。幸いにも通行者や通行車両等に被害はございませんでした。  本市が管理しております街路樹のうち、樹高3メートル以上の上木は、市道440路線に9,396本ございます。この路線を39ブロックに分割し、年間業務管理として専門家に委託しております。  今回の倒木により、委託業者の協力を得る中で、各路線の危険性の確認を行ったところ、委託業者より、96本について倒木のおそれがあるとの報告がございました。  このため、私と班長の2人で現地の確認を行いまして、報告のあった街路樹を確認したところ、街路樹の中には樹高の低いものや、幹割れといって、幹が割いたように割れた、そういう状態のこともありまして、緊急には対応する必要がないというふうに判断いたしまして、結果といたしまして、23本について伐採の指示を行ったところでございます。  現地の作業といたしましては、今月上旬から着手しておりまして、きのうまでで19本撤去を完了しております。台風の影響がございますけれども、今のところ20日までには撤去が終わる予定になっております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで何かありますか。質疑ありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、既成宅地防災工事等助成事業について説明を受けます。 ○新井土木建築部次長兼河川課長   既成宅地防災工事等助成事業について御報告をいたします。  ことしは昨年より3日早く、5月27日に梅雨入りとなっています。梅雨入り以降、少雨傾向は続いていますが、近年は地球温暖化等の影響で、短期間に集中的な豪雨が発生し、大きな被害が発生しています。  昨年1年間、大分市では台風や豪雨などによる大きな被害は発生していませんが、県内ではこの梅雨時期に襲った九州北部豪雨により、日田市や中津市、また竹田市において甚大な被害をもたらしたことは周知のとおりでございます。  大分県では、緊急傾斜地崩壊対策事業といたしまして、対象戸数10戸以上につきましては国の補助事業として、また、対象戸数5戸以上10戸未満の場合、県の単独事業として防災工事を行っていますが、5戸未満については対象外となっています。  そこで、本市では、5戸未満の崩壊危険区域の市民の生命や財産を守る目的で、大分市既成宅地防災工事等助成要綱、大分市既成宅地防災工事等要綱運用基準を定め、防災工事を希望する市民に資金の助成を行っております。  お手元に防災工事等助成事業についての概要をお配りしていますので、3ページを見ていただきたいと思います。  この助成制度の概要でございますけれども、崖地の高さが5メートル以上で、傾斜度が30度以上、崖地の危険区域内に現在の住居があり、同じ敷地内に移転可能な土地がない、崖地が人為的なもので、その責任が明らかなものや宅地造成工事によるものは除外する、また県が行う防災事業や他の地方公共団体が実施可能なものを除くとなっております。  下に参考図をつけておりますので、こういう状況のときに助成を行っていくということになっております。  資金の助成額につきましては、工事、設計測量及び登記手続等に要する費用で、その助成率は、対象戸数が2から4戸の場合、10分の8、対象戸数1戸で10分の5とし、その限度額は1戸当たり600万円となっております。  この要綱は、平成18年に制定され、助成開始の平成19年度から平成24年度までの6年間に延べ8件、対象戸数11戸、金額で約2,800万円の助成を行っております。  この既成宅地防災工事等助成事業は個人負担が大きいことから、河川課に相談はあるものの、工事を行うまでに至らないケースが多く見受けられましたけれども、一昨年の東日本大震災以降、市民の防災意識が向上し、積極的な活用を行おうとする相談が多くなっております。  本年度は3件、対象戸数4戸に対しまして、金額で約1,800万円の助成対象が決定し、通知をいたしましたが、梅雨期を迎えることから3件とも工事に着手している状況でございます。  今後とも市民の防災意識の向上に努め、助成事業に対する理解をいただく中、防災対策に取り組んでまいりたいと考えております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、市営住宅の管理について説明を受けます。 ○安部住宅課長   市営住宅の管理について御説明をいたします。  本市では、民間事業者等の能力、またノウハウを幅広く活用することにより、住民サービスの向上と管理経費の節減を図るため、平成18年1月1日から3年間の予定で指定管理者制度を導入し、市営住宅及び特定公共賃貸住宅のうち10団地1,220戸の管理業務について指定管理といたしましたが、指定管理者側の要因を理由として辞退届が提出され、平成19年3月31日をもって指定の取り消しを行ったことがあります。  その後、再度、指定管理者制度を導入すべく、平成22年9月に公募を行い、指定管理予定者選考等委員会の選定を経まして、平成22年第4回大分市議会の議決により、大分県住宅供給公社を指定管理者として指定し、平成23年4月1日から3年間の予定で、当時の市営住宅80団地5,348戸のうち、約半数に当たります11団地2,524戸の管理業務について、指定管理者制度を導入してまいりました。  お手元の資料4ページのとおり、これによりまして、平成23年度は、導入前の22年度に対しまして、年間約3,700万円、平成24年度には年間約2,800万円の管理経費の節減となりました。  また、サービス面につきましては、毎月、相談受け付け、苦情処理、修繕、保守など7項目に及ぶ報告書の提出を受け、その内容をモニタリングにより評価を行い、有効であるA判定や普通のB判定、改善が必要なC判定の3段階で評価してまいりましたが、この2年間に、各月の総合A判定は18回であり、B判定は、平成23年度に5回ありましたが、24年度は1回あっただけとなっています。  また、本年2月に行いました指定管理者導入団地2,340戸へのアンケート結果では、回収率約26%、614戸の方から回答が寄せられましたが、指定管理者の手続案内、修繕対応など、お尋ねした各項目では、「大変よい」あるいは「よい」が3割から4割、「普通」と回答された方が約2割から3割となっています。  各項目の事案がなかったため無回答とされた数を考慮しますと、指定管理者のサービスに多くの入居者の皆さんがおおむね満足している状況にあると考えております。  これまで市営住宅の約半数を指定管理者による管理といたしましたのは、それまでの市の対応と異なった管理等の体制に伴い発生する課題も懸念されたためであります。しかし、特段の問題も発生しておらず、管理経費の削減とサービスの向上も図られておりますことから、来年度以降は、現在、住宅課で管理しております他の市営住宅などにつきましても、指定管理者制度の活用の拡大を中心に検討してまいりたいと考えております。
    二宮委員長   ただいま執行部の説明がありましたが、質疑等、何か意見がありますか。 ○今山委員   この説明からは少し外れますが、市営住宅に入居されている方が共益費を払います。これは全部なのか、一部の住宅なのか、それを確認させてください。 ○安部住宅課長   共通の利益にかかわります費用につきましては、共同で御負担していただくという形で条例上、規定しておりますので、皆さんに御負担いただくのが適切かというふうに考えております。 ○今山委員   入居のときの案内で、共益費が家賃以外に発生しますよという御案内はされていますか。 ○安部住宅課長   入居のしおりを配付させていただいておりますけど、その中で共益費について記載をしています。 ○今山委員   苦情が届いているのですが、敷戸南住宅の新しい棟ですね。共益費を払わない人が何人かいるらしいですが、そういうのは入居の段階で住宅課が説明をしっかりしておくべきではないかという苦情が私のところに入ってきています。それがまず1点。  それから、入居の際に、車の有無を調べ1世帯で1台の車を持っていれば、1つ駐車場を借りればいいわけです。しかし、今は1家に1台というところは少なくて、2台、3台、どうかすると4台持っている家庭があるのに、市営住宅の割り当ての駐車場は1台しかありません。  普通は、ほかに駐車場を借りるというのが本来の姿なんでしょうけれども、それをしないで、路上駐車をしている人がいるそうです。そういった場合、事前に入居の段階で、路上駐車はしないようにというような指導をもっとしっかりとやっていただかないと、住宅の場所によっては、路上駐車が大変多くて、団地内の問題になっていたりする部分があります。どこまで住宅課がかかわれるかわからないですけど、事前の説明をしっかりと入居者に対して行うなど、指導を徹底してやっていただきたいと思います。  心ある人が一生懸命それに対して取り組んでいますけど、なかなかそれに応じてもらえないという、そういう現状があるみたいなので、その点をよろしくお願いしたいと思います。 ○安部住宅課長   共益費の点につきまして、特に敷戸南ということでございました。実は建てかえでございましたので、従前に居住されていた方が引っ越していただくという形の中で、新規の入居ではない方については、改めて御説明していなかった点があったかもしれませんが、新しい方につきましては、住宅のしおりに基づきまして、ルールを守っていただくようにお話ししております。  駐車場の問題につきましては、熱心に管理をしていただいている管理人さんもおられるところもありますし、お住まいの方が皆さん困りますので、そういった意味で、熱心に取り組んでいただいている自治会もあります。  私どものほうも、通報等がありましたら、張り紙をして、路駐しないような形をお願いしておりますので、今後、入居者の皆様と一緒に、あるいは警察の力もかりるようなことがあれば、かりて、路駐の排除に努めてまいりたいと考えております。 ○仲道委員   管理組合はそこの住民だから強く言えないんですよ。だから、行政が間に入ってもらうという機会は過去に何度もとっていますので、積極的にかかわっていただきますようお願いをします。 ○安部住宅課長   わかりました。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、以上で土木建築部関係の付託案件の審査を全て終了しました。  委員の皆さんでその他として何かありますか。 ○井手口委員   土木管理と河川課に要望しておきたいのですが、今山委員の質問にもありましたけど、県や国の管理している施設や場所が非常に汚いという話です。大分川の土手で通学路に指定されている部分があって、高校生、中学生が通学に自転車で利用している場所の草刈りです。  草が非常に高くて、人と自転車が見えないので危ないんですよ。  以前からすると、草刈りの回数が減っているような気がするのですが、ぜひ市民の安全のために、この時期、特に背丈が伸びていますので、早目に刈ってくれるよう申し入れをしてください。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○仲道委員   部長、中央通りの社会実験の協議会、第1回の協議会の報告が委員会にありました。その際に、所管する部の部長が4人出ていますよね。土木建築と企画、商工農政、都市計画、この4部を所管する委員会の委員には、協議会の日程を知らせてほしいという申し入れをして、わかりましたという話だったんですが、昨日、都市計画部のほかの報告のついでのように、25日にありますという話が突然ありました。  問題は2つ。委員会の中でも、この中央通りについては、土木建築は土木の関係だけじゃなくて、にぎわい創出という観点も含めて、他の部と連携をとりながら進めてほしいということを永松委員と一緒に何回もこの委員会の中で申し上げました。  横の連携が全くとれていません。そういう話があったということすら多分、部長は聞いてないのではないかなと思います。 ○生山土木建築部長   今、御指摘いただいた件につきましては、大変申しわけなく思っております。  今後、協議会の中で、皆さんからいろんな形で御意見等もいただきながら、中身を温めていくということで、横の連携もとりながら、議会の皆様方にも、事前にお知らせしてまいりたいと思っております。 ○仲道委員   それから、もう一つ、協議会で決定をした社会実験について、こういう社会実験に決まりました、社会実験した結果、こういう結果が出ましたというのを委員会に報告すればいいだけの話ではないと思います。  今どういう審議経過になっているのか、こういう社会実験をしようとしているという話も逐次、それぞれの委員会もしくは全議員に通知してください。議会がそれだけ今回の都心南北軸、中心市街地活性化に関心が高いということです。本当に大事な大事な話でありますので、議会がもっとかかわりたいんですね。  そのための情報提供をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   私から部長に一つお願いがあります。きのうの帆秋議員の一般質問にもありましたが、事業は、国の事業、県の事業、市の事業と分かれてありますね。  1つの例が、国道197号の大志生木の拡幅工事の際に、道路建設課など市と大分土木が連携をとってないようであります。お互い接続など関連していますから、積極的に市のほうも、今の状況とかを把握していただきたいなと思っているんですけど、いかがでしょうか。 ○生山土木建築部長   今の御指摘につきましては、昨日の帆秋議員からも同様の御質問がございましたけれども、私ども、道路管理者という立場、また河川の管理者という立場の中で、国、県、市と所管が分かれております。  特に市民の皆様から寄せられる要望というのは、どこが管理しているかという区別がありません。よって、きのうの議会後に、部の中の協議といたしまして、今後、いろんな形で寄せられる情報につきまして、直接的に市が管理するものでないにしても、それぞれ県や国にその趣旨をお伝えして、それから、それぞれがどういう対応をしていくのか、また対応したのか、そういうことについての情報を市もしっかり確認ができるようにして、また、一定の期間の中で、そういう地域の方々にもお伝えできるような、相互に連携して、その仕組みづくりをちょっと具体的にやろうという話を行ったところです。  今後も県、国のそれぞれ関係する部局と意見交換等いろんな形で接点を持つようにしておりますので、今、お伝えをいたしましたようなことにつきまして、具体的に今後、進めていきたいと考えています。 ○二宮委員長   どうぞよろしくお願いいたします。 ○仲道委員   部長、先程の件について、再度、具体的に申し上げます。  委員会終了後、それぞれ4人の部長は寄ってください。協議会の日程と協議項目について、正式な文章にして、議長の了解をもらって、全議員に配付してください。よろしくお願いします。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   執行部、その他として何か報告があれば受けたいと思います。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   それでは、引き続き都市計画部の審査を行いますので、説明員は交代していただきたいと思います。  しばらく休憩いたします。11時10分から始めます。                              午前10時58分休憩                              午前11時6分再開 ○二宮委員長   引き続き、都市計画部の案件について審査いたします。  説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いします。  最初に、4月1日付の人事異動に伴い、説明員の変更がありましたので、紹介を受けることにいたします。 ○木村都市計画部長   審議前のお時間をいただきまして、御挨拶をさせていただきます。  まずは、このたび第8回全国中核市議会広報コンクールにおきまして、大分市議会だよりが最優秀賞を受賞されましたことに対し、都市計画部を代表して心からお喜び申し上げます。  平成23年度に最優秀賞、平成24年度優秀賞に続き、3年連続の受賞ということで、これは長年、議員の皆様方が、限られた紙面の中で、大分市議会の姿を身近に、また正確に伝えることで、大分市議会だよりが市議会と市民の皆様をつなぐ信頼のきずなとなっていることが評価されたものと御推察いたします。  私ども執行部におきましても、よりタイムリーな情報を発信、御報告できるように努めてまいります。  それでは、4月1日付の人事異動により都市計画部の説明員に変更がございましたので、昇任及び転入者につきまして、機構順に自己紹介により紹介させていただきます。  〔説明員自己紹介〕 ○木村都市計画部長   次に、今回御提案いたしております都市計画部に係る議案について、御説明いたします。今回御提案いたしております都市計画部に係る議案は、報告議案、平成24年度大分市一般会計補正予算(第6号)、平成24年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)の2議案を上程させていただいております。  議案の詳細につきましては、後ほど担当課長より説明させます。  何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。  また、報告事項といたしまして、都市交通対策課が1件、駅周辺総合整備課が2件、開発建築指導課が1件の合わせて4件でございます。  後ほど担当課長より詳細を御報告申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○二宮委員長   まず、報告議案の審査をいたします。  報第1号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市一般会計補正予算(第6号))のうち、都市計画部所管分の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○広瀬都市計画課長   〔説明書② 100ページ~第 8款土木費のうち都市計画部所管分   説明書① 7ページ~第 8款土木費のうち都市計画部所管分について説明〕 ○二宮委員長 
     ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありますか。 ○永松委員   減額処置になった理由については、課長のほうから、補償費の減額だとかいうことで、ある程度の説明があったので、いいかとは思うんですが、減額になった内容、できればもう少し具体的に知りたいので、後でいいから、書類でください。 ○広瀬都市計画課長   各事業とも、各課等で資料を調整した上で、後日また御提出させていただきたいということで、それでよろしいでしょうか。 ○永松委員   はい。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報第7号、専決処分した事件の承認について(平成24年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))の審査を行います。  執行部の説明を求めます。 ○広瀬都市計画課長     〔説明書② 250ページ~平成24年度大分市坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号))について説明〕 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで何か質疑、意見はありますか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○二宮委員長   本案は原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で都市計画部関係の付託案件の審査は全て終了しました。  それでは、ここで報告事項の申し出がありましたので、報告を受けます。  まず、大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画(案)について説明を受けます。 ○後藤都市計画部次長都市交通対策課長   報告事項の資料の1をごらんください。資料の1-1です。  大分市自転車走行空間ネットワーク計画の案をごらんください。  この計画は、本年の7月完成を目指しまして、現在策定中でございます。  本日は本編と概要版を配付させていただいていますけど、時間の関係で、概要版に沿って説明をさせていただきます。  まず、概要版の2ページをごらんください。  概要の1の背景と目的についてですが、近年、全国の都市では、自転車利用者が増加する中、歩道上における自転車と歩行者の事故が急増するなど、自転車に関する問題が社会問題として顕在化をしています。  このような中、平成23年の10月には、警察庁から国の警察局長宛てに、良好な自転車秩序の実現のための総合対策の推進についての通達が出されました。  自転車が歩行者と同様の扱いをされているものであるという誤解をただし、自転車は車両であるということについて、交通社会を構成する全ての者へ徹底することや、平成24年の7月には、道路管理者や都道府県警が自転車のネットワーク計画の策定やその整備、通行ルールの徹底を進めるよう、国と警察庁から、安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインが示されたところでございます。  このようなことを受けまして、歩行者を初めとする交通弱者はもとより、全ての道路利用者にとって、安心・安全な道路環境並びに快適で利便性の高い自転車走行空間の創出を図るため、本計画の策定に向けて、平成23年の12月に、道路管理者や交通管理者を初め、関係諸団体で組織します大分市自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会を設置しまして、策定に取り組んでまいりました。  下段の下には計画期間を記載しています。  まず、平成25年度から3カ年をステップ1として、次の5年間をステップ2、平成33年以降をステップ3として位置づけ、各ステップの最終年度に進捗状況のチェックと目標設定の見直しを行うこととしております。  次に、3ページをごらんください。  1に、現状と課題の整理について記載をしております。  大分県警察の資料から、自転車が関連する事故の状況については、大分市中心部で多発していることや、出会い頭が最も多く、事故の相手は約9割が自動車であること、また、年代別では中学生、高校生の割合が高くなっている状況から、その横に対策としまして、中心部に近いエリアの幹線道路に自転車を走らせる空間の整備の必要性や、適切な整備形態で、自動車運転手に対しては自転車に対する意識啓発、及び中高生のルール、マナーの啓発の充実等を掲げ、ハードとソフトの両輪の施策で反映させていくことと整理をしています。  中段の2以降については、先ほど説明しました事故等の現状及び高校生の自転車利用アンケートの資料を載せています。  特徴としては、ルールは知っているが守られていないことが大きな課題であり、まずはマナーアップの取り組みが急務となっております。  続きまして4ページをごらんください。  1の基本方針ですが、本市の自転車利用基本計画にありますように、「自転車が似合う・新しい文化を創造するまち」を基本方針として、ハード施策とソフト施策の両輪で本計画の推進をしてまいります。  また、横に記載をしておりますとおり、交通弱者を優先とした整備を基本としています。  下段の2には、2点の計画目標を記載しています。  目標1では、今後3年間、自転車ネットワーク路線の中で、約5キロを整備目標として、今後、国、県、市で具体的路線の整備協議を行ってまいります。  目標2には、関係団体と連携協力して、自転車事故発生件数を年間400件以下に定着させることを目標としております。  続きまして5ページをごらんください。  3に、自転車走行空間ネットワークを構成するためのハード施策のうち、道路状況に応じた整備形態に関する考え方を示しております。  道路構造令、道路交通法でも定められているとおり、自転車は車両であるという原則に基づき、道路整備に当たっては、自転車道路、それから自転車専用レーン、車道の共有の3つのイメージを基本としております。  ただし、実際の整備に当たりましては、これらのパターンの整備が非常に困難と判断される場合は、自転車歩行者道路内での暫定的な整備を行うなど、現場の道路事情等も考慮することとしております。  下段には、ネットワーク計画の範囲を示しています。  本計画では、ネットワークの設定範囲を大分市全域として、交通量や事故の多い路線、ネットワークの連続性を保つ路線など、さまざま条件を満たす路線を抽出した後、さまざまな角度から、評価指標により優先度を確認し、ネットワーク路線を決定いたしました。  続きまして、6ページをごらんください。  4の年代別の取り組み(ソフト施策)についてですが、マナーアップ等についての取り組みは、幼稚園児から高齢者まで、全ての年代に幅広く取り組む必要がありますことから、各年代に適した指導や啓発の取り組みを示しています。  これらのうち既に実施されているものもあり、今後継続するものや新たに実施のものがあります。中でも小学生に対しての自転車セーフティーカード制度は、新たな取り組みとしております。  このことから、下段の5には、ソフト施策としては、自転車ルールの周知、遵守、指導や取り組みの3つの柱により浸透していく旨を記載しています。  続きまして、7ページをごらんください。  1の事業の推進についてですが、ここには計画に沿った取り組みを進める上での推進体制を示しています。  安心・安全な自転車走行空間の整備などハード施策の推進につきましては、各道路管理者と警察が主体となって取り組むこととしており、道路空間の正しい利用方法の周知徹底などソフト施策の推進につきましては、ここに記載しています関係団体等が主体となり、市民とともに取り組むこととしております。  下段の2の事業推進プログラムにつきましては、各種取り組みを段階的にステップ1からステップ3までと位置づけ、段階ごとに取り組みの検証を行うとともに、事業の拡大を図っていきます。  ソフト・ハードともに長期的な展望に立った取り組みが求められているところであり、特にソフト施策につきましては、常に幼少期からの教育、指導を行うことで、ひいては社会全体の自転車利用者のマナーアップへとつながるものと捉えております。  以上が概要版の説明になります。  次に、資料の1-2をごらんください。  大分市自転車走行ネットワークの整備計画に関するパブリックコメントの募集を平成25年の5月1日から5月31日の間、行いました。  最終的には8件の意見をいただいています。意見の内容といたしましては、ハード施策に関するものが5件、それからソフト施策に関するものが3件ございました。  資料には、いただいた意見の要旨を自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会に図り、これを取りまとメートルものを大分市の回答として記載をしております。  まず、ハードの施策につきましては、1、自転車は一方通行とすべき、2、シェアドレーンの整備について、3、自転車道の原則を守った整備、については、国が示しますガイドラインに沿った整備形態のフローに伴い、車道内での整備を基本とすること、それから、道路構造令等の関係法令に沿った整備手法を各道路事情に応じて使い分けること、それから、自転車は原則、車道の左側通行であることの周知徹底をソフト施策を通じて図ること、また、整備の際には利用者の視点に立った設計や、わかりやすく利用しやすい環境整備が可能となるよう、各道路管理者と連携を密にとっていくという回答をいたしております。  次に4の、さまざまな利用者の目線で整備、につきましては、計画策定に大分市自転車走行空間ネットワーク協議会や大分市自転車利用推進懇話会等のさまざまな立場から科学的な視点で意見をいただいており、本計画は全ての自転車ユーザーに配慮しながらも、交通弱者を優先する考え方を基本としており、同じ自転車利用でも、子供や高齢者等の視点に立った整備を優先的に推進することとしていますという回答をしています。  資料―2の、ハード施策に関するもう一つの意見といたしまして、5番目に、サイクリングロードの街路灯整備を検討してほしい。  これにつきましては、本計画では、早目にライトの点灯を含むソフト面での安全運転に関する啓発に取り組むこととしておりますが、ハード面での対応につきましては、各道路、河川管理者に必要な措置を講じていただくよう、関係機関との連携を通して、投げかけていくという回答をいたしております。  続きまして、ソフト施策につきましては、6番の、ルールを若年層だけではなくて、模範を示す大人にも周知徹底すべき、7の、何らかのインセンティブの付与によるマナー啓発を検討してほしい、8番の、大分市独自の自転車ガイドラインを作成してみてはどうかにつきましては、さまざまな世代に効果的、効率的かつ継続的に啓発を行うこと、今後はいただいた意見を参考にしながら、具体的な取り組みのより一層の充実に努めていくこととの回答をいたしております。  以上がパブリックコメントの報告であります。  最後に、今後のスケジュールについて御説明します。資料の1-3をごらんください。  本計画につきましては、広く市民に周知するとともに、自転車の安全利用を呼びかける必要がありますことから、7月20日、21日の2日間にわたりまして開催されます大分駅南まちびらき記念事業の一環としまして、サイクルフォーラム「自転車はどこ走りゃいいんかえ?」を開催する予定です。  記念事業の初日であります7月20日土曜日の午後2時から、ホルトホール大分の3階大会議室にて開催をいたします。  当日は、講師基調対談として、小林成基さんや疋田智による「自転車はここを走る!」について、対談をしていただきます。講師のプロフィールにつきましては、下段に記載をしております。  それから、本協議会の会長であります、大分高専の亀野辰三教授から整備計画の概要説明を、自転車マナーアップ推進モデル校事例発表を大分豊府中学・高等学校の生徒に行ってもらいます。  本フォーラムを通じまして、多くの市民の皆様方に本計画を知っていただくとともに、自転車のルールの周知、マナーの向上といった市民意識の醸成を図ってまいりたいと考えているところでございます。  以上で大分市自転車走行空間ネットワーク整備計画(案)についての報告を終わります。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑等はありませんか。 ○仲道委員   この計画の策定に当たって、中央署の前は歩道を自転車専用に分離して専用帯をつくっています。それから、税務署の前から春日神社に向かう道は、車道の中に自転車専用帯をつくっています。  全く違うタイプで、片一方は自動車に影響がある、もう一方はないという形の中で、この計画策定に当たって、検証したのか、検証結果について委員会に報告がありましたか。 ○上原都市交通対策課参事   検証結果につきましては、自転車レーン、大分市がモデル事業として整備をした例につきましては、報告をいたしております。  ただし、中央署の前の県道大分港線、これにつきましては、昨年度整備でございまして、県のほうからの検証結果等をまだ受けておりません。そういったことから、まだ報告をいたしておりません。
    仲道委員   中央通りを今の計画では、3車線というのを前提にすると、歩道を今の税務署前から春日神社に行くように、現実的には歩道を減らして、そこに自転車専用帯をつくるという計画になっていますよね。同じ計画だと思うんです。  そうなったときに、現状の社会実験の検証結果を協議会の審議に生かしていく必要があると思いますがどうですか。 ○上原都市交通対策課参事   中央通り線の整備につきましては、こちらの計画書本編の中にはラインとして示しております。しかしながら、具体的な整備形態につきましては、理想としては自転車道が望ましいとされる中で、形態を検討するステップがございますが、現実的な整備としては、どのような形態が望ましいかといったところを今後、今回の社会実験での検証や本市で組織しております大分市自転車走行空間ネットワーク整備推進協議会等にお諮りをする中で、検証する中で定めていくという方向でございます。現在のところ、大分県が整備した大分中央警察署のラインとの整合性等も含めまして、検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。 ○仲道委員   今、言われた内容がよく理解できなかったのですが、要は、税務署前から春日神社の路線は以前に比べて、自転車専用帯をつくったことによって非常に交通渋滞が発生しているという現状を、幅員減少と車線減少という形の中で、形態は違いますけれども、車に与える影響という意味で、今度の中央通りの協議会の中で報告していただきたい。  また、その検証結果も協議会の中で報告をし、協議会の中の意見に反映させるようにお願いをいたします。 ○上原都市交通対策課参事   今の御指導、御意見を承りまして、今後、協議会の中で反映させていきたいと思っています。 ○仲道委員   もう一つ、この計画に戻りますけれども、当然その計画をする、5ページにハード施策とありますけれども、検証結果が余り反映されていないですよね。ぜひ計画を遂行する上で、よろしくお願いいたします。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。 ○井手口委員   ちょっと基本的なところで気になるので、確認をしたいんだけど、まず、この計画の事業主体は誰ですか。 ○上原都市交通対策課参事   この計画を策定した機関は大分市でございますが、事業主体となりますと、計画の推進、実践に当たりますが、この推進、実践につきましては、各道路管理者、国、県、市が、ハード施策が中心となってまいります。  また、ソフト施策につきましては、警察、県の交通安全協会、また大分市、さらには現場となります教育機関等、さまざまな関係諸機関が実施主体ということになってまいります。 ○井手口委員   そのことがこの本編のどこに書かれていますか。 ○上原都市交通対策課参事   本編の68ページをごらんください。  こちらには、策定委員として、先ほど来より御説明しております協議会のメンバーが掲載されておりますが、こういった協議会のメンバーというものの選出基準というのが、これらの計画を推進するに当たって、協力をしていただく非常に重要なポイントとなる機関の方々でございます。  したがいまして、その前のページになりますが、64ページをごらんください。  推進体制といったページがございますが、こちらで、ソフト、ハードそれぞれに分かれまして、また重なっている部分もございますが、それぞれの分野で推進をしていくというふうに考えております。 ○井手口委員   この整備ネットワークの中で、既存ネットワークはほとんど国、県のものですよね。整備計画に含まれている整備ネットワークについても、主に国道だし、あるいは県管理のところです。したがって、この底地になるインフラの部分に関して、大分市が関与できる分は非常に少ない。  それから、今度はソフト面で言うと、交通規制というような問題になれば、当然、大分市は何の権限も持っていない。  大分市は何ができるかということになってくると、この計画、確かに計画そのものはすばらしいんだけど、事業主体は誰なのかと単純に聞かれたときに、答えようがないんじゃないかと。  その証拠に、先ほどこの委員会で土木建築部の審議のときに、土木管理課と河川課に対して、大分川の自転車道の周りの草を早く刈ってくれという要望を出しました。それすらできてないんですよ。  これまでずっと力を入れてきているはずの既存のネットワークですら、これは大分市ができないから、お願いしますとしか言いようがないわけで、はい、わかりましたと恐らく言っているのでしょうが、何もしていないという状態がもう数カ月続いています。  そういう状況で、この計画を推進していけるのでしょうか。これから先は、これは市がやります、これは国がやります、これは県にお願いしますというような形で、きちっと責任分担をした形で計画を推進してもらわないと、ただ絵に描いた餅になってしまう可能性がある。そのことを指摘しておきます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、大分駅北口駅前広場ザビエル像の制作者について説明を受けます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   資料の2をごらんください。  平成27年春の完成を目指しております北口駅前広場は、県都大分市の玄関口でもあることから、本市の歴史や文化などを生かした、魅力あるシンボリックな景観形成を図りたいと考えております。  そのような中、本市では、戦国時代に広く世界に目を向け、南蛮文化を取り入れ、豊後府内を発展させた、郷土の誇りである大友宗麟公を、あらゆる場面において本市の顔として、全国に向けて情報発信する取り組みを行っております。  このことから、北口駅前広場においても、大友宗麟公と聖フランシスコ・ザビエルとの出会いによって開花した南蛮文化の事象を表現し、全国に発信したいと考え、現在、広場内にあります大友宗麟公像の彫刻を移設し、さらに、その近くに聖フランシスコ・ザビエル像を新たに制作し、配置することといたしました。  そのザビエル像の制作に当たっては、大分市屋外彫刻を活かしたまちづくり推進検討委員会の委員さんにも相談する中、制作者を検討したところ、大手公園にあるザビエル像の制作者である佐藤忠良氏が東京造形大学の創設時に教鞭をとられたときの教え子で、生前、同氏と親交の深かった、新制作協会会員の彫刻家である雨宮透氏にお願いしたいというふうに考えております。  お手元の資料は、その雨宮透氏の主な略歴と主な作品、また、その作風を御紹介いたしております。 ○二宮委員長   ただいま執行部より説明がありましたが、委員の皆さんで質疑はありませんか。 ○永松委員   雨宮さんがいいとか悪いとか、それはどうでもいいのですが、大分市の出身者で適任者はいなかったのですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   県内の出身者も何人かいらっしゃるということは聞いておりますが、このレベルの作品をつくる作者は該当する方がいなかった状況にあります。といいますのも、佐藤忠良氏の作品そのものが偉大といいますか、そういった面では大きな存在でありますものですから、それに肩を並べる方となりますと、雨宮さんということで、今、検討をいたして進めているところでございます。 ○永松委員   私は反対です。これまでの百年の大計のまちをつくっていきましょうと言っているときに、そんな佐藤忠良か何か知らないけど、県内ですばらしい人がいると思うし、何を基準に、そのレベルが決められているのかを教えてください。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   済みません、私もこの世界についてはあまり詳しくないものですから、この作品の制作に当たりましては、先ほど申し上げました大分市屋外彫刻を活かしたまちづくり推進検討委員会という組織がございます。その委員の皆様方とも相談させていただきながら、雨宮透氏のお話が出たものですから、今、提案させていただいております。 ○永松委員   県内のそういう彫刻家でほかにいないのか、再度検討していただきたいと強く要望しておきます。 ○仲道委員   ザビエル像をつくるというのはもう決定したんですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   はい、決定いたしました。 ○仲道委員   いつですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   昨年の8月の臨時の建設常任委員会だったと思いますけれども、御報告させていただきました。また、ことしの3月の今年度予算の中でも御審議いただいて、予算については議決をいただいたところでございます。  それまでの経過としては、都心南北軸に関する意見交換会の中で、ザビエルの彫刻については新規に制作したいと発表しております。  と申しますのは、当初、遊歩公園にございます彫刻群を北口駅前広場に持ってこようというお話をさせていただきました。それも、先ほどの彫刻を活かしたまちづくり推進委員会の皆さんの提案がございましたものですから、そういうものを含んで、北口駅前に当初持ってくる予定でございましたけれども、地元の皆さんから惜しむ声が大きく出ました。  その中で、やはり大分市といたしましては、北口駅前広場で、大友宗麟が開花させた南蛮文化に事象を表現いたしたいということで、最終的にザビエルを新規に1体、製作することにいたしました。 ○仲道委員   私も永松委員の意見に賛成ですけど、もし県内在住者がいない場合には、逆に超有名人、彫刻の有名な方でもいいです。ああ、あの人のつくった像だったらちょっと見に行ってみようかという、そういう有名な彫刻家、もしくはいなければ、極端な話、北野武さんとか芸能人でザビエルの像に見えなくても、あの人がつくったんだったら見に行こうかというような、そういう観点でも1度検討してみてくれませんか。観光客誘致という観点からも、ぜひ検討をお願いします。 ○永松委員   そのとおりでございまして、雨宮氏ありきでいくということには強く反対をしておきます。 ○三浦委員   私は逆の立場です。3月議会のときに、私もこれに食いついたのですが、誰の作品かといったら、雨宮さんの作品というから、私は逆に、雨宮さんだったら私は見たいので、黙っておこうと思いました。 ○永松委員   そういう見方も、それは委員の中にあるかもしれません。私は、ただそういう有名人も大事なことだろうけれども、せっかく県都大分市にこれだけのものをつくるのなら、県内の人の中から選んだほうがいいのではないかなと思いますので、指摘しておきます。 ○仲道委員   ちょっと言葉が足りなかったのではないでしょうか。第一義的には永松委員のとおりで、当然、大分をメーンにして探し、それで見つからない場合には違う視点から探す。今、三浦委員が言ったみたいに、ああ、雨宮さんの作品だったら見に行こうかという人が、唯一三浦委員だけじゃなくて、ほかに沢山いれば、それはそれでいいと思いますけれども。 ○今山委員   ちなみにこれ、制作費は幾らだったですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   3月の議会で議決を得た費用につきましては、計画費の策定で200万円でございます。ただ、作品の制作に当たりましては、こういった彫刻につきましては、先ほどの200万は計画費でございますので、ブロンズ像を作製するにしても、ある程度まとまった数字、例えば数千万のお金が必要になってまいりますので、その分につきましては、9月の補正予算で計上させていただきたいというふうに考えております。 ○永松委員   数千万もかかるだろうなんていうものを、頭から雨宮さんなんて決めてしまうのはちょっとおかしいんじゃないですか。どのくらい費用がかかるかもわからないものを、数千万です、はい、雨宮さんでと、ちょっとそれは行政として余りにもおかしなやり方じゃないですか。 ○二宮委員長   数千万とは、1,000万もあれば9,000万もありますよね。 ○木村都市計画部長   数千万ということで、確かに1,000万から9,000までが数千万なんですが、おおむね作品の規模等を考えまして、3,000万から4,000万ぐらいじゃないかと考えています。  今後、これについては諸費用等を詰めていかなければいけないと考えておりますので、まだ正式な額等は確定しておりません。  先ほどから県内の彫刻家ということで、もちろん県内にそういった彫刻家等で、作風等もございますけど、候補に挙げた例もございます。また、全国で世界にも誇れるというふうな彫刻家、あるいは現在のザビエル像の佐藤忠良先生のゆかりはないかとか、あらゆる視点で検討して、候補を挙げて、その中で彫刻を活かしたまちづくり検討委員会の先生たちの中で吟味していただいて、最終的に雨宮先生に頼んではどうかというふうな答申をいただいたところでございます。 ○永松委員   その忠良先生のつくった彫刻の宗麟像をどれだけ全国から年間に見に来ているんですか。そのデータはありますか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   佐藤忠良先生の作品、大手公園にあります佐藤忠良先生の作品をどれだけの方が見に来ているかということの御質問でございますけれども、その実態把握につきましては、今のところ私のほうでは把握いたしておりません。  もとをただしますと、佐藤忠良先生は、朝倉文夫先生の愛弟子だったようです。朝倉先生になりますと、大分県に縁がございます。滝廉太郎の作品もございますし、朝倉文夫先生、それと佐藤忠良先生。佐藤忠良先生はやはり新制作協会の中でも権威でございまして、亡くなられておりますけれども、この世界では有名な作者というふうに、巨匠であろうと思います。  その方と生前、親交が厚かったのがこの雨宮先生、東京造形大学の1期のときの学生がこの雨宮先生でございますものですから、そういった流れで、朝倉文夫、佐藤忠良、雨宮透という流れで、県内にもゆかりがあるのではないかというふうに考えております。 ○永松委員   それは、今、私がいろいろ意見を述べたから、そういう理屈をあなたが今、つくってきただけでしょ。それなら、最初から何で県内の朝倉文夫先生の系列だというような説明をしないの。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   大変申しわけございません。私の言葉足らずで誤解を招いたところがございまして、この場をおかりしておわびいたしたいと思います。
    永松委員   では、朝倉文夫先生とどういうふうなつながりがあるのか、きちんと書類で出してください。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   その書類につきましては、作成いたしまして、皆さんに提出させていただきます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   余談ですけど、朝倉文夫先生の制作で、旧佐賀関高校に像があるのですけど、いまだにほったらかしにしています。県も価値があるのかないのか知っているのかわかりませんが。余り感心しないですね。一応、跡地は大分東高校の校長が管理ですから、一言進言しているんですけど、そのままになっています。 ○仲道委員   像をつくった後、市内、県外の方に大分に由来のある像ですよという、ザビエルさん自体も含めて、制作者の作風の系列を周知できるような形でお願いいたします。 ○永松委員   つけ加えておきますが、これで雨宮さんを了承したわけでないですから誤解しないように。 ○二宮委員長   次に、シンボルロード愛称市民投票について、説明を受けます。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   資料の3をごらんください。  シンボルロードは、本年7月20日の北側広場部分のオープンに向け、市民の皆様に親しみと誇りを持って利用していただけるために、愛称の募集を行いました。  5月8日から24日までの応募期間に、全国から945作品、応募者数が438名でございますが、945作品の応募があり、選考委員会の1次選考により5作品が選ばれました。  この5作品について市民投票をいたしたいと考えております。  対象作品につきましては、資料をごらんになっていただきたいと思いますが、まず1番、おおいた100年通り、2番、大分いこいの道、3番、大分ふれあい通り、4番、そうりんロード、5番、みどりの公園通りの5作品となっております。  愛称の解説、思いにつきましては、表に記載させていただいております。  次のページをごらんください。  また、応募の期間につきましては、7月1日から7月16日までとなっております。  投票条件、投票方法、投票の結果の公表、記念品につきましては、記載されているとおりでございます。  最終的な愛称の公表につきましては、7月20日に開催予定であります大分駅南まちびらき記念事業のオープンセレモニーで発表する予定となっております。 ○二宮委員長   執行部の説明がありましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありますか。 ○三浦委員   これは純粋に市民の投票の多いものを選ぶのですか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   市民投票の結果をもちまして、それを市長に報告いたしまして、市が決定するという流れになっております。 ○三浦委員   ということは、市民の投票が一番多いものが必ずしも選ばれないということでしょうか。  なぜかというと、モニュメントで相当苦情が来たんですよ。最終的には市民が一番多く投票したのが選ばれずに、2番目が選ばれてしまった。だったら、最初から市民に投票させるな、意味がないじゃないかという意見が上がってきたんです。  今回また同じことをやられると困るので、今、確認のために言っております。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   1位の作品を市民の結果として重く受けとめまして、市長のほうに報告し、それをもとにし決定いたしたいというふうに思っております。 ○三浦委員   しつこいようですが、今、明言されなかったということは、市長が、2番目を選ぶと言ったら、選ばれる可能性も残っているということですね。 ○木村都市計画部長   一番投票の多かったところを市長に報告しますということでございまして、市長がそれを受けて発表するという手順になろうかと思います。 ○三浦委員   はい、わかりました。 ○仲道委員   結論、明言してください。投票の一番多かったのを市長が発表するということでいいんですか。 ○木村都市計画部長   一番多かったものを市長が発表するということでございます。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   次に、建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部改正について説明を受けます。 ○清水開発建築指導課長   建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部を改正する法律の概要について御説明いたします。お手元資料の4をごらんください。  この法律は、本年4月23日に衆議院で、5月22日に参議院でそれぞれ可決され、5月29日に公布されました。  この法律改正の背景についてですが、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震が最大クラスの規模で発生した場合、東日本大震災を超える甚大な人的、物的被害が発生することがほぼ確実視されております。  このような状況のもと、国においては、多くの人が利用する大規模な店舗や病院などの特定建築物の耐震化の目標値を平成27年度末にまで9割達成することとしておりますが、この目標を達成するためには、いま一層の耐震改修を促進することが必要となってまいります。  このため、大規模な地震の発生に備えて、建築物の耐震に対する安全性の向上の一層の促進を図り、もって公共の福祉の確保に資することを目的として、建築物の耐震改修の促進に関する法律の一部改正が行われました。  改正の概要は、大きく2点となっております。  まず1点目ですが、建築物の耐震化促進のための規制強化でございます。  これまでは耐震診断が努力義務となっていましたが、法改正に伴い、耐震診断が義務化され、耐震の結果を公表することとなりました。  対象建築物は、一定規模以上の病院、店舗、旅館や学校、老人ホームなどで、平成27年12月31日までに耐震診断を行い、その結果を所管行政庁へ報告しなければなりません。  また、防災拠点を相互に連絡する緊急輸送路などの避難路、県道にある、通行障害既存耐震不適格建築物を地方公共団体の耐震改修促進計画で定めることができることとなりました。  この通行障害既存耐震不適格建築物とは、地震の際に、建物の倒壊により避難路などを塞ぎ、円滑な避難を困難とさせるおそれのある建物で、現行の建築基準法や建築物の耐震改修の促進に関する法律の耐震関係規定に適合しないものとなります。  また、行政の庁舎や避難所など、地震が発生した場合においてその利用を確保することが公益上必要な建築物に対しても、耐震改修促進計画で定めることができることとなりました。  この通行障害既存耐震不適格建築物や公益上必要な建築物の所有者は、地方公共団体が指定する期限までに耐震診断を行い、その結果を報告し、所管行政庁はその耐震診断の内容を公表しなければなりません。  さらに、それ以外の個人の住宅や事務所など、耐震関係規定に適合しない全ての建築物を対象として、義務努力が課せられるなど、耐震化促進のための規制強化が行われました。  次に2点目でございますが、建築物の耐震化の円滑な促進のための3つの措置であります。  まず初めに、耐震改修計画の認定基準の緩和及び容積率、建蔽率の特例についてであります。  これは、耐震に対する安全性の向上のため、建物の柱の大きさや壁の厚さの増加による増築、改築に限られていた改修を、新たな耐震改修工法においても認定が可能となるよう、対象工事を拡大することや増築に係る容積率及び建蔽率の特例が創設されました。  次に、耐震性に係る表示制度の創設でございます。  これは、所管行政庁が建築物の耐震関係規定または地震に対する安全上の基準に適合していると認めるときは、その旨を認定し、建物所有者は、認定を受けた旨、建物や敷地、その利用に関する公告など表示することができるようになります。  最後に、マンションなどの区分所有建築物の耐震改修の必要に係る認定でございます。  耐震改修の必要性の認定を受けた区分所有建築物は、大規模な耐震改修を行おうとする場合、4分の3以上の多数による集会の決議とあるものを、集会の決議、すなわち2分の1以上に緩和することにより、耐震改修を行いやすくするための措置が新たに追加されました。  このように建築物の耐震改修のための規制強化や、建築物の耐震化の円滑な実現のための措置が行われたわけですが、今後は本市の耐震に係る建物調査を初めとして、耐震診断が必要な建築物の抽出や耐震改修促進に対する施策を、県を初めとして、防災などの関係部署と連携を図りながら検討をしていかなければなりません。  あわせて、平成20年4月に策定しております大分市耐震改修促進計画の見直しが必要となっており、今年度中には公表できるよう作業を進めてまいります。 ○二宮委員長   今の説明で何か質疑、意見がありましたら。 ○永松委員   マンションなどでは、それぞれ規約がありますよね。この法が決定されれば、そういったマンションの規約の改正というのは、行政として指導していくようになるんでしょうか。それをちょっと確認しておきます。 ○清水開発建築指導課長   マンションの件についてでございますが、これは法律で改正が行われましたので、この法律に基づいてその協議が行われるということになってこようかと思います。 ○永松委員   その指導は市としてやっていくのでしょうか。 ○清水開発建築指導課長   もちろんこの対象となる建築物に対しては、市として指導は行うべきと考えており、もちろん計画の中にも載せていくようにもなっていきますので、その内容については順次、また市民のほうにお知らせしていきます。また、これは県の計画もございますので、県、市あわせて指導を行っていくということになってまいります。 ○井手口委員   この平成27年12月31日までに耐震診断を行って、所管行政庁に報告するのは誰ですか。 ○清水開発建築指導課長   建物所有者でございます。 ○井手口委員   この対象となる大分市にある事業所や個人の所有の建物は、大体どのくらいの数があると想定していますか。 ○清水開発建築指導課長   まず、資料の特定既存不適格建築物、これは病院や店舗、大規模な一定の規模以上の部分になっていますが、大分市は今、調査中でありますが、今、わかっている数値が26件ぐらいだということを把握しております。  また、通行障害の避難路の関係の建物でありますけれども、これについては平成20年に避難路をこの計画で指定しておりますけれども、今、この見直しが必要であるというふうに県も認識をしておりまして、それにあわせて市のほうも、その避難路の変更に伴って、当然、建物の戸数が変わってまいりますので、その辺は今後の検討いかんによって、その戸数が変わってくるということになってこようかと思います。したがいまして、はっきりした数字は避難路に関してはまだ出ておりません。 ○井手口委員   そっちのはっきりした数字が出ないほうは、大分市が期限をつけられるわけだから、能力に合わせて期限をつければよいのですが、最初の所管行政庁に報告しなければいけない建物が26件だと聞いて安心をしました。大分市内に耐震診断ができる業者の数からすると1年6カ月の間に全部、耐震診断を終えて、報告書を出さなければいけないという状況で、物理的に間に合いますか。 ○清水開発建築指導課長   まさに今、言った部分が実は課題となっておりまして、県ともその辺のところ、特に今、必ずやらなくてはいけないという問題、計画に定めてそれを指導していく部分とに分かれておりますので、調整をしていきたいと考えております。
    二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   委員の皆さんでその他として何かありましたら。 ○今山委員   3月の委員会で、防災上の観点から、公園の管理の鍵、自治会等にもお渡ししたらいかがでしょうかという話をして、その後、音沙汰がないのですけど、どうなっていますか。 ○森本都市計画部次長公園緑地課長   3月に今山委員さん、それから仲道委員さんのほうからも提案を承っております。  なかなか機会がなかったものですから、本日のその他の項で申し上げようと思っております。 ○二宮委員長   この後ですね。はい、わかりました。 ○仲道委員   先にその報告をしてもらっていいですか。 ○森本都市計画部次長公園緑地課長   公園の鍵の貸し出しにつきまして、先ほど申されましたように、本年3月に本委員会でこの件がありました。これまでの貸し出しにつきましては、管理上の観点というようなことから、原則、公園の使用申請のあった自治会、それから公園の除草等を行っていただいております愛護会、こういうところに必要に応じて貸し出しをしておりました。  御指摘がありましたように、公園は災害時の一時避難所になっており、緊急的に救急車等が入るということも十分予測されます。公園の愛護会の活動もやりやすくなりますので、今後、要望のある自治会、それから愛護会に対しては、一定の条件、といいますのも、大分市の都市公園条例の中に、公園内に駐車をしてはならないというようなこともありますので、そういう一定の条件を付しますが、申請書を出していただいて、許可をしてまいりたいと考えております。 ○今山委員   これは申請書を今、出したら、すぐ対応してくれますか。 ○森本都市計画部次長公園緑地課長   はい。 ○今山委員   わかりました。 ○二宮委員長   執行部からその他で何かありましたら、今、受けたいと思います。 ○広瀬都市計画課長   5月29日の本委員会において、駅前交差点の改良に伴いまして、横断歩道を設置した場合、現況の部分と仮想の部分と比較した部分の資料をということで、当日、委員さんのほうから御意見が出されておりましたので、説明いたします。  資料の1枚目の左側の図面をごらんください。  この図が、現在の駅前の平面計画図に、歩行者の横断部分の横断歩道として赤色で示した部分が仮想の横断歩道になります。  国道10号の横断する部分につきましては、今、自転車の通行帯、32秒の時間帯でございますけれども、これが、歩行者が渡る必要な時間となるには40秒必要となりますので、現状の信号現示の中では歩行者が渡ることは困難となっております。  国道10号に並行して東西方向に新たに横断歩道を設置した場合は、ここの部分については、現状、青時間が67秒でございます。歩行者にしてみれば、60秒ということで、仮に設置すれば、この部分は可能かというふうになります。  ただ、この場合、国道10号からの右折車、左折車によって、歩行者と車両がそこでバッティングする可能性もあるということで、ここで歩行者はその危険性は若干増してくるというふうになります。  右の図が改良後の図面でございます。  国道10号の横断につきましては、青時間が40秒、これは今の部分と変わりませんが、今回、国道10号の東西方向に横断する部分、ここが、中心線を少し別府方向に寄せて、交差点をコンパクトにするということから、歩行者に必要な青時間は50秒になります。  これでも今、全体的に信号の現示の中で安全に渡れるようにしておりますけれども、先般の説明の中では、信号の現示が少しわかりづらかったのではないかということで、お手元の資料の2のほうに、その部分をステップごとに資料を用意させていただいております。  まず、ステップ1ですが、国道10号の直進車両が渡るときに、青色の矢印の部分で歩行者が横断をするということでございます。これが50秒になります。  次に、ステップ2と3ですが、国道10号の左折車と右折車の信号のときには歩行者が渡れないということに信号現示をしております。ここで安心して、ドライバーは、右折車、左折車は歩行者がいない中に通過できるということで、こういうふうに分けていること自体を、上のほうに書いておりますが、セパレートタイプという信号現示にしております。  同様に、今度、ステップ4になりますけれども、中央通り側のほうにするときも、中央通りと駅側のほうから出てくる直進車両のときのみ、歩行者が10号線を横断できるということで、これについて先ほど40秒と必要な時間を確保しております。  ステップ5、6につきましても、これは左折車のときにも、歩行者はこの時点では横断はできないということで、歩行者と車両は完全に分断をできる状況での平面横断でこの計画をしているところでございます。  なお、まだこの信号現示については、先般も御説明いたしましたが、現在の交通量、それに将来の交通量推計ともに計測する中で推計をしておりますけれども、実際の運用につきましては、朝夕、それと昼につきましては、公安委員会、管制センターのほうで信号をコントロールしておりますので、若干の差異は生じてくると考えております。 ○二宮委員長   その他として何かありますか。 ○長野都市計画部次長兼駅周辺総合整備課長   現在、本年4月から都市計画道路県庁前古国府線の高架下部分、これは旧の上野の踏切でございますけれども、その部分の切り下げ工事を今現在行っております。  この工事は、これまで上下線とも片側2車線を確保し施行を行ってまいりましたけれども、通行車両の安全を確保することを優先いたしまして、これから上野方面への車線を1車線に減じて施行いたしたいというふうに考えております。  車線の減少は、6月21日の金曜日午後1時から行いまして、8月31日の土曜日まで予定いたしております。  工事期間中は、地元の方々を初め、通行される皆様に大変御迷惑をおかけいたしますが、事前の周知や警備員の配置などを行い、早期完成に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力をお願いいたします。  なお、関係者との協議に日数を要しましたことから、その他の項での御報告となりました。 ○二宮委員長   ほかに報告はありますか。    〔「なし」の声〕 ○永松委員   私が建設の委員長のときに時の都市計画部長から、県庁前古国府線については山口病院のところが変則だから真っすぐにすると、その工事を早急にやりますからと説明を聞いているんですけど、これはやるのでしょうか。 ○広瀬都市計画課長   この山口病院付近の道路拡幅事業につきましては、既に都市計画決定を平成8年に行っております。  その後、駅周辺の事業の進捗を見る中での整備ということで、当時お答えしているのですが、この件につきましては、昨年の意見交換会等の中で整備を強く要望されたところもございまして、当初、平成27年の予定だったものを、今年度からの整備に向けて予算計上を3月の時点にさせていただいています。施行については、道路建設課が行う予定で、現在、その事業認可の取得に向けて、その書類の作成を行っているところでございます。地元の方々の同意も必要になりますけれども、今後5年をめどに事業を進めていきたいという計画で、鋭意進めているところでございます。 ○永松委員   今年度から、土木建築部のほうで取りかかるということですね。 ○広瀬都市計画課長   そうです。 ○二宮委員長   執行部からほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○仲道委員   部長、それからそれぞれの課長、先程、土木建築部のほうに2点申し入れをしましたので、後で確認して、土木建築部からどういう話があったかを委員長、副委員長に報告をしてください。  それから、都市計画課長、5月29日に、協議会の中の委員の発言が、これは趣旨が違うからということで確認を求めました。その件について報告をお願いします。 ○広瀬都市計画課長   先般の5月28日に行った実証実験の協議会の概要について、先般、仲道委員から御指摘をいただいた文面の修正等については、現在、4つの部で中身を調整しております。しかしながら、現時点でその部分の修正の方向性が合わないため、調整しているところでございます。 ○仲道委員   遅いです。議事録、発言記録を確認して、御本人に発言趣旨がこれでいいのかどうか確認するだけの話でしょう。  あの部分の発言というのは、協議会が3車線で社会実験するかどうか協議すること自体が非常に重過ぎるので、この協議会では協議できないというような発言趣旨になっていました。そのままでいいのかという話なので、協議会の存在自体にかかわるような話です。 ○広瀬都市計画課長   委員がおっしゃられる内容は、私も、先般、お話をいただいて十分理解しております。  内容についても、協議会の委員長である矢野委員長に、事前に私どものほうから御相談に上がりたいと日程を調整しておりましたものですから、きょうの時点で御報告ができなったことは大変申しわけないと思っております。大変申しわけございません。 ○仲道委員   わかりました。 ○二宮委員長   ほかにございませんか。    〔「なし」の声〕 ○二宮委員長   以上で本日予定の審査は全て終了いたしました。  次に、あすの予定を確認いたします。  あすは9時30分から議会運営委員会が開催されますので、終了後、案内放送がありましたら、御集合されますようお願いします。  本日はこれで散会いたします。                              午後0時28分散会...