大分市議会 2013-06-19
平成25年文教常任委員会( 6月19日)
個人住宅と社宅の
解体工事等々のおくれに伴いまして、
当該年度内に
事業が完了できませんでしたので繰り越しさせていただいております。
通常、
対象者の方と契約させていただいて、
事業が完了するまでに、次の建物の
候補地の選定から新たな家の建築、それから現在の建物の取り壊し、そういったことを含めると、どうしても単年度で終わることが非常に難しくなりまして、今回はそういう事情でおくれていますが、通常のスケジュールに沿ったものとなっております。
○
指原委員
相手があることだからね。
○
松下委員長
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
松下委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○
松下委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。
以上で本日予定の
付託議案の
審査を終了しましたが、
執行部、その他として何かありませんか。
〔「ありません」の声〕
○
松下委員長
委員の
皆さんで、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○
松下委員長
それでは、
執行部は退席を
お願いします。
〔
執行部退席〕
○
松下委員長
次に、9月の第3回
定例会中に
平成24年度
決算審査の一環として行う
事務事業評価における
評価対象事務事業の選定を行います。
お手元に、
会派等から提出されました
対象事務事業一覧表をお配りしております。本日は、この中から
事務事業評価の
対象となる3
事業を選定したいと思います。
選定に当たっては、
委員間で自由な討議を行う中で、
委員会としての
選定理由を明確にし、3
事業に絞り込みたいと考えていますので、ぜひとも活発な議論をよろしく
お願いします。
それでは、
評価対象事務事業の
選定方法について、お諮りしたいと思います。
先ほど申しましたとおり、選定の際に
委員の
皆さんで自由に討議を行っていただきますが、その討議の中で3
事業に絞り込めた場合は、その3
事業を
評価対象事務事業に決定したいと思いますが、このような手法でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
それでは、そのようにいたします。
また、討議の中で3
事業に絞り込めなかった場合は、絞り込みができていない数だけ、選定したい
事務事業の番号と
事務事業名を全
委員から口頭で上げていただき、票数が上位の
事務事業を
評価対象事務事業に決定したいと思います。
また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の
事務事業について、私を除いて
委員の
皆さんの挙手で決し、
挙手同数の場合は、
委員長の採決といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
それでは、そのようにいたします。
次に、
委員間で自由に討議をしていただきます。選定したい
事務事業やその
選定理由などについて、
委員の
皆さん方による活発な御議論をよろしく
お願いいたします。
お手元の
対象事務事業一覧表に全12項目上げられております。まず、これに目を通していただいて、先ほども申しましたように、
皆さんのほうから選定したい
事業、それからその理由について、議論を
お願いしたいと思います。
○
野尻委員
我が会派としては2点出していますが、1点に絞って、
私立幼稚園就園奨励費補助金を
対象事務事業として
お願いしたいと思います。
○
松下委員長
2会派以上が上げられているのが、3番の
教育指導費と、6番の
あいさつOITA+1
運動推進事業、7番の
エスペランサ・コレジオ事業、そういうのも一つあるかなと思います。
○
斉藤委員
私は2点上げさせていただきます。
まず、
フレンドリールームの件ですが、不登校、それからいじめがふえるに当たって、
フレンドリールームの相談が、以前は1週間に1回受け付けてもらえたけれども、今は月に1回しか受け付けてもらえない。要は、足りてないという声を聞きますので、そのことについて、今十分に対応ができているかを検証したいと思います。
それから、
基礎学力アップについては
指定校を決めてというやり方だったと思うのですが、そもそも学力アップには教員が十分に
子供たちに向き合える環境が必要ということで、そのやり方についても検証が必要ではないかと思います。
○仲家
委員
エスペランサ・コレジオ費については、ここに書いているとおりですけれども、建物がかなり老朽化して建てかえが必要という状況にありますが、これをもう少しきちんと考えて、中心市街地に空きビルがあるのならそこを活用するとか一度考え直したほうがいいのではないかということで取り上げました。
○堀副
委員長
今回の一般質問で松木
委員もされていましたし、
報告事項でもありますが、
あいさつOITA+1運動、なかなか目に見える形で進んでないようなこともありますので、やはり
事業自体ひとつ検証し直して、新たな
取り組みが必要ではないかと考えまして、民主クラブとして上げております。
○
指原委員
今、
教育費が十分ではないけれども、この
対象事務事業には当たらないという意見でして、今回はありません。
○佐藤
委員
3番については、いじめや自殺とか、さまざまな環境の変化の中で、やはり相談体制というのが、充実を図るためにも、名前だけではなくて、実際に効果とあわせて検証する必要があるのではないかということです。
5番の
あいさつOITA+1は、先ほど堀副
委員長も言いましたけども、地域ぐるみの子育てに取り組む機運というか、本当にこの部分で効果があるかどうかというのもあわせて、ちょっとマンネリズムに陥っている部分もありますので、違う角度で、刺激を与えないと、ずるずるといってしまうのではないかという部分です。
7番のエスペランサ・コレジオ費については、先ほど仲家
委員も言われましたけれども、特に近年、申し込みが増加していて、しかも入りたいと言う人が入れない状況にもあるので。ほかの場所にもあるといいなという観点からも、ちょっと検討が必要ではないかと考えています。
○
松下委員長
今、出された意見でいうと、3番、4番、5番、6番、7番で、5つになりましたので、絞り込みをさせていただきたいと思います。
○
野尻委員
斉藤委員は絞りこむとしたら、どちらでしょうか。
○
斉藤委員
そうですね。では3番で。
○阿部
委員
あいさつOITA+1とエスペランサ・コレジオ費はどちらかだろう。
○堀副
委員長
そうですね。エスペランサ・コレジオはこの前視察に行きましたし。
○阿部
委員
予算が大きいですよね。
○佐藤
委員
大きいですね。
○阿部
委員
すぐにどうのこうのという話にならないですよね。
6番でいいのではないですか。
○佐藤
委員
そうですね。では6番で。
○
松下委員長
そうすると、3番の
教育指導費、子ども教育相談
センター管理運営
事業、5番の
私立幼稚園就園奨励費補助金、6番の
あいさつOITA+1
運動推進事業、この3
事業ということで選定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
ありがとうございます。
それで、これまでの昨年の
事務事業に関する総括、それから選定調整会議等の中で、
選定理由について
委員会として明確にして報告してくださいということになっておりますので、
皆さんのほうから選定の理由ということにつきまして、各会派から出されたものに加えて、何かつけ加えて補強といったものがありましたら出していただくと、
委員長としても報告をする場合に、非常に参考になるものですから。
○
野尻委員
私立幼稚園就園奨励費が
保護者のほうに行っているので、そのことがいいのかどうか、いわゆる幼稚園の経営に関して、そちらの補助をという声もやはり
私立幼稚園のほうからあります。やはり幼稚園教員の報酬の問題にも絡んできますので、
就園奨励費が
保護者のほうに行くということでいいのかという部分を含めて、検討していただきたいと思います。
○佐藤
委員
おっしゃるとおりで、使途というか、
就園奨励費自体の一番有効に使える方法も含めて、御協議いただければと思います。
○阿部
委員
幼稚園自体もきちんとならないと、よい幼児教育はできないという観点もありますからね。
○
松下委員長
3番と6番についても、何かありませんか。
○
斉藤委員
先ほど、数の対応のことで不足が生じているのではないかと申し上げましたけれども、今メンタル面の問題を抱えている
子供たちが多いということで、
専門性を向上していくという上でも充実をということをつけ加えておきたいと思います。
○
指原委員
相談体制の中で、そういうことをね。
○
斉藤委員
はい。質的な。
○
指原委員
メンタル面のことも含めて専門的な対応をする心理士がいますが、臨時職員です。もう少し正規職員にしていかなくてはいけないと思います。一方、虐待などの福祉保健部関係の中央児童相談所の心理士は臨時職員でしたが、正規職員として採用されてきています。両方とも子供に関する相談を受けているわけだから、虐待については正規職員、
フレンドリールームは臨時職員となっているのは、人的配置が未整備な状況であり、もっと
教育部関係予算に対して充実を図らないといけないと思います。そういう面も含めて検討としていいと思います。
○
松下委員長
6番、
あいさつOITA+1運動はどうでしょうか。
○阿部
委員
やはり具体化ということがなかなか見えにくい。
○
指原委員
今度の
取り組みで、9月の登校日に、朝何人の人に挨拶してきたかとか数値であらわす問題なのかなと。
○阿部
委員
数を言われてもね。
○堀副
委員長
地域の見守りではありませんが、お互い顔が見える環境をつくって、声をかけあうような安全面を……。
○
指原委員
誰のための挨拶ですか。大人たちが満足するための挨拶ではいけないと思います。これは意見として聞いてください。
○
野尻委員
最近では、「おじさん、声かけたら警察に言うよ」、そういう子供が出てきているんですよ。
○
指原委員
数値であらわすのは難しいですね。
○
松下委員長
それでは、
皆さんから意見をいただきましたので、副
委員長と相談しながら、
選定理由は考えさせていただきたいと思います。
それで、先ほども申しました選定会議の中で、
事務事業評価をより深めるために、
決算審査に入るまでの間、調査研究を行うこととなっておりますが、これについては
委員会として実施するかどうかは、それぞれの常任
委員会等で判断するということになっております。
それで、当
委員会で選定した3
事業について、調査研究を事前にしてはいかがかと思います。次の3つの観点でと思っています。
1つは選定した各
評価対象事務事業について、どのような調査研究が考えられるのかということ。
それから、その調査研究を行う場合は、実際にはこれは9月の
事務事業評価の事前
審査とならないかということで、ダブることはしないということでありますので、同じような形を事前に行うということは避けたいと思います。
それと、その調査研究は
委員会として行うことが有効なのか、それとも、各個人あるいは会派のそれぞれの発想なりで、行ったほうがいいのかどうかということを含めて、ちょっと御意見をいただければと思っております。
○
野尻委員
就園奨励費の分については、やはり
私立幼稚園連合会と意見交換会という形でもって、経営者の意見を聞いたほうが望ましいと思います。
○
松下委員長
そのほかの子ども教育相談
センターと、
あいさつOITA+1運動につきましてはいかがでしょうか。
○
指原委員
子ども教育相談
センターの実情についてどうなのかを、やはり現在の状況について把握する必要があるのかなと思います。
○
松下委員長
現地に行って、その現状とかを聞いて、先ほど指摘があったような状況確認をしたらどうかということですね。
○
指原委員
そうですね。議会としてこうやるけど、現状はどうですかというのは、やはり聞いたほうが把握しやすいのではないかと思います。
○阿部
委員
管内視察で。
○
松下委員長
あいさつOITA+1運動のほうはどうでしょうか。
○佐藤
委員
これはしようがないですね。
○
松下委員長
あるとすれば、関係団体との意見交換とかですね……。
これはもう、9月の
審査までに、各
委員それぞれが調査研究を行うことでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
それでは、
私立幼稚園就園奨励補助金については、幼稚園連合会との意見交換を行う、子ども教育相談
センターの管理運営
事業については、現地に行って相談体制とか相談状況とか、人員対策を含めて調査をするということでよろしいですかね。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
日程については、相手方もあることですので、
委員長、副
委員長、それと事務局のほうで、まず日程設定をした上で、
皆さん方にもお諮りをするということで、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○
松下委員長
それでは、そのようにさせていただきたいと思います。
きょう決定しました
評価対象事務事業の選定結果については、私のほうから議長に報告し、その後、
定例会閉会後の議会運営
委員会において、議長から各
委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することとなっておりますので、よろしく
お願いします。
それでは、本日の
委員会は終了します。
午前11時10分散会...