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  1. 大分市議会 2013-06-19
    平成25年文教常任委員会( 6月19日)


    取得元: 大分市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-22
    平成25年文教常任委員会( 6月19日)                 文教常任委員会記録 1.開催日時   平成25年6月19日(水) 午前9時58分開議~午前11時10分散会 2.場所   第3委員会室 3.出席委員   委員長 松下 清高  副委員長 堀  嘉徳   委 員 松木 大輔  委 員  野尻 哲雄   委 員 阿部 剛四郎 委 員  斉藤 由美子   委 員 指原 健一  委 員  仲家 孝治   委 員 佐藤 和彦  欠席委員    なし 4.説明員    足立教育長
      (教育部)    玉衛教育部長三浦教育部教育監菅教育部参事大分美術館館長、    房前教育部次長教育総務課長奈須教育部次長教育企画課長、    江藤教育部次長教育指導課長藤澤教育部次長兼人権・同和教育課長、    倉原教育部次長兼生涯学習課長増田大分美術館副館長兼美術振興課長、    後藤学校施設課長薬師寺スポーツ健康教育課長有馬青少年課長、    塔鼻文化財課長佐藤教育企画課参事御手洗教育指導課参事、    前野スポーツ健康教育課参事田辺人権同和教育課参事、    一法師生涯学習課参事神田文化財課参事安東美術振興課参事、    糸永教育総務課参事補足立教育総務課参事補清水教育総務課参事補、    副田教育企画課参事補山本教育企画課参事補内藤教育企画課参事補、    佐藤二己山教育指導課参事補佐藤浩介教育指導課参事補、    佐藤さゆり教育指導課参事補羽田学校施設課参事補服部学校施設課参事補、    板井スポーツ健康教育課参事補藤田人権同和教育課参事補、    河野生涯学習課参事補、大石生涯学習課参事補岡崎青少年課参事補、    西川青少年課参事補坪根文化財課参事補利根文化財課参事補、    斉藤文化財課参事補高畠文化財課参事補河野文化財課参事補、    栗田文化財課参事補武富大分歴史資料館館長池邉文化財課参事補、    山村美術振興課参事補長田美術振興課参事補 5.事務局出席者    書記 上杉 幸喜 6.審査案件等    一般議案    議第55号 大分市立幼稚園条例の一部改正について          〔承認〕    議第56号 大分情報学習センター条例の一部改正について      〔承認〕    議第63号 大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正について                               〔承認(一部反対)〕    報告議案    報第1号 専決処分した事件の承認について             〔承認〕         (平成24年度大分一般会計補正予算(第6号))         第1条 歳入歳出予算補正         歳出 第10款 教育費市民協働推進課関係を除く。)         第2条 繰越明許費補正 第2表中         1追加 第10款 教育費    協議事項    対象事務事業の選定について                       会議の概要                               平成25年6月19日                               午前9時58分開議 ○松下委員長   おはようございます。ただいまより文教常任委員会を開会します。  本日は傍聴者の方がおられるようですが、遵守事項に従って、静粛に傍聴いただきますよう、お願いします。  審査の前に、執行部から先般の4月1日付人事異動に伴う職員の紹介をお願いします。 ○足立教育長   おはようございます。委員会審査に先立ちまして貴重なお時間を賜り、まことにありがとうございます。  松下委員長、堀副委員長を初め、文教常任委員皆様方には、平素より教育文化向上のため御指導を賜り、厚くお礼を申し上げます。  まず初めに、このたび全国市議会議長会から在職20年表彰を受けられました指原健一議員には、教育委員会を代表いたしまして、これまでの御尽力、御功績に対しまして、深甚なる敬意を表しますとともに、心からお喜びを申し上げます。まことにおめでとうございます。今後とも、ますます御活躍されますよう、御祈念を申し上げます。  また、4月に福山市で開催されました中核市議会議長会において、第8回議会報コンクールが行われ、大分市議会だより第152号が2度目の最優秀賞を受賞されたことにつきましても、改めてお喜びを申し上げます。まことにおめでとうございます。  職員紹介の前に、今回、生涯学習課職員脱法ハーブを吸引し、4月に処分いたしました件につきまして、おわびをさせていただきます。  事件の概要は、先日、本会議冒頭に議場で御説明を申し上げましたとおりでございますが、現在、脱法ハーブにつきましては法的規制対象となっておりませんが、吸引による事件、事故も発生しており、社会的な問題として広く認識されているところでございます。  本市教育委員会といたしましては、これまでも折に触れ、綱紀の粛正及び服務規律の確保についての通達を行ってきたにもかかわらず、かかる不祥事が発生したことに対しまして、本市教育を預かる者といたしまして深刻に受けとめておりまして、委員の皆様には大変な御心痛と御迷惑をおかけいたしましたことを、この場をおかりしまして深くおわびを申し上げます。まことに申しわけありませんでした。  今後につきましては、二度とこのようなことのないよう再発防止の徹底を図ってまいりたいと思っております。まことに申しわけございませんでした。  それでは、本年4月1日付の人事異動に伴い、昇任または転入した者のうち、参事補級以上の職員を紹介させていただきます。    〔参事級以上の異動職員の紹介〕 ○玉衛教育部長     〔参事補級以上の異動職員の紹介〕 ○松下委員長   それでは、関係者以外の方の退席をお願いします。  審査に入る前に、委員会運営について確認をしておきます。  皆さんご存じのように、平成20年第1回定例会分から、従来の本会議録に加えて委員会会議録が、インターネットの市議会ホームページで公開されております。つきましては、質疑等がある場合は、まず挙手をして発言の許可を受けた後、発言を行うよう、お願いします。  また、執行部の方にお願いですが、発言の際には、所属と氏名を告げて、大きな声ではっきりとお願いします。  次に、大分市議会基本条例第7条第2項に規定されておりますとおり、本会議同様、委員会におきましても、より議論を深めることを目的として、委員の質問、政策提言等に関し、執行部委員長の許可を得て反問することができることになりました。反問する場合は、反問する旨を発言してから反問するようお願いします。  ただし、委員による新たな事業提案等に対し、必要となる予算の組み替えなどの数値的なものや、統計的な事項についての反問は、原則としてその対象となりませんので、よろしくお願いします。  それでは、審査日程についてお諮りします。  お手元に配付しております日程案のとおり、委員会1日目は一般議案報告議案についての審査協議事項として評価対象事務事業の選定を行い、2日目は執行部からの報告事項を受け、3日目は管内視察を行いたいと考えております。この日程案でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、この日程に従い審査を行います。  なお、2日目の報告事項の資料についてですが、事前に準備ができている資料については、皆さんの机上にお配りしていますので、あした忘れずに御持参いただきたいと思います。  本日は、午後から防災会議運営会議の開催が予定されておりますので、関係者の方は、御出席をよろしくお願いします。  ここで足立教育長より発言を求められていますので、許可します。 ○足立教育長   それでは、改めまして教育委員会を代表いたしまして、最近の取り組みの御報告をさせていただきます。  まず、先日の新聞にも掲載されましたが、昨年度より編集作業に取り組んでおりました大友宗麟副読本がこのたび完成をいたしました。  副読本は、教師用指導書とDVDとともに市内60校の小学校6年生全員に配付したところであります。  また、6月25日には、舞鶴小学校におきましてこの副読本を扱った公開授業小学校の教職員に公開し、研修をしてもらう予定であります。今後も子供たち大友宗麟公の偉業や自分たちの住んでいるまちの歴史や文化への理解を深めてもらう取り組みを進めてまいりたいと考えております。  また、あいさつOITA+1運動につきましては、現在、市に登録している広め隊の今後のさらなる取り組みを推進するため、8月11日にコンパルホールにおいて広め隊交流会を開催し、基調講演の実施と広め隊取り組み事例の発表などを行う予定にしております。詳細につきましては、2日目の報告事項で、担当課長より御説明をさせていただきます。  報告は以上でございます。  文教常任委員皆さま方には、今後とも御指導、御鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いを申し上げます。  それでは、教育委員会に係る予算議案並びに一般議案につきまして、その概要を説明させていただきます。  報第1号、専決処分した事件の承認についてでございます。平成24年度大分一般会計補正予算第6号第1条歳入歳出予算補正、歳出第10款教育費につきましては、補正額4億7,655万5,000円の減額で、この中には市民部が所管する公民館経費2,000万円の減額を含んでおりますが、補正後の額は169億336万4,000円となり、一般会計に占める構成比は、9.6%となったところであります。  今回の補正は、事業費の確定と国庫支出金の確定に伴う調整などをいたしたものでございます。  また、第2条繰越明許費につきましては、社会教育費として、埋蔵文化財発掘調査受託事業、大友氏遺跡保存整備事業を計上しております。  続きまして、一般議案についてでございます。議第55号、大分市立幼稚園条例の一部改正について、議第56号、大分情報学習センター条例の一部改正について、及び議第63号、大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正についての3件となっております。  なお、詳細につきましては、担当課長から説明させますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。 ○松下委員長   それでは、審査に入ります。  初めに、一般議案の議第55号、大分市立幼稚園条例の一部改正についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○奈須教育部次長教育企画課長   議案書、議55~1ページ、また、お手元に関係資料として、議第55号、大分市立幼稚園条例の一部改正についてと大分市立幼稚園条例対照表を用意していますので、あわせてごらんください。  改正内容については、保育料の改定と減免規定の追加の2点です。  1点目の保育料の改定については、多子世帯負担軽減の拡充を図るため、同一世帯から同時に幼稚園等に3人以上在園している場合において、市立幼稚園に在園している3人目以降の保護者の負担をゼロにしようとするものです。  これは、保育所保育料多子世帯負担軽減に合わせるとともに、国の就園奨励事業において幼稚園等に3人以上在園している場合の負担割合をゼロとしたことを受けたものです。
     2点目の、保育料減免規定の追加については、保護者が災害、病気、失業等により、家計の状況が急変し、保育料の納入が困難になったと認める世帯に対し、保育料の減免ができるよう区分の追加をしようとするものです。  なお、認定に当たっての基準や減免額などについては、大分市立幼稚園規則を見直す中で定めてまいりたいと考えております。  本改正案について、議決をいただいた上は、公布の日から施行しようとするものです。  なお、第3条の規定については、平成25年4月1日にさかのぼって施行しようとするものです。 ○松下委員長   質疑等はありませんか。 ○野尻委員   第3子以降というのは、大分市立幼稚園に在園する者の父母に対してですが、対象世帯は何世帯あるのですか。 ○奈須教育部次長教育企画課長   今の時点では正確な数は把握していませんが、私立幼稚園等に入られている第3子以降等で大分市立幼稚園に入っている人数との比率で計算したところ約3名になるのではないかと考えております。 ○野尻委員   3名でも対象世帯があるということはよいことですが、市立幼稚園に在園している者に対して、こういう便宜を図っていくということですが、私立幼稚園に入っている者に対して、そういう便宜が図られるのか。そういった場合は、就園奨励事業で便宜を図っていくという方向性がとられるのかどうか。その点について説明を求めます。 ○奈須教育部次長教育企画課長   私立幼稚園につきましても、この第3子以降という形の就園奨励費対象となります。この件につきましては、6月10日に私立幼稚園に対して説明会を既に開催したところです。 ○野尻委員   そうした場合、対象世帯はどのように把握していますか。 ○奈須教育部次長教育企画課長   平成24年度の交付実績では153名います。 ○野尻委員   1子、2子が市立幼稚園にいる場合は6,300円、3,150円ということで第3子はゼロとなる。それでは、第3子が保育園、私立幼稚園等にいる場合は、その金額はただになるのでしょうか。 ○奈須教育部次長教育企画課長   今回は、あくまで大分市立幼稚園条例改正であります。今回、対象としているのは、市立幼稚園に在籍している子供が3人目、3人目を数えるに当たっては幼稚園等ということで、私立幼稚園保育所など、そういう子供さんも、1子、2子と数えた上で、第3子が公立の市立幼稚園に入っている場合が対象ということになります。 ○松下委員長   ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第56号、大分情報学習センター条例の一部改正についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○倉原教育部次長兼生涯学習課長   本議案は、情報学習センターの管理・運営について、さらなる市民サービスの向上と利用者増を図るため、利用条件を変更するとともに、民間の能力を最大限に活用できるよう、指定管理者制度の導入を可能とする規定を追加するなど、所要の改正をしようとするものです。  主な改正点の1点目は、情報学習センターにおける学校教育及び社会教育に関する業務のうち、学校教育に関する業務が、平成26年4月開設予定の(仮称)大分教育センター移管予定であることから、設置目的のうち学校教育に関する分を削除するものです。  2点目は、現行の情報学習センター事業が、情報教育の設備、機材及び教材の利用に関すること、情報教育研修会等の開催に関することに限定されており、センターの施設、設備、機材を広く利用したいという市民ニーズに的確に対応するため、設置目的を生涯学習の振興を図るために変更するとともに、施設の有効利用に向け、新たに貸し館業務を導入し、対象視聴覚教育だけでなく、社会教育全般に拡大しようとするものです。  3点目は、ネットサービス情報端末多様化と並行してネットトラブルが増大しており、情報モラル情報リテラシーの向上が不可欠となっておりますが、ICT(情報通信技術)の多様化に対応した取り組みには、高度な専門性が求められていることや、施設の利用拡大を図るために情報学習センターの管理を指定管理者に行わせることができる規定、利用料金収受等の関連する規定を追加するものです。  施行日等は、平成26年4月1日といたしております。 ○松下委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、議第63号、大分市立学校職員の給与に関する条例の一部改正についての審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○房前教育部次長教育総務課長   追加議案書の議63~1ページをお願いします。  本件は、幼稚園教諭の給与について、現在、市職員に準じて給料の減額措置を行っておりますが、平成25年7月からの減額率の調整をしようとするものです。  幼稚園教諭を含めた本市職員の給料につきましては、市の財政状況給与水準等を考慮する中、平成25年4月から給料月額の3%カットを2年間実施しているところです。  幼稚園教諭につきましては、本市職員との均衡等を考慮する中で、これまで市職員と同様の減額措置を行っておりますが、今回、国や他都市の状況を踏まえる中、本市独自の措置として、市職員が給料の減額率を調整することから、同様の調整措置を行おうとするものです。  具体的には、現在、平成25年4月から平成27年3月の2年間、給料を3%カットという形にしておりますが、平成25年7月から平成26年6月までの1年間、カット率を1%加算し、4%にしようとするものです。  施行日につきましては、平成25年7月1日からといたしております。 ○松下委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   討論はありませんか。 ○斉藤委員   たび重なる給与の削減は、我が党はずっと反対しています。労働意欲の低下、地域経済への影響も考えて、職員の給与削減には反対します。 ○松下委員長   そのほか討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、報告議案の報第1号、専決処分した事件の承認について、平成24年度大分一般会計補正予算第6号第1条歳入歳出予算補正のうち、歳出第10款市民協働推進課関係を除く教育費審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○房前教育部次長教育総務課長     〔説明書② 114ページ 第10款市民協働推進課関係を除く教育費について説明〕 ○松下委員長   質疑等はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  次に、第2条繰越明許費補正、第2表中1追加、第10款教育費審査を行います。  執行部説明を求めます。 ○房前教育部次長教育総務課長     〔説明書① 7ページ 繰越明許費について説明〕 ○松下委員長   質疑等はありませんか。 ○指原委員   大友氏館の保存整備事業におくれが出ているということですが、全体の中のどの辺にあるものでしょうか。 ○塔鼻文化財課長 
     個人住宅と社宅の解体工事等々のおくれに伴いまして、当該年度内事業が完了できませんでしたので繰り越しさせていただいております。  通常、対象者の方と契約させていただいて、事業が完了するまでに、次の建物の候補地の選定から新たな家の建築、それから現在の建物の取り壊し、そういったことを含めると、どうしても単年度で終わることが非常に難しくなりまして、今回はそういう事情でおくれていますが、通常のスケジュールに沿ったものとなっております。 ○指原委員   相手があることだからね。 ○松下委員長   ほかに質疑はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   討論はありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   本案は、原案のとおり承認することに決定いたします。  以上で本日予定の付託議案審査を終了しましたが、執行部、その他として何かありませんか。    〔「ありません」の声〕 ○松下委員長   委員皆さんで、その他として何かありませんか。    〔「なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、執行部は退席をお願いします。    〔執行部退席〕 ○松下委員長   次に、9月の第3回定例会中に平成24年度決算審査の一環として行う事務事業評価における評価対象事務事業の選定を行います。  お手元に、会派等から提出されました対象事務事業一覧表をお配りしております。本日は、この中から事務事業評価対象となる3事業を選定したいと思います。  選定に当たっては、委員間で自由な討議を行う中で、委員会としての選定理由を明確にし、3事業に絞り込みたいと考えていますので、ぜひとも活発な議論をよろしくお願いします。  それでは、評価対象事務事業選定方法について、お諮りしたいと思います。  先ほど申しましたとおり、選定の際に委員皆さんで自由に討議を行っていただきますが、その討議の中で3事業に絞り込めた場合は、その3事業評価対象事務事業に決定したいと思いますが、このような手法でよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、そのようにいたします。  また、討議の中で3事業に絞り込めなかった場合は、絞り込みができていない数だけ、選定したい事務事業の番号と事務事業名を全委員から口頭で上げていただき、票数が上位の事務事業評価対象事務事業に決定したいと思います。  また、票数が同一のため絞り込めない場合は、同票数の事務事業について、私を除いて委員皆さんの挙手で決し、挙手同数の場合は、委員長の採決といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、そのようにいたします。  次に、委員間で自由に討議をしていただきます。選定したい事務事業やその選定理由などについて、委員皆さん方による活発な御議論をよろしくお願いいたします。  お手元の対象事務事業一覧表に全12項目上げられております。まず、これに目を通していただいて、先ほども申しましたように、皆さんのほうから選定したい事業、それからその理由について、議論をお願いしたいと思います。 ○野尻委員   我が会派としては2点出していますが、1点に絞って、私立幼稚園就園奨励費補助金対象事務事業としてお願いしたいと思います。 ○松下委員長   2会派以上が上げられているのが、3番の教育指導費と、6番のあいさつOITA+1運動推進事業、7番のエスペランサ・コレジオ事業、そういうのも一つあるかなと思います。 ○斉藤委員   私は2点上げさせていただきます。  まず、フレンドリールームの件ですが、不登校、それからいじめがふえるに当たって、フレンドリールームの相談が、以前は1週間に1回受け付けてもらえたけれども、今は月に1回しか受け付けてもらえない。要は、足りてないという声を聞きますので、そのことについて、今十分に対応ができているかを検証したいと思います。  それから、基礎学力アップについては指定校を決めてというやり方だったと思うのですが、そもそも学力アップには教員が十分に子供たちに向き合える環境が必要ということで、そのやり方についても検証が必要ではないかと思います。 ○仲家委員   エスペランサ・コレジオ費については、ここに書いているとおりですけれども、建物がかなり老朽化して建てかえが必要という状況にありますが、これをもう少しきちんと考えて、中心市街地に空きビルがあるのならそこを活用するとか一度考え直したほうがいいのではないかということで取り上げました。 ○堀副委員長   今回の一般質問で松木委員もされていましたし、報告事項でもありますが、あいさつOITA+1運動、なかなか目に見える形で進んでないようなこともありますので、やはり事業自体ひとつ検証し直して、新たな取り組みが必要ではないかと考えまして、民主クラブとして上げております。 ○指原委員   今、教育費が十分ではないけれども、この対象事務事業には当たらないという意見でして、今回はありません。 ○佐藤委員   3番については、いじめや自殺とか、さまざまな環境の変化の中で、やはり相談体制というのが、充実を図るためにも、名前だけではなくて、実際に効果とあわせて検証する必要があるのではないかということです。  5番のあいさつOITA+1は、先ほど堀副委員長も言いましたけども、地域ぐるみの子育てに取り組む機運というか、本当にこの部分で効果があるかどうかというのもあわせて、ちょっとマンネリズムに陥っている部分もありますので、違う角度で、刺激を与えないと、ずるずるといってしまうのではないかという部分です。  7番のエスペランサ・コレジオ費については、先ほど仲家委員も言われましたけれども、特に近年、申し込みが増加していて、しかも入りたいと言う人が入れない状況にもあるので。ほかの場所にもあるといいなという観点からも、ちょっと検討が必要ではないかと考えています。 ○松下委員長   今、出された意見でいうと、3番、4番、5番、6番、7番で、5つになりましたので、絞り込みをさせていただきたいと思います。 ○野尻委員   斉藤委員は絞りこむとしたら、どちらでしょうか。 ○斉藤委員   そうですね。では3番で。 ○阿部委員   あいさつOITA+1とエスペランサ・コレジオ費はどちらかだろう。 ○堀副委員長   そうですね。エスペランサ・コレジオはこの前視察に行きましたし。 ○阿部委員   予算が大きいですよね。 ○佐藤委員   大きいですね。 ○阿部委員   すぐにどうのこうのという話にならないですよね。  6番でいいのではないですか。 ○佐藤委員   そうですね。では6番で。 ○松下委員長   そうすると、3番の教育指導費、子ども教育相談センター管理運営事業、5番の私立幼稚園就園奨励費補助金、6番のあいさつOITA+1運動推進事業、この3事業ということで選定してよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   ありがとうございます。  それで、これまでの昨年の事務事業に関する総括、それから選定調整会議等の中で、選定理由について委員会として明確にして報告してくださいということになっておりますので、皆さんのほうから選定の理由ということにつきまして、各会派から出されたものに加えて、何かつけ加えて補強といったものがありましたら出していただくと、委員長としても報告をする場合に、非常に参考になるものですから。 ○野尻委員   私立幼稚園就園奨励費保護者のほうに行っているので、そのことがいいのかどうか、いわゆる幼稚園の経営に関して、そちらの補助をという声もやはり私立幼稚園のほうからあります。やはり幼稚園教員の報酬の問題にも絡んできますので、就園奨励費保護者のほうに行くということでいいのかという部分を含めて、検討していただきたいと思います。 ○佐藤委員   おっしゃるとおりで、使途というか、就園奨励費自体の一番有効に使える方法も含めて、御協議いただければと思います。 ○阿部委員   幼稚園自体もきちんとならないと、よい幼児教育はできないという観点もありますからね。 ○松下委員長   3番と6番についても、何かありませんか。 ○斉藤委員   先ほど、数の対応のことで不足が生じているのではないかと申し上げましたけれども、今メンタル面の問題を抱えている子供たちが多いということで、専門性を向上していくという上でも充実をということをつけ加えておきたいと思います。 ○指原委員   相談体制の中で、そういうことをね。 ○斉藤委員   はい。質的な。 ○指原委員   メンタル面のことも含めて専門的な対応をする心理士がいますが、臨時職員です。もう少し正規職員にしていかなくてはいけないと思います。一方、虐待などの福祉保健部関係の中央児童相談所の心理士は臨時職員でしたが、正規職員として採用されてきています。両方とも子供に関する相談を受けているわけだから、虐待については正規職員、フレンドリールームは臨時職員となっているのは、人的配置が未整備な状況であり、もっと教育部関係予算に対して充実を図らないといけないと思います。そういう面も含めて検討としていいと思います。 ○松下委員長   6番、あいさつOITA+1運動はどうでしょうか。
    ○阿部委員   やはり具体化ということがなかなか見えにくい。 ○指原委員   今度の取り組みで、9月の登校日に、朝何人の人に挨拶してきたかとか数値であらわす問題なのかなと。 ○阿部委員   数を言われてもね。 ○堀副委員長   地域の見守りではありませんが、お互い顔が見える環境をつくって、声をかけあうような安全面を……。 ○指原委員   誰のための挨拶ですか。大人たちが満足するための挨拶ではいけないと思います。これは意見として聞いてください。 ○野尻委員   最近では、「おじさん、声かけたら警察に言うよ」、そういう子供が出てきているんですよ。 ○指原委員   数値であらわすのは難しいですね。 ○松下委員長   それでは、皆さんから意見をいただきましたので、副委員長と相談しながら、選定理由は考えさせていただきたいと思います。  それで、先ほども申しました選定会議の中で、事務事業評価をより深めるために、決算審査に入るまでの間、調査研究を行うこととなっておりますが、これについては委員会として実施するかどうかは、それぞれの常任委員会等で判断するということになっております。  それで、当委員会で選定した3事業について、調査研究を事前にしてはいかがかと思います。次の3つの観点でと思っています。  1つは選定した各評価対象事務事業について、どのような調査研究が考えられるのかということ。  それから、その調査研究を行う場合は、実際にはこれは9月の事務事業評価の事前審査とならないかということで、ダブることはしないということでありますので、同じような形を事前に行うということは避けたいと思います。  それと、その調査研究は委員会として行うことが有効なのか、それとも、各個人あるいは会派のそれぞれの発想なりで、行ったほうがいいのかどうかということを含めて、ちょっと御意見をいただければと思っております。 ○野尻委員   就園奨励費の分については、やはり私立幼稚園連合会と意見交換会という形でもって、経営者の意見を聞いたほうが望ましいと思います。 ○松下委員長   そのほかの子ども教育相談センターと、あいさつOITA+1運動につきましてはいかがでしょうか。 ○指原委員   子ども教育相談センターの実情についてどうなのかを、やはり現在の状況について把握する必要があるのかなと思います。 ○松下委員長   現地に行って、その現状とかを聞いて、先ほど指摘があったような状況確認をしたらどうかということですね。 ○指原委員   そうですね。議会としてこうやるけど、現状はどうですかというのは、やはり聞いたほうが把握しやすいのではないかと思います。 ○阿部委員   管内視察で。 ○松下委員長   あいさつOITA+1運動のほうはどうでしょうか。 ○佐藤委員   これはしようがないですね。 ○松下委員長   あるとすれば、関係団体との意見交換とかですね……。  これはもう、9月の審査までに、各委員それぞれが調査研究を行うことでよろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、私立幼稚園就園奨励補助金については、幼稚園連合会との意見交換を行う、子ども教育相談センターの管理運営事業については、現地に行って相談体制とか相談状況とか、人員対策を含めて調査をするということでよろしいですかね。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   日程については、相手方もあることですので、委員長、副委員長、それと事務局のほうで、まず日程設定をした上で、皆さん方にもお諮りをするということで、よろしいでしょうか。    〔「異議なし」の声〕 ○松下委員長   それでは、そのようにさせていただきたいと思います。  きょう決定しました評価対象事務事業の選定結果については、私のほうから議長に報告し、その後、定例会閉会後の議会運営委員会において、議長から各委員会の選定結果を報告した後、市長に通知することとなっておりますので、よろしくお願いします。  それでは、本日の委員会は終了します。                               午前11時10分散会...