◎吉川
観光課長 私からは、
観光・
国際都市部資料33番についてご
説明を申し上げます。
資料33番は、
新型コロナウイルス感染症の
影響による
イベント等の
実施状況についてでございます。本件につきましては、本日開催されている全
常任委員会で所管に係る
イベント等について、既に
委員会において
イベントの
報告をさせていただいた
イベントにつきまして
中止となった場合には
報告するという全庁的な
方針に基づき
資料を作成し、
報告させていただくものでございます。
なお、
資料33番の
項番1につきましては、既に
委員会に
報告済みの
イベントでございますが、
項番2につきましては、
実施を前提に幅広く周知し、
中止の
影響もあることから、本日
報告させていただくものでございます。
私のほうで
項番1を
説明申し上げ、続いて
項番2を
北村文化振興課長が
説明申し上げます。よろしくお願いいたします。
それでは、早速でございますが、まず、
項番1、
中原街道沿いを歩いて楽しむ「歴史と
商店街さんぽ」につきまして、ご
説明を申し上げます。
昨年12月4日、オリンピック
パラリンピック観光推進特別委員会におきまして、
報告いたしました
イベントでございます。コース及び日時、内容につきましては、(2)、(3)のとおりでございますが、3月8日、午後1時から
まち歩きガイドとともに、
武蔵小山商店街から
長原商店街を歩き、
勝海舟記念館を見学いただくツアーでございました。
(4)
中止による
対応につきましては、
大田区及び
大田観光協会の
ホームページに掲載するとともに、
申込者全員に
中止の連絡をさせていただいてございます。
◎北村
文化振興課長 私からは、
委員会には
報告しておりませんが、2件ご
報告させていただきます。
まず1点目、
項番2、おおたの
文化フェア in GRANDUOでございます。会場及び日時につきましては、
グランデュオ蒲田3階東西の
連絡通路を
予定しておりました。
日時につきましては、2月26日、水曜日から3月10日、火曜日までの午前10時から午後9時まで。内容につきましては、
大田区の様々な
伝統工芸を展示や
制作実演・
ワークショップなどを通して、
区民が身近に感じる機会を提供するというものでございました。
対応につきましては、
区ホームページ・ツイッター等で周知をしているところでございます。
続きまして、次ページに移っていただきまして、3、おおた和の祭典でございます。会場につきましては、
大田区民プラザ。日時につきましては、3月14日、土曜日、午前10時から午後4時までという
予定でございました。
内容につきましては、茶道・華道や
和太鼓など、多様な日本の
伝統文化、芸能に見る、聞く、触れる、体験するなどを通して親しむ機会を提供するというものでございました。
対応につきましては、
区ホームページ、ツイッター、
文化振興協会の
ホームページ、それから
施設に
中止のお知らせを掲示し、
ワークショップ等の
申込者には電話、メールで
中止を通知したところでございます。
◎小澤
産業振興課長 私からは、
産業経済部の
資料22番に基づきまして、ご
説明を申し上げます。
大田区
産業プラザの
施設改修についてでございます。
1の背景・理由でございますけれども、
産業プラザにつきましては、平成8年2月に開館をし、24年が経過をするという
状況でございます。したがいまして、大
規模改修を検討する時期が到来しているというものでございます。
また、
当該施設の4階にございます
コンベンションホールにつきましては、吊り天井という形になっておりまして、
東日本大震災をきっかけに、
国土交通省令におきまして、新しい
技術基準が施行されております。この中で既存不適格というものに該当しているというものでございます。
そのため、大
規模改修を検討している段階でございますけれども、
コンベンションホールの吊り天井につきましては、先行して
改修工事に着手したいと思ってございます。
そのため、2番でございますけれども、
利用休止期間につきましては、
令和3年4月1日から
令和4年3月31日(
予定)ということにしてございます。
なお、3番に書かせていただきましたけれども、
休止期間につきましては、期間の縮減に鋭意努めるということで、今現在、調整を進めているところでございます。
◎堀江
工業振興担当課長 私からは、
産業経済部資料23番、
大田区
南六郷創業支援施設指定管理者の募集について、ご
説明申し上げます。
南六郷三丁目に設置を
予定しております、
大田区
南六郷創業支援施設でございますが、こちらにつきましては、より質の高い
サービスを入居する企業にご提供するとともに
管理経費の
効率化を図るため、
指定管理者の募集を行ってまいりたいと考えております。
項番2をご覧ください。
指定期間でございますが、
令和3年4月1日から
令和6年3月31日までの3年間を
予定してございます。
項番3にございますとおり、
選定方式については、
公募型プロポーザル方式といたします。
公募のスケジュールに関しましては、
項番4をご覧ください。4月上旬に
募集要項の配布を行い、その後、
書類審査、
面接審査等を経て、本年第3回
定例会での上程を
予定しているところでございます。
その後、区と
指定管理者間で
基本協定を締結し、
指定管理者による
業務開始を
令和3年4月1日からを
予定しているところでございます。
項番5に、今回の
対象施設の
概要等を記載しております。こちらのほうを後ほどお読みいただければと思います。
○広川
委員長 それでは、
委員の
皆様、質疑をお願いいたします。
質疑は
報告順に行います。
◆湯本
委員 新型コロナウイルスの
影響についてのご
報告をいただいたところでありますが、様々なところで
区民生活であったり、
大田区の
産業活動に
影響が出始めていると思います。
区としても現状の目の前の手当て、それから今後の先の
見通しの中でどんな
対策を打っていかなければいけないか、様々ご検討されていると思いますが、これ、各部でどのような
対応を考えているのか、大変恐縮なのですが、もし
部長にお答えをいただけるようでしたら、ぜひそのお考えだとか、今の現況についてご
報告をいただければと思います。
◎小泉
地域力推進部長 それでは、私から
地域力推進部の
状況のほうをご
報告させていただきます。3月4日時点で、
区主催の
イベント35か所で
中止と、そのほかの
地域での
イベントですね、こちらのほうも79か所で
中止と、合わせて114の
イベントが
中止となっている
状況でございます。
また、
地域力推進部所管の
ライフコミュニティ西馬込の
トレーニングルーム、また
高齢者の
利用が多い
区民センターのゆうゆうくらぶ、こちらについては3月15日までの
休止とさせていただいております。
区民センター、
文化センターの
利用者の
皆様に対しましては、
新型コロナウイルス拡大防止の観点から手洗いの徹底、また、
せきエチケットなどの
感染症対策に努めていただいた上でのご
利用をお願いしているところでございます。あわせて、体調が悪い方につきましては、
利用を控えていただくことや、諸室場の
利用中の換気をお願いしているという
状況でございます。
今後、適切な
施設利用について、
区民の健康、また
感染症の
拡大抑止のために
利用者の
皆様方に丁寧に周知をしていきたいと思っております。
◎木田
観光・
国際都市部長 新型コロナウイルスの
感染症の発生を受けまして、私の所管に係ります
状況を
報告させていただきたいと思います。
現在、
区内の
状況ですけれども、
ホテルなどに
影響が
かなりあらわれておりまして、
区内の
観光入
込客数が
かなり減少しているかと捉えております。
区内の
ホテルに直接
状況を問い合わせておりましたら、通常、
区内の
ホテルは大変込み合っておりまして、いつも満室の
状況が続いていたのですけれども、2月の
稼働率については65%を切ってしまったという
ホテルもたくさんございまして、3月の予約もひどく落ちているような
状況でございます。
今は連日、予約というよりも
キャンセルの電話が多いということもおっしゃっておりました。また、1月末からの中国の方の団体のお客様が途絶えておりまして、最近は日本人の方の
キャンセルも多くなっているという
状況を把握しているところでございます。
また、京急蒲田駅に設置しております
大田区
観光情報センターでも、やはり連日、中国の方のお客さんが
かなり減っているという
状況、それから、2月末の
状況ですと、本当に外国の方が1日1人しか来ないという、そのような
状況もあったということでございます。
また、周辺の
商店会がございますけれども、
かなり客足が落ちていますなどという話も
観光情報センターとして伺っているという、そのような
お話も聞いております。このように、国内外の人の動きが
かなり少なくなっている
状況の中で、
観光にかかわる
業界の方の痛手は大変大きいものだと考えております。
区として、このような
状況の中でなかなか
観光で人を呼ぶという
状況は
大田区としても
かなり難しい
状況ではございますけれども、少し
状況が改善というか、収束した折には、区としてもそれを取り戻すべくいろいろやっていきたいと考えております。
SNSでの発信など、さらに今、
準備期間ということで、さらなる
SNSの工夫を凝らすですとか、より
大田区の魅力を伝えていけるような
準備をしていこうかと考えております。
今後も
ホテル等観光業界との
情報共有、交換をしまして、いろいろやれることをやっていきたいと考えております。
また、
大田区は
外国人への
対応が一つ大きな使命になっておりますけれども、現在は
外国語の
対応としては
国際都市おおた協会のほうで6か国語の
対応をして、
コロナウイルスの
対策について
情報提供しているところでございます。
また、
一般財団法人自治体国際化協会というところがございまして、それにリンクで飛べるように
ホームページをつくっておりまして、そちらが
かなりの
多言語と詳しい
情報を出しております。
本当に外国の方もご不安なことがたくさんあるかと思いますけれども、そのほうにも
対応をしてまいりたいと思っております。
◎町田
スポーツ・
文化担当部長 私のほうから、
文化と
スポーツに関する
施設について
お話をさせていただきます。
新型コロナウイルスの
感染拡大防止ということ、
区民の
皆様の健康を守るため、この間に各種の
スポーツ・
文化イベントの
中止、自粛、
トレーニングルームの
休止、博物館、
記念館等展示系施設の
休止などの措置をとってございます。
一方で、
主催者、
参加者、ご
利用者の
皆様に大変な
影響が生じており、申しわけなく思っている次第でございます。
スポーツ・
文化イベントや
展示系施設の
中止、休館により、
スポーツ・
文化活動ができなくなるということで、体の健康のみならず精神的な健康にも
影響を与えるものかと思っております。
スポーツ・
文化活動は、
区民の
皆様にとって生きがいや人生の楽しみであることを改めて認識しているところです。
また、
スポーツ・
文化活動は、
地域の
コミュニティを補完する機能があるということ、教育、福祉、
観光や
産業によい
影響が波及いたします。そのため、
観光・
国際都市部といたしましても、
区民の健康の確保を大前提に、
状況の変化を見きわめながら、できるだけ早い時期に
施設の再開に努めてまいりたいと思っております。
しばらくの間、ご不便をおかけいたしますけれども、この間に
施設内の点検、消毒に加えまして、一層の
サービスの向上というものを職員が自覚し、新たな気持ちで
イベントの再開や
施設の
利用開始に向けて
準備をしてまいりたいと思っている次第でございます。
◎飯嶋
産業経済部長 私から、
区内経済に与える
影響及びその
対策について申し上げます。
今般の
新型コロナウイルス感染症の発生を受けまして、
産業経済部といたしましては、区及び
産業振興協会に、
新型コロナウイルス感染症により
事業活動に
影響を受けている
区内中小企業、
小規模事業者からの経営上のあらゆる
相談に
対応する
特別相談窓口を2月17日から設置をしております。
これまでに
区内事業者の
皆様からは多数の
相談が寄せられております。それに対しまして、国や
東京都が現在
実施をしている、もしくは今後
実施を
予定しております
緊急経済対策、また
大田区
中小企業融資あっせん制度などをご案内しているところでございます。
これまでに経験したことのない、まだ先が見えない
状況でありますので、
区内産業に与える
影響については、我々としても非常に危惧をしているところでございます。
区といたしましては、引き続き
新型コロナウイルス感染症が
区内経済に及ぼす
影響、また、国や
東京都等の動向を注視しながら、
区内中小企業者に寄り添いながら正確かつ最新の
情報提供に積極的に努めてまいります。
また、過日、
大田区
議会議長名でいただきました、
緊急支援策の
実施要望にお応えするためにも、区独自の
緊急経済対策について速やかな
実施を検討してまいります。
◆湯本
委員 ご
報告ありがとうございます。多岐にわたって
影響が出ているということがよくわかりました。
一つ一つここで今、話をしていると、結構膨大な量になってしまうと思うのですけれども、大事なことは、収束をしてくれればいろいろな
対応がとれるのは、それは何かイメージが湧くのですけど、それもゴールがいつまでかが見えない
状況の中で、
区民生活の中で先ほど
スポーツのほうからは
精神面もという話がありました。
これ、全部だめにしてしまうと、本当に世の中全部が
閉塞感で、だめにすればリスクが減るのかもしれないが、別の方向に
影響が出てきてしまったり、収束を待つまで、では
ホテルの
売上稼働率が今65%を下回るという話がありましたけど、この
状況が例えば3か月続いたとしたら、経営がもたないというところも出てくるので、恐らくそれは収束を待つ前に手を打って、何らかの
支援策のようなことも講じていく必要があったり等々、いろいろなことがイメージできると思います。
現段階で、今日これをやる、あれをやるということではなくて、そこら辺、少し先のことまで見越しながら、この難局を乗り切るために行政として
公的機関として、何がどこまでできるかということはあるのですけれども、このことはぜひ検討しながら先手、先手の
対応を打っていただけるように、これは要望をさせていただきたいと思います。
◆荒木
委員 今、まちを回っていると、お客さんがいるのは、それも非常に混んでいるのはドラッグストアと、うちの周りではドン・キホーテだけと。それも一部の場所だけと。そのような
状況で、今も
部長に答えていただいたし、
湯本委員の質問が全てだと思うのだけど、
区商連などとこの件に関しては
相談をしていらっしゃると思うのだけど、
小売業が心配でしようがないのです。
ほとんどお客が来ないといって、嘆いているところがあるので、その辺はどうですか。
区商連との話し合いしていますか。
◎小澤
産業振興課長 委員お話しのご懸念のとおりでございまして、
区商連とはこの
コロナの
影響ということで、毎日のように連絡をとって、また
事務局長がこちらにも来てくれて、どのような
対策がいいのかということを
相談しているところでございます。
その中では、やはり今あるメニューの中で
緊急相談窓口を開設しているので、ぜひ
相談してくださいということで、
商店街からも
区商連を通じて
相談したいというお問い合わせが来ておりますので、そこについては丁寧に先ほど
産業経済部長が申し上げましたけれども、正確かつ適切な
情報を提供して
対応してまいりたいと思ってございます。
◆荒木
委員 ちょっと目についたところがあるのだけど、これは
コロナと全然関係ないところで、
中止になった
中原街道歩きがありますよね。これは
武蔵小山の
商店街が
出発点と書いてあるのだけど、品川区とコラボしてやろうとしていたのですか。
◎吉川
観光課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
品川観光協会、
大田観光協会、そして両区が共同で行う
事業でございまして、それぞれのところで募集をかけまして、40名でございますが、それで
実施する
予定の
事業でございました。
◆荒木
委員 これは、
コロナが収束したらもっと大々的にこういう
大田区だけではなくて、ほかの区ともコラボしてやっていくような体制をとっていただいて。珍しいと思って、
武蔵小山は大した
商店街ではないのだけど。
(「それはまずいでしょ」と呼ぶ者あり)
◆荒木
委員 それはまずいけど、雪谷大塚の
商店街のほうが随分大きいのだろうと思っているのだけど、頑張ってやっていってください。初志を忘れずに。
◆佐藤
委員 今、
お話も出ていましたけど、これは
かなりいろいろなところに
影響が出ていて、特に
業界などでは最初に
新型コロナウイルスの
感染者が出たなどと大きく報道されたタクシーの
業界だとか、屋形船の
業界とか、直接、
大田区とは関係ないのかもしれませんけど、そういう名前だけで
利用者が減るという
状況があったりだとか。あと、夜、大体9時過ぎぐらいになると、まちにほとんど人がいなくなるような、いつもと人通りが全く違うような
状況だとか。あと、学校もこの間、一斉休校ということで、給食の食材を入れていた
商店街の様々なお店が大打撃を受けているという
状況がありまして、先ほど
部長から、今、
緊急対策も含めて検討しているという
お話でしたけど、私たちも
日本共産党大田区議団としましても、この間、
緊急要望も出させていただきましたが、
東京都や国がいろいろな
対策を打つということは発表していますけど、ぜひ
大田区としましても、すぐ動けるような、かつて
融資制度にしても
緊急融資などで
大田区が独自に保障するという
制度融資などもつくったこともありますので、そういう
対応をしていただきたいということを要望しておきます。
それと、聞きたいのは、ここに書いてある
大田区
新型コロナウイルス感染症対策本部の
方針で、3月31日まで基本的に
イベントを
中止するということが決められて、今、ずっと
中止になっているわけですが、4月以降はどうなるのか。出ているように、先が見えないから4月以降もやるのかやらないのかという話になってくると思うのですが。
先般、5月の
子どもガーデンパーティーも
中止にするというのも出ていますけど、いろいろな
準備の4月から。
(「4月末です」と呼ぶ者あり)
◆佐藤
委員 そうだ、5月の連休前でしたね。4月末の
子どもガーデンパーティーも
中止にするというのが出ていますが、いろいろ
準備の関係もあるのだとは思うのですけど、この
新型コロナウイルス感染症対策本部の
方針もまた出てくると思うのですが、
見通しとして、4月以降のものというのはどう見ているのか、また、いつごろ出される
予定をしているのか答えられますか。
◎小泉
地域力推進部長 現在、
対策本部では、こちらにお示ししておりますとおり、当面3月末までということでございまして、国や都の動きを見ながら今後
判断していくかとは思います。
それまでは、昨日、
子どもガーデンパーティーと、また4月の
馬込地区の大
桜まつり、こちらも
準備等の関係もあって、
中止をいち早く決定させていただいたところでございまして、今後、動きがございましたら、また区のほうで
本部会議を通して
判断がされるものと理解をしております。
◆佐藤
委員 ごめんなさい、私は馬込の大
桜まつりが
中止になったと知らなかったのですけど、やはりそういう
準備の関係で
早目早目の
判断というのもありますし、日々
状況が変わってきていますから、そこに
対応しているということはよく理解できます。
昨日の報道を見ていると、
東京都もお花見の宴会を自粛するように今、呼びかけたということなども出されて、お
花見シーズンも全然盛り上がらないのだろうという、本当に寂しい
状況に今、なってきているわけですけど。今、
部長の
お話があった3月31日まで
イベント中止というのは、2月28日に行われた
大田区
新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決められていると思うのですが、今度、またやると思うのですけど、そういう
方針というのは、先々でやっていかなければいけないし、また日々変わるから難しいというのは理解しているのですよ。大体、どう考えているのかわかりますか。
◎小泉
地域力推進部長 2月19日の
本部会議での
区長決定ということでございまして、現時点で、すぐに4月以降
中止とか、そういった
本部会議からの
方針が示されていないということでございまして、ただ、国や
東京都の
方針のみならず、やはり
地域の声というのは、
かなり大きく
影響してくるのかなということで、
イベント開催、また
イベント参加者からすると、
かなり不安の声が
地域力推進課あるいは出張所のほうにも寄せられているところでございます。そういったことも受けまして、
ガーデンパーティーにつきましては青少対の
会長会のほうとの協議で
中止という
判断をさせていただきました。
ですから、国と、また
地域からの声を踏まえて、今後
本部のほうで決定がなされるものと理解をしているところでございます。
◆佐藤
委員 言うまでもないのですけど、なるべくやりたいけど、そういう不安の声や心配があるから
中止せざるを得ないということで今、決めていっている段階ではあるのですが、
情報収集も、しっかりとられておりますけど、景気にも大きく今、
影響が出ている
状況もありますので、ぜひその辺の
判断をしっかりしていただいて、進めていただきたいということを要望しておきます。
◆玉川
委員 今の話と関連すると思うのですが、
ガーデンパーティーが
中止ということが結構衝撃があったみたいで、本当に毎年60何回続いている
イベントでありましたけれども、やはりその日だけではなくて、それまでの
準備でどれくらい前からやっているのかという話をすると、みんな納得されている、それはもうしようがないねと、その日だけではないのだからということで。
先ほども100幾つのいろいろな
イベントが
中止になったということで、それぞれやはり
イベントをするのはその日だけではなくて、どれくらい前から、
イベントの規模によって何か月も、実は前から動いているのですよというのをそれぞれのかかわっている人たちは把握されているとは思うのですけれども。一度、何かこういう時期だからこそ、そういうのを整理して、その
準備も本当にこのように集まって会議する必要があるのかとか、見直す機会にもなるのではないかと思うのですよ。
もう少しコンパクトにやれば、何か月前からの
準備でできるのではないですかとか、そうすると一つの基準ができて、この規模だったらこういうことが起きたときは、何か月先だけど
中止ですよと。
花火などですと、当時の天気次第とかあると思うのですが、ああいうのだって、もしこういうのがあれば、当日の天候は関係なく、いついつの段階でこういうことが起きたらできなくなるというのは、何かそう示すことによって、そういった考え方もみんな変わっていくのではないかと思いますし、
イベントだけではなくて、いろいろなことに対して、やはり前
準備があるもので、そういう
判断を下さなければいけないのだという理解を深める意味で、そのようにやっていただければと要望しておきます。
○広川
委員長 要望でいいですか。
◆玉川
委員 要望でいいです。
◆椿
委員 先ほどの
スポーツ・
文化担当部長のほうから言われた、今のこういった時期だからこそできることをというご発言があったと思うのですけど、私も大賛成で、お店を閉めなければできないような大がかりな工事とか、
施設を閉めなければいけないような工事は、今、もしできるのだったら前倒しでも、チャンスがあればできることをやったほうがいいと思うのですよ。
そういった、小さなお店は実際に収入がないとできないかもしれないけど、予算取りをしているようなところは少しでも可能ではないかと思うのですけど、そういう事例とかあるのですか。
◎町田
スポーツ・
文化担当部長 私が先ほど申し上げたのは、私のほうの所管というのは
スポーツ施設、あるいは
文化施設で皆さんが集まって、そこで活動するという形で、それが
中止なり自粛なりということで、そこを使えないと。そうすると、あとはあまり不要不急な外出も控えてほしいという話もある中で、やはり自宅だとか自宅周辺であまり人に会わないような環境の中で体を動かすとか、
文化活動というのができるようなことがないかということで、例えば「SPOOTA!」という雑誌を我々、定期的に発行していますけれども、それは室内で軽く体を動かすですとか、そのようなことをもしこれからもさらに延びるような
状況があるのであれば、自宅周辺あるいは家の中でもできる、そういう活動ですとか、そのようなことを紹介するとか、そういうことも一つあるのかということで先ほど事例として申し上げたというところでございます。
◆椿
委員 自粛、自粛という中で、当然厳重にやっていかなければいけないところと、その中でも我々でできるようなところ、それと各部のほうで今だから考えれば、これができるなということがあれば、積極的に取り組んでいただければと思いました。
これは要望で、協議していただければと思いますので、よろしくお願いします。
◆荒木
委員 先ほど
武蔵小山の
商店街が大したことないと言ったけど、よく考えたら私、ぼうっとして、ほかのことを考えていたのだ。
武蔵小山の
商店街は大変な、大したことある商店のアーケードがあって、あそこの一番奥のパン屋は私も大好きなので、勘違いをしていましたので、どうもすみません、訂正です。あそこのパンはうまいのだよ。
○広川
委員長 大変大きな事案に立ち向かっていただいていると思います。議会からも緊急に要望させていただきました。本当に、見えないと言われておりましたけれども、しっかりと経験が先に生きるような形で取り組んでいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、次の
産業プラザのほうはよろしいですか。
◆佐藤
委員 この
産業プラザの
施設改修なのですが、これはやらなければいけない工事ですから、やることには大いに賛成なのですけど、既存不適格に該当しているということが、ここにあるように、平成25年の
国土交通省令第771号で出されているわけですが、今回、この時期に工事をするということになっていますが、そこに至るまでは、ほかの時期だったらいいというわけでもないのですけど、いろいろ努力されたと思うのですけど、その辺の話というのはありますか。
◎小澤
産業振興課長 ここに至る経緯ということだと理解しておりますけれども、ちょうど、この25年の
国土交通省令が出た後、緊急ではないけれども、既存不適格ということで、次の改修があれば直してくださいという
状況でございました。
ただ、一方で大きな地震があれば、当然に脱落ということもありますので、私たちとしましては可及的速やかに改修するというのが使命だと、
区民の安全を守るためにも、そのように思っております。
ただ、今年がちょうど
東京2020のオリンピック・パラリンピックを迎えるという時期にあたりまして、周辺の
施設というか、例えばビッグサイトを含めて大きな
施設が
改修工事に着手していたという
状況もありましたので、そういう周辺の
状況を見ながらこの時期が一番私たちとしては今、早い段階での
改修工事に着手できるのではないかということで設定をしたところでございます。
◆佐藤
委員 3番のところも書いていますけど、
利用休止期間については、期間の縮減に鋭意努めると書かれているのですが、
利用休止期間が
令和3年4月1日から
令和4年3月31日と1年間になるわけですね。
もちろん、しっかり工事をしていかなければいけないので、これぐらいはとらなければいけないというのはよく理解はできるのですが、PiOの
コンベンションホールは、私などのいろいろな集会や
イベントなどでも使わせていただいているということで理解はしているのですけど。例えば1月とか2月は新年会だとか、新春のつどいも含めてこの場所をずっと使うわけですが、そういうことにも配慮して縮減に今、努めているという理解でいいのでしょうか。
◎小澤
産業振興課長 この
コンベンションホールの
利用率というのは、本当に高くて9割ぐらいの今、
利用率をもっております。ちょうど、先ほども
お話ししましたけれども、周辺の
施設が工事に入っているということもあって、動いてきているというのも
情報としては聞いておりますけれども、
コンベンションホールは
皆様もご
利用されているように、非常に高い
利用率を維持していると。
その中で特に、今、
委員も
お話がありましたけれども、新年会等、
コンベンションホールの
利用率というのは非常に高い。特に、1、2、3月というのは、さらに上っていくような
利用率の
状況がありますので、私たちとしましては、その期間に
区民の
皆様にどこかほかへ動いていただくということではなくて、ここを何とか
利用してもらえるように、今、工事のほうとも折衝して鋭意縮減に努めるという形をとっていきたいと思ってございます。
◆佐藤
委員 稼働率といいますか、
利用されている皆さんが多いという
お話がありましたけど、個人的な私の話ですけど、私もここで結婚式を
コンベンションホールでやったなというのを今、聞きながら思い出したわけですけど、本当、個人的な話で。
◆荒木
委員 1階の広いところでやったの。
◆佐藤
委員 いや、
コンベンションホールで。
◆椿
委員 4階ですよ。
◆佐藤
委員 すごい個人的な話で関係ないのですけど、そういう意味では
区民の方が様々なところで
利用されるものなので、ぜひしっかり工事をしてほしいということを思っております。
それで、今、
東京2020オリンピック・パラリンピックなどもあって、ほかの
施設も
改修工事があるからという
お話がありましたけど、以前、この
地域産業委員会で
区民施設、
文化施設、特に
区民ホールアプリコだとか、
区民プラザ、あと
大田文化の森のホールも特定天井ということで、今後工事をすると。1年ぐらいの工事期間になるのではないかという
報告があったと思うのですが、
産業プラザの工事の期間と重ならないのかどうか。また、そことしっかり調整をしているのかどうかというのを聞きたいのですが。
◎北村
文化振興課長 委員おっしゃるとおり、アプリコ、プラザ、
文化の森の大ホールにつきましては、同じような形で該当しております。特に、アプリコにつきましては現在、実
施設計を行っているところで、そこからまた来年度以降、
委員おっしゃるような形で休館が始まっていくという形でございます。
文化施設のこの三つにつきましては、工事が重ならないように調整をしているところでございます。
◆佐藤
委員 文化施設のところでは、同じ所管ですからよく見えるので調整がうまくできているというのは理解できるのですが、区議会の
地域産業委員会の中の同じ所管の
産業経済部になります、
産業プラザPiOのところと、例えばですよ、今回、具体的に言えばこの時期と重ならないという理解でいいのですか。
◎北村
文化振興課長 現状、まだ工
事業者等も決まっていない
状況ではございますので、重ならないとは言えないのですけれども、実際に私が今現在言えるのは、
産業経済部と同じようにできるだけ工期を短縮して閉館を短くするという形で工事を担当する
施設整備課、
施設保全課等と調整して行っていきたいと考えているところでございます。
◎町田
スポーツ・
文化担当部長 少し訂正をさせていただきますと、重ならないというのは理想なのですけれども、我々の
文化施設、先ほどの特定天井は大ホールだけではないです。そのほかの
施設も一部入ります。
それで、大体、今、特定天井の工事は1年から1年3か月、4か月と、そのような期間なのですね。先ほど小澤
産業振興課長が言ったように、大規模
施設で不特定の方が集まる
施設、そこで地震等が起こったときに大災害が起こってはいけないということで、九段会館のようなことがないようにということで、特定天井の工事をそれぞれの所管で、できるだけ早い時期にやると。
ただし、
一つ一つがやはり1年から1年数か月かかるということなので、
文化施設については当然ながら
文化のああいうホールを使える
施設というのは区の中で限られていますので、それは絶対重ならないようにしなければならないと。ただし、
一つ一つが長いスパンがかかるので、全ての
区民施設と同じように重ならなくするというのは、事実上難しいのです。
ですので、ほかの
施設にも配慮しながら、そのような形で進めますけれども、全て重ならないと明言はなかなかできないというところでございます。
◆佐藤
委員 今の
部長の
お話、私もよく理解できます。それは努力しても、やはり重なることというのはあるのだと思います。だったら、なおさら難しいとは思うのですが、先々に早く計画を立てて、それでこの時期はこれぐらいの
施設が使えなくなるよということを、今
利用されている方、またこれから
利用しようとしている
区民に、早く連絡をして広報していくということが大事ですし、ここで何か事故があれば、それこそ大惨事ですから、そういうことをしっかり
区民に訴えて理解してもらうということも、私は大事だと思いますので。
文化施設の役割というのも、今おっしゃられましたが、それはそれで理解はできるのですが、
区民ホールアプリコだったり、
区民プラザだったり、またPiOのコンベンションだったり、同じようなもので使うという、そういう使い方をされている
区民の方も多くいらっしゃいますから、
情報をなるべく部署の中にとどめないで、部署をまたいだところで共有していただいて、それでいろいろな調整をしたけど重なったら重なったで、これはしようがない部分は私は理解ができますので、なるべくそこは調整もしていただきながら、そして先々の
予定を早く発表して、
区民に広報を努めていただきたいということを要望したいのですけど。これは各部署にまたがる問題ですから、ここで言っていいのかどうかわからないのですが、そこを共有していただきたいと思うのですが、誰か答えていただけますか。
◎町田
スポーツ・
文化担当部長 おっしゃるように、そのような努力はさせていただきます。ただ、これも
大田区だけの問題ではなくて、ほかの他区のあるいは
東京都の民間の
文化施設もそうですけれども、
かなりの
施設が特定天井の工事をこの間にするということですので、我々としてはほかの館、
区民プラザが使えない、アプリコが使えないときに、ほかの区で
利用するという方もいらっしゃると思うので、そういう意味での
情報の共有をしていかなければならないと思いますし、早い時期に
区民の
皆様あるいは
利用団体の
皆様に伝えていきたいと思っております。
◆荒木
委員 私、この
産業プラザのところの開館式、オープニングセレモニーに出ているのですよ。今思い出したけど。そのときに、
大田工業連合会の会長が作業服を着てこられて、挨拶でこの建物は工業の発展のためにあると。そのために
産業プラザとし、形がくさびの形、何というか、バイトというのか、バイトの形につくったのはそのためなのだと。
何よりも、変に格式が高くて、スーツを着てこないと来られないような建物ではなくて、作業着でも気楽に来られて、気楽に話をできるような建物になってほしいし、それが目的でつくったのだと思うという話をされて、すごく感動した、万来の拍手だったのだけどね。私も聞いていて、すごいいいことを言うなと思って聞いていたのだけど、今もその精神は、これは本当、ちゃんとなっているのかな。
佐藤
委員が結婚式をやったのなら、いやいや、その話はとてもうれしいよ。それはどうですか。本当にその精神というのは大切にしなければいけないと思うの。
◎小澤
産業振興課長 今、
委員が
お話ししていただきましたけど、まさにそのとおりでございまして、プラザは
産業プラザPiOということで、
産業の活性化を図り、勤労者の福祉向上に寄与することを目的として開館したものでございます。そのために、PiOというのはプラザ・インダストリー・オオタと、この頭文字を取ってPiOとさせていただいております。
また、PiOは、製造業関連を中心に幅広いテーマの展示会開催にご
利用いただいているということ。また、入居期間の中小企業支援
事業との連動でモノ・コトというのですかね、こちらの取引が活発になる複合的なトレードセンターの機能を発揮していると。また、今
お話がありましたように展示場だけでなくて、様々なタイプの会議室、それからホールを備えて少人数の打ち合わせから学会の大規模
イベントまで幅広い用途でご
利用いただいているということで、今現在もその精神というのは変わってございません。
○広川
委員長 それでは、
産業プラザはいいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○広川
委員長 では、
大田区
南六郷創業
施設の
指定管理者。
◆佐藤
委員 今のBICあさひのほうは、
指定管理者はどちらになっているのでしたか。
◎堀江
工業振興担当課長 現在稼働中の創業支援
施設BICあさひでございますが、こちらの
指定管理者は公益財団法人
大田区
産業振興協会でございます。
◆佐藤
委員 それで、今度、公募型でプロポーザルで募集するということになっているのですが、
産業振興協会が今やっているものではなくて、公募型ということになるのですけど、今のBICあさひなどと募集をする選定内容などは変わりますか。
◎堀江
工業振興担当課長 指定管理者の選定等につきましては、現在、審査要項等、最終的な詰めのほうを行っておりますが、そのあたり、現状の創業支援
施設の事例も踏まえつつ、新たに整備をする
南六郷創業支援施設、こちらの
施設の性格等も加味しながら、そのあたりしっかりと整備をしてまいりたいと考えているところです。
◆佐藤
委員 今、課長がおっしゃったこの
南六郷の創業支援
施設の性格、この間、議案審議でもやりましたけど、コワーキングスペースをつくるとか、今のBICあさひにないようなものも入れていくということがそれにあたるのかと理解はしているのですが、公募型にした理由、優先的に
産業振興協会にしなかった理由というのはありますか。
◎堀江
工業振興担当課長 先ほど募集のところでもご
説明をさせていただきましたが、
施設についてより質の高い
サービス、
管理経費の
効率化等々の目的もございます。また、この
南六郷創業支援施設の性格あるいは今の経済
状況等、その辺、総合的に踏まえて
公募型プロポーザル方式が適切と
判断して、こういった形とさせていただきました。
◆佐藤
委員 公募型で募集をして、ここにスケジュールの中に出ているように、申請受付をして、第一次審査、第二次審査とやっていくのですが、この審査をする審査会のメンバーというのは決まっていますか。
◎堀江
工業振興担当課長 こちらにつきましては、現在検討中でございますが、前回の創業支援
施設における審査会においては、内部、外部、両
委員による選定
委員会を構成してございます。こちらのほうの経過も参考にしながら、今後検討を進めたいと考えております。
◆佐藤
委員 その内部、外部の選定
委員、前回のもので構わないので、どういう選定
委員になっているか教えていただけますか。
◎堀江
工業振興担当課長 前回でございますが、内部
委員3名につきましては、区職員にて構成をさせていただいてございます。また、外部
委員につきましては、学識経験者並びに
区内中小企業に精通した者の中から構成をしているというところでございます。
◆佐藤
委員 内部というと区の職員だと私も理解していますので、例えば
産業経済部長だとか、
産業振興課長だとかとなるのだと思うので、もう少し内部と外部の詳しい中身、名前はいらないですから教えていただけますか。
◎堀江
工業振興担当課長 内部
委員につきましては、
産業経済部長をはじめ、
工業振興担当課長、企画経営部の担当課長によって構成をされております。外部
委員につきましては、学識経験者として、大学の教授をお招きし、そのほか中小企業診断士、中小企業振興公社、このあたりのメンバーにて構成をしているところでございます。
○広川
委員長 ほかはよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
○広川
委員長 では、本日は以上で質疑を終結し、
調査事件を一括して継続といたします。
なお、本
定例会最終日に、
議長宛て、特定事件継続調査要求書を提出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○広川
委員長 では、そのようにさせていただきます。
また、審査事件についても、本
定例会最終日に、
議長宛て、継続審査要求書を提出することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○広川
委員長 では、そのようにさせていただきます。
最後に次回の
委員会日程ですが、定例日である4月15日、水曜日、午前10時から開会したいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○広川
委員長 では、そのようにさせていただきます。
以上で、
地域産業委員会を閉会いたします。
午前10時54分閉会...