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  1. 長崎市議会 2016-03-01
    2016-03-01 長崎市:平成28年建設水道委員会 本文


    取得元: 長崎市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-09
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           =開会 午後0時59分= 向山宗子委員長 出席委員は半数以上であります。  ただいまから建設水道委員会を開会いたします。 〔審査日程について協議した結果、審査日程 (案)のとおり、審査することに決定した。〕 2 向山宗子委員長 それでは、これより議案審査に入ります。  まず、第64号議案「工事の請負契約の一部変更について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 3 瀬崎契約検査課長 まず初めに、本日出席予定でございました理財部長でございますが、インフルエンザのため、本日とあすの当委員会を欠席させていただきます。ご了解をお願いいたします。  それでは、第64号議案「工事の請負契約の一部変更について」をご説明いたします。  議案書は181ページでございます。  これは、平成26年3月14日に議会の議決を得て締結し、平成27年8月19日に専決処分により工期の変更を行い、平成27年12月16日に議会の議決を得て契約の金額を変更した市道江保崎線琴海大橋既設下部撤去及び新橋下部工事請負契約の一部を変更する契約を締結しようとするものでございます。  それでは、資料の1ページをごらんください。  橋台の設置に係る湧水対策等に日数を要することに伴い、工期を70日間延長し、完成期限を平成28年3月22日から平成28年5月31日に変更しようとするものでございます。  なお、本件につきましては、完成期限以外の変更はございません。  契約変更に至った詳しい内容につきましては、土木部から説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 4 桐谷道路建設課長 市道江保崎線琴海大橋既設下部撤去及び新橋下部工事契約変更の内容についてご説明いたします。  お手元の委員会資料、2ページをお開きください。
     上段の位置図の赤色で表示しておりますのが琴海大橋でございます。  本工事は、国道206号と琴海ニュータウンを結ぶ琴海大橋の架けかえのうち、既設橋台2基と橋脚1基を撤去し、新設するものでございます。  真ん中は断面図で、一番下は平面図でございます。  黄色で表示しておりますのは、工事期間中に車を通している仮橋でございます。  青色で表示しております橋台と橋脚は完成しており、左側の赤色で表示しておりますA1橋台が、今回、湧水対策により工期延長が必要となった箇所でございます。  3ページをごらんください。  上段は、A1橋台の設置箇所でありますが、赤丸で表示した箇所から湧水が発生しており、橋台設置には、この水面から約3メートルの掘削が必要でありました。  この止水対策のための仮設鋼矢板の設置と施工ヤード建設等に期間を要したことから、平成28年3月22日から5月31日まで工期延長をお願いするものでございます。  下段は、平成28年2月現在の橋台本体の鉄筋組立を行っている状況写真で、湧水対策を必要とする掘削作業を完了し、工事は順調に進んでおります。  橋台完成後は、背面に砕石を埋め戻して、この工事は完了し、引き続き、別途工事で橋桁の設置を行っていきます。  4ページをお開きください。  上段には、琴海ニュータウン側から撮影した平成28年2月現在の全景写真を添付しております。  下段には、今後のスケジュールを記載しております。  平成28年12月に新しい橋の供用開始を行い、平成29年3月末に仮橋を撤去し、本体工事は完了となります。  平成29年度は、工事により影響が生じた護岸の復旧や仮設ヤードとして使用していたグラウンドの復旧を行い、合わせて国道206号の交差点の改良を行う予定でございます。  説明は以上でございます。 5 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。何かありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第64号議案「工事の請負契約の一部変更について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 6 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時5分=           =再開 午後1時7分= 7 向山宗子委員長 委員会を再開します。  次に、第5号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 8 本田土木部長 それでは、第5号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」についてご説明いたします。  議案書の2ページ、3ページをお開きください。  2ページの歳入予算におきまして、第1款財産収入第1項財産運用収入補正額欄に記載のとおり、4,710万4,000円の増額補正を計上させていただいております。  3ページの歳出予算でございますが、第1款土地取得事業費第1項土地取得事業費補正額欄に記載のとおり、歳入予算と同額の4,710万4,000円の増額補正を計上させていただいております。  これは長崎駅西側の交流拠点施設用地の暫定活用に伴う土地貸付料相当額の受け入れ及び受け入れた貸付料相当額土地開発基金に積み立てるための予算でございます。  続きまして、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  議案書の16ページ、17ページをごらんください。  南大浦地区斜面市街地再生事業用地取得費及び立山地区斜面市街地再生事業用地取得費に係る繰越明許費の補正をお願いするものでございます。  繰り越しの理由につきましては、17ページ右端の繰り越し事由に記載のとおりでございます。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき用地課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 9 佐藤用地課長 それでは、補正の内容についてご説明させていただきます。  お手元に配付しております土木部提出委員会資料の1ページをごらんいただきたいと思います。  まず、歳入におきまして、第1目財産貸付収入で、補正額4,710万4,000円、歳出におきましては、第2目土地開発基金積立金で、補正額4,710万4,000円、歳入歳出同額増額補正をお願いするものでございます。  まず1の概要でございますが、交流拠点施設用地の暫定活用に伴い、収入が見込まれる土地貸付料相当額財産貸付収入として増額補正をし、その財産貸付収入土地開発基金に積み立てるため、歳出予算も同額の増額補正をお願いするものでございます。  続きまして、2の事業内容でございますが、初めに恐れ入りますが、3ページをごらんいただきたいと思います。  昨年購入させていただきました交流拠点施設用地2万662平米の図面でございますが、着色部分が貸付区域を示しております。  赤色で着色した部分が1)民間駐車場の区域で1万277平米、そして、緑色で着色した部分が2)の旧住宅展示場の区域で5,822平米、そして、青色で着色した部分が3)旧コンテナヤードの区域ということで4,563平米の3つとなってございます。  恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと思います。  1ページ、下段の表、土地貸付料内訳をごらんください。  まず、1)の民間駐車場の区域でございますが、区域全体1万277平米を12カ月間、民間の駐車場会社貸し付けを行っておりまして、現在は貸し駐車場として活用されております。年間の貸付料は、4,135万8,000円となってございます。次に、2)の旧住宅展示場の区域でございますが、ことし3月から県庁舎の新築工事の従事者用駐車場として貸し付けを予定しておりまして、貸付面積は5,343.5平米、貸付料は178万5,000円を見込んでおります。その他、大規模なイベント等が開催される際には、時期や貸付区域を調整して、随時貸し付けを行っておりまして、今年度は商業施設の臨時駐車場として、貸付日数5日間で32万円、コンサート時のシャトルバス駐車場として、延べ5日間で23万円の貸付料収入があっております。最後に、3)の旧コンテナヤードの区域でございますが、この区域は近隣の工事のための資材置き場等として貸し付けしておりまして、2)旧住宅展示場の一部と合わせまして、今年度末までの貸付料収入として341万1,000円を見込んでおります。  以上、交流拠点施設用地貸付料の平成27年度末見込み額は、表の最下段に記載のとおり、合計4,710万4,000円となってございます。  次に、2ページをごらんください。  3の財源内訳でございますが、財源につきましては記載のとおりでございます。  なお、2ページの下には、土地取得特別会計で土地を貸し付ける場合の現金の動きをフロー図でお示ししております。  使用者から土地貸し付けに係る使用料を徴収し、一般会計への貸付金利子土地売払収入のうち利子相当額を加え、事務費等を差し引いた額を積立金として土地開発基金に積み立てることとなっております。  次に、繰越明許費の補正についてご説明申し上げます。資料4ページをお開きいただきたいと思います。  南大浦地区斜面市街地再生事業用地取得費において1,091万5,000円、立山地区斜面市街地再生事業用地取得費において652万7,000円の繰り越しをお願いしようとするものでございます。  5ページと6ページにそれぞれの位置図を添付しておりますが、赤色の四角の部分が繰り越しの対象箇所でございます。繰り越し理由といたしまして、同事業とも地権者1名と土地売買及び建物移転補償契約を締結しておりますが、移転先への移転に日時を要するため、年度内に解体まで完了しないためでございます。  なお、移転の完了は2カ所とも平成28年10月ごろをめどと考えているところでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 10 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 11 山本信幸委員 お尋ねします。資料の1ページでございます。土地貸付料で、4,710万円今上がっているんですが、この分で民間駐車場で貸していらっしゃる部分ですね、1万平米ほどあると思うんですけれども、この分のアスファルト舗装とか、整備がある程度行われていると思うんですけど、これを見たときにそれは計上していなかったんですが、それも別予算でしたと理解してよろしいんですか。 12 佐藤用地課長 旧住宅展示場の部分のアスファルト関係は、昨年の4月に一部舗装しておりますが、それは昨年の総務委員会世界遺産関係観光客誘致対策費アスファルト舗装費関係は出ておりまして、そちらで工事をやっているという形でございます。〔発言する者あり〕 13 本田土木部長 ご指摘の3ページの図面の赤の表示の箇所かと思いますけれども、ここはもともとJR貨物の土地だったときに、ここを駐車場として貸されていて、既にそこはアスファルトになっていた部分をそのまま市が買いましたので、そこは整備費というのは一切発生しておりません。  以上でございます。 14 山本信幸委員 それでは、非常にこれは1年間で4,700万円てすごい金額が入っているなと思ったんですが、今後、旧コンテナヤードについても、これは手を入れて整備して貸すという形になるんでしょうか。 15 佐藤用地課長 大変失礼いたしました。旧コンテナヤードの部分は、現状そのままの状態で大体工事関係現場事務所ですとか、作業用のヤードとして貸しておりますので、手を入れるという形はございませんで、一応そのまま現状も貸している状況がございます。  以上でございます。 16 大石史生委員 山本委員に関連するんですけれども、ここに4,700万円という金額が上がってきているんですが、この分の駐車場の稼働率というのは、前に比べてどれくらい上がっているのかというのを一つお聞きしたいなと思います。 17 佐藤用地課長 稼働率と申しますと、1)の民間駐車場の部分でよろしゅうございますかね。1)の民間駐車場につきましては、この1万277平米全部の土地を民間の駐車場運営会社にお貸しをしていまして、土地代として、地代としていただいておりますので、その稼働率がそのままこちらに直接影響といいますか、一応決まった額を貸付料として、土地の貸し付け代としていただいておりますので、これが月額340万円ほどが12カ月分ということで入っておりますので、稼働率自体は直接把握はしておりませんが、相当高い稼働率だと見ております。 18 大石史生委員 ぜひちょっと稼働率も見てみたいので、この委員会中じゃなくても構わないので、資料を後でお渡しいただければなと思います。 19 佐藤用地課長 相手の会社にちょっとお話をしてみまして、資料がそろうのであれば調達をしたいと思います。ここは基本的に台数が410台ございますけれども、月決めがほとんどでして、350台ほどが月決めになっていまして、残りの50台ほどが時間貸しの駐車場ということで、時間で回転しているという状況がございます。  資料については、後ほど確認をして調達したいと思います。 20 大石史生委員 すみません、あと1つ、私たちがいなかったときにこの土地取得が決められたと思うんですけれども、その経緯をちょっと簡単に説明いただけたらなと思いますけど。 21 佐藤用地課長 契約の手続といいますか、この土地の購入に当たっての経緯ということでございますでしょうか。この土地はJR貨物がお持ちの土地でして、最終的には交流拠点施設用地として市のほうで購入させていただきたいということでずっと交渉がありまして、一昨年の11月議会で予算の承認をいただきまして、昨年の3月13日付で本会議の議決をいただいた形で仮契約から本契約になって、JR貨物から長崎市が購入しているということで、年度末をもって引き渡しを受けまして、長崎市の土地になっているという状況でございます。  以上でございます。 22 橋本 剛委員 1点だけ教えていただけますでしょうか。この旧住宅展示場は、県庁舎の新築工事用の駐車場として1カ月間貸して178万円となっておられますけれども、これは先ほど言った3月という時期からしてみると、期間的にはもっと7カ月とかそれぐらいあったと思うんですが、これは最後のところだけ恐らく12月とかに計上しているから、こういうふうになっていると思うんですが、駐車場としての整備は、先ほど4月の予算で行ったとおっしゃられたと思うんですけれども、この期間は、クルーズ客船の観光バスに貸していて、そういう形で使っていたので、収入がほとんどない。ただ、それ以降は余り低調だったので、県庁舎関係の駐車場として貸して、そこからは貸付料が発生し始めているという理解でよろしいでしょうか。 23 佐藤用地課長 旧住宅展示場部分につきましては、当初から庁内のイベント関係ですとか、あるいは民間のイベントでも結構なんですが、いろんなイベント関係クルーズ客船が来たときの臨時駐車場ですとか、精霊流しの流し場ですとか、ランタンフェスティバル水産農林部イベントの駐車場とか、いろんな映画撮影のときの駐車場とか、消防団のポンプ場の訓練操法とかでも貸しておりますし、有料、無料、全部で40件ぐらいの貸し付けの件数がございまして、ここに上がってございますのは有料の部分を全部上げておりまして、それが合計で4,700万円ということでございます。  県庁舎につきましては、お話をもう少し、昨年の暮れ前、秋ぐらいからお話はあっていたんですけれども、貸し付け面積をどうするとか、あるいは県庁舎の工事にもいろんな業者が入っていらっしゃいますので、ずっと配分をどういうふうに決めるとか、そういった部分で非常に調整に時間がかかりまして、最終的には今ここにございますように、3月の1カ月間、とりあえず今年度借りて、あとまた4月以降、それぞれ借りたいというお話がございますけれども、その面積関係でずっと調整をしてございます。  お話によりますと、来年の1月から9月ぐらいが工事のピークになるので、そのあたりが一番駐車場が要るのでご協力いただきたいというお願いを受けております。  以上でございます。 24 中村照夫委員 繰越明許費ですけれども、これは立山地区南大浦地区も1つだけの立ち退きができていないということなんだけれども、当初予算の中ではどういう予算組みだったのか、それをいつから交渉に入って、いつ交渉がまとまってこういうことになったのかということについて、もう少し詳しく説明して。 25 佐藤用地課長 この斜面市街地再生事業繰り越しですけれども、どちらも1件ずつの繰り越しなんですが、契約は、例えば、南大浦地区ですと、平成27年4月28日にしております。立山地区は平成27年9月28日に契約をしておりますが、どちらも移転先がすぐ近くにあるんですけれども、そちらのほうに新しく建てて移転をして、それから壊すという形になりますので、どうしても時間がかかって、繰り越しをして12カ月の間でなかなか終わらないということで、こういった繰り越しになってございます。  以上でございます。 26 中村照夫委員 ということは、当初からそれぞれは残っていたのはあと1件ずつだったわけ、ことしの計画としては。 27 向井まちづくり推進室長 それぞれの地区で今年度予定しておりましたのは1件ずつでございます。 28 中村照夫委員 もうどちらもこれは既にもう着工しているやつですよね。この立山地区のももう大分前から、仮設の道路もできているところなんですよね。もうこれに着手してからどれだけなるんですか。それをこの1件のためにいつまでもこの事業が進まないということについて、大体どれだけの期間のうちに契約の中では立ち退くということ、そういう契約の条項の中に入っていないわけ。去年の4月に締結しておいて、そして、実際に立ち退くのはことしの10月と。1年半も契約してから立ち退きまでかかると。それから工事が始まるということになると、1件のためにどれだけ工事がおくれてしまいますか。どうしてこういう形になるんですか。 29 向井まちづくり推進室長 今回、繰り越しをさせていただいているもの以外にも、全体としましてはまだ補償移転をしていただかなければならない家屋というのは、路線上にはまだ幾つかございます。そういったところで、それぞれ南大浦地区ですと事業開始が平成12年、立山地区が平成15年から事業をスタートしております。そういった中で、用地交渉についても、今順次進めておるところですが、そういった用地交渉の完了時期という部分が工事にできるだけ支障がないように、順次、用地買収を進めているという状況です。 30 中村照夫委員 ということは、もう少し具体的に中に入りますか。この大浦地区の場合さ、何十メートルでしょう、これは。この青で道路の塗ってあるところは何十メートルしかない。それで、平成27年度で予算づけしたのはこの1件分の補償だけだと。そしてまた、ほかにも立ち退きを要するものが残っていると。実際始まったのは平成12年と言ったかな、そういうことであった。この何十メートルの工事が何十年かかるんですか。そのためのどういう交渉なんかをしているんですか。この立山地区にしてもそうでしょう。この6ページに青で書いてあるでしょう、路線の予想図がね。上のほうから下っていくんだけれども、これも仮設の道路ももうこのバス通りからすると下る道ができているでしょう。それでもこんな形で進んでいかんということについてはどういうことなんですかね。 31 向井まちづくり推進室長 すみません、説明がちょっと不十分で申しわけございませんでした。  南大浦地区の分につきましては、赤色で表示している家屋が残り1件ということで、この家屋の解体が終わりますと、この路線については道路整備が進むという状況です。  立山地区でございますけれども、立山地区については、まだ15棟ほどの家屋が残っておりまして、それらを買収という格好をしていくということが整備のためには必要になります。  そういったことで、南大浦地区につきましては、平成29年度に青色で塗っている部分の道路整備については完了できるものと考えております。立山地区については、先ほど申し上げましたように、15棟の家屋移転が残っておりますが、これについても頑張って取り組んでいきたいと考えております。  以上です。 32 中村照夫委員 そうすると、上田町のこの道路というのは平成29年度にでき上がるということで、もうここまでで終わりなんですね。ということは、これは観光客のいわゆる斜行エレベーターに向かうための道路の拡幅という目的だけのやつなんですかね。 33 向井まちづくり推進室長 ご指摘のように、この青色で塗っております部分は、石橋の電停からグラバースカイロードに続くという意味で、観光客の人通りが多い地区ではございます。また合わせまして、この地区が密集した老朽市街地がある地区でございますので、生活改善という目的も持っております。そういった道路でございます。 34 中村照夫委員 生活改善で何十メートルぐらいあるのかな、50メートルぐらいあるのかな。 〔「86メートル」と言う者あり〕86メートルということですね。これはさ、大浦小学校の上の出雲町の本通りにつながりますたいね。これは以前、床屋さんのカーブのところね、ここまでの拡幅計画があったけれども、これはもうつぶれているんですかね。今八十何メートルで、物件のところに来ていますよね。それから左にずっと細い道があって、急カーブの床屋さんのところに突き当たりますよね。この拡幅計画は、今のところはもう生きていないんですかね。
    35 向井まちづくり推進室長 今のところ、計画としては残っておりません。 36 山本信幸委員 今、計画は残っていないということだったんですけど、今多分おっしゃられたのは、それは斜行エレベーターの入り口の細い道路の1.5メートルばかりの道路のことをおっしゃっているので、当初、大もとの計画というのは、斜行エレベーターの2号出口か3号出口かに横道が同じように床屋さんの横に出る計画がございまして、これは何ら全体計画の見直しがあっていないので、それがなくなったという話にはならないんじゃないですか。 37 向井まちづくり推進室長 先ほど確認のお話ですけれども、赤い色の今回繰り越ししようとしている案件からヘアピンカーブのところまでという部分については計画としてはないというご説明をさせていただきました。斜行エレベーターの途中の駅から横につながる部分というものは現在計画上はまだ乗っておりますので、計画としてあるということでございます。〔発言する者あり〕 38 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後1時34分=           =再開 午後1時35分= 39 向山宗子委員長 委員会を再開します。  ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はありませんか。 40 大石史生委員 ただいま議題となりました第5号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」につきましては、反対の立場から意見を申し上げます。  この補正予算には、貸付収入の見込みを増額補正し、基金に積み立てるものですが、貸付収入の有無、基金への積み立て、また繰越明許費について反対するものではありませんが、この交流拠点施設の土地に対しては、多額の市民の税金を使い取得しています。市民生活が大変な折りにこのような多額のお金を使ってまで買うべき土地ではなかったと私たちは主張してきました。その立場から、この議案を認めることができません。  以上、反対討論とします。 41 向山宗子委員長 ほかにありませんか。〔「さっき質問したとの回答の来とらんやったとのあったったい」と言う者あり〕  暫時休憩します。           =休憩 午後1時36分=           =再開 午後1時39分= 42 向山宗子委員長 委員会を再開します。  ほかにありませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  ご異議がありますので、挙手により採決いたします。  第5号議案「平成27年度長崎市土地取得特別会計補正予算(第2号)」について、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 43 向山宗子委員長 賛成多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時40分=           =再開 午後1時41分= 44 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  次に、第65号議案「工事の施行協定の一部変更について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 45 本田土木部長 第65号議案「工事の施行協定の一部変更について」ご説明いたします。  議案書は、183ページから184ページまででございます。  183ページをごらんください。  本議案につきましては、平成26年6月25日に議会の議決をいただきまして締結した、市道大橋町赤迫1号線道路改良事業に係る立体交差新設工事の施行協定の一部を変更するものでございますが、理由の欄に記載のとおり、工事の施行に係る関係行政機関との協議に日数を要したこと及び支障物件の移設を行う必要が生じたことに伴い、完成期限を変更することから、議会の議決が必要となりますので、ご審議をお願いするものでございます。  詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 46 桐谷道路建設課長 市道大橋町赤迫1号線道路改良事業に係る立体交差新設工事の施行における協定の一部変更についてご説明いたします。  委員会資料1ページをお開きください。  1.協定の必要性でございますが、本工事は、JR長崎本線の下をくぐる道路を建設するに当たり、技術的専門知識を有し、運行している鉄道との工事調整を遂行できる九州旅客鉄道株式会社が行う必要があることから、長崎市と九州旅客鉄道株式会社において協定を締結しているものでございます。  次に、2.協定の概要でございます。  (1)相手方は、九州旅客鉄道株式会社、代表取締役社長、青柳俊彦でございます。以下、九州旅客鉄道株式会社は、JR九州と略させていただきます。(2)協定額は、4億6,279万7,000円。(3)協定期間は、当初、平成26年度から平成28年度を予定しておりましたが、この期間を、平成26年度から平成29年度に変更しようとするものでございます。(4)変更理由といたしましては、県や警察などの関係機関との協議及び仮設工にかかわるガス管や配水管の移設工事を行う必要が生じたことに伴い、工事委託の工期が平成29年度まで伸びるため、工事の施行協定の完成期限を変更するものでございます。  3.工事委託の概要は次の通りで、工事内容については、図面を用いて説明いたします。  2ページの位置図をごらんください。  市道大橋町赤迫1号線道路改良事業の全体計画を示したものでございます。  中央の赤丸が大橋町赤迫1号線で、右側の国道206号と左側の市道三芳町若竹町線を結ぶ道路になります。緑色の着色が赤迫電停、黒い破線がJR長崎本線となります。  事業の全体計画は、黒字の引き出し線で示している延長60メートル、幅員10.5メートルの区間で、このうち、赤字の引き出し線で示している33メートルが施行協定の区間で、JR九州の施工になります。  なお、残り27メートルは、JRの運行に影響ない範囲で長崎市が施行するものでございます。  3ページの工事図面をごらんください。  施行協定の工事内容について説明いたします。  一番上の平面図をごらんください。  左側が長崎駅方面、右側が諫早駅方面となります。赤く着色している箇所がJR九州の施工範囲でございます。  真ん中の横断図をごらんください。  左側から、土どめ擁壁、JR線路下のボックスカルバート、土どめ擁壁、そして橋梁となります。  一番下が完成イメージ図となります。  図面右側の国道206号側から、川を渡り、JRの線路下のボックスカルバートを通って、市道三芳町若竹町線につながります。  4ページをごらんください。  工事箇所の概略平面図でございます。  上に市道三芳町若竹町線、下に国道206号、左側が浦上駅方面、右側が道ノ尾駅方面でございます。  赤色の実線が工事箇所で赤色の破線が作業ヤードとなりますが、工事を行う上で、どうしても破線で示した作業ヤードが必要となり、また、作業ヤードの設置において、Hで示した作業ヤードの土台となるH鋼材の打設が必要でございます。  H鋼材は、青色で着色しております水道配水管やオレンジ色のガス管とは一定の距離は離れておりますが、上下水道局との協議の結果、H鋼材の打設時の影響を考慮し、より安全性を確保することとして、本工事に先立ち、管類の布設がえを行うこととしたものでございます。  5ページをお開きください。  事業スケジュールでございます。青色が当初予定で、赤色が変更後の予定でございます。  先ほど説明した管類の布設がえ等により、平成28年度完了予定の工事が1年間延びて、平成29年度に変更となっております。  なお、前回11月の本委員会において、平成28年度までの債務負担行為を平成29年度までに変更する新たな債務負担行為として設定させていただいております。  6ページ、7ページには基本協定書を添付しておりますので、ご参照ください。  説明は以上でございます。 47 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。何かありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第65号議案「工事の施行協定の一部変更について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 48 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩します。           =休憩 午後1時49分=           =再開 午後1時50分= 49 向山宗子委員長 委員会を再開します。  次に、第62号議案「市道路線の認定及び廃止について」を議題といたします。  理事者の説明を求めます。 50 本田土木部長 それでは、第62号議案「市道路線の認定及び廃止について」ご説明いたします。  議案書は、169ページから175ページまででございます。  今回は、議案書169ページから170ページに記載しておりますように、市道路線として10路線を認定し、2路線を廃止しようとするものでございます。  詳細につきましては、土木総務課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 51 赤崎土木総務課長 それでは、お手元の委員会資料に基づきまして、ご説明いたします。  資料の1ページをごらんくさい  今回、市道路線の認定及び廃止をお願いいたします路線の一覧表でございます。路線名、道路延長、道路幅員等を記載しております。  今回、認定しようとする路線は4地区10路線で、総延長1,624.8メートル、廃止しようとする路線は1地区2路線で総延長181.6メートルでございます。  2ページに各路線の大まかな位置図を示しておりますので、ご参照ください。  それでは、各路線について、位置図、それから起点・終点の写真によりご説明いたします。  3ページをごらんください。  今回、新たに認定を予定しております星取川上町1号線と、廃止を予定しております星取1号線及び椎の木町川上町1号線の位置図でございます。  これは、株式会社あたごが所有します、あたご新道につきまして、既存の道路については寄附を受けること、また、自動車学校敷地の一体的利用の観点から、一部寄附ができない部分について市が道路整備をすることなどの合意がなされたことに伴いまして、寄附を受ける部分と、図の左下に示しております道路整備箇所の部分を1つの市道路線として認定をお願いしようとするものです。  また、図の上の部分、下の部分に青の点線で囲んだ部分がございます。これが既に認定しておりました星取1号線及び椎の木町川上町1号線の2路線でございますが、今回の認定に伴いまして、廃止をお願いするものでございます。  4ページ、5ページをごらんください。  認定路線の起点・終点、それから、途中のA地点、B地点の写真でございます。
     路線の延長は1,O88.6メートルでございます。  それから、6ページ、7ページをごらんください。  ここには廃止します2路線の起点・終点の写真を載せております。  次に、8ページをお開き下さい。  戸石町54号線、戸石町55号線、戸石町56号線、戸石町57号線、戸石町58号線でございます。これは、宅地の開発に伴います帰属により認定をお願いしようとするものでございます。  9ページは戸石町54号線の起点・終点の写真で、路線の延長は86.4メートルです。  10ページは戸石町55号線の起点・終点の写真で、路線の延長は112.4メートルでございます。  11ページが戸石町56号線の起点・終点の写真、延長が75.4メートル。  それから、12ページが戸石町57号線の写真で、路線の延長は49メートル。  13ページが戸石町58号線の写真で、路線の延長は87.7メートルでございます。  次に、14ページをお開き下さい。  西海町133号線、西海町134号線、西海町135号線でございます。これは明誠高校の南東側に位置する道路で、持ち分の一部を旧琴海町が既に寄附を受けていた道路ですが、今回、残りの持ち分全てにつきまして所有者から寄附がなされたということから、認定をお願いしようとするものです。  15ページは、西海町133号線の起点・終点の写真でございます。路線の延長は、68メートルでございます。  16ページ上段が西海町134号線、下段が西海町135号線の起点・終点の写真でございます。路線の延長は、それぞれ19メートルと11.5メートルでございます。  次に、17ページをごらんください。  西海町136号線でございますが、これは西海児童公園の北西側に位置する道路で、小規模な宅地開発に伴い道路に係る部分の寄附を受け、認定をお願いしようとするものでございます。  18ページをごらんください。  起点・終点の写真でございます。路線の延長は26.8メートルです  19ページに道路法と道路法施行規則の抜粋を載せておりますので、後ほどご参照ください。  説明は以上でございます。 52 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。何かありませんか。  それでは、質疑を終結します。  次に、討論に入ります。何かご意見はございませんか。  それでは、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  第62号議案「市道路線の認定及び廃止について」、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 53 向山宗子委員長 ご異議ないと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時56分=           =再開 午後1時57分= 54 向山宗子委員長 委員会を再開します。 〔審査日程について協議した結果、2日に予定 している第2号議案の審査を本日繰り上げて行 うことに決定した。〕 55 向山宗子委員長 暫時休憩いたします。           =休憩 午後1時57分=           =再開 午後2時11分= 56 向山宗子委員長 委員会を再開します。  第2号議案「平成27年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、本委員会に付託された部分を議題といたします。 〔審査方法について協議した結果、各項ごとに 理事者から説明を受け、質疑を行った後、討論・ 採決を行うことに決定した。なお、第8款土木 費第5項都市計画費については、理事者交代を 考慮し、一部、項の順序を入れかえて審査を行 うこととし、そのほか審査順序については、別 添の「歳出審査早見表」のとおり進めることに 決定した。〕 57 向山宗子委員長 それでは、第8款土木費第1項土木管理費及び第6項住宅費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 58 池田建築部長 第2号議案「平成27年度長崎市一般会計補正予算(第7号)」のうち、建築部所管分についてご説明いたします。  まず、第8款土木費第1項土木管理費でございますが、予算に関する説明書は、58ページから59ページでございます。  第2目建築指導費において、4,674万円の減額補正をするものでございます。  補正の内容でございますが、1.耐震化推進費補助金の1.安全・安心住まいづくり支援費において1,358万3,000円を、また、2.民間建築物耐震化推進費補助金において3,315万7,000円を国庫補助事業の内示減等に伴い、減額するものであります。  続きまして、第8款土木費第6項住宅費でございます。  予算に関する説明書は、68ページから71ページでございます。  第6項住宅費において、2億8,866万3,000円の減額補正をするものでございます。  補正の内容でございますが、第1目住宅管理費におきまして、県の補助事業の内示減等により、2.住宅リフォーム緊急支援費8,542万5,000円の減額及び第2目住宅建設費におきまして、国庫補助事業の内示減等により1.【補助】公営住宅建設事業費2億403万7,000円を減額するものでございます。  引き続き建築部提出の資料に基づきまして、建築指導課長及び住宅課長よりご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 59 原田建築指導課長 建築指導課所管分について、まずは説明いたします。  委員会提出資料の1ページをお開きください。  事業名、安全・安心住まいづくり支援費、1,358万3,000円の減額でございます。  これは、平成18年度からの継続事業でありますが、事業内容の詳細につきましては、当初予算のご審議の中で説明させていただきます。  1.概要について、(1)目的は、地震による住宅の倒壊等を防止し、被害の軽減を図るため、木造戸建住宅の耐震診断、耐震改修設計、耐震改修工事及び除却工事に要する費用の一部を助成し、安全安心な住まいづくりを推進するものです。(2)補正の理由といたしましては、国庫補助事業の内示減及び申請件数が当初の見込みを下回ったことに伴い減額補正するものです。  2.補正額内訳につきましては、表の中で耐震診断から除却工事までの助成を行う5項目について、当初予算、2月補正、それと補正後のそれぞれの予算額を示しております。  3.財源内訳につきましては、事業費ベースで当初予算4,165万6,000円に対し、2月補正マイナス1,358万3,000円、補正後は2,807万3,000円となり、それぞれの財源内訳を表の中でまとめておりますので、ご確認ください。  続きまして、2ページをお開きください。 事業名、民間建築物耐震化推進費補助金、3,315万7,000円の減額でございます。  これは、平成21年度からの継続事業でございます。  1.概要について、(1)目的は、長崎市耐震改修促進計画に基づき、民間の特定既存耐震不適格建築物の耐震化を図るための支援策として、民間の特定既存耐震不適格建築物の耐震診断及び耐震改修設計に要する費用の一部を助成し、地震に対する建築物の安全性確保を推進するものです。また、平成25年11月25日に施行されました改正耐震改修促進法により耐震診断の実施と、その結果の報告を義務づけられました、要緊急安全確認大規模建築物の耐震診断及び耐震改修設計に要する費用の一部を助成するものです。(2)補正の理由といたしましては、国庫補助事業の内示減に伴い減額補正するものです。  2.補正額内訳といたしましては、表の中で特定建築物の耐震診断から要緊急安全確認大規模建築物の耐震改修設計までの助成を行う3項目について、当初予算、2月補正、補正後のそれぞれの予算額を示しております。  3.財源内訳については、事業費ベースで当初予算9,357万円に対し、2月補正マイナス3,315万7,000円、補正後は6,041万3,000円となり、それぞれの財源内訳を表の中でまとめておりますので、ご確認ください。  私からは以上でございます。 60 山口住宅課長 引き続き住宅課所管分についてご説明させていただきます。  資料の3ページをお開きください。  住宅リフォーム緊急支援費、住宅性能向上リフォーム補助金補正額は8,542万5,000円の減額でございます。  1.概要の(1)事業目的は記載のとおりでありますが、この事業は県のリフォーム支援事業を活用し、県の全額補助で平成25年より実施している事業でございます。(2)補正の理由でございますが、県の補助事業の内示が減となったこと及び当初予定しておりました申請件数が見込みを下回ったことに伴いまして、減額補正するものでございます。  2.財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  3の事業実績でございますが、表中下段に平成27年度の受け付け締め切り時における実績を記載しておりますが、当初の補助予定額8,800万円に対して県の全体予算が縮減されたことから、県から長崎市への内示額が下段括弧内に記載の1,230万円に減額され、また、申請件数は41件と、見込みの3分の1にとどまっております。  参考といたしまして、次の4ページに住宅性能向上リフォーム支援補助金の制度概要について記載しております。  事業期間の3年間に幾つかの見直しがなされましたが、表の下から2段目の補助の限度額をごらんください。  平成25年度、合計80万円の限度額が翌年度30万円、そして今年度10万円となり、別途、市で行っております、住みよ家リフォーム補助の限度額と同額になったことからも、申請件数の減少につながったものと考えております。  資料5ページをごらんください。  事業名、【補助】公営住宅建設事業費、大園団地、補正額は1億2,567万8,000円の減額でございます。  1.概要の(1)事業目的は、記載どおりでございます。(2)補正の理由でございますが、国庫補助事業の内示減、設計額の減及び入札差金により減額補正するものでございます。  2の主な事業内容でございますが、表の左に当初予定しておりました事業を、表の右に減額後に行いました事業について記載しております。  なお、平成27年度に施工を見送りました、表の下から2つの道路・歩道整備工事、集会所屋外付帯工事につきましては、平成28年度に施工することとしております。  3の財源内訳につきましては、記載のとおりでございます。  6ページには大園団地の位置図を、7ページには計画図を添付しております。  補助金の減額により施工を延期した2つの工事につきましては、3期本体工事の進捗に影響の少ない箇所の工事であり、図の中央ほどに施工予定範囲を記載しておりますので、ご参照ください。  資料の8ページをお開きください。  事業名、【補助】公営住宅建設事業費、塩町団地、補正額は7,835万9,000円の減額でございます。  1.概要の(1)事業目的は、記載のとおりでございます。(2)補正の理由でございますが、こちらも、国庫補助事業の内示減により減額補正するものでございます。  2の主な事業内容でございますが、表の左に当初予定しておりました事業を、表の右に減額後に行った事業について記載しております。
     平成27年度に施工を見送りました、建設工事と2号棟の解体工事については、平成28年度に着手することとしております。  3の財源内訳については記載のとおりでございますが、一部修正がございます。この表の財源内訳の一番右、一般財源の当初予算欄、「6,200万円」と記載しておりますが、「620万円」の間違いでございます。お手数でございますが修正をお願いいたします。まことに申しわけございません。  9ページには塩町団地の位置図を、10ページには計画図を添付しております。新築棟と記載している箇所に現在2号棟が建っておりますが、平成28年度は、この2号棟を解体の上、新築棟の本体建設工事に着手する予定としております。  説明は以上でございます。 61 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 62 山本信幸委員 資料の1ページの安全・安心住まいづくり支援費の分で、理由なんですが、内示減はわかるんですけど、この場合の申請件数が当初見込みより下回ったとなっているんですけど、まずこれ、耐震関係で上がっているんですが、補助制度自体で何か使いにくいところがあるんだとか、そういう意味での改善点とかそういうものがあって、このように下回ったとか、それとも、単に当初の見込みが多過ぎたということなのか、その辺お答え願えますか。 63 原田建築指導課長 まず、補助の制度自体の使い勝手については、特段問題はなく、やはり後者でご指摘があった、我々の周知不足に起因するものではないのかと捉えておりまして、特に金額、今そこでお示ししているのは1,300万円の減額ということになっておりますが、その中で見込み減に伴う170万円ほどの減額がございます。  そこの中で、主な内容としましては、やっぱり診断費に対しての助成事業であったりとか、建て替え工事であったりとか、そういった部分で、やはり我々の周知不足等々が起因するものではないかと分析しております。  以上でございます。 64 山本信幸委員 やはりそういうところもあるので、せっかくの予算ですので、しっかり周知していただいて、これを使っていただければというような事業でございますので、お願いいたします。  また、資料の3ページですね。住宅リフォームの分で県の事業なんですが、これも同じように、申請件数が見込みより下回っております。先ほどの話でいくと、予算が県と市の分が10万円までで同じになったというようなご説明があっていましたが、予算が一緒でも、使いやすさによっては、これ入ってくると思うんですけれども、いわゆる県の事業自体が制度的に使いにくいものなのか、同じような周知不足なのか、予算がついたのが遅かったのか、その辺をお答え願えますか。 65 山口住宅課長 今のご質問につきましては、件数が上がらなかった原因といたしまして、県の補助の開始が遅かったと、はっきりするのが遅かったというところもありまして、周知不足というところもございますけれども、あくまでも、性能向上リフォームというのが目的を持ったリフォームということで、今回はバリアフリー安全型と銘打ってございます。申請を出すときに、こういうバリアフリー安全型である証明等をつけるとか、そこらあたりが、どうしてもやはり申請に関して、ちょっと複雑といいますか、手間が必要だったということが、ある程度使いにくいと言われておりましたけれども、そこら辺が原因ではないかと考えているところでございます。  以上でございます。 66 山本信幸委員 今、そういう問題点が明確になったわけですね。せっかく予算をつけているのに使いにくいというのがあったら、それが使えないって、これが一番重大じゃないかなと思うんですよ。明確になって今後どうするつもりなのか、お答えいただけますか。 67 山口住宅課長 これは、先ほどご説明不足で申しわけございません。県の性能向上リフォームは、先ほど私の説明の中にも、3年間の事業ということで、平成25年度から3年間、いろいろなあの手この手、手法を変えて、なかなか使いにくいというお声もいただきながら県で続けてきた事業でございまして、県からの全額での補助というのは今年度限りということになります。  以上でございます。 68 山本信幸委員 今、今年度限りということでありましたので、来年度がその分はないんですけど、そうすると、リフォーム補助関係にこの分が生かされるように措置を考えていただきたいと思います。  県の事業がないということは、今まで県と市の分で両方事業がされていたということであって、県がなくなるということは、市の分のリフォーム補助がその分、必要性が増すということなので、逆にそのことを考えて、平成28年度の予算も今から審議しますので、その分について、制度自体の問題で同じようなことがないように今のところは進めていただければと思います。これは要望だけで。 69 吉原日出雄委員 ちょっと今の山本委員に関連しますけど、3ページ、4ページですけど、これは予定の3分の1で41件しか申請がなかったということの説明を受けましたけど、4ページの概要を見ると、これは申請のハードルが高くて予算が低いような気がするんですよね。  今、長崎市は特に人口減でかなり悪いほうでワーストツーですか、人口減にものすごく傾注せんといかんわけですけど、これはやはり、ここら辺の緩和といいますかね、これだと、なかなかリフォームをしてみようかなという気にならんのじゃないのかなという気がします。  先ほどの山本委員の指摘にもありましたように、やはり住みやすい環境づくりを行政が率先してやらないと、住みにくい長崎にだんだんなっていくような気がするんですけど、県の補助もなくなるということで、これはもう市単独でかなり一生懸命に取り組んでいただきたいと思うわけですが、そこら辺の見解を。 70 山口住宅課長 リフォームによる居住環境の改善といいますか、そこら辺につきましては、我々、住みよ家リフォームというのがございまして、あわせまして、この後に一般会計当初予算で審議いただくことになると思いますけれども、三世代同居に、国と県と市という手出しで補助するということになります。その点も加えられると、県に言わせたら、それがかわり的なもの、ただ全額補助ではないんですけれども、そういうものもありまして、今後、我々の住みよ家リフォームを使いやすいものとあわせてやっていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 71 吉原日出雄委員 大分先の話になりますけど、新幹線がフル規格で来たら福岡は通勤圏内ですから、三世代同居、ぜひ積極的に進めていただきたいと要望しておきましょう。 72 梅原和喜委員 まず、2ページの2番に補正額内訳の項目の中で耐震診断と耐震改修設計があるんですが、この特定建築物と、要緊急安全確認大規模建築物、大規模建築物と特定建築物の基準というのがわかりかねますので、ちょっと教えていただけますか。 73 原田建築指導課長 まず、特定建築物というのは、階数が3階建て以上で延べ面積にしますと1,000平米という、用途を特定したものじゃありません。そういった規模以上のものを特定建築物と申し上げます。  さらに、その下の要緊急安全確認大規模建築物につきましては、用途ごとに規模と階数が定められております。  代表的なものでホテル・旅館で申し上げますと、階数が3階建て以上で延べ面積で5,000平米を超えるもので、さらに、この要緊急安全確認大規模建築物、ちょっと長い名称ですけれども、これは、先ほども若干目的のところで触れましたけれども、平成25年の耐震改修促進法の改正によりまして、実はもう期日は過ぎたんですけど、昨年の12月末までに耐震診断を行うことを義務づけられた建築物になっております。ですので、行政側といたしましても、昨年の12月末までに対象となる施設等について個別に抽出をしまして、ヒアリングを行いながら、事業スケジュールにのっとって調整をしてきた状況でございます。  以上でございます。 74 梅原和喜委員 先ほど課長から、要緊急安全確認大規模建築物にはホテルも入っておると。これは人が使うところなので、例えば、課長とか長崎市で、ここは耐震設計をせんといかんのにしていないというところはないんですか。耐震設計をしなくてはいけない要緊急安全確認大規模建築物のところで、まだ耐震改修設計と耐震診断をしていないところはないんですか。 75 原田建築指導課長 まず耐震診断をして、その次のステップとして、その診断結果、この古い建物、具体的に言いますと昭和56年以前の旧耐震の建物が対象になるんですけれども、旧耐震の建物であって、診断結果、オーケーとなれば、それは問題ないんですけれども、NGということになれば、その施設に対して次の設計、さらに改修工事、そういったステップに進んでいただくように建物所有者の方と随時調整をさせていただいております。  以上でございます。 76 梅原和喜委員 所有者の方には、いいやろうということで、なかなか耐震診断とかまだ受けれていないところがあると思うんですけれども、ことしに入って、地震学者が長崎にも、もしかしたらマグニチュード幾らの高い津波が来るという学会もありましたので、特にホテル関係の耐震診断をしなければいけないところについては、長崎市からしっかり指導をしていただきたいと思います。  それから、塩町団地の件でちょっとお尋ねしますが、あそこは日当たりが悪くて、従前建っているアパートがシロアリ被害が多いんだということを耳にしたことがあるが、事実そういったことはあったんでしょうか。 77 山口住宅課長 塩町団地につきましては、合併前から建っていた建物で、この1号棟、2号棟につきましては、もう合併の時点でシロアリ被害ということで募集停止をしておりました。この次の新築棟の施工に関しましては、そこら辺重々注意をしながら作業を進めていく次第でございます。  以上でございます。 78 梅原和喜委員 確かにこの新築棟、それから、1号棟のあるところは、日当たりが悪くて結構湿気が多いところだと思うんですよ。ですから、この新築棟をつくるときには、やっぱりシロアリ被害が以前あったということを十分念頭に置いて建築を進めていただきたいと思います。  以上です。 79 武次良治委員 すみません、ちょっと表の見方がわからないもんですから、教えてください。  3ページの住宅性能向上リフォームの表の見方なんですけれども、2番目の財源内訳のところで事業費、ここで減額して、補正後425万3,000円とあるんですが、それと、ここの下の3の表との関連ですね。平成27年度、8,800万円、下に1,230万円とあるんですが、この辺の関連というのは、どんな見ればいいんですか。 80 山口住宅課長 今の財源内訳でございます。例えば、当初予算8,967万8,000円といいますのは、これは事務費等を含めた金額でございます。その下に書いてある事業実績、予算額8,800万円というのが、補助額でございます。この補助額が8,800万円、県からの事務費を含めまして100%補助となっておりますけれども、ちょうど今ごろ予算の時期でございましたけれども、県の補助金がかたまっておりませんで、昨年並ということで、昨年の予算審議の中で8,800万円を上げさせていただいた次第で、その後に、県からの内示で1,230万円に減額されて、括弧内の数字に内示がおさまっていたというところでございます。  以上でございます。 81 武次良治委員 すみません、わからないというのが、この事業は補助金が100分の100なんですよね。そうしたときに、上には425万3,000円が事務費込みだったとしても、下の1,230万円が内示額だということは、実績で今、41件、410万円しか使っていないから、残りそしたら800万円は残があるということになるんですか、年度内に。  上で言うならば、あと1件分ぐらいしか残はないということになろうかと思うんですね。そういう意味で、ちょっと見方がわからないって聞いているんです。  もう1回わかりやすく教えてください。 82 向山宗子委員長 暫時休憩します。           =休憩 午後2時40分=           =再開 午後2時44分= 83 向山宗子委員長 委員会を再開します。 84 山口住宅課長 ただいまの武次委員のご質問にお答えいたします。  事業実績欄に載せております括弧の分につきましては、今回の市の予算につきましての減額補正については、直接的には関係があるものではございません。途中、経過の部分を載せておりまして、大変わかりにくい表現で申しわけありませんでした。失礼いたしました。 85 大石史生委員 3ページの住宅性能向上リフォーム補助金で、交付決定額と工事費の総額を見ると、平成25年度で大体約8倍ぐらい。そして、平成26年度で約10倍ぐらいの経済波及効果が出ていると思います。住みよ家リフォーム補助も約15倍ぐらいの率で大体推移していると思いますけれども、この分に対しては、私はもう県と市がスクラムを組んででも予算を継続してやってほしいという要望をしてほしいとは思うんですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 86 山口住宅課長 先ほどもご質問の中で、これは3年の事業ということで県からお聞きしました。これをぜひ要望等もございまして、使いやすいものにというようなこともございましたけれども、先ほど三世代同居に今後シフトしていくというような県のお話もあり、それならばといいますか、じゃ、市が窓口となってやりましょうというようなことでお話しした次第でございます。  この後、住みよ家リフォームも減額もせず、一般会計当初予算でご審議願うことにもなりますけれども、三世代同居、近居関係の補助とあわせまして、それについては継続してまいりたいと今のところ考えておるところでございます。  以上でございます。 87 大石史生委員 今、三世代の補助と絡めていくということがありましたけれども、これが多分なくなることによって、市への住みよ家リフォームの補助というのは少しふえてくるんじゃないかなと思うんですよね。そういう意味も込めて、もっと私は長崎市からこれだけの経済波及効果があるんだからということを県にも強く言ってほしいなと要望しておきます。  あと、塩町団地の件ですね。ここは多分、去年、伊王島で住民への説明会をやっていると思うんですけれども、その中で、市の説明に対して、向こうの伊王島の方々は、「市が予算を出さんと言うた」と言って、そこのところで少し行き違いがあっているんですよね。  実際に国からの内示が出なかったんでという説明をしっかりわかりやすくしてもらうということと、あと、今そこから新しく建てるからといって、家を移って建つのを待っている人がいるんですね。その人たちに対しても、ちょっと丁寧な説明をぜひしていただきたいなと。ここは強く要望しておきたいと思います。 88 山本信幸委員 すみません、ちょっと確認だけです。  2ページの民間建築物耐震化推進事業費は内示変更で減になっているんですが、これは期限の公表もある事業だとは思っていますが、内示減になったことで、そこへの影響、いわゆる民間が内示減になったがために自分たちの工事スケジュールがおかしくなったとか、そのような影響があった箇所はないのでしょうか。 89 原田建築指導課長 その点につきましては、常に対象となる事業者の方と調整をしておりますので、結果としては、事業者のスケジュールに沿うような形で何とか調整はつきましたので、支障はございません。  以上でございます。 90 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、第8款土木費第1項土木管理費及び第6項住宅費の質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後2時50分=           =再開 午後2時52分= 91 向山宗子委員長 委員会を再開します。  次に、第8款土木費第2項道路橋りょう費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 92 本田土木部長 それでは、第8款土木費第2項道路橋りょう費における土木部所管分の補正予算について、ご説明いたします。  予算説明書の58ページ、59ページをお開きください。  まず、58ページの一番下の表、第3目道路橋りょう新設改良費において5億1,501万7,000円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、59ページの一番下の表の説明欄に記載している1.【補助】道路新設改良事業費(社会資本整備総合交付金)5億501万7,000円と、61ページの説明欄上段の表の中ほどに記載しています2.【補助】道路新設改良事業費(道整備交付金)1,000万円で、主に国庫補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  なお、平成27年度の国庫補助事業の内示状況は、6月議会でご報告させていただきましたとおり、長崎市にとって非常に厳しいものとなりました。  そこで、平成27年度は、これまで以上に国土交通省、財務省、県選出国会議員などに対し、予算獲得に向け、強く要望活動を行ってきました。特に、今年度は平成28年度の予算配分の時期に合わせまして、1月6日には副市長と担当部局長が長崎県に対し、要望活動を行い、また、1月14日には市長、副市長、担当部局長が上京し、国土交通省に対し、予算獲得に向けた要望活動を行ったところでございます。  今後とも、国の予算配分の考え方や重点方針などの情報収集に力を入れるとともに、地方の状況を踏まえた補助金の配分について強く要望活動を行い、必要な財源の確保に努めていきたいと考えております。  次に、60ページの中ほど、第5目県施行事業費負担金において998万円の増額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、61ページの説明欄に記載している1.道路橋りょう費負担金、1.道路事業費で、県が施行する道路事業に対する負担金を増額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の90ページ、91ページをお開きください。  90ページの一番下、第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費の【単独】道路新設改良事業費、地方道路等整備事業費と、92ページの一番上、第5目県施行事業費負担金、道路橋りょう費負担金、道路事業費について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。  繰り越しの理由といたしましては、91ページ及び93ページ右端の繰越事由の欄に記載いたしております。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。  私からの説明は以上でございます。 93 桐谷道路建設課長 第8款土木費第2項道路橋りょう費第3目道路橋りょう新設改良費、道路建設課所管分につきましてご説明いたします。  1ページをお開きください。  【補助】道路新設改良事業費、江平浜平線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、2,520万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初予算でご説明した事業内容と今回お願いします補正後の事業内容をあわせて記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  2ページをお開きください。  位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、工事延長を減するものでございます。  次に、3ページをごらんください。  中川鳴滝3号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、2,920万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  4ページの位置図をお願いします。  図面の赤丸の箇所について、工事の延長を減するものでございます。
     次に、5ページをごらんください。  川上町出雲線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,210万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容については、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  6ページの位置図をお開きください。  図面の赤丸の箇所について、工事延長を減するものでございます。  次に、7ページをごらんください。  大橋町赤迫1号線でございます。国庫補助事業の内示減及び関係機関との協議に時間を要し、工事委託の一部を実施できないため、1億5,746万8,000円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  8ページの位置図をお開きください。  図面の赤丸の箇所について、JRへの工事委託の一部を減するものでございます。  次に、9ページをごらんください。  滑石横尾線でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、1,060万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  10ページの位置図をお開きください。  図面の赤丸の箇所について、用地の一部を減するものでございます。  次に、11ページをごらんください。  籠町稲田町1号線でございます。  1億500万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要、(1)事業目的は記載のとおりでございます。(2)補正予算理由につきましては、国における電線類地中化の次期計画の作成に時間を要しており、今年度の事業が実施できないため皆減するものでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  12ページの位置図をお開きください。  図面の赤色の箇所について、測量試験等を次年度へ先送りするものでございます。  次に、13ページをごらんください。  相川町四杖町1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,000万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  14ページの位置図をお開きください。  図面の赤色の箇所について、工事を皆減し、合併地区道路等整備事業費で対応するものでございます。  続きまして、15ページをごらんください。  繰越明許費についてご説明いたします。  地方道路等整備事業費の愛宕飯香浦町線でございます。  今回、繰り越しをお願いいたしますのは、赤色で表示しておりますカーブ箇所の工事でございます。  繰り越しの理由といたしましては、大型クレーンを設置するための施工ヤード確保に係る地権者との調整に日時を要したことにより工事が年度内に完了しないため、繰り越しをお願いするものでございます。  なお、繰越額は4,000万円で、平成28年5月をめどに完了予定でございます。  私からの説明は以上でございます。 94 森尾土木維持課長 続きまして、土木維持課所管分につきまして、ご説明いたします。  土木部提出資料の16ページをお開きください。  浜町伊良林1号線でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、4,400万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  17ページの位置図をごらんください。  図面に赤色でお示ししています箇所について、工事を皆減するものでございます。  続きまして、18ページをお開きください。  岩原川周辺環境整備でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、5,500万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  19ページの位置図をお開きください。  図面に赤色でお示ししています箇所について、左岸側の工事を減するものでございます。  続きまして、20ページをお開きください。  平和公園周辺環境整備でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、5,250万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載のとおりでございます。  21ページの位置図をごらんください。  図面に赤色でお示ししています箇所について、工事を皆減するものでございます。  続きまして、22ページをお開きください。  道路構造物等補強でございます。国庫補助事業の内示減に伴い、1,394万9,000円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  委託箇所や補修工事箇所及び内容で調整しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  私からの説明は以上でございます。 95 松浦土木企画課長 提出資料の23ページをお開きください。  第8款土木費第2項道路橋りょう費第5目県施行事業費負担金についてご説明いたします。  道路橋りょう費負担金の道路事業費につきましては、998万円の増額補正をお願いするものです。  県施行事業費負担金は、県が施行する道路事業に対して地元負担金を支出するもので、地方財政法第27条及び道路法第52条に基づき求められているものです。  1の概要は記載のとおりでございます。  23ページの中ほどの表には路線ごとの財源内訳を記載しており、表の左端から図面番号、路線名、全体事業費の当初、補正額、補正後、そして、国費、県費、市費の負担割合、右端の太線の枠内が市の負担分で、当初、補正額、補正後と、その財源の内訳となっております。  補正額の路線ごとの内訳としましては、表の右から4列目の補正額の欄に記載のとおり、国道324号や神ノ浦港長浦線、奥ノ平時津線におきまして、関係者との調整に日時を要したことなどにより、用地取得や工事などが年度内に完了しないため、合わせて3,015万7,000円を減額し、それに対し、野母崎宿線におきまして、調査や用地測量等を追加するため、4,013万7,000円を増額することで、表の一番下の欄、差し引きの合計998万円の増額補正をお願いするものでございます。  24ページをお開きください。  次に、繰越明許費について、ご説明いたします。  道路橋りょう費負担金の道路事業費におきまして、表の左から2列目、金額の欄の一番下、9,700万円の繰り越しをお願いするものでございます。  繰り越しの理由といたしましては、関係者との調整に日時を要したことなどにより、測量・設計や用地補償等が年度内に完了しないためでございます。  25ページをごらんください。  補正と繰越明許の箇所図になります。  この箇所図につきましては、今、説明いたしております道路橋りょう費と、後ほどご説明いたします都市計画費を一緒に表示しております。  道路橋りょう費は赤色のラベルで、都市計画費は黄色のラベルであらわしております。  このうち、ラベルを太枠で囲っているものが対象路線で、番号の左に緑色で「補」と書いているものが補正の路線で、青色で「繰」と書いているものが繰り越しの路線となります。  それでは、路線ごとにその概要をご説明いたします。  26ページをお開きください。  上段の1番、国道324号は、地元との調整に日時を要したことにより、測量立ち入りがおくれたことで測量設計が年度内に完了しないため、繰り越すもので、これにより、年度内の用地取得が困難となったため、減額補正するものでございます。  また、事業区間につきましては、当初830メートルの区間を予定しておりましたが、事業の進捗等を踏まえ、事業効果の高い区間から優先的に施工しようとするものです。  下段の2番、野母崎宿線の大崎町におきましては、測量設計に当たり、調査や用地測量等を追加する必要があるため、増額補正するもので、これにより測量設計や用地取得が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  また、事業区間につきましては、当初1,200メートルの区間を予定しておりましたが、一部字図混乱等があることから、比較的字図混乱が少なく、早期整備が可能な区間から優先的に施工しようとするものです。  27ページをごらんください。  上段の3番、野母崎宿線の千々町におきまして、測量設計に当たり、調査を追加する必要があるため、増額補正するもので、これにより測量設計や用地取得が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  下段の4番、野母崎宿線の為石町におきまして、地権者との補償交渉に日時を要したことにより、用地取得が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  28ページをお開きください。  上段6番、神ノ浦港長浦線の琴海戸根原町におきまして、当初予定しておりました箇所の地権者の協力が得られなかったことによる事業箇所の変更に伴い、施工延長が増加したため、増額補正するものです。
     下段の7番、神ノ浦港長浦線の琴海戸根町におきまして、事前の関係者との調整に時間を要したことにより、年度内の事業着手が困難となったため、減額補正するものです。  なお、事業着手は、地元との協議の結果、平成29年度以降を予定しております。  29ページをごらんください。  上段の8番、神ノ浦港長浦線の神浦向町におきまして、地元との調整に日時を要したことにより、測量立ち入りがおくれたことで、用地取得が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  下段の9番、奥ノ平時津線の西海町の桂山地区におきまして、地権者との補償交渉に日時を要したことにより、工事が年度内に完了しないため、減額補正するものです。  30ページをお開きください。  上段10番、長崎漁港村松線の西海町の平床地区におきまして、工事区間内に用水路があり、稲作期間を避けることで工事着手がおくれたことにより、工事が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  下段の11番、長崎漁港村松線の西海町の樫ノ久保地区におきまして、地権者との補償交渉に日時を要したことにより、用地取得や工事が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  31ページをごらんください。  12番、県道深堀三和線の深堀町6丁目におきまして、地元との調整に日時を要したことにより、測量設計が年度内に完了しないため、繰り越しするものです。  私からの説明は以上でございます。 96 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 97 山本信幸委員 資料の11ページですが、籠町稲田町1号線、電線類地中化ですけど、ここでちょっとお伺いしたいのは、全部減額にはなっているんですが、測量試験等一式で1億円ぐらいになっているんですけど、内容的にはどのようなものだったんでしょうか。 98 桐谷道路建設課長 電線類地中化の実績をこのように考えているところでございます。〔発言する者あり〕  これは、この予算の中では測量試験とあわせて、上から用地買収が完了している歩道の区間にボックスを入れるような形で工事をあわせてやりたいと考えていたところでございます。 99 山本信幸委員 わかりました。  そしたら、次ですけど、23ページ、県の事業で負担金の分なんですけど、野母崎宿線などの事業において地質調査等の調査を追加することとありますけど、これは先ほどの説明でちょっとわかりにくかったので、お聞きするんですが、野母崎宿線の地質調査が全体のバランスの中で上がってきているんでしょうけど、これは大体何本ぐらい計画されておって、急遽こういう形になって上がっているんでしょうけど、どのくらいと大体確認はされているんですか。 100 松浦土木企画課長 地質調査といいますか、地質調査等と書いております。水文調査でございまして、ちょっと本数まではわからないんですけれども、それと地質調査、それから、字図整合のための用地測量の範囲を拡大する必要があったということで増額補正になったということでございます。 101 山本信幸委員 やはりその辺のところを詳しく説明していただきたいと思うわけですね。多分、地質調査だけでこんなにかからないし、全体のバランスから見ても、そんなことないのかなと思ったもんですから質問しましたので、その辺の説明もしっかりやっていただければと思います。 102 梅原和喜委員 ちょっと説明のスピードに資料をめくるスピードが追いつかなくて、あと2カ所説明していただきたい。  桐谷課長から説明いただいた7ページの概要、事業目的と、それと15ページをあと一回ちょっと説明していただけますか。7ページと15ページをもう一度説明してください。 103 桐谷道路建設課長 この大橋町赤迫1号線につきましては、先ほども契約議案のほうで説明した案件でございまして、この減額補正が発生したものを受けたんですけど、ここの中におきましては、減額があったこととあわせて、水道管があって、債務負担行為を1年延ばさせてもらったという説明と一緒の案件でございまして、このときに水道管をより安全を確保するという形で先行させた関係で減額したものに対して、減額をさせていただいたということでございます。  15ページにつきましては、これは日吉青年の家から下ったところのカーブでございますけど、工事を行うときに、カーブ区間ですので、クレーンを据える場所がございませんでした。周りの地権者の人に協力を得て、そのクレーンを置く場所を協議させていただいておったんですけど、その協議をさせていただくときに、土地を貸していただくのに地権者との日時を少し要したという形でございまして、やむを得ず1カ月程度工事が延びざるを得なかったということでございます。  以上でございます。 104 梅原和喜委員 私は建設水道委員会は初めての所管なんですね。専門用語を含めて、数字もよく出てきますので、理事者の方はよくわかっていると思うんですけれども、初めての委員会の方もいらっしゃるので、丁寧にゆっくりと説明をしていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 105 吉原日出雄委員 私は社会資本整備総合交付金は地方にとっては大変ありがたい資金だと思うんですよね。9割方が交付金で賄われるということで、これは要望額というのは大体どれぐらいで、充当額は大体どれぐらいだったんでしょう、国に対して。 106 赤崎土木総務課長 今回の社会資本整備総合交付金でございますが、土木部の事業でいいますと24事業ございまして、国庫支出金ベースで、全体9億7,500万円の要望でございました。内示が5億8,061万12円ということで、内示率が約60%という状況であったということでございます。 107 武次良治委員 23ページの県施行事業関係なんですけれども、深堀三和線が繰り越しということになっておるみたいなんですが、この路線に関しては、さきの一般質問、またはその前から長崎市に移管をというような話も聞いております。そうしたときに、市に移管される時期、市が事業に着手をしていくのはいつぐらいになるのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。  それとまた、長崎市に移管していった場合に、市が事業主体になっていくと思うんですが、そうした場合に、今度、事業の財源というのはどう変わっていくのか、それについてもあわせて教えてください。 108 松浦土木企画課長 まず、移管の時期でございますけれども、今、国道499号を県で鋭意整備されているわけですけれども、この国道499号が整備されると、深堀三和線が補助的な路線になるということで、その整備が完了後に移管をしようということで、今のところ栄上工区が終わる目標が平成30年度と県が目標を立てておられますので、そのあたりで国道499号の栄上工区が完成した時点で市に移管を受けようということにしております。  仮にこの深堀三和線の事業が終わらない場合は、引き続き市で事業を進めていくということになると思うんですけれども、その場合は社会資本整備総合交付金等を使って市でも引き続きやっていくことで考えているところでございます。  以上でございます。 109 武次良治委員 そしたら、早くても平成31年度からという理解をしておけばいいわけですね。恐らく国道499号は平成30年は無理かなと私は思っておるんですが。  この路線については、私も一緒なんですが、隣におる梅原委員、やはり同じ地元というようなこともありまして、地元の方々からの要望というのは非常に強いんですね。国道499号が土井首、栄上工区まで外環状が来るというようなことで進んでいますけれども、やはりあの付近でもし万が一あれば、やっぱりこの路線というのは、迂回路という意味でも大きな意味があるんですよ。そしてまた、南部での一番大きな事業所である香焼の三菱重工長崎造船所とか、あるいはまた深堀の企業群、そういったところに対しての三和、野母崎だけでなくて、土井首の平山一帯からの通勤路線としても見込めるわけなんですね。そういうことで、今までもずっと要望してきておるんですが、なかなか進まないと。今回もやっと深堀が難しいから、そしたら、その先の三和と深堀の間をとなっておったら、いつの間にか、また深堀に移っておったというようなこともあったり、ちょっとわけわからんような状況もあっておるわけなんですけれども、優先順位からしたら、当然、深堀だろうということで私も理解しております。ただ、やはりここについては、県はどうしても後回しになるというようなところがありそうですので、市町村建設計画にも載せたがらなかったということは皆さんもご承知のとおりかと思います。  そういうような中で、やっとまた動き始めた状況でありますので、将来的に市がまた移管を受けてやっていくということになればなおのこと、今からしっかりその辺の取り組みというのをしていただきたいなと思います。  繰り越して、またその後どうなるのか、さっぱり見えんと。今のここの計画区間は比較的スムーズにいくのかなと思っておりますけれども、一番の難所は、やはりその先にありますし、起点部分ですね。それとまた、その中間に当たる晴海台の下の部分、こういうところがやっぱりボトルネックどころじゃないような状態というのは皆さんご存じのとおりだと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 110 橋本 剛委員 1点だけお願いします。  ちょっと先ほどお話が出た社会資本整備総合交付金の交付のやり方の基本的なことを教えてください。  交付金というのは、かつての補助金と違って、箇所づけみたいな、一本一本につくわけじゃないということであれば、さっき言った6割の内示率だということであると、交付金の内示を受けた市でどういうふうに割り振るかということを決めているという理解でいいかということで、ぱっと見ると、例えば、中島川とか、それから、平和公園といった景観形成みたいなところに力点があるほうが皆減という形になっていて、比較的生活道路というか、危険箇所の改善といったところに急いでつけているように見えるんですが、そういう理解でいいかどうかということを教えてください。  以上です。 111 赤崎土木総務課長 社会資本整備総合交付金ですけれども、先ほど言いましたように、内示が来るわけですけれども、これにつきましては、路線を一まとめにしたパッケージという形で市には内示が来ます。パッケージが幾つかあるんですけれども、そのパッケージの中では市で必要に応じ、事業の進捗状況であるとか、そういうものを勘案しながら路線間の配分が行われながら、こういう交付金を有効に活用してやっているという状況でございます。 112 本田土木部長 今の回答にちょっと補足をさせていただきますけど、土木部の道路に関しては今みたいな感じなんですけれども、この社会資本整備総合交付金のパッケージという言葉が出ましたけど、ある程度目的に応じて、防災安全であるとか観光振興とか、いろんな項目がある中で、それぞれパッケージが、例えば、道路でも分けているんですね。  それ以外に、例えば、再開発事業であったりとか、都市計画部であったり、市の中でもほかの部署の分も社会資本整備総合交付金のパッケージの中に入っている。先ほど橋本委員が言われた、例えば、平和公園であるとか、中島川の沿川と、いわゆるまちなかの部分ですね、これは再開発事業と同じパッケージになっていまして、その分で予算の配分が来ると。そうしたときに、どこを優先していくかといったときに、やっぱり民間事業が関係しているようなところは予定が立っていますので、そこは減らせない。じゃ、どこで減らせるかといえば、その分が道路に少ししわ寄せが来ているという状況もあるわけですよね。ある程度、それは市全体の中での優先も勘案しながら、なおかつ土木部であれば、その中で道路の分の優先を考えながら再配分をしていくといったような流れで、今回こういう結果になった。  いずれにしましても、今回はかなり内示率が低かったということで、全国の予算の配分の優先順位の中で、震災復興であるとか、そういう大きな流れの中で、長崎市の場合はものすごく厳しかったんですけれども、そういった意味では、以前から議会からもご指摘を随分いただきまして、できるだけ内容についても国に対しても詳しく、こういうことで今必要なんですということも含めまして、かなり今回は要望にも何回も行かせていただきまして、そういうのはもちろん県に対しても要望していますし、国にもそういう説明をして、要望もさせていただいているという状況でございます。  今後も必要な予算ですので、できるだけいただけるように、そういった取り組みをやっていきたいと思っております。  以上でございます。 113 吉原日出雄委員 今、部長からるる説明ありましたけど、充当額は長崎県内では何番目でしたか。 114 赤崎土木総務課長 すみません、手元にございません。長崎市は県内で下のほうにあったというのはわかっているんですが、ちょっと何番目というのはわからないという状況でございます。すみません。 115 吉原日出雄委員 佐世保なんかは年当初に市長と部長級が一緒に中央に行って国に説明をするそうですね。もちろん我々も努力せんといかんけど、やっぱりそれはそちら側も努力して、国に対して、今後においてはともに頑張りたいと思います。要望にしておきましょう。 116 山本信幸委員 すみません、さっき確認するのを忘れて。これは今回、内示減で減額されたものになっているんですが、その分で用地、建物、補償費が減になっているんですけど、この分については、当然、補助金等については内示減になるものの、その分については当初予算で上がっているから、交渉自体は済んでいるはずですから、土地取得特別会計の財源で買うと考えていてよろしいんですか。 117 桐谷道路建設課長 先ほど委員が言われた土地取得特別会計でございますけど、これは2つの方法があります。  道路事業については、建物をこれで買うと、買い戻しが補助でできないという欠点がございます。  街路事業につきましては、建物補償も道路も買い戻すことができますので、土地も建物も補助事業で買い戻すことが可能になっておりますので、その2つの条件をうまく使いながら、土地だけの部分については、交渉に応じていただければ先に土地取得特別会計で対応させていただいて、街路事業については両方できますので、交渉をどんどん進めていっている状況でございます。  以上でございます。 118 山本信幸委員 今、内示額が減になって、予算が減った中で、どれだけ進捗を図るかというような話をしているんですから、やはり土地だけでも用地買収で進められるところは、部長、これは進めていくのが当然だと思います。だから、回答はそこは前向きに何らかの財源で、相手の売り側もタイミングがあるわけですから、その分、当然、土地取得特別会計で先に買うような措置を当然図るべきだと思いますけど、いかがですか。 119 本田土木部長 山本委員のご指摘のとおり、予算が少なくなったということで、交渉している相手に待っておってくれという話はできませんので、その分については、今回の減額になった部分についても土地取得特別会計で対応させていただいている分もございます。  今後もその分は臨機応変じゃございませんけれども、既定予算の中で対応できる分については、そういった方法で対応して、できるだけ事業を進めていくことでやっていきたいと思っております。  以上でございます。 120 山本信幸委員 そしたら、よろしくお願いします。  それとあと、先ほどの電線地中化の分でちょっと確認ができていなかったのですが、資料の11ページです。ちょっと確認だけさせてください。  電線類地中化の次期計画の作成に時間を要してということであります。今、国にも市長会、議会を通して要望をしている流れでございます。当初の計画を立ててしたときに、その部分は当初から計画は上がっているわけですから、その辺の見通しというものはどのように立てて、これは当初予算を上げられたんでしょうか。 121 桐谷道路建設課長 平成27年度要望時点におきましては、国で法案を上げていただいて、この事業は進んでいくという形になっておりましたけど、これが法案がまだ提出されていないという状況の中で、この事業ができなかったということになっています。  以上でございます。 122 山本信幸委員 それでは、当初のときは平成27年度で上がるという話があっていて、その分で上げなさいと国から何らかの指示があっていたと理解してよろしいですか。 123 桐谷道路建設課長 今、委員がおっしゃられたとおりでございます。  以上でございます。 124 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第3項河川海岸費の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 125 本田土木部長 それでは、第8款土木費第3項河川海岸費における土木部所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の60ページ、61ページをお開きください。  まず、60ページの一番下の表、第2目河川改良費において1億3,478万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、61ページの説明欄に記載しています1.【補助】河川等整備事業費(社会資本整備総合交付金)、1.江川川と2.大井手川で、国庫補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  次に、62ページ、63ページをお開きください。  62ページの2段目の第3目海岸保全費において3,850万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、63ページの説明欄に記載している1.【補助】海岸保全事業費(社会資本整備総合交付金)、1.東望地区で、国庫補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  次に、その下でございますが、第4目県施行事業費負担金において1,350万円の増額補正をお願いするものでございます。  内容といたしましては、63ページの説明欄に記載している1.河川海岸費負担金、1.急傾斜地崩壊対策事業費で、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対する負担金を増額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の92ページ、93ページをお開きください。  92ページの2段目、第8款土木費第3項河川海岸費第2目河川改良費の【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策と、その下の第4目県施行事業費負担金、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。  繰り越しの理由といたしましては、93ページ右端の繰越事由の欄に記載いたしております。  なお、詳細につきましては、委員会提出資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 126 森尾土木維持課長 土木部提出資料の32ページをお開きください。  【補助】河川等整備事業費、江川川でございます。  こちらも国庫補助事業の内示減に伴い、3,970万円の減額補正を行うものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  33ページの位置図をごらんください。  図面の赤丸の箇所において、工事延長、用地、測量を減するものでございます。  次に、34ページをお開きください。  補助事業の大井手川でございます。  こちらも国庫補助事業の内示減に伴い、9,508万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  35ページに位置図をお示ししております。
     図面の赤丸の箇所において、工事延長、建物調査、補償を減するものでございます。  次に、36ページをお開きください。  【単独】自然災害防止事業費、急傾斜地崩壊対策において繰り越しをお願いするものでございます。  下段の位置図にお示ししているとおり、網場(3)地区において入札が不調になったことにより発注に日時を要し、年度内に完了しないことから500万円の繰り越しを行うものでございます。  次に、37ページをごらんください。  第3目海岸保全費、【補助】海岸保全事業費、東望地区でございます。  こちらも国庫補助事業の内示減に伴い、3,850万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容には、当初と補正後の事業内容について記載しております。  3の財源内訳は、表に記載のとおりでございます。  38ページの位置図をごらんください。  図面に赤丸で示しています工事延長、設計を減するものでございます。  次に、39ページをごらんください。  第4目県施行事業費負担金、河川海岸費負担金、急傾斜地崩壊対策事業費でございます。  こちらは国の補正予算に伴い、1,350万円の補正をお願いするものでございます。  1.概要でございますが、県が施行する急傾斜地崩壊対策事業に対して地元負担金を支出するもので、県への国の平成27年度補正予算に伴い、予算を増額するものでございます。  2の事業内容でございます。この表を見ていただければ、一番左に事業区分、公共関連、一般がございますが、こちらについては、下に米印1、米印2、米印3、米印4ということで、各項目ごとに負担率が変わってきます。その中で、まず、(1)として大規模斜面、真浦(1)地区、その他の事業区分として戸町3丁目戎ノ脇地区、大規模斜面として田中(2)地区ということで、市負担額を1,350万円増額補正をお願いするものでございます。  40ページをお開きください。  県施行事業費負担金の繰越明許費についてご説明いたします。  先ほど説明いたしました国の補正による3カ所と、現在施行中の13カ所のうち3カ所が年度内に完了しないことから、補正予算1,350万円と当初予算分の650万円、合わせて2,000万円の繰り越しを行うものでございます。  下段には繰り越し箇所の位置図を掲載しております。  図面の地区名の左に緑色で「補」、青色で「繰」と書いている地区が補正に伴う繰り越し箇所で、青色の「繰」のみの箇所が当初予算分の繰り越し箇所でございます。  それでは、それぞれの箇所の繰り越し理由についてご説明いたします。  資料の41ページの野母崎樺島町の真浦(1)地区、次の42ページの戸町3丁目戎ノ脇地区及び43ページの田中(2)地区の3地区が補正に伴う繰り越しでございます。  それと、資料43ページの田中(2)地区、44ページの田中赤松(1)地区につきましては、工事搬入路において地元との調整に不測の日数を要し、年度内に工事が完了しないことから繰り越しを行うものでございます。  なお、2地区ともことし7月に完了予定でございます。  次に、45ページ、小浦(3)地区については、工事施行中の騒音について、地元調整に不測の日数を要し、年度内に工事が完了しないことから繰り越しをお願いするものでございます。  なお、ことし5月に完了予定でございます。  説明は以上です。 127 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 128 山本信幸委員 質問します。  急傾斜地関係です。39ページから急傾斜地の関係で、県の事業に対して一般に負担金を今回上げていただいて、事業が繰り越しと増額がなされているわけですけど、これは非常にいいことだと思っています。進捗が図られるということは非常にいいことかなと思っておるんですが、この分で、事業内容でちょっと気になったのが、45ページで小浦の分ですね。また、44ページもそうなんですが、この待ち受け擁壁工は県で最近よくやられている部分でございます。何でこの辺について言うかというと、待ち受け擁壁の既存の擁壁の根元に流末の水路が実はございまして、その分は通常こういう擁壁工の場合は対象外と。流末水路は既存のを利用して、急傾斜地の事業はやると県の方がよくおっしゃいます。  それで、そう言いつつも、こういう大型事業を急傾斜地でやっていくと、流末の水の流れ方は変わらないといいつつも、これはどうしても変わるところがございますので、その分について、これだけ市も負担金を払っているわけですから、地域住民、また、既存の擁壁等が老朽化している中で、その分についても流末水路が負担が現在もかかっていかないように、また、山の水がうまくそういう水路に、待ち受け擁壁だから関係ないということではなくて、流末の水路でしっかりと、これはちゃんとした流末の部分に誘導できるように、単独予算を使ってでも、そういう部分の話を県にしていただきたいと。そんなに予算がかかるものではないので、その分は丁寧な施工をするように、せっかくしていただけるので、その分のお話をしていただきたいと思いますが、いかがですか。 129 森尾土木維持課長 委員のご指摘どおり、排水というのはとても大きな問題でございます。ただ、県は、どうしても急傾斜地の施工区域内だけを工事するということで、下流側がなかなかうまくつながっていないと。これについては、私たちは逆に、お願いしている立場もありますし、排水としてできる分は、うちのほうとも話しながら、今でもやっています。ただし、どうしても個人の中を通らんばいかんところというのがやっぱり問題として残ってきているというのはございますので、ただ、そういう場所については、できるだけ協議を詰めながら、我々ができるところはやっていくようにしていきたいと思っています。  以上です。 130 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  次に、第8款土木費第5項都市計画費のうち、土木部所管部分の審査に入ります。  理事者の説明を求めます。 131 本田土木部長 それでは、第8款土木費第5項都市計画費における土木部所管分の補正予算についてご説明いたします。  予算説明書の66ページ、67ページをお開きください。  66ページの2段目、まず、第3目街路事業費において、2億5,150万円のうち、1億4,180万円の減額補正をお願いしようとするものでございます。  内容といたしましては、67ページの説明欄に記載しています1.【補助】都市計画街路整備事業費(社会資本整備総合交付金)の1.新地町稲田町線から4.銅座町松が枝町線(銅座工区)までの4路線について、国庫補助事業の内示減に伴い、減額しようとするものでございます。  次に、繰越明許費の補正についてご説明いたします。  予算説明書の94ページ、95ページをお開きください。  94ページの中ほど、第8款土木費第5項都市計画費第5目都市下水路費、【単独】都市下水路整備事業費、大浦都市下水路ほかと、その下の第7目県施行事業費負担金、都市計画費負担金、社会資本整備総合交付金事業費と都市計画費負担金、街路事業費、96ページの一番上の都市計画費負担金、旧地方特定道路整備事業費について、繰越明許費の補正をお願いしようとするものでございます。  繰り越しの理由といたしましては、95ページ及び97ページの右端の繰越事由の欄に記載いたしております。  なお、詳細につきましては、土木部提出委員会資料に基づき担当課長からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からは以上でございます。 132 桐谷道路建設課長 第8款土木費第5項都市計画費第3目街路事業費、道路建設課所管分につきましてご説明いたします。  46ページをお開きください。  【補助】都市計画街路整備事業費、新地町稲田町線でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、2,640万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初予算でご説明した事業内容と今回お願いします補正後の事業内容をあわせて記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  47ページをごらんください。  位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、用地取得、補償の一部を減するものでございます。  次に、48ページをお開きください。  【補助】都市計画街路整備事業費、道の尾駅前線でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、3,170万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初予算でご説明した事業内容と今回お願いします補正後の事業内容をあわせて記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  49ページをごらんください。  位置図でございます。図面の矢印の箇所について補償費を減し、次年度へ先送りするものでございます。  次に、50ページをお開きください。  【補助】都市計画街路整備事業費、大黒町恵美須町線でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、2,680万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初予算でご説明した事業内容と今回お願いします補正後の事業内容をあわせて記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  51ページをごらんください。  位置図でございます。図面の矢印の箇所について、測量試験費の一部を減するものでございます。  次に、52ページをお開きください。  【補助】都市計画街路整備事業費、銅座町松が枝町線(銅座工区)でございます。  国庫補助事業の内示減に伴い、5,690万円の減額補正をお願いするものでございます。  1の概要は記載のとおりでございます。  2の事業内容に、当初予算でご説明した事業内容と今回お願いします補正後の事業内容をあわせて記載しております。  3の財源内訳につきましては、表に記載しているとおりでございます。  53ページをごらんください。  位置図でございます。図面の赤丸の箇所について、工事を減するものでございます。  私からの説明は以上でございます。 133 森尾土木維持課長 54ページをお開きください。  【単独】都市下水路整備事業費、大浦都市下水路において、繰り越しをお願いするものでございます。  下の図面をごらんください。  大浦都市下水路の護岸改良工事において入札が不調となったことにより、発注に日時を要し、年度内に完了しないことから、720万円の繰り越しを行うものでございます。  以上でございます。 134 松浦土木企画課長 提出資料の55ページをお開きください。  第8款土木費第5項都市計画費第7目県施行事業費負担金の繰越明許費についてご説明いたします。  県施行事業費負担金は、県が施行する都市計画事業に対して、地元負担金を支出するものでございます。  表の左から2列目の金額の欄ですが、社会資本整備総合交付金事業費で、上から3行目、500万円、街路事業費で、上から6行目、1,615万円、旧地方特定道路整備事業費で、上から9行目、1,200万円の繰り越しをお願いするものでございます。  繰り越しの理由としましては、関係者との調整に日時を要したことなどにより、用地補償等が年度内に完了しないためでございます。  56ページをごらんください。  この箇所図につきましては、今から説明いたします都市計画費の事業名、路線名を黄色のラベルであらわしております。番号の左に青色で「繰」がついているものが繰り越しの路線でございまして、16番の社会資本整備総合交付金事業、17番の街路事業、18番の旧地方特定道路整備事業が対象路線でございます。  それでは、路線ごとに概要を説明いたします。  57ページをごらんください。  上段16番、社会資本整備総合交付金事業につきましては、滑石町線の用地補償でございます。  下段の17番、街路事業につきましては、浦上川線の都市計画資料作成費でございます。  58ページをお開きください。
     上段の18番、旧地方特定道路整備事業につきましては、滑石町線の設計と用地補償でございます。  これらの路線の繰り越し理由といたしましては、いずれも関係者との調整に日時を要したことなどにより、年度内の用地取得、事業完了が困難となったことによるものでございます。  私からの説明は以上でございます。 135 向山宗子委員長 これより質疑に入ります。 136 山本信幸委員 資料の54ページ、大浦都市下水路の【単独】都市下水路整備事業費なんですが、これは今回、繰り越しということで、理由が不調ということだったですが、これは何で、どういう理由で不調になったのか、当初設計に何かあったのか、その辺を教えていただけますか。 137 森尾土木維持課長 この工事は既存の石垣がはみ出している工事。この前に護岸を再度つくり直して補強するというものでした。延長自体が30メートルという小規模な工事の中で、水かえ等もなかなか大変なことだろうということもあって、それで不調になったんだろうと思います。  その不調になった後、業者をいろいろ探して、何とか随意契約でできないかということでも話を進めたんですが、やはり規模が小さいというのと潮待ち工事になって、なかなか排水が難しいと、水かえが難しいということがあって、今回は業者の方がとっていただけなかったということでございます。  以上です。 138 山本信幸委員 だから、繰り越しするんですけれども、今後、今の話でいくと全く見通しも立っていないという話にしか聞こえないので、例えば、小さな工事であっても、どういう部分をしっかりと見直すとか、その辺の見通しを立てることはないんですか。そうしないと、安易に繰り越すになってしまうでしょう。その見通しを言ってください。 139 森尾土木維持課長 この河川の発注自体が9月ぐらいから始めた事業でした。9月から発注して、一回終わった時点で11月ぐらいで、3カ月ぐらいしか工期がなかったというのがまず1つはあると思います。その中で、今回はすぐにでも発注できるような形ですから、工程的なもので時間はとれるなと。一番大きかったのは、潮待ちですから、どうしても工程上、支障が出てきたときに、なかなか時間がとれないということがある。今回は工期を長くとれますから、潮待ちについては、一定解消されるんじゃないかなと思っていますので、今回の事業についても、こういう30メートルという短い区間ですから、なかなか受けづらい工事ではあるんですけれども、工期を延ばすことによって、余裕を持って工事をしていただけるんじゃないかなと思っています。  以上です。 140 山本信幸委員 だから、いわゆる河川工事ではあるものの、潮待ちという港湾工事なんですね。そうすると、年間の大潮との関係が出てきます。そうすると、通常の道路工事等のように、単に3カ月と決めたから、そこで勝負というわけにはいかないんですね。だから、そこははなからわかっていることですから、そういうことを含めて、やはり工期の設定なり工事の発注なり、予算の組み方を考えるべきだと思いますよ。もう一度そこら辺をやはりしっかり考えて対応をしていかないと私はいけないと思いますので、そこも含めて、今後はこのことを1つの例にとって考えていただきたいと思いますが、どうですか。 141 本田土木部長 委員ご指摘のように、工事自体が特殊ということじゃなくて、やっぱりそこの環境というか、状況といったことも考慮しながら、いかに工事をとっていただいて、工事を完了していただくかということを考えながら今後やっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 142 山本信幸委員 今の回答はちょっとよくわからなかったんですが、琴海大橋でもあって、水がえ問題もあるように、やはり水の問題というのは重要なんですよ。だから、そこをですね、今おっしゃられたとおり環境の問題があるわけですから、しっかりと考えて出してください。  以上で終わります。 143 吉原日出雄委員 1点だけ、委員会資料47ページ、新地町稲田町線、おかげで唐人屋敷のところまで大分すっきりできてきましたよね。これは先々は、平成28年度が終われば、仁田小学校の下の道路に貫通するわけですよね。これは、要するにバスの乗り入れのお話は把握されていますか。地元からコミュニティバスの要望であるとかというのは把握されていますか。 144 桐谷道路建設課長 地元からバスの要望が出ておるのは私たちも把握しているところでございます。 145 吉原日出雄委員 今度は仁田小学校、佐古小学校も一緒になって、もちろん観光地ではあるんですけど、やはり子どもたちの、スクールバスまではいかんけど、やはりそこも前向きにちょっと検討をしていただきたいと要望しておきたいと思います。 146 梅原和喜委員 まず、50ページの大黒町恵美須町線は最終工程はできているんでしょうけれども、これは旭大橋を真っすぐおりて、中央郵便局を通ってから、ここの電車通りに出る道なんですが、最終的には、完成も含めて計画はなされると思うんですが、新聞等々でも報道されているんですけれども、利用客が多いもんですから、特に早くつくってほしいみたいな市民の声があるんですが、最終的にいつごろの完成だと思ってよろしいんでしょうか。 147 桐谷道路建設課長 今、事業期間については、平成32年を予定しておるところでございます。  ここの事業のキーポイントになるのは、郵便局の移転問題だと考えておりますので、今、この移転の場所を鋭意努力しているところでございます。 148 梅原和喜委員 わかりました。  先ほどからるる説明を受けているんですが、補正予算の理由がほとんど、国庫補助事業の内示減に伴い、予算を減額するものとあるんですね。今年度も64%も内示率ということで、道路も含めて、先ほども生活道路の話があったんですが、やはり市民生活、それから、観光客の利便性向上のためには、道路の整備というのは、やっぱり一歩も二歩も早く進まなくてはいけないと思うんですよ。  先ほど部長から、国土交通省、それから、県選出の国会議員を含めて話をしていくと。ぜひ来年度の予算も今年度より内示率が上がるように、我々も頑張っていきますので、しっかり頑張っていただきたいと思います。 149 大石史生委員 すみません、先ほどの山本委員に少し関連する意見なんですけれども、この大浦の工事が何のためというか、私がちょっと聞きそびれていて、わからなかったんですけれども、これは何のためにする工事なのかと。  1つ、私が相談を受けたここの辺は、塩害でばっと潮が満ちてきてという、それの改良のための工事なのかなと思ってですね。それと違うのかなと少し思ってですね。 150 森尾土木維持課長 この工事は、昔の護岸がはらみ出して、ちょっと壊れそうになっているということで、そこの前面に新しい石垣を接ぐ工事でございます。 151 武次良治委員 要望だけさせてください。  先ほど目標年次の話があったんですが、この資料をずっと見よって、一番最初から実は思っておったんです。黄色の平成28年度以降施工予定箇所なんですが、ある程度目標年次があるものについては表示をしていただければなと。そうしないと、これがいつごろ終わるのか、全く皆目見当がつかんわけですね。ですから、やっぱり用地の問題であったりとか、あるいは今回の内示減に伴うとか、見通せないというのはいろんな要素も確かにあります。特に道路事業は5年のつもりが、10年、20年、これはざらですから。ただ、計画を策定する段階では、一応計画期間というのはあると思うんですよ。ですから、それは目標として表示していただければ非常にありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 152 向山宗子委員長 ほかにありませんか。  それでは、質疑を終結いたします。  理事者交代のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時7分=           =再開 午後4時8分= 153 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。  本日の審査は以上をもちまして終わらせていただきます。  理事者退席のため、暫時休憩いたします。           =休憩 午後4時8分=           =再開 午後4時10分= 154 向山宗子委員長 委員会を再開いたします。 〔閉会中の付託案件、行政視察及び委員会の所 管事務調査について協議した結果、次のとおり 決定した。 1 閉会中の付託案件については、「都市基盤 及び住環境の整備のさらなる充実について」に 決定した。 2 行政視察については、2班編成とし、本件 に関する理事者同行については派遣依頼を行う ことに決定した。 3 委員会の所管事務調査については、適宜必 要に応じて検討することに決定した。〕 155 向山宗子委員長 それでは、これをもちまして本日の委員会を散会いたします。           =散会 午後4時15分=  上記のとおり委員会会議録を調製し署名する。  平成28年5月20日  建設水道委員長    向山 宗子 長崎市議会 ↑ ページの先頭へ...