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平成30年決算特別委員会( 9月27日)

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  1. 赤穂市議会 2018-09-27
    平成30年決算特別委員会( 9月27日)


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    平成30年決算特別委員会( 9月27日)                 決 算 特 別 委 員 会 1.日  時                       開会 午前 9時30分          平成30年9月27日(木)                              閉会 午後 0時04分 2.場  所    第1委員会室 3.出席者   委員長  前 川 弘 文      副委員長 前 田 尚 志        榊   悠 太           山 野   崇        西 川 浩 司           川 本 孝 明        釣   昭 彦 4.欠席者        田 渕 和 彦 5.地方自治法第105条の規定による出席者
      議 長  瓢   敏 雄  (副議長  汐 江 史 朗) 6.傍聴議員    小 林 篤 二   木 下   守   奥 藤 隆 裕    山 田 昌 弘   土 遠 孝 昌   有 田 光 一 7.理事者   別紙のとおり 8.事務局   事務局長  柳 生   信   書  記 東 南 武 士                   書  記 松 田 留美子 9.新  聞    な し 10.傍聴者   1 人    (理事者)     市長                   明 石 元 秀     副市長                  児 嶋 佳 文    (会計課)     会計管理者                三 谷 勝 弘    (総務部)     総務部長                 尾 崎 順 一    (市民病院)     事務局長介護老人保健施設事務長                          長 坂 幸 則     総務課長                 明 石 一 成     経営企画担当課長             中 島 卓 也     財務課長                 渡 代 昌 孝     医療課長                 山 本 政 秀     介護老人保健施設事務課長         正 木 洋 志     総務課総務係長              宮 本 和 範     総務課管理係長              定 森 知 之     財務課財務係長              竹 田 勝 彦     医療課医事サービス係長          藤 木 靖 成     医療課地域医療担当係長          富 田 幸 典     介護老人保健施設担当係長         笠 原 智 子    (上下水道部)     上下水道部長               大 黒 武 憲     総務課長                 澁 江 慎 治     水道課長                 藤 本 則 弘     浄水施設担当課長兼浄水係長                          西 川 貞 寛     下水道課長                坂 本 良 広     総務課総務係長              香 山 徳 晃     総務課下水道担当係長           萬 代   新     水道課給水係長              沼 田 幸 治     下水道課工務係長             大 西 崇 史     下水道課施設係長             大 崎   徹                  決算特別委員会            平成30年9月27日            午前9時30分開会 ○前川委員長  皆さん、おはようございます。  ただいまから、本日の決算特別委員会を開催させていただきます。  なお、本日、田渕和彦委員が所用のため、欠席の届出がありますので、報告いたします。  先の特別委員会で、私が委員長に、副委員長に前田尚志議員が選任されたところでございます。委員の皆様方の協力を得て、円滑な委員会運営に努めてまいりますので、委員の皆さん方の御協力のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、まず明石市長から、御挨拶をお願いいたします。  市長。 ○明石市長  平成29年度決算審査につきましては、閉会中の継続審査となりまして、8名の委員さんには大変お手数を煩わすということになりました。  また、先ほども紹介がありましたけれども、前川委員長さん、前田副委員長さんにおかれましては、殊のほかお世話になることと存じますが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。  御案内のとおり、平成29年度につきましては、事務事業の実施に伴います特定財源の確保に努める中、交付税の減収がございましたが、所要一般財源は何とか確保することができました。  このように財政的には、非常に先行き不透明でございまして、依然として厳しい状況にあるという認識を持っております。事務事業経費の一層の削減に努めたところではあります。  また、財政構造の健全化を図るという点からいたしますと、引き続き、効率的な財政運営、これしかないと思っておりますので、これに努めるとともに、議会初め、市民各位の御理解と、また御協力をいただきまして、一般会計におきましては、実質収支が1億4,286万3,838円という黒字決算となっております。  今後の財政運営につきましても、引き続き、財源の充実確保と経費の節減等に積極的に取り組んでまいりますが、審査に当たりましては、将来の発展に向けての貴重な、しかも建設的な御意見等をいただいたらと、そのように思っております。  長期間にわたりましていろいろと御苦労をおかけすることと思いますが、ひとつよろしくお願いをいたします。 ○前川委員長  明石市長におかれましては、これにて退席をされます。  委員会を暫時休憩いたします。             (午前9時33分)                  (休   憩) ○前川委員長  委員会を再開いたします。             (午前9時33分)  監査委員から、平成29年度赤穂市公営企業会計決算審査意見書におきまして、一部訂正の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  一二三監査委員事務局長。 ○一二三監査委員事務局長併せ選挙管理委員会書記長併せ公平委員会書記長  提出しております赤穂市公営企業会計決算審査意見書の記載に誤りがございましたので、訂正をお願いいたします。  訂正につきましては、現在の赤穂市公営企業会計決算審査意見書の9ページの本文2行目になります。「消化内器科」を「消化器内科」に訂正をお願いしたいものでございます。  また、67ページになります。供給単価及び給水原価の推移表の欄外2行目の「供給単価」を「給水原価」に訂正をお願いしたいものでございます。  大変、申し訳ございませんでした。おわび申し上げます。 ○前川委員長  よろしいでしょうか。  委員会を暫時休憩いたします。             (午前9時34分)                  (休   憩) ○前川委員長  委員会を再開いたします。             (午前9時34分)  ただいまから、審査に入るわけでありますが、審査に当たりましては、審査方針の冒頭に記載がありますとおり、既に監査委員があらゆる資料に基づき、専門的な立場、また見地からそれぞれの決算について、計数的にその正否をただしているところから、その重複の審査は極力避けながら、いかに行政効果が上がり、市民福祉の向上にどのように寄与されたかなど、納税者の立場に立ち、また今後の予算編成及び予算執行を進歩、改善させる意図のもとに大局的な見地から建設的な方向で、委員の皆さん方には審査を行っていただきたいと思います。  それでは、病院関係から審査を始めることといたします。
     なお、本日、柳生医療計画係長が、病気療養のため欠席となっております。  まず、病院事業会計について、御質疑ございませんか。  釣委員。 ○釣委員  ちょっと3点ほどお伺いいたします。  まず1点目は、14ページ、15ページの病院事業報告書のところです。経理状況では赤字額が約9億2,000万、前年度の赤字額7億6,350万に比べ、1億5,648万円赤字が拡大したようですけれど、去年は新館オープンで、健診センター透析センター拡充、そしてPET等、非常に売り上げも伸びるように感じましたけど、なんでこう下がったのか、また、要因としては、国の人事院勧告による引き上げが2%と言われとうけど、なぜここまで赤字が拡大しているのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  渡代財務課長。 ○渡代財務課長  赤字の拡大の要因でございますけれども、まずは、一番大きな原因といたしましては、やはり入院患者数それから外来患者数の減、これに尽きるかと思います。決算書ごらんいただきましたらおわかりいただけると思いますけれども、費用も落ちてございます。ただ、その費用落ち以上に、収入の減が響いたということで、昨年度を上回る赤字の幅となったことにございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  入院患者外来患者が少なくなった。私は、医師数が昔から影響があるのかなと思いましたけれど、29年度からいえば、68、29年3月31日現在では69。1名の減ぐらいでこれだけ下がるのかなあと考えておりますけど。  今、言うたように透析センター、健診センターができながら、何でここまで下がったのかいうのが質問でしたけれど、その辺はいかがでしょうか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  医師数の関係でございますけれども、69名から68名ということで1名の減でございますが、正規の医師は、3名減になってございます。  内訳としましては、やっぱり大きいのは、産婦人科が4名減になっております。また、正規につきましても2名から1名ということで1名の減。それと、泌尿器科につきましても、29年の4月の30日で1名退職しておりますので、その辺の医師数の減が大きく収益に響いているというふうに考えてございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  私はどっちかいうたら、健診センターとか透析のとこでごっつい伸びているのと違うかなという感じやったけど、その辺ではどうなのか、再度お伺いいたします。 ○前川委員長  藤木医事サービス係長。 ○藤木医療課医事サービス係長  透析の件数について御報告させていただきます。  二期構想が始まる前の7月の段階で、7月の実患者数のほうが70名でした。29年度末、30年3月末の段階で、73名ということで患者数としましては、3名増加という形になっております。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  健診センターにつきましては、29年度、28年度の実績につきましては、19ページのところ、人間ドックの利用者数のところで書いておりますが、これは代表的なものを挙げておりまして、これ以外につきましても、1日ドックでありますとか、脳ドックでありますとか実績がございます。合計でしますと、28年度が6,077件に対しまして、29年度が6,965件という形で、全体といたしまして888件の増となっております。  料金といたしましても増額と、両年度の差額といたしましては、13万510円の増加という形になっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  ちょっと、同じようにさっき言うたけど、PET−CTも導入して、最大で1日6名ということも聞いたんですけれど、この辺は収支の関係では余り効果がなかったのか、その辺お伺いします。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  PETの関係ですけれども、PET−CTにつきましては、平成29年8月から導入しておりまして、8月からの件数でございますけれども、トータルで237件の利用がございます。こちらにつきましては、1日の平均でいいますと、大体1.5人換算という形になっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  ちょっと2点目、ページで22ページ、23ページの6行目の医師派遣業務1,898万2,720円。きっかわ整形外科からの派遣でありますけど、戻りまして、18、19ページの延べ患者数、整形の関係でね。やはりどちらも入院患者数平均患者数も少なくなっとうとか。やはりそういうとこで大きかったん違うかなあ思うけど、そういうことがあるのか。  それと、週2回程度手術に来てくれとうという感じでありましたけど、その辺ちょっと詳しくお伺いいたします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  きっかわ整形外科につきましては、手術応援ということで週2回お願いしております。件数的に言いますと、28年度に比べまして39件増えまして、200件お願いをしておりますので、若干増えてはおりますけれども、先ほど申しましたように、常勤の職員が2名から1名ということで1名減っておりますので、その辺がやっぱり患者数の減に大きく影響しているふうに考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  この医師派遣で約1,900万ですけど、現実に整形の関係でやったら、携わった金額からいうたらこれだけなのか。市民病院も利益がなかったらあかんと思いますけど、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  きっかわ整形外科の支払いの関係でございますけれども、こちらにつきましては、手術の手技料の2分の1、50%を支払いさせていただいておりますので、実際はこの倍の収入が入っております。それと、あと、これはあくまでも手術だけになりますので、その後の入院については、当院の常勤医師が主治医になりまして、入院のほうを診ておりますので、その入院基本料等々の収益というのは全部病院の収益というふうになっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  ということは、吉川先生とこは診察だけして、手術の場合は市民病院に依頼されとう状況ですか。だから、それから言えば、病院としてはかなりプラスになっとうという考えなのか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  きっかわ整形外科からも、紹介もございますが、その他の病院からの紹介につきましても、吉川先生のほうで執刀等していただいております。ですので、病院にとっては、プラスになっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  私は、整形外科が物すごい不評というか、やはり吉川先生が抜けてマイナスやなあと思とったけど、現実には全体的にはちょっとマイナスやけど、吉川先生が来てくれることによっては、かなりプラスにはなるということでよろしいでしょうか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  委員さん言われるとおり、プラスにはなっておりますが、ただやはり常勤の医師を持ちまして当院で手術をし、当院で入院していただいて、その後のリハビリ等も当院で見るという形が一番ベストであるというふうに考えてございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  ということは、やはり医師確保が大事やと思う。それのどういう努力されとんか、ちょっとその辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  整形の医師につきましては、神戸大学のほうから来年度、もう3名一応常勤医師を派遣いただくことになってございます。ですので、来年につきましては、PR等もしまして、患者数を伸ばしていきたいというふうに考えてございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  最後のちょっと3点目。  人間ドックさっきも言われよったけれど、やはり赤字が続いとう病院で、市職員がどのぐらい伸びとうかというのを聞きたいんですけれど、28年度、29年度に市職員が受けとうのが伸びとんか、その辺お伺いいたします。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  29年度の121人のうち、市職員を含みます市町村職員共済組合員が96人ということで、28年度に比べ、11名の減となっております。一般の受診者の方が25名で、28年度から6名の減となっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  本来であればねえ、やはりこれだけ市民病院が、赤字が続いとうのであれば、市職員の皆さん、多分1,000人近い職員がおると思うんやけど、やはりそういう努力も必要かなと思うたんで、そういう周知はされとうのか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  市職員に対しましては、募集の際に市役所人事課のほうを通しまして、市民病院の受診をお願いしているところであります。  今後も同様に、募集これから始まってまいりますんで、募集のほうお願いしてまいりたいと思っております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  まあ、多分これ伸びが悪いのは、皆さん違うとこで受けたら、そこにデータが残っとうからそこで次も受けるんやろうと思いますけど、データは多分個人的に持っとんでね、受けた人が。だから、それからいうたら、市民病院で受けても、1回それをデータとして残せばずうっと残るという、そういうのはあるんでしょうか、考えは。だから、できれば少しでも多くの市職員が受けていただければええなあと思っとんやけど、いかがでしょうか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  個人の情報になりますので、個人の了解を得まして、うちのほうに持ってきていただけましたら、可能かと思います。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  先ほどのを聞いてますと、二期構想の分で、それが経営改革の切り札だみたいな感じで、多分やったと思うんですけど、余りそれほどの効果が出てないのかなと思うんですけど、想定していたどれぐらいの金額ベースで稼働してたんでしょうかね。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  第二期基本構想と平成29年度の決算との比較についてでございますけれども、本年度の決算では、純損益9億1,965万3,000円という形で計上しておりますけれども、二期構想の構想時におきましては、4億3,329万1,000円という形になっておりますので、差額といたしましては、4億8,636万2,000円の差額という形で出ております。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  ということは、つまり二期構想のところで5億近く稼げてたということになるんでしょうかねえ。だから、それほどの効果が出てないと、先ほどの話で聞いたと思ったんですけど、病院側から見たら、二期構想の効果というのは、どう見てらっしゃるんですか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  二期構想の計画時におきましては、呼吸器科また眼科等、今常勤医がいないところにつきましても、常勤医が配置されているというような状況で計画してございます。ですので、どちらにいたしましても、やはり医師の確保ができなかったということが一番大きいというふうに考えてございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  二期構想の関係で聞きますけども、健診センター人工透析センターができまして、当初50人規模やったね。それが40人になってしまって、その患者数が何人ですか。  とりあえず、それ聞きますわ、それだけ。 ○前川委員長  藤木医事サービス係長。 ○藤木医療課医事サービス係長  透析センターの患者数について御報告させていただきます。  二期構想以前のときは、30床の透析ベッドでした。それが新館になりまして、10床増床で40床になっております。先ほど御報告させていただいたんですが、二期構想開始後の30年の3月末、年度末の段階で実患者数が73名の実績がございます。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  そしたら、何点か、質問させてもらいます。  まず、今回の決算、9億の赤字ということで、本当にもう危機的な状況にあるのではないかというふうに思っとります。  まず1点目がですね、やはり診療した人の、受けた人の滞納ですね。お金払ってない方。滞納額については、どれぐらいあって、件数。それと、その滞納整理ですが、対応状況について、それが1点目。  それと、これまでのやり方では、もうちょっと赤字解消は本当に難しいと思いますんで、発想を変えて、人工透析、今73名ということをお聞きしましたけど、日中だけというふうにお聞きしております。ですんで、夜間の人工透析はできないか。それと、午後からは、診察は一応やめておりますが、午後からの診察もして少しでも外来患者を増やすというようなことが考えられないか。  それと最後ですけれど、かなり患者さんが減っております。それで、その減った患者さん、どこへ行ったのか。そういった患者さんの動向分析はされているのか。入院患者で5,500人、外来が8,500人ということで、本当にかなりの方が減っております。人口減もあるかと思うんですけど、本当にその患者さん、どこへ行ったのか。そういう動向分析をされているのかどうか。  以上お聞きします。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  1点目の未収金の関係についてお答えさせていただきます。滞納分といわれる、いわゆる過年度の未収金の関係についてでございますけれども、平成29年度におきましては、件数が618件、金額といたしましては、1,563万8,980円となってございます。  あと、こちらのほうの対策についてでございますけれども、現在、未収金担当者の職員を1名配置しておりまして、継続的に未収患者への督促、収納管理ということを行っております。また、従来からクレジットカードの導入という形で、患者ニーズにあわせた支払い方法というところも改善いたしております。  あと、昨年度もお答えさせていただきましたけども、平成28年11月から未収金の一部につきましては、弁護士法人への回収委託というのを委託しておりますので、こちらのほうにつきましても、順次効果のほうが出てきているものと考えております。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  2点目の夜間の人工透析の件でございますが、当院が夜間で透析を実施した場合につきましては、今現在のところ全ての方が昼間に通院されて、実施しているところですので、その方が実際希望しているのかどうかというニーズがわからない状況でありますし、ほかの病院のほうで夜間に透析をやられている方がうちのほうに移っていただけるかどうか、それについても未知数であります。  それと、あと新たな患者を受け入れた場合になりますと、主に今1人の透析の専門医が対応していただいている状況になっております。その医師の夜間対応となりますと、医師の負担が増える、交代勤務になることにつきましても協議していかなければならないというふうに考えております。  あと、それから現状といたしまして、看護師、臨床工学技士の夜間を想定した職員配置になっていないので、特に看護師は夜間勤務を行わない育児休業明けの職員でありますとか、年齢層の高い職員の配置という形になっております。抜本的な配置の見直しが必要かなあというふうに思っております。  それと、未知数の数字の中で新たにこういう形を行うことになりますと、新たな人件費を投入するという形になろうかと思います。ですので、経営面から考えて疑問点が感じられますので、今後実施を行うには難しいのかなあというふうに考えております。  午後診につきましては、現在のところ午後につきましても、大概の診療科につきまして実施している状況であります。  ただ、午前しか実施していない診療科につきましては、どうしても非常勤の医師にお願いしなければいけない診療科もあると思います。その診療科につきましては、かなりの制限があるのかなあと思っております。  それから、それを行わない診療科につきましても、どうしても手術、入院患者の対応などもありますので、今少ない医師の配置の中で、その辺の対応もなかなか難しいのかなあという形で考えてます。それを実施するようになると、院内の協議が必要かなあという形で考えております。  それからもう一点、患者数につきまして、今現在うちのほうで把握しておりますのが、入院、外来とも赤穂市内の患者数の減少が、数的には一番多いのかなあというふうに感じております。  ただ、全体を占めるパーセンテージから見ますと、相生市、たつの市の患者数が減っているという形で見受けられます。  ただ、逆紹介した病院を見ますと、どうしても大きな病院、姫路の赤十字病院でありますとか、姫路医療センターへの移動がかなりあります。具体的な診療科を見ますと、やはり産婦人科、整形外科、乳腺外科など、やっぱり医師の退職でありますとか、常勤医師の不在の診療科に逆紹介したというケースが多くみ見られます。ですので、そちらのほうの影響が大きいのかなあというふうに感じております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  お話を伺いましたけど、私、今冒頭言いましたように、これまでのやり方では、もう無理じゃないかということを、まあそういうふうに申し上げたんですけど、まず1点目お尋ねします。  618件で1,500万ほどあるということですけど、弁護士法人にも回収委託しているということですが、28年度に比べて、その滞納額は減ったんでしょうか。 ○前川委員長  竹田財務係長
    竹田財務課財務係長  過年度未収金につきまして、28年度に比べますと、金額的には約90万円程度増えております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  増額で効果が出ているというのは、ちょっと矛盾しているような感じを受けるんですけど、90万円の増額に抑えられたということでは、効果があったかもわかりませんが、さらに努力をしていただきたいと思います。  それと、夜間透析ですけど、ニーズが不明とおっしゃいましたけど、そういうニーズを聞こうとか、そういったことはされないんでしょうか。されたことないんですか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  今までの患者さんにつきましては、行っておりませんが、直接的な要望はないという形で聞いております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  市内にもう1件あるんですけど、そこにはかなりの数の方が行ってると聞いております。やはり、市民病院でできたらなあという声も私は聞いております。そういった声は、一切耳には入っていないんでしょうか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  そういう声も入っております。ただし、それを受け入れる、その病院から移っていただける可能性があるのかどうなのか、そのところも心配でありますので、それにつきましては、また院内について協議させていただきたいなあと思っております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  30床から40床に増床しております。やはり夜も有効利用すべきじゃないかと。確かに難しいところがあろうかと思いますが、病院内で十分検討して、何とか少しでも営業収入を増やすようにしていただきたいというふうに思います。  それと午後診もそうです。昼からも実施はしているそうですけど、やはり私のイメージとしては、もう市民病院は午前中だけだと。昼からについては、昼から来てくださいとか、そういった方については行ってるかなと思いますけど、本当に市民の方、市民病院昼からも診察やってますよという認識はされているとお考えですか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  外来予定表のほうに掲示させていただいてますので、そちらのほうで御理解いただいているのかなあという形で考えております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  まあ、私が見んかったほうが悪いんかもわかりませんけど、やはりもっとPRしていただけたらというふうに思います。  それと難しい難しいということでありますが、確かに難しいかもわかりませんけど、とにかく一歩踏み出さないことには始まりませんので、とにかく一歩踏み出していただきたいというふうに思います。  それと患者の動向調査ですけど、減っているような感じということなので、実際そういうデータに基づいたいうんですか、そういったことはされていないんですか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  毎年、データのほうを出しておりまして、そこでチェックさせていただいて、そのような数字を挙げさせていただいております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  お聞きしますと、各病院のほうで地元の患者は特に取り込みをきつくやっているということも聞いておりますんで、とられないようにするのはもちろんですけど、やはりこれまで来ていた患者さん、取り込まれたかもわかりませんけど、さらに取り返すような努力もしていただきたいというふうに思います。  やはり何でもいいですから一歩一歩小さなことからでもよろしいですので、とにかく収入確保に向けた努力をよろしくお願いします。  以上です。 ○前川委員長  西川委員。 ○西川委員  何点かお聞きします。  病院事業会計21ページ、300万円以上の委託について少しお伺いします。  28年度、29年度と見比べても同じ額の契約内容になっていたり、同じ会社がそのまま何年も同じ契約をされていますが、病院関係の契約内容いうのはどういうふうになっているのかというのが1点と、契約金額が300万円未満の機器及び備品関係の総額が3億を超えてますので、28年度は106件と括弧書きで表示されてましたけども、これ3億3,788万9,197円も300万円未満の機器及び備品の関係の総額がありますが、この1行だけでお記しがいいのか、その辺の考え方をお聞きします。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  まずは、委託関係の考え方という件なんですけれども、まず金額が変わっていないところの主なものにつきましては、複数年の契約という形で結んでありますので、その辺で価格というのは当初の契約の金額の据え置きというところもございます。ただ、状況の変化等により価格交渉とか変更の余地というのは、残しておるものでございます。  また、金額が変更になっておるものの主なものにつきましては、今回につきましては、やはり増改築事業がございましたので、それで委託の範囲も広まっているところもございますので、そういったところで金額の変更がるものもございます。  あと、契約の相手方についてでございますけれども、先ほど申し上げました複数年で契約しておるのは当然そのまま継続という形になるんですけれども、あと機械関係の保守委託というものは、どうしてもそこを入れた業者というところにそのまま継続して保守関係の契約を結んでおるというところがございますので、そこの業者がずっと継続的に保守を行っていただいているという形になってございます。  次に、機械関係、備品関係の表記についてでございますけれども、済みません、こちらの300万円以下の総額については記載させておりましたけれども、件数につきましては、今回増改築事業でどうしても機械を購入する件数というのが多くございまして、あと複数台購入といったものもございましたので、ちょっと件数というところでは、こちらのほうに記載させていただけてなかったんですけれども、300万円以下につきましては、29年度におきましては201件という形でございます。 ○前川委員長  西川委員。 ○西川委員  もう1件だけ、ちょっと教えていただきたいんですけども、CT保守業務、前年度、東芝メディカルが契約していましたけども、29年度になると業者がかわって、キャノンメディカルシステムズのほうになってますけども、これも会社がかわるのに金額がそのまま同じになってる契約はどういうことなのか教えてください。 ○前川委員長  定森管理係長。 ○定森総務課管理係長  CTの保守業務につきましては、メーカーがもともと東芝メディカルシステムズの装置になりまして、29年度にキャノンメディカルシステムズに事業譲渡のほうをされましたので、キャノンと契約のほうをしております。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  今のところと少し重なる部分があるんですけども、21ページの医療事務等業務のところなんですが、去年と比べますと、確か1,430万ほど増えてたと思うんですが、患者数が減っているのに、事務等業務の金額が増えるというのはどういう要因なんでしょうか。  というのとあと、給食業務というのが同じページであるんですけども、これについて入院患者数が年間に5,500人減少しているんですが、去年と額は一緒ということになってたと思うんですけども、これの理由を教えてください。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  給食業務の関係につきましては、確かに入院患者数のほうが5,500人減少してございます。食数にしますと、28年度に比べまして、1万1,000食ほど減ってございます、ただ、1日当たりでしますと、30食、1回当たりでしますと10食程度の減ということですので、1人当たりの業務量につきましては、それほど大きく変わりはございません。  それとあと、先ほども財務係長のほうから説明ありましたけれども、給食業務自体は職員とのかかわりが大きい業務でございまして、毎年業者選定するということがちょっと難しい業務になりますので、金額のほうも契約のほうも3年間の契約金額で設定しております。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  医療事務等業務についてでございますが、こちらにつきましては、二期構想、新棟ができまして、それに基づく人員の増に基づくものでございます。新たにできました健診センター、それから5ブロックの受付、それから内視鏡、それから放射線の受付、これらに従事する職員が増えたということでございます。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  給食業務のほうについてなんですけども、3年間の継続契約ということなんですけども、途中で見直しとかそういったことはできないんでしょうか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  まずは、患者数を増加しましても契約金額に変更がございませんので、まず患者数のほうの増加に努めたいというふうに考えてございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  ちょっと21ページで聞きたいんですけども、物品管理業務というのがあります。2,332万8,000円。その業務の内訳を教えてください。  それともう一つは、22ページで、契約の相手方が非常に多いんです、「やよい」というのがね。その入札方法と何社ぐらい入札にかかわったのかを教えてください。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  まず、1点目の物品管理業務につきましては、こちらは院内の診療材料ですとか、消耗品、物品等の購入ですとか、配送、そういった関係をお願いしております。内容といたしましては、こちらのほうに委託することによりまして、職員の業務の軽減ですとか、専門業者に任せることによりまして、安全管理を図りまして効率的な物品管理が行えるという利点があるものと考えております。  2点目の委託関係の相手方についてでございますけども、先ほども少し御説明させていただきましたけれども、増改築事業に伴いまして、一度に大量の医療機器、備品等の整備をする必要がございましたので、複数の品目をまとめて入札という形をとらせていただいております。落札業者につきましては、複数品目を一度に契約することとなりますが、今回のこの決算上では、個別の品目で記載させていただいておりますので、その関係で同一業者がずっと並ぶような形となってございます。  なお、入札につきましては複数回実施しておりますので、都度参加業者ということには変化はございますけれども、基本的には3社の応募社がございました。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  その入札方法ね、3社と言われましたけども、どういう形でやってんですか。入札方法を教えてください。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  入札方法につきましては、2,000万円以上につきましては、一般競争入札を採用しております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それともう一つ聞きたいのは、22ページで経費圧縮等コンサルタント業務というのがありますけども、この経費圧縮等コンサルタント業務の中身が知りたいんですね。どれだけの効果があったのか。 ○前川委員長  渡代財務課長。 ○渡代財務課長  経費圧縮等コンサルタント業務につきましては、主には医薬品の購入、それですとかあと診療材料、これらをいかに安く購入するか、購入することによって薬に関しましては、薬価差益をもうけて病院の収入を増やすと、こういったことを目的に、やはり我々職員ではなかなか難しい、他病院の情報も知らない、といったこともありますことから、専門のコンサル業者にお願いして実施しております。  効果額というところですけれども、一般的に我々よくベンチマークという平均値というのをとるんですけれども、これ、全国自治体病院協議会の数値が出ております。平成29年度につきましては、全自病のほうで14.4%の値引きであったと。ところが、私ども赤穂市民病院では16.3%と平均値よりも安く買っているというような結果になってございます。金額にいたしましては、大体2,300万円ぐらいとなってございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  病院事業の決算書の2ページ、3ページ、それと19ページ、診療所のとこを開けてもろたら、収入のところで診療所医業収入は、まあ、この記載のとおり。そして、下の支出5,460万2,000円、毎年3,000万ぐらいの赤字、5年で1億5,000万。こっちの19ページを見ても、平成27年度からいうたら、一日あたりの平均患者数が高雄で7.6、福浦で10.9が、現在は8.6。有年で平成27年度は13.5、唯一有年診療所が14.5と伸びてますけれど、ほんまに今後これがええのか悪いのか、今非常に赤字続きなのにそういうのを続けていくのか。現在、透析の方は送迎をしているけど、そういう送迎サービスができないのかなあ。やっぱり13年連続赤字というとこやで、ちょっとでも経費の削減、また患者へのサービスになって収入もプラスになるんちゃうかなと思って。そういう送迎サービス、今後の診療所のあり方もついでにお伺いします。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  先ほど、送迎についての話があったかと思うんですが、診療所につきましては、送迎については考えていない状況であります。ただ、総合診療科の医師を中心といたしまして、訪問診療でありますとか、それから訪問看護ステーションの訪問看護でありますとか訪問リハビリテーション、そちらによりまして、特に有年ですけども、御自宅まで出向いて対応しているような状況になっております。それを継続してやっていきたいなあというふうには考えております。 ○前川委員長  長坂事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  診療所につきましては、御承知のように高雄、有年、福浦と3診療所を今現在運営しております。実際は西部診療所もあって、現在休診状態ではありますが、ここの項目にありますように、この診療所運営の方針は、市民病院としては今のところ特に変更はございません。ただ、従来からドクターを病院から診療所へ送りますのに、大学の医局のほうからは診療所へは配置してはならないというような言い方をされてるところもありますので、実質は営業させていただいてる日が数少ない日になっているということでございますが、当院としては、とりあえずはこの診療所の運営に関しましては、継続していく考えをもっております。  もう一点、送迎はどうかということをおっしゃいましたが、送迎に関しましては、もし送迎をするんであれば、この診療所のあり方自身も考えに入れた上で、今後検討が必要ではないかというふうには考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  先ほど、聞きました西部診療所、休診を続けていきたい。前回も質問したときには、大学の医局のほうが医師を診療所に派遣するんであれば、もう医師派遣せえへんという感じで聞いたんやけど、それがもうずっと続いているのか。これだけの年間3,000万の赤字、5年やったら1億5,000万、非常に大きいと思いますけれど、やはりあり方についても今後ぜひとも考えていってほしいというか、私は送迎サービスのほうを、透析の送迎にあわせてもいいけれど、そっちの方向考えてるんやけど、そういう考えはないのか、再度お伺いします。 ○前川委員長  長坂事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  委員さんおっしゃっておりますように、確かに大学の医局のほうからは、診療所等に医師を配置されては困るという依頼は今現在も続いております。ただ、診療所等々各地域住民の方には必要なものではないかという考えもありますし、また先ほども言いましたように、送迎をするのであれば、その時点で診療所のあり方というのは再考する必要があるのかなと思っております。  西部診療所につきましては、自治会等にいろいろと御説明をさせていただきましたが、かれこれもう十数年以上たっております。その状況下で今のところ休診をしておりますので、そこのあり方についても本来は結果を求めていくべきところではないかなとは思いますが、今のところ当院としては、この診療所を閉鎖等する予定はございません。ただ、送迎等そういったことを考えていく上では、ここのあり方というものも再考しなくてはいけない状況が将来的には来るのではないかというふうには考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  別件で、決算書17ページ。工事のとこで、ちょっと私エスカレーターの転倒が結構続いたことで質問したことあるんです。更新という感じですけれど、どういう工事、スピードもちょっと遅くなるような工事もこのときにしたのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  定森管理係長。 ○定森総務課管理係長  エスカレーターの改修工事につきましては、今回メーカーの保証寿命を超過した動力計機器安全装置を更新して、安全性・安定性の向上を図っております。  その中で、スピードのほうにつきましても、今回減速機のほうを更新しておりますので、減速機の更新にあわせまして、スピードのほうを今まででしたら分速30メートルのスピードであったのを、分速25メートル、1分当たり5メートル遅いスピードに変更しております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  昨日もちょっとこれ質問するんで乗ったんですけど、余り変わりはないかなあ。エスカレーター降りるときに、結構高齢者はくくっとつまずくんでね、何かちょっとした手すりか何かでもあったほうがいいんちゃうかなあ、そういう考えは検討されなかったんか。私が前回、一般質問でしたときがありますけれど、どうでしょうか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  先ほど係長申しましたように、速度のほうを分速で5メートル落としてます。それとあと、アナウンス装置のほうをつけまして、かなりの音量で危ないですよということは周知しております。  それとあと、フロアマネジャー等も午前中は監視をするようにしておりますし、本当になかなかエスカレーターに乗ることが危ない方につきましては、やはりエレベーターのほうを使っていただくように周知しております。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  滞納についてなんですけど、市の税務課、多分滞納してる方というのは、いろんなとこでしてはる方が多いと思うんですけど、市民病院は赤穂市の方だけではないと思いますけど、そういったとことの連携も考えられるんじゃないかと思うんですけど、その辺についてはいかがですか。 ○前川委員長  渡代財務課長。 ○渡代財務課長  委員さんおっしゃるとおりで、私、昨年まで水道におりましたけれども、そこで滞納されている方の名前がそのままやはり、病院のところにもでてきております。そういった方につきましては、やはりほかのところでも出ているように聞いておりますけれども、事情を聞けば聞くほど難しい状況があるのかなと。  ただ、診察を受けるときには必ず再来受付機にカードを通します。その該当の方が来られましたら、ソーシャルワーカーですとか、医療課の職員が個別にお話しして、お支払いしてくださいねとか、支払い計画といったものも一応お話はさせていただいてはおりますけれども、ちょっと厳しい状況ではございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  総合診療科新設しましたね。それで、総合診療科を新設して、その実績はどこに出とんですか、これ。総合診療科にかかった患者の実績はどこに出とるんでしょうか。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  総合診療科の患者数につきましては、内科の数に含まれております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  そのね、内科に含まれているのはね、何人なんですか。 ○前川委員長  竹田財務係長
    竹田財務課財務係長  総合診療科の患者数につきまして、入院では8,868人、外来で4,713人となってございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  ちょっと確認しますけどね、4,400、ちょっとね、マイク遠いんです、あなた。聞こえない、私聞こえにくい非常に。 ○前川委員長  もう一度、お願いします。  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  大変失礼いたしました。  入院が8,868人、外来が4,713人となってございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それとPET−CT導入して、1億9,000万円かかったんですかね。その1検査当たりの単価と1日当たりの件数を教えてください。 ○前川委員長  中島経営企画担当課長。 ○中島経営企画担当課長  PET−CTの関係ですけども、単価と申しましても収入ですけども、1人当たり約10万円入ってまいります。これは保険請求ができる範囲で、そのうち約4割から5割というのが薬剤費に充てられています。  CTのほうですけども、1日1人から2人の予約で今推移しておる状況であります。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  その採算も二期構想の目標では、1日当たり3人の目標だったんですよね。それ以上超えることはないんですかね。 ○前川委員長  中島経営企画担当課長。 ○中島経営企画担当課長  現在の診療科の体制でいくと、なかなか3人、4人というふうな撮影の人数にはなりません。ただ、今後また、診療科の体制が整えば、3人とか4人とかの増加の形がとれると考えております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それと耐用年数は何年ぐらいですかね、PET−CTの。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  PET−CT耐用年数は、法定で6年になってございます。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  今年度からになるんですが、8月からPET−CTの検診も始まりましたんで、そちらに関してもまた、増加のほう図ってまいりたいと考えております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  PET−CTの検診というのは、何人ぐらい見込みあるんですかね。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  まずは、週1回やっておりますので、今実績といたしましては、8月、9月の2人という形になっております。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  毎年どんどん減っているわけですけど、プランでいくと、二期構想が始まった今年から右肩上がりでどんどん上がっていくはずだったんですけど、初年度からつまずいたわけですけど、プランの達成見込みというのは、どう考えているんでしょうか。それと、これは僕らの任期前に配付されたものなんで、これを達成したらどういったことになるかというのは、ちょっとわからないんですけど、この数字を達成することで病院というのは、もう安定的に継続していけるというのか、これ達成せんと今後も厳しいよと、そういう数字なんですかね。そこもあわせて。 ○前川委員長  渡代財務課長。 ○渡代財務課長  改革プランとの関係でございます。  委員さんおっしゃいますように、改革プランと平成29年度の決算、これの乖離ですけども、収支全体で5億5,900万悪化してございます。  要因ですけれども、これもう私、先ほどから何回か申し上げてますけど、やはり入院患者数、プランのほうにつきましては、平成29年度で285人を設定してございました。これについては、やはり新棟の開院といったような開院効果が見込めるであろうというようなことで、見てございました。また、包括ケア病棟59床が順調に推移するであろうというものを含めまして、285人、1日平均見てございました。ところが、実績につきましては、決算書に掲記しておりますとおり、239人ということで、1日当たり46人の減少という形になってございます。  また、外来患者数につきましても、やはり新棟の開院効果を見込んでおりまして、780人、1日平均見てございましたが、実績については、約729人、51人の減少というふうにやはり、どうしても患者数が伸びなかったことが要因ではないかなあというふうに考えてございます。  当然このプランにつきましては、国の改革プランの関係もありまして、立てることというふうになっております。ですので、目的につきましては、やはり健全経営の達成ということは、もう大きな目標ではございます。それに向けて、いろいろなことを模索しながらやっていくしかないかなと、現時点の決算時点ではもう、そのような状況でございます。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  答弁漏れてたと思うんです。この数値を達成しなければどうなるかという、それについて。 ○前川委員長  渡代財務課長。 ○渡代財務課長  数値を達成できなければということは、赤字が膨らむということになります。累積欠損金もどんどん膨らんでいく。現金があるうちにつきましては、経営的には大丈夫だろうと思いますけれども、支出については、収入の減以上には減らないと思いますので、資金的には厳しいような状況にはなります。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  二期構想には、結構お金をつぎ込んで、病院を立て直そうという意味で多分やられたと思うんですけど、その効果をぜひ出して、できるだけこのプラン達成できるように、もう本当に改善に取り組んでいかなければならないと思うんですけど、やっぱり医師の確保ですかね、一番の原因は。それについて、もう何回も出てるんですけども、どうするか、どうしていくんですか。 ○前川委員長  長坂事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  医師の確保につきましては、本会議等でもお話させていただいてますが、院長初め、幹部の者、また市長にも行っていただいて、先ほども言いましたように、来年4月からは整形外科医を3名派遣いただくということにもなっております。医師確保については、もう日参するしかないのかなあと。産婦人科につきましても、日参をいたしまして何とか確保したいということで、常々努めておりますので、そう御理解いただいたらと思います。  それとあと、先ほど来の見込みの関係ですが、あくまでも改革プランに沿った形で当院はそれを目指して数量を確保していきたいと思っております。  前田委員等からも御質問のありましたように、透析に関しましても夜間云々というところの検討以前に、透析は月・水・金、火・木・土の2パターンがありまして、月・水・金につきましては、定員をオーバーするほどの受け入れをしておりますが、逆に火・木・土につきましては、非常に少ない状況にありますので、まずはそこから患者数を増やしていきたいということで今進めておるところであります。  また、市外の患者につきましても、予後のことを考えますと受け入れをしてなかったんですけれども、そこにつきましても透析の先生のほうにお願いをしまして、市外の患者様もお受けするようにということで、今のところ進めているような形になっております。  また、人間ドックにつきましても、医療課長のほうからも話がありましたように、PR等には努めておりますが、なかなか従来行っているところから新しいところへということは難しい。  また、企業につきましても、市役所等も一緒ですが、ある程度指定をしておりますので、職員の意向が働いて違うところへ行ってしまってるということ等もありますので、まずはそういったところも今後PRをして当院のほうにということで、続けていきたいと思っております。  また、人間ドックに限らず、健診センターにつきましては、関西福祉大学のほうから職員なり、学生さんなりの健診も昨年度末から請け負っておりますので、それを継続して本年も続けていきたいというふうに思っておりますので、そういったところで健診センターのさらなる活用ということで、今のところ考えております。  また、午後診につきましても、恐らく赤穂中央病院さんのように午後5時以降の診察が市民の方からいくと、一番目立つところではないかとは思っておりますが、本会議等の答弁でも言わせていただいてますように、当院は救急病院という形で日直、当直等々で常に患者様の受け入れを行っておりますので、とりあえずは、そちらのほうでの対応を続けていきたいと。救急を断らないという方針で救急部のほうも今年に入りまして、多少なりとも伸びてきておりますし、そういった対応を今のところ重点的に実施していきたいというふうに思ってます。  また、小児科等、今幹部会議等で検討しておりますのは、決まった特定の診療科について、もし了解が得られるんであれば、今の午後5時ではなく、少し1時間でも延長してできないかというようなことの検討も今のところ進めておりますので、今後ともそういった検討を進めていく上で、改革プランの数値に少しでも近づけるように、そして経営改善ができるようにということで、努めていきたいと思っておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  済みません、赤穂市公営企業会計決算審査意見書の7ページ。  病床利用率、昔から目標は70%と言われながら、平成27年度64.8で、その後はずっと下がってきていると。その考え方というのか、入院患者が少ないとか、外来患者が少ないという答弁でありますけど、ちょっとこれ古いんですけど、28年でね、ちょっと読ませてもらう。「平成28年12月には、高齢化社会が加速する中、急性期治療後、回復に不安のある患者を受け入れ、安心して自宅や施設で暮らせるまでの橋渡しをするため、地域包括ケア病棟59床を開設した」とありますけど、私が聞くところによりますと、病院に入院したくてもさせてもらえないという人が多々あって、医者の許可がおりないとかもろもろあるんですけど、やはり高齢者で病気の方やったら、入れてもいいんじゃないかなと思いますけど、なぜ入れられないか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  中島経営企画担当課長。 ○中島経営企画担当課長  地域包括ケア病棟ですけども、こちらにつきましては、レスパイト入院も、要するに一時的にお預かりするという形で入院もさせてもらってますし、また、ドクターのほうも、診療で必要があれば、入院させていただいております。ですから、現在のところ、お断りするというのは、病床の利用率からいきましてないとは考えておりますけども、もしその症状によって入院するほどでもないとなれば、やはり外来通院とか、自宅で療養してもらうとかいう形は当然あるかとも思いますので、個々の患者さんの状態によって異なると思います。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  腹膜透析の方から、ちょっと要望があったんですけどね。入院したいけど、一切入院できないというか、2日、3日とか。その辺は、ちょっといかがでしょうか。多分、病院のほうは入院させたいけど、医師の許可がおりないとかがあると思いますけど、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  地域包括ケアの関係につきましては、60日以上入院できますけれども、期限一応60日というふうに決まってございます。腹膜透析もそちらのほうで入院することは可能ですけれども、主治医の判断、先ほど言いましたように主治医の判断にもよりますので、短期であっても入院もできますし、ただ短期の入院でありましても、同じ病名でありましたら積算されていきますので、それがまた60日を超えるようなことになりますと、そこからまた3カ月あいてというようなことにもなりますので、それは各患者様のケース・バイ・ケースというような形になるかと思います。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  できれば、そういう日数の制限は、まあ国のほうから言われとんかわからんけど、やはり確実に入院が必要な人やったら入れてもいいのでは。もう、ちょっと越えてもね。だから、話聞けば、3カ月おって、また2、3日帰って、また入ってるという人もおると聞いているけれど、事務局と医者とそういう話はされているのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  藤木医事サービス係長。 ○藤木医療課医事サービス係長  地域包括ケア病床の入室に関しましては、事前に主治医及び入退院支援の看護師のほうで判定のほうを行っております。可能な限り、入院していただく方向で調整のほうは十分させていただいております。  また、先ほど経営企画担当課長のほうも申しましたとおり、レスパイト入院等もできる限り受け入れる方向で調整のほうを行っているというふうに確認をしております。 ○前川委員長  他にございませんか。  川本委員。 ○川本委員  16ページの職員数の看護師、257名になってますけども、これは正看だけでは、何人なんですか。正看、准看それからいろいろ分けてますね。決算書の16ページの職員数のことで聞きたいんですけども。正看は何人ですか。准看と分けとったら、准看何人だろう。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  正看が250名、准看が7名でございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それ、二期構想の中で、整合しとるんですかね。二期構想のこっちに、ありましたね。66ページにあるんですけど、その正看と准看の、これ8になってます。准看のほうが8人で、正看が230人。違うんかな。二期構想のね。それとの整合がどうなってんですか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  正看につきましては、二期構想では230名計画しておりましたので、20名の増、准看につきましては、1名の減という形になってございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  人間ドックの利用者数は、19ページにあるんですけど、人間ドックの減になってる要因というのは、病院名出して悪いんですけど、中央病院ありますね。そこと比べたら、半日ドック、何かいろいろメニューが多いんですね。そこら辺との兼ね合いで人間ドックの利用者数は少ないんではないかなと思うんですけども、どうでしょうか。 ○前川委員長  山本医療課長。 ○山本医療課長  人間ドックの今回の減についてでありますけども、共済組合でありますとか、そういう保険者の助成制度が2年に1度というようなめぐり合わせの件も1要因ではないかなあと思っとります。2年前と比較しますと、プラス3人という形になっておりますので。一概に去年と比較するのはどうかなあという形では考えております。  あと、それから1日ドックの話もございましたが、うちのほうでも1日ドックは実施しておりまして、28年、29年度につきましては、130人、130人という形で増減はない状態になっております。  それから、今年度からの話になるんですが、宿泊を伴わない通院2日ドックというのも新設しまして、そちらのほうでも利用しやすい状況にはなっているかというふうに考えております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  院内託児所の概要で聞きたいんですけども、この中で、病児・病後児保育は何人いるんですか。4,155人になってますけどね。病児・病後児保育は何人いるんでしょうか。それと、保育士は何人いるのか、あわせてお尋ねします。 ○前川委員長  竹田財務係長。 ○竹田財務課財務係長  病児保育につきましては、101人となってございます。あと、保育士につきましては、正職員が2名となってございます。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  職員の関係でございますが、正職員が2名、あと臨時職員が3名、あとパートの職員が6名です。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  先ほども出てきたことなんですけども、16ページの医師のマイナス1になってるんですけど、何人入ってきて、何人やめたのか、済みません、もう一度確認させていただいてよろしいでしょうか。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  医師の1名減の関係でございますけれども、退職者が20名、採用者19名ということになります。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  退職された方というのは、どういった理由の方が多いのかというのと、19名確保できたということなんですけども、この確保した人たち、どのように確保したのかということをお伺いします。 ○前川委員長  明石総務課長。 ○明石総務課長  退職者20名につきましては、多くは、もう医局人事ですので、大学医局のほうからの異動という形になります。採用のほうにつきましても、同じように医局人事という形になります。 ○前川委員長  他にございませんか。  それでは、委員会を11時まで休憩いたします。       (午前10時49分)                  (休   憩) ○前川委員長  委員会を再開いたします。            (午前11時00分)
     川本委員。 ○川本委員  これね、新病院の院長の挨拶がここ載っているのですけど、ちょっとそこ見ますと、決算関係ありますけどね、「2次医療圏の合併がありましたが、赤穂市民病院は従来どおり、兵庫県の旧西播磨医療圏、岡山県東部地区は、当院の医療圏と認識して、地域の病院、診療所と協力する」とあります。しかし、今姫路の病院は、統合しようとしてるんですね。姫路駅前に、新日鉄の病院とどこやったかな、合併して、病院を大きくしようとしてんですね。そうなりますと、やっぱり赤穂の市民病院だけで頑張ってみても、市民病院独自でやろうと思っても、その大きな病院にどんどん吸収されてしまうんじゃないかなと思うんですね。そこら辺はどのように考えてんですか。 ○前川委員長  富田地域医療担当係長。 ○富田医療課地域医療担当係長  2次医療圏の改革がありまして、播磨・姫路医療圏域のほうが4月から設置されました。大きな例えば姫路医療センターさんですとか、姫路日赤さんですとか、そういったところに今も逆紹介してるところなんですが、そういった患者様の症状が安定したりとか、あとは例えばがん末期になりまして、緩和ケア目的で当院のほうにまた、帰ってくるということもございますので、そういった連携をしております。 ○前川委員長  病院事業会計について他にございませんか。(なし)  それでは、次に、介護老人保健施設事業会計について御質疑ございませんか。  釣委員。 ○釣委員  決算書の14ページ、15ページ、病院と一緒で結構赤字になってる。その要因が給与改定に伴うもので、委託業務の見直しと経費の縮減に努めますと。これは多分去年と、28年度と全く一緒ですけど、ほんまにこれで経費の削減ができたんかなあと。その委託業務の見直しをどういう感じでしたのか。そして縮減になったのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  経費の縮減の関係でございますが、まず使用料につきましては、28年度途中に導入いたしました介護支援システムが12カ月分経費を要してきたことで、約150万円の増となったほか、委託料につきましては、3年に1回の設備点検、浴槽循環の配管の洗浄等で45万3,000円程度の増となっております。例年の委託業務等につきましては、見合い分の委託料の協議を対象業者としたりしておりますけれども、なかなか1件当たり数十万円、数百万円といったような大幅な縮減にはつながっていないのが事実でございますが、随時業務の見直しと定期的に協議を進めているところでございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  先ほど聞いたら、高くて150万、ちょっとしたら45万。赤字は4,759万4,000円、かなりの金額。だから、本当にするんやったら、もうちょっと徹底したほうがいいのではないかなあ思うけど、ほんまにこの赤字の額とこの委託業務の見直しいうたら、ほんまにこれで経費の削減が図れたんかなあいう感じやけど、もっとその辺がきつくできないんか、その辺もう一回聞きます。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  委託業務につきましては、施設管理、また、給食管理業務、利用者さんや施設環境整備に直結するような内容のものが多ございますので、経費の精査、業務内容の精査等は随時いたしておりますが、なかなか大幅な縮減にはつながってまいりません。4,869万円程度の事業損失というところですけども、大きな要因としては、やはり人件費が占めるウエートが高くなっておりまして、職員配置等につきましても、病院事業と体制に関する内容を協議を進めていってるところでございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  決算書の29ページ、16節委託料、3,376万4,509円。平成27年度も3,362万1,940円。28年度も3,285万3,590円。委託料としたら、全く経費の削減ができてない。そして今度、別のページ、19ページの会計の重要契約の要旨のとこにもありますけど、委託関係300万円以上の分。ここでもやけど、これ3つトータルして2,657万6,640円。だから、あと残りも718万7,869円になりますけど、この辺も細かい委託なんか、再度お伺いします。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  19ページの委託料の推移の関係でございますが、先ほど申しました3年に1回の点検業務等の関係がございまして、若干の増減はございますが、推移的にはそんなに大きな縮減といったような効果は出ていないものもございます。新たに管理システムを更新したりというふうなことで、新たな委託のものも発生してきていたりしておりますので、なかなか大きな削減といったような内容のものにはつながっていっておりません。  それからもう1点、19ページの3社以外の委託業務の内容についてでございますが、消防用設備点検業務であったり、それから通所等の運転業務の委託、それから一般廃棄物の処理の委託等施設管理、それから利用者の施設の事業運営にかかわるような内容のものが含まれております。  委託料につきましては、施設管理それから宿日直、給食などの業務委託のほか、機械設備等の保守点検業務を行っております。  設備関係につきましては、自社製品のため、随契のものもありますが、委託業務内容、それから委託先については、必要な業務として契約をしているところでございます。その内容について適正に業務がなされているか、削減できるところがないかということで、協議は重ねていっておりますけども、そんなに内容的に大きな変動ができるものがないと、現在の委託内容がそんなに大きく変われるものがないというのが事実でございますが、1点、給食業務の委託がやはり1,600万円程度の大きなウエートを占めておりますので、その内容については、給食調整会議を毎月行いまして、精査できるものがないか相互に協議を重ねていってるところでございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  ただ私、29ページで委託料のことを言うたのは、3,200万、3,300万とあまり変わってない。そして14ページの中ごろには、委託業務の見直しと経費の縮減。これは28年度と一緒やから、こんな全然効果ないのにまた書くんかというのもあるんやけどね、その辺の考えはどうか。だから、28年度、29年度全く文面一緒で余り効果がないのに、また次も、来年のやつも書くのか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  14ページの総記の記載につきましては、当該年度の取り組み状況によりまして、報告をさせていただきたいと考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  29年度と28年度比べてみても、28年度よりも上がっとんやでね。委託の経費の縮減ができなかったということでいいのか、その辺を再度お伺いします。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  委託業務に関しては、見直しと協議・検討いたしましたが、結果として縮減に努められなかったということでございます。 ○前川委員長  西川委員。 ○西川委員  関連なんですけども、ページ数は14、15ページで一緒なんですけど、業務実績のとこでちょっとお聞きしたいんですが、施設外リハビリテーション等を導入したとありますが、施設外リハビリというのはどういうものなのかということが1点と、介護老人保健施設の目的である在宅復帰、在宅治療支援、その機能の実績をお聞きします、 ○前川委員長  笠原介護老人保健施設担当係長。 ○笠原介護老人保健施設担当係長  1点目の施設外リハビリテーションにつきましては、今までは施設内でリハビリを行っていたんですが、ちょっと施設の一歩外に出まして、施設の外周を歩いてみたりとか、あるいは家庭でちょっと菜園をされたりとかされてるような方が実際に家でできるのかどうかということで、家庭のほうまで行きまして、作業を見てみたり、あるいは自転車に乗る練習をされたりしている方もあります。  あと2点目についてなんですが、介護老人保健施設の役割というところなんですけれども、老健としましては、やはり在宅に帰っていただくことを大変重視しておりますので、その方に応じたケアプランを立てるために入所の段階から多職種の会議を開きましてその人の状況を把握したり、また、入所された後も一度お家のほうも見にいかせていただいて状況をよりよく確認したりとか、退所前にも退所してお家のほうで生活ができるかどうかといったような確認もいたしまして、その人の状況により応じたケアをさせていただくように努めております。  実際、在宅復帰率が老健のほうは高いということで、在宅強化型の介護報酬算定もできておりますので、その辺の役割は頑張って果たせているのではないかと考えております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  あと2点ほどお聞きします。  まず1点目ですけど、今回も残念な赤字決算ということになりましたけど、事業収益の中で、滞納は幾らあるのか、その滞納について対応はどのようにされているのか、それがまず1点目。  それと、14ページのとこで、総記の終わりのほうですけど、「算定できなかった期間が生じたため、1.4%増」、去年見ますと、同じ表現で0.1%減ということでしたけど、算定できなかった期間というのは、何カ月ぐらいあったのか。それと、もしそれが算定できていたら、どれだけの影響があったのか。1.4%にとどまっていたけど、何%ぐらいまで伸びていたのかについてお伺いいたします。 ○前川委員長  笠原介護老人保健施設担当係長。 ○笠原介護老人保健施設担当係長  まず1点目の滞納についてですけれども、過年度未収金ということになりますが、29年度の滞納件数は1件、25万9,000円となっております。これにつきましては、家族の方と面談を行いまして、分割納付の誓約もいただいておりまして、月々現在回収に努めているところでございます。  2点目の「在宅強化型が算定できなかった期間が生じたため、1.4%増となりました」という表現についてですが、介護報酬の算定区分として、在宅強化型と従来型という区分があるのですが、在宅強化型として高い介護報酬を算定するには、重度者の割合や在宅復帰率、ベッド回転率などの要件を充足する必要があります。けれども、29年度におきましては、5月と6月に一部要件を満たさなかったため、従来型での報酬算定となった期間がありました。その間の影響額が、2カ月で約126万円の減と試算しております。ですので、もし年間を通じて在宅強化型であれば、2カ月のことですけれども、1.4%ではなく、2.1%のプラスが見込めていたのではないかと思いまして、表記としましては、1.4%増にとどまったというような趣旨で御理解いただきたいと思います。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  わかりました。分割納付ということですけど、1カ月いうんですか、1回当たり幾らぐらいで話はされたんでしょうか。 ○前川委員長  笠原介護老人保健施設担当係長。 ○笠原介護老人保健施設担当係長  1月5,000円という分割で誓約させていただいております。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  14ページの業務実績、利用率のところなんですけども、やはり収益を確保するためには、利用者数増加することも有効だと思うんですけども、この利用率については、入所で87%、通所で63%ということになってるんですけども、この数字については、目標とかはございますか。今の状況についてはどのように考えているのか、教えてください。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  入所事業につきましては、目標90%以上ということで掲げております。通所につきましても、28年度に定員を増員しました関係がございまして、段階的な目標として計画を立てていっておりますが、30年度には73%、次年度には75%程度といったような段階的な増員の目標を立てていっております。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  その目標を最終的に達成すれば、今年度でいえば4,700万円程度赤字が出てると思うんですけども、それは解消していけるという試算になるんでしょうか。 ○前川委員長  正木介護老人保健施設事務課長。 ○正木介護老人保健施設事務課長  定員を超えた利用となりますと、介護報酬が減算ということになりますので、定員内で安定して収入を上げていくというふうなことが必要になってまいります。  赤字解消の関係ですけども、入所利用率が96%以上、人数で換算いたしますと48人、通所利用は92%以上、1日平均で32.2人というふうな試算であれば達成可能と、試算をいたしておりますが、なかなか現実的な運用としては非常に厳しいという数字を持っておりますので、入所利用者数を増やすとともに経費の縮減、両面から見直しに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○前川委員長  他にございませんか。(なし)  それでは、他にないようですので、病院関係は終わります。  委員会を暫時休憩いたします。            (午前11時24分)                  (休   憩) ○前川委員長  委員会を再開いたします。            (午前11時25分)  なお、尾崎総務部長より、担当部署以外につきましても、当委員会の開催日ごとにオブザーバーとして出席したい旨の申し出がありますので、これを了承したいと思いますが、御異議ございませんか。(異議なし)  御異議なしと認めます。  委員会を暫時休憩いたします。            (午前11時25分)                  (休   憩) ○前川委員長  委員会を再開いたします。            (午前11時26分)  それでは、上下水道部関係について審査いたします。  決算審査については、決算特別委員会審査参考表により行います。  まず、一般会計から始めます。  歳出、4款1項3目環境衛生費関係部分(合併処理浄化槽設置整備事業補助金)決算書98、99ページ、事務事業成果報告書182ページ、ないし8款5項4目公共下水道費、決算書128、129ページについて御質疑ございませんか。  釣委員。 ○釣委員  成果報告書182ページ、ここしかないんやけど、環境衛生費の3番で、合併処理浄化槽設置整備事業補助。これは、毎年出とんやけど、結構使われたというふうに思うけど、やっぱりこの合併処理場浄化槽でなければあかんとこがまだ何カ所かあるのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  大崎施設係長。 ○大崎下水道課施設係長  全戸数で63件ありまして、残り25件がまだ未整備となっております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  この25件は、こちらから合併浄化槽にしませんかとか、そういう話はあるのか、もう向こう相手方からしか無理なのか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  大崎施設係長。 ○大崎下水道課施設係長  こちらとしても、啓発活動としてチラシ等の配布を行ったりとかしております。基本的には、施主さんのほうからこちらに申請という形になります。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  大体、この、今いう計画している25件ができたら、全体の下水道普及率も100%になるのか、まだやっぱり九十何ぼでとまるのか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  大崎施設係長。 ○大崎下水道課施設係長  合併処理浄化槽の設置整備事業といたしまして100%となりますけども、下水道区域以外のところに、新築等のお家が建つとかいう場合になりましたら、申請を検討していただくということになります。 ○前川委員長  それでは次、歳入に入ります。  歳入、15款3項5目1節河川費委託金関係部分決算書34、35ページ並びに平成29年度財産に関する調書関係部分決算書177ページについて御質疑ございませんか。  釣委員。 ○釣委員  34、35ページの河川管理費委託料、もう一つ歳出では、122、123ページ同じ項目で片方が歳入で3,223万1,000円、そして歳出では、1,558万1,194円。これの差異は何でしょうか。歳出は、河川総務費の委託料。どっちも委託料。全く同じ項目で、歳入が多くて、歳出が少ないんです。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  河川総務費におきましては、我々下水道課執行分に加えて、建設課、一般会計の分も含まれておりますので、差異が出ておるものでございます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  できればわかりやすく金額の記載を。所管は書かなくてもいいのか。建設でやったら、どこに出てきているのか、その辺を教えて。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  決算書には出ておりません。かつ、従来よりこのような形で記載をされております。 ○前川委員長  他になければ、特別会計に入ります。
     まず、公共下水道事業特別会計について、決算書227から242ページ、事務事業成果報告書447から456ページについて御質疑ございませんか。  前田副委員長。 ○前田副委員長  決算書の231ページ、下水道使用料のところですが、29年度の収入未済額が9,700万、昨年度は1,800万ということで、約7,800万程度の増があるんですけど、その要因は、何でしょうか。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  平成29年度決算におきましては、平成30年4月1日から下水道事業会計が法適化による企業会計に移行したため、平成30年3月31日付の打ち切り決算となっております。したがいまして、従来の4月、5月の出納閉鎖期間を有していないため、収入未済額が従来に比べて増額しているものでございます。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  要因は、わかりました。そしたらその中で、去年も聞いたんですけど、滞納額については、把握はできているんでしょうか。もしできているんでしたら、その金額、件数、それから増えたか減ったかについてお伺いいたします。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  4月、5月分、30年度収入にはなるんですが、その分を除いた収入未済額として仮に計算した場合、約1,900万の繰り越しの額となっております。対象者につきましては、493名で、昨年に比べて、若干減っております。その収入未済額につきましては、ほぼ個人の方ということになっております。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  金額もわかりましたが、若干減ってるということで、お伺いしました。ほぼ個人と言われましたが、法人の方もあるということでよろしんですか。企業名はいいですけど。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  大きな企業ではありませんが、小さな商店であったりとか、企業とか、そういったものになります。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  決算書235ページで、下水道事業費の備品購入費、委託料より流用と書いてますけども、一体何に使ったのか、教えてください。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  流用したものの原因といたしましては、新年度の公印を新調するに当たり、備品購入費へ流用したものでございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それともう一つ聞くのは、償還金利子及び割引料も充用しているね。予備費を充用しているのは、何なのかと。教えてください。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  平成28年度分の下水道使用料過誤納入分を還付するに当たりまして、平成29年度償還金利子及び割引料の予算額に不足が生じたため、充用したものでございます。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  もう一点、聞きます。  234ページの施設維持管理費の需用費。その中で、2,039万6,918円消耗品費、光熱水費が9,665万5,928円。もう非常に多いんですけどね、これは。その中身、教えてください。消耗品費と光熱水費の額が多いのはどういうことでしょうか。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  消耗品費の内訳で、大きいものは処理場用の薬剤が大きく占めております。それと光熱水費につきましても、処理場の電気料金が多くを占めております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  この決算報告書にちょっと記載がないんやけれど、平成29年度に下水道管の長寿命化計画による更新はされたのか、されていないのか。もしされているのだったら、どの程度、全体のどのぐらいできているか、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  大西工務係長。 ○大西下水道課工務係長  平成29年度において、管の更新等は行っておりません。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  228ページの中で、歳入歳出差し引き残額が9億何ぼかな、9億600万円出てますけども、27年度、28年度は繰越金はなかったんですね。それ、どういう理由でしょうか。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  28年度までは、官公庁会計、特別会計でプラスマイナスゼロ円ということで精算をしておりましたが、先ほど申し上げましたとおり、29年度決算では、30年4月1日から下水道事業会計が法適化による企業会計に移行したため、3月31日付で打ち切り決算となりました。その打ち切り決算になった際の差し引き残額につきましては、新年度会計に引き継ぐということで、今回9億674万9,504円を挙げております。 ○前川委員長  他にございませんか。(なし)  それでは次、農業集落排水事業特別会計について、決算書245から258ページ、事務事業成果報告書459から461ページについて御質疑ございませんか。  前田副委員長。 ○前田副委員長  また、下水道と同種のことをお聞きしますが、決算書の249ページの農業集落排水使用料。去年に比べて、650万近く増えているのは、先ほどの打ち切り決算の関係で引き継ぐと思うんですけれど、その中で、同じように収入未済額は幾らぐらいあるのか。それと対応はどのようにされているのか。それと28年度に比べて増えたのか、減ったのか。以上についてお聞きいたします。 ○前川委員長  萬代下水道担当係長。 ○萬代総務課下水道担当係長  4月、5月の収入分を除いた場合の収入未済額は413万7,000円となっております。対象者につきましては、21名。この21名につきましては、昨年度と同様となっております。  収入未済額の額につきましては、昨年に比べて、約100万円程度増となっております。こちらにつきましては、分納誓約という形をとっておるんですが、その納めていただく額よりも、使用して累積している滞納額が大きいため、増加していると分析しております。  また、その対応につきましては、下水道使用料や水道料金とあわせて、29年度では3回、徴収訪問であったり、あとは窓口相談であったり、あとは随時対応ということで対応しているところです。 ○前川委員長  他にございませんか。  次、企業会計に入らせていただきます。  水道事業会計について御質疑ございませんか。  山野委員。 ○山野委員  営業外収益で、加入者負担金が多く増えてるようですけど、その原因としてはどんなものでしょうか。 ○前川委員長  香山総務係長。 ○香山総務課総務係長  加入者負担金の増加の要因につきましては、新築家屋等の増加等により件数が昨年に比べて増加したためでございます。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  増えたというのは、どの辺の地域で増えたとか、そういうのはもう見込めなかったということなんでしょうか。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  主に考えられるのは、市のほうで行っております野中・砂子の土地区画整理事業でありましたり、あと民間の土地開発ですね、住宅のほうで結構開発が活発に行われておりましたので、その辺で増えたものと考えられます。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  決算書の14ページ、ちょっと報告書の文言で、「老朽化した水道施設及び管路等の更新や耐震化は喫緊の課題である」ということで、水道ビジョンの改訂版も最近もらったのですけど、平成29年度は水道も更新なかったのか、その辺をお伺いいたします。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  平成29年度の老朽管改良事業の延長としましては、2,378メートル改良いたしております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  その老朽管は、水道ビジョンに基づいた2,378メートルなのか、これ全体のどのぐらいの割合になるんか、1%ぐらいか、その辺のわかれば教えてください。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  平成29年度に行いました改良につきましては、新ビジョンのほうで位置づけております改良工事になります。  進捗率になりますと、新ビジョンで計画に位置づけております改良延長といたしましては、約23キロございますが、そのうちの約2.4キロメートルを改良できましたので、おおむね10%の進捗となります。10年計画の10%になりますので、おおむね計画どおり進んでおります。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  済みません、ほんなら10年間で毎年10%ずつしていくという考えですか。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  10年間で今言いましたように、23キロ予定しているのですけども、一応管の大きさとかありますので、延長的に言いますと、長かったり、短かかったりするんですけども、10年間で一応23キロやる予定でおります。広がります ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  水道ビジョンのことで聞きますけどね、水道ビジョンの予算ね、当然ですけども。その老朽化した水道施設とかね、管路の更新や耐震化いうのは、喫緊の課題だとありますね。それで水道ビジョンにかかわっているもの、事業費の中で入札で落ちているのは、何でしょうか。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  一応工事になりますと、入札でお金出ますんで、設計に対して幾らか落ちた形では執行しております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  総額は77億円で、それは全体が変わってくるんじゃないんですか。総額の77億円は変わらないでずっとやっているのはおかしいんじゃないかなと思いますけどね。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  前回ビジョンの全体契約が約77億円ありまして、今回29年度から38年度のビジョンとしましては、一応見直しまして83億円の計画としております。内容を若干見直してますんで、変わった形で一応83億円となっております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  全体の見直したやつを示してほしいんですよ、議会にね。どうでしょうか。 ○前川委員長  29年度の決算にそれは関係あるかどうかですけどね。見直しを29年度に行うとなってたかどうかですけどね。  川本委員。 ○川本委員  でもね、総額が77億円あって、29年度にやった工事の中で、入札して落ちているやつあるでしょ。当然、毎年その77億円という部分は変わってくるんじゃないかなと思うんですね。やはりきちっと事業計画を議会に示さないといけないんじゃないかと思うんですね、当然。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  ビジョンにつきましては、29年度に見直しまして、そして昨年ビジョンを作成するときに、一応建設水道委員会のほうで3月に御説明させていただいております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  それで、施設を延命化するとか、例えば工期を平準化することで、市民負担は随分変わってくると思うんですよ。そういう考えはないですか。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  ですから一応、全体計画、10年間の計画立てまして、平準化するように、10年間の事業を一応工程を組んで契約しております。 ○前川委員長  西川委員。 ○西川委員  ちょっと1点、お聞きします。  水道事業会計の20ページ、無効水量のことについて、ちょっとお伺いしたいんですが、やっぱり漏水か、水漏れの対応があると思うんですが、今の現状としてはどんな感じなんでしょうか。お聞きします。 ○前川委員長  藤本水道課長。 ○藤本水道課長  無効水量におきましては、やっぱり漏水が原因と思っております。それで対応としましては、漏水修繕の実績ですけども、29年度につきましては、配水管で2件、配水小管で13件、給水管で25件、バルブ等で4件の合計45件ありまして、全て一応修繕済みという形です。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  18ページの配水施設改良工事の中で、区画整理地内の配水管布設工事があると思うんですけども、29年度末の時点で、布設工事の進捗率は何%ぐらいでしょうか。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  区画整理事業地区内での水道管の布設の進捗率を申しますと。野中・砂子土地区画整理事業地内ですと、進捗率といたしましては、約65%となっております。浜市土地区画整理事業地区内におきますと、約84%、有年土地区画整理事業地区内ですと、約38%となっております。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  これらの整備完了の見通しについては、めどはどのようになってるのでしょうか。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  3地区のうち、浜市土地区画整理事業地区内におきましては、平成30年度でおおむね完了する見込みとなっております。残りの野中・砂子と有年につきましては、区画整理課からの依頼になりますので、こちらとしてはいつまでかかるかというのは、ちょっとわからない状況です。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  そしたら、2点ほどお聞きしたいと思います。
     まず、9ページの未収金なんですけど、昨年に比べて90万程度の増となっております。そして、決算書の2ページの営業収益の予算額に比べて3,800万見込みが少なかった、いうことですけど、その中で同じようなこと聞くんですけど、滞納額は幾らぐらいあるのかと件数、それに対する対応はどのようにされているのか。それが1点と、それともう一つが、13ページ、報告書の業務の状況のとこですけど、この中で施設の利用状況で最大稼働率が71.1%、監査委員事務局が出された資料を見ますと、施設利用率がとうとう60%を切って、29年度59.9%ということで、かなり能力的に余裕があると思います。ですので、その余裕がある分を動かして、赤穂の水はおいしくて安いという評判ですので、水を売るいうんですかね、近隣市町とかペットボトルもあるんでしょうけど、そういった水の販売、そういったことは考えられないのか、以上2点についてお伺いします。 ○前川委員長  香山総務係長。 ○香山総務課総務係長  まず、滞納の件ですが、滞納額につきましては、委員さんおっしゃるように平成28年度の決算におきまして、613万円ほどの滞納額となっております。本年度決算におきましては、700万ということで、約90万円滞納額が増加しております。  件数につきましては、契約件数で約400件となってございます。  対応につきましては、下水道使用料と水道料金同時に徴収しておりますので、滞納者に対する対応も同時に行っておりますので、先ほど、下水のほうで御回答したとおりでございます。 ○前川委員長  澁江総務課長。 ○澁江総務課長  2点目の施設の稼働率の状況と水道水の販売についてどうかといった御質問をいただきましたけども、赤穂市におきましては、全国の類似団体のデータといたしましては、施設稼働率は59%ということで、平均よりは赤穂市は上回っている状況でございます。この下降した稼働に対して、販売等で対応すればどうかということでございますけども、過去に平成25年度、赤穂市の水のPRのために、ペットボトルの水道水を販売したというような実績がございます。ただ、今現在のところは、やはり公営企業会計ですので、その辺の費用対効果等ございますので、その辺を鑑みまして、現在のところは、水を販売する考えというのは、ちょっと持ってない状況でございます。 ○前川委員長  前田副委員長。 ○前田副委員長  給水収益、節水意識の高まりとか、企業のほうも節水、それから水を使わなくて済むようないうんですか、そういったことをいろいろ考えておりまして、将来的にも給水収益は必ず、人口減もあります、必ず減っていくと思いますね。ですが、そのときにどう対応するか、そういったことも含めて対応を考えていかないと、水商売で行くといえば難しいかもわかりませんけど、やはり将来を見据えた収益の確保、それについてもっと真剣に、真剣でしょうけど、もっともっと真剣に考えていっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  42ページの構築物減価償却費のところなんですけれども、この対象になる主な構築物というのは、どのようなもんなんでしょうか。 ○前川委員長  香山総務係長。 ○香山総務課総務係長  構築物の中には多種多様ございますが、主には配水管、浄水施設の浄水池、それに付随する構築物ですね、そのあたりが主なものとなってございます。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  配水管というのが出てきたんですが、配水管の耐用年数というのは、どのぐらいなんでしょうか。 ○前川委員長  香山総務係長。 ○香山総務課総務係長  40年となってございます。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  40年、耐用年数が来れば、工事するというか、取り替えるというか、そういう対応をされるということなんでしょうか。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  実際、布設年度によりまして、老朽管と呼ばれる管が多数あります。老朽管、今のところ法定耐用年数としましては40年ございますが、技術等の革新により、その耐用年数も現実的には伸びているような状況ですので、実際管を調査しまして、老朽度が見られましたら、順次更新していきたいと考えております。 ○前川委員長  榊委員。 ○榊委員  取り替えたり補修したりすると思うんですけども、その判断基準というか、管がどのような状況であったら、そういった補修とかをするんでしょうか。 ○前川委員長  沼田給水係長。 ○沼田水道課給水係長  実際、現地の水道管を掘削しまして、その腐食具合といいますか、実際管がさびて、管厚が細くなっておりましたり、管の継ぎ手がボルトとかあるんですけども、腐食によりそのボルトがさびたりしてなくなってというような状況があります。そういうところから漏水が発生しておりますので、そういう状況を見ながら、老朽具合を見て優先順位を決めて、更新するところを決めていきたいと考えております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  1点、聞きますね。  24ページの北野中の浄水場夜間休日運転業務委託、5,119万円かかってますけども、運転業務の管理体制についてお伺いします。 ○前川委員長  西川浄水施設担当課長。 ○西川浄水施設担当課長兼浄水係長  北野中浄水場の夜間休日運転業務につきましては、夜間、午後6時から翌朝の8時半までの夜間になります。あと休日は、土曜日、日曜日等の休日は24時間の体制でやってございます。  以上です。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  その管理体制ね、24時間でやってるということですけども、その5,119万は非常に高いという気がするんですね。どうお考えでしょうか。 ○前川委員長  西川浄水施設担当課長。 ○西川浄水施設担当課長兼浄水係長  その金額につきましては、見積もり等採取いたしまして決定いたしております。また、この金額につきましても、我々としては適性と考えております。 ○前川委員長  他にございませんか。(なし)  他にないようですので、これで上下水道部関係は終わります。  本日の委員会は、これをもって終了させていただきます。  次の委員会審査は、来る10月4日木曜日、議会事務局、会計課、監査委員事務局・選挙管理委員会・公平委員会事務局、総務部、危機管理監を含む市長公室関係について予定しておりますので、よろしくお願いします。  本日は、長時間御苦労さまでございました。             (午後0時04分)                   ( 了 )...