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平成30年決算特別委員会(10月25日)

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  1. 赤穂市議会 2018-10-25
    平成30年決算特別委員会(10月25日)


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    平成30年決算特別委員会(10月25日)                 決 算 特 別 委 員 会 1.日  時                       開会 午前 9時30分            平成30年10月25日(木)                              閉会 午前10時30分 2.場  所    第1委員会室 3.出席者   委員長  前 川 弘 文      副委員長 前 田 尚 志        榊   悠 太           田 渕 和 彦        山 野   崇           西 川 浩 司        川 本 孝 明           釣   昭 彦 4.欠席者   な し 5.地方自治法第105条の規定による出席者
      議 長  瓢   敏 雄  (副議長  汐 江 史 朗) 6.傍聴議員    小 林 篤 二   木 下   守   奥 藤 隆 裕    山 田 昌 弘   土 遠 孝 昌   有 田 光 一    家 入 時 治   竹 内 友 江 7.理事者   別紙のとおり 8.事務局   事務局長  柳 生   信   書  記 東 南 武 士                   書  記 松 田 留美子 9.新  聞    な し 10.傍聴者   1 人    (理事者)     市長                   明 石 元 秀     副市長                  児 嶋 佳 文    (会計課)     会計管理者                三 谷 勝 弘    (市長公室)     市長公室長                礒 家 和 幸    (危機管理監)     危機管理監                松 本 守 生    (総務部)     総務部長                 尾 崎 順 一    (市民部)     市民部長                 高 見 博 之    (健康福祉部)     健康福祉部長               西 田 佳 代    (建設経済部農業委員会)     建設経済部長               古 津 和 也     地域活性化推進担当部長          西 浦 万 次    (教育委員会)     教育長                  尾 上 慶 昌     教育次長管理担当)           永 石 一 彦     教育次長指導担当)           藤 本 浩 士    (消防本部)     消防長                  河 本 憲 昭    (上下水道部)     上下水道部長               大 黒 武 憲    (市民病院)     事務局長介護老人保健施設事務長                          長 坂 幸 則                  決算特別委員会           平成30年10月25日           午前9時30分開会 ○前川委員長  おはようございます。  本日は、市長に対する総括質問を行うこととなっております。  質問項目につきましては、去る9月27日から10月18日まで、計4回にわたり審査いたしました中で、別紙のとおり、1項目について、市長から答弁をいただくこととなっております。  質問項目につきましては、今後、市政を執行する上で、留意すべき重要な課題であると当委員会では認識しております。  市長を始め、理事者皆さん方におかれましては、委員からの発言に対しまして、その発言の趣旨を含んだ上で答弁をしていただきますよう、よろしくお願いいたします。  それでは、座って失礼いたします。  ただいまから、決算特別委員会を開催いたします。  なお、本日の市長総括の進め方につきましては、あらかじめ理事者側へ通告いたしております質問項目につきまして、まず市長より答弁を受けまして、その後、質疑等を行うという形で進めたいと思いますので、円滑な委員会運営に御協力のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、市民病院経営改善に向けた取り組みについて、市長の答弁をお願いいたします。  明石市長。 ○明石市長  まず、病院事業会計の平成29年度の決算につきましては、約9億2,000万円の純損失を計上し、平成25年度に策定をいたしております市民病院第二期基本構想、これに比較しますと約4億8,000万円の悪化となりまして、乖離が生じております。これは、常勤医師の不足によります診療提供体制が十分に確保できなかったということから、入院・外来とも患者数が大幅に減少したということが主な要因であると、このように見ております。  こうした状況を打破するということで、現在、病院長のリーダーシップの下、いろいろな角度から経営改善に向けた取り組みを進めているところであります。  まず、診療提供体制早期回復についてであります。経営改善の最重要課題は、やはり医師の確保でございます。基本的には、関連大学の医局から医師を派遣していただいておりますが、現在、産婦人科等の特定の診療科につきましては、派遣いただくことが非常に難しいと、大学自体にも医師がいないというような状況でありますため、これまでの関連病院にかかわらず、幅広くほかの大学にも訪問いたしまして、医師派遣依頼、これに努めているところであります。  これ以外にも、これまで本会議でも申し上げてまいりましたけども、医師会のホームページ、これへの求人、そして関連病院などからの応援医師派遣などの取り組みを行っておりますほか、大学とのつながりをさらに強めていくための手法として、寄付講座検討するといったことも考えておりまして、またさらには、医師人材紹介会社、こういったものも活用して医師の確保に努めているところであります。  幸いなことに、いろいろ走り回ってですね、平成31年4月から整形、麻酔科病理診断科常勤医師が派遣されるという予定となっておるというふうに聞いております。  また、研修医も1名増えるというようなありがたい枠をいただいております。  次に、第二期基本構想で整備した医療資源の有効かつ適切な活用についてであります。  健診センターにつきましては、これまで病院の広報などによる周知に加えまして、今年度から商工会議所等の会合で、チラシやパンフレットを配布し、病院長みずからが営業活動なり、説明をする機会をいただいておりまして、健診センター活用そのものについては、単に市民だけでなく、企業を訪問して企業の健康診断、それに使っていただくというようなこと、あるいは近隣市町開業医先生方を訪問して、説明なり営業活動を行っているところであります。  さらに、ことしの8月からPET−CT検診を開始いたしまして、利用機会の拡大、これを図っております。  今後、幹部職員による営業活動、これも進めていかないかんだろうと、そのように思っております。  透析センターにつきましては、これまで市内の方に限定して受け入れを行ってきたところでございます。これを市外の方についても受け入れを拡大していこうということで、現在実施をいたしております。  また、夜間透析の実施の御提案につきましては、これはいろいろと病院の内部のお話を聞きますと、非常に曜日によって偏りがあったり、非常に難しい、うまいこと回すのに難しい点があるようでございますので、これらにつきましては、一遍、現在利用している方のアンケート調査を実施し、その結果をもとに、ちょっとこう柔軟な対応ができるかどうか、そうした検討を進めてまいりたいと考えております。  次に、午後診療検討についてであります。  赤穂市民病院は、地域医療支援病院であるという性質上、予約や紹介による診察を中心に行っているところでございます。現在、小児科内科系診療において、初診患者の午後からの診察が可能であるか否かを検討しているところであります。  次に、経営企画室の運用についてであります。今年から病院長直轄経営企画室を設けまして、病院長の指示に基づく情報の収集、分析、経営企画提案等を行っております。  その取り組みの一つといたしまして、今年の7月から医療経営コンサルタントを導入いたしております。コンサルティングの内容といいますのは、主に収入増を図る観点から各医療現場へのヒアリングを行い、HCU病棟への受け入れ患者増加対策透析患者・健診受診者紹介患者集患等患者を集めるということの適切なアドバイス、こういったものを受けているところであります。  特に、HCU病棟への受け入れ患者増加対策につきましては、8月から調整を行いまして、この10月から一部実施しているところであります。  その他開業医からの紹介の集患増患者を集めるという対策を強化するため、新たに専用の予約枠を設ける準備をしているところであります。  さらに、費用の縮減、医療の経費の縮減ということから、医薬品や医療材料についても専門コンサルタントとともに価格交渉を行うということによりまして、平成29年度におきまして約2,300万円、これの削減をすることができました。  次に、不採算医療の提供についてであります。  公立病院の役割の1つに、地域に必要な医療のうち、採算性等の面から民間の医療機関が手を入れることが非常に困難な部分、そうした部分を担うという大きな役割があります。こうしたことから、付属診療所等のそういう医療、それから救急、小児、感染症、こういったような不採算部分医療を担ってるのが自治体病院といいますか、公立病院でございますので、その一方でやはり、今の先進医療、こういったこともやっぱり地域中核病院としての役割ということで、高度な、また先進医療、これを提供するという役割もありまして、10月の週刊ポストには、赤穂市民病院がん拠点病院生存率5年以内ということ、前のほうに名前が挙がっていたというふうに、そういう記事を見ております。  今後の病院経営につきましては、周辺の医療環境の変化、人口の減少あるいは診療報酬の改定の影響など、非常に変動要因が大きいというようなことで、公立病院の場合は私立の病院とは違った部面といいますか役割、役割に基づく責任というようなこと、お金の部分を度外視したようなそういうところを担わないかんという部分、そういう役割も合わせてもっておりますので、今後は、私がずっとこう申し上げておりますように、最後の砦やと、市民病院は安全・安心の最後の砦であるというようなことから、受診してよかったと、また赤穂にこうした病院があってよかったと言われるような病院になるように、全職種、職員が一丸となって経営改善に取り組んでいきたいと、そのように考えております。  以上です。
    前川委員長  ただいまの市長答弁に対しまして、御質疑等はございませんか。  釣委員。 ○釣委員  市民病院の赤字の最大の原因は、やっぱり医師確保が大事かないう感じやけど、私、医師確保委員会でも言うたように、28年度に比べたら1人減ぐらいで、産科が3名なくなったいうことが一番の要因やったいうこと。それでも、もっと最大の要因は何かいうたら、担当は、やっぱり入院患者、それから外来患者の減ということやけど、それが一番の原因やのに、余りそれの回答でなかったような。赤穂市内は、もう今入院するとこは市民病院中央病院しかないというか、だからそれで、一般の診療所からの病院に声かけて、何かあったら入院施設市民病院でお願いしますとか、そういうことの取り組みはどうなのか。もう一つ、前回も単に入院患者とか外来患者の数の減というけど、それの取り組みは、もっと考えなあかんなと思うてるんやけれど、それの対策はほかにない、その辺をお伺いします。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  やはり、入院患者外来患者が減になった要因は、先ほど市長からも答弁いたしましたように、医師がやっぱり減少すると、それに伴いまして、入院患者外来患者も減少してきてるというのは紛れもない事実でございます。  ただ、どういった補足がということで、今コンサル等からも指導受けまして、入院の4割がたが救急患者で運ばれてきた方の人数を占めておるという統計をとっております。それもありまして、今取り組んでおりますのは、救急を断らない、以前から、当然救急は断らないという体制をもっておりましたが、どうしても診療科医師の偏在がありまして、救急を断っている部分がありましたので、必ず症状を病院で救急を受け入れた上で、処置をしかねる患者様につきましては、三次救急の姫路なり、他病院へ紹介するということを徹底するように今努めているところであります。  こういったことをすることによって、入院患者増を図っていきたいというふうに今のところ実施しております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  9月27日の委員会でもちょっと言うたんですけど、中央病院でもしようような送迎もやっぱり必要違うかなと思うとんやけど、送迎をするときやったら診療所も考えなあかんなというとんやけど、そういう送迎のことは、委員会の後検討されたのか、その辺はいかがでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  患者様の送迎につきましては、以前は医療法的にだめだということがあったんですけれども、それが可能だということで、まず透析からということで送迎サービスを始めさせていただいております。患者様の送迎サービスにつきましては、今のコミュニティーバス運行状況であったり、先ほども委員さん言われましたように、診療所運営状況であったり、そういったものを加味した上で、今後検討は進めていきたいとは思っております。ただ今現状では、費用的なもの、私どもで把握してるものには、バスを1台購入する必要があるのと、それの専属の運転手さんを用意する必要がある等々の課題がありまして、費用的なもの等勘案して、その辺のことを進めていきたいというふうに今のところ考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  年間9億近い、一番少なくても3億、4億ぐらいの赤字で、やはりそれからいうたら車1台ということ考えれば、非常に効果あるん違う。またどちらかと言えば、相生から赤穂に来て、患者さんを迎えに来てるいう話も聞くぐらいなんで、その辺をもっと緊急に考えなあかんの違うかなと思うとんやけど、その辺はいかがでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  送迎につきましては、おっしゃいますように各病院さんが送迎バスを走らせて集患に努めてるという事実はございます。  ただ、公的な病院ということで、医師会との連絡調整等もございまして、民間の医療機関の集患を圧迫するようなことが、基本的には公立病院としてはあってはならないと考えております。地域医療支援病院ということで、各医療機関からの紹介患者を主に紹介していただくことによって、各地域病院では対応できない重篤な患者様であったり、そういった方々を当院のほうで集患し、治療していくということを原則にしておりますので、そういった医師会との調整等がつけば、車を走らすことに関しては、検討していくべきことではあるとは考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  車を走らすことに民間の病院を圧迫する、民間もちょこちょこ聞くけれど、入院施設をほとんどの病院はなしにして、診察だけでしてるから、さほど影響はないと思うけど、そういう話をしたことはあるのか、ほかの病院と。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  当院でも地域医療機関と毎年、年一回地域連携会議を開催しておりまして、そういった場で、課題としたこともありますし、それがいいかどうかというような具体的なところまでの検討はいたしておりませんが、課題としては提案をさせていただいております。ただ、入院をもたない各医療機関は、当然普通の風邪であったりとか、ちょっとした腹痛であったりとか、そういったことまで当院のほうが車を走らすことによって集患してしまうということに関しては、地域医療支援病院として、この中核病院診療報酬をいただいてる以上、そういったことはしかねるのかなというふうに考えております。 ○前川委員長  釣委員。 ○釣委員  透析のとこをお話されたんで、ちょっとお伺いしたいんやけど、委員会のときでは、何か2パターンあって、月・水・金は定員をオーバーしてる。逆に、火・木・土については、非常に少ない状況やけど、これの火・木・土は単に少ないのか、もう少し市民に土曜日もしてるというPRでもやけど、周知をしてるのかその辺をお伺いします。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  当院で月・水・金、火・木・土の2クールを実施していることは、当然来ていただいてる患者様にも、将来、透析になるかもしれないと予想されてる患者様にもお伝えはしております。  ただ、月・水・金が多いのは、やはり土日を使って行楽であったり、そういったところに出かけたいという意図が強いというふうに聞いております。  また、火・木・土につきましても、2クールやっておりますが、今現在、1クールのほうが何とかやっていけてるというような状況の人数になっておりますので、ここを何とか月・水・金だけではなくて、この火・木・土へ移っていただける方については移っていただく。  また、新規で市外の方をこれから取り入れていこうとしておりますので、そういった方にもできる限り火・木・土を御利用いただくように推進していきたいというふうに考えております。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  今、市長のほうから9億2,000万円の赤字が出てるということ言われてましたね。それで、今の医師不足が続けば、いつ資金ショートとするんでしょうか。そういうシミュレーションは考えているんですか、教えてください。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  資金ショートいうのは現金預金自身は今現在、特にショートしてるわけではございませんが、現に本年度につきましても、ボーナス等の支払いに一借をさせていただいてる状況にはあります。そういったシミュレーションもさせていただいた上で、経費の節減なり、高額医療機器を少しでも、1年でも2年でも更新を延ばす処置であったり、そういった対策を今進めているところであります。ですから、あと何年でどうなる、こうなるというところのおおむねのシミュレーションはしておりますが、ただ、それに対応するために、本年については、医療機器の延命であったり、さまざまな対応をしているところであります。 ○前川委員長  川本委員。 ○川本委員  今言われましたけどね、医療機器の購入は、医師の指導の下にやっているんでしょうか。やはり、病院医療機器を購入する場合ですね、その専門的な考え、知恵がなかったら、どうしてもやっぱり医師の指導になってしまうんじゃないかなと思うんですけど、そこら辺はどうでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  医療機器の購入につきましては、当然、医師の要望というものは年一回予算時期に提出をしていただいております。ただ、その内容につきまして、コンサル等が精査させていただくのと、当然、私ども職員によって、それが妥当かどうか、まだ一年もつんじゃないかとか、2年もつんじゃないかとか、そういったところも精査した上で、全てが医師要望どおりに配置しているわけではございません。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  まず、2点ほどお聞きしたいと思います。  先ほどの市長の御答弁で、透析センターですけど、夜間透析、これについては、アンケート調査を実施して柔軟な対応ができないか検討ということですけど、そのアンケート調査結果によって、何名まで希望があれば対応可能とか、そういうボーダーライン的な数字があるんでしょうか。まず、それ1点お聞きします。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  夜間透析をするに当たりまして、スタッフにつきましては、看護師が5名、ME関係の方が1名、ドクターが1名最低限必要と考えております。この方々の経費的なことを考えますと、夜間の1回の透析で約16万、1日にかかるというふうに試算しております。したがいまして、1人の透析患者から得られる収入のほうが1人当たり2万円というかたちで、症状によって前後することがございますが、2万円と考えておりますので、最低でも8人透析患者が集まらないことには採算は取れないというふうに考えております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  そしたら、8名以上あれば夜間透析の実施もできると考えていいんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  あくまでも8名あれば、最低限の金額は確保できるというふうに考えておりますので、この8名が常時確保できるんであれば実施は可能かなというふうには考えております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  次、午後診の関係なんですけど、私も実際、市民病院へ行ってきまして、外来診療予定表をもらってきました。そこを見ますと、内科、小児科皮膚科で午後診ですね、普通の方が普通の外来の受付をされてるんですけど、それを見ましても内科については、総合診療科内科スポーツドクター外来、内科、腹膜透析、これが1時半から3時半まで実際やられております。  それと、皮膚科が午後2時30分から4時まで、小児科アレルギー外来が1時30分から3時、一般外来が3時から3時半ということをこの表で承知をいたしました。  先ほど、市長のほうからも内科、小児科についての午後診の検討ということをおっしゃいましたが、今ある分について、さらに拡充という検討なんでしょうか、それとも検討ということだったんですけど、どういうような検討なんでしょうか。内容について、お伺いします。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  診療表を見ていただいたらわかるかと思うんですが、今言われました分につきましては、全て予約診ということになっております。外来、外の医療機関から紹介された患者様であったりとか、内部で常にかかってる方で、その時間帯しか来れない患者様の予約診だけしかしておりません。今回、市長のほうから答弁させていただきました小児科及び内科の診療科系の拡充に関しましては、初診の患者様、そこへ初めて来る患者様についても午後診を検討していきたいというふうに考えております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  ああ、そういうふうになっているんですか。見ますと、一般外来とか、単なる予約、ほかあるんですよ、予約制いうのはね。ですけど、一般外来とかやったら、普通の人もいけると思うんですけど、それじゃない、それも予約制なんですか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  今現在やっておりますのは、あくまでも紹介患者様を対象として、予約を取ってからの外来という受付をやっております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  私の頭の中にあったのは、午後診というのは、予約制じゃなくて普通の方が予約なしでいけるというふうに思っていたんですけど、そういう予約制の午後診ということですね、今までは。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  はい、現行はおっしゃっているとおりです。ただ、それを今後、先ほど市長から答弁していただきましたように、普通の外来患者、ウオークインの患者様の小児科ないし内科の診療科について検討を進めて、時間内の午後診ではありますがやっていきたいというふうに考えております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  何点か、ちょっと質問させていただきます。  まず先ほどの市長答弁の中からお伺いしたいのが、31年4月から整形にドクターの派遣予定というふうな話がありましたけども、整形に対しては、人数がなかったんですけれども、整形医師何人、それから麻酔科医師何人が派遣ですか、正規ですか、常勤ですか。整形医師、派遣のように聞こえたんですけども、これは常勤という意味ですかね。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  今、市長からも答弁ありましたように、先ほど言われた整形外科医であったり、麻酔科医であったりを常勤医として派遣をいただく見込みとなっております。今現在では、正式な決定ではございませんので、人数等につきましても、整形外科医につきましては、今のところ3名、麻酔科医につきましては1名、病理医につきましては1名といった形で常勤医師を派遣いただく見込みとなっておりますので、そう御理解いただいたらと思います。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  来年の4月から見込みとして、病理医が1名と整形外科医が3名、それから麻酔科医が1名、常勤としての見込みということですね。  続いて、ちょっとお聞きしたいんですけども、健診センター関係のところがちょっと話がありましたので、商工会議所等でチラシ、パンフ等配布してということと、それから企業を訪問して、特に幹部職員が営業というのもあるという話がありましたけども、その健診センター関係で、例えば赤穂の医師会との関係が当然出てくると思うんです。それとまた、民間の病院との絡みが出てくると思うんですけども、そういう中で、本当に十分な成果が出るような状況を想定して言われているのかいうところなんです。むしろ、役所関係とか、官公庁関係のところを他市も含めて積極的にお願いに回ってしていくというのが、やり方としてはやりやすいのではないかなと、市内の企業となってくると、民間との絡みの関係で、医師会の絡みでなかなか難しいようなことも考えられるんですけど、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  おっしゃってますように、確かに、民間、企業等々決められた病院がございますので、難しい面はございます。ただ、今回ってお話を聞かせてもらってる中で、当院を選定する病院の一つに加えていただきたいということで、各企業さんのほうにはお願いをしております。中には、病院として加えていただいた企業さんもございます。そういったことから、当市職員につきましても、広報等、庁内報等通じて当院での受診を呼びかけているところでありますので、さらにそういった形の活動を続けてまいりたいというふうに考えております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  続いて、その午後診の関係で先ほどもありましたけども、予約診の関係で午後診やってるのはわかっているんですけども、答弁の中の話では、小児科、内科等で初診を含めた午後診を検討したいという話なんですけれども、今話の中で、日勤帯でということなんですけども、それはわからんこともないんですけども、市民の方が求めているのは、日勤帯ではなしに、要するに午後の6時、7時までの仕事が終わってからの診察ができないかというようなことも意見が結構あるんですけれども、そのあたりの検討というのは今回はされてなかったということですね。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  今回、今検討してますのは、おっしゃってますとおり時間内でのなおかつ今まで予約診しか受けておりませんので、急な子どもさんであったり、内科系の腹痛であったりの方々について時間内で、まずは初診患者さんを受けていきたいというのが趣旨でございます。おっしゃってますように、時間外のところにつきましても、今後検討は必要かとは思いますが、今の現状、費用対効果、当然延長するに至ってはドクターだけではなく、検査技師、薬剤師全ての者が日直を今現在、救急でやっておりますので、それにかぶせて配置をしなくてはいけないという状況もございますので、そういった費用面を考慮しないと、なかなか踏み切れない状況にあることは事実なので、その辺の検討は今後進めていきたいとは考えております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  今言われたとおりやと思いますけども、夜間に関してはやっぱり緊急外来の関係で体制はとってますけども、当然それをやってしまうと、人の配置から場所から含めて大きな費用がかかるということで、当然それは考えないかんのですけども、だけど、将来的にはそういうことも含めて、ちょっと考えていただきたいということと、それから、これも短時間でそうやりますという話ではありませんので、本当に検討した中で、やれるのかどうかやっていただきたいと思います。  それと、もう1つですけども、夜間透析に関してアンケート調査を実施した上で、柔軟に対応していきたいというふうな話がありましたけども、8人おれば採算ベースゼロですわね、トントンでやっていけるという話でしたけども、実際の話として、今現在の透析患者さんの導入の平均的な年齢とか、それから実際の透析やられてる方の年齢配分なんか見たときに、そういう対象者の方が何人ぐらい今おるというふうに想定されてるんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  今現在といいますか、7月末現在にはなりますけれども、全部で透析患者91名いらっしゃいます。その中で、年齢帯が50歳未満の方が4名、60歳未満の方が8名、70歳未満の方が30名、80歳未満の方が29名、90歳未満の方が19名、90歳の方が1名という年齢構成になっておりまして、平均年齢で70.4歳。夜間を今のところ、病院としてこの人数からすると、移行して仕事上の関係で夜間に来たいという人数は、マックスでも4名ないし5名しかいないというふうに試算しております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  夜間透析に関しましては、ドクターの関係とかスタッフの関係等含めて、いろいろ検討していかない、即座にやりましょう、やりませんという話ではないと思うんで、そこらはしっかり検討していただきたいと思います。 ○前川委員長  山野委員。 ○山野委員  来年から整形や麻酔に先生が来てくださるそうですけど、今ヘルプで来てくださってる先生への常勤化、そういったことのアプローチは、どういうふうに行っているんですか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  現在、非常勤で来ていただいてる方につきましては、常勤で来ていただけないので、非常勤で来ていただいてるという状況にありますので、その方々への常勤のアプローチというのは、今のところいたしておりません。あくまでも、非常勤で来ていただいてる先生につきましては、大学医局から常勤では無理ですが非常勤であれば可能ですよということで来ていただいてる先生ですので、そちらの方に常勤でうちに残ってくださいというアプローチはいたしておりません。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  経営的に9億2,000万円赤字が出てるということなんですけども、病院というのは単純に計算しやすい。外来何人増やせば、入院が何人増えていただければ何ぼ稼げるというのは変な話ですけども。となってくると、いろんなこと言われましたけども、今年度は、例えば外来患者を去年三十何人減ってるという話ですけど、外来を一日当たり30人増やそう、入院を15人増やそうとか、単純な目的を設定して、各科にお願いしていうようなことはやられてるんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  集患につきましては、コンサル等の指導もございまして、院長のほうから全職員に1.2割増しを目標に、集患に努めるよう常々申しております。入院患者につきましては、今のところ250名を目標値にして、毎日それにどれぐらいの量が達してるかというのを医局と看護部に張り出しまして、周知をしているところであります。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  一番大事なのはそこやと思うんですけども、その中でスタッフが、やはりどうしてもせないかんのやというふうなやる気が出るようなモチベーションを上げるような形での指導とかお願いとか、そういうのをしっかりやっていただかな、本当の意味の成果は出てこないと思うんですけども、その辺はちゃんとコンサルタント含めてやられてるんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  コンサルタントにつきましては、各部門のほうに個々に入っていただきまして、どこをどう改善すればいいか、どこをどうすればいいかということの指導等もいただいておりまして、既に3つのプロジェクトを立ち上げております。  HCU関連、外来関連、ちょっと済みません、正確なところはちょっと覚えておりませんので、先ほど言いました2つ以外にもう1つプロジェクトチームを立ち上げて対応しているところでございます。あくまでも、職員の意思を聞いた上で、職員から発動するということを目的としてやっておりますので、できる限り職員の意思のもとに、集患を進めていきたいと思っております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  それには当然、経営企画室が中心になって動いてるということでしょうね。まさか院長が中心になるいうことではないでしょうね。そこらはどうですか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  当然、発信は経営企画室ということになっております。ただ、単位等々のこちらへの指導等がありまして、院長からやはり言っていかないと職員は動かないのではないかということで院長からの発信、ただそれは、あくまでもコンサルがこういうことをやっていくといいというようなことをある程度、コンサルさんの責任にするわけではないですが、コンサル指導の下に院長が代弁をしているというような形で職員の覇気を高めてるところであります。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  先ほどの答弁の中で、寄付講座という話があったんですけど、これについては内容というんですか、どこの大学とかそういった具体的なことは、今の段階では決まっているんでしょうか。  実際、この前我々、会派のほうで視察に行ったんですけど、寄付講座をやってるということで、かなりの効果があるということもお聞きしておりますので、ぜひこれ、金額も多額になるかもわかりませんが実施してほしいなという一つの施策でもありますので、そういった具体的なことについて、一つまずお聞きします。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長
    長坂事務局長介護老人保健施設事務長  今現在、京都大学の耳鼻咽喉科のほうと下準備に入ってるところであります。その関係で、常勤医師が今月、耳鼻咽喉科を退職されますので、非常勤の医師を今2名送っていただいてるんですが、あと1名追加で、これはもう寄付する以前の話ということで、まずは非常勤医師を送りましょうということで10月から送っていただくこととなっております。  来年度に向かいましては、予算化をさせていただいて、寄付講座を前面に進めていきたいというふうに考えております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  もう1点ですけど、二期構想について4億8,000万の赤ということおっしゃいましたけど、この二期構想ですね、いろいろな収支計画たてているんですけど、つくった当時と今と全然状況が変わっております。ですので、そういった今の現状に合わせたような見直しをした上でのこの収支計画ですか、それをつくる考えとか、それをお示ししていただけるようなことはあるんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  二期構想を策定した時点から以後、また5年毎の計画ということで改革プランというのを29年度にお示しをしたところであります。そういったところでの見直しを図っていくことは可能かというふうに考えております。  ただ、その当初に策定した二期構想の金額に関しまして、今現時点で二期構想が既に完了した時点におきましては、そちらの金額を見直してまた提示することに特に意味はないかと思っておりますので、その改革プラン、今ですと改革プランと二期構想で、もう既にドクターの減少に伴いまして、収入構造を減らした形で提案をさせていただいてると思いますが、そういった見直しをその時点、その時点ではかけていきたいというふうには考えております。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  私たちとしましては、市民病院を大変心配しておりますので、こういったことを何回も聞くんですけど、例えば30年度から向こう10年のこういう収支のバランス状況、そういったものを本当いったら知りたいんですけど、どういうふうになるのか、そういったものは可能なんでしょうか。 ○前川委員長  長坂市民病院事務局長。 ○長坂事務局長介護老人保健施設事務長  当然、年度年度の予算をたてていく上で、見込みというものをたてていっておりますので、そういった御呈示は各年度ごとの予算としては、させていただけるものとは思っております。  ただ病院の予算、御存じのように支出ありきの収入というところがございます。といいますのは、当然医療を優先していくわけでございますので、医療機器の購入であったり、そういったところを節減はするんですが、どうしても買わなくてはいけない部分というのがありますので、それに見合った収入予算をたてていくというのが病院の公営企業の原則となっておりますので、そういった形のお示しはできるのかなとは思っております。 ○前川委員長  田渕委員。 ○田渕委員  公営企業の全部適用ということで、独立採算でかなりやられてるとは思いますけども、先ほども市長のほうからも話ありましたけども、公的な病院の役割として、不採算部門、これを担う必要があるということで、同時に先進医療の追及もせないかんということで、収入面において人口減少、また患者減ってるような中で、非常に厳しい状況やと思いますけれども、やはり市民の安全・安心を確保するという意味で、ある程度の赤字は仕方ないと言ったらおかしいですけども、必要悪として、やはり市民医療を担うための努力、これしっかり本当にやってもらいたいと思います。 ○前川委員長  前田委員長。 ○前田委員長  全職員が経営改善に当たるということですけど、院長のリーダーシップという発言もあったんですけど、市長が管理者ということで、トップの位置にあるわけです。ですので、もう一度市長市民病院、最後の砦というのは重々承知しておりますが、市長市民病院あり方、どうするか、再度、市長のほうから御答弁をいただきたいんですけど。 ○前川委員長  明石市長。 ○明石市長  今年の新年度の予算のときに、私はきっちり言うたと思います。  二期構想が済んで、これから経営やと、経営に力を入れていくというようなことを申し上げたと思います。そういう意味では、非常に経営改善、これはもう大きなお金を入れておりますので、当たり前のことといえば当たり前のことですけど、ただ、いろんな取り巻く環境、公立病院の使命もそうですけど、例えば市の財政との関係を一つ見ても、従来は、地方交付税の算定基礎、病床数やったわね、今は稼働してる、実際使うておる病床数が単位になってるんですよ。結局、どういうことかといいますと、やっぱり公立病院改革で病床の稼働率を70%以上にせいというようなことが言われております。皆さん、決算書見られておると思いますけども、今の赤穂市民病院の稼働率、そういうことからすると、以前の交付税の算定基礎から見ますと、非常に金額そのものが落ちてくるというようなこともありますし、診療報酬の関係も毎年毎年、事業者側と利用者側、そういうところで駆け引きがいろいろなものがありまして、国のほうで決まったものがおりてくると。一概に、この経営努力だけで、どうのこうのというようなところがなかなか力が及ばないところもあるというのを重々知ってるんですけど、そんなことは理由にならんというようなことで、やはりしっかり経営していかなあかんだろうと。そういう意味では、もう常に危機感をもっているというか、そういうつもりでおるんです。  私、三セクが破綻したときの27億3,000万の手続を、手続というか、あとの処理に当たったときの経験もありまして、非常に、そういった面では、もう何でまた、というようなそういう懸念も、先ほども川本委員のほうから資金ショートの話がありましたけども、資金ショートじゃないですけども、経営そのものを見て見ましたら、そういう懸念もあります。しかし、それを回避すべく今院長始め各先生方、それからいろんな職員が頑張って今活動しよるというような実態ですので、そういうことになりますと、もう赤穂市の安全・安心の最後の砦が守れんということになりますので、それはもうぜひとも何とか回避していくような努力をせないかんと、そのように思っております。  やはり、いろんな意味でといいますか、今コンサルタントが入っております。このコンサルタントの使い方一つによっても、病院内にそれぞれの職種であつれきが生じたりして、非常に難しい面も当然予測されると思いますので、自分としては、非常にそういった面ではコンサルタントの活用、活用したらいいんやけど、なかなか難しいなというようなことも思ってるんですけども、ある意味、専門家の力を借りなあかんだろうというところもあります。  それと、皆さん方も御存じのように、公立病院そのもの、近隣のたつの、高砂、加西、そういうような病院の状況も、垣間耳に入ります。同じように、公立病院自治体病院として頑張っておられるんですけど、非常に懸念材料非常にあります。そういうような状況を踏まえますと、非常に厳しいなと思いますけど、やはり一番兵庫県南西端の地域中核病院として、県域を越えた岡山県側からの患者の皆さんもおられるので、そこを何とか二次医療圏の赤穂地区ということで、何とか踏ん張らないかんと、そういうような思いでおります。  医師の確保は、先ほども申し上げましたけど、少しでも脈がある、見込みがあるというようなとこらは率先して声かけてくれるいうようなことで言うておりますので、自分としても積極的に動いてまいりたいとそのように思っております。  なかなか先生は、何歳になっても大学との関係は消えないというのがこの医療界にあるようでして、非常に皆ひもつきで、それを嫌ってぽんと切って、今のところどこでも働けますので、切って働いておられる一匹オオカミといいますか、そういう一人で仕事をしてる派遣医師で飯を食うとるというようなお医者さんもおるようでございますので、そういうお医者さんがいいのか悪いのか、それも我々事務職には、なかなか判断しかねるところがあります。そういうこともあります。非常に複雑な問題が絡んでおります。絡んでおりますけど、やはり根底は何かと、市民病院としての本来の目指すべきものは何か、それを設立しておる自治体の長としてどうだというようなところをしっかりと十分に意識して事に当たりたいとそのように思っております。 ○前川委員長  以上で、質疑等を終結いたします。  これをもって、市長総括質問を終了いたします。  ただいまから表決に入ります。  まず、認第1号 平成29年度赤穂市一般会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議あり) 異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数) 挙手多数であります。  よって、認第1号は、原案のとおり認定されました。  次、認第2号 平成29年度赤穂市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議あり) 異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数) 挙手多数であります。  よって、認第2号は、原案のとおり認定されました。  次、認第3号 平成29年度赤穂市職員退職手当管理特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第3号は、原案のとおり認定されました。  次、認第4号 平成29年度赤穂市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第4号は、原案のとおり認定されました。  次、認第5号 平成29年度赤穂市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第5号は、原案のとおり認定されました。  次、認第6号 平成29年度赤穂市墓地公園整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第6号は、原案のとおり認定されました。  次、認第7号 平成29年度赤穂市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議あり) 異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数) 挙手多数であります。  よって、認第7号は、原案のとおり認定されました。  次、認第8号 平成29年度赤穂市駐車場事業特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議あり) 異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数) 挙手多数であります。  よって、認第8号は、原案のとおり認定されました。  次、認第9号 平成29年度赤穂市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議あり) 異議ありの声がありますので、挙手にて採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の委員の挙手を求めます。(挙手多数) 挙手多数であります。  よって、認第9号は、原案のとおり認定されました。  次、認第10号 平成29年度赤穂市病院事業会計決算認定について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第10号は、原案のとおり認定されました。  次、認第11号 平成29年度赤穂市介護老人保健施設事業会計決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第11号は、原案のとおり認定されました。  次、認第12号 平成29年度赤穂市水道事業会計決算認定について、採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり認定することに、御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、認第12号は、原案のとおり認定されました。  以上で、本決算特別委員会に付託されました平成29年度各会計の決算についての審査につきましては、全て終了いたしました。  ここで、決算特別委員会委員の総意として、私委員長から一言申し上げます。  このたび、当特別委員会に付託されました平成29年度各会計決算に係る審査につきましては、事務事業成果報告書等の訂正の申し出が非常に多くありました。  このことは、審査を行う上で支障となることであり、また、提出書類に対する不信感を抱くことともなります。  今後、十分精査した上で提出をしていただくことを申し上げます。  市長より挨拶の申し出がありますので、これを受けることにいたします。  明石市長。 ○明石市長  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  前川委員長さん、前田委員長さんを始め、委員の皆様方には、平成29年度の決算につきまして、さる9月27日から今日まで長期間にわたりまして、慎重な御審議をいただきました。  また、先ほどは認定の御決定をいただきましたことを厚く御礼を申し上げます。  各所管における審査の過程で頂戴いたしました御意見等につきましては、今後の執行に当たり十分配意いたしますとともに、適切な対応ができますよう指導してまいりたいと存じます。  今後とも御指導のほどよろしくお願い申し上げまして、非常に簡単ではございますが、お礼の御挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ○前川委員長  これをもちまして、本年度の決算特別委員会を終わらせていただきます。  長期間の審査、ありがとうございました。  御苦労さまでございました。            (午前10時30分)                   ( 了 )...