西宮市議会 > 1964-03-30 >
昭和39年 3月(第 2回)定例会−03月30日-07号

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  1. 西宮市議会 1964-03-30
    昭和39年 3月(第 2回)定例会−03月30日-07号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    昭和39年 3月(第 2回)定例会−03月30日-07号昭和39年 3月(第 2回)定例会    市議会3月定例会議事日程                   昭和39年3月30日午前10時                   於      議      場 順序 議案番号      件         名 1 議案第153号 西宮市特別会計条例制定の件   議案第154号 西宮市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件   議案第155号 昭和23年6月30日以前に給与事由の生じた退隠料の年額の改定に関する条例等の一部を改正する条例制定の件   議案第156号 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例制定の件   議案第157号 西宮市収入証紙条例制定の件   議案第158号 西宮市監査委員条例の全部を改正する条例制定の件   議案第159号 西宮市立地区市民館条例制定の件   議案第160号 西宮市市民館使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第161号 西宮市東口公会堂使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第162号 西宮市夙東会館使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第163号 西宮市立労働会館条例の一部を改正する条例制定の件
      議案第164号 西宮市郷山寮使用条例を廃止する条例制定の件   議案第165号 西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件   議案第166号 西宮市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定の件   議案第167号 西宮市営仮設住宅使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第168号 西宮市住宅物置使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第169号 西宮市公益質屋条例の一部を改正する条例制定の件   議案第170号 西宮市敬老年金条例の一部を改正する条例制定の件   議案第171号 西宮市援護資金条例の特例に関する条例を廃止する条例制定の件   議案第172号 西宮市立学校条例制定の件   議案第173号 西宮市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件   議案第174号 西宮市幼児教育審議会条例を廃止する条例制定の件   議案第175号 西宮市特殊教育審議会条例を廃止する条例制定の件   議案第176号 西宮市墓地使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第177号 西宮市墓地香花売場使用条例の一部を改正する条例制定の件   議案第178号 西宮市火葬場使用料条例の一部を改正する条例制定の件   議案第179号 西宮市胞衣汚物処理手数料条例制定の件   議案第180号 西宮市立夙川伝染病院条例の一部を改正する条例制定の件   議案第181号 西宮市食肉センター条例制定の件   議案第182号 西宮市中央魚菜市場使用料条例の一部を改正する条例制定の件   議案第184号 西宮市公営企業における契約の方法に関する条例制定の件   議案第185号 西宮市立中央病院事業の業務状況の説明及び公 表に関する条例制定の件   議案第186号 西宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定の件   議案第187号 西宮市工業用水道事業条例制定の件   議案第194号 西宮市市税条例の特例に関する条例制定の件 2 議案第190号 土地改良事業計画概要制定の件(山口地区)   議案第191号 市道路線認定の件(旧国道)   議案第193号 農業共済事業実施の件   議案第196号 西宮市立中央病院の基本計画を定める件   議案第197号 金融機関指定の件   議案第198号 西宮市農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定める件   議案第214号 西宮市農業共済条例制定の件 3 議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算 4 議案第200号 昭和39年度西宮市国民健康保険特別会計予算   議案第201号 昭和39年度西宮市公益質屋特別会計予算   議案第202号 昭和39年度西宮市食肉センター特別会計予算   議案第203号 昭和39年度西宮市農業共済事業特別会計予算   議案第204号 昭和39年度西宮市下水道事業特別会計予算   議案第205号 昭和39年度西宮市区画整理清算費特別会計予算   議案第206号 昭和39年度西宮市住宅費特別会計予算   議案第207号 昭和39年度西宮市分譲住宅建設事業特別会計予算   議案第208号 昭和39年度西宮市兵庫県住宅協会委託事業特別会計予算   議案第209号 昭和39年度西宮市自転車競技事業特別会計予算   議案第210号 昭和39年度西宮市公会堂建設事業特別会計予算   議案第211号 昭和39年度西宮市立中央病院事業会計予算   議案第212号 昭和39年度西宮市水道事業会計予算   議案第213号 昭和39年度西宮市工業水道事業会計予算 5 議案第215号 西宮市部課設置条例の一部を改正する条例制気の件   議案第216号 西宮市一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件   議案第217号 西宮市公設市場使用料条例を廃止する条例制定の件   議案第218号 市営公設市場廃止及び建物処分の件   議案第219号 西宮市立学校教育職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件   議案第220号 工事請負契約締結の件(仮称東町公民館新築工事)   議案第248号 寄付採納の件(山口中学校体育館建築費) 6 議案第221号 議決変更の件(高汐対策事業費等起債)   議案第222号 幼稚園建築費起債の件   議案第223号 議決変更の件(特別会計起債の件)   議案第224号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加更正予算(第12回) 7 議案第225号 特別会計設定の件(門戸財産区)   議案第226号 昭和38年度西宮市特別会計中央病院診療所費歳入歳出追加更正予算(第4回)   議案第227号 昭和38年度西宮市特別会計土地区画整理清算費歳入歳出更正予算(第3回)   議案第228号 昭和38年度西宮市特別会計西宮国民健康保険歳入歳出追加更正予算(第3回)   議案第229号 昭和38年度西宮市特別会計公益質屋費歳入歳出追加更正予算(第2回)   議案第230号 昭和38年度西宮市特別会計援護資金歳入歳出 追加更正予算(第2回)   議案第231号 昭和38年度西宮市特別会計市民年金費歳入歳出追加更正予算(第2回)   議案第232号 昭和38年度西宮市特別会計養老院事業費歳入歳出追加更正予算(第2回)   議案第233号 昭和38年度西宮市特別会計市営葬儀費歳入歳出追加予算(第3回)   議案第234号 昭和38年度西宮市特別会計と畜場費歳入歳出追加更正予算(第4回)   議案第235号 昭和38年度西宮市特別会計清掃事業費歳入歳出追加更正予算(第6回)   議案第236号 昭和38年度西宮市特別会計下水道事業費歳入歳出追加更正予算(第5回)   議案第238号 昭和38年度西宮市特別会計住宅費歳入歳出追加更正予算(第4回)   議案第239号 昭和38年度西宮市特別会計分譲住宅建築費歳入歳出追加更正予算(第2回)   議案第240号 昭和38年度西宮市特別会計兵庫住宅協会事業委託費歳入歳出追加予算(第2回)   議案第241号 昭和38年度西宮市特別会計自転車競技事業費歳入歳出追加更正予算(第4回)   議案第242号 昭和38年度西宮市特別会計津門財産歳入歳出予算   議案第243号 昭和38年度西宮市特別会計門戸財産歳入歳出予算   議案第244号 昭和38年度西宮市水道事業会計追加予算(第2回)   議案第245号 昭和38年度西宮市工業用水道事業会計追加予算(第1回)   議案第246号 昭和38年度西宮市一般会計補正予算   議案第247号 昭和38年度西宮市特別会計清掃事業費補正予算 8 諮問第5号 字の区域の変更について 9 議案第249号 特別職の職員で非常勤の者の報酬及び費用弁償条例等の一部を改正する条例制定の件   議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算(第14回)   議案第251号 昭和38年度西宮市特別会計土地区画整理清算費歳入歳出追加予算(第4回)   議案第252号 昭和38年度西宮市特別会計援護資金歳入歳出追加予算(第3回) 10 請第18号 保育所増設及び設備拡充についての請願    請第19号 1日30円の継続支給を要求する請願    請第20号 市道市役所前線櫨塚交差点に陸橋設置に関する請願    請第21号 西宮地域に於ける最低賃金確立の行政指導に関する請願 11 請第2号 東町に公民館建設促進の請願 12 請第10号 競輪廃止並び甲子園地区下水道の完備に関する請願    請第13号 競輪廃止に関する請願    請第14号 脱脂ミルクの給食に反対し生牛乳の給食を要求する請願    請第15号 保育所設置に関する請願 13 議員提出議案第3号 市有地不法占拠調査の件 14 意見書案第5号 交通事故をなくし市民の人命を守るための意見書提出の件    議案第253号 昭和39年度西宮市一般会計補正予算    議案第254号 昭和39年度西宮市食肉センター特別会計補正予算 15 議案第255号 昭和39年度西宮市下水道事業特別会計補正号予算
       議案第256号 昭和39年度西宮市分譲住宅建設事業特別会計補正予算    議案第257号 昭和39年度西宮市公会堂建設事業特別会計補正予算 16 諮問第7号 公有水面埋立について 17 議案第258号 西宮市名誉市民条例の一部を改正する条例制定の件                               西宮市議会議長              出   席   議   員    1番  綾 部 寅 夫 君      23番  吉 村 卯之松 君    2番  小 西   元 君      24番  西 中 惣 司 君    3番  岡 田 八百蔵 君      26番  佐 藤 光司郎 君    4番  長 岡 初 男 君      27番  北 本   正 君    5番  大 庭 し ま 君      29番  若 原 敏 孝 君    6番  平 野 正 裕 君      30番  東 内 三 男 君    7番  草 加 義 直 君      31番  神 谷 美 明 君    8番  阪 本 信 弘 君      32番  白 川 夙 雄 君    9番  八 木 米 次 君      33番  南 野 茂三郎 君   10番  甲 斐 冨次郎 君      34番  江 上 常 富 君   11番  前 田   東 君      35番  幸 田 竜 一 君   12番  半 田 幸 雄 君      36番  阪 田 頼太郎 君   13番  伊 藤 亀 雄 君      37番  松 本 駒 吉 君   15番  井 上 マキヱ 君      38番  野 田 義 夫 君   16番  中 村 芳 雄 君      39番  長 本 信 頼 君   18番  木 下   茂 君      40番  浅 川   守 君   19番  目 黒 邦 典 君      41番  安 藤 美 信 君   20番  大 槻 弥之助 君      42番  大 賀 数 一 君   21番  山 崎 長之介 君      43番  清 水 保 雄 君   22番  中 野 熊 市 君      44番  平 岡 利 美 君              欠   席   議   員   17番  佐 藤 政 隆 君      28番  森     豊 君   25番  宮 崎 三 治 君               説明のため出席した者 市長       辰 馬 龍 雄 君   文書統計課長   森 原 孝 雄 君 助役       松 田 愛太郎 君   秘書課長     内 藤 康 夫 君 助役       松 浦 松 一 君   財政課長     郷 田 正 一 君 収入役      岩 崎   彰 君   消防長      竹 下 宗 吉 君 企画室長     吉 林 正 久 君   水道局長     小 野 行 茂 君 総務部長     竹 永 昭 義 君   同処務課長    井 上 重 治 君 人事部長     野 田 徳太郎 君   選管委員長    吉 田 静 雄 君 財務課長     小 田 忠 彦 君   選管事務局長   西 田 豊 正 君 建設部長     前 中 正 夫 君   監査委員     覚 心 平十郎 君 社会部長     南 野 三 郎 君   〃        久賀田 義 治 君 産業部長     河 田 辰 一 君   監査事務局長   三 村 幸 治 君 衛生部長     松 岡 清八郎 君   教育委員長    鈴 木 輝 彦 君 中央病院長    北 村 文 雄 君   教育長      刀禰館 正 也 君 同事務局長    安 部 武 男 君   教委管理部長   永 島   茂 君 福祉事務所長   日 昔   清 君   〃指導部長    中 上 利 一 君 建設部次長    西 本   正 君 同        有 村 正 雄 君            職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長     平 山 義 一 君   速記員      野 口   修 君 議事係長     川 崎   正 君   速記員      川 勝 立 春 君 書記       天 野 禎 夫 君           (午前10時16分  開議) ○議長(小西元君) ただいまより定例議会を再開いたします。  現在までの出席議員は32名であります。本日は佐藤政隆君が所用のため、宮崎君が病気のため、欠席いたしております。  本日の会議録署名議員に、会議規則第113条により、36番 阪田頼太郎君、37番 松本 駒吉君、以上御両君を指名いたします。  本日の日程は、お手元に配布いたしました日程表の通りであります。  これより日程に従い議事を進めます。  ここで3分間、休憩いたします。           (午前10時17分  休憩)           ──────────────           (午前10時20分  開議) ○議長(小西元君) それでは議会を再開いたします。  まず議案第153号ないし議案第182号ならびに議案第184号ないし議案第187号および議案第194号、以上35件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました議案第153号 西宮市特別会計条例制定の件、議案第154号 西宮市職員定数条例の一部を改正する条例制定の件、議案第155号 昭和23年6月30日以前に給与事由の生じた退隠料の年額の改定に関する条例等の一部を改正する条例制定の件、議案第156号 議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例制定の件、議案第157号 西宮市収入証紙条例制定の件、議案第158号 西宮市監査委員条例の全部を改正する条例制定の件、議案第194号 西宮市市税条例の特例に関する条例制定の件、以上7件につきましては、去る23日に開催いたしました委員会において、関係当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、議案第 156号につきましては次の要望を付し、いずれも原案を妥当と認め承認することに決定いたしました。  次に、議案第156号に関する本委員会の要望事項を申し上げます。  本条例は、第3条に「財産の取得または処分に関し、土地については1件の予定価格2000万円以上、かつ5000平米以上のものに限り議会の議決を必要とする」旨、規定しているものでありますが、これに該当しない場合は予算のみが議会における審議の唯一の対象となりますので、この種の財産の取得または処分にかかる予算の提案に際しては、議決を要する場合と同様、その詳細なる説明書および資料を提示されるよう、要望する次第であります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されました各案のうち、議案第159号 西宮市立市民館条例制定の件、議案第160号 西宮市市民館使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第161号 西宮市東口公会堂使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第162号 西宮市夙東会館使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第163号 西宮市立労働会館条例の一部を改正する条例制定の件、議案第164号 西宮市郷山寮使用条例を廃止する条例制定の件、議案第165号 西宮市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定の件、議案第166号 西宮市営住宅管理条例の一部を改正する条例制定の件、議案第167号 西宮市営仮設住宅使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第168号 西宮市住宅物置使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第169号 西宮市公益質屋条例の一部を改正する条例制定の件、議案第170号 西宮市敬老年金条例の一部を改正する条例制定の件、議案第171号 西宮市援護資金条例の特例に関する条例を廃止する条例制定の件、議案第172号 西宮市立学校条例制定の件、議案第173号 西宮市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件、議案第174号 西宮市幼児教育審議会条例を廃止する条例制定の件、議案第175号 西宮市特殊教育審議会条例を廃止する条例制定の件、以上17件につき、委員長報告を申し上げます。  各案につきましては、去る23日および26、27日の3日間開催いたしました委員会において、当局の詳細な説明を聴取し慎重審議いたしました結果、いずれも原案通り承認を与えるべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  ただいま上程中の諸議案のうち、本委員会に付託されました、議案第176号 西宮市墓地使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第177号 西宮市墓地香花売場使用条例の一部を改正する条例制定の件議案第178号 西宮市火葬場使用条例の一部を改正する条例制定の件議案第179号 西宮市胞衣汚物処理手数料条例制定の件、議案第180号 西宮市立夙川伝染病院条例の一部を改正する条例制定の件、議案第181号 西宮市食肉センター条例制定の件、議案第182号 西宮市中央魚菜市場使用条例の一部を改正する条例制定の件、議案第185号西宮市立中央病院事業の業務状況の説明および公表に関する条例制定の件、以上8件につきましては、本月24日開催の委員会におきまして、当局の説明を聞き慎重に検討を加えましたが、いずれも今回の地方自治法の改正に伴なう諸措置でありまして、原案に承認を与えることに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されました諸議案のうち、当建設水道常任委員会に付託されました、議案第184号 西宮市公営企業における契約の方法に関する条例制定の件、議案第186号 西宮市水道事業給水条例の一部を改正する条例制定の件、議案第187号 西宮市工業用水道事業条例制定の件、以上3議案につきましては、3月25日に開催いたしました当委員会におきまして、当局の詳細なる御説明を聴取し慎重に審議いたしました結果、当局提案通り承認いたすことに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 以上で各委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。──35番。 ◆35番(幸田竜一君) ただいまの報告のうち、議案第164号の西宮市郷山寮、これを廃止するということになっておるのですが、その廃止したあとはどういうことになるのか、お聞かせを願えないですか。 ◆30番(東内三男君) 御答弁を申し上げます。  委員会といたしましては、廃止する条例を審議しましたわけでありまして、その後の措置なりなんかにつきましては審査いたしておりません。 ◎財務部長(小田忠彦君) 御答弁いたします。  本条例の、廃止条例を御決議を願いましたら、所管の方から私の方へ普通財産として引継ぎがあるわけでありますが、現状を見てみますと、相当に老朽化しておりますので、撤去処分をしたい、かように考えております。 ○議長(小西元君) ここで質疑を打ち切り、討論に入ります。
     上程中の各案に御意見はありませんか。──29番。 ◆29番(若原敏孝君) 議案第187号 西宮市工業用水道事業条例制定の件について、反対の意見を述べたいと思います。  この条例によりまして、特に料金の部分で、基本料金1リットルにつき5円50銭、特定料金が同じく5円50銭、超過料金11円、こういう料金の定め方については、私は根本的に反対をしたいと思います。それは、言うまでもなく、市民が日常使っている上水道の水道料金が、他市に比べて低いとはいえ、基本料金が12円である。また、この工業用水そのもの地盤沈下対策という名目のもとに、膨大な国家資金あるいは市の財政を投資して、そうして一部の特定の会社のために奉仕する、こういう制度であり、本年度においても8700万円、昨年38年度において1億8000万円ですか、に近い膨大な金額が投下されています。こういう一部の独占企業に対して奉仕する工業用水道事業であり、しかもその料金が起債の部分にのみ償還するに足る金額であって、住民の税金から投資される金が料金算定の基礎に入っていないというようなことでは、到底承知することが出来ないというふうに考えます。  従いまして、議案第187号に反対いたします。 ○議長(小西元君) ここで討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第153号ほか34件は、ただいま委員長報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議の方は御起立願います。           (起立する者あり) ○議長(小西元君) 少数であります。よって、議案第153号ないし議案第182号、ならびに議案第184号ないし議案第187号および議案第194号の以上35件は、いずれも多数をもって可決確定されました。 なお、委員会の要望事項につきましては、今後要望の趣旨に沿い善処されるよう、希望いたします。  次に、議案第190号ないし議案第193号、ならびに議案第196号ないし議案第198号、および議案第214号、以上7件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託して御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第197号 金融機関指定の件につきましては、去る23日開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、原案に承認を与えることと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  本委員会に付託されました、議案第190号 土地改良事業計画概要制定の件(山口地区)、議案第193号 農業共済事業実施の件、議案第196号 西宮市立中央病院の基本計画を定める件、議案第198号西宮市農業共済事業事務費の賦課総額および賦課単価を定める件、議案第214号 西宮市農業共済条例制定の件、以上5件につきましては、本月24日から26日までの3日間にわたり開催の委員会で慎重審査を行ないましたが、特に議案第190号につきましてはなお慎重を期するため現地視察を行ない、あらゆる角度から検討を加えました結果、いずれも原案を承認すべきものと決定した次第であります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されました諸議案のうち当委員会に付託されました、議案第191号 市道路線認定の件(旧国道)につきましては、去る3月23日および26日に開催いたしました当委員会におきまして、当局の説明を聴取し、さらに現地を調査いたしまして、慎重審議を重ねました結果、当局の提案通り承認いたすことに決定いたしました次第であります。  議員各位にかかれましても、何とぞ当委員会の決定に御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 以上で各委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) ここで質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) ここで討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第190号ないし議案第193号、ならびに議案第196号ないし議案第198号および議案第214号、以上7件は、ただいまの委員長報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議案第190号ないし議案第193号、ならびに議案第196号ないし議案第198号および議案第214号の7件は、いずれも原案通り可決確定されました。  次に、議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算を上程いたします。  本案は各常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算のうち本委員会所管各科目につきましては、去る23日から25日までの3日間にわたり開催の委員会におきまして、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、次の要望を付し原案を承認することに決定いたしました。  次に本委員会の要望事項を申し上げます。  歳入第7款財産収入 第2項財産売払収入 第1目不動産売払収入に土地売払代金として2億5648万2000円が計上されておりますが、売買予定地について当局に資料の提出を求めたところ、その中には将来行政財産として有効に活用することが出来得ると思われる個所も含まれているのであります。近時、公共用地入手困難の折から、市所有の土地は出来るだけ処分を避け、その立地条件等を考慮し、効率的な利用方法を研究されるよう、要望いたします。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算のうち本委員会所管科目につきましては、去る23日より27日までの5日間連日委員会を開催し、当局より詳細なる説明を聴取するとともに各参考資料に基き慎重に審査いたしました結果、次に申し上げる要望を付し原案を承認すべきものと決定いたした次第であります。  要望事項を申し上げます。  まず、第9款消防費に関連いたしまして、1、現在本市には消防本部に救急車が1台配置されているが、消防法の改正に伴ない救急業務が義務付けられるとともに、設置基準により人口30万人を超える本市の場合におきましては3台以上必要であるとされておるのであります。従って、安全都市という市の建前からも救急車の適正配置の必要性があるので、早急に配置し、もって救急業務に支障のないよう万全を期せられたいのであります。  次に、第10款教育費について申し上げます。1、第1項教育総務費第3目教育振興費の奨学貸与金に451万円を計上されておりますが、貸与適格者が十分に活用されるべきと考えますので、年度途中における適格者の増がありましても、その運用に支障を来たさないよう、適切なる予算措置を講ぜられたいのであります。1、第7項社会教育費に関連して、本市の全市的な社会教育の実情を勘案の上、芦原地区に適応した社会教育施設を建設し、社会教育の充実を期せられたいのであります。  以上、要望事項を申し上げましたが、次に本委員会の審査の過程において特に問題となりました点につきまして、御報告申し上げます。  まず、消防庁舎の新設につきましては、当局において大筒町車庫跡に建設を予定しており、現地調査の上、種々検討を加えたのでありますが、敷地面積が狭隘でありますため、重要視されている消防職員の平素の訓練も十分に出来ないうらみがあるのであります。また、将来の本市の発展性を考え合せる時、この敷地については再考の余地があると考えるのであります。従って、当委員会におきましても新たな観点からその敷地について論議を重ねたのでありますが、市有地の有効活用という見地からも、大塚町の市営住宅跡に建設されるのが適当であるとの結論に達しましたので、当局に該地建設の意思を質しましたところ、特別の支障のない限り大塚町に建設しても差し支えない、との言明を得ましたので、これを了といたしまして、承認を与えた次第であります。  次に、教育費に関連いたしまして、仮称段上小学校の新築については教育委員会所管の行政方針の中に、本年度は現状において若干の無理をすれば甲東小学校に収容可能であり、市財政の都合から建設を見合せたもの、とのことでありましたが、本委員会は39年度着工の必要性を痛感いたしますので、是非早急に努力されるよう当局に対して強く要望いたしましたところ、教育委員会の計画では約7000万円を必要とし、補助起債が決定したとしましても、その残額は相当の額になるので、現在ではその余裕がなく、本年度は2億5000万円にも及ぶ財産売却をもって収支の均衡を保持している状況であり、従って39年度後半期に至らないと明確なことが言えないが、39年度中に財源が確保出来れば建築に着手すべく努力したい、との言明を得ましたので、この際あわせて御報告申し上げます。  以上、本委員会の決定を御報告申し上げましたが、当局の御努力を強く希望し、かつ期待するものであります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告を申し上げます。  上程中の議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算のうち本委員会所管各科目につきましては、本月25日から27日までの3日にわたり開催の委員会におきまして慎重審査の結果、次の要望を付し原案を承認することと決定しました。  次に、本委員会の要望事項を申し上げます。  歳出第6款農林水産費 第1項農林水産費 第4目土地改良費に、土地改良法に基く山口地区農道新設に伴なう諸経費、および県単独土地改良事業として農道水路の新設改良工事費が計上されておりますが、それぞれの場合の地元負担の割合に差が認められるので、これら地元負担金につきましては相互に均衡を失しないよう、将来適切な配慮をされるよう、要望いたします。  以上の通りでありますので、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されております議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算のうち当建設水道常任委員会の担当科目につきましては、去る3月23日、24日、25日の3日間にわたり当委員会を開催いたしまして、当局の詳細なる説明を聴取し慎重に審査を重ねました結果、原案を承認することに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 以上で各委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の本案に御意見はありませんか。20番。 ◆20番(大槻弥之助君) まず、昭和39年度の予算の中で、部分的ではありますが、私ども日本共産党議員団として反対意見を申し上げなければならないと思います。  私ども、予算審議に当りまして感じることは、池田内閣の高度経済成長政策によって、自治体が3割自治であるということがいわれながらも民主的な側面を伸ばすために努力し続けております。ところが、今回の地方自治法の改正によりまして、むしろ改悪と申し上げた方がいいと思いますが、この改悪によりまして地方自治体の権限がますます自民党の政府すなわち池田内閣の下請機関とされるような形がますます強くなっております。すなわち地方自治体の中央集権化、そういう問題が強く感じられるわけであります。また、議会においても同じであります。今までの、1つ例を挙げますならば、請負の契約条例にしても3000万円以上のものでなければ議会にかからない、こういうことになりますと、本市の契約条例を見ましても3000万円以上の工事というのは、1年の間に極く僅かであります。こういうようなところから見て、地方自治体を中央集権化するだけにとどまらず地方議会の権限を縮小する、こういう方向に進んでいっておるわけであります。この池田内閣のやり方はアメリカ帝国主義に従属して、そしてアジアにむける戦争政策をより進めるために……。 ○議長(小西元君) 大槻さん、ちょっと申し上げます、議案につきまして討論をお願いします。 ◆20番(大槻弥之助君) だから、議案の中の討論をやっておるのです。別に変ったことを言っておりません。 ○議長(小西元君) 池田内閣の方が多い……。 ◆20番(大槻弥之助君) それは政府がある以上は政策が出てくるんだから仕方がないですよ。  池田内閣は、アメリカの目下の同盟者として、新しい戦争政策をより推し進めるために、地方自治体を中央集権化するということが必要であります。そういう彼らの反動的な戦争政策が地方自治体をますます収奪し、住民の利益、住民の福祉を裏切っていく、こういう方向に進むのであります。  私ども、歳入の中で見まするならば、地方税法の改正によりまして、特に宅地の税金は市当局が度々言明しておったように「増税にはならない」と言いながら、実質上2割の増税になっておる、市の増収になっておる、こういうことから見ても明らかであります。それともう1つは、歳入の面におきまして政府の補助事業が年々ふえていっておる。こういうことは政府の補助事業というのは、彼らの目的は、独占資本のための輸送の合理化、あるいは港湾の施設の充実、そういうような真に住民の利益を守る方向でなくして、政府独占の方向に全ての補助事業に起債や、あるいは補助金を与える、こういう方向が強くなっておるということを私どもは言わなければならないと思います。  また、歳出の面で見るならば、政府自民党のいっておるところの農業の構造改善事業の問題であります。本年度、山口地区あるいはまた塩瀬地区、あるいは一部の地区において、果樹を中心にした栽培をやろうとする動きが出ておりますが、私どもこの果樹を例にとって見るならば、政府の農業構造改善事業の中で青森や、あるいは長野や、その他の地方において、政府の政策に乗って、そうしてやってみたところ、貿易の自由化によってバナナが入ってきてリンゴの値段は肥料代も出ないというようなところまで買い叩かれる、そういう中で農民は土地を売り、そうして県外へ流れ出ていく、こういう傾向が強くなっております。いうならば、政府の農業構造改善事業というものは6割の農民を切り捨て、農民から土地を奪う。そうして農村における地主制の復活を狙っておるものだと私たちは言わなければならないわけであります。こういうような政策が政府の農業構造改善事業という美名のもとに行なわれることについては私どもは賛成出来ないわけであります。それと同時に、また畜産の面においても然りであります。地域にかける零細牧場業者に対して、環境衛生の面から、環境を守るためにという形で龍野に移転させようとしておる。考えてみるならば、都市の周辺で零細企業はやっと生きておるのに、遠い地域に持っていかれたならば、飼料代あるいは輸送費その他の面においても非常に大きな痛手を受けるだろうし、また集団化し集中化するならば独占資本の収奪がなお簡単になる、こういう性格を持っておるわけであります。  私ども、それと同時にもう1つ言えることは、建設部門で申し上げるならば、夙川と北口間の高架についても私どもは賛同出来ない。何故かならば、現在の交通量の増大ということは、これは政府独占の非常に無計画な都市計画にある、あるいは工業立地計画にあると言わなければならないと思います。それにもかかわらず、私ども地方自治体がこの無計画な政府独占の政策に迎合して、そうして多額の市民の税金をこれに注ぎ込むということについては、納得が出来ないのであります。例えば阪急をとるならば、昭和32年には僅か阪急の傘下の会社に二十数億しか投資しておらなかったのが、今日では約二百数十億円の金を、資本を分散させるために投資をしておるのであります。私ども、1割1分の配当を続け、多くの傘下の会社に出資し、そうして資本を分散させておるところの阪急に奉仕する必要が、どこにも見当らないと思うのです。むしろ彼らが今まで公益企業であるという名のもとに独占的な運賃の値上げ等をやって得てきた、こうならば収奪したところの金で、当然住民のために、公益と称するならば、これで実施するのが妥当だと考えます。  こういうような面から考えまして、私ども日本共産党議員団は、迫り来る政府の地方自治体収奪の政策に対して、これに追従するということについては賛成することが出来ません。  以上で、共産党議員団としては、昭和39年度の予算について、部分的に反対いたします。 ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第199号は、ただいまの委員長報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり、「異議あり」と呼び、起立する者あり) ○議長(小西元君) 異議ある方は少数であります。よって、議案第199号 昭和39年度西宮市一般会計予算は原案通り大多数をもって可決確定されました。なお、委員会の要望事項につきましては、要望の趣旨に沿い善処されんことを希望いたします。  次に、議案第200号ないし議案第213号の14件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第210号 昭和39年度西宮市公会堂建設事業特別会計予算につきましては、去る25日開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、原案を妥当と認め承認することに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  上程中の諸議案のうち当委員会に付託されました、議案第200号 昭和39年度西宮市国民健康保険特別会計予算、議案第201号 昭和39年度西宮市公益質屋特別会計予算、議案第206号 昭和39年度西宮市住宅費特別会計予算、議案第207号 昭和39年度西宮市分譲住宅建設事業特別会計予算、議案第208号 昭和39年度西宮市兵庫県住宅協会委託事業特別会計予算、以上5件につきましては、去る26、27日に開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取するとともに慎重に審査いたしました結果、いずれも原案に承認を与えるべきものと決定いたしました次第でございます。  議員各位におかれましては、何とぞ御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告を申し上げます。  上程中の諸議案のうち本委員会に付託されました、議案第202号 昭和39年度西宮市食肉センター特別会計予算、議案第205号 同農業共済事業特別会計予算、議案第209号 同自転車競技事業特別会計予算、議案第211号 同西宮市立中央病院事業会計予算、以上4議案につきましては、5月26、7日の両日にわたりまして開催の委員会において慎重審査の結果、いずれも原案を承認することと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程中の諸議案のうち当委員会に付託されました、議案第204号 昭和39年度西宮市下水道事業特別会計予算、議案第205号 昭和39年度西宮市区画整理清算費特別会計予算、議案第212号昭和39年度西宮市水道事業会計予算、議案第213号 昭和39年度西宮市工業用水道事業会計予算、以上4議案につきましては、去る24日および25日の両日、当委員会を開催いたしまして、市当局の説明を聴取し慎重審査を行ないました結果、いずれも原案通り承認すべきものと決定いたした次第であります。
     議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。──34番。 ◆34番(江上常富君) 建設水道常任委員長に質問を申し上げます。  その点は、いま西宮から宝塚に行っている水の問題であります。すでに、もう宝塚は相当の値上げをしておるわけでありますが、この点について西宮としては今のところ欠損をしているわけですが、これらについて建設水道常任委員会では論議をされておるのかどうか。特に39年度の契約更改に当って、当局の方の意思を十分に確かめてあるのかどうか。こういう点について御質問申し上げます。 ◆21番(山崎長之介君) その点につきましては、先般来の当初の本会議におきまして、そういう点もあろうかと考えまして、当委員会におきましては、その点十分に参酌いたしまして、当局より説明を聞きまして、事情やむを得ないものといたしまして原案通り承認した次第でございまして、詳しいことは当局より御聴取を願いたいと思います。 ◎水道局長(小野行茂君) 宝塚市への分水料金についてのお尋ねに、お答え申し上げます。  この契約は、御承知のように、1年毎の契約でございます。それで、契約の内容を変更する場合には、契約期限満了1カ月前に通告する、そういう約束になっております。それで昨年は間に合わなかったわけでございます。3月末に締結して4月1日から契約条項を履行する、こういうことになっておりますので、昨年は間に合わなかったわけであります。 それで、本年は、1カ月でございますが、2月頃にもう先方へ通告いたしまして、契約の内容の変更を通告いたしました。それで大体従来1立方9円で売っておりますが、これは御承知のように阪神水道の受水料の値上げが約6割近くありますので、6割近い値上げと、それから1年間この値上げをしなかった、9円で売っておりました、その差額に対する利子を計算いたしまして、結局15円ということにして契約を更新する、こういうことにいたします。 ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。──29番。 ◆29番(若原敏孝君) 議案第209号 昭和39年度西宮市自転車競技事業特別会計予算、ならびに議案第213号 昭和39年度西宮市工業用水道事業会計予算、この両案について反対の意見を述べたいと思います。  まず、第209号についてでございますが、競輪事業をさらに継続するのかどうかということに関しては、市長の行政方針をめぐって多くの議員の方が質問をされ、この本会議においても討論をされたと思います。 そこで、市長の行政方針の中で競輪を廃止したいということを追究しながら結局は代り財源を見つけなければならない、代り財源が見つかるまでは競輪を実施する、という結論になっております。さらに、議員の質問に対して結局は、市長の在任中この競輪を廃止する考えはないということが明らかになりました。確かに、いま西宮市の財政において競輪事業に負うところは極めて大きいものがあります。私たちはこの競輪事業に依存しなければならない自治体財政の在り方そのものに根本的に問題があると考えておりますが、何故このように競輪事業に依存しなければならないのか。これは政府が一方で地方自治体に対して多くの締めつけを行ない、住民に対して収奪を行ないながら、膨大な国家財政を独占奉仕のために支出し、自治体財政がますます急迫を加えていく、このことを切り抜けるために自治体の事業によって、地方自治体が競輪事業あるいは競艇というような公営賭博によって財政を穴埋めしていく、こういうように自治体の肩代りによって政府はますます収奪の政策を推し進めていっておるわけです。しかも、現在この競輪によらなければ財政が成り立たないという口実、これはかつて尼崎において競艇廃止の問題が論議された時にも、尼崎の市当局が言いましたし、また西宮市当局も言っておるわけです。われわれは現時点において、そういうことは一応の理解が出来るにしても、いつまでも、いつ打ち切るのか明確な方針のない限り、ずるずると競輪事業が行なわれる可能性があります。われわれは今の競輪事業を廃止することによって西宮市に及ぼす財政的な大きな影響があるということは、よく理解出来ますけれども、また廃止することによって歳入の面をもっと積極的に政府に対して、中央に対して働きかけていくことも可能であるし、今の税制その他の政策において、われわれ自治体自体が政府に対して要求を突きつけ、戦っていかなければならないと思います。われわれは差し当って市長が明確な方針のない以上、この予算を承認することが出来ないというふうに考えます。  また、議案第213号につきましては、先ほどの議案第187号と同様の趣旨をもちまして、反対したいと思います。 ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第200号ないし議案第213号の14件は、ただいまの委員長報告の通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり、「異議あり」と呼び起立する者あり) ○議長(小西元君) 異議の方は少数であります。よって、議案第200号ないし議案第213号の14件は、いずれも大多数をもって原案通り可決確定されました。  次に、議案第215号ないし議案第220号および議案第248号の7件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第215号 西宮市部課設置条例の一部を改正する条例制定の件、議案第216号 西宮市一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件、議案第220号 工事請負契約締結の件、以上3件につきましては、去る26日、27日の2日間にわたり開催いたしました委員会において、関係当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、いずれも原案を妥当と認め承認することに決しました。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  議案第219号 西宮市立学校教育職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第248号 寄付採納の件、2件につき委員長報告を申し上げます。  両案につきましては、去る23日に開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取するとともに慎重に検討を加えました結果、いずれも原案を妥当と認め承認を与えるべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告を申し上げます。  議案第217号 西宮市公設市場使用料条例を廃止する条例制定の件、議案第218号 市営公設市場廃止および建物処分の件、以上2件につき委員長報告を申し上げます。  両議案につきましては、去る23日開催の委員会において、当局より詳細な説明を聴取するとともに、処分に至る経緯を聞き、慎重に検討を加えました結果、原案に承認を与えることに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第215号ないし議案第220号および議案第248号の7件は、ただいまの委員長報告通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議案第215号ないし議案第220号および議案第248号の7件は、いずれも原案通り可決確定されました。  次に、議案第221号ないし議案第224号の4件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第221号 議決変更の件、議案第222号 幼稚園建築費起債の件、議案第223号 議決変更の件、議案第224号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加更正予算のうち本委員会所管科目、以上4件につきましては、去る26日開催いたしました委員会において、関係当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、いずれも原案を妥当と認め承認を与えることと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願いしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  議案第224号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加更正予算のうち本委員会所管各科目につきましては、去る23日、25日、26日、27日の4日間開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、原案を妥当と認め承認を与えるべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  ただいま上程中の議案第224号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加更正予算のうち本委員会所管各科目につきましては、3月23日委員会を開催し、当局の詳細なる説明に基き慎重審査いたしましたが、原案を承認すべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程中の議案第224号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加更正予算のうち当委員会の担当科目につきましては、去る24日開催の委員会におきまして当局の説明を聴取いたしまして慎重審議の結果、原案通り承認いたすことに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 以上で各委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  上程中の議案第221号ないし議案第224号の4件は、ただいまの委員長報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議案第221号ないし議案第224号の4件は、いずれも原案通り可決確定されました。  次に、議案第225号ないし議案第236号、ならびに議案第238号ないし議案第247号、以上22件を一括上程いたします。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第225号 特別会計設定の件、議案第242号 昭和38年度西宮市特別会計津門財産歳入歳出予算、議案第243号 昭和38年度西宮市特別会計門戸財産歳入歳出予算、以上3件につきましては、去る26日開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、いずれも原案を妥当と認め承認を与えることに決定いたしました。  議員各位の御賛同を会願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  上程中の各案のうち本委員会に付託されました、議案第228号 昭和38年度西宮市特別会計西宮国民健康保険歳入歳出追加更正予算、議案第229号 同公益質屋費歳入歳出追加更正予算、議案第230号同援護資金歳入歳出追加更正予算、議案第231号 同市民年金費歳入歳出追加更正予算、議案第232号 同養老院事業費歳入歳出追加更正予算、議案第238号 同住宅費歳入歳出追加更正予算、議案第239号 同分譲住宅建築費歳入歳出追加更正予算、議案第240号 同兵庫県住宅協会事業委託費歳入歳出追加予算、議案第246号 昭和38年度西宮市一般会計補正予算、以上9件につき委員長報告を申し上げます。  各案につきましては、去る23日および26、27日の3日間委員会を開催し、当局の詳細なる説明に基き慎重に審査いたしました結果、いずれも原案を妥当と認め承認を与えるべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  本委員会に付託されました、議案第226号 昭和38年度西宮市特別会計中央病院診療所費歳入歳出追加更正予算、議案第233号 同市営葬儀費歳入歳出追加予算、議案第234号 同と畜場費歳入歳出追加更正予算、議案第235号 同清掃事業費歳入歳出追加更正予算、議案第241号 同自転車競技事業費歳入歳出追加更正予算、議案第247号 昭和38年度西宮市特別会計清掃事業費補正予算、以上6議案につきましては、去る23日開催の委員会におきまして、当局に説明を求め慎重審査を行ないました結果、いずれも原案通り承認することと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程中の諸議案のうち、議案第227号 昭和38年度西宮市特別会計土地区画整理清算費歳入歳出更正予算、議案第236号 昭和38年度西宮市特別会計下水道事業費歳入歳出追加更正予算、議案第244号 昭和38年度西宮市水道事業会計追加予算、議案第245号昭和38年度西宮市工業用水道事業会計追加予算、以上4議案につきましては、去る24日25日の両日、当委員会を開催いたしましてし当局の詳細なる説明を聴取いたしまして慎重に審査いたしました結果、いずれも原案通り承認すべきものと決定いたした次第であります。  議員各位におかれましても何とぞ当委員会の決定に御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 以上、各委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  上報中の議案第225号ないし議案第236号、ならびに議案第238号ないし議案第247号、以上22件はただいまの委員長報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議案第225号ないし議案第236号、ならびに議案第238号ないし議案第247号、以上22件は、いずれも原案通り可決確定されました。  次に、諮問第5号 字の区域の変更についての件を上程いたします。本件は建設水道常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。
    ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されました、諮問第5号 字の区域の変更について、当諮問につきましては去る24日開催いたしました当委員会において、市当局より内容について詳細なる説明を聴取し慎重に検討を加えました結果、知事の提案を妥当と認めましたので、この旨答申することに決定いたしました次第であります。  議員各位におかれましても当委員会の決定に御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。 ○議長(小西元君) 質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の本件に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 討論を打ち切り、採決に入ります。  諮問第5号は、ただいま委員長の報告通り決定して、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、諮問第5号はこれを異議なく答申することに決定されました。  ここで暫時休憩いたします。           (午前11時27分  休憩)           ──────────────           (午後 1時50分  開議) ○議長(小西元君) 議会を再開いたします。  お諮りいたします。この際、次に上程すべき諮問第7号の順序を変更し、日程10以下を先議いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、日程の順序を変更し、日程10以下を先議することに決定いたしました。  議案第249号ないし議案第252号の4件を一括上程いたします。  ここで当局より議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算に関し一部訂正の申し出がありますので、発言を許します。──総務部長。 ◎総務部長(竹永昭義君) 議案の訂正を申し上げます。  3月27日御提案いたしました、議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算(第14回)のうち、一部数字に誤まりがありましたので、別紙お手元に配付いたしました訂正表の通り訂正下さるよう、お願い申し上げます。 ○議長(小西元君) ただいま説明のありました通り、議案第250号の一部訂正に承認を与えて御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議案第250号の一部訂正は承認されました。  各案につきましては、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願っておりますので、これより委員長の報告を願います。  まず、総務常任委員長 岡田八百蔵君。──3番。 ◆3番(岡田八百蔵君) 総務常任委員長報告。  ただいま上程されました、議案第249号 特別職の職員で非常勤の者の報酬および費用弁償条例等の一部を改正する条例制定の件、議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算のうち本委員会所管科目、以上2件につきましては、去る27日開催いたしました委員会において、当局より詳細なる説明を聴取し慎重審議いたしました結果、いずれも多数をもって原案を承認することと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告を申し上げます。  上程中の議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算のうち本委員会所管各科目、および議案第252号 昭和38年度西宮市特別会計援護資金歳入歳出追加予算の2件につき、委員長報告を申し上げます。  両案につきましては、去る27日に開催いたしました委員会において、当局の詳細な説明を聴取し慎重審議の結果、原案に承認を与えるべきものと決定いたしました。  議員各位の御賛同を瀞願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算のうち本委員会所管各科目につきましては、3月27日に開催の委員会において慎重審査の結果、原案を承認することと決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程中の諸議案のうち、議案第250号 昭和38年度西宮市歳入歳出追加予算建設水道常任委員会担当科目、および議案第251号 昭和38年度西宮市特別会計土地区画整理清算費歳入歳出追加予算につきましては、去る3月27日に開催いたしました当委員会におきまして、当局の説明を十分に聴取し慎重審査いたしました結果、原案通り承認を与えることに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願いいたしまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に御質疑はありませんか。──39番。 ◆39番(長本信頼君) ただいま総務常任委員長が報告されまし、議案第249号の問題に関連いたしまして、委員長に御質問を申し上げたいと思います。  この議案が3月27日の本会議におきまして委員会付託をされまして、その段階におきまして、われわれ社会党議員団5名の名前をもちまして、委員会の審議段階において専門委員会あるいは市民の公聴会を開く努力をしていただきたい、こういうことを文書をもちまして申し入れをいたしました。しかしながら、その結果がどのようになったのか、ただいまの報告の中では少しも触れられておりませんので、その経緯につきまして委員長の方から御答弁をお願いいたしたい。 ◆3番(岡田八百蔵君) 長本議員さんにお答えいたします。  ただいま長本議員さんからお話しのように、当委員会としましては社会党議員団5名の方から、公聴会または各種団体の意見を聴取してもらいたい、こういうような意見書が出されたのでございまして、われわれ委員会といたしましては、私この申し出を委員会で朗読いたしまして、いろいろ審議したのでございまするが、何を申しましても公聴会いろいろの開催の手続等につきましては相当日時も要し、本会期中に日も僅かであり到底開催の見込みも立ちませんし、また市長さんにも意見を聞いたのでございますが、市長さんもそういう件につきまして、いろいろ諮問機関等を設置するかどうかということにつきましても一応今後検討していきたい、こういう御意向もございまして、委員会といたしましてはそれを了とし、われわれ委員会といたしましても、その今回の諮問機関等を設置したり、そういうことの余裕を市長から聞いたわけでございまして、委員会といたしましては独自の立場をもって慎重に検討を加え、結局その申し出に対しても委員会ではその特別委員会を作ってもどうかという御意見もあったのでございますが、結局いろいろの問題がありまして、結論といたしましては、この申し入れを委員会としては一応期間の問題もございまして、これを承認することが出来なかつた、そういう結論に達したわけでございますので、一応御報告にかえさせていただきます。 ○議長(小西元君) ここで質疑を打ち切り、討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。──20番。 ◆20番(大槻弥之助君) 議案第249号に対して反対の意見を述べるものであります。  今回提案されました、非常勤特別職の報酬の値上げでありますが、この提案の説明に当りまして市長の方から、一般の特別職については職員が上った並みの12.1%、そうして議員は25%、こういう工合に市当局は提案をされておるわけでありますが、この根拠がまず問題であります。私ども、まず一般の職員の中でも1等級の人々が12.1%上ったのならば当然議員も12.1%で計算するのが当然だ。また一般職員が18.6%上ったのならば最大限にしても18.6%でなければならないと思います。 それにもかかわらず25%の報酬引上げを提案する、こういうことは甚だ遺憾だと思います。いわゆる報酬だけが近隣の都市との均衡という形のもとに提案をされるということについては、本日の新聞を見ましても部長の中間ぐらいに位いするんだというようなことについて、新聞はこういう工合に批判しております。それならば部長が上ったらまた議員が上る、議員が上ったらまた部長が上る。結局は議員の報酬は物価に先守して、そうして引上げ合戦をしておるのと同じだということを、今日は神戸新聞の中にも載せております。私ども昭和34年に議員の報酬は3万6000円でありました。39年、今回8万5000円にするならば実に議員の月給は、池田さんの所得倍増ではないけれども、僅か4力月ほどの間に2.36倍になっております。池田さんが昨年の国会で答弁した数字を見ましても、昭和30年から労働者の賃金は9年間に80%上っている、こう言われているんですから、34年から比べたら私はおそらく50%前後しか上ってからない、こういう工合に考えます。これから見ても私ども今回の議員の報酬の引上げというものが、如何に働く人びと、勤労者階級から遊離したものであるかということが、よく分ると思います。私ども今ここで考えまするに、この議員の報酬についてこのように批判がきつい、連日の新聞をにぎわすということは、こういう商業新聞によって次から次から批判を受けることによって、やがて住民はこれに対するところの新しい意見を持ち上げるだろう、それは議員の定数削減という形の運動がまたぞろ盛り上ってくる、これが私は一番心配するところのものであります。地方住民が地方議会に対して失望するならば、議員は何人もおっても仕方がないから、なるべく優秀な議員を少くというのが、私ども過去何回か議員の報酬引上げの中で現われてきた全国的な傾向だと思っております。そこで私どもは、どうしても、こういうような住民と切り離したところの報酬引上げについては納得が出来ない。例えば今この今回引き上げたところの報酬によって、38年度が800万円、39年度が1700万円ないし1800万円、もしもこの金を活かして政府の補助事業をやったならば大体8000万円から9000万円近いところの仕事が出来る。私ども、助役さんが西宮市の下水道事業は5カ年計画でやらなきゃしょうがない、こういう工合に言われております。この2500万円の財源、それに政府の補助をもらったならばおそらく住民の要求であるところの下水道事業も一日も早く出来上るだろう、こう思います。それと同時に、いま市長さんが提案されました39年度の予算の中でも、私ども一番大きな問題にしておるのは社会保障の問題であります。例えば母子年金や精薄年金や、あるいは身体障害者年金一つをとってみても、この1800万円の39年度の財源があるならば、これを2倍に引き上げてもとの年金制度は成り立っていくのであります。また、住民の中には本当に生活保護とぎりぎり一ぱいのボーダーラインにあえぐ人々が沢山あります。この人たちは生活保護費の2倍引上げを要求して、そうして福祉事務所に何回か行かれておると思います。  また現在の状態では、それと大体同じような人たちが西宮市にも、最小限に見積って、生活保護を受けておる人たちの10倍はある、こういう工合に考えます。私たちは、そういうような財源を社会保障に回したならば、どれほど明るい豊かな市政が生まれてくるか分らないと思います。  例えば今年度の財源と来年度の1800万円を足すならば、例えば市長の選挙の公約であるところの母子住宅や勤労者住宅、もしも2500万円あったら、立派な母子住宅が鉄筋4階建てで1棟建つのであります。私ども、そういうふうに考える時、どうしてもこういうような住民と相離れたところの、議員ならびに特別職の報酬値上げに対しては私ども賛成することが出来ません。私どもは今市民の批判を率直に十二分に受けて、そうして今後再びこういうことのないようにしなければならないと思います。こういうような、市民から言わすならば、お手盛りといわれるような議員の報酬値上げを度重ねてやったならば、やがて自治体は住民と本当に切り離したものになるだろうということを強く申し上げまして、共産党議員団としての反対討論を終りたいと思います。(拍 手) ◆39番(長本信頼君) ただいま上程されております議案第249号に関連をいたしまして、社会党議員団を代表いたしまして、本議案に反対の意見を申し上げてみたいと思います。  社会党議員団は、先の本会議におきまして特別職の、特に議員の報酬値上げの問題につきましては、諮問委員会あるいは公聴会を開いて、その上で処理をされるように、しばしば当局に対して提案をいたして参りました。しかるにかかわらず、われわれの提案は、当局の言を借りるならば時間的余裕がなかった、このようなことで、われわれの意見は容れられなかったわけであります。その後におきまして、先ほども総務常任委員長に私御質問申し上げましたが、3月27日の段階におきまして総務常任委員会に対して、われわれ社会党議員団として再度文書をもちまして申し入れをいたしたわけでありますけれども、これも不幸にいたしまして採用されなかったわけであります。われわれ社会党議員団はあくまでもお手盛りの批判をわれわれ自らが排除し払拭をするために、どうしても市民の世論と市民の意見の上に立ってこうした問題は提案をしてもらわなければならぬと思います。そのことが西宮市政をより明るくし西宮市民をしてより親しみのある西宮の政治をもたらすゆえんのものであると考えております。  そのような観点から本問題を考えました場合に、私たちの主張するそうした手続がとられて分ちない、甚だ私は遺憾である、このような観点におきまして、わが社会党の議員団は本案につきまして反対を申し上げる次第であります。 ◆35番(幸田竜一君) ただいま上程中の249号議案のうち議員報酬については先ほどから共産党ならびに社会党の方々からいろいろか話がありましたが、わが公明会といたしましてはこの議員報酬の値上げに対する改定率の算定基準について、われわれとしてはなお検討研究の余地を残しておりますので、直ちに同調しがたいのでありますが、諸般の情勢上やむを得ないものとして一応は認めたいと思いますが、10月に遡及してこれを支払うということについては、どうしても納得がいきませんので、これは強く反対するものであります。  以上、反対の意見を述べておきます。 ○議長(小西元君) この辺で討論を打ち切り、採決に入ります。  議案第249号ないし議案第252号の4件は当局提案通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 異議ある方は御起立を願います。           (起立する者あり) ○議長(小西元君) 起立少数であります。よって、議案第249号ないし議案第252号の4件は多数をもって原案通り可決確定されました。  次に、本会期中に受理いたしました、請第18号ないし請第21号の4請願を一括上程いたします。  各請願は、会議規則第85条の規定により、それぞれ担当常任委員会に付託し御審査を願いましたが、請第18号 保育所増設および設備拡充についての請願につきましては、社会文教常任委員会より、本会期中に結論が得られず、さらに引き続き閉会中の継続審査とされたい旨の申し出がありました。よって、お諮りいたします。  請第18号は引き続き閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、請第18号は引き続き閉会中の継続審査と決定されました。  次に、請第19号 1日30円の継続支給を要求する請願は建設水道常任委員会に付託し御審議を願いましたが、本日請願代表者よりこれを取り下げる旨の申し出がありました。よって、お諮りいたします。  請第19号は取り下げることに同意を与えて御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、請第19号は取下げに同意と決定いたしました。  次に、請第20号および請第21号について、各委員長の報告を願います。まず、建設水道常任委員長 山崎長之介君。──21番。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申し上げます。  ただいま上程されました各請願のうち当委員会に付託されました、請第20号 市道市役所前線櫨塚交差点に陸橋設置に関ずる請願につきましては、去る26日に開催いたしました委員会に動いて慎重審議いたしました結果、請願の趣旨を妥当と認め、さらに本市にかける当今の激しい交通事情より考えまして、なお市内にはそのほかにも必要とする地域があると考えられますので、これらの地域に対しても併せて考慮すべきであるとの要望を付して、本請願を採択すべきものと決定いたしました。  何とぞ議員各位におかれましても、本委員会の決定に御賛同を賜わりますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、社会文教常任委員長 東内三男君。──30番。 ◆30番(東内三男君) 社会文教常任委員長報告。  ただいま上程されております諸請願のうち、請第21号 西宮地域における最低賃金確立の行政指導に関する請願の本委員会所管趣旨につきましては、去る26日開催いたしました委員会において慎重に審査いたしました結果、請願の趣旨を妥当と認め採択すべきものと決定いたしました次第であります。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 次に、産業衛生常任委員長 松本駒吉君。──37番。 ◆37番(松本駒吉君) 産業衛生常任委員長報告。  請第21号 西宮地域における最低賃金確立の行政指導に関する請願のうち本委員会にかかる趣旨につきましては、去る27日開催の委員会におきまして慎重に検討を加えました結果、その趣旨を妥当と認め採択することに決定いたしました。  議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、委員長報告といたします。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告に対し御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 質疑討論を打ち切り、採決に入ります。  請第20号および請第21号の両請願は、ただいまの委員長報告通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、請第20号および請第21号の両請願は、いずれも採択と決定されました。なか、両請願の趣旨につきましては、いずれも市当局において研究、処置願うことが適当と思われますので、直ちに市当局に送付することにいたします。  次に、請第2号 東町に公民館建設促進の請願を上程いたします。  本請願は、社会文教常任委員会に付託し閉会中も継続審議を願っていたものでありますが、本月24日、請願代表者よりこれを取り下げる旨の申し出がありました。よって、お諮りいたします。  請第2号 東町に公民館建設促進に関する請願は、これを取り下げることに同意を与えて御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、請第2号は取り下げることに同意と決定いたしました。  次に、請第10号ならびに請第13号ないし請第15号、以上4請願を上程いたします。
     各請願につきましては、社会文教および産業衛生常任委員会にそれぞれ付託し、閉会中も引き続き御審査を願っているものでありますが、両委員会におかれてはいずれもその審査を終了されておらず、なお引き続き閉会中の継続審査とされたい旨の申し出があります。よって、お諮りいたします。  請第10号なちびに請第15号ないし請第15号、以上各請願は引き続き閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、請第10号ならびに請第13号ないし請第15号、以上4請願はいずれも閉会中の継続審査と決定されました。  次に、議員提出議案第3号 市有地不法占拠調査の件を上程いたします。  本件は特別委員会に付託し、閉会中も引き続き御審査を願っておりますが、ここで特別委員長より中間報告を願います。特別委員長 阪田頼太郎君。──36番。 ◆36番(阪田頼太郎君) 市有地不法占拠調査特別委員会中間報告。  本委員会は、前議会からの懸案事項であった市有地不法占拠の処理について未解決で残っておるもののうち特に問題のある、市内浜町字東浜所属の土地728坪51ほか31件の調査を行なうため、昭和38年9月19日の市議会定例会において設置され、閉会中の継続審査とされたのであります。  第1回の委員会は、同年9月23日開催し、正副委員長の互選を行ない、委員長には不肖阪田頼太郎、副委員長に北本正君を決定し、引き続き本委員会の活動方針を検討し、まず調査に必要な資料として前委員会当時よりの処理経過および事案の調書の提出を求めたのであります。  次いで第2回目の委員会は、資料の提出があった後、10月11日に開催し、関係当局より各事案についての説明を聴取し、意見交換の結果まず当局に対して各件にういての処理方針を立てるよう要請いたしたのであります。  引き続き12月12日には第3回の委員会を開催し、重点的に現地視察を行ない、以後本年2月10日、3月2日の2回にわたり委員会を開催し、鋭意検討を重ねたのであります。この間、委員会としては市当局に対し付託事案で調査不十分と認められるものについては一層の調査を行なうよう要請したほか、さらに交渉を要するものについては強力に交渉を進めるよう督励するとともに、あわせて当局に対して処理案のまとまったものから順次検討を加え、審議いたしたのであります。  この結果、本年3月1日までの間に付託事案中、道路敷1件が撤去されて解決し、他に住宅敷地3件が貸付け等による処理方法の決定を見た次第であります。なお、未解決の28件については種々検討を加えたのでありますが、これらの事案は全て個々に事情を異にし甚だ複雑な内容を有している関係上、早急な解決が困難であり、なお一そう市当局でよく調査のうえ再検討を願うことといたしたのであります。  また、最終的に本委員会の一致した意見として市当局に対し今後の進め方について、処理方針は公平にして一貫性を持ったものとすること、および、処理に当っては占拠の原因・時期・面積等により考慮した処理の基準を定めて土地利用の必要度により重点的な処理をはかること、ならびに処理方針を決定すれば直ちにその処理に当り満足することなく事務を進めること、以上3点を基本とし、あわせてこれらの問題を直接処理する市当局の担当機構の弱体を指摘し、当面する問題の処理と今後における管理の万全を期するため、財産管理関係の組織態勢の拡充強化を強く要請したのであります。  以上が現在までの経過でありまして、必ずや市当局においては本委員会の要請に沿い、あらためて近く明確な方針が樹立されるものと確信する次第であります。本委員会といたしましては、今後さらに市当局を督励し、調査を進め、あらゆる困難を克服し、付託事案の解決に一層の努力を傾注いたす所存でありますので、なお引き続き閉会中の継続審議の御決議を賜わりまするよう、議員各位の御賛同をお願いいたしまして、中間報告といたします。以上。 ○議長(小西元君) 報告は終りましたが、ただいまの報告によれば、なお引き続き閉会中の継続審議とされたいとのことであります。お諮りいたします。  本件は、なお引き続き閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって、議員提出議案第3号 市有地不法占拠調査の件は引き続き閉会中の継続審査と決定されました。  ここで暫く休憩いたします。           (午後 2時24分  休憩)           ──────────────           (午後 3時 8分  開議) ○議長(小西元君) 会議を再開いたします。  意見書案第5号 交通事故をなくし、市民の人命を守るための意見書、提出の件を上程いたします。本件は会議規則第12条の定むるところにより長本議員外11名より提出されたものであります。  ここで書記をして意見書案を朗読せしめます。           (議会事務局長意見書案朗読) ○議長(小西元君) これより発議者を代表して長本議員の説明を願います。 ◆39番(長本信頼君) 発議者を代表いたしまして、はなはだ僭越でありますけれども、私の方から提案説明をさして頂きます。  内容につきましては、ただいま局長が読み上げました通りでありまして、国鉄・私鉄・船舶・航空機・バス・タクシー・あらゆる現在の交通機関におけるいろいろな事故続発の例はみなさん方先刻御承知の通りでございます。私たちは市民の立場に立ちまして今後このような事故を絶滅するために、関係当局に対して西宮市議会の意見といたしまして万全を期せられるように意見書を提出したいと考えまして、みなさん方の御審議をあおぐ次第であります。どうか議員のみなさん方におかれましては満場一致をもって本案に御賛成を頂きますようにお願いを申上げる次第であります。  なお意見書の提出先といたしましては、ここに書いてありますように、内閣総理大臣、運輸大臣、日本国有鉄道総裁ということでありますけれども、いわゆるこれらの下部組織としていろいろな出先機関がありますので、そういうところに対して参考といたしましてこれの写を送付して頂きますように、この点は正副議長におかれましてよろしくお取り計らいをお願いしたい、このように思います。  以上はなはだ簡単でありますけれども、提案説明を終らして頂きます。 ○議長(小西元君) 説明は終りましたが、本件に対する質疑並びに御意見はありませんか。──4番。 ◆4番(長岡初男君) この意見書は各派の幹事の共同提案でありますから、この趣旨自体については賛成でございます。ただ、今長本議員が発議者を代表して説明がありましたが、その中にもありましたように、交通機関というのは国鉄だけではなしに、やはり私鉄、あるいは私企業のいろいろなバスだとか、タクシーだとか、船舶、いろいろあるわけであります。この意見書の提出先は一番最後に3つのところに限られております。今長本君の意見によると、それらの出先機関があるから、そこへ写を送ってくれということでありますが、それはあくまでも内閣総理大臣、運輸大臣、日本国有鉄道総裁、この3つのものに限られたところの出先機関というふうに受取ったわけでありますが、そうしますと、この意見書の冒頭に書いてある交通事故をなくし、市民の人命を守るための意見書という全体的な趣旨から行くと片手落ちのような気がするわけです。やはり出す以上は、やはり市民のそういう意見を代表して出すのですから最後の分はこれでいいですが、そのほかに交通機関のいろいろな代表者に対しては同じように出して行くというのがいいのではないかと思うのですが、これはこういう提出先を初めに指示されておりますので、そういう私鉄だとか、その他の民間企業のいろいろな交通機関のそういう会社に対しては出してはいけないのかどうか、もし出してよいものであれば、そういうことを付け加えて決議をされることの方がいいのではないか、そういうふうな意見をもっておるわけでありますので、発議者の方の御意見がありましたら聞かして頂きたい。 ◆39番(長本信頼君) ただいま長岡議員の方から非常にありがたい趣旨の御指摘を頂きましたが、提案者といたしましてはあらゆる公共、あるいは民間を問わず、こうした経営者、あるいは会社、公社というものに対して出したいということが前提でございます。しかしながら地方自治法第99条によりましてわれわれの意見書は関係官庁に出すことができるということの制約をされておりますので、一応内閣総理大臣、あるいは運輸大臣、日本国有鉄道総裁、こういうところに限定をいたしましたが、例えば直接私鉄、あるいはバス、そういう企業の指示、監督に当りますところの大阪陸運局等は運輸省の下部組織になる、こういう解釈をいたしておりますので、もちろんそういうところには写を送付して頂くということで、私申上げたわけであります。一般の例えば阪急とか、阪神、あるいは阪急バスとか、何々タクシーとかというような民間の会社につきまして送ることができれば一番適切ではなかろうか、このようにただいまの質問者に全面的に賛同するものでありますから、その点の操作はよろしくただいまの長岡議員の発言をよく参酌をして頂きまして正副議長の方でよろしく御配慮頂きたい、このように思います。 ○議長(小西元君) 質疑討論を打切り、採決に入ります。  上程中の意見書案第5号は提案通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって意見書案第5号 交通事故をなくし、市民の人命を守るための意見書提出の件は提案通り可決確定されました。なお本件の取扱い等につきましては議長に一任して頂けますか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めませんよってさよう決定いたします。  次に議案第253号ないし議案第257号の5件を一括上程いたします。  当局の議案説明を願います。──第2助役。 ◎第2助役(松浦松一君) 議案第253号 昭和39年度西宮市一般会計補正予算(第1号)、提案理由を御説明申上げます。  昭和39年度補正予算第1号として提案いたします一般会計の予算の補正は歳入歳出予算を2億8552万6000円追加するもので、昭和38年度に予定いたしておりました事業を諸般の事情により翌年度へ繰越し追加するものであります。歳出、第2款総務費では、市史第3巻、第6巻及び第7巻の原稿、印刷費等、896万8000円を、第3款民生費では、軽費老人ホームの建設費4197万4000円及び同和対策としての不良住宅改良事業費2301万9000円を繰越し、第4款衛生費では、さきに継続費の補正として年次割事業費の補正を提案いたしました東部清掃工場の建設費1249万1000円、第7款商工費では、阪神国道駐車禁止に伴う御売市場駐車場造成工事費200万円を、第8款土木費では、甲子園口隧道の関連工事及び鳴尾町2丁目、高木東町、長田町ほかの道路新設改良に伴う用地買収費及び移転補償費2174万2000円をそれぞれ繰越し、第9款消防費では用地の関係上、建石分団の消防自動車車庫の建築費72万円を、第10款教育費1億7092万4000円の追加は、浜甲子園小、浜甲子園中、東高校の各建築に伴う門及び柵の設置工事費2594万1000円、大社幼稚園新築工事費1548万9000円、仮称東町公民館新築費1846万3000円、今津公民館改築費1986万6000円、仮称青少年海の家建設に伴う工事費と、これに伴う貸付金等1500万円、及び仮称市民体育館建設費7616万5000円を、第14款では、36年災害による老松町ほか2件の農業施設復旧費368万8000円をそれぞれ年度内に事業が完了しなかったため翌年度へ繰越すものであります。  またこれが歳入としましては、農業施設災害復旧国庫負担金312万4000円、大社幼稚園建築費補助31万5000円、不良住宅改良費補助1381万3000円の国庫補助及び軽費老人ホーム建設費件補助金1076万2000円と、市史編集事業繰越しに伴う市史売払代金126万7000円、仮称市民体育館建設費充当市債4900万円の特定財源を差引いた残額2億724万5000円について繰越金をもって充当、歳入合計2億8552万6000円となり、歳入歳出差引残金なしとなる次第であります。  議案第254号 昭和39年度西宮市食肉センター特別会計補正予算(第1号)、議案第255号 昭和39年度西宮市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第256号 昭和39年度西宮市分譲住宅建設事業特別会計補正予算(第1号)、議案第257号 昭和39年度西宮市公会堂建設事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件一括して御説明申し上げます。  この各会計につきましても、昭和38年度に予定いたしました事業が当該年度内に完了しないため翌年度に事業繰越しするもので、食肉センター特別会計では、食肉センター改築費及び用地買収費6050万2000円を、下水道事業特別会計では名神高速道路建設に伴う今津二葉町ほか1件の下水道移設工事費878万8000円、及び南甲子園2丁目の下水路改良工事費170万9000円を、分譲住宅特別会計では、分譲住宅40戸の建設費及び用地買収費等7898万円を、公会堂建設事業特別会計では用地買収費120万2000円をそれぞれ繰越し、食肉センターの改築費充当市債3000万円を事業未完了のため繰越したほか、各事業についての財源は繰越金をもって充当するものであります。  以上5件につき、何とぞ御協賛を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(小西元君) 説明は終りましたが、上程中の各案に御質疑はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) ここで質疑を打切ります。  上程中の各案は常任委員会の審査を省略して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって常任委員会の審査を省略し、これより討論に入ります。  上程中の各案に御意見はありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 討論を打切り、採決に入ります。  議案第253号ないし議案第257号の5件は当局提案通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって議案第253号ないし議案第257号の5件は、いずれも原案通り可決確定されました。  次に諮問第7号 公有水面埋立てについての件を上程いたします。本件は建設水道常任委員会に付託し、御審査を願いましたので、これより委員長の報告を願います。  建設水道常任委員長 山崎長之介君。 ◆21番(山崎長之介君) 建設水道常任委員長報告を申上げます。  ただいま上程されました諮問第7号 公有水面埋立てについて本委員会の審査の結果を御報告申上げます。当諮問につきましては、去る26日及び27日の両日当委員会を開催いたしましたが、本件の重要性に鑑み、審議に先き立ち、その埋立て場所について現地をつぶさに視察し、さらに県当局より関係者を招き、埋立ての方法、その内容並びに埋立地に誘致予定の工場等について詳細なる説明を聴取し、慎重に検討を加え、審議いたしました。その結果、この問題については本市の将来における海岸開発問題に重大なる影響があると思われるので、特別委員会を設置し、さらに十分なる調査検討を加うる必要があるとの意見の一致をみたのであります。  以上の通りでありますので、議員各位におかれましても何とぞ本委員会の意見に御賛同賜りまするようお願い申上げまして、委員長報告に代える次第でございます。 ○議長(小西元君) 委員長の報告は終りましたが、ただいまの報告によりますと、本件は特別委員会を設置して審査すべきであるということであります。よってお諮りいたします。  この際14名をもって構成する公有水面埋立て調査特別委員会を設置の上、本市の海岸埋立てに関する基本調査を願うこととし、諮問第7号は特別委員会に再付託して閉会中の継続審査とすることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって諮問第7号は14名をもって構成する公有水面埋立調査特別委員会を設置し、これに再付託の上閉会中の継続審査とされることに決定いたしました。  ここでお諮りいたします。特別委員選任の方法はあらかじめ各派幹事会において内選しておりますので、議長より指名推せんによりたいと存じますが、御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって議長より指名いたします。  公有水面埋立調査特別委員会委員に井上マキエ君、大庭しま君、草加義直君、清水保雄君、白川夙雄君、東内三男君、南野茂三郎君、野田義夫君、平岡利美君、平野正裕君、前田 東君、目黒邦典君、山崎長之介君、若原敏孝君、以上でございます。  以上14名を指名いたしまして御異議ございませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よってただいま指名いたしました14名の諸君を公有水面埋立調査特別委員会の委員に選任することに決定いたします。  この際お諮りいたします。ただいま市長より議案第258号 西宮市名誉市民条例の一部を改正する条例制定の件が提出されました。よって本案を本日の日程に追加することに御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって議案第258号を日程に追加することに決定いたします。  議案第258号 西宮市名誉市民条例の一部を改正する条例制定の件を上程いたします。  当局の提案説明を願います。──第2助役。 ◎第2助役(松浦松一君) 議案第258号 西宮市名誉市民条例の一部を改正する条例制定の件、提案の理由を申上げます。  スポーケン市との姉妹都市提携を初めとして近年国際的折触の機会が多くなるに従いまして本市と特に縁故の深い外国人に対しましても名誉市民制度の必要を生じましたので、本条例を提案した次第であります。何とぞ御協賛を賜りますようお願い申上げます。 ○議長(小西元君) 説明は終りましたが、上程中の本案に御質疑はありせんか。──29番。 ◆29番(若原敏孝君) 議案第258号について質問を申上げたいと思います。今の提案の趣旨によりますと、最近スポーケン市との姉妹都市提携に端を発してこういうことが考えられたというふうに聞いたわけですが、この条例をみますと、第5条の2、市長は市の賓客として来邦した外国人、または本市に縁故の深い外国人には特に西宮名誉市民の称号を贈るということが書いてあります。一方的に称号を贈ることになっておるわけです。一般の日本人の名誉市民の場合には市会の同意を得て云々ということがあります。ここでは可決されますと、議会の承認なしに外国人にその称号が贈られるということになると思います。こういうことでは一体どういう人がなるのか、私ら名誉市民という称号に非常に権威のあるものだけに、こういう条例の提案の仕方では工合いが悪いのではないかと思います。特にそういう日本人の場合と異った取扱いをしたということは何故かということが1つ。それから2項において名誉市民には第1条から前条までの規定を適用しないということになると、単に肩書きを贈るだけに過ぎないと思います。非常に形式的な称号を贈ることになるのではないかと思います。そういう点で何か別に特別な措置を考えておられるかどうかということが1つ。それから賓客として来邦したというのですが、もちろんお招きになった場合だと思いますが、招かれざる客が来ても贈るわけにいかんと思いますけれども、こういう賓客として来邦した場合、例えば一つの例としてスポーケン市長を招請して来てもらった例があると思います。例えば今後ともどういう場合が予想されるのか、二・三の例を挙げて御説明を頂きたいと思います。 ◎企画室長(古林正久君) お答えいたしますが、若原議員さんの質問の第1点は、日本人の場合と決定する場合の取扱いが違うじゃないかということはお説の通り第2の質問でおっしゃいましたように、外国人の場合はこれは条例でいう名誉市民と多少違いまして、儀礼的な意味がありますので、これは単に儀礼として名前を出すという点で、市長がお客さんに市長として出せるということで取扱う場合であります。第2の御質問は単に儀礼的なものでないかということはお説の通りです。別にこれに対して何もするわけでございません。そこで何故そういう措置をしなければならないかという点でございますが、これは実はこのきっかけとなりましたスポーケン市においても、38年の6月に前田島市長、現辰馬市長の両名に対しましてスポーケンの名誉市民の称号を贈って来ておるわけでございますが、これも単に向うといたしましては書類だけで、いわゆる形式的にスポーケン市民の称号を与えるという措置をしておるわけでございます。これの例になります付近の市では大阪市でございます。やはり大阪市がこれと同じような条例をもっておりまして、大阪市の場合はサンフランシスコの市長にやはり形式だけの名誉市民章を出しておる、こういうことでございます。何回も申上げますように、これはいわゆる儀礼でございます。従いまして第3の御質問の将来どういうことが予想されるかということでございますが、現在のところ今御質問がありましたように、どういう賓客が来るか予想できませんので、今のところどういう相手ができるかという予想はいたしておりません。  以上でございます。 ○議長(小西元君) ここで質疑を打切り、上程中の本案を常任委員会の審査を省略して御異議ありませんか。           (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 御異議を認めません。よって常任委員会の審査を省略し、これより討論に入ります。 何か御意見はありませんか。──29番。 ◆29番(若原敏孝君) 今の答弁によりまして、やはりもっぱらこの条例の狙いがスポーケン市の市長のために作られるというふうに聞いたわけです。もちろん将来とも起り得ると思いますが、スポーケン市の姉妹都市提携に関して起った問題であるし、当分はこの条例は適用されることもないと思います。またそういう条件は今西宮市にないと思います。私は姉妹都市提携のもつ意義というものが非常に形式的であり、また一面ではこれが特にアメリカの各都市との提携ということが盛んに行われ、これによってアメリカ帝国主義を美化するような、あるいはそれに対する認識を誤らせるような傾向があることを非常に憂えているわけです。そういう狙いをもったこういう条例制定には反対いたします。 ○議長(小西元君) 討論を打切り、採決に入ります。  議案第258号は当局提案通り決定して御異議ありませんか。           (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) ○議長(小西元君) 異議ある方は御起立願います。           (起立する者あり) ○議長(小西元君) 起立少数であります。よって議案第258号 西宮市名誉市民条例の一部を改正する条例制定の件は大多数をもって原案通り可決確定されました。  以上で本日の日程は終了し、本定例会に付議された諸案件は全部議了いたしましたので、閉会いたしたいと存じますが、閉会に際し市長の御挨拶がございます。           (登  壇)(拍  手)
    ◎市長(辰馬龍雄君) 閉会に当りまして一言お礼を申述べたいと存じます。  本月11日以来本日まで実に20日間の長きにわたりまして来年度の予算案を初め、重要議案を慎重に御審議を賜りまして、本日その終了をみたわけでございまして、その間の各位の御協力に対しまして深甚に、厚くお礼を申上げる次第であります。議会から頂きましたところの重要事項御意見等につきましては、執行に当りまして十分注意をいたしまして議会の御期待に沿いたいと存ずる次第でございます。今後とも一層の御支援、御協力をお願いをいたしまして閉会の御挨拶といたします。どうもありがとうございました。(拍 手) ○議長(小西元君) 次に教育委員長の御挨拶がございます。           (登  壇)(拍  手) ◎教育委員長(鈴木輝彦君) 文教住宅都市宣言後初の予算市会は20日間の長きにわたりまして練達堪能の古豪議員は堂々たる貫禄を示され、清新溌剌たる新人議員は新進気鋭の意気を誇られ、その高邁なる論説と熱意あふるる討議は31万市民の選良たるにふさわしい審議でありましたとひそかに敬服いたしておる次第でございます。かくて慎重御審議の結果、教育委員会関係諸議案に関しましては、ことごとく特にあたたかい御理解をもって御協賛を賜りましたこと、心より厚くお礼申上げますと共に、御要望の点はもとより建設的な貴重な沢山の御意見は今後教育行政の推進に当りまして誠実に反映いたすつもりでございますので、今後一層の御指導と御支援を賜りまするようお願い申上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍 手) ○議長(小西元君) 最後に私からも一言御挨拶を申上げます。  本定例会は本月11日開会以来本日までの20日間にわたりまして昭和39年度の予算を初め、多数の重要議案について御審議を賜り、本日ただいま予定通り閉会の運びに至りましたことは、まことに御同慶の至りに存じます。議員各位におかれましては、本会議はもちろん、常任委員会の審議におきましては終始御熱心に御審査を賜りまして、また市長初め両助役、収入役、各部課長のみなさん、並びに教育委員会の方々、各行政委員会におかれましても予算編成と予算審議の過程における一層の御苦労に対し厚くお礼を申上げる次第でございます。最後に本市市政の発展のため格別の御尽力を賜りました関係各位に深甚なる謝意を表し、閉会の御挨拶といたします。  以上をもって3月定例会を閉会いたします。長時間にわたる御協力どうもありがとうございました。(拍 手)           (午後 3時40分  閉会)...