5:
◯要望(
石津委員)
自転車をめぐる
マナーや
事故については、現在、大きな社会問題となっております。この問題を解決するには、今言われたように、
警察が行っている
自転車安全教室が非常に重要な部分を占めてくると思います。特に
広島県は、
世界から
サイクリストの聖地とも呼ばれる
しまなみサイクリングロードもありますし、今後、海外からの
サイクリストの方が
自転車で
広島の
観光地を回るということも多くなってくるのではないかと思います。そうしたことから、県民にも
自転車運転の
ルールや
マナーの
教育は大事になってくると思いますので、日本一安全・安心な
広島県を目指して、今後ともそういった
地域や職場、
学校などでのしっかりとした
自転車安全教育等の活動を引き続きお願いしまして質問を終わります。
6:
◯質疑(
金口委員) 来年、
広島市で開催されます、
サミット──
主要国首脳会議の
外相会合に対する
テロ警備対策について何点か質問したいと思います。
フランスの
パリ中心部や郊外で11月13日に起きた
同時多発テロ行為には強い衝撃と怒りを覚えているところであります。犠牲になった
方々に心から哀悼の意を表し、負傷された
方々や御家族にお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の
同時多発テロは
世界を震撼させ、改めて
テロ対策がいかに困難か、私たちに多くの課題を残しました。
主犯格は、
有志国連合がみなしている
テロ対象国にも出入りしていたようであります。このような中、来年4月には
広島市で
サミットにおける
外相会合が行われます。
広島で行われる
外相会合は、
全国10カ所で行われる各関係閣僚会合の先頭を切る大変重要なものであると思っております。しかし、現状は非常に厳しく、海外からの過激な反グローバリズムの活動家やイスラム教過激派等によるテロや妨害が予想されているところであります。この
外相会合が
サミット会議全体の先陣を切ることになることから、本会合が成功するか否か、その後の会合に対して活動家が、日本の警備は厳しいから妨害行為は諦める、あるいは手ぬるかったからさらなる妨害行為につなげていくというように、どのような態度をとってくるか、大変大きな節目になると考えております。
そこで、
外相会合に向けての
テロ対策について、今後どのように考えておられるのか、支障のない範囲でお答えいただきたいと思います。
7:
◯答弁(
警備部長) フランスでのテロ発生を受け、
県警察といたしましても、我が国に対する国際テロの脅威は現実のものとなっており、厳しい情勢認識をしているところでございます。今後は、有事即応態勢を確立するとともに、国内におけるテロ関連情報の収集や
関係機関との連携といった対策により水際対策を強化するとともに、所要の警戒警備を徹底してまいりたいと考えております。
8:
◯質疑(
金口委員) 先日、
広島市と
県警察が
外相会合開催に向けての意見交換をされたとマスコミ報道で聞きましたが、その中で、会場等の警備や交通規制を円滑に行うために協力して広報活動を進めていくということがありました。
県警察だけではなく、行政からの協力を得るということは非常に心強いことと思います。また、
会議では、会場付近で小型無線機、いわゆるドローンが飛ばされることも想定して空の警備にも力を入れる必要があるのではないかという意見も出たと聞いております。ドローンの利用につきましては、将来的には宅配業者や災害活動での利用など有益かつ将来の成長産業の一翼を担うものであると想定されておりますが、ドローンをめぐる事件
事故につきましては増加する一方で、本年4月には、首相官邸の屋上に放射性物質を積んだ機体が発見された事件を初め、先月は、私の地元の尾道署管内でも新幹線軌道敷内にドローンが落ちていたという事案も発生しております。今回の
サミット警備においても、首相閣僚
会議が行われる施設、宿泊場所、立ち寄り場所においてドローンによる妨害活動が予想されるところであります。そこで、
サミット警備におけるドローン対策としてはどのようなことを考えておられるのか、お伺いします。
9:
◯答弁(
警備部長) いわゆるドローンにつきましては、本年1月に、米国ホワイトハウス敷地内の落下事件、それから、4月の総理官邸への侵入落下事件があり、こういった事件の発生を受けて、
サミット警備につきましても少なからず影響を受けていると言っても過言ではないかと思います。ドローン対策について
県警察としましては、
改正航空法の成立を受け、この法律に従ってとり得る手段を講じてまいりたいと考えております。
10:
◯要望(
金口委員) 最後に、
警察本部長に1点要望しておきたいのですけれども、今回のフランスの
同時多発テロのように、テロはどこでどのように発生するか見当もつかない状況でございます。国際社会と情報を共有し、実効性のある態勢を構築していただきたいと考えております。
サミット──
主要国首脳会議における
外相会合まで残すところあと6カ月というところでございます。残された時間は大変少なくなってきておりますが、
広島県警を中心に、
全国の
警察、自治体、そして県民の力を借りながら県民の安全を期し、平和都市
広島の名に恥じない
外相会合にしていただきたいと願っております。このことを要望し、質問を終わりたいと思います。
休憩 午前10時57分
再開 午前11時2分
[商工労働局・労働委員会事務局関係]
(5)
当局説明
1) イノベーション推進部長が
報告事項(3)について、
別紙資料3により
説明した。
2) 商工労働総務課長が
報告事項(4)について、
別紙資料4により
説明した。
3) 職業能力開発課長が
報告事項(5)について、
別紙資料5により
説明した。
4) 海の道プロジェクト・チーム担当課長が
報告事項(6)について、
別紙資料6により説
明した。
(6)
質疑・応答
なし
(7) 閉会 午前11時14分
発言が指定されていません。
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