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  1. 広島県議会 2015-11-19
    2015-11-19 平成27年警察・商工労働委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成27年警察商工労働委員会 本文 2015-11-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 10 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑石津委員選択 2 : ◯答弁交通部長選択 3 : ◯質疑石津委員選択 4 : ◯答弁交通部長選択 5 : ◯要望石津委員選択 6 : ◯質疑金口委員選択 7 : ◯答弁警備部長選択 8 : ◯質疑金口委員選択 9 : ◯答弁警備部長選択 10 : ◯要望金口委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時32分  (2) 記録署名委員の指名        大 島 昭 彦        金 口  巖  [警察本部関係]  (3) 当局説明   1) 生活安全部長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 交通部長報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑石津委員) ただ今、自転車事故が非常に多いという説明があったのですけれども、自転車は子供からお年寄りまで本当に手軽に乗れて環境にも優しく、健康にもよい非常に便利な乗り物でありますが、歩いていると、自転車による危険な運転で危ない場面に出会ったり、あるいは車を運転していると、自転車の急な飛び出しや車線変更事故に遭いそうになったりすることがあります。このように、危険自転車運転者には、6月の改正道路交通法により、危険な交通違反を繰り返した運転者講習の受講を義務づけることとなりました。新聞記事では、改正道路交通法施行後に摘発した、自転車による危険行為全国違反者は、年齢別では20代が最も多く、10代と合わせると全体の約半数近くの43%を占めるとなっておりました。  そこで、広島県における危険行為違反者年齢別摘発者数と、10代・20代の運転者による自転車交通事故の件数と、主な交通事故の形態についてお伺いいたします。 2: ◯答弁交通部長) 本年6月1日に施行になりました道路交通法の一部改正による自転車運転者講習制度対象となる交通違反につきましては、11月10日現在で29人を検挙しております。その内訳は、酒酔い運転3件、信号無視4件、通行区分違反7件、安全運転義務違反が8件で、その他の違反が7件となっております。年齢別では20歳代が13人と最も多く、10歳代が6人、30歳代が4人と続いておりまして、10代と20代で全体のほぼ3分の2を占めております。  次に、10代と20代がかかわる自転車事故発生状況につきましては、10月末現在の全自転車事故1,603件のうち、10歳代が465件、20歳代が278件で全体の半数近くを占めております。その特徴といたしましては、交差点などにおける出会い頭の事故が433件で全体の6割を占めております。次に、右左折中の車両との衝突事故が189件となっております。一方、死亡事故には至っておりませんけれども、歩行者と衝突する交通事故も18件発生しております。 3: ◯質疑石津委員) ありがとうございました。兵庫県では、全国で初めて自転車保険義務化が始まりました。これも、自転車が手軽に利用できる反面、悪質運転者による事故高額賠償の問題があり、安全意識を高めるためのものであるとのことです。神戸地裁では、平成25年に自転車に乗っていた当時小学5年生の男の子が60代の女性歩行者に衝突して重傷を負わせた事故をめぐって、男の子保護者に高額な支払いを命ずる判決も出ております。このように、自転車を利用して事故を起こせば誰もが加害者になり得ることを自覚して運転しなければなりません。そして、自転車運転ルールマナーを学ぶ姿勢と学べる環境が必要であると思います。県内の小・中・高等学校では、警察と連携しての自転車教室が盛んでありますが、地域学校温度差はあると思います。  私は、自動車学校で働いていた経験から、学科で交通ルール運転マナーをしっかりと身につけている生徒教習面においても優秀でありましたし、また、検定などでも非常に高い合格率がありました。そういったことから、やはり小さいころからしっかりと自転車教室などを通して交通ルールマナーを学ぶことが運転免許を取れる大人になったときにも生かされてくると思いますし、また、安全運転に対する心構えができて、そういった悲惨な自転車事故を防止することにもつながってくると思います。また、高齢者交通事故が年々増加しておりますけれども、高齢者交通事故対策の一つとしても、そういった自転車教室は有効なものであると思っております。したがって、地域警察から交通教育を受ける機会の少ない高齢者対象自転車教室も積極的に行ってもらいたいと思います。  そこで、現在行われている小・中・高等学校高齢者に対する自転車交通教育の現状と今後の取り組み方針についてお伺いいたします。 4: ◯答弁交通部長) 児童や生徒対象とした主な交通安全教育としましては、各学校と連携しまして、模擬コースを設定しての参加体験型の自転車安全教室を開催しております。平成26年中には、小中学校対象に約450回、高校を対象に約100回開催し、交通ルールマナーを学ぶ体系的かつ段階的な交通安全教育を実施しております。また、高齢者につきましては、各警察署ごと高齢者交通安全モデル地区を設定しまして、地域の実情に応じた安全教育を行うとともに、高齢者自転車大会の開催や各老人クラブにおける安全講習などにより、安全意識の高揚に努めているところです。  次に、街頭指導につきましては、自転車通行量通学路としての指定状況を踏まえ、県内自転車指導啓発重点地区を15地区重点路線を49路線指定しており、自動車運転者自転車利用者に対する指導啓発に努めております。  県警察といたしましては、今後も関係機関や団体との連携をより一層強化しまして、年齢等に応じた効果的な安全教育の推進に努めてまいりたいと考えております。
    5: ◯要望石津委員) 自転車をめぐるマナー事故については、現在、大きな社会問題となっております。この問題を解決するには、今言われたように、警察が行っている自転車安全教室が非常に重要な部分を占めてくると思います。特に広島県は、世界からサイクリストの聖地とも呼ばれるしまなみサイクリングロードもありますし、今後、海外からのサイクリストの方が自転車広島観光地を回るということも多くなってくるのではないかと思います。そうしたことから、県民にも自転車運転ルールマナー教育は大事になってくると思いますので、日本一安全・安心な広島県を目指して、今後ともそういった地域や職場、学校などでのしっかりとした自転車安全教育等の活動を引き続きお願いしまして質問を終わります。 6: ◯質疑金口委員) 来年、広島市で開催されます、サミット──主要国首脳会議外相会合に対するテロ警備対策について何点か質問したいと思います。  フランスのパリ中心部や郊外で11月13日に起きた同時多発テロ行為には強い衝撃と怒りを覚えているところであります。犠牲になった方々に心から哀悼の意を表し、負傷された方々や御家族にお見舞いを申し上げたいと思います。  今回の同時多発テロ世界を震撼させ、改めてテロ対策がいかに困難か、私たちに多くの課題を残しました。主犯格は、有志国連合がみなしているテロ対象国にも出入りしていたようであります。このような中、来年4月には広島市でサミットにおける外相会合が行われます。広島で行われる外相会合は、全国10カ所で行われる各関係閣僚会合の先頭を切る大変重要なものであると思っております。しかし、現状は非常に厳しく、海外からの過激な反グローバリズムの活動家やイスラム教過激派等によるテロや妨害が予想されているところであります。この外相会合サミット会議全体の先陣を切ることになることから、本会合が成功するか否か、その後の会合に対して活動家が、日本の警備は厳しいから妨害行為は諦める、あるいは手ぬるかったからさらなる妨害行為につなげていくというように、どのような態度をとってくるか、大変大きな節目になると考えております。  そこで、外相会合に向けてのテロ対策について、今後どのように考えておられるのか、支障のない範囲でお答えいただきたいと思います。 7: ◯答弁警備部長) フランスでのテロ発生を受け、県警察といたしましても、我が国に対する国際テロの脅威は現実のものとなっており、厳しい情勢認識をしているところでございます。今後は、有事即応態勢を確立するとともに、国内におけるテロ関連情報の収集や関係機関との連携といった対策により水際対策を強化するとともに、所要の警戒警備を徹底してまいりたいと考えております。 8: ◯質疑金口委員) 先日、広島市と県警察外相会合開催に向けての意見交換をされたとマスコミ報道で聞きましたが、その中で、会場等の警備や交通規制を円滑に行うために協力して広報活動を進めていくということがありました。県警察だけではなく、行政からの協力を得るということは非常に心強いことと思います。また、会議では、会場付近で小型無線機、いわゆるドローンが飛ばされることも想定して空の警備にも力を入れる必要があるのではないかという意見も出たと聞いております。ドローンの利用につきましては、将来的には宅配業者や災害活動での利用など有益かつ将来の成長産業の一翼を担うものであると想定されておりますが、ドローンをめぐる事件事故につきましては増加する一方で、本年4月には、首相官邸の屋上に放射性物質を積んだ機体が発見された事件を初め、先月は、私の地元の尾道署管内でも新幹線軌道敷内にドローンが落ちていたという事案も発生しております。今回のサミット警備においても、首相閣僚会議が行われる施設、宿泊場所、立ち寄り場所においてドローンによる妨害活動が予想されるところであります。そこで、サミット警備におけるドローン対策としてはどのようなことを考えておられるのか、お伺いします。 9: ◯答弁警備部長) いわゆるドローンにつきましては、本年1月に、米国ホワイトハウス敷地内の落下事件、それから、4月の総理官邸への侵入落下事件があり、こういった事件の発生を受けて、サミット警備につきましても少なからず影響を受けていると言っても過言ではないかと思います。ドローン対策について県警察としましては、改正航空法の成立を受け、この法律に従ってとり得る手段を講じてまいりたいと考えております。 10: ◯要望金口委員) 最後に、警察本部長に1点要望しておきたいのですけれども、今回のフランスの同時多発テロのように、テロはどこでどのように発生するか見当もつかない状況でございます。国際社会と情報を共有し、実効性のある態勢を構築していただきたいと考えております。サミット──主要国首脳会議における外相会合まで残すところあと6カ月というところでございます。残された時間は大変少なくなってきておりますが、広島県警を中心に、全国警察、自治体、そして県民の力を借りながら県民の安全を期し、平和都市広島の名に恥じない外相会合にしていただきたいと願っております。このことを要望し、質問を終わりたいと思います。     休憩 午前10時57分     再開 午前11時2分  [商工労働局・労働委員会事務局関係]  (5) 当局説明   1) イノベーション推進部長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   2) 商工労働総務課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   3) 職業能力開発課長が報告事項(5)について、別紙資料5により説明した。   4) 海の道プロジェクト・チーム担当課長が報告事項(6)について、別紙資料6により説    明した。  (6) 質疑・応答    なし  (7) 閉会  午前11時14分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...