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  1. 広島県議会 2014-07-18
    2014-07-18 平成26年建設委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成26年建設委員会 本文 2014-07-18 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 39 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑佐藤委員選択 2 : ◯答弁道路企画課長選択 3 : ◯質疑佐藤委員選択 4 : ◯答弁道路企画課長選択 5 : ◯質疑佐藤委員選択 6 : ◯答弁道路企画課長選択 7 : ◯意見質疑佐藤委員選択 8 : ◯答弁都市計画課政策監選択 9 : ◯要望質疑佐藤委員選択 10 : ◯答弁都市計画課政策監選択 11 : ◯要望佐藤委員選択 12 : ◯質疑(下森委員選択 13 : ◯答弁土木局長選択 14 : ◯要望(下森委員選択 15 : ◯質疑高橋委員選択 16 : ◯答弁住宅課長選択 17 : ◯質疑高橋委員選択 18 : ◯答弁住宅課長選択 19 : ◯要望質疑高橋委員選択 20 : ◯答弁都市技術審議官選択 21 : ◯意見高橋委員選択 22 : ◯委員長 選択 23 : ◯要望高橋委員選択 24 : ◯質疑(安木委員) 選択 25 : ◯答弁(水道課長) 選択 26 : ◯質疑(安木委員) 選択 27 : ◯答弁(水道課長) 選択 28 : ◯質疑(安木委員) 選択 29 : ◯答弁(水道課長) 選択 30 : ◯要望質疑(安木委員) 選択 31 : ◯答弁住宅課長選択 32 : ◯質疑(安木委員) 選択 33 : ◯答弁住宅課長選択 34 : ◯要望(安木委員) 選択 35 : ◯質疑(宮委員) 選択 36 : ◯答弁(水道課長) 選択 37 : ◯質疑(宮委員) 選択 38 : ◯答弁(水道課長) 選択 39 : ◯要望(宮委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要   (開会に先立ち、委員長があいさつを行い、副委員長及び委員が自己紹介した後、土木   局長があいさつと説明員の紹介を行い、都市技術審議官及び企業局長が自己紹介と説明   員の紹介を行った。)  (1) 開会  午前10時33分  (2) 記録署名委員の指名        佐 藤 一 直        下 森 宏 昭  (3) 委員会の運営方針等についての説明・協議    常任委員会正副委員長会議協議事項を委員長が説明した。  (3) 当局説明   1) 土木局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 企業局長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。   3) 道路整備課長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   4) 空港振興課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明した。   5) 港湾漁港整備課長が報告事項(5)、(6)、(7)について、別紙資料5、6、7により説    明した。   6) 住宅課長が報告事項(8)について、別紙資料8により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑佐藤委員) この前の6月定例会で可決されました、しまなみサイクリングロードの通行料無料化の件についてお伺いします。
     私は、この無料化には反対で、受益者負担の原則から外れていると思うのですが、安芸灘大橋や海田大橋については受益者負担と言われるのに、このサイクリングロードに関しては無料化するということになりました。無料化されたからには、今後は、安芸灘大橋や海田大橋、広島熊野道路も同じく無料化になるのではと思っております。  しまなみの件は、無料化に反対する大きな理由がもう1点あります。その財源を寄附金で賄っているということです。単発や短期のイベントに関してスポンサーを集めるというのであればいいと思いますが、何年もかけてやるような事業を、寄附金を目当てにしてやるというのは、行政がそれをやり始めたらもう終わりではないかと思います。どの事業に関しても、それでは寄附金を集めましょうということになりかねないからです。さらに言えば、今回の財源は、セーフティーマットや自動販売機の設置をされるようですけれども、県は通行料を無料化して世界的にすばらしいサイクリングロードにしようとしている最中に、寄附金が結局集まらなかったとしたら、せっかくの機運醸成というものがなかなかできないのではないかと思うのです。  その寄附金を今集めていると思うのですが、たしかセーフティーマットの締切は先週の金曜日だったので、この委員会で報告があると思っていたのですが、その集まっている状況を教えてください。 2: ◯答弁道路企画課長) セーフティーマットの協賛の状況について御説明いたします。  先週末の7月11日を最初の申込期限としておりましたが、20枠に対しての応募総数が12枠にとどまっていたため、延長させていただきました。昨日の7月17日時点では、18社で17枠となっております。また、協賛に対して協力するという旨の回答を前向きに検討されているところがまだ数社ございますので、予定している20枠には達するのではないかと思っております。 3: ◯質疑佐藤委員) ということは、今年度は約370万円を見込んでおられるのですが、達成するということでしょうか。 4: ◯答弁道路企画課長) 20枠で1年間1枠が30万円ですので600万円、加えて、支援型の自動販売機がございまして、これについても、ある程度の支援や寄附がいただけると思っておりますので、370万円以上の財源は確保できると思っております。 5: ◯質疑佐藤委員) この370万円というのは、今年度は年度途中の9カ月ぐらいですのでいいとして、1年にすると無料化するためには恐らく550万円ぐらいが必要だったはずです。それが来年度、もしかしたら今回のことでもっとサイクリングロード利用者がふえ、倍になれば、1,000万円、1,500万円という財源が必要になると思いますが、それを寄附金で全部賄えるのでしょうか。来年度に通行する台数と入ってくる寄附金をどのくらいと見込まれているのか、教えてください。 6: ◯答弁道路企画課長) 無料化に必要な減収補填金額については、平成23年度をベースとしまして、全体で約2,200万円、その2分の1を広島県と愛媛県の両県で折半することになっておりますので、550万円程度が必要になります。  先ほど申しましたように、セーフティーマットについて、3年間という契約の予定で20枠の600万円がございます。それと自動販売機について、今後は協賛金や寄附金だけではなく、サイクリスト自身や多くの皆さんから広く応援や支援をいただいていきたいと考えておりますし、その仕組みについても今後検討していきたいと思っております。 7: ◯意見質疑佐藤委員) 努力することによって、全て賄うような形にしていくということなのでしょうが、本当にこれが県として必要な道路であり、サイクリングコースであるというのであれば、県みずからが予算を確保してやればいいのではないかと思いますし、それ以外の部分で寄附金を集めてイベントをやったりすればいいと思います。この無料化の部分について寄附金を集めるというのはおかしいと思います。  この件は終わりまして、もう1点お伺いします。  広島市東部地区連続立体交差事業についてですが、たしか先日、海田町との話し合いがあったとのことで、その報告もこの委員会の場で説明があるのかと思っていたのですが、何もありませんでした。先ほどのセーフティーマットの件を含めて、委員に対して1件1件電話して説明し、ファクスで資料を送るということはされているのでしょうが、なぜこの委員会の場で説明をしないのか、お伺いします。 8: ◯答弁都市計画課政策監) 今回の協議結果につきましては、先ほど委員がおっしゃいましたとおり、各委員にファクスなり電話なり、また会える方には会って御説明をさせていただいたところです。また、この結果につきましては、県のホームページでもアップいたしまして、しっかりと皆さんに周知していこうと考えておりますので、そういった考えのもとに今回は説明しなかったということでございます。 9: ◯要望質疑佐藤委員) 私からしたら委員会軽視、議会軽視になるのではないかと思います。一人一人に電話して説明したからそれで終わりというのでは、この委員会の意味がないですし、ここで説明をしてもらいたいと思いますので、今後はそのようなことがないよう要望します。  協議の内容についてですが、海田町は、修正案に関しての話はもう聞かないということを言われていたと思いますが、どういう話をされたのか、お伺いします。 10: ◯答弁都市計画課政策監) 今回は第1回の協議ということで、事業目的でございますとか公共事業等の環境の変化あるいは現計画のコスト節減策等につきまして意見交換をさせていただきました。公共事業等の環境の変化につきましては、やはり、まだまだ納得ができないということで、これにつきましては、また次回に御説明を考えておりますし、現計画でのコスト削減につきましても、もう少しいろいろな検討を加えてほしいといった御意見もございましたので、これらにつきましても今後検討していきたいと考えております。  また、事業の目的につきまして、踏切の安全確保や南北市街地の一体化でありますとか、交通の円滑化につきましては町と合意したところでございます。 11: ◯要望佐藤委員) 海田町としては、もう修正案は受け付けないということを完全に明確化されております。県は、これからどうされるのかということが私も疑問で、県としては修正案の話をするしかないわけですが、海田町はもう絶対聞かない。このまま時間だけが過ぎていって何年も結局先送りという状況になるのではないか、今までの修正案というのは、もう無理なのではないかと私は思っております。時間が解決してくれるとでも思っているのか、私の中では不満なところがあります。  私は修正案に反対で、一刻も早く今までの案を進めていただけるように本会議でも言わせていただいたのですけれども、ここにおられる委員にも、そういう思いの方がたくさんおられます。このままだと、ほかの府中町や広島市の事業が進まず、海田町がやってくれないから動かないみたいなことになるのが一番いけないことだと思います。全部海田町の責任にするみたいなことになるのではなくて、県がしっかりしないといけないのだろうと思いますので、そういうことがないように、私としては要望します。 12: ◯質疑(下森委員) 3年連続で行われました認証減につきましては、たびたび他の場面でも質問させていただいたり、丁重な答弁もいただきました。また、先ほども土木局長から、認証減に関しては重く受けとめており、国にしっかりと要望していくというお言葉もいただいておりますが、個人的には、日がたつにつれて憤りばかり感じて、本来よその委員会に行く予定だったのですけれども、まだここを整理しないといけないということで再度この委員会へ入らせていただきました。  先ほども言いましたように、重く受けとめるだけではなく、今後、特に9月が大きなポイントになろうかと思いますが、今回の認証減と、現在、県が進めている財政健全化計画による公共事業削減のダブルパンチで、産業の乏しい中山間地域は非常に疲弊しております。この9月に向けて国の補助公共はもとより、県の単独も含めた、補正予算確保に向けての意気込みを土木局長にお伺いしたい。 13: ◯答弁土木局長) 公共事業費の確保につきましては、先ほど冒頭に御挨拶申し上げましたように、不十分な結果になったことについて大変重く受けとめております。これから来年度に向けてという意味では、まず既に国に対しての働きかけを何度か行っているところです。また、今回のこの認証減に応じた県としての対応につきましては、引き続き検討を進めて、適切な対応をしっかりと進めてまいりたいと考えております。  いずれにいたしましても、私どもの仕事を進めるに当たって、予算確保は大切なことだと考えておりますので、あらゆることを通じて確保に努めてまいりたいと考えております。 14: ◯要望(下森委員) 頑張ってもらわないといけないのですが、資料番号1の中の指標で見る土木局を改めて見ると、土砂災害危険箇所数が全国で1位、県道の実延長が全国で7位と、河川も多分広いと思うのですが、まだまだやらないといけないことがたくさんあると思います。もちろん私ども県議会議員も財政当局にしっかりと声を伝えてまいりますし、特にこの9月が正念場だと思っておりますので、しっかりと補正予算をつけていただいて、頑張っていただきますことを要望して終わります。 15: ◯質疑高橋委員) 2点お伺いします。  まず1点目は、県営住宅の維持管理についてです。  県では、計画的に県営住宅の建てかえを進められていますが、特に老朽化した県営住宅について、外壁の問題とか雨漏り、また、耐震化、さまざまな問題があると思うのですが、特に熊野の県営住宅については、もう外壁もひび割れ、破損して落ちている状況にあります。地域の方からも大変危険だとの話をいただき、私も実際に見に行きまして同じように感じたところです。県営熊野住宅の現状認識と対応、対策についてお伺いします。 16: ◯答弁住宅課長) 県営熊野住宅につきましては、その大半が昭和42年度から昭和46年度に建設された団地でございまして、老朽化の進行している団地と認識しております。  委員御指摘のとおり外壁の劣化も進んでいることから、指定管理者による巡視点検などにより建物の劣化状況の把握に努めるとともに、修繕等の対応方策についても検討してまいりたいと考えております。 17: ◯質疑高橋委員) 検討はいいのですが、実際に剥がれて落ちていますので、検討段階ではなく、すぐに対応していただきたいと思います。できるところからでもいいですし、多分そういう状況は、熊野の県営住宅だけではないと思います。それを今後検討していくと、のんきなことを言われていたら困るので、すぐに対応していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 18: ◯答弁住宅課長) 外壁の劣化に伴う崩落につきましては、現在、指定管理者が月に一度は外壁の点検をしているところでございます。その中で落下の危険性があるものについては打ち落としまして、さび止め処理をするなどの応急的な措置をとらせていただいているところでございます。  今後、計画的にどうするかにつきましては、現在、平成23年度に県営住宅再編5カ年計画を定めて、老朽化が進行しつつある県営住宅につきまして長寿命化を図るとともに、計画的な県営住宅の更新を進めているところでございます。今年度は、再編5カ年計画の見直しにも着手をするように考えておりますので、この中で具体的な方策について検討してまいりたいと考えております。 19: ◯要望質疑高橋委員) 検討はいいのですが、外壁が落下している状況なので、実際に見ていただき、急いでやっていただきたいと思います。  次に、先ほどもありました広島市東部地区連続立体交差事業については、県の大きな課題というか問題点というか、大変大きなことだと私も認識しておりますし、特に見直し案については、海田町が反対するという状況が続いております。  もちろん財政的な問題もありますが、個人的には従来どおりの計画でやっていただきたい。当初の計画から期間を延ばすときも、長期になるけれども現計画をしっかりやっていこうという説明を受けましたし、府中町、海田町にもそのように説明をしてきたという背景もあります。そういった中で、ようやく海田町も協議の場に来られたということなのですが、都市技術審議官もかわりましたので、審議官として、この問題にどのように取り組んでいこうとされているのか、お聞きします。 20: ◯答弁都市技術審議官) 広島市東部地区連続立体交差事業につきましては、広島県、広島市の共同事業としまして、平成11年3月に都市計画決定がなされ、平成14年3月に事業認可を受けて、これまで多くの方々の御理解と御協力を得て取り組んできたところでございます。しかし、一方で、現計画どおりに進めるにはさまざまな問題があることもまた事実でございます。これにつきまして、県としましては、見直しをせざるを得ないという状況であると思っておりますけれども、この事業に求められております都市内道路の円滑化でありますとか、市街化の一体化をやはり最も早期に実現することが重要だと考えておりますので、今回、高垣副知事も現場に行かれましたし、先般、県建設企画部長と副町長による第1回協議も開催させていただきました。こういったことを進めまして、今後とも海田町を初め、関係の皆様と十分協議しながら早期に方向性を決めるとともに、事業が進捗できますよう努めてまいりたいと考えております。 21: ◯意見高橋委員) さまざまな問題があるのは承知しておりますが、見直し案優先ではなく、当初の計画についてもいろいろ調査・検討していただきたいと思います。  いつも言っていますが、財政的な問題ですから、例えば工事期間を延ばすといったいろいろな知恵を出していただきたい。普通は賛否さまざまな意見があり、協議しながら民主的・政治的な判断をするものだと思いますが、この事業に関しては、本当に実現を望まれている計画で、何回も言っておりますけれども、財政的な問題だけなので、そこは行政としての責任で何とか知恵を出していただきたい、何とかしていただかなければいけないと私も常々思っています。海田町もなかなか理解ができないまま、ようやく協議を始めたということですが、一方で、従来どおりの計画案どおりにできないかということももう一度真剣に考えていただいて、また委員会の中で議論をしていきたいと思います。  そこで、今年度初めてということもありますし、メンバーもかわったということもありますので、ぜひ建設委員会として海田町、府中町へ、この事業についての視察をしていただきたいと思いますが、委員長、いかがでしょう。 22: ◯委員長 検討させていただきます。 23: ◯要望高橋委員) 検討していただくのはよいのですが、しっかり委員の皆さんの意見も聞きながら回答をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 24: ◯質疑(安木委員) 2点ほどお聞きします。  1つは、先ほど企業局長から話がありました、県営水道送水ルート強化整備事業に関してお伺いします。平成18年8月に送水トンネル崩落事故がありまして、真夏の長期にわたる断水は非常に大変でした。それで、送水のあり方を検討され、ループ化をするということで、事業費約180億円で海田・呉トンネルがもう一つできるという計画で始まった大事業ですけれども、予定どおり進んでいるのかどうか、お聞きします。 25: ◯答弁(水道課長) 崩落事故のありましたトンネルに並行して、海田から呉までを結ぶII期トンネルにつきましては、今年度から一部の立て坑整備工事や測量業務等を実施してまいりたいと考えておりまして、平成30年度完成を目標に実施していきたいと考えております。 26: ◯質疑(安木委員) これまで概略設計・基本設計・調査設計を経て、今年も一部実施設計に入っているわけですけれども、実際の進捗率というか、予算は何%まで執行しているのですか、具体的に何%ぐらい進んでいるのですか。 27: ◯答弁(水道課長) 進捗率につきましては、実施設計とかも含めてですけれども、現在の状況ではまだ余り上がっていないと思っております。 28: ◯質疑(安木委員) 平成30年度の完成まであと4年半ということですけれども、本格的に工事が始まるのはいつなのですか。 29: ◯答弁(水道課長) 今年度に一部立て坑の整備工事も進めていきますけれども、本格的には来年度から実施して、計画どおり行いたいと考えております。 30: ◯要望質疑(安木委員) わかりました。思いがけない事故があって、この方向性を決めているわけですから、期間内にぜひ工事を完遂していただき、万全のものにしていただくよう、よろしくお願いします。  もう1点は、非常にふえている空き家の対策についてです。今回、空き家所有者向け相談窓口の開設についての資料がありました。広島県空き家対策推進協議会を6月に設置されて、市町との協議等の場が持たれ、7月28日から相談窓口を開設するということですが、県としてどういう取り組みをしていかれるのか、もう少し詳しく教えてください。 31: ◯答弁住宅課長) 適切に管理されていない空き家が、地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしているということを踏まえまして、県や全市町、関係団体による密接な連携のもとで空き家問題に全県的に取り組んでまいろうという趣旨で、広島県空き家対策推進協議会を6月5日に設立したところでございます。  具体的な当面の活動内容ですけれども、広島県空き家対策対応指針を今年度策定していこうと考えております。また、今回の配付資料で御説明しておりますとおり、空き家所有者に対する相談体制を整備したいと考えております。それから、現在、国のほうで御議論いただいております、空き家等対策の推進に関する特別措置法という法律が次の国会に提出される予定とお聞きしております。それができますと、市町、県、国の役割が明らかになってまいりますので、それぞれがやらなければならない課題についてみんなで知恵を出し合って取り組んでまいろうと考えております。 32: ◯質疑(安木委員) 次の国会に提出されるということですが、更地にすると急激に高くなるという固定資産税の問題もあろうかと思います。また、この相談窓口の資料を見ると、空き家を売りたい、貸したい、リフォームしたい、解体してほしいといった所有者からの相談を想定されているようです。実際には、所有者不明の空き家の周辺に住んでいらっしゃる方から、空き家のままでは非常に心配だというような声もあります。そのような所有者ではない近隣の方からの声というのも、この協議会の窓口で受けるのですか、それとも、その相談窓口は市町でやってもらうというすみ分けをされているのでしょうか。 33: ◯答弁住宅課長) 現在、協議会として設けるこの相談窓口につきましては、所有者が責任を持ってみずからの所有物である空き家をきちんと管理していただくというのが本筋だと考えておりますので、主として空き家の所有者に対する相談を実施していきたいと考えております。  それから、近隣の方々からのいろいろな相談については、従前から市町の関係窓口でお受けしておりますので、引き続きそちらで対応させていただきたいと考えております。 34: ◯要望(安木委員) わかりました。国のほうも法律ができてくるという方向があるということで、空き家対策は大変大きな問題ですので、国と県、市町としっかり連携をとってよろしくお願いします。 35: ◯質疑(宮委員) 先ほど安木委員からもありましたが、県営水道送水ルート強化整備事業についてお伺いします。図らずも、呉市選出の半分の議員がこちらの委員会に所属していまして、私も平成18年には初めて腰が抜けるほどの運搬給水体験をさせていただきました。江田島も断水で大変だったと思います。まず、これまでの合計30億円ぐらいの事業についてはほぼ予定どおり進んでおり、また、計画期間の折り返し点ということで、今後は、180億円に迫るという事業に本格着手するということですが、この間、会計基準が変わったり、東日本大震災の関係で設計基準等の変更があったのかどうか、そういった状況も含めて、資金計画もあわせて考えたときに、本当に平成30年度末までで予定どおりこの金額でいけるのか、その見通しについてお尋ねします。 36: ◯答弁(水道課長) ただいまお話のありました計画のことについてでございますけれども、現在のところ、基本設計や実施設計を行う中で、今回の180億円近いものの実施ができると考えております。それと法改正もありますけれども、その旨も計画に織り込みながら着実に進めていきたいと考えております。 37: ◯質疑(宮委員) 実施できるとの見通しを持っているということですので、ぜひ、そのように進めていただきたいと思います。平成21年のあり方基本計画の中では、具体的に7カ所で事故が起こった場合のシミュレーションがされています。前回の平成18年の事故のときには、ほかの災害が発生していない、いわゆる単独事故であり、例えば通信であるとか電気であるといったインフラは問題なかったのですが、複合的な災害が発生したときは果たしてどうなるのでしょうか。それから、もう一つ心配しているのは、株式会社水みらい広島が発足した関係で、水道事業に携わる県職員数が減っている。加えて受水団体の職員数も恐らく減っていると思います。そういったところの人的なバックアップ体制は、受水事業者が主体的に考えておくものなのか、あるいは県営水道がそもそも源流なのですから、その受水団体と力を合わせてさまざまな想定をした上で役割分担を決めていくのか、人的資源が少なくなっている状況の中で、どのようにバックアップ体制をつくるのがよいとお考えなのか、今後その計画等もありましたら、お示しいただきたい。 38: ◯答弁(水道課長) まず、複合事故が起きた場合でございますけれども、事故が発生した場合には、日本水道協会や県内市町の水道事業者と早期の体制確保を構築するとともに、当然、資機材の調達につきましても融通がきくような連携を、今も構築しているところでございます。  また、人の確保という概念でございますけれども、この件につきましては、県と県が出資しています株式会社水みらい広島、市町水道事業者と連携しながら、平素から事故発生時の初動体制等を構築し、事故当時の技術の継承や防災訓練、事故訓練などを通じて市町と連携し、安心・安全な水を供給できるような体制を構築しているところでございます。 39: ◯要望(宮委員) 前回の反省に立って、宮原浄水場も、動力がなくてもろ過ができるという2階建て方式を採用されていますので、施設面ではかなり前へ向いていると思いますが、やはり人の連携です。申し訳ないですけれども、1点だけ言わせていただきますと、平成18年の事故のときに、県の職員の顔が見えませんということを、私も随分言われました。事故当時、水道のプロフェッショナルは、現場の対応で手いっぱいだったはずです。その他のメンバーのお手伝いがほとんど来ないという状況をあちこちで見ましたので、そういうことからすると、せっかく危機管理監という部署ができて、そういうノウハウを蓄積されていると思うので、使わないのが一番いいのですが、県営水道事業の部局だけではなくて、当面はどうやってしのぐのか、あるいは長引いた場合はどうするのかというところもアドバイスをいただきながら、実効性の高そうな計画づくりを意識的に進めておいていただきたいと思います。  (5) 県内調査・県外調査についての協議    県内調査は年1回、1泊2日で実施し、2回目の調査の実施は必要が生じた場合に委員会に諮って決定するとともに、県外調査は年1回、2泊3日で実施することが決定された。    県内調査は、7月31日(木)~8月1日(金)の1泊2日で実施することとし、調査地等の詳細な日程の決定等については、委員長に一任することに決定した。    県外調査の日程等詳細については、次回以降の委員会で協議することとした。  (6) 閉会  午前11時43分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...