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  1. 甲府市議会 2021-03-01
    令和3年3月定例会(第6号) 本文


    取得元: 甲府市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-20
    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年3月定例会(第6号) 本文 2021-03-23 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 51 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯兵道顕司議長 選択 3 : ◯荻原隆宏予算特別委員長 選択 4 : ◯兵道顕司議長 選択 5 : ◯木内直子議員 選択 6 : ◯兵道顕司議長 選択 7 : ◯坂本信康議員 選択 8 : ◯兵道顕司議長 選択 9 : ◯兵道顕司議長 選択 10 : ◯兵道顕司議長 選択 11 : ◯兵道顕司議長 選択 12 : ◯兵道顕司議長 選択 13 : ◯兵道顕司議長 選択 14 : ◯兵道顕司議長 選択 15 : ◯兵道顕司議長 選択 16 : ◯兵道顕司議長 選択 17 : ◯兵道顕司議長 選択 18 : ◯樋口雄一市長 選択 19 : ◯兵道顕司議長 選択 20 : ◯兵道顕司議長 選択 21 : ◯輿石 修総務委員長 選択 22 : ◯兵道顕司議長 選択 23 : ◯兵道顕司議長 選択 24 : ◯神山玄太民生文教委員長 選択 25 : ◯兵道顕司議長 選択 26 : ◯兵道顕司議長 選択 27 : ◯天野 一経済建設委員長 選択 28 : ◯兵道顕司議長 選択 29 : ◯兵道顕司議長 選択 30 : ◯小沢宏至環境水道委員長 選択 31 : ◯兵道顕司議長 選択 32 : ◯兵道顕司議長 選択 33 : ◯兵道顕司議長 選択 34 : ◯廣瀬集一議員 選択 35 : ◯兵道顕司議長 選択 36 : ◯兵道顕司議長 選択 37 : ◯兵道顕司議長 選択 38 : ◯廣瀬集一議員 選択 39 : ◯兵道顕司議長 選択 40 : ◯兵道顕司議長 選択 41 : ◯兵道顕司議長 選択 42 : ◯神山玄太議員 選択 43 : ◯兵道顕司議長 選択 44 : ◯兵道顕司議長 選択 45 : ◯兵道顕司議長 選択 46 : ◯兵道顕司議長 選択 47 : ◯相良治彦さん 選択 48 : ◯兵道顕司議長 選択 49 : ◯輿石十直代表監査委員 選択 50 : ◯兵道顕司議長 選択 51 : ◯兵道顕司議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:          令和3年3月甲府市議会定例会議事日程(6)                        令和3年3月23日(火)午後1時 ─────  報 告 ───── 第 1 議案第26号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定について 第 2 議案第29号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の            一部を改正する条例制定について 第 3 議案第23号 甲府市附属機関設置条例制定について 第 4 議案第24号 甲府市保健所関係手数料条例の一部を改正する条例制定につ            いて 第 5 議案第25号 甲府市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に            関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制定につ            いて 第 6 議案第27号 甲府市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関す            る基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について 第 7 議案第28号 甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について
    第 8 議案第33号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正す            る条例制定について 第 9 議案第 1号 令和3年度甲府市一般会計予算 第10 議案第 4号 令和3年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 第11 議案第 5号 令和3年度甲府市介護保険事業特別会計予算 第12 議案第 7号 令和3年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算 第13 議案第13号 令和3年度甲府市水道事業会計予算 第14 議案第 2号 令和3年度甲府市国民健康保険事業特別会計予算 第15 議案第 3号 令和3年度甲府市交通災害共済事業特別会計予算 第16 議案第 6号 令和3年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算 第17 議案第 8号 令和3年度甲府市浄化槽事業特別会計予算 第18 議案第 9号 令和3年度甲府市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算 第19 議案第10号 令和3年度甲府市地方卸売市場事業会計予算 第20 議案第11号 令和3年度甲府市病院事業会計予算 第21 議案第12号 令和3年度甲府市下水道事業会計予算 第22 議案第14号 令和3年度甲府市簡易水道等事業会計予算                            以上 予算特別委員長報告 ───────────────────────────────────────── 第23 議案第43号 監査委員の選任について 第24 議案第41号 令和2年度甲府市病院事業会計補正予算(第7号) 第25 議案第40号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第4号) 第26 議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号) 第27 議案第42号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第17号) 第28 甲議第 1号 甲府市議会会議規則の一部を改正する規則制定について 第29 甲議第 2号 甲府市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について 第30 甲議第 3号 加齢性難聴者に対する適切な支援体制の構築と補聴器購入に対            する公的補助制度創設を求める意見書提出について (出席議員) 木内 直子   川崎  靖   藤原伸一郎   堀 とめほ 鮫田 光一   深沢 健吾   末木 咲子   小澤  浩 山田 弘之   清水 英知   神山 玄太   長沢 達也 中村 明彦   寺田 義彦   望月 大輔   小沢 宏至 天野  一   長沼 達彦   坂本 信康   岡  政吉 山田  厚   廣瀬 集一   植田 年美   兵道 顕司 山中 和男   輿石  修   清水  仁   金丸 三郎 鈴木  篤   原田 洋二   池谷 陸雄   荻原 隆宏                           32人 (欠席議員)                            なし 説明のため議場に出席した者の職氏名 市長        樋口 雄一   副市長       工藤 眞幸 副市長       上村  昇   危機管理監     佐藤  敦 総務部長      萩原  優   企画部長      塚原  工 市民部長      白倉 尚志   税務統括監     有賀 研一 福祉保健部長    深澤  篤   子ども未来部長   長坂 哲雄 環境部長      櫻林 英二   産業部長      志村 一彦 まちづくり部長   梅澤 賢一   リニア交通政策監  根津  豊 病院長       青山 香喜   病院事務局長    中澤 勝也 教育長       數野 保秋   教育部長      饗場 正人 選挙管理委員長   志村 文武   代表監査委員    輿石 十直 農業委員会会長   西名 武洋   上下水道局業務部長 上田 和正 上下水道局工務部長 萩原 秀幸 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名 議会局長      嶋田 忠司   議会総室長     佐藤  学 政策調査担当課長  橘田 善弘   議事課長      清水  久 議事課長補佐    内池  進   議事課長補佐    一ノ瀬佳奈 議事係主任     宇佐美 淳   議事係主任     佐野 雄司 総務課長補佐    植松 泰人 2:                午後 1時00分 開 議 ◯兵道顕司議長 これより本日の会議を開きます。  報告事項を申し上げます。  市長から追加議案提出について通知がありました。  提出議案は、議事日程記載の日程第23 議案第43号から日程第27 議案第42号まででありますので、朗読を省略いたします。  次に、廣瀬集一議員外11人から、甲議第1号 甲府市議会会議規則の一部を改正する規則制定について及び甲議第2号 甲府市議会委員会条例の一部を改正する条例制定についてが提出されました。  各位のお手元に配付いたしてありますので、御了承願います。  次に、神山玄太議員外6人から、甲議第3号 加齢性難聴者に対する適切な支援体制の構築と補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める意見書提出についてが提出されました。  お手元に配付いたしてありますので、御了承願います。  以上で報告を終わります。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第26号から日程第22 議案第14号までの22案を一括議題といたします。  22案に関し、予算特別委員長の報告を求めます。  予算特別委員長 荻原隆宏議員。              (荻原隆宏予算特別委員長 登壇) 3: ◯荻原隆宏予算特別委員長 去る3月5日の本会議において、当委員会に付託されました令和3年度甲府市各会計別予算14案及び条例8案について、3月12日から19日までの8日間にわたり慎重に審査を行いました。  以下、その経過と結果について御報告いたします。  委員会は冒頭、総括質問を行いました。  その主な内容は、次のとおりであります。  最初に、令和3年度当初予算における重点的な取組についてただしたのに対し、第六次甲府市総合計画の更なる推進を図るため、「いきいきと輝く人を育むまちをつくる」では、緑が丘スポーツ公園の再整備と、災害発生時に地域の避難所となる小・中学校の施設整備による防災・減災、国土強靱化の推進や、子ども屋内運動遊び場の開設に加え、日本女性会議2021in甲府の開催に取り組み、「魅力があふれ人が集う活力あるまちをつくる」では、飲食店等の経営状態の回復に資する経済対策や中心市街地の活性化に努めるほか、甲府城南側エリアの整備を進め、「安全で安心して健やかに暮らせるまちをつくる」では、妊婦の健康診査費用の助成拡充等の母と子の健康づくりを推進し、「自然と都市機能が調和する快適なまちをつくる」では、遊亀公園の再整備や、都市計画道路等の整備を進めるとともに、ワクチン接種をはじめとする新型コロナウイルス感染症への対策の迅速かつきめ細かな対応に努めながら、ウィズ・コロナ、アフター・コロナの状況を見据える中で、市民福祉の増進と地域の活力向上に資する事業を着実に推進し、「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の実現に向け全力を傾注していくとの答弁がありました。  次に、コロナ禍における第六次甲府市総合計画及び令和3年度予算編成の基本方針についてただしたのに対し、第六次甲府市総合計画における基本構想の理念として掲げた、本市の財産ともいうべき「人」「まち」「自然」の素晴らしさがより一層生かされ、高められながら共生し、明るい未来を創造していく都市を目指すという強い思いは、現時点で変えるべきではないと考える一方、基本構想の実現に向け実施計画を効率的・効果的に展開していくためには、コロナ禍をはじめとする社会情勢の変化を踏まえ、柔軟に修正・転換させていくべきものであることから、令和3年度当初予算については、コロナ禍の影響による社会の構造変容や人々の意識、行動の変化等を的確に捉える中で、ウィズ・コロナの視点を踏まえた感染対策の更なる徹底と、アフター・コロナを見据えた予算編成を行ったとの答弁がありました。  これに対し、第六次甲府市総合計画に掲げた理念に基づき、変化を的確に捉えながら柔軟に施策展開を図るよう求める意見がありました。  次に、令和3年度の市税収入及び納税相談についてただしたのに対し、市税収入については、コロナ禍の長期化の影響を強く受け、個人市民税では個人所得の減少等、法人市民税では企業業績の悪化等により大きく減少することを見込むとともに、固定資産税では評価替えの影響や中小事業者に対する軽減措置等を勘案し減収を見込む中、コロナ禍による軽減措置に対しては全額国費補填される新型コロナウイルス感染症対策特別交付金を計上したところであり、納税相談については、より一層、納税者の置かれた状況や心情に配慮し、納税者に寄り添い柔軟かつ適切に対応するとともに、今後も、課税客体の適正な把握と収納率向上に努める中で、コロナ禍への対応やこうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXT推進のため、歳入の根幹をなす市税の確保を図っていくとの答弁がありました。  これに対し、市税を取り巻く環境は大変厳しい状況にあるが、引き続き相談者へ丁寧に対応するとともに、市税収入の確保に一層努めていくよう求める意見がありました。  次に、コロナ禍を踏まえた令和3年度予算への影響についてただしたのに対し、コロナ禍における国の考え方や社会情勢の変化、人々の行動変容等を的確に捉え、歩みを止めることなく市民福祉の増進と持続可能な行財政運営を行うことが重要であることから、令和3年度においては、まちの元気づくりにつながる「交流」や「賑わい」などは、地域活力の向上や経済的効果といった複合的成果が実現できるよう、甲府市観光振興基本計画に基づく観光事業や、日本女性会議をはじめとする全国規模のイベントの開催など、人々の「交流」を促し、「賑わい」を創出し、地域経済の「活性化」に資する取組を着実に推進して都市像の実現につなげるとともに、市民の笑顔とまちの元気があふれるまちづくりに努めていくとの答弁がありました。  次に、市民生活や地域経済の認識についてただしたのに対し、新型コロナウイルス感染症の拡大は、市民の日常生活はもとより、人やモノの移動減少を背景に経済活動に甚大な影響を及ぼしており、更に今般の感染症再拡大により、引き続き消費者マインドは弱い動きを示すとともに、企業の景況感の先行きは下降超に転じる見通しとなっていることから、市民の不安を払拭することを最優先に考え、ワクチン接種をはじめとする感染拡大の防止に資する対策を着実に実施するとともに、引き続き市民生活への影響の抑制に必要な支援や、新しい生活様式に対応した経済対策を適切に行い、市民生活及び地域経済を支えていくとの答弁がありました。  最後に、市民生活の現状認識についてただしたのに対し、国においては、来年度中に経済の水準がコロナ禍以前の水準に回帰するとの見通しを示しているものの、新型コロナウイルス感染症は依然として市民生活に大きな影響を及ぼしていると捉えていることから、感染拡大収束の鍵となるワクチン接種が万全の体制で実施できるよう、積極的に準備を進めるとともに、今後も感染症に伴う影響を的確に捉え、感染拡大防止と地域経済回復に資する対策を講じ、市民の健康で安全な暮らしづくりに努めていくとの答弁がありました。  これに対し、市民の不安解消に万全を期すとともに、コロナ禍の影響により生活に困窮した方々へ引き続き丁寧な対応に努めるよう求める意見がありました。  以上が、総括質問の主な内容であります。  次に、各条例案の審査の経過と結果について申し上げます。  議案第26号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、保険料に係る市民負担を軽減すべきであることから反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  議案第29号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定については、浄化槽利用世帯等の負担増が想定されることから反対であるとの意見がありましたが、採決の結果、多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  議案第23号 甲府市附属機関設置条例制定について  議案第24号 甲府市保健所関係手数料条例の一部を改正する条例制定について  議案第25号 甲府市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例制定について  議案第27号 甲府市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例制定について  議案第28号 甲府市手数料条例の一部を改正する条例制定について 及び
     議案第33号 特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例制定についての6案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、令和3年度各会計別予算案の審査の経過と結果について申し上げます。  まず、一般会計予算について申し上げます。  歳入については、自主財源の確保についてただしたのに対し、ネーミングライツや低未利用資産を活用するとともに、ふるさと甲府応援寄附金については組織体制を強化し一層の確保を目指していくとの答弁がありました。  これに対し、様々な手法により安定した自主財源が確保できるよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 国の動向を注視する中で、引き続き地方への財政措置の活用に努めること。  次に、一般会計歳出について款を追って申し上げます。  総務費については、連携推進事業についてただしたのに対し、県央自治体実務者会議での協議を踏まえ、連携中枢都市圏構想を視野に入れた具体的な協議を進めていくとの答弁がありました。  これに対し、中核市として本市が中心となって積極的に進めていくよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 情報発信については、SNSなどを活用した効果的なシティプロモーションに努めること。 1 地域活動の拠点である悠遊館の改修にあたっては、防災の観点からも検討すること。 1 日本女性会議2021in甲府については、引き続き関係機関との連携や周辺自治体の協力を得る中で、成功に向け万全な準備に取り組んでいくこと。 1 甲府市多文化共生推進計画を踏まえ、本市が発信する情報の多言語化を更に進めること。  民生費については、子ども屋内運動遊び場についてただしたのに対し、様々な媒体を活用したプロモーションをはじめ、プレイリーダーとなる職員の研修を実施するなど、4月下旬のオープンに向け、準備に万全を期していくとの答弁がありました。  これに対し、子どもの豊かな成長につなげるため、積極的にPRを行い、より多くの方々に利用されるよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 新たなアウトリーチ支援の充実により、生活困窮者に寄り添った自立支援事業に努めること。 1 重度心身障害者タクシー利用料金助成事業については、より効果的な支援となるよう、山梨県に対象範囲の拡大等を引き続き要請していくこと。 1 放課後児童クラブについては、子どもの安全・安心のため、より学校施設を活用できるよう継続して協議すること。  衛生費については、甲府市食品リスクコミュニケーターについてただしたのに対し、食品リスクの正しい理解を深めるため、新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら養成講座を開催し、食品リスクコミュニケーターを養成するとともに、養成講座修了者が作成した啓発冊子を活用し、市民の食品安全意識の醸成を図っていくとの答弁がありました。  これに対し、食品リスクコミュニケーターの活用・推進を図るとともに、市内外に活動をPRしていくよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 高齢者等の交通弱者の方々が円滑に新型コロナワクチンを接種できるよう、会場や交通手段等について検討していくこと。 1 出産・育児については、マイ保健師等による妊産婦や家族への寄り添った対応により、不安の軽減に引き続き努めること。 1 やまなし「ゼロカーボンシティ」宣言を踏まえ、環境教育を一層推進していくこと。  労働費については、雇用促進対策事業についてただしたのに対し、新たな取組であるインターンシップを受け入れた事業者に対する助成金の交付や、市内高校生へのオンラインによる地場産業の紹介などにより、雇用の創出に努めるとの答弁がありました。  これに対し、新規就職希望者が安心して就職活動できるよう努めるとともに、新たな取組が雇用の促進や移住・定住に結びつくよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 地方移住希望者への起業支援などを検討すること。 1 ワークプラザ甲府の相談対象者の範囲拡大を周知し、利用促進に努めること。  農林水産業費については、新規就農者の確保についてただしたのに対し、農業体験支援事業を実施し、首都圏を中心に農業体験希望者を募り交流人口の拡大を図るとともに、新規就農者応援隊支援事業により新規就農者のサポートを支援するなど、新たな取組を進めるとの答弁がありました。  これに対し、新規就農者の確保は、移住・定住にもつながることから、積極的に推し進めるよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 有害鳥獣対策にICTを活用した取組を導入すること。 1 農業用水路については、関係者等と連携し溢水の防止など適切な管理に努めること。  商工費については、中心市街地の商業等活性化に係る新たな事業についてただしたのに対し、アフター・コロナにおける商店街のあり方を検討・実践する商学官の連携事業への支援を行う商店街活性化モデル事業や、空き店舗への入居者に対する初期費用の助成を行うオーナーパートナーシップ遊休商業資産活用事業などにより、中心市街地の活性化を一層推進していくとの答弁がありました。  これに対し、学生など若者の柔軟な発想も取り入れる中で、戦略的に進めていくよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 消費者相談については、全国消費生活情報ネットワークシステムを活用し、複雑化する相談内容に対処すること。 1 地域おこし協力隊については、隊員の増員や、活動拠点となる支援機関の拡充に努めること。  土木費については、朝日町通り線の整備についてただしたのに対し、整備計画やスケジュールなどを地元自治会等へ丁寧に説明するとともに、地元住民等の理解を得ながら詳細設計を策定していくとの答弁がありました。  これに対し、これまでの経過を踏まえ、十分な事前調査を行い進めるとともに、地元住民等へは適時、進捗状況を報告していくよう求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 災害に強いまちづくりを推進するため、建築物の所有者に対し積極的な耐震化の働きかけを行うこと。 1 遊亀公園の改修工事については、動物園の入園者に配慮した安全対策等を講じること。 1 次期甲府市空家等対策計画の策定にあたっては、民間との連携による維持管理や、新たな空き家の活用策について検討すること。  消防費については、地域防災力の強化についてただしたのに対し、引き続き各種防災資機材や備蓄食糧等の整備に努めるとともに、防災士や防災リーダーの育成に加え、新たに地域の水害マップ・わたしの避難行動計画(マイ・タイムライン)を周知し、市民の防災意識の高揚を図っていくとの答弁がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 地震や水害など、災害に応じた避難について市民にわかりやすく周知すること。 1 本市防災力の向上に向け、防災士の組織化について調査・研究すること。  教育費については、GIGAスクール構想の推進についてただしたのに対し、令和3年10月からの本格運用に向け、教員の操作研修をはじめ、活用ガイドや児童・生徒向けの操作マニュアルの作成等準備を進めているとの答弁がありました。  これに対し、研修等を重ねながら円滑な運用、また児童・生徒の学びを保障できるよう取り組んでいくことを求める意見がありました。  このほか、主な要望・意見は次のとおりです。 1 学校給食費の公会計化に向けては、教職員全体の多忙化改善につながるシステムの構築等に取り組むこと。 1 小・中学校老朽化リニューアル事業を計画的に進め、安全・安心な施設環境の確保に努めること。 1 安全・安心な学校給食を提供するため、調理関係者への研修や立入検査等を行う中で、調理員等の危機管理意識の醸成を図ること。 1 幼児教育センターについては、子ども屋内運動遊び場との役割を明確にする中で、それぞれの利用者の立場に立ったサービスの提供に努めること。  公債費については、今後の推移についてただしたのに対し、大型事業の償還開始に伴い、令和4年度にピークが見込まれることから、借入の見積り合わせによる償還金利子の低減などに引き続き取り組み、公債費の抑制に努めているとの答弁がありました。  議会費、災害復旧費、諸支出金及び予備費の各予算については、特に質疑はありませんでした。  次に、特別会計予算について申し上げます。  まず、国民健康保険事業特別会計については、特定健診についてただしたのに対し、新型コロナウイルス感染対策をはじめ受診環境の整備を図るとともに、自治会連合会との連携により周知を行うとの答弁がありました。  これに対し、コロナ禍ではあるが、引き続き受診率向上に向けた取組を求める意見がありました。  交通災害共済事業特別会計については、本共済事業が市民にとって有益であることから、加入率の向上に向け、引き続き市民周知に努めるよう求める意見がありました。  住宅新築資金等貸付事業特別会計については、未償還金についてただしたのに対し、引き続き督促状の発送や納付相談等を行い、償還率の向上に努めていくとの答弁がありました。  これに対し、不明瞭・不公正な特別会計であるため反対であるとの意見がありました。  介護保険事業特別会計については、コロナ禍におけるいきいきサロンについてただしたのに対し、高齢者の生きがいづくりや健康増進に寄与している場であることから、地区を越えた開催等についても検討していくとの答弁がありました。  これに対し、継続的に事業が運営できるよう、地域の実情を考慮した支援を求める意見がありました。  農業集落排水事業特別会計、後期高齢者医療事業特別会計、浄化槽事業特別会計及び母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計の各予算については、特に質疑はありませんでした。  次に、企業会計予算について申し上げます。  地方卸売市場事業会計については、病院事業会計への貸付についてただしたのに対し、今後の財政状況を見込む中で、内部留保資金を活用し実行する予定であるとの答弁がありました。  病院事業会計については、国の新たな病床機能の再編支援による病床削減の方向性についてただしたのに対し、急性期病棟、回復期病棟、感染症病床を持ち地域の皆様に必要な医療を安定的に供給できていることから病床維持に努めていくとの答弁がありました。  これに対し、コロナ禍において病院経営は厳しい状況にあるが、病床削減については適時・適切に判断すべきとの意見がありました。  下水道事業会計については、未接続解消に向けた取組についてただしたのに対し、積極的に啓発活動を行う中で、新たに供用開始した区域へは早期の接続を働きかけるとともに、未接続の世帯へは継続的に指導していくとの答弁がありました。  水道事業会計については、口座振替早期納付時優遇割引制度が終了することにより、市民の負担増となることから反対であるとの意見がありました。  簡易水道等事業会計については、引き続き関係部署との十分な協議を行いながら、適切な維持管理に努めていくよう求める意見がありました。  以上が令和3年度の一般会計、各特別会計及び各企業会計予算案の審査における質疑の大要であります。  この後、反対・賛成の討論があり、採決の結果、  議案第 1号 令和3年度甲府市一般会計予算  議案第 4号 令和3年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  議案第 5号 令和3年度甲府市介護保険事業特別会計予算  議案第 7号 令和3年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算 及び  議案第13号 令和3年度甲府市水道事業会計予算の5案については、いずれも多数をもって当局原案のとおり可決するものと決しました。  次に、議案第 2号 令和3年度甲府市国民健康保険事業特別会計予算  議案第 3号 令和3年度甲府市交通災害共済事業特別会計予算  議案第 6号 令和3年度甲府市農業集落排水事業特別会計予算  議案第 8号 令和3年度甲府市浄化槽事業特別会計予算  議案第 9号 令和3年度甲府市母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算  議案第10号 令和3年度甲府市地方卸売市場事業会計予算  議案第11号 令和3年度甲府市病院事業会計予算  議案第12号 令和3年度甲府市下水道事業会計予算 及び  議案第14号 令和3年度甲府市簡易水道等事業会計予算の9案については、いずれも全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  最後に、市長から、令和3年度は、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、本市の将来にわたる成長に向け、立ち止まることなく前進していく重要な年であり、ワクチン接種が安全・安心に行えるよう万全の体制確保に努めるとともに、新しい生活様式を取り入れた新たな日常を創り出し、地域経済の活性化を図る中で、引き続きこうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXTに掲げる重点施策・事業を力強く推し進め、市民福祉の向上に資する取組を着実に推進していくとの決意が述べられました。  報告の結びにあたり、本市においては、時節変遷する社会情勢の中にあって、持続可能な地域社会の実現に向け、「先端技術の活用」や「地域・組織の枠を超えた連携」、「防災・減災、国土強靱化」といった国の方向性を確実に把握する中で、将来にわたって成長し続ける歩みを着実に前進させていく必要があります。  コロナ禍により依然厳しい財政状況が続きますが、当局におかれましては、自主財源の確保と効果的な財源配分等に努めていただきながら、「新たな日常」の定着はもとより、アフター・コロナ時代を見据え、最優先事項とする新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の万全な実施をはじめとした感染予防対策と、地域経済を回復・活性化させていく対策との両輪を的確に講じていく中で、第六次甲府市総合計画の都市像の実現に向け、こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXT及び第二期甲府市総合戦略に掲げる重点施策・事業を着実に推進し、安全・安心で明るい甲府の未来創りを、市長と職員が一丸となって取り組まれることを期待し、報告を終わります。 4: ◯兵道顕司議長 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。
     日程第1 議案第26号から日程第22 議案第14号までの22案に関し、討論の通告がありますので、順次これを許します。  最初に、木内直子議員。                 (木内直子議員 登壇) 5: ◯木内直子議員 議案第1号 令和3年度甲府市一般会計予算、議案第4号 令和3年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算、議案第5号 令和3年度甲府市介護保険事業特別会計予算、議案第7号 令和3年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第13号 令和3年度甲府市水道事業会計予算、議案第26号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定について、議案第29号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定についての7案に対する反対討論を行います。  内閣府の発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大に直撃された2020年の国内総生産GDPは、2019年に比べ4.8%のマイナス、リーマンショック直後の2009年以来のマイナス成長となりました。甲府市民にも大きな影響を及ぼしています。  今年2月から新型コロナウイルスワクチンの先行接種が医療機関で始まり、新年度からはいよいよ高齢者への接種も始まろうとしています。しかし、今のところ供給される予定のワクチンの量はごく僅かです。新型コロナウイルス感染症の収束には見通しが立っていません。引き続き十分な感染対策を取ることと、検査の充実などが求められます。  新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けている市内中小業者の救済対策や、市民福祉の向上、市民負担の軽減など、市民生活を応援する予算を組むこと、コロナ禍で苦しむ市民への緊急対策を急ぐとともに、暮らしと経済の立て直しに向けて市民本位の思い切った対策が不可欠です。  令和3年度甲府市一般会計予算は、市内中小業者の救済対策や市民福祉の向上、市民負担の軽減などが不十分です。子どもの数の減少で予算的にも実施可能な就学援助制度の充実や、すこやか子育て医療費助成制度の対象年齢の拡大は見送られました。一方で、甲府城周辺地域活性化計画整備事業の推進などで市民に負担を押しつけています。  以上のことから、議案第1号 令和3年度甲府市一般会計予算に反対いたします。  議案第4号 令和3年度甲府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算については、ゼロ償還が128件、償還率37.3%で不透明・不公正な会計であり、一般会計からの繰出しを含めて、認めるわけにはいきません。  議案第5号 令和3年度甲府市介護保険事業特別会計予算については、3年ごとの見直しのたびに引き上げられていた保険料が据置きとなったものの、甲府市の介護保険料6,482円は、県庁所在地と政令指定都市52市区の平均6,327円を上回っています。県内他市の状況を見ると、南アルプス市や山梨市では介護保険料の引下げを行っています。介護保険料を引き下げてほしいという甲府市民の皆さんの切実な願いは届きませんでした。よって、本予算案に反対いたします。  議案第7号 令和3年度甲府市後期高齢者医療事業特別会計予算については、山梨県の後期高齢者医療広域連合の決定ではありますが、保険料7.75割軽減対象者が7割軽減となることで約6,900人が約3,000円の負担増となりますので、反対いたします。  議案第13号 令和3年度甲府市水道事業会計予算については、口座振替により納入するものに係る水道料金の軽減制度を終了することにより、給水栓数の7割が負担増となることから、反対いたします。  議案第26号 甲府市介護保険条例の一部を改正する条例制定については、令和3年度から令和5年度の第1号被保険者の保険料が引下げとならず、負担軽減とならなかったことから、反対いたします。  議案第29号 甲府市廃棄物の減量化、資源化及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定については、甲府市衛生センターで行っていた、し尿及び浄化槽汚泥の受入れ・処理が、新年度から中巨摩地区広域事務組合衛生センターでの受入れ・処理となることに伴い、し尿及び家庭系浄化槽汚泥を処理する費用が新たにかかることとなり、8,000人以上の方が負担増となる可能性があることから、反対いたします。  以上、反対討論といたします。 6: ◯兵道顕司議長 次に、坂本信康議員。                 (坂本信康議員 登壇) 7: ◯坂本信康議員 議案第1号から議案第14号までの令和3年度各会計別予算、並びに議案第23号から議案第29号及び議案第33号の各条例に対し、賛成の立場から討論を行います。  我が国においては、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい社会経済情勢にある中、雇用と事業を支えながら、感染症の拡大を防止するとともに、ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現を図り、防災・減災、国土強靱化の推進など安全・安心の確保を進めることを目的とした、国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策を打ち出し、いわゆる15か月予算の考え方により、令和2年度第3次補正予算と令和3年度当初予算を一体として編成し、感染拡大防止に万全を期すとともに、中長期的な課題を見据えて着実に対応を進めていくこととされております。  このような中、本市におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症対策として切れ目のない支援を行いながら、市民の安全・安心な暮らしを守るための強靱なまちづくりの取組や地域経済の活性化に努め、持続可能な経済社会の構築を目指すなど、力強い市政の推進に取り組むとともに、アフター・コロナ時代を見据え、新しい生活様式を取り入れた新たな日常を創出し、市民サービスを低下させることなく、市民福祉の向上に資する取組を着実に推進していくことが必要であります。  こうした状況を踏まえ、令和3年度各会計別予算を審査した結果、一般会計予算では、新型コロナウイルス感染症の影響により市税の大幅な減収が見込まれる中、ふるさと納税の充実を図るなど所要の財源を確保し、感染症への対応に万全を期すとともに、こうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXTに掲げる重点施策・事業を着実に推進するための経費が計上されており、各特別会計予算や各企業会計予算についても、それぞれの事業へ適切な予算措置が講じられていると認められ、評価できるものであります。  今後においても、最優先事項であるワクチン接種をはじめとする新型コロナウイルス感染症対策の迅速かつきめ細かな対応に努めるとともに、ウィズ・コロナ、アフター・コロナの状況を見据える中で「人・まち・自然が共生する未来創造都市 甲府」の実現に向け、市民福祉の増進と地域の活力向上に資する事業を着実に推進されることを強く期待し、賛成の討論といたします。 8: ◯兵道顕司議長 以上で通告による討論は終わりました。  ほかに討論はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 9: ◯兵道顕司議長 これをもって討論を終結いたします。  これより日程第1 議案第26号及び日程第2 議案第29号の2案について、押しボタン式投票により一括採決いたします。  2案に対する委員長の報告は可決であります。  2案は当局原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをお押し願います。                (採決システムによる採決) 10: ◯兵道顕司議長 押し忘れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 11: ◯兵道顕司議長 押し忘れなしと認め、投票を終了いたします。                  (採決結果を表示) 12: ◯兵道顕司議長 投票の結果を御報告いたします。  投票者数31人、賛成29人、反対2人。  よって、2案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第3 議案第23号から日程第8 議案第33号までの6案を一括採決いたします。  6案に対する委員長の報告は可決であります。  6案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 13: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、6案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第9 議案第1号から日程第13 議案第13号までの5案について、押しボタン式投票により一括採決いたします。  5案に対する委員長の報告は可決であります。  5案は当局原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンをお押し願います。                (採決システムによる採決) 14: ◯兵道顕司議長 押し忘れはありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 15: ◯兵道顕司議長 押し忘れなしと認め、投票を終了いたします。                  (採決結果を表示) 16: ◯兵道顕司議長 投票の結果を御報告いたします。  投票者数31人、賛成29人、反対2人。  よって、5案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第14 議案第2号から日程第22 議案第14号までの9案を一括採決いたします。  9案に対する委員長の報告は可決であります。  9案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、9案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第23 議案第43号から日程第27 議案第42号までを一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  樋口雄一市長。                 (樋口雄一市長 登壇) 18: ◯樋口雄一市長 新型コロナウイルス感染症はいまだ収束の兆しがなく、首都圏1都3県に出されていた緊急事態宣言は解除されたものの、感染力が強いとされる変異株が全国的な広がりを見せるなど、依然として市民生活に大きな影響を及ぼしております。  こうした中、本市では、新型コロナウイルス感染症収束への希望の光となるワクチン接種について、市民の皆様の安全・安心な生活の確保や、一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束に向けて取り組んでいるところであります。  今回提案しました補正予算案には、第9弾となる緊急対応策に要する経費を計上したところであり、国の第3次補正予算を有効に活用する中で、市民の皆様の不安を払拭することを最優先に考え、ワクチン接種をはじめとする感染拡大の防止策や、アフター・コロナを見据えた地域経済の活性化に資する対応策を講じたところであります。  今後も引き続き、感染拡大の防止と地域経済の活性化との両輪で取り組んでまいりますので、改めて御理解、御協力をお願いいたします。  それでは、本日追加提案いたしました案件につきまして、御説明申し上げます。  まず、議案第39号「令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)」につきましては、歳出において、第2款総務費は、庁舎や公民館などの感染対策物品の購入や、結婚、出生、転入・転出などの手続き方法が簡単に確認できる「行政手続きガイドサービス」の導入、庁内のWeb会議の環境整備など、危機管理対策事業費等に係る総務管理費や市民税賦課徴収費にかかる徴税費、及び個人番号制度管理事業費等に係る戸籍住民基本台帳費を追加更正するための補正であります。  第3款民生費は、聴覚に障がいをお持ちの方に「遠隔による手話サービス」を提供するためのタブレット端末の整備や、保育所など児童福祉施設等の感染対策物品の購入費補助など、生活困窮者自立支援事業費等に係る社会福祉費及び教育・保育施設等運営給付費等に係る児童福祉費を追加更正するための補正であります。  第4款衛生費は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種の円滑かつ着実な実施や、特定不妊治療の助成額増額などの支援内容の充実、出産前の妊婦さんの不安解消に向けたPCR検査の継続実施、また、小児救急医療の安定的な事業継続の支援に加え、各施設等の感染対策物品の購入など、各種予防費等に係る保健衛生費及び清掃総務費等に係る清掃費を追加するための補正であります。  第5款労働費は、労働相談窓口業務等における感染対策物品の購入など、雇用促進対策事業費等に係る労働諸費を更正するための補正であります。  第6款農林水産業費は、農業協同組合が感染対策として設置する、空調設備に要する経費の補助など、産地保全強化対策事業費等に係る農業費、マウントピア黒平管理事業費等に係る林業費及び地方卸売市場事業会計繰出金に係る地方卸売市場費を追加するための補正であります。  第7款商工費は、山梨県の「やまなしグリーン・ゾーン認証」の取得を促進し、市内飲食店、宿泊施設などの衛生対策の継続による事業継続の支援や、市内飲食店における飲食宅配サービス導入に係る経費の補助、また、施設利用者の増加や新たなビジネスを創出するための市内民間テレワーク施設のプロモーションなど、商工業推進事業費等を更正するための補正であります。  第8款土木費は、緑が丘スポーツ公園の多機能トイレ改修による感染対策の強化など道路維持管理事業費に係る道路橋りょう費、都市公園管理事業費に係る都市計画費及び住宅管理費に係る住宅費を追加更正するための補正であります。  第9款消防費は、防災対策整備事業費を更正するための補正であります。  第10款教育費は、小中学校等における感染防止対策の物品購入や感染者の発生による小中学校の臨時休業に伴い、発注済みの食材経費の補助、甲府商業高等学校において修学旅行中止に伴い発生した、キャンセル料の助成及び生徒に貸与するためのパソコン等の整備、総合市民会館における空調関係設備の改修など事務局費に係る教育総務費に加えて、防災・減災、国土強靱化など安全・安心の確保としての学校営繕費等に係る小学校費、中学校老朽化リニューアル事業費等に係る中学校費、また、一般振興費等に係る高等学校費、一般管理費に係る専門学校費、総合市民会館管理運営費等に係る社会教育費及び幼児教育施設利用費等助成事業費等に係る幼児教育振興費を追加更正するための補正であります。  歳入につきましては、第7款地方消費税交付金、第9款地方特例交付金、第14款国庫支出金、第15款県支出金、第18款繰入金、第20款諸収入及び第21款市債を追加更正するための補正であります。  繰越明許費の補正は、職員福利厚生及び健康管理費、危機管理対策事業等を追加し、東京オリンピック・パラリンピック事前合宿等推進事業、児童館等運営費等を変更するものであります。  地方債の補正は、起債充当事業費等の補正による借入れ限度額を変更するものであります。  次に、議案第40号「令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第4号)」につきましては、市民の皆様への安定的な食の供給を図るために、地方卸売市場の卸・仲卸業者に対する経営基盤の維持と事業継続のための応援給付金に係る経費として、収益的支出は、営業外費用を追加するための補正であります。  収益的収入は、営業外収益を追加するための補正であります。  次に、議案第41号「令和2年度甲府市病院事業会計補正予算(第7号)」につきましては、空気清浄機などの感染対策物品や医療用手袋など医療消耗品等の購入による、院内の感染対策強化や診療体制の確保を図るための経費など、収益的支出は、医業費用を追加するための補正であります。  収益的収入は、医業外収益を追加するための補正であります。  資本的支出は、建設改良費を追加するための補正であります。  資本的収入は、負担金補助金を追加するための補正であります。  次に、議案第42号「令和2年度甲府市一般会計補正予算(第17号)」につきましては、歳出において、第2款総務費は、特別職給与費に係る監査委員費を追加するための補正であります。  歳入につきましては、第5款株式等譲渡所得割交付金を追加するための補正であります。  次に、議案第43号「監査委員の選任について」は、本市の監査委員のうち、識見を有する者のうちから選任した輿石十直が本年3月31日をもって退職するので、後任として相良治彦を選任するについて、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  以上が、本日提案いたしました案件の大要であります。  御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。 19: ◯兵道顕司議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  ただいま議題となっております日程第23 議案第43号、日程第26 議案第39号及び日程第27 議案第42号の3案を総務委員会に、日程第24 議案第41号及び日程第26 議案第39号の2案を民生文教委員会に、日程第25 議案第40号及び日程第26 議案第39号の2案を経済建設委員会に、日程第26 議案第39号を環境水道委員会に付託いたします。  申し上げます。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  暫時休憩いたします。
                   午後 1時55分 休 憩      ────────────────・────────────────                午後 5時18分 再開議 20: ◯兵道顕司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第23 議案第43号、日程第26 日程第39号及び日程第27 議案第42号の3案に関し、総務委員長の報告を求めます。  総務委員長 輿石 修議員。               (輿石 修総務委員長 登壇) 21: ◯輿石 修総務委員長 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました案件について休憩中委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、コロナ禍におけるウェブ会議システムの利用にあたっては、会議が円滑に進められるよう効率的な運用を検討することを求める意見がありました。  次に、議案第42号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第17号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  最後に、議案第43号 監査委員の選任については、全員異議なく当局原案のとおり同意するものと決しました。  以上で報告を終わります。 22: ◯兵道顕司議長 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより、日程第23 議案第43号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は同意であります。  本案は当局原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 23: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり同意いたしました。  次に、日程第24 議案第41号及び日程第26 議案第39号の2案に関し、民生文教委員長の報告を求めます。  民生文教委員長 神山玄太議員。              (神山玄太民生文教委員長 登壇) 24: ◯神山玄太民生文教委員長 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました案件について休憩中委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、新型コロナワクチン接種については、市民の不安を軽減するよう、きめ細かな情報発信に努めるとともに、コールセンターでの丁寧な対応を求める意見や、妊婦へのPCR検査実施及び特定不妊治療費助成については、引き続きあらゆる媒体を活用し周知徹底に努めるよう求める意見がありました。  次に、議案第41号 令和2年度甲府市病院事業会計補正予算(第7号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しました。  以上で報告を終わります。 25: ◯兵道顕司議長 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより、日程第24 議案第41号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 26: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第25 議案第40号及び日程第26 議案第39号の2案に関し、経済建設委員長の報告を求めます。  経済建設委員長 天野 一議員。              (天野 一経済建設委員長 登壇) 27: ◯天野 一経済建設委員長 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました案件について休憩中委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。  まず、議案第40号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第4号)については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、甲府市地方卸売市場事業者応援給付金については、コロナ禍を乗り越えるための一助となるよう、全ての卸売業者及び仲卸業者に対して確実に給付されるよう求める意見がありました。  次に、議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、「がんばろう甲府!グリーン・ゾーン応援金」や「がんばろう甲府!デリバリー応援金」については、周知徹底を図り制度利用を促すとともに、事業者に寄り添った対応を行うよう求める意見がありました。  以上で報告を終わります。 28: ◯兵道顕司議長 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより、日程第25 議案第40号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第26 議案第39号に関し、環境水道委員長の報告を求めます。  環境水道委員長 小沢宏至議員。              (小沢宏至環境水道委員長 登壇) 30: ◯小沢宏至環境水道委員長 先ほどの本会議において、当委員会に付託されました案件について休憩中委員会を開き、慎重に審査した経過と結果について御報告いたします。  議案第39号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第16号)中当委員会所管分については、全員異議なく当局原案のとおり可決するものと決しましたが、環境センターにおける密を改善するための施設改修が、職員の働きやすい環境整備につながるよう求める意見がありました。  以上で報告を終わります。 31: ◯兵道顕司議長 以上で報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  これより、日程第26 議案第39号を採決いたします。  本案に対する各常任委員長の報告は可決であります。  本案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 32: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第27 議案第42号を採決いたします。  本案に対する総務委員長の報告は可決であります。  本案は当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 33: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第28 甲議第1号を議題といたします。  廣瀬集一議員から提案理由の説明を求めます。  廣瀬集一議員。                 (廣瀬集一議員 登壇) 34: ◯廣瀬集一議員 甲議第1号 甲府市議会会議規則の一部を改正する規則制定について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、議員の欠席事由及び出産に伴う欠席期間を規定するものであります。  改正内容は、議員及び委員のそれぞれの欠席事由の「事故」を「公務、疾病、育児、看護、介護、配偶者の出産補助その他のやむを得ない事由」に改め、出産に伴う欠席期間の「日数を定めて」を「出産予定日の8週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)前の日から当該出産の日後8週間を経過する日までの範囲内において、その期間を明らかにして」に改めるものであります。  なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものであります。  以上で、提案理由の説明を終わります。 35: ◯兵道顕司議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 36: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、日程第28 甲議第1号を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 37: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第29 甲議第2号を議題といたします。  廣瀬集一議員から提案理由の説明を求めます。  廣瀬集一議員。
                    (廣瀬集一議員 登壇) 38: ◯廣瀬集一議員 甲議第2号 甲府市議会委員会条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を申し上げます。  本案につきましては、甲府市事務分掌条例の一部改正に伴い、常任委員会の所管を整備するものであります。  改正内容は、総務委員会の項、「総務部」を「行政経営部」に、「企画部」を「企画財務部」にそれぞれ改め、国民健康保険課の福祉保健部への移管に伴い、所要の改正を行うものであります。  なお、施行期日につきましては、令和3年4月1日からとするものであります。  以上で、提案理由の説明を終わります。 39: ◯兵道顕司議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、日程第29 甲議第2号を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  次に、日程第30 甲議第3号を議題といたします。  神山玄太議員から提案理由の説明を求めます。  神山玄太議員。                 (神山玄太議員 登壇) 42: ◯神山玄太議員 案文の朗読をもって提案理由の説明に代えさせていただきます。  加齢性難聴者に対する適切な支援体制の構築と補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める意見書(案)  加齢により生じる難聴は、日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど生活の質を落とす大きな原因となる。最近では、認知症や鬱の危険因子になることも指摘されている。  2019年にWHOが初めて、認知症と認知機能を予防するための具体的な介入方法(認知症予防ガイドライン)を策定し、「難聴は、認知機能低下または認知症のリスク増加と関連」「難聴の治療は、高齢者にとって様々な要因を大幅に改善する可能性がある」と発表した。個人差はあるものの、加齢により生じる難聴は、聴覚経路の生理的な加齢現象として誰にでも惹起されるが、日本においてはその理解や支援体制が広がっていないのが現実である。  一般社団法人日本補聴器工業会が行ったJapanTrak2018調査報告によると、日本の難聴者率は11.3%で諸外国と大きな差はないが、難聴者における補聴器所有率は、日本は14.4%であり、イギリス47.6%、フランス41%、ドイツ36.9%などと比較して低い状況にある。しかも、同調査報告の補聴器の全体的満足度に関する各国比較によると、イギリス74%、フランス82%、ドイツ76%に対して、日本は38%と著しく低い割合になっている。  このように、日本が諸外国と比べ補聴器の所有率と全体的満足度が低い理由は、難聴者が補聴器を所有するまでの経路の違いと補聴器1台当たりの価格が影響していると考えられる。欧米などでは多くの場合、医療機関と国などが連携して難聴者それぞれにあった補聴器を販売することになっているが、日本の場合、補聴器は管理医療機器であるにもかかわらず、販売業の届出と営業管理者を置けば販売が可能であり、有資格者の販売制度や補聴器技能者の公的資格化が確立されていない。また、日本では、補聴器1台の価格が片耳当たり平均で15万円と高額であるが、身体障がい者である高度・重度難聴の場合を除き、諸外国で確立している補聴器購入に対する公的補助制度が整備されていないため、全額自己負担となっている。  必要な人に適した補聴器が提供されていないという日本の状況を是正するためには、難聴者それぞれに対して、耳鼻科医による難聴の原因の診断と補聴器に対する十分な知識と設備を持った補聴器店での装用と調整が必要となる。  よって、国においては、補聴器の更なる普及で、高齢になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながるよう、加齢性難聴者に対する医療機関と連携した適切な支援体制の構築と認定補聴器専門店における補聴器購入に対する公的補助制度を創設するよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  令和3年3月23日                                   甲 府 市 議 会  提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、厚生労働大臣であります。  なお、字句の修正等については議長に委任いたします。 43: ◯兵道顕司議長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか───質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 44: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。  これより、日程第30 甲議第3号を採決いたします。  本案は提案のとおり決することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 45: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、本案は提案のとおり可決いたしました。  ただいま可決いたしました甲議第3号の意見書は、条項、字句、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  次に、先ほど監査委員の選任つきまして同意いたしました相良治彦さんから挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。  相良治彦さん。                 (相良治彦さん 登壇) 47: ◯相良治彦さん 相良治彦でございます。先ほど、私の監査委員の選任につきまして議員の皆様方の御同意を賜りましたこと、誠にありがとうございます。  監査の目的は、地方公共団体における行財政運営の健全性と透明性の確保に寄与し、もって住民福祉の増進と市政への信頼確保に資することであると理解をしております。そのため、財務執行や経営管理などの監査に際しましては、住民の視線に立って確認することを常に意識するとともに、監査委員として信義にのっとり誠実な姿勢を保持しながら職責を果たしてまいる所存であります。  議員の皆様方には、今後御指導を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではありますが、お礼の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) 48: ◯兵道顕司議長 次に、3月31日をもって退職する輿石十直代表監査委員から挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。  輿石十直代表監査委員。               (輿石十直代表監査委員 登壇) 49: ◯輿石十直代表監査委員 輿石でございます。本日は本会議の貴重な時間に御挨拶の時間をいただきまして、誠にありがとうございます。この3月31日をもちまして代表監査委員を退任するに当たりまして、一言、お礼の挨拶をさせていただきたいと存じます。  一昨年の3月、やはりこの議場で私の監査委員選任に御同意をいただきまして、その4月から代表監査委員を拝命いたしまして、この3月末で丸2年を迎えることとなります。このたび一身上の都合によりまして私が退任いたしますことを、御理解を賜りたいと存じます。  この2年間、議員の皆様方、また樋口市長さんをはじめ甲府市の職員の皆様方から賜りました御支援・御協力、さらには私と一緒に監査を支え、お力添えをいただきました監査委員の皆様方、また、加えまして監査委員事務局の職員のバックアップに対しまして、厚く感謝を表する次第でございます。  さて、私が監査委員に就任いたしました2019年は、御承知のとおり、甲府市は4月1日から中核市となり、また開府500年という大きな節目の年でございました。さらに、2020年度、現在でございますけれども、新型コロナウイルス感染症に翻弄され、まだ収束の見えない中、新型コロナワクチンの一部に接種が認められたことから、回復に期待するところでございます。  こうした中、監査委員として、市政運営において一般職員として気がつかなかったことや思い描いたことなどについて、監査を通しましてそれぞれ意見を述べさせていただきましたことに、重ねて深く感謝をしている次第でございます。  今後におきましても、甲府市は人口減少や少子高齢化といった様々な課題がある中で、アフター・コロナ時代を見据えた新しい生活様式を取り入れた新たな日常を創り出し、市民の笑顔とまちの元気を実現し、持続可能なまちづくりを進めていかれることを願っております。これから私も一市民といたしまして、微力ながらこの甲府市のまちづくりに何か携わっていけたらと思っております。  結びに、甲府市議会、並びに甲府市政のますますの発展と皆様方の御活躍、御健勝を心から祈念申し上げまして、監査委員を退任いたします挨拶とさせていただきます。  本当にありがとうございました。(拍手) 50: ◯兵道顕司議長 次に、総務、民生文教、経済建設及び環境水道の各常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件及び所管事項の調査について、会議規則第87条の規定により、別紙申出書のとおり閉会中の継続審査及び調査の申出があります。  お諮りいたします。  各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 51: ◯兵道顕司議長 御異議なしと認めます。  よって、各常任委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。  以上をもって、本定例会に提案されました議案及び請願等の審議を全部終了いたしましたので、会議を閉じ、3月甲府市議会定例会を閉会いたします。                午後 5時46分 閉 会                            甲府市議会議長  兵 道 顕 司                              〃 副議長  山 中 和 男                            会議録署名議員  清 水   仁                              〃  〃   山 田 弘 之                              〃  〃   深 沢 健 吾 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...