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  1. 山形市議会 1999-03-15
    平成11年建設委員会( 3月15日 建設分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成11年建設委員会( 3月15日 建設分科会予算建設委員会 建設分科会予算)   日   時   3月15日(月) 10時02分〜13時40分 場   所   第5委員会室 出席委員    長瀬洋男加藤賢一加藤 孝,高橋民夫鈴木善太郎,         峯田豊太郎,荒井 啓,枝松昭雄中村幸雄 欠席委員    なし 当局出席者   建設部長都市開発部長下水道部長水道部長関係課長 委員長席    長瀬洋男 審査事項    1.議第5号  平成11年度山形一般会計予算のうち第1条第                 1表歳出第8款         2.議第6号  平成11年度山形水道事業会計予算         3.議第12号  平成11年度山形公共下水道事業会計予算      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 (新年度予算) 【下水道部関係】 ◎議第5号  平成11年度山形一般会計予算のうち第1条第1表歳出第8款 ◎議第12号  平成11年度山形公共下水道事業会計予算
     〇一般会計予算のうち下水道部所管部分及び議第12号について,下水道部管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   今年度の予算総額は,160億3,576万1,000円となっているが,予定されている普及率70%をクリアできるのか。 ○(下)管理課長   平成11年度末は70%を目標にしており,それ以上にしていきたい。 ○委員   予算委員会の中で質疑のあった,水道あるいは下水道工事の振動による亀裂に対し,何の補償もされていないことについてはどうなのか。 ○(下)建設課長   下水道工事の場合,事前に写真を撮り,工事に起因したものについては補償工事をしている。瀬波地区の件については,調査の結果,平成3〜4年頃の下水道工事であり,6〜7年前のことで,原因が下水道工事によるものかどうか確認できなかった。なお,当事者の話し合いで了解を得ている。なお,平成10年では6件の補償を行っている。 ○委員   水道部に委託している下水道使用料徴収事務委託料金額の算定はどうなっているのか。 ○(下)管理課長   毎年,協議のうえ算定しており,コンピューター入力メーター検針業務などの作業割合で算定している。 ○委員   第3次補正後の整備面積はどうなるのか。 ○(下)管理課長   平成11年度の公共下水道が175ha特定環境保全公共下水道が55haで合計230haを計画しており,平成11年度末で3,500ha普及率約70%になる見込みである。 ○委員   平成10年度の工事発注件数は何件で何社に発注しているのか。 ○(下)建設課長   373件,108社に発注している。 ○委員   一番多いところでは,何件を落札しているのか。 ○(下)建設課長   25件というのが一番多いところで,一番少ないところは1社で1件である。 ○委員   景気浮揚策として公共事業を行っていても,それが効果として見えてこないと言われるが,発注の仕方に問題があるのではないか。継続ということで同じ業者発注することはないのか。 ○(建)管理課長   継続できるのは2回までとなっている。 ○委員   373件のうち工事が完成して金を支払ったのはどのくらいあるのか。 ○(下)建設課長   前払い金として40%は支払っており,完成検査の後,請求があってから40日以内に支払うことになっている。 ○委員   今年が2年に1度のランク替えと聞くが,これまで何社から申し込みがあったのか。 ○(建)管理課長   全国から1,888件の申し込みがあった。 ○委員   除雪協力をしている業者には,入札の際に配慮をしているのか。 ○(建)管理課長   除雪協力をしてくれている業者にはそれなりの配慮をしている。 ○委員   下水道料金改定の時に要望した審議会設置貸付金限度額の引き上げと利用対象者の幅の拡大,さらには返済期限の延長による普及率への効果はどうなのか。また,下水道普及率が90%になれば,企業会計へ切り替える考えのようであったが,これらについてはどうなっているのか。 ○(下)管理課長   今年の4月に審議会設置条例を制定すべく,この3月定例会に上程しており,普及率への効果については,貸付件数で前年の3,200件を超えており,1件当たりの平均工事金額が87万円であり,総額では約27億円くらいになるので景気浮揚に役立っていると思われる。また,企業会計への切り替えには6〜7年くらいかかると思われるが,今年と来年に下水道部内で検討したい。  大要以上の後,一般会計予算のうち下水道部所管部分については,全員異議なく可決すべきものと決した。  また,議第12号については,全員異議なく可決すべきものと決した。                休 憩  11時46分                再 開  13時02分 【水道部関係】 ◎議第6号  平成11年度山形水道事業会計予算  〇関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。 ○委員   水道事業収益のうち営業収益が3%減ということだが,節水意識の高まりなどから水の需要が伸びないということなのか。 ○(水)総務課長   営業収益の中の給水収益については,0.9%増を見込んでいる。 ○委員   下水道工事に伴う配水管仮設工事において,コスト縮減のため,工事費が約26.1%減となったということだが,金額でいうとどのくらいなのか。 ○(水)総務課長   配水管仮設及び移設工事コスト縮減を図るため,地中埋設から側溝等への地上配管などに変更した。配水管仮設工事請負で比較すると,平成11年当初4億6,240万円,平成10年当初8億3,470万円で3億7,230万円の減,現計予算と比較すると1億8,589万円の減となる。 ○委員   東北中央自動車道関連負担事業費として,村山広域水道配水管移設日本道路公団から負担金が出るのか。 ○工務課長   東北中央自動車道関連補償工事のため,工事費100%と事務費が出る。 ○委員   水道サービスセンター水道及び下水道検針を委託しているということだが,下水道分委託料というのはどうやって決めているのか。 ○営業課長   下水道業務受託収入については,日本水道協会指導方式のもと,検針使用開始中止等業務に関する人件費一般事務費を算出し,全業務のうち,下水道料比を出して,それをかけて算出している。水道サービスセンターへの検針委託料7,000万円のうち下水道分は2,500万円である。 ○委員   受水費10億円の予算は,村山広域水道に対するものであると思うが,村山広域水道利用はどうなっているのか。 ○浄水課長   受水契約に基づく受水量について,県水配水区域で未消化の余剰水見崎配水区域へ融通している。 ○委員   村山広域水道料金等,今後の動きはどうなっているのか。 ○経営推進課長   村山広域水道平成12年度から新料金となる。企業局受水団体6市6町の水需要調査では,各市町とも現在の計画水量を超えない見込みである。料金については,現状より高くなることはないと思われる。 ○委員   特殊勤務手当業務手当も含めて,当初予算の取扱い及び見直しの状況はどうか。 ○水道部長   見直しを進めているが,組合との協議がならなければできないので,これまでどおり予算化した。 ○委員   行財政改革の中で,全庁的に特殊勤務手当を見直すということだったが,それとの絡みはどうか。 ○水道部長   全体の中で話し合っており,方向性は出てきている。 ○委員   ニュータウン水道については,地域振興整備公団で全部やるのか。 ○工務課長   移転用地については,住宅供給公社で上ノ原,下ノ原の2カ所に造成工事を実施しており,負担事業費宅地造成地に対する配水管布設として予算化している。ニュータウンに対する給水計画は,路線計画が出てきたので,南山形配水場からポンプアップし,新たに配水池を設け単独の区域として計画しており,具体的には今後,公団事務所協議していく。  大要以上の後,全員異議なく可決すべきものと決した。...