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会 議 録 署 名 議 員 の 指 名
3:
◯議長(
佐藤一仁君) これより本日の
日程に入ります。
日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
署名議員には、9番
五十里国明君、10番 野島 浩君を指名いたします。
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会 期 の 決 定
4:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、
日程第2
会期の
決定についてを
議題といたします。
お諮りいたします。今
定例会の
会期は、本日から20日までの17日間といたしたいが、これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
5:
◯議長(
佐藤一仁君) 御
異議なしと認めます。よって、
会期は本日から20日までの17日間と
決定をいたしました。
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報 告 第 1 2 号
6:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、
日程第3
報告第12号
寄附の受け入れについてを
議題といたします。
内容を職員に朗読させます。
新谷議会事務局係長、
お願いいたします。
7:
◯議会事務局係長(
新谷奈緒美君)
報告第12号
寄 附 の 受 け 入 れ に つ い て
次のような
寄附の申し入れがあったので、これを受け入れたから
報告する。
平成30年9月4日 提出
入善町長 笹 島 春 人
┌─────┬───────────┬───────┬─────────────────────┐
│
寄附申出 │ │ │ 寄 附 者 │
│ │
寄附金品等 │
寄附目的 ├───────────┬─────────┤
│受付年月日│ │ │ 住 所 │ 氏 名 │
├─────┼───────────┼───────┼───────────┼─────────┤
│ │ │特別支援学級 │富山市北代藤 │富山パイロットク │
│H30. 6.13 │図書カード 8万円分 │の絵本購入資 │が丘4139-21 │ラブ │
│ │ │金として │ │会長 番場律子 │
├─────┼───────────┼───────┼───────────┼─────────┤
│ │ │児童向け図書 │魚津市新金屋 │公益社団法人魚津 │
│H30. 7. 5 │金100,000円 │購入資金とし │1-12-38 │法人会 │
│ │ │て │インテリジェントセンタ│会長 大愛 高義 │
│ │ │ │ービル4F │ │
├─────┼───────────┼───────┼───────────┼─────────┤
│H30. 8. 1 │プロジェクター 8台 │町立小中学校 │
入善町入膳 │
入善町商工同友会 │
│ │ │の備品として │5232番地5 │会長 前田茂樹 │
└─────┴───────────┴───────┴───────────┴─────────┘
┌─────────────┬──────────┬──────┬───────────────┐
│
寄附申出受付期間 │ 内 容 │ 件 数 │ 金 額 │
├─────────────┼──────────┼──────┼───────────────┤
│ H30.5.9~H30.8.8 │ ふるさと納税 │ 39 │ 1,538,000円 │
└─────────────┴──────────┴──────┴───────────────┘
8:
◯議長(
佐藤一仁君) ただいまの件につきましては、
寄附者の御厚志に対し深く感謝を申し上げます。
以上、朗読をもって
報告を終わります。
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議案第35号ないし議案第38号
9:
◯議長(
佐藤一仁君) 次に、
日程第4 議案第35号
平成30年度
入善町一般会計補正予算(第2号)ないし議案第38号
入善町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの議案4件を
議題といたします。
(提案理由の
説明)
10:
◯議長(
佐藤一仁君) ただいま上程した案件につきまして、提案理由の
説明を求めます。
笹島
町長。
〔
町長 笹島春人君 登壇〕
11:
◯町長(
笹島春人君) 皆さん、おはようございます。
議員各位には何かとお忙しい中、9月
定例会に御参集をいただきましてまことにありがとうございます。また、傍聴席の
皆様、ケーブルテレビをごらんの
皆様方には、本当にお疲れさまでございます。まだまだ暑い日もございますが、9月に入り、日一日と秋らしい過ごしやすい季節となり、町ではいよいよコシヒカリ、さらには新
品種「
富富富」の初出荷に向け、本格的な刈り取り時期を迎えております。
ことしの夏は、晴天があまり続かなかった昨年とは打って変わり「災害」と言われるほどの酷暑となりました。隣の新潟県では、北陸地方で観測史上初となる40度超えを記録するなど、高温や少雨などの
影響が心配されるところではありますが、生産者の
皆様の日ごろからの米づくりへの情熱がことしもしっかりと実を結ぶよう切に願うところであります。ただ、強い勢力を持つ
台風21号の進路が気になるところであり、今後の気象情報などに注視をしてまいりたいと考えております。
それでは、各議案の
説明に先立ち、2期目の町政運営に当たり私の所信の一端を申し述べさせていただきます。
さきの
町長選挙において無投票当選の栄誉を得ましたが、この結果は、これまでの町政運営への評価、そして、今後のまちづくりへの期待も込めて、
皆様からの御信任をいただいたものと捉えております。改めて、これから4年間の町政のかじ取りを担うことに対して、その責任を重く受けとめるとともに気を引き締めているところであります。
私は、
町長に就任して以来、政治信条であります「もっといい街、住みよい
入善」をまちづくりの基調とし、さまざまな事業に着実に取り組んでまいりました。
特に、全国の多くの自治体が抱える人口減少という大きな課題に対して、ストップ人口減少を最重要課題に掲げ、その実現に向けて、子どもを産み育てやすい環境づくりによる出生数の増加、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制、IターンやUターンの促進と地域活性化による人口の社会増の促進という3つの柱を中心とした施策を力強く推し進めてまいりました。
しかしながら、施策の成果は一朝一夕に生まれるものではなく、長い年月をかけた取り組みが必要であるということをこれまでの4年間の町政執行の中で改めて実感しております。特にストップ人口減少を実現するためには、まだまだできることがたくさんあるものと考えております。
それでは、
町長として結果が求められる町政2期目に向けた決意と所信の一端をこの3つの柱ごとに述べさせていただきます。
まず、出生数の増を目指した子どもを産み育てやすい環境づくりであります。
出生の入り口は結婚であり、結婚につながる出会いの場を創出するため、「それ行け!結婚プロジェクト」を積極的に展開してまいりました。その中から多くのカップルや成婚者が誕生するなど、少しずつではありますが成果が生まれております。今後も未婚・晩婚という少子化の根本とも言える重大な課題に真正面から取り組んでまいります。また、結婚、新婚生活、妊娠、出産、子育て、進学といったライフステージごとに切れ目のない支援と子育て環境の充実を図ってまいります。
県内市町村を牽引する保育料の軽減や子宝支援金をはじめとした支援の充実はもとより、現在中学生までを対象としている医療費助成についても、来年度からは高校生にまで拡充していきたいと考えており、経済的にゆとりを持って子育てできる環境づくりによる出生数の増を目指してまいります。
さらに、ハード面においては、現在進めております(仮称)飯野統合保育所をはじめとする1小学校下1保育所を基本とした保育環境の充実や、飯野小学校や
入善小学校など老朽化の進む学校施設の大規模改造はもとより、トイレの洋式化といった現在の生活様式に合わせた教育環境の整備・充実に努めてまいります。
加えて、監視カメラや防犯装備品を配備することで、保育所や学校、学童保育施設の防犯体制の強化を図り、保護者の皆さんの不安解消にも努めてまいります。
次に、健康寿命の延伸による人口の自然減の抑制については、引き続き、子どもから高齢者まで全ての
町民が健康で幸せに生涯暮らすことができるまちづくりを目指してまいります。
生活習慣病予防対策としての減塩・適塩運動である「減塩いいね!プロジェクト」や、インフルエンザなどの各種予防接種費用助成の充実、さまざまな検診の受診者の増加を目指し、病気の予防、早期発見、早期治療を促すとともに、健康ポイント事業など、日ごろからの健康づくりへの興味と意識の高揚を図ってまいります。
さらに、人材不足が問題となっている町内介護施設においては、介護人材の就労や資格取得、研修の実施、就労定着、定住など、人材確保に対するさまざまな支援を行うことで、介護体制の強化にも努めてまいります。
3つ目の柱、IターンやUターンの促進と地域活性化による転出人口の抑制と転入人口の増加による社会増の促進であります。
IターンやUターンによる移住・定住の促進は、人口減少対策として今後ますます重要になってまいります。安心移住プロジェクトとして、セミナーなどによる情報発信、体験ツアーなどによる移住体験、さまざまな支援制度や空き家を活用した移住・定住者支援の3つの視点から、より一層の推進を図ってまいります。
本年度整備を予定している町内の空き家を活用した移住体験住宅を有効に活用し、実際に
入善町の暮らしを体験していただくことで、よりスムーズな移住・定住に結びつけていきたいと考えております。
また、移住・定住の促進には、生活の基盤としての仕事、働く場の確保は欠かすことができません。そのためにも、女性や若者の雇用ニーズもしっかりと捉えながら、企業誘致を強力に推し進めるとともに、新たに創設した大企業向け設備投資支援をはじめとしたさまざまな企業支援を通して雇用の場の確保に努めてまいります。
加えて、町の誇りである扇状地に点在している水にかかわる資源を博物館とする黒部川扇状地フィールドミュージアム事業による郷土への愛着の醸成、魅力の発信、親子が伸び伸びと遊び、
町民の健康づくりの場となる中央公園において、広場やテニスコート、屋内多目的施設などを備えた、人々が集い、触れ合い、安らぐことができる公園の整備、中心市街地においては、現在策定中の都市再生整備計画に基づき、市街地の活性化、安全・安心な市街地づくり、また、歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりの推進、運転免許証を自主返納された高齢者に対する公共交通利用券の交付など、高齢者の外出支援に加えて、当日予約を可能とする運行システムを導入するデマンド交通「ウチマエくん」を核とした公共交通の利便性向上などにも、スピード感を持って取り組んでまいります。
さらに、皆さんの笑顔を守るための安心・安全のまちづくりについても、今月から運用を開始した住民向け防災メールシステムなど、緊急時の情報伝達手段の多様化を図ってまいります。
また、災害発生時の対策拠点となる役場庁舎は、建築から47年が経過し老朽化が著しいことに加え、国の耐震基準を満たしておらず、庁舎の耐震化は喫緊の課題となっております。現在、耐震化に向けた検討を議員の
皆様とともに進めているところでありますが、各地区において開催しておりますまちづくり懇談会においても、この役場庁舎の耐震化をテーマとし、全町的な議論を深めているところであります。
以上のように、未来に向けてさらなる前進のために一意専心の努力をしてまいりますので、議員の
皆様はもとより
町民の
皆様お一人お一人の御理解と御協力をいただきますようよろしく
お願い申し上げます。
それでは、各議案の
説明に入らせていただきます。
初めに、議案第35号
平成30年度
入善町一般会計補正予算(第2号)について御
説明申し上げます。
主な歳出でありますが、まず、今回の補正予算においては、6月に発生した、富山市の交番で
警察官が刺殺され、拳銃を奪った犯人が近くの小学校へ侵入、警備員が撃たれて死亡するという事件を受けて、学校や保育所、学童保育施設などの緊急的な防犯対策のための事業費を計上したところであります。
その内容は、さすまたや防犯スプレー、防御盾といった防犯用装備品の導入をはじめ、各小・中学校においては監視カメラを設置するとともに、玄関にはカメラつきインターホンの設置、また、学童保育についても出入り口にカメラつきインターホンを設置するとともに、通報用非常ボタンを設置し、緊急時には職員室や事務室に通報することができる体制を整備いたします。
そのほか防犯対策以外の補正につきましては、総務費では、国道8号の現道拡幅に伴う、名誉
町民の故前田常作氏が手がけた花マンダラ塔の移設を含む役場庁舎周辺の環境整備に係る工事請負費の計上のほか、全国的に頻発する豪雨災害など、災害発生時の避難所生活における良好な環境を確保するため、段ボールベッドなど避難所運営資機材の購入に係る費用の増額を計上しております。
民生費では、国民年金に係る各種書類の電子媒体化及び様式の統一化に伴うシステム改修のための委託料、子ども医療費助成の対象年齢を高校生まで拡大するために必要なシステム改修に係る委託料など、整備予定地の
決定に伴う(仮称)飯野統合保育所整備に係る用地購入費の増額を計上しております。
農林水産業費では、白ネギ及び里芋の生産拡大に向けた「1億円産地づくり条件整備事業」の実施に伴う補助金の増額をはじめ、水路の改修や水田の陥没復旧など、県単土地改良事業に係る補助金の増額、深層水企業団地への送水管設備工事に係る工事請負費の増額などを計上しております。
また、土木費及び教育費においては、社会資本整備総合交付金の交付
決定に伴い、中央公園整備事業では北側駐車場の整備、総合体育館整備事業については空調設備などの整備に係る工事請負費の増額などをそれぞれ計上しております。
以上が歳出の主なものであります。
歳入につきましては、これらの事業の財源として、国・県支出金や地方債、繰越金などを計上しております。
これにより、一般会計につきましては、既定の予算額に1億7,569万5,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ110億9,471万3,000円としたところであります。
次に、議案第36号
入善町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御
説明申し上げます。
今回の補正では、過年度における国・県支出金の確定による精算返納金を計上しており、既定の予算額に80万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億3,340万9,000円としたところであります。
以上、御
説明申し上げました補正予算関係議案について、慎重御審議賜りますよう、よろしく
お願い申し上げます。
次に、議案第37号
入善町地域再生法で定める地方活力向上地域における固定資産税の不均一課税に関する条例の一部改正について御
説明申し上げます。
地域再生法が改正され、東京圏から地方への本社機能移転や地方の本社機能を強化する企業に対して税の軽減を行う企業の地方拠点強化に関する課税の特例が拡充されたことに伴い、本町においても固定資産税の軽減を行うため、本条例の一部を改正するものであります。
主な改正内容は、地域再生法に基づき、県が作成する計画に従い整備した固定資産に対する税の軽減措置について、その適用期間を2年間延長するものであります。また、本社機能の移転事業を行った事業者に対し、県税と足並みをそろえ、新たに3年間分の固定資産税の課税免除を行うものであります。そのほか計画の認定要件を緩和するなど、所要の規定整備を行うものであります。
次に、議案第38号
入善町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御
説明申し上げます。
今回の改正は、国が定める家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が改正されたことに伴い、本町においても国に準じて、必要な改正を行うものであります。