富士宮市議会 1997-03-11 03月11日-07号
とりわけこれまで林道を開設しても、民有林には枝打ちや間伐の手が全く入らず、林道の投資効果が発揮されておりません。また、既に開設途中の林道でも、湯之奥林道のように開設後も崩壊などが予想される林道もあり、ルートそのものも慎重に検討されるべきものもあります。現在のままでは真の林業振興には結びついておりません。当局としてはとりわけ荒れた民有林をどうするのか、その方策を伺うものであります。
とりわけこれまで林道を開設しても、民有林には枝打ちや間伐の手が全く入らず、林道の投資効果が発揮されておりません。また、既に開設途中の林道でも、湯之奥林道のように開設後も崩壊などが予想される林道もあり、ルートそのものも慎重に検討されるべきものもあります。現在のままでは真の林業振興には結びついておりません。当局としてはとりわけ荒れた民有林をどうするのか、その方策を伺うものであります。
確かに除間伐の促進、中山間地振興、林道整備など個々に努力されていることは認めないわけではありません。しかし、抜本的な対策と横断的・全市的取り組み、そして全く新しい制度の導入こそが今必要であると、私は思います。その基本は森林の公益性、森は市民の共有財産という考え方から発しております。森林基金の考え方もその1つであります。そこで最初に経営としてとらえた森林、いわゆる林業であります。
なお、当面、水源かん養林の間伐事業や林道等への浸透ます設置事業、防災水源かん養路整備事業、県と共同で実施する自然林復元のための広葉樹等の植栽事業、水源保全監視員の設置、水張水田奨励金制度の創設など、総合的な地下水保全のための諸施策を試行してまいります。
また、林業については林道の開設、改良等の林業基盤を整備するほか、民有林の造成や地域総合干ばつ対策助成事業などを行ってまいります。さらに、地域の活性化のために地域住民が主体となって行う地域づくり活動支援事業を推進し、地域リーダーの育成に努めてまいります。 以上でございます。
こうした中、市を初め森林組合や森林所有者が一体となりまして、間伐等の森林保育、複層林及び分収林等の施業体系の確立を推進するとともに、林道網の整備、さらには後継者の育成を図るなど地域に即じた森林整備を進めていく必要があると考えております。
林業振興につきましては、平成7年度に策定された、森林整備計画に基づき、民有林の間伐補助事業や林道整備事業の推進を図ってまいります。地籍調査事業につきましては、引き続き元長窪地区の調査を進めてまいります。
次に、林業振興では、広域基幹林道を中心に、その肋骨となる5路線の支線林道の開設のほか、間伐事業への助成、森林・水資源の涵養と治山・治水の観点から樹種の転換を図ってまいります。
林道整備につきましては、県費補助による整備と市単独事業により林道整備に努めるほか、広域基幹林道舗装工事等の必要な経費の負担をしてまいります。
2目林業振興費は1億2,428万1,000円で、主な内容といたしましては担当職員の人件費及び事務費のほか、198ページに参りまして、7節賃金の141万2,000円は、林道ののり面の樹木伐採や側溝の清掃、あるいは山林火災予防のための現地作業員等の賃金で、13節委託料3,003万2,000円は松くい虫予防のための空中散布、地上散布、立木駆除や薬剤注入等を行う防除委託料2,022万5,000円、林道整備の
農林業の基盤整備につきましては、国・県の補助制度を活用しながら、農道や排水路などの土地改良事業を実施するほか、ふるさと農道緊急整備事業や鍋島犬間線を初めとした林道整備、治山事業など計画的な事業の推進に努めてまいります。 さらに、伊久身地区につきましては、県による中山間地域総合整備事業が実施される運びとなり、農道や地場産品加工施設などの整備に向けた調査、設計が行われます。
林業関係につきましては、新規事業として立花線の林道開設のほか、林業構造改善の普及、啓蒙を進め、林業の生産性の向上と経営の安定化に努めるとともに、水道事業において水源涵養林地の取得を初め、国県補助事業と市単独事業により、興津川流域の総合間伐事業を推進し、水資源の確保に取り組んでまいります。
林業関係では林道松原線舗装工事、林道奥野線ほか2路線の改良整備や赤沢及び川奈地区での治山工事を実施し、大平山には森林の防災機能を高め、保健休養の場を提供する県営の森林整備事業を進めてまいります。
◆1番(佐野守茂議員) 災害復旧費の林道湯之奥猪之頭線の問題で市長にお伺いします。 この林道も昭和45年度から着手したと。長い経過があるわけです。最近いわゆる公共事業のいろいろ見直しというようなことが言われているわけです。はっきり言って、担当課でちょっと調べてもらいましたら、昭和45年から57年度まで、いわゆる開設までにかかった費用が8億9,301万4,000円。
林業の振興につきましては、林道の開設・改良等林業基盤を整備をするほか、林業経営の安定とともに水源涵養などの公益的機能の維持増進のため、民有林の造成や流域総合間伐対策助成事業などを行ってまいります。 また、ニホンカモシカ等の野性動物による幼齢木被害対策として防護さくの設置、個体数調整等を実施をするほか、井川山伏岳に自生をしているヤナギランの保全対策に取り組みます。
土地改良区補助金等、全体として370万9,000円を追加、団体営土地改良事業費では用地測量等委託料を1,790万円、土地改良総合整備事業北山地区工事費を464万3,000円減額する一方、麓宝山農道改良工事費を3,240万円追加、県単土地改良事業費では事業の見通しから1,009万2,000円の減額、林業振興費では富士森林組合等に林業作業機械を導入する産地形成型林業構造改善事業補助金を1,470万円計上、林道事業費
なお、林道整備等の工事については、その工事箇所が山間地域に多い関係から、竣工時期が雨、雪などの天候条件に大きく左右されることはよくあるとのことであります。
まず、農業費では、ウルグアイ・ラウンド農業対策に基づく集出荷センター、営農センターに対する経営基盤確立整備事業費補助金が国の経済対策対象事業として、また、県補助金の内定により農村総合整備モデル事業としての善念寺橋梁架設に係る県補助金が内定したことにより、それぞれ追加をする一方、林業費におきましては、県補助金の内定に合わせ林道開設事業費及び間伐道開設事業費を減額するものであります。
年度に制定された、ふるさと水と土と緑の基金に関し、基金利子から得られる果実で何を実施したか、条例制定の際には屋上屋を架するものであるという理由から反対し、その考えは今も変わっていないが、この基金を設置していかなければならない特別の理由は何かとの質疑があり、当局から、平成8年3月末の積み立てであり、果実は平成9年3月にならなければ得られない、今考えているのは6万円ほどの果実で、十足区の協力を得て、奥野林道
内容といたしましては、農林水産業施設で、林道における崩壊場所の崩土処理や、倒木処理などの経費に265万円、また公共土木施設において道路、河川の倒木及び崩土処理や、道路のり面、路肩修繕等に係る経費に1757万2000円、さらにその他公共施設等では、日本平青少年野外センターの屋根損壊に伴う修繕料267万8000円を追加したものであります。
県道、市道、林道に倒れた風倒木は相当整理されて、車の通行も作業道として支障のないほど復旧されており、生活には全く影響はない状態となっております。しかしながら、9月議会において、栗田知明議員が質問として種々の提案もしてくれました。しかし、風倒木林は民有林であり、まして林道も全くない林は、今なお手がつけられていないのが現状であると思います。