ツイート シェア
  1. 静岡市議会 2007-12-05
    平成19年 生活文化環境委員会 本文 2007-12-05


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時58分開議 ◯中山委員長 ただいまから生活文化環境委員会を開会します。  今定例会は、決算審査を含めて行う関係から、本日は生活文化局所管分の審査を、あしたは環境局所管分の審査をお願いします。また、本日1件の報告事項があります。  それでは、生活文化局の審査を行います。  議案第168号平成19年度静岡市一般会計補正予算中所管分及び議案第170号静岡市科学館条例の一部改正についての2件を一括議題とします。  順次当局の説明をお願いします。                 〔当局説明〕 2 ◯中山委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。 3 ◯西ヶ谷委員 清水駅東の文化施設について質疑をさせていただきます。  債務負担行為として平成37年までですか、出されてきておりますけれども、私たちとしては、文化施設並びに教育施設などにPFI方式を導入すること自体については、そぐわないというようなことで考えておりますけれども、これから設計、建設、運営というようなことを民間の皆さんにお願いするということになるわけですので、私は、よりこの施設を内容的に充実させていくためには、利用者の皆さんや専門家の声を十二分に反映させるという姿勢が大事だと思いますが、そういうような点で、この間利用者団体皆さん方と何回かお話をされているという話のようでありますので、その辺の経緯と、どういうところが一番中心的な課題になっておるのかを説明をお願いしたいというふうに思います。 4 ◯望月文化振興課長 利用者団体とは、委員がおっしゃるとおりに、その意向を何度も聞いてきております。それで前年度から意向の方を意見の交換会ということで利用者の団体とやっております。それで、まとめていいますと、利用者の団体の方は、いい施設で音楽、演劇、その他映画の会の方もあるんですけれども、いい自分たちの公演とか練習とか、それからあと、一般の興行も鑑賞したいということで、使いやすい立派な施設をつくっていただきたいという声を聞いておりまして、それに基づきまして、順次手続を施設整備と運営の方の考え方を今、計画をしているところでございます。 5 ◯西ヶ谷委員 私が承っているところによりますと、5、6回の話し合いが、懇談会などをされているようでありますけれども、特にその中で、最近の中では小ホールですか、小ホールをどう考えるかというようなことが一番大きな課題になっていらっしゃるようです。  この前、渡されたやつを見てみますと、小ホールの場合については、いわゆる多目的なホールというような形でリハーサルもやれるようにというような内容になっていらっしゃるようですが、特に大ホール、小ホール、本当に内容が、レベルの高い催し物をやっていくのには音響効果などが最も、いわゆる大事だというようなお話なども出されていて、そういう多目的なものにすることなく、この小ホールはホールとしてつくられていったらどうだろうかというようなお話も出されているようでありますけれども、最近の中ではどういう点が一番の課題になっていらっしゃいますか。 6 ◯望月文化振興課長 利用者団体と話している中で、今、小ホールのことも何度も継続して、話をしております。それで、声を反映していくつもりで当然いるわけですけれども、現状の使用状況等もよく把握をさせていただいて、それで皆さん方が小ホールについていろんな思い入れがあると思いますので、その声を反映して、多目的ホールということで、今、要求水準書には350席程度ということで書いてございますけれども、その辺の仕様については利用者の方とよくお話し合いをしながら、建設後にも有効に使っていただけるような整備をしていくように検討していきたいと思います。 7 ◯西ヶ谷委員 今の課長の答弁で理解をします。というような点で、ぜひこれから30年、40年と使うわけでありますので、十二分に時間を確保して、利用者団体や専門家の皆さんなどの意見も十分聞いて、将来に悔いのないような施設につくっていく必要があるというように思いますので、今、話されたような態度でぜひ対応していっていただきたいというようなことをお願いしておきます。 8 ◯青木委員 この清水の文化施設というのは、大変期待すること大なんですけど、この事業はPFI事業として進めるということで、やはりそれなり民間業者との創意工夫とかそういったことのノウハウを取り入れられてくると思うんです。あわせて、財政負担もかなり公でやる場合と、こうしたPFI事業ということになりますと、その辺の財政の削減というかそういったことも見えてくるんじゃないかと思うんですけど、そしたら、今までこのPFI事業ということになって削減見通しというか、財源的にはどのくらいの評価などが出てくるのか、ちょっと御説明をいただきたいと思うんです。 9 ◯望月文化振興課長 前回、11月2日に公表した資料で特定事業選定というものがございますが、そこに8.5%の削減ということで、俗に言うVFM、バリュー・フォー・マネーで、従来の公共の役所が設計施工してやった場合の全体の経費と、このPFIの場合に、事業者が設計施工、その後の運営管理までやった分全部の総体の費用を比較しまして、8.5%の削減率ということで、今回お願いしております98億円の債務負担行為は、その削減後の想定金額で98億円の債務負担行為をお願いしております。  逆算して8.5で割り戻せばいいのかというと、計算はちょっと中身がいろいろ入り組んでいまして、単純に8.5ではないんですけれど、総体で8.5ということで御理解をしていただきまして、一応、従来の役所の方法で建設して運営していく全体の費用と、このPFIの場合を比べますと、費用の削減効果はあるということで今回98億円の債務負担行為でお願いをしております。 10 ◯青木委員 ありがとうございました。おおよそその辺は検討をつけていたことなんですけど、もう1点、よろしいですか。もう1点だけ、独自の文化の創造ということで、この建物そのもの市民会館からということで移行してきますから、大変期待が大きいわけですが、それなりのお金もそこへ投下しますからということで、文化施設、多目的というようなこともうたわれておるんですけど、専門的な見地からいって演劇とか合唱とかいろいろあると思うんです、コンサートにしてもね。国際的なイベントは間違いなくここでできるようになりますか、具体的にどうですか。 11 ◯望月文化振興課長 国際的なイベントというのは、例えばバレーとかクラシック音楽とかを想定されているとは思いますけれども、御存じのように、こちらの方の文化会館でも、ロシアとかいろんな国のクラシック音楽とか舞踊もやっておりますので、そういったものもできるというようなことで事業者には事業展開していただきたいというふうに計画しておりますが。
    12 ◯青木委員 ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 13 ◯白鳥委員 この文化施設についてPFIでもって事業を展開するということで、可能性調査が行われて、今年度その内容が公表されてきたというふうなことの中で、今回、98億円という金額が出されているんですけれども、この98億円というものの試算的なものが今現在、説明できる範囲でいいんですけれども、どのような内訳の中で98億円という金額が出てきたのか、その辺のことについてちょっと聞かせてください。 14 ◯望月文化振興課長 98億円の内訳等のことでございますけれども、建設にかかわるものが66億円です、設計、施工、建設ですね。それから、その後の維持管理、運営にかかわる経費の見積もりが32億円というふうに計画をしております。その内訳と算定根拠につきましては、入札時の入札の重要な要件になりますので、その時期まで中身を公表するのはまだできないということで御承知を願いたいというふうにお願いをいたします。 15 ◯白鳥委員 わかりました。  それで、先ほどもお話がありましたけれども、11月2日に資料の公表が行われたということで、それ以降、いろんな形でもって市に対して問い合わせ等が来ているのではないかなというふうに思いますが、どの程度の状況なのか、その辺のことを教えていただきたいということが1点。  それから、来年度になりまして2月に公告をするということであります。そして、8月の入札に向けて準備を進めていくというようなスケジュールになっているということでありますけども、最終的に市の方がこの事業者を決定するときのポイントとして、先ほど西ヶ谷委員が言われたような市民ニーズに対してどういうふうな対応をしていくのかということもとても大きなポイントになろうかと思います。その辺の事業者に求めるものという意味で、どんなところにポイントを置いてその要件を定めていこうとしているのか、今、言える範囲でお話しいただきたいと思います。 16 ◯望月文化振興課長 11月2日に要求水準書というものと、特定事業の選定という形で公表いたしまして、議員の皆様にもその資料をお渡しさせていただきました。それに基づきまして、参加の意向のある各会社の方から問い合わせがございました。どういった問い合わせかということでございますが、11月の特定事業の選定とその要求水準書の公表という形では、建設業者からは5社、それから運営にかかわる運営業者から1社の6社から質問が寄せられています。仕様書というか要求水準書にいろんなことが書いてあるもんですから、施設の規模とかそういったものに問い合わせがありまして、それから、質問の総体の質問件数が198件、約200件ですね。それから、質問でなくて、意見及び提案も16件ございましたので、200件程度問い合わせ、質問等がありました。どんな内容かということは、建設に関連するいろんな規模がどうとかそういったものとか、あと、運営にかかわるような事項の問い合わせがございました。これにつきましては、これに基づいて、また入札公告の際に仕様書を再度整備する、またそれらの意見を取り入れて公告の要求水準書というものをつくります。  それから、入札公告までどんなところにポイントを置いてやっていくことかというようなことでよろしいんでしょうか。  入札公告を2月に予定を今、しておるところでございますので、それにあわせまして最終の仕様書をつくるという計画でおりますので、先ほどの西ヶ谷委員からも言われましたように、市民ニーズ、市民の意向を聞きながら大ホール、小ホールの仕様を詰めていきます。それには、やっぱり現状の使い方と今後の使い方のニーズを把握しながら市民の皆さんの使いやすい、それから使うといっても、自分たちが実演するだけじゃなくて、鑑賞する場ということもありますので、その辺の実情と要望を勘案しながら、最適な建設ができるよう整備をしていくように今、考えております。 17 ◯白鳥委員 大体の概略がわかりました。  それで、こういった文化施設ということですので、先ほども話がありました市民の要望、そして、これをこれからどういうふうにして活用していくのかという考え方というところから、この施設に対する設計なり建設なりということを検討していかなければいけないというふうに思いますので、その辺のところを十分市の方でも検討した上で、その入札に際しての事柄については決めていっていただきたいなというふうに思うのと、単に金額が安ければというようなことではなくて、こういった文化施設、長い間これから市民にそれを利用していただくということについては、十分にその内容的なものを検討していっていただきたいなというふうに思います。 18 ◯中山委員長 ほかに質疑はありませんか。  では、質疑を打ち切ります。  次に、要望・意見・討論に移ります。  要望・意見・討論を述べられる方は議案第何号に対してのものかというのがわかるようにお願いしたいと思います。 19 ◯望月委員 今、いろいろ意見、要望、今、質問が出たんですけども、いずれにしても、一番基本的な高次高質芸術文化というものをしっかりそこに位置づけをするということがまずあって、それから、市民の要望という部分のすみ分けというか、やっぱり市民のふれあいホールとかテルサとかハートピアとか、そういうところというのは、結構同規模の施設があるんだから、そこの部分を、やっぱりその市民のニーズもどういうようにそういうようなものをうまくそれぞれ活用しながら市民にこたえるかと。だから、あくまでも今回しようとする会館そのものに全部集中させるというよりも、そういうそれぞれにある施設の機能をやっぱり十分生かしながら、それで一番目的の高次高質のものをしっかり位置づけて完成をさせていくということが大変大事なんで、その辺をまず忘れないで、そして、今、言ったようないろんな施設をまず活用しながら市民のニーズにこたえていくというようなことで、ぜひやっていくというようことで、これから取り組んでほしいということをつけ加えておきます。  以上です。賛成ですけども。 20 ◯青木委員 ちょっと要望させていただきます。  この文化施設そのものは、皆さんがもういろんな意見を出しておりますから、あえてつけ加えて言うこともないですけど、事業着手をしてから23年の完成見込みということで進めていくと思います。現在建築確認をとるにも非常に時間を要するとか、早くても半年かかるよなんてことも、構造計算もいろいろあって、工事の見込み、非常におくれてくるんじゃないかなということが予測されるですよ。私が申し上げたいのは、しっかりしたいい施設をつくってもらう前提のもとに、こうした工期そのものを定めた以上は、これ、庁内でやっぱりいろんな横の連携もしっかりとっていただいて、おくれることのないように、完成目標年次というのをしっかり定めた以上は、それに向かって進めてほしいなと思います。逆算していけば、必ずわかると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  あとは、先ほど皆さんが申し上げたとおりで、実際の合併協議会でもいろいろ議論された中で、100億くらいはかけるんだということを言われた中で、このPFI事業を取り入れるということで8.5%も実際のお金そのものが削減されてくるんですけど、それをお金だけ削減されちゃえばいいよということじゃなくて、その削減されるものは内容を充実させるんだという方へ主眼を置いていってほしいなということをつけ加え、要望とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 21 ◯西ヶ谷委員 私の方は、この債務負担行為については前回もそうですけれども、反対をします。それから、科学館条例の一部改正については賛成をするという態度です。  特に債務負担行為の方については、文化施設及び教育関係の施設、特に建設もそうですが、あわせて運営面でこのPFIを導入するということについては、やっぱりそうすべきではないという考え方を持っております。特に、運営などを民間にお願いをするということでありますので、施設の内容もそうですが、十二分に先ほど言いましたように、利用者や市民の皆さん方のニーズにこたえていくというような点で、内容を充実させていただくようにお願いをしておきたいというふうに思います。 22 ◯岩ヶ谷委員 今、いろんな方々から意見・要望、また質問も出ましたけれども、やはり今回の98億円かかるこの建物でございます。期間もかかることですが、先ほど青木委員が言われたように、建設していくときに建物を建てるときの許可、これは県の方でも、今、実は県議会の方で非常に問題になっているところですけども、国の方にこの建物を建てるときに半年も1年もかかっているということですけど、もう少し短期間でできないだろうか、許可がおりないだろうかということを言われまして、そういうことが話題になっております。ですから、私たちの方も期間がかかることに問題があるんではなくて、できれば期間を短くして早くやってもらうことは当然なんですけれども、この建物は金額的に98億というお金をかけるわけですので、ぜひとも民間で、PFIでこれを導入してやっていくということについては、非常にこの市の行政の中で初めてのことだということも感じられますので、行政としては、しっかりとした目を見開いて、なおかつ、建物については民間の方々がこれから運営またはいろんな方向でやっていくと思いますけども、それに対して市民の方々が使い勝手がいいようなよく協議をしていただいて、お願いをしたいというふうに思います。  そんなことから、建材、建物の材料ですけども、そうした部分でもって栗本鉄工所の問題、ニチアスの問題、これは両方とも静岡新聞に載りましたけれども、そうした部分にも公共建築、またはそうした部分のところをしっかりと目を見開いて、これからの市民の建物としていいものになるようお願いをしたいということを要望しておきます。  168号、これにつきましては賛成をいたします。170号についても賛成いたします。 23 ◯白鳥委員 私も意見を言わせてもらっていますけれども、PFIで行うということで、市の方としてこの施設をどういう施設として考えているのかということについては、きっちりとその評価の対象となり得るような内容を整えていただきたい。それが単なる民間に投げることによって軽減されるということだけではなくて、市の立場をしっかりと示す評価方式をつくっていっていただきたいというふうに要望いたします。  両方の議案については賛成をいたします。 24 ◯中山委員長 では、要望・意見・討論を打ち切ります。  これより採決に移ります。  まず、議案第168号中所管分を採決します。  本件は、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手をお願いします。                 〔賛成者挙手〕 25 ◯中山委員長 賛成多数ですので、議案第168号中所管分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第170号を採決します。  本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」〕 26 ◯中山委員長 御異議ないものと認め、議案第170号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。 ──────────────────────────────────────── 27 ◯中山委員長 次に、決算審査に移ります。  認定第4号平成18年度静岡市一般会計歳入歳出決算の認定についての所管分及び認定第7号平成18年度静岡市公共用地取得事業会計歳入歳出決算の認定についての2件を一括議題とします。  審査の順序としましては、当局からの説明を聞いた後、これら2件の質疑、要望、意見までを行った後、認定第7号に対する討論、採決を行うこととしますけども、認定第4号の討論、採決については、あすの環境局所管分の審査とあわせて行うことになりますので、御承知おき願いたいと思います。  それでは、決算2件について順次当局の説明をお願いします。                  〔当局説明〕 28 ◯中山委員長 ただいまの説明に対して質疑に入ります。 29 ◯亀澤委員 それでは、主要施策成果説明書の4)の47ページをお願いします。市民生活課の方にお聞きしたいと思います。  路上喫煙対策事業についてちょっとお聞きしたいと思いますけども、条例施行後の呉服町、七間町での路上喫煙の状況、それからその効果と件数といいますか、注意をした件数等がわかればお答え願いたいと思います。 30 ◯小野田市民生活課長 路上喫煙につきましては、条例の施行前の3月26日に通行者に対する喫煙者の調査におきましては、小梳神社の付近ですか、そこで1時間当たりの調査を行いまして、それは782人中63人、喫煙率が8%、それから条例の施行後に10月31日の調査では、通行者が933人中喫煙者が4人の、喫煙率につきましては0.4%と、大幅に減ったわけでございます。  それから、4月からなんですが、路上喫煙につきまして、指導員が規制というか指導に回っているわけですが、その状況につきまして説明させていただきます。  4月から指導員が巡回に回っているわけですが、4月の時点で指導件数につきましては、呉服町、七間町におきまして、市内の方が209件の指導を受けております。それから、市外の方が91件、合計289件、それから10月にそれがどのような状況になったかといいますと、指導件数が市内の方については49件、市外の方については82件、合計131件でございます。4月と10月とを比較いたしますと、1カ月では160件の減少をいたしまして、市内の方については約75%が減少の状況でございます。 31 ◯亀澤委員 4月より1人の方が回っているようですけども、何かトラブルというのは、指導員の方と吸っている方との間で起きていませんか。 32 ◯小野田市民生活課長 4月から指導員が巡回に回っておりますが、非常に私は、静岡市民の方は特に本当にいい方でして、トラブル等が、正直言いまして1件だけ呉服町において吸っている方が、知らなかったということで指導をしたわけですが、おれはたばこはやめられないということでその区域から去っていただいたと、それ以外は1件もそういったトラブルというものはありませんで、非常に助かっているところでございます。 33 ◯亀澤委員 これからの課題として、静岡市外から静岡に来られる方の対策はどのように考えていますか、お答えください。 34 ◯小野田市民生活課長 やはりどうしても市外の方というのは、条例のあれがなかなかPRがされていないということで、今後は観光パンフレットのそういった中に市内の中心街とか、そういうのがあるんですが、そこに路上喫煙の指定区域を記載していただくよう今、依頼しているところでございます。  それから、静岡駅からおりてきますと、ちょうど地下道に行くわけですが、そこには看板の掲出をしていきたいというようなこと、それともう一つは、今までも行っておりますが、旅館組合、あとホテル、そういったところにポスター及びチラシ等の配付をして啓発等に努めていきたいと考えております。 35 ◯亀澤委員 もう一点、市民生活課の方にお願いしたいと思います。  4)のページ40、区の魅力づくり事業についてですけども、3区の共同事業としてのロゴマークを決めていると思うんですが、どんなものに活用されているのか。もし他の団体が利用するとすれば、これも利用できるかどうか、その辺のお答えをお願いします。 36 ◯小野田市民生活課長 3区のロゴマークにつきましては、今、活用されているものといたしましては、各区の封筒、職員の名札、名刺、選挙の入場券、窓口封筒、それから広報紙、あとはパンフレットだとかスタッフジャンパー等に利用されております。  それから、これを他の団体が利用する場合ということでございますが、団体、民間が利用することは可能でございます。団体等から申請があった場合には、使用許可基準に沿って申請をしていただきまして、その受付窓口につきましては、各区のまちづくり振興課で行うことになりますが、その使用許可基準に合っていれば、ぜひ利用していただきたいと考えております。例えば、民間企業が作成する、交通安全運動とか民間企業さんもやっていらっしゃっておりますので、そういったのぼり棒だとかそういったものにも利用ができるんではないかと。あと現在使われているのが各区の自治会さんが申請をしていただきまして、今、そのロゴマークを使用しているところでございます。 37 ◯繁田委員 4)の320ページ、スポーツ振興課お願いします。  説明いただきましたけども、日本平運動公園球技場の大型映像装置、今、これ、設置をされて、我々も行ったときには画面を見るんですけども、迫力があっていいなと思います。率直に申し上げて、Jリーグ戦でこの入場者数なんかに当然効果があったと思うんですけども、その効果というものをちょっと明確にお願いしたいと。  それから、それ以外に、入場者数以外に、こういった面の効果があるよという、ひとつこの事業を取り入れてよかったと思えるような意見がありましたらお教え願いたいと思います。 38 ◯藤井スポーツ振興課長 大型映像装置を設置したことによってということでございますけども、平成18年、昨シーズンでございますけれども、日本平スタジアムでの清水エスパルスのホームゲームは14試合ございまして、そこの中で平均入場者数が1万2,429人ということでございます。かなりの動員ということの中で、また、その中で、今後、いろいろな告知等もいろんなことでやっていきたいというふうに考えております。  また、チームの成績も影響しているということもございますけども、そんなことの中でも、共同の中で対応してまいりたいというふうに考えております。 39 ◯繁田委員 いろんな告知、あるいは当然Jリーグの成績アップ、これについては、当然、市民としても期待をしたいと思いますので、また今後ともよろしくお願いします。  それから、それに関連をして322ページ、サッカーのまち推進費の中で、エスパルスの支援金が200万と書いてあるんですが、ゼロ1つ足りないじゃないですか、これ。これ以外に何かあれば別ですけども、これすべてなのかどうか、これを教えてください。 40 ◯藤井スポーツ振興課長 ゼロが1つ少ないんではないかでございますけども、以前にそういった御質問がございました中で、現実には200万円の支援でございます、金額的にはですね。そのほか、お金にはかえられないソフト的な面で、市の支援という中で、例えばホームタウン会議を開催して、そういう中での、例えば共同だとかいうものもございます。 41 ◯繁田委員 サッカーのまちって、この前隣にいる亀澤委員の総括質問でも市長答えていましたんですけど、それにしては丸1個足りないというのは非常に寂しいことなもんですから、これまた我々のこの委員会を含めて、各委員さんにもお願いをして、金銭支援が別の方法でできないものかどうか、そういったものもまた研究していきたいと思います。  それと、あわせてそういった面では、303ページ、文化財課長ですか、国の重要無形文化財の有東木の盆踊りほか6件、これに補助金を支出されているということですけれども、金額を見ても67万円、これでもって伝統文化の伝承なんかとてもできないわけですよ。これについて、率直にお考えはどう思っておられるのかと、この内訳、今、手持ちに資料があるようでしたら、ちょっと教えてください。 42 ◯稲葉文化財課長 全体では7件でございますけども、上限が一応10万円、活動費の2分の1という、そういう規定になっておりますので、余り金額的にはのさないというのが現状でございます。 43 ◯繁田委員 実情にそぐわない部分が多分あるだろうということは、課長も承知をしていると思いますので、この辺については上限が10万円とか、活動経費の2分の1以内でしょうけども、これらはちょっと後でまた意見・要望でもって申し上げたいと思いますけども、一考を要すべき内容だなと思いますんで、よろしくお願いします。  それと、242ページ、井川支所ですけども、7目の渡船費、非常に目としては珍しい渡船費という名目ですけども、内容は承知をしております。承知をしておりますけども、今、現状、この渡船運航事業以外に、これから18年度を振り返ってみて、あるいは過去を振り返ってみて、この先こういうふうな事業を導入したいんだという支所長みずからの考えがありますかどうか、1点お願いします。 44 ◯木下井川支所長 井川の渡船事業につきましては、昭和32年に井川湖ができました。そのときに道路等が埋もれてしまいまして、その代替措置として渡船事業があるんですが、32年ですから、もう40何年たった現在では、社会情勢、経済情勢も非常に変わっておりまして、山の仕事というようなものも減少してきましたし、逆に観光客がふえてまいりました。ですので、2隻ある渡船の舟につきましては、今は主に観光船1隻と渡船1隻と、2隻で役割分担してやっております。  それでも、市街地からのアクセスが1時間半ないし2時間ぐらいかかるということで、お客さんがなかなか望めないというのも現状でございますので、ただ渡船事業だけでなくて、周りに井川ダムの中部電力が資材を上げた軌道敷があるんですが、そこが1キロぐらいのなだらかな土地がございまして、それは湖面に面しておりまして非常に景観等もいいところなものですから、中部電力さんの方にも若干お話しさせていただいたところ、協力がやぶさかではないよというようなお話もいただいていますので、渡船とその散策路のようなものをあわせて周遊路といいますか、周回できるような観光地のような形態をとっていきたい、そのようなことをして観光客の誘致を図っていきたいというようなことは考えております。  ただ、それについてはいろんな関係課もありますので、これから協議していきたいというふうに考えております。 45 ◯青木委員 文化振興課にお願いいたします。  4)のページ49、50ということになろうかと思いますけど、静岡市の市民文化会館と清水文化センターということについて、比較して申しわけないですけど、利用状況も説明ちょっと受けた中で、大ホールから中ホールとかあって20%以上の開きがあるんですけど、その利用率に大変差があるのじゃないか。具体的な利用状況について教えていただけませんか。 46 ◯望月文化振興課長 静岡の方の市民文化会館の利用率でございますが、こちらの方が清水より高くて、大ホールが約75%、中ホールは88%というのが去年の実績でございました。清水の文化センターの方は、大ホールが約52%、中ホールが55%ということで、片や7割から8割、清水の方は5割ちょっとというような利用実態でございます。 47 ◯青木委員 静岡の文化センターは、非常に利用効率高いと思って、それなりの御努力をされているように思われます。清水の文化センターは新しく建てかえていくということにもなって影響が出ちゃうのかなと、そういうとらえ方はいけないと思うけど、この清水の文化センターというのは推移はどうなんですか、かなり落ち込んじゃってるなのか、いや、全くずっと同じような利用状況でおるのか、その辺ちょっと触れていただけますか。 48 ◯望月文化振興課長 清水の文化センターの方は、大体5割ぐらいというのは、ここ近年の趨勢でありまして、40年たっているわけです。静岡の方はその10年後ですから、来年30年になるんですけれども、10年の差があって、老朽化が清水文化センターの方で結構激しいということがございます。  40年前にできたばかりのころは、興行もそれなりにやってはいたことは御承知とは思いますけれども、市民利用を主としまして、大体5割ぐらいというのが市民の皆さんに使っていただいておりまして、自主事業というのを清水の文化センターの方では狂言をやって、これを1本やっております。静岡の文化センターの方は歌舞伎をやって、その他民間の興行が入っておりまして、市民利用プラス興行で7割から8割以上という稼働率になっております。  何で清水文化センターの方が利用率が少ないのかというのは、老朽化が激しくて、ホールの入り口というか荷物を運ぶところが狭隘だということとか、中が楽屋が狭くて古くて、鏡台があるんですけれども、正座の姿勢でないとお化粧ができないとか、大部屋しかなくて、個室楽屋がないとかというものとか、ステージも御存じのように狭いということで、ステージわきもたまり場がほとんどないというような、設備的に大分近年の興行等で要望されるものを満たせなくなっているというようなことがございます。また、客席のいすも大分小さくて狭くてがたがたしているという、傷みも激しいということが挙げられます。  こうしたことから、特に興行がなかなか、民間の興行ですね、来ないというような現状がありまして、市民の皆さんは発表会とか、それぞれの鑑賞会グループがいろんな催しをやって使っているというのが現状で、ここずっと5割程度の稼働率というような現状でございます。 49 ◯青木委員 50%くらいでずっと推移しているよというその分析が、老朽化したと言われるけど、それももっともだとは思うんですけど、忘れてほしくないのは駐車場がないということなんですよ。  ずっと市民からも指摘されてきた中で、その辺の御認識というのをどの程度持っているのかなというのを一応お聞きしておきたいです。新しいまた文化ホールの建設ということになりますと、それも今、課題になっておるんですけど、何でもそうですけど、これはスポーツ施設でもそうですけど、市民サイドから言わせますと、ほとんど車社会なんですよ。それで乗りつけられないということはすごい、私どもはそこを利用する効率が落ちてしまうということに分析しておるんですけど、その辺についてどのようにお考えでしょうか、駐車場問題です。考え方だけでもお聞かせください。 50 ◯望月文化振興課長 駐車場、現状のところ、清水の文化センターは約80台ぐらいしかとめれないですね。静岡の文化会館の方は246台ぐらいとまるようになっています。これでずっと清水の文化センターの方は来ちゃっているわけですけれども、御存じのように、図書館が清水の方のところが昔は駐車場で使ったようですけれども、できてからは、そこの部分もなくなって、今、約80台ぐらいしかとめられないということで、駐車場問題というのは、ずっと新しい文化センターの方のことをお答えすればよろしいですか。(「その現状のね」)  現状の方は、駐車場の方は土地がこれ以上ないということで、現状以上の駐車場は考えておりません。市民の皆さん方からは、特に、あきらめちゃっているとか、現状そのままで来ているものですから、現状の文化センター、今の旧の文化センターについての駐車場をさらに何とかしてくださいという具体的な御要望はいただいてはいないというところであります。 51 ◯青木委員 市民があきらめちゃっているなんていう分析されちゃうと泣きたくなっちゃうんですけど、現状の市民会館の方は、まだ3年、4年使わなけりゃなんないんですけど、ごく最近の話ですけど、ある講演会を持たせてもらっても、各中山間地からもどんどん出てくる中で、今、しようがないもんで、バスで来たりしてくれるですよ。バスさえもとめるところがないですよ。路上駐車しちゃ路上駐車いけないですから、非常に厳しいですし、全く困った話で、あきらめちゃうと言われちゃうとあきらめてりゃいいのかなと、こうなっちゃうんですけど。今後のこともありますから、やっぱりああした人をたくさん集めるような施設、これ文化施設すべてにつながると思いますけど、必ず駐車場ということは今後のことにもなりますから、ぜひしっかり考えていってほしいと思いますので、もうこれ以上言わないですけど。  もう一点、よろしいですか、スポーツ振興課にお願いします。  これは、4)のページ327ということになろうかと思いますけど、武道館を建設していただきました。ありがたいことです、もう清水になかったですから。現在の利用状況はどうですか、まだそんなにたっていないですけど、ちょっとお聞かせいただけますか。 52 ◯藤井スポーツ振興課長 武道場の利用状況でございますけども、4月15日にオープン以来、10月末現在で利用者数は11万7,792人、道場につきましては、利用者数は4,949人でございます。 53 ◯青木委員 11万なんて言われたんでびっくりしちゃったけども、あそこパンクしちゃうんじゃないかなと思ったんですが、それはまあいいとして、4,900人そこそこ、それなりに利用していますよね。  武道館を建設してもらって、一体その目的意識というか、単なるやっぱり南部公民館のそこにあったものを施設を移転したというだけなんですか、これは。私、聞こうとするのは、せっかく2億もお金かけて、悪く言えば余りにもみすぼらしいなと思ったですよ。利用者の方からも練習だけしか使えないんだとか、何かこれ、ここを正直に申し上げて大会で使えますか。市の大会でも県の大会でも、一番小さい大会はどれくらいからも、大会どうやって使いますか、その辺ちょっと聞かせてください。 54 ◯藤井スポーツ振興課長 今、青木委員おっしゃったとおり、当時、南部公民館の中に武道場がございました。その中で、利用者の声も、あるいはそれぞれの方々からも武道場建設の要望がございまして、検討を重ねた結果、今の総合運動場の敷地内に建設したわけでございますけども、大会等は、今、剣道場と柔道場、畳をとれば剣道ももちろんできますし、畳もそのようなものがございまして、大会等にも使用されていると聞いております。 55 ◯青木委員 御説明を受けて、そういった形で使ってほしいと思っているですよ。現実に倉庫を改造してとは言わないけど、ちょっと私は政令市静岡市の建設目的を持った武道館にしては非常に寂しいと思っています。少なくとも、今、新しいああいった施設ができますと、冷暖房ぐらいはついているですよ、ほとんどのところが。あれでいいのかなという感じがしておるもんですから、これから改善できるところは余分になっちゃいますけど、ぜひ考えていってほしいです。  結構です。以上です。 56 ◯中山委員長 じゃ、暫時休憩いたしまして、再開は1時とします。                 午後0時05分休憩 ────────────────────────────────────────                 午後0時57分再開 57 ◯中山委員長 それでは、おそろいのようでございますので、再開いたします。
     質疑を続行いたします。 58 ◯岩ヶ谷委員 それでは、お願いいたします。前段で2つほどダブったような問題になってしまいますので、それは後回しにさせていただいて、4)の説明書、これをお願いいたします。  242ページのところですが、土木費のうちの渡船、これは先ほど話がちょっとありましたけども、その渡船のことにつきまして確認をしておきたいと思います。  これは昭和32年に事業を開始されて、なおかつ運航事業の中では、これから客船1杯、または渡船が1杯で、今後、中電との相談をした上でもって、軌道敷を利用しながらいろいろと周遊路をつくっていったらどうだろうかという考えを持っていると、ここまで聞かせいただきました。それに伴いまして、渡船事業のもともとの基本的な内容、この渡船事業が32年に行われましたけども、再確認の意味で渡船事業の内容と利用者の構成、それから、その利用の進捗、推移についてどのようになっているのか、お伺いいたします。 59 ◯木下井川支所長 渡船運航事業につきましては、その渡船事業の内容と利用者の構成、利用者の年度推移ということでございますが、まず目的といいますか、その内容でございます。  先ほどもちょっと御説明させていただきましたが、井川湖の渡船の目的は、昭和32年に井川ダムが完成したことによりまして、水没してしまった道路の代替措置ということで今日まで渡船を行っているものでございます。ただ、時代の変化で山仕事の減少、観光客の増大を踏まえ、2隻のうち1隻を観光専用船として運航し、現在に至っております。  次の利用者の構成でございますが、主に観光船の赤石丸というんですが、これ、4,325名、渡船用の船の第二聖丸が2,003名、合わせて6,328人が18年度の実績でございます。  それから、利用者の年度推移ということでございますが、過去3年間の推移をお答えさせていただきますと、16年度には3,058回、7,405人、17年度は2,100回、4,654人、平成18年度は、今申しましたように、2,611回で6,328人というような推移をたどっております。このばらつきにつきましては、自然を相手といいますか、ダムの貯水率によりまして、運航できる日とできない日がございまして、年度別で若干ばらつきがございます。 60 ◯岩ヶ谷委員 深いことは追求するとか、そういうことはいたしませんけれども、今の内容で結構だと思います。  続きまして、次の245ページのところに、今度は一番下段でございますが、井川湖対岸交通施設基金費という項目がございまして、それに対しまして、この基金費が16万3,000円余、ここに計上され執行されました。これに伴って現在の基金の目的と基金を積み立てていた総額、それからもう一つは、この基金の今後の活用、またはこれをどのように使っていくのかということがおわかりになったら教えていただきたいと思います。 61 ◯木下井川支所長 井川湖対岸交通施設基金の目的でございます。これは条例等で制定されておりまして、旧井川村当時でございます。井川ダム完成によりまして、道路等が水没し、対岸への交通手段が失われた補償として昭和35年に中部電力から2,000万円が拠出されていました。当該基金を設置しまして、将来の対岸交通整備事業、橋梁などの建設でございますが、それに備えたものでございます。  現在の基金総額ということでございますが、19年の3月で、現在高9,350万4,293円となっております。  それから、今後の活用でございますが、先ほどからも言いましたように、井川湖対岸交通施設基金の目的は、先ほど申しました、いわゆる基金条例第1条によって、井川湖における対岸交通の円滑化を図るための経費ということで財源に充てると定められておりますので、それ以外の使途については認められておりません。ですので、当面このまま継続していきたいというふうには考えております。 62 ◯岩ヶ谷委員 この項につきましては、ちょっともう1点、お願いしたいと思います。  今、対岸に対する交通の手段としてというふうに話になりましたけども、対岸の交通手段には、先ほどからもお話しになっているように、バスとかいろいろあるわけですけども、これはいろんな考え方にとれます。ただ、あくまでも基金を積み立てたということになりますと、例えばの例でつり橋というようなことも考えられます。これはどこの長さが一番いいとかというのは別問題としまして。そして聖丸にしましても赤石丸にしましても、耐用年数が大分たって修繕もかなりされているように伺っておりますので、その修繕をするまでの間、この積立金を積み立てていくのか、それとも行き当たりばったりというと言葉は悪いですが、行けるまでいって、それからまた予算を組み直すのかということになると思うんですが、今の聖丸と赤石丸のこれからの耐用年数、耐久年数、これはどんなもんかお聞かせ願いたいと思います。 63 ◯木下井川支所長 井川との対岸の交通につきましては、現在ダムの堰堤を通って向こう岸に行く。それから、井川湖のダムよりかなり北に井川大橋というものがございます。これは自動車も通れる橋でございます。その2本が対岸交通になっているんですが、この間、かなり距離があるもんですから、昭和32年当時、本村と向こう岸との橋を欲しいよというようなことで、基金を積み立てたというふうに私は認識しておりますが、その間、いわゆる経費もかかるものですから、基金を積み立てて、その建設資金をという話だったんですが、当面の間その橋ができるまでに渡船で行き来をしましょうというようなことで今まで来ております。  ただ、その2隻の船も古い、耐用年数は個々に違うんですが、第二聖丸というのはこの渡船の方なんですが、これもかなり古くて、何回も定期整備等をしまして、今、言葉は悪いんですが、だましだまし使っているような状況でございます。ただ、それを新しい船にするのか、あるいは橋をかけるのかというようなことになりますと、橋をかけるのがどのぐらいの経費がかかるのか、ちょっと私はわかりませんが、市道認定になっているもんですから、その渡船は。渡船の湖面は市道認定になっておりますので、いわゆる道路の所管課である道路整備第1課、あるいはうちのところも入り、その橋の架橋についてどうするのか、あるいは新しい船を更新して、今までどおりの渡しでお客さんの便宜を図るのかというようなことは、そのような関係機関と今後十分検討してまいりたいというふうに考えております。 64 ◯岩ヶ谷委員 それでは、方向を変えさせていただいて、同じ4)の260ページ、下段でございますが、住居表示の実施経費というのが7,570万円余計上、執行されております。その中でもって、実際には実施率が62%という報告がされておりますけれども、実際には92平方キロメートル、その中でもって約63%、ごめんなさいね、さっき62%と、63%が現在実施率が出ているわけですが、今後、どのように進めておいでになるのかお伺いいたします。 65 ◯三宅区政課長 住居表示事業の今後の実施計画についてですが、平成18年度に引き続きまして、平成19年度は、羽鳥地区の第2期分として羽鳥五丁目から七丁目及び羽鳥本町が申請されたところであります。  今後の計画としましては、今のところ実施が決まっているところはございません。ただ、動きとしましては、今後、麻機地区において地元町内会によります住居表示推進委員会が設立に向けて準備を進めているところでありますので、今のところそういう状況であります。 66 ◯岩ヶ谷委員 次は、動物園についてお伺いしたいと思います。271ページ。  動物園につきましては、前回も三浦委員の方から大変に熱っぽいいい話が出たわけでございますけども、きょうの私の方は決算ということでございますので、夢のあるような話ではございませんが、今までに日本の中で大型遊具、これによっていろいろと事故が起きて大変にそれぞれに御迷惑をおかけした中で、日本平動物園でも検査をしていただいて、ほぼ危険なものはないというように伺っているのが現状ですが、実際にはこの中で、271ページの中に大型遊具、これにつきましては平成18年度と17年度を比較しますと、かなり人数的に88.6%まで下がっております。これについては、大型の遊具ということで子供たちに人気があるものではないかと推測いたしますけども、この下がっている人数、ここでは回数、これが下がっていながら、結局、最終的には人数も下がるということになると思います。それについてのお考えをお伺いしたいと思います。 67 ◯大村日本平動物園長 大型遊具の使用回数が減ったということですけども、確かにいろいろ遊具の問題等々ありました。その中で、うちの方も日本平動物園としましても、大型遊具の車輪等、安全を確認するために検査、それから修理等を一部行いまして、それが、まめ汽車、おとぎ列車という大型遊具が大体1カ月から2カ月検査にかかってしまったと、修理等にかかってしまったという間で、その間は運行をやめましたもんですから、その間でちょっと回数が減ったということでございます。 68 ◯岩ヶ谷委員 車輪の点検等に時間がかかったということでございますので、なるほど納得できます。  それでは、その次に315ページのうちの中段、夜間照明の施設の件でございます。4番目に夜間照明施設等設置経費というものがありまして、2,930万円余、ここに計上、執行されております。そうした中でもって、夜間のときの照明でございますが、この予算の中でどれくらいのものが小中学校に建設されて、今後の予定はどのようになっているのかと。  それから、もう1点は、未設置の小中学校、平成18年度以降、要するに平成18年度に幾つつけたのか、残ったのは幾つあるのかということでお伺いをしたいと思います。 69 ◯藤井スポーツ振興課長 1点目の夜間照明の部分でございますけども、316ページの下段に学校体育施設整備事業ということで、その内訳が、清水飯田中学校の夜間照明施設1,517万2,500円と、西豊田小学校の夜間照明施設の新設でございますけども、1,386万円を合わせての部分でございます。  それから、今後の予定でございますけども、この夜間照明施設を設置する背景には、学校区内近隣住民の同意がまず必要でございます。その同意に基づきまして、要望書を提出していただいた中で対応をしております。  それから、未設置校でございますけども、小学校におきましては、86校中10校が未設置で、76校が設置済みでございます。それから、中学校42校中7校が未設置でございまして、35校が設置済みでございます。合わせまして128校中17校が未設置、111校が設置済みということになってございます。 70 ◯岩ヶ谷委員 先ほどの47ページに戻らせていただきますけども、路上喫煙でございますが、この路上喫煙、先ほどから話になっておりますけども、大変に効果があってまちの中がきれいになっているというようなこともありましたし、また特に人数的にもかなり調査前と調査後、10月31日と3月26日を比較しますと、随分に喫煙をする方が少なくなったということで、いいことであると思います。  そうした中で、平成18年にはこの事業としてちょっと先走るかもしれませんが、呉服町、七間町、ここをやられたですね。それでこれをやっている間に、また次のとこを考えておいでになるというふうに思いますので、もし皆様の方でもって平成19年度の方に向けて、これからこんなことを、または20年度に向けてこんなところはどうだというところがあったら、一つ無理のないところで教えていただきたいと思います。 71 ◯小野田市民生活課長 路上喫煙の禁止地区の指定につきましては、多くの市民が集まるなど、人の往来が多いことと路上喫煙をする方が多いことから、路上喫煙の被害等の特に発生するおそれがある場所、そういう地区を選定いたしまして、指定することに地元の協力が得られることが必要かと考えております。  したがって、地元からの発意等があった場合に、要望が上がってきた場合に、通行量等も調査いたしまして、指定することが妥当な地区かどうかを総合的に検討して判断することになろうかと思っております。その上で、19年につきましては、11月1日から、センターから下がってくるけやき通りを指定地区といたしまして、11月1日より指導員が巡回に回っているところでございます。  来年以降につきましては、今、静岡駅の北口広場が整備されていることがありますので、ここにつきまして、完成後に路上喫煙の禁止地区というようなことで、関係機関等と協議を進めていきたいというように考えております。 72 ◯岩ヶ谷委員 最後になりますけども、今と同じようなところで、48ページの市民文化会館費。ここに先ほどから話になっていろいろありましたけども、執行率、これが58.8%ということで、翌年に繰り越した金額はないけども、不用額が出ていることで、私がきょう聞きたいのは、市民文化会館の使い勝手、これは駐車場でございます。これは前々からこの話が出ていまして、例えば市民会館をお使いになる方々が、体育館に行かれる方もおいでになる。それから、ある1つの演目が終わりますと、100台から150台、多いときにはそれ以上の車がエンジンをかけて待機しながら出を待つという、こういう状態になっているわけです。ですから、私自身は、市民文化会館の今までの問題点は、何とかして早く車が出れるようにしてほしいよというこれの対処策と、これをどういうふうに今まで皆さんの方で認識しているか。  もう一つは、エンジンをかけないで待っていてくださいねという、こういう看板とか、またはそういうPRをしていると思いますけども、実質的には早く出たいがゆえにエンジンをかけて待っている、その排煙効果というか排煙をやめさせるための効果となるものは何か対処しているのかどうか、最初、この2点をお願いいたします。 73 ◯望月文化振興課長 文化会館の駐車場につきましては、240数台ということで、それを体育館と文化会館で使っておりまして、なお、近隣に来る方も使うという状態で、今、委員がおっしゃったような問題が多々あります。  それにつきましては、運用上で対処をさせていただいておるところでございますけれども、混雑のときには誘導して出入りをしていただくように、スムーズに出入りしていただくように各係員が誘導をして、あと排煙ですか、装置的には普通の装置しかないんですけれども、なるべくエンジンかけるのは出る間際まで遠慮していただくような協力を仰いでやっているということで、専ら現在のその施設に応じた誘導とか運用上で対応をさせていただいております。  苦情等もあるわけでございますけれども、その都度、出るときに、終演のときに時間がかかってしまうとか、多々苦情もあるんですけれども、一応説明させてもらいながら、順番に順次出ていただくとか、そういった誘導で対処をさせていただいているところでございます。 74 ◯岩ヶ谷委員 18年度の事業ということで、決算項目になっていますので、今、私が質問するのは非常に失礼かもしれませんが、前々から話になっているところの、例えば自分自身が市民文化会館から出てくるときに、精算をして、それから自分たちが先に出てくる、言い方が悪いね、精算機を自分たちの方で利用する。ところが、実際には一遍に出てしまうもんで、結果的には同じじゃないかという考えが通るというふうに思います。しかしながら、やはりそんなところでもって、今、私たちが県の施設、あそこのとこを使いますよね、グランシップを。そうしますと、中でもって精算させていただいて、出てくるときにはそのままその券を渡すだけでもって精算は終わりになると。だから、こういうことを考えますと、やはり市民文化会館も前々からこのことは問題になっているわけですから、何らかの形でもって対処しなけりゃいけないと。  そしてまた、先ほど答弁でも話があったように、平成21年で30年ほどたちますと。そうしますと、耐用年数からしますと、あと5年から10年、もしくは7年という格好になろうから、それまで待てよというなら、また別ですけども、もしそれ以上にまた耐用年数の中でもって使っていくよということになれば、私はちょっと要望になってしまって済みませんけれども、前々から話になっているように、もう一本出入り口をつくるという、これが基本的に大切じゃないかと、こんなふうに思います。それじゃ、それが基本的につくることが無理かといいますと、空き地、要するに道路を、車の通る車道をつくるだけの用地はあるわけです。ただ、それをお金がかかるからやらないよということであるのでは余りうまくないと、こういうふうに思います。  そんなとこでもって、今までの経緯を踏まえて、皆様の方で、私はこの年度のことでなくて、過去からのことを考えますと、それについてはどのようにお考えか、御答弁願いたいと思います。 75 ◯望月文化振興課長 御指摘のとおりだということで認識はしておりますので、さらにもう一度調査して、今後検討させていただきたいんですが、例えばもう一つ出入り口を設けられないかというのはなかなか構造上、これ、非常に難しい部分があります。その都度そういうような問題が提起されますけれども、出入り口をつくったらどうかというはなかなか簡単にいかないんですが、現状、例えば大きなイベント等がありますと、やはり車が並んでしまうとか、北街道の方まで並んでしまうじゃないかというような御指摘もありますので、運用上も含めながら、誘導とかも含めながら、難しいとこをちょっと調べまして検討させていただきたいんですけれども。 76 ◯岩ヶ谷委員 結構です。 77 ◯三浦委員 済みません、動物園のことでちょっとお伺いをします。  272ページに市民活動グループの支援という項目があって、ガイドの数、その他ふれあいとか、その他とか書いてありますけども、もうちょっと詳しく教えていただきたいんですが、ガイドというのはどういう人の内訳というか、ちょっとその辺をお聞かせ願いたいのと、その他というのはどういうのであるのか、ちょっとその辺教えていただきたいと思います。 78 ◯大村日本平動物園長 これは、1つには、教育事業というものの一環でやっております。そういう中で、ガイドというのは今、270名ぐらいガイドボランティアさんがいらっしゃいます。その方にお願いをしまして、お仕事を退職された方とか地元の子供さんの手を離れたお母さん方とかにお手伝いしていただきまして、ガイドボランティア、要するに子供さん、小学生が動物園に来られたときに、ツアーガイド、例えば火、水、木、金とか、例えば日曜日であるとか、そういうサイクルを決めまして、例えばレッサーパンダ班だとかツアーガイド班だとか、いろいろ設けまして、各動物をスポット的にこの動物はこうですよ、これはこうですよというのを説明したり、また動物園ですから、当然動物が死んでいきます。ライオンとかそういうのも死んでいきます。そういうときに、実際にヒョウならヒョウの毛皮を実際に子供さんたちに見せたり、頭骨を見せたりして、そういった時点でこれはこうなんだよ、こうんだよと、先にガイドするわけです。そうすると、子供さんたちはその動物に対して、ああこういう頭をしているんだと、実際にそれを確認できると、生きた生体を見ることができると思うんです。そういうものをガイドボランティアさんにお願いをしてやっております。  また、その他というものは、ちょっとわかりにくいと思うんですけども、多くのイベントを動物園では年間数十種類の春夏秋冬に全部囲んでイベントをやっております。そういう中に、当然、職員だけではとても足りません。そういうときには当然イベントのときにお手伝いをしていただきまして、その他という項目に入れている人数ですね。だから、それはフリーにやられるときもあります。また向こうから要望があればいついつやってくれないかというときがあれば、学校であれば、当然こちらの方もこたえて職員が、獣医並びに飼育職員がやることもあります。そういうようなものをボランティアとして市民活動のグループの中でやっております。  それ以外に年間、うちのところでは、よく幼児のふれあいが5,000人から6,000人ぐらい幼児教室をやっておりまして、それから、校外学習が大体200人ぐらい受けています。それで、後援会と全部含めまして1万人ぐらいの授業、教育学習をやっております。そういうものにつきまして、教育一環の事業として、できない部分を市民のグループのガイドさんにお願いをしているというような状況でございます。 79 ◯三浦委員 要するに、ボランティアは何かで、例えば静岡気分とか何とかで広報の中で募集してということになるんだろうと思うんですけれども、これからお金をかけて動物園を充実させていくわけです。そういう場合にもっと恐らく大勢の人が駐車場なんかも、また恐らく何かそういうことも必要になってくるというようなことも考えられると思うんですけども、今までの流れとか、そういう中でいってそういう必要時に皆さんにお願いをすれば、また何とかなっていくという、今、ボランティアの時代ですけれども、その辺の見通しというのはどんなふうに考えておられるでしょうか。 80 ◯大村日本平動物園長 確かに将来的に動物園の整備計画が行われて、今よりもはるかに多い来園者を想定されております。そういう中で、当然、ガイドボランティアの方、ガイドボランティアの方を募集するには、年2回の今言った広報等に流しまして規定で募集しております。そういう中で年々ふえております。  そういう中で、確かに駐車場等の問題が出てきております。それは先生のいつも御心配なされていることだと思っております。当然、それで、昨年度まではシャトルバス等いろいろ増発させたり、シャトルバスなどのルートも、一般ルートとは違うルートで渋滞しないルートを利用させていただいておりますが、今後、19年度事業じゃありませんけども、まだことしは決算ですので、18年度ですけども、19年度で、今年度で建設局の方にお願いをしまして進入路の調査、それから駐車量調査というものを一応検討させて、将来的な整備計画に向けている状態であります。 81 ◯三浦委員 もう一つ、有度山公園ばかりじゃないんですけれども、今度はスポーツの方ですけれども、指定管理者を導入しまして、特に有度山については私近くなもんですから、割合いろいろ知っているんですけども、非常に熱心にやってくれているということで、指定管理者の効果が上がっているよというような話をちょっと聞いているんですけれども、具体的にはどんな形でその効果というものが見えるのか、ちょっと教えていただけますか。 82 ◯藤井スポーツ振興課長 指定管理者制度の中で、今、有度山という特化した部分でよろしゅうございましょうか。もう御承知のように、18年度に指定管理者制度が導入されて、有度山の部分につきましては、私どもの所管の部分は、協栄ビルメンテナンスという民間会社に受託をしていただいて、非常に熱心にやっている中で、そういう施設を通じた魅力づくりの中で、初心者のテニス教室が非常に効果的であるというふうな中で、そのほかにもみずから率先して施設の管理に努めているというのが現状でございます。 83 ◯三浦委員 何かこういうことを言うと、ちょっと皮肉っぽくなるんですが、315ページの利用者の数が若干減っているように思われるんですけれども、その辺は何か理由があるんでしょうか。 84 ◯藤井スポーツ振興課長 315ページの下段の部分のテニスコート等の部分でございますけども、年度によっては大会を持ってこられたり、そういう部分ではかなり違う部分がございます。 85 ◯三浦委員 大会は、17年度はあって18年度はなかったということなんでしょうか。 86 ◯藤井スポーツ振興課長 毎年大会はございますけど、大会の回数、頻度でございます。 87 ◯白鳥委員 それでは、ちょっと細かく質問をさせていただきたいと思います。  まず、39ページ、市民生活課に関係する関係でお伺いをいたします。40ページのところに、清水の市民活動センター、平成18年10月に開館し運営が始まったというふうなことであります。その利用状況等についてお伺いをしたいんですけれども、ブースとして事務所を兼ねた形でもってのスペースというものがあったと思いますが、その利用状況、今、どうなっているのかということ。  それから、全体の利用団体数はどのくらいあるのか。18年度、19年度にかかった形でお話いただければ、さらにありがたいんですけれども、延べの利用数はどの程度になっているのか、その辺のところについてお話をいただきたいと思います。 88 ◯小野田市民生活課長 それでは利用状況につきましてお答えさせていただきます。  事務ブースにつきましては、10の事務ブースがありまして、前年度につきましては、3月末までに10の事務ブースのうち4団体の利用でありました。現在は8団体が利用されている状況でございます。  それから、利用団体数でございますが、前年度におきましては、3月末まで登録制になっておりまして、前年につきましては、48団体が登録をしていただいております。現在は92団体の登録がされておりまして、今、利用されている状況でございます。  それから、利用人数の関係でございますが、前年度につきましては、10月から開始しているわけですが、10月はいろいろ施設の準備等でありましたので、3月末までには延べ人数でございますが、2,419人、それから今年度の4月から10月までの利用でございますが、延べ人数としては4,213人が今、利用している状況でございます。 89 ◯白鳥委員 新しい市民活動センターが生まれたということで、今、示していただいたその状況というのは、今まで清水駅のところにあった市民活動センター当時の状況と比べてどんなような変化が生まれているのかなということが気になるんですけれども、と同時に、新しくなった市民活動センターを利用されることによって、活動されるそのグループの人たちにとってはどんなようないい効果が生まれているのかということをちょっとお話しください。 90 ◯小野田市民生活課長 今の市民活動センターにつきましては、清水ネットという団体が指定管理者として利用しているわけですが、ここは旧の清水市にありました清水ネットのNPO団体が一つ大きな輪となりまして、運用していただいております。  そういった中で、ここの、移転いたしまして、活動については交流がよくされておりまして、毎月1回利用者団体の会議が行われたり、事業も活発に行われておりますので、場所的には若干はありますが、利用が活発化されていると。それとFMしみずですか、そこにも放送の時間を設けていただいておりまして、市民活動の啓発にも非常に努めていただいておりまして、非常にいい効果が生まれているかと思っております。 91 ◯白鳥委員 はい、わかりました。  それで、この市民活動センターの清水ネットが指定管理者として運用されているということですけれども、この決算というのは、3月決算ということで行われているんですか、それともスタートが10月1日ということで、その時期が決算という形になるんですか。  ということと、もしそのような状況がもし把握ができれば、運営状況というのはどういうふうになっているのかなということをちょっと危惧するもんですから、ちょっとお伺いしたいと思います。 92 ◯小野田市民生活課長 決算につきましては3月末決算になっているということでございます。  それから、2つ目の運営状況でございますが、活動状況につきまして、決算状況ですか、今、すぐ資料のその決算数値については、委託につきましての金額はわかるんですが、それでよろしいでしょうか。その決算の数値につきましては、後ほどということでよろしいでしょうか。  委託につきましての金額は、2,052万2,000円が指定管理料という形でお願いしているところでございます。 93 ◯白鳥委員 それでは、この活動センターの決算状況について、またちょっと後で教えてください。  次、区の魅力づくり事業についてちょっとお伺いをいたします。この事業を通して新しく政令市になった各区の区民としての愛着といいますか、そういった市民の思いというものを醸成していくというふうな部分と、それから、各区がそれぞれの魅力ある事業をつくり出すことによって、いい意味で競争をして、その地域のまちづくりを進めていくというふうな目的があろうかと思います。  この3区で行った内容が示されていますけれども、市民の方が参加をして、そして取り組まれたその事業について各区の状況をちょっと教えていただきたいということと、その事業に参加された皆さんの反応といいますか、感想といいますか、効果といいますか、そういったものについてどんなふうに把握をされているのか、その辺のところをちょっと教えてください。 94 ◯小野田市民生活課長 最初に、申しわけございません、訂正をさせていただきたいんですが、先ほどの指定管理料につきましては、19年度の予算でしたので、決算額につきましては、半年間、10月からなもんですから、813万4,869円ということでございます。そこは訂正させていただきます。  それから、次の魅力づくりの関係でございますが、各区とも特性を生かした事業の展開をしていただいておるところでございます。主な事業として成果説明書の記載のとおりでございますが、3区の共同事業としては、3区のイメージカラーといったものをやったわけですが、それとは別に、イベント事業として各区の状況につきまして御説明させていただきます。  主な事業としては、葵区は、スペシャリストから区民へのメッセージ事業に約400名の参加がございました。駿河区では、きれいな駿河区づくりに区民が3,000人の参加をいただいております。それから、清水区では、リレー講演会を実施いたしまして、延べ5,500人の参加をしていただいております。この区民の参加を図りながら、区民意識が、参加の人数からしまして醸成が図られていると認識しております。 95 ◯白鳥委員 この魅力づくり事業ということについては、区民懇話会の意向の反映というふうなことがあると思います。区政課と市民生活課、これが連携して、それに対して取り組んでいくということが大切だというふうに思っておりますけれども、この区民懇話会の意見といいますか、そういったものに対しての対応ということで、庁内では区民懇話会の意見に対してどんなような検討をされて、そういった事業へと展開させていくのか、その辺のプロセスといいますか、その辺はどういうふうになっているのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。 96 ◯三宅区政課長 区民懇話会の提言の反映の方法といいますかプロセスですが、区民懇話会はその設置要綱がございまして、それに基づき地域の諸問題に関することや、区の魅力づくり事業に関する事柄について審議をしまして区長に提案することになっております。懇話会からいただいた提案につきましては、次年度以降の魅力づくり事業として実施を検討していくものもありますし、それ以外に地域の課題やまちづくり全体の問題として関係機関と協議していくものがあります。  そのプロセスにつきましては、本年になりますが、本年8月に区における総合的な行政運営の推進に関する規程というものを制定いたしまして、その中で区民懇話会の提言も含めまして、区民の要望・意見を関係する局に必ず情報提供をするとともに、必要に応じてその対応方針を確認するようにしまして、区と局との情報の共有化及びその反映に向けてのルール化を図ったところであります。 97 ◯白鳥委員 各区の事業として展開していく内容ということと、この魅力づくり事業へと反映させていく部分というのがあるのかなというふうに思っているんですけども、この区の魅力づくり事業に対してどんなふうな反映をさせていく、その間において検討していく、そういったプロセスというのはどうなのかなということをちょっと聞きたいんですけども。 98 ◯三宅区政課長 魅力づくり事業として展開をしていく区民懇話会からの意見とかをいただきましてやっていくものにつきましては、各区において魅力づくり予算を持っておりますので、その中でその実施に向けて検討していくと、そういうプロセスでやっております。  ただ、その区の魅力づくり事業以外の部分でもございますので、それにつきましては、ただいま申し上げたとおり、各局の方に情報提供をしまして、その対応方針を検討していくと、そういう形になろうかと思います。 99 ◯白鳥委員 それでは、次に、41ページの住民自治組織の活動に対する各種助成制度ということで、この助成制度について云々という話ではないんですけれども、いろんな地域を私どもが回ってみますと、話として出てくることの中に、町内会としての活動というものが非常に多岐にわたりまして、市の方から、あるいは各種の団体からいろいろとお仕事をいただくというふうなことが出ております。特に高齢化が進んでいる地域の中では、役員さん自体も高齢化が進んでいるということで、大変仕事量が多いということについての話がよく出てくるんですけれども、その辺の市の方から依頼をされる町内会、自治会に対する仕事と、それから関連機関といいますか、というところから出てくるその仕事の内容というものについては、今、どんなふうな状況になっているのか、ちょっとその辺を教えてください。 100 ◯小野田市民生活課長 自治会や町内会には役員の高齢化を初め多くの問題を抱えつつ市の協働のパートナーとして市の多くの事業に御協力をいただいているところでございます。  そういった意味で、それぞれの個々の高齢化なりとか、そういった自治会の問題もあろうかと思うんですが、それらにつきましては、そういった問題があった場合には、各区のまちづくり振興課が窓口となりまして、相談を受けているところでございます。  それから、自治会、町内会自身も各区の地区連合組織が組織されております。その組織の上には、各区の自治会連合会、あとは市の自治会連合会が組織されておりますので、組織全体の問題として住民自治の推進という観点から検討していただくということも必要かとは思っております。市としても、個々の自治会、町内会を初め連合組織とともに、住民自治の推進あるいは協働のあり方なども、今後も研究していきたいと思っております。  それから、他団体からのそういったものについての考え方はどうかということでございますが、他団体という、例えば日赤のというような部分もあろうかと、赤い羽根とかというものもあろうかと思うんですが、やはりこういった事業につきましては、市民の気持ちというかボランティアとか、そういったものの協賛により成り立っているものだもんですから、本市としては、ぜひ御協力をいただいていかなけりゃならないかということで御理解をお願いしたいと思います。 101 ◯白鳥委員 町内会の役員さんも何年間に一度かわっていくということがあるということと、それぞれの成り立ちといいますか、例えば戦争直後から生まれたような、そういういろんな支援活動というふうなことから始まりまして、今日では地区社協の活動なども含めて、いろいろと積み重なって、その仕事量がふえているというふうな状況があると思います。  私は、それぞれのことについてやることに対しては、どこかでやらなければいけないということだろうと思うんですけれども、市からお願いをすることと、それから関係機関から依頼することと、もう少しちゃんと分けて、それで関係機関から来るものについては、全部が自治会に行くという形になっているわけですけれども、もう少し精査できるところはないのかというふうに思っているんです。その辺のことについて、ぜひ連合町内会の組織の中で検討する課題として、市の方からもちょっとお伺いをしながら助言をしていただくようなことを考えてもらいたいというふうに思います。  それと、庁内から出てくる書類の量、これが非常に多いということをよく耳にします。例えば側溝の掃除のときに、どの地点に何袋ですか、袋を置くとか、その地図から何から全部をつくる作業を行うと。毎年のことですから、ある程度市の方には書類が残っている。ある町内においてはそういうのをちゃんと残してあるというところがあろうかと思うんですけれども、役員さんがかわったりとかしますと、そういった書類をまた一からつくり直さなければならないとか、そういうような状況があるんですが、書類の簡素化ということについて、ちょっと考えてほしいなと思っているんですが、その辺のところについての考え方をちょっと示していただけませんか。 102 ◯小野田市民生活課長 簡素化につきましては、課が多岐にわたっておりますので、すべてうちの課がなかなか把握することは難しいわけでございますが、何らかの全庁的に通知をして、簡素化できるものにつきましては簡素化するような通知等を出してしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 103 ◯白鳥委員 それぞれの担当する課の方に、ぜひともその辺をもう一度精査するように市民生活課の方からも話を進めてください。お願いします。  次に、消費生活苦情相談についてお伺いをしたいと思います。46ページになりますけれども、高齢者の消費者被害あるいは不正請求等の問題がことしに入っても、何百万というお金を振り込んでしまったというふうなお話もあります。そういう状況の中で、昨年度の状況をちょっと教えてほしいんですけれども、どんなような相談内容と件数があるのか、それぞれちょっと教えていただきたいと思います。 104 ◯青島消費生活センター所長 消費生活相談の数は減っているけれども、相談内容はどのようなものかということでございますけれども、46ページのグラフにありますように、確かに平成16年度より相談件数が減少しております。これは架空請求の減少によるものでございます。架空請求の相談は平成16年度ピークでありまして、5,000件以上ございました。それが17年度は3,100件になりまして、平成18年度は1,900件と減少したためでございます。  1,900件と減少したということですが、やはり18年度、これは全体の3割の件数を占めまして、その相談内容といたしましては、パソコンでアダルトサイトにアクセスして、クリックしたら入会となって高額な料金を請求されたとか、また、突然はがきが来て利用した料金が未納で訴訟を起こされた、大至急連絡しないと裁判所へ出頭とか、給与の差し押さえをするというけれども、身に覚えがないんだけれども、どうしようという相談が非常に多くありました。  中にはそういうはがきが来まして、驚いて慌ててはがきの業者に連絡してしまいますと、弁護士の紹介料50万円を振り込むように言われまして、慌ててその50万円を振り込んでしまったという例もございます。
     また、高齢者の相談でございますけれども、全体件数の3分の1を占めておりまして、特に目立ったことがSF商法でした。日用品を無料で配付するということで民家に呼び出しまして、磁気マットレスとか温熱治療器などを契約させるようなSF商法なんですけれども、悪質のものも目立っております。無料で日用品をもらったから、その証拠として契約書に署名させたり、また現金を持っていないと言いますと、その業者2人が、男性2人が銀行まで一緒についていってお金をおろさせて、そしてお金を渡したと、20万円渡したという例もございますし、締め切ってしまって契約しないと帰してもらえないという、そういう悪質なSFが多くありました。  また、若者の相談なんですけれども、キャッチセールスが多くありました。まちで声をかけられて、エステに連れていかれて、もう赤ちゃんのような肌になるからというわけでエステを勧められて、そのエステに行くたびに、この化粧品この化粧品、次々と化粧品を買わされて、もうこれ以上払えないという相談がありましたり、また中には、そういう次から次へ化粧品を買わされて数百万円にもなるような多重債務状態になったという方もいました。また、この多重債務関連の相談というのは昨年度大きく増加したことが特徴の1つでございます。 105 ◯白鳥委員 本当に景気的に厳しいそういう状況の中であるからこそ、こんなような事例がいっぱい出てくるのかなというふうに感じるわけですけれども、特にそういう振り込みをしてしまったというと、もう後戻しができないという事件としてなってしまうということになるわけですけれども、そういったもう明らかに相談としても、これは不正だと、もう法律的には完全に違反するような状況があるというふうな相談に対して、市としては、単にその消費者を指導するということにとどまらずに、警察とか関係機関との連携をした取り組みというのがどうしても必要になってくると思うんですが、その辺の対応は、昨年度は、何かそんなような事例等あったのか、またはどんなふうな対応をしているのか、その辺のところについて教えていただけますか。 106 ◯青島消費生活センター所長 明らかに不正の場合の関連機関との連携ということでございますけれども、警察とは常に連携を取り合いまして、そういう相談の状況について教えていただいたり報告をさせていただいております。また、販売方法に問題がある事業者で法律に触れるようなもの、強引な勧誘であるとか、飲めばがんが治るチラシというような、そのような法違反に触れるような事業者に対しましては、特定商取引法に関する法律とか、薬事法の指導権限がおりております県であるとか保健所に報告をしているところでございます。 107 ◯白鳥委員 わかりました。  それで、昨年の場合は、市の職員の名前をかたっての詐欺行為というのもあったりとかしたわけですね。そういうのは、もう本当に市の職員さんの立場からしますと、とんでもないことだというふうな思いがおありかと思いますけれども、そういった市の職員の名をかたってというと、また、これは市としての対応がまた一方では必要とされるのではないかというふうに思っているんです。その分について、そういった市の職員の名をかたっていくような、そういった詐欺に対する対応として何らかの対応がされているのかどうなのか、その辺のところをちょっと教えていただけますか。 108 ◯青島消費生活センター所長 市の職員をかたるという商法なんですけれども、昨年もありましたけども、ことしが一番多くて、ことしのことでよろしゅうございますか。  ことしは5月、6月に相談件数が、消費生活センターだけではなくて、税務課とか国保、福祉関係すべて合わせまして341件ございました。相談の対応といたしましては、まず報道機関に情報提供をいたしましたり、不審件数の取りまとめをいたしましてホームページに掲載いたしましたり、警察への情報を提供いたしました。そして、金融機関に協力を依頼いたしまして、チラシを金融機関に張っていただきましたり、またチラシ、ポスターにつきましては、町内会、自治会に配付、小中学校、幼稚園、保育園に配付いたしましたり市の施設に配付いたしましたり、また青色回転灯の装備車によります広報を行いましたり、清掃車による広報、町内放送であるとか、清水区におきまして件数が多かったものですから、自治会の連絡網で注意喚起を促していただきましたり、各児童委員、民生委員児童委員協議会にファクスにて注意喚起を行いましたり、そのような形で消費生活センターだけではなくて、市全体として取り組んだ状況でございます。 109 ◯白鳥委員 ぜひ、特に市の職員の名前をかたってということについては、市として私としてはポスターをつくってもらいたいんですね。これは単にそういった名前をかたってくる人たちは静岡市の職員ではありませんよというふうなことを市民の人に知ってもらうということと同時に、そういった行為をする人たちにとっては、そういったものが目に見えるところにありますと、なかなかそういった行動ができにくくなってくるというふうな影響もあると思います。ですから、そういう意味では、市役所を初めとしていろんな商店の皆さんにも協力をしていただいたりとかしながら、目に見える形でもってそういった告知をしていくような努力をしてもらえればなというふうに思います。  次に、文化センターの関係で50ページですけれど、清水文化センターの稼働の状況については、先ほど来、ずっと意見が出されておりますので、これについては一応私の方からはいいとしますけれども、新しい施設ができるまでの間、あと4年ですか、までの間ということで、昨年度も老朽化した施設であるということから、修繕工事等が行われたという経緯がありますが、その辺の状況、新施設ができるまでの修繕の必要性といいますか、そんなのは何か今、出てきている問題がありますか。 110 ◯望月文化振興課長 清水の文化センターの方は、先ほどからの話で、老朽化をしておりますということで御報告させてもらっていますけれども、利用者の方の利用ができる状態を保っていって、新しい文化センターに引き継ぐというふうにしていかなければなりませんので、必要最小限の修繕等を安全上必要なものをやってまいりました。  18年度は、アスベストが従来からあったということで、市の方の所管課からの指導も仰ぎながら、大ホールの天井にアスベストがありましたもので、それの撤去工事をやったとか、それから漏水がちょっとありまして、屋上の防水の改修工事をやったということと、それからボイラーの修繕をしまして、暖房の効きが悪いということで。こういった必要最低限で使えるような状態を保っていくということと、利用者の安全を図ると。安全な利用を図るということで、アスベストの除去とか防水の工事、暖房の機械の修繕をやってまいりました。  今後の修繕の予定なんですが、そういうようなことで、安心して安全に使っていただくということで、設備が古いとかいうものの、もう一つ課題として非常用の放送設備というのがございまして、これは緊急時に避難のときに放送して避難路に誘導するとかそういったものでございまして、この非常用放送設備というものが大きな建物で皆点検とか、備えることが必置になっていますんで、老朽化しておりますので、これについては19年度にかえていくというふうに今考えております。  あと、まだもう一つ、やっぱり冷暖房でちょっと弱いところがありまして、冷房の冷凍機の修繕を今、予定しております。最低限といっては何ですけれども、一応今までと同じような状態で利用者の方が利用できるようにしていくための設備の改修とか修繕をして、そして、新しい施設ができたらば、そちらへ引っ越しして利用者の方に新しい施設で活動していただくというふうに行っておりますので、よろしくお願いします。 111 ◯白鳥委員 次に、85ページの戸籍住民基本台帳費の中の証明書の自動交付機の状況なんですけれども、昨年度の各区役所、それから長田支所、蒲原支所の利用状況、特に土曜日、日曜日の利用状況はどうだったのか、ちょっと伺っておきます。 112 ◯三宅区政課長 証明書自動交付機の利用状況、特に土日の利用も含めてということでありますが、18年の12月に新設したということでありまして、本年11月までの1年間の利用状況で申し上げますと、新設しました清水区役所におきましては、1年間で約3,700件、長田支所は約1,600件、蒲原支所は約1,800件となっております。  このうち土日の利用につきましては、新設したものを含めまして5カ所でこの1年間で約3,600件でございます。全体が3万3,700件でございますので、土日の利用につきましては約10%というような状況にあります。 113 ◯白鳥委員 どうしても勤務中にはなかなか利用できないという人たちが利用されているのかなというふうな感じがしましたけれども、この設置について、例えば図書館とか他の公民館などへの設置ということについても、でき得る限りあればありがたいのではないかなというふうに思っておりますが、まず、1台の設置についてどのくらいの予算がかかるのかということと、それから何らかのそういった拡大していくような検討が今、なされているのか、その辺のところをちょっと聞かせてください。 114 ◯三宅区政課長 まず、予算なんですが、自動交付機はいわゆる賃借料としまして、保守管理も含めて借り上げております。1台当たりにしますと、年間360万円という経費であります。  それから、今後、拡大の件でありますが、先ほど申し上げましたように、新設しました清水区役所、長田支所、蒲原支所の利用状況を見ますと、まだ十分ではないと思われますので、既に設置されています葵区役所、駿河区役所も含めまして、既設の自動交付機の利用の促進を図るために広報紙とかでのPRもやっておりますが、あとチラシなどもつくって呼びかけをさせていただいておりますが、より一層そのPRに努めていきたいと思っております。  それから、ほかの公共施設、図書館とか公民館というところでの配置というのでございますが、それにつきましても今後の検討課題ということでありますが、他の政令市の設置状況なども参考にして検討はさせていただきたいと思っております。現時点で、政令市の状況を見ますと、やはり多くが各区役所、支所、あと、やはり市民センター、そういうところに自動交付機を設置していると、そういう例が多いというふうに聞いております。 115 ◯白鳥委員 わかりました。  次に、動物園の関係についてお伺いをいたします。  3)の方で説明がありましたけれども、歳入については入園料、それから、いろんな遊具の使用料、それから、駐車場の関係で2億7,000万ぐらいですか、あったということでありますけれども、施設の方の整備についてもかなりお金をかけていかなければならないということで考えると、そちらの方まではとてもじゃないけれどもというふうな状況かと思いますので、運営費に対してのこういった利用料の状況、これはどんな割合になっているのかということをちょっと教えてください。 116 ◯大村日本平動物園長 運営費の割合ですけれども、経常的な管理運営費の支出は3億6,290万円余でございます。使用料が2億6,400万円余で、管理運営に対する収入の割合は約73%ということでございます。 117 ◯白鳥委員 それで、この委員会でもよく話題になるんですけれども、園としての魅力づくりということでのお話をちょっと聞きたいんですけれども、昨年度の場合、子供さんからいいますと、子供が生まれたとかというようなことがよく話題になって、かなり感心を寄せて、そして触れてみたいというふうなところにまでいくのかなというところも非常に魅力の1つになっているというふうに思われます。その辺の取り組みといいますか、そういった動物の保存というか、そういったものに対する取り組みの状況はどうだったのかということと、昨年、そのような誕生したことがあったのかどうなのか、その辺のところの状況をちょっと教えてください。  それから、新たな目玉動物といいますか、子供たちが本当に見てみたいなと思うような動物を導入する、そういった検討はなされているのかどうなのか、その辺のところについてお伺いをいたします。 118 ◯大村日本平動物園長 動物園の将来という形ですけども、今後の相当額のお金をつけていただきまして動物園の整備計画というものを考えております。その中で、動物園というものの目的は、レクリエーションとか、それから教育普及だとかいうことを、それはもう冠として当然あることでありますので、私の考えている動物園というのは、やっぱり将来、夢があるような感動があって、迫力があって、驚きがあって、なおかつもうお客さんがすごいなという、また来たいなという動物園をまず考えております。例えば猛獣館は、今、実施設計を考えておりますけれども、猛獣館の中に一緒に雪を降らすと。そういう中でシロクマは、鋭意今、努力しているところでございますけども、そうすれば、中部地方に雪が降っている動物園はまずはない。それから、猛獣を集めて1カ所のビルの中に集めてしまうと、そういうような構想を持っております。そういう実施設計を考えております。  それから、来園者をそこでレクチャーをしていく。  それからまた、ペンギンであれば、ペンギンと人間が一緒に泳げればいいなというのはだれも思っていることだと思いますんで、多分泳げないです。だけど、それはアクリルの板で境をすれば、当然、子供さんの横にペンギン泳いでいる、それも多分、私がちょっと東山の園長に言ったら、最近テレビで放映していましたけど、多分建設はうちの方が早いでしょうから、そういうことも考えております。  とにかく教育とかそういうものは当然あってしかるべきなことでありながら、子供さんたち、または来園者があそこの動物園はおもしろいな、すごいなという驚きと感動と夢と迫力、その4点を今以上にやっていけば、東洋一の動物園になれると私は確信しておりますんで、そういうために、今後、皆さんに努力していただくように職員にお願いをしているところでございます。  それから、また生まれている動物はいろいろあるんですけど、昨年生まれたのはたんといまして、大体20から30生まれているんですけども、何から言っていいのかわかりませんが、日本で2園しかいないという動物がいます。それで繁殖したのはうちしかいないというがいます。ちょっと一度見ていただけるとわかるんですが、クロヒゲサキと言いまして、ちょっと概要でいいますと、アルカイダのビンラディンみたいなこういう格好したサルがいるんですけども、一回見たらもう忘れられない。これなどは日本で初めて繁殖しております。子供は小型サルのところにおります。レッサーパンダにつきましても、繁殖はしていますけど、ちょっとお母さんが、環境が不安でありまして、食殺をしてしまったという例があります。また、ピューマですね、ピューマの子供がかなり人気があって生まれているということも、昨年トラの子も生まれていますんで、かなり繁殖率につきましては、日本平動物園はかなりいいと。もし全部言いますと、たくさんいるもんですから、読み上げると大変ですので、(「結構です、もう」)そういう形で動物園を考えております。  最後に、先生の御質問の中でありましたけども、動物園というのは、やっぱりこれから多くのイベントを当然考えていきます。それから、夜の動物園、これも30周年記念のときに夜の動物園をやったことがあります。そのときに、応募ツアーでやったんですけど、かなり人気がありまして、応募してもやっぱり落ちこぼれましたという形で入園者増対策チームというものを園と協会と園の管理課、飼育課、それから飼育担当、管理担当、それから動物園協会の各プロジェクトチームが出まして、毎月1回ずつ、もうかれこれ7、8年やっております。それの入園者増対策会議というものを設けまして、こういうイベントを組んだらいい、こういうイベントを組んだらどうという形で、大体よその動物園がやっていることは大体うちが発祥してやっていると自負しております。 119 ◯白鳥委員 わかりました。  そのほかの交流ということで、他の動物園との交流ということについてはどうだったのかということ。たまたま千葉に行ったレッサーパンダが有名になってしまって、もったいないことをしたなというふうに感じてはいるんですけれども、その辺の交流事業についてはどんなふうな状況なのかということ。それから、小学生が参加しての交流事業といいますか、独自で行った事業というものは、どんなような形でもって進めているのか、その辺のところについてちょっとお聞かせください。 120 ◯大村日本平動物園長 他園との交流ですけども、まず第1に、動物の移動というものがあります。動物の移動は近親交配をなくすために、いろんな動物園と交流をして動物の交流をする。それと同じようにすると、人間も当然、飼育の技術を覚えなくちゃなりませんので、飼育担当者が現地へ行って交流する。例えばうちにいるジャガー、ピューマ、ハクトウワシ、それはオマハの動物園の方にうちの職員が行かせてもらって、そこで飼育交流をさせてもらっています。国内におきましても、全国の動物園の飼育技術研修会とか、中部ブロックの飼育技術研修会、それから繁殖の目的の種の保存会議というものがあります。そういう中で、独自に近隣の動物園とお互い動物の交流の中で、担当者が交流をし合って、またそれから園内のサイン等があります。それから、手づくりの看板等があります。そういうものについて、お互いこういうのがすごく人気があるよ、こういうものがすごくよくないなとか、いろんな賛否両論がありますんで、そういう意見交流をする場として職員がいろんな近隣の動物園、また実費で他の動物園に行ったりして研究をしております。  だから、かなり全国的にも交流というのは、大体どこの動物園にだれがいる、どれがいるということはほとんど飼育の職員が知っておりまして、それに伴って、いろいろな動物の勉強をして、飼育技術の継承をつないでいるというところでございます。それがないと動物の繁殖ということはできませんので、やっぱり必ずテクニックというものが必要になるかと思います。  それから、小学生等に実習というか交流、そういうものについては18年度ですけども、991人の交流を持ちました。回数にしますと大体17件、小学校1年生から小学校6年生までのうちの、やっぱり先ほど言いましたガイドツアーとは違う形の中で、団体さんにこういう交流をしてそこの学校に行ったりして、グッズを持ったり、行って、職員が理科の授業に行って、キリンと猛獣の頭骨を持って、草食獣と肉食獣の違いだとかそういうものを説明したり、また園に来てもらって、実際に動物の勉強をしてもらう、そういうような交流を大体やっております。約1,000人という方々でございます。 121 ◯白鳥委員 園長の答弁も大分魅力のある答弁になってきているなという感じがするもんですから、非常に期待しておりますんで、ぜひよろしくお願いいたします。  それから、303ページ、文化財保存についてちょっとお伺いをしたいと思います。  事前に文化財保存修理事業補助金について、ちょっと資料をいただきましたけれども、10件の国・県指定、市の指定有形文化財修理事業について助成を行ったということでありますが、私、本会議のときにもちょっと意見として言わせていただいたんですけれども、やっぱり文化財保存ということと、それから職人技術というものをいかにそれを生かして貴重な文化財を保存していくのか、これは表裏一体といいますか、そういうような形で進められていくべきものだというふうに感じております。文化財課としましては、国、県、市の指定文化財に対して一定の率の中で補助金を出しているよというお話かとは思いますけれども、そういった観点での考え方ということについても、文化財課としても持っていただくということが大切なことではないかなというふうに思っております。  まず、主なところで、どんなところの修理を行っているのか、その辺のところを2、3ちょっと上げていただきたい。私は資料をいただきましたけども、2、3上げていただきたいと思います。 122 ◯稲葉文化財課長 文化財の修理についてお答えいたします。  今、議員から御質問がありましたように、10件の補助事業を行ったわけですけども、一番大きなものでは久能山東照宮本殿等の修理事業、実際には建造物の塗りかえということで1億2,000万という大きな事業でございます。そのほかでいきますと、少し小さくなりますけども、清水区にあります霊山寺の仏像修理ということで63万円の補助を行っております。 123 ◯白鳥委員 そういった文化財を保存修復していく業者というのが定められて、そしてその業者の方にほとんどがそこの当事者の人から依頼をして、そして修復が行われていくというふうな形にはなっていると思うんですけれども、その辺の業者選定について、市の方としては何らかの意見といいますか、アドバイスといいますか、コメントというか、一つ一つの文化財の保存に対するそういった意向というものは、何か協議するような場所というのか提言というか、そういったものは何か行われているんですか。 124 ◯稲葉文化財課長 委員お尋ねの文化財の修理と伝統技術者についてお答えをいたします。  まず、業者の選定基準なんですが、先般の総括質問におきましても委員さんの方にお答えをいたしましたが、国においては、あらかじめ文化庁の承認を得た者というように規定をされております。県、市については特に明確なものはございませんが、実際行う際には国の基準を準用するというような形で行っているわけでございます。  先ほど、御質問がありましたように、18年度において10件の事業を行ったわけでございますけども、このうちで伝統技術が必要であったものというのは5件でございます。そのうち庭園の修理と表具修理、ふすま等の張りかえなんですが、この2件については、市内の業者に発注をされました。残りの3件についは、仏像であるとか石垣の修理でございまして、伝統技術を有する者は市内にいなかったものですから、市外の業者が実施をしたということでございます。  しかし、事業全体からいたしましても、伝統技術を必要としないようなものもございますので、できるだけ市内業者を活用していくよう、修理を実施する事業者、実際には文化財を所有している人ということになるわけですけども、この方々の理解をしていただくということに努めてまいりたいと考えております。 125 ◯白鳥委員 今、静岡市内にも、こういった文化財を保存するために必要とされる9業者の組合というのもあります。私も、それぞれの組合の皆さんとも随時お話をさせてもらっているんですけれども、皆さんが同じように言うのは、やはり今、いろんな部分で、例えば単価が下がっている、あるいは機械化が進んでいるということで、昔ながらのいわゆる技術職というものがだんだん薄くなってきているというお話をよく聞きます。その中で、その職人さんたちが言うのは、このままじゃ困るよと、そういった技術も残していきたいよという希望を強く持っている組合が多いです。  ということで、そういった組合の皆さんとも、そういった文化財を保存していくという話の中で、私もまた皆さんの意向を市の方にもお伝えしたいと思っておりますけれども、そういった意見交換といいますか、そういったものはぜひともやっていただきたいなというふうに思っておりますんで、その辺、考え方ちょっと一言言ってもらえませんか。 126 ◯稲葉文化財課長 先ほども答弁いたしましたように、市内の専門業者というのは非常に少ないという事実はございます。できるだけ皆さんと協議をする中で、いろんなものができるように会合等を開催させていただきたいと思います。 127 ◯白鳥委員 それじゃ、最後ですけども、体育振興費、スポーツ振興課の方にちょっとお伺いをしたいと思います。  まず、314ページに学校施設の開放事業ということで示されております。小学校、中学校ともに100%、全小中学校で学校開放が行われているということでありますけれども、学校開放をしたときのその管理というのは、今、どういうふうな体制で行っているんでしょうか。 128 ◯藤井スポーツ振興課長 その管理というものでございますけども、学校施設の開放事業については、市内の小中学校体育館、グラウンドでございますけども、あとは清水商業に武道場というのがございまして、そこも開放をしているんですけども、学校教育に支障のない範囲ということの中で、開放しております。また、利用調整については、静岡市立学校体育施設利用の実施要綱というものがございまして、それに基づきまして、各学校ごと地域住民で組織された学校施設の利用運営協議会というところで調整を行っております。 129 ◯白鳥委員 そうしますと、各学校の管理については各地域でそういった協議会をつくって、それでその協議会でもって管理運営をするよというような形になっているということですね。  ところが、それが現実の中では、多少問題が出てきていることがあります。と申しますのは、今、例えばママさんバレーというクラブが1つ組織をされるときには、昔でしたら、その地域に完結した形でもってメンバーをそろえて、そのチームを1つのチームとして設立されていたと、活動していたという状況があったものですから、割合、施設の利用ということについては、同じ地域に住んでいるということで非常にしやすかったというところがあるんですけれども、私たち、まちなかのチームなんかを見ますと、学区を越えて、地域を越えてチームが編成されているという状況がございます。  としますと、どうしてもその地域で活動をしている皆さんが優先をされてしまって、なかなか体育館の利用が難しくなっているというような現状が実はあります。そういうところで、若干、体育館が利用できない、そういうチームが生まれてきたりとかという現状が実はあるんですけれども、こういった状況に対しては、市としてはできるだけ地域に密着したチームについては、その学校の体育館を活用して利用するということができるような仕組みというのを少し考えていただきたいなというふうに思うんですけれども、その辺の考え方をちょっとお聞かせいただきたいと思うんです。 130 ◯藤井スポーツ振興課長 今、申し上げた協議会という中で、それぞれのニーズに合ったやり方というのがございまして、そういう中で調整をしていただいているわけですけども、今、委員おっしゃったように、中にはそういうことも聞くやにあります。  そういう中では、その都度協議会の方に私どもの方から一遍その辺の利用について、調整を広くやってほしいというようなことは申し上げております。 131 ◯白鳥委員 次に、体育館の関係なんですけれども、317ページ、施設の予約システムの管理経費ということで出ております。その上で、体育館費というのがそれぞれ示されているわけですけれども、昨年度の体育館の利用状況ということになりますけれども、各体育館の稼働状況というのはどんなふうな状況になっているんでしょうか、その辺をちょっと教えてください。人数というのは割合出ているんですけども、稼働状況というのをちょっと教えていただきたい。 132 ◯藤井スポーツ振興課長 今、委員、稼働状況ということで、利用状況も含めての分でよろしいですか。  現在、それぞれでございましょうか。いろいろ中央体育館ほか、先ほど申し上げた指定管理者制度の中で、体育館は主に静岡市体育協会、それからそのほかの部分でも、例えば日本平運動公園球技場だとかというところについては、静岡市の振興公社の方に委託してございまして、それぞれの部分から全体の人数と、例えば例をいいますと、中央体育館におきましては、利用者数が19万3,319人と、それぞれたくさんの施設がございまして、それらについて、もしよろしければ、後で資料提供させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 133 ◯白鳥委員 この体育館のことについても、実は先ほどと同じような事例がありまして、指定管理者として体育協会が指定管理者として今、運営に当たっているということですけれども、教室とか体育館のメーンホールといいますか、そういったものの事業というのが毎年毎年先んじて体育協会に所属をしているそういう団体がまず予定を埋めてしまうと。その後に一般のいろいろ活動されている皆さんがその体育館の使用状況を見計らって、あいているところを競争し合っているというふうな状況があるということを聞きました。じゃ、実際に、例えば体育協会に所属をされている某団体が、例えば武道室を利用されているというふうにはなっておりますけれども、実際にその当日に行きますと、実際には1,2の人がその武道場の隅で教室をやっているというふうな現状があると。実際にそのところを貸していただいたとするならば、もう少し有意義に活動したいですよと言っている団体がなかなか借りられなかったりとかという、ちょっとした違いがあるということを実はお聞きをしました。体育協会に所属をされている団体が開いている教室などの状況は、一体、今、どんなふうな状況になっているんでしょうか。 134 ◯藤井スポーツ振興課長 各教室の状況ということで、先ほど体育協会の主催しているとかございました。優先利用につきましては、まずもって、公的施設の場合は、公的団体は、私どもの市とかあるいは県とか、それぞれの部分で優先をしていただいた後に、各競技団体が全国規模の大会とか、そういう中で優先を次にしております。その後に、指定管理者である例えば体育協会とかが教室を行う場合には、それを優先して、その残りを一般利用の中で開放しているのが委員おっしゃるとおりでございますけども、そういう中でも、教室により参加者が多い少ないというのがございます。より多くの市民に利用していただくように、今後、内容プログラム等も踏まえまして、体育協会と協議をしていきたいというふうに思っています。  それから、教室の利用状況というものでございますけども、その体育協会だけの利用状況でよろしいでしょうか。その辺、先ほど申しましたように、すべてとなると、今、ちょっと手元にございませんので、後日またよろしくお願いします。 135 ◯白鳥委員 指定管理者を受けておられる体育協会、そして今までも地域のスポーツの振興のために尽力をしていただいてきた体育協会ですので、決してそれに対してそでにするような思いがあるわけではないんですけれども、実態として体育館という公共の施設が、実際の実態がちょっと大分変わってきてしまっているんではないかなと思うようなところが占有することによって、より活動をしたいと思っている人たちの施設利用が妨げになっているとするならば、これは困ったことだなというふうに思うんですね。だもんだから、その辺の精査をぜひ体育協会に要請をしていただきたいと思います。その上で、必要とする教室もあれば、これから募集をして、もう一度立て直していこうとする教室もあるかもしれませんけれども、その辺の状況を精査していただきたいなというふうに思います。幅広く利用できるような状況を検討していただきたいと思います。  それから、最後ですけども、サッカーのまち推進費ということで322ページにありますけれども、この活動を通して、特に今、清水エスパルスということに象徴的になるかもしれませんけれども、この成果というのはどんなふうにあったのか、その辺をちょっと教えてください。 136 ◯藤井スポーツ振興課長 サッカーのまち推進費の中での成果ということで、全体的な部分でございますけども、当然、私ども静岡市は清水エスパルスのホームタウンという中で、また全国高等学校選手権大会で好成績を上げているそれぞれ静岡学園、常葉橘あるいは清水東、清水商業、東海大翔洋とかいう高校や、小中学生の活躍もサッカーのまちとして全国から注目を集めているところでございます。このことはもう全国に先駆けて青少年育成に力を入れて、指導者を育てるとかいう部分の環境を整えることによりのし上がってきたと、こういう中では効果があったというふうに思っています。  また、これらを土壌としまして、もう御承知の全国少年少女草サッカー大会や各種大会を実施しておりまして、静岡市と清水エスパルス、静岡市サッカー協会によるホームタウン会議を月1回開催しているなど、事業展開あるいは情報交換に努めているところでございます。また、地元チームは上位にあるということを聞いておりますので、それらを含めてサッカー協会とも連携をとりながらやっていきたいというふうに思っています。 137 ◯白鳥委員 わかりました。  それで、実は、今、静岡地域の方でも静岡FCの立ち上げということで、今、市民グループでもって活動が行われていることは市の方でも御存じだと思います。これ、考え方によっては、清水エスパルスというサッカー団体に対していい効果を及ぼすのか、逆になってしまうのかという問題もあろうかとは思うですが、静岡でせっかく起こっているそういう市民サッカーチームを何とかこれを支援していくというふうなことも考えるべきなのではないかなと。単に旧清水にあったエスパルスだから、これを静岡地域にも根づかせたいという活動だけではなくて、静岡にもあるそういったこれからJ2、J1を目指そうとするチームに対しても何らかの対応というのが、今、必要なのではないのかなというふうに思っているんですが、その辺の交流というか意見交換とかというふうな取り組みというのは、何らか行われておりますか。 138 ◯藤井スポーツ振興課長 先ほど後半の答弁でさせていただきました。多分、静岡FCだとかいうチームがそういう上位リーグに上がってくるという中では、当然、オール静岡の中で考えてまいりたいというふうに思っています。 139 ◯白鳥委員 政令市静岡に静岡地域のサッカーチームと清水地域のサッカーチームと、これらがJ1で1位、2位を独占するというのを夢見たいというふうに思っておりますんで、ぜひ静岡地域のサッカーチームについても強力な御支援と御協力をいただきたいなと思います。 140 ◯中山委員長 ほかに質疑ありますか。 141 ◯望月委員 それじゃ、少しやります。  歳入の中で不納欠損にかかわるところは墓地の使用料ですか、手数料ですけども、現実的にこれは今までに比べて、この不納欠損、毎年どんな変化をしているのか。これはある程度この不納欠損をなくせるということが可能かどうかということについて聞きたいと思います。 142 ◯小野田市民生活課長 不納欠損につきましては、名義人が死亡してその承継者ですか、その者が居所不明になったりとかという部分もあります。そういった中で、不納欠損につきましては、調定額全体の1%でありまして、徴収には努力しているということは御理解をいただきたいと思います。  それで、推移なんですが、今年度70万ぐらいあるわけですが、それにつきましては、来年もほぼ今年度と同等のような形のものがありまして、その前の年におきましても、大体同じような金額が推移しているという状況でございます。 143 ◯望月委員 対策をできるだけとって、しっかり努力してもらいたいと思いますけども。  2つ目、区民懇話会、先ほどちょっと話がありましたんですが、やっぱり区の区民意識を高めていくという意味でいきますと、提言書というのは非常に軽く考えていては困ると。ですから、やっぱりソフトの部分、みずからができるものは、やっぱり提言した皆さんが頑張ると。しかし、まちづくりの部分でやっぱり所管課がかかわる部分というのは、そこのところに伝えたようではやっぱりいけないと。ですから、しっかりその区民の皆さん方が懇話会をやって、自分たちのまちづくりをこうしようということでやったのをやっぱりしっかり実現化させていくという部分の窓口になっているはずなんですよね。ですから、そういう実現化に向けたプロセスと、それから、それをバックさせる。  やっぱり区民懇話会の皆さん方が幾らやったって、やらないじゃないかという声が必ずまた出てくるということになり得るですよね。区の魅力づくりなんていうのは声だけになっちゃって、提言だけするということで終わっちゃいけないと。ですから、そういうプロセスと、それからいわゆるバックさせるというようなことをしっかりとやっていくということをちゃんと定着化させていく努力をしていかないと、各所管にまたがるから大変だけども、そういうのはやっぱり市役所全体がそういう意識を持たないと、区民懇話会の位置づけというのは、非常に寂しいものになるということがあるんで、その辺について考えを聞かせてください。 144 ◯三宅区政課長 区民懇話会の提言の反映ということで、先ほどもちょっとお話をさせていただきましたが、今回、その反映のためにも、区における総合的な行政運営の推進に関する規定というものの運用の中で、区民の要望とか意見・提言があったものについては、様式にのっとってその関係する局には必ず伝えると。伝えるだけではなくて、その提案に対する区役所の意見を踏まえまして、その局がどう対応するかというものの返事をいただくことになっております。そういう形で運用をしております。 145 ◯小野田市民生活課長 一部訂正させていただきます。  先ほど不納欠損70万とかと言いましたが、38万3,370円でございます。どうも済みませんでした。 146 ◯望月委員 本当に区民の皆さんの意識を高めるために、やっぱりそういうしっかりした意識と、庁内全体がそういう意識を持っていないと、実現性というものはなかなか、やったけどできないというようなことに終わりかねないんで、そういうフォローとか、じゃ、どうしたらそれができるんだということを、やっぱりみんなが持ち合わせないと動かないよ。そのために努力してもらいたいなと思います。  それじゃ、済みません。いろいろ体育施設の関係ありましたね。今、結構、例えば東京とかいろいろなところから大学の皆さんが夏休みとか春休みとかにサッカーをやりたいと。だけど、もう全部施設は押さえられちゃっているよと。もっと、やっぱりシティセールスとか静岡市を売るとか、静岡に行けばサッカーができるんだと。市民の立場もあるよ。市民の立場もあるけども、よそからここ静岡に来てサッカーやりたいと、そういう人たちの場面をつくってやることをやっぱり考えてあげないと。そういうためには、企業の持っているグラウンドとかいろいろな施設を全部チェックしたり、そんな中で活用とか、どういう期間は、企業は、多分土日は使いますよ。だから、月曜日から金曜日とか、そういうのをやっぱり市が事前に言って、そこをどういう形だったら使用が可能かとか、そういうことがよそからのおもてなしというか、よそから来る人たちにも使っていただくと。ぜひ来てください、静岡に来ればこういうことができますよというのを発信するために、体育施設を市民だけが使うんじゃなくて、やっぱり外から来るお客さんにもぜひ使ってくれと、使いやすいところだと、静岡市は。そういうようなこともぜひ力を入れてもらいたいんで、静岡市内にある民間か何かの施設をチェックする必要がある。そうすると、必ずそこには使えるところが出てくる。どうでしょうか。 147 ◯藤井スポーツ振興課長 今、望月委員言われたとおり、シティセールスを前面に出しながらそういうところの活用も考えていきたいというふうに思いますんで、よろしくお願いします。 148 ◯望月委員 国際推進事業ですけども、多分やっぱり同じことが言えると思うんですよ。やっている仕事というのは、確かにここに書いてあります。一生懸命頑張っていると思います。  やっぱり戦略というのが、国際化の戦略というのは、いわゆる推進計画というのを立ててありますよね。ネットワーク化されていないというか、自分たちのところは自分たちの国際化の推進事業をやっているけど、実際にはいろいろな国際にかかわっている人たちがすごい大勢いると思うんですよね。あるいは現地法人をつくって、現地法人の皆さん方は必ず定期的にこっちに帰ってくる、あるいは定期的に人事異動で行く。あれ、どこに今、じゃ、実際に皆さんが、今、静岡市にある企業がどこに海外に現地法人を持っているか、出張所を持っているか、事務所を持っているか、わかりますか。そういうのを含めたものをネットワーク化させていけば必ず戦略が出てくる。だから、やっぱりそういう意味で、企業あるいは社団法人とか、あるいは企業の出張所、現地法人、あるいは観光業者というものも東南アジアには僕はあるんじゃないのかなと思うですけども、そういうネットワーク、かかわりを全部調べていくと、次の取り組みというのが僕はわかってくるんじゃないんかなと思うんですけども、そういうのは現実的に静岡でわかっているかというと、僕はそれをわかってないんじゃないかなと思うんですよ。  ですから、僕はそういうところに踏み込んでいくことが、やっぱり戦略になっていくんじゃないかなと思うんですよ。ですから、こういうことをやっていますよとか、一般のことを計画立ててやっている。だから、その次に一歩進むためにはどうするんだというときに、やっぱりそういうところに踏み込んだチェックをして、それをネットワーク化させるというようなところに結びつけていくということがすごい大切だと思うんですよ。どうでしょうか。 149 ◯平岩国際課長 おっしゃられるとおり、現在のところ、そういったネットワークと、それから世界のあちこちにいる静岡の企業、法人さんの現地の状況というのを具体的には把握していないところがあります。今後、十分検討していきたいというふうに思います。 150 ◯西ヶ谷委員 それでは、私の方からも数点、聞いておきたいというふうに思います。  1つは、39ページですが、大分かち合っていますから、重複しないようにしますので、市民活動センターの関係でありますが、10月1日にオープンすると。19年4月1日から条例が施行されたわけでありますけれども、市民活動の促進の条例でしたか、されているわけでありますが、ここの市民活動センターの実績については、先ほどお話がありました。私もそういう点では、ここの市民活動センターNPOの清水ネットが指定管理を受けた点もありまして、どういう活動の広がりをつくり上げるかということが後の行政にとって非常に大きな影響を与えるのではないかというように見ているわけでありますが、改めて評価と、それから今後についての課としての考え方といいますか、この辺について触れてみていただきたいと思います。 151 ◯小野田市民生活課長 評価につきましては、市民活動のセンターの評価ということでよろしいでしょうか。市民活動センターが指定管理者として施設運用を行うことで専門性が高まったという評価をしております。  それから、当然、利用者もふえて広く利用されているようになっておりますので、当施設も広く新しくなりましたので、利用者の反応もいいということで、新しくできたことの評価はそういったことで、今後のNPOの活動する団体の育成、そういったものが図られていくというように思っております。  それから、今後につきましても、ここにおいては、自主活動、自主講座等を開催していただきまして、この市民NPO活動を今後もますます活発化がいくような講座を展開しながら、逆に、ここの指定管理者の指導のもとにそういった展開が図っていければというように思っております。  それから、今後につきましては、先ほども活動の、いろんな活動をしておりますので、ここではパートナーという情報誌も発行しております。それから、先ほども説明したように、FMしみずの方でも放送いたしまして、そのNPO活動の促進には努めているところでございます。 152 ◯西ヶ谷委員 ぜひ今後の全市的な取り組みの中で、清水の活動センターの活動の広がりといいますか、それを生かしていただいて、さらに発展させていっていただきたいというふうに思うんですが、ここの施設は、再開発ビルのフロアを買収してつくったというような点で、もともと清水のJR駅前にあったあれの施設も銀行の跡なんですが、そこでの活動の実績を踏まえて、どういう施設にするかという点については、もちろん検討をされていなくてやられているということもありますので、いろいろ不自由をされているわけであります。あそこでの維持管理費とか、それから、例えば修繕をしなくてはならない場合については、当然市の方が担当するというふうに見ているわけですが、それはそういうことでいいですよね。 153 ◯小野田市民生活課長 修繕につきましては、そういった費用の負担があった場合には、新たな負担として当課の方でやる形になろうかと思います。
    154 ◯西ヶ谷委員 ちょうど1周年、建って1周年の取り組みもやられているようでありまして、あそこ駐車場が9区画ですか、ありまして、そのほかにもあるんですけれども、他を利用している人たちと、来た人たちが使ってしまうというようなことが起きまして、役員の皆さん方が大変頭を下げて努力をされているようであります。1周年のときには他を臨時的に借りて行われたというようなことにもなっているわけですけれども、そういう駐車場の問題やら、それから、2カ所だか3カ所雨漏りもするというような話なども出ているわけです。そういうような点では、ぜひ改めてそういう点について調査をしていただいて、対応していく必要があるというように思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 155 ◯小野田市民生活課長 駐車場につきましては、この台数というのは9台確保してあるわけですが、これは活動の準備等に一時的に利用するという形で用意したものでありまして、この近辺には公共の駐車場もあります。そういったことで、民間の駐車場もありますので、基本的にはここを利用する場合には公共機関を利用するという形でお願いをしているところでございまして、そこは御了解をいただきたいというように思っています。  それから、雨漏りにつきまして、今、お話がありましたが、確かに2回ほど雨漏りがあったというようなことは聞いております。これにつきましては、管理組合の方を通しまして、工事施工者に依頼をしまして、当然のことながら、無料にて修繕をすべて完了しているところでございます。 156 ◯西ヶ谷委員 ぜひそういうようなことで、駐車場の問題は非常に苦労しているようでありますので、できれだけ対応していっていただきたいなというようなことでお願いをしておきます。  同じく39ページで、区政課の関係でありますが、蒲原地区は、いわゆる複雑な経過を踏まえて合併して1年たつわけであります。そういう点では、非常に不安といいますか、住民の皆さんからはいろいろな声が出ているわけでありますが、この地域審議会という点では、大変大きな役割は担っていくわけですよね。そういう点で、10回行われて、市民センターですか、などの基本計画の構想を取りまとめたというようなお話でありますけれども、この間行われました10回分の中での各委員からのそのほかの意見といいますか要望といいますか、そういうものはどういうものなどが出ているのかをぜひお願いをしたいというように思います。 157 ◯三宅区政課長 蒲原地域審議会は、確かに合併建設計画、静岡市と蒲原町との合併に際しまして、策定されました合併建設計画の執行状況を主な審議事項としております。したがいまして、その主要事業の1つであります蒲原地区市民センターの建設というものを昨年度、18年度は集中的に審議を行いました。昨年度10回地域審議会を開催いたしましたが、そのうち5回がこの蒲原地区市民センターについての審議でございます。あとは初回は委員の委嘱とかという説明とかございまして、そのほかにも意見としまして、やはり合併建設計画へ全部で大きな部分で31の事業がございますので、蒲原地区市民センター以外の部分につきましても、御質問とか審議もいただきました。担当課からの状況の説明もさせていただきました。それに対しての委員からの御意見もいただいたところであります。  18年度の状況は以上でございます。 158 ◯西ヶ谷委員 この地域審議会の問題は、これから由比ということになるわけですが、由比はつくらないというような方向のようですけれども、私、とりわけ合併して市域が大変広くなりましたし、その中には当然もと自治体ごとにはあるわけです。そういうような点で、全国的にも、この前本会議でも発言がありましたが、地域自治という問題が非常に大事になってくるのではないかなというふうに私自身も思うんですが、そういう点では、審議会はどういうふうに発展させていくかという問題などが非常に大きい討論になるんではないかなというふうに思うんですね。本会議などで自民党さんの方から上越の経験といいますか、取り組みなどがお話しありまして、私も個人的にもシンポジウムなどに行ってきたわけでありますけれども、あそこは公選制でやっているんですよね。というようなことで、大変全国的にも注目されているわけでありますけれども、蒲原などをやってきていて、担当課の方では将来も含めて、どういうふうに考えていられるのかなというようなことについて聞いておきたいというふうに思います。 159 ◯三宅区政課長 蒲原の地域審議会につきましては、市町村の合併の特例に関する法律に基づきまして設置したものでございます。したがいまして、やはり地域審議会としての役割とか諮問事項とかそういうものはもう定まっておりますので、その中で市民に御審議いただいてという形になろうかと思います。 160 ◯西ヶ谷委員 大変形式的な答弁でありましたけれども、そういうような点では、研究課題としてもぜひ取り上げていただいて、検討していっていただきたいなというように思っております。  それから次に、46ページなんですが、これ、私、初めて聞くわけですけども、品質表示等にかかわる調査立入検査の件で数字的に上げられておりますけれども、最近、中国から輸入されたものなどに大変危険な物質があって、注目をされているわけでありますけれども、ここで具体的な調査及び立入検査などについて少し触れてみていただけますか。 161 ◯青島消費生活センター所長 品質表示に係ります調査と立入検査の実態ということでございますが、法に定められました正しい表示がされているかどうか立入検査をいたしまして、違反品につきましては、必要な指導を行うということが県から権限移譲されております。46ページに三法が記載されておりますけれども、消費生活用製品安全法の立入検査でございますが、消費者の生命、身体の危害発生予防のために、消費生活用製品のうち特定製品、特別特定製品の6品目が指定されております。その6品目に対してPSCという安全マーク、そのマークをつけることが義務づけられております。その6品目と申し上げますのは、家庭用の圧力なべ、乗車用のヘルメット、登山用のロープ、幼児用のベッド、レーザーポインター、ジェット噴流バスが指定されております。平成18年度、そのうち約510点を検査いたしました。違反品につきましては、ヘルメットが63個ありまして、圧力なべが2個ありました。違反品につきましては、撤去の指導とか非売品の表示の指導をいたしまして、県に報告いたしました。県は国に報告しております。  次の家庭用品品質表示法の立入検査でございますが、家庭で使用する商品で品質とか使用方法が注意を要するものにつきましては、その表示を義務づけております。繊維製品と合成樹脂製品と雑貨工芸品90品目のうち、立入検査はそのうち1品ずつ選びまして実施いたします。平成18年度はふろしきとお盆と魔法瓶を304点検査いたしました。違反品につきましては、耐熱温度などの表示がなかったお盆が78点、そして使用上の注意の表示がなかった魔法瓶が4点ありました。違反品につきましては、店長に法の趣旨を説明いたしまして、撤去と適正な品物を仕入れるように指導をいたしまして県に報告いたしました。  そして、最後の電気用品安全法の立入検査でございますけれども、法で定められました電気製品にPSEという安全マークをつけることが義務づけられております。毎年、国から検査品目の指示がございまして、平成18年度は電気ストーブ、電気食器洗い乾燥機、アダプターが指定されました。そして、36店舗に伺いまして、14個立入検査して違反品はありませんでした。36店舗で14個というとちょっと数がおかしいんですが、店舗数に比べて検査個数が少ないというのは、電気の小売店につきましては、このごろカタログ販売が多くなっておりまして、店舗で展示するものが少なくなっておりますので、ちょうど検査項目のものがなかったということと、あとアダプターなんですけれども、パソコンとかそういうものとセットで売られるものがあるもんですから、単体の検査はできなかったということで店舗数に比べて検査個数が少ないという状況になっております。 162 ◯西ヶ谷委員 そうしますと、今のお話でいきますと、市はやれる範囲といいますか、それは危険が発見できた場合でも撤去と、それから県への報告という範疇しかできないというように理解しておいていいですか。 163 ◯青島消費生活センター所長 県から権限が移譲されておりますのは、委員がおっしゃいましたように、立入検査をして必要な指導を行うということになっておりますので、違反品につきまして、撤去の指導とか非売品の表示の指導、または家庭用品品質法につきましては、悪質な場合につきましては、指示をしまして、再度検査いたしまして、指示に従わない場合は、公表まで市の権限となっておりますけれども、県といろいろ話し合いをしながら進めていくということになっております。 164 ◯西ヶ谷委員 わかりました。  あとスポーツ施設の関係で1、2質問させていただきます。  1つは、ページ数が316ページ、清水の庵原球場の関係でありますけれども、ちょうどオープンして3年たつのかな、17年からオープンをされまして、ここでは17年と18年の利用者数が書いてありまして、大体1.57倍いうぐらいになっているというようなことであります。あそこの地は大変すばらしい場所で、私がそういうことを言うのもおかしいんですが、学校を建てるとか、病院を持ってくるとかいう話がありまして、最終的には球場にまとめたということなんですが、大変な利用の伸びになって、19年はさらに伸びているのかなというふうに思うんですが、その辺の実績、評価、その辺あたりはどういうふうに見ていらっしゃるのか、ちょっとお聞きします。 165 ◯藤井スポーツ振興課長 今、委員おっしゃった利用実態的なものでございますけども、平成17年7月に開設以来、この野球場は高校野球を初めいろんな大会が開催されまして、土日を初め祝祭日は空きのない状況でございます。また、平日においても定期的な野球教室や学童・中高校チームの練習、また夜間は社会人チームの利用が多くなってきております。さらに、施設設備、グラウンド整備の評判もいいことが、シーズンオフの2月中旬から3月上旬にかけて社会人チームあるいは大学チームのキャンプ地として利用されているのが現状でございます。そんな中で、先ほど資料にございましたとおり順調に推移しております。 166 ◯西ヶ谷委員 順調に推移しているというような点で、大いに使われてもらうことが大事になるわけでありますが、それと裏腹な関係で出てくる問題としては、周辺に与える影響といいますか、必ずスポーツ施設の活用が進んでいくと起きてくるわけでありますけども、たまたまこの前、東海4県の高校の大会がありまして、大変周辺からも集中をしたというような点もありまして、あれ、向かいの畑総の中にあります市道の庵原杉山線ですか、というようなところも含めて、車が埋まるというような状況も起きているわけです。ある面ですばらしい試合が見れたということで感動をするわけですが、そういう事態が起きているわけですけども、そういう点で、車の対策並びに交通対策というのが非常に大きな地元としては課題になっていますし、何とかならないのかなということもありまして、そういう点で苦労されて、入れかえをスムーズにやるように職員の皆さん、振興公社も努力をされているようであります。その辺についてはどういうふうに考えられているのか、少し明らかにしていただきたいというように思います。 167 ◯藤井スポーツ振興課長 車の対策ということでございますが、委員おっしゃるとおり、駐車場につきましては、大会規模によっては非常に臨時の駐車場を確保するのに大変ということのものが現状でございます。  その対策の1つ目といたしましては、市の管理する周辺の用地ほか、近隣企業、例を挙げますと、高校野球のときですけども、鶴舞の沖電気の駐車場を借りたりとか、そういう部分で非常に駐車場の部分については、苦慮しているところでございます。そんな中でも、公共交通機関の御利用も事前に主催者にお願いをして対応しているところでございます。 168 ◯西ヶ谷委員 あそこはある意味で仮のオープンということで、地権者の協力という点でまだ100%いっていない状況もありまして、仮のオープンというような形で私は言ったわけでありますけれども、その点での取り組みや、基本計画との関係というようなことを含めて、今後、やっぱりそのままにするのではなくて、具体的に当初の計画を文字どおり実施をするというような方向で努力をするのかどうか打ち出していく必要があるというふうに思うんですが、その辺はどうでしょうかね。 169 ◯藤井スポーツ振興課長 今、当初の計画という中で、第2庵原球場の第2期工事と言っているわけでございます、仮称ですね。そういう中で、検討をしてまいりたいと考えております。 170 ◯西ヶ谷委員 ぜひ、そういう点でよろしくお願いします。  最後に1点だけ聞いておきますけども、さきにありました日本平球技場のこの大型映像の表示板の問題ですが、1点だけですが、その従来のやつがありますよね。この間の議論を見てみると、たしかスポーツ振興課長の答弁として、主催者が要望すれば、それも使っていくというようなことを言ったような、多分議事録で見た感じもするわけでありますけども、今どうなっているのかということと、あれを使うにしても使わないにしても、メンテナンスが必ずかかっていくわけですね。その辺についての実態を少しお話をしておいていただきたいというように思います。 171 ◯藤井スポーツ振興課長 現状の、古いというんですか、従前の大型映像装置でございますけども、現在は、御承知のように未来へ羽ばたくスポーツのまちとかいうような部分で、使用はしておりません。  今後におきましては、広告看板の掲載場所の使用や、あるいは観客の皆さんからも2機目をというような声も聞いておりますので、今後、そういう中で、いずれにしましても来場者から非常に見やすい場所ではございますので、有効活用を検討してまいりたいと考えております。 172 ◯中山委員長 以上で質疑を打ち切ります。  次に、認定第4号及び第7号に対する要望・意見がありましたらお願いします。 173 ◯青木委員 認定議案2件には賛成をいたします。その中で、少し意見と要望を述べさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、市民生活課なんですけど、先ほどもちょっと意見も述べておいたように思いますけど、区の魅力づくり事業についてということで大変私はいい事業だと思っております。区のイメージアップを図るためにということで、いろんな面で市民啓発が私は必要だと思っております。特に3区のイメージカラーやロゴマークの制定ということもやられてきて、これも非常に市民もそういった意味では、しっかり植えつけられてきたということと、またあわせて、スペシャリストから、水鳥さんもそうですけど、ことしに入ってきても、技能オリンピックが静岡県でも行われたりした中で、金メダルを静岡市でも取得したとか、そういった方もおりますし、そういったスペシャリストなんかは、なんかはなんて言葉はいけないんですけど、スペシャリストの皆さん等は皆さんにも知ってもらうということで、やはりいろんな形で、そのビデオやパネルはもちろんしかり、こうした区役所なんかにも垂れ幕を出してあげるとか、そういったことも私は必要じゃないかなと思います。  それから、いろんなところで、今、11月、12月ころはイルミネーション花盛りですけど、区のやっぱり特徴イメージを、個性をしっかり打ち出す、ああいったことも非常に必要じゃないかなと思っていますし、ぜひ積極的にこれからの取り組みをお願いしたいと思います。  それから、これは文化振興ということになるんですけど、市民文化会館のことでいろんな意見が出て、また清水につきましては新しい文化会館も建設されるということで、今後のことがいろいろ期待が大きいわけですけど、何はともあれ、清水の文化会館はまだ4年くらいあるということで、もうその利用率が非常に落ちちゃっているように私は思っておりますし、この辺の取り組みはやはりどんな対応がいいかというのは、いろんな角度からやっぱり分析していただいて、たとえ残された4年間であっても、利用効率がもっと上がるように努力、対応をしていただきたいように思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、スポーツ振興につきましては、質疑の中でも大変多くの意見も出ておるんですけど、まず、スポーツの施設です。一市民一スポーツだということでいろんな施策が施されておりますけど、スポーツの施設につきましては、たくさんの競技種目があって、今はほとんど充足をしているのは、恐らくサッカー界だけだと思います。ほかのスポーツ競技種目の皆さんからもいろんな声が聞かれる中で、種目によってはやはりここで全国大会イベントくらいできるような競技場、球技場をつくってほしいよとかいろんな声がたくさん出てきております。そんなことをぜひ酌んでいただいて、競技種目ごとに一体何を一番求めておるかとか、そういった分析をしながら施設の充実を目指してほしいと思います。  それから、特にいろんな面で言われておりますけど、施設だけじゃなくて、一市民一スポーツというと、また地域スポーツということが非常に大事で、県の方もそれなりの熱意を示しておりますけど、なかなかやっぱり施設も伴わないことから始まって、思うようには私は進んでいないように受けとめております。特に軽スポーツの日でも高齢化社会を迎えてきた中で、非常に盛んになってきておるんですけど、グランドゴルフ等はどこでもそうですけども、あのくらいの年代になると毎日でもやりたいんだけど、そうしたグラウンドがないと、悲しいことに。そういった施設の整備もぜひお願いしたいという声が強いもんですから、その辺についても積極的な展開で施設整備をしていってほしいように思います。  以上、大まかに3つ要望・意見等を申し上げさせていただいて、今回すべての議案には賛成をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 174 ◯望月委員 静政会の方も両案とも賛成の立場で。  先ほども質問もさせていただいた中で述べさせていただきましたが、区民懇話会の提言については、本当にその提言そのものは地域の思い、区の思いというものを集約されていると思いますので、ぜひその辺の実現に向けて体制というかフォローとか、いろんなとこを含めて、区民の意識が高揚するような形づくりをしっかり全庁的に、区民懇話会のあり方も意識しながらぜひ取り組んでいただきたいというように思います。  それから、2つ目は、国際化の関係でありますけども、それぞれの所管が国際化で頑張っておられるとは思いますけども、いろいろな要素というものをしっかりもう少し見詰めていただいて、大学の交流もあるだろうし、企業の交流もあるだろうし、現地法人もあるだろうし、あるいは観光にかかわる部分でもあるだろうし、現在やっているポートセールスもあるだろうし、そうしたものをもう少し1つの面の中に出して、それをネットワーク、どうしていったら戦略として浮かんでくるかということをやっていかないと、それぞれがそれぞれでやっているに終わってしまってしまうんだろうかというような心配もあります。  そんな意味で、いよいよこれから国際化という時代の中で、ぜひいま一度、そんな静岡市と国際化のかかわり方をしっかり見詰めて、ネットワーク化に向けての努力をしていただければというように思います。  3点目は、体育施設も、また文化施設も同じことが言えると思いますけども、市民の皆さんができるだけ利用がしやすいということと同時に、やっぱりそれを使って全国の皆さんにここに来ていただくという戦略、あるいは学校の施設とか企業の施設とか、いろんな体育・文化の施設ももう少し総ざらいをして、その中で総合的にスポーツ・文化を高めていくという、そういう努力をやっぱりしていく調査とか、あるいは組み合わせとか、そんなことにも目を向けてぜひやっていただければと思います。  最後に、これは自民党さんが言うかなと思ったんですけども、言わなかったもんですから。  渡船費の関係は、繁田委員が言いました。現実にちょっと見ますと、2,358万円かかっていて6,328人が渡航されているよというと、1人当たり3,700円ぐらいかかっているんですよね。大体バスで行くと月100円ぐらいの距離じゃないかなと思うんです、渡航をバスとかえるとね。それも合併からいろいろなことがかかわってきて今日があるということも、まず大前提にありますので、やっぱり関係する皆さんで今のサービスを落とさないという中で経費をどう節減できるかというようなことを含めて考える時期に来ているんではないかな。ですから、そういう措置をそごにしないで、そうしたものをしっかり見詰めて、サービスを低下させないで経費もできるだけ節約するような努力というのが今、求められているのかなというように思いますので、そんなことをつけ加えながら意見にかえさせていただきますので、よろしくお願いします。 175 ◯岩ヶ谷委員 皆さんそれぞれ意見を述べていただきましたんで、私は2点ほどお願いしたいと思います。  先ほどからの市民文化会館の出入り口の問題を話をさせていただきましたけども、運用上の対応で処理をしていきたいというような願望の中で、何とか考えたいよということも言っておりました。確かに入り口の方は一方で結構でしょうし、出口の方が2つあればどうかなということが前々から言われてきたことですので、これについてはぜひ要望・意見として強く主張をさせていただきたいと、このように思います。  いま1点は、先ほどから話になっていますところの亀澤委員等から話があった路上喫煙の問題ですけども、これについては周知が非常に厳しい状況にあると、これからは観光スポットのポスター等にも入れていくよということでしたので、この努力をぜひとも無にならないように頑張っていただき、路上でもって歩く人たちが喫煙によってやけどをするとか、または危険な状況に遭うということが少なくなるように、指定範囲の拡大をさらにお願いをしておきたいと思います。  今回の上程のものについて賛成をいたします。 176 ◯白鳥委員 民主市民会議といたしまして、2つの議案について賛成をいたします。  意見・要望ということなんですけれども、先ほど質問の中でちょっと言わせていただいたことの重複になってしまいますけれども、まず、自治会の活動についてのこの仕事の内容について、もう一度市の方から出ている仕事、それから市以外の関連団体から出ているその依頼といいますかの内容、これを精査していただきたい。それから、書類についても簡素化に向けてちょっと検討していただきたいと思います。  それから、消費者の苦情相談のことについてですけれども、先ほどポスターという件も言いましたけども、これは市の職員をかたっての対応ということだけではなくて、全体の中の1つでもいいですから、そのことも含めた形での表示といいますか、何らかの意思表示をしていただくような形のものをつくっていただいて、そして、いろんなところに展示をしていただくというふうな努力をしていただきたいなと思います。  それから、動物園に関係することですけれども、魅力づくりについていろんな事業を展開されて、そして今後、新しい施設の整備も行われていくということの中で、ソフト的な面についても、やはり魅力あるそういった動物園のあり方ということについても検討をしていただいて、そして努力をしていただきたいというふうに思います。  それから、文化財の保存の関係なんですけれども、先ほども言わせていただきましたけれども、市内の職人さんの関係する組合というのがありますので、そちらの方とも意見交換をしながら、保存に向けては、やっぱり静岡の職人さんによる保存ということについても、ぜひ文化財課としてもかかわっていただいて、そしてその方向で検討を進めていただきたいなと思います。  それから、体育館等の体育施設の関係なんですけれども、今、利用されている状況をもう一度把握をしていただいて、そして精査をしていただいて、その中で改善できることというのが見出せると思いますし、また体育館の方にも利用者の皆さんからの要望というのがあると思いますので、その辺をもう一度真摯に受けとめていただいて、公平な利用の方法を検討していただきたいというふうに思います。  それから、静岡FCの支援の話をさせていただきましたけれども、今、三浦泰年さんですか、かかわって少し今やっておられると。将来的にはどうなるかわかりませんけれども、あの三浦兄弟というのも1つの財産だと思いますので、そのような形になれればいいのかなとは思っていますが、そうなるかどうかわかりませんけれども、どちらにいたしましても、静岡地域におけるチームの育成という意味においても、ぜひとも市の方も支援をしていただきたい、そのことをお願いいたします。 177 ◯西ヶ谷委員 私も賛成しておきます。  それから、2つの点でありますが、1つは三池平問題であります。これはうがった見方かもしれませんが、三池平の整備という問題は、合併の経緯の中でおくれてきているように私は受けとめています。そういうような点では、ぜひ文化財課を中心に整備という点で強力に推進をしていっていただきたいなということが1点であります。  もう1つは、清水の文化会館の問題でありますが、極めてその利用率が低いという話が出ております。夢のない話、明るさのない話ばかりでありましたけれども、私はそういう点ではもう少し、例えば土日はどうなっているのかということなどもしっかり見て分析をしていただいて、行政としてやっぱり利用率を高めるということは一つの大切な取り組みであるわけでありますので、文化財団が指定管理をされているという点もありますので、しっかりその辺は協議をしていただいて、利用率を高めるということは、やっぱりそれとしてやらなくてはならない仕事であるということだというふうに思いますので、私たちも応援することはもちろんでありますが、そういう点でぜひ取り組んでいっていただきたいということをお願いしておきます。 178 ◯中山委員長 要望・意見を打ち切ります。  次に、討論及び採決に移りますけれども、認定第4号中所管分については、あすの環境局所管分と合わせて行います。  認定第7号に対する討論がありましたらお願いします。                  〔「なし」〕 179 ◯中山委員長 討論を打ち切ります。  これより、認定第7号を採決します。  本件は、認定することに御異議ありませんか。                 〔「異議なし」〕 180 ◯中山委員長 御異議ないものと認め、議案第7号は認定すべきものと決定しました。 ──────────────────────────────────────── 181 ◯中山委員長 以上で、議案の審査を終了します。  次に、報告事項に移ります。三保の松原の倒木に関する訴訟への補助参加について、当局からの報告をお願いいたします。 182 ◯稲葉文化財課長 三保の松原の倒木に関する訴訟への補助参加について御報告いたします。  この訴訟の原告は、清水区三保、羽衣ホテル遠藤良一氏外1名で、被告は隣地に居住する中井清文氏であります。  まず、訴訟の概要ですが、平成19年4月20日、原告である羽衣ホテルの敷地内の松が隣地に倒れ、中井氏宅の門扉等を損傷したことについて、修理を求められた羽衣ホテルが事故に損害賠償義務はないとして、債務不存在確認請求を起こしました。これに対しまして、隣地の中井氏が損害賠償請求を起こしたものでございます。  訴訟の中で、原告である羽衣ホテルは、倒木した松の管理責任は名勝地の管理団体である静岡市にあり、損害賠償責任は静岡市が負うものであると主張して、平成19年8月31日、本市に対し本件訴訟に参加するよう訴訟告知がありました。  補助参加する理由といたしましては、門扉賠償責任は本市が負うものではなく、倒木した松の所有者である羽衣ホテル側にあると主張するためのものであります。  したがいまして、本市は被告である中井氏を補助するため、本件訴訟に参加することといたします。  今後の推移等につきましては、随時御報告させていただきます。 183 ◯中山委員長 ただいまの報告に対し質問はありませんか。                  〔「なし」〕 184 ◯中山委員長 質問を打ち切ります。 ──────────────────────────────────────── 185 ◯中山委員長 以上で、本日の生活文化環境委員会を閉会します。                 午後3時41分散会 ────────────────────────────────────────   生活文化環境委員長 中山道晴 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...