大田市議会 2017-12-11
平成29年第 5回定例会(第4日12月11日)
○
政策企画部長(原田 修) 再交付は可能でございます。再交付に係る経費については、現在、国のほうに照会をしております。今あるお持ちのカードの裏書で対応も可能だというふうに、裏書は市役所のほうで行います。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
ほかにありませんか。
13番、大西 修議員。
○13番(大西 修)
補正予算の
説明資料の11番でございます。
仁摩老人福祉センターの
びしゃもん浴場の
レジオネラ菌の対策のために
追加措置を講じるというただし書きがありますが、これは、一遍消毒すれば解決するものではないのでしょうか。どういう理由でこの
追加措置が講じられたのか、それをお聞きいたします。
それと、15番の
児童福祉費の障がい
児福祉費、
放課後等デイサービスの
利用者の増加によるもの、現在この
放課後等デイサービスの
利用人数その他もろもろのことについて御説明をお願いをいたします。以上2点です。
○議長(
内藤芳秀)
大谷健康福祉部長。
○
健康福祉部長(大谷 積) 2点御質問をいただきました。
1点目の
びしゃもんの除菌といいますか、
レジオネラ菌の除去についての
補正予算でございますが、これにつきましては、7月に
レジオネラ菌が検出をされまして、
補正予算をお願いして、一度
除菌作業を実施をいたしました。8月に第1回の
除菌作業をいたしました。しかしながら、その除菌の結果の
水質検査をした結果、再度菌が検出されたということで、今回の補正によりまして
除菌作業の範囲を拡大し、新たに自動的に消毒薬を注入する機器などを設置するというようなことも含めまして、万全の対策を講ずるということで、このたび再度除菌の経費を補正としてお願いしたものでございます。以上でございます。
失礼しました、もう1点、放課後の
デイサービスの
利用者の増加による補正でございます。
これについては、今年度4月1日から施設の増設がございました。増設といいますか、事業所のほうで、これまで2つの部屋を
放課後デイサービスの定員それぞれ10名ずつ20名の定員で実施をしておりましたが、新年度からもう1
部屋増設をしたいということで、3部屋で定員を10名追加するということで、当初20名であったものが30名に定員がふえましたので、それに伴う増額をこのたびの補正でお願いするものでございます。以上です。
○議長(
内藤芳秀) 13番、
大西議員。
○13番(大西 修)
びしゃもんのこの菌の対策なんですが、今度範囲を広げて消毒をするということなんですが、ここでもまた
レジオネラ菌の出る可能性があるのかないのか。これ何回も
追加追加で消毒をせんといけんものなのか。
それと、それから今この
びしゃもんの開園、いつになったらここが開所できるのか、その見通しについて、再度お聞きいたします。
○議長(
内藤芳秀)
大谷健康福祉部長。
○
健康福祉部長(大谷 積) 今回の補正によりまして万全の対策ということで考えておりますので、できるだけ泉源に近いところまで範囲を広げまして実施をするということで、これによりまして再開できるというふうに見込みをしております。万全の体制だというふうに思っております。
この再開、
営業再開につきましては、年内には
営業再開できるというふうに今、作業をしておりまして、
補正予算、議決をまだ賜っておりませんが、当初提案のところで
財政課長からお願い申し上げましたが、一部既に作業を進めている状況でございます。年内には
営業再開ということで考えております。以上です。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 7番ですね、国県への
返還金であります。996万7,000円、財源はその他としてなっておりますが、これは、ここに書いてありますように
消防救急無線の
整備工事に関することでありまして、
製造販売業者の法的な反することで
返還金ということで575万7,000円が財源の中に書いてあります。でありまして、地域の
元気臨時交付金、これ合わせてみますと421万円ですか、これを合わせた数字を返還するものでありまして、当然広域的にこの事業は取り組まれた内容だと思います。でありまして、当市だけではなくて全体的ではあるかと思いますけれども、
製造販売業の業者の
皆さん方、あるいは全国的にどういう状況であったのか、少しお話をお聞かせいただきとうございます。
それから、17番ですけれども、農業費、
畜産業費であります。
畜産競争力強化対策事業2,890万円であります。これは、国の財源だけでありまして、大田市、当市の
一般財源はゼロ円で、ありません。鶏舎の関係、あるいは
飼育羽数の増の関係ですけれども、この関係については、業者の方が直接大田市の所管を介して申請をする中で、
支援対策を申請する中で取り組まれた状況だからこういう状況で、いわゆるトンネル的な
財政措置になっております。でありまして、国の財源だけでありますけれども、大田市でこういうふうに
予算計上をしなくてはいけないのかどうなのか。
私は、事務的な面だけ出てくる中で、非常に煩雑な面もあるのだなという感じておりますけれども、トンネル的な会計ですから、直接国と業者との間で整理することになるのかどうなのか、そういう面について、少しお聞かせいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
幸村消防部長。
○
消防部長(幸村卓己) お尋ねの
デジタルに関係します
返還金並びに繰り上げ償還のことについてお答えをいたします。
この談合、
公正取引委員会からの
独占禁止法の違反というところで、島根県が進めた工事の2件に対して談合によります不正というものが明確にされまして、業者が
排除措置命令ということに、処分に下ったわけでございます。
この談合でございますけれども、
消防救急デジタル無線機器の
製造業者5社が、全国の自治体が発注いたします
無線デジタル化事業の入札で事前に話し合いを行い、
落札業者を決めていたということでございます。
なお、この5社は、この件に関する会合を毎月開催をしておりまして、
消防本部ごとに
納入予定メーカーを記載いたしました一覧表を作成し、その
メーカーが納入できているかなどを確認をいたしまして、
納入メーカーが納入できるようにしていたという内容でございます。これは、
公正取引委員会からの
排除措置命令書及び報道等で我々が入手した状況でございます。これは大体平成21年、22年ごろから行われていたという情報でございます。
なお、議員がお尋ねされました全国的な状況でございますけれども、これはちょっと
新聞報道のほうで私、入手いたしましたが、全国では516件のこれに関する入札が行われまして、約5割がこの談合に該当したという情報を受けております。これはかなり全国的な大きな問題と現在もなっております。
なお、県下の状況でございますけれども、これは島根県が
運営主体といたしまして、県の14市町村が
負担金ということで
事業費を納めまして進めていた事業でございますけれども、県下14市町村がこの同じような繰り上げ償還または
返還金の対象となっております。
御参考までに、県下の
負担金の
返還金でございますけれども、4億4,000万円程度、4億4,000万円程度が各14市町村のほうへ返還されるという情報でございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
尾田産業振興部長。
○
産業振興部長(
尾田英夫) 御質問の
畜産競争力の
強化事業の関係でございます。
おっしゃいましたように、市町村を経由した
間接補助ということで、
国庫補助金2分の1をいただいて、それを
事業主体に交付するというものでございます。
本事業につきましては、島根県全体で島根県
養鶏クラスター推進協議会という組織を立ち上げておられますけれども、この
事業計画を認定を受ける中で、この
事業計画の中の一環として行われる事業でございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) この
消防救急無線の
整備工事に関します談合の扱いですが、全体的な様子はわかりましたですけれども、いずれにいたしましても、
島根県内においても14市町村ということで、19市町村ありますから、かなりの数だなと感じたところであります。でありまして、これについては、いわゆる
製造業者については、明らかに致命なわけでございますから、あわせまして、この
製造業者については、当然独禁法に関連する内容でありまして、当然今後の
入札行為等には参加が難しいと思うんですけれども、その後の扱い等についてどうなっているのか、把握しておる部分がありますればお聞かせいただきとうございます。
それから、波根町の養鶏業に関する
財政支援ですが、これは、大田市に介して申請を国県のほうに出していたと、業者から出る中で、そういう方向で受けとめていいわけでございますか、もう少しその点確認させてください。
ペナルティー的なことでもあったのかな。ペナルティー。
○議長(
内藤芳秀)
尾田産業振興部長。
○
産業振興部長(
尾田英夫) 先に
畜産競争力強化対策事業についてお答えをいたします。
先ほどおっしゃいましたように、市を経由して申請を提出させていただいております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) 処分等についてでございます。
今、
停止理由といたしましては、
独占禁止法違反ということで、
指名停止をいずれも受けておられるところでございまして、期間につきましては、平成29年4月25日から、業者によってそれぞれ違いますけれども、1年間というところもございますし、3カ月、半年という
指名停止を受けておられるという実情でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。ほかにありませんか。
ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第394号、平成29年度大田市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)から議案第399号、平成29年度大田市
下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの
予算案件6件を
一括議題といたします。
本
予算案件6件について、御質疑はありませんか。
御質疑なしと認めます。
続いて、議案第400号、平成29年度大田市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子)
人件費補正ということで、
正規職員さんが1名減、嘱託は増ということなんですが、この内容を教えていただけますか、どういうことなのか、お願いします。
○議長(
内藤芳秀)
大野上下水道部長。
○
上下水道部長(
大野秀穂) 職員1名減といいますのは、浄水場におりました職員が包括的にこのたび
委託契約を結んだ関係で、1名減となっております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 部長、もう1回、ちょっと聞き取りにくかったみたいですので、もう1回。
○
上下水道部長(
大野秀穂) 済みません。水源地のほうの
委託契約によりまして、このたび全て
委託契約をした関係で、
浄水場勤務の職員が1名減となっております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 浄水場の職員が1名、正規の方が行っておられたけれども、それが全部委託されたということですね。
それで、嘱託の方がふえているということなんですけれども、その嘱託の方はどこでふえたのかということと、
水道企業会計のほうも民営化ということで少しずつ進んできていますけれども、
正規職員が今までおられたんですけれども、それで大丈夫というか、大丈夫というふうに言えるんでしょうか、正規の人がいなくても、
十分運営上、差し支えないというふうに言えるんでしょうか。
○議長(
内藤芳秀)
大野上下水道部長。
○
上下水道部長(
大野秀穂) 経営に関しましては、民間のノウハウを取り入れてということで、今、経営をそのように行っておりますので、さして大きな問題はなかろうかなと思っております。
嘱託員でございますけれども、これは、管理係のほうに嘱託員1名増ということで、体制の強化を図らせていただいております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) 17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 浄水場の関係が全部委託されたということですが、今後もほかの部門で、今、正規の人がやっていらっしゃるところで民間委託ということを考えておられるのかどうなのか、お聞かせいただきたいと思います。できるだけいうか、法律にのっとって、やっぱり水道関係は直営ですべきというふうに私どもは思っておりますが、どうでしょうか。
○議長(
内藤芳秀)
大野上下水道部長。
○
上下水道部長(
大野秀穂) 今現在、
正規職員の行っております職務で、今後計画的に委託を行いたいというふうには、今現在は思っておりませんけれども、既に、例えば嘱託員さんのほうで、メーターの検針とかメーターの設置というような形を行っておるものについて、今後できることであれば、包括的な委託の中であわせてお願いできればというふうな道筋は探ってまいりたいと考えております。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第401号、大田市
総合計画策定条例制定について及び議案第402号、大田市
特別会計条例の一部を改正する
条例制定についての条例案件2件を
一括議題といたします。
本条例案件2件について、御質疑はありませんか。
17番、
福田佳代子議員。
○17番(
福田佳代子) 総合計画策定条例のほうですけれども、第5条の組織について、30人以内で組織するということになっていて、委員の構成ということで書いてあるんですけれども、この男女の人数というのは、ここに書くまでもないというふうに思っていらっしゃると思うんですけれども、私は、できるだけ女性の委員さんを30名の中でたくさん入れていただきたいなというふうに思っているんですけれども、考え方として、どの程度女性の方というふうに思っていらっしゃるのか、ひとつお聞かせいただきたいと思います。
それから、大田市
特別会計条例、第402号のほうです。住宅新築資金等貸し付け事業ですけれども、これは、どこの自治体とも一般会計に今回委託する、移管するというふうに受けとめていいのかどうなのかということと、この処理で、結局差別解消ということで取り組まれた大きな事業というふうに受けとめていますけれども、全体の話で、貸し付けた金額とそれで返還された金額、それから不納欠損となった金額というのはどういうことなのか、どういう内容というか、金額を教えていただけますでしょうか。
○議長(
内藤芳秀)
原田政策企画部長。
○
政策企画部長(原田 修) 今回の総合計画策定の委員の目標は、40%を目指しております。以上です。
○議長(
内藤芳秀)
岡田総務部長。
○
総務部長(岡田 稔) 特別会計の条例につきましては、2件、御質問いただいておると思うんですが、まず、他市も同様の取り組みなのかという点についてでございますが、他市におきましては、既に3市、江津市さん、雲南市さん、松江市さんはもう既に廃止をなさっておられます。今回大田市と同様に、来年の3月に廃止という予定は、当市と出雲市ということでございます。
それともう1点の、この住宅新築資金等の貸し付けの概要であろうかと思いますけれども、貸し付け総額につきましては、88人、117件の貸し付けを行っておりまして、貸付金総額では4億6,340万7,590円でございます。そのうち償還済み額につきましては4億835万9,977円でございます。償還率にいたしますと88%、残り12%の約5,500万円がまだ残高として残っているというところでございます。
なお、不納欠損ということでございましたが、不納欠損についてはいたしておりませんので、はい、以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○17番(
福田佳代子) はい。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
ないようでありますので、以上で本条例案件2件に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第403号、鞆館の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) この議案につきましては、鞆の銀蔵株式会社さんに指定管理を委ねるものですけれども、従来もありました。従来は、指定管理料がついていなかったと思うんです。そんな感じです。3年間で303万9,000円、3カ年分ですけれども、指定
管理料がつきます。
これまでの、当然事業報告書と、各年の事業報告書と会計報告書、これは提示を受けるということになっておりまして、鞆館のすぐ3年間、直近の去年27年度、28年度の分で結構ですけれども、会計報告はどういう状況になっているのか、承知しておられましたらお知らせいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
田中教育部長。
○
教育部長(
田中純一) まず、鞆館につきましては、今回2巡目の指定管理ということでお願いするものでございます。1巡目は5カ年進めておりますけれども、これも同様に指定管理料は約100万円ぐらいの指定
管理料をつけておりました。引き続き指定管理をお願いするものでありますけれども、平成27年と28年でございましたですか、収支についてはお出しいただいておりますが、今、手元にございませんので、詳細は把握しておりません。
○19番(清水 勝) いいですわ。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。ほかにありませんか。
ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
続いて、議案第404号、
仁万コミュニティセンターの
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により、15番、塩谷裕志議員の退席を求めます。
[15番 塩谷裕志 退場]
○議長(
内藤芳秀) それでは、本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
15番、塩谷裕志議員の入場を求めます。
[15番 塩谷裕志 入場]
○議長(
内藤芳秀) 続いて、議案第405号、
小浜会館の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により、9番、小林 太議員の退席を求めます。
[9番 小林 太 退場]
○議長(
内藤芳秀) それでは、本案について、御質疑はありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御質疑なしと認めます。
9番、小林 太議員の入場を求めます。
[9番 小林 太 入場]
○議長(
内藤芳秀) 続いて、議案第406号、平成29年度大田市
病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
本案について、御質疑はありませんか。
19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 最初に、今回
補正予算については、収益的な収入支出並びに資本的な関係、いわゆる第3条関連と第4条関連、2つございます。特に収益的な収入、3条関連、4条も一部関係しますけれども、これは
人件費補正がありますね、
人件費補正。他の一般会計分、水道事業会計分等々につきましては、当初に提示をされております。なぜ本日の中途的な、異常的な補正の上程になったのか。
私は、もう当然、
人件費絡みにつきましては、4日初日にわかっておったことではないかなと思います。こういうことで、特別な扱いできょう上程されたわけですけれども、なぜこんなことになったのか、その点をまず1つはお聞かせいただきとうございます。
それから、
継続費の関係であります。第5条ですね。これは、総額は変わっておりません。中身的には95億4,700万円、これ契約が、税が含まれた予算でありまして、あわせまして一般会計分の過疎債の適用も十分含めた事業であります。でありまして、特に説明がありましたように、平成31年度に、補正後ですけれども、当初46億円程度でした分が68億7,600万円、非常に多額の数字になっております。これだけの多額の予算をつける中で、現に執行がやっていけるのかどうなのか、私は一抹の不安を感じておるわけですけれども、さまざまなことが全国的に言われております。平成30年、31年については、オリンピック等々で大変全国的に専門の技術職の皆さん、型枠工の皆さん等々が不足してくるんだろうということが大きく言われておりますけれども、この31年にこれだけの予算をつける中で本当にやっていけるのかどうなのか、私は大変疑問を持っておるところですけれども、そういう点等については十分施工業者との絡みはどうなったのか、すべがあるのかどうなのか、その点についても少しお聞かせをいただきとうございますですし、少なくとも私は、補正で出ておりますけれども、申し上げたように、95億4,700万円、多額の予算執行であります。当然一般会計にも関連してくる予算であります。
でありまして、私は、近藤部長がおっしゃられましたように、確かに公営企業法の40条では、
地方自治法の96条の項目は、適用が避けることになっておりますけれども、逆に私は、これだけ大きな予算であります。大田市の年間一般会計予算の50%ぐらいの経費であります、予算であります、事業であります。私は、
地方自治法の議決事項の96条、これの第5項、契約を締結することと、契約を締結するということが明確になっております。でありますから、
地方自治法の96条5項を適用する中で、私は議決を求める、この行為をなさるのが当然ではないかなと強く感じたわけですけれども、あくまでも公営企業法では、まさしく書いてあります、予算規模が全然違います。でありますから、当然私は議決を求めてくる事項に該当するんではないかなと強く思うわけですけれども、そういう点等についても見解を含めて少しお聞かせをいただきとうございます。
○議長(
内藤芳秀)
近藤市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
近藤昌克) 清水議員さんより4点ほど御質問いただいております。
まず、1点目の
人件費の関係でございますけれども、これは、当然、当初のところでの準備は可能でございましたが、議会運営上、追加提案というのが、新病院建設関係経費の追加提案というのがございましたので、議会運営上、調整なさったものというふうに私は理解しております。
それと、2点目の31年度の
事業費が多額になるということで、特に財源上の問題と執行上の問題が出てまいります。財源上の問題につきまして申し上げますと、基本的にこの事業は企業債、病院事業債と過疎債を中心に財源調達するものでございますけれども、この企業債、病院事業債についての調達は、これは県のほうでも十分に協議をし、これは十分に確保できる見通しは持っておりますが、問題は過疎債ということであろうかと思います。
今、過疎債につきまして、この場で幾ら幾らということを申し上げるわけにまいりませんが、これは私、先ほど追加提案のところでも登壇して御説明させていただきましたように、これは当然有利な起債を調達する必要がございますので、全力でもってさまざまな
関係機関のほうに少しでも多く確保できるように当たってまいりたい、これは市と一緒になって当たってまいりたいというふうに考えております。
それと、施工上の問題につきましては、確かにおっしゃるところで、これから東京オリンピックも含めてさまざまな工事が日本全国で施工されるようであるということは承知をしております。そこを含めて、三者協議の中で、今回はスーパーゼネコンの一角を占める大成建設さんが
施工予定者として入っていらっしゃいます。そこを含めて、三者協議の中で施工の確実性ということも含めて十分に協議した結果、このようなスケジュールを組ませていただいておりますので、そのように御理解賜ればということでございます。
それと、議会の議決の件でございますけれども、法令上の規定では、私も申し上げましたとおり、また清水議員も御指摘がございましたように、
地方公営企業法の第40条の規定で適用除外となっております。ただ、これも登壇しても申し上げましたように、やはり100億円に迫る大きな予算であること、また年割りの変更について、
関係予算を、当然これは予算をいただいた範囲内での工事請負
契約締結ということになりますので、12月8日の特別委員会の際にも、契約相手方であったり、いわゆる
契約予定額も含めて、詳細に説明をさせていただいたというふうに私は考えております。
ですので、当然、議会議決ではないとはいえ、議会に十分に御説明をし、また御理解をいただく中で契約を締結する必要があるという認識はもちろん持っておりますので、これもこのように御理解賜ればということでございます。
○議長(
内藤芳秀) 19番、清水 勝議員。
○19番(清水 勝) 最初に
人件費補正ですけれども、私は、当然判断できたよということもあったんですが、当初予算に、初日に私は冒頭提示するのが懇切丁寧な議案の提示方ではないかなという強い思いがしておるところであります。水道事業会計等については出されておるんですよね、部長さん。でありますから、私は、当然3条関連の補正については、提示されるのが本来のやり方ではなかったかなという強い思いをしておるところですので、再度、私の強い思いを訴えさせていただきます。
次に、
継続費を中心にしました大田市立病院の大型事業、契約も含めた内容ですけれども、私は、スーパーゼネコンということを言われますけれども、スーパーゼネコンさんA社についても、博多の駅前での陥没、陥落事故、陥落事件、あるいは国立競技場メーン会場についても、人身事故等を起こした元請会社であります。でありまして、私は、非常に以上申し上げたですけれども、どうかいなという感じもしておるところであります。
でありますから、私は余りスーパーゼネコンとはいえども、世間から批判を浴びるようなことがあったわけですから、その点を十分肝に銘じて、私はこれだけの大事業をやるべきだと思いますですし、少なくとも、申し上げましたように、平成31年度に大半が予算執行する事業であります、その点は、明確に私は押さえておくべきではないかなという強い気持ちであります。
あわせまして、この確認事項については、三者協議ということを言っておられます。当然施工業者、設計業者、地元の大田市、この大田市は、三者協議に少なくとも3月議会以降、誰がトップに立って三者協議に臨んでおられるのか、三者協議に。9月の段階でも、ぜひ旧市長のときにけじめをつけるべきではないですかということを私は訴えておると思います。その後こういう実態になっておるわけですけれども、三者協議、先ほど言われました、誰が大田市の場合、トップに立って協議にかかわっておられるのか、その点についてもお聞かせください。詳細なことについては、委員会付託になっておりますから要りません。
○議長(
内藤芳秀)
近藤市立病院事務部長。
○
市立病院事務部長(
近藤昌克) 工程の確保につきましては、これは全力でもって、必ず守るように取り組んでまいりたいというふうに考えております。
それと、三者協議につきましては、これは、いわゆる設計協議でございますので、技術人が当然入ってまいります。これは、事務方が入りましてもどうにもならない協議でございますので、私ども市の側で申し上げれば、新病院建設室の建築技師が入っております。新病院建設室を中心に、基本的なやりとりというのは一級建築士のほうで全員が当たっております。それと、石本設計あるいは大成建設にしても、それぞれが建築設備関係の専門技士がそれぞれ参加して当たっております。
この三者協議の事務局は、当然でございますけれども、私ども市のほうが、市、病院が担っておりますので、イニシアチブをとっておりますのは私ども発注者であるということで、発注者でございます。以上でございます。
○議長(
内藤芳秀) よろしいですか。
○19番(清水 勝) あとは委員会でやりますわ。
○議長(
内藤芳秀) ほかにありませんか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) ないようでありますので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
◎日程第3
常任委員会付託
○議長(
内藤芳秀) 日程第3、これより委員会付託を行います。
まず、ただいま議題となっております議案第393号から議案第403号まで及び議案第406号の12件は、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。よって、本案12件は、議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
続いて、議案第404号の委員会付託でありますが、本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により、15番、塩谷裕志議員の退席を求めます。
[15番 塩谷裕志 退場]
○議長(
内藤芳秀) それではお諮りいたします。
本案につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。よって、本案につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託いたします。
15番、塩谷裕志議員の入場を求めます。
[15番 塩谷裕志 入場]
○議長(
内藤芳秀) 15番、塩谷裕志議員にお伝えいたします。議案第404号につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託することになりましたので、お知らせいたします。
続いて、議案第405号の委員会付託でありますが、本案につきましては、
地方自治法第117条の規定により、9番、小林 太議員の退席を求めます。
[9番 小林 太 退場]
○議長(
内藤芳秀) それではお諮りいたします。
本案につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託することに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。よって、本案につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託いたします。
9番、小林 太議員の入場を求めます。
[9番 小林 太 入場]
○議長(
内藤芳秀) 9番、小林 太議員にお伝えいたします。議案第405号につきましては、議案付託表のとおり、総務教育委員会に付託することになりましたので、お知らせいたします。
◎日程第4 休会について
○議長(
内藤芳秀) 日程第4、休会についてお諮りいたします。
あす12日から17日までの6日間は、議事の都合により休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
内藤芳秀) 御異議なしと認めます。よって、あす12日から17日までの6日間は、議事の都合により休会することにいたします。
なお、明日12日は総務教育、明後日13日は民生及び14日は産業建設の各常任委員会を予定しておりますので、それぞれ付託案件の審査をお願いいたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
午前9時55分 散会...