水谷安全・
サービス課長、
持田菅生営業所長
(
市民文化局)
上野市民スポーツ室担当課長
(
健康福祉局)
砂川障害福祉課長
日 程 1 議案の審査
(
上下水道局)
(1)議案第15号 川崎市
水道条例の一部を改正する条例の制定について
(2)議案第16号 川崎市
工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について
(3)議案第17号 川崎市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について
(4)議案第18号 川崎市
入江崎余熱利用プール条例の一部を改正する条例の制定について
(5)議案第63号 平成30年度川崎市
下水道事業会計補正予算
(交通局)
(6)議案第19号 川崎市
乗合自動車乗車料条例の一部を改正する条例の制定について
(7)議案第20号 川崎市
貸切自動車条例の一部を改正する条例の制定について
2 陳情の審査
(
上下水道局)
(1)陳情第144号
生田浄水場用地に
障害者スポーツ文化施設を建設し有効活用する陳情
3
所管事務の調査(報告)
(
上下水道局)
(1)「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて
4 その他
午前10時00分開会
○
廣田健一 委員長 ただいまから
環境委員会を開会いたします。
お手元の
タブレット端末をごらんください。本日の日程は、
環境委員会日程のとおりです。
なお、議事の都合上、順番を入れかえさせていただきますので、よろしく御了承お願いいたします。
傍聴の申し出がございますので、許可することに御異義ありませんか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、許可いたします。
(
傍聴者入室 )
○
廣田健一 委員長 初めに、
上下水道局関係の議案の審査として、「議案第15号 川崎市
水道条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございましょうか。
◎金子
上下水道事業管理者 おはようございます。
補足説明は特にございません。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
( なし )
○
廣田健一 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
◆
勝又光江 委員 私たちはこの議案については、消費税の引き上げに伴い、
水道料金の値上げを行うための条例の改正ということで、私たちは消費税の
引き上げ自体に反対の立場から、この議案には賛成できないことを申し述べておきたいと思います。
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第15号 川崎市
水道条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は原案のとおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、「議案第16号 川崎市
工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございましょうか。
◎金子
上下水道事業管理者 補足説明は特にございませんので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
◆
勝又光江 委員 この議案についても、先ほどと同じ理由で賛成できないことを表明しておきます。
○
廣田健一 委員長 ほかに質疑、意見・要望等がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第16号 川崎市
工業用水道条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、「議案第17号 川崎市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございましょうか。
◎金子
上下水道事業管理者 補足説明は特にございませんので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
( なし )
○
廣田健一 委員長 特に質疑、意見・要望等がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
◆
勝又光江 委員 この議案についても、先ほどと同じ理由で賛成できないことを表明しておきます。
○
廣田健一 委員長 ほかになければ採決に入ります。いいでしょうか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第17号 川崎市
下水道条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、「議案第18号 川崎市
入江崎余熱利用プール条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございましょうか。
◎金子
上下水道事業管理者 補足説明は特にございません。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
( なし )
○
廣田健一 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
◆
勝又光江 委員 この議案についても、消費税の引き上げに伴い、
入江崎余熱利用プールの使用料の値上げを行うための条例の改正です。私たちは、消費税の
引き上げ自体に反対の立場からこの議案には賛成できませんということを態度表明しておきます。
○
廣田健一 委員長 なければ、採決に入りますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 「議案第18号 川崎市
入江崎余熱利用プール条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案どおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、「議案第63号 平成30年度川崎市
下水道事業会計補正予算」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございますか。
◎金子
上下水道事業管理者 補足説明は特にございませんので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
( なし )
○
廣田健一 委員長 特に質疑、意見・要望等がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第63号 平成30年度川崎市
下水道事業会計補正予算について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 全員挙手 )
○
廣田健一 委員長 全員挙手です。よって、本件は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで理事者の一部交代をお願いします。
( 理事者一部交代 )
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、
上下水道局関係の陳情の審査として、「陳情第144号
生田浄水場用地に
障害者スポーツ文化施設を建設し有効活用する陳情」を議題といたします。
なお、
関係理事者として、
市民文化局から
上野市民スポーツ室担当課長、
健康福祉局から
砂川障害福祉課長がそれぞれ出席しておりますので、よろしくお願いいたします。
本陳情と日程第3の
上下水道局関係の
所管事務報告であります「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」は、関連する内容でございますので、陳情の審査及び
所管事務の報告を一括して議題といたしたいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、陳情の審査及び
所管事務の報告を一括して議題といたします。
まず、事務局から陳情文の朗読をお願いいたします。
◎伊藤 書記 (陳情第144号朗読)
○
廣田健一 委員長 次に、理事者の方、説明をお願いいたします。
◎金子
上下水道事業管理者 それでは、陳情第144号につきまして、また
所管事務の報告として、「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」、
舘経営企画課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
◎舘
経営企画課長 それでは、「陳情第144号
生田浄水場用地に
障害者スポーツ文化施設を建設し有効活用する陳情」について御説明いたしますが、陳情第144号は、本日の
所管事務の報告と密接に関連するものであることから、先に
所管事務の報告として「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」御説明させていただきます。
お手元の端末の平成31年3月8日
環境委員会の資料一覧のページの3(1)−1「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」のファイルをお開きください。
2ページをごらん願います。
生田浄水場については、再編整備を行い、将来の
更新用地については、
民間活力を活用した
スポーツ広場等を整備することを検討してまいりました。一方で、
生田浄水場は、現在、住居系の
用途地域に位置しており、機動的な更新等が円滑にできない状況にあります。このため、将来にわたって効果的、効率的な施設の維持、更新を推進するため、
用途地域の見直しに向けた取り組みを進めることとしました。また、
用途地域を見直すことにより、
民間活力による
更新用地のさらなる
有効利用が促進され、
市民サービスの向上が期待できることから、
用途地域の見直しを前提とした
整備計画の見直しを行うことといたしました。
1、これまでの経過をごらんください。川崎市
水道事業及び
工業用水道事業の再構築計画によりまして、2つ目の黒丸にありますように、
生田浄水場は
工業用水道事業専用の浄水場となり、その
更新用地として活用するまでの間、利用可能な用地が生じました。このため、当該用地の
有効利用の検討を開始し、庁内の行政需要の調査や、
パブリックコメント手続を実施した上で、平成24年5月に
生田浄水場用地の
有効利用に関する基本方針を策定し、2つ目の黒丸にありますように、
有効利用の基本的な考え方や導入機能を整理いたしました。平成25年1月には、
生田浄水場用地の
有効利用に関する基本計画を策定し、2つ目の黒丸にありますように、
施設整備の方向性、施設の
配置イメージ、
事業手法の方向性をまとめました。その後、平成27年11月には、
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画を策定し、1つ目の黒丸にありますように、
住民説明会や周辺町会・自治会との
意見交換会や、関係機関との協議を踏まえた
施設配置等の整理や、2つ目の黒丸にありますように、
民間活力を導入した
事業手法等の整理を行いました。そして、平成28年6月に
スポーツ広場の整備等を行う
民間事業者について公募を実施いたしましたが、応募者がなく、不調となりました。このため、
民間事業者へのヒアリングを実施するなどして再公募に向けた検討を進めてまいりました。
3ページをごらんください。2、
土地利用規制の見直しについてでございます。上の囲みの浄水場の維持・更新等をごらんください。
浄水場機能等の効果的、効率的な維持、更新でございますが、1つ目の黒丸にありますように、
生田浄水場は、川崎市
上下水道ビジョンにおきまして、
工業用水道事業の
重要施設として位置づけられております。また、川崎市
上下水道事業中期計画では、
生田浄水場を将来にわたって維持していくこととしております。このように、2つ目の黒丸にありますように、浄水場は公共性の高い施設ですが、
建築基準法上では現状の第二種
中高層住居専用地域には、原則として建築できないものとされており、同法の規定のただし書きの適用による許可を受けることにより建築を行っております。このため、施設の機動的な更新等が円滑にできない状況にあり、
浄水場機能等の効果的、効率的な維持、更新の推進が課題となっております。
次に、
事業用地の
有効利用による
市民サービスの向上でございますが、川崎市
上下水道事業中期計画では、
生田浄水場用地の有効活用を図ることとしており、周辺の
居住環境に配慮しつつ、用地の
有効利用による
市民サービスの向上を図ることが課題となっております。
下の囲みの
用途地域の変更等をごらんください。
生田浄水場における課題を踏まえまして、1つ目の黒丸にありますように、
工業用水道事業の
重要施設等の効果的、効率的な維持、更新を推進するため、周辺環境に配慮しながら、
生田浄水場地区の
用途地域等の変更に向けた取り組みを進めます。また、2つ目の黒丸にありますように、
用途地域の変更等により、建築可能となる建築物の用途等が緩和されるため、
周辺居住環境に調和した
地区計画を定め、一定の制限を行うことといたします。
具体的な
土地利用規制の見直しの内容ですが、まず、
用途地域の変更でございますが、現状は第二種
中高層住居専用地域が指定されておりますが、
工業用水道事業等の
重要施設として、
工業用水等を将来にわたって安定的に供給するため、
浄水場等の立地に適した
用途地域である準
工業地域への変更に向けて取り組みを進めます。
次に、
高度地区の変更でございますが、
用途地域に連動して第2種
高度地区から第3種
高度地区となります。
次に、
地区計画の決定でございますが、
用途地域の変更等に合わせて
地区計画を定め、建築物の用途や高さ等を制限することにより、周辺の
居住環境に配慮することといたします。
4ページをごらんください。上の表で
土地利用規制の見直しをまとめてございます。一番左の列が現状ですが、第二種
中高層住居専用地域が指定されております。用途といたしましては、主に
中高層住宅のための地域となっております。建築できる建築物の用途の例をごらんください。住宅や1,500平方メートルまでの店舗や事務所、また、病院、学校などが建てられます。また、容積率は200%、建蔽率は60%、建築物の最高高さは第2種
高度地区であることから15メートルとなります。
真ん中の列に移りまして、
用途地域を準
工業地域に変更した場合でございますが、用途といたしましては、主に軽工業の工場や
サービス施設等が立地する地域であり、危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんどの建築物が建てられることになります。用途の例をごらんください。店舗や事務所などについても、1万平方メートルを超えるものが建てられるようになり、ホテルや旅館、
遊戯施設、工場等も建てられるようになります。また、容積率は原則200%、建蔽率は60%、建築物の最高高さは第3種
高度地区であることから20メートルとなります。このように、準
工業地域に変更した場合には、さまざまな建物が建てられることから、
地区計画を決定し、建築物の用途や高さ等を制限することによりまして、周辺の
居住環境に配慮してまいります。
右の列に移りまして、準
工業地域において
地区計画を決定した場合でございますが、用途といたしましては、浄水場の運営に適した地区にするとともに、
有効利用の観点で
スポーツ広場の充実等を可能とするほかは、用途を制限します。用途の例をごらんください。店舗や事務所などは一定規模以下に制限し、
スポーツ施設や
浄水場等、その他公益上必要な建築物の用途以外は建築できないようにします。また、容積率は原則200%、建蔽率は60%ですが、建築物の壁面を
道路境界線から一定の距離以上後退させる制限を設けます。建築物の高さにつきましては、現状の第2種
高度地区と同等の高さ制限を設け、最高高さを15メートルといたします。ただし、
上下水道局関連施設につきましては、現状におきましても、15メートルを超える施設がございますことから、最高高さを20メートルといたします。
下の図は、
用途地域等の
変更区域を示しております。
オレンジ色の区域の中心が府中街道で、赤枠が
生田浄水場となりますが、
生田浄水場全体を
用途地域等の
変更区域といたします。
5ページをごらんください。3、
整備内容の見直しでございます。上の囲みの
スポーツ広場の見直しをごらんください。1つ目の黒丸にありますように、
土地利用規制の見直しに伴い、浄水場の
更新用地として活用するまでの間の用地の
有効利用では、新たな
スポーツ施設等の整備により、
スポーツ広場の充実が可能となります。また、2つ目の黒丸にありますように、新たな
スポーツ施設等が整備されることから、
スポーツ広場の
グラウンドや
テニスコートの面積の縮小を可能とします。
整備内容の詳細について御説明いたします。下の囲みの
上下水道局整備エリアにつきましては、現行の
整備計画から変更はございませんが、概要を御説明いたします。ふれあい広場が約7,500平方メートル、
多目的広場が約7,500平方メートル、合計で約1万5,000平方メートルを
上下水道局整備エリアといたしまして、
上下水道局が整備をします。ふれあい広場につきましては、1つ目の黒丸にありますように、じゃぶじゃぶ池やあずまやを配置した
親水施設等を整備するほか、2つ目の黒丸にありますように、災害時には一時避難場所や活動拠点として活用することとし、
応急給水拠点や
マンホールトイレ等を整備いたします。また、3つ目の黒丸にありますように、学習機能として、
生田浄水場の沿革等についての
パネル展示等を整備いたします。
多目的広場につきましては、
地域住民等が日常的に利用でき、また、少年野球、
少年サッカーや
ゲートボール等の地域における
スポーツ活動や、近隣の消防団の訓練等の
地域活動を初め、多用途に使用できるように広場を整備いたします。
6ページをごらんください。
民間事業者貸付エリアについてでございますが、左側の囲みが現行、右側の囲みが見直し後の
整備内容となっており、下線を引いた箇所が変更点でございます。全体の広さについては約3万3,000平方メートルで、変更はございません。まず、
グラウンドにつきましては、現行は
公式サッカーグラウンドが2面入る程度の面積の
グラウンドとしておりましたが、見直し後は、
公式サッカーグラウンドが1から2面入る程度の面積の
グラウンドと修正し、縮小を可能としております。次に、
テニスコートにつきましても、現行は複数面を整備としておりましたが、見直し後はこの要件を緩和するとともに、
土地利用規制の見直しに伴いまして、
屋内施設も可能としてございます。
次に、見直し後の(3)その他の
スポーツ施設等でございますが、
グラウンド、
テニスコート以外のその他の
スポーツ施設や、
スポーツと親和性のある施設の整備も可能とすることで、
民間事業者の提案の自由度を高めるとともに、
スポーツ広場の充実を図ることといたしました。
クラブハウスにつきましては、更衣室、会議室や、ふれあい広場の
利用者等を含めて誰でも使用できるトイレ等を備えた
クラブハウスを整備するもので、現行から変更はありません。また、駐車場につきましても、周辺道路への路上駐車が発生しない十分な駐車台数の駐車場を整備するもので、現行から変更はございません。
下の囲みで、その他の
整備内容をまとめています。こちらにつきましても現行の
整備計画から変更はありません。緩衝緑地の確保でございますが、騒音や夜間の利用に伴う照明光等の影響を抑えるため、ふれあい広場に緩衝緑地としての役割を持たせます。アクセスの確保でございますが、出入り口を3カ所設けてアクセスを確保することといたします。
ジョギングコースでございますが、
有効利用用地内を周回できる
ジョギングコースを整備します。
再生可能エネルギーの活用でございますが、環境に配慮し、太陽光等の
再生可能エネルギーを活用した照明等を整備します。
7ページをごらんください。4、
施設配置のイメージでございます。上が見直し前、下が見直し後の
施設配置イメージでございます。青い線で囲んだエリアが
上下水道局整備エリアで、
オレンジ色の線で囲んだエリアが
民間事業者貸付エリアでございます。全体の面積には変更はございませんが、例えば
クラブハウスにつきましては、見直し前は2階以下かつ1,500平方メートル以下という条件がありましたが、
土地利用規制の見直しに伴いましてこの条件が緩和されています。また、
グラウンド及び
テニスコートの広さが縮小可能となるかわりに、その他の
スポーツ施設等が整備可能となっています。また、
ジョギングコースにつきましても、1周約850メートルという条件は緩和をいたしまして、
民間事業者の自由度を高めることといたします。こちらの図は、あくまでイメージでございますので、施設の配置等は
民間事業者の提案によるものとなります。
8ページをごらんください。5、今後のスケジュールでございます。平成30年度中に公募要件の整理を行い、平成31年度に事業者を決定した後、施工計画の策定とあわせて
用途地域の変更等、
開発許可申請、
環境影評価等に関する手続を事業者と共同で行ってまいります。その後、平成33年度から事業者による整備を開始し、平成34年度以降の供用開始の予定となってございます。
平成31年3月8日
環境委員会の資料一覧のページにお戻りください。3(1)−2の「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」のファイルでございますが、こちらはただいま御説明いたしました見直し内容を反映した
整備計画の本編である「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画(改訂版)」となっております。こちらにつきましては、後ほど御参照いただければと思います。
「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」の説明は以上でございます。
続きまして、「陳情第144号
生田浄水場用地に
障害者スポーツ文化施設を建設し有効活用する陳情」について、本市の考え方を御説明申し上げますので、平成31年3月8日
環境委員会の資料一覧のページの2(1)「陳情第144号(資料)」のファイルをお開きください。
2ページをごらんください。1、陳情の要旨についてでございますが、
生田浄水場用地において、
障害者スポーツ文化施設を建設し、
生田浄水場用地を有効活用することを求めるものでございます。
2、本市の考え方についてでございますが、障害のある方が、身近な場所で日常的に
スポーツに親しめる環境を整備することは重要なことだと考えております。本市では、障害などの有無にかかわらず、誰もが
スポーツに親しみ、喜びを感じることができるよう、既存の
スポーツ施設を活用し、快適に御利用いただける環境整備を進めているところでございます。こうしたことから、
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画の見直しに当たっても、
障害者スポーツ文化施設等を新たに建設することは想定しておりませんが、
有効利用に当たっては、バリアフリー法や川崎市福祉のまちづくり条例の規定を尊重した整備がされるように取り組んでまいります。
また、今回の
整備計画の見直しは、これまで地域住民との意見交換等を経て計画を策定してきた経緯を踏まえ、ただいま御説明しましたように、全面的な見直しではなく、公募が不調となったことを踏まえた必要最小限の見直しを行ったものでございます。
陳情第144号に関する説明は以上でございます。
○
廣田健一 委員長 説明は以上のとおりです。
ただいまの説明につきまして質問等がございましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたらあわせてお願いいたします。
◆
木庭理香子 委員 幾つかお伺いしたいと思います。
まず、資料の2ページのこれまでの経過のところで、「
工業用水道事業専用の浄水場となるため、その
更新用地として活用するまでの間」とあったんですけれども、これは何年ぐらいなんですか。
◎舘
経営企画課長 今のところの想定としては50年と考えております。
◆
木庭理香子 委員 50年ということは、考え方としては、50年の定期借地みたいな考え方でよろしいんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 契約としては、まず当初は20年間の定期借地で行ってまいりまして、ただし、20年後の状況に特に支障がなければ1回の更新については認めるという形で合計40年を想定しております。
◆
木庭理香子 委員 同じ資料でお聞きしたいんですけれども、平成27年11月に地域の周辺住民の方とか、自治会の方との意見交換とか書いてあるんですけれども、これはどのぐらいの方が参加されて、どんな御意見が出たんですか。
◎舘
経営企画課長 参加いただいた人数については、今ちょっと手元に資料がございませんので、わかりませんが、いただいた意見といたしましては、周辺の環境への配慮について要望する意見ですとか、あと一時避難場所として活用するということもありますが、防災に関しての広場の活用方法等について、意見・要望をいただいたところです。また、ふれあい広場や
多目的広場の利用者についても自由に利用できるトイレの設置の要望等がございました。
◆
木庭理香子 委員 そのときもたしか
スポーツ施設であるとか、そういった話が出ていたと思うんですけれども、そういった関係の御意見はなかったでしょうか。
◎舘
経営企画課長 要望といたしましては、
スポーツ広場については、やはり民間の整備エリアとなりますので、こちらについては民間のほうでの提案内容によって
整備内容というのが決まってくるということでお答えをさせていただいているところでございます。
◆
木庭理香子 委員 そうしましたら、今度その隣のページなんですけれども、今後、
用途地域を変更してという話が書いてあるんですけれども、
生田浄水場のエリア、先ほどのエリアの地図を見ると、同じ色で染まっている第二種
中高層住居専用地域からその
生田浄水場も含めて、その周辺の住居もあるんですけれども、今言っている用途変更は、この
生田浄水場の赤枠内だけを変更するということですか。
◎舘
経営企画課長 おっしゃるとおりです。
◆
木庭理香子 委員 そうすると、ちょっとお聞きしたいんですけれども、そうすることによって、その周辺の住居への地価の影響とかというのはないんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 確かに準
工業地域にしますと、利用用途が広がりますので、周辺の地価の上昇というのも考えられるんですけれども、ただ、一概にこの
用途地域が変わったことによって周辺地価が上がるということはないと考えております。
◆
木庭理香子 委員 私はむしろ下がるのかなとちょっと思ったんですけれども、上がる可能性があるということなんですね。
◎舘
経営企画課長 そこはちょっとどちらになるかというのは明確にはわかりませんけれども、ここの施設が充実することによって周りにいい影響を及ぼせば、周りの地価の上昇というのも考えられるのかなということでございます。
◆
木庭理香子 委員 ここの5ページなんですけれども、ふれあい広場のところには学習機能としての
施設整備も考えているということなんですけれども、これは具体的に何かイメージしている他都市の事例みたいなのはあるんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 学習機能といいますか、こちらは
生田浄水場が建設当時から地域の周辺の住民の皆様から土地を提供いただいて建設してきたという経過を踏まえまして、そうしたものの経過を御説明するような内容のパネル等を展示してまいりたいと、今現在は考えております。
◆
木庭理香子 委員 これはちょっと意見なんですけれども、
用途地域を変更することによって、
クラブハウスなんかの高さ制限が緩和されるということで、もしかしたら、今まで2階建てしか建てられなかったものが、もう少し高いものも建てられる、容積の大きな建物が建つのかなともちょっと想像しているんですけれども、そうしたところにそういう学習機能の、他都市なんかの事例を見ていただいて、そういう施設があってもいいのかなというのは、これはちょっと意見として申し上げさせていただきます。
次に、6ページなんですけれども、
テニスコートなんですね。これはやはり前々から、前回の委員会のときもお話ししたかもしれないんですけれども、北部の地域、特に麻生区は
テニスコート1面しかなくて、多摩区も2面しかないんですね。その多摩区の2面も、今は指定管理になってからは、1面がほぼほぼテニススクールに利用されて、一般の人が利用できるのが1面しかないということで、ここが
テニスコート4面できるという期待をテニスプレーヤーが持っていたんですけれども、それについてもう一度お聞きしたいんですけれども。
◎舘
経営企画課長 委員のおっしゃるとおり、川崎市の南部のいわゆる川崎、幸、中原区に比べまして、北部の地域のほうでは
テニスコートが少ないという現状、それからふれあいネットでの応募の倍率を見ても、北部についてはやはり大変高い状況にあります。地域の住民の皆様からも確かに
テニスコートに対する御要望というのは多くあったということについては十分把握をしているところでございます。
そうしたことも踏まえまして、今回、民間の整備エリアではあるんですけれども、そこに
テニスコートという条件を付して、特出しで
テニスコートの整備を行うことと位置づけたということについては御理解をいただければと思います。ただ、今回、
民間事業者に対してヒアリングをしてきた中で、どうしてもやっぱり民間で
テニスコートを運営していくとなると、収益性に課題があるという御意見があったものですから、今回、ただ、全部なくしてしまうんではなくて、
テニスコートは残すんですけれども、複数面というのはちょっと条件のほうを緩和させていただいたところです。
さらに、今回
用途地域を見直すことによって、その他の
スポーツ施設が建てられることになるんですけれども、その建てられる用地の面積を確保するためにも、一定程度、現状の条件の中から緩和をして面積をつくり出すために、
グラウンドについても、当初は2面の
公式サッカーグラウンドが入る面積としていたところを、1から2面というふうに緩和をしたのとあわせて、
テニスコートについても複数面からこの条件を緩和しています。ただ、この見直しによって、今回室内の整備、
屋内施設、屋内の
テニスコートというのも可能になりますので、そうすると、屋外ですと、天候が悪い場合には使えないといったこともあるんですが、もし仮に屋内の施設が整備されれば、天候にかかわらず利用できるという利点もありますし、また、事業者の提案によっては、複数面整備をしていただける提案もあり得ると考えておりますので、その点を御理解いただければと思います。
◆
木庭理香子 委員 今、面数は減らされるけれども、屋内用の施設をと考えていただいているということなので、そこは理解をしたいなと思います。ただ、やはり多摩
スポーツセンターのように、
民間事業者、要は指定管理のところがテニススクールをやることによって、固定で使われてしまうと、やはり利用のチャンスが減ってしまうので、そこはオープンしてからしばらくの間は利用状況、様子を見てほしい。事業者さんも収益が必要なので、もしかしたら、テニススクールという考え方もおありかもしれないんですけれども、やはり利用の応募状況を見て、1年間ぐらいはちょっとどのぐらい利用の希望があるのかというのを判断した後から、そういったスクールの考え方についても検討していただくように、これは要望で結構ですので、お願いしたいなと思います。
続いてなんですけれども、陳情144号の資料のほうなんですけれども、これはもちろん陳情にかかわってくるんですが、私たちの会派は、ずっと障害の方の
スポーツ施設の環境整備ということで、横浜市にあるラポールみたいな障害者の方が安心して使える
スポーツ施設を整備することを求めてきたんですね。ただ、今回この土地に関しては、
民間事業者さんの活力を活用してということもあったりとか、定期借地で20年更新で最大40年とか、そういう期限が設けられているとかということを考えると、なかなか公共施設の障害者用の
スポーツ施設をつくってくれというのはちょっと難しいのかなと私の個人的な感覚では思っているんですが、やはり障害者の
スポーツって、別に建物にかかわらないと思うんですね。例えばアンプティサッカーであったりとか、ブラインドサッカーであったりとか、そうした障害を持った方がやる
スポーツって幾らでもあるので、ここに書いてあるように、バリアフリー法にしっかりとのっとった
施設整備というのが、きのうもうちの岩隈委員が、やはり今川崎市は、オリパラ、パラムーブメントということで障害者の暮らしやすいまちづくりと言っておきながら、施設に、例えば点字のエスコートゾーンのところにマットが置いてあったりとか、そういった職員の方の意識感覚が非常に低いという指摘を岩隈委員がしていたんですけれども、そうしたことへの配慮というのは
民間事業者さんはどこまで考えていただくようにお話をされるんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 そうした点を十分踏まえまして、今回
民間事業者の選定に当たりましては、このバリアフリー法、それから福祉のまちづくり条例に沿った
施設整備ですとか、あるいは利用に当たっての人的な支援なども含めまして取り組みが進められるように、そうした取り組みに対する提案については、評価基準を設けまして、その評価をしていく中で、推進を図ってまいりたいと考えております。
◆
木庭理香子 委員 その評価基準を設けるのは皆さんだし、それを判断するのも皆さんだと思うんですけれども、その際には、ぜひ横浜市のラポールのような施設であったりとか、他都市の障害者施設も見に行っていただいて、どういう基準があるのが必要なのかとか、そういうものをしっかりと学んだ上で、基準を設けて評価をしていただきたいなと思います。
◆
勝又光江 委員 先ほど2ページ目のところの
住民説明会の話が出ていたんですけれども、聞くところによると、かなりの人数の方がいらっしゃって、70名を超えているんじゃないかとも聞いているんですけれども、その中で出た意見は、先ほど木庭委員から質問があって、3点ほど出ているんですけれども、それ以外のところで、例えば6ページにある
スポーツ広場のところに
クラブハウスができるとあるんですけれども、そこのところに、「更衣室、会議室や、ふれあい広場の
利用者等を含めて誰でも使用できるトイレ等を備えた
クラブハウス」となっているんですね。誰でも使用できるトイレというのは、これはいわゆる
上下水道局がつくる施設で利用する方たちも利用できるということでいいんですか。
◎舘
経営企画課長 おっしゃるとおりです。
◆
勝又光江 委員 それで、その上にある更衣室とか会議室というのも、その人たち以外にも使うことができると理解してもいいんですか。
◎舘
経営企画課長 今のところはそのように考えております。ただし、こちらは民間の整備エリア内に建築するものでありますので、無料ということにはならないと思うんですけれども、有料ではありますが、局の整備エリアのほうの利用者についても使えるようにしてまいりたいと考えております。
◆
勝又光江 委員 ありがとうございます。実は集会室が余り周りにない地域の方からは、ここを使って会議をしたいんだけれども、使えるんだろうかという声があったものですので、ちょっと確かめておきたいなと思いまして、ありがとうございます。
もう一つは、7ページにあるこの図なんですけれども、この図の中で、先ほど自動車とか歩行者等が入ってくる出入り口は3カ所、というようなことをおっしゃったような気がするんですけれども、この3カ所というのはどこを言うんでしょう。
◎舘
経営企画課長 下の図、出入り口については変更はございませんが、まず青色の局の整備エリアのところの左下といいますか、真ん中の下に出入口、自動車・歩行者等と丸で囲んであるところがございます。その右上に行っていただいたところに、こちらは歩行者の専用となりますけれども、出入口、丸で囲んだ歩行者等と書いてあるかと思うんですけれども、ふれあい広場という囲みの上のところです。こちらが2カ所目、3カ所目は、今度はこちらはオレンジの民間の整備エリアになりますけれども、一番左下のところに出入口、歩行者等とございます。この3カ所となります。
◆
勝又光江 委員 わかりました。3カ所というのは、出入り口、歩行者は3カ所なんですけれども、自動車については1カ所ですよね。そうすると、この生田62号線というところ、府中街道から生田62号線を通って駐車場に入っていくとなるわけですか。
◎舘
経営企画課長 そのように考えております。
◆
勝又光江 委員 地域の方が心配しているのは、ここの自動車が、その府中街道と生田62号線だけではなくて、その施設を取り囲む回りにも走っていけるような車道があるんですが、できればそこのところは使わないで、府中街道から生田62号線のみを使うような、そういうふうに配慮していただきたいという声があるんですけれども、この辺はどういう対応をされるんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 この間、交通管理者である警察ですとか、あと道路管理者との協議を重ねてきた中で、当初は、実は先ほど出入り口として申し上げた左下のところに自動車の出入り口を設けていたんですね。そうしましたら、皆さん、御承知と思いますけれども、この左側の浄水場沿いの生田3号線、こちらが幅員が狭いということで、こちらから車を入場させると、やはり渋滞ですとか、交通の便が悪くなるということで、これを真ん中の下のところに自動車の出入り口の変更をしたというものでございます。これは警察からも言われたんですけれども、この周辺の主要な車の幹線道路としてはやはり府中街道を考えているということで、こちらからより近い出入り口を設けるようにということで、こちらに今の現状予定している出入り口を設定したということでございます。
◆
勝又光江 委員 今の話では、部分的に移動したということなんですけれども、それ以外のところの、いわゆる外周のところを利用して車が回るということは、余り想定されていないんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 基本的には想定はしていないんですが、ただ、実際に運用していく中では、そうした車も出てくるとは思いますけれども、その場合には、状況を見ながら、今後、地域の住民の方々にも意見を伺いながら、道路管理者、警察との協議を行って、もし課題があれば、対策については対応してまいりたいと考えております。
◆
勝又光江 委員 よろしくお願いします。
あと陳情の144号についてなんですけれども、最後の8ページに今後のスケジュールが書かれていて、平成30年度の3月のところ。既にもう3月から公募が始まっているとも聞いているんですけれども、その公募をするに当たってなんですが、仕様書の中に、障害者
スポーツに対する配慮についての記述というのは文言として入っていますか。
◎舘
経営企画課長 先ほども少し申し上げたとおり、評価基準としていますので、公募要項の中にもバリアフリー法や福祉のまちづくり条例に沿った整備を行うということを条件として付しております。
◆
勝又光江 委員 応募者に、今おっしゃったように、障害者施設とか、障害者に対する理解を持っていただくということは必要だと私も本当に思いますので、この施設が障害者にとっても優しい施設だということがわかるようにしていただきたいと思っています。
きょう、
市民文化局の方も来ていると思います。ちょっとお聞きしたいんですけれども、この場所でないとしても、引き続き障害者
スポーツ施設について検討していくことがとても大事だと思うんですけれども、そのことについてどのように対応していくのか、伺います。
◎上野
市民文化局市民
スポーツ室担当課長 新たな障害者
スポーツセンター等の建設につきましては、当然場所ですとか、そういったことを考えますと、現状では、市内での建設というんですか、そこは厳しい状況かなと考えております。これまでお話しさせていただいた中では、既存の
スポーツセンター、各区に1
スポーツセンターがありますので、今の現状では、そこに障害のある方にも来ていただいて、
スポーツができる取り組みを進めております。今後もそういった取り組みをふやしていき、障害のある方が、
スポーツをやる方がどんどんふえてきて、そういった声を聞きながら、場所とかも当然ありますので、検討していきたいなと考えております。
◆
勝又光江 委員 現状が厳しいといえども、でも、ここの陳情者の方が言っておられるように、障害者
スポーツ、その他施設は、川崎ではなかなか厳しいと言いながらも、やっぱりお隣の東京でも、私たちも京都に視察に行ってきたんですけれども、見て、これはやっぱり必要だとすごく感じたんです。なかなか大変だということですけれども、必要だということは理解しているというのであれば、ぜひ前向きにというか、一層取り組みを強めていっていただきたいと要望しておきます。よろしくお願いします。
◆浜田昌利 委員 この資料3(1)−1の最初に、2ページのところで、最初に、木庭委員からも
住民説明会という、周辺町会の皆さんのときの
意見交換会のお話もありましたけれども、それから、さらにちょっとさかのぼって、平成24年5月のパブリックコメントの段階では、やはりそういう障害をお持ちの皆さんの
スポーツについての意見というのは何かあったんでしょうか。
◎竹本 経営管理部長 平成24年の基本方針の策定に当たって行いましたパブリックコメントでございますが、市民の憩いの場が欲しいといったような用途に関する意見ですとか、
スポーツができるような広場が欲しいといった意見、それから災害時にきちんと活用ができるような機能がほしいといったような意見ですとか、周辺環境への影響について配慮をしてほしいというような意見をいただいておりまして、特に障害者の施設についての意見というのは出ておりません。
◆浜田昌利 委員 わかりました。
では、今度4ページに行きまして、もともと現状は第二種
中高層住居専用地域なんですよね。そうすると、店舗、事務所については、1,500平米までという枠がはまっているというか、制限がついているんだなと思ったんですけれども、
用途地域を変更すると準
工業地域になって、そして、ただ、そうはいうものの、
地区計画の変更をかけると、店舗、事務所等というものの一定規模以下とついているんですよね。この一定規模以下というのは1,500平米までという意味ですか。
◎舘
経営企画課長 こちらは、これを1,500平方メートル以下と制限してしまいますと、今回
用途地域を見直して、
民間事業者の多様な提案というのが生かされないということになりますので、こちらについては、まず現状は公募をかける段階では、1万平方メートル以下という形で公募をかけまして、実際の
地区計画の決定に当たっては、提案内容に応じた見直しというのを検討してまいりたいと考えております。
◆浜田昌利 委員 ということは、ここで今、店舗とか事務所って、このエリアの中で言うと、
クラブハウスなのかなと。または
テニスコートのところが
屋内施設もいいと言ったので、それが当たるのかなと、そういうことなんですか。
◎舘
経営企画課長 クラブハウスですとか、あとその他の
スポーツ施設に併設された、例えば
スポーツを行う場合のグッズのショップですとか、あるいは終わった後に、
スポーツの後にちょっとした軽食、飲んだり、食べたりといったような、そうした軽食の場所だとか、そうしたものを想定しているところでございます。
◆浜田昌利 委員 わかりました。あと、高さ制限についても、現状は15メートル、それが準
工業地域になって20メートル、しかし、
地区計画で最高高さ15メートル、ただし、上下水道関連施設は20メートルだよということなので、だから、
クラブハウスとか、または
テニスコートも
屋内施設も可と言っていましたけれども、それも、でも、15メートルの高さ制限が適用されるんですよね。
◎舘
経営企画課長 おっしゃるとおりです。
◆浜田昌利 委員 そうしましたら、
民間事業者貸付エリアですから、民間の事業者さんがやるわけですから、採算性とかってあると思うんですけれども、やはり
グラウンドとか、
テニスコートとか、その他の
スポーツ施設というのは利用料金を決めてやるわけですよね。
◎舘
経営企画課長 そうですね。そこが前回もちょっと課題でもありましたので、民間の事業者の収益の確保ということで、一定の使用料金については取っていくという形になろうかと思います。
◆浜田昌利 委員 そうしますと、その一定の使用料金を取る場合に、例えばいろんな優遇策があるのかなと思うんですけれども、そのときに、例えば一般の方の利用料金の体系はこうだけれども、障害をお持ちの方が使う場合の利用料金はこうですよみたいな、そこに優遇するというか、その料金体系にするとか、そういうこともあり得るんでしょうか。
◎舘
経営企画課長 そちらは民間の運営となりますので、提案の内容次第だと思うんですけれども、そうした点の評価に当たっては、評価基準の中に盛り込んでおりますので、そうした取り組みがされるということを局としても期待しているところでございます。
◆浜田昌利 委員
市民文化局さんとしては、でも、そういう市民の方が利用するような施設で、料金の体系をつくる場合に、障害をお持ちの方に一定の配慮をするということは一応基本的には考えられていることではあるんですよね。
◎上野
市民文化局市民
スポーツ室担当課長
スポーツ施設というのには限りませんが、当然
スポーツセンターとかも障害のある方につきましては減免、無料であるとかはあります。団体利用についても多少、半額になったりとかはあります。あと、
スポーツ施設だけではなくて、公共施設については、障害のある方についてはそういう減免措置というのはあります。
◆浜田昌利 委員 わかりました。そうしましたら、ここについての考え方としては、特に障害者の方専用の施設とはならないんだなということですね。そういう余りたがをはめると、また
民間事業者さんの手がなかなか挙がらなかったとかということもあり得るのかなとちょっと思ったりしますけれども、しかしながら、いろんな配慮をされたというところも、先ほどそういったことを評価したいということでしたので、そんなことをよく明示していただいてというか、わかりやすくしていただいて、より多くの市民の皆さんのそういった要望に応えられるようにしていただきたいと思います。これは要望にしておきます。
◆斎藤伸志 委員 今、先ほど浜田委員の話の中で、企業施設の利用料金のこともありましたけれども、この
スポーツ広場の整備等を行う
民間事業者について公募を実施したが、不調に終わったというのはどういった理由ですか。
◎舘
経営企画課長 前回の不調の理由といたしましては、その後、
民間事業者へのヒアリングを通じて大きく3点ほどございました。1点は、公募から提案までの期間が、前回ちょっと短かったがために、社内での意思決定が間に合わないという意見。それから2点目としては、前回は1社のみの単独での提案という条件だったんですけれども、これだけ広大な土地ですので、やっぱり1社だけでここに参入するというのはなかなか難しいので、それを共同での提案、参画というのも認めてほしいというのがございました。3点目が、先ほど来出ているんですけれども、ここの賃借料が高額だということで、
民間事業者の収益性が確保できないという意見がございました。以上の3点が主な不調の理由と考えております。
◆斎藤伸志 委員 では、これはスケジュールでいきますと8ページの事業者選定が、今年度末から来年度にかけてとなっていますが、この期間というのは、どれぐらいの期間と考えているんですか。
◎舘
経営企画課長 前回は公募から提案書の提出までが2カ月ぐらいだったんですね。それを次回は、4カ月程度に延ばそうと考えております。
◆斎藤伸志 委員 今、4カ月延ばして、それでいろいろやれる等の話の中で、今回はこの事業者が決定しそうなのかというところをお願いします。
◎舘
経営企画課長 事業者が決定できるように向けて、この間、ヒアリングをずっと繰り返してきたり、公募の条件のほうの調整も行ってきておりますので、必ずということは言えないんですけれども、そうできるようにしていきたいと考えていますし、また、今回、先ほど申し上げた公告から提案書の提出までの期間を若干長くとっておりますので、初めてこの公告内容を見た事業者でも参加をしていただけると期待をしているところでございます。
◆斎藤伸志 委員 今度6ページなんですけれども、新しく改正された部分のところで、その他の
スポーツ施設等のこの部分のところで、「親和性のある施設の整備」というのは、具体的にどんなものですか。
◎舘
経営企画課長 先ほども少し申し上げたんですけれども、
スポーツ用品を売るショップですとか、あと
スポーツの後に汗を流すための温浴施設ですとか、それから先ほど申し上げた
スポーツの後に軽食をとったりする、そうした店舗などを想定しています。ただ、これについては、こちらが今想定している内容ですので、
民間事業者の提案によっては、もう少し多様なものも出てくる可能性はあるかと思うんですけれども、ただ、条件としては、やはり
スポーツとの親和性ということで、
スポーツに関連するものということで限定をさせていただこうと考えております。
◆斎藤伸志 委員 この中での検討されているところでは、障害者
スポーツに関する整備みたいなものというのは含まれてはいないんですね。
◎舘
経営企画課長 含まれていないわけではないので、
民間事業者さんのほうでそうした施設の整備を行っていただけるということであれば、それは可能だと考えております。
◆斎藤伸志 委員 市のほうからもどんどんそういうのを取り入れていってほしいということの要望はされているということですね。
◎舘
経営企画課長 要望としては、専用の施設ということではなくて、障害のあるなしにかかわらず、誰でもが安全で、また快適に利用できる、そういう施設としていただきたいということについては申し上げてきておりますし、また、公募条件にもしていきます。また、実際決まった事業者には、その後でも、そうした取り組みを続けていただけるように、働きかけは、引き続きしていきたいと考えております。
◆雨笠裕治 委員 多分公営企業ですから、発生主義の会計でやっているので、事業スキームについても、多分厳しいスキームで出したと思うんですよ。20年間で年間幾らずつの賃料なんですか。
◎舘
経営企画課長 賃料につきましても、前回の公募の段階では、ちょっと高額だということで、
民間事業者のほうで収益の確保が難しいという御意見がありました。前回は周辺の路線価ベースで貸付料を算定していたんですけれども、今回は局が整備しなければいけない局エリアの整備費用、それとその後の運営費用、維持管理費用、こちらを賄った上で、さらに長期的には一定の収益が確保できる金額ということで、前回よりは低い賃料に設定をしようと考えております。
◆雨笠裕治 委員 その当初の考え方と、それから変更して出していこうというスキームについて、後で資料でいいですから、いただけませんか。
○
廣田健一 委員長 では、資料提供をお願いします。
◆雨笠裕治 委員 それで、引き続きなんですが、今回の
地区計画の変更の関係で、これから住民の皆さん方にも縦覧をして都市計画手続の変更手続に入らなきゃいけないというんですけれども、例えば
地区計画が一番最終的な形の中で絞り込んで出していけるんですが、例えば準
工業地域の
地区計画、今の提案の中で、最初からこの高さ制限にしちゃったときに、やっぱり16メートル必要な建物なんだとか、そうなったときに、これがひとり歩きしちゃうとどうなのか。なぜかというと、これはせっかくの資産なわけですよね。資産で、そういうふうな維持管理を賄い、しかも収益を上げていくということであれば、あくまでも市の土地なんだから、この
地区計画の基本的な考えは持っていたとしても、例えばこれで準
工業地域に変えましたから、マンションを建てる事業者にやらせますなんていうことはあり得ない。だから、そこはフレキシブルに準
工業地域の規定の中なんだけれども、局としてはこういうふうな考えを持っていますよという中で、事業者の選定をしていかないと、これは確かにきれいですよ、住民に対して、住居を我々は建てませんよと。でも、例えばその中で、24時間フル稼働できるような
スポーツ施設とかであれば、そこに学生専用の例えば寮とか、そういうものを付加価値をつけることだってできると思うんですよ。そうすれば、学生がいれば、そこは昼は地震とかがあったときに、学生たちがそこの近所の方たちの対応をする本当の防災拠点になる。
クラブハウスだって、それ用に防災用の備えをするように事業者に、その分お金を出させて工夫させる。そういうことをやるためには、最初から準工の地域に
地区計画でこれだけぼんと制限しちゃうのはどうなのか。市が持っていれば、住宅、共同住宅だって、一般家庭用のものは除くとか、そういうふうな形での解釈だったり、もっと事業提案が広がると思うんですよ。かなり事業スキーム上、事業者に配慮したという話なんだけれども、それでも多分厳しいんだろうと思うんですね。
だから、そうすると、今努力して詰めてもらっているんだけれども、立ち消えになっちゃったら大変だから、例えばJVのくくりの仕方も、余りきつくしないで対応していかないと、これはまただめになっちゃったら大変になっちゃいますからね。そこのあたりは、これはもう意見・要望ですけれども、十分それはしんしゃくしていただきたいと思います。今、大詰めで一生懸命折衝していただいているんでしょうから、こういうふうな発表をされているんだろうと思いますけれども、ぜひそこは、
地区計画、市側の出し方の考え方がわかりました。このぐらい厳しく考えていると。でも、それじゃなくて、やっぱり今の事業提案に見合った形での
地区計画の考え方もあると思うんですよ。だから、そこを十分柔軟に考えていただきたい。
それから、陳情の関係ですけれども、これは
上下水道局に言うんじゃなくて、
市民文化局のほうなんですけれども、例えば、例えが悪いかもしれないけれども、水族館とか、美術館とか、動物園だったら、ほかの都市にあるものを見に行っていいですよ。でも、障害者の
スポーツ施設だけは、この川崎市に住んでいる障害を持っている人たちがほかのところで施設を借りるなんていうのは、もういいかげん恥ずかしいと思ったほうがいい。だから、それはしっかり局に帰って、悪いんだけれども、予算化の検討、それから議会としても各会派、これについて反対する人はいないと思う。だから、それはもう予算化に向けての検討に入る。多くの委員の気持ちはそうだということで、今担当の委員会じゃないけれども、ちょうどこの陳情に際してそういう話があったということは、局に持ち帰って共有してください。それだけお願いしておきます。
◆
木庭理香子 委員 もう1点、さっき聞き忘れたんですけれども、7ページの地図の右下のところで、今この左下に出入口、歩行者等と書いてあるところに接続している道も、この
上下水道局の管理している土地の外周道路と府中街道に結束する道路なんですが、ここの府中街道に接するところは右折用の信号がなく、きれいな形の四つ角ではなくて、要はかなり渋滞する道なんですよ。だから、そこにぶつからないようにということで、入り口は
ジョギングコースと書いてあるところの生田62号線と指定をしてあるんでしょうけれども、ここの生田62号線が府中街道にぶつかるところに信号はあるんですか。
◎舘
経営企画課長 いや、ここは信号は現行はございません。
◆
木庭理香子 委員 やはり今後、台数がかなり、100台近くあると思うんですけれども、そこの空間から一斉に出入りしたりすると、やはりそれなりの渋滞を生むと思うんですよ。それが嫌なために、またこっちのただでさえ混んでいる土淵という交差点のところに流れてしまうと、またその周辺住民の方に迷惑をかけるということも起こり得る。ここに信号があるので、なかなかちょっとここに信号というのは、道路管理者のほうが嫌がるかもしれないんですけれども、例えばそういったものの考え方について警察は何か意見を言っていましたか。
◎舘
経営企画課長 今、委員の御指摘は十分理解するところなんですが、実はここの先のところに信号が数年前に新たに設置がされているんですね。警察の話では、100メートル以内に信号というのが設置できないということがございましたので、こちらの新設というのは、今のところはちょっと難しいという御意見をいただいております。
◆
木庭理香子 委員 確かに警察は何百メートル以内にという信号の設置はかえって渋滞を生むであったりとか、あと滞留することで、その周辺の環境に悪影響を及ぼす、要はとまることによって排気ガスとかでその周辺に環境の影響を与えるということがあるので、今のお話はわかりました。でも、そこのこともしっかりと配慮に入れて、例えば入り口を2つに分けるとか、そういうこともちょっと考えたほうがいいのかなと思うんですよ。メーンはこっちなんだけれども、こっちの
クラブハウス側のほうからも出入りができるような、ツーパターンができるような、今変な話、よみうりランドがそういうふうにしていて、すごく渋滞をするときに、メーンは観覧車があるほうから出るようにはしているんですけれども、渋滞が激しいときは誘導して菅のほうから出るようなこともしている。積極的には勧めてはいないんですけれども、入り口を2つ設けていて、そちらからも出られるような形はとっているんですね。なので、やはり渋滞を生むことで、せっかくいいものをつくっても反感を生んでしまうのもいけない話ですし、使う方の、あそこは車が道路に出るのが大変なんだよとか、入るのが大変なんだよというイメージもないのかなと思うので、ちょっとそのあたりももう一度、まだ時間もありますので、検討していただくように、今後、改めて要望させていただきます。
◎舘
経営企画課長 今回のこの整備に当たりましては、中に駐車場を設けるんですけれども、そこに至るまでの中の通路、出入り口から駐車場までの敷地内通路については、十分な距離をとる、それを条件としていますので、外の周辺道路への渋滞の緩和のために中になるべく入っていただくという形は配慮としては考えているところでございます。
◎金子
上下水道事業管理者 まさに今、木庭委員の御指摘の点は、我々も大変懸念しているところでございまして、信号の離隔距離もあって、ただ、移設という手もあるんですね。ただ、最近ついた信号はどうも地元要望でついた信号ですので、それにはプラスマイナスいろいろ要素があると思うんです。その一つの大きな要素かなと。つけかえということで。かなり幅員もありますので、例えば右折帯がとれるのかなとか、そういう交通処理については、具体的に契約内容が固まった段階で、このアセスメント等もかかりますので、少し具体的な計画を見ながら、どう処理していくかというのは、やっぱり最終的に警察とも協議していくしかないのかなと思っておりますので、そこは十分対応を考えていきたいと思います。
◆
木庭理香子 委員 それで、1つ提案なんですけれども、土淵の交差点が右折信号があったりとか、そういうのではないんですが、結局右折する人たちが何が困るかって、歩行者であったりとか、対抗する車も困ることがあるので、歩車分離であったりとか、右折信号をつけてもらうとか、そういったこともちょっと検討に入れていただきますようお願いいたします。
◆井口真美 副委員長 2つだけ。1つは、今の交通の件に関しては、本当によく地元のことも聞いていただいて、ここは大変なところなので、それはもう御存じですから、お願いしたいと思います。
2つ済みません。1つは、
上下水道局が整備するこの部分なんですけれども、本当に公園がない地域なので、地元要望がすごいんですね。このスケジュールを見ると、アセスとか、
開発許可申請などは、事業者部分のみと理解していいのかしら。同時の開設でないとだめなのかしら。早くできないかと思うんですけれども。
◎舘
経営企画課長 今回の整備の全体の計画には、民間の整備エリアと、それから局の整備エリアを行き来できる施設内の通路というのもありますし、また、先ほどちょっと明確には説明していないんですが、
多目的広場につきましては、民間の提案内容ではこの配置位置についても変更は可能という形にしてございますので、今回は局の整備エリアも含めて、民間の事業者に一体として設計、施工をお願いしていく計画でいます。したがって、先ほど副委員長が言われた手続についても、一体として進めていかざるを得ないということは御理解をいただければと思います。
◆井口真美 副委員長 わかりました。それならそれで仕方ないし、全体を急げってなかなか言いがたいところなので、理解しましたが、よく住民の声は聞いていただきたいと思います。
最後もう1個。先ほど斎藤(伸)委員や勝又委員も言われたんですけれども、公募が既に3月中にされると一般質問で言われていました。なので、既に仕様書はもうでき上がっているということですよね。何を懸念するかというと、障害者の仕様になるような、加点をするとかという御答弁がありましたけれども、バリアフリー法とか、福祉のまちづくり条例に従うのは当然のことであって、それ以上に障害者のための仕様にするだとか、障害者に配慮するということについて仕様書の中にあるのかと。それが加点になるのかと。法律や条例に基づくのは当たり前だから、別に加点なんかなるわけがなくて、それ以上に障害者に配慮をする何かを求めているから加点になるのかということを伺いたいのが1つ。
先ほど御答弁で、さらにこれからもと言われますけれども、それは今、ここで御答弁があったことで担保されて、きちんと事業者に対して、これからも障害者のための何らかの配慮をするようなものになっていくのか。どうそれが担保されるのか、というこの2点を聞きたいんですが、いかがでしょうか。
◎舘
経営企画課長 条件としては、バリアフリー法や福祉のまちづくり条例に留意することという条件は付してございます。少なくともこの
クラブハウスに設ける誰でも使用できるトイレについては、これはいわゆる努力義務規定の基準を満たす仕様としていただくとともに、そこに至る経路につきましても、少なくとも、先ほど申し上げた3カ所の出入り口の1カ所から
クラブハウスに通ずるまでの施設内の通路については、条例の努力義務規定を満たす仕様にしていただくように、これが条件として付してございます。それ以上の仕様がされるかどうかというのは、これは
民間事業者の提案ということになりますので、ただ、何度も申し上げていますが、加点の評価基準には設けておりますので、その中で適切に判断をしてまいりたいと思います。
また、先ほど申し上げたとおり、
民間事業者が決定した後についても、引き続き全ての人が安全で快適に利用いただけるように、積極的に働きかけをしてまいりたいと考えております。
◆井口真美 副委員長 まさに言われたとおり、これは
民間事業者の提案なので、
民間事業者さんが障害者
スポーツをどう考えるかということは、それは自由なわけですから、もしかすると、案外すごいいいのをつくってくれるかもしれないわけですから、そこは、こちらから、本市はそういうのをつくる今状況じゃないからいいよ、みたいなことをする必要はなくて、まさにきょうのこの議論を受けていただいて、
民間事業者さんの障害者
スポーツに対する理解をどう深めるかということについては、ここで発露していただきたいということを私はぜひ
民間事業者に伝えていただきたいと思うし、それはまさに自由度があるわけですから、そこはしっかりと、今おっしゃられたような中身で事業者に伝えていただきたいということは強く申し上げておきたいと思います。
○
廣田健一 委員長 ほかに質疑、意見・要望等がなければ、陳情第144号の取り扱いについて御意見をお願いしたいと思います。
◆坂本茂 委員 いろいろお話があったんで、その立場を説明する前に、ちょっとこれは要望とだけでちょっとしておきますけれども、やっぱり基本として、この陳情144号について、本来でしたら、その趣旨を十分に酌み取りたいなと思うぐらいのことなんですね。というのは、オリパラを控えた中で、我々の行政が公募をかけてやるわけですから、いろんな施設をつくるときに、公募をする場合というのは、本市はいろいろな仕様条件というか、さまざまなものをつけ加えて公募しているわけですね。ですから、こうしたことを前にして、これだけの施設を新たにつくるということ、そこには、やはり陳情者の願意を十分に酌み取りながら、物事をこの後もしっかりと庁内で検討していただきたい。今、できる範囲で一生懸命努力しているというのは、答弁の中でいろいろ感じることができましたけれども、管理者、もうちょっと踏み込んで、やっぱりオリパラを前にして新たにできるこの中で、恥ずかしくないという言い方はちょっと使いたくない表現なんですけれども、この辺をしっかりと捉えて、将来にわたって川崎市が先駆的なこの施設をこの時期にやっていくんだというその姿勢を感じるような、ぜひ議論を継続していただきたいと思います。
その上で、年度末でこれは審議未了になっていっちゃうかなと思いながら、ただ、これは継続して行政の中で引き続きやっていただけるということを期待して、この陳情144号については継続審査でお願いしたいと思います。
◆浜田昌利 委員 陳情の要旨の中にも、障害者
スポーツ、文化施設、長年の要望だったという大きな話も入っていまして、また、井田の施設のことについての御指摘などもあって、大きなことがあるんですけれども、結論としては、陳情のことについては、今、坂本委員がおっしゃったように、継続でと思います。
◆雨笠裕治 委員 今回の事業スキームでは、残念ながら障害者
スポーツ施設を建設していくことは不可能だと思います。ただ、気持ちはわかりますし、先ほど一部申し上げましたけれども、本来、障害者の
スポーツ施設は、こういうスキームではなくて、行政が当然のこととして、当然の権利としてこれを建てることが妥当だと思いますね。そちらは我々も今後とも力を尽くしていきますが、今回、この事業者のみでは厳しいので、この気持ちを生かして継続ということで対応させていただければと思います。
◆
勝又光江 委員 やりとりの中で、
民間事業者がどんなものをつくるかというのは、今公募をかけているところということもあり、何をつくるかはまだわかっていませんが、障害者
スポーツ施設についてもまだわかっていいないという含みを持って、継続でお願いしたいと思います。
◆
小田理恵子 委員 行政のほうのお話で大体の状況は理解しましたし、本件については、このような形でやるしかないのかなという形には思いました。ただ、やはり今回の議会での議論なども見ていますと、川崎市の障害者施策ですとか、多様性に対する考え方って、やっぱりもっとビジョンですとか、本当の意味でそれをどうやってなし遂げていくのかということに関しては、まだまだ浸透していない部分というのがあるのではないかなというのはすごく感じているところです。
今後、これをやるに当たっても、実際、どういう形で提案がなされるのかわからないんですけれども、できた後の運営を含めてしっかり見ていってほしいなと思います。それも踏まえて継続ということでお願いします。
◆添田勝 委員 今、採算性というところの話が出た中で、確かにそこを重視すると、やはり障害者の方に配慮してというのはなかなか簡単じゃないということになってきちゃうので、収益的視点か、福祉的視点かという中で、やはり障害者の方に配慮してとなると、割と福祉的視点。その要素は強くなってくるので、この事業スキームでは厳しいと言っていましたが、僕もそこは同感でして、それで見ると、また違う発想で障害者の方に対しては機会をふやしていくという中では、この事業とはまたちょっと違う話になっていくのかなという気もしていて、例えば逆に今オリパラという中で、障害者
スポーツは投資する企業とかがふえてきているということで、障害者に配慮したそういう機能を有するまた別のものを考えていくという中で、そういうところに、例えばネーミングライツというものですけれども、そういう応援してくれるスポンサー企業とかを集めたりとか、また違う形で配慮をしていく必要があるかなと思います。これについては、これはこれでやはり進めていくべきなのかなと思うので、見守っていくということで、継続でお願いします。
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「陳情第144号
生田浄水場用地に
障害者スポーツ文化施設を建設し有効活用する陳情」につきましては、継続審査とすることに御異議ございませんか。
( 異議なし )
○
廣田健一 委員長 それでは、本件は継続審査といたします。
以上で陳情第144号及び
上下水道局関係の「「
生田浄水場用地の
有効利用に関する
整備計画」の見直しについて」の報告を終わります。
傍聴者の方、本件は以上のとおりでございます。本件のみの傍聴でありましたら、どうぞ御退席ください。お疲れさまでした。
( 傍聴者退室 )
○
廣田健一 委員長 ここで理事者の交代をお願いいたします。
( 理事者交代 )
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 ここで5分間ほどトイレ休憩にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
午前11時37分休憩
午前11時40分再開
○
廣田健一 委員長 次に、交通局関係の議案の審査として、「議案第19号 川崎市
乗合自動車乗車料条例の一部を改正する条例の制定について」の報告を受けます。
理事者の方、特に
補足説明はございますか。
◎邉見 交通局長 おはようございます。
補足説明はございませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
◆
木庭理香子 委員 1点だけお聞きしたいんですが、この消費税が値上げされたのはもう随分前のことだと思うんですけれども、その際に上げずに今上げるというわけではないですか。現行の運賃が今の金額になったのはいつからですか。
◎藤平 経営企画課担当課長 消費税の転嫁による料金の値上げについては、平成26年4月1日になっております。
◎篠原 企画管理部長 今答えたのは消費税の上乗せ分のみの改定なんですが、本改定は、川崎市では平成7年3月で、24年ぶりになります。
◆
木庭理香子 委員 そういう過去の経緯も含めて値上げするのは、私は妥当なんじゃないのかなと思っています。
◆
勝又光江 委員 今回の条例の改正で、ことしの10月からの消費税の引き上げに伴う改定とあわせて乗車料金を値上げするという、この2つのことが言われているわけですけれども、ほかの施策とあわせて総額で3億円という値上げになるわけです。この一人一人は10円の値上げとか、定期代が上がるとかという部分もあるんですけれども、総額で3億円という、これが市民負担になるということになるわけですし、今、特に年金が下がり続けていて、実質賃金も下がっているという状況の中で、こんなに暮らしが大変なときに、特に消費税も引き上げられるということで、ほかの衣料品なんかも、特に今食料品も3月1日から値上げがされているという、そういうラッシュが続いているわけです。
バスを利用されている方というのは、お年寄りとか、学生とか、所得の少ない人というのが比較的多くて、わずかな年金で生活している人たちも、病院に行くのにバスを利用という方が結構たくさんいらっしゃって、本当にバスを利用している方たちからしてみれば、10円といえども、やっぱり毎日のことですので、大変な状況になるんじゃないかなということを思うわけです。さっき言ったように、消費税も10%に引き上げられるということで、生活も暮らしも今よりもさらに大変になる状況でこういうことが出てきたということですので、この3億円を市民負担にするという、そのことの理由について、報告の中でも聞いているんですけれども、改めてお聞きしたいと思います。
◎藤平 経営企画課担当課長 御負担3億円というか、今後の市バス事業の運営に必要となる主な経費ということで、バス車両の更新の増加とか、営業所の建てかえの整備がございまして、今後、資金需要がかなり多く見込まれることから、今回料金の改定をお願いしているものでございます。
◆
勝又光江 委員 確かに3億円以外にも、人件費を切り詰めたりとか、そういういろんな努力をしているという中での3億円ということはわかりましたが、引き上げの理由や状況について、今の答弁はちょっと短過ぎるような気がするんです。報告の中で一応聞いているということもあるんですが、委員会でもう少し具体的に言っていただきたかった。
それで、これまで消費税の引き上げがあって、先ほども話がありましたけれども、平成7年3月1日の改定以来、24年7カ月ぶりの改定になるんですけれども、この改定について、どうしても市民負担にしなきゃいけないのか、それ以外の方法は考えられなかったのかなと。多分かなり努力して、いろんなことをしているけれども、ということは私も今回に限らず、ずっと交通局のほうからはいろいろと聞いているんです。努力しているけれどもと言っているんですけれども、何かほかの方法でできなかったのかなということを感じているところなんです。
1つお聞きしたいのは、川崎市バス事業経営戦略プログラム案の中の第6章のところに計画期間中の財政収支計画というのがありまして、そこの一般会計の繰入金というのを見させていただきました。2019年度から3年間にかけてはひとり親家庭支援に係るバス特別乗車証の交付の事業の見直しの影響もあり、2019年度においては11億3,000万円、2020年度が10億5,000万円、2021年度が9億5,000万円と一般会計繰入金は減っていて、2022年度からは8億9,000万円とこの数字がずっと続いていくわけです。2019年度以前を含めてこれまでに一般会計からの繰り入れが一番多かった額とその理由について伺います。
◎茂木
経営企画課長 まず補助金でございますけれども、今、委員がおっしゃった来年度、収支見通しにおける平成31年度におきましては、経営安定化補助金と、あといわゆる行政路線、路線に対する公共負担の一般会計補助が11.3億円でございます。一番多かった時期、過去20年で振り返らせていただきますけれども、過去20年で一番多かった時期は約18億円弱となっています。その構成は、経営安定化補助ですとか、路線の補助が入って推移しているものでございます。まずは数字については以上でございます。
◆
勝又光江 委員 20年間でいうと、18億円というのが一番多かったということなんですね。そうすると、それは敬老パスの見直しが入っている数字になりますか。
◎篠原 企画管理部長 今質問のありました経営安定化補助金は、平成16年のときに高齢者施策の見直しがあり、私たちの経営に影響があるということで、4年間の限定で経営安定化補助金を一般会計から繰り入れていただいたという形になります。ただ、この期間中、私たちも経営の改善を行いまして、最初は5年間の予定だったんですが、1年前倒して、4年間に縮小して経営安定化補助金が一応終わっているという形になります。
◆
勝又光江 委員 5年間を前倒しして4年間でということなんですが、4年間で総額でお幾らになるんですか。
◎篠原 企画管理部長 経営安定化の補助金は合計で約13億円になります。
◆
勝又光江 委員 敬老パスだとか、今回の見直しではなくて、いわゆる政策路線の維持のみで一般会計から繰り入れた額で、一番多かった金額とか年度がわかれば。
◎茂木
経営企画課長 今の路線に関する補助で一番多かった年度につきましては、平成13年度の17億6,000万円です。
◆
勝又光江 委員 もともと多かったときの話を今お聞きしたのは、一般会計から17億6,000万円入っていたときもあるわけですね。いわゆる政策路線の補助などにということで。ということで、それがこの間ずっと減り続けてきて8億9,000万円となってしまったんですけれども、であれば、一般会計からの繰り入れはなぜこんなに減ったんですか。
◎茂木
経営企画課長 この平成13年のときは、まだ営業所管理委託という手法をとっておりませんで、全ての営業所を直営でやっておりました。平成19年、20年にかけて管理委託に取り組み、平成20年から本格的に管理委託を導入したことで、全体として費用が減ってきたことで、一般会計の負担も減っている。そんなような状況です。
◆
勝又光江 委員 いずれにしても17億6,000万円入っていた時期があって、どんどん減っていって、今8億9,000万円と言われているんですけれども、そうすると、その差額の金額を繰り入れて、市民負担とならないように、いわゆる今回8億9,000万円ですけれども、もともとあった一般財源からの繰り入れ、その金額の差を縮めてでもここに繰り入れて、市民負担とならないように、今までも頑張ってきているとはいえ、やっぱりそのところを追求していただきたいということを要望しておきたいと思います。
○
廣田健一 委員長 ほかに質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
◆
勝又光江 委員 態度表明させていただきます。
そもそもこの議案は、消費税の引き上げを見込んでいることと、さらに3億円の市民負担を押しつけるということですので、この議案には私たちは賛成できないことを表明しておきます。
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第19号 川崎市
乗合自動車乗車料条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 次に、「議案第20号 川崎市
貸切自動車条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から特に
補足説明等はございましょうか。
◎邉見 交通局長
補足説明はございませんので、どうぞよろしくお願いします。
○
廣田健一 委員長 それでは、質疑がありましたらお願いいたします。また、意見・要望等がございましたら、あわせてお願いいたします。
( なし )
○
廣田健一 委員長 特に質疑、意見・要望がなければ採決に入りますが、よろしいでしょうか。
◆
勝又光江 委員 この議案は、消費税の引き上げに伴い、貸切自動車の運賃及び料金を値上げるための条例の改正です。私たちは消費税の
引き上げ自体に反対の立場から、この議案には賛成できません。
○
廣田健一 委員長 それでは、採決に入ります。「議案第20号 川崎市
貸切自動車条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を願います。
( 賛成多数 )
○
廣田健一 委員長 挙手多数です。よって、本件は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
それでは、理事者の退室をお願いいたします。
( 理事者退室 )
─────────────────────────
○
廣田健一 委員長 その他として、委員の皆様から何かございますか。
( なし )
○
廣田健一 委員長 なければ、以上で本日の
環境委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午前11時55分閉会...