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  1. 千葉市議会 2009-03-17
    平成21年度予算審査特別委員会(第2日目) 本文 開催日: 2009-03-17


    取得元: 千葉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-28
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午後3時40分開議 ◯委員長西巻義通君) ただいまから予算審査特別委員会を開きます。  出席議員は54名、委員会は成立いたしております。  本日の審査日程につきましては、お手元配付のとおりでございます。  それでは、議案第8号から第26号までの19議案について、分科会報告意見表明、採決を行います。  分科会報告につきましては、お手元配付のとおりでございます。          ────────────────────────── 2 ◯委員長西巻義通君) 意見表明通告が参っておりますので、通告順に従いお願いいたします。川岸俊洋委員。 3 ◯委員川岸俊洋君) 公明党千葉市議会議員団を代表いたしまして、平成21年度予算案賛成立場から意見表明を行います。  新年度予算案を審議するに当たりましては、市長提案理由説明、我が会派代表質疑に対する答弁、さらには予算審査特別委員会分科会における審議等を通じ、各種施策内容を慎重に検討するとともに、市民生活を守り、質的な向上に向けて施策がどのように予算に反映されているか等について総合的に検討いたしました。  その結果、新年度予算は、厳しい財政状況の中、市債活用基金借り入れが増大するものの、厳しい経済情勢にさらされている市民生活に配慮し、景気対策雇用対策中小企業支援などの拡充、そして少子高齢社会への対応などを初めとする市民生活に密着した施策への取り組みを積極的に展開され、さらに、市民意見要望を集約した我が会派平成21年度予算編成に関する要望に対しての取り組みも確認できることから、新年度予算案を評価すべきものと判断いたしました。なお、新年度には、平成22年度からスタートする新たな財政健全化プラン策定するとのことであり、策定に当たっては、公債費負担適正化見直し基金借入金返済計画策定などを行うとともに、そうしたものに的確に対応し、そして自立し、持続可能で透明な財政運営を目指し、より一層の財政健全化への取り組みを強めていただくよう要望いたします。  以上、公明党千葉市議会議員団を代表しての意見表明といたします。 4 ◯委員長西巻義通君) 次に願います。常賀かづ子委員。 5 ◯委員(常賀かづ子君) 市民ネットワークを代表して、平成21年度予算議案中、第8号、第12号、第19号、第21号、第23号及び第26号に反対立場から意見表明を行います。  新年度予算は、一般会計で前年度比4.3%増になったものの、景気後退影響により市税収入は過去最大減収となり、収支不足対応するため、市債発行基金からの借り入れなど、今まで以上に借金に依存せざるを得ない深刻な財政状況です。市債発行は抑制が効かず、公債費負担適正化計画目標350億円を上回る400億円となりました。さらに、市債管理基金から過去最大の70億円を借り入れるなど、各種基金などの臨時的財源も底をついている状態です。  このような厳しい財政状況下での予算編成に当たっては、94万市民安心して暮らせる身近な福祉を優先すべきですが、新年度不要不急事業多額事業費が計上され、さらに将来世代への負担を増大させる予算となっており、認定するわけにはいきません。  蘇我スポーツ公園整備事業は、21年度から2カ年で用地費31億円、施設整備費12億円をかけ、テニスコートを整備するとのことですが、財政厳しいこの時期に整備する緊急性は全く思い当たらず、事業の凍結を求めます。  西口再開発事業は、A棟ビル建設特定建築者制度を導入したものの、手を挙げる事業者があらわれず、先の見えない状況になりました。また、千葉黒砂台線はいまだ開通せず、地権者との交渉も暗礁に乗り上げたままであり、早急に計画の変更が必要です。  弁天地区複合施設整備は、平成年度土地開発公社が先行取得した土地を市の複合施設用地として16億円で再取得するものですが、そもそも、当初の購入目的も不透明です。利活用については庁内で検討されたとのことですが、子どもルームや保育園、シルバー人材センターなど、今ある場所でも十分機能しているわけで、この場所に移転する理由が納得できません。財政状況が厳しいときでもあり、用地購入には反対するものです。  水道事業は、第3次拡張計画水源費187億円の負担は重く、一般会計から多額補助金を繰り入れており……
    6 ◯委員長西巻義通君) 残り30秒です。 7 ◯委員(常賀かづ子君)(続)企業債残高も年々ふえています。また、区域内給水人口は21年度4万6,573人、計画人口6万6,000人に達していない状況であり、事業必要性コスト面など十分議論し、根本的な見直しを求めます。  以上、不要不急事業見直し福祉優先予算に転換することを求め、意見表明とします。 8 ◯委員長西巻義通君) 次にお願いします。納元政幸委員。 9 ◯委員(納元政幸君) 新政ちばの納元政幸でございます。会派を代表いたしまして、平成21年度予算案賛成立場から意見表明を行います。  新年度予算案につきましては、市長提案理由説明予算審査特別委員会審議等を通じ、市政運営予算編成の基本的な考え方、各種施策内容を慎重かつ詳細に検討してまいりました。  その結果、市税収入が大幅な減収となる中で、土地売払収入など臨時的な財源活用も多くを望めないなど、引き続き厳しい財政状況にありながらも、地方財政対策としての臨時財政対策債の増額や市債管理基金からの借り入れ、また徹底した事務事業見直し等により、当初見込まれました224億円もの収支不足対応されました。市債管理基金からの新たな借り入れに若干の懸念はありますが、その一方で、財政構造面では2年連続で市債残高を減額し、将来の財政負担の軽減に努められるなど、財政健全化への配慮が感じられますとともに、4.3%の伸び率となったこの予算案は、景気回復市民生活に配慮した積極型の予算案であると言えます。  また、施策面では、我が会派がかねてより要望してまいりました環境問題や高齢者施策子育て支援策など、市民福祉充実地域経済活性化策などの分野で事業拡充に努めるとともに、社会経済情勢に的確に対応しつつ、市民生活向上に向けた施策がバランスよく盛り込まれております。  今後も、地方分権時代にふさわしい簡素で効率的な行財政運営を行うとともに、市民が将来にわたって夢と希望を持ち、安全で安心して暮らせる都市実現を目指し市政運営に当たられますようお願いをいたしまして、新政ちばを代表いたしましての意見表明といたします。 10 ◯委員長西巻義通君) 次に願います。盛田眞弓委員。 11 ◯委員盛田眞弓君) 日本共産党千葉市議団を代表して、2009年度予算反対立場での意見表明を行います。  新年度予算は、第1に、国の新自由主義構造改革をそのまま受け入れ、市民生活悪化を食いとめる予算ではありません。第2に、引き続く大型開発を見直さず、市民福祉雇用中小企業を温める予算になっていません。第3に、政令市ワースト1の財政危機責任を認めず、財政民主化が行われていません。第4に、市民の苦しみにこたえず、増税への道を認める予算です。以上の4点から、新年度予算反対するものです。  国の構造改革影響で、新年度は70億円、補正で50億円の法人市民税等が大幅に落ち込み、これまで経験したことのない財政状況になっています。新年度予算は、一般会計が3,350億円で前年度比4.3%の増ですが、市税においては過去最大の70億円の減収です。また、220億円の歳入不足について、市債管理基金から70億円の過去最大借り入れを行う予算です。将来負担比率政令市ワースト1で、実質公債費比率政令市ワースト2であり、借金依存予算は認められません。国直轄公共事業全額国費で投入する方向で検討中ですが、千葉市においては国直轄事業負担金について、これまで国の提示額をそのまま負担しており、改善、改革を求める姿勢がありません。また、県支出金政令市移行から不当とも言える少ない支出で、市民一人当たり8,044円で、政令市最下位です。同じ政令市の新潟市の1万5,120円に比べても問題になりません。国や千葉県との財政あり方を抜本的に見直すべきです。市民負担を増大させる消費税増税に道を開く定額給付金のような一過性対策ではなくて、雇用確保社会保障充実購買力の拡大など、恒久的な施策対応をする予算にするべきです。市民が望んでいるのは、学校、保育所耐震化であり、保育所運営を市場任せにせず、公的サービスを保障して待機児童を解消することです。社会福祉協議会介護事業市民にとって欠かせない事業であり、赤字を理由にした撤退は認められません。  全国の首長が必死になって雇用問題に取り組んでいるのに、国の動向を見守るだけでは市民生活を守れません。100年に一度と言われる経済不況のもとで、市民の深刻な生活を温める予算になっていません。 12 ◯委員長西巻義通君) 残り30秒です。 13 ◯委員盛田眞弓君)(続)市民本位予算に転換するよう求めて、日本共産党千葉市議団意見表明といたします。 14 ◯委員長西巻義通君) 次に願います。山浦衛委員。 15 ◯委員山浦 衛君) 民主党千葉市議会議員団山浦衛です。会派を代表しまして、平成21年度一般会計予算案公共用地取得事業特別会計予算案反対立場から意見表明を行います。  本年度予算編成に当たっては、次の2点を十分に配慮した予算でなければなりません。政令市でも、財政状況ワースト1、2を争う本市にあっては、財政健全化が急務であります。一方、市民満足度の得られる施策を実行していかなければなりません。この観点から、深刻な世界同時不況の中で、市税の過去最大級減収といえども、最低限、財政健全化計画の遵守が必要です。本予算は、市債発行を350億円に抑えるべきところ、400億円の市債発行をし、計画を50億円も上回る大きな問題を残しております。と同時に、市債管理基金から70億円もの本来目的から外れた借り入れを行いました。言うなれば、合計120億円にも上る健全化計画に反する借金の増大です。これは全く認めることができません。  徹底して無駄を省き、不要不急支出を抑える予算になっているのでしょうか。蘇我スポーツ公園整備都市モノレール延伸を初めとし、多くの見直しや先送り、さらには中止の必要があります。市民満足度を得るために、福祉教育に配慮した予算編成となっているのか、障害者に優しく手を差し伸べる各種福祉手当支給となってはいません。また、必要とされる臨時雇用創出においても不十分なものです。さらに、成年後見制度利用支援事業自殺対策等施策において、弱者を救済するという思いやりのある予算とはなっていません。また、地域活性化取り組み、将来を担う子供たちを育成する観点での教育予算が毎年削られている状況は看過できません。  弁天地区複合施設整備事業につきましては、行政あり方行政姿勢という観点から看過できない問題を含んでいます。公社保有地取得自体はやむを得ないとするものの、16億円もの再取得をするに当たっては、当然のごとく再取得後の計画がなされていなければなりません。今回の事業内容については、市民に対する説明責任の放棄という以上に、無責任行政であり、我が会派としては看過できません。 16 ◯委員長西巻義通君) 残り30秒です。 17 ◯委員山浦 衛君)(続)議会で、地域当該地活用を検討した上で、改めて提出すべき案件であります。  以上、民主党千葉市議会議員団意見表明といたします。 18 ◯委員長西巻義通君) 続いてお願いします。向後保雄委員。 19 ◯委員向後保雄君) 自由民主党千葉市議会議員団向後保雄でございます。会派を代表いたしまして、平成21年度予算議案賛成立場から意見表明を申し上げます。  今回提案されております新年度予算案につきましては、市長提案理由説明、我が会派代表質疑に対する答弁、さらに、予算審査特別委員会における分科会での審議等を通じまして、慎重かつ詳細に検討してまいりました。  その結果、新年度予算案は、夢と誇りが持てる安全・安心まちづくり目標に、市民要望などを可能な限り反映しながら、各種施策推進することを目指したものであり、加えて、我が会派が昨年9月に提出しました要望書基本姿勢とおおむね一致していることが確認できたところであります。  その主な内容を申し上げますと、行政改革推進と第2次5か年計画推進基本方針とした上で、引き続き、千葉市らしさの確立や安全・安心まちづくりなど、12のまちづくりの大切な視点を踏まえて施策充実に取り組むなど、限られた財源を重点的、効率的に配分することに努め、市民生活質的向上に配慮した予算であると評価するものであります。また、かつてない厳しい財政状況が見込まれた中、可能な限りの財源確保に努めるとともに、最終年次となる新行政改革推進計画財政健全化プランに基づき、徹底した事務事業見直しによる経費の節減合理化を図るほか、市債を抑制し、2年続けて市債残高を減額するなど、将来を見据えた財政運営への取り組みが認められます。  これらの多くの御努力に敬意を表するとともに、鶴岡市政の総決算となる平成21年度予算議案に対しまして賛意を表するものであります。  今後も、鶴岡市長を初め、執行部の方々には、郷土千葉市が大都市として持続的に発展し、94万市民のより豊かな暮らしの実現に向け、努力されるようお願いいたしまして、自由民主党千葉市議会議員団意見表明といたします。 20 ◯委員長西巻義通君) 以上で、意見表明を終わります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案のうち、議案第9号、第10号、第13号から第18号まで、第20号、第22号、第24号、及び第25号の12議案原案のとおり可決することに御異議ございませんか。               [「異議なし」と呼ぶ者あり] 21 ◯委員長西巻義通君) 御異議ないものと認め、原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第11号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                  [賛成者起立] 22 ◯委員長西巻義通君) 起立多数、よって原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第12号、第19号、及び第26号の3議案原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                  [賛成者起立] 23 ◯委員長西巻義通君) 起立多数、よって原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第23号を原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                  [賛成者起立] 24 ◯委員長西巻義通君) 起立多数、よって原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。議案第8号、及び第21号の2議案原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。                  [賛成者起立] 25 ◯委員長西巻義通君) 起立多数、よって原案のとおり可決されました。  以上をもちまして、予算審査特別委員会を終了いたします。  長期間、慎重審査、ありがとうございました。                午後4時0分散会          ──────────────────────────    千葉市議会委員会条例第29条の規定により署名する。      予算審査特別委員長  西 巻 義 通 Copyright © Chiba City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...